JP6602633B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電力変換装置に関する。
鉄道車両では、走行用モータに供給する電力を制御する電力変換装置が、乗客を乗せる車体の床下に取り付けられる場合がある。このような電力変換装置では、鉄道車両の走行方向と直交する方向における重量バランスを考慮して設置する必要があるが、従来の技術では、メンテナンス作業時の利便性と重量バランスを両立させることができない場合があった。
特開2015−116082号公報
本発明が解決しようとする課題は、メンテナンス作業時の利便性と重量バランスを両立させることができる電力変換装置を提供することである。
実施形態の電力変換装置は、筐体と、制御装置と、電力変換部と、検出装置とを持つ。前記筐体は、鉄道車両の底面に取り付けられる。前記制御装置は、前記筐体における前記鉄道車両の進行方向に直交する方向に関する第1の側に取り付けられる。前記電力変換部は、前記筐体における前記鉄道車両の進行方向に直交する方向に関する中間部に取り付けられ、前記制御装置の制御に基づいて外部から供給された電力を前記鉄道車両の走行用モータに供給する電力に変換して出力する。前記検出装置は、前記筐体における前記鉄道車両の進行方向に直交する方向に関する前記第1の側と反対側の第2の側に取り付けられ、前記電力変換部における電力の状態を検出する。実施形態の電力変換装置は、前記電力変換部および前記検出装置が、前記筐体の前記第2の側に設けられた取り出し口から取り出し可能である。前記検出装置は、前記制御装置よりも取り外しが容易である。
実施形態の電力変換装置1が搭載される鉄道車両2を側面から見た模式図。 実施形態の電力変換装置1が搭載される鉄道車両2を正面から見た模式図。 実施形態の電力変換装置1の内部の概略を示す構成図。 実施形態の電力変換装置1の回路構成図。 実施形態の電力変換装置1において、筐体100からAC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を取り出す作業の様子を示す図。
以下、実施形態の電力変換装置を、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の電力変換装置1が搭載される鉄道車両2を側面から見た模式図である。図2は、実施形態の電力変換装置1が搭載される鉄道車両2を正面から見た模式図である。電力変換装置1は、図1に示すように、鉄道車両2における底部2a側に配置される。また、電力変換装置1は、図2に示すように、鉄道車両2の進行方向(Y方向)と直交するX方向に延在するように配置される。電力変換装置1は、集電装置3から供給された架線電力が供給される。電力変換装置1は、架線電力を三相交流に変換して、走行用モータ4に供給する。これにより電力変換装置1は、走行用モータ4にトルクを発生させ、鉄道車両をY方向に走行させる。
図3は、実施形態の電力変換装置1の内部の概略を示す構成図である。電力変換装置1は、箱型の筐体100を備える。筐体100は、ボルトなどによって鉄道車両2の底部2aに取り付けられる。筐体100は、電力変換部(112および114)が収容される第1収容部100Aと、制御装置120および接触器122が収容される第2収容部100Bと、検出装置132および電源ユニット134が収容される第3収容部100Cとを備える。
第1収容部100A、第2収容部100B、および第3収容部100Cは、筐体100における鉄道車両2の進行方向に直交する方向(X方向)に並べて、鉄道車両2に設置される。これにより、制御装置120および接触器122と、電力変換装置(112および114)と、検出装置検出装置132および電源ユニット134とは、筐体100における鉄道車両の進行方向に直交する方向、上記の順で並べられる。すなわち、制御装置120は、筐体100における鉄道車両2の進行方向に直交する方向に関する第1の側(+X方向側)に取り付けられる。電力変換装置(112および114)は、筐体100における鉄道車両2の進行方向に直交する方向に関する中間部に取り付けられる。検出装置132は、筐体100における鉄道車両2の進行方向に直交する方向に関する第1の側の反対側の第2の側(−X方向側)に取り付けられる。なお、第1収容部100Aと第2収容部100Bと第3収容部100Cとは、互いの収容部を区分する仕切り板が設けられていないが、必要に応じて仕切り板を設けてもよい。
筐体100内において、制御装置120と電力変換装置(112および114)と検出装置120とは、電力線1aおよび信号線1bにより接続される。電力線1aおよび信号線1bは、筐体100の天井部(100c)に設けられたガイド(不図示)により支持されて、他の装置と接続される。また、筐体100の天井部付近には抵抗部(R1)が設置される。抵抗部(R1)は、電力線1aを介して電力変換装置(112および114)に接続される。
なお、第1収容部100A、第2収容部100B、および第3収容部100Cには、鉄道車両2の底部2aにボルト留めされる取り付け部(不図示)が形成される。筐体100は、鉄道車両2が走行する場合において、底面100fが鉄道車両2の底部2aと対向し、取り付け部と鉄道車両2の底部2aとがボルトにより固定される。
筐体100の第2の側面100eには、+Z方向側(上方側)に設けられたヒンジ機構により開閉可能に支持されるカウルカバー100Eが設けられる。カウルカバー100Eは、検出装置132、電源ユニット134、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を筐体100から取り出す場合に、開操作または取り外し操作される。これにより、第2の側面100eは、電力変換部(112および114)の取り出し口100Dとして開口状態にされる。なお、筐体100の第1の側にも、開閉可能に支持されるカウルカバー設けられてもよい。第1の側のカウルカバーは、例えば制御装置120および制御用ファン122のメンテナンス作業を実施する場合に、開操作または取り外し操作される。
