JP6624874B2 - 竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造 - Google Patents

竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造 Download PDF

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Description

本発明は、廃棄された家電製品等を破砕する竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造に関する。
廃棄された冷蔵庫等の家電製品が回収され、再利用等のために破砕処理する装置として竪型破砕機が用いられている。
竪型破砕機は、縦軸心周りに回転するロータと、ロータの径方向外側に縦軸心と同心状に配置され、内周部にシェルライナが取り付けられた筒状シェルと、ロータの上部に回転軸と同軸に軸支されたブレーカと、ロータ下部に回転軸と同軸に軸支されたスイーパと、前記スイーパの周部に配置されたディスチャージリングと、スイーパの掃引によりディスチャージリングの周壁に形成された開口部から掃き出される被破砕物を外部に排出する排出部と、を備えて構成されている。
特許文献1には、ブレーカ(特許文献1では、「ノッカー」と表現されている。)、ロータ及びスイーパが縦軸心周りに正逆双方に回転可能な竪型破砕機として、ブレーカ及びスイーパの打撃面となる左右両側面にライナを取り付けた竪型破砕機が提案されている。
当該竪型破砕機では、内周部にディスチャージリングライナが配置されたディスチャージリングがスイーパの周部に配置され、スイーパの掃引によりディスチャージリングの周壁に形成された開口部から掃き出される被破砕物を外部に排出する排出部が設けられている。
登録実用新案第3059207号公報
特許文献1に開示されたディスチャージリングには、左右両端と回転軸とを結ぶ角度が略180°となる位置に開口部が形成されている。
そのため、ディスチャージリングの上方に積載される重量の筒状シェル等を支持する強度を十分に確保することが困難になるため、別途の支持構造体を設けて補強する等、構造の複雑化や、部品点数の増加によるコスト上昇を来す虞があった。
そこで、開口部の左右両端と回転軸とを結ぶ角度を狭めて、別途の支持構造体を設けることなくディスチャージリングのみで筒状シェル等を支持可能に構成すると、スイーパの掃引により被破砕物に作用する遠心力によって、開口部から掃き出される際に開口部近傍のディスチャージリングライナに被破砕物が頻繁に接触して激しく摩耗するという問題があった。
そのためディスチャージリングライナの交換頻度が増すという問題、さらに交換作業のためにディスチャージリングライナの上方に設置されるロータ等の重量物を取り外す作業が必要になるという極めて煩雑なメンテナンス作業が要求されるという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の問題点に鑑み、ディスチャージリングライナの摩耗を抑制することによりディスチャージリングライナの交換頻度を下げるとともに、メンテナンス性に優れた竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、縦軸心周りに回転する回転軸に軸支され、破砕機構を備えたロータと、前記ロータの径方向外側に前記縦軸心と同心状に配置された筒状シェルと、前記ロータ下部に前記回転軸と同軸に軸支されたスイーパと、前記スイーパの周部に配置され、内周部にディスチャージリングライナが配置されたディスチャージリングと、前記スイーパの掃引により前記ディスチャージリングの周壁に形成された開口部から掃き出される被破砕物を外部に排出する排出部と、を備えて構成される竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造であって、前記ディスチャージリングライナのうち前記開口部側の縁部を覆うように、排出部側から前記ディスチャージリング側に突出する姿勢で排出部ライナが取り付けられ、前記排出部ライナは、前記開口部側の縁部に対向する対向縁部と前記対向縁部に隣接し、前記ディスチャージリングライナの表面から同一曲率で連続する表面を備えている点にある。
開口部に位置するディスチャージリングライナの縁部が排出部ライナで覆われるので、開口部から被破砕物が吐き出される際にディスチャージリングライナの縁部に代わって排出部ライナが摩耗するようになり、交換作業の煩雑なディスチャージリングライナの摩耗が抑制されるようになる。尚、排出部ライナはディスチャージリングの外部であって排出部側に配されるので、容易に交換作業を行なうことができる。
