JP6604719B2 - 受信装置、映像表示方法、及びプログラム - Google Patents

受信装置、映像表示方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、受信装置、映像表示方法、及びプログラムに関する。
従来、放送サービスの1つとしてサイマル放送(同時並行放送、simulcast、simultaneous broadcasting)が行われてきた。サイマル放送とは、1つの放送局が同じ時間帯に同じ内容の番組を、異なるチャンネル(周波数)、放送方式、放送媒体で伝送する放送サービスである。
他方、近年では、高精細度テレビジョン放送(HDTV、High-Definition Television)を超える飛躍的な高画質化に資する映像技術等の研究開発や国際標準化が進められている。具体的には、一般社団法人電波産業会(ARIB、Association of Radio Industries and Business)により、4K(例えば、3840×2160画素)・8K(例えば、7680×4320画素)の超高解像度に対応した超高精細度テレビジョン放送(UHDTV、Ultra High-Definition Television)の規格化が進められている(例えば、非特許文献1)。
このような超高精細度テレビジョン放送の開始に伴い、同じ内容の番組について、映像フォーマットが互いに異なる複数の映像を、放送や通信を介して伝送するサイマル放送が考えられる。
「デジタル放送におけるMMTによるメディアトランスポート方式 標準規格 MMT-BASED MEDIA TRANSPORT SCHEME IN DIGITAL BROADCASTING SYSTEMS ARIB STD-B60 1.0版」,平成26年(2014年)7月31日,一般社団法人電波産業会
上述のようなサイマル放送が行われた場合、複数の映像のうち表示する映像を選択する必要がある。この選択は、ユーザの操作により行われることが考えられる。しかしながら、この場合、ユーザは必ずしも受信装置が表示可能な高精細度の映像を選択できるとは限らない。また、ユーザが高精細度の映像を選択できるとしても、そのための煩雑な操作を行わなければならない。このように、従来は、サイマル放送サービスにより提供される番組の表示において、利便性が良くなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、サイマル放送サービスにより提供される番組の表示における利便性を向上させることのできる受信装置、映像表示方法、及びプログラムを提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、内容が同一の映像であって、映像フォーマットが互いに異なる複数のサイマル映像により構成されるサイマル映像群に含まれるサイマル映像のうち、少なくとも1つのサイマル映像を含む放送波を受信する放送受信部と、前記サイマル映像の映像フォーマットについての優先度を定める優先度情報を記憶する記憶部と、前記サイマル映像のうちの1つを、前記記憶部に記憶されている優先度情報に基づいて選択する選択部と、前記選択部が選択した映像を表示部に表示させる映像処理部と、を備えることを特徴とする受信装置である。
(2)また、本発明の一態様は、内容が同一の映像であって、映像フォーマットが互いに異なる複数のサイマル映像により構成されるサイマル映像群に含まれるサイマル映像のうち、少なくとも1つのサイマル映像を含む放送波を受信する放送受信部と、前記サイマル映像の映像フォーマットについての優先度を定める優先度情報を記憶する記憶部と、表示部と、を備える受信装置における映像表示方法であって、前記受信装置が、前記サイマル映像のうちの1つを、前記記憶部に記憶されている優先度情報に基づいて選択する選択ステップと、前記受信装置が、前記選択ステップにおいて選択した映像を表示部に表示させる映像処理ステップと、を含むことを特徴とする映像表示方法である。
(3)また、本発明の一態様は、内容が同一の映像であって、映像フォーマットが互いに異なる複数のサイマル映像により構成されるサイマル映像群に含まれるサイマル映像のうち、少なくとも1つのサイマル映像を含む放送波を受信する放送受信部と、前記サイマル映像の映像フォーマットについての優先度を定める優先度情報を記憶する記憶部と、表示部と、を備える受信装置のコンピュータに、前記サイマル映像のうちの1つを、前記記憶部に記憶されている優先度情報に基づいて選択する選択ステップ、前記選択ステップにおいて選択した映像を表示部に表示させる映像処理ステップ、を実行させるためのプログラムである。
本発明の実施形態によれば、サイマル放送サービスにより提供される番組の表示における利便性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る放送システムの概要を示す第1図である。 同実施形態に係る放送システムの概要を示す第2図である。 同実施形態に係る放送システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 同実施形態に係るMMTパッケージテーブルのデータ構造の一例を示す概略図である。 同実施形態に係る映像コンポーネント記述子のデータ構造の一例を示す概略図である。 同実施形態に係る映像信号解像度の設定例を示す図である。 同実施形態に係る映像信号フレームレートの設定例を示す図である。 同実施形態に係るコンポーネントグループ記述子のデータ構造の一例を示す概略図である。 同実施形態に係る受信装置の概略機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る優先度テーブルの一例を示す図である。 同実施形態に係る受信装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るMH−イベント情報テーブルの一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る受信装置による処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る優先度テーブルの変形例を示す図である。 本発明の各実施形態に係る受信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
[放送システムの概要]
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係る放送システムの概要を示す図である。
