JP6597418B2 - 無線標識装置及び無線標識装置の制御方法 - Google Patents

無線標識装置及び無線標識装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線標識装置及び無線標識装置の制御方法に関する。
近年、無線ビーコン等の無線標識信号を発信する無線標識装置では、発信する無線標識信号の送信間隔や電波強度によって消費電力が大きく異なる。例えば、送信間隔を長く、電波強度を弱くした場合、無線標識装置の消費電力は少なくなる。また、送信間隔を短く、電波強度を強くした場合、無線標識装置の消費電力は多くなる。また、無線標識信号の未到達等の信号到達の安定性は、無線標識装置周辺の通信環境や障害物の数に大きく影響する。例えば、人等の障害物が多い通信環境下では、障害物によって電波が吸収や散乱されるため、無線標識信号の信号到達の安定性を確保できない。
そこで、無線標識信号の信号到達の安定性を確保するために、無線標識装置は、無線標識信号の電波強度及び送信間隔を事前に設定しておき、その設定した電波強度及び送信間隔に基づき、無線標識信号を送信する。
特開2002−325082号公報
しかしながら、無線標識装置では、無線標識信号に使用される300MHz以上の電波が人に吸収され易く、無線標識信号の信号到達の安定性を確保するのは困難である。そこで、無線標識装置は、例えば、人数の多い通信環境下で無線標識信号を送信する場合、無線標識信号の電波強度を強く、かつ、送信間隔を短く設定することで信号到達の安定性を確保できる。
しかしながら、無線標識装置は、無線標識信号の電波強度を強く、かつ、送信間隔を短く設定した場合、無線標識信号の送信に要する消費電力が増える。従って、無線標識信号の信号到達の安定性を確保しながら、省電力化が図れる無線標識装置が求められている。
一つの側面では、無線標識信号の信号到達の安定性を確保しながら、省電力化を図る無線標識装置及び無線標識装置の制御方法を提供することを目的とする。
一つの態様の無線標識装置は、送信部と、検知部と、記憶部と、制御部とを有する。送信部は、無線標識信号を送信する。検知部は、送信部の無線空間内への障害物の進入を検知する。記憶部は、検知回数毎に、送信部の送信電力制御情報を記憶している。制御部は、検知部にて所定時間内に障害物の進入を検知した検知回数に対応する送信電力制御情報を記憶部から取得し、取得された送信電力制御情報に基づき、送信部を制御する。
一つの側面として、無線標識信号到達の安定性を確保しながら、省電力化を図る。
図1は、実施例1の無線標識システムの一例を示す説明図である。 図2は、無線標識装置の一例を示すブロック図である。 図3は、制御テーブルのレコード構成の一例を示す説明図である。 図4は、第1の送信制御処理に関わる無線標識装置内のMCUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、実施例2の無線標識装置の一例を示すブロック図である。 図6は、第2の送信制御処理に関わる無線標識装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本願の開示する無線標識装置及び無線標識装置の制御方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1の無線標識システム1の一例を示す説明図である。図1に示す無線標識システム1は、無線標識装置2と、無線端末3とを有する。無線標識装置2は、自装置の無線範囲内で、無線ビーコン等の無線標識信号を定期的に送信する。尚、無線標識信号は、例えば、位置情報を含む信号である。無線端末3は、無線標識装置2の無線範囲内で無線標識装置2からの無線標識信号を受信する。そして、無線端末3は、無線標識信号を受信し、その無線標識信号内の位置情報を識別することになる。
図2は、無線標識装置2の一例を示すブロック図である。図2に示す無線標識装置2は、検知部11と、送信部12と、タイマ13と、ROM(Read Only Memory)14と、RAM(Random Access Memory)15と、MCU(Micro Controller Unit)16とを有する。尚、これらの検知部11、送信部12、タイマ13、ROM14、RAM15及びMCU16は一体型のLSI等で構成しても良い。
検知部11は、無線標識装置2付近の無線空間内への人等の障害物の進入を検知する、例えば、赤外線焦電センサや振動センサ等の人感センサである。尚、赤外線焦電センサの消費電力は約20μW、振動センサの場合、その消費電力は約6μWである。無線空間は、送信部12の無線標識信号の無線範囲の空間である。障害物は、無線空間内の無線標識信号を干渉する人等の干渉物である。検知部11は、無線標識信号の無線空間が閉空間の場合、無線空間の出入り口を通過する障害物を検知する。送信部12は、設定中の電波強度及び送信間隔に基づき、無線標識信号を送信する。タイマ13は、例えば、無線標識装置2の電源投入やタイマ13の起動に応じて、所定時間を計時する。ROM14は、プログラム等の各種情報を記憶する領域である。RAM15は、各種情報を記憶すると共に、各種プログラムによるMCU16の処理機能を実行する作業領域である。RAM15は、制御テーブル20を格納している。図3は、制御テーブル20のレコード構成の一例を示す説明図である。
