JP6605796B2 - 少なくとも1つの元素金属粉末から部品を形成する方法 - Google Patents

少なくとも1つの元素金属粉末から部品を形成する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6605796B2
JP6605796B2 JP2014208739A JP2014208739A JP6605796B2 JP 6605796 B2 JP6605796 B2 JP 6605796B2 JP 2014208739 A JP2014208739 A JP 2014208739A JP 2014208739 A JP2014208739 A JP 2014208739A JP 6605796 B2 JP6605796 B2 JP 6605796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
density
sintered
temperature cycle
cold compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014208739A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015098645A (ja
Inventor
マーク・アール・マトスン
マシュー・ダグラス・カーター
キャリー・ユージン・ウィルキンソン
リー・シー・ファース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2015098645A publication Critical patent/JP2015098645A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6605796B2 publication Critical patent/JP6605796B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/12Both compacting and sintering
    • B22F3/16Both compacting and sintering in successive or repeated steps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/12Both compacting and sintering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/12Both compacting and sintering
    • B22F3/14Both compacting and sintering simultaneously
    • B22F3/15Hot isostatic pressing
    • B22F3/156Hot isostatic pressing by a pressure medium in liquid or powder form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/24After-treatment of workpieces or articles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/78Combined heat-treatments not provided for above
    • C21D1/785Thermocycling
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/16Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of other metals or alloys based thereon
    • C22F1/18High-melting or refractory metals or alloys based thereon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/24After-treatment of workpieces or articles
    • B22F2003/248Thermal after-treatment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

元素金属粉末から形成される部品が知られている。しかしながら、そのような部品の製作は、高価であり、時間がかかる。
本出願は、2013年10月22に出願された同時係属の米国仮特許出願第61/894,205号の利益を主張する。
したがって、前述の問題を扱うようになっている、少なくとも1つの元素金属粉末から部品を形成する方法が有用であるのが分かる。
本開示の1つの例は、少なくとも1つの元素金属粉末から部品を形成する方法に関し、この場合、部品は、ニアネットシェイプ(near−net)、部品体積、及び、部品密度を有する。方法は、焼結密度を有する焼結プリフォームを用意するステップと、焼結プリフォームから一部分を分離するステップとを含む。一部分は、部品体積を上回る一部分体積と、部品のニアネットシェイプとは異なる一部分形状とを有する。また、方法は、ニアネットシェイプと部品密度とを有する部品を形成するために、一部分を温度サイクル圧力で温度サイクル時間にわたって温度サイクルに晒して、その間に、一部分を超塑性的に変形させるステップも含む。
ここで、開示の例を一般的な用語で説明するに際して、必ずしも原寸に比例して描かれない添付図面を参照する。図中、同様の参照文字は、幾つかの図の全体にわたって同じあるいは同様の部分を示す。
航空機の生産及び保守点検方法論のフロー図である。 航空機のブロック図である。 少なくとも1つの元素金属粉末から部品を形成する本開示の1つの態様に係る方法のフローチャートである。 少なくとも1つの元素金属粉末からニアネットシェイプ部品を形成する本開示の一態様に係る装置の1つの例の断面図である。 少なくとも1つの元素金属粉末からニアネットシェイプ部品を形成する本開示の一態様に係るシステムの1つの例のブロック図である。 本開示の一態様に係るニアネットシェイプ部品の1つの例の斜視図である。 本開示の一態様に係る焼結プリフォームの1つの例の正面図である。 焼結プリフォームの一部が分離された状態の図7Aに示される焼結プリフォームの正面図である。