本実施形態に係る放送システムは、ある番組についてサイマル放送サービスを提供するシステムである。以下では、サイマル放送される番組を、サイマル番組と称する。また、以下では、サイマル番組を示す個々の映像(放送メディア)のことをサイマル映像と称する。本実施形態において、1つのサイマル番組を示す複数のサイマル映像は、それぞれ、その映像フォーマットが異なる。ここで、映像フォーマットとは、映像の精細度に関する映像の解像度、フレームレート、及び走査方式を含む。従って、本実施形態において、映像フォーマットが異なるとは、映像の解像度、フレームレート、及び走査方式のうちの少なくともいずれか1つが異なることをいう。また、以下では、1つのサイマル番組を示す複数のサイマル映像をサイマル映像群と称する。つまり、あるサイマル映像群に含まれる複数のサイマル映像は、全て同一の内容を示すが、その映像フォーマットは互いに異なっている。
本実施形態に係る放送システムにおいて、受信装置10は、放送と通信とを介して、1つのサイマル映像群に含まれる複数のサイマル映像を取得することができる。そして、受信装置10は、取得可能な複数のサイマル映像のうち、いずれか1つを選択して表示する。このとき、受信装置10は、例えば、複数のサイマル映像のうち、最も高精細度の映像を選択する。
次に、受信装置によるサイマル映像の選択と表示との具体例について説明する。
図1に示す例において、サイマル番組は、3つの映像フォーマットにより受信装置10に提供されている。具体的には、受信装置10は、放送衛星BSから送信される放送波により、解像度が4K(例えば、3840×2160画素)、フレームレートが60[Hz]、走査方式がプログレッシブ方式であるサイマル映像(4K:60p)と、解像度が2K(例えば、1920×1080画素)、フレームレートが60[Hz]、走査方式がインターレース方式であるサイマル映像(2K:60i)との2つのサイマル映像を取得することができる。また、受信装置10は、ネットワークNWから、解像度がSD(Standard definition)(例えば、720×480画素)、フレームレートが60[Hz]、走査方式がインターレース方式であるサイマル映像を取得することができる。この場合、受信装置10は、これら3つのサイマル映像のうち、例えば、解像度が最も高いサイマル映像(4K:60p)を選択して表示する。
図2に示す例において、サイマル番組は、3つの映像フォーマットにより受信装置10に提供されている。具体的には、受信装置10は、放送衛星BSから送信される放送波により、解像度が8K(例えば、7680×4320画素)、フレームレートが60[Hz]、走査方式がプログレッシブ方式であるサイマル映像(8K:60p)を取得することができる。また、受信装置10は、ネットワークNWから、解像度が8K、フレームレートが120[Hz]、走査方式がプログレッシブ方式であるサイマル映像(8K:120p)と、解像度がSD(例えば、720×480画素)、フレームレートが60[Hz]、走査方式がインターレース方式であるサイマル映像との2つのサイマル映像を取得することができる。この場合、これら3つのサイマル映像のうち、放送により伝送されるサイマル映像(8K:60p)と、通信により伝送されるサイマル映像(8K:120p)との解像度がどちらも同じく高い。従って、受信装置10は、この2つのサイマル映像のうち、例えば、フレームレートが高いサイマル映像(8K:120p)を選択して表示する。
[放送システムの構成]
次に、放送システムの構成について説明する。
図3は、放送システム1の概略構成の一例を示すブロック図である。
放送システム1は、受信装置10と、放送側送信装置20と、通信側送信装置30と、を含んで構成される。このうち、放送側送信装置20は、放送衛星BSを介して、放送波により受信装置10への各種情報の伝送を行う。また、受信装置10と通信側送信装置30とは、ネットワークNWに接続されており、双方向の通信を行うことができる。また、ここでは、放送側送信装置20と通信側送信装置30とが、同一の放送事業者BCにより管理される場合について説明する。また、以下では、一例として、放送システム1がメディアトランスポート方式としてMMT(MPEG Media Transport)方式を用いる場合について説明する。
ネットワークNWは、WAN(Wide Area Network)及びLAN(Local Area Network)などによって構成される情報通信ネットワークである。WANは、例えば、携帯電話網、PHS(Personal Handy-phone System)網、PSTN(Public Switched Telephone Network;公衆交換電話網)、専用通信回線網、及びVPN(Virtual Private Network)などによって構成される。ネットワークNWによる情報の伝送形態は、無線、有線、又はそれらの組み合わせである。以下では、ネットワークNWを介した双方向の情報の送受信を、単に「通信」と称する。これに対し、放送側送信装置20から受信装置10への一方向の情報の送信を「放送」と称し、上述の「通信」と区別する。
なお、放送システム1において、受信装置10と、放送側送信装置20と、通信側送信装置30とは、それぞれ複数存在しうる。ここでは、一例として、放送システム1において、受信装置10と、放送側送信装置20と、通信側送信装置30とが、それぞれ1つずつ含まれる場合について説明する。
放送側送信装置20は、第1サイマル映像i1を示す情報と、伝送制御信号i3とを含む放送波を送出することができる。放送側送信装置20から送信された放送波は、地上波を用いるか、ケーブルのような有線伝送路を介するか、又は放送衛星BSを介するかして受信装置10に伝送される。以下では、放送波が放送衛星BSを介して伝送される場合について説明する。
通信側送信装置30は、ネットワークNWを介して受信装置10と通信を行うサーバー装置などの電子機器である。通信側送信装置30は、通信により、第2サイマル映像i2を受信装置10に送信することができる。
ここで、第1サイマル映像i1と第2サイマル映像i2とは、同一のサイマル映像群に含まれるサイマル映像である。放送側送信装置20は、例えば図1に示すように、1つのサイマル番組について、複数のサイマル映像を含む放送波を送出してよい。また、通信側送信装置30は、例えば図2に示すように、1つのサイマル番組について、複数のサイマル映像を送信してよい。以下では、一例として、放送側送信装置20が1つの第1サイマル映像i1を送出し、通信側送信装置30が1つの第2サイマル映像i2を送信する場合について説明する。
また、伝送制御信号i3とは、番組の構成を示す情報である。また、伝送制御信号i3とは、具体的には、MMT方式におけるMMT−SIである。以下では、伝送制御信号i3がMMT−SIである場合について説明する。MMT−SIには、例えば、MMTパッケージテーブルが含まれる。MMT−SIに含まれる情報については、後述する。