図3に示す制御テーブル20は、検知回数21毎に、電波強度22及び送信間隔23を対応付けて記憶している。検知回数21は、検知部11でタイマ時間内に検知した検知回数である。電波強度22は、送信部12の無線標識信号の電波強度(dBm)である。送信間隔23は、送信部12の無線標識信号の送信間隔(回数/秒)である。例えば、検知回数が“0”の場合、電波強度は“−16dBm”、送信間隔は“0.1回/秒”となる。例えば、検知回数が“1〜3”の場合、電波強度は“−10dBm”、送信間隔は“1回/秒”となる。例えば、検知回数が“4〜9”の場合、電波強度は“−8dBm”、送信間隔は“2回/秒”となる。例えば、検知回数が“10〜19”の場合、電波強度は“−4dBm”、送信間隔は“10回/秒”となる。例えば、検知回数が“20〜”の場合、電波強度は“0dBm”、送信間隔は“10回/秒”となる。つまり、検知回数が増加するに連れて電波強度を強く、かつ、送信間隔が短くなるように、検知回数21毎に電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20に記憶している。また、検知回数が減少するに連れて電波強度を弱く、かつ、送信間隔が長くなるように、検知回数21毎に電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20に記憶している。
MCU16は、無線標識装置2全体を制御する。MCU16は、ROM14に格納中のプログラムをRAM15上に展開し、各種プログラムを処理機能として実行する。MCU16は、処理機能として、カウンタ部31と、判定部32と、制御部33とを有する。カウンタ部31は、検知部11による障害物の進入検知の検知回数をカウントする。カウンタ部31は、検知部11が無線範囲内で新たな障害物を検知した場合に検知回数を+1インクリメントする。尚、検知回数は、無線標識信号の無線範囲(無線空間)内に存在する障害物の数、例えば、無線範囲内に存在する人数に相当する。判定部32は、タイマ13がタイムアップしたか否かを判定する。制御部33は、タイマ13がタイムアップした場合に、検知回数21に対応する電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20から取得する。更に、制御部33は、取得された電波強度22及び送信間隔23を送信部12に設定する。その結果、送信部12は、設定された電波強度22及び送信間隔23に基づき、無線標識信号を送信する。
次に実施例1の無線標識システム1の動作について説明する。図4は、第1の送信制御処理に関わる無線標識装置2内のMCU16の処理動作の一例を示すフローチャートである。図4において無線標識装置2内のMCU16内の制御部33は、RAM15に記憶中の検知回数及び経過時間をリセットする(ステップS11)。
MCU16内のカウンタ部31は、ステップS11にて検知回数及びタイマ13の経過時間をリセットした後、タイマ13を起動し(ステップS12)、検知部11にて障害物の進入を検知したか否かを判定する(ステップS13)。カウンタ部31は、障害物の進入を検知した場合(ステップS13肯定)、検知回数を+1インクリメントする(ステップS14)。尚、制御部33は、+1インクリメント後の検知回数をRAM15に記憶する。
MCU16内の判定部32は、検知回数を+1インクリメント後に、タイマ13がタイムアップしたか否かを判定する(ステップS15)。尚、制御部33は、タイマ13の経過時間をRAM15に記憶する。制御部33は、タイマ13がタイムアップした場合(ステップS15肯定)、検知回数21に対応する電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20から取得する(ステップS16)。
制御部33は、取得した電波強度22及び送信間隔23を送信部12に設定し(ステップS17)、検知回数及び経過時間をリセットすべく、ステップS11に移行する。尚、送信部12は、設定中の電波強度及び送信間隔に基づき、無線標識信号を送信する。カウンタ部31は、タイマ13がタイムアップしたのではない場合(ステップS15否定)、検知部11にて進入を検知したか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。判定部32は、検知部11にて障害物の進入を検知しなかった場合(ステップS13否定)、タイマ13がタイムアップしたか否かを判定すべく、ステップS15に移行する。
