JP6620290B2 - 振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置 - Google Patents

振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置に関するものである。
一般に、エンジン等の回転体を含む機器において、異常を検知するために、歪を含む振動や音響を計測し時系列データを取ることが行われている。
前記時系列データの解析には、フーリエ変換等を用いたスペクトル解析が行われることが多い。単純なスペクトル解析では、時間領域の情報が欠損してしまうことがある。又、単純なスペクトル解析では、計測データに含まれる周波数分布が広い場合には、適切なスペクトル解析が得にくくなることがある。
これに対して、ウェーブレット変換を用いた手法が提案されている。該ウェーブレット変換では、前記フーリエ変換によって周波数特性を求める際に失われる時間領域の情報を残すことができ、該時間領域と周波数領域とに分解して解析が行われる。
尚、前記ウェーブレット変換を用いた手法と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2010−48684号公報
しかしながら、エンジン等の回転体を含む機器は、軸受部、ギア部、動力発生部といった多数の部品により構成されており、計測した振動音響データには各部からの情報が混在しているため、不適切な解析結果が示される場合があった。又、前記機器は、使用状態に応じて出力が増減され、振動音響の大きさが著しく変化するため、計測される振動音響データの大小のみで異常部位の推定を行うことは精度の面で適切な対応であるとは言えなかった。
因みに、回転速度が数百[min−1]程度となる比較的低速の軸受等において、その振動音響データには、数[kHz]〜数十[kHz]の高周波帯に大きな成分が現れることが多い。これは、傷等による振動音響信号はパルス状の起振源により軸受部周囲がその固有振動数で振動し、主に高周波成分で構成されることが多いためである。このため、計測信号をスペクトル解析しても、回転速度付近の低周波領域のピーク周波数と振幅とを適切に抽出できないことがある。この対策としては、例えば、ローパスフィルタ等を用いてエンベロープ処理を行った後にスペクトル解析を行うことで低周期のピーク周波数と振幅とを抽出することが一般的である。この手法は、低周波領域の解析には適している反面、高周波領域の信号を解析することができない。又、ローパスフィルタの性能や特性により、ピーク周波数と振幅とが正しい値ではなくなり、評価に利用することが困難となる場合がある。
これに対し、本発明者等の研究により、以下のことが判明した。即ち、計測された時系列データをウェーブレット変換にて時間領域と周波数領域との複数のベクトルに分解し、続いて、各周波数帯の時系列ベクトルに対してスペクトル解析を行うことで、低周波領域から高周波領域までの広い範囲でピーク周波数と振幅とを適切に抽出することが可能となる。
但し、ウェーブレット変換による解析を行うことで一つの時系列データが多数の時系列データに分解されるため、この解析結果を人が判定することは多大な労力を必要とし、実用的であるとは言えなかった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、ウェーブレット変換により歪を含む振動音響解析と機器の異常部位の推定とを精度良く且つ容易に行うことができ、異常部位の早期発見による二次損傷の防止、並びに余寿命予測による計画的保守を実現し得る振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明の振動音響解析方法は、運転中の機器において計測された振動音響の時系列データから特徴量を抽出する特徴量抽出処理工程と、
該特徴量抽出処理工程で抽出され且つ前記機器が正常に作動している状態での特徴量と前記機器の一般計測データとを蓄積し、機械学習により前記機器正常作動状態での特徴量と一般計測データとの相関関係に関する確率分布モデルを構築し、該確率分布モデルに前記機器の一般計測データと前記特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量とを与え、前記確率分布モデルに基づいて異常度を算出する機械学習診断工程と
を有する。