受信装置10は、番組を再生可能な電子機器である。以下では、一例として、受信装置10とは、テレビジョン受像機(テレビ)であるとして説明する。受信装置10は、放送(BS放送)を介して、第1サイマル映像i1と、伝送制御信号i3とを取得することができる。また、受信装置10は、通信(ネットワークNWを介する通信)を介して、第2サイマル映像i2を取得することができる。また、受信装置10は、その記憶部16(図9)に優先度情報i4を記憶している。ここで、優先度情報i4とは、サイマル映像の映像フォーマットについての優先度を定める情報である。本実施形態に係る優先度情報i4は、一例として、精細度が高い映像フォーマットに対して高い優先度を定める。また、以下では、優先度情報i4は、テーブル形式の優先度テーブルである場合について説明する。優先度テーブルについては、後述する。
受信装置10は、伝送制御信号i3と優先度情報i4とに基づいて、自装置が取得可能な第1サイマル映像i1と第2サイマル映像i2とのうちのいずれか1つを選択する。具体的には、受信装置10は、伝送制御信号i3を参照し、自装置が取得可能な第1サイマル映像i1と第2サイマル映像i2との映像フォーマットを特定する。次に、受信装置10は、優先度情報i4を参照し、第1サイマル映像i1の映像フォーマットと第2サイマル映像i2の映像フォーマットとのうち、優先度の高い映像フォーマットを特定する。そして、受信装置10は、第1サイマル映像i1と第2サイマル映像i2とのうち、優先度の高い映像フォーマットのサイマル映像を選択し、選択したサイマル映像を表示する。上述したように、本実施形態に係る優先度情報i4は、精細度が高い映像フォーマットに対して高い優先度を定めるため、受信装置10は、第1サイマル映像i1と第2サイマル映像i2とのうち精細度の高い映像を表示する。これにより、受信装置10のユーザは、サイマル番組の視聴において、特別な操作を行うことなく、精細度の高い映像を視聴することができる。
[MMT−SI]
次に、MMT−SIについて説明する。ここでは、MMT−SIに関しては、MMTパッケージテーブル(MPT)と、映像コンポーネント記述子と、コンポーネントグループ記述子とについての説明に留めるが、放送システム1は、MMT方式に係る全てのメッセージ、テーブル、及び記述子などの情報を扱うことができる。
[MPパッケージテーブル(MPT)のデータ構造]
まず、図4を参照してMPTのデータ構造について説明する。
MPTは、アセットのリストやアセットのネットワーク上の位置など、パッケージを構成する情報を与えるテーブルである。ここでアセットとは、MMT方式におけるデータ単位の1つである。
図4は、本実施形態に係るMPTのデータ構造を示す概略図である。
図4に示す例において、MPT(MMT_Package_Table())は、アセットごとに、アセット記述子領域(asset_descriptors_byte)と、ロケーション情報(MMT_general_location_info())とを含む。
アセット記述子領域は、アセットについての情報を記述する記述子を格納する領域である。具体的には、サイマル映像の場合、アセット記述子領域には、映像コンポーネント記述子と、コンポーネントグループ記述子とが含まれる。
ロケーション情報は、アセットの取得先を示す。従って、受信装置10は、ロケーション情報を参照することにより、サイマル映像が放送を介して伝送されるのか、通信を介して伝送されるのかを認識することができる。
[映像コンポーネント記述子のデータ構造]
次に、図5〜図7を参照して、映像コンポーネント記述子について説明する。
映像コンポーネント記述子は、映像コンポーネントに関するパラメータや説明を示し、エレメンタリストリームを文字形式で表現するためにも利用される。
図5は、本実施形態に係る映像コンポーネント記述子のデータ構造を示す概略図である。
図5に示す例において、映像コンポーネント記述子(Video_Component_Descriptor())は、映像信号解像度(video_resolution)と、映像スキャンフラグ(video_scan_flag)と、映像信号フレームレート(video_frame_rate)とを含む。
映像信号解像度は、映像信号の垂直方向の解像度を表す。映像信号解像度の値の設定例を図6に示す。図6に示す例では、映像信号解像度の値が「3」の場合、映像信号の垂直方向の解像度は、「480」であり、SDの解像度であることを表す。また、映像信号解像度の値が「6」の場合、映像信号の垂直方向の解像度は、「2160」であり、4Kの解像度であることを表す。また、映像信号解像度の値が「7」の場合、映像信号の垂直方向の解像度は、「4320」であり、8Kの解像度であることを表す。
映像スキャンフラグは、映像信号の走査方式を表す。具体的には、例えば、映像スキャンフラグの値が「0」である場合、映像信号はインターレース信号である。また、映像スキャンフラグの値が「1」である場合、映像信号はプログレッシブ信号である。
映像信号フレームレートは、映像信号のフレームレートを表す。映像信号フレームレートの値の設定例を図7に示す。図7に示す例では、映像信号フレームレートの値が「8」である場合、映像信号のフレームレートは「60/1.001」[Hz]である。また、映像信号フレームレートの値が「9」である場合、映像信号のフレームレートは「60」[Hz]である。また、映像信号フレームレートの値が「11」である場合、映像信号のフレームレートは「120/1.001」[Hz]である。また、映像信号フレームレートの値が「12」である場合、映像信号のフレームレートは「120」[Hz]である。従って、60/Pサブビットストリームについての映像信号フレームレートの値は、「7」又は「8」である。また、120/Pサブセットについての映像信号フレームレートの値は、「11」又は「12」である。
[MH−コンポーネントグループ記述子のデータ構造]
次に、MH−コンポーネントグループ記述子について説明する。
図8は、MH−コンポーネントグループ記述子のデータ構造を示す概略図である。
図8に示す例では、MH−コンポーネントグループ記述子(MH-Component_Group_Descriptor())は、コンポーネントグループ種別(component_group_type)と、グループ数(number_of_group)と、コンポーネントタグ値(component_tag)と、コンポーネントグループ記述(text_char)とを含む。
コンポーネントグループ種別には、本記述子で指定されるコンポーネントグループの種別を示す符号が記述される。具体的には、例えば、放送システム1によりサイマル放送サービスが提供される場合、コンポーネントグループ種別には、サイマル放送を示す符号が記述される。この符号は、例えば、3桁の数字で表現され、放送サービスごとに異なる符号が予め割当てられている。