第1収容部100Aには、例えば、主として、AC/DC変換装置112と、DC/AC変換装置114と、過電圧抑制用抵抗R1とが収容される。AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114は、第1収容部100Aの底面100fに載置される。なお、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114は、下方に放熱用フィンを備え、底面100fに形成された孔部から放熱用フィンを突出させる。AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114は、鉄道車両2の進行方向と直交する方向に長辺を有する箱体を有し、鉄道車両2の進行方向(Y方向)において並べて配置される。
AC/DC変換装置112とDC/AC変換装置114は、第1収容部100Aに、取り外しが容易な状態で収容される。「取り外し容易な状態で収容される」とは、筐体100が鉄道車両2の底部2aにボルト等により固定的に取り付けられた状態で、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を筐体100から取り外して、取り外したAC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を取り出し口100Dから取り外すことができる状態である。AC/DC変換装置112とDC/AC変換装置114は、後述するように昇降台車200に載置されて取り出し口100Dから取り出されてもよく、予め筐体100内に設けられたレールによりスライドして取り出し口100Dから取り出されてもよい。
AC/DC変換装置112は、第1収容部100Aに収容された状態で、電力線1aおよび信号線1bを介して第2収容部100Bおよび第3収容部100Cと接続される。AC/DC変換装置112は、信号線1bを介してゲート基板(不図示)に接続される。ゲート基板は、例えば、図3に示すように第1収容部100Aに形成された作業窓112eによりメンテナンス実施者により交換等が実施される。さらに、AC/DC変換装置112は、第1収容部100Aに収容された状態で、DC/AC変換装置114と電力線1a(中間リンク)を介して接続される。
DC/AC変換装置114は、第1収容部100Aに収容された状態で、電力線1aおよび信号線1bを介して第2収容部100Bおよび第3収容部100Cと接続される。DC/AC変換装置114は、信号線1bを介してゲート基板に接続される。ゲート基板は、筐体100に形成された作業窓によりメンテナンス実施者により交換等が行われる。第1収容部100Aには、走行用モータ4に接続される出力コネクタ(不図示)が設けられ、DC/AC変換装置114により出力された交流電力を電力ケーブルに供給する。
第2収容部100Bには、例えば、主として、制御装置120と、接触器122とが収容される。
制御装置120は、第2収容部100Bに設置された状態において、信号線1bを介して第1収容部100Aおよび第3収容部100Cと接続される。制御装置120には、鉄道車両2の運転操作に対応した操作信号が供給され、操作信号に基づく制御信号を、信号線1bを介して第1収容部100Aに出力する。
接触器122は、第2収容部100Bに取り付けられる。接触器122は、第2収容部100Bに設置された状態において、電力線1aを介して第1収容部100Aと接続される。さらに、接触器122は、信号線1bを介して制御装置120と接続される。接触器122は、集電装置3から電力が供給され、電力線1aを介して電力を第1収容部100Aに供給する。
第3収容部100Cには、例えば、主として、検出装置132と、電源ユニット134とが収容される。検出装置132は第3収容部100Cにおける下方側に載置され、電源ユニット134は検出装置132の上方側に配置される。検出装置132は、信号線1bを介して第2収容部100Bと接続され、電力線1aを介して第1収容部100Aと接続される。また、電源ユニット134は、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114におけるスイッチング素子を開閉動作させる駆動電圧を供給する。
検出装置132および電源ユニット134は、第3収容部100Cに、取り外し容易な状態で収容される。「取り外し容易な状態で収容される」とは、筐体100が鉄道車両の底部2aに固定的に取り付けられた状態で、検出装置132および電源ユニット134がメンテナンス実施者により取り外されることをいう。また、検出装置132および電源ユニット134は、制御装置120よりも取り外しが容易な状態で収容される。「取り外しが容易」とは、制御装置120よりも接続を解除するボルトが少ないことを意味してもよいし、制御装置120よりも接続される配線が少ないために検出装置132および電源ユニット134の取り外しの手間が少ないことを意味してもよい。また、検出装置132および電源ユニット134は、制御装置120よりも重量が軽いので、取扱易く、取り外しが容易となっている。
