JP6611829B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室外熱交換器に付着した霜を除霜する空気調和装置に関する。
従来、圧縮機、流路切替部、室外熱交換器、膨張部及び室内熱交換器が配管により接続された冷媒回路を備える空気調和装置が知られている。暖房運転時において、蒸発器として作用する室外熱交換器の圧力飽和温度が室外空気の露点温度以下で水の凝固点以下の場合、室外熱交換器に霜が付着する。室外熱交換器に霜が付着した場合、空気調和装置において、室外熱交換器に付着した霜を除去する除霜運転が行われることによって、着霜現象による室外熱交換器の熱交換性能の低下が抑制される。
特許文献1には、室外熱交温度センサと外気温度センサと人体検知センサとを備えた空気調和機が開示されている。特許文献1は、室外熱交温度センサの出力及び外気温度センサの出力が、除霜運転の開始条件を満たし、更に、人体検知センサによって不在が検知されたとき、除霜運転が開始される。これにより、人が在室しているときに除霜運転が行われることを抑制し、快適性を維持しようとするものである。
特開2011−185535号公報
しかしながら、特許文献1に開示された空気調和機は、除霜運転の開始条件が不変である。このため、人が在室している限り、除霜運転の開始条件を満たしても、除霜運転が行われず、室外熱交換器の熱交換能力が低下してしまう。このように、特許文献1は、除霜運転の要否を正確に判断することができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、除霜運転の要否の判断精度を高める空気調和装置を提供するものである。
本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、流路切替部、室外熱交換器、膨張部及び室内熱交換器が配管により接続され、冷媒が流れる冷媒回路と、暖房運転と除霜運転とを切り替えるように冷媒回路の動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、暖房運転が実施されている場合、冷媒回路の運転情報に基づいて、除霜運転の開始条件の変更の要否を判定する判定手段と、判定手段にて開始条件の変更が必要と判定され、かつ暖房運転が必要と推測されない場合、除霜運転の開始条件を変更し、判定手段にて開始条件の変更が必要と判定され、かつ暖房運転が必要と推測された場合には、除霜運転の開始条件を変更しない変更手段と、除霜運転の開始条件が満たされた場合、除霜運転が開始されるように流路切替部を切り替える切替手段と、を有する。
本発明によれば、運転情報における判定結果に基づいて、除霜運転の開始条件が変更される。従って、除霜運転の要否を正確に判断することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1の制御部30を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100の制御部130を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置200の制御部230を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る空気調和装置300の制御部330を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る空気調和装置300の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る空気調和装置400の制御部430を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5に係る空気調和装置400の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本発明に係る空気調和装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1を示す回路図である。この図1に基づいて、空気調和装置1について説明する。図1に示すように、空気調和装置1は、室外機2と室内機3とリモートコントローラ4とを備えている。室外機2は、室外に設置されるものであり、圧縮機6、流路切替部7、室外熱交換器8、室外送風機8a、膨張部9、室外温度検出部21、室外熱交温度検出部22及び室外制御基板30aを有している。室内機3は、室内に設置されるものであり、室内熱交換器10、室内送風機10a、室内温度検出部23、人体検出部24及び室内制御基板30bを有している。ここで、圧縮機6、流路切替部7、室外熱交換器8、膨張部9及び室内熱交換器10が配管により接続されて、冷媒が流れる冷媒回路5が構成されている。なお、室外制御基板30aと室内制御基板30bとから制御部30が構成されている。
圧縮機6は、冷媒を圧縮するものである。流路切替部7は、冷媒回路5において冷媒の流れる方向を切り替えるものである。流路切替部7は、圧縮機6から吐出された冷媒が室外熱交換器8に流れるか室内熱交換器10に流れるかを切り替えるものであり、これにより、冷房運転、暖房運転又は除霜運転のいずれもが行われる。室外熱交換器8は、室外空気と冷媒とを熱交換するものである。室外送風機8aは、室外熱交換器8に室外空気を送風するものである。膨張部9は、冷媒を膨張及び減圧するものであり、例えば開度が調整される電磁膨張弁である。室内熱交換器10は、室内空気と冷媒とを熱交換するものである。室内送風機10aは、室内熱交換器10に室内空気を送風するものである。
