JP6628245B2 - アルミニウム導体ケーブルの端末接続部 - Google Patents

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Description

本発明は、アルミニウム導体ケーブルの端末接続部に関する。
一般に、電力ケーブルの終端接続部においては、導体接続端子を介して、内部導体(導体引出棒)とケーブル導体が電気的に接続される。また、電力ケーブルの中間接続部においては、導体接続管(スリーブ)を介して、ケーブル導体同士が電気的に接続される。ケーブル導体が銅の場合、ケーブル導体と導体接続部材(導体接続端子、導体接続管)とは、例えば圧縮によって容易に接続することができ、良好な電気的接続が確保される。
近年では、銅導体よりも安価で軽量なアルミニウム導体を有する電力ケーブルが実用化されている(以下「アルミニウム導体ケーブル」と称する)。アルミニウムは、銅に比較して、表面に酸化被膜が形成されやすいという性質を有する。アルミニウム導体と導体接続部材との間に酸化被膜が介在すると接触抵抗が上昇するため、終端接続部や中間接続部等のケーブル端末接続部においては、アルミニウム導体と導体接続部材との導通を確保するための対策が必要となる。
例えば、特許文献1では、アルミニウム導体と導体接続部材(スリーブ)とを圧縮接続するとともに、ボルトを締め込むことにより、導通が確保されている。また、特許文献1には、アルミニウム導体の表面に酸化被膜が経時的に形成されるのを防止するために、アルミニウム導体と導体接続部材との間に導電性の酸化防止剤層(コンパウンド層)を介在させてもよいことが開示されている。特許文献1において、導体接続部材(スリーブ)は、アルミニウム又は銅で形成されている。
また、アルミニウム導体を有する小径の被覆電線用の圧着端子においては、芯線部分(アルミニウム導体)を把持するワイヤーバレル部の内面に、セレーションと呼ばれる凹凸形状の係止部を有するものが提案されている(例えば特許文献2)。セレーションのエッジが芯線に食い込むことにより、芯線の表面に形成された酸化被膜が破壊されるため、容易に良好な導通が得られる。また、芯線と圧着端子との接触面積が増えるため、圧着強度が向上する。アルミニウム導体を有する電力ケーブルの端末接続部においても、導体接続部材の内面にセレーションを設けることにより、機械的強度は向上すると考えられる。
特開2014−167848号公報 特開2014−164886号公報
しかしながら、アルミニウムからなるセレーション付きの導体接続部材をアルミニウム導体ケーブルに適用する場合、導体接続部材とアルミニウム導体を圧縮接続する際に、セレーションが潰れて、所望の機械的強度が得られない虞がある。所望の機械的強度を確保するためには、圧縮長を長くすればよいが、銅導体ケーブル(銅導体を有する電力ケーブル)の端末接続部に比べて、端末接続部の全長が長くなるため、コンパクト化が要求される。
一方、銅からなるセレーション付きの導体接続部材をアルミニウム導体ケーブルに適用する場合、製造段階では所望の機械的強度を得ることができる。しかしながら、アルミニウムと銅の線膨張係数が大きく異なるため、熱による膨張・収縮量の差が大きくなり、この影響を最小限にするには複雑なセレーション構造が必要となる。セレーション構造が複雑になれば、加工費も高価となり、設計検討も煩雑となる。このため、従来、銅からなるセレーション付きの導体接続部材をアルミニウム導体ケーブルに適用することは、当業者にとって現実的ではなかった。
本発明の目的は、簡単な施工作業でアルミニウム導体と導体接続部材とを強固に接続することができる、コンパクトで信頼性の高いアルミニウム導体ケーブルの端末接続部を提供することである。
本発明に係るアルミニウム導体ケーブルの端末接続部は、アルミニウム導体、ケーブル絶縁体、ケーブル外部半導電層、ケーブル遮へい層を露出するように先端部が段剥ぎされたアルミニウム導体ケーブルと、
前記アルミニウム導体の先端部に装着される導体接続部材と、を備え、
前記導体接続部材は、アルミニウムからなる外側の第1の層と、前記第1の層と一体的に形成される銅からなる内側の第2の層と、を有し、
