JP6602507B1 - 電力変換システム - Google Patents

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Abstract

電力変換システム(100)は、1台の電力変換装置(1)と、1又は複数台の電力変換装置(2)と、を備える。電力変換装置(1)は、電源(11)の出力を基に、出力電圧を設定電圧に制御して負荷(3)に印加する電力変換器(12)を備える。電力変換装置(1)は、電圧検出器(14)が検出した第1電圧の検出値が設定電圧値となるように電力変換器(12)を制御する。電力変換装置(2)は、電源(21)の出力を基に、出力電流を設定電流に制御して負荷(3)に供給する電力変換器(22)を備える。電力変換装置(2)は、第1電圧の検出値に基づいて電力変換器(22)の動作を制御する。電力変換装置(1)は、第1電圧を変化させることで電力変換器(22)の動作を制御する。

Description

本発明は、電源の出力を基に、負荷に電力を供給する電力変換装置を複数備えた電力変換システムに関する。
下記特許文献1には、それぞれの電源と共通の負荷との間に第1及び第2の電力変換装置が並列に接続される構成の電力変換システムにおいて、共通の負荷への電力供給を安定化させる技術が開示されている。
具体的に、特許文献1では、負荷から第1の電力変換装置への流入電力が検出された場合には、第2の電力変換装置と負荷との間の電力経路を遮断している。これにより、第1の電力変換装置から負荷への電力供給が保護機能により停止することが回避され、負荷への電力供給を安定化させている。
特開2015−006029号公報
しかしながら、特許文献1では、電力経路を遮断するために、遮断器が必要とされる。従って、特許文献1の技術では、コストが増加し、システムの信頼性が低下するという問題がある。このため、遮断器を設けずに、負荷への電力供給を安定化させることが望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、遮断器を用いずに負荷への電力供給を安定化させることができる電力変換システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る電力変換システムは、第1の電源と負荷との間に接続される1台の第1の電力変換装置と、第2の電源と負荷との間に、第1の電力変換装置と並列に接続される1又は複数台の第2の電力変換装置と、を備える。第1の電力変換装置は、第1の電源の出力を基に、出力電圧を設定電圧に制御して負荷に印加する第1の電力変換器と、第1の電力変換器と負荷との接続点の電圧である第1電圧を検出する第1の電圧検出器と、を備える。第1の電力変換装置は、第1の電圧検出器が検出した第1電圧の検出値が設定電圧値となるように第1の電力変換器の動作を制御する。第2の電力変換装置のそれぞれは、第2の電源の出力を基に、出力電流を設定電流に制御して負荷に供給する第2の電力変換器を備える。第2の電力変換装置は、第1電圧の検出値に基づいて第2の電力変換器の動作を制御する。第1の電力変換装置は、第1電圧を変化させることで第2の電力変換器の動作を制御する。
本発明に係る電力変換システムによれば、遮断器を用いずに負荷への電力供給を安定化させることができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る電力変換システムの構成を示す図 実施の形態1に係る電力変換システムの出力電圧を制御するシーケンスをフローチャートで示した図 実施の形態1に係る電力変換システムの出力電圧を制御する動作を示すタイムチャート 実施の形態1における第1の電力変換器が出力する異常電圧の第1の例を示す図 実施の形態1における第1の電力変換器が出力する異常電圧の第2の例を示す図 実施の形態1における第1の電力変換器が出力する異常電圧の第3の例を示す図 実施の形態1における第1の電力変換器が出力する異常電圧の第4の例を示す図 実施の形態1における第1の電力変換器が出力する異常電圧の実効値の設定例を示す図 実施の形態2に係る電力変換システムの出力電圧を制御するシーケンスをフローチャートで示した図 実施の形態2に係る電力変換システムの出力電圧を制御する動作を示すタイムチャート 実施の形態3に係る電力変換システムの出力電圧の設定を切り替えるシーケンスをフローチャートで示した図 実施の形態3における電力変換器が出力する異常電圧の周波数の設定例を示す図 実施の形態1から3における第1及び第2の制御器の機能を実現するハードウェア構成の一例を示すブロック図 実施の形態1から3における第1及び第2の制御器の機能を実現するハードウェア構成の他の例を示すブロック図
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態に係る電力変換システムについて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により、本発明が限定されるものではない。また、以下では、電気的な接続と物理的な接続とを区別せずに、単に「接続」と称して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電力変換システム100の構成を示す図である。実施の形態1に係る電力変換システム100は、図1に示すように、第1の電力変換装置である電力変換装置1と、第2の電力変換装置である電力変換装置2とを備える。
電力変換装置1は、第1の電源である電源11と、共通の負荷である負荷3との間に接続される。電力変換装置1は、電源11から出力される直流電力を交流電力に変換して負荷3に供給する。電源11及び電力変換装置1は、電圧源として動作する。電力変換装置1は、電源11の出力を基に、出力電圧を設定電圧に制御して負荷3に印加する。