先に言及されたブロック図において、様々な要素及び/又は構成要素を接続する実線は、機械的結合、電気的結合、流体的結合、光学的結合、電磁結合、及び、他の結合、及び/又は、これらの組み合わせを表してもよい。本明細書中で使用される「結合され」は、直接的に及び間接的に関連付けられることを意味する。例えば、部材Aは、部材Bと直接的に関連付けられてもよく、あるいは、例えば他の部材Cを介して部材Bと間接的に関連付けられてもよい。ブロック図に描かれる結合以外の結合が存在してもよい。様々な要素及び/又は構成要素を接続する破線は、もしあれば、実線により表される結合に機能及び目的が類似する結合を表すが、破線により表される結合は、選択的に与えられ、あるいは、開示の別のあるいは随意的な態様に関連する。同様に、破線を用いて表される任意の要素及び/又は構成要素は、開示の別のあるいは随意的な態様を示す。環境的要素は、もしあれば、点線を用いて表される。
先に言及されたフローチャートにおいて、ブロックは、動作及び/又は動作の一部を表してもよい。また、様々なブロックを接続する線は、動作又は動作の一部の任意の特定の順序、又は、動作間又は動作の一部間の依存性を意味しない。
以下の説明において、多くの特定の詳細は、提示された概念の完全な理解を与えるために記載される。提示された概念は、これらの特定の詳細の一部又は全部を伴うことなく実施されてもよい。他の場合には、説明される概念を不必要に分かり難くしないように、良く知られたプロセス動作が詳細に記載されなかった。幾つかの概念が特定の例と関連して説明されるが、言うまでもなく、これらの例は限定を意図するものではない。
開示の例は、図1に示される航空機の製造及び保守点検方法100及び図2に示される航空機102との関連で説明されてもよい。生産前(pre−production)の間にわたって、例示される方法100は、航空機102の仕様及び設計104と、材料調達106とを含んでもよい。生産中、構成要素及び部分組立品の製造108と、航空機のシステム統合110とが行われる。その後、航空機102は、就航114するために認証及び搬送112を経由してもよい。取引先による就航の間、航空機102は、定期的な整備及び保守点検116(変更、再構成、改修などを含んでもよい)の予定が組まれる。
例示される方法100のプロセスのそれぞれは、システム統合者、第三者、及び/又は、オペレータ(例えば、取引先)によって実行され、あるいは行われてもよい。この説明の目的のため、システム統合者は、制限なく、任意の数の航空機製造業者及び主要システム下請業者を含んでもよく、第三者は、制限なく、任意の数のベンダー、下請業者、及び、サプライヤーを含んでもよく、また、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事企業、保守点検機関などであってもよい。
図2に示されるように、例示される方法100により生産される航空機102は、複数の高レベルシステム120と内部122とを有する機体118を含んでもよい。高レベルシステム120の例は、推進システム124、電気システム126、油圧システム128、及び、環境システム130のうちの1つ以上を含む。任意の数の他のシステムが含まれてもよい。航空宇宙産業の例が示されるが、開示の原理は、自動車産業などの他の産業に適用されてもよい。
本明細書中に示されあるいは記載される装置及び方法は、製造及び保守点検方法100の任意の1つ以上の段階中に使用されてもよい。例えば、構成要素及び部分組立品の製造108に対応する構成要素及び部分組立品は、航空機102が就航中の間に生産された構成要素又は部分組立品と同様の態様で作られあるいは製造されてもよい。また、装置、方法、又は、これらの組み合わせの1つ以上の態様は、例えば、組み立てをかなり促進させることによってあるいは航空機102のコストを低減することによって生産状態108、110中に利用されてもよい。同様に、装置、方法、又は、これらの組み合わせの1つ以上の態様は、例えば、制限なく、航空機102が就航中の間、例えば整備及び保守点検116の間に利用されてもよい。
図2及び図4を参照すると、例えば航空機102と関連付けられる部品14などの部品は、異なる器具を使用して様々な材料から形成されてもよい。1つの例において、部品14は、少なくとも一部がチタンから形成されてもよい。他の例において、部品14は、チタン、アルミニウム、及び、バナジウムの組み合わせ、より具体的にはTi−6Al−4Vから形成されてもよい。
図3を参照すると、開示の1つの例は、少なくとも1つの元素金属粉末から部品14(図4参照)を形成する方法に関する。部品14は、ニアネットシェイプ、部品体積、及び、部品密度を有する。引き続いて図3を参照するとともに、更に図7A及び図7Bを参照すると、方法は、焼結密度を有する焼結プリフォーム134を用意するステップ(図3のブロック300)と、焼結プリフォーム134から一部分134Aを分離するステップ(図3のブロック400)とを含む。一部分134Aは、部品体積を上回る一部分体積と、部品14のニアネットシェイプとは異なる一部分形状とを有する。また、方法は、ニアネットシェイプと部品密度とを有する部品14を形成するために、一部分134Aを温度サイクル圧力で温度サイクル時間にわたって温度サイクルに晒して、その間に、一部分134Aを超塑性的に変形させるステップ(図3のブロック500)も含む。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、焼結プリフォーム134(図7A参照)は、冷間圧縮プリフォームを一定の温度で焼結時間にわたって焼結することによって形成される。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、一定の温度は約1900°F〜約2500°Fである。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、焼結時間は約2時間〜約20時間である。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、冷間圧縮プリフォームは、冷間圧縮密度を有するとともに、冷間圧縮温度及び冷間圧縮圧力で冷間圧縮時間にわたって少なくとも1つの元素金属粉末を冷間圧縮することによって形成される。冷間圧縮は、異なる器具を使用して様々な方法で達成されてもよい。例えば、冷間圧縮が冷間静水圧プレスを含んでもよい。