JP6621658B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービンエンジンの燃焼器に用いられる燃料噴射装置に関する。
従来の航空機用ガスタービン燃焼器の燃料噴射弁の方式として、様々な方式のものが提案されている。その一種として、プレーンジェット方式の燃料噴射弁において、燃料を径方向に噴射するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このタイプの燃料噴射弁は、構造を単純にできるというメリットを有する。
特開2007−162998号公報
しかし、燃焼器に用いられる燃料は、高温に曝されるとコーキングを起こす場合がある。燃料噴射弁における燃焼室に近い部分では、特にコーキングが起こりやすい傾向にある。これは、プレーンジェット方式のパイロット燃料噴射弁においても同様である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、プレーンジェット方式の燃料噴射弁を有する燃料噴射装置において、燃料噴射弁内のコーキングを効果的に防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る燃料噴射装置は、ガスタービンエンジンの燃焼器内の燃焼室へ燃料と空気の混合気を噴射する燃料噴射装置であって、円筒状の外壁を有する当該燃料噴射装置の軸心上に配置された燃料噴射弁であって、当該燃料噴射装置の径方向に燃料を噴射する燃料噴射部を有する燃料噴射弁を備え、前記燃料噴射弁は、さらに、前記燃料噴射部に燃料を供給する通路を形成する燃料流路部と、前記燃料噴射部の前記燃焼室側を向く先端部分を、当該先端部分との間に空気層が形成されるように覆う遮熱カバーとを有する。
なお、上記「径方向に燃料を噴射する」の「径方向」とは、軸心に直交する平面でみた平面視における径方向を意味し、軸心方向に傾斜した方向に噴射する場合も含む。
この構成によれば、燃料噴射弁で特に高温に曝される燃料噴射部の燃焼室側の部分が、遮熱カバーにより遮熱されるうえに、遮熱カバーと燃料噴射部との間に形成される空気層によって断熱される。したがって、簡単な構造によって極めて効果的に燃料噴射部の温度上昇が抑制され、燃料のコーキングが防止される。
本発明の一実施形態において、前記遮熱カバーは、この遮熱カバーを前記燃料流路部に対して支持するカバー支持部を有し、このカバー支持部は、前記燃料噴射部よりも上流側で前記燃料流路部に接合されており、前記燃料流路部と前記カバー支持部との接合部分の下流側に径方向の隙間が形成されていることが好ましい。この構成によれば、遮熱カバーと燃料流路部との接点を、燃焼室側から離れた上流側とすることにより、燃料流路部への入熱が抑制される。さらに、燃料流路部と遮熱カバーとの間の隙間に存在する空気の断熱効果により、燃料流路部への入熱が抑制される。
本発明の一実施形態において、さらに、前記燃料流路部に燃料を導入する通路を形成する燃料導入管と、この燃料導入管を覆う燃料通路カバーとを備えており、前記カバー支持部の少なくとも前記接合部分を含む一部が、前記燃料通路カバーの内壁面に嵌合していることが好ましい。この構成によれば、遮熱カバーのカバー支持部の、燃料通路カバーの内側に入り込んだ部分が高温の空気に直接接触しないので、燃料流路部への入熱が一層効果的に抑制される。さらには、カバー支持部の燃料流路部との接合部分が、燃料通路カバーによって径方向に拘束されるので、前記接合部分に発生する振動応力を抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記燃料流路部の前記径方向の隙間を形成する部分の外周面に環状の突起が設けられており、この環状の突起が前記カバー支持部の内周面に接触していてもよい。この構成によれば、環状の突起を設けることにより、燃料流路部とカバー支持部との相対振動が抑制されるので、前記接合部分に発生する振動応力を効果的に抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記燃料噴射部の燃料噴射口が、前記遮熱カバーの外周面と同一面上に、またはこの外周面よりも外径側に突出して設けられていることが好ましい。この構成によれば、燃料噴射口から噴射された燃料が、遮熱カバーの内方空間に侵入することを防止できる。その結果、遮熱カバーの内方にコーキングした燃料が堆積し、断熱作用が低下することを回避できる。
