JP6597106B2 - 画像形成装置及びこれに用いる回収容器 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置及びこれに用いる回収容器に関するものである。
近年、現像剤からなる画像を形成する画像形成装置においては、その画像の形成により発生する廃棄現像剤(廃棄トナーなど)を回収容器に収容することが行われている。このような回収容器を装置本体に対して着脱自在に装着して使用する画像形成装置としては、例えば以下のものが知られている。
すなわち、廃棄トナーを回収する廃棄トナーボトルが画像形成装置の本体部に対して固定されていない状態から廃棄トナーボトルを前記本体部に対して押し込む押込動作によって廃棄トナーボトルを前記本体部に固定するとともに、その廃棄トナーボトルが前記本体部に固定されている状態から前記押込動作によって廃棄トナーボトルを前記本体部から解離するロック機構を備えた画像形成装置が知られている(下記特許文献1)。特許文献1には、そのロック機構が、廃棄トナーボトルに設置されるとともに前記押込動作の際に突出方向に移動される突出部と、前記本体部に設置されるとともに前記押込動作ごとに前記突出部の係止と解離とを行う係止部と、前記本体部に設置されるとともに前記突出部を前記押込動作の際の押込方向と反対側に向けて付勢する付勢部とを備えていることが示されている。
また、画像形成装置に着脱可能に搭載され、クリーニング装置により回収された廃トナーを貯留する廃トナー回収容器を、画像形成装置の本体内に固定する固定手段が磁力を用いるものとしている画像形成装置が知られている(下記特許文献2)。特許文献2には、固定手段が、廃トナー回収容器内に被固定部材として設けた磁石受と、画像形成装置の本体側に設けた磁石からなることが示されている。
特開2012−159618号公報 特開2009−271276号公報
この発明は、現像剤からなる像の形成により画像形成装置の複数の箇所から発生する廃棄現像剤を回収する回収容器を、画像形成装置の装着部に着脱自在に装着する際、その装着部における廃棄現像剤の複数の排出部に開閉部材が受ける弾性部材の弾性力に抗して接続させるにもかかわらず、その装着部に簡易な構成で安定した状態で装着することができる画像形成装置と、その画像形成装置に用いる回収容器を提供するものである。
この発明(A1)の画像形成装置は、
現像剤からなる像の形成により複数の箇所から発生する廃棄現像剤が排出される排出口を個々に有する複数の排出部が設けられ、前記廃棄現像剤を回収する回収容器が着脱自在に装着される装着部と、
前記装着部に着脱自在に装着されて前記廃棄現像剤を回収し、前記複数の排出部と個別に接続されて前記各排出口から排出される前記廃棄現像剤を受け入れる受け口を個々に有
する複数の接続部が設けられた回収容器と、
前記複数の排出部の排出口と前記複数の接続部の受け口との少なくとも一方に移動自在に個別に取り付けられ、前記回収容器を前記装着部に装着するときに弾性部材の弾性力に抗して前記排出口又は受け口を開ける位置に移動し、前記回収容器を前記装着部から取り外すときに前記弾性部材の弾性力により前記排出口又は受け口を閉じる位置に移動する複数の開閉部材と、
を備え、
前記装着部に、前記回収容器を装着時に位置決めして支持する2つの位置決め支持部と、前記2つの位置決め支持部に支持される前記回収容器を着脱自在に固定する1つの固定部とを設け、
前記回収容器に、前記2つの位置決め支持部に位置決めされて支持される2つの被位置決め支持部と、前記1つの固定部に固定される1つの被固定部とを設け、
前記1つの固定部及び被固定部がラッチ機構として構成されており、
前記1つの固定部及び被固定部は、当該固定部及び被固定部どうしの接触する領域と前記2つの位置決め支持部及び被位置決め支持部どうしの接触する領域とを仮想の直線で結んだときに形成される三角形の領域内に、前記複数の開閉部材における各弾性部材の弾性力により前記回収容器が前記装着部から取り外される方向に受ける複数の反力の重心が存在する状態になる位置に配置されているものである。
この発明(A2)の画像形成装置は、上記発明A1の画像形成装置において、前記複数の箇所は、現像剤からなる像を形成する複数の作像装置と、前記複数の作像装置で形成される像が一時的に転写されて記録媒体への最終転写位置まで搬送される中間転写装置とであり、
前記1つの固定部又は被固定部は、重力方向と直交する水平方向に見たとき、前記複数の作像装置から発生する廃棄現像剤を排出又は回収する前記複数の排出部又は接続部が存在する前記水平方向における領域幅の中央の位置よりも、前記中間転写装置から発生する廃棄現像剤を排出又は回収する前記排出部又は接続部が存在する側に片寄った位置に設けられているものである
この発明(A)の画像形成装置は、上記発明A1又はA2の画像形成装置において、前記2つの位置決め支持部又は被位置決め支持部が前記装着部又は回収容器の下端側の部位に配置され、前記1つの固定部又は被固定部が前記装着部又は回収容器の上端側の部位に配置されているものである。
この発明(A)の画像形成装置は、上記発明A1又はA3の画像形成装置において、前記複数の箇所が現像剤からなる像を形成する複数の作像装置であるものである。
この発明(A)の画像形成装置は、上記発明A1又はA3の画像形成装置において、前記複数の箇所は、現像剤からなる像を形成する複数の作像装置と、前記複数の作像装置で形成される像が一時的に転写されて記録媒体への最終転写位置まで搬送される中間転写装置とであるものである。
この発明(A)の画像形成装置は、上記発明Aの画像形成装置において、前記回収容器が、前記複数の作像装置から発生する廃棄現像剤を回収するよう構成されているものである。
また、この発明(B1)の回収容器は、上記発明A1からAのいずれかの画像形成装置に装着されて、前記画像形成装置の現像剤からなる像の形成により複数の箇所から発生する廃棄現像剤を回収するものである。
上記発明A1の画像形成装置によれば、現像剤からなる像の形成により画像形成装置の複数の箇所から発生する廃棄現像剤を回収する回収容器を、画像形成装置の装着部に着脱自在に装着する際、その装着部における廃棄現像剤の複数の排出部に開閉部材が受ける弾性部材の弾性力に抗して接続させるにもかかわらず、固定部及び被固定部を2つ以上設ける場合に比べて、その装着部に簡易な構成で安定した状態で装着することができ、また、1つの固定部及び被固定部の配置について上記発明A1で特定する内容の配置を採用しない場合に比べて、回収容器を装着部に不完全な固定状態にならず、より的確に安定した状態で装着させることができる。
上記発明A2の画像形成装置では、1つの固定部及び被固定部の配置について上記発明A2で特定する内容の配置を採用しない場合に比べて、回収容器を装着部に不完全な固定状態にならず、より安定した状態で装着させることができる
上記発明Aの画像形成装置では、2つの位置決め支持部又は被位置決め支持部と1つの固定部又は被固定部の配置とについて上記発明Aで特定する状態の配置を採用しない場合に比べて、回収容器を装着部にその着脱操作もし易く安定した状態で装着させることができる。
上記発明Aの画像形成装置では、廃棄現像剤が発生する複数の箇所が複数の作像装置である場合でも、上記発明A1による効果を同様に得ることができる。
上記発明Aの画像形成装置では、廃棄現像剤が発生する複数の箇所が複数の作像装置と中間転写装置である場合であっても、上記発明A1による効果を同様に得ることができる。
上記発明Aの画像形成装置では、廃棄現像剤が発生する複数の箇所が複数の作像装置と中間転写装置である場合において回収容器が複数の作像装置から発生する廃棄現像剤を回収するように構成されているときであっても、上記発明A1による効果を同様に得ることができる。
上記発明B1の回収容器によれば、画像形成装置の装着部に着脱自在に装着する際に、その装着部における廃棄現像剤の複数の排出部に開閉部材が受ける弾性部材の弾性力に抗して接続させるにもかかわらず、被固定部を2つ以上設ける場合に比べて、その装着部に簡易な構成で安定した状態で装着して使用することができ、また、1つの固定部及び被固定部の配置について上記発明A1で特定する内容の配置を採用しない場合に比べて、回収容器を装着部に不完全な固定状態にならず、より的確に安定した状態で装着させることができる。