室外温度検出部21は、室外の温度を検出するものである。室外熱交温度検出部22は、室外熱交換器8の温度を検出するものである。室内温度検出部23は、室内の温度を検出するものである。人体検出部24は、人体の有無を検出するものである。室外制御基板30aは、室外機2の各機器を制御するものであり、室内制御基板30bは、室内機3の各機器を制御するものである。室外制御基板30aと室内制御基板30bとは、内外通信線30cによって接続されており、内外通信線30cを介して信号の送受信が行われる。
リモートコントローラ4は、リモコン線4aによって室内制御基板30bに接続されており、リモコン線4aを介して室内制御基板30bとの間で信号の送受信が行われる。例えば、リモートコントローラ4は、冷媒回路5の運転を停止する停止信号を室内制御基板30bに送信する。これにより、室内機3及び室外機2が停止する。また、リモートコントローラ4は、冷媒回路5の運転を開始する開始信号を室内制御基板30bに送信する。これにより、室内機3及び室外機2が運転を開始する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1の制御部30を示すブロック図である。次に、制御部30について説明する。本実施の形態1において、制御部30は、例えばCPUであり、前述の如く、室外制御基板30aと室内制御基板30bとから構成されているが、制御部30は、単一の制御基板としてもよく、この場合、室外機2及び室内機3のいずれか一方に設けられていてもよい。また、制御部30は、室外機2及び室内機3の外部に設けられていてもよい。図2に示すように、制御部30は、記憶手段31と、判定手段32と、変更手段33と、切替手段34とを有している。
記憶手段31は、除霜運転の開始条件に必要な室外熱交換温度閾値等を記憶するものである。除霜運転の開始条件は、室外熱交換器8が蒸発器として作用する暖房運転が行われている場合に、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下であることである。暖房運転が長時間行われた場合、蒸発器として作用する室外熱交換器8の圧力飽和温度が低下する。そして、室外熱交換器8の圧力飽和温度が室外空気の露点温度以下で水の凝固点以下の場合、室外熱交換器8に霜が付着する。室外熱交換器8に霜が付着した場合、空気調和装置1において、室外熱交換器8に付着した霜を除去する除霜運転が行われることによって、着霜現象による室外熱交換器8の熱交換性能の低下が抑制される。なお、本実施の形態1では、除霜運転の開始条件は、室外熱交換器8の温度の低下とされているが、これに限定されず、室外の温度の低下等としてもよい。
判定手段32は、暖房運転が実施されている場合、冷媒回路5の運転情報に基づいて、除霜運転の開始条件の変更の要否を判定するものである。本実施の形態1において、運転情報は、室外温度検出部21によって検出された温度である。即ち、判定手段32は、室外温度検出部21によって検出された温度が、室外温度閾値以下であるか否かを判定するものである。
変更手段33は、判定手段32の判定結果に基づいて、除霜運転の開始条件を変更するものである。本実施の形態1において、運転情報は、室外温度検出部21によって検出された温度である。即ち、変更手段33は、判定手段32において、室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値以下と判定された場合、除霜運転の開始条件を変更するものである。
前述の如く、本実施の形態1において、除霜運転の開始条件は、室外熱交換器8が蒸発器として作用する暖房運転が行われている場合に、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下であることである。変更手段33は、暖房運転が実施されている場合、冷媒回路5の運転情報に基づいて、室外熱交温度閾値を、室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更するものである。室外熱交温度閾値をThex1とし、室外熱交温度緩和閾値をThex2とすると、Thex1<Thex2である。これにより、暖房運転が行われて室外熱交換器8の温度が低下していく際、室外熱交温度緩和閾値Thex2の方が、室外熱交温度閾値Thex1よりも、到達するのが早い。即ち、室外熱交温度緩和閾値Thex2の方が、室外熱交温度閾値Thex1よりも、除霜運転の開始条件が緩和されており、除霜運転が早く開始される。
このように、室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値以下と判定された場合、室外熱交温度閾値が室外熱交温度緩和閾値に変更される。これにより、室外の温度が低い場合に、室外熱交換器8に霜が付着している可能性が高いと判断され、除霜運転が実施され易くなる。