前記第2の層は、前記アルミニウム導体が挿入される挿入孔を有するとともに、前記アルミニウム導体と接触する接触面にセレーションを有することを特徴とする。
ここで、「アルミニウムからなる」とは、純アルミニウム製である場合だけでなく、アルミニウムを主成分とするアルミニウム合金製である場合を含む。同様に、「銅からなる」とは、純銅製である場合だけでなく、銅を主成分とする銅合金製である場合を含む。
本発明によれば、簡単な施工作業でアルミニウム導体と導体接続部材とを強固に接続することができる、コンパクトで信頼性の高いアルミニウム導体ケーブルの端末接続部が実現される。
第1の実施の形態に係るアルミニウム導体ケーブルの気中終端接続部を示す部分断面図である。 アルミニウム導体と導体接続端子との接続構造を示す拡大図である。 第2の実施の形態に係るアルミニウム導体ケーブルの中間接続部を示す部分断面図である。 アルミニウム導体と導体接続管との接続構造を示す拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の一実施の形態に係るアルミニウム導体ケーブルの終端接続部(図1では気中終端接続部)を示す部分断面図である。図2は、アルミニウム導体111と導体接続端子121との接続構造を示す拡大図である。図1、図2に示すように、ケーブル終端接続部1は、ケーブル端末部1Aと、ケーブル端末部1Aが装着されるポリマー套管1Bと、を備える。以下において、図中、上側を先端側、下側を後端側と称する。
図1に示すように、ポリマー套管1Bは、中心に配置される棒状の内部導体13(導体引出棒)、内部導体13の外周に設けられる絶縁筒14、絶縁筒14の外周に設けられるポリマー被覆体15、絶縁筒14と一体的に形成される遮へい金具16、下部金具17、及び底部金具19等を備える。内部導体13、絶縁筒14、ポリマー被覆体15、及び遮へい金具16は、例えばモールド成型により一体的に形成される。
内部導体13は、例えば銅、アルミニウム、銅合金又はアルミニウム合金等からなる通電に適した導電性材料で構成される。内部導体13の先端部131は、架空線や引き込み線(図示略)などに接続される。内部導体13の後端部132は、導体接続端子121(導体接続部材)に電気的に接続される。
絶縁筒14は、機械的強度の高い硬質プラスチック樹脂材料(例えばエポキシ樹脂やFRP(Fiber Reinforced Plastics)など)で構成される。絶縁筒14の後端部141の受容口にケーブル端末部1Aが装着される。
ポリマー被覆体15は、電気絶縁性能に優れる材料(例えばシリコーンポリマーなどの高分子材料)で構成される。ポリマー被覆体15の外周面には、傘状の襞部が長手方向に離間して形成される。
遮へい金具16は、内部導体13と同心状に埋設される円筒部と、円筒部の後端から径方向外側に延出するフランジ部を有する。円筒部は電界緩和機能を有し、ポリマー套管1Bの電界を緩和する。
下部金具17は、先端部にフランジ部(以下「先端フランジ部」と称する)を有する円筒形状を有し、絶縁筒14の後端部141の周囲に配置される。下部金具17の先端フランジ部を遮へい金具16のフランジ部の後端面にボルト止め(図示略)することにより、下部金具17は遮へい金具16に固定される。
底部金具19は、下部金具17の先端フランジ部の外周に配置され、遮へい金具16のフランジ部の外周縁部の後端面にボルト止め(図示略)される。底部金具19の後端面に支持碍子18がボルト止めで固定されることにより、ポリマー套管1Bは支持碍子18を介して架台Rに固定される。
ケーブル端末部1Aは、アルミニウム導体ケーブル11と、アルミニウム導体ケーブル11の先端部に取付けられる接続部品12と、を有する。接続部品12は、導体接続端子121、ストレスコーン122、圧縮装置(図示略)、保護金具123、及び防食層124等を含む。
アルミニウム導体ケーブル11は、ゴム又はプラスチックで絶縁された電力ケーブル(例えばCVケーブル)である。アルミニウム導体ケーブル11は、内側から順に、アルミニウム導体111、内部半導電層(図示略)、ケーブル絶縁体112、外部半導電層(図示略)、ケーブル遮蔽層(図示略)、及びケーブルシース113等を有する。ケーブル端末部1Aにおいては、アルミニウム導体ケーブル11の先端部から所定長で段剥ぎすることにより各層が露出される。