前記振動音響解析方法において、前記特徴量抽出処理工程は、
運転中の機器において計測された振動音響の時系列データの計測加速度から特徴量として実効値、ピーク値、最大ピーク差、歪度、尖度、平均波高率、絶対平均振幅を抽出する基本特徴量抽出処理工程と、
前記時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するスペクトル解析特徴量抽出処理工程と、
前記時系列データをウェーブレット変換し複数の周波数帯に相当するスケールレベルに分解し、該スケールレベル毎のパワー時系列データを求める連続ウェーブレット変換処理工程と、
該連続ウェーブレット変換処理工程で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データから各周波数帯の特徴量として実効値、最大値、最大波高率、絶対平均値を抽出するウェーブレット変換特徴量抽出処理工程と、
前記連続ウェーブレット変換処理工程で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程と
を有することができる。
前記振動音響解析方法において、前記機器の一般計測データは、回転数、出力、仕事量、圧力、温度、速力の少なくとも一つとすることができる。
一方、本発明の振動音響解析装置は、運転中の機器において計測された振動音響の時系列データから特徴量を抽出する特徴量抽出処理部と、
該特徴量抽出処理部で抽出され且つ前記機器が正常に作動している状態での特徴量と前記機器の一般計測データとを蓄積し、機械学習により前記機器正常作動状態での特徴量と一般計測データとの相関関係に関する確率分布モデルを構築し、該確率分布モデルに前記機器の一般計測データと前記特徴量抽出処理部で抽出された特徴量とを与え、前記確率分布モデルに基づいて異常度を算出する機械学習診断部と
を備えることができる。
前記振動音響解析装置において、前記特徴量抽出処理部は、
運転中の機器において計測された振動音響の時系列データの計測加速度から特徴量として実効値、ピーク値、最大ピーク差、歪度、尖度、平均波高率、絶対平均振幅を抽出する基本特徴量抽出処理部と、
前記時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するスペクトル解析特徴量抽出処理部と、
前記時系列データをウェーブレット変換し複数の周波数帯に相当するスケールレベルに分解し、該スケールレベル毎のパワー時系列データを求める連続ウェーブレット変換処理部と、
該連続ウェーブレット変換処理部で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データから各周波数帯の特徴量として実効値、最大値、最大波高率、絶対平均値を抽出するウェーブレット変換特徴量抽出処理部と、
前記連続ウェーブレット変換処理部で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理部と
を備えることができる。
前記振動音響解析装置において、前記機器の一般計測データは、回転数、出力、仕事量、圧力、温度、速力の少なくとも一つとすることができる。
更に、本発明は、前記振動音響解析方法の前記機械学習診断工程において、機器の各部位毎に損傷時に発生する異常度の損傷時データセットを予め算出し、
前記機械学習診断工程で予め算出された異常度の損傷時データセットと、前記機器の一般計測データから算出される異常度の実計測データセットとを比較して前記機器の各部位毎の類似度を求め、該機器の各部位毎の類似度が高い順番に損傷可能性の高い部位として出力する異常部位推定工程を有する機器異常部位推定方法とすることができる。
又、本発明は、前記振動音響解析装置の前記機械学習診断部が、機器の各部位毎に損傷時に発生する異常度の損傷時データセットを予め算出するよう構成され、
前記機械学習診断部で予め算出された異常度の損傷時データセットと、前記機器の一般計測データから算出される異常度の実計測データセットとを比較して前記機器の各部位毎の類似度を求め、該機器の各部位毎の類似度が高い順番に損傷可能性の高い部位として出力する異常部位推定部を備える機器異常部位推定装置とすることができる。