また、排出部ライナは、開口部側のディスチャージリングライナの縁部に対向する対向縁部が形成され、さらに対向縁部に隣接してディスチャージリングライナの表面から同一曲率で連続する表面を備えているので、スイーパの掃引によりディスチャージリングライナに沿って開口部に向けて案内される被破砕物は、最終的に排出部ライナの表面でディスチャージリングの径方向に向けて接触しながら吐き出される。排出部ライナはディスチャージリングの外部であって排出部側に配されるので、容易に交換作業を行なうことができる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、縦軸心周りに回転する回転軸に軸支され、破砕機構を備えたロータと、前記ロータの径方向外側に前記縦軸心と同心状に配置された筒状シェルと、前記ロータ下部に前記回転軸と同軸に軸支されたスイーパと、前記スイーパの周部に配置され、内周部にディスチャージリングライナが配置されたディスチャージリングと、前記スイーパの掃引により前記ディスチャージリングの周壁に形成された開口部から掃き出される被破砕物を外部に排出する排出部と、を備えて構成される竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造であって、前記開口部は、前記スイーパの掃引により前記ディスチャージリングから被破砕物が掃き出される側で、前記ディスチャージリングの接線方向よりも径方向外側に向けられており、前記ディスチャージリングライナのうち前記開口部側の縁部の全面を覆うように、排出部側から前記ディスチャージリング側に突出する姿勢で排出部ライナが取り付けられている点にある。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第の特徴構成に加えて、前記排出部ライナは、前記開口部側の縁部に対向する対向縁部と前記対向縁部に隣接し、前記ディスチャージリングライナの表面から同一曲率で連続する表面を備えている点にある。
排出部ライナは、開口部側のディスチャージリングライナの縁部に対向する対向縁部が形成され、さらに対向縁部に隣接してディスチャージリングライナの表面から同一曲率で連続する表面を備えているので、スイーパの掃引によりディスチャージリングライナに沿って開口部に向けて案内される被破砕物は、最終的に排出部ライナの表面でディスチャージリングの径方向に向けて接触しながら吐き出される。排出部ライナはディスチャージリングの外部であって排出部側に配されるので、容易に交換作業を行なうことができる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一または第三の特徴構成に加えて、前記排出部ライナは、前記開口部側に厚肉部を備え、前記厚肉部に前記ディスチャージリングライナの表面から同一曲率で連続する表面を備えている点にある。
最も摩耗の激しい部位が厚肉に形成されているので、頻繁なメンテナンスも不要になる。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第一から第四の何れかの特徴構成に加えて、前記回転軸は、正転または逆転可能に構成されている点にある。
同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第五の特徴構成に加えて、前記排出部ライナは、前記排出部の左右の側壁に固定されている点にある。
同第七の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、上述の第五または第六の特徴構成に加えて、前記排出部ライナの内側面は、前記排出部の側壁に沿う平面部と、前記平面部から前記開口部の中央部に向けて傾斜する傾斜面部を備えている点にある。
同第八の特徴構成は、同請求項8に記載した通り、上述の第五から第七の何れかの特徴構成に加えて、前記排出部ライナは、上下を反転させることにより前記開口部の側壁の双方に取付け可能に構成されている点にある。
同一の排出部ライナを開口部の左右何れの側にも取付け可能となるので、部品の共通化によるコストの低減化を図ることができる。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第一から第の何れかの特徴構成に加えて、前記開口部の左右両端と前記回転軸とを結ぶ角度が180°未満に構成されている点にある。
開口部の左右両端と回転軸とを結ぶ角度が180°未満に構成されている場合に特に優れた効果が奏される。
以上説明した通り、本発明によれば、ディスチャージリングライナの摩耗を抑制することによりディスチャージリングライナの交換頻度を下げるとともに、メンテナンス性に優れた竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造を提供することができるようになった。
