JP6627451B2 - 工具 - Google Patents

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Description

本発明は、工具に関する。
一般的には、操作ストロークに応じて抵抗値が変化するストローク式のトリガスイッチが用いられているが、操作スイッチに荷重センサが用いられる場合もある。荷重圧センサは、ストローク式と違い、操作範囲の限界が掴みにくく、許容範囲を超えた荷重を加えてしまい、荷重センサを破損させることがある。
上述した問題を解決するために、例えば、特許文献1には、トリガからの押圧力をバネを介して荷重センサに加わる構成とすることで、荷重センサに対してトリガから想定以上の荷重が加わることを防止することが記載されている。
特許第5611780号公報
しかしながら、特許文献1等に記載される変速スイッチの構成では、トリガと荷重センサとが別々のユニットで構成されているので、防水性を確保するためにシールラインが複雑化してしまい、十分な防水・防塵性能を得にくいという問題がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するために、荷重センサの防水性を確保しつつ、センサの破損を防止することが可能な工具を提供することを目的とする。
本発明に係る工具は、電気部品を動作させるためのスイッチを備える工具であって、前記スイッチは、前記スイッチを操作するスイッチ操作部と、前記スイッチ操作部の操作による押圧力に応じた荷重を検出する荷重センサと、前記荷重センサに与えられる前記押圧力の大きさに応じて、前記スイッチ操作部の押圧方向に沿って前記荷重センサを移動可能に構成する荷重調整機構と、を備えるものである。
本発明によれば、荷重センサが過大な荷重を受けた場合でも、荷重センサの破損を防止することができる。
本発明の一実施の形態に係る電動工具の構成例を示す平面図である。 電動工具の構成例を示す断面図である。 スイッチの構成例を示す断面図である。 スイッチの構成例を示す断面図である。 荷重センサの構成例を示す断面図である。 スイッチの動作例を示す断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。
[電動工具10の構成例]
図1は本発明の一実施の形態に係る電動工具10の平面構成の一例を示し、図2はその断面構成の一例を示している。なお、図1および図2において、紙面の左側を電動工具10の前方とし、紙面の右側を電動工具10の後方とする。
本発明に係る電動工具10は、DCブラシレスモータ(以下、モータ20という)を駆動源とするインパクトドライバである。電動工具10は、図1および図2に示すように、筒状の電動工具本体(ハウジング)12と電動工具本体12の下部から略鉛直方向に延びるグリップ16とを備えている。電動工具本体12の側面部には、モータ20の回転を正回転または逆回転に切り替えるための正逆切替スイッチ60が設けられている。
電動工具本体12には、モータ20と、冷却ファン22と、減速機40と、スピンドル42と、ハンマ44と、アンビル46とがそれぞれ内蔵されている。モータ20は、例えばDCブラシレスモータから構成され、電動工具本体12の後部に設けられている。
冷却ファン22は、モータ20の後方であって、モータ20の回転軸20aの同軸上に設けられている。冷却ファン22は、モータ20の回転に伴って回転し、電動工具本体12の側面部に設けられた吸込口から外気を吸い込んでモータ20を冷却し、吸い込んだ空気を電動工具本体12の側面部に設けられた排気孔から外部に排出する。
減速機40は、モータ20の前方に設けられ、モータ20の回転軸20aに接続されている。減速機40は、遊星歯車機構を構成し、モータ20の回転に伴って回転してモータ20の回転を減速させてスピンドル42にモータ20の動力を伝達する。
ハンマ44は、スピンドル42の回転を回転打撃力に変換し、変換した回転打撃力をアンビル46に伝達する。具体的には、ねじ締め動作時(モータ20の起動時)に後述する出力軸46aに設定トルク以上の外部トルク(ねじ締め抵抗)が付与されると、ハンマ44が圧縮ばね45を圧縮しながら後退することでアンビル46とハンマ44との回転方向の係合が一時的に解除され、その後、圧縮はね45が復元する力でハンマ44が前進すると共に、ハンマ44がアンビル46を回転方向に打撃する。
アンビル46は、電動工具本体12の先端部に設けられ、図示しないドライバビット(先端工具)が装着可能な出力軸46aを有している。出力軸46aにドライバビットを取り付けた状態でモータ20を回転駆動させると、モータ20の駆動力によりドライバビットが回転すると共に打撃されるようになっている。
グリップ16は、電動工具10を把持するための部位である。グリップ16の下部には、電池70を着脱可能に取り付けることが可能な電池パック取付部18が設けられている。図1および図2では、電池パック取付部18に電池70が取り付けられた状態を示す。電池70には、残量ゲージが設けられており、電池残量が視認できるようになっている。
電池パック取付部18の前方に張り出した部位の上面部には、操作パネル24が設けられている。操作パネル24は、打撃モードを切り替えるためのモード設定ボタン等を有している。
