JP6612868B2 - ユーティリティメータ用負荷側電圧検出 - Google Patents

ユーティリティメータ用負荷側電圧検出 Download PDF

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Description

本開示は、ユーティリティメータの分野に関し、特に、三相サービススイッチを有する電気メータに関する。
ユーティリティメータは、特に、住宅、工場、または商業施設などの施設による電力、ガス、水道などのユーティリティ事業者の商品の消費を測定する装置である。ユーティリティサービスプロバイダ(公共資源サービス提供会社)は、請求や商品の需要予測などの理由から消費者によるユーティリティ事業者の商品の使用量を追跡するため、ユーティリティメータを採用している。
電気メータは、ユーティリティメータの一タイプであり、施設またはその他の電気機器による電気エネルギーの消費に関する量を測定するよう構成される。通常、電力会社は、電気機器が電気エネルギーへ連続してアクセスができるようにする。しかしながら、顧客が支払滞納している場合など、場合によっては、電力会社は顧客の電気機器が電気エネルギーにアクセスすることを防止する必要があると判断することがある。このため、電気メータには、閉状態では電気機器に電力を供給し、開状態では電力へのアクセスを遮断するよう、ユーティリティメータを介して設定可能なサービススイッチを備えるものがある。モデルによってはサービススイッチを遠隔制御することができ、現場で電気メータを設定することなく電気メータを介して技術者が電気エネルギーを供給または遮断することができる。
電気メータのサービススイッチに遠隔信号を送信した後、通常、ユーティリティサービスプロバイダは、サービススイッチがうまく所望の動作状態に入ったかどうかを判断することができない。サービススイッチが所望の動作状態に入らなかった場合には、電気メータは、(i)支払顧客が電気エネルギーにアクセスできないように、または(ii)それが望ましくない場合には顧客が電気エネルギーにアクセスできるようにすることができる。
よって、ユーティリティサービスプロバイダが電気メータおよびサービススイッチを備えるその他のタイプのユーティリティメータのサービススイッチの動作状態を正確かつ確実に判断できるように、ユーティリティメータの性能を向上させる必要性が依然として存在する。
本開示の例示的実施形態によれば、ユーティリティメータにおいて用いられる装置は、少なくとも1の回線経路と、サービススイッチと、監視部とを備える。上記少なくとも1の回線経路は、電気エネルギーを負荷に使用可能につなげる。上記サービススイッチは、上記少なくとも1の回線経路に動作可能に接続され、(i)上記少なくとも1の回線経路に開回路が形成される開状態と、(ii)上記少なくとも1の回線経路に閉回路が形成される閉状態とに設定可能である。上記監視部は、上記負荷および上記サービススイッチの間で上記少なくとも1の回線経路に動作可能に接続され、上記負荷における線間電圧の有無を検出するよう構成される。上記監視部は、さらに、(i)上記負荷における線間電圧の不在の検出に応答して開回路信号を生成し、(ii)上記負荷における線間電圧の存在の検出に応答して閉回路信号を生成するよう構成される。
本開示の別の例示的実施形態によれば、ユーティリティメータの動作方法は、サービススイッチで電気エネルギーを負荷に使用可能につなげる少なくとも1の回線経路に開回路を形成することにより、上記負荷を上記電気エネルギーから切断し、上記サービススイッチで上記少なくとも1の回線経路に閉回路を形成することにより、上記負荷を上記電気エネルギーに接続する。上記方法は、さらに、上記負荷における線間電圧の有無を検出し、上記負荷における線間電圧の不在の検出に応答して開回路信号を生成し、上記負荷における線間電圧の存在の検出に応答して閉回路信号を生成する。
上記ならびにその他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および添付の図面を参照することによって、当業者にはより容易に明らかとなるであろう。
図1は、サービススイッチを備えるユーティリティメータと、サービススイッチの動作状態を判断するよう構成された監視部とを含むメータリングシステムの一例のブロック図である。
図2は、図1のユーティリティメータの監視部の一例の構造を示すブロック図である。
図3は、図1のユーティリティメータの監視部の一例の構造をさらに詳細に示す模式図である。
図4は、図1のメータリングシステムに関連付けられた信号の信号タイミング図であり、サービススイッチが閉状態および開状態にあるときの信号タイミング図である。
図5は、図1のメータリングシステムの動作方法の一例を示すフローチャートである。
本開示の原理への理解を促すため、図面および以下の明細書により説明する実施形態について述べる。言うまでも無く、これによって本開示の範囲の制限を意図するものではない。また、本開示には、本開示に関連する分野の当業者には通常想到し得るであろう、図示の実施形態に対するあらゆる変形例および変更例、ならびに本開示の原則のさらなる適用を含むものであることも言うまでもない。
図1に示すように、メータリングシステム100は、電力線108および電気負荷線116を介して電力ソース104および電気負荷112に電気的に接続されている。電力線108は、ソース104(本明細書では、ユーティリティサービスプロバイダ、電力会社、または公益事業者ともされる)により生成された電力をメータリングシステム100に分配する。電気負荷線116は、メータリングシステム100を通過した電力を負荷112に分配する。メータリングシステム100は、負荷112による電力の消費を測定するよう構成される。