(a)は竪型破砕機の要部平面図、(b)は同縦断面図 (a)は竪型破砕機の正面図、(b)は同平面図、(c)は同左側面図 (a)はブレーカの平面図、(b)は同右側面図、(c)はブレーカの要部平面図 (a)はブレーカライナの平面図、(b)は同正断面図、(c)はブレーカライナの取付け状態を示す要部説明図 (a)はディスチャージリングライナ及び排出部ライナの平面図、(b)は同平面図 (a)はディスチャージリングライナの説明図、(b)〜(f)は排出部ライナの説明図
以下に、竪型破砕機のブレーカライナ取付け構造、及び排出部ライナ取付け構造を、図面に基づいて説明する。
図2(a),(b),(c)に示すように、竪型破砕機1は、冷蔵庫等の家電製品を破砕処理する装置で、装置フレーム6に設けられたモータ4及び破砕処理部10を備えて構成されている。破砕処理部10は、装置フレーム6に固定されたディスチャージリング60と、ディスチャージリング60の上部に配置された筒状シェル20と、筒状シェル20の内部に回転可能に収容されたブレーカ30等を備えて構成され、破砕処理部10で破砕された被破砕物が排出部70から掃き出されるように構成されている。
装置フレーム6の内部で、モータ4の出力軸4Aに取付けられたプーリ3と破砕処理部10の回転軸2に備えたプーリとがVベルト5で駆動連結され、モータ4の動力でロータ40等が筒状シェル20に対して回転するように構成されている。モータ4が正転または逆転することにより、回転軸が正転または逆転可能に構成されている。
図1(a),(b)に示すように、筒状シェル20の内周部には上下姿勢のリブが形成された上下2段のシェルライナ21,22が配され、筒状シェル20の内側に、上方から順にブレーカ30、ロータ40、スイーパ50が縦軸心周りの回転軸2に一体回転可能に軸支されている。ロータ40は、円盤42と、円盤42の外周部で遊転自在に軸支された破砕機構としての複数の破砕グラインダ41とを備えている。尚、破砕機構は破砕グラインダ41に限らず、公知の他の構成でもよい。
上方から投入された被破砕物は、ブレーカ30で打撃されて破砕されながら、シェルライナ21,22と破砕グラインダ41との間で細かく破砕されながら下方に搬送され、筒状シェル20の下方に配置されたディスチャージリング60に落下する。
ディスチャージリング60に落下した被破砕物は、スイーパ50の回転軸2周りの掃引によりディスチャージリングの周壁に形成された開口部50Aから掃き出され、排出部70から装置外部に排出される。
図3(a),(b),(c)に示すように、ブレーカ30は、回転軸2に挿通され回転軸2と一体に回転する円盤状の基部33と、基部33の上側に配置された第1アーム部材36及び第2アーム部材37を備えている。第1アーム部材36と第2アーム部材37は互いに180°の角度でそれぞれが基部33の径方向に延出形成されている。第1アーム部材36は第2アーム部材37の肉厚分だけ軸心方向上側に位置している。
第1アーム部材36及び第2アーム部材37が基部33とともに回転することにより、筒状シェル20に投入された被破砕物が打撃されて破砕され、基部33上を移送しながらシェルライナ21,22と破砕グラインダ41との間に導かれる。この時、基部33の摩耗を抑制するため、基部33の上面には放射状の肉盛34が形成されている。図3(a),(c)のハッチング部位が肉盛部位である。
ブレーカ30を構成する第1アーム部材36及び第2アーム部材37の先端には、被破砕物を打撃する際に摩耗しないようにブレーカライナ31が取り付けられている。
以下、ブレーカライナ31の取付け構造を説明する。
図3(a),(b),(c)及び図4(a),(b),(c)に示すように、ブレーカ30(36,37)のうち少なくとも左右のブレーカライナ31で挟まれる領域に径方向に沿ってそれぞれ一対の貫通孔36h,37hが形成され、各貫通孔36h,37hの内壁からブレーカ30(36,37)の側面に向けてボルト挿通孔36j,37jが形成されている。
当該貫通孔36h,37hが、上方に開口するように形成された空洞部となる。空洞部として貫通孔に限るものではなく、上方に開口し、底部が存在する凹部であってもよい。
ブレーカライナ31に形成された取付け孔31bからボルト挿通孔36j,37jにボルト31fを挿通し、貫通孔36h,37hの内壁側からナット31gで締結するように構成されている。
そのため、長尺のボルトを用いる必要が無く、被破砕物を打撃する際の衝撃等に起因するボルトの伸びも抑制されるのでナットの緩みも抑制される。また、ブレーカが正逆何れの側に回転しても、被破砕物とナット31gが接触することがないので、ナットナット31gが摩耗することなく、従ってナット31gの取り外しが困難になるようなこともない。