グループ数には、イベント内でのコンポーネントグループの数、すなわち、そのサイマル映像群に含まれるサイマル映像の数が記述される。具体的には、例えば、図1に示す例では、サイマル映像の数は3つであるため、グループ数の値は「3」である。
コンポーネントタグ値には、各コンポーネントグループに属するコンポーネント、つまり構成要素となるデータを指示するコンポーネントタグ値が記述される。コンポーネント記述には、各コンポーネントグループに関する説明を表すテキストが記述される。
なお、「…識別」とは、その事物を識別する情報を意味し、「識別子」とも呼ばれる。
[受信装置の機能構成]
次に、受信装置10の機能構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る受信装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
受信装置10は、放送受信部11と、通信部12と、音声出力部14と、表示部15と、記憶部16と、制御部17と、を含んで構成される。制御部17は、復調部171と、分離部172と、音声処理部173と、表示処理部174と、を含んで構成される。また、表示処理部174は、選択部175と、映像処理部176とを含んで構成される。また、選択部175は、映像フォーマット特定部1751と、映像順位特定部1752と、選択決定部1753とを含んで構成される。
放送受信部11は、チャンネル切替のチューナーを含む。放送受信部11は、放送側送信装置20から送出された放送波を受信する。放送受信部11は、受信した放送波に含まれる放送信号を復調部171に出力する。
通信部12は、ネットワークインターフェースを含み、ネットワークNW(図3)に接続する。通信部12は、ネットワークNWに接続する他の装置との間で情報を送受信する。
操作受付部13は、赤外線通信用インターフェースを含み、リモートコントローラRCと通信する。操作受付部13は、リモートコントローラRCに対してユーザから入力された操作を受け付け、受信装置10の電源ON/OFFの切替指示、チャンネルの切替指示などの情報を制御部17に出力する。また、操作受付部13は、受信装置10の筐体に設けられたスイッチを介してユーザから入力された操作を受け付けることができる。
なお、操作受付部13がユーザから受け付ける電源ON/OFFの切替操作、チャンネルの切替操作は、サイマル番組の表示操作の一例である。具体的には、例えば、受信装置10の電源がOFFになる直前まで表示していたチャンネルにおいて、電源ON操作の受け付け時にサイマル番組が放送されている場合にサイマル番組の表示が行われる。ここでは、一例として、チャンネルの切替操作により選択されたチャンネルにおいて、サイマル番組が提供されている場合について説明する。また、サイマル番組の表示操作とは、サイマル番組を選択する操作である。換言すると、サイマル番組の表示操作とは、サイマル映像群を選択する操作である。
音声出力部14は、スピーカーを含む。音声出力部14は、音声処理部173から取得した音声信号に基づいて音声を再生する。
表示部15は、液晶ディスプレイ装置、有機ELディスプレイ装置などのディスプレイ装置を含む。表示部15は、表示処理部174から取得した映像信号に基づいて、番組の映像や電子番組表などの画像を表示する。
記憶部16は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含み、その他に不揮発メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などを含むことができる。記憶部16は、受信装置10が含むCPU(Central Processing Unit)が実行するための各種プログラムやCPUが実行した処理の結果などを記憶する。また、記憶部16は、ビデオメモリを含み、表示部15が表示する映像を示す映像信号を記憶する。また、記憶部16は、優先度テーブルi4(図3)を記憶する。
ここで、図10を参照して、優先度テーブルi4について説明する。
図10は、本実施形態に係る優先度テーブルの一例を示す図である。
図10に示す例において、優先度テーブルは、優先順位情報(優先順位)と、映像フォーマット情報(映像フォーマット)と、を含む。そして、優先度テーブルの個々のデータは、これらを互いに対応付けて構成される。
優先順位情報とは、サイマル映像の選択における映像フォーマットごとの優先順位を表す情報である。図10に示す例において、優先順位情報の値は、数字により表され、数字の値が小さい程、高い優先順位を表す。
映像フォーマット情報とは、サイマル映像の映像フォーマットを表す情報である。図10に示される例において、映像フォーマット情報は、例えば、解像度と、フレームレートと、走査方式とを示す情報が対応付けられた情報である。
例えば、図10に示す例において、第2段目に登録されているデータは、優先順位情報が「1」であり、映像フォーマット情報が「8K:120p」である。また、第6段目に登録されているデータは、優先順位情報「5」であり、映像フォーマット情報が「4K:120p」である。従って、これらのデータは、「8K:120p」のサイマル映像と、「4K:120p」のサイマル映像との2つのサイマル映像によりサイマル番組が提供される場合、「8K:120p」のサイマル映像の方が、表示における優先順位が高いことを表す。
なお、図10に示される例では、映像フォーマットの各パラメータについて、解像度、フレームレート、走査方式の順に高い優先順位が対応付けられているが、これには限られない。具体的には、例えば、フレームレートに対して解像度よりも高い優先順位を対応付けてもよい。
図9に戻り、説明を続ける。制御部17は、CPUを含み、受信装置10の動作を制御する。
復調部171は、放送受信部11から受信した放送信号を復調する。復調部171は、復調した放送信号を分離部172に出力する。
分離部172は、復調部171から取得した放送信号に含まれる各種情報を分離して、分離された各種情報を各機能部に出力する。具体的には、分離部172は、放送信号から第1サイマル映像とサイマル番組の音声とを分離する。分離部172は、例えば、後述する選択部175により第1サイマル映像が選択された場合に、第1サイマル映像の映像信号を分離して映像処理部176に出力する。また、分離部172は、MMT−SIの情報を随時分離して、選択部175に出力する。また、分離部172は、例えば、後述する選択部175により第2サイマル映像が選択された場合に、通信部12を介して取得された情報から第2サイマル映像の映像信号を分離する。そして、分離部172は、分離した第2サイマル映像の映像信号を映像処理部176に出力する。