検出装置132および電源ユニット134は、第1収容部100AからAC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を取り外す場合に、第3収容部100Cから取り外される。検出装置132および電源ユニット134が取り外された場合、筐体100の取り出し口100DからAC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114が視認可能となる。なお、検出装置132および電源ユニット134が取り外された場合、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114の下方に配置された放熱用フィン112dおよび114dも視認可能となる。
図4は、実施形態の電力変換装置1の回路構成図である。電力変換装置1は、変圧器TRSと、第2収容部100Bに収容された制御装置120および接触器122と、第1収容部100Aに収容されたAC/DC変換装置112、DC/AC変換装置114、過電圧抑制用抵抗R1と、第3収容部100Cに収容された検出装置132および電源ユニット134とを備える。なお、制御装置120には、例えば、運転手が操作するマスターコントローラから操作状態に基づくノッチ指令が送信される。
変圧器TRSは、集電装置3により供給された交流電力を変圧して、接触器122に供給する。接触器122は、制御装置120により送信された制御信号に応じて変圧器TRSから供給された交流電力を第1収容部100AのAC/DC変換装置112に供給する。
AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114には、フィルタコンデンサCと、過電圧抑制用抵抗R1とが並列して接続される。AC/DC変換装置112には、接触器122を介して交流電力が供給される。AC/DC変換装置112は、制御装置120の制御に従ってスイッチング素子を動作させて架線電力を所定電圧の直流電力に変換し、DC/AC変換装置114に供給する。DC/AC変換装置114は、走行用モータ4における各相の電力を生成するスイッチング素子を備える。DC/AC変換装置114は、スイッチング素子が任意に導通(オン)・阻止(オフ)動作されることによって、直流電圧を任意の電圧と任意の周波数の3相交流電圧に変換する。各スイッチング素子は、例えば逆並列に接続されたダイオードを内蔵したIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)である。
フィルタコンデンサCは、AC/DC変換装置112の出力端とDC/AC変換装置114の入力端との間に並列に接続される。フィルタコンデンサCは、AC/DC変換装置112からDC/AC変換装置114に供給される直流電力のリプル変動を抑制する。
DC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114には、過電圧抑制用抵抗R1が接続されている。過電圧抑制用抵抗R1には、スイッチSWが直列して接続される。過電圧抑制用抵抗R1およびスイッチSWは、フィルタコンデンサCに並列して接続される。スイッチSWは、制御装置120から制御信号が入力された場合に導通し、過電圧抑制用抵抗R1を介して、過電圧を抑制させ、DC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を保護する。
制御装置120は、電力変換装置1における各部を統括的に制御する。制御装置120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶部(不図示)に記憶されているプログラムを実行することによって機能する。また、制御装置120は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアを有していてもよい。制御装置120は、接触器122を導通させ、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114のゲート基板にPWM指令を供給する。これにより、電源ユニット134からDC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114に供給されるゲート電圧はPWM指令に基づきスイッチング素子のゲートをオンオフさせ、走行用モータ4に交流電力を供給させる。また、制御装置120は、検出装置132により過電圧または地絡等の異常が検出された場合に、例えば電力変換装置1の動作を停止させる。
過電圧抑制用抵抗R1は、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114に並列して接続してもよい。過電圧抑制用抵抗R1は、スイッチSWが直列に接続され、スイッチSWが導通することで電流が流れ、過電圧を抑制する。電圧検出部は、例えば検出装置132に設けられ、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114間の電圧を検出する。検出装置132は、電圧検出部により検出される電圧を閾値と比較することで、過電圧を検出する。また、検出装置132は、電力変換装置1における電力線1aの地絡などの異常を検出してもよい。
以下、実施形態の電力変換装置1において、AC/DC変換装置112とDC/AC変換装置114を取り外す工程について説明する。図5は、実施形態の電力変換装置1において、筐体100からAC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を取り出す作業の様子を示す図である。図5の上図は、筐体100から検出装置132および電源ユニット134を取り外す様子を示す図であり、図5の下図は、DC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を筐体100から取り出す様子を示す図である。