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、冷間圧縮密度は、部品14と関連付けられる理論全密度の約50%〜約85%である。本明細書中で使用される部品は、該部品が内部に孔隙を有さない場合には、その理論全密度を有する。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、冷間圧縮圧力は、1平方インチ当たり約60000ポンド(pound)である。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、冷間圧縮圧力は、温度サイクル圧力よりも高い。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、焼結密度は、部品14と関連付けられる理論全密度の約80%〜約99%である。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、焼結密度は、部品14と関連付けられる理論全密度の約95%〜約99.5%である。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様では、部品密度が焼結密度よりも大きく、また、焼結密度が冷間圧縮密度よりも大きい。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、部品密度は、部品14と関連付けられる理論全密度の約99.5%〜100%であり、焼結密度は理論全密度の約80%〜約95%であり、また、冷間圧縮密度は理論全密度の約50%〜約85%である。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、冷間圧縮プリフォームの形成は、少なくとも1つの元素金属粉末を冷間圧縮する前に少なくとも1つの元素金属粉末を磨減させることを更に含む。磨減は、様々な方法で様々な装置により達成されてもよい。1つの態様において、磨減は、少なくとも1つの元素金属粉末を更に細かい粒子へと研削するあるいはさもなければ粉砕することを含んでもよく、また、複数の元素金属粉末が使用される例及び/又は態様において、磨減は、複数の元素金属粉末を混合させることを更に含んでもよい。1つの態様において、少なくとも1つの元素金属粉末は、重い球状部材が内部に位置されるドラム内に配置される。ドラムを回転させると、ドラム内で部材が移動し、それにより、少なくとも1つの元素粉末が更に細かい粒子へと研削されるとともに、少なくとも1つの元素粉末が混合される。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、方法は、一部分134Aをニアネットシェイプへと変形させた後に部品14を処理してニアネットシェイプネットシェイプへと変化させるステップも含む。部品14が様々な方法で処理されてもよい。例えば、部品14は、機械加工され、研削され、研磨され、切断され、打ち抜き加工され、ドリル加工されてもよく、あるいは、任意の他のタイプの後処理を受けてもよい。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、一部分134A(図7A及び図7B参照)は、第1の温度と第2の温度との間で温度が周期的に変化される。温度サイクルは、様々な異なる最大温度と最小温度との間で様々な異なる変化率で行われてもよい。開示の1つの態様では、第1の温度が約1580°Fであってもよく、第2の温度が約1870°Fであってもよい。開示の他の態様では、第1の温度が約1450°Fであってもよく、第2の温度が約2000°Fであってもよい。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、一部分134A(図7A及び図7B参照)は、多くの温度サイクルにわたって温度が周期的に変化される。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様では、温度サイクルの数が約5〜約40である。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の他の態様では、温度サイクルの数が約10サイクル〜約20サイクルである。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様では、温度サイクル時間が約1時間よりも短い。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様では、以下で更に詳しく論じられるように、温度サイクルのそれぞれが一部分134Aの材料の結晶学的変化を引き起こす。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様では、一部分134A(図7A及び図7B参照)が不活性雰囲気内で温度サイクルに晒される。不活性雰囲気内で一部分134Aを温度サイクルに晒すと、酸化が最小限に抑えられる。不活性雰囲気の1つの例はアルゴン雰囲気を含む。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、少なくとも1つの元素金属粉末は、チタン粉末、アルミニウム粉末、及び、バナジウム粉末のうちの少なくとも1つである。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様では、部品14(図4参照)が複数の元素金属粉末から形成される。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、複数の元素金属粉末は、チタン粉末、アルミニウム粉末、及び、バナジウム粉末のうちの少なくとも2つを含む。
先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様では、温度サイクル圧力が一定である。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、温度サイクル圧力は、1平方インチ当たり約2000ポンドである。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、温度サイクル圧力は、1平方インチ当たり約1キロポンドから1平方インチ当たり約4キロポンドまで変化され得る。