実施の形態1に係る画像形成装置1の外観(外装カバーを開けた状態の外観)を示す斜視図である。 図1の画像形成装置における内部の構成を示す説明図である。 図1の画像形成装置において回収容器を装着部に着脱する際の途中の状態を示す斜視図である。 図1の画像形成装置において回収容器を装着部から取り外した後の状態を示す斜視図である。 図1の画像形成装置において回収容器の装着部における排出パイプをその斜め下方から見上げたときの状態を示す斜視図である。 排出パイプ(排出口が閉じているときの状態)を示す断面図である。 実施の形態1に係る回収容器をその手前側から見たときの状態を示す斜視図である。 図7の回収容器をその背面側から見たときの状態を示す斜視図である。 図8の回収容器における接続部の要部を一部透視した状態で示す斜視図である。 図9の接続部のQ1−Q1線に沿う概略断面図である。 図9の接続部のQ2−Q2線に沿う概略断面図である。 図10の回収容器における接続部に排出パイプが接続されたときの状態を示す概略断面図である。 回収容器を着脱(特に装着)する際の接続部と排出パイプとの状態を示す断面説明図である。 図7の回収容器の主な構成を示す正面図である。 図4の画像形成装置の主な構成を示す正面図である。 (a)は装着部における一方の位置決め支持部を主に示す斜視図、(b)は装着部における他方の位置決め支持部を主に示す斜視図である。 装着部における1つの固定部とその周辺部を、その下方から少し見上げた状態で示す斜視図である。 (a)は回収容器における1つの上部固定部を構成する引っ掛け部材を示す斜視図、(b)は(a)の引っ掛け部材をその背面側から見た状態で示す斜視図である。 (a)は回収容器の一方の下部取付け部を装着部の一方の位置決め支持部に挿し入れたときの状態を示す要部断面図、(b)は回収容器の他方の下部取付け部を装着部の他方の位置決め支持部に挿し入れたときの状態を示す要部断面図である。 回収容器の上部固定部が装着時に装着部の固定部に接近しているときの状態を示す要部断面図である。 回収容器の上部固定部における鉤部が装着時に装着部の固定部における固定部材に接触して下方に変位している過程の状態を示す要部断面図である。 回収容器の上部固定部が装着時に装着部の固定部に位置決め固定されているときの状態を示す要部断面図である。 (a)は回収容器の一方の下部取付け部が装着部の一方の位置決め支持部に位置決め固定されているときの状態を示す要部断面図、(b)は回収容器の他方の下部取付け部が装着部の他方の位置決め支持部に位置決め固定されているときの状態を示す要部断面図である。 図15の画像形成装置の装着部に回収容器を装着した状態を示す正面図である。 回収容器を取り外す際に回収容器の上部固定部を装着部の固定部からの固定状態から解除するための操作内容を示す要部断面図である。 画像形成装置の装着部における1つの固定部と回収容器における1つの上部固定部を特定の条件を満たす位置に配置した場合の具体例を示す図表である。 回収容器の主な構成の他の例を示す正面図である。 回収容器の比較参考例を示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態(以下、単に「実施の形態」という)について添付の図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1から図4は、実施の形態1に係る画像形成装置1を示している。
図1はその画像形成装置1の外観(外装カバーを開けた状態の外観)を示し、図2はその画像形成装置1の内部の構成を示し、図3はその画像形成装置1において回収容器を着脱する際の途中の状態を示し、図4はその画像形成装置において回収容器を取り外した後の状態を示している。なお、図1等の各図面中に符号X,Y,Zで示す矢印は、各図面において想定した3次元空間の幅、高さ及び奥行の各方向を示す直交座標軸(の方向)である。
<画像形成装置の全体の構成>
画像形成装置1は、現像剤で構成される画像を記録媒体の一例である記録用紙9に形成するものであり、例えば、情報端末機等の外部機器から入力される画像情報を受けて画像の形成を行うプリンタとして構成されている。
この画像形成装置1は、全体が箱状の外観からなる筐体10を有している。そして、この画像形成装置1は、図2に示されるように、その筐体10の内部空間に、現像剤としてのトナーからなるトナー像を形成する作像装置20、作像装置20で形成されるトナー像が一時的に転写されて記録用紙9に最終的に転写する二次転写位置まで搬送される中間転写装置30、中間転写装置30の二次転写位置に供給する記録用紙9を収容して送出する給紙装置40と、中間転写装置30で二次転写されたトナー像を記録用紙9に定着する定着装置45等が配置されている。筐体10の上面部10aには、画像が形成された後の記録用紙9を排出させて積載した状態で収容するための排出収容部11が形成されている。図2中に示す一点鎖線は、記録用紙9の主な搬送経路である。
実施の形態1における作像装置20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色の現像剤(トナー)像をそれぞれ個別に形成する4つの作像装置20Y,20M,20C,20Kを用いて構成されている。実施の形態1における作像装置20(Y,M,C,K)は、その配置位置が筐体10の内部空間においてブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順番で重力方向とは逆の方向に次第に高くなるよう傾斜して並んだ状態で配置されている。
4つの作像装置20(Y,M,C,K)はいずれも、矢印で示す方向(図2中において時計回りの方向)に回転駆動するドラム形態の感光体である感光ドラム21と、感光ドラム21の像形成領域となる外周面を所要の電位に帯電させるロール形態等の帯電装置22と、帯電後の感光ドラム21の外周面に所要の画像情報に基づいて各色成分に分解構成された光を照射して各色成分の静電潜像を形成する露光装置23と、その静電潜像を各色成分のトナーにより現像して上記各色のトナー像として顕像化する現像装置24(Y,M,C,K)と、感光ドラム21上のトナー像を中間転写装置30(の中間転写ベルト31)に一次転写させた後の感光ドラム21の外周面に残留するトナー等の不要物を除去して清掃するドラム清掃装置26等で構成されている。
このうち、現像装置24(Y,M,C,K)には、上記4色(Y,M,C,K)に対応する色成分のトナーがそれぞれ個別に収容されており、また図示しない現像剤補給部から現像剤(主にトナー)が消費量等に応じて補給されるようになっている。また、ドラム清掃装置26は、その清掃装置の筐体の内部に、感光ドラム21に接触して残留トナー等の不要物をかき取る弾性板等の清掃部材26aと、清掃部材26aでかき取られ残留トナーを廃棄トナーとして後述の回収ボックス6にむけて送り出すスクリューオーガ等の回転搬送部材26b等を設けて構成されている。
各作像装置20(Y,M,C,K)では、画像形成の要求を受けると、回転始動する感光ドラム21の外周面を帯電装置22により所要の電位に帯電させた後、その帯電した感光ドラム21の外周面に露光装置23から各色成分の画像信号に対応した光を照射して各色成分の静電潜像を形成する。続いて、各感光ドラム21の外周面に形成された各色成分の静電潜像について、対応する現像装置24(Y,M,C,K)において前記4色のいずれかの色のトナーにより現像して当該4色(Y,M,C,K)のトナー像を各感光ドラム21上にそれぞれ形成する。
中間転写装置30は、筐体10の内部空間のうち上記4つの作像装置20(Y,M,C,K)群の上方側になる部位に、それら作像装置20群の傾斜した配置状態に対応して少し傾斜した状態で配置されている。
実施の形態1における中間転写装置30は、作像装置20(Y,M,C,K)の感光ドラム21に形成されるトナー像を静電的作用により転写して保持し得る無端状の中間転写ベルト31と、中間転写ベルト31を作像装置20(Y,M,C,K)の各一次転写位置を順次通過させながら回転するように支持する複数の支持ロール32a〜32eと、中間転写ベルト31の内側に配置され、各作像ユニット20(Y,M,C,K)の感光ドラム21上に形成される各トナー像を中間転写ベルト31の外周面に一次転写させるロール形態等の一次転写装置34と、中間転写ベルト31に一次転写されたトナー像を記録紙Pに二次転写させるロール形態等の二次転写装置35と、二次転写後の中間転写ベルト31の外周面に残留するトナー等の不要物を除去して清掃するベルト清掃装置36等を備えている。
このうち、支持ロール32aは駆動ロール兼二次転写バックアップロール、支持ロール32cは張力付与ロール、支持ロール32d,32eは面出しロール、支持ロール32bは清掃バックアップロールとして構成されている。また、ベルト清掃装置36は、その清掃装置の筐体の内部に、中間転写ベルト31に接触して残留トナー等の不要物をかき取る弾性板等の清掃部材36aと、清掃部材36aでかき取られ残留トナーを廃トナーとして回収ボックス6にむけて送り出すスクリューオーガ等の回転搬送部材36b等を設けて構成されている。
給紙装置40は、筐体10の内部空間のうち上記4つの作像装置20(Y,M,C,K)群の下方側になる部位に配置されている。
実施の形態1における給紙装置40は、筐体10に対して引出し自在に取り付けられ、所望のサイズ、種類等の記録用紙9を積載板42の上に積み重ねた状態で収容する用紙収容体41と、用紙収容体41から記録用紙9を1枚ずつ送り出す送出装置43を備えている。
この給紙装置40では、画像形成時になると、所要の記録用紙9を用紙収容体41から送出装置43により1枚ずつ送り出す。給紙装置40から送り出された記録用紙9は、一点鎖線で示す搬送経路に沿って進み、その搬送経路上に配置された搬送時期調整ロール対44により一旦停止させられた後に二次転写タイミングに合わせて中間転写装置30の二次転写位置(二次転写装置35が中間転写ベルト31と対向する部位)にむけて送り出される。