本発明の一実施形態において、さらに、前記燃料噴射弁の外周を覆い、その内側に空気通路を形成する筒状壁を備えており、前記遮熱カバーの、前記燃料流路部の前記燃焼室側を向く先端部分を覆うカバー部の外面が、前記筒状壁の内周面にほぼ沿った形状を有していることが好ましい。この場合、例えば、前記筒状壁は、その一端部が前記燃焼室側に向かって次第に縮径となる形状を有しており、前記遮熱カバーの前記カバー部の外面が、前記筒状壁の内周面に沿って、前記燃焼室側に向かって次第に縮径となる形状を有していてもよい。この構成によれば、空気通路を形成する前記筒状壁と遮熱カバーとの間隔が適切な範囲に設定され、空気の流通が確保されるとともに、燃焼室から燃料噴射弁への逆火現象が防止される。
本発明の一実施形態において、前記燃料噴射弁がパイロット燃料噴射弁であり、前記パイロット燃料噴射弁の外周を取り囲むメイン燃料噴射弁をさらに備えていてもよい。この構成によれば、パイロット燃料噴射弁でのコーキングを防止しつつ、例えばパイロット燃料噴射弁とメイン燃料噴射弁とに拡散燃焼と希薄燃焼とを分担させて、低NOx化と安定燃焼の両立を図るなど、燃料噴射装置全体の最適な設計が容易となる。
本発明の燃料噴射装置によれば、プレーンジェット方式の燃料噴射弁を有する燃料噴射装置において、燃料噴射弁内のコーキングを効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る燃料噴射装置を示す縦断面図である。 図1の燃料噴射装置に用いられるパイロット燃料噴射弁を示す縦断面図である。 図2のパイロット燃焼噴射弁のパイロット燃料噴射部を示す横断面図である。 図2のパイロット燃焼噴射弁の一変形例を示す縦断面図である。 図2のパイロット燃焼噴射弁の他の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る燃料噴射装置1を示している。この燃料噴射装置1は、ガスタービンエンジンの燃焼器CBに用いられて、燃焼器CBの燃焼室Eへ、ガスタービンエンジンの圧縮機から供給される圧縮空気Aと燃料Fとの混合気を噴射するための装置である。燃焼室Eにおいて混合気の燃焼により発生した高温・高圧の燃焼ガスがタービンに送られて、タービンが駆動される。本実施形態に係る燃料噴射装置1は、例えばアニュラー型の燃焼器CBに用いられるもので、図示しないエンジン回転軸心と同心状に、等間隔に複数配設されている。
なお、以下の説明において、燃料噴射装置1の軸心C方向における燃焼室E側を後側と呼び、その反対側を前側と呼ぶ。前側および後側は、それぞれ、圧縮機から供給された圧縮空気Aの当該燃料噴射装置1における上流側および下流側に相当する。また、特に示した場合を除き、「内側」,「外側」とは、当該燃料噴射装置1の径方向における「内側」,「外側」を指す。
燃料噴射装置1は、燃料噴射装置1の軸心C上に配置された燃料噴射弁であるパイロット燃料噴射弁3と、パイロット燃料噴射弁3の外周を取り囲むようにパイロット燃料噴射弁3と同心状に設けられたメイン燃料噴射弁5とを備えている。
パイロット燃料噴射弁3の径方向外側には、パイロット燃料噴射弁3から噴射された拡散燃焼用の燃料Fへ圧縮空気Aを供給する空気供給ユニット11が設けられている。空気供給ユニット11は、筒状壁と空気通路とを備えている。空気供給ユニット11の下流側には、パイロット燃料噴射弁3からの燃料Fおよび空気供給ユニット11からの圧縮空気Aを混合して燃焼室E内に噴射するパイロット流路13を形成するテーパ状のパイロットノズル15が設けられている。