また、変更手段33は、人体検出部24の検出結果に基づいて、除霜運転の開始条件を変更する機能を更に有する。本実施の形態1では、変更手段33は、暖房運転が実施されている場合、人体検出部24によって人が不在であることが検出された場合、室外熱交温度閾値を、室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更するものである。これにより、人が不在の場合に、暖房運転が不要である可能性が高いと判断され、除霜運転が実施され易くなる。
切替手段34は、記憶手段31に記憶された除霜運転の開始条件が満たされた場合、除霜運転が開始されるように流路切替部7を切り替える。ここで、除霜運転の開始条件は、室外熱交換器8が蒸発器として作用する暖房運転が行われている場合に、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下であることである。切替手段34は、変更手段33によって除霜運転の開始条件が変更されていない場合、室外熱交温度検出部22によって検出された室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下のとき、流路切替部7を切り替える。また、切替手段34は、変更手段33によって除霜運転の開始条件が変更された場合、室外熱交温度検出部22によって検出された室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値以下のとき、流路切替部7を切り替える。
なお、制御部30は、サーモオフ及びサーモオンの動作も行う。これは、実際の室温U:i℃と、設定温度V:j℃とを比較して、室外機2及び室内機3の運転を継続するか否かを判断するものである。ここで、実際の室温Uは、室内温度検出部23によって検出された温度である。設定温度Vは、使用者等がリモートコントローラ4を使用して設定する目標室温である。暖房運転において、実際の室温Uが設定温度V以上(i≧j)の場合、室外制御基板30a及び室内制御基板30bから構成される制御部30は、使用者が求める暖房能力が確保されていると判断し、運転を一旦停止するサーモオフの動作を行う。その際、停止した室内機3は、制御部30にサーモオフ信号を送信する。
なお、サーモオフのときも、動作は継続される。サーモオフのときにおいて、実際の室温Uが設定温度Vより低くなった(i<j)場合、室外制御基板30a及び室内制御基板30bから構成される制御部30は、使用者が求める暖房能力が不足していると判断し、運転を再開するサーモオンの動作を行う。その際、運転を再開した室内機3は、制御部30にサーモオン信号を送信する。
次に、空気調和装置1の運転モードについて説明する。空気調和装置1は、運転モードとして、冷房運転、暖房運転及び除霜運転を有している。冷房運転は、圧縮機6、流路切替部7、室外熱交換器8、膨張部9、室内熱交換器10の順に冷媒が流れ、室内熱交換器10において室内空気が冷媒と熱交換されて冷却されるものである。暖房運転は、圧縮機6、流路切替部7、室内熱交換器10、膨張部9、室外熱交換器8の順に冷媒が流れ、室内熱交換器10において室内空気が冷媒と熱交換されて加熱されるものである。除霜運転は、圧縮機6、流路切替部7、室外熱交換器8、膨張部9、室内熱交換器10の順に冷媒が流れ、室外熱交換器8に付着した霜を除去するものである。
次に、空気調和装置1の各運転モードの動作について説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温高圧のガス状態の冷媒は、流路切替部7を通過して、室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機8aによって送風された室外空気と熱交換されて凝縮液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部9に流入し、膨張部9において膨張及び減圧されて気液二相状態となる。そして、気液二相状態の冷媒は、室内熱交換器10に流入し、室内熱交換器10において、室内空気と熱交換されて蒸発ガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、冷房が実施される。蒸発したガス状態の冷媒は、流路切替部7を通過して、圧縮機6に吸入される。
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温高圧のガス状態の冷媒は、流路切替部7を通過して、室内熱交換器10に流入し、室内熱交換器10において、室内送風機10aによって送風された室内空気と熱交換されて凝縮液化する。このとき、室内空気が暖められ、暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部9に流入し、膨張部9において膨張及び減圧されて気液二相状態となる。そして、気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外空気と熱交換されて蒸発ガス化する。蒸発したガス状態の冷媒は、流路切替部7を通過して、圧縮機6に吸入される。
次に、除霜運転について説明する。空気調和装置1において、暖房運転が行われると、室外熱交換器8に霜が付着する場合がある。この霜を除去するため、除霜運転が行われる。除霜運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温高圧のガス状態の冷媒は、流路切替部7を通過して、室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8に付着した霜を溶かす。そして、冷媒は、室外熱交換器8において、室外空気と熱交換されて凝縮液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部9に流入する。このとき、膨張部9は全開にされており、冷媒は、液状態のまま室内熱交換器10に流入する。そして、液状態の冷媒は、室内熱交換器10に流入し、室内熱交換器10において、室内空気と熱交換されて蒸発ガス化する。蒸発したガス状態の冷媒は、流路切替部7を通過して、圧縮機6に吸入される。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1の動作を示すフローチャートである。次に、本実施の形態1に係る空気調和装置1の制御部30の動作について説明する。図3に示すように、暖房運転が開始されると、判定手段32において、室外温度検出部21によって検出された温度が、室外温度閾値以下であるか否かが判定される(ステップST1)。室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値より大きい場合(ステップST1のNo)、室外熱交温度検出部22によって検出された室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下であるかが判断される(ステップST2)。室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下の場合(ステップST2のYes)、切替手段34によって、流路切替部7が切り替えられ、除霜運転が開始される。一方、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値より大きい場合(ステップST2のNo)、ステップST1に戻る。
ここで、室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値以下の場合(ステップST1のYes)、人体検出部24によって人体の有無が検出される(ステップST3)。人の在室が検出された場合(ステップST3のNo)、ステップST2に進む。一方、人の不在が検出された場合(ステップST3のYes)、変更手段33によって、室外熱交温度閾値が、室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更され、室外熱交温度検出部22によって検出された室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値以下であるかが判断される(ステップST4)。室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値以下の場合(ステップST4のYes)、切替手段34によって、流路切替部7が切り替えられ、除霜運転が開始される。一方、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値より大きい場合(ステップST4のNo)、ステップST1に戻る。
本実施の形態1によれば、運転情報における判定結果に基づいて、除霜運転の開始条件が変更される。従来、除霜運転の開始条件が不変である空気調和機が知られているが、人が在室している限り、除霜運転の開始条件を満たしても、除霜運転が行われず、室外熱交換器8の熱交換能力が低下してしまう。これでは、除霜運転の要否を正確に判断することができない。これに対し、本実施の形態1は、運転情報の判定結果に基づいて、除霜運転の開始条件が変更されるため、除霜運転の要否を正確に判断することができる。また、従来、人の在否のみで除霜運転の開始を判断する空気調和機が知られているが、この場合、不在時に除霜運転が行われ易い設定とすると、仮に室外の温度が高い場合、本来除霜が不要であるときにも、除霜運転が頻発し、室温の低下を招く虞がある。これに対し、本実施の形態1は、運転情報の判定結果に基づいて、除霜運転の開始条件が変更されるため、不要な除霜運転である空霜取りが頻発することを抑制することができる。
また、人体の有無を検出する人体検出部24を更に備え、変更手段33は、判定手段32の判定結果に基づくと共に人体検出部24の検出結果に基づいて、除霜運転の開始条件を変更するものである。これにより、空霜取りが頻発しない範囲で、人が不在のときのような暖房能力が不要の場合に、積極的に除霜運転が行われる。従って、在室時において、使用者の快適性を損なわない。
更に、室外熱交換器8の温度を検出する室外熱交温度検出部22を更に備え、除霜運転の開始条件は、室外熱交温度検出部22によって検出された温度が室外熱交温度閾値以下であることであり、変更手段33は、暖房運転が実施されている場合、冷媒回路5の運転情報に基づいて、室外熱交温度閾値を、室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更するものである。このように、室外熱交換器8の温度が判断されることにより、除霜の要否を判断することができる。
更にまた、室外の温度を検出する室外温度検出部21を更に備え、運転情報は、室外温度検出部21によって検出された温度であり、判定手段32は、室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値以下であるか否かを判定するものであり、変更手段33は、判定手段32において、室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値以下と判定された場合、除霜運転の開始条件を変更するものである。このように、室外の温度が判断されることにより、除霜の要否をより精度良く判断することができる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置100の制御部130を示すブロック図である。本実施の形態2は、運転情報が圧縮機6の運転周波数である点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図4に示すように、空気調和装置100は、周波数検出部125を備えている。周波数検出部125は、圧縮機6の運転周波数を検出するものである。本実施の形態2において、運転情報は、周波数検出部125によって検出された運転周波数である。判定手段132は、周波数検出部125によって検出された運転周波数が、周波数閾値以上であるか否かを判定するものである。圧縮機6の運転周波数が高い場合、室外熱交換器8における熱交換量も増えるため、その分室外熱交換器8の着霜量が多くなると推測される。このように、圧縮機6の運転周波数が高い場合に、室外熱交換器8に霜が付着している可能性が高いと判断され、除霜運転が実施され易くなるように、変更手段133は、判定手段132において、周波数検出部125によって検出された運転周波数が周波数閾値以上と判定された場合、室外熱交温度閾値を、室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更する。
本実施の形態2によれば、圧縮機6の運転周波数を検出する周波数検出部125を更に備え、運転情報は、周波数検出部125によって検出された運転周波数であり、判定手段132は、周波数検出部125によって検出された運転周波数が周波数閾値以上であるか否かを判定するものであり、変更手段133は、判定手段132において、周波数検出部125によって検出された運転周波数が周波数閾値以上と判定された場合、除霜運転の開始条件を変更するものである。このように、運転情報を、圧縮機6の運転周波数としても、実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る空気調和装置200の制御部230を示すブロック図である。本実施の形態3は、運転情報が除霜運転の運転時間である点で、実施の形態1,2と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1,2と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1,2との相違点を中心に説明する。
図5に示すように、空気調和装置200は、時間計測部226を備えている。時間計測部226は、除霜運転の運転時間を計測するものである。本実施の形態3において、運転情報は、時間計測部226によって計測された除霜運転の運転時間である。判定手段232は、時間計測部226によって計測された前回の除霜運転の運転時間が時間閾値以上であるか否かを判定するものである。前回の除霜運転の運転時間が長い場合、現在も依然として室外熱交換器8の着霜量が多くなると推測される。このように、前回の除霜運転の運転時間が長い場合に、室外熱交換器8に霜が付着している可能性が高いと判断され、除霜運転が実施され易くなるように、変更手段233は、判定手段232において、時間計測部226によって計測された前回の除霜運転の運転時間が時間閾値以上と判定された場合、室外熱交温度閾値を、室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更する。
本実施の形態3によれば、除霜運転の運転時間を計測する時間計測部226を更に備え、運転情報は、時間計測部226によって計測された運転時間であり、判定手段232は、時間計測部226によって計測された前回の除霜運転の運転時間が時間閾値以上であるか否かを判定するものであり、判定手段232において、時間計測部226によって計測された前回の除霜運転の運転時間が時間閾値以上と判定された場合、除霜運転の開始条件を変更するものである。このように、運転情報を、除霜運転の運転時間としても、実施の形態1,2と同様の効果を奏する。
実施の形態4.
図6は、本発明の実施の形態4に係る空気調和装置300の制御部330を示すブロック図である。本実施の形態4は、制御部330が信号判断手段335を有している点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態4では、実施の形態1〜3と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1〜3との相違点を中心に説明する。
図6に示すように、制御部330は、信号判断手段335を有している。信号判断手段335は、リモートコントローラ4から停止信号を受信した場合、除霜運転の開始を許可し、リモートコントローラ4から停止信号を受信していない場合、暖房運転を継続するものである。なお、本実施の形態4において、除霜運転の開始条件は、運転情報である室外温度検出部21によって検出された温度に基づいて変更されるものであり、人体検出部24の検出結果に基づいて変更されるものではない。
本実施の形態4では、除霜運転の開始条件が変更された場合において、除霜運転の開始条件が満たされた場合でも、除霜運転が待機状態とされる。そして、信号判断手段335によって、停止信号が受信された場合に、除霜運転の待機状態が解除され、空気調和装置300の運転が停止する前に、除霜運転が開始される。一方、信号判断手段335によって、停止信号が受信されていない場合には、除霜運転の待機状態が維持され、そのまま、空気調和装置300の運転が停止する。
図7は、本発明の実施の形態4に係る空気調和装置300の動作を示すフローチャートである。次に、本実施の形態4に係る空気調和装置300の制御部330の動作について説明する。図7に示すように、暖房運転が開始されると、室外熱交温度検出部22によって検出された室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下であるかが判断される(ステップST11)。室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下の場合(ステップST11のYes)、切替手段34によって、流路切替部7が切り替えられ、除霜運転が開始される。
一方、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値より大きい場合(ステップST11のNo)、判定手段32において、室外温度検出部21によって検出された温度が、室外温度閾値以下であるか否かが判定される(ステップST12)。室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値より大きい場合(ステップST12のNo)、信号判断手段335によって、リモートコントローラ4から停止信号を受信したか否かが判断される(ステップST13)。停止信号が受信された場合(ステップST13のYes)、空気調和装置300の運転が停止する。これは、室外の温度が高いため、室外熱交換器8が着霜していないと推測されることによる。停止信号が受信されていない場合(ステップST13のNo)、ステップST11に戻る。
ステップST12において、室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値以下の場合(ステップST12のYes)、変更手段33によって、室外熱交温度閾値が、室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更され、室外熱交温度検出部22によって検出された室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値以下であるかが判断される(ステップST14)。室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値以下の場合(ステップST14のYes)、信号判断手段335によって、リモートコントローラ4から停止信号を受信したか否かが判断される(ステップST15)。停止信号が受信された場合(ステップST15のYes)、切替手段34によって、流路切替部7が切り替えられ、除霜運転が開始される。その後、空気調和装置300の運転が停止する。停止信号が受信されていない場合(ステップST15のNo)、ステップST11に戻る。これは、室外の温度が低いため、室外熱交換器8が着霜している可能性があると推測されることによる。
一方、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値より大きい場合(ステップST14のNo)、信号判断手段335によって、リモートコントローラ4から停止信号を受信したか否かが判断される(ステップST16)。停止信号が受信された場合(ステップST16のYes)、空気調和装置300の運転が停止する。停止信号が受信されていない場合(ステップST16のNo)、ステップST11に戻る。これは、室外の温度が低いため、室外熱交換器8が着霜している可能性があると推測されるものの、停止信号が受信されていないため、使用者が暖房運転を求めていると推測されることによる。
本実施の形態4によれば、冷媒回路5の運転を停止する停止信号を送信するリモートコントローラ4を更に備え、制御部330は、リモートコントローラ4から停止信号を受信した場合、除霜運転の開始を許可する信号判断手段335を更に有し、切替手段34は、信号判断手段335において除霜運転の開始が許可された場合、除霜運転が開始されるように流路切替部7を切り替えるものである。これにより、使用者が暖房運転を不要としているときに、積極的に除霜運転が行われるため、再度暖房運転が必要となった場合の暖房能力を確保することができる。従って、実施の形態1で得られる効果に加え、更に、使用者の快適性を向上させることができる。
なお、本実施の形態4においても、実施の形態1のように、除霜運転の開始条件の変更は、運転情報に基づくだけでなく、人体検出部24の検出結果に基づくものであってもよい。また、本実施の形態4においても、実施の形態2のように、運転情報を圧縮機6の運転周波数としてもよく、実施の形態3のように、運転情報を除霜運転の運転時間としてもよい。
実施の形態5.
図8は、本発明の実施の形態5に係る空気調和装置400の制御部430を示すブロック図である。本実施の形態5は、信号判断手段435が、サーモオフ信号を受信したか否かにおいて、除霜運転の許可を判断している点で、実施の形態4と相違する。本実施の形態5では、実施の形態1〜4と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1〜4との相違点を中心に説明する。
図8に示すように、制御部430は、信号判断手段435を有している。信号判断手段435は、室内機3からサーモオフ信号を受信した場合、除霜運転の開始を許可し、サーモオフ信号を受信していない場合、暖房運転を継続するものである。なお、本実施の形態5において、除霜運転の開始条件は、運転情報である室外温度検出部21によって検出された温度に基づいて変更されるものであり、人体検出部24の検出結果に基づいて変更されるものではない。
本実施の形態5では、除霜運転の開始条件が変更された場合において、除霜運転の開始条件が満たされた場合でも、除霜運転が待機状態とされる。そして、信号判断手段435によって、サーモオフ信号が受信された場合に、除霜運転の待機状態が解除され、空気調和装置400の運転が停止する前に、除霜運転が開始される。一方、信号判断手段435によって、サーモオフ信号が受信されていない場合には、除霜運転の待機状態が維持され、そのまま、空気調和装置400の運転が停止する。
図9は、本発明の実施の形態5に係る空気調和装置400の動作を示すフローチャートである。次に、本実施の形態5に係る空気調和装置400の制御部430の動作について説明する。図9に示すように、暖房運転が開始されると、室外熱交温度検出部22によって検出された室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下であるかが判断される(ステップST21)。室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値以下の場合(ステップST21のYes)、切替手段34によって、流路切替部7が切り替えられ、除霜運転が開始される。
一方、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度閾値より大きい場合(ステップST21のNo)、判定手段32において、室外温度検出部21によって検出された温度が、室外温度閾値以下であるか否かが判定される(ステップST22)。室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値より大きい場合(ステップST22のNo)、信号判断手段435によって、室内機3からサーモオフ信号を受信したか否かが判断される(ステップST23)。サーモオフ信号が受信された場合(ステップST23のYes)、室外機2及び室内機3の運転が停止する。これは、室外の温度が高いため、室外熱交換器8が着霜していないと推測されることによる。サーモオフ信号が受信されていない場合(ステップST23のNo)、ステップST21に戻る。
ステップST22において、室外温度検出部21によって検出された温度が室外温度閾値以下の場合(ステップST22のYes)、変更手段33によって、室外熱交温度閾値が、室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更され、室外熱交温度検出部22によって検出された室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値以下であるかが判断される(ステップST24)。室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値以下の場合(ステップST24のYes)、信号判断手段435によって、室内機3からサーモオフ信号を受信したか否かが判断される(ステップST25)。サーモオフ信号が受信された場合(ステップST25のYes)、切替手段34によって、流路切替部7が切り替えられ、除霜運転が開始される。その後、室外機2及び室内機3の運転が停止する。サーモオフ信号が受信されていない場合(ステップST25のNo)、ステップST21に戻る。これは、室外の温度が低いため、室外熱交換器8が着霜している可能性があると推測されることによる。
一方、室外熱交換器8の温度が室外熱交温度緩和閾値より大きい場合(ステップST24のNo)、信号判断手段435によって、室内機3からサーモオフ信号を受信したか否かが判断される(ステップST26)。サーモオフ信号が受信された場合(ステップST26のYes)、室外機2及び室内機3の運転が停止する。サーモオフ信号が受信されていない場合(ステップST26のNo)、ステップST21に戻る。これは、室外の温度が低いため、室外熱交換器8が着霜している可能性があると推測されるものの、サーモオフ信号が受信されていないため、引き続き暖房運転が必要と推測されることによる。
本実施の形態5によれば、制御部430は、実際の室温が設定温度より高い場合に一旦停止するサーモオフのサーモオフ信号を受信した場合、前記除霜運転の開始を許可する信号判断手段435を更に有し、切替手段34は、信号判断手段435において除霜運転の開始が許可された場合、除霜運転が開始されるように流路切替部7を切り替えるものである。これにより、暖房運転が不要であるときに積極的に除霜運転が行われるため、サーモオンによって暖房運転が再開された場合の暖房能力を確保することができる。従って、実施の形態1で得られる効果に加え、更に、使用者の快適性を向上させることができる。
なお、本実施の形態5においても、実施の形態1のように、除霜運転の開始条件の変更は、運転情報に基づくだけでなく、人体検出部24の検出結果に基づくものであってもよい。また、本実施の形態5においても、実施の形態2のように、運転情報を圧縮機6の運転周波数としてもよく、実施の形態3のように、運転情報を除霜運転の運転時間としてもよい。
1 空気調和装置、2 室外機、3 室内機、4 リモートコントローラ、4a リモコン線、5 冷媒回路、6 圧縮機、7 流路切替部、8 室外熱交換器、8a 室外送風機、9 膨張部、10 室内熱交換器、10a 室内送風機、21 室外温度検出部、22 室外熱交温度検出部、23 室内温度検出部、24 人体検出部、30 制御部、30a 室外制御基板、30b 室内制御基板、30c 内外通信線、31 記憶手段、32 判定手段、33 変更手段、34 切替手段、100 空気調和装置、125 周波数検出部、130 制御部、132 判定手段、133 変更手段、200 空気調和装置、226 時間計測部、230 制御部、232 判定手段、233 変更手段、300 空気調和装置、330 制御部、335 信号判断手段、400 空気調和装置、430 制御部、435 信号判断手段。

Claims (8)

  1. 圧縮機、流路切替部、室外熱交換器、膨張部及び室内熱交換器が配管により接続され、冷媒が流れる冷媒回路と、
    暖房運転と除霜運転とを切り替えるように前記冷媒回路の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記暖房運転が実施されている場合、前記冷媒回路の運転情報に基づいて、前記除霜運転の開始条件の変更の要否を判定する判定手段と、
    前記判定手段にて前記開始条件の変更が必要と判定され、かつ前記暖房運転が必要と推測されない場合、前記除霜運転の前記開始条件を変更し、前記判定手段にて前記開始条件の変更が必要と判定され、かつ前記暖房運転が必要と推測された場合には、前記除霜運転の前記開始条件を変更しない変更手段と、
    前記除霜運転の前記開始条件が満たされた場合、前記除霜運転が開始されるように前記流路切替部を切り替える切替手段と、を有する
    空気調和装置。
  2. 人体の有無を検出する人体検出部を更に備え、
    前記変更手段は、
    前記判定手段の判定結果に基づくと共に前記人体検出部の検出結果に基づいて、前記除霜運転の開始条件を変更するものである
    請求項1記載の空気調和装置。
  3. 前記冷媒回路の運転を停止する停止信号を送信するリモートコントローラを更に備え、
    前記制御部は、
    前記リモートコントローラから前記停止信号を受信した場合、前記除霜運転の開始を許可する信号判断手段を更に有し、
    前記切替手段は、
    前記信号判断手段において前記除霜運転の開始が許可された場合、前記除霜運転が開始されるように前記流路切替部を切り替えるものである
    請求項1記載の空気調和装置。
  4. 前記制御部は、
    実際の室温が設定温度より高い場合に一旦停止するサーモオフのサーモオフ信号を受信した場合、前記除霜運転の開始を許可する信号判断手段を更に有し、
    前記切替手段は、
    前記信号判断手段において前記除霜運転の開始が許可された場合、前記除霜運転が開始されるように前記流路切替部を切り替えるものである
    請求項1記載の空気調和装置。
  5. 前記室外熱交換器の温度を検出する室外熱交温度検出部を更に備え、
    前記除霜運転の開始条件は、
    前記室外熱交温度検出部によって検出された温度が室外熱交温度閾値以下であることであり、
    前記変更手段は、
    前記暖房運転が実施されている場合、前記冷媒回路の運転情報に基づいて、前記室外熱交温度閾値を、前記室外熱交温度閾値よりも高い室外熱交温度緩和閾値に変更するものである
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  6. 室外の温度を検出する室外温度検出部を更に備え、
    前記運転情報は、
    前記室外温度検出部によって検出された温度であり、
    前記判定手段は、
    前記室外温度検出部によって検出された温度が室外温度閾値以下であるか否かを判定するものであり、
    前記変更手段は、
    前記判定手段において、前記室外温度検出部によって検出された温度が室外温度閾値以下と判定された場合、前記除霜運転の開始条件を変更するものである
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  7. 前記圧縮機の運転周波数を検出する周波数検出部を更に備え、
    前記運転情報は、
    前記周波数検出部によって検出された運転周波数であり、
    前記判定手段は、
    前記周波数検出部によって検出された運転周波数が周波数閾値以上であるか否かを判定するものであり、
    前記変更手段は、
    前記判定手段において、前記周波数検出部によって検出された運転周波数が周波数閾値以上と判定された場合、前記除霜運転の開始条件を変更するものである
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  8. 前記除霜運転の運転時間を計測する時間計測部を更に備え、
    前記運転情報は、
    前記時間計測部によって計測された運転時間であり、
    前記判定手段は、
    前記時間計測部によって計測された前回の除霜運転の運転時間が時間閾値以上であるか否かを判定するものであり、
    前記判定手段において、前記時間計測部によって計測された前回の除霜運転の運転時間が時間閾値以上と判定された場合、前記除霜運転の開始条件を変更するものである
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和装置。
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