(1)まず、第3収容部100Cのカウルカバー100Eが開操作され、第3収容部100Cから検出装置132および電源ユニット134が取り出される。これにより取り出し口100DからAC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114が視認可能となる。
(2)次に、AC/DC変換装置112とDC/AC変換装置114とを接続する中間リンクを取り外し、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114から電力線1aおよび信号線1bを取り外す。これにより、AC/DC変換装置112とDC/AC変換装置114とをそれぞれ別個に取り出し可能にする。
(3)次に、図5の下図に示すように、昇降台車200のローラ200bをAC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114の下方に配置し、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114を底面100fから上方に持ち上げる。このとき、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114は、放熱用フィン112dおよび114dが、筐体100の下方における孔部から鉄道車両の底部2a側に持ち上げられる。
(4)次に、図5の下図に示すように、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114が持ち上げられた状態において、DC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114は、昇降台車200の支持台200aに載せられた状態で取り外し方向に移動させることで、AC/DC変換装置112およびDC/AC変換装置114が取り出される。
以上説明した実施形態の電力変換装置1は、鉄道車両2の進行方向に直交する方向に関する第1の側から第2の側に、制御装置、電力変換装置、および検出装置をこの順に並べて配置し、電力変換装置および検出装置を第2の側の取り出し口100Dから取り出すように構成したので、電力変換装置を容易に取り出すことができ、メンテナンス作業時の利便性を向上させることができる。また、実施形態の電力変換装置1によれば、制御装置、電力変換装置、および検出装置をこの順に並べたので、電力変換装置を鉄道車両2の進行方向に直交する方向の中間に配置させることで、電力変換装置1の重量バランスを向上させることができる。この結果、実施形態の電力変換装置1によれば、メンテナンス作業時の利便性と重量バランスを両立させることができる。
また、実施形態の電力変換装置1によれば、鉄道車両2の進行方向に直交する方向に関する第1の側に制御装置120を筐体100に取り付けたので、電力変換装置にメンテナンス作業を実施する際に制御装置を取り外す必要が無く、メンテナンス作業時の利便性を向上させることができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、鉄道車両2の底面に取り付けられる筐体100と、筐体100における鉄道車両2の進行方向に直交する方向に関する第1の側に取り付けられる制御装置(120)と、筐体100における鉄道車両2の進行方向に直交する方向に関する中間部に取り付けられた電力変換部(112および114)と、筐体100における鉄道車両2の進行方向に直交する方向に関する第1の側と反対側の第2の側に取り付けられた検出装置(134)とを持ち、電力変換装置および検出装置が、筐体100の第2の側に設けられた取り出し口100Dから取り出し可能であるので、メンテナンス作業時の利便性と重量バランスを両立させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…電力変換装置、2…鉄道車両、4…走行用モータ、100…筐体、100A…第1収容部、100B…第2収容部、100C…第3収容部、100D…取り出し口、100f…底面、112…AC/DC変換装置、112d…放熱用フィン、114…DC/AC変換装置、120…制御装置、122…接触器、132…検出装置、134…電源ユニット、200…昇降台車

Claims (2)

  1. 鉄道車両の底面に取り付けられる筐体と、
    前記筐体における前記鉄道車両の進行方向に直交する方向に関する第1の側に取り付けられる制御装置と、
    前記筐体における前記鉄道車両の進行方向に直交する方向に関する中間部に取り付けられ、前記制御装置の制御に基づいて外部から供給された電力を前記鉄道車両の走行用モータに供給する電力に変換して出力する電力変換部と、
    前記筐体における前記鉄道車両の進行方向に直交する方向に関する前記第1の側と反対側の第2の側に取り付けられ、前記電力変換部における電力の状態を検出する検出装置とを備え、
    前記電力変換部および前記検出装置は、前記筐体の前記第2の側に設けられた取り出し口から取り出し可能であ
    前記検出装置は、前記制御装置よりも取り外しが容易である、
    電力変換装置。
  2. 前記電力変換部は、前記鉄道車両の底部側に放熱用のフィンを備え、
    前記筐体は、前記放熱用のフィンを底部側に突出させる孔部が設けられ、
    前記電力変換部は、前記放熱用のフィンが前記孔部から前記鉄道車両の底面側に持ち上げられた状態で前記筐体から取り出される、
    請求項1に記載の電力変換装置。
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