JP6605413B2 - 作業機械の油圧駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧アクチュエータから蓄圧器にエネルギを回収して回生することのできる作業機械の油圧駆動装置に関する。
本技術分野の従来技術として、油圧ショベル等に代表される作業機械のフロント作業機の位置エネルギを回収する際に、ブームシリンダ(油圧アクチュエータ)のボトム側とロッド側の油室を連通させ、ブームシリンダのボトム側から流出する圧油をロッド側へ再生することでブームシリンダのボトム圧を昇圧しながらアキュムレータ(蓄圧器)にエネルギを蓄圧するエネルギ回収・回生装置が公知である(例えば特許文献1、特許文献2)。
特許文献1は、ブームシリンダのボトム側からアキュムレータに繋がる経路上に回収用圧力補償バルブ、および回収流量制御バルブを備えている。回収用圧力補償バルブは回収流量制御バルブの前後差圧を一定に保つように制御する。回収流量制御バルブの前後差圧が小さいときは、回収流量制御バルブより上流側にある回収用圧力補償バルブの開口が大きくなり、回収流量制御バルブの前後差圧が大きいときは、回収用圧力補償バルブの開口が小さくなる。
このように、特許文献1では、回収用圧力補償バルブが回収流量制御バルブの前後差圧を一定に保つことで、回収流量制御バルブの通過流量を回収流量制御バルブの開口面積に応じた目標流量に制御することができる。すなわち、ブームシリンダの縮み速度が目標速度に制御される。
また、特許文献2は、ブームシリンダのボトム側からロッド側へ再生する経路に再生制御弁を備えている。特許文献2では、再生制御弁を開いてブームシリンダを目標速度まで迅速に加速させ、ブームシリンダが目標速度に到達後、再生制御弁を絞ることでブームシリンダのボトム圧を昇圧し、アキュムレータへ蓄圧させる蓄圧優先制御を行うことができる。
特開2007−170485号公報 特開2009−275770号公報
特許文献1では、アキュムレータが十分に蓄圧され、かつ、シリンダ荷重が小さい場合(例えば、ブームが自重で下がる場合)、回収流量制御バルブの下流圧は大きいが、回収流量制御バルブの上流圧は小さくなるため、回収流量制御バルブの前後差圧が小さくなる。そこで、回収流量制御バルブの前後差圧を所定圧に保つために、回収用圧力補償バルブの開口が大きくなる。
しかし、回収流量制御バルブの下流圧はアキュムレータの圧力によって決まるため、回収用圧力補償バルブの開口が最大になっても、回収流量制御バルブの前後差圧を所定圧に保つことができず、回収流量制御バルブに目標流量を流すことができなくなる。そのため、ブームシリンダの縮み速度が低下し、操作性が低下するという課題がある。
また、特許文献2においても、蓄圧優先制御においてアキュムレータが十分蓄圧されている場合には、特許文献1と同様にシリンダ荷重が小さいときにブームシリンダの縮み速度が低下し、操作性が低下するという課題が残る。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、蓄圧器が十分蓄圧されている状態においても、油圧アクチュエータの操作性を良好に保つことのできる作業機械の油圧駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、代表的な本発明は、供給される圧油で作動する油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータからの戻り油を貯留するタンクと、前記油圧アクチュエータへ供給する圧油の流量を制御すると共に前記油圧アクチュエータから排出された圧油を前記タンクに向けて流すための流量制御弁と、前記流量制御弁から前記タンクに向かって流れる圧油を蓄圧する蓄圧器と、を有する作業機械の油圧駆動装置において、前記流量制御弁と前記蓄圧器との間に設けられ、前記流量制御弁の上流圧および前記流量制御弁の下流圧が信号圧として導かれることにより、前記流量制御弁の通過流量を一定に制御する回生制御用弁装置を備え、前記回生制御用弁装置は、前記蓄圧器が蓄圧可能な場合に、前記油圧アクチュエータから排出された排出油を前記流量制御弁を介して前記蓄圧器に導、前記蓄圧器に流れる油路の開口を制御することで前記流量制御弁の前後差圧を一定にする第一の制御状態と、前記蓄圧器への蓄圧が満たされている場合に、前記油圧アクチュエータから排出された排出油を前記流量制御弁を介して前記タンクに導き、前記タンクに流れる油路の開口を制御することで前記蓄圧器の圧力に依らずに前記流量制御弁の前後差圧を一定にする第二の制御状態と、を有し、前記第二の制御状態において前記蓄圧器が蓄圧可能となって前記油圧アクチュエータから排出された排出油が前記流量制御弁を介して前記タンクおよび前記蓄圧器のそれぞれに分岐して流れる場合であっても、前記タンクに流れる油路の開口を制御することで前記蓄圧器の圧力に依らずに前記流量制御弁の前後差圧を一定にすることを特徴とする。
