JP6624855B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)に用いられる変速用ソレノイドバルブなど、特性に個体ばらつきがある学習対象を学習制御する制御装置に関する。
たとえば、車両に搭載されるベルト式の無段変速機では、プライマリプーリの油室への供給油量が制御されることによって、プライマリプーリの固定シーブと可動シーブとの間隔が変更される。これに伴い、プライマリプーリに対するベルトの巻きかけ径が変化するとともに、セカンダリプーリの固定シーブと可動シーブとの間隔が変化し、セカンダリプーリに対するベルトの巻きかけ径が変化する。これにより、変速比(プーリ比)が無段階で連続的に変化する。
CVTの油圧回路には、プライマリプーリの油室への供給油量を制御するために、レシオコントロールバルブ、アップ変速用ソレノイドバルブおよびダウン変速用ソレノイドバルブが設けられている。アップ変速用ソレノイドバルブおよびダウン変速用ソレノイドバルブは、デューティ比に応じた信号圧を発生する。レシオコントロールバルブには、アップ変速用ソレノイドバルブが発生するアップ変速用信号圧およびダウン変速用ソレノイドバルブが発生するダウン変速用信号圧が入力され、それらのアップ変速用信号圧およびダウン変速用信号圧の相対関係に応じた流量の作動油がレシオコントロールバルブからプライマリプーリの油室に供給される。
かかる構成では、CVTの特性に個体ばらつきがあるため、CVTが搭載された車両において、同じアクセル操作がなされても、変速応答性にばらつきが生じるという問題がある。
特開平8−82354号公報
CVTの変速制御では、プライマリプーリに入力される実入力回転数が目標入力回転数に一致するように、制御指示値が設定される。また、CVTの特性の個体ばらつきによる影響を排除するため、目標入力回転数およびこれに対して設定された制御指示値に基づいて、CVTの特性が推定される。そして、その推定される特性に応じた学習値の学習が行われ、その学習値が制御指示値に加えられて、制御指示値と学習値との加算値に応じたデューティ比が設定される。学習値が異常な値にならないよう、学習値には、その上限および下限を規定する上下限ガードが設定される。
図6は、CVTなどの学習対象の特性を示す図である。
学習値は、制御指示値に基づいて推定される学習対象の特性が目標特性に近づくように学習される。したがって、学習値が制御指示値に加えられることにより、制御指示値に基づいて推定される学習対象の特性が目標特性に合うように補正され、学習対象の制御から学習対象の特性の個体ばらつきによる影響が排除される。
学習対象の中には、目標特性に近い特性を有するものもあれば、目標特性から大きく離れた特性を有するものもある。目標特性から最も離れた特性を有する学習対象(最悪品)であっても、その特性が目標特性に補正されるためには、学習値の上下限ガードを広く(緩く)設定する必要がある。しかしながら、学習値の上下限ガードが広く設定されていると、目標特性に近い特性を有する学習対象では、制御のためのハードウェアの故障などの要因で誤学習が行われた場合に、学習値が異常な値になり、学習値による補正後の学習対象の特性が許容限界を超えるおそれがある。
逆に、目標特性に近い特性を有する学習対象を基準に上下限ガードが設定されると、それよりも目標特性から離れた特性を有する学習対象では、学習値が不足し、学習値による補正後の特性を目標特性に合わせることができない。
本発明の目的は、学習値に不足が生じることを抑制できながら、学習値が異常な値となることを抑制できる、制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、特性に個体ばらつきがある学習対象を学習制御する制御装置であって、学習対象を制御するための制御指示値を設定する制御指示値設定手段と、学習対象の特性を補正するために、制御指示値設定手段により設定される制御指示値に加算される学習値を設定する学習補正手段と、制御指示値設定手段により設定される制御指示値と学習補正手段により設定される学習値とに基づいて、学習対象のオリジナル特性を推定する特性推定手段と、特性推定手段により推定されるオリジナル特性に基づいて、学習値の上限値と下限値との差を小さくするガード変更手段とを含む。
この構成によれば、学習対象を制御するための制御指示値が設定される。また、学習対象の特性を補正するための学習値が設定される。制御指示値に学習値が加算され、その加算値に基づいて、学習対象が制御されることにより、学習対象の制御から学習対象の特性の個体ばらつきによる影響を排除することができる。
制御指示値および学習値に基づいて、学習対象のオリジナル特性が推定される。そして、その推定されるオリジナル特性に基づいて、学習値の上限値と下限値との差が小さくされる。これにより、学習値が未学習の状態では、学習値の上限値と下限値との差が大きいので、学習対象が目標特性から大きく離れた特性を有していても、学習値に不足が生じることを抑制でき、学習対象の制御から学習対象の特性の個体ばらつきによる影響を良好に排除することができる。一方、学習値の学習が進むにつれて、学習値の上限値と下限値との差が小さくなるので、学習値の学習が進んだ状態では、予期しない要因で学習値の誤学習が行われても、学習値が異常な値となることを抑制でき、学習値による補正後の学習対象の特性が許容限界を超えることを抑制できる。