本明細書で説明する例示的実施形態では、当技術分野で周知のような、三相4線式の電気サービスが用いられている。そのため、電力線108は、A相電力線108a、B相電力線108b、C相電力線108c、および中性線108dを含む。同様に、負荷線116は、A相負荷線116a、B相負荷線116b、C相負荷線116c、および中性線116dを含む。後で詳細に説明するように、負荷線116a,116b,116c,116dは、それぞれ対応する電力線108a,108b,108c,108dに接続されている。
メータリングシステム100は、実装装置120と、実装装置120に実装されるユーティリティメータ124とを含む。図1の例示的な構成では、実装装置120は、電力線108a,108b,108cを介してソース104に電気的に接続される3つのライン側ソケット128と、負荷線116a,116b,116cを介して負荷112に電気的に接続される3つの負荷側ソケット132とを含む。また、実装装置120は、中性線108d,116dに接続された中性線ソケット134を含む。したがって、負荷112は、メータ124を介してソース104からの三相電力を受け取るよう構成される。ソケット128,132,134は、金属で形成され、高電流・高電圧に耐えるよう構成される。他の実施形態においては、実装装置120は、負荷112の電力需要によって決まることになる任意の適切な材料で形成された任意の適切な数のソケット128,132,134を含む。
ユーティリティメータ124は、ハウジング136、少なくとも1の電流コイル140、電圧センサ142、電流センサ144、サービススイッチ172、監視部192、および計測部152を含む。本実施形態では、電流コイル140は、電気ソース104のA相、B相、C相に対応する3つの電流コイル140a,140b,140cからなる。電流コイル140a,140b,140cは、少なくとも部分的にハウジング136内に配置されており、電力線108a,108b,108cおよび負荷線116a,116b,116cへの電気的接続ができるよう構成された導電体(例:銅伝導体)である。各電流コイル140a,140b,140cは、サービススイッチ172を介して、対応する電力線108a,108b,108cをそれぞれの負荷線116a,116b,116cに連結する。電流コイル140の各々は、部分的にハウジング136から延びるよう構成される2つのブレード156を含む。ブレード156は、電流コイル140とソケット128,132との間に、確実な機械的および電気的接続がもたらされるよう構成される。また、電流コイル140およびブレード156も、メータ124を実装装置120上の実装位置(図1に示す)に機械的に支持してもよい。以上説明したように、各電流コイル140は、A相、B相、およびC相線間電圧のうちいずれか1つを伝達するよう構成される。電流コイル140と電力線108,116は、ソース104と負荷112の間で電力を伝達する3つの回線経路146a,146b,146cを規定するよう構成される。
電圧センサ142は、電流コイル140a,140b,140cの電圧をそれぞれ表す電圧測定信号を生成することができる、またはそのように構成される回路を含む。各電圧センサ142は、各電流コイル140a,140b,140cに連結される分圧器(不図示)を適宜含んでもよい。このような電圧センサ142は、従来から知られている。電圧センサ142は、計測部152に電圧測定信号を提供するために、計測部152のアナログ・デジタル変換器148に動作可能に連結される。
電流センサ144は、電流コイル140a,140b,140cに対して電流を検知する関係に配置される。電流センサ144は、変流器を含む任意の従来型の電流センサであってよい。電流センサ144は、電流コイル140a,140b,140cを通過する電流をスケールダウンしたものを生成するよう構成される。スケールダウンした電流は、それぞれ、電流測定信号を構成する。したがって、本実施形態において、電流コイル140a,140b,140cは、電流センサ144と合わせて形成されるトランスの一次巻線を形成する。電流センサ144は、電流測定信号を計測部152につなぐために、アナログ・デジタル変換器148に電気的に接続される。
計測部152は、ソケット128,132,134の間を流れる電気エネルギーに基づいて1つまたは複数の電気および/または電気エネルギー消費値を検出し、測定し、決定することにより、計測データまたは消費データを生成するよう構成される任意の適切な(1つまたは複数の)回路である。計測部152は、アナログ・デジタル(A/D)変換器148と処理回路150とを含む。A/D変換器148は、電圧センサ142から電圧測定信号を受信し、電流センサ144から電流測定信号を受信するよう動作可能に連結される。アナログ・デジタル変換器148は、処理回路150によって計測データを生成するために処理される、対応するデジタル測定信号を生成する、よう構成される。
続けて図1を参照すると、ユーティリティメータ124は、電源170、メモリ180、送受信器184、およびディスプレイ188をさらに含む。電源170は、少なくともアナログ・デジタル変換器148と処理回路150、好ましくは送受信器184、ディスプレイ188、およびメモリ180への電力供給に適した電気出力を生成する。電源170は、少なくとも1の電力線(図1では108a)に動作可能に連結されて、そこから電力を生成する。