本発明によれば、蓄圧器が十分蓄圧されている状態においても、油圧アクチュエータの操作性を良好に保つことができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明が適用される油圧ショベルの側面図。 本発明の第一実施形態に係る作業機械の油圧駆動装置の構成図。 回生制御弁の開口面積線図。 図2に示す作業機械の油圧駆動装置の動作図。 図2に示す作業機械の油圧駆動装置の動作図。 図2に示す作業機械の油圧駆動装置の動作図。 図2に示す作業機械の油圧駆動装置の動作図。 本発明の第二実施形態に係る作業機械の油圧駆動装置の構成図。 本発明の第三実施形態に係る作業機械の油圧駆動装置の構成図。 図9に示す作業機械の油圧駆動装置の制御を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。図1は本発明に係る作業機械の油圧駆動装置が適用される油圧ショベルの側面図である。図1に示すように、作業機械の代表例である油圧ショベルは、走行体401と、走行体401上に旋回可能に配置されている旋回体402と、旋回体402の前部に設けられた運転室403と、旋回体402に俯仰動可能に連結されるフロント作業機404を備えている。
フロント作業機404は、旋回体402に連結されるブーム405と、ブーム405を駆動するブームシリンダ3と、ブーム405の先端に連結されるアーム406と、アーム406を駆動するアームシリンダ408と、アーム406の先端に連結されるバケット407と、バケット407を駆動するバケットシリンダ409とを含んでいる。なお、ブームシリンダ3、アームシリンダ408、およびバケットシリンダ409は何れもメインポンプ101(図2参照)から供給される圧油で作動する油圧アクチュエータである。
「第一実施形態」
次に、本発明の第一実施形態に係る作業機械の油圧駆動装置について説明する。図2は、第一実施形態に係る作業機械の油圧駆動装置の構成図である。第一実施形態に係る作業機械の油圧駆動装置(以下、油圧駆動装置という)は、原動機(例えばエンジン)1と、その原動機1によって駆動され、圧油供給路105に圧油を吐出する吐出ポート101aを有する可変容量型のメインポンプ(油圧ポンプ)101と、固定容量型のポンプ(パイロットポンプ)30と、メインポンプ101の吐出流量を制御するためのレギュレータ111と、メインポンプ101から吐出された圧油によって駆動されるブームシリンダ3と、メインポンプ101からブームシリンダ3に供給される圧油の流量を制御するコントロールバルブユニット4と、を備えている。
コントロールバルブユニット4は、圧油供給路105に接続され、メインポンプ101からブームシリンダ3に供給される圧油の流量および圧油の流れ方向を制御する流量制御弁6と、流量制御弁6の前後差圧がバネで決まる目標差圧に等しくなるように流量制御弁6の前後差圧を制御する圧力補償弁7と、圧油供給路105にブームシリンダ3の圧油が逆流することを防止する逆止弁11と、圧油供給路105に接続され、圧油供給路105の圧力を設定圧力以上にならないように制御するメインリリーフ弁114と、圧油供給路105の圧力が吐出ポート101aから吐出される圧油によって駆動される複数の油圧アクチュエータの最高負荷圧にバネの設定圧力を加算した圧力(アンロード弁セット圧)よりも高くなると開状態になって圧油供給路105の圧油をタンク20に戻すアンロード弁115とを備えている。
コントロールバルブユニット4は、圧油供給路105に接続される流量制御弁6の負荷ポートに接続され、ブームシリンダ3の負荷圧Plを検出する負荷検出回路131を備えている。前述したアンロード弁115には、負荷検出回路131によって検出された負荷圧Plが導かれる。コントロールバルブユニット4は、ブームシリンダ3のシリンダボトム側から排出された圧油が流量制御弁6を介して逆止弁11の下流に接続される再生油路106と、再生油路106上に設けられ、ブームシリンダ3のシリンダボトム側からの排出油が逆止弁11の下流に流れることを許容し、その逆流を防止する逆止弁12を備えている。
コントロールバルブユニット4は、さらに切換弁40および切換弁41を備えている。切換弁40は、ブームシリンダ3のシリンダボトム圧に応じて切り換わる。切換弁40は、ブームシリンダ3のシリンダボトム圧が設定された閾値よりも大きい場合は、ブーム下げ指令圧aを信号油路107を介して圧力補償弁7に導き、圧力補償弁7の開口を閉じるように作用させる。これにより、圧油供給路105の圧油がブームシリンダ3へ流入することを防止する。一方、ブームシリンダ3のシリンダボトム圧が設定された閾値よりも小さい場合は、切換弁40は、信号油路107の圧油をタンク20に排出するように切り換わる。