中間転写装置30では、画像形成時になると、作像装置20(Y,M,C,K)でそれぞれ形成される各色のトナー像が一次転写装置34により中間転写ベルト31の外周面に位置合わせされた状態で順次一次転写される。このとき作像装置20(Y,M,C,K)では、一次転写後の感光ドラム21の外周面がドラム清掃装置26により清掃される。続いて、中間転写ベルト31は、一次転写されたトナー像を二次転写装置35と対向する二次転写位置まで搬送する。しかる後、中間転写装置30では、給紙装置40から二次転写位置まで供給された記録用紙9に対し、中間転写ベルト31上のトナー像を二次転写する。このとき中間転写装置30では、二次転写後の中間転写ベルト31の外周面がベルト清掃装置36により清掃される。
定着装置45は、その装置の筐体の内部に、所要の方向に回転駆動するとともに加熱手段により加熱されて表面温度が所要の温度に保持されるロール形態、ベルト形態等の加熱用回転体46と、この加熱用回転体46の回転軸方向にほぼ沿うように所要の圧力で接触して従動回転するロール形態、ベルト形態等の加圧用回転体47等を設置して構成されている。
この定着装置45では、画像形成時になると、中間転写装置30でトナー像が二次転写された記録用紙9が、加熱用回転体46と加圧用回転体47の間の圧接部に送り込まれて定着処理(加熱及び加圧)されることにより、そのトナー像が溶融して記録用紙9に定着される。定着後の記録用紙9は、一点鎖線で示す搬送経路を進み、その搬送経路上に配置された排出ロール対48により筐体10の外部に搬出され、最終的に排出収容部11に収容される。
この画像形成装置1は、作像装置20(Y,M,C,K)の全部又は一部(但し複数)を選択して作動させることにより4色(Y,M,C,K)のトナーの全部又は一部を組み合わせて構成されるカラー画像を形成することができる。また、作像装置20(Y,M,C,K)の1つを作動させることにより例えばブラック等の1色のトナーで構成される単色画像を形成することもできる。
<画像形成装置における廃棄現像剤の回収に関する構成>
また、この画像形成装置1においては、図2等に示されるように、4つの作像装置20(Y,M,C,K)における各ドラム清掃装置26と中間転写装置30のベルト清掃装置36によりそれぞれ掻き取って除去した回収対象の廃棄現像剤を、着脱方式からなる1つの回収ボックス6に最終的に集めて回収するようになっている。上記廃棄現像剤は、主にトナーであるが、厳密には紙粉等の残留付着物も含んだものである。
実施の形態1に係る画像形成装置1では、図1、図3等に示されるように、筐体10の一側面部10bに内部側に横長の長方形をなすよう窪んだ装着空間からなる回収ボックス6の装着部12を設け、その装着部12に回収ボックス6を着脱自在に装着して使用するようになっている。上記筐体10の一側面部10bは、例えば、4つの作像装置20の一部と中間転写装置30の一部を外部に露出させることができる側の側面部である。また、装着部12は、画像形成装置1の使用時には、筐体10の一部を構成する図示しない開閉式の外装カバーで覆い隠されるようになっている。
また、装着部12は、その下端側になる部位の一部に、回収ボックス6の下端部の一部を装着時に位置決めして支持する2つの位置決め支持部13A,13Bが設けられている。2つの位置決め支持部13A,13Bは、回収ボックス6の下端部の一部を支持したうえで、回収ボックス6の着脱時に図3に両側矢印D1,D2で示すように揺動するときの支点としても機能するようになっている。また、装着部12は、その上端側になる部位の一部に、2つの位置決め支持部13A,13Bに支持される回収ボックス6の上端部の一部を着脱自在に固定する1つの固定部14が設けられている。この位置決め支持部13A,13Bと固定部14の詳細については後述する。
さらに、装着部12は、図4等に示されるように、各ドラム清掃装置26とベルト清掃装置36によりそれぞれ掻き取って除去した廃棄現像剤を装着部12に装着された回収ボックス6まで搬送して排出させるために、各ドラム清掃装置26の排出パイプ15(Y,M,C,K)とベルト清掃装置36の排出パイプ16とを、装着部12の装着空間内に突出させた状態で設けている。このうち4つの排出パイプ15(Y,M,C,K)は、前述したように作像装置20(Y,M,C,K)が傾斜した状態で並ぶように配置されていることから、その配置の状態に対応して傾斜した状態で並ぶように配置されており、また、残り1つの排出パイプ16は、排出パイプ15Kの斜め上方の位置に離れた状態で存在するよう配置されている。
これらの排出パイプ15(Y,M,C,K)及び16はいずれも、図5、図6等に示されるように、廃棄現像剤を排出させる排出口52がそれぞれ形成された円筒状のパイプ本体51と、パイプ本体51の内部でパイプの長さ方向にスライドして排出口52を開閉するスライドシャッタ54とで主に構成されている。
このうち上記パイプ本体51は、各ドラム清掃装置26及びベルト清掃装置36における各筐体から装着部12の装着空間内に到達させるよう延長して設けられており、その内部空間に各清掃装置26,36における各回転搬送部材26b,36bを少なくとも排出口52に達するまで延長させた状態で回転自在に配置している。また、パイプ本体51は、その先端側にパイプ本体の外径よりも小径になるとともに先端部に開口部53aを形成した小径部53を設けている。排出口52は、各ドラム清掃装置26及びベルト清掃装置36の各搬送部材26b,36bによって搬送される現像剤を落下させて排出させるものであり、パイプ本体51の先端側の下面部に矩形状に設けられている。小径部53は、その下部の角部を下方にむかうにつれて奥側に傾斜する面取りした傾斜部53bとして形成している(図5、図6等を参照)。さらに、排出パイプ15(Y,M,C,K)におけるパイプ本体51の排出口52の下部周辺には、図5に示されるように、回収ボックス6における後述の接続部(61)との接続時の進退移動等を円滑に行うため平面状の底面を有する形状の摺動枠56が設けられている。
また、上記スライドシャッタ54は、パイプ本体51の内部空間に収まる大きさで一端部(奥側の端部:座標軸Zの矢印方向に位置する端部)が開口した円筒形状からなる構造物であり、その他端部(手前側の端部)の下面に開口部54aが形成されている。また、スライドシャッタ54は、パイプ本体51の内壁との間にパイプの長さ方向に沿って形成される図示しないガイド溝及び突起によって誘導されてパイプの長さ方向における所要の範囲内でスライド自在に嵌め入れられており、しかも、コイルスプリング等の弾性部材57によりパイプ本体51の小径部53側に所要のバネ力(弾性力)F1で弾性的に押し付けられている。
このスライドシャッタ54は、排出パイプ15(16)が回収ボックス6と接続されていないときには、弾性部材57のバネ力によりパイプ本体51の小径部53に突き当たって弾性的に押し付けられた状態に保たれ、これにより、そのシャッタ54の胴部(開口部54a以外の開口していない部分)が排出口52と対峙した状態になって排出口52を閉じる位置におかれる(図6等を参照)。一方、このスライドシャッタ54は、排出パイプ15(16)が回収ボックス6と接続されているときには、その回収ボックス6に設けられる後述の突起部(67)により押されることで弾性部材57のバネ力に抗してパイプ本体51の奥側にスライドして押し込まれた状態に保たれ、これにより、その開口部54aが排出口52と向き合う状態になって排出口52を開ける位置におかれる(図12等を参照)。
<回収ボックスの構成>
回収ボックス6は、前述したように作像装置20(Y,M,C,K)における各ドラム清掃装置26と中間転写装置30のベルト清掃装置36によりそれぞれ掻き取って除去した廃棄現像剤を回収して収容する回収容器である。実施の形態1に係る回収ボックス6は、具体的には、図7、図8等に示されるように、内部に所要の収容空間が形成され、その全体が横方向に長いほぼ長方形の厚板のような形態からなる容器として構成されている。
また、回収ボックス6は、その下端側の部位の一部に、装着部12における2つの位置決め支持部13A,13Bにそれぞれ支持される2つの下部取付け部71A,71Bが設けられ、その上端側の部位の一部に、装着部12における1つの固定部14に離脱可能に固定される上部取付け部72が設けられている。回収ボックス6の正面部60aの一部には、その背面部60bの側にむけて窪んだ形状からなる取っ手用の穴60cが設けられている。この下部取付け部71A,71Bと上部取付け部72の詳細については後述する。
この回収ボックス6の画像形成装置1の装着部12に対する着脱は、概略、次のように行われる。
まず、その装着は、図3等に示されるように、回収ボックス6の全体を斜めに傾けた姿勢にして、その下端側にある下部取付け部71A,71Bを装着部12の位置決め支持部13A,13Bにそれぞれ差し込んだ状態にした後、その下部取付け部71A,71Bを支点にして回収ボックス6の全体を起こすように(矢印D1の示す方向に)揺動させ、最後に、その上端側にある上部取付け部72を装着部12の固定部14に固定させることにより行われる。