電力変換装置2は、第2の電源である電源21と、負荷3との間に接続される。電力変換装置2は、負荷3に対して電力変換装置1と並列に接続される。電力変換装置2は、電源21から出力される直流電力を交流電力に変換して負荷3に供給する。電源21及び電力変換装置2は、電流源として動作する。電力変換装置2は、電源21の出力を基に、出力電流を設定電流に制御して負荷3に供給する。
電力変換装置1は、第1の電力変換器である電力変換器12と、第1の制御器である制御器13と、第1の電圧検出器である電圧検出器14とを備える。電圧検出器14は、電圧検出器14と負荷3との間の接続点40の電圧を検出する。以下、接続点40の電圧を、適宜「第1電圧」と呼ぶ。なお、電圧検出器14の接続箇所は、図示のように、接続点40と同電位であれば、接続点40以外の箇所でよい。
制御器13は、電圧検出器14が検出した第1電圧の検出値に基づいて電力変換器12の出力電圧を制御する。より具体的に説明すると、制御器13は、第1電圧の検出値が設定電圧値となるように電力変換器12の動作を制御する。
電力変換装置2は、第2の電力変換器である電力変換器22と、第2の制御器である制御器23と、第2の電圧検出器である電圧検出器24とを備える。電圧検出器24は、接続点40の電圧、即ち第1電圧を検出する。なお、電圧検出器24の接続箇所は、図示のように、接続点40と同電位であれば、接続点40以外の箇所でよい。
制御器23は、電圧検出器24が検出した第1電圧の検出値に基づいて電力変換器22の出力電流を制御する。より具体的に説明すると、制御器23は、第1電圧の検出値が異常値の場合、電力変換器22の動作を停止させる。また、制御器23は、第1電圧の検出値が正常電圧値の場合、出力電流が設定電流になるように電力変換器22の動作を制御する。
なお、電力変換器12,22の構成及び機能は公知であり、ここでの詳細な説明は割愛する。また、電力変換器12の出力電圧を設定電圧に制御する制御器13の構成及び機能、並びに、電力変換器22の出力電流を設定電流に制御する制御器23の構成及び機能も公知であり、ここでの詳細な説明は割愛する。何れの構成及び機能も上記特許文献1、特許文献1の明細書中で引用される特開2002−369541号公報などに開示されており、これらの文献を参照されたい。
また、図1は、電力変換装置1,2のそれぞれが接続点40の電圧を検出する構成である。図1の構成の場合、電力変換装置1,2の基本的な構成は同一であり、電力変換装置の構成の標準化を図ることができるという効果がある。
また、図1の構成に代えて、例えば、電力変換装置2は電圧検出器24を備えず、電力変換装置1に具備される電圧検出器14の検出値を制御器23が受信するように構成してもよい。この構成の場合、電圧検出器24を削減できる効果がある。電力変換装置2が複数の場合、電圧検出器の削減効果が大きくなる。
次に、実施の形態1に係る電力変換システム100の要部の動作について、図1から図3の図面を参照して説明する。図2は、実施の形態1に係る電力変換システム100の出力電圧を制御するシーケンスをフローチャートで示した図である。図3は、実施の形態1に係る電力変換システム100の出力電圧を制御する動作を示すタイムチャートである。
まず、制御器13は、電力変換器22に対する停止指示があるか否かを判定する(ステップS11)。
ここで、電力変換器22に対する停止指示があるか否かの判定条件としては、以下の2つが例示できる。
(1)負荷3側から電力変換器12への電力の流入を検出した場合
(2)電力変換器12の内部の電圧上昇を検出した場合
また、上記(1)及び(2)の判定を行う前提として、電源11が以下の(3)又は(4)の場合を想定する。
(3)電源11が太陽電池である場合
(4)電源11が蓄電池である場合において、蓄電池の充電状態によって蓄電池に対する充電ができない場合
電源11が上記(3)又は(4)の場合において、電力変換器12に電力が流入すると、当該電力の行き場がないので、電力変換器12の内部の電圧が上昇してしまう。この状態が継続すると、電力変換器12を停止せざるを得ない。このため、上記(1)又は(2)の条件が成立した場合を、電力変換器22への停止指示があると判断して、以下の処理を行う。なお、(2)の条件が成立するか否かは、予め設定された判定値に基づいて行うことができる。判定値は、制御器13の内部に保持されていてもよいし、外部から制御器13に付与されるものであってもよい。
電力変換器22への停止指示がある場合(ステップS11,Yes)、制御器13は、電力変換器12から異常電圧が出力されるように電力変換器12を制御する(ステップS12)。
また、電力変換器22への停止指示がない場合(ステップS11,No)、制御器13は、電力変換器12から正常電圧が出力されるように電力変換器12を制御する(ステップS13)。
上記ステップS12又はステップS13の処理によって、図2のシーケンスは終了する。
図3には、正常電圧の出力状態から異常電圧の出力状態に移行するときの各部の波形の変化と、異常電圧の出力状態から正常電圧の出力状態に移行するときの各部の波形の変化とが示されている。図3の横軸は、時間である。図3において、F11は電力変換器22からの電流出力を停止するフェーズであり、F12は、電力変換器22からの電流出力を再開するフェーズである。
図3の例では、時刻t1で電力変換器22への停止指示が出力され、時刻t2で電力変換器12の出力が正常電圧から異常電圧に変更されている。異常電圧は、目標範囲外の電圧値である。電力変換器12が出力する異常電圧は、電圧検出器24で検出される。制御器23は、電圧検出器24の検出値が異常電圧であることを認識し、電力変換器22の動作を停止する制御を行う。電力変換器22は、保護機能の整定時間T11が経過するまでの間に電流の出力を停止する。図3の例では、時刻t2から整定時間T11未満の時刻である時刻t3に出力電流が停止されている。
また、図3の例では、時刻t4で電力変換器22への停止指示が解除され、時刻t5で電力変換器12の出力が異常電圧から正常電圧に変更されている。電力変換器12が出力する正常電圧は、電圧検出器24で検出される。制御器23は、電圧検出器24の検出値が異常電圧から正常電圧に変更されたことを認識し、電力変換器22の動作を再開する制御を行う。電力変換器22は、例えば復電タイマの整定時間T12が経過するのを待って電流の出力を再開する。図3の例では、時刻t5から整定時間T12を超える時刻である時刻t6に電流の出力が再開されている。