切換弁41は、負荷検出回路131上に設けられ、信号油路107の圧力が定められた閾値よりも小さいときは、ブームシリンダ3の負荷圧をアンロード弁115とレギュレータ111へ導くように構成され、信号油路107の圧力が閾値よりも大きいときは、タンク圧をアンロード弁115とレギュレータ111へ導くように構成される。
ここで、ブームシリンダ3は、流量制御弁6、圧力補償弁7および逆止弁11と圧油供給路105を介してメインポンプ101の吐出ポート101aに接続されている。
回生制御用弁装置としての回生制御弁200は、その入力ポート200aが流量制御弁6と接続されており、ブームシリンダ3のシリンダボトム側から排出された圧油は流量制御弁6を介して回生制御弁200に流入する。
回生制御弁200の第一の出力ポート200bは逆止弁10を介してアキュムレータ(蓄圧器)300に接続され、第二の出力ポート200cはタンク20に接続される。ブームシリンダ3のシリンダボトム側から排出された圧油は、タンク20に向かう途中で回生制御弁200の第一の出力ポート200bからアキュムレータ300へと導かれ、アキュムレータ300に蓄圧される。なお、逆止弁10により、第一の出力ポート200bからアキュムレータ300への圧油の流れのみが許容される。
回生制御弁200は、ブームシリンダ3のシリンダボトム圧と入力ポート200aの圧力が信号圧として導かれ、流量制御弁6の前後差圧がバネで決まる目標差圧になるように制御する。
メインポンプ101は、負荷検出回路131の圧力(負荷圧)Plと、メインポンプ101の吐出圧Ppが導かれ、PpとPlの差Plsと目標差圧Prefを比較し、Pls>Prefの場合はメインポンプ101の傾転(容量)を減少させ、Pls<Prefの場合はメインポンプ101の傾転(容量)を増加させる流量制御、いわゆるロードセンシング制御と、メインポンプ101の吐出圧Ppの上昇によってメインポンプ101の傾転(容量)を減少させる馬力制御とにより作動するレギュレータ111を備える。
また、本実施形態における油圧駆動装置は、原動機1によって駆動される固定容量型のポンプ30と、ポンプ30のパイロット圧油供給路31aに接続され、パイロット圧油供給路31aに一定のパイロット圧を生成するパイロットリリーフバルブ32と、パイロット圧油供給路31aに接続され、ゲートロックレバー24により下流側のパイロット圧油供給路31bをパイロット圧油供給路31aに接続するかタンク20に接続するかを切り換えるゲートロック弁100と、ゲートロック弁100の下流側のパイロット圧油供給路31bに接続され、流量制御弁6を制御するための操作パイロット圧を生成するパイロットバルブ(減圧弁)を有する操作装置122と、を備えている。なお、操作装置122は、運転室403内に設けられている。
次に、回生制御弁200の制御特性について説明する。図3は回生制御弁200の開口面積線図である。図3に示すように、回生制御弁200がストロークしていないとき、第一の出力ポート200bと第二の出力ポート200cの開口は閉じている。回生制御弁200のストローク位置が領域Aの範囲で、第一の出力ポート200bのみがストローク位置に比例して徐々に開口する。回生制御弁200のストローク位置が領域Bの範囲で、第二の出力ポート200cがストローク位置に比例して徐々に開口する。
すなわち、ストローク位置が領域Aの範囲では、アキュムレータ300に流れる油路の開口を制御することで、流量制御弁6の前後差圧を一定に保つように制御し、ストローク位置が領域Bの範囲では、タンク20に流れる油路の開口を制御することで、流量制御弁6の前後差圧を一定に保つように制御する。
回生制御弁200には、ブームシリンダ3のシリンダボトム側圧油の排出時、流量制御弁6の上流圧と下流圧が導かれており、流量制御弁6の前後差圧がバネで定まる目標差圧よりも大きいときは、閉口する方向にストロークし、流量制御弁6の前後差圧がバネで定まる目標差圧よりも小さいときは、開口する方向にストロークする。
ブームシリンダ3のシリンダ速度が小さいとき、すなわち、流量制御弁6の前後差圧が小さいとき、回生制御弁200は開口する方向にストロークし、まずストローク位置が領域Aの範囲で制御を行う(第一の制御状態)。このとき、入力ポート200aと第一の出力ポート200bが連通するように絞り200dが開口し、ブームシリンダ3の排出油はアキュムレータ300に流入するので、ブームシリンダ3の持つエネルギをアキュムレータ300に蓄えることができ、かつ、回生制御弁200は流量制御弁6の前後差圧が目標差圧になるように制御するので、ブームシリンダ3のシリンダ速度を流量制御弁6の開口面積で決まる目標速度に保つことができる。