アルミニウム導体111には、導電性の導体接続端子121が圧縮により接続される。ケーブル絶縁体112からケーブル外部半導電層(図示略)の先端側にわたる外周には、絶縁ゴム層とベルマウス形状の半導電ゴム層とが一体に形成されたストレスコーン122が装着される。ストレスコーン122の後端側には、圧縮装置(図示略)及び保護金具123が装着され、保護金具123の後端部には、防水のための防食層124が形成される。
導体接続端子121は、アルミニウム導体111に圧縮により接続される圧縮部121a、内部導体13にプラグ120を介して電気的に接続される通電部121b、及び圧縮部121aと通電部121bとの間に設けられる環状の凹陥部121cを有する。
凹陥部121cによって、アルミニウム導体111に導体接続端子121を圧縮接続する際の導体接続端子121の伸びや変形を吸収することができ、ひいては通電部121bにおけるばね状接触子125とプラグ120との有効な電気的接触を図ることができる。なお、プラグ120は、導体接続端子121の外周に配設され、マルチコンタクト等の導体接触子によって内部導体13の後端部132と電気的に接続される。
導体接続端子121は、通電部121bの外周面に溝121eを有する。溝121eには、ばね状接触子125(マルチコンタクト)が配置される。導体接続端子121は、軸方向に延びる挿入孔121fを有する。挿入孔121fには、アルミニウム導体111が挿入される。
導体接続端子121は、挿入孔121fにおいて、アルミニウム導体111と接触する接触面、ここでは圧縮部121aに対応する部位に、セレーション121dを有する。セレーション121dは、例えば、雌螺子形状を有する。セレーション121dの形状及び溝の深さにより、導体接続端子121の内周面に塗布される酸化防止剤の量を制御することができる。セレーション121dは、雌螺子形状に限定されず、凹凸構造であればよい。雌螺子形状の場合、複雑な凹凸構造に比べて加工が容易であり、導体接続端子121のコストを抑制することができるため、より好ましい。
さらに、本実施の形態では、導体接続端子121は、アルミニウム(アルミニウム合金を含む)からなる外側の第1の層L1と、第1の層L1と一体的に形成される銅(銅合金を含む)からなる内側の第2の層L2と、を有する。第1の層L1と第2の層L2は、例えば焼き嵌めによって接合される。
具体的には、第1の層L1を形成する円筒状のアルミニウム材を加熱により膨張させた後、第2の層L2を形成する円柱状の銅材を挿入して冷却し、アルミニウム材を収縮させることにより、母材同士が接合される。その後、削り出しにより、第1の層L1の通電部121bに対応する外周面に、溝121eが形成され、第2の層L2に挿入孔121fが形成される。また、挿入孔121fの圧縮部121aに対応する部位にセレーション121dが形成される。
ケーブル端末部1Aは、プラグイン構造により、ポリマー套管1Bに装着される。アルミニウム導体111は、導体接続端子121、ばね状接触子125及びプラグ120を介して、内部導体13と電気的に接続される。
アルミニウム導体111の先端部に導体接続端子121を接続する場合、アルミニウム導体111の表面に形成されている酸化被膜を、予めワイヤーブラシによって除去する。また、ケーブル絶縁体112の端面(アルミニウム導体111とケーブル絶縁体112の境界面)に保護フィルムを巻き付けて、漏れ出した酸化防止剤がケーブル絶縁体112に付着しないように保護する。
次に、アルミニウム導体111の外周面と、導体接続端子121の内周面に、導電性の酸化防止剤(防食コンパウンド)を塗布する。このとき、セレーション121dの溝が埋まるように酸化防止剤を塗布する。これにより、作業者の熟練度に関わらず、所定量(例えば1g)の酸化防止剤を簡単に塗布することができる。また、酸化防止剤を塗布することにより、アルミニウム導体111の表面の酸化を防ぐことができ、圧縮作業の際には、潤滑剤としての機能を有する。
高圧用の電力ケーブルは、低圧用の被覆電線と比較して外径が大きいため、六角ダイス等の圧縮工具を使用して、アルミニウム導体111を導体接続端子121に圧縮接続することが必要となる。圧着工具を使用して、被覆電線の導体を圧着端子に圧着接続するのとは異なる。具体的には、導体接続端子121の挿入孔121fに酸化防止剤を塗布した後、挿入孔121fにアルミニウム導体111の先端部を挿入した状態で、所定の圧縮工具(例えば六角ダイス)を用いて圧縮部121aをアルミニウム導体111に向かって均等に加圧して圧縮する。