図4から図7は、異常電圧の例を示す図である。図4は、実施の形態1における電力変換器12が出力する異常電圧の第1の例を示す図である。図4の例では、出力電圧波形のピークトゥピーク値がV1、1周期の時間がT1である正常電圧に対し、出力電圧波形の1周期の時間T1を同じとし、ピークトゥピーク値がV2(V2>V1)の異常電圧の波形が示されている。このV2の値は、制御器23が過電圧を検出するように出力電圧の実効値を上昇させた値である。この異常電圧は電圧検出器24によって検出され、その検出値が制御器23に送られる。制御器23は、電圧検出器24の検出値によって、出力電圧の過電圧を検出する。これにより、電力変換器22は、動作を停止する。
図5は、実施の形態1における電力変換器12が出力する異常電圧の第2の例を示す図である。図5の例では、出力電圧波形のピークトゥピーク値がV1、1周期の時間がT1である正常電圧に対し、出力電圧波形の1周期の時間T1を同じとし、ピークトゥピーク値がV3(V3<V1)の異常電圧の波形が示されている。このV3の値は、制御器23が不足電圧を検出するように出力電圧の実効値を低下させた値である。この異常電圧は電圧検出器24によって検出され、その検出値が制御器23に送られる。制御器23は、電圧検出器24の検出値によって、出力電圧の不足電圧を検出する。これにより、電力変換器22は、動作を停止する。
図6は、実施の形態1における電力変換器12が出力する異常電圧の第3の例を示す図である。図6の例では、出力電圧波形のピークトゥピーク値がV1、1周期の時間がT1である正常電圧に対し、出力電圧波形のピークトゥピーク値V1を同じとし、出力電圧波形の1周期の時間がT2(T2<T1)の異常電圧の波形が示されている。このT2の値は、制御器23が周波数上昇を検出するように出力電圧の周波数を上昇(図6の例では「周期を減少」)させた値である。この異常電圧は電圧検出器24によって検出され、その検出値が制御器23に送られる。制御器23は、電圧検出器24の検出値によって、出力電圧の周波数上昇を検出する。これにより、電力変換器22は、動作を停止する。
図7は、実施の形態1における電力変換器12が出力する異常電圧の第4の例を示す図である。図7の例では、出力電圧波形のピークトゥピーク値がV1、1周期の時間がT1である正常電圧に対し、出力電圧波形のピークトゥピーク値V1を同じとし、出力電圧波形の1周期の時間がT3(T3>T1)の異常電圧の波形が示されている。このT3の値は、制御器23が周波数低下を検出するように出力電圧の周波数を低下(図7の例では「周期を増加」)させた値である。この異常電圧は電圧検出器24によって検出され、その検出値が制御器23に送られる。制御器23は、電圧検出器24の検出値によって、出力電圧の周波数低下を検出する。これにより、電力変換器22は、動作を停止する。
図8は、実施の形態1における電力変換器12が出力する異常電圧の実効値の設定例を示す図である。図8には、電力変換器12が出力する電圧の実効値に関する3つのレベルが破線で示されている。3つのレベルは、下方側から、正常電圧、系統過電圧の整定値及び異常電圧である。系統は、商用電源を意味する。
電力変換システム100が商用電源に連系する場合、保護機能の整定値は、電力会社との連系協議により、電力変換器12と電力変換器22とで同じ値に設定されることが一般的である。ここでいう保護機能の整定値とは、系統過電圧、系統不足電圧、周波数上昇、周波数低下等を検出する際の整定値である。これらの整定値は、接続点40の電圧である第1電圧の異常を判定する判定値として用いることができる。
図4の例のように、電力変換器12の出力電圧の実効値を上昇させる場合、電力変換器12に設定された系統過電圧の整定値が基準値とされる。実施の形態1では更に、電力変換装置1の制御誤差と、電力変換装置2の検出誤差とを考慮する。従って、実施の形態1において、電力変換器12が出力する異常電圧の実効値は、図8に示されるように、系統過電圧の整定値に、電力変換装置1の制御誤差と電力変換装置2の検出誤差とを加算した値に設定される。このように、電力変換器12の出力電圧の変化量は、系統過電圧の整定値を基準にして決定される。
図5から図7の例の場合も、図4の例と同様に設定される。具体的には、以下の通りである。
図5の例のように、電力変換器12の出力電圧の実効値を低下させる場合、電力変換器12に設定された系統不足電圧の整定値が基準値とされる。そして、この基準値から、電力変換装置1の制御誤差と、電力変換装置2の検出誤差とを減算した値が、電力変換器12が出力する異常電圧の実効値として設定される。
また、図6の例のように、電力変換器12の出力電圧の周波数を上昇させる場合、電力変換器12に設定された周波数上昇の整定値が基準値とされる。そして、この基準値に対し、周波数に関する、電力変換装置1の制御誤差と電力変換装置2の検出誤差とを加算した値が、異常電圧の周波数として設定される。
また、図7の例のように、電力変換器12の出力電圧の周波数を低下させる場合、電力変換器12に設定された周波数低下の整定値が基準値とされる。そして、この基準値から、周波数に関する電力変換装置1の制御誤差と、周波数に関する電力変換装置2の検出誤差とを減算した値が、異常電圧の周波数として設定される。
以上説明したように、実施の形態1に係る電力変換システムによれば、第1の電力変換装置は、第1の電圧検出器が検出した第1電圧の検出値が設定電圧値となるように第1の電力変換器の動作を制御する。また、第1の電力変換器に並列に接続される第2の電力変換装置は、第1電圧の検出値に基づいて第2の電力変換器の動作を制御する。そして、第1の電力変換装置は、第1電圧を変化させるように制御することで第2の電力変換器の動作を制御する。これにより、第1の電力変換装置の制御対象ではない第2の電力変換器の動作を出力電圧の制御によって停止することができ、遮断器を用いずに、負荷への電力供給を安定化させることができる。