本発明の振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置によれば、ウェーブレット変換により振動音響解析と機器の異常部位の推定とを精度良く且つ容易に行うことができ、異常部位の早期発見による二次損傷の防止、並びに余寿命予測による計画的保守を実現し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置の実施例を示すフローチャートである。 本発明の振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置の実施例における特徴量抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置の実施例におけるブロック図である。 本発明の振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置の実施例における計測信号の波形例及びウェーブレット変換により解析した波形例を示す線図である。 本発明の振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置の実施例における部位の異常時のパターンを示す線図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明の振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置の実施例である。
本実施例の振動音響解析方法の場合、図1に示す如く、特徴量抽出処理工程と、機械学習診断工程とを有している。
前記特徴量抽出処理工程は、運転中の機器において計測された振動音響の時系列データから特徴量を抽出するようになっている。
前記機械学習診断工程は、前記特徴量抽出処理工程で抽出され且つ前記機器が正常に作動している状態での特徴量と前記機器の一般計測データ(例えば、回転数、出力、仕事量、圧力、温度、速力)とを蓄積し、機械学習により前記機器正常作動状態での特徴量と一般計測データとの相関関係に関する確率分布モデルを構築し、該確率分布モデルに前記機器の一般計測データと前記特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量とを与え、前記確率分布モデルに基づいて異常度を算出するようになっている。
図1の例では、ステップS10として計測を開始し、多点計測の場合は同時に計測を行うようになっている。ステップS11として一定時間の時系列データの入力を行い、ステップS12として計測を停止するようになっている。
この後、ステップS13,S14として前記特徴量抽出処理工程と機械学習診断工程とを行うようになっている。
前記機械学習診断工程で算出された異常度をステップS15として保存し蓄積するようになっている。
前記ステップS15で異常度を保存し蓄積した後、ステップS16として設定計測間隔時間が経過したか否かを判断し、設定計測間隔時間が経過していなければ、ステップS17として一定時間待機してステップS16に戻り、前記設定計測間隔時間が経過していれば、ステップS10へ戻って計測を繰り返し行うようになっている。
前記ステップS14の機械学習診断工程で算出された異常度を、ステップS18として定義済みの正常範囲と比較し、前記異常度が正常範囲外である場合には、ステップS19として警報を発令すると共に、ステップS20として異常部位推定工程を行うようになっている。該異常部位推定工程は、機器異常部位推定方法において行われる工程となっている。
前記特徴量抽出処理工程は、詳述すると、前記ステップS11において計測データとして入力された一定時間の時系列データを利用し、図2に示す如く、ステップS100としての基本特徴量抽出処理工程と、ステップS200としてのスペクトル解析特徴量抽出処理工程と、ステップS300としての連続ウェーブレット変換処理工程と、ステップS400としてのウェーブレット変換特徴量抽出処理工程と、ステップS500としてのウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程とを有している。
因みに、前記ステップS11において計測データとして入力された一定時間の時系列データは、機器の計測部位の数がn個である場合、該機器の計測部位の数に相当するn個だけ存在する。
前記基本特徴量抽出処理工程は、運転中の機器において計測された振動音響の時系列データの計測加速度から特徴量として実効値MP1、
Figure 0006620290