スイッチ30は、グリップ16の上部前方側であって、ユーザーがグリップ16を把持したときに人差し指がかかる位置に設けられている。ユーザーによるスイッチ30の押圧動作(引き操作)に応じてモータ20の回転量がコントロールできるようになっている。
[スイッチ30の構成例]
図3および図4は、スイッチ30の構成の一例を示している。図3および図4に示すように、スイッチ30は、トリガ300と、センサユニット310と、固定部材350と、温度センサ80と、規制部370,372,380とを備えている。なお、本発明に開示されるトリガ300は操作部の一例であり、固定部材350は支持部材の一例である。
トリガ300は、ユーザーが電動工具10をオン/オフしたりモータ20の回転量を調整するための部材であって、ユーザーが指で押圧し易いように前面側が湾曲形状となっている。トリガ300の後面(裏面)には、センサユニット310側に突出する突出部300aが設けられている。突出部300aは、ユーザーによるトリガ300の押圧操作に応じてセンサユニット310側に移動して後述する荷重センサ320を押圧する。また、トリガ300と後述する荷重センサカバー部材330との間にはコイルばね362が介挿されており、トリガ300を押圧方向Rとは反対側に付勢している。
センサユニット310は、荷重センサ320と、荷重センサカバー部材330と、荷重センサ支持部材340とを備えている。図5は、荷重センサ320の断面構成の一例を示している。図5に示すように、荷重センサ320は、封止カバー322と、感圧導電性弾性部材324と、基板326とを有している。
封止カバー322は、例えば弾性的に撓み変形が可能な軟質樹脂材等からなり、押圧部322aとこれに一体形成されたシール部322bとを有している。押圧部322aは、前面側および後面側のそれぞれが半球状(ドーム状)に突出しており、前面側の突出部がトリガ300により押圧されることで弾性的に進退移動し、後面側の突出部が感圧導電性弾性部材324を押圧する。押圧部322aは、誤動作を防止するために、トリガ300の突出部300aとは距離D1だけ離間するように設けられている(図4参照)。シール部322bは、基板326の外縁部の全周を囲むように設けられ、荷重センサ320内における防水性を確保する機能を有している。
感圧導電性弾性部材(可動接点)324は、封止カバー322と基板326との間に配置され、弾性的に撓み変形が可能な板状の導体性部材から構成されている。導電性部材としては、例えば、金属性導電部材の他、圧力に応じて電気伝導度が変化する感圧性の導体部材、例えば、カーボンや金属粉、金属蒸着粉等の導電性粒子がゴム材中に分散された感圧部材を好適に用いることができる。感圧導電性弾性部材324は、封止カバー322から受ける押圧力によって撓むことで基板326に当接する。なお、本実施の形態では、感圧導電性弾性部材(可動接点)324と封止カバー322とを接触させた状態で構成しているが、これらを離間させた構成とすることもできる。
基板326は、例えばガラスエポキシ板等の材料からなり、感圧導電性弾性部材324と一定の距離D2をあけて配置されている。基板326の前面側には、固定接点をなす複数の導体パターン(図示省略)が形成されている。基板326では、感圧導電性弾性部材324が導電パターンに当接した状態から圧縮されると、圧縮荷重(変形量)に応じて抵抗値が変化して導通し、基板326に接続された配線360を介して導通に基づく電気信号を後述する制御装置50に出力する。荷重の増加により感圧導電性弾性部材324の変形量が増加すると、抵抗値が減少する。これにより、ユーザーによるトリガ300の押圧力に応じた荷重に対する抵抗値を検出することができる。
図3および図4に戻り、荷重センサカバー部材330は、荷重センサ320を覆うことで荷重センサ320の密閉性および防水性を確保するものである。荷重センサカバー部材330は、円筒部332と、これに一体形成されたフランジ部334とから構成されている。円筒部332は、押圧部322a(図5参照)を露出させることで突出部300aによる押圧部322aの押圧を可能とする。フランジ部334は、円筒部332の外縁から外方に張り出すと共に、封止カバー322の外縁部の全周を覆うように設けられている。
荷重センサ支持部材340は、荷重センサ320を支持するための部材であり、円筒部342とこれに一体形成されたフランジ部344とを有している。円筒部342は、段差部を有する円筒部材であって、大径円筒部342aとこれに連なる小径円筒部342bとから構成されている。フランジ部344は、大径円筒部342aの前方外縁から張り出しており、荷重センサカバー部材330のフランジ部334および封止カバー322のシール部322b(図5参照)のそれぞれに当接している。
荷重センサカバー部材330のフランジ部334と荷重センサ支持部材340のフランジ部344とは、封止カバー322のシール部322bを挟み込んだ状態で、ねじ366,368により締結されている。これにより、荷重センサ320が荷重センサカバー部材330および荷重センサ支持部材340に内包された一体型のユニット構造(センサユニット310)となり、荷重センサ320の密閉性や防水性が確保される。