一方、その取り外しは、回収ボックス6の上部取付け部72を装着部12の固定部14による固定状態から解除して、その上端部を手前側(矢印D2の示す方向に)に引いて回収ボックス6の全体をその下部取付け部71A,71Bを支点にして揺動させて手前側に倒れ込むように傾かせた状態にした後(図3参照)、その全体を斜め手前側に持ち上げて下部取付け部71A,71Bを装着部12の位置決め支持部13A,13Bからそれぞれ離脱させるように取り出すことにより行われる。
そして、この回収ボックス6は、図8等に示されるように、その背面部10bの上部側の部位に、画像形成装置1の装着部12への装着のときに、各ドラム清掃装置26の排出パイプ15(Y,M,C,K)とベルト清掃装置36の排出パイプ16との各接続を行うための接続部61が設けられている。また、回収ボックス6は、その背面部10bの下部側の領域で上記接続部61の下方(重力方向の下方)側の部位に、排出パイプ15(Y,M,C,K)及び排出パイプ16の各排出口52からそれぞれ排出される廃棄現像剤を最終的に収容するための収容空間を有する収容部62が設けられている。
接続部61は、各ドラム清掃装置26の排出パイプ15(Y,M,C,K)との接続を行う4つの接続部61Y,61M,61C,61Kと、ベルト清掃装置36の排出パイプ16との接続を行う1つの接続部61Bとで構成されている。4つの接続部61Y,61M,61C,61Kは、前述したように作像装置20(Y,M,C,K)が傾斜した状態で並ぶように配置されていることから、その配置の状態に対応して傾斜した状態で並ぶように配置されている。また、1つの接続部61Bは、ベルト清掃装置36の排出パイプ16の配置位置に対応した位置に配置されている。実施の形態1における接続部61Bは、接続部61Kの斜め上方の位置に配置されている。
これらの接続部61(Y,M,C,K)及び61Bはいずれも、図8〜図10、図14等に示されるように、各排出パイプ15、16のパイプ本体部51がそれぞれ挿し込まれて格納される格納空間(S)を有する構造部として構成されている。また、接続部61(Y,M,C,K)及び61Bはいずれも、回収ボックス6の背面部60b側における部位61aに、各排出パイプ15、16を格納空間(S)内に挿し入れるための接続口63が設けられている。
また、接続部61(Y,M,C,K)及び61Bは、その格納空間(S)内の底面部(収容部62との仕切り板にもなる)61bに、各排出パイプ15、16の排出口52から排出されて落下する廃棄現像剤を受け入れる受け口64が形成されている。受け口64は、接続部61に接続されているときの各排出パイプ15、16の排出口52と向き合う位置に設けられており、例えば矩形の形状で形成される。また、上記底面部61bは、受け口64の周囲を含むほぼ全域が平滑な面で形成されている。
さらに、接続部61(Y,M,C,K)及び61Bはいずれも、その格納空間(S)内における受け口64が設けられた底面部61bに、各現像剤排出パイプ15、16との相対的な移動に連動して底面部61bに対し平行に回動して動くことにより受け口64を開閉する回動シャッタ65が設けられている。
回動シャッタ65は、受け口64を覆って閉じる覆い部651と、回収ボックス6を装着するときに各排出パイプ15、16(パイプ本体51の小径部53)が突き当たる突き当て部652と、回動可能に支持する軸部653を有している。
覆い部651は、底面部61aとほぼ平行する下面651aを有する板状のものであり、その全体が受け口64を覆い隠すことができる寸法で形成されている。突き当て部652は、覆い部651の接続口63と向き合うことがある端部に設けられ、各排出パイプ15、16が突き当たることにより回動シャッタ65を回動させる作用を発生させるものである。この突き当て部652は、例えば、一部が接続部61における接続口63の裏側の内壁面に接触する部分を含む全体がL字形状の突き当て面652aを有する形態で形成されている。軸部653は、覆い部651の平面上における1つの角部又はその周辺部に設けられ、底面部61b(覆い部651の下面651a)からほぼ垂直の方向(実施の形態1では重力方向)に沿って立ち上がる丸棒状の形態で形成されている。
また、回動シャッタ65は、図9等に示されるように、軸部653の下部653a及び上部653bが、接続部61の底面部61bや格納空間(S)の上部に設けられた軸受け部61c,61dに回転自在に取り付けられている。さらに、回動シャッタ65は、軸部653の中央部に、回動シャッタ65の覆い部651が受け口64を閉じる位置に回動する方向へ回転力を付与するためのトーションバネ66(のコイル部)を取り付けている。回動シャッタ65は、このトーションバネ66のばね力を使用することにより、回収ボックス6の装着部12への非装着時には突き当て部652の一部(例えば上端部)が接続部61における接続口63の裏側の内壁面に押し当てられた状態に保たれる。
そして、この回動シャッタ65は、回収ボックス6が装着部12に装着されていない非装着時には、図9から図11に示されるように、トーションバネ66のばね力により押されて覆い部651が受け口64を閉じる位置に存在するように保たれる。また、回収ボックス6は、回収ボックス6が装着部12に装着された装着時には、図10〜図12等に示されるように、各排出パイプ15、16との相対的な移動によりトーションバネ66のばね力に抗するように押されることで軸部653を支点として回動して覆い部651が受け口64を開ける位置に存在するように保たれる。
さらにまた、接続部61(Y,M,C,K)及び61Bは、その接続口63と対峙する格納空間(S)内の内壁面61eの部分に、各現像剤排出パイプ15、16におけるスライドシャッタ54を押すための突起部67が設けられている。
突起部67は、接続部61の格納空間(S)内に挿し込まれる各排出パイプ15、16の小径部53の開口部53aと対峙する位置に配置されるとともに、回収ボックス6の装着部12への装着時に小径部53の開口部53aからパイプ本体51の内部に入り込んだ後、スライドシャッタ54を排出口52が開けられる位置(図12を参照)まで押して移動させることが可能な寸法(太さや長さ)からなる棒状の形態で形成されている。
また、回収ボックス6における収容部62は、各排出パイプ15,16の各排出口52からそれぞれ排出されて落下する廃棄現像剤を所要の量だけ収容することができる収容空間を有している。収容空間は、接続部61(Y,M,C,K)及び61Bの各受け口64とつながっているとともに、1つの空間として形成されている。また、この収容部62には、その収容空間に収容される廃棄現像剤の堆積むらを少なくするための図示しない回転搬送部材や、その収容空間に収容される現像剤の量が回収ボックス6の交換時期の目安として設定された量に達したことを装着部12側に配置される検出器で検出するための図示しない被検出部などが配置されている。
さらに、回収ボックス6では、図10〜図12等に示されるように、接続部61(Y,M,C,K,B)の受け口64が形成された底面部61bに、回動シャッタ65が受け口64を閉じる位置にあるときの覆い部651と底面部61bとの間に存在する隙間を封止するとともに、各排出パイプ15、16の各接続部61に接続されているときの排出口52の周囲部(摺動枠56)と底面部61bとの間に存在する隙間を封止するための封止部材68が設けられている。封止部材68は、発泡弾性部材、フェルト等の部材からなるものである。
ちなみに、実施の形態1では、前述したように回収ボックス6がその下端側にある2つの下部取付け部71A,71Bを支点として揺動させることにより装着部12に装着する方式を採用していることから、回収ボックス6の各接続部61(Y,M,C,K,B)が円弧の軌道で移動した後に、装着部12においてほぼ水平の状態で突出して固定されている各排出パイプ15、16と互いにほぼ水平で平行になった姿勢で接続されることになる。このため、上記隙間については、回収ボックス6の装着時(取り外し時も含む)における接続部61の円弧の軌道を(特に接続部61の接続口63の端部側において)確保して回収ボックス6の円滑な着脱作業を実現することを考慮した広めの間隔になるよう設定している。
上記封止部材68は、図10、図11等に示されるように、接続部61における底面部61bのうち受け口64の周囲であって、回動シャッタ65が閉じる位置にあるときの覆い部651(の接触面651a)と排出パイプ15、16が接続部61に接続された位置にあるときの排出口52の摺動枠56の下面と接触し得る範囲も含むような領域に設けられている。また、封止部材58は、受け口64と対応する部位に、受け口64と重なり合って連続する矩形状の貫通孔68aを形成している(図12等を参照)。貫通孔68aは、受け口64の開口形状とほぼ同じ形状(大きさ)の孔として形成される。このため、各接続部61における受け口64は、封止部材58の存在を考慮した場合、封止部材58の貫通孔68aとみなすこともできる。さらに、封止部材68は、接続部61の接続口63に位置する端面部68bを、回収ボックス6の外部(背面部10b側)に露出した状態に配置されている(図9を参照)。
この他、回収ボックス6では、回動シャッタ65における覆い部651の接続部61の底面部61bとの間における隙間の寸法が、各排出パイプ15、16の排出口52の摺動枠56と接続部61の底面部61bとの間における隙間の寸法と同じ値になるよう構成されている。