図7A及び図7Bを参照すると、先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様では、焼結プリフォーム134が円柱形状を有する。先の及び/又は以下の例及び態様のいずれかの主題の少なくとも一部を含んでもよい開示の1つの態様において、焼結プリフォーム134は直径600と第1の高さ604とを有し、また、焼結プリフォーム134の一部分134Aは、焼結プリフォーム134の直径600を有するとともに、第1の高さ604よりも小さい第2の高さ608を有する。
引き続いて図7A及び図7Bを参照すると、焼結プリフォーム134は、立方体又は円柱などの様々な形状を有してもよい。好ましくは、焼結プリフォーム134は、一部分134Aの体積がその寸法から容易に計算され得るように形成される。
本明細書中に記載される方法の工程について説明する開示及び図は、工程が行われるべき順番を必然的に決定すると解釈されるべきでない。むしろ、1つの例示的な順序が示されるが、適切なときには工程の順番が変更されてもよいと理解されるべきである。また、開示の幾つかの態様では、本明細書中に記載される全ての工程が行われる必要がない。
図4及び図5を参照すると、本開示に係る部品14を形成するための装置10の一例が示される。装置10は、図4に示されるような第1及び第2の協働可能な金型などの2つ以上の金型12を含む金型アセンブリを含む。金型は、一般に、強力で硬質な材料から形成されるとともに、部品14の処理温度をかなり上回る融点を有する材料から形成される。また、金型12は、低い熱膨張、高い断熱、及び、低い電磁吸収によって特徴付けられる材料から形成され得る。例えば、金型12のそれぞれは、誘導コイル(後述する)に適した寸法に切り取られるステンレススチールシート又はInconel(登録商標)625合金から形成されるシートなどの複数の積層された金属シートを含んでもよい。積層された金属シートは、それぞれの輪郭付けられた金型表面に対して略垂直関係を成して方向付けられてもよい。各金属シートは、例えば約1/16インチ〜約1/4インチ、好ましくは約0.200インチの厚さを有してもよい。金型の冷却を容易にするために、隣り合う積層金属シート間に、空隙、例えば約0.15インチの隙間が設けられてもよい。積層金属シートは、クランプ(図示せず)、締結具(図示せず)、及び/又は、他の適した技術を使用して互いに取り付けられてもよい。積層金属シートは、それらの電気特性と熱特性とに基づいて選択されてもよく、また、磁場を通してもよい。随意的に、積層金属シート間での電流の流れを防止するために、電気絶縁コーティング(図示せず)が各積層シートの両側に設けられてもよい。絶縁コーティングは、例えば、セラミック材料などの材料であってもよい。積層された工具装置10の熱膨張及び収縮を容易にするために、複数の熱膨張スロットが金型に設けられてもよい。
また、金型アセンブリは、金型12が装着される2つ以上のストロングバック13を含むこともできる。図4に示されるように、例えば、第1及び第2の金型12がそれぞれ第1及び第2のストロングバック13に装着されてこれらのストロングバック13によって支持されてもよい。ストロングバック13は、金型12を一緒に保持して金型12の寸法精度を維持するための機械的制約として作用する金属プレートなどの高剛性プレートである。また、金型アセンブリは、一般に、例えば所定の大きさの圧力を部品14に印加するべく金型12を互いに近づけることによって、金型12を制御可能に互いに近づける及び離間させるために、図4に15として総称的に示されるアクチュエータも含む。例えば液圧ラム、空気圧ラム、又は、電気ラムを含む様々なタイプのアクチュエータが使用されてもよい。
図4に断面で示されるように、金型12は内部空隙部を画定する。真空ホットプレス又は熱間静水圧プレスなどのホットプレス加工によって部品14が形成される実施形態において、金型12によって画定される内部空隙部は、部品14が内部に配置される金型空隙部としての機能を果たす。しかしながら、図4及び図5に描かれる例において、部品14を形成する装置10は、金型12の選択的な加熱を容易にするために、金型12を貫通して延伸する1つ以上の誘導コイル16を含む。温度制御システムが誘導コイルに接続されてもよい。サセプタが各金型12の誘導コイルに熱的に結合されてもよい。各サセプタは、例えば強磁性体、コバルト、鉄、又は、ニッケルなどの熱伝導性材料であってもよい。各サセプタは、一般に、それぞれの金型の第1の輪郭付けられた金型表面に適合してもよい。
電気的及び熱的な絶縁コーティング17、すなわち、金型ライナが、金型12の輪郭付けられた金型表面上に設けられてもよい。電気的及び熱的な絶縁コーティングは、例えば、アルミナ又はシリコンカーバイト、及び、特に、SiCファイバを伴うSiCマトリクスであってもよい。また、それぞれの金型の電気的及び熱的な絶縁コーティング上にサセプタが設けられてもよい。
冷却システムが各金型12に設けられてもよい。冷却システムは、例えば、各金型12の全体にわたって選択された分布を成す冷却管路を含んでもよい。冷却管路は、それぞれの金型12内へと冷却媒体を放出するようになっていてもよい。冷却媒体は、液体、気体、又は、例えば霧あるいはエアロゾルとして加えられてもよい気体/液体混合物であってもよい。
サセプタ18は、誘導加熱コイル16により発生される振動電磁場などの電磁エネルギーに応答する。誘導加熱コイルにより発生される電磁エネルギーに応じて、サセプタが加熱され、それにより、部品14が加熱される。金型が加熱されて冷却される技術とは異なり、誘導加熱技術は、サセプタの比較的急速な加熱及び冷却の結果として、部品14を制御された態様でより素早く加熱して冷却することができる。例えば、幾つかの誘導加熱技術は、従来のオートクレーブ又は熱間静水圧プレス(HIP)プロセスよりも約2桁大きい速さで部品14を加熱して冷却できる。1つの実施形態において、サセプタは、鉄、ニッケル、クロム、及び/又は、コバルトと、誘導加熱コイルにより発生される電磁エネルギーに応じてサセプタが加熱される設定温度ポイントを生み出すように選択される特定の材料組成との組み合わせを含む強磁性体から形成される。これに関して、サセプタは、材料の強磁性相と常磁性相との間の転移が存在するサセプタのキュリー点がサセプタが誘導加熱される設定温度ポイントを規定するように構成されてもよい。また、サセプタは、キュリー点が部品14の相変態温度よりも一般的にはほんの僅かではあるが大きくなるように構成されてもよい。