貫通孔36h,37hがブレーカ31の左右の幅方向の中央部に形成されていることが好ましく、貫通孔36h,37hの中心部とブレーカ30(36,37)の左右両側面との距離が等しくなるので、左右のブレーカライナ31を取り付けるためのボルト31fも同じ長さのボルトを用いることができ、またブレーカ31の重量バランスも左右対称となり正逆何れに回転する場合でも動作が安定する。
更に、ブレーカライナ31に形成された取付け孔31bにボルト31fの頭部を回り止め状態で収容する座刳り部31aが形成され、座刳り部31a及びボルト31fの頭部の対向面31eが滑らかに表面加工されている。
座刳り部31a及びボルト31fの頭部の対向面31eの双方が滑らかに表面加工されていると、初期に締付固定した後に、被破砕物を打撃した際に対向面の大きな変形が生じないので締付状態の緩みが回避され、増し締め作業を行なう必要が無くなる。
貫通孔36h,37hを閉塞する上下一対の蓋体35A,35B,35C,35Dがさらに設けられ、ブレーカ30(36,37)の回転バランスを調整するバランスウェートが蓋体35A,35B,35C,35Dの重量で調整可能に構成されている。
ブレーカライナ31の取付けが終了した後に蓋体35A,35B,35C,35Dで貫通孔36h,37hを閉塞することにより、破砕処理で生じる被破砕物が貫通孔36h,37hを内部に入り込み、詰りが生じるようなことを回避することができる。また、ブレーカ30(36,37)が回転する際のバランスを調整するバランスウェイトとしての機能を蓋体35A,35B,35C,35Dに持たせることにより、安定した回転が可能になる。
図1(b)に示すように、ディスチャージリング60がスイーパ50を囲繞するように配置され、スイーパ50の掃引、つまり回転軸2周りの回転によりディスチャージリング60の周壁に形成された開口部50Aから被破砕物が掃き出される。このとき、ディスチャージリング60の摩耗を回避するために、ディスチャージリング60の内周部にディスチャージリングライナ62aが配置されている。
図5(a),(b)に示すように、ディスチャージリングライナ62aのうち開口部50A側の縁部63を覆うように、排出部側から前記ディスチャージリング側に突出する姿勢で排出部ライナ62bが取り付けられている。
開口部50Aに位置するディスチャージリングライナ62aの縁部63が排出部ライナ62bで覆われるので、開口部50Aから被破砕物が吐き出される際にディスチャージリングライナ62aの縁部63に代わって排出部ライナ62bが摩耗するようになり、交換作業の煩雑なディスチャージリングライナ62aの摩耗が抑制されるようになる。尚、排出部ライナ62bはディスチャージリング60の外部であって排出部70側に配されるので、容易に交換作業を行なうことができる。
排出部ライナ62bは、開口部50A側のディスチャージリングライナ62aの縁部63に対向する対向縁部64と対向縁部64に隣接し、ディスチャージリングライナ62aの表面から同一曲率で連続する表面65を備えた厚肉部66を備えている。
この様に構成されると、スイーパ50の掃引によりディスチャージリングライナ62aの表面に沿って開口部50Aに向けて案内される被破砕物は、最終的に排出部ライナ62bの厚肉部66を形成する表面でディスチャージリング60の径方向に向けて接触しながら吐き出される。最も摩耗の激しい部位が厚肉に形成されているので、頻繁なメンテナンスも不要になる。
図6(a)は、ディスチャージリングライナ62aの正面、平面、側面構造が示され、上下の取付け孔620を介してディスチャージリング60に取付けられる。図6(b)〜(d)は。図5(b)に示した排出部ライナ62c,70a,70bの正面、平面、側面構造が示され、上下の取付け孔620を介して排出部70の側壁に取付けられる。
図6(e),(f)に示すように、本発明の排出部ライナ62bは、上下を反転させることにより開口部50Aの左右双方に取付け可能に構成されている。同一の排出部ライナ62bを開口部50Aの左右何れの側にも取付け可能となるので、部品の共通化が図られるとともに、上下で偏摩耗が見られた場合には開口部50Aの左右のライナを上下反転して付け替えることができるようになり、効果的にコストの低減化を図ることができる。
上述した実施形態のように、開口部50Aの左右両端と回転軸2とを結ぶ角度が180°未満に構成されていると、ディスチャージリング60の上方に配置される筒状シェル20を支持するための別途の支持機構を設ける必要もなく、排出部をコンパクトにできて、シンプルな構造の竪型破砕機1を構成することができる。
