JP6589814B2 - 通信装置及び通信端末装置 - Google Patents

通信装置及び通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6589814B2
JP6589814B2 JP2016206802A JP2016206802A JP6589814B2 JP 6589814 B2 JP6589814 B2 JP 6589814B2 JP 2016206802 A JP2016206802 A JP 2016206802A JP 2016206802 A JP2016206802 A JP 2016206802A JP 6589814 B2 JP6589814 B2 JP 6589814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
collision frequency
congestion
congestion degree
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016206802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018067870A (ja
Inventor
章公 伊神
章公 伊神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016206802A priority Critical patent/JP6589814B2/ja
Publication of JP2018067870A publication Critical patent/JP2018067870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6589814B2 publication Critical patent/JP6589814B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、通信装置や通信端末装置に関し、主として自動車間の通信(車車間通信)に用いるものである。
移動や物流を円滑かつ安全に実現するため、道路交通の安全図ることは極めて重要である。近年、交通事故等を防止するため、安全運転支援システムの高度化に対する技術開発やルール作りが活発になっている。
安全運転支援システムにおいては、自動車、歩行者、及び道路設備との情報のやり取りは無線通信が担っている。特に、安全運転支援システムに用いる無線通信は、情報を迅速にかつ正しく送受信することが求められる。
安全運転支援システムに搭載される通信装置は、周囲の不特定の装置が通信の相手となるため、各通信装置が周辺の通信装置に対して同報通信することが想定されている。このような通信形態においては、通信を試みる装置が複数存在する場合、これらの装置が同時にパケットを送信することにより生じるパケット同士の衝突を抑制する必要がある。また、特に隠れ端末状態によってもパケットの衝突が発生し、通信の成功率を低下させている。この問題に対し、例えば特許文献1には、ある通信装置がデータパケットを受信した場合に返信パケットを送信し、このような返信パケットを受信した他の通信装置は、受信した返信パケットの受信タイミングに基づき、自装置からのデータパケットの送信タイミングを変更する技術が開示されている。
特開2009−177634号公報
しかし、特許文献1に記載された技術によれば、通常の送信パケットとは別に返信パケットを送信する必要があるため、通信トラフィックが高くなり、通信の遅延が大きくなる可能性がある。
本発明の目的は、通信トラフィックの増加を抑制するとともに、隠れ端末状態に対しても効果的にパケット同士の衝突を回避することができる通信装置及び通信端末装置を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置(100、300)は、周辺装置におけるチャネルの混雑度である第1の混雑度及び前記周辺装置におけるパケットの衝突頻度である第1の衝突頻度が前記周辺装置によってPHYヘッダに書き込まれたパケットから構成される受信信号を所定のチャネルで受信する受信部(102)と、前記受信信号に含まれる前記PHYヘッダから、前記第1の混雑度および前記第1の衝突頻度を収集する周辺装置情報収集部(112,113)と、前記受信信号に基づき、自装置における前記所定のチャネルの混雑度である第2の混雑度及び前記自装置における前記パケットの衝突頻度である第2の衝突頻度を求める自装置情報計測部(103,104,105)と、前記第1の混雑度、前記第1の衝突頻度、前記第2の混雑度、及び前記第2の衝突頻度の少なくとも一つに基づき、自装置から送信する送信信号の送信タイミングを調整するチャネル利用状態解析部(109)と、を有する通信装置であって、前記第1の混雑度、前記第1の衝突頻度、前記第2の混雑度、及び前記第2の衝突頻度は、前記受信信号の基本送信周期を分割した複数のスロット毎に求められ、前記チャネル利用状態解析部は、前記複数のスロットの各スロットの前記第1の混雑度と前記第2の混雑度との差の合計が閾値以上の場合、前記送信信号の送信タイミングを調整し、前記合計が閾値未満の場合、確率的に前記送信信号の前記送信タイミングを調整する。
本発明の通信装置等によれば、追加のトラフィックを発生させることなく周辺装置に、自装置で生じているチャネル状況を通知することができる。
また本発明の通信装置によれば、周辺装置でパケット同士が衝突するのを効果的に回避することができる。
本発明の実施形態1における通信装置の構成を説明するブロック図 本発明の実施形態1における受信信号を説明する説明図 本発明の実施形態1における自装置チャネル利用状態テーブルの説明図 本発明の実施形態1における自装置チャネル利用状態計測部の処理内容を説明する説明図 本発明の実施形態1におけるPHYヘッダ生成部で生成されたPHYヘッダの説明図 本発明の実施形態1における周辺装置チャネル利用状態テーブルの説明図 本発明の実施形態1におけるチャネル利用状態解析部で利用する2つのテーブルの説明図 本発明の実施形態1におけるチャネル利用状態解析部の処理内容を説明する説明図 本発明の実施形態2における通信装置の構成を説明するブロック図 本発明の実施形態3における通信装置の構成を説明するブロック図 参考例における通信装置の構成を説明するブロック図 参考例におけるチャネル利用状態解析部の処理内容を説明する説明図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明とは、特許請求の範囲に記載された発明を意味するものであり、以下の実施形態に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の通信装置100の構成を示したものである。本実施形態で、まず(1)通信装置100のうち主として送信装置側の構成及び機能、次に(2)主として受信装置側の構成及び機能、を説明する。図1の他、各機能を示すために、図2以降を適宜参照する。