徐々にアキュムレータ300が蓄圧され、アキュムレータ300が十分に蓄圧された時、ブームシリンダ3のシリンダ速度が低下するので、流量制御弁6の前後差圧は小さくなり、回生制御弁200はさらに開口する方向にストロークし、ストローク位置が領域Bの範囲で制御を行うようになる(第二の制御状態)。これによって、入力ポート200aと第二の出力ポート200cが連通するように絞り200eが開口し、ブームシリンダ3のシリンダボトムがタンクに接続された状態で流量制御弁6の前後差圧が一定になるように制御するので、アキュムレータ300の蓄圧状況に依らず、ブームシリンダ3のシリンダ速度を目標速度に保つことができる。
次に油圧駆動装置の動作について説明する。まず、(a)アキュムレータ300が蓄圧可能な状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合について、図4、5に示す油圧駆動装置の動作図を用いて説明する。
図4に示すように、ブーム下げ動作を行う時、操作装置122を操作することで、ブーム下げ指令圧aが生成される。ブーム下げ動作を空中で行う時、ブームボトム圧は切換弁40の切り換わる閾値よりも大きいので、切換弁40はブーム下げ指令圧aを信号油路107に導くように切り換わる。ブーム下げ指令圧aが圧力補償弁7に作用されることで、圧油供給路105の圧油がブームシリンダ3に流れることを防止する。
また、信号油路107の圧力によって切換弁41が切り換わり、負荷圧としてタンク圧(ほぼ0MPa)がアンロード弁115とレギュレータ111に導かれる。これによって、メインポンプ101の吐出圧Ppはタンク圧にアンロード弁115のバネの設定圧力Pun0を加算した圧力(アンロード弁セット圧)に保たれる。
Pun0は通常、目標差圧Prefよりも若干高く設定される(Pun0>Pref)。ここで、メインポンプ101の吐出圧Ppと負荷圧との差Plsは、Pls=Pp−0=Pun0>Prefとなるので、レギュレータ111はメインポンプ101の傾転が小さくなるように制御を行い、メインポンプ101の容量は最小に保たれる。
ブーム下げ指令圧aにより、流量制御弁6がストロークし、ブームシリンダ3はシリンダが縮む方向に駆動される。これにより、シリンダボトム排出油の一部は流量制御弁6のメータアウト絞り、再生油路106、逆止弁12および流量制御弁6のメータイン絞りを介してブームシリンダ3のシリンダロッド側へ流入し、シリンダボトム排出油の残りは、回生制御弁200に流入する。
回生制御弁200は、はじめシリンダ保持圧によりストローク位置ゼロの状態(図4)にあり、シリンダボトム圧が入力ポート200aに導かれることでストロークし始める(図5)。この時、アキュムレータ300は蓄圧可能状態なので、領域A(図2参照)の範囲で回生制御弁200のストローク位置が制御され、流量制御弁6のメータアウト絞りの前後差圧が目標差圧Prefとなるように作動し、シリンダ速度がメータアウト絞りの開口面積に応じた目標速度に保たれる。領域Aでは、絞り200dは開口し、絞り200eは開口していないため、図5に示すようにブームシリンダ3のシリンダボトム排出油は全てアキュムレータ300へ蓄圧される。
以上のように、アキュムレータ300が蓄圧可能な状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合、ブーム下げ動作の操作性を確保した上で、アキュムレータ300へエネルギを蓄えることが可能となる。
次に、(b)アキュムレータ300が十分に蓄圧されている状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合について、図6に示す油圧駆動装置の動作図を用いて説明する。(b)の場合の油圧駆動装置の動作は、(a)の場合と比べて、主に回生制御弁200のストローク位置が相違する。そこで、この相違点を中心に説明する。
アキュムレータ300が十分蓄圧されている状態では、ブームシリンダ3から排出された圧油が回生制御弁200を介してアキュムレータ300に流出しないので、流量制御弁6のメータアウト絞りの前後差圧は目標差圧Prefよりも小さくなる。このため、図6に示すように、回生制御弁200はさらにストロークしてストローク位置が領域Bの範囲で制御され、ブームシリンダ3のシリンダボトムから排出された圧油(シリンダボトム排出油)は絞り200eを介してタンク20へ流出する。よって、流量制御弁6のメータアウト絞りの前後差圧が目標差圧Prefとなるように作動し、ブームシリンダ3のストローク速度を確実に制御できるようになる。
以上のように、アキュムレータ300が十分蓄圧されている状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合であっても、ブームシリンダ3からのシリンダボトム排出油を回生制御弁200からタンク20へ流すことができるため、ブーム下げ動作の操作性を確保できる。なお、回生制御弁200のストローク位置が領域Bの範囲にある場合において、アキュムレータ300が蓄圧可能な状態となったときには、ブームシリンダ3からのシリンダボトム排出油はアキュムレータ300とタンク20とに分岐して流れることがある。