ピーク平均値MP2、
Figure 0006620290

(但し、ピークは、極大値、極小値の両方)

最大ピーク差MP3、
Figure 0006620290

(但し、x+p:サンプル期間中の最大値、x-p:サンプル期間中の最小値)

歪度MP4、
Figure 0006620290


但し、σ:標準偏差
Figure 0006620290


尖度MP5、
Figure 0006620290


平均波高率MP6、
Figure 0006620290

(但し、[波高率(Crest factor)]=[ピーク値]/[実効値]であるが、ピーク値はピーク平均値MP2を取っている。)

絶対平均振幅MP7
Figure 0006620290


を抽出するようになっている(ステップS110参照)。尚、前記ステップS100の基本特徴量抽出処理工程においては、ステップS110で抽出された特徴量を、ステップS120として定義済みの正常範囲と比較し、前記特徴量が正常範囲外である場合には、ステップS130として警報を発令するようになっている。
前記スペクトル解析特徴量抽出処理工程は、前記時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するようになっている(ステップS210参照)。尚、前記ステップS200のスペクトル解析特徴量抽出処理工程においては、ステップS210で抽出された特徴量を、ステップS220として定義済みの正常範囲と比較し、前記特徴量が正常範囲外である場合には、ステップS230として警報を発令するようになっている。
前記連続ウェーブレット変換処理工程は、前記時系列データをウェーブレット変換し複数(例えば、m個)の周波数帯に相当するスケールレベルに分解し、該スケールレベル毎のパワー時系列データを求めるようになっている(ステップS310参照)。
前記ウェーブレット変換特徴量抽出処理工程は、連続ウェーブレット変換処理工程で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データから各周波数帯の特徴量として実効値WP1、
Figure 0006620290