音声処理部173は、分離部172から音声信号を取得し、取得した音声信号を復号化する。音声処理部173は、復号化した音声信号を音声出力部14に出力する。これにより、音声出力部14は、番組の音声を再生する。
表示処理部174は、表示部15における番組の映像の表示を制御する。
表示処理部174の選択部175は、操作受付部13がチャンネル切替などにより、自装置にサイマル番組を表示させる操作を受け付けた場合に、そのサイマル番組についての複数のサイマル映像から、いずれか1つを選択する映像選択処理を実行する。選択部175は、映像選択処理により選択したサイマル映像を分離部172に分離させる。このサイマル映像が通信を介して提供される場合、選択部175は、通信部12により当該サイマル映像を取得させる。
ここで、映像選択処理について説明する。
まず、選択部175は、操作受付部13からサイマル番組を表示部15に表示させる指示を受け付ける。次に、選択部175の映像フォーマット特定部1751は、分離部172が分離したMMT−SIのうちMPTを参照して、表示するサイマル番組について、複数のサイマル映像それぞれの映像フォーマットを特定する。具体的には、映像フォーマット特定部1751は、MH−コンポーネントグループ記述子のコンポーネントタグの値を参照し、表示するサイマル番組についてのサイマル映像のアセットを特定する。次に、選択部175は、そのアセットについて、映像コンポーネント記述子の映像信号解像度、映像スキャンフラグ、及び映像信号フレームレートの値を参照する。これにより、表示するサイマル番組について、複数のサイマル映像それぞれの映像フォーマットを特定する。
次に、選択部175の映像順位特定部1752は、記憶部16に格納された優先度テーブルを参照し、各サイマル映像の映像フォーマットに対応する優先順位を特定する。次に、選択部175の選択決定部1753は、優先順位が最も高い映像フォーマットのサイマル映像を選択する。これにより、選択部175は、表示するサイマル番組について提供される複数のサイマル映像のうち、その精細度が最も高い映像を選択することができる。選択決定部1753が選択したサイマル映像に関する情報は分離部172に通知される。分離部172は、この情報に基づき該当するサイマル映像の映像信号を分離して映像処理部176へ転送する。
表示処理部174の映像処理部176は、分離部172から上述の転送に係る映像信号を取得し、取得した映像信号を復号化する。映像処理部176は、復号化した映像信号を表示部15に出力する。これにより、表示部15は、番組の映像を表示する。
[受信装置の動作]
次に、図11を参照して、受信装置10の動作について説明する。
図11は、本実施形態に係る受信装置10による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図11では、ユーザによるサイマル番組の表示操作の受け付けについては、省略している。
(ステップS101)放送受信部11は、放送波を受信する。その後、制御部17は、復調部171でこの放送波を復調した後、分離部172を経て表示処理部174へ送る。次に、制御部17は、ステップS102に処理を進める。
(ステップS102)表示処理部174の選択部175は、特にその映像フォーマット特定部1751は、放送波に含まれるMPTの映像コンポーネント記述子を参照し、表示するサイマル番組について、複数のサイマル映像それぞれの映像フォーマット情報を検出する。その後、制御部17は、ステップS103に処理を進める。
(ステップS103)選択部175の映像順位特定部1752は、受信装置10の記憶部16に格納された優先度テーブルを参照し、サイマル映像それぞれの映像フォーマット情報に対応する優先順位を特定する。その後、制御部17は、ステップS104に処理を進める。
(ステップS104)選択部175の選択決定部1753は、映像フォーマットに基づいて、表示するサイマル映像を選択する。具体的には、制御部17は、映像フォーマットの優先順位が高い映像フォーマットのサイマル映像を、表示対象の映像に選択する。このとき、表示対象の映像が、現在の放送メディアとは異なるメディアである場合は、選択部175は放送メディアの切り替えを行う。その後、制御部17は、ステップS105に処理を進める。
(ステップS105)制御部17は、選択した映像を表示する処理を開始する。具体的には、制御部17は、選択部175が選択したサイマル映像の映像信号を分離部172において分離させる。そして、制御部17は、分離させた映像信号を映像処理部176に転送し、映像処理部176での復号化処理の後に表示部15に出力して表示させる。その後、制御部17は、図11に示される処理を終了する。
従来のアナログ放送からデジタル放送への移行期では、同じ番組がアナログ放送とデジタル放送とにより放送されていた。そして、受信装置がアナログ放送を受信している場合は、文字スーパーなどにより、アナログ放送が終了する旨やデジタル放送の受信を促す旨がアナウンスされていた。また、アナログ放送からデジタル放送への移行期では、アナログ放送とデジタル放送の両方を受信することができる受信装置も発売されていた。アナログ放送の番組を表示中に、同じデジタル放送の番組へ切り替えるには、ユーザ自身が一旦、放送メディアをデジタル放送に切り替える操作を行う操作が必要だった。さらに、ユーザは、アナログ放送と同じデジタル放送を探すために電子番組表(EPG、Electronic Program Guide)の確認やチャンネル選局などの操作をする必要があり、手間がかかっていた。
しかしながら、本実施形態に係る受信装置10は、サイマル番組の表示において、映像フォーマットが互いに異なる複数のサイマル映像のうちのいずれか1つを、優先度テーブルに基づいて選択して表示する。これにより、ユーザは、特別な操作を行うことなく、高精細な映像のサイマル番組を視聴することができる。従って、受信装置10は、サイマル放送サービスにより提供される番組の表示における利便性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
[放送システムの概要]
次に、本発明の第2の実施形態に係る放送システム1bについて説明する。以下では、第1の実施形態と同一の構成(部材)については、同一の符号を付して説明を援用する。
第2の実施形態に係る放送システム1b(不図示)は、第1の実施形態に係る放送システム1(図3)における受信装置10(図3)に代えて受信装置10b(不図示)を備える。