固定部材350は、電動工具本体12内に設けられた図示しない取り付け部に固定され、トリガ300およびセンサユニット310の押圧方向Rにおける移動を規制する。固定部材350は、センサユニット310の移動をガイドするためのガイド部350aを有している。ガイド部350aは、固定部材350の内周面に設けられ、円筒部342の外周面に接することでセンサユニット310の直線的な押圧方向Rへの移動を可能としている。荷重センサ支持部材340の小径円筒部342bの外周面と固定部材350の内周面との間にはバネ364が介挿されており、センサユニット310がコイルばね364によって弾性的に支持されている。
コイルばね364は、荷重センサ320に対して同軸上に配置され、ユーザーのトリガ300の押圧により荷重センサ320に一定以上の荷重が加えられた際に弾性変形する。つまり、コイルばね364は、荷重センサ320に与えられる押圧力の大きさに応じて、トリガ300と荷重センサ320とが離間する方向に相対移動させる。これにより、センサユニット310を固定部材350に対して移動可能な構成とすることができると共に、トリガ300が受けた押圧力を正確に荷重センサ320に伝達することができるので、荷重センサ320の感度を向上させることができる。なお、本発明に開示されるコイルばね364は、弾性部材および荷重調整機構の一例である。
温度センサ80は、例えばサーミスタから構成され、荷重センサ320を構成する基板326の後面(裏面)側に設けられている。なお、温度センサ80は、上述した基板326の後面の取り付け位置に限定されることはなく、電動工具10の電源投入後の使用状態での周囲温度を測定するようにしても良い。周囲温度には、例えば、電動工具本体12内における荷重センサ320の周囲の温度や、電動工具本体12の周辺の環境温度等が含まれる。
規制部370,372は、図4に示すように、スイッチ30の内側の上部および下部のそれぞれに設けられ、ユーザーの押圧によるトリガ300の移動距離をセンサユニット310の最大移動距離未満に規制するものである。
規制部370は、トリガ300に設けられた突出部302と、固定部材350に設けられたトリガ300の押圧方向Rに延びる長孔352とから構成されている。突出部302は、トリガ300の内面側から固定部材350側に突出した円柱状部材であって、長孔352にスライド可能に係合されている。長孔352内におけるトリガ300の突出部302の移動距離(ストローク)D3は、センサユニット310の押圧方向Rへの最大移動距離(ストローク)未満である。また、トリガ300の移動距離D3のうち、誤作動抑止空間としての距離D1を除いた距離(荷重センサ320に荷重が加えられる範囲)が、センサユニット310の移動可能な距離よりも小さい。
規制部372については、規制部370と同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。規制部372は、突出部304と、長孔354とから構成されている。突出部304は、長孔354にスライド可能に係合されている。長孔354内におけるトリガ300の突出部304の移動距離D4は、センサユニット310の押圧方向への最大移動距離未満である。なお、移動距離D3は移動距離D4と等しい。
規制部380は、スイッチ30の後部に設けられ、センサユニット310のコイルばね364に対する抜けを防止すると共にセンサユニット310の移動量を規制する。規制部380は、固定部材350に設けられた突出部356と、荷重センサ支持部材340に設けられたフック部342cとから構成されている。
フック部342cは、下方に窪んだ凹部を有し、荷重センサ支持部材340の後端部に一体形成されている。突出部356は、固定部材350の内面側から荷重センサ支持部材340側に向かって突出した円柱状部材であって、フック部342cに移動可能に係合されている。フック部342c内における突出部356の移動距離D5は、トリガ300のストロークが限界に達したとしてもセンサユニット310が移動可能な長さに設定される。
上述したトリガ300の移動距離D3とセンサユニット310の移動距離D5との関係をまとめると以下の通りである。トリガ300と封止カバー322との間には、誤動作防止のための隙間(距離D1)が形成され、感圧導電性弾性部材324と基板326の間には、絶縁空間(距離D2)が形成されている。トリガ300が押圧されていない初期状態において隙間としての距離D2が確保できれば、誤動作抑止空間としての距離D1は設けなくても良い。ただし、公差集積を考慮して誤動作抑止空間D1を設ける。このため、トリガ300の移動距離D3は、0mm以上3mm以下程度に設定される。また、これにより、センサユニット310が移動可能な移動距離D5は、3mm以上に設定される。
[スイッチ30の動作例]
次に、スイッチ30の動作の一例について図3〜図6を参照して説明する。図6は、スイッチ30の引き操作時における動作の一例を示している。トリガ300がユーザーにより押圧される前の状態では、トリガ300と封止カバー322とは距離D1だけ離間していると共に、感圧導電性弾性部材324と基板326とは距離D2だけ離間している。この場合、荷重センサ320は、非導通の状態である。また、トリガ300が押圧される前では、コイルばね364によりセンサユニット310がトリガ300側に付勢されるが、突出部356によりフック部342cが係止される。これにより、センサユニット310の固定部材350からの抜けを防止できる。