最大値WP2、
Figure 0006620290


最大波高率WP3、
Figure 0006620290


絶対平均値WP4
Figure 0006620290


を抽出するようになっている(ステップS410参照)。尚、前記ステップS400のウェーブレット変換特徴量抽出処理工程においては、ステップS410で抽出された特徴量を、ステップS420として定義済みの正常範囲と比較し、前記特徴量が正常範囲外である場合には、ステップS430として警報を発令するようになっている。
前記ウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程は、前記連続ウェーブレット変換処理工程で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するようになっている(ステップS510参照)。尚、前記ステップS500のウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程においては、ステップS510で抽出された特徴量を、ステップS520として定義済みの正常範囲と比較し、前記特徴量が正常範囲外である場合には、ステップS530として警報を発令するようになっている。
前記基本特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量(ステップS110参照)と、前記スペクトル解析特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量(ステップS210参照)と、前記ウェーブレット変換特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量(ステップS410参照)と、前記ウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量(ステップS510参照)と、ステップS600として計測される機器の一般計測データ(例えば、回転数、出力、仕事量、圧力、温度、速力)とを、ステップS700として保存し蓄積するようになっている。
前記異常部位推定工程は、前記機械学習診断工程で予め算出された異常度の損傷時データセットと、前記機器の一般計測データから算出される異常度の実計測データセットとを比較して前記機器の各部位毎の類似度を求め、該機器の各部位毎の類似度が高い順番に損傷可能性の高い部位として出力するようになっている。
一方、図3は本実施例におけるブロック図であり、振動音響解析装置として、特徴量抽出処理部10と、機械学習診断部20とを備え、機器異常部位推定装置として、前記振動音響解析装置の特徴量抽出処理部10及び機械学習診断部20と、異常部位推定部30とを備えている。
前記特徴量抽出処理部10は、運転中の機器において計測された振動音響の時系列データから特徴量を抽出するようになっている。
前記機械学習診断部20は、前記特徴量抽出処理部10で抽出され且つ前記機器が正常に作動している状態での特徴量と前記機器の一般計測データとを蓄積し、機械学習により前記機器正常作動状態での特徴量と一般計測データとの相関関係に関する確率分布モデルを構築し、該確率分布モデルに前記機器の一般計測データと前記特徴量抽出処理部10で抽出された特徴量とを与え、前記確率分布モデルに基づいて異常度を算出するようになっている。
前記特徴量抽出処理部10は、基本特徴量抽出処理部11と、スペクトル解析特徴量抽出処理部12と、連続ウェーブレット変換処理部13と、ウェーブレット変換特徴量抽出処理部14と、ウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理部15とを備えている。
前記基本特徴量抽出処理部11は、運転中の機器において計測された振動音響の時系列データの計測加速度から特徴量として実効値、ピーク値、最大ピーク差、歪度、尖度、平均波高率、絶対平均振幅を抽出するようになっている。
前記スペクトル解析特徴量抽出処理部12は、前記時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するようになっている。
前記連続ウェーブレット変換処理部13は、前記時系列データをウェーブレット変換し複数の周波数帯に相当するスケールレベルに分解し、該スケールレベル毎のパワー時系列データを求めるようになっている。
前記ウェーブレット変換特徴量抽出処理部14は、前記連続ウェーブレット変換処理部13で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データから各周波数帯の特徴量として実効値、最大値、最大波高率、絶対平均値を抽出するようになっている。
前記ウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理部15は、前記連続ウェーブレット変換処理部13で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するようになっている。
前記異常部位推定部30は、前記機械学習診断部20で予め算出された異常度の損傷時データセットと、前記機器の一般計測データから算出される異常度の実計測データセットとを比較して前記機器の各部位毎の類似度を求め、該機器の各部位毎の類似度が高い順番に損傷可能性の高い部位として出力するようになっている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
図1において、先ず、機器の各部位の計測が開始され(ステップS10参照)、一定時間の時系列データの入力が行われ(ステップS11参照)、計測が停止された後(ステップS12参照)、特徴量抽出処理工程が行われ(ステップS13参照)、続いて、機械学習診断工程が行われる(ステップS14参照)。
前記機械学習診断工程で算出された異常度は保存されて蓄積され(ステップS15参照)、この後、設定計測間隔時間が経過したか否かが判断され(ステップS16参照)、設定計測間隔時間が経過していなければ、一定時間待機(ステップS17参照)してステップS16に戻り、前記設定計測間隔時間が経過していれば、ステップS10へ戻って計測が繰り返し行われる。
前記機械学習診断工程で算出された異常度は、定義済みの正常範囲と比較され(ステップS18参照)、前記異常度が正常範囲外である場合には、警報が発令されると共に(ステップS19参照)、異常部位推定工程が行われる(ステップS20参照)。