次に、(c)ブーム下げ動作時に負荷が生じる場合(機体持ち上げ動作)について、図7に示す油圧駆動装置の動作図を用いて説明する。図7に示すように、ブーム下げ動作を行う時、操作装置122を操作することで、ブーム下げ指令圧aが生成される。ブーム下げ動作時に負荷が生じる時、ブームボトム圧は切換弁40の切り換わる閾値よりも小さくなるので信号油路107の圧油はタンクへ導かれる。信号油路107の圧力がタンク圧(ほぼ0MPa)となるので、圧力補償弁7は、流量制御弁6のメータイン絞りの前後差圧が一定になるように圧力補償制御を行い、切換弁41は負荷検出回路131の圧力をアンロード弁115とレギュレータ111へ導く。
ブーム下げ指令圧aによって流量制御弁6がストロークし、ブームシリンダ3はシリンダが縮む方向に駆動される。このとき、負荷検出回路131は負荷圧としてPlを検出し、アンロード弁115とレギュレータ111に導かれる。これによって、レギュレータ111により、メインポンプ101の吐出圧PpはPlにPrefを加算した圧力になるように上昇し、アンロード弁115のアンロード弁セット圧はPlにアンロード弁115のバネの設定圧力Pun0を加算した圧力に上昇し、圧油供給路105の圧油をタンク20に排出する油路を遮断する。
ブーム下げ動作時に負荷が生じている場合、ブームシリンダ3のシリンダボトム圧は負荷圧Plに比べ小さいので、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油は逆止弁12を通過することができず、全ての流量が回生制御弁200に導かれる。シリンダ速度はシリンダロッド側に流入する流量、すなわち、流量制御弁6のメータイン絞りの通過流量で決定し、流量制御弁6のメータイン絞りの通過流量は、ロードセンシング制御によりメータイン絞りの開口面積Aiで決定され、一方で、シリンダボトム排出流量は、シリンダのボトム側受圧面積とロッド側受圧面積の面積比nによって決定される。
ここで、流量制御弁6のメータアウト絞りの開口面積AoをAo>n×Aiとすることで、ロードセンシング制御が行われている間は、メータアウト絞りの前後差圧が常に目標差圧Prefよりも小さくなる。これにより、回生制御弁200のストローク位置は最大となり、絞り200eが開口するので、シリンダボトム排出油をタンク20へ排出するようになる。
以上のように、機体持ち上げ動作のようなブーム下げ動作時に負荷が生じる場合であっても、回生制御弁200はブームシリンダ3のシリンダボトム排出油をタンク20へ排出するように作動するので、所望の動作を行うことができる。
「第二実施形態」
次に、本発明の第二実施形態に係る油圧駆動装置について説明する。図8は、第二実施形態に係る油圧駆動装置の構成図である。図8に示すように、第二実施形態に係る油圧駆動装置は、第一実施形態の回生制御弁200に代えて、回生制御用弁装置として第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202を備えている点が相違する。以下、この相違を中心に説明し、第一実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第二実施形態におけるコントロールバルブユニット4は、第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202を備えている。第一の圧力補償弁201は、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油が流量制御弁6を介してアキュムレータ300に接続される油路上に設けられ、第二の圧力補償弁202は、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油が流量制御弁6を介してタンク20に接続される油路上に設けられる。
ブームシリンダ3のシリンダボトム圧と、シリンダボトムから排出された圧油が流量制御弁6を通過するときの流量制御弁6の下流圧とが第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202にそれぞれ信号圧として導かれ、流量制御弁6の前後差圧がバネで決まる目標差圧Prefになるように制御される。なお、第一の圧力補償弁201の開口面積線図は図3のアキュムレータ側の絞り200dと同等であり、第二の圧力補償弁202の開口面積線図は図3のタンク側の絞り200eと同等である。
次に油圧駆動装置の動作について説明する。まず、(a)アキュムレータ300が蓄圧可能な状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合について説明する。