筒状壁は、パイロット燃料噴射弁3の外側に、少なくとも1つ配置されている。本実施形態では、内側から外側へ第1筒状壁17と、第2筒状壁19と、第3筒状壁21との3つが配置されている。最も内側に配置された筒状壁(この例では第1筒状壁17)の内方空間23に、パイロット燃料噴射弁3が配置される。パイロットノズル15は、空気供給ユニット11の最も外側に配置される筒状壁の下流側の先端部に形成されている。ここでは、パイロットノズル15は、第3筒状壁21の下流側の先端部に形成されている。ただし、パイロットノズル15は、空気供給ユニット11の最も外側に配置される筒状壁のさらに外側に別体として設けてもよい。
各筒状壁の上流部には、圧縮空気Aを軸心C回りに旋回させるスワーラが設けられている。本実施形態では、第1筒状壁17と第2筒状壁19との間にパイロット内側スワーラS1が設けられている。また、第2筒状壁19と第3筒状壁21との間にパイロット外側スワーラS2が設けられている。なお、筒状壁の個数などの設置構成が変わる場合は、スワーラの配置も適宜変更することができる。また、筒状壁が1つである場合には、パイロット燃料噴射弁3と筒状壁との間にスワーラを設けてもよい。
スワーラの下流の流路は空気通路として構成される。空気通路は圧縮空気Aが通る空間である。本実施形態では、パイロット内側スワーラS1の下流に、パイロット第1空気通路25が形成されている。また、パイロット外側スワーラS2の下流に、パイロット第2空気通路27が形成されている。
本実施形態では、パイロット燃料噴射弁3から噴射された拡散燃焼用の燃料Fは、最も内側に配置された筒状壁(この例では第1筒状壁17)に形成された燃料通過孔28を通ってパイロット第1空気通路25へ流入する。燃料Fは、パイロット第1空気通路25において、パイロット内側スワーラS1を通過してきた空気Aと混合され、さらにその後、パイロット流路13においてパイロット外側スワーラS2を通過してきた空気Aと混合されて、混合気として燃焼室Eへ供給される。
一方、メイン燃料噴射弁5から噴射された希薄燃焼用の燃料は、予混合気通路29においてメイン燃料噴射弁用のスワーラS3,S4を通過した空気と予混合されて、希薄な予混合気としてメインノズル31から燃焼室Eへ供給される。
燃料噴射装置1において、パイロット燃料噴射弁3およびメイン燃料噴射弁5を含む上流側の構造体33は、燃料配管ユニットUを形成するステム部35により燃焼器CBのハウジング(図示せず)に支持されている。燃料配管ユニットUは、パイロット燃料噴射弁3に供給される燃料を導入する第1燃料導入系統F1と、メイン燃料噴射弁5に供給される燃料を導入する第2燃料導入系統F2とを備えている。燃料噴射装置1の下流側の構造体37は、内側にメイン燃料噴射弁5の予混合気通路29を形成するとともに、燃料噴射装置1の円筒状の外壁を構成するメイン外側シュラウド39の下流側端部に設けられた支持フランジを介して、燃焼室Eを形成する燃焼筒に支持されている。
以下、パイロット燃料噴射弁3の構造について詳しく説明する。図2に示すように、パイロット燃料噴射弁3は、燃料噴射装置1の径方向に燃料Fを噴射する燃料噴射部(以下、「パイロット燃料噴射部」と称する。)41と、パイロット燃料噴射部41に燃料を供給する通路を形成する燃料流路部(以下、「パイロット燃料流路部」と称する。)43とを備えている。すなわち、パイロット燃料噴射弁3は、いわゆるプレーンジェット式の燃料噴射弁である。
パイロット燃料流路部43は、パイロット燃料噴射部41の前側に連結された管状部材からなり、その中空部がパイロット燃料流路45を形成している。パイロット燃料噴射部41は、パイロット燃料流路部43の下流端に設けられている。パイロット燃料噴射部41は、パイロット燃料流路部43よりも径方向外側に突出する複数(本実施形態では4つ)の燃料噴射ノズル47を有する。図3に示すように、各燃料噴射ノズル47の内部に、径方向に放射状に延びる孔であるノズル燃料流路49が設けられている。各ノズル燃料流路49の外側への開口である燃料噴射口51から燃料Fが噴射される。本実施形態では、図2に示すように、パイロット燃料噴射部41とパイロット燃料流路部43とは単一物として形成されている。