また、回収ボックス6では、図8、図10、図11等に示されるように、接続部61の各排出パイプ15、16との相対的な移動時(回収ボックス6の装着時)に各排出パイプ15、16が通過する側(回収ボックス6の背面部10bの側)の端部61aに、封止部材68の当該端部61a側において露出する端面部68bを覆い隠して保護する保護部材69を設けている。
<回収ボックスの使用状態など>
以上の構成からなる回収ボックス6は、図1に示されるように、画像形成装置1の装着部12に装着することにより使用される。
回収ボックス6を装着部12に装着する前の段階においては、その回収ボックス6では、図10等に示されるように、その各接続部61(Y,M,C,K,B)における受け口64(実際には封止部材68の貫通孔68a)が、回動シャッタ65の覆い部651により閉じられている。つまり、回動シャッタ65が受け口64を閉じる位置に変位した状態に保たれ、その覆い部651の下面部651aが封止部材68の本体(貫通孔68aを除く部分)に接触した状態で貫通孔68aを閉じた状態になっている。このとき、回収ボックス6の各接続部61における底面部61bの周囲と回動シャッタ65の覆い部651との間における隙間は、封止部材68の本体で封止された状態に保たれている。
一方、画像形成装置1の装着部12における各排出パイプ15、16では、図6、図13等に示されるように、各パイプ本体51の排出口52がスライドシャッタ54により閉じられている。つまり、スライドシャッタ54が弾性部材57のばね力により押されて排出口52を閉じる位置に変位した状態に保たれ、そのスライドシャッタ54の胴部が排出口52と重なって排出口52を閉じている。この際、パイプ本体51内の回転搬送部材26b,36bは、回転しておらず停止している。
次に、回収ボックス6を装着部12に装着する段階においては、回収ボックス6は、図13等に示されるように、その下端側にある下部取付け部71A,71Bを支点にして装着部12に近づける方向(矢印D1で示す方向)に起こすよう揺動させられる。
これにより、回収ボックス6では、まず、その各接続部61(Y,M,C,K,B)の接続口63が、装着部12で突出した状態にある各排出パイプ15、16の先端部(パイプ本体51の小径部53)に接近した状態になる。この際、回収ボックス6は、その装着時に起こすように揺動させる際、各接続部61が下部取付け部71A,71Bを中心とした円の一部である円弧の軌道を描くように移動して各排出パイプ15、16に近づくことになる。また、この円弧の軌道を描くように移動する点は、回収ボックス6を装着部12から取り外す際に倒すように揺動させる際も同じである。
引き続き、回収ボックス6を更に起こすよう揺動させて装着作業を進めると、回収ボックス6の各接続部61(Y,M,C,K,B)に、各排出パイプ15(Y,M,C,K)、16の先端部(実際には小径部53)が、その各接続口63から格納空間(S)に少し入り込む。これにより、各排出パイプ15、16の先端部が、回動シャッタ65の突き当て部652に突き当たる状態になるとともに、接続口63の下部で露出する封止部材68の端面部68bに接触した状態になる。この際、回収ボックス6の各接続部61(Y,M,C,K,B)には、その下部取付け部71A,71Bからの距離(揺動時に半径に相当する距離)が短い位置に配置されている接続部(61K)からその距離が長くなる順番(61K,61C,61M,61Y,61B)と同じ順番で、排出パイプ15,16が時間を少しずらした状態で順次入り込んでくる。
最後に、回収ボックス6は、その上端側にある上部固定部72を装着部12の固定部14に固定させることにより、装着部12に装着された状態になる(図1参照)。ちなみに、回収ボックス6の装着が完了した後は、装着部12(回収ボックス6も含まれる)を覆い隠す図示しない外装カバーを閉じることになる。
この装着が完了した段階の回収ボックス6においては、図11、図12等に示されるように、各接続部61の受け口64(実際には封止部材68の貫通孔68a)が、回動シャッタ65の覆い部651による閉じられた状態から解放されて開けられた状態になる。つまり、各接続部61の回動シャッタ65は、回収ボックス6の装着時の揺動により各排出パイプ15、16の小径部53と接触して格納空間(S)内にむけて押されるように回動することで、その回動シャッタ65における覆い部651が受け口64を開ける位置に変位する。
一方、この装着が完了した段階の装着部12の各排出パイプ15、16においては、図11、図12等に示されるように、各パイプ本体51の排出口52がスライドシャッタ54による閉じらた状態から解放されて開けられた状態になる。つまり、スライドシャッタ54が、回収ボックス6の装着時の揺動する過程で各接続部61の格納空間(S)内において突出部67に突き当たって押されることでパイプ本体51の奥側にむけて移動することにより、そのスライドシャッタ54における開口部54aが排出口52と対峙して排出口52を開ける位置に変位する。
<回収ボックスの装着部への装着時における状況>
ところで、この画像形成装置1においては、その装着部12に回収ボックス6が装着されると、図12に例示するように、装着部12における各排出パイプ15,16のスライドシャッタ54に対して取り付けられたコイルスプリング等からなる弾性部材57が圧縮された状態になるため、その縮んだ弾性部材57が復元してスライドシャッタ54を各排出口52が閉じられる位置に押し戻そうとする方向にむくばね力F2(Y,M,C,K,B)が発生する。
このスライドシャッタ54における弾性部材57のばね力F2(Y,M,C,K,B)は、そのスライドシャッタ54から回収ボックス6の各接続部61(Y,M,C,K,B)における突起部67を介して、回収ボックス6に複数の反力H(Y,M,C,K,B)として及ぶことになる。このときの反力Hは、回収ボックス6を収容部12から取り外すときに移動させる方向(本例では座標軸Zの矢印の向きとは反対の方向又は矢印D2で示す方向)にほぼ向く力である。
このため、回収ボックス6には、図14に点線で示すように、その背面部(60b)側にある接続部61(Y,M,C,K,B)と対応する位置で上記複数の反力H(Y,M,C,K,B)を受けることになる。この複数の反力H(Y,M,C,K,B)は、回収ボックス6を装着部12から取り外すときの移動方向にむけて押す力になる。この結果、回収ボックス6の装着部12に対する装着については、上記複数の反力H(Y,M,C,K,B)に負けて不安定にならない安定した状態で装着することが求められる。
このような複数の反力Hが発生する回収ボックス6を装着部12に安定した状態で装着するためには、例えば、装着部12に対し、その下端側になる部位に複数(例えば2つ)の位置決め支持部13A,13Bを設けたうえで、その上端側になる部位に複数(例えば2つ)の固定部14A,14Bを設ける一方で、回収ボックス6に対し、図28に比較参考例として示すように、その下端側になる部位に装着部12の上記複数の位置決め支持部13A,13Bに支持させる同数の下部支持部71A,71Bを設けたうえで、その上端側になる部位に装着部12の上記複数の固定部14A,14Bに固定される同数の上部固定部72A,72Bを設けるように構成する対応策が考えられる。また、この対応策においては、装着部12側の固定部14A,14Bと回収ボックス6側の上部固定部72A,72Bについて、例えば、ラッチ機構として構成することが可能である。
しかし、この対応策の場合は、例えば、その回収ボックス6を装着部12に装着したときに、回収ボックス6側の2つの上部固定部72A,72Bの一方が装着部12側の固定部14A,14Bに対して正式に係止された状態にならず(又はまったく係止されない状態になり)、正規の固定位置に固定されず不安定な装着状態になってしまうおそれがある。このような不安定な装着状態になるのは、上記複数の反力Hの数が比較的多い場合や、その発生場所が不均一に存在する場合などに発生しやすい傾向にある。しかも、この対応策の場合には、回収ボックス6を装着部12から取り外す際、回収ボックス6側にある2つの上部固定部72A,72Bを装着部12側の固定部14A,14Bから離脱させるための2つの操作をほぼ同時に行わなければならないという煩雑さもある。
また、この対応策における画像形成装置が、このような正規の固定位置に固定されない不安定の状態で装着された回収ボックス6でも画像形成動作が可能になる構成の画像形成装置になっている場合には、その回収ボックス6が不完全な装着状態のままで使用され続けることになり、最悪の場合には、排出パイプ15,16の排出口と回収ボックス6の接続部61の受け口との間に隙間が発生し、その隙間を通して廃棄現像剤が外部に漏れ出る等の不具合を誘発するおそれもある。
<回収ボックスとその装着部に関する構成>
そこで、この画像形成装置1及び回収ボックス6においては、図3、図14、図15等に示されるように、装着部12に対し、その下端側になる部位に2つの位置決め支持部13A,13Bを設けたうえで、その上端側になる部位に1つの固定部14を設ける一方で、回収ボックス6に対し、その下端側になる部位に装着部12の上記2つの位置決め支持部13A,13Bに支持させる同数の下部支持部71A,71Bを設けたうえで、その上端側になる部位に装着部12の上記1つの固定部14Aに固定される1つの上部固定部72を設けるように構成している。つまり、この場合、最終的な固定手段を1つの固定部14(上部固定部72)で構成している点に特徴がある。