また、図4に示されるように、部品14は金型空隙部内に配置される。以下で説明されるように、方法及び装置10は、部品14の異なる部分が異なる方向に延伸する、所望の複合形態を有するように部品を形成できる。しかしながら、方法及び装置は、任意の所望の形態を有する部品を形成できる。したがって、方法及び装置は、多種多様な用途のための部品14を形成できる。これに関して、方法及び装置は、航空宇宙用途、自動車用途、海洋用途、建設用途、構造的用途、及び、多くの他の用途のための部品を形成できる。例えば図6に示されるように、航空機の機体に対して床梁を接続するためのコネクタプレートが形成され、また、このコネクタプレートは、本開示の方法及び装置の実施形態にしたがって形成され得る複合形態部品14の一例を描く。
部品14は、様々な材料から形成されてもよいが、一般的には、高い温度及び圧力で、すなわち、周囲の温度及び圧力よりも大きい温度及び圧力、一般的には周囲の温度及び圧力よりもかなり大きい温度及び圧力で2つの固相間の相変化を受ける金属合金から形成される。例えば、部品14を形成する金属合金がスチール又は鉄の合金であってもよい。しかしながら、1つの例において、部品14は、チタン合金、例えば、6%(重量パーセント)アルミニウム、4%(重量パーセント)バナジウム、及び、90%(重量パーセント)チタンから成るTi−6−4から形成される。室温での平衡状態下で、Ti−6−4は、2つの固相、すなわち、低温でより安定するα相と称される六方最密相と、高温でより安定するβ相と称される体心立方相とを含む。室温での平衡状態で、Ti−6−4はβ相とα相との混合物であり、この場合、各相の相対的な量は熱力学によって決定される。温度が高められるにつれて、α相は、βトランザス温度を上回る温度で合金が完全にβ相から形成されるようになるまで、相変態温度範囲にわたってβ相へと変態する。一例として、Ti−6−4に関して、βトランザス温度は約1000℃である。同様に、Ti−6−4は、温度が相変態範囲にわたってβトランザス温度未満に低下されるにつれて、β相からα相へと徐々に変化する。一方、チタン合金の場合には、六方最密相から体心立方相への変態が温度範囲にわたって行われ、純チタンの場合、変態は、単一の温度値、すなわち、約880℃で行われる。本明細書中における相変態温度範囲への言及は、複数の温度を含む範囲及び単一の温度値の両方を含む。また、βトランザス温度は、合金の正確な組成に応じて変化する。
α相からβ相への変態中に原子の微細構造再配列に伴って起こるのは、温度変化に起因する各相における格子定数の変化である。格子定数のこれらの変化は、プラスの体積変化をもたらす。体積におけるこの微細構造変化は、合金の加熱時に歪み速度の瞬間的な増大をもたらし、それにより、より低い印加圧に応じて所定量の変形を生み出すことができ、あるいは、別の言い方をすれば、所定の圧力でより大きな変形を生み出すことができる。相変態温度範囲内又は相変態温度範囲付近の温度で部品14の相変態超塑性をうまく利用することにより、部品14が従来の技術よりも低い圧力及び温度で強固にされてもよい。
図4にも示されるように、開示の1つの態様において、部品14を形成するための装置10は、部品14の少なくとも一方側に隣接するように金型空隙部内に配置される液圧加圧媒体26を使用する。液圧加圧媒体は部品14の一方側に隣接していれば十分であるが、液圧加圧媒体は、例示された実施形態の場合のように、部品14の各サイズに近くなるように部品14を取り囲んでもよくあるいは封入してもよい。液圧加圧媒体は、部品14とは別個となるように部品14の挿入前に金型空隙部内に配置されてもよいが、液圧加圧媒体は、部品14が液圧加圧媒体を担持するように、部品14を金型空隙部内へ挿入する前に、部品14上にコーティングされあるいはさもなければ部品14上に配置されてもよい。
液圧加圧媒体26は、本開示の実施形態の方法及び装置10が部品14を強固にする処理圧力及び処理温度で比較的高い粘度を有する液体となるように構成される。これに関して、液体の粘度は、相変態温度範囲内の作用点にあるいは作用点付近にあってもよい。例えば、粘度は、相変態温度範囲内の温度に関して約10ポアズ(poise)〜約10ポアズの範囲であってもよい。また、液体は、一般に、低い熱容量を有し、放射エネルギーを透過するとともに、非導電性であり、比較的高い熱伝導率を有する。これに関して、液圧加圧媒体は、ガラスなどのアモルファス材料であってもよい。また、液圧加圧媒体は、好適には、部品14が処理されて強固にされる高温で部品14と反応しない。
1つの実施形態において、液圧加圧媒体26は、ガラスの2つの層、すなわちプリフォームに近い第1の層と、第1の層によってプリフォームから離間されるようにプリフォームに対して第1の層の反対側にある第2の層とから形成されてもよい。この実施形態において、第1の層は一般に第2の層よりも硬質であり、それにより、部品14の間隙内へのガラスの侵入が減少される。
様々な構成要素、特徴、及び、機能性を含む装置及び方法の異なる例及び態様が本明細書中に開示される。言うまでもなく、本明細書中に開示される装置及び方法の様々な例及び態様は、本明細書中に開示される装置及び方法の他の例及び態様のいずれかの任意の構成要素、特徴、及び、機能性を任意の組み合わせで含んでもよく、また、そのような可能性の全てが本開示の思想及び範囲の中に入るように意図される。
特許請求の範囲に記載されてもよくあるいは記載されなくてもよい本開示に係る主題の例示的で非包括的な例が以下の項A1〜A27で与えられる。
A1.少なくとも1つの元素金属粉末から部品14を形成する方法100であって、部品14が、ニアネットシェイプ、部品体積、及び、部品密度を有する方法100であって、
焼結密度を有する焼結プリフォーム134を用意するステップ300と、
焼結プリフォームから一部分134Aを分離するステップ400であって、一部分134Aが、部品体積を上回る一部分体積と、部品14のニアネットシェイプとは異なる一部分形状とを有するステップ400と、
ニアネットシェイプと部品密度とを有する部品14を形成するために、一部分134Aを温度サイクル圧力で温度サイクル時間にわたって温度サイクルに晒して、その間に、一部分134Aを超塑性的に変形させるステップ500と、
を備える方法100。
A2.焼結プリフォーム134は、冷間圧縮プリフォームを一定の温度で焼結時間にわたって焼結することによって形成される項A1の方法100。
A3.一定の温度が約1900°F〜約2500°Fである項A2の方法100。
A4.焼結時間が約2時間〜約20時間である項A2〜A3のいずれかの方法100。