(1)主に送信装置側の構成及び機能
通信装置100は、他の通信装置である周辺装置から所定のチャネルで送信されたパケットから構成される信号をアンテナAで受信する。所定のチャネルで受信された信号は、受信信号としてRFスイッチSで受信RF回路102に入力される。なお、PHY部は、物理層レベルのブロック、MAC部はデータリンク層のブロックを示している。
受信RF回路102は、入力された受信信号である高周波信号を増幅するとともに、中間周波数信号あるいはベースバンド信号に変換する。受信RF回路102は、本発明の「受信部」に相当する。受信RF回路102から出力された受信信号は、チャネル使用検出部103、及びパケット衝突検出部104に入力される。
図2は、パケットから構成される受信信号を模式的に例示したものである。例示の受信信号は、基本送信周期が10個のスロットに分割されており、スロット0で自装置からパケットを送信する。また、いずれかのスロットで周辺装置から受信信号のパケットを受信する。
チャネル使用検出部103は、パケットを受信したことを検出し、その結果を自装置チャネル利用状態計測部105及びキャリアセンス部116に出力する。なお、チャネル使用検出部103は、パケットを受信したことに代えて、特にパケット長が可変長の場合は、パケットの時間的占有率を出力してもよい。
パケット衝突検出部104は、パケットの衝突があったことを検出し、その結果を自装置チャネル利用状態計測部105に出力する。なお、パケット衝突検出部104は、パケットの衝突があったことに代えて、パケット受信中における受信レベルの変化や、受信信号の乱れなどを検出するようにしてもよい。
自装置チャネル利用状態計測部105は、チャネル使用検出部103からの入力に対し、チャネルの混雑度を求める。本発明における、チャネルの「混雑度」とは、チャネルにおけるパケットが占める程度をいい、例えば、チャネルの所定の区間に対するパケットが占める割合、チャネルの所定の区間におけるパケットの数、及びこれらに基づき所定のレベル毎に量子化し分類したものが挙げられる。また、本発明における「求める」とは、検出結果を得ることの他、検出結果に対し何らかの演算を施して結果を得る場合も含む。
図3は、自装置チャネル利用状態計測部105で作成される自装置チャネル利用状態テーブルである。本実施形態では、図3に示す通り、チャネル使用検出部103の入力に応じて、スロット毎に各スロットにおけるパケットの受信検出数をカウントし、受信検出数を3つの段階(チャネル混雑度レベル)に分類している。例えば、図2の受信信号において、スロット1では3つの、スロット2では3つの、スロット3では6つのパケットを受信している。そして、受信検出数に応じて、受信検出数0から3はLow,受信検出数4から6はMiddle、受信検出数7以上はHighと分類し、これをチャネル混雑度レベルとしている。
また、自装置チャネル利用状態計測部105は、パケット衝突検出部104からの入力に対し、パケットの衝突頻度を求める。本発明における、パケットの「衝突頻度」とは、受信したパケット同士が衝突する頻度をいい、例えば、チャネルの所定の区間においてパケット同士が衝突する割合、チャネルの所定の区間においてパケット同士が衝突する回数、及びこれらに基づき所定のレベル毎に量子化し分類したものが挙げられる。
本実施例では、図3に示す通り、パケット衝突検出部104の入力に応じて、スロット毎に各スロットにおけるパケットの衝突の検出数をカウントし、衝突検出数を3つの段階(パケット衝突頻度レベル)に分類している。例えば、図2の受信信号において、スロット1では1回の、スロット7では2つのパケット衝突を検出している。そして、衝突検出数に応じて、衝突検出数0はLow,衝突検出数1はMiddle、衝突検出数2以上はHighと分類し、これをパケット衝突頻度レベルとしている。
図4は、自装置チャネル利用状態計測部105の処理内容のフローチャートである。本実施形態では、自装置チャネル利用状態計測部105は、チャネル使用検出部103、及びパケット衝突検出部104からの入力に対し、図3の自装置チャネル利用状態テーブルを用いて、チャネル混雑度レベル及びパケット衝突頻度レベルを求める。以下、図4を用いて説明する。
まず、自装置チャネル利用状態計測部105のタイムカウントを更新する(S1)。タイムカウントは、受信信号の基本送信周期を複数に分割した区間である「スロット」毎に検出を行うために用いられる。
なお、本発明において「スロット」とは、受信信号の基本送信周期を複数に分割した区間又は期間をいい、スロットという名称を有しているかどうかは問わない。例えば、サブフレーム、ブロック等の名称を有するものも含まれる。
次に、チャネル使用検出部から入力があるかどうかを判断する(S2)。入力があれば、図3の自装置チャネル利用状態テーブルの受信検出数を更新する(S3)。
また、パケット衝突検出部104から入力があるかどうかを判断する(S4)。入力があれば、図3の自装置チャネル利用状態テーブルの衝突検出数を更新する(S5)。
そして、所定のタイムカウント数が経過したかどうかを判断し(S6)、所定のタイムカウント数が経過した場合は、図3の自装置チャネル利用状態テーブルの該当スロットのチャネル混雑度レベル及びパケット衝突頻度レベルを更新する(S7)。そして、スロット番号とともに、これらの情報をPHYヘッダ生成部106、及びチャネル利用状態解析部109に出力する(S8)。チャネル利用状態解析部109での処理は、次項(2)で説明する。以上が自装置チャネル利用状態計測部105の処理内容である。
なお、本実施形態のチャネル使用検出部103、パケット衝突検出部104、自装置チャネル利用状態計測部105は、本発明の「自装置情報計測部」に相当する。
図1に戻り、PHYヘッダ生成部106は、チャネル混雑度レベル及びパケット衝突頻度レベルをPHYヘッダに書き込み、PHYヘッダを生成する。図5は本実施形態において生成されたPHYヘッダである。本実施形態では、自装置チャネル利用状態テーブルに基づき、PHYヘッダのChannel部に基本送信周期情報、計測スロット数情報、各スロットにおけるチャネル混雑度レベル及びパケット衝