導体接続端子121において、銅からなる第2の層L2にセレーション121dが形成されているので、圧縮接続時にセレーション121dが潰れる虞はない。したがって、導体接続端子121のセレーション121dがアルミニウム導体111に食い込むことにより、所望の引き留め効果が得られ、アルミニウム導体111と導体接続端子121は強固に接続される。
さらには、セレーション121dによって、導体接続端子121とアルミニウム導体111との接触面積が増大するので、接触抵抗を低減することができる。また、導体接続端子121の全体を銅で形成する場合に比較して、熱による膨張量及び収縮量が減少するので、稼働時の発熱に伴う接触抵抗の低下を抑制することができ、良好な導通状態を確保することができる。
また、アルミニウム導体111と導体接続端子121の間には、均一な厚さで酸化防止剤層126が形成される。アルミニウム導体111と導体接続端子121との間に酸化防止剤層126が介在することにより、アルミニウム導体111の表面に酸化被膜が再生成されるのを防止できるので、良好な導通が確保される。
圧縮接続後、導体接続端子121の後端部から漏れ出した酸化防止剤をアルコール等により拭き取る。また、導体接続端子121の後端部に保護テープ127(例えばセルボンテープ等)を巻き付けて、酸化防止剤のさらなる漏れ出しを予防する。セレーション121dによって酸化防止剤の塗布量が適切に制御されるので、多量の酸化防止剤がはみ出すことはない。したがって、漏れ出した酸化防止剤を簡単に拭き取ることができる。漏れ出した酸化防止剤がケーブル絶縁体112に付着して、ケーブル絶縁体112の絶縁性能を劣化させることもない。
本実施の形態により、導体接続端子121の全長を、銅導体を導体接続端子に接続する場合と同程度近傍まで短くすることができる。よって、銅導体ケーブルの端末接続部と同程度の大きさのアルミニウム導体ケーブルの端末接続部を提供することができる。
このように、終端接続部1(アルミニウム導体ケーブルの端末接続部)は、アルミニウム導体111、ケーブル絶縁体112、ケーブル外部半導電層(図示略)、ケーブル遮へい層(図示略)を露出するように先端部が段剥ぎされたアルミニウム導体ケーブル11と、アルミニウム導体111の先端部に装着される導体接続端子121(導体接続部材)と、を備える。導体接続端子121は、アルミニウムからなる外側の第1の層L1と、第1の層L1と一体的に形成される銅からなる内側の第2の層L2と、を有する。第2の層L1は、アルミニウム導体111が挿入される挿入孔121fを有するとともに、アルミニウム導体111と接触する接触面にセレーション121dを有する。
終端接続部1によれば、銅からなる第2の層L2に形成されたセレーション121dが、潰れることなくアルミニウム導体111に食い込むので、アルミニウム導体111と導体接続端子121との接続強度が大幅に向上するとともに、良好な導通状態を確保することができる。また、終端接続部1によれば、導体接続端子121(導体接続部材)のアルミニウム導体111と接続する内側は銅からなる第2の層L2で形成され、ダイス等の圧縮工具により圧縮する外側はアルミニウムからなる第1の層L1で形成されており、これら第1の層L1、第2の層L2は、例えば焼き嵌めにより一体的に形成されている。これにより、導体接続端子121の全体を銅で形成する場合に比較して、導体接続端子121(導体接続部材)の銅部分の厚さが薄くなるため、熱による膨張・収縮量を低減することができる。また、導体接続端子121(導体接続部材)に形成されるセレーション121dを、簡易な構造とすることができる。したがって、簡単な施工作業でアルミニウム導体111と導体接続端子121とを強固に接続することができるとともに、コンパクトで信頼性の高いアルミニウム導体ケーブルの終端接続部が実現される。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の一実施の形態に係るアルミニウム導体ケーブルの中間接続部2を示す部分断面図である。図3に示すように、アルミニウム導体ケーブルの中間接続部2は、ケーブル端末部2Aと、ケーブル端末部2Aを囲繞する補強絶縁部2Bと、保護ケース2Cと、を備える。