第1の送信制御処理を実行するMCU16は、検知部11にて障害物の進入を検知し、所定時間内の進入検知の検知回数21に応じて電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20から取得し、取得された電波強度及び送信間隔を送信部12に設定した。そして、送信部12は、設定中の電波強度及び送信間隔に基づき、無線標識信号を送信できる。その結果、無線標識装置2は、無線標識信号到達の安定性を確保しながら、無線標識信号の消費電力の省電力化を図る。
実施例1の無線標識装置2は、所定時間内の障害物の進入検知の検知回数21に対応する電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20から取得し、取得された電波強度及び送信間隔を送信部12に設定する。そして、送信部12は、設定中の電波強度及び送信間隔に基づき、無線標識信号を送信できる。その結果、無線標識装置2は、無線標識信号の信号到達の安定性を確保しながら、無線標識信号に要する消費電力の省電力化が図れる。
無線標識装置2は、検知回数が増加するに連れて電波強度を強く、かつ、送信間隔が短くなるように、検知回数21毎の電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20に記憶した。その結果、無線標識装置2は、無線標識装置2周辺の人数が増加するに連れて、無線標識信号の電波強度を強く、かつ、送信間隔を短くすることで信号到達の安定性を確保できる。
無線標識装置2は、検知回数が減少するに連れて電波強度を弱く、かつ、送信間隔が長くなるように、検知回数21毎に電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20に記憶した。その結果、無線標識装置2は、無線標識装置2周辺の人数が減少するに連れて、無線標識信号の電波強度を弱く、かつ、送信間隔を長くするため、省電力化が図れる。
尚、上記実施例1の無線標識装置2は、電源投入に応じてMCU16を常時稼働しているため、その消費電力も大きい。そこで、更なる消費電力の削減を図るべく、検知部11で進入を検知した場合にMCU16を起動し、検知部11で進入を検知しない状態が一定時間継続した場合、MCU16をスリープ状態にする無線標識装置2Aの実施形態につき、実施例2として以下に説明する。
図5は、実施例2の無線標識装置2Aの一例を示すブロック図である。尚、実施例1の無線標識システム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図5に示す無線標識装置2Aは、検知部11、送信部12、タイマ13、ROM14、RAM15及びMCU16の他に、起動部17を有する。起動部17は、MCU16を起動又は停止する。起動部17は、検知部11にて障害物の進入を検知した場合にMCU16を起動する。起動部17は、検知部11で進入を検知していない状態が一定時間(第1の所定時間)継続した場合、MCU16を停止、すなわち、MCU16をスリープ状態にする。
MCU16は、処理機能として、第1のカウンタ部41と、第1の判定部42と、第2のカウンタ部43と、第2の判定部44と、制御部45とを有する。第1のカウンタ部41は、検知部11の進入検知の回数を検知回数としてカウントする。第1の判定部42は、タイマ13がタイムアップしたか否かを判定する。制御部45は、タイマ13がタイムアップした場合に、検知回数21に対応する電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20から取得し、取得した電波強度22及び送信間隔23を送信部12に設定する。
第2のカウンタ部43は、無検知回数をカウントする。尚、第2のカウンタ部43は、無検知回数をRAM15に記憶する。第2の判定部44は、無検知回数が所定閾値を超えたか否かを判定し、その判定結果を起動部17に通知する。尚、所定閾値は、例えば、5分等の一定時間(第1の所定時間)である。起動部17は、無検知回数が所定閾値を超えたとの判定結果を受信した場合、MCU16をスリープ状態にする。
次に実施例2の無線標識システム1の動作について説明する。図6は、第2の送信制御処理に関わる無線標識装置2Aの処理動作の一例を示すフローチャートである。
図6において無線標識装置2A内の起動部17は、検知部11にて障害物の進入を検知したか否かを判定する(ステップS21)。起動部17は、障害物の進入を検知した場合(ステップS21肯定)、MCU16を起動する(ステップS22)。