サービススイッチ172は、図示された実施形態では三相サービススイッチとして示されており、回線経路146と計測部152とに動作可能に連結され、閉状態(第1動作状態)および開状態(第2動作状態)に設定可能である。閉状態では、サービススイッチ172は、回線経路146a,146b,146cのそれぞれに閉回路を形成するよう構成される。各閉回路は、電力線108,116、および電流コイル140を介してソース104から負荷112への電力伝達を可能とする。三相システムにおいて、三相サービススイッチ172が閉状態のとき、3つの線間電圧は全て負荷112に印加される。開状態では、サービススイッチ172は、回線経路146a,146b,146cのそれぞれに開回路を形成するよう構成される。各開回路は、電力線108,116、および電流コイル140を介したソース104から負荷112への電力伝達を妨げる。三相システムにおいて、三相サービススイッチ172が開状態のとき、3つの線間電圧は負荷112から絶縁される。
サービススイッチ172は、負荷112への電力を制御可能に切断または再接続するよう構成されるリレーまたはその他任意の適切な装置を含む。図示された実施形態では、サービススイッチ172は、負荷112への三相電力を接続および切断するよう構成されるものとして示されている。また、場合によっては、サービススイッチ172は、開状態と閉状態の間の電子機械スイッチの接点を操作するモータまたはソレノイドを含む。図1の三相システムの一例において、サービススイッチ172は、3つの独立したリレーまたはその他の適切な装置を含んでもよい。特に、計測部152は、負荷104に関連付けられた顧客の支払い状況および負荷の消費レベルに基づいてサービススイッチ172の状態を制御するよう、適切に構成することができる。サービススイッチ172は、モータ等の三相負荷(負荷112)へのダメージを防ぐため、三相全てを同時に開状態または閉状態にするよう構成される。したがって、サービススイッチは、個々の線間電圧制御または個々の位相制御を行うようには構成されていない。
メモリ180は、計測部152に作動可能に連結され、計測部によって生成された計測データを保存するよう構成される。加えて、メモリ180は、後述する方法500(図5)に従ってユーティリティメータ124を操作するためのプログラムデータ、および計測部152によって用いられるまたは生成されるその他任意の電子データを保存するよう構成される。本明細書では、メモリ180は、非一時的な機械読取可能な記録媒体ともされる。
送受信器184は、計測部152に動作可能に連結されており、電気データをソース104および/または外部ユニット(不図示)に送信し、電気データをソースおよび/または外部ユニットから受信するよう構成される。一実施形態では、送受信器184は、RF信号を送受信する無線周波(「RF」)送受信器である。別の実施形態では、送受信器184は、AMRネットワークおよび/またはその他の適切な装置へデータを送信するよう構成される自動メータ読み取り(AMR)通信モジュールを含む。また、送受信器184は、インターネットを介した有線または無線接続でのデータ通信ができるよう構成することができる。別の実施形態では、送受信器184は、電力線通信、電話回線通信、またはその他の通信手段等、当技術分野で用いられる様々な手段のいずれかにより外部装置またはソース104と通信するよう構成される。
ディスプレイ188は、計測部152に動作可能に連結され、ユーティリティメータ124に関連付けられたデータを視覚的にわかりやすい形で表示するよう構成される。例えば、ディスプレイ188は、計測部152によって生成された計測データや、監視部192によって判断されたサービススイッチ172の状態を表示するよう構成されてもよい。ディスプレイ188は、例えば液晶ディスプレイユニット等、任意の望ましいディスプレイ装置である。
三相監視部として示される監視部192は、計測部152、および各回線経路146a,146b,146cに動作可能に連結されている。監視部192は、負荷112における線間電圧の有無を検出し、負荷112における線間電圧の不在の検出に応答して開回路信号(第1出力信号)を生成し、負荷112における線間電圧の存在の検出に応答して閉回路信号(第2出力信号)を生成するよう構成される。負荷112における線間電圧の有無の検出を容易にするために、監視部192は、サービススイッチ172が開状態にあるときでも監視部192が負荷112の各相と電気的に接続されるように、サービススイッチ172の負荷側(サービススイッチ172と負荷112の間)に接続される。監視部192は、三相サービススイッチ172の三相全てが開状態にあるときにのみ、開回路信号を生成するよう構成される。また、監視部192は、三相サービススイッチ172の三相全てが閉状態にあるときにのみ、閉回路信号を生成するよう構成される。
図示された実施形態では、監視部192は、2つの独立したデジタル電気出力部244,248を含み、このデジタル電気出力部はそれぞれ計測部152の対応するデジタル入力部に接続されるよう構成される。出力部244,248は、それぞれ閉回路信号および開回路信号をデジタル信号(論理信号)として伝達する。特に、監視部192は、出力部244で閉回路信号をデジタル高(論理「1」)として生成するよう構成される。監視部192が閉回路信号を生成しないとき、出力部244はデジタル低(論理「0」)を伝達する。また、監視部192は、出力部248で開回路信号をデジタル低(論理「0」)として生成するよう構成される。開回路信号が生成されないとき、出力部248はデジタル高(論理「1」)を伝達する。したがって、計測部152は、監視部192のデジタル出力244,248を監視することにより、最終的にサービススイッチ172の動作状態を判断するよう構成される。
図示された実施形態では、監視部192は、負荷側AC電圧を表す3つのアナログ信号を検知し、後にさらに詳細に説明するように「成功裏に開状態」、「成功裏に閉状態」、「不成功の開状態」、「不成功の閉状態」を表すデジタル制御信号を生成する。したがって、監視部192は、アナログ信号をサンプリングして三相サービススイッチ172の状態を判断するという負荷から、処理部150を解放する。