装着部12における2つの位置決め支持部13A,13Bは、図15等に示されるように、装着部12の下端側になる部位の所定の位置にそれぞれ配置されている。実施の形態1における位置決め支持部13A,13Bは、装着部12の下端側になる部位の両端から少し内側にむけてほぼ同じ寸法だけずれた位置に配置されている。
また、この2つの位置決め支持部13A,13Bはいずれも、図15、図16、図19等に示されるように、手前側の第1位置決め垂直面部131と、この第1位置決め垂直面部131から所要の間隔をあけて配置される奥側の第2位置決め垂直面132と、第1位置決め垂直面部131の頂部を利用して形成される支持面部133と、第1位置決め垂直面部131の内側に形成される引っ掛け用開口部134とで構成されている。
このうち第1位置決め垂直面部131は、例えば、垂直方向(座標軸Yの矢印で示す方向)に延びる板状の本体部と、その本体部の左右両側面に三角形状の側板部を設けた構造からなり、その本体部の背面を位置決め面として使用するよう構成されている。位置決め支持部13A,13Bにおける各第1位置決め垂直面部131の本体部は、回収ボックス6の表裏面を逆にした誤装着を防止する又は警告するために、その幅w1、w2が互いに異なる寸法になるよう設定されている(図15)。また、第2位置決め垂直面部132は、第1位置決め垂直面部131の本体部と平行した状態で立設された板状の支持部材135における手前側の面部に、垂直方向に延びる板状の位置決め用部材を設けた構造からなるものである。また、支持面部133は、回収ボックス6の着脱時における揺動運動の支点としても機能させるため円筒周面のごとき曲面で構成されている。さらに、引っ掛け用開口部134は、回収ボックス6側に設けられる後述の引っ掛け用突起(713)が入り込んで回収ボックス6の上方への移動を阻止するように機能する。
また、装着部12における1つの固定部14は、図15、図17、図20等に示されるように、装着部12の上端側になる部位のうち後述する所定の位置において、ラッチ機構としての引っ掛けの固定側になる固定部材141により構成されている。引っ掛け用の固定部材141は、垂直下方に延びる(垂下する)板状の部材で形成されており、その背面側の下部141bを位置決め面として使用するよう構成されている。また、この引っ掛け用の固定部材141の背面側には、回収ボックス6の上部固定部72の一部を入り込ませることができる空間部142が設けられている。
一方、回収ボックス6における2つの下部取付け部71A,71Bは、図14等に示されるように、その下端側になる部位の所定の位置にそれぞれ配置されている。実施の形態1における下部取付け部71A,71Bは、少なくとも装着部12における位置決め支持部13A,13Bと対応する位置であるが、回収ボックス6内においては全体の横方向における両端60d,60eから少し内側にむけてほぼ同じ寸法だけずれた位置に配置されている。厳密には、回収ボックス6の正面部60aの領域において前述した複数の反力Hが偏在している場合、その複数の反力Hをバランス良く受ける等の観点から、その偏在している側にずれた状態になる位置に配置することが好ましい。
また、この2つの下部取付け部71A,71Bはいずれも、図14、図19等に示されるように、装着部12における位置決め支持部13A,13Bの第1位置決め垂直面部131と第2位置決め垂直面132の間の隙間空間に挿し込まれて位置決めがなされる板状の被位置決め面挿入部711と、装着部12における位置決め支持部13A,13Bの支持面部133に接触して支持される被支持部712と、装着部12における位置決め支持部13A,13Bの引っ掛け用開口部134の入り込んで引っ掛けされる引っ掛け用突起713とで構成されている。
このうち被位置決め面挿入部711は、回収ボックス6の奥側(座標軸Zの矢印が示す方向)に引っ込んだ状態で且つその横方向に延びるとともにその垂直下方に延びる状態の板状の薄い構造部からなり、その正面側の一部の面部711aと背面側の一部の面部711bを被位置決め面として使用するよう形成されている。また、被支持部712は、被位置決め面挿入部711における正面側の被位置決め面である面部711aからほぼ直角に正面側に曲げた水平部として形成されている。さらに、引っ掛け用突起713は、位置決め支持部13A,13Bの引っ掛け用開口部134の開口空間に入り込むことができ、しかも、その引っ掛け用開口部134の上端部に引っ掛けられることができる寸法及び形状で形成されている。また、被位置決め面挿入部711及び被支持部712については、装着部12の位置決め支持部13A,13Bにおける各第1位置決め垂直面部131と各第2位置決め垂直面部132の間の挿入空間に挿し込むことができるようにする等の観点から、その横方向の幅m1、m2が、その各第1位置決め垂直面部131における本体部の幅w1、w2よりも少し広い寸法になるようそれぞれ設定されている(図14)。
また、回収ボックス6における1つの上部固定部72は、図14等に示されるように、回収ボックス6の上端側になる部位のうち後述する所定の位置において、ラッチ機構としての引っ掛け部材721により構成されている。
この引っ掛け部材721は、図14、図18、図20等に示されるように、回収ボックス6の上端側になる所定の部位に設ける収容窪み部60fに対して垂直方向に対して上下に移動し得る状態で収容される構造物として構成されている。また、実施の形態1における引っ掛け部材721は、板状の本体部722と、本体部722の背面側に設けられて装着部12における固定部14の固定部材141に引っ掛けられる鉤部723と、引っ掛け部材721全体を操作者の指100で垂直下方にむけて押し下げる押し下げ面部724と、引っ掛け部材721全体を垂直上方に弾性的に押し上げている板ばね部725とで構成されている。
このうち本体部722の左右両端部722a,722bは、上記収容窪み部60fの図示しない上下移動用のガイド溝に嵌め入れて誘導されるガイド部として形成されている。また、鉤部723は、その上端部を本体部722の上端から突出した状態で形成しており、その突出部の背面側に回収ボックス6の装着時に装着部12における固定部14の固定部材141に接触して引っ掛け部材721全体を垂直下方にむけて押し下げる力を発生させる傾斜面部723a(図21を参照)と、その突出部の正面側に装着部12における固定部14の固定部材141の位置決め面141bと接触して位置決めされる被位置決め面部723bと、その背面側に垂直方向に延びる2枚の板からなるガイド部723c,723dとを有する形状で形成されている。また、押し下げ面部724は、本体部722の正面側において正面方向に突出するほぼ水平な面部として形成されたものであり、例えば、その上面に滑り止め用の凸部724aが形成されている。さらに、板ばね部725は、押し下げ面部724の下面から奥側に斜め下方に帯状に延びる部位として形成されており、引っ掛け部材721全体が上方から下方にむけて押さえ付けられる力を受けたときに弾性変形し得る部位になっている。
そして、この画像形成装置1においては、図15に示されるように、装着部12における1つの固定部14について、その固定部14の中心点(P1)と2つの位置決め支持部13A,13Bの各中心点(P2,P3)とを仮想の直線(VL1〜VL3)で結んだときに形成される三角形で囲まれる領域内に、排出パイプ15(Y,M,C,K),16の各スライドシャッタ54に対する各弾性部材57のばね力(弾性力)により回収ボックス6が装着部12から取り外される方向(座標軸Xの矢印と反対側の方向又は矢印D2が示す方向)に受ける複数の反力H(Y,M,C,K,B)の重心Gp1が存在する状態になる位置に配置している。
また、この装着部12に着脱自在に装着する回収ボックス6においても、図14に示されるように、その1つの上部固定部72について、その上部固定部72の中心点(P11)と2つの下部取付け部71A,71Bの各中心点(P12,P13)とを仮想の直線(VL11〜VL13)で結んだときに形成される三角形で囲まれる領域内に、排出パイプ15(Y,M,C,K),16の各スライドシャッタ54に対する各弾性部材57のばね力(弾性力)により回収ボックス6が装着部12から取り外される方向(座標軸Xの矢印と反対側の方向又は矢印D2が示す方向)に受ける複数の反力H(Y,M,C,K,B)の重心Gp2が存在する状態になる位置に配置している。
ここで、上記固定部14の中心点(P1)と上部固定部72の中心点(P11)は、例えば、その固定部14と上部固定部72の位置決めを行う部位(面など)どうしが接触する領域の中心点になる。また、上記位置決め支持部13A,13Bの各中心点(P2,P3)と下部取付け部71A,71Bの各中心点(P12,P13)は、例えば、その位置決め支持部13A,13Bと下部取付け部71A,71Bの位置決めを行う部位(面など)どうしが接触する領域の中心点になる。ただし、上記各中心点(P11,P2,P3、P12,P13)は、その判別や認定が難しい場合には、例えば、その各接触する領域とみなせる部分において中心になるとほぼ推定される地点も含むものとする。