また、第2の実施形態に係る受信装置10bは、第1の実施形態に係る受信装置10(図9)における制御部17(図9)に代えて、制御部17b(不図示)を備える。また、本実施形態に係る制御部17bは、第1の実施形態に係る制御部17における選択部175(図9)に代えて、選択部175b(不図示)を備える。
本実施形態に係る受信装置10bは、第1の実施形態に係る受信装置10と同様に、サイマル番組の表示において、複数のサイマル映像のうちのいずれか1つを選択する。ただし、受信装置10がMPTを参照してサイマル映像の選択を行ったのに対し、受信装置10bは、MH−イベント情報テーブル(MH−EIT)を参照してサイマル映像の選択を行う点が異なっている。なお、MH−EITは、MMT−SIに含まれる。
[MH−イベント情報テーブル(MH−EIT)のデータ構造]
次に、MH−EITについて説明する。
MH−EITは、放送側送信装置20と通信側送信装置30とにより送信される番組の名称、放送日時、放送内容の説明など、番組に関する情報を伝送するテーブルである。
図12は、本実施形態に係るMH−EITのデータ構造の一例を示す図である。
図12に示す例において、MH−EIT(MH-Event_information_table())は、イベント識別(event_ID)と、イベント識別ごとの記述子領域(Descriptor())とを含む。
イベント識別とは、イベントの識別番号を示す。具体的には、例えば、イベント識別は、番組の識別情報を示す。
記述子領域は、記述子を格納する領域である。本実施形態に係るMH−EITは、例えば、映像コンポーネント記述子と、MH−コンポーネントグループ記述子を含むことができる。本実施形態に係る映像コンポーネント記述子と、MH−コンポーネントグループ記述子に含まれる情報は、第1の実施形態に係る映像コンポーネント記述子と、MH−コンポーネントグループ記述子と同様であるため、選択部175bは、MH−EITの映像コンポーネント記述子と、MH−コンポーネントグループ記述子とを参照することにより、サイマル映像と、サイマル映像の映像フォーマットとを特定することができる。
[受信装置の動作]
次に、図13を参照して、受信装置10bの動作について説明する。
図13は、本実施形態に係る受信装置10bによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13に示す受信装置10bの動作は、ステップS101、S102b、S103〜S105(図11)の処理を含む。このうち、ステップS101、S103〜S105の処理は、図11に示す処理と同様のため、説明を省略する。
図13に示す例では、ステップS101の処理の後、制御部17bは、ステップS102bに処理を進める。
(ステップS102b)制御部17bは、放送波に含まれるMH−EITの映像コンポーネント記述子を参照し、表示するサイマル番組について、複数のサイマル映像それぞれの映像フォーマット情報を検出する。その後、制御部17bは、ステップS103に処理を進める。
以上説明したように、本実施形態に係る受信装置10bは、サイマル番組について、複数のサイマル映像の映像フォーマットをMH−EITを参照することにより特定する。そして、受信装置10は、表示するサイマル映像を映像フォーマットに基づいて選択する。これにより、ユーザは、特別な操作を行うことなく、高精細な映像のサイマル番組を視聴することができる。従って、受信装置10は、サイマル放送サービスにより提供される番組の表示における利便性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る放送システム1cについて説明する。以下では、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る放送システム1c(不図示)は、第1の実施形態に係る放送システム1(図3)における受信装置10(図3)に代えて受信装置10c(不図示)を備える。
また、本実施形態に係る受信装置10cは、第1の実施形態に係る受信装置10(図9)における制御部17(図9)に代えて、制御部17c(不図示)を備える。また、本実施形態に係る制御部17cは、第1の実施形態に係る制御部17における選択部175(図9)に代えて、選択部175c(不図示)を備える。
また、本実施形態において、記憶部16には、通信能力の情報が記憶されている。
ここで、通信能力とは、通信側送信装置30と受信装置10との間における通信速度(例えば、bits per second(bps))である。通信速度は、理論値と実測値とのいずれであってもよい。理論値である場合、通信速度は、例えば、ネットワークNWの回線速度である。実測値である場合、通信速度は、所定の期間において測定された実測値の最大値や平均値であってもよい。
本実施形態に係る受信装置10cは、表示するサイマル番組についての複数のサイマル映像のうちのいずれか1つを、通信能力に基づいて選択して表示する。ここで、選択部175cによる映像選択処理のうち、第1の実施形態に係る選択部175とは異なる部分について説明する。
具体的には、選択部175cは、複数のサイマル映像のうち、通信を介して伝送されるサイマル映像を特定する。次に、選択部175cは、記憶部16に記憶されている通信能力の情報と、映像コンポーネント記述子から検出される映像フォーマット情報とに基づいて、通信を介して伝送されるサイマル映像のうち、遅延なく取得できるサイマル映像を特定する。次に、選択部175cは、優先度テーブルを参照して、通信を介して遅延なく取得できる1つ又は複数のサイマル映像と、放送を介して取得できるサイマル映像とのうち、精細度が最も高いサイマル映像を表示対象として選択する。これにより、受信装置10cは、通信側送信装置30により送信されるサイマル映像のうち、自装置が遅延なく取得することができないサイマル映像を、表示対象から除外することができる。
なお、選択部175cは、通信を介して伝送されるサイマル映像が遅延なく取得できるか否かを、例えば、映像フォーマットと通信速度とを対応付けたテーブルに基づいて判定する。このテーブルでは、例えば、通信速度ごとに、遅延なく取得可能な映像フォーマットが対応付けられている。選択部175cは、このテーブルを参照し、記憶部16から読み出した通信速度において、サイマル映像が遅延なく取得できるか否かを判定する。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係る放送システム1dについて説明する。以下では、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
第4の実施形態に係る放送システム1d(不図示)は、第1の実施形態に係る放送システム1(図3)における受信装置10(図3)に代えて受信装置10d(不図示)を備える。