図3、図4に示すように、ケーブル端末部2Aは、第1のアルミニウム導体ケーブル21と、第2のアルミニウム導体ケーブル22と、導体接続管23と、を有する。以下において、第1のアルミニウム導体ケーブル21と第2のアルミニウム導体ケーブル22を区別しない場合は、単に「アルミニウム導体ケーブル21、22」と称する。
アルミニウム導体ケーブル21、22は、ゴム又はプラスチックで絶縁された電力ケーブル(例えばCVケーブル)である。アルミニウム導体ケーブル21、22は、それぞれ、内側から順に、アルミニウム導体211、221、内部半導電層(図示略)、ケーブル絶縁体212、222、ケーブル外部半導電層213、223、ケーブル遮へい層214、224、ケーブルシース215、225等を有する。
ケーブル端末部2Aにおいては、アルミニウム導体ケーブル21、22の端末部が所定長で段剥ぎされることにより、各層が露出する。アルミニウム導体211、221のそれぞれには、導電性の導体接続管23が圧縮接続される。アルミニウム導体211、221は、導体接続管23及び半導電テープ(図示略)を介して、内部電極24と電気的に接続される。半導電テープは、導体接続管23の外周と内部電極24との間の隙間に谷埋めするように巻かれ、当該半導電テープの外周が内部電極24の内面に接触するように設けられる。
補強絶縁部2Bは、内部電極24、ゴム絶縁部25、ストレスコーン部26、27、及び外部遮へい層28が一体的に成形されたワンピースのゴムブロック絶縁体である。ゴム絶縁部25は、円筒形状を有し、例えばシリコーンゴム等の弾性材料で構成される。補強絶縁部2Bはシリコーンゴムに限定されず、エチレンプロピレンゴム(EPゴム)で形成してもよい。
内部電極24は、例えば半導電性シリコーンゴムで構成され、ゴム絶縁部25の長手方向中央部の内周面に配置される。内部電極24は、前述の半導電テープを介して導体接続管23と電気的に接続される。内部電極24と導体接続管23は、内部電極21と導体接続管23とを直接接触させることで電気的に接続してもよいし、導体接続管23の外周に円筒状で長手方向に切り込みの入った導電性ゴムを巻いて導電性ゴムと内部電極24とを当接させることで電気的に接続してもよい。内部電極24と導体接続管23を半導電テープを介して導通させる場合、半導電テープが酸化防止剤のさらなる漏れ出しを予防する保護テープの役割を兼ねるため、部品点数の削減の観点からより望ましい。
ストレスコーン部26、27は、ベルマウス形状を有する筒体で形成され、例えば半導電性シリコーンゴムで構成される。ストレスコーン部26は、第1のアルミニウム導体ケーブル21のケーブル絶縁体212からケーブル外部半導電層213(段剥ぎ後、端部を半導電テープや導電塗料等により再生処理した場合を含む)に跨がり、端部がゴム絶縁部25の一端部(図3では左側端部)よりも外側に延出するように形成される。ストレスコーン部27は、第2のアルミニウム導体ケーブル22のケーブル絶縁体222からケーブル外部半導電層223(段剥ぎ後、端部を半導電テープや導電塗料等により再生処理した場合を含む)に跨がり、端部がゴム絶縁部25の他端部(図3では右側端部)よりも外側に延出するように形成される。
外部遮へい層28は、円筒形状を有し、例えば半導電性シリコーンゴムで構成される。外部遮へい層28は、ゴム絶縁部25の外周面に配置され、少なくともストレスコーン部26、27の接続部中央部側の端部(ストレスコーン部26、27の内径が拡径している側の端部)間の長さよりも長く形成される。外部遮へい層28は、半導電塗料等の導電性の塗料で形成してもよい。
補強絶縁部2Bでは、外部遮へい層28が一方(図3では左側)のストレスコーン部26には当接せず、他方(図3では右側)のストレスコーン部27にのみ当接する片端縁切り構造となっている。なお、補強絶縁部2Bにおいては、外部遮へい層28がストレスコーン部26、27のいずれにも当接しない両端縁切り構造を適用することもできるし、外部遮へい層28がストレスコーン部26、27の両方と当接する縁切り無し構造を適用することもできる。