第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202は、はじめシリンダ保持圧によりストローク位置ゼロの状態にあり、シリンダボトムから排出された圧油が流量制御弁6を通過し、流量制御弁6の下流圧が信号圧として第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202に導かれることでストロークし始める。この時、第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202に導かれる信号圧は、両方ともシリンダボトム圧と流量制御弁6の下流圧で同じ信号圧が導かれており、かつ、両方ともバネの設定圧は同じ目標差圧Prefであるため、第一の圧力補償弁201と第二の圧力補償弁202は同じようにストロークする。
アキュムレータ300は蓄圧可能状態なので、第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202は図3の領域Aの範囲でストローク位置が制御され、第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202は、流量制御弁6のメータアウト絞りの前後差圧が目標差圧Prefとなるように作動し、シリンダ速度がメータアウト絞りの開口面積に応じた目標速度に保たれる。ストローク位置が領域Aの範囲にある状態では、第一の圧力補償弁201は開口し、第二の圧力補償弁202は開口していないため、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油はアキュムレータ300へ蓄圧される。
以上のように、アキュムレータ300が蓄圧可能な状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合、ブーム下げ動作の操作性を確保した上で、アキュムレータ300へエネルギを蓄えることが可能となる。
次に、(b)アキュムレータ300が十分に蓄圧されている状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合について説明する。
この場合、アキュムレータ300は十分に蓄圧されているので、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油がアキュムレータ300に流入されず、流量制御弁6のメータアウト絞りの前後差圧は目標差圧Prefよりも小さくなる。このため、第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202はさらにストロークし、ストローク位置が領域Bの範囲で制御が行われる。流量制御弁6は、メータアウト絞りの前後差圧が目標差圧Prefとなるように作動する。ストローク位置が領域Bの範囲においては、第二の圧力補償弁202が開口しており、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油はタンク20へ流出できるようになるため、ブームシリンダ3のストローク速度を確実に制御できるようになる。
以上のように、アキュムレータ300が十分蓄圧されている状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合であっても、ブームシリンダ3からのシリンダボトム排出油をタンク20に流すことによって流量制御弁6の前後差圧を目標差圧Prefに制御できるため、ブーム下げ動作の操作性を確保できる。
次に、(c)ブーム下げ動作時に負荷が生じる場合(機体持ち上げ動作)について説明する。この場合は、第一実施形態と同様に第一の圧力補償弁201および第二の圧力補償弁202のストローク位置は最大となり、第二の圧力補償弁202が開口するので、機体持ち上げ動作のようなブーム下げ動作時に負荷が生じる場合であっても、回生制御弁はブームシリンダ3のシリンダボトム排出油をタンクへ排出するように作動するので、所望の動作を行うことができる。
「第三実施形態」
次に、本発明の第三実施形態に係る油圧駆動装置について説明する。図9は、第三実施形態に係る油圧駆動装置の構成図である。図9に示すように、第三実施形態に係る油圧駆動装置は、第一実施形態の回生制御弁200に代えて、回生制御用弁装置として第一の電磁比例弁211および第二の電磁比例弁212を備えている点が相違する。以下、この相違を中心に説明し、第一実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第三実施形態におけるコントロールバルブユニット4は、第一の電磁比例弁211および第二の電磁比例弁212を備えている。第一の電磁比例弁211は、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油が流量制御弁6を介してアキュムレータ300に接続される油路上に設けられ、第二の電磁比例弁212は、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油が流量制御弁6を介してタンク20に接続される油路上に設けられる。