また、上記重心Gp1と上記重心Gp2は、反力H(Y,M,C,K,B)の位置や大きさが共通するものであるため、互いに同じものになる。
この重心Gp1(Gp2)の位置は、以下の式により求められる。
この場合、重心Gp1(又はGp2)のX座標位置をGpxとし、そのY座標位置をGpyとする。また、反力HY,HM,HC,HK,HBのX座標位置をHYx,HMx,HCx,HKx,HBxとし、そのY座標位置をHYy,HMy,HCy,HKy,HByとする。さらに、X座標位置及びY座標位置は、例えば、中心点P3のX座標位置及びY座標位置を原点(x、y=0,0)とした場合における位置とする。
Gpx=(HY・HYx+HM・HMx+HC・HCx+HB・HBx)/(HY+ HM+HC+HB)
Gpy=(HY・HYy+HM・HMy+HC・HCy+HB・HBy)/(HY+ HM+HC+HB)
また、上記重心Gp1と上記重心Gp2はいずれも、上記三角形の領域を画する仮想の直線(VL1〜VL3)又は(VL11〜VL13)よりも内側になる位置(線上の位置を除く)に存在することが必要である。
さらに、1つの固定部14及び上部固定部72は、上記重心Gp1と上記重心Gp2が上記三角形の領域における当該三角形の重心にも一致する状態で存在する位置に配置されることが理想である。
<回収ボックスの装着部への装着状態>
装着部12における1つの固定部14と回収ボックス6における1つの上部固定部72を上述した条件を満たす位置に配置している画像形成装置1においては、その回収ボックス6の装着部12への装着が次のように行われる。
まず、回収ボックス6は、図3、図19、図20等に示されるように、その全体を斜めに傾けた姿勢にして、その下端側にある下部取付け部71A,71Bを装着部12の位置決め支持部13A,13Bにそれぞれ差し込んだ状態にした後、その下部取付け部71A,71Bを支点にして回収ボックス6の全体を起こすように矢印D1の示す方向に揺動させる。
この際、図19に示されるように、回収ボックス6の下部取付け部71A,71Bにおける板状の被位置決め面挿入部711が、装着部12の位置決め支持部13A,13Bにおける第1位置決め垂直面部131と第2位置決め垂直面132の間の隙間空間に挿し込まれるとともに、その支持部712が位置決め支持部13A,13Bの支持面部133に接触して支持される。また、回収ボックス6が位置決め支持部13A,13Bの支持面部133を支点として矢印D1の示す方向に揺動させられることにより、回収ボックス6の引っ掛け用突起713が位置決め支持部13A,13Bの引っ掛け用開口部134に入り込み始める。一方、図20に示されるように、回収ボックス6の上部固定部72が装着部12における固定部14に接近するように移動する。
続いて、回収ボックス6の全体をさらに矢印D1の示す方向に更に揺動すると、図21に例示するように、回収ボックス6の上部固定部72を構成する引っ掛け部材721における鉤部723の傾斜面部723aが装着部12の固定部14における固定部材141に接触した状態になって揺動する。
これにより、回収ボックス6の上部固定部72における鉤部723が、装着部12の固定部14における固定部材141から下方にむく荷重F5を受けるとともに、引っ掛け部材721における板ばね部725が弾性変形するので、引っ掛け部材721全体が回収ボックス6の収容窪み部60f内において下降した状態になる。
引き続き、回収ボックス6の全体をさらに矢印D1の示す方向に更に揺動すると、図22に例示されるように、回収ボックス6の上部固定部72における鉤部723が、装着部12の固定部14における固定部材141を通過して固定部14における空間部142内に入り込む。
これにより、回収ボックス6の上部固定部72の引っ掛け部材721における板ばね部725が復元するときの弾性力F6により引っ掛け部材721全体を収容窪み部60f内で上方にむけて押し上げるので、鉤部723が装着部12の固定部14における固定部材141の背面側に進入する。またこれにより、その鉤部723における位置決め面部723bが、固定部14の固定部材141における背面側にある位置決め面部141bに接触した状態になる。
この結果、回収ボックス6における1つの上部固定部72が、装着部12における1つの固定部14に位置決めされた状態で固定される。
またこの際、回収ボックス6の下部取付け部71A,71Bでは、図23に示されるように、その各被支持部712が装着部12の位置決め支持部13A,13Bにおける支持面部133上に載って支持された状態になり、しかも、その各被位置決め面挿入部711における位置決め面部711a,711bが装着部12の位置決め支持部13A,13Bにおける各第1位置決め垂直面部131と各第2位置決め垂直面132にそれぞれ接触した状態になる。
これにより、回収ボックス6における2つの下部取付け部71A,71Bが、装着部12における2つの位置決め支持部13A,13Bに位置決めされた状態で支持される。
以上により、回収ボックス6は、図1や図24に示されるように、画像形成装置1における装着部12に装着される。
このときの回収ボックス6の装着部12への装着は、回収ボックス6における2つの下部取付け部71A,71Bが装着部12における2つの位置決め支持部13A,13Bに位置決めされて支持されることと、回収ボックス6における1つの上部固定部72が装着部12における1つの固定部14に位置決めされて固定されることによって行われる。
そして、この画像形成装置1及び回収ボックス6においては、回収ボックス6の装着部12に対する最終の固定が上部固定部72と固定部14との間の1箇所で行われるため、例えば、2箇所以上での最終の固定を行う場合に比べて、簡単に安定して行うことができる。
また特に、装着部12における1つの固定部14と回収ボックス6における1つの上部固定部72を上述した条件を満たす位置に配置しているため、回収ボックス6の装着の際、回収ボックス6に対して上記複数の反力H(Y,M,C,K,B)の重心Gp1(Gp2)による取り外す方向(例えば、座標軸Zの矢印と反対の方向、又は取り出す方向D2)への回転モーメントがほとんどかかることがなく、上部固定部72の固定部14への固定が不安定な状態になりにくく確実に行われやすくなる。上記複数の反力Hの重心Gp1とGp2は、前述しているが、例えば図24に例示するように同じ位置になる。
さらに、上部固定部72と固定部14とがラッチ機構で構成されているため、上記回収ボックス6の装着部12に対する最終の固定を、煩雑な操作が不要で簡単な操作で行うことができる。
ちなみに、装着部12における1つの固定部14と回収ボックス6における1つの上部固定部72を上述した条件を満たさない条件で配置した場合(つまり、上記三角形で囲まれる領域内に複数の反力H(Y,M,C,K,B)の重心Gp1(Gp2)が存在しない状態になる位置に配置した場合)には、その重心Gp1(Gp2)が存在する位置やその周辺部位において回収ボックス6に比較的大きな回転モーメントがかかり、例えば、回収ボックス6の一部がゆがんだ状態になり、回収ボックス6の装着部12に対する最終の固定が1箇所で行われる場合でも、不安定な状態で固定されるおそれがある。
一方、この回収ボックス6を装着部12から取り外す際には、図25に示されるように、回収ボックス6の上部固定部72における押し下げ面部724を操作者の指100により板ばね部725の弾性力に抗して押圧力F6で下方にむけ押し下げ、引っ掛け部材721全体を収容窪み部60f内に下降させる。この際、操作者は、取っ手用の穴60cにも残りの指を同時に挿し入れることにより、取っ手用の穴60cの上部内壁面を固定部として片手の指全体で挟んた状態になって下方に向けて力が入りやすくなり、押し下げ面部724の押し下げを容易に行うことができる。
これにより、回収ボックス6の上部固定部72の引っ掛け部材721における鉤部723が装着部12の固定部材141との接触固定から解除される。そして、その後、回収ボックス6全体を手前側に倒すように矢印2の示す方向に揺動させることにより、回収ボックス6の取り外しを行うことができる。この回収ボックス6の取り外し操作に際しては、回収ボックス6の上部固定部72が1つであり、しかも上部固定部72におけるラッチ機構の一部である押し下げ面部724が取っ手として機能するため、取り扱いやすく、また、取り外し操作時の操作部として認識しやすい。
図26は、実施の形態1に係る画像形成装置1の装着部12における1つの固定部14と回収ボックス6における1つの上部固定部72を上述した条件を満たす位置に配置した場合の具体例を示すものである。
図26の図表中に示すように装着部12における2つの位置決め支持部13A,13B(回収ボックス6の下部取付け部71A,71B)を設定した場合、回収ボックス6に対して発生する複数の反力H(Y,M,C,K,B)の重心Gp1(Gp2)のXY座標位置から、前述した三角形の領域内にその重心Gp1(Gp2)が存在するよう装着部12における1つの固定部14(及び回収ボックス6における1つの上部固定部72)の配置位置を設定した。
[他の実施の形態]