また、実施の形態1に係る電力変換システムによれば、第1の電力変換装置が負荷側からの電力の流入によって停止することを抑制しつつ、負荷への電力供給を継続することができる。これにより、負荷に供給する電力品質を向上することができる。
更に、実施の形態1に係る電力変換システムによれば、電力変換器に設定される保護機能の整定値に基づいて、異常電圧が設定される。これにより、正常電圧からの変化が必要最小限に抑制されるので、異常電圧によって負荷が停止するリスクを低減することができる。
なお、上記の実施の形態1では、電力変換装置2が1台の構成について説明しているが、電力変換装置2が2台以上接続される構成であってもよい。即ち、図1の構成において、1台の電力変換装置1は、1つ又は複数台の電力変換装置2と共に負荷3に接続されて動作する。電力変換装置2が2台以上の場合、2台目以降の電力変換装置2のそれぞれは、電流源として動作する1台目の電力変換装置2と同様の動作となる。従って、1台の電力変換装置1と、2台以上の電力変換装置2を有する電力変換システムでは、それぞれが遮断器を用いずに、電流源として動作する複数の電力変換装置2の動作を停止させることが可能となる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2に係る電力変換システム100の出力電圧を制御するシーケンスをフローチャートで示した図である。図10は、実施の形態2に係る電力変換システム100の出力電圧を制御する動作を示すタイムチャートである。以下、図9及び図10の図面を参照して、実施の形態2に係る電力変換システムの動作を説明する。なお、実施の形態2に係る電力変換システムの構成は、図1と同じである。
制御器13は、電力変換器22に対する停止指示があるか否かを判定する(ステップS21)。電力変換器22に対する停止指示があるか否かの判定条件は、実施の形態1と同様である。
電力変換器22への停止指示がある場合(ステップS21,Yes)、制御器13は、電力変換器12から異常電圧が出力されるように電力変換器12を制御する(ステップS22)。
制御器13は、異常電圧の出力時間が予め定めた設定時間T21を経過したか否かを判定する(ステップS23)。異常電圧の出力時間が設定時間T21を経過していなければ(ステップS23,No)、ステップS23の判定処理を続ける。
また、異常電圧の出力時間が設定時間T21を経過している場合(ステップS23,Yes)、制御器13は、電力変換器12から正常電圧が出力されるように電力変換器12を制御する(ステップS24)。
そして、制御器13は、正常電圧の出力時間が予め定めた設定時間T22を経過したか否かを判定する(ステップS25)。正常電圧の出力時間が設定時間T22を経過していなければ(ステップS25,No)、ステップS25の判定処理を続ける。
また、正常電圧の出力時間が設定時間T22を経過している場合(ステップS25,Yes)、図9のフローを終了する。但し、電力変換器22への停止指示が継続されている場合には、ステップS22からステップS25の処理を繰り返す。
ステップS21に戻り、電力変換器22への停止指示がない場合(ステップS21,No)、制御器13は、電力変換器12から正常電圧が出力されるように電力変換器12を制御し(ステップS26)、図9のフローを終了する。
以上のように、実施の形態2では、電力変換器22への停止指示があっても、異常電圧は連続的には出力されず、異常電圧は周期的に出力される。この周期的に出力される点が、実施の形態1との相違点である。
図10には、図9のシーケンスを適用して制御した場合の各部の波形の変化の様子が示されている。図10の横軸は、時間である。図10において、F21は電力変換器22からの電流出力を停止するフェーズであり、F22は、電力変換器22からの電流出力を再開するフェーズである。
図10の例では、時刻t1で電力変換器22への停止指示が出力され、時刻t2で電力変換器12の出力が正常電圧から異常電圧に変更されている。電力変換器22の制御器23が異常電圧を認識して電力変換器22の動作を停止する制御を行うことは、実施の形態1と同じである。電力変換器22は、保護機能の整定時間T11が経過するまでの間に電流の出力を停止する。図10の例では、時刻t2から整定時間T11未満の時刻である時刻t3に出力電流が停止されている。
図10の例では、時刻t5から時刻t6の間、及び時刻t7から時刻t8の間では、異常電圧が出力されている。また、時刻t4から時刻t5の間、及び時刻t6から時刻t7の間では、正常電圧が出力されている。図10に示されるように、正常電圧が出力される時間、即ち設定時間T22は、復電タイマの整定時間T12よりも短い。このため、電力変換器22が動作して電流を出力することはない。
時刻t8の後、時刻t9で電力変換器22への停止指示が解除されている。また、電力変換器12の出力は、時刻t8の時点で正常電圧に変更されている。このため、時刻t8から復電タイマの整定時間T12を超える時刻である時刻t10に電流の出力が再開されている。
電力変換システム100が商用電源に連系する場合、保護機能の整定値は、電力会社との連系協議により、電力変換器12と電力変換器22とで同じ値に設定されることが一般的である。ここでいう保護機能の整定値とは、実施の形態1と同様であり、系統過電圧、系統不足電圧、周波数上昇、周波数低下等を検出する際の整定値である。なお、これらの整定値は、実施の形態1と同様に、接続点40の電圧である第1電圧の異常を判定する判定値として用いることができる。
実施の形態2において、異常電圧を出力する設定時間T21は、電力変換器12及び電力変換器22に設定された保護機能の整定時間T11、電力変換装置1における制御遅れ時間、及び電力変換装置2における検出遅れ時間に基づいて設定することができる。また、正常電圧を出力する設定時間T22は、電力変換器12及び電力変換器22に設定された復電タイマの整定時間T12、電力変換装置1における制御遅れ時間、及び電力変換装置2における検出遅れ時間に基づいて設定することができる。