図2に示すように、監視部192の例示的実施形態は、3つの分圧器218a,218b,218cと、3つの交差検出回路220a,220b,220cと、3つのピーク検出器224a,224b,224cと、論理AND回路228と、論理OR回路232とを含む。
分圧器218aは、A相線間電圧回線経路146aに動作可能に連結され、分圧電圧信号Avを伝達する電圧出力部219aを含む。分圧器218bは、B相線間電圧回線経路146bに動作可能に連結され、分圧電圧信号Bvを伝達する電圧出力部219bを含む。同様に、分圧器218cは、C相線間電圧回線経路146cに動作可能に連結され、分圧電圧信号Cvを伝達する電圧出力部219cを含む。分圧器218a,218b,218cは、それぞれ、線間電圧レベル(または線間電圧の電圧表示)を低電圧または低減したライン信号に変換するよう構成される。各低減ライン信号は、以下にさらに詳細に説明するように、所定の大きさのDC電圧(DCバイアス電圧)に重畳されて分圧電圧信号Av,Bv,Cvを形成する。分圧器218aは、交差検出回路220aに分圧電圧信号Avを供給するよう動作可能に接続され、分圧器218bは、交差検出回路220bに分圧電圧信号Bvを供給するように動作可能に接続され、分圧器218cは、交差検出回路220cに分圧電圧信号Cvを供給するように動作可能に接続される。言うまでも無く、実施形態によっては、分圧器218a,218b,218cは、図1の電圧センサ142として用いてもよい。
図2を再度参照すると、交差検出回路220aは、パルス信号Ap(矩形波形ともいう)を伝達するパルス出力部236aを含む。交差検出回路220aは、分圧電圧信号Avを表すものを基準電圧信号と比較し、分圧電圧Avを表す信号が基準電圧信号未満であることに応答してパルス出力236aのパルスを生成する。一実施形態では、基準電圧信号は、DCバイアス電圧未満となるよう選択される。実際には、基準電圧は負荷側電圧閾値であり、例示的実施形態においてその大きさは等価の40Vrmsの負荷側電圧閾値に相関する。よって、交差検出回路220aは、基準電圧未満である対応する負荷側電圧を「論理0」と解釈し基準電圧を超える負荷側電圧を「論理1」と解釈する。監視システム100に電圧閾値を導入することにより、電気ノイズおよびライン側電圧帰還経路が存在する場合の開スイッチ(開回路)検出の信頼性が向上する。
交差検出回路220bはパルス出力部236bを含み、基準電圧信号に対して分圧器218bによって生成された分圧電圧信号Bvに基づいて、対応するパルス信号Bpを生成するよう構成される。交差検出回路220cはパルス出力部236cを含み、基準電圧信号に対して分圧器218cによって生成された分圧電圧信号Cvに基づいて、対応するパルス信号Cpを生成するよう構成される。
ピーク検出器224aは、ピーク出力部240aを含み、交差検出回路220aにより生成されたパルス信号Apに応答して、ピーク出力部240aでピーク信号Akを生成するよう構成される。ピーク信号Akは、パルス信号Apのピーク値に基づいている。同様に、ピーク検出器224bはピーク出力部240bを含み、交差検出回路220bにより生成されたパルス信号Bpに応答して、ピーク出力部240bでピーク信号Bkを生成するよう構成される。ピーク検出器224cも、ピーク出力部240cを含み、交差検出回路220cにより生成されたパルス信号Cpに応答して、ピーク出力部240cでピーク信号Ckを生成するよう構成される。
論理AND回路228は、各ピーク出力部240a,240b,240cに動作可能に連結され、ピーク検出器224a,224b,224cによって生成されたピーク信号Ak,Bk,Ckに論理AND演算を行うよう構成される。論理AND回路228は、閉回路信号を伝達するAND出力部244を含む。
論理OR回路232は、各ピーク出力部240a,240b,240cに動作可能に連結され、ピーク検出器224a,224b,224cによって生成されたピーク信号Ak,Bk,Ckに論理OR演算を行うよう構成される。論理OR回路232は、開回路信号を伝達するOR出力部248を含む。
図3に、監視部192のA相分岐の例示的実施形態のさらに詳細を示す。図3を参照すると、分圧器218aは、低減ライン信号を生成するよう構成された抵抗器R1およびR2を含む。R1およびR2の公称値の例は、それぞれ、1MΩおよび2kΩである。低減ライン信号は、回線経路146aが伝達する線間電圧の約0.2%のAC信号である。低減ライン信号は、電圧ソースVDDにより生成されたDC電圧に重畳されて、分圧電圧信号Avとなる。本例示的実施形態における電圧ソースVDDは約3.3Vであり、これは抵抗器R2と公称値が1033pFである並列接続されたキャパシタC1とに印加される。よって、分圧電圧信号Avは、電圧ソースVDDの大きさによって直流バイアスされたAC信号である。分圧器218aは、高電圧スパイクから監視部192を保護するよう構成されるクランプダイオードであるダイオードD1をさらに含む。
分圧電圧信号Avは、交差検出回路220aにAC連結されている。特に、公称値が0.1μFのキャパシタC2が、分圧電圧信号Avを交差検出回路220aにAC連結するために設けられる。分圧電圧信号AvのAC成分のみが、連結信号AcoupとしてキャパシタC2を通過する。抵抗器R3およびR4は、連結信号AcoupをDCバイアス電圧に重畳して、分圧電圧信号Avに類似の、ただしDCバイアス電圧によってDCバイアスされたDCバイアスAbias信号を形成する別の分圧器を形成する。抵抗器R3およびR4は、DCバイアス電圧の大きさを定める。一実施形態において、抵抗器R3およびR4は、DCバイアス電圧が約0.85Vとなるように、それぞれ公称値が287kΩおよび100kΩとなっている。したがって、Abias信号は、DCバイアス電圧を交互に超えたり下回ったりする正弦波信号である。(図4参照)。