内部電極24、ゴム絶縁部25、及びストレスコーン部26、27のそれぞれの内周面は面一に形成される。内部電極24、ストレスコーン部26、27、及び外部遮へい層28(モールド成型の場合)は、モールド成型上、同じ材料(例えば、半導電性シリコーンゴム)で形成するのが好ましい。また、ゴム絶縁部25も、これらと同じ種類の導電性を有さない絶縁材料(例えば、絶縁性シリコーンゴム)で形成するのが好ましい。
補強絶縁部2Bは、例えば工場でスパイラルコア等の拡径部材により拡径された状態で保持される。そして、補強絶縁部2Bは、施工現場でケーブル端末部2Aを囲繞するように配置された後、拡径部材を引き抜くことにより、ゴムの自己収縮力によりケーブル端末部2Aに密着して装着される。これにより、中間接続部2における絶縁性能が確保される。なお、補強絶縁部2Bは、スパイラルコア等のいわゆる工場拡径タイプに限定されず、拡径治具や拡径装置を用いて施工現場で拡径する、いわゆる現地拡径タイプでもよい。
保護ケース2Cは、内側保護管29と外側保護管30とを有する二重構造の保護ケースである。ケーブル端末部2Aと保護ケース2Cとの間、及び内側保護管29と外側保護管30との間には防水混和物(例えばウレタン等の防水コンパウンド)が充填される。保護ケース2C及び防水混和物により、アルミニウム導体ケーブルの中間接続部2の遮水性が確保される。ケーブル遮へい層214、224は、内側保護管29及び外側保護管30を介して接地される。
本実施の形態において、導体接続管23は、第1の実施の形態における導体接続端子121と同様に、アルミニウムからなる外側の第1の層L1と、第1の層L2と一体的に形成される銅からなる内側の第2の層L2と、を有する。第1の層L1と第2の層L2は、例えば焼き嵌めによって接合される。
具体的には、第1の層L1を形成する円筒状のアルミニウム材を加熱により膨張させた後、第2の層L2を形成する円柱状の銅材を挿入して冷却し、アルミニウム材を収縮させることにより、母材同士が接合される。その後、削り出しにより、第2の層L2に挿入孔が形成される。また、挿入孔にセレーション23aが形成される。
アルミニウム導体211、221の先端部に導体接続管23を接続する場合、アルミニウム導体211、221の表面に形成されている酸化被膜を、予めワイヤーブラシによって除去する。また、ケーブル絶縁体212、222のそれぞれの端面(アルミニウム導体211とケーブル絶縁体212の境界面、アルミニウム導体221とケーブル絶縁体222の境界面)に保護フィルムを巻き付けて、漏れ出した酸化防止剤がケーブル絶縁体212、222に付着しないように保護する。
次に、アルミニウム導体211、221の外周面と、導体接続管23の内周面に、導電性の酸化防止剤(防食コンパウンド)を塗布する。このとき、セレーション23aの溝が埋まるように酸化防止剤を塗布する。これにより、作業者の熟練度に関わらず、適量(例えば1g)の酸化防止剤を簡単に塗布することができる。また、酸化防止剤を塗布することにより、アルミニウム導体211の表面の酸化を防ぐことができ、圧縮作業の際には、潤滑剤としての機能を有する。
高圧用の電力ケーブルは、低圧用の被覆電線と比較して外径が大きいため、六角ダイス等の圧縮工具を使用して、アルミニウム導体211、221を導体接続感23に圧縮接続することが必要となる。圧着工具を使用して、被覆電線の導体を接続管(スリーブ)に圧着接続するのとは異なる。具体的には、導体接続端子23の挿入孔に酸化防止剤を塗布した後、挿入孔にアルミニウム導体111の先端部を挿入した状態で、所定の圧縮工具(例えば六角ダイス)を用いて導体接続管23をアルミニウム導体211、221に向かって均等に加圧して圧縮する。
導体接続管23において、銅からなる第2の層L2にセレーション23aが形成されているので、圧縮接続時にセレーション23aが潰れる虞はない。したがって、導体接続管23のセレーション23aがアルミニウム導体211、221に食い込むことにより、所望の引き留め効果が得られ、アルミニウム導体211、221と導体接続管23は強固に接続される。