制御装置は、学習対象の制御の目標値および制御指示値に基づいて、学習値による補正後の学習対象の特性を示す補正後特性値を取得する補正後特性値取得手段をさらに含み、特性推定手段は、補正後特性値から学習値を減算して得られる値をオリジナル特性を示すオリジナル特性値として取得し、ガード変更手段は、オリジナル特性値に応じた第1値と学習対象の目標特性を示す目標特性値に応じた第2値との偏差を学習値の上限値として設定してもよい。
これにより、学習値がオリジナル特性を目標特性に補正するために、必要にして十分な値まで学習値の上限を下げることができ、学習値の上限値と下限値との差を小さくすることができる。
第1値は、オリジナル特性値を平滑化した値に応じて設定されてもよい。
また、第1値は、オリジナル特性値を平滑化した値と当該値の前回値とのうちの大きい方の値であってもよい。
第2値は、目標特性値に所定のガード余裕代を加算した値であってもよい。
本発明によれば、学習値に不足が生じることを抑制できながら、学習値が異常な値となることを抑制できる。
本発明の一実施形態に係るCVTECU1の構成を示すブロック図である。 変速線図の一例である。 学習補正部における処理の流れを示す流れ線図(ブロック線図)である。 オリジナル特性値(推定値)、オリジナル特性平滑値およびオリジナル特性平滑値のMAX取り値の変化を示すグラフである。 学習値および上限ガードの変化を示すグラフである。 CVTなどの学習対象の特性を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<制御装置>
図1は、本発明の一実施形態に係るCVTECU1の構成を示すブロック図である。図2は、変速線図の一例である。
CVTECU1は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ、EEPROMなど)を含む構成であり、たとえば、車両に搭載されるベルト式のCVT2の変速制御に用いられる。
CVT2は、エンジンなどの駆動源の動力が入力されるインプット軸と、インプット軸と平行に設けられ、デファレンシャルギヤに伝達される動力を出力するアウトプット軸と、インプット軸に連結されたプライマリ軸と、アウトプット軸に連結されたセカンダリ軸と、プライマリ軸に相対回転不能に支持されたプライマリプーリと、セカンダリ軸に相対回転不能に支持されたセカンダリプーリと、プライマリプーリとセカンダリプーリとに巻き掛けられたベルトとを備えている。
CVT2では、プライマリプーリの油室への供給油量が制御されることによって、プライマリプーリの固定シーブと可動シーブとの間隔が変更される。これに伴い、プライマリプーリに対するベルトの巻きかけ径が変化するとともに、セカンダリプーリの固定シーブと可動シーブとの間隔が変化し、セカンダリプーリに対するベルトの巻きかけ径が変化する。これにより、変速比が無段階で連続的に変化する。
CVTECU1には、入力回転数センサ11および出力回転数センサ12が接続されている。
入力回転数センサ11は、インプット軸の回転に同期したパルス信号をCVTECU1に入力する。CVTECU1は、入力回転数センサ11から入力されるパルス信号の周波数をインプット軸の回転数である実入力回転数に換算する。
出力回転数センサ12は、アウトプット軸の回転に同期したパルス信号をCVTECU1に入力する。CVTECU1は、出力回転数センサ12から入力されるパルス信号の周波数をアウトプット軸の回転数である実出力回転数に換算する。さらに、CVTECU1は、最終変速比などに基づいて、出力回転数から車両の車速を演算する。
また、CVTECU1には、車両に搭載されている他のECU、たとえば、エンジンを制御するエンジンECUからアクセル開度の情報が入力される。CVTECU1と他のECUとは、たとえば、CAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる双方向通信が可能に接続されている。
CVTECU1は、実入力回転数、実出力回転数およびアクセル開度に基づいて、CVT2の変速制御のため、プライマリプーリの油室への供給油量を制御する。具体的には、CVT2の各部に油圧を供給するための油圧回路には、プライマリプーリの油室への供給油量を制御するレシオコントロールバルブ(図示せず)が設けられており、そのレシオコントロールバルブを制御するために、変速用ソレノイドバルブが設けられている。変速用ソレノイドバルブには、アップ変速用ソレノイドバルブおよびダウン変速用ソレノイドバルブが含まれる。アップ変速用ソレノイドバルブおよびダウン変速用ソレノイドバルブは、それぞれデューティ比に応じた信号圧(油圧)を発生するデューティソレノイドバルブである。レシオコントロールバルブには、アップ変速用ソレノイドバルブが発生するアップ変速用信号圧およびダウン変速用ソレノイドバルブが発生するダウン変速用信号圧が入力され、それらのアップ変速用信号圧およびダウン変速用信号圧の相対関係に応じた流量の作動油がレシオコントロールバルブからプライマリプーリの油室に供給される。
