JP6614020B2 - タンク - Google Patents

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Description

本発明は、タンクに関する。
タンクは、一般的に、内部に収容された流体を外部に導出するためのバルブを備えている。特許文献1に記載されたタンクはこうしたバルブとして電磁弁を備えている。電磁弁は作動時に振動するため、タンクも電磁弁の動作に伴って振動する。
特許第5388878号公報
一般的に、電磁弁の振動を完全に抑制することは困難である。そこで、タンクにダイナミックダンパを設けることで、タンクの振動を抑制することが考えられる。しかし、タンクの膨張収縮に伴ってタンクの固有振動数は変化するため、従来のダイナミックダンパでは十分に振動を抑制できないおそれがある。また、ダイナミックダンパとタンクとの接触部分がタンクの膨張収縮に追従できず、ダイナミックダンパが外れてしまい、振動抑制効果が低減するおそれがある。そのため、タンクの振動をより効果的に抑制可能な技術が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、タンクが提供される。このタンクは、外周に補強層が形成された円筒部を有するタンク本体と;前記タンク本体の一端に設けられた電磁弁と;前記補強層の外周に配置され、前記タンク本体の振動を抑制するための円筒形状のダイナミックダンパと、を備え;前記ダイナミックダンパは、前記補強層に接する円筒形状のリング部材と、前記リング部材上に設けられた円筒形状の弾性部材と、前記弾性部材上に設けられた円筒形状の重りとを有し;前記リング部材は、円周方向に沿って、一端と、他端と、前記一端と前記他端との間の間隙と、を有し;前記タンク本体内の上限圧力及び下限圧力において変化する、前記タンク本体の固有振動数に合わせた前記ダイナミックダンパの固有振動数とするために、前記リング部材が変形して、前記弾性部材のばね定数を前記タンク本体内の上限圧力及び下限圧力において変形させる。この形態のタンクによれば、タンク本体が膨張収縮して固有振動数が変化した場合でも、リング部材が変形して弾性部材のばね定数が変化することによりダイナミックダンパの固有振動数も変化する。そのため、電磁弁の動作に伴うタンクの振動を効果的に抑制することができる。また、補強層に接するリング部材には間隙部が設けられているので、タンク本体の膨張収縮に伴って、リング部材が変形可能である。そのため、ダイナミックダンパの形状をタンク本体の膨張収縮に追従させることができ、タンク本体に発生する振動をより効果的に抑制することができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、タンクの製造方法等の形態で実現することができる。
タンクの概略構造を示す概形図である。 図1のA−A断面を模式的に示す断面図である。 タンク内の圧力上昇時における、図2のB部分の拡大図である。 タンク内の圧力低下時における、図2のB部分の拡大図である。 タンク本体とダイナミックダンパの固有振動数の変化を示したグラフである。
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態におけるタンク100の概略構造を示す概形図である。タンク100は、例えば高圧水素を収容し、燃料電池車両に搭載される。タンク100は、タンク本体10と、バルブ20と、ダイナミックダンパ30と、を備える。タンク本体10は、ライナー11を有する。ライナー11は、円筒部12と円筒部12の両端に設けられた二つのドーム部13とを有する。ライナー11は、例えば、ポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂によって形成されている。円筒部12及びドーム部13の外周には補強層14が形成されている。補強層14は、例えば、ガラス繊維や炭素繊維を10000〜40000本程度束ね、エポキシ等の熱硬化性樹脂を含浸させることによって形成された繊維束を、ライナー11の外周に巻き付けることによって形成されている。
バルブ20は、タンク100の一端、より具体的には一方のドーム部13の頂部に設けられた口金15に設けられている。バルブ20は、タンク100の内容物(例えば、高圧水素)をタンク100外に放出する際に開く。本実施形態では、バルブ20は、電磁弁によって構成されている。電磁弁の作動時にはパルス振動が発生する。パルス振動は、幅広い周波数を含むため、バルブ20の作動時には、タンク100がタンク100の固有振動数で加振される。
ダイナミックダンパ30は、補強層14の円周方向に配置されている。ダイナミックダンパ30は、タンク本体10の振動を抑制するための装置である。ダイナミックダンパ30は、タンク本体10の固有振動数周辺での共振現象を制振(吸振)する。
図2は、図1のA−A断面を模式的に示す断面図である。ダイナミックダンパ30は、円筒形状であり、リング部材31と、間隙部32と、弾性部材33と、重り34とを備える。リング部材31は、補強層14に接している。リング部材31は、鋼材から成り、円筒形状である。間隙部32は、リング部材31の円周方向の一部に設けられている。間隙部は単に間隙とも呼ぶ。リング部材31は、間隙部32を備えることにより、タンク本体10の膨張による外形の変化を吸収するための膨張吸収機構として機能する。