MCU16内の制御部45は、MCU16を起動した後、検知回数、経過時間及び無検知回数をリセットし(ステップS23)、タイマ13を起動する(ステップS24)。MCU16内の第1のカウンタ部41は、検知部11で障害物の進入を検知したか否かを判定する(ステップS25)。第1のカウンタ部41は、検知部11で障害物の進入を検知した場合(ステップS25肯定)、検知回数を+1インクリメントする(ステップS26)。そして、MCU16内の第1の判定部42は、検知回数を+1インクリメント後、計時中のタイマ13がタイムアップしたか否かを判定する(ステップS27)。
制御部45は、計時中のタイマ13がタイムアップした場合(ステップS27肯定)、検知回数21に対応する電波強度22及び送信間隔23を制御テーブル20から取得する(ステップS28)。制御部45は、取得された電波強度22及び送信間隔23を送信部12に設定する(ステップS29)。尚、送信部12は、設定中の電波強度及び送信間隔に基づき、無線標識信号を送信する。
MCU16内の第2のカウンタ部43は、検知回数が“0”であるか否かを判定する(ステップS30)。第2のカウンタ部43は、検知回数が“0”の場合(ステップS30肯定)、無検知回数を+1インクリメントする(ステップS31)。尚、第2のカウンタ部43は、無検知回数をRAM15に記憶する。
MCU16内の第2の判定部44は、無検知回数を+1インクリメント後、無検知回数が所定閾値を超えたか否かを判定する(ステップS32)。尚、所定閾値は、例えば、5分分の一定時間相当の無検知回数である。第2の判定部44は、無検知回数が所定閾値を超えた場合(ステップS32肯定)、その判定結果を起動部17に通知する。その結果、起動部17は、判定結果に応じてMCU16を停止してスリープ状態に移行し(ステップS33)、検知部11にて障害物の進入を検知したか否かを判定すべく、ステップS21に移行する。尚、起動部17は、MCU16をスリープ状態に移行するため、MCU16の消費電力を削減できる。
制御部45は、無検知回数が所定閾値を超えていない場合(ステップS32否定)、検知回数及び経過時間をリセットし(ステップS34)、タイマ13を起動すべく、ステップS24に移行する。第2のカウンタ部43は、検知回数が“0”でない場合(ステップS30否定)、無検知回数を“0”にし(ステップS35)、無検知回数が所定閾値を超えたか否かを判定すべく、ステップS32に移行する。制御部45は、検知部11で障害物の進入を検知しなかった場合(ステップS21否定)、進入を検知したか否かを判定すべく、ステップS21に移行する。
第1の判定部42は、検知部11で障害物の進入を検知しなかった場合(ステップS25否定)、計時中のタイマ13がタイムアップしたか否かを判定すべく、ステップS27に移行する。第1の判定部42は、計時中のタイマ13がタイムアップしていない場合(ステップS27否定)、検知部11で障害物の進入を検知したか否かを判定すべく、ステップS25に移行する。
図6に示す第2の送信制御処理を実行する無線標識装置2Aは、MCU16のスリープ中に障害物の進入を検知した場合、MCU16を起動する。MCU16は、進入検知の検知回数に対応する電波強度及び送信間隔を取得し、取得した電波強度及び送信間隔を送信部12に設定する。そして、送信部12は、設定中の電波強度及び送信間隔に基づき、無線標識信号を送信する。その結果、無線標識装置2Aは、無線標識信号到達の安定性を確保しながら、無線標識信号の消費電力を節減できる。
無線標識装置2Aは、検知回数が“0”の状態が所定時間継続した場合、無検知回数を+1インクリメントし、無検知回数が所定閾値を超えた場合にMCU16をスリープ状態にする。その結果、無線標識装置2Aは、検知回数が“0”の状態であるため、MCU16をスリープ状態にして消費電力を節減できる。
無線標識装置2Aは、MCU16のスリープ中に進入を検知した場合、MCU16を起動する。MCU16は、進入検知の検知回数に対応する電波強度及び送信間隔を取得し、取得した電波強度及び送信間隔を送信部12に設定する。そして、送信部12は、設定中の電波強度及び送信間隔に基づき、無線標識信号を送信できる。その結果、無線標識装置2Aは、無線標識信号到達の安定性を確保しながら、無線標識信号の消費電力を節減できる。
無線標識装置2Aは、検知回数が“0”の状態が所定時間継続した場合、無検知回数を+1インクリメントし、無検知回数が所定閾値を超えた場合にMCU16をスリープ状態にする。その結果、無線標識装置2Aは、検知回数が“0”の状態、すなわち周辺に人がいない状態が一定時間継続した場合、MCU16をスリープ状態にして消費電力を節減できる。
例えば、周囲に人がいない状況では検知部11のみの動作ですむ。無線標識装置2Aは、例えば、店舗に配置された場合、人がいない営業時間外の動作不要の状況下で、より一層の消費電力の節減を図ることができる。尚、検知部11の消費電力は増えるが、人が少ないときは電波強度を弱く、かつ、送信間隔を長くすることによって、無線標識信号の送信に要する消費電力を節減できるため、全体としては従来よりも省電力となる。