また、第4の実施形態に係る受信装置10dは、第1の実施形態に係る受信装置10(図9)における制御部17(図9)に代えて、制御部17d(不図示)を備える。また、第4の実施形態に係る制御部17dは、第1の実施形態に係る制御部17における選択部175(図9)に代えて、選択部175d(不図示)を備える。
また、第4の実施形態において、記憶部16には、受信装置10dの表示能力の情報が記憶されている。
ここで、表示能力とは、表示部15に含まれるディスプレイの解像度、リフレッシュレートなどの表示部15の性能である。
本実施形態に係る受信装置10dは、表示するサイマル番組についての複数のサイマル映像のうちのいずれか1つを、自装置の表示能力に基づいて選択して表示する。具体的には、選択部175dは、記憶部16に記憶されている表示能力の情報と、映像コンポーネント記述子から検出される映像フォーマット情報とに基づいて、表示するサイマル番組についての複数のサイマル映像のうち、自装置の表示能力を超えないサイマル映像を特定する。次に、選択部175dは、優先度テーブルを参照して、自装置の表示能力を超えないサイマル映像のうち、精細度が最も高いサイマル映像を表示対象として選択する。これにより、受信装置10dは、自装置の表示能力を超えているサイマル映像を、表示対象から除外することができる。
[第4の実施形態の変形例]
第4の実施形態の変形例において、記憶部16は、上述した第1の実施形態に係る優先度テーブルとは異なる優先度テーブルを記憶する。
図14は、変形例に係る優先度テーブルを示す図である。
図14に示す優先度テーブルにおいて、優先度テーブルは、優先順位情報(優先順位)と、映像フォーマット情報(映像フォーマット)と、表示能力情報(表示能力)と、を含む。そして、優先度テーブルの個々のデータは、これらを互いに対応付けて構成される。
図14に示す例において、優先順位情報と映像フォーマット情報(映像フォーマット)は、第1の実施形態に関して説明をしたものである。
表示能力情報は、第4の実施形態に関して説明をしたものであり、対応する映像フォーマットを、自装置が表示する性能があるか否かを表す情報である。図14に示す例において、表示能力情報は、フラグで示されている。具体的には、表示する性能がある場合、表示能力情報の値は「1」であり、表示する性能がない場合、表示能力情報の値は「0」である。つまり、表示能力情報の値が「1」であれば、映像フォーマットは受信装置10dの表示能力を超えることがない。これに対し、表示能力情報の値が「0」であれば、映像フォーマットは、受信装置10dの表示能力を超えている。
次に、図14に示す優先度情報の例における映像選択処理について説明する。
例えば、優先順位が「1」である映像フォーマット「8K:120p」は、表示能力情報の値が「0」である。そのため、映像フォーマット「8K:120p」のサイマル映像は、制御部17dの選択部175dにより選択されることがない。また、例えば、優先順位が「7」である映像フォーマット「4K:60p」は、表示能力情報の値が「1」である。そのため、映像フォーマット「4K:60p」のサイマル映像は、制御部17dの選択部175dにより選択されることがある。このように、選択決定部1753dは、表示能力情報の値が「1」である映像フォーマットのうちで優先順位がもっとも高いものを決定する。
この変形例によれば、第4の実施形態のものに比して、所要のテーブルが1つで済む利点がある。
[受信装置のハードウェア構成]
次に、上述した各実施形態における受信装置10〜10dのハードウェア構成について説明する。以下では、受信装置10〜10dを、受信装置10sと総称する。
図15は、本実施形態に係る受信装置10sのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
受信装置10sは、CPU100、ROM1001、RAM1002、不揮発メモリ1003、チューナー(Tuner)101、ネットワークインターフェース(Network I/F)102、復調モジュール(Decrypt)103、分離モジュール(Demux)104、音声復号モジュール(Audio Decoder)105、スピーカー106、映像復号モジュール(Video Decoder)107、描画モジュール108、ビデオメモリ1081、及びディスプレイ109を含んで構成される。
CPU100と、記憶媒体1001と、チューナー101と、ネットワークインターフェース102と、復調モジュール103と、分離モジュール104と、音声復号モジュール105と、映像復号モジュール107と、描画モジュール108と、ビデオメモリ1081とは、バスB(母線)を介して相互に接続される。
CPU100は、プログラム、各種データを読み出して、当該CPU100を備える自装置を制御する。ROM1001は、例えば、プログラムを記憶する記憶媒体である。RAM1002は、例えば、各種データ、プログラムを一時的に記憶する記憶媒体である。不揮発メモリは、HDD、フラッシュメモリなどの記憶媒体であり、例えば、各種データを記憶する。
CPU100が読み出すプログラムは、ROM1001に記憶されている一例を示したが、他の記憶媒体に記憶されていてもよいし、ネットワークNWからダウンロードされたものであってもよい。CPUはプログラムを実行することで機能部材(図9)の機能を実現する。CPU100が読み出す各種データは、不揮発メモリに記憶されている一例を示したが、ROM1001に記憶されていてもよいし、ネットワークNWからダウンロードした各種データであってもよい。
チューナー101は、放送波を受信する。ネットワークインターフェース102は、通信用インターフェースを有し、有線又は無線によりネットワークNWに接続される。復調モジュール103は、放送信号を復調する。分離モジュール104は、放送信号から各種データを分離する。音声復号モジュール105は、符号化された音声信号を復号化する。映像復号モジュール107は、符号化された映像信号を復号化する。ビデオメモリは、ディスプレイ109に表示される画像情報を記憶する。描画モジュール108は、ビデオメモリへの画像情報の書き込みと、ディスプレイ109への映像信号の出力とを制御する。
なお、上述した実施形態では、放送システム1がメディアトランスポート方式としてMMT方式を用いる例について説明したが、これには限られない。放送システム1は、例えば、MPEG−2 TS方式やRTP(Real-time Transport Protocol)方式をメディアトランスポート方式に用いてもよい。MPEG−2 TS方式の場合、伝送制御信号は、例えば、PSI(番組特定情報、Program Specific Information)/SI(サービス情報、Service Information)情報である。