なお、異常電圧を出力する周期を予め設定しておけば、設定時間T21及び設定時間T22のうちの何れか1つの設定時間が決定されると、もう1つの設定時間も決定される。
以上説明したように、実施の形態2に係る電力変換システムによれば、第1の電力変換装置から異常電圧を出力する場合に、異常電圧を周期的に変化させる。これにより、異常電圧と正常電圧が交互に出力されるので、異常電圧を出力する時間を減らすことができ、異常電圧により負荷が停止するリスクを低減することができる。
また、実施の形態2に係る電力変換システムによれば、電力変換装置に設定された保護機能の整定時間及び復電タイマの整定時間に基づいて、異常電圧を出力する時間を設定することができる。これにより、異常電圧を出力する時間を最小限に抑えることができるので、異常電圧により負荷が停止するリスクを低減することができる。
実施の形態3.
図11は、実施の形態3に係る電力変換システム100の出力電圧の設定を切り替えるシーケンスをフローチャートで示した図である。図12は、実施の形態3における電力変換器12が出力する異常電圧の周波数の設定例を示す図である。以下、図11及び図12の図面を参照して、実施の形態3に係る電力変換システムの動作を説明する。なお、実施の形態3に係る電力変換システムの構成は、図1と同じである。
制御器13は、商用電源の基準周波数が50Hzであるか否かを判定する(ステップS31)。商用電源の基準周波数が50Hzである場合(ステップS31,Yes)、ステップS32に進む。また、商用電源の基準周波数が50Hzではない場合(ステップS31,No)、ステップS33に進む。
ステップS31の判定処理について補足する。日本国の場合、商用電源の基準周波数は、50Hzか60Hzである。よって、日本国内に設置される電力変換システムの場合、ステップS31の判定処理は、商用電源の基準周波数が、50Hzであるか、60Hzであるかの判定処理となる。商用電源の基準周波数に関する情報は、外部から電力変換装置1に付与されることでもよいし、商用電源に接続した際に、電力変換装置1が自動的に検出してもよい。電力変換装置1が自動的に検出する場合、商用電源の基準周波数が50Hzであるか、60Hzであるかの判定は、電圧検出器14の検出値に基づいて行うことができる。
図11に戻り、商用電源の基準周波数が50Hzの場合(ステップS31,Yes)、制御器13は、電力変換器12を制御して、異常電圧の周波数を異常周波数f1に設定する(ステップS32)。
また、商用電源の基準周波数が60Hzの場合(ステップS31,No)、制御器13は、電力変換器12を制御して、異常電圧の周波数を異常周波数f2に設定する(ステップS33)。
図12には、実施の形態3における電力変換器12が出力する出力電圧の周波数に関する6つのレベルが破線で示されている。6つのレベルは、下方側から、正常電圧(50Hz)、周波数上昇整定値(50Hz)、異常電圧(50Hz)、異常電圧(60Hz)、周波数低下整定値(60Hz)及び正常電圧(60Hz)である。
商用電源の基準周波数が50Hzの場合、異常電圧の周波数は、電力変換装置2に設定された周波数上昇整定値(50Hz)に、電力変換装置2の周波数に関する検出誤差と、電力変換装置1の周波数に関する制御誤差とを加算した値に設定される。
商用電源の基準周波数が60Hzの場合、異常電圧の周波数は、電力変換装置2に設定された周波数低下整定値(60Hz)から、電力変換装置1の周波数に関する制御誤差と、電力変換装置2の周波数に関する検出誤差とを減算した値に設定される。これにより、50Hzの場合の異常電圧の周波数及び60Hzの場合の異常電圧の周波数は、50Hzの場合の正常電圧の周波数と、60Hzの場合の正常電圧の周波数との間に設定される。
実施の形態3に係る電力変換システムによれば、負荷3が50Hz及び60Hzに対応する場合、50Hzから60Hzの間の周波数であれば負荷3は正常に動作すると考えられる。このため、図12の例のように、異常電圧の周波数を50Hzから60Hzの間で変化させるようにする。これにより、異常電圧により負荷3が動作停止するリスクを低減することができる。
また、上記の実施の形態1から3では、電圧源として動作する電力変換装置1が出力する電圧の実効値又は周波数を変化させ、系統連系規程に従った保護機能により、電流源として動作する電力変換装置2を停止させる方法(以下「第1の方法」と呼ぶ)について説明した。ここで、系統連系規程に従った保護機能とは、交流過電圧、交流不足電圧、周波数上昇、周波数低下の保護機能である。
上記の第1の方法に代えて、系統連系規程に従った、単独運転検出の防止機能を利用して、電流源として動作する電力変換装置2を停止させる方法(以下「第2の方法」と呼ぶ)を採用してもよい。
また、上記の第1及び第2の方法に代えて、系統連系規程に従った、逆電力検出等の保護機能を利用して、電流源として動作する電力変換装置2を停止させる方法(以下「第3の方法」と呼ぶ)を採用してもよい。
また、上記の第1から第3の方法に代えて、電力変換装置の独自の仕様による保護機能を利用して、電流源として動作する電力変換装置2を停止させる方法(以下「第4の方法」と呼ぶ)を採用してもよい。独自の仕様による保護機能では、例えば出力電圧の位相を変化させた異常電圧を生成してもよいし、出力電圧に高調波を加えた異常電圧を生成してもよい。
また、上記の第1から第4の方法で用いる保護機能の1つ又は複数を組み合わせた方法でもよい。この場合、電圧源として動作する電力変換装置1は、電圧の実効値、周波数、位相又は高調波の1つ又は複数を組み合わせた異常電圧を生成する。
更に、上記の実施の形態1から3では、複数の電力変換装置1,2と共通の負荷3とが、交流の電力経路によって並列接続される構成であるが、直流の電力経路によって並列接続される構成でもよい。この構成の場合、複数の電力変換装置1,2の接続点と共通の負荷3との間に直流を交流に変換する電力変換装置を設ければ、交流負荷である負荷3に対して交流電力の供給が可能となる。