さらには、セレーション23aによって、導体接続管23とアルミニウム導体211、221との接触面積が増大するので、接触抵抗を低減することができる。また、導体接続管23の全体を銅で形成する場合に比較して、熱による膨張量及び収縮量が減少するので、稼働時の発熱に伴う接触抵抗の低下を抑制することができ、良好な導通状態を確保することができる。
アルミニウム導体211、221と導体接続管23の間には、均一な厚さで酸化防止剤層31が形成される。アルミニウム導体211、221と導体接続管23との間に酸化防止剤層31が介在することにより、アルミニウム導体211、221の表面に酸化被膜が再生成されるのを防止できるので、良好な導通が確保される。
圧縮接続後、導体接続管23の両端部から漏れ出した酸化防止剤をアルコール等により拭き取る。また、図3に示す中間接続部2では、ゴムブロックジョイント(RBJ)を適用しているため、前述の半導電テープ(図示略)を導体接続管23の両端部にも巻き付けることで当該半導電テープが保護テープの役割を果たし、酸化防止剤のさらなる漏れ出しを予防する。セレーション23aによって酸化防止剤の塗布量が適切に制御されるので、多量の酸化防止剤が漏れ出すことはない。したがって、漏れ出した酸化防止剤を簡単に拭き取ることができる。漏れ出した酸化防止剤がケーブル絶縁体212、222に付着して、ケーブル絶縁体212、222の絶縁性能を劣化させることもない。
本実施の形態により、導体接続管23の全長を、銅導体を導体接続管(スリーブ)に接続する場合と同程度近傍まで短くすることができる。よって、銅導体ケーブルの端末接続部と同程度の大きさのアルミニウム導体ケーブルの端末接続部を提供することができる
このように、中間接続部2(アルミニウム導体ケーブルの端末接続部)は、アルミニウム導体211、221、ケーブル絶縁体212、222、ケーブル外部半導電層213、223、ケーブル遮へい層214、224を露出するように先端部が段剥ぎされたアルミニウム導体ケーブル21、22と、アルミニウム導体211、221の先端部に装着される導体接続管23(導体接続部材)と、を備える。導体接続管23(導体接続部材)は、アルミニウムからなる外側の第1の層L1と、第1の層L1と一体的に形成される銅からなる内側の第2の層L2と、を有する。第2の層L2は、アルミニウム導体211、221が挿入される挿入孔を有するとともに、アルミニウム導体211、221と接触する接触面にセレーション23aを有する。
中間接続部2(アルミニウム導体ケーブルの端末接続部)によれば、銅からなる第2の層L2に形成されたセレーション23aが、潰れることなくアルミニウム導体211、221に食い込むので、アルミニウム導体211、221と導体接続管23との接続強度が大幅に向上するとともに、良好な導通状態を確保することができる。また、中間接続部2によれば、導体接続管23(導体接続部材)のアルミニウム導体211、221と接続する内側は銅からなる第2の層L2で形成され、ダイス等の圧縮工具により圧縮される外側はアルミニウムからなる第1の層L1で形成されており、これら第1の層L1、第2の層L2は、を例えば焼き嵌めにより一体的に形成されている。これにより、導体接続管23(導体接続部材)の全体を銅で形成する場合に比較して、導体接続管23(導体接続部材)の銅部分の厚さが薄くなるため、熱による膨張・収縮量を低減することができる。また、導体接続管23(導体接続部材)に形成されるセレーション23aを、簡易な構造とすることができる。したがって、簡単な施工作業でアルミニウム導体211、221と導体接続管23(導体接続部材)とを強固に接続することができるとともに、コンパクトで信頼性の高いアルミニウム導体ケーブルの中間接続部が実現される。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、第1の実施の形態では、ポリマー套管を使用した気中終端接続部1について説明したが、本発明は、複合碍管や磁器製の碍管を用いた内部導体を有する気中終端接続部に適用することもできる。また、気中終端接続部ではなく、内部導体を有するエポキシブッシングを用いたガス中終端接続部や油中終端接続部に適用することもできる。さらに、本発明は、プレハブジョイント(PJ)やY分岐ジョイント(YJ)等に適用することもできる。この場合、PJやYJのエポキシ本体に埋設された各ケーブル導体を導通させる電極が内部導体となる。