実施の形態1に係る画像形成装置1においては、その装着部12に装着する回収ボックス6における1つの上部固定部72について、図27に例示するように、重力方向(図27においては座標軸Yの矢印が示す方向と反対の方向)と直交する水平方向(図27においては座標軸Xの矢印が示す方向に平行な方向)に見たとき、複数の作像装置20(Y,M,C,K)から各排出パイプ15を通して発生する廃棄現像剤を回収する複数の接続部61Y、61M,61C,61K(実際には各接続部61で受ける反力HY,HM,HC,HKの位置としてもよい)が存在する前記水平方向における領域幅R1の中央の位置Pxよりも、中間転写装置30から排出パイプ16を通して発生する廃棄現像剤を回収する接続部61B(実際には接続部61Bで受ける反力HBの位置としてもよい)が存在する側に片寄った位置に設けるよう構成してもよい。この場合、1つの上部固定部72の配置位置は、上記領域幅R1における中央の位置Pxと接続部61B(反力HBの位置)との間となる位置の中から選定することが好ましい。
このような構成は、装着部12における1つの固定部14についても同様に適用することが可能である。つまり、装着部12における1つの固定部14についても、重力方向と直交する水平方向に見たとき、複数の作像装置20(Y,M,C,K)から発生する廃棄現像剤を排出する複数の各排出パイプ15Y、15M,15C,15K(実際には各排出パイプ15で受ける反力HY,HM,HC,HKの位置としてもよい)が存在する前記水平方向における領域幅R2の中央の位置Pxよりも、中間転写装置30から発生する廃棄現像剤を排出する排出パイプ16(実際には排出パイプ16で受ける反力HBの位置としてもよい)が存在する側に片寄った位置に設けるよう構成してもよい。なお、このときの領域幅P2及びその中央の位置Pxは、回収ボックス6における1つの上部固定部72の配置位置を設定する際に用いる上記領域幅P2及びその中央の位置Pxとほぼ同じ値になる。
実施の形態1では、2つの位置決め支持部13A,13B及び下部取付け部71A,71Bを装着部12及び回収ボックス6の下端側の部位に配置し、1つの固定部14及び上部固定部72を装着部12及び回収ボックス6の上端側の部位に配置した構成例を示したが、それらの配置位置はこれに限定されない。
また、2つの位置決め支持部13A,13B及び下部取付け部71A,71Bは、実施の形態1で示した回転させた後に最後に面どうしを接触させることで位置決めをする構成例に限定されない。その他の構成例としては、例えば、位置決め支持部13A,13B及び下部取付け部71A,71Bの一方を溝形状とし、その他方をその溝形状に最初から嵌め合わされる形状にして位置決めをする構成例が適用できる。
また、実施の形態1では、回収ボックス6の装着時に発生する複数の反力Hの発生源である弾性部材57が装着部12側のみに配置されている構成例を示したが、これに限定されない。その他の構成例としては、例えば、複数の反力Hの発生源になる弾性部材が回収ボックス6側に配置される構成や、複数の反力Hの発生源になる弾性部材が装着部12側と回収ボックス6側の双方に配置される構成であってもよい。
さらに、実施の形態1では、回収ボックス6として、4つの作像装置20(Y,M,C,K)の各ドラム清掃装置26から排出パイプ15(Y,M,C,K)を通してそれぞれ排出される廃棄現像剤と、中間転写装置30のベルト清掃装置36から排出パイプ16を通して排出される廃棄現像剤とを回収する回収ボックスを例示したが、これに限定されない。その他の回収ボックスとしては、4つの作像装置20(Y,M,C,K)の各ドラム清掃装置26から排出パイプ15(Y,M,C,K)を通してそれぞれ排出される廃棄現像剤のみを回収する回収ボックスであってもよい。
また、実施の形態1では、回収ボックス6として画像形成装置1の装着部12に揺動するように移動させて着脱操作する方式のものを例示したが、その他にも、例えば、回収ボックス6は画像形成装置1の装着部12にほぼ直線状に移動させて着脱操作する方式のものを採用することができる。さらに、本発明が適用される回収ボックスは、画像形成装置1の側面部における装着部に装着される板状(扁平型)の容器形状のものが有効であるが、その容器形状については他の形状(例えば断面がL字形状になる容器形状)であっても構わない。
この他、本発明が適用される画像形成装置は、カラー画像を形成することが可能な画像形成装置とする場合、中間転写装置を使用しない方式(いわゆる記録紙Pを各作像ユニットにおける各一次転写位置を通過させるように搬送してトナー像を記録紙に直接に転写させる直接転写形式)を採用するものであってもよい。また、本発明が適用される画像形成装置における作像装置は、4つの作像装置で構成されるものに限定されず、他の数(好ましくは複数)の作成像装置で構成されるものであってもよい。
1 …画像形成装置
6 …回収ボックス(回収容器)
9 …記録用紙(記録媒体の一例)
12…装着部
13A,13B…2つの位置決め支持部
14…1つの固定部(ラッチ機構の一方)
15Y,15M,15C,15K,16…排出パイプ(複数の排出部の一例)
20Y,20M,20C,20K…複数の作像装置
30…中間転写装置
52…排出口
54…スライドシャッタ(複数の開閉部材の一例)
57…コイルスプリング(弾性部材の一例)
61Y、61M,61C,61K,61B…接続部(複数の接続部の一例)
64…受け口
71A,71B…2つの下部取付け部(2つの被位置決め支持部)
72…1つの上部固定部(1つの被固定部)
H …反力

Claims (7)

  1. 現像剤からなる像の形成により複数の箇所から発生する廃棄現像剤が排出される排出口を個々に有する複数の排出部が設けられ、前記廃棄現像剤を回収する回収容器が着脱自在に装着される装着部と、
    前記装着部に着脱自在に装着されて前記廃棄現像剤を回収し、前記複数の排出部と個別に接続されて前記各排出口から排出される前記廃棄現像剤を受け入れる受け口を個々に有する複数の接続部が設けられた回収容器と、
    前記複数の排出部の排出口と前記複数の接続部の受け口との少なくとも一方に移動自在に個別に取り付けられ、前記回収容器を前記装着部に装着するときに弾性部材の弾性力に抗して前記排出口又は受け口を開ける位置に移動し、前記回収容器を前記装着部から取り外すときに前記弾性部材の弾性力により前記排出口又は受け口を閉じる位置に移動する複数の開閉部材と、
    を備え、
    前記装着部に、前記回収容器を装着時に位置決めして支持する2つの位置決め支持部と、前記2つの位置決め支持部に支持される前記回収容器を着脱自在に固定する1つの固定部とを設け、
    前記回収容器に、前記2つの位置決め支持部に位置決めされて支持される2つの被位置決め支持部と、前記1つの固定部に固定される1つの被固定部とを設け、
    前記1つの固定部及び被固定部がラッチ機構として構成されており、
    前記1つの固定部及び被固定部は、当該固定部及び被固定部どうしの接触する領域と前記2つの位置決め支持部及び被位置決め支持部どうしの接触する領域とを仮想の直線で結んだときに形成される三角形の領域内に、前記複数の開閉部材における各弾性部材の弾性力により前記回収容器が前記装着部から取り外される方向に受ける複数の反力の重心が存在する状態になる位置に配置されている画像形成装置。
  2. 前記複数の箇所は、現像剤からなる像を形成する複数の作像装置と、前記複数の作像装置で形成される像が一時的に転写されて記録媒体への最終転写位置まで搬送される中間転写装置とであり、
    前記1つの固定部又は被固定部は、重力方向と直交する水平方向に見たとき、前記複数の作像装置から発生する廃棄現像剤を排出又は回収する前記複数の排出部又は接続部が存在する前記水平方向における領域幅の中央の位置よりも、前記中間転写装置から発生する廃棄現像剤を排出又は回収する前記排出部又は接続部が存在する側に片寄った位置に設けられている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記2つの位置決め支持部又は被位置決め支持部が前記装着部又は回収容器の下端側の部位に配置され、前記1つの固定部又は被固定部が前記装着部又は回収容器の上端側の部位に配置されている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の箇所は、現像剤からなる像を形成する複数の作像装置である請求項1又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の箇所は、現像剤からなる像を形成する複数の作像装置と、前記複数の作像装置で形成される像が一時的に転写されて記録媒体への最終転写位置まで搬送される中間転写装置とである請求項1又は3に記載の画像形成装置。
  6. 前記回収容器は、前記複数の作像装置から発生する廃棄現像剤を回収するよう構成されている請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置に装着されて、前記画像形成装置の現像剤からなる像の形成により複数の箇所から発生する廃棄現像剤を回収する回収容器
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