なお、電力変換装置1,2のそれぞれに接続される電源11,21は、定置型蓄電池、車載蓄電池、定置型燃料電池、車載燃料電池、太陽電池といった分散型電源の何れであってもよい。
最後に、実施の形態1から3における制御器13,23の機能を実現するためのハードウェア構成について、図13及び図14の図面を参照して説明する。図13は、実施の形態1から3における制御器13,23の機能を実現するハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図14は、実施の形態1から3における制御器13,23の機能を実現するハードウェア構成の他の例を示すブロック図である。
実施の形態1における制御器13,23の機能の全部又は一部を実現する場合には、図13に示されるように、演算を行うプロセッサ200、プロセッサ200によって読みとられるプログラムが保存されるメモリ202、及び信号入出力用のインタフェース204を含む構成とすることができる。
プロセッサ200は、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、又はDSP(Digital Signal Processor)といった演算手段であってもよい。また、メモリ202には、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)といった不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)を例示することができる。
メモリ202には、制御器13,23の機能の全部又は一部を実行するプログラムが格納されている。また、メモリ202には、上述した保護機能の整定値、保護機能の整定時間が保持される。プロセッサ200は、インタフェース204を介して必要な情報を授受し、メモリ202に格納されたプログラムをプロセッサ200が実行することにより、電力変換器12又は電力変換器22を制御する。
また、図13に示すプロセッサ200及びメモリ202は、図14のように処理回路203に置き換えてもよい。処理回路203は、単一回路、複合回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。その他にも、処理回路203は、アナログ回路、デジタル回路等の電気回路素子などで構成してもよい。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,2 電力変換装置、3 負荷、11,21 電源、12,22 電力変換器、13,23 制御器、14,24 電圧検出器、40 接続点、100 電力変換システム、200 プロセッサ、202 メモリ、203 処理回路、204 インタフェース。

Claims (26)

  1. 第1の電源と負荷との間に接続される1台の第1の電力変換装置と、第2の電源と前記負荷との間に、前記第1の電力変換装置と並列に接続される1又は複数台の第2の電力変換装置と、を備え、
    第1の電力変換装置及び第2の電力変換装置のそれぞれは、負荷に直流電力を供給する電力変換システムであって、
    前記第1の電力変換装置は、
    前記第1の電源の出力を基に、出力電圧を設定電圧に制御して前記負荷に印加する第1の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器と前記負荷との接続点の電圧である第1電圧を検出する第1の電圧検出器と、
    を備え、
    前記第1の電圧検出器が検出した前記第1電圧の検出値が設定電圧値となるように前記第1の電力変換器の動作を制御し、
    前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第2の電源の出力を基に、出力電流を設定電流に制御して前記負荷に供給する第2の電力変換器を備え、
    前記第1電圧の検出値に基づいて前記第2の電力変換器の動作を制御し、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧を変化させることで前記第2の電力変換器の動作を停止する
    ことを特徴とする電力変換システム。
  2. 前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第1電圧を検出する第2の電圧検出器を備え、
    前記第2の電圧検出器が検出した前記第1電圧の検出値に基づいて前記第2の電力変換器の動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換システム。
  3. 前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第1電圧が異常の場合は、前記第2の電力変換器の動作を停止させ、
    前記第1電圧が正常の場合は、前記第2の電力変換器から設定電流が出力されるように前記第2の電力変換器を制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電力変換システム。
  4. 前記第1の電力変換装置は、前記第2の電力変換器から前記第1の電力変換器に電力が流入したときに、前記第1電圧を変化させる
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電力変換システム。
  5. 前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の異常を判定するための判定値を有し、
    前記判定値を基準にして、前記第1電圧を変化させる変化量を決定する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の電力変換システム。