交差検出回路220aは比較器U1を含む。この比較器U1は、反転入力(負の入力)、非反転入力(正の入力)、および交差検出回路220aの出力である出力を含む。反転入力は、公称値が10kΩの直列接続された抵抗器R5を通過した後のAbias信号を受信するよう構成される。公称値が33pFであるキャパシタC3は、抵抗器R5と比較器U1の非反転入力との間に接続され、直流接地される。
比較器U1の非反転入力は、抵抗器R6、R7、およびR8に連結される。抵抗器R6は、公称値が318kΩであり、さらに電圧ソースVDDに連結される。抵抗器R7は、公称電圧が100kΩであり、直流接地に連結されている。キャパシタC4は、公称値が330pFであり、抵抗器R7に並列に連結されている。抵抗器R8は、この例での公称値が1MΩである帰還抵抗器であり、さらに比較器U1の出力に連結されている。
抵抗器R6およびR7は、比較器U1の非反転入力に印加されてAbias信号と比較されるDC基準電圧信号を定める。したがって、本例示的実施形態では、基準電圧信号は約0.79Vであり、これはDCバイアス電圧の0.85Vよりも小さい。
比較器U1は、電圧ソースVDDに接続されるポジティブレールと、直流接地に接続されるネガティブレールとを含む。公称値が1μFのキャパシタC5は、ポジティブレールおよび直流接地に接続されている。
交差検出回路220aは、さらに、本例では公称値が1kΩであって電圧ソースVDDと比較器U1の出力との間に連結された抵抗器R9と、公称値が1000pFであって比較器U1の出力と直流接地との間に連結されたキャパシタC6とを含む。
比較器U1の出力(すなわちパルス信号Ap)は、(反転入力に印加された)Abias信号が(非反転入力に印加された)基準電圧信号よりも大きいことに応答して、およそゼロ(論理「0」)となる。また、Abias信号が基準電圧信号よりも小さいことに応答して、比較器U1の出力は電圧ソースVDD(論理「1」)にほぼ等しい大きさのパルスとなる。パルス信号Apはピーク検出器224aに入力される。
ピーク検出器224aは、ダイオードD2と、抵抗器R10と、キャパシタC7とを含む。ダイオードD2は、キャパシタC6と抵抗器R10との間に接続され、パルス信号Apを受信するよう構成されるダイオードD2のアノードに方向が合わせられている。抵抗器R10とキャパシタC7は、ダイオードD2のカソードと直流接地との間に並列に接続されている。キャパシタC7を通した電圧はピーク検出器224aの出力であり、キャパシタC7が充電される電圧レベルがピーク信号Akを表す。
約60ミリ秒を超える期間のパルス出力236aでのパルスの受信に応答して、キャパシタC7が約3.3ボルト(電圧ソースVDDの大きさ)に充電され、ピーク信号Akが論理「1」値を表す電圧となる。抵抗器R10とキャパシタC7の値は、パルス信号Apが不在であるときは所定の期間キャパシタC7を放電する放電時定数を与えるよう選択される。所定の期間の一例が約47マイクロ秒であり、抵抗器R10およびキャパシタC7の値の一例が、それぞれ47.5kΩおよび1μFである。よって、パルス信号Apがおおよその所定の期間より長くパルスを伝達しない場合、キャパシタC7は徐々に放電し、ピーク信号Akはほぼゼロボルトの(論理「0」)値となる。ピーク検出器224aの出力はピーク信号Akであり、これが論理AND回路228および論理OR回路232に与えられる。
監視部192のB相分岐およびC相分岐は、上述したA相分岐と略同一の構成となる。
論理AND回路228は、各ピーク信号Ak,Bk,Ckを受信するよう構成される3入力ANDゲートを含む。ANDゲート282は、各ピーク信号Ak,Bk,Ckが論理「1」値である場合のみ、論理「1」値をとる論理出力信号を生成するよう構成される。AND出力244の論理「1」は、閉回路信号であり、サービススイッチ172と負荷112の間の3つの回線経路146全てで線間電圧が検出されたこと、およびサービススイッチ172が閉状態であることを示す。
論理OR回路232は、各ピーク信号Ak,Bk,Ckを受信するよう構成される3入力ORゲートを含む。ORゲート286は、各ピーク信号Ak,Bk,Ckが論理「0」値である場合のみ、論理「0」値をとる論理出力信号を生成するよう構成される。OR出力248の論理「0」は、開回路信号であり、サービススイッチ172と負荷112の間の3つの回線経路146全てに線間電圧がないこと、およびサービススイッチ172が開状態であることを示す。
図4を参照すると、三相信号は引き続き監視部192を通過する。図4に示すように、DCバイアス信号グラフ400は、交差検出回路220a,220b,220cへの入力(Abias信号を含む)であるDCバイアス信号、および一定の大きさのDC電圧である基準電圧信号を示す。切断ライン290の左の電圧は、サービススイッチ172が閉構成であるときの交差検出回路220a,220b,220cへの入力であり、切断ライン290の右の電圧は、サービススイッチが開構成であるときの交差検出回路220a,220b,220cへの入力である。DCバイアス信号は、DCバイアス電圧を交互に超えたり下回ったりする正弦波信号である。