なお、上述した各実施形態では、伝送制御信号が放送を介して伝送される例について説明したが、これには限られない。具体的には、伝送制御信号は、通信を介して伝送されてもよい。
なお、通信側送信装置30とネットワークNWとは、必ずしも放送システム1に含まれなくてもよい。この場合、放送システム1〜1dは、図1に示す例のように、同一のサイマル映像群に含まれる複数のサイマル映像を、放送を介して伝送する。
なお、映像フォーマットには、上述した以外のパラメータが含まれてもよい。具体的には、例えば、アスペクト比の情報が映像フォーマットのパラメータとして含まれてもよい。また、選択部175〜175dは、上述した映像フォーマットのうち、全てのパラメータに基づいて、サイマル映像を選択しなくてもよい。例えば、選択部175〜175dは、解像度のみに基づいて、表示するサイマル映像を選択してもよい。また、優先度情報は、ユーザにより予め定められていてもよいし、受信装置10の製造元により予め定められてもよい。
また、受信装置10sは、サイマル番組についての複数のサイマル映像のうち、表示するサイマル映像をユーザに選択させてもよい。この場合、例えば、提供されているサイマル映像の表示における優先順位を優先度テーブルに基づいて表示し、選択させてもよい。
なお、上述した各実施形態における受信装置10sの一部、例えば、制御部17〜17d及びその一部などをコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、受信装置10sに内蔵されたコンピュータシステムであって、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における受信装置10sの一部、又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。受信装置10の各機能部は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1、1b、1c、1d…放送システム、10、10b、10c、10d、10s…受信装置、20…送信装置、30…通信側送信装置、BS…放送衛星、NW…ネットワーク、11…放送受信部、12…通信部、14…音声出力部、15…表示部、16…記憶部、17、17b、17c、17d…制御部、171…復調部、172…分離部、173…音声処理部、174…表示処理部、175、175b、175c、175d…選択部、176…映像処理部、1751…映像フォーマット特定部、1752…映像順位特定部、1753…決定部

Claims (7)

  1. 内容が同一の映像であって、映像フォーマットが互いに異なる複数のサイマル映像により構成されるサイマル映像群に含まれるサイマル映像のうち、少なくとも1つのサイマル映像を含む放送波を受信する放送受信部と、
    前記サイマル映像の映像フォーマットについての優先度を定める優先度情報を記憶する記憶部と、
    前記サイマル映像のうちの1つを、前記優先度情報に基づいて選択する選択部と、
    前記選択部が選択した映像を表示部に表示させる映像処理部と、
    を備え、
    前記優先度情報は、前記サイマル映像の解像度、前記サイマル映像のフレームレート、前記サイマル映像の走査方式の順に高い優先順位を対応付けた情報であることを特徴とする受信装置。
  2. 自装置とは異なる他の装置と通信し、前記放送受信部が受信する前記サイマル映像と同一の前記サイマル映像群に含まれるサイマル映像のうち、少なくとも1つのサイマル映像を受信する通信部
    をさらに備え、
    前記選択部は、前記放送受信部と前記通信部とにより受信される前記サイマル映像のうちの1つを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記サイマル映像群を選択する操作を受け付ける操作受付部と、
    前記選択部は、前記表示部に表示されている映像とは内容が異なる映像により構成される前記サイマル映像群を選択する操作を前記操作受付部が受け付けた場合に、前記選択された前記サイマル映像群に含まれる前記サイマル映像のうちの1つを選択する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記選択部は、自装置と前記他の装置との通信における通信速度に基づく前記サイマル映像の候補うち、解像度が最も高いサイマル映像を表示対象として選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  5. 前記選択部は、前記サイマル映像のうち、前記表示部の表示能力を超えない映像フォーマットのサイマル映像を選択する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の受信装置。
  6. 内容が同一の映像であって、映像フォーマットが互いに異なる複数のサイマル映像により構成されるサイマル映像群に含まれるサイマル映像のうち、少なくとも1つのサイマル映像を含む放送波を受信する放送受信部と、前記サイマル映像の映像フォーマットについての優先度を定める優先度情報を記憶する記憶部と、表示部と、を備える受信装置における映像表示方法であって、
    前記受信装置が、前記サイマル映像のうちの1つを、前記記憶部に記憶されている優先度情報に基づいて選択する選択ステップと、
    前記受信装置が、前記選択ステップにおいて選択した映像を表示部に表示させる映像処理ステップと、
    を含み、
    前記優先度情報は、前記サイマル映像の解像度、前記サイマル映像のフレームレート、前記サイマル映像の走査方式の順に高い優先順位を対応付けた情報であることを特徴とする映像表示方法。
  7. 内容が同一の映像であって、映像フォーマットが互いに異なる複数のサイマル映像により構成されるサイマル映像群に含まれるサイマル映像のうち、少なくとも1つのサイマル映像を含む放送波を受信する放送受信部と、前記サイマル映像の映像フォーマットについての優先度を定める優先度情報を記憶する記憶部と、表示部と、を備える受信装置のコンピュータに、
    前記サイマル映像のうちの1つを、前記記憶部に記憶されている優先度情報に基づいて選択する選択ステップ、
    前記選択ステップにおいて選択した映像を表示部に表示させる映像処理ステップ、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記優先度情報は、前記サイマル映像の解像度、前記サイマル映像のフレームレート、前記サイマル映像の走査方式の順に高い優先順位を対応付けた情報であることを特徴とするプログラム。
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