本実施形態では、パイロット燃料噴射部41の燃料噴射ノズル47は円錐台形状に形成されている。もっとも、燃料噴射ノズル47の形状は、図示の例に限定されず、例えば、円柱形状、円錐形状、立方体形状等、任意の形状とすることができる。図4に、本実施形態の変形例として、パイロット燃料噴射部41の燃料噴射ノズル47を円柱形状とした例を示す。
なお、図示の例では、パイロット燃料噴射部41の各ノズル燃料流路49は、径方向に沿って延びるように形成されているが、ノズル燃料流路49は、軸心に直交する平面でみた平面視において径方向に延びていればよく、軸心C方向には傾斜やカーブしていてもよい。
図2に示すように、パイロット燃料噴射弁3は、さらに、遮熱カバー53を備えている。遮熱カバー53は、パイロット燃料噴射部41の燃焼室E側を向く部分(以下、単に「燃焼室側部分」と呼ぶ。)41aを覆っている。より具体的には、遮熱カバー53は、パイロット燃料噴射部41の燃焼室側部分41aを覆うカバー部53aと、遮熱カバー53をパイロット燃料流路部43に対して支持するカバー支持部53bとを有している。遮熱カバー53における各燃料噴射口51に対応する部分には、外側に開口するノズル窓孔55が形成されている。このノズル窓孔55よりも後側の部分がカバー部53aを形成し、前側の部分がカバー支持部53bを形成している。
遮熱カバー53は、遮熱カバー53と燃焼室側部分41aとの間に空気層57が形成されるようにパイロット燃料噴射部41を覆っている。図示の例では、パイロット燃料噴射部41の燃焼室側部分41aの径方向中央部は、軸心Cに直交する平面状に形成されている。一方、遮熱カバー53のカバー部53aの内壁面53aaは、後方に膨出する湾曲面状に形成されている。これらパイロット燃料噴射部41の燃焼室側部分41aの径方向中央部とカバー部53aの内壁面53aaとの間に空気層57が形成されている。なお、カバー部53aの内壁面53aaの形状は、パイロット燃料噴射部41の燃焼室側部分41aとの間に空気層57を形成できる形状であれば上記の例に限定されず、例えば、円錐形状や円錐台形状等、任意の形状であってよい。
遮熱カバー53のカバー部53aのパイロット燃料噴射部41からの距離が小さ過ぎると、空気層57による断熱効果が不十分となる。このような観点から、空気層57の厚さであるパイロット燃料噴射部41とカバー部53aとの距離、より具体的には軸心C位置におけるパイロット燃料噴射部41の燃焼室側部分41aとカバー部53aの内壁面53aaとの距離が設定される。
なお、空気層57は、遮熱カバー53のノズル窓孔55と燃料噴射ノズル47との間の隙間を介してのみ外部空間と連通しているが、遮熱カバー53のノズル窓孔55と燃料噴射ノズル47との間の隙間は、空気Aがパイロット第1空気通路23を流動している状態で、外部空間と空気層57との間で空気の出入りが起こらない程度の小さい隙間であり、空気層57は実質的に閉空間として形成されている。
遮熱カバー53のカバー支持部53bは、パイロット燃料噴射部41よりも上流側でパイロット燃料流路部43に接合されている。本実施形態では、遮熱カバー53のカバー支持部53bは、パイロット燃料流路部43の最上流端部に接合されている。また、本実施形態では、遮熱カバー53のカバー支持部53bは、パイロット燃料流路部43と単一物として形成されているが、パイロット燃料流路部43とカバー支持部53b(つまり遮熱カバー53)とは、別体に形成されて溶接等によって接合されてもよい。パイロット燃料流路部43とカバー支持部53bとの接合部分59の下流側に径方向の隙間61が形成されている。
遮熱カバー53とパイロット燃料流路部43との接点を、燃焼室E側から離れた上流側とすることにより、パイロット燃料流路部43への入熱が抑制される。さらに、パイロット燃料流路部43と遮熱カバー53との間の隙間61に存在する空気により、パイロット燃料流路部43への入熱が抑制される。
また、図示の例では、前記接合部分59より下流において、パイロット燃料噴射部41およびパイロット燃料流路部43と、遮熱カバー53との間には隙間が形成されており、パイロット燃料噴射部41およびパイロット燃料流路部43と、遮熱カバー53とは離間している。換言すれば、前記接合部分59より下流において、パイロット燃料噴射部41およびパイロット燃料流路部43と、遮熱カバー53とが接する部分はない。このような構成によって、パイロット燃料流路部43からパイロット燃料噴射部41を流れる燃料Fへの入熱が一層抑制される。
燃料噴射装置1は、さらに、パイロット燃料流路部43に燃料Fを導入する通路を形成する燃料導入管(以下、「パイロット燃料導入管」と称する。)63と、このパイロット燃料導入管63を覆う燃料通路カバー(以下、「パイロット燃料通路カバー」と称する。)65とを備えている。図1に示すように、パイロット燃料導入管63は、メイン燃料噴射弁5のハウジングの内周壁から燃料噴射装置1の軸心C位置まで径方向に延び、そこからさらに軸心C方向に折れ曲がって延びるL字形状の管状部材からなる。パイロット燃料導入管63の下流端部は、パイロット燃料流路部43に接続されている。図2に示す例では、カバー支持部53bの上流端部は、パイロット燃料流路部43との接合部分59よりもさらに上流側に延設されており、この延設部分53baにパイロット燃料導入管63の下流端部を接続することにより、パイロット燃料導入管63の下流端部がパイロット燃料流路部43に接続されている。パイロット燃料噴射弁3のパイロット燃料導入管63の中空部として形成されたパイロット燃料導入通路67が、メイン燃料噴射弁5のハウジング内部に形成された接続路を介して図1の第1燃料導入系統F1に接続されており、第1燃料導入系統F1からの燃料をパイロット燃料流路部43へ導入する。
なお、図示の例では、パイロット燃料噴射弁3とパイロット燃料導入管63とを別体に形成したうえで、延設部分53baにパイロット燃料導入管63の下流端部を嵌合することにより接続しているが、パイロット燃料噴射弁3とパイロット燃料導入管63との接続形態はこの例に限定されない。また、パイロット燃料導入管63は、パイロット燃料噴射弁3(図示の例ではパイロット燃料噴射弁3のパイロット燃料流路部43およびカバー支持部53b)と一体的に形成されていてもよい。
図2に示すように、パイロット燃料通路カバー65は、パイロット燃料導入管63にほぼ沿って延びるL字形状の管状部材からなる。パイロット燃料通路カバー65の一端は、メイン燃料噴射弁5(図1)のハウジングの内周壁に連結および支持されている。パイロット燃料通路カバー65の他端は、パイロット燃料流路部43の外周面に摺動可能に嵌合している。換言すれば、カバー支持部53bの接合部分59を含む一部が、パイロット燃料通路カバー65の内周面に嵌合している。このようにして、パイロット燃料噴射弁3が、パイロット燃料通路カバー65に、軸心C方向に摺動可能に取り付けられている。また、パイロット燃料通路カバー65は、パイロット燃料流路部43の一部をも覆うことになる。
この構成によれば、遮熱カバー53のカバー支持部53bの、パイロット燃料通路カバー65の内側に入り込んだ部分が高温の空気に直接接触しないので、パイロット燃料流路部43への入熱が効果的に抑制される。また、カバー支持部53bのパイロット燃料流路部43との接合部分59が、パイロット燃料通路カバー65によって径方向に拘束されるので、前記接合部分59に発生する振動応力を抑制できる。さらに、パイロット燃料噴射弁3が、パイロット燃料通路カバー65に、軸心C方向に摺動可能に取り付けられているので、パイロット燃料噴射弁3と、パイロット燃料通路カバー65との熱伸び差を吸収することができる。
なお、図5に本実施形態の変形例として示すように、パイロット燃料流路部43の径方向の隙間61を形成する部分の外周面に環状の突起71が設けられていてもよい。図示の例では、環状の突起71がカバー支持部53bの内周面に接触している。パイロット燃料流路部43の外周面に、2つの環状の突起71が設けられているが、突起71の数は1つでもよく、複数(3つ以上)であってもよい。また、環状の突起71は、いかなる形状の燃料噴射ノズル47にも組み合わせて設けることができる。このように、パイロット燃料流路部43の外周面に環状の突起71を設けた場合には、パイロット燃料流路部43とカバー支持部53bとの相対振動が抑制されるので、前記接合部分59に発生する振動応力を効果的に抑制できる。なお、環状の突起71は、カバー支持部53bの内周面と常に接触している必要はない。例えば、パイロット燃料流路部43とカバー支持部53bとの相対振動が一定の大きさとなった場合に、環状の突起71がカバー支持部53bの内周面に接触するように構成してもよい。また、環状の突起71は、周状に連続している必要はなく、周状に断続的に設けられていてもよい。
また、図2に示すように、パイロット燃料噴射部41の燃料噴射口51は、遮熱カバー53の外周面53cと同一面上に設けられている。パイロット燃料噴射部41の燃料噴射口51が設けられる位置は、図示の例に限定されないが、遮熱カバー53の外周面(ノズル窓孔55が形成された外周面)53cと同一面上、またはこの外周面53cよりも外径側に突出して設けられることが好ましい。このように構成することにより、燃料噴射口51から噴射された燃料が、遮熱カバー53の内方空間に侵入することを防止できる。その結果、遮熱カバー53の内方にコーキングした燃料が堆積し、断熱作用が低下することを回避できる。
遮熱カバー53の、パイロット燃料噴射部41の燃焼室側部分41aを覆うカバー部53aの外面は、内側筒状壁17の内周面の形状にほぼ沿った形状を有している。より具体的には、本実施形態では、内側筒状壁17は、その一端部が燃焼室E側に向かって次第に縮径となる形状を有しており、遮熱カバー53のカバー部53aの外面が、内側筒状壁17の内周面に沿って、燃焼室E側に向かって次第に縮径となる形状を有している。このように構成することにより、筒状壁である内側筒状壁17と遮熱カバー53との間隔が適切な範囲に設定され、空気Aの流通が確保されるとともに、燃焼室Eからパイロット燃料噴射弁3への逆火現象が防止される。
以上説明したように、本実施形態に係る燃料噴射装置1によれば、パイロット燃料噴射弁3で特に高温に曝されるパイロット燃料噴射部41の燃焼室E側の部分41aが、遮熱カバー53により遮熱されるうえに、遮熱カバー53とパイロット燃料噴射部41との間に形成される空気層57によって断熱される。したがって、簡単な構造によって極めて効果的にパイロット燃料噴射部41の温度上昇が抑制され、燃料のコーキングが防止される。
なお、上記の実施形態では、メイン燃料噴射弁5が希薄燃焼方式の燃料噴射弁である例について説明したが、メイン燃料噴射弁5の燃焼方式はこれに限定されない。
また、上記の実施形態では、本発明が適用される燃料噴射装置の例として、いわゆるプレーンジェット式の燃料噴射弁であるパイロット燃料噴射弁3と、これを取り囲むメイン燃料噴射弁5とを有する構成のものについて説明した。このような構成により、パイロット燃料噴射弁とメイン燃料噴射弁とに異なる燃焼方式を分担させるなどして、燃料噴射装置全体の最適な設計が容易となる。もっとも、パイロット燃料噴射弁3と同様の構造を有するプレーンジェット式の燃料噴射弁のみから構成される燃料噴射装置にも本発明を適用することが可能である。その場合には、最外周に配置される筒状壁が燃料噴射装置の円筒状の外壁を構成することになる。
以上のとおり、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1 燃料噴射装置
3 パイロット燃料噴射弁(燃料噴射弁)
5 メイン燃料噴射弁
17 内側筒状壁(筒状壁)
41 パイロット燃料噴射部(燃料噴射部)
41a パイロット燃料噴射部の燃焼室側を向く先端部分
43 パイロット燃料流路部(燃料流路部)
51 燃料噴射口
53 遮熱カバー
53a カバー部
53b カバー支持部
57 空気層
61 径方向の隙間
63 パイロット燃料導入管(燃料導入管)
65 パイロット燃料通路カバー(燃料通路カバー)
CB 燃焼器
E 燃焼室

Claims (6)

  1. ガスタービンエンジンの燃焼器内の燃焼室へ燃料と空気の混合気を噴射する燃料噴射装置であって、
    円筒状の外壁を有する当該燃料噴射装置の軸心上に配置された燃料噴射弁であって、当該燃料噴射装置の径方向に燃料を噴射する燃料噴射部を有する燃料噴射弁と、
    を備え、
    前記燃料噴射弁は、さらに、
    前記燃料噴射部に燃料を供給する通路を形成する燃料流路部と、
    前記燃料噴射部の前記燃焼室側を向く先端部分を、当該先端部分との間に空気層が形成されるように覆う遮熱カバーと、
    を有し、
    前記遮熱カバーは、この遮熱カバーを前記燃料流路部に対して支持するカバー支持部を有し、このカバー支持部は、前記燃料噴射部よりも上流側で前記燃料流路部に接合されており、前記燃料流路部と前記カバー支持部との接合部分の下流側に径方向の隙間が形成されており、
    さらに、前記燃料流路部に燃料を導入する通路を形成する燃料導入管と、この燃料導入管を覆う燃料通路カバーとを備えており、前記カバー支持部の少なくとも前記接合部分を含む一部が、前記燃料通路カバーの内壁面に嵌合している燃料噴射装置。
  2. ガスタービンエンジンの燃焼器内の燃焼室へ燃料と空気の混合気を噴射する燃料噴射装置であって、
    円筒状の外壁を有する当該燃料噴射装置の軸心上に配置された燃料噴射弁であって、当該燃料噴射装置の径方向に燃料を噴射する燃料噴射部を有する燃料噴射弁と、
    を備え、
    前記燃料噴射弁は、さらに、
    前記燃料噴射部に燃料を供給する通路を形成する燃料流路部と、
    前記燃料噴射部の前記燃焼室側を向く先端部分を、当該先端部分との間に空気層が形成されるように覆う遮熱カバーと、
    を有し、
    前記遮熱カバーは、この遮熱カバーを前記燃料流路部に対して支持するカバー支持部を有し、このカバー支持部は、前記燃料噴射部よりも上流側で前記燃料流路部に接合されており、前記燃料流路部と前記カバー支持部との接合部分の下流側に径方向の隙間が形成されており、
    前記燃料流路部の前記径方向の隙間を形成する部分の外周面に環状の突起が設けられており、この環状の突起が前記カバー支持部の内周面に接触している
    料噴射装置。
  3. 請求項1または2に記載の燃料噴射装置において、前記燃料噴射部の燃料噴射口が、前記遮熱カバーの外周面と同一面上に、またはこの外周面よりも外径側に突出して設けられている燃料噴射装置。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の燃料噴射装置において、さらに、前記燃料噴射弁の外周を覆い、その内側に空気通路を形成する筒状壁を備えており、前記遮熱カバーの、前記燃料噴射部の前記燃焼室側を向く先端部分を覆うカバー部の外面が、前記筒状壁の内周面に沿った形状を有している燃料噴射装置。
  5. 請求項に記載の燃料噴射装置において、前記筒状壁は、その一端部が前記燃焼室側に向かって次第に縮径となる形状を有しており、前記遮熱カバーの前記カバー部の外面が、前記筒状壁の内周面に沿って、前記燃焼室側に向かって次第に縮径となる形状を有している燃料噴射装置。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の燃料噴射装置において、前記燃料噴射弁がパイロット燃料噴射弁であり、前記パイロット燃料噴射弁の外周を取り囲むメイン燃料噴射弁をさらに備える燃料噴射装置。
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