パルス出力グラフ402に示すように、パルス信号Ap,Bp,Cpは、DCバイアス信号が基準電圧信号未満であることに応答して論理「1」をとり、DCバイアス信号が基準電圧信号を超えることに応答して論理「0」をとる。A相信号については、比較器U1がAbias信号を基準電圧信号と比較することによりパルス信号Apを形成する。他のパルス信号Bp,Cpも、略同様に生成される。切断ライン290の後の時点で、パルス信号Ap,Bp,Cpは、DCバイアス電圧が基準電圧信号を超えることに応答して、ゼロボルト(論理「0」)のままである。
次に、ピーク出力グラフ406では、パルス出力部236a,236b,236cが規則的な流れのパルスを伝達する限り、パルス信号Ap,Bp,Cpの帯電効果がピーク信号Ak,Bk,Ckを論理「1」に維持することが示される。ピーク信号Ak,Bk,Ckは、対応するDCバイアス信号の「正の半サイクル」では大きさが徐々に減少するが、論理「1」のままである。切断ライン290の後は、ピーク信号Ak,Bk,Ckの大きさが減少し、遷移ライン294でピーク信号Ak,Bk,Ckがそれぞれ論理「1」から論理「0」へと遷移する。
論理ゲート図は、サービススイッチ172が開状態および閉状態に設定されるときのAND出力244およびOR出力248を示している。閉回路信号は、遷移ライン294の左にAND出力244が伝達する論理「1」として示されているが、これは3つの回線経路146全てで線間電圧が検出された(監視された)ことを表し、サービススイッチ172が閉構成であることが確認される。AND出力244が伝達する論理「0」から明らかなように、閉回路信号は遷移ライン294の右には生成されない。開回路信号は、遷移ライン294の右にOR出力248が伝達する論理「0」信号として示されているが、これは3つの回線経路146全てに線間電圧が無いことを表し、サービススイッチ172が開構成であること、またはソース104で停電が発生していることが確認される。OR出力248が伝達する論理「1」から明らかなように、開回路信号は遷移ライン294の左には生成されない。
図5のフローチャートは、監視部192を用いてサービススイッチ172の状態を判断する方法500を説明する。ブロック504において、割り込みによって、メモリ180に保存された方法500に対応するサブルーチンを計測部152の処理回路150に実行させる。
ブロック508において、計測部152は、負荷112をソース104から切断するべきかどうかを判断する。このため、計測部152は、所望の接続状態を判断するために、メモリ180に保存された特定のデータを参照する。一実施形態において、計測部152は、メモリ180に保存された所望の接続状態を示すフラグを用いる。通常、ソース104は、所望の接続状態を示すデータを含む電気信号を計測部152に(遠隔でまたは直接に)送信する。
次に、計測部152が三相負荷112をソース104から切断するべきであると判断した場合、計測部152は、ブロック510において、OR出力248での開回路信号の生成について監視部192を監視することによりサービススイッチ172が開状態であるかどうかを判断する。計測部152が開回路信号を検出した場合、計測部152は、三相サービススイッチが開状態にあると判断し、次の割り込み(ブロック504)まで方法500を停止する。しかしながら、計測部152が閉回路信号を検出した場合、計測部152は、三相サービススイッチ172の少なくとも1つの相が不必要に閉状態となっていると判断する。
ブロック512において、計測部152は、サービススイッチを開状態に遷移させるために、サービススイッチ172に切断信号を送信する。通常の動作状態では、サービススイッチ172は、切断信号の受信に応答して開状態になり、これにより負荷112をソース104から電気的に切断する。
ブロック516において、計測部152は、三相サービススイッチ172が成功裏に開状態に入ったかどうかを判断するために、再び開回路信号の生成について三相監視部192を監視する。サービススイッチ172が適切に動作している場合、計測部152は、開回路信号を検出して、サービススイッチが成功裏に開状態に入ったと判断し、このとき、計測部152は次の割り込み(ブロック504)まで方法500を停止する。しかしながら、計測部152が閉回路信号を検出した場合、計測部152はサービススイッチ172が成功裏には開状態にならなかったと判断する。
ブロック520において、サービススイッチ172が開状態にならなかったことの検出に応答して、計測回路152は、サービススイッチ172に切断信号を再送信する。
ブロック524で、計測部152は、監視部192によって生成される開回路信号を監視することによって、再送信した切断信号がサービススイッチ172を開状態にしたかどうかをチェックする。開回路信号が検出されれば、計測部152は、再送信した切断信号がサービススイッチ172を開状態にしたと判断し、計測部は、次の割り込み(ブロック504)まで方法500を停止する。しかしながら、閉回路信号が検出されれば、計測部152は、再送信した切断信号はサービススイッチ172を開状態にしなかったと判断し、ブロック528に示すように、計測部152は、サービススイッチが開状態にならなかったことを示すサービス切断信号を生成する。
一実施形態において、ブロック528で生成されたサービス切断信号は、送受信器184を介してソース104または別の装置に送信される電子信号である。加えて、サービス切断信号は、ディスプレイ188の照明部分であってもよく、技術者に潜在的な問題について視覚的に警告する。別の実施形態では、サービス切断信号は、当業者にとって望ましいその他の任意のタイプの信号である。
ブロック508を再度参照すると、監視部152が負荷112をソースから切断するべきではないと判断した場合、計測部は、ブロック532に示すように、サービススイッチ172が閉状態にあることを確認する。