  6. 前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧を変化させる場合には、前記第1電圧を連続的又は周期的に変化させる
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の電力変換システム。
  7. 前記第1電圧を周期的に変化させる場合、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の異常を判定する際に用いる整定時間に基づいて、前記第1電圧を変化させる時間及び変化させない時間のうちの少なくとも1つを決定する
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の電力変換システム。
  8. 第1の電源と負荷との間に接続される1台の第1の電力変換装置と、第2の電源と前記負荷との間に、前記第1の電力変換装置と並列に接続される1又は複数台の第2の電力変換装置と、を備える電力変換システムであって、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1の電源の出力を基に、出力電圧を設定電圧に制御して前記負荷に印加する第1の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器と前記負荷との接続点の電圧である第1電圧を検出する第1の電圧検出器と、
    を備え、
    前記第1の電圧検出器が検出した前記第1電圧の検出値が設定電圧値となるように前記第1の電力変換器の動作を制御し、
    前記第2の電力変換装置のそれぞれは、前記第2の電源の出力を基に、出力電流を設定電流に制御して前記負荷に供給する第2の電力変換器を備え、
    前記第1電圧の検出値に基づいて前記第2の電力変換器の動作を制御し、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧を変化させることで前記第2の電力変換器の動作を停止し、
    前記第1の電力変換装置は、商用電源に連系可能な電力変換装置であって、
    商用電源と連系する際に前記第1電圧で商用電源の異常を判定するための判定値を有し、
    前記判定値を基準にして、前記第1電圧の実効値、周波数、位相及び高調波のうちの1つ又は複数の変化量を決定する
    ことを特徴とする電力変換システム。
  9. 前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第1電圧を検出する第2の電圧検出器を備え、
    前記第2の電圧検出器が検出した前記第1電圧の検出値に基づいて前記第2の電力変換器の動作を制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の電力変換システム。
  10. 前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第1電圧が異常の場合は、前記第2の電力変換器の動作を停止させ、
    前記第1電圧が正常の場合は、前記第2の電力変換器から設定電流が出力されるように前記第2の電力変換器を制御する
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の電力変換システム。
  11. 前記第1の電力変換器は、前記第1の電源の出力を基に、直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給し、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の実効値、周波数、位相及び高調波のうちの1つ又は複数を変化させる
    ことを特徴とする請求項8から10の何れか1項に記載の電力変換システム。
  12. 前記第1の電力変換装置は、前記第2の電力変換器から前記第1の電力変換器に電力が流入したときに、前記第1電圧を変化させる
    ことを特徴とする請求項8から11の何れか1項に記載の電力変換システム。
  13. 第1の電源と負荷との間に接続される1台の第1の電力変換装置と、第2の電源と前記負荷との間に、前記第1の電力変換装置と並列に接続される1又は複数台の第2の電力変換装置と、を備える電力変換システムであって、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1の電源の出力を基に、出力電圧を設定電圧に制御して前記負荷に印加する第1の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器と前記負荷との接続点の電圧である第1電圧を検出する第1の電圧検出器と、
    を備え、
    前記第1の電圧検出器が検出した前記第1電圧の検出値が設定電圧値となるように前記第1の電力変換器の動作を制御し、
    前記第2の電力変換装置のそれぞれは、前記第2の電源の出力を基に、出力電流を設定電流に制御して前記負荷に供給する第2の電力変換器を備え、
    前記第1電圧の検出値に基づいて前記第2の電力変換器の動作を制御し、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧を変化させることで前記第2の電力変換器の動作を停止し、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧を変化させる場合には、前記第1電圧を周期的に変化させる
    ことを特徴とする電力変換システム。
  14. 前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第1電圧を検出する第2の電圧検出器を備え、
    前記第2の電圧検出器が検出した前記第1電圧の検出値に基づいて前記第2の電力変換器の動作を制御する
    ことを特徴とする請求項13に記載の電力変換システム。