また例えば、第2の実施の形態では、ゴムブロックジョイント(RBJ)形の中間接続部2について説明したが、本発明は、テープ巻モールド形接続部(TMJ)、押出モールド形接続部(EMJ)、またはブロックモールド形接続部(BMJ)に適用することもできる。
また、第1の実施の形態では、アルミニウム導体111と導体接続端子121との間に酸化防止層126を介在させているが、この酸化防止層126はなくてもよい。この場合、煩雑な酸化防止剤の塗布作業が無くなるため、圧縮作業の際の作業性は向上する。また、酸化防止層126がなくても、銅製のセレーション121dがアルミニウム導体111に隙間なく食い込むので、導体表面における酸化膜の再生成は生じにくい。第2の実施の形態についても同様である。
また、第1、第2の実施の形態では、アルミニウムからなる第1の層L1と銅からなる第2の層L2は、焼き嵌めによって接合させているが、焼き嵌めに代えて、鋳込みによって接合させてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 終端接続部(端末接続部)
1A ケーブル端末部
11 アルミニウム導体ケーブル
111 アルミニウム導体
112 ケーブル絶縁体
113 ケーブルシース
12 接続部品
121 導体接続端子(導体接続部材)
121d セレーション
121f 挿入孔
1B ポリマー套管
13 内部導体
14 絶縁筒
15 ポリマー被覆体
16 遮へい金具
17 下部金具
18 支持碍子
19 底部金具
2 中間接続部(端末接続部)
2A ケーブル端末部
21、22 アルミニウム導体ケーブル
211、221 アルミニウム導体
212、222 ケーブル絶縁体
213、223 外部半導電層
214、224 ケーブル遮へい層
215、225 ケーブルシース
23 導体接続管(導体接続部材)
23a セレーション
2B 補強絶縁部
24 内部電極
25 ゴム絶縁部
26、27 ストレスコーン部
28 外部遮へい層
29 内側保護管
30 外側保護管
31 酸化防止剤層
L1 第1の層
L2 第2の層

Claims (6)

  1. アルミニウム導体、ケーブル絶縁体、ケーブル外部半導電層、ケーブル遮へい層を露出するように先端部が段剥ぎされたアルミニウム導体ケーブルと、
    前記アルミニウム導体の先端部に装着される導体接続部材と、を備え、
    前記導体接続部材は、アルミニウムからなる外側の第1の層と、前記第1の層と一体的に形成される銅からなる内側の第2の層と、を有し、
    前記第2の層は、前記アルミニウム導体が挿入される挿入孔を有するとともに、前記アルミニウム導体と接触する接触面にセレーションを有することを特徴とするアルミニウム導体ケーブルの端末接続部。
  2. 前記第1の層と前記第2の層は、焼き嵌め又は鋳込みにより接合されていることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム導体ケーブルの端末接続部。
  3. 前記導体接続部材は、前記アルミニウム導体を圧縮接続するための圧縮部を有し、
    前記第2の層は、前記圧縮部に対応する部位に前記セレーションを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のアルミニウム導体ケーブルの端末接続部。
  4. 前記セレーションは、雌螺子形状を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のアルミニウム導体ケーブルの端末接続部。
  5. 前記導体接続部材は、2本の前記アルミニウム導体ケーブルの前記アルミニウム導体同士を圧縮接続するための導体接続管であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のアルミニウム導体ケーブルの端末接続部。
  6. 前記アルミニウム導体と前記導体接続部材との間に介在する酸化防止層を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のアルミニウム導体ケーブルの端末接続部。
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