前記特徴量抽出処理工程においては、計測データとして入力された一定時間の時系列データが利用され(ステップS11参照)、図2に示す如く、基本特徴量抽出処理工程(ステップS100参照)と、スペクトル解析特徴量抽出処理工程(ステップS200参照)と、連続ウェーブレット変換処理工程(ステップS300参照)と、ウェーブレット変換特徴量抽出処理工程(ステップS400参照)と、ウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程(ステップS500参照)とが行われる。
前記基本特徴量抽出処理工程では、運転中の機器において計測された振動音響の時系列データの計測加速度から特徴量として実効値MP1([数1]参照)、ピーク平均値MP2([数2]参照)、最大ピーク差MP3([数3]参照)、歪度MP4([数4]参照)、尖度MP5([数6]参照)、平均波高率MP6([数7]参照)、絶対平均振幅MP7([数8]参照)が抽出される(ステップS110参照)。尚、前記基本特徴量抽出処理工程において抽出された特徴量は、定義済みの正常範囲と比較され(ステップS120参照)、前記特徴量が正常範囲外である場合には、警報が発令される(ステップS130参照)。
前記スペクトル解析特徴量抽出処理工程では、前記時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値が抽出される(ステップS210参照)。尚、前記スペクトル解析特徴量抽出処理工程において抽出された特徴量は、定義済みの正常範囲と比較され(ステップS220参照)、前記特徴量が正常範囲外である場合には、警報が発令される(ステップS230参照)。
前記連続ウェーブレット変換処理工程では、前記時系列データがウェーブレット変換され複数(例えば、m個)の周波数帯に相当するスケールレベルに分解され、該スケールレベル毎のパワー時系列データが求められる(ステップS310参照)。
ここで、本実施例における計測信号の波形及びウェーブレット変換により解析した波形は、例えば、図4に示すようになる。図4の例では、スケールパラメータを2(s=0〜7即ちm=8)として1オクターブ毎に分解しており、1オクターブ毎に8スケールまで解析している。但し、各波形の縦軸は同一ではなく、プロット幅に合わせて適宜調整されている。尚、分解方法は自由であり、より高周波の成分を見たい場合には、1以下のスケールパラメータも適用できる。
前記ウェーブレット変換特徴量抽出処理工程では、連続ウェーブレット変換処理工程で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データから各周波数帯の特徴量として実効値WP1([数9]参照)、最大値WP2([数10]参照)、最大波高率WP3([数11]参照)、絶対平均値WP4([数12]参照)が抽出される(ステップS410参照)。尚、前記ウェーブレット変換特徴量抽出処理工程において抽出された特徴量は、定義済みの正常範囲と比較され(ステップS420参照)、前記特徴量が正常範囲外である場合には、警報が発令される(ステップS430参照)。
前記ウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程では、前記連続ウェーブレット変換処理工程で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値が抽出される(ステップS510参照)。尚、前記ステップS500のウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程において抽出された特徴量は、定義済みの正常範囲と比較され(ステップS520参照)、前記特徴量が正常範囲外である場合には、警報が発令される(ステップS530参照)。
前記基本特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量(ステップS110参照)と、前記スペクトル解析特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量(ステップS210参照)と、前記ウェーブレット変換特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量(ステップS410参照)と、前記ウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量(ステップS510参照)と、例えば、回転数、出力、仕事量、圧力、温度、速力等の機器の一般計測データ(ステップS600参照)は、保存され蓄積される(ステップS700参照)。ここで、機器の計測部位の数はn個であるが、前記一般計測データは、診断対象となる機器(1ユニット)に対して1セットとなる。
前記異常部位推定工程においては、前記機械学習診断工程で予め算出された異常度の損傷時データセットと、前記機器の一般計測データから算出される異常度の実計測データセットとが比較されて前記機器の各部位毎の類似度が求められ、該機器の各部位毎の類似度が高い順番に損傷可能性の高い部位として出力される。
図5は本実施例における部位の異常時のパターンを示す線図である。図5に示す線図は、横軸を周波数レベル、縦軸を異常度とし、計測位置「イ」「ロ」・・・それぞれについて異常無の状態のデータに対し、例えば、部位Aの異常時のパターンや部位Bの異常時のパターンが表示され、どの周波数レベルでの異常度が高くなっているかにより、損傷可能性の高い部位の特定が可能となる。
これにより、本実施例では、計測された時系列データをウェーブレット変換にて時間領域と周波数領域との複数のベクトルに分解し、続いて、各周波数帯の時系列ベクトルに対してスペクトル解析を行うことで、低周波領域から高周波領域までの広い範囲でピーク周波数と振幅とを適切に抽出することが可能となる。
しかも、一つの時系列データからウェーブレット変換により分解される多数の時系列データの解析結果を人が判定しなくて済み、多大な労力を必要とせず、実用的となる。
こうして、ウェーブレット変換により歪を含む振動音響解析と機器の異常部位の推定とを精度良く且つ容易に行うことができ、異常部位の早期発見による二次損傷の防止、並びに余寿命予測による計画的保守を実現し得る。
尚、本発明の振動音響解析方法及び装置と機器異常部位推定方法及び装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 特徴量抽出処理部
11 基本特徴量抽出処理部
12 スペクトル解析特徴量抽出処理部
13 連続ウェーブレット変換処理部
14 ウェーブレット変換特徴量抽出処理部
15 ウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理部
20 機械学習診断部
30 異常部位推定部