ブロック532において、計測部152は、サービススイッチ172が閉状態にあることを判断するために、AND出力244での閉回路信号の生成を監視する。計測部152が閉回路信号を検出した場合、計測部152は、次の割り込み(ブロック504)まで方法500を停止する。しかしながら、計測部152が開回路信号を検出した場合、計測部152は、三相サービススイッチ172の少なくとも1つの相が不必要に開状態となっていると判断する。
ブロック536において、計測部152は、サービススイッチ172を閉状態にするために、サービススイッチ172に接続信号を送信する。通常の動作状態では、サービススイッチ172は、接続信号の受信に応答して閉状態になり、これにより負荷112がソース104に電気的に接続される。
ブロック540において、計測部152は、再び監視部192を用い、閉回路信号についてAND出力244をチェックすることによって、サービススイッチ172が成功裏に閉状態に入ったかどうかを判断する。計測部152が閉回路信号を検出した場合、計測部152は、次の割り込み(ブロック504)まで方法500を停止する。しかしながら、計測部152が開回路信号を検出した場合、計測部152はサービススイッチ172が閉状態にならなかったと判断する。
ブロック544において、サービススイッチ172が閉状態にならなかったことの検出に応答して、計測回路152は、サービススイッチ172に接続信号を再送信する。
ブロック548で、計測部152は、再送信した接続信号がサービススイッチ172を閉状態にしたかどうかをチェックする。ブロック540と同様に、計測部152は、AND出力244が伝達する閉回路信号をチェックする。閉回路信号が検出された場合、計測部152は、再送信した接続信号がサービススイッチ172を閉状態にしたと判断し、計測部は、次の割り込み(ブロック504)まで方法500を停止する。しかしながら、開回路信号が検出された場合、計測部152は、再送信した接続信号はサービススイッチ172を閉状態にしなかったと判断し、ブロック552に示すように、サービススイッチ172が閉状態にならなかったことを示すサービス接続信号を生成する。
一実施形態において、ブロック552で生成されたサービス接続信号は、送受信器184を介してソース104または別の装置に送信された電子信号である。加えて、サービス接続信号は、ディスプレイ188の照明部分の形態であってもよく、技術者に潜在的な問題について視覚的に警告する。別の実施形態では、サービス接続信号は、当業者にとって望ましいその他の任意のタイプの信号である。
ユーティリティメータ124は、2つの信号線244,248のみのデジタル出力を監視部192から監視することにより、計測部152がサービススイッチ172の状態を迅速かつ容易に判断することを可能にする。加えて、OR出力248はサービススイッチが開状態にあるときのみ開回路信号を伝達し、AND出力244はサービススイッチが閉状態にあるときのみ閉回路信号を伝達するため、2つの独立した出力線244,248は、計測部152が最終的にサービススイッチ172の動作状態を判断することを可能にする。
上記の説明および図面において本開示を詳細に説明したが、これは事例説明とみなされるものであり、限定的な性質のものではない。言うまでも無く、好適な実施形態のみが提示されており、本開示の精神の範囲におけるあらゆる変更、修正、およびさらなる応用が保護されるべきものである。

Claims (13)

  1. ユーティリティメータに使用する装置であって、
    電気エネルギーソースを負荷に使用可能につなぐ3つの回線経路と、
    前記3つの回線経路に動作可能に連結され、(i)前記3つの回線経路に開回路が形成される開状態と、(ii)前記3つの回線経路に閉回路が形成される閉状態とに設定可能なサービススイッチと、
    前記負荷と前記サービススイッチとの間で前記3つの回線経路に動作可能に連結され、前記負荷における電圧の有無を検出するよう構成される監視部であって、さらに(i)前記負荷における電圧の不在の検出に応答して開回路信号を生成し、(ii)前記負荷における電圧の存在の検出に応答して閉回路信号を生成するよう構成される監視部と、
    前記閉回路信号を受信できるように動作可能に接続され、前記負荷が前記電気エネルギーソースから切断されている状態にあるべきではないとの判断に対応して前記閉回路信号が検出されているか否かを判断するように構成されている計測部と、を備え、
    前記監視部は、前記3つの回線経路が全て開状態である時だけ前記開回路信号を生成し、前記3つの回線経路が全て閉状態である時だけ前記閉回路信号を生成するように構成されている装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記監視部は、前記少なくとも1の回線経路の3つの回線経路のそれぞれに動作可能に連結され、さらに、前記3つの回線経路のそれぞれについて、前記負荷における電圧の有無を検出するよう構成される、装置。
  3. 請求項1または2に記載の装置であって、
    前記監視部は、前記開回路信号を伝達するよう構成される第1信号線と、前記閉回路信号を伝達するよう構成される第2信号線とを含む、装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の装置であって、前記監視部が、
    前記負荷における第1線間電圧に対応する第1電気信号を受信するよう動作可能に接続された第1交差検出器と、
    前記負荷における第2線間電圧に対応する第2電気信号を受信するよう動作可能に接続された第2交差検出器と、
    前記第1交差検出器に動作可能に接続され、前記第1交差検出器の出力信号に基づいて第1ピーク信号を生成するよう構成される第1ピーク検出回路と、