また、第三実施形態では、流量制御弁6の上流圧、すなわちブームシリンダ3のシリンダボトム圧(シリンダボトム側の圧力)P1を検出する第一の圧力検出装置51と、流量制御弁6の下流圧、すなわち、第一の電磁比例弁211および第二の電磁比例弁212の上流圧P2を検出する第二の圧力検出装置52とが設けられている。
コントローラ50は、入力側に第一の圧力検出装置51によって検出されるブームシリンダ3のシリンダボトム圧P1と、第二の圧力検出装置52によって検出される第一の電磁比例弁211および第二の電磁比例弁212の上流圧P2が接続され、出力側に第一の電磁比例弁211および第二の電磁比例弁212が接続され、第一の電磁比例弁211および第二の電磁比例弁212の開口面積を制御する。
次に、第一の電磁比例弁211および第二の電磁比例弁212の制御について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。図10に示すように、コントローラ50は、第一の圧力検出装置51により圧力P1(第一の圧力)を検出し、第二の圧力検出装置52により圧力P2(第二の圧力)を検出し、あらかじめ設定された目標差圧Prefを用いて、目標差圧PrefとP1とP2の差圧との差Pd=Pref−(P1−P2)を算出する(ステップS1)。
次いで、コントローラ50は、第二の電磁比例弁212の開口面積A2が最小値であるかどうかを判定し(ステップS2)、ステップS2でYESの場合、Pdに対してあるゲインKGを乗算した値だけ第一の電磁比例弁211の開口量を増加させ(ステップS3A)、ステップS2でNOの場合、第一の電磁比例弁211を全開させる(ステップS3B)。
次いで、コントローラ50は、第一の電磁比例弁211の開口面積A1が最大値であるかどうかを判定し(ステップS4)、ステップS4でYESの場合、Pdに対してあるゲインKGを乗算した値だけ第二の電磁比例弁212の開口量を増加させ(ステップS5A)、ステップS4でNOの場合、第二の電磁比例弁212を全閉させる。
この制御により、流量制御弁6の前後差圧が目標差圧Prefになるように制御され、アキュムレータ300に蓄圧可能の時は、第一の電磁比例弁211によりブームシリンダ3のシリンダボトム側油室がアキュムレータ300に接続された状態で、流量制御弁6の前後差圧が目標差圧Prefになるように制御し、アキュムレータ300が十分蓄圧されている時は、第一の電磁比例弁211は全開となり、第二の電磁比例弁212によりブームシリンダ3のシリンダボトム側油室がタンク20に接続された状態で、流量制御弁6の前後差圧が目標差圧Prefになるように制御する。
以下、油圧駆動装置の具体的な動作を説明する。まず、(a)アキュムレータ300が蓄圧可能な状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合について説明する。この場合、アキュムレータ300が蓄圧可能なので、第一の電磁比例弁211により流量制御弁6のメータアウト絞りの前後差圧が目標差圧Prefになるように制御され、この時、第一の電磁比例弁211の開口面積A1は最大値未満であり、第二の電磁比例弁212は開口していないので、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油はアキュムレータ300へ蓄圧される。
以上のように、アキュムレータ300が蓄圧可能な状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合、ブーム下げ動作の操作性を確保した上で、アキュムレータ300へエネルギを蓄えることが可能となる。
次に、(b)アキュムレータ300が十分に蓄圧されている状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合について説明する。この場合、アキュムレータ300が十分に蓄圧されているので、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油がアキュムレータ300に流入されず、流量制御弁6のメータアウト絞りの前後差圧は目標差圧Prefよりも小さくなる。このため、第一の電磁比例弁211の開口面積A1は最大値となり、第二の電磁比例弁212で制御を行うようになり、流量制御弁6のメータアウト絞りの前後差圧が目標差圧Prefとなるように作動する。第二の電磁比例弁212により、ブームシリンダ3のシリンダボトム排出油はタンク20へ流出できるようになるため、ブームシリンダ3のストローク速度を確実に制御できるようになる。
以上のように、アキュムレータ300が十分蓄圧されている状態で、空中でブーム下げ動作を行う場合であっても、ブーム下げ動作の操作性を確保できる。