ユーザーによりトリガ300が押圧操作されると、トリガ300が押圧方向Rに移動していき、トリガ300の突出部300aが封止カバー322の押圧部322aに当接して押圧する。トリガ300がさらに押圧されると、封止カバー322の押圧部322aが感圧導電性弾性部材324を押圧する。これにより、感圧導電性弾性部材324が弾性変形して撓んで基板326に接触する。つまり、トリガ300(突出部302,304)は、距離D1,D2で許容される変位量だけ押圧方向Rに移動する。
また、ユーザーによりさらにトリガ300が押圧操作され、コイルばね364の取付け荷重以上の荷重がトリガ300に加えられると、図6に示すように、コイルばね364が圧縮されて荷重センサ320を内包するセンサユニット310が押圧方向R(後方)に移動していく。これにより、荷重センサ320にコイルばね364以上の荷重が加わることを防止できる。
また、トリガ300は、距離D3だけ移動すると、突出部302、304が長孔352、354によって規制されるが、最大距離を移動した場合でも、図6に示すように、フック部324c内の突出部356がまだ距離D6だけ移動可能な状態となっている。つまり、センサユニット320が固定部材350に対して距離D6だけ余裕を持った状態で移動可能な構成となっている。これにより、荷重センサ320に対して過大な負荷がかかった場合でも荷重センサ320の破損等を防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、規制部370,372を設けることで、コイルばね364の取付け荷重以上の荷重がトリガ300に加えられて荷重センサ320を内包するセンサユニット310が移動した場合でも、センサユニット310のストローク限界よりも先にトリガ300の方がストローク限界に到達する構成としたので、荷重センサ320にコイルばね364以上の荷重が加わることを防止できる。その結果、荷重センサ320に過大な荷重が加わったとしても荷重センサ320が破損されてしまうことを回避できる。
また、本実施の形態によれば、規制部380を設けることで、突出部356によりフック部342cを係止する構成としたので、センサユニット310が固定部材350から抜けることを防止できる。また、トリガ300のストロークが限界に達しても、センサユニット310の移動を可能な構成としたので、荷重センサ320の破損等を防止できる。
また、本実施の形態によれば、荷重センサ320を荷重センサカバー部材330と荷重センサ支持部材340とに内包させたユニット構造とするため、荷重センサ320の防水構造を単純化することをできる。これにより、スイッチ30の小型化を図ることができると共に組み付けの簡易化を図ることができ、電動工具10の低コスト化を図ることができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、荷重センサ320の一例として感圧ゴム式の荷重センサを用いた例について説明したが、これに限定されることなく、半導体式の荷重センサや、歪ゲージ式の荷重センサを用いた場合でも本発明を適用することができる。
また、上述した実施の形態の規制部370,372において、突出部302,304と長孔352,354との関係を逆に構成することもできる。同様に、規制部380の突出部356とフック部342cとを逆の構成とすることもできる。
また、電動工具10としてインパクトドライバについて説明したが、これに限定されることはなく、打撃機構を有していない電動ドライバ、電動のこぎり、電動やすり等にも本発明を適用することができる。また、電源としては、電池70に限定されることはなく、電源ケーブルによるAC電源を採用することもできる。
10 電動工具
12 電動工具本体
20 モータ
30 スイッチ
300 トリガ(スイッチ操作部)
320 荷重センサ
350 固定部材(支持部材)
364 コイルばね(弾性部材,荷重調整機構)
370,372,380 規制部

Claims (3)

  1. 電気部品を動作させるためのスイッチを備える工具であって、
    前記スイッチは、
    前記スイッチを操作するスイッチ操作部と、
    前記スイッチ操作部の操作による押圧力に応じた荷重を検出する荷重センサと、
    前記荷重センサに与えられる前記押圧力の大きさに応じて、前記スイッチ操作部の押圧方向に沿って前記荷重センサを移動可能に構成する荷重調整機構と、
    を備えたことを特徴とする工具。
  2. 前記スイッチ操作部の移動範囲を前記荷重センサの移動範囲未満に規制するための規制部を備えることを特徴とする請求項に記載の工具。
  3. 前記荷重調整機構は、前記荷重センサを支持する弾性部材を備えており、
    前記弾性部材は、荷重センサと同軸上に配置されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の工具。
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