CVTECU1は、変速制御のための処理部として、目標値設定部21、フィードバックコントローラ部22および学習機能部23を実質的に備えている。これらの処理部は、プログラム処理によってソフトウエア的に実現されるか、または、論理回路などのハードウェアにより実現される。
目標値設定部21は、図2に示される変速線図に基づいて、スロットル開度および車速に応じた目標入力回転数を設定する。変速線図は、マップ化されて、CVTECU1のメモリに格納されている。
フィードバックコントローラ部22には、目標値設定部21により設定された目標入力回転数と実回転数との偏差が入力される。フィードバックコントローラ部22は、たとえば、比例動作、積分動作および微分動作により、目標入力回転数と実回転数との偏差に応じた制御指示値を出力する。
CVT2は、その特性に個体ばらつきがある。学習機能部23は、変速制御からCVT2の特性の個体ばらつきによる影響を排除するため、フィードバックコントローラ部22が出力する制御指示値に加算される学習値を学習する。CVTECU1では、制御指示値と学習値との加算値に応じて、アップ変速用ソレノイドバルブ用のデューティ比およびダウン変速用ソレノイドバルブ用のデューティ比が設定される。
学習機能部23には、目標特性記憶部231、プラント特性推定部232および学習補正部233が含まれる。
目標特性記憶部231は、CVTECU1のメモリの一部により構成され、CVT2の目標特性を示す目標特性値を記憶している。
プラント特性推定部232には、目標値設定部21から出力される目標入力回転数と、フィードバックコントローラ部22から出力される制御指示値とが入力される。プラント特性推定部232は、目標入力回転数および制御指示値に基づいて、学習値による補正後のCVT2の特性を推定し、その特性を示す補正後特性値を出力する。具体的には、目標入力回転数および制御指示値と補正後特性値との関係を示す特性線図がマップの形態でCVTECU1のメモリに記憶されており、プラント特性推定部232は、その特性線図に基づいて、目標入力回転数および制御指示値に対応する補正後特性値を出力する。
学習補正部233は、目標特性記憶部231に記憶されている目標特性値とプラント特性推定部232から出力される補正後特性値との偏差に基づいて、CVTECU1のメモリに記憶されている学習値を上下限ガードの範囲内で更新し、学習値を更新した場合、その更新後の学習値をメモリに記憶する。
<学習補正部>
図3は、学習補正部233における処理の流れを示す流れ線図(ブロック線図)である。図4は、オリジナル特性値(推定値)、オリジナル特性平滑値およびオリジナル特性平滑値のMAX取り値の変化を示すグラフである。図5は、学習値および上限ガードの変化を示すグラフである。
学習補正部233では、学習値の学習時に、目標特性記憶部231に記憶されている目標特性値とプラント特性推定部232から出力される補正後特性値との偏差(目標特性値から補正後特性値を減じた値)が取得される。そして、その偏差と所定の学習ゲインとの乗算値が取得される。その後、その乗算値とCVTECU1のメモリに記憶されている学習値との加算値が仮学習値として取得される。
一方、学習補正部233では、学習値の学習時に、プラント特性推定部232から出力される補正後特性値とCVTECU1のメモリに記憶されている学習値との偏差(補正後特性値から学習値を減じた値)がオリジナル特性値として取得される。図4には、各学習時に取得されたオリジナル特性値が「●」で示されている。
オリジナル特性値は、ローパスフィルタ(LPF)処理により平滑化される。図4には、オリジナル特性値を平滑化して得られるオリジナル特性平滑値が破線(点線)で示されている。
なお、オリジナル特性値を平滑化するための処理は、ローパスフィルタ処理として、一次遅れフィルタ処理でもよいし、移動平均フィルタ処理でもよい。
オリジナル特性平滑値が取得されると、そのオリジナル特性平滑値と前回の学習時に取得されたオリジナル特性平滑値とが比較されて、それらのうちで大きい方の値がMAX取り値として取得される。図4には、MAX取り値が実線で示されている。
また、学習補正部233では、目標特性記憶部231に記憶されている目標特性値と所定のガード余裕代との加算値が到達許容特性値として取得される。そして、到達許容特性値とMAX取り値との偏差(到達許容特性値からMAX取り値を減じた値)がオリジナル特性に基づく上限ガード(上限値)として取得される。
また、CVTECU1のメモリには、固定上限ガードが学習値の上限ガードの初期値として記憶されている。