    前記第2交差検出器に動作可能に接続され、前記第2交差検出器の出力信号に基づいて第2ピーク信号を生成するよう構成される第2ピーク検出回路と、
    前記第1および第2ピーク検出回路に動作可能に接続され、前記第1および第2ピーク信号のそれぞれが所定値未満であることに応答して前記開回路信号を生成するよう構成される第1論理回路とを備える装置。
  5. 請求項4に記載の装置であって、
    前記監視部は、さらに、前記負荷における第3線間電圧に対応する第3電気信号を受信するよう動作可能に接続された第3交差検出器と、前記第3交差検出器に動作可能に接続され、前記第3交差検出器の出力信号に基づいて第3ピーク信号を生成するよう構成される第3ピーク検出回路とを備え、
    前記第1論理回路は、前記第3ピーク検出回路に動作可能に接続され、前記第1、第2、および第3ピーク信号のそれぞれが前記所定値未満であることに応答して前記開回路信号を生成するよう構成される装置。
  6. 請求項4に記載の装置であって、
    前記第1および第2ピーク検出回路に動作可能に接続され、前記第1および第2ピーク信号のそれぞれが前記所定値以上であることに応答して前記閉回路信号を生成するよう構成される第2論理回路をさらに備え、
    前記第1論理回路は、論理OR回路を含み、
    前記第2論理回路は、論理AND回路を含む、装置。
  7. ユーティリティメータの操作方法であって、
    サービススイッチによって、電気エネルギーソースを負荷に使用可能につなげる3つの回線経路に開回路を形成することにより、前記負荷を前記電気エネルギーソースから切断するステップと、
    前記サービススイッチによって、前記3つの回線経路に閉回路を形成することにより、前記負荷を前記電気エネルギーソースに接続するステップと、
    前記3つの回線経路の各々における電圧の有無を検出するステップと、
    前記3つの回線経路の全てにおける電圧の不在の検出に応答して開回路信号を生成するステップと、
    前記3つの回線経路の全てにおける電圧の存在の検出に応答して閉回路信号を生成するステップと、
    前記負荷が前記電気エネルギーソースから切断されている状態にあるべきではないとの判断に対応して前記閉回路信号が生成されているか否かを判断するステップと、を含む、方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、さらに、
    第1信号線に前記開回路信号を供給するステップと、
    前記第1信号線から独立した第2信号線に前記閉回路信号を供給するステップとを含む、方法。
  9. 請求項7又は8に記載の方法であって、さらに、
    前記サービススイッチに動作可能に接続された計測部により、切断信号を前記サービススイッチに送信するステップと、
    前記計測部により、接続信号を前記サービススイッチに送信するステップと、
    前記計測部で前記開回路信号を検出することにより、前記切断信号が前記サービススイッチに、前記少なくとも1の回線経路において前記開回路を形成させたと判断するステップと、
    前記計測部で前記閉回路信号を検出することにより、前記接続信号が前記サービススイッチに、前記少なくとも1の回線経路において前記閉回路を形成させたと判断するステップとを含む、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、さらに
    前記切断信号の前記サービススイッチへの送信後に前記計測部が前記閉回路信号を検出した場合、前記切断信号を前記サービススイッチに再送信するステップと、
    前記接続信号の前記サービススイッチへの送信後に前記計測部が前記開回路信号を検出した場合、前記接続信号を前記サービススイッチに再送信するするステップとを含む、方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、さらに
    前記切断信号の再送信後に前記計測部が前記閉回路信号を検出した場合、前記計測部でサービス切断信号を生成するステップと、
    前記接続信号の再送信後に前記計測部が前記開回路信号を検出した場合、前記計測部でサービス接続信号を生成するステップとを含む、方法。
  12. 請求項7から11のいずれかに記載の方法であって、さらに
    第1交差検出器により、前記負荷における第1線間電圧に対応する第1電気信号に電圧交差を検出するステップと、
    第2交差検出器により、前記負荷における第2線間電圧に対応する第2電気信号に電圧交差を検出するステップと、
    前記第1交差検出器に動作可能に接続された第1ピーク検出回路により、前記第1交差検出器の出力信号に基づいて、第1ピーク信号を生成するステップと、
    前記第2交差検出器に動作可能に接続された第2ピーク検出回路により、前記第2交差検出器の出力信号に基づいて、第2ピーク信号を生成するステップと、
    前記第1および第2ピーク信号が所定値未満である場合、前記第1および第2ピーク検出回路に動作可能に接続された第1論理回路によって前記開回路信号を生成するステップと、
    前記第1および第2ピーク信号が前記所定値以上である場合、前記第1および第2ピーク検出回路に動作可能に接続された第2論理回路によって前記閉回路信号を生成するステップとを含む、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、さらに
    前記第1論理回路の論理AND回路の出力で前記閉回路信号を生成するステップと、
    前記第2論理回路の論理OR回路の出力で前記開回路信号を生成するステップとを含む、方法。
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