  15. 前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第1電圧が異常の場合は、前記第2の電力変換器の動作を停止させ、
    前記第1電圧が正常の場合は、前記第2の電力変換器から設定電流が出力されるように前記第2の電力変換器を制御する
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の電力変換システム。
  16. 前記第1の電力変換器は、前記第1の電源の出力を基に、直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給し、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の実効値、周波数、位相及び高調波のうちの1つ又は複数を変化させる
    ことを特徴とする請求項13から15の何れか1項に記載の電力変換システム。
  17. 前記第1の電力変換装置は、前記第2の電力変換器から前記第1の電力変換器に電力が流入したときに、前記第1電圧を変化させる
    ことを特徴とする請求項13から16の何れか1項に記載の電力変換システム。
  18. 前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の異常を判定するための判定値を有し、
    前記判定値を基準にして、前記第1電圧を変化させる変化量を決定する
    ことを特徴とする請求項13から17の何れか1項に記載の電力変換システム。
  19. 前記第1電圧を周期的に変化させる場合、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の異常を判定する際に用いる整定時間に基づいて、前記第1電圧を変化させる時間及び変化させない時間のうちの少なくとも1つを決定する
    ことを特徴とする請求項13から18の何れか1項に記載の電力変換システム。
  20. 第1の電源と負荷との間に接続される1台の第1の電力変換装置と、第2の電源と前記負荷との間に、前記第1の電力変換装置と並列に接続される1又は複数台の第2の電力変換装置と、を備える電力変換システムであって、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1の電源の出力を基に、出力電圧を設定電圧に制御して前記負荷に印加する第1の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器と前記負荷との接続点の電圧である第1電圧を検出する第1の電圧検出器と、
    を備え、
    前記第1の電圧検出器が検出した前記第1電圧の検出値が設定電圧値となるように前記第1の電力変換器の動作を制御し、
    前記第2の電力変換装置のそれぞれは、前記第2の電源の出力を基に、出力電流を設定電流に制御して前記負荷に供給する第2の電力変換器を備え、
    前記第1電圧の検出値に基づいて前記第2の電力変換器の動作を制御し、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧を変化させることで前記第2の電力変換器の動作を停止し、
    前記第1の電力変換器は、前記第1の電源の出力を基に、直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給し、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の実効値、周波数、位相及び高調波のうちの1つ又は複数を変化させ、
    前記第1の電力変換装置は、複数の異なる周波数の商用電源に連系可能な電力変換装置であって、
    前記第1電圧の周波数を変化させる場合に、商用電源の周波数に基づいて、前記第1電圧の周波数を変化させる変化量及び向きを決定する
    ことを特徴とする電力変換システム。
  21. 前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第1電圧を検出する第2の電圧検出器を備え、
    前記第2の電圧検出器が検出した前記第1電圧の検出値に基づいて前記第2の電力変換器の動作を制御する
    ことを特徴とする請求項20に記載の電力変換システム。
  22. 前記第2の電力変換装置のそれぞれは、
    前記第1電圧が異常の場合は、前記第2の電力変換器の動作を停止させ、
    前記第1電圧が正常の場合は、前記第2の電力変換器から設定電流が出力されるように前記第2の電力変換器を制御する
    ことを特徴とする請求項20又は21に記載の電力変換システム。
  23. 前記第1の電力変換装置は、前記第2の電力変換器から前記第1の電力変換器に電力が流入したときに、前記第1電圧を変化させる
    ことを特徴とする請求項20から22の何れか1項に記載の電力変換システム。
  24. 前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の異常を判定するための判定値を有し、
    前記判定値を基準にして、前記第1電圧を変化させる変化量を決定する
    ことを特徴とする請求項20から23の何れか1項に記載の電力変換システム。
  25. 前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧を変化させる場合には、前記第1電圧を連続的又は周期的に変化させる
    ことを特徴とする請求項20から24の何れか1項に記載の電力変換システム。
  26. 前記第1電圧を周期的に変化させる場合、
    前記第1の電力変換装置は、前記第1電圧の異常を判定する際に用いる整定時間に基づいて、前記第1電圧を変化させる時間及び変化させない時間のうちの少なくとも1つを決定する
    ことを特徴とする請求項20から25の何れか1項に記載の電力変換システム。
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