弾性部材33は、リング部材31及び間隙部32上に設けられている。弾性部材33は、ゴムから成り、円筒形状である。本実施形態では、弾性部材33と補強層14の間に、間隙部32を有するリング部材31が備えられているので、リング部材31が補強層14上を滑ることにより、弾性部材33を均一に伸ばすことができる。重り34は、弾性部材33上に設けられている。重り34は、本実施形態ではスチールから成り、円筒形状である。重り34は、予め定められた質量を有する。
図3は、タンク本体10内の圧力上昇時における、図2のB部分の拡大図である。図3には、図2のダイナミックダンパ30の部分のみを示している。タンク本体10内の圧力が上昇した場合(例えば50〜70MPa)、タンク本体10は、見かけ上、剛性が上昇し固有振動数が上昇する。また、タンク本体10の内圧上昇に伴い、タンク本体10が膨張する。リング部材31は、タンク本体10の膨張に伴って直径が大きくなり、間隙部32が広くなる。そうすると、弾性部材33が周方向に伸びる。弾性部材33は、伸びると見かけ上堅くなるため、ばね定数が大きくなり、ダイナミックダンパ30の固有振動数も大きくなる。
図4は、タンク本体10内の圧力低下時における、図2のB部分の拡大図である。図4には、図2のダイナミックダンパ30の部分のみを示している。タンク本体10内の圧力が低下した場合(例えば1〜10MPa)、タンク本体10は、見かけ上、剛性が低下し固有振動数が低下する。また、タンク本体10の内圧低下に伴い、タンク本体10が収縮する。リング部材31は、タンク本体10の収縮に伴って直径が小さくなり、間隙部32が狭くなる。そうすると、弾性部材33は、周方向に縮むため、ばね定数が小さくなり、ダイナミックダンパ30の固有振動数も小さくなる。
図5は、タンク本体10とダイナミックダンパ30の固有振動数の変化を示したグラフである。縦軸は固有振動数(Hz)を示しており、横軸はタンク本体10の内圧(MPa)を示している。本実施形態では、弾性部材33は、予め定めたタンク本体10内の上限圧力及び下限圧力において、ダイナミックダンパ30の固有振動数がタンク本体10の固有振動数と同じとなるばね定数になるように形成されている。弾性部材33がこのようなばね定数を有していれば、図5に示すように、弾性部材33の固有振動数はタンク本体10の内圧の変化に対して線形的に変化するため、予め定めた上限圧力と下限圧力との間の範囲全体にわたって、ダイナミックダンパ30の固有振動数がタンク本体10の固有振動数と一致る。
以上で説明した本実施形態のタンク100によれば、タンク本体10が膨張収縮して固有振動数が変化した場合でも、リング部材31が変形することで弾性部材33のばね定数が変化するため、ダイナミックダンパ30の固有振動数も変化する。そのため、バルブ20の動作に伴うタンク本体10の振動を効果的に抑制することができる。また、補強層14に接するリング部材31には間隙部32が設けられているので、タンク本体10の膨張収縮に伴って、リング部材31が変形可能である。そのため、ダイナミックダンパ30の形状をタンク本体10の膨張収縮に追従させることができ、タンク本体10に発生する振動をより効果的に抑制することができる。
B.変形例:
上記実施形態において、ダイナミックダンパ30と同様の構成を有するダイナミックダンパが、更にタンク100の口金15やバルブ20、あるいはタンク100を車体に固定するためのタンクバンドに取り付けられてもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば発明の概要の欄に記載した角形対中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述した課題を解決するために、あるいは上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
10…タンク本体
11…ライナー
12…円筒部
13…ドーム部
14…補強層
15…口金
20…バルブ
30…ダイナミックダンパ
31…リング部材
32…間隙部
33…弾性部材
34…重り
100…タンク

Claims (1)

  1. タンクであって、
    外周に補強層が形成された円筒部を有するタンク本体と、
    前記タンク本体の一端に設けられた電磁弁と、
    前記補強層の外周に配置され、前記タンク本体の振動を抑制するための円筒形状のダイナミックダンパと、を備え、
    前記ダイナミックダンパは、前記補強層に接する円筒形状のリング部材と、前記リング部材上に設けられた円筒形状の弾性部材と、前記弾性部材上に設けられた円筒形状の重りとを有し、
    前記リング部材は、円周方向に沿って、一端と、他端と、前記一端と前記他端との間の間隙と、を有し、
    前記タンク本体内の上限圧力及び下限圧力において変化する、前記タンク本体の固有振動数に合わせた前記ダイナミックダンパの固有振動数とするために、前記リング部材が変形して、前記弾性部材のばね定数を前記タンク本体内の上限圧力及び下限圧力において変形させる、タンク。
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