A5.冷間圧縮プリフォームは、冷間圧縮密度を有するとともに、冷間圧縮温度及び冷間圧縮圧力で冷間圧縮時間にわたって少なくとも1つの元素金属粉末を冷間圧縮することによって形成される項A2〜A4のいずれかの方法100。
A6.冷間圧縮密度は、部品14と関連付けられる理論全密度の約50%〜約85%である項A5の方法100。
A7.冷間圧縮圧力が1平方インチ当たり約60000ポンドである項A5の方法100。
A8.冷間圧縮圧力が温度サイクル圧力よりも高い項A5及びA7のいずれかの方法100。
A9.部品密度が焼結密度よりも大きく、焼結密度が冷間圧縮密度よりも大きい項A8の方法100。
A10.部品密度は、部品14と関連付けられる理論全密度の約99%〜100%であり、焼結密度は理論全密度の約80%〜約95%であり、また、冷間圧縮密度は理論全密度の約50%〜約85%である項A9の方法100。
A11.冷間圧縮プリフォームの形成は、少なくとも1つの元素金属粉末を冷間圧縮する前に少なくとも1つの元素金属粉末を磨減させることを更に含む項A5〜A10のいずれかの方法100。
A12.一部分134Aをニアネットシェイプへと変形させた後に部品14を処理してニアネットシェイプネットシェイプへと変化させるステップを更に備える項A1〜A11のいずれかの方法100。
A13.一部分134Aは、第1の温度と第2の温度との間で温度が周期的に変化される項A1〜A12のいずれかの方法100。
A14.一部分134Aは、多くの温度サイクルにわたって温度が周期的に変化される項A13の方法100。
A15.温度サイクルの数が約5〜約25である項A14の方法100。
A16.温度サイクルのそれぞれが一部分134Aの材料の結晶学的変化を引き起こす項A14〜A15のいずれかの方法100。
A17.一部分134Aが不活性雰囲気内で温度サイクルに晒される項A1〜A16のいずれかの方法100。
A18.温度サイクル時間が約1時間よりも短い項A1〜A17のいずれかの方法100。
A19.少なくとも1つの元素金属粉末は、チタン粉末、アルミニウム粉末、及び、バナジウム粉末のうちの少なくとも1つである項A1〜A18のいずれかの方法100。
A20.部品14が複数の元素金属粉末から形成される項A1〜A19のいずれかの方法100。
A21.複数の元素金属粉末は、チタン粉末、アルミニウム粉末、及び、バナジウム粉末のうちの少なくとも2つを含む項A20の方法100。
A22.焼結密度は、全密度の約80%〜約99%である項A1〜A21のいずれかの方法100。
A23.焼結密度は、部品14と関連付けられる理論全密度の約95%〜約99%である項A1〜A5及び項A7〜A9のいずれかの方法100。
A24.温度サイクル圧力が一定である項A1〜A23のいずれかの方法100。
A25.温度サイクル圧力が1平方インチ当たり約2000ポンドである項A24の方法100。
A26.焼結プリフォーム134が円柱形状を有する項A1〜A25のいずれかの方法100。
A27.焼結プリフォーム134は直径と第1の高さとを有し、また、焼結プリフォーム134の一部分134Aは、焼結プリフォーム134の直径を有するとともに、第1の高さよりも小さい第2の高さを有する項A26の方法100。
以上の説明及び関連する図面では、教示内容の利点が与えられてきたが、開示された主題の多くの変更は、この開示が関連する当業者に明らかとなる。したがって、開示が与えられた特定の例及び態様に限定されるべきではなく、また、その変更が添付の請求項の範囲内に入るように意図されることが理解されるべきである。また、先の説明及び関連する図面は、要素及び/又は機能の特定の例示的な組み合わせについて記載するが、添付の請求項の範囲から逸脱することなく、要素及び/又は機能の異なる組み合わせが実現されてもよいことは言うまでもない。
10 装置
12 金型
13 ストロングバック
14 部品
16 誘導コイル、誘導加熱コイル
17 絶縁コーティング
18 サセプタ
20 電源
22 コントローラー
26 液圧加圧媒体
100 航空機の製造及び保守点検方法
102 航空機
104 仕様及び設計
106 材料調達
108 構成要素及び部分組立品の製造
110 システム統合
112 認証及び搬送
114 就航
116 整備及び保守点検
118 機体
120 高レベルシステム
122 内部
124 推進システム
126 電気システム
128 油圧システム
130 環境システム
134 焼結プリフォーム
134A 一部分
300 ブロック、ステップ
400 ブロック、ステップ
500 ブロック、ステップ

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの元素金属粉末から部品(14)を形成する方法(100)であって、前記部品(14)が、ニアネットシェイプ、部品体積、及び、部品密度を有する方法(100)において、
    冷間圧縮圧力で前記少なくとも1つの元素金属粉末を冷間圧縮することにより、冷間圧縮密度を有する冷間圧縮プリフォームを用意するステップと、
    前記冷間圧縮プリフォームを焼結することにより、焼結密度を有する焼結プリフォーム(134)を用意するステップ(300)と、
    前記焼結プリフォームから一部分(134A)を分離するステップ(400)であって、前記一部分(134A)が、前記部品体積を上回る一部分体積と、前記部品(14)の前記ニアネットシェイプとは異なる一部分形状とを有するステップ(400)と、
    前記ニアネットシェイプと前記部品密度とを有する前記部品(14)を形成するために、前記一部分(134A)を温度サイクル圧力で温度サイクル時間にわたって温度サイクルに晒して、その間に、相変態超塑性により前記一部分(134A)を変形させるステップ(500)と、
    を備え
    前記冷間圧縮圧力が前記温度サイクル圧力よりも高く、前記部品密度が、前記部品(14)と関連付けられる理論全密度の99.5%〜100%であり、前記焼結密度が、前記理論全密度の80%〜99%であり、前記冷間圧縮密度が、前記理論全密度の50%〜85%でありかつ前記焼結密度よりも小さい、方法(100)。
  2. 前記一部分(134A)は、前記相変態超塑性の相変態温度より低い第1の温度と前記相変態温度より高い第2の温度との間で温度が周期的に変化される、請求項1に記載の方法(100)。
  3. 前記一部分(134A)は、複数回の温度サイクルにわたって温度が周期的に変化される、請求項2に記載の方法(100)。
  4. 前記温度サイクルの回数が5〜25である、請求項3に記載の方法(100)。