例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energyを使用した無線標識装置2Aで、例えば、電波強度を最大、かつ、送信間隔を1秒間に10回とした場合、無線標識信号に要する消費電力は、800μW程度となる。これに対して、電波強度を最小、かつ、送信間隔を1秒間に1回とした場合、その無線標識信号に要する消費電力は40μW程度となる。つまり、電波強度が強く、かつ送信間隔が短い場合と、電波強度が弱く、かつ送信間隔が長い場合とでは、その消費電力は、約20倍の差がある。一方、検知部11で使用する消費電力は、数μW程度と無線標識信号の送信に使われる電力より十分小さい。従って、本発明を適用することで、無線標識信号の周囲に人が多い場合の期間と少ない場合の期間とが同程度であった場合、電波強度及び送信間隔を最大に固定した場合に比較して、半分程度の消費電力で同じ効果が得られる。
上記実施例では、検知部11にて無線空間内の障害物の進入検知の検知回数に応じて電波強度及び送信間隔を取得し、取得された電波強度及び送信間隔を送信部12に設定した。しかしながら、無線空間からの障害物の離脱を検知し、その離脱を検知した場合に進入検知の検知回数を−1デクリメントし、その検知回数に応じて電波強度及び送信間隔を取得しても良い。その結果、無線空間内に存在する障害物の数を確認しながら、無線標識信号の送信電力をリアルタイムに調整できる。
上記実施例の検知部11として赤外線焦電センサ等を例示したが、カメラ等であっても良く、無線空間内に存在する障害物の数を識別できる仕組みであれば良い。また、検知回数は、検知部11の検知回数に相当するが、無線空間内に存在する障害物の数であっても良い。
上記実施例の制御テーブル20は、検知回数毎に電波強度及び送信間隔を管理し、検知回数は、例えば、4〜9のように検知回数の範囲で管理したが、単一の検知回数毎に電波強度及び送信間隔をきめ細かく管理しても良い。この場合、検知回数毎に、無線標識信号の送信電力をきめ細かく調整できる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、無線標識装置2(2A)で行われる各種処理機能は、MCU(又はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit))等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、MCU(又はMPU、CPU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
1 無線標識システム
2、2A 無線標識装置
11 検知部
12 送信部
16 MCU
17 起動部
20 制御テーブル
21 検知回数
22 電波強度
23 送信間隔
33、45 制御部

Claims (4)

  1. 無線標識信号を送信する送信部と、
    前記送信部の無線空間内への障害物の進入を検知する検知部と、
    検知回数毎に、前記送信部の送信電力制御情報を記憶した記憶部と、
    前記検知部にて所定時間内に前記障害物の進入を検知した検知回数に対応する前記送信電力制御情報を前記記憶部から取得し、取得された前記送信電力制御情報に基づき、前記送信部を制御する制御部と
    を有することを特徴とする無線標識装置。
  2. 前記検知部にて前記障害物の進入を検知した場合に前記制御部を起動すると共に、前記検知部にて検知した前記障害物の進入の検知回数が0の状態が第1の所定時間継続した場合に前記制御部をスリープ状態に設定する起動部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の無線標識装置。
  3. 前記記憶部は、
    前記検知回数が増加するに連れて前記送信電力制御情報内の電波強度を強く、かつ、前記送信電力制御情報内の送信間隔が短くなるように、前記検知回数毎に前記電波強度及び前記送信間隔を記憶すると共に、前記検知回数が減少するに連れて前記電波強度を弱く、かつ、前記送信間隔が長くなるように、前記検知回数毎に前記電波強度及び前記送信間隔を記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線標識装置。
  4. 無線標識信号を送信する送信部を備えた無線標識装置の制御方法であって、
    前記無線標識装置が、
    前記送信部の無線空間内への障害物の進入を検知し、
    検知回数毎に、前記送信部の送信電力制御情報を記憶した記憶部を参照し、所定時間内に前記障害物の進入を検知した検知回数に対応する前記送信電力制御情報を前記記憶部から取得し、取得された前記送信電力制御情報に基づき、前記送信部を制御する
    処理を実行することを特徴とする無線標識装置の制御方法。
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