学習補正部233では、学習値の学習時に、仮学習値、オリジナル特性に基づく上限ガードおよび固定上限ガードが比較されて、それらのうちで最も小さい値が新たな学習値として取得される(MIN取り)。この取得された新たな学習値は、CVTECU1のメモリに記憶されている学習値に上書きで記憶される。これにより、学習値の1回の学習が完了する。
<作用効果>
CVT2の変速をフィードバック制御するための制御指示値が設定される。また、目標特性記憶部231に記憶されている目標特性値とプラント特性推定部232から出力される補正後特性値との偏差に基づいて、学習値が設定(学習補正)される。そして、制御指示値に学習値が加算され、その加算値に基づいて、CVT2の変速がフィードバック制御される。これにより、CVT2の制御からCVT2の特性の個体ばらつきによる影響を排除することができる。
学習値の学習が進むにつれて、目標特性値に応じた到達許容特性値とオリジナル特性値をMAX取りした値(MAX取り値)との偏差が小さくなる。したがって、到達許容特性値とMAX取り値との偏差が学習値の上限値として設定されることにより、図5に示されるように、学習値の学習が進むにつれて、学習値の上限ガードをその初期値である固定上限ガードから次第に低減させることができ、学習値の上限ガードと下限ガード(下限値)との差を小さくすることができる。
これにより、学習値が未学習の状態では、学習値の上限ガードと下限ガードとの差が大きいので、CVT2が目標特性から大きく離れた特性を有していても、学習値に不足が生じることを抑制でき、CVT2の制御からCVT2の特性の個体ばらつきによる影響を良好に排除することができる。一方、学習値の学習が進むにつれて、学習値の上限ガードと下限ガードの差が小さくなるので、学習値の学習が進んだ状態では、予期しない要因で学習値の誤学習が行われても、学習値が異常な値となることを抑制でき、学習値による補正後のCVT2の特性が許容限界を超えることを抑制できる。
なお、学習値の上限ガードが低減された後は、たとえば、CVTECU1の故障がツールを用いて診断されない限り、上限ガードが上げられることはない。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、学習値の学習が進むにつれて、学習値の上限ガードが低減される構成を取り上げたが、上限ガードを低減する手法と同様な手法により、学習値の学習が進むにつれて、学習値の下限ガードが増大される構成が採用されてもよい。たとえば、学習が進むにつれて低減される、オリジナル特性平滑化値をMIN取りした値と、目標特性値から所定のガード余裕代を減算した到達許容特性値(下限)との偏差(到達許容特性値からMIN取り値を減じた値)を、初期値である固定下限ガードとMAX取りして、そのMAX取りした値を下限ガードとして更新することにより、学習値の学習が進むにつれて、学習値の下限ガードをその初期値である固定下限ガードから次第に増大させることができ、学習値の上限ガードと下限ガードとの差を小さくすることができる。
また、学習対象(学習制御の対象)がCVT2である場合を例にとったが、学習対象は、特性に個体ばらつきがあるものであれば、CVT2には限らない。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 CVTECU(制御装置)
2 CVT(学習対象)
22 フィードバックコントローラ部(制御指示値設定手段)
233 学習補正部(学習補正手段、特性推定手段、ガード変更手段)

Claims (1)

  1. 特性に個体ばらつきがある学習対象を学習制御する制御装置であって、
    前記学習対象を制御するための制御指示値を設定する制御指示値設定手段と、
    前記学習対象の特性を補正するために、制御指示値設定手段により設定される前記制御指示値に加算される学習値を設定する学習補正手段と、
    前記制御指示値設定手段により設定される前記制御指示値と前記学習補正手段により設定される前記学習値とに基づいて、前記学習対象のオリジナル特性を推定する特性推定手段と、
    前記特性推定手段により推定されるオリジナル特性に基づいて、前記学習補正手段により設定される前記学習値の上限値と下限値との差を小さくするガード変更手段と
    前記学習対象の制御の目標値および前記制御指示値設定手段により設定される前記制御指示値に基づいて、前記学習補正手段により設定される前記学習値による補正後の前記学習対象の特性を示す補正後特性値を取得する補正後特性値取得手段とを含み、
    前記特性推定手段は、前記補正後特性値取得手段により取得される前記補正後特性値から前記学習補正手段により設定される前記学習値を減算して得られる値をオリジナル特性を示すオリジナル特性値として取得し、
    前記ガード変更手段は、前記特性推定手段により取得される前記オリジナル特性値に応じた第1値と前記学習対象の目標特性を示す目標特性値に応じた第2値との偏差を前記学習補正手段により設定される前記学習値の上限値として設定する、制御装置。
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