次に、(c)ブーム下げ動作時に負荷が生じる場合(機体持ち上げ動作)について説明する。この場合、第一実施形態と同様に、第一の電磁比例弁211および第二の電磁比例弁212は開口するので、機体持ち上げ動作のようなブーム下げ動作時に負荷が生じる場合であっても、回生制御弁はブームシリンダ3のシリンダボトム排出油をタンク20へ排出するように作動するので、所望の動作を行うことができる。
以上説明したように、各実施形態によれば、アキュムレータ300が十分蓄圧されている状態においても、ブームシリンダ3によって駆動するブーム405の操作性を良好に保つことができる。
なお、上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。本発明は、ブームシリンダ3の油圧駆動装置に限らず、例えば、アームシリンダ、バケットシリンダ、その他の油圧アクチュエータに適用することができる。また、本発明は、油圧ショベル以外の例えばホイールローダ等の作業機械に適用しても良い。
3 ブームシリンダ(油圧アクチュエータ)
4 コントロールバルブユニット
6 流量制御弁
20 タンク
50 コントローラ
51 第一の圧力検出装置
52 第二の圧力検出装置
101 メインポンプ
200 回生制御弁(回生制御用弁装置)
201 第一の圧力補償弁(回生制御用弁装置)
202 第二の圧力補償弁(回生制御用弁装置)
211 第一の電磁比例弁(回生制御用弁装置)
212 第二の電磁比例弁(回生制御用弁装置)
300 アキュムレータ(蓄圧器)

Claims (4)

  1. 供給される圧油で作動する油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータからの戻り油を貯留するタンクと、前記油圧アクチュエータへ供給する圧油の流量を制御すると共に前記油圧アクチュエータから排出された圧油を前記タンクに向けて流すための流量制御弁と、前記流量制御弁から前記タンクに向かって流れる圧油を蓄圧する蓄圧器と、を有する作業機械の油圧駆動装置において、
    前記流量制御弁と前記蓄圧器との間に設けられ、前記流量制御弁の上流圧および前記流量制御弁の下流圧が信号圧として導かれることにより、前記流量制御弁の通過流量を一定に制御する回生制御用弁装置を備え、
    前記回生制御用弁装置は、
    前記蓄圧器が蓄圧可能な場合に、前記油圧アクチュエータから排出された排出油を前記流量制御弁を介して前記蓄圧器に導、前記蓄圧器に流れる油路の開口を制御することで前記流量制御弁の前後差圧を一定にする第一の制御状態と、
    前記蓄圧器への蓄圧が満たされている場合に、前記油圧アクチュエータから排出された排出油を前記流量制御弁を介して前記タンクに導き、前記タンクに流れる油路の開口を制御することで前記蓄圧器の圧力に依らずに前記流量制御弁の前後差圧を一定にする第二の制御状態と、を有し、
    前記第二の制御状態において前記蓄圧器が蓄圧可能となって前記油圧アクチュエータから排出された排出油が前記流量制御弁を介して前記タンクおよび前記蓄圧器のそれぞれに分岐して流れる場合であっても、前記タンクに流れる油路の開口を制御することで前記蓄圧器の圧力に依らずに前記流量制御弁の前後差圧を一定にする
    ことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。
  2. 請求項1記載の作業機械の油圧駆動装置において、
    前記回生制御用弁装置は、ストローク位置に応じて前記第一の制御状態と前記第二の制御状態とに切り換わる構成から成る回生制御弁を含む
    ことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。
  3. 請求項1記載の作業機械の油圧駆動装置において、
    前記回生制御用弁装置は、
    前記第一の制御状態とするための第一の圧力補償弁と、
    前記第二の制御状態とするための第二の圧力補償弁と、を含む
    ことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。
  4. 請求項1記載の作業機械の油圧駆動装置において、
    前記流量制御弁の上流圧を検出する第一の圧力検出装置と、
    前記流量制御弁の下流圧を検出する第二の圧力検出装置と、を備え、
    前記回生制御用弁装置は、
    前記第一の圧力検出装置で検出された第一の圧力と前記第二の圧力検出装置で検出された第二の圧力の差圧が目標差圧になるよう制御される二つの電磁比例弁であって、
    前記第一の制御状態とするための第一の電磁比例弁と、
    前記第二の制御状態とするための第二の電磁比例弁と、を含む
    ことを特徴とする作業機械の油圧駆動装置。
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