  5. 前記複数回の温度サイクルのそれぞれが前記一部分(134A)の材料の結晶学的変化を引き起こす、請求項3又は4に記載の方法(100)。
  6. 前記一部分(134A)が不活性雰囲気内で温度サイクルに晒される請求項1から5のいずれか一項に記載の方法(100)。
  7. 前記温度サイクル時間が1時間よりも短い、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法(100)。
  8. 前記少なくとも1つの元素金属粉末は、チタン粉末、アルミニウム粉末、及び、バナジウム粉末のうちの少なくとも1つである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法(100)。
  9. 前記焼結密度は、前記理論全密度の95%〜99%である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法(100)。
  10. 前記温度サイクル圧力が一定である、請求項1からのいずれか一項に記載の方法(100)。
  11. 前記温度サイクル圧力が1平方インチ当たり2000ポンドである、請求項10に記載の方法(100)。
JP2014208739A 2013-10-22 2014-10-10 少なくとも1つの元素金属粉末から部品を形成する方法 Expired - Fee Related JP6605796B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361894205P 2013-10-22 2013-10-22
US61/894,205 2013-10-22
US14/176,878 US10189087B2 (en) 2013-10-22 2014-02-10 Methods of making parts from at least one elemental metal powder
US14/176,878 2014-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015098645A JP2015098645A (ja) 2015-05-28
JP6605796B2 true JP6605796B2 (ja) 2019-11-13

Family

ID=51751967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014208739A Expired - Fee Related JP6605796B2 (ja) 2013-10-22 2014-10-10 少なくとも1つの元素金属粉末から部品を形成する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10189087B2 (ja)
EP (1) EP2865467B1 (ja)
JP (1) JP6605796B2 (ja)
KR (1) KR102227272B1 (ja)
CN (1) CN104690272A (ja)
RU (1) RU2670824C9 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
UA111622C2 (uk) 2011-09-06 2016-05-25 Брітіш Амерікан Тобакко (Інвестментс) Лімітед Пристрій для нагрівання та спосіб нагрівання курильного матеріалу
US20170055584A1 (en) 2015-08-31 2017-03-02 British American Tobacco (Investments) Limited Article for use with apparatus for heating smokable material
US11924930B2 (en) 2015-08-31 2024-03-05 Nicoventures Trading Limited Article for use with apparatus for heating smokable material
US20170119047A1 (en) 2015-10-30 2017-05-04 British American Tobacco (Investments) Limited Article for Use with Apparatus for Heating Smokable Material
US20170119046A1 (en) 2015-10-30 2017-05-04 British American Tobacco (Investments) Limited Apparatus for Heating Smokable Material
US10549497B2 (en) * 2017-02-13 2020-02-04 The Boeing Company Densification methods and apparatuses
CN113355666B (zh) * 2021-04-26 2022-10-18 南昌航空大学 一种激光熔覆增材制造tc18钛合金组织细化和等轴化方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510642B2 (ja) 1973-10-31 1980-03-18
RU2022711C1 (ru) * 1991-06-11 1994-11-15 Институт проблем сверхпластичности металлов РАН Способ получения изделий из карбидов переходных металлов
US6110418A (en) 1998-11-09 2000-08-29 Jablonski; David A. Method of manufacturing wear resistant cutting knives and granulator knife produced thereby
RU2184011C2 (ru) * 2000-04-19 2002-06-27 Государственное предприятие Всероссийский научно-исследовательский институт авиационных материалов Способ получения полуфабрикатов из титановых сплавов с интерметаллидным упрочнением