尚、上述した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各部の具体的な構造、形状、サイズ等を適宜変更設計できることは言うまでもない。
1:竪型破砕機
20:筒状シェル
21,22:シェルライナ
30:ブレーカ
31:ブレーカライナ
40:ロータ
50:スイーパ
50A:開口部
60:ディスチャージリング
62a:ディスチャージリングライナ
62b:排出部ライナ
70:排出部

Claims (9)

  1. 縦軸心周りに回転する回転軸に軸支され、破砕機構を備えたロータと、
    前記ロータの径方向外側に前記縦軸心と同心状に配置された筒状シェルと、
    前記ロータ下部に前記回転軸と同軸に軸支されたスイーパと、
    前記スイーパの周部に配置され、内周部にディスチャージリングライナが配置されたディスチャージリングと、
    前記スイーパの掃引により前記ディスチャージリングの周壁に形成された開口部から掃き出される被破砕物を外部に排出する排出部と、
    を備えて構成される竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造であって、
    前記ディスチャージリングライナのうち前記開口部側の縁部を覆うように、排出部側から前記ディスチャージリング側に突出する姿勢で排出部ライナが取り付けられ、
    前記排出部ライナは、前記開口部側の縁部に対向する対向縁部と前記対向縁部に隣接し、前記ディスチャージリングライナの表面から同一曲率で連続する表面を備えている竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造。
  2. 縦軸心周りに回転する回転軸に軸支され、破砕機構を備えたロータと、
    前記ロータの径方向外側に前記縦軸心と同心状に配置された筒状シェルと、
    前記ロータ下部に前記回転軸と同軸に軸支されたスイーパと、
    前記スイーパの周部に配置され、内周部にディスチャージリングライナが配置されたディスチャージリングと、
    前記スイーパの掃引により前記ディスチャージリングの周壁に形成された開口部から掃き出される被破砕物を外部に排出する排出部と、
    を備えて構成される竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造であって、
    前記開口部は、前記スイーパの掃引により前記ディスチャージリングから被破砕物が掃き出される側で、前記ディスチャージリングの接線方向よりも径方向外側に向けられており、
    前記ディスチャージリングライナのうち前記開口部側の縁部の全面を覆うように、排出部側から前記ディスチャージリング側に突出する姿勢で排出部ライナが取り付けられている竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造。
  3. 前記排出部ライナは、前記開口部側の縁部に対向する対向縁部と前記対向縁部に隣接し、前記ディスチャージリングライナの表面から同一曲率で連続する表面を備えている請求項2記載の竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造。
  4. 前記排出部ライナは、前記開口部側に厚肉部を備え、前記厚肉部に前記ディスチャージリングライナの表面から同一曲率で連続する表面を備えている請求項1または3記載の竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造。
  5. 前記回転軸は、正転または逆転可能に構成されている請求項1から4の何れかに記載の排出部ライナ取付け構造。
  6. 前記排出部ライナは、前記排出部の左右の側壁に固定されている請求項5記載の排出部ライナ取付け構造。
  7. 前記排出部ライナの内側面は、前記排出部の側壁に沿う平面部と、前記平面部から前記開口部の中央部に向けて傾斜する傾斜面部を備えている請求項5または6記載の竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造。
  8. 前記排出部ライナは、上下を反転させることにより前記開口部の側壁の双方に取付け可能に構成されている請求項5から7の何れかに記載の竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造。
  9. 前記開口部の左右両端と前記回転軸とを結ぶ角度が180°未満に構成されている請求項1からの何れかに記載の竪型破砕機の排出部ライナ取付け構造。
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