Claims (8)

  1. 運転中の機器において計測された振動音響の時系列データから特徴量を抽出する特徴量抽出処理工程と、
    該特徴量抽出処理工程で抽出され且つ前記機器が正常に作動している状態での特徴量と前記機器の一般計測データとを蓄積し、機械学習により前記機器正常作動状態での特徴量と一般計測データとの相関関係に関する確率分布モデルを構築し、該確率分布モデルに前記機器の一般計測データと前記特徴量抽出処理工程で抽出された特徴量とを与え、前記確率分布モデルに基づいて異常度を算出する機械学習診断工程と
    を有する振動音響解析方法。
  2. 前記特徴量抽出処理工程は、
    運転中の機器において計測された振動音響の時系列データの計測加速度から特徴量として実効値、ピーク値、最大ピーク差、歪度、尖度、平均波高率、絶対平均振幅を抽出する基本特徴量抽出処理工程と、
    前記時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するスペクトル解析特徴量抽出処理工程と、
    前記時系列データをウェーブレット変換し複数の周波数帯に相当するスケールレベルに分解し、該スケールレベル毎のパワー時系列データを求める連続ウェーブレット変換処理工程と、
    該連続ウェーブレット変換処理工程で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データから各周波数帯の特徴量として実効値、最大値、最大波高率、絶対平均値を抽出するウェーブレット変換特徴量抽出処理工程と、
    前記連続ウェーブレット変換処理工程で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理工程と
    を有する請求項1記載の振動音響解析方法。
  3. 前記機器の一般計測データは、回転数、出力、仕事量、圧力、温度、速力の少なくとも一つである請求項1又は2記載の振動音響解析方法。
  4. 運転中の機器において計測された振動音響の時系列データから特徴量を抽出する特徴量抽出処理部と、
    該特徴量抽出処理部で抽出され且つ前記機器が正常に作動している状態での特徴量と前記機器の一般計測データとを蓄積し、機械学習により前記機器正常作動状態での特徴量と一般計測データとの相関関係に関する確率分布モデルを構築し、該確率分布モデルに前記機器の一般計測データと前記特徴量抽出処理部で抽出された特徴量とを与え、前記確率分布モデルに基づいて異常度を算出する機械学習診断部と
    を備えた振動音響解析装置。
  5. 前記特徴量抽出処理部は、
    運転中の機器において計測された振動音響の時系列データの計測加速度から特徴量として実効値、ピーク値、最大ピーク差、歪度、尖度、平均波高率、絶対平均振幅を抽出する基本特徴量抽出処理部と、
    前記時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するスペクトル解析特徴量抽出処理部と、
    前記時系列データをウェーブレット変換し複数の周波数帯に相当するスケールレベルに分解し、該スケールレベル毎のパワー時系列データを求める連続ウェーブレット変換処理部と、
    該連続ウェーブレット変換処理部で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データから各周波数帯の特徴量として実効値、最大値、最大波高率、絶対平均値を抽出するウェーブレット変換特徴量抽出処理部と、
    前記連続ウェーブレット変換処理部で求められたスケールレベル毎のパワー時系列データをスペクトル解析した後の特徴量として最大ピーク次数及びそのピーク値、第二ピーク次数及びそのピーク値、第三ピーク次数及びそのピーク値、第四ピーク次数及びそのピーク値、・・・第nピーク次数及びそのピーク値を抽出するウェーブレット変換スペクトル解析特徴量抽出処理部と
    を備えた請求項4記載の振動音響解析装置。
  6. 前記機器の一般計測データは、回転数、出力、仕事量、圧力、温度、速力の少なくとも一つである請求項4又は5記載の振動音響解析装置。
  7. 請求項1〜3の何れか一項に記載の振動音響解析方法の前記機械学習診断工程において、機器の各部位毎に損傷時に発生する異常度の損傷時データセットを予め算出し、
    前記機械学習診断工程で予め算出された異常度の損傷時データセットと、前記機器の一般計測データから算出される異常度の実計測データセットとを比較して前記機器の各部位毎の類似度を求め、該機器の各部位毎の類似度が高い順番に損傷可能性の高い部位として出力する異常部位推定工程を有する機器異常部位推定方法。
  8. 請求項4〜6の何れか一項に記載の振動音響解析装置の前記機械学習診断部は、機器の各部位毎に損傷時に発生する異常度の損傷時データセットを予め算出するよう構成され、
    前記機械学習診断部で予め算出された異常度の損傷時データセットと、前記機器の一般計測データから算出される異常度の実計測データセットとを比較して前記機器の各部位毎の類似度を求め、該機器の各部位毎の類似度が高い順番に損傷可能性の高い部位として出力する異常部位推定部を備えた機器異常部位推定装置。
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