US6635098B2 (en) 2001-02-12 2003-10-21 Dynamet Technology, Inc. Low cost feedstock for titanium casting, extrusion and forging
JP3867903B2 (ja) 2002-03-27 2007-01-17 セイコーエプソン株式会社 歯列矯正部材の製造方法
US7905128B2 (en) * 2008-07-24 2011-03-15 The Boeing Company Forming method and apparatus and an associated preform having a hydrostatic pressing medium
US8383998B1 (en) 2009-11-02 2013-02-26 The Boeing Company Tooling inserts for laminated tooling
EP2595801A2 (en) 2010-07-19 2013-05-29 Climax Molybdenum Company Stainless steel alloy
CN101934373B (zh) 2010-09-07 2013-06-26 昆明冶金研究院 氢化钛粉末制备钛及钛合金制品工艺
CN102069191B (zh) 2010-12-24 2012-05-30 金堆城钼业股份有限公司 一种难熔金属管材的制备方法
CN102133641B (zh) 2011-04-19 2012-10-24 广州有色金属研究院 一种Ti-6Al-4V合金的粉末冶金方法
WO2012148471A1 (en) 2011-04-26 2012-11-01 The University Of Utah Powder metallurgy methods for the production of fine and ultrafine grain ti, and ti alloys
US9816157B2 (en) * 2011-04-26 2017-11-14 University Of Utah Research Foundation Powder metallurgy methods for the production of fine and ultrafine grain Ti and Ti alloys

Also Published As

Publication number Publication date
RU2670824C2 (ru) 2018-10-25
RU2670824C9 (ru) 2018-11-29
JP2015098645A (ja) 2015-05-28
EP2865467A3 (en) 2015-11-18
EP2865467A2 (en) 2015-04-29
KR20150046721A (ko) 2015-04-30
CN104690272A (zh) 2015-06-10
US10189087B2 (en) 2019-01-29
RU2014133074A (ru) 2016-02-27
US20160107236A1 (en) 2016-04-21
EP2865467B1 (en) 2021-01-06
KR102227272B1 (ko) 2021-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6605796B2 (ja) 少なくとも1つの元素金属粉末から部品を形成する方法
US7905128B2 (en) Forming method and apparatus and an associated preform having a hydrostatic pressing medium
US8017059B2 (en) Composite fabrication apparatus and method
US8343402B1 (en) Consolidation of composite material
US9635714B2 (en) Incremental sheet forming for fabrication of cold sprayed smart susceptor
US10703027B2 (en) Induction heating cells including pressure bladders
US10000026B2 (en) Composite induction consolidation apparatus and method
CN109982464B (zh) 在心轴上具有垫板的感应加热单元及其使用方法
US9064852B1 (en) Thermal pyrolytic graphite enhanced components
WO2008094624A1 (en) Vibratory powder consolidation
US11203063B2 (en) Crack-free fabrication of near net shape powder-based metallic parts
GB2569431A (en) Induction heating cells with controllable thermal expansion of bladders and methods of using thereof
CN109982463A (zh) 包含具有非磁性金属芯的张紧构件的感应加热单元
Jiang et al. Properties of WCu, MoCu, and Cu/MoCu/Cu high-performance heat sink materials and manufacturing technologies
Gevorkyan et al. Modeling of thermal processes during electroconsolidation
Puskar et al. Nanocrystal-enabled solid state bonding.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6605796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees