JP6602830B2 - ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造 - Google Patents
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Description
ジャンプ台は、ピラートリム本体の車外側からピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有している。組付け部には、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップが装着され、このクリップを介してピラートリムアッセンブリは車体パネルに取り付けられる。
すなわち、この発明のピラートリムアッセンブリは、車体パネルの車室側に配置されるピラートリム本体と、このピラートリム本体の上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するジャンプ台とを備える。上記ジャンプ台は、上記ピラートリム本体の車外側から上記ピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有する。この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップを有する。このクリップを介してピラートリムアッセンブリは車体パネルに取り付けられる。
上記ピラートリム本体の車外側を向く面には、上記ジャンプ台が組み付けられた状態のとき上記クリップに対応する箇所に、上記ジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部が車幅方向の車外側に突出して形成されている。上記干渉凸部は、上記ジャンプ台を、その組付け部の車外側と車室側とを逆にして上記ピラートリム本体に組み付けようとした場合に、上記クリップと干渉する突出長さを有している。
上記一方のピラートリムアッセンブリのジャンプ台は、上記一方のピラートリム本体の車外側から上記一方のピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有する。この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップを有する。このクリップを介して上記一方のピラートリムアッセンブリが車体パネルに取り付けられる。
上記他方のピラートリムアッセンブリのピラートリム本体は、上記一方のピラートリム本体とは、車長方向に延びる垂直の仮想面に対して鏡面対称をなして構成されている。上記他方のジャンプ台も上記一方のジャンプ台とは上記仮想面に対して鏡面対称をなして構成されている。
上記一方のピラートリム本体の車外側を向く面には、上記一方のジャンプ台が正規に組み付けられた状態のとき上記一方のジャンプ台に装着されたクリップに対応する箇所に、上記他方のジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部が車幅方向の車外側に突出して形成されている。上記干渉凸部は、上記他方のジャンプ台を、その組付け部の車外側と車室側とを逆にして上記一方のピラートリム本体に組み付けようとした場合に、上記他方のジャンプ台のクリップと干渉する突出長さを有している。
ピラートリムアッセンブリ1L,1Rは、車両の車幅方向両側において、図示しないピラーの車室側で対をなして設けられている。図4に示すように、これら一対のピラートリムアッセンブリ1L,1Rは、車両用ピラー構造Pを構成している。ピラートリムアッセンブリ1L,1Rの上方には、それぞれ、図示しないルーフ内でカーテンエアバッグ(図示しない)が展開可能に収容されている。
図3に示すように、ピラートリム本体10Lの裏面(車外側の面)には、その上端部の両側部に一対の被組付け部13,13が設けられている。被組付け部13の上端部には、断面L字状の第1嵌合凸部14が形成され、上方に突出している。被組付け部13の中央部には、断面十字状の第2嵌合凸部15が形成され、車外方向に略水平に突出している。第2嵌合凸部15の下側には、円筒形状の第3嵌合凸部16が形成され、車外方向に略水平に突出している。第3嵌合凸部16には、ねじ螺合穴16aが形成されている。
上記クリップ座43は、図3に示すように、車幅方向の車外側へ突出するとともに上下に延びている。図4の下部に示すように、クリップ座43の断面は略コ字状になっており、座板部43aと、一対の側板部43b,43bを有している。側板部43bは、比較的薄肉なっており、断面が段差状に形成されている。
上述したように、ジャンプ台20Lの第2組付け壁42には、第2及び第3嵌合穴42b,42cが、それぞれ車長方向に一対形成されている。そのため、図4の下部に示すジャンプ台20Lの正規の組付け状態における第2組付け壁42の車外側の面(表面)と車室側の面(裏面)とを、ジャンプ台20Lの上下をそのままにして反転させた場合(裏表を逆にした場合)にも、第2組付け壁42の第2、第3嵌合穴42b,42cに、被組付け部13の第2、第3嵌合凸部15,16がそれぞれ合致し得る。
尚、右座席側のピラートリム本体10R(図4の上部)についても、左座席側のピラートリム本体10Lと同様に、左座席側のジャンプ台20Lがその裏表を逆にした状態で誤組み付けされることが防止される。
干渉凸部の形状は、上記実施形態の形状に限られず、ジャンプ台を裏表逆にしてピラートリム本体に組み付けようとした場合に、干渉凸部がクリップと干渉する突出長さを有する限り、いかなる形状であってもよい。
ジャンプ台を裏表逆にしてピラートリム本体に組み付けようとした場合に、クリップ座43の天板部43aが干渉凸部17に当たるようにしてもよく、荷重受渡部43dが干渉凸部17に当たるようにしてもよい。
干渉凸部17は、アジャスタカバー30の上方向への移動を規制するストッパを兼ねてもよい。
1L,1R ピラートリムアッセンブリ
10L,10R ピラートリム本体
17 干渉凸部
20L,20R ジャンプ台
40 組付け部
50 クリップ
Claims (2)
- 車体パネルの車室側に配置されるピラートリム本体と、このピラートリム本体の上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するジャンプ台とを備え、
上記ジャンプ台は、上記ピラートリム本体の車外側から上記ピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有し、
この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップを有し、
このクリップを介して車体パネルに取り付けられるピラートリムアッセンブリにおいて、
上記ピラートリム本体の車外側を向く面には、上記ジャンプ台が組み付けられた状態のとき上記クリップに対応する箇所に、上記ジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部が車幅方向の車外側に突出して形成されており、
上記干渉凸部は、上記ジャンプ台を、その組付け部の車外側と車室側とを逆にして上記ピラートリム本体に組み付けようとした場合に、上記クリップと干渉する突出長さを有することを特徴とするピラートリムアッセンブリ。 - 車両の車幅方向両側に配置された一対のピラートリムアッセンブリを備え、これらピラートリムアッセンブリのそれぞれが、車体パネルの車室側に配置されるピラートリム本体と、このピラートリム本体の上端部に組み付けられ、膨張するカーテンエアバッグを案内するジャンプ台とを備え、
上記一方のピラートリムアッセンブリのジャンプ台は、上記一方のピラートリム本体の車外側から上記一方のピラートリム本体に組み付けられる組付け部を有し、
この組付け部は、車幅方向の車外側に向かって突出するクリップを有し、
このクリップを介して上記一方のピラートリムアッセンブリが車体パネルに取り付けられ、
上記他方のピラートリムアッセンブリのピラートリム本体は、上記一方のピラートリム本体とは、車長方向に延びる垂直の仮想面に対して鏡面対称をなして構成され、
上記他方のジャンプ台も上記一方のジャンプ台とは上記仮想面に対して鏡面対称をなして構成されている、車両用ピラー構造において、
上記一方のピラートリム本体の車外側を向く面には、上記一方のジャンプ台が正規に組み付けられた状態のとき上記一方のジャンプ台に装着されたクリップに対応する箇所に、上記他方のジャンプ台の誤組み付けを防止するための干渉凸部が車幅方向の車外側に突出して形成されており、
上記干渉凸部は、上記他方のジャンプ台を、その組付け部の車外側と車室側とを逆にして上記一方のピラートリム本体に組み付けようとした場合に、上記他方のジャンプ台のクリップと干渉する突出長さを有することを特徴とする車両用ピラー構造。
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JP2017225108A JP6602830B2 (ja) | 2017-11-22 | 2017-11-22 | ピラートリムアッセンブリ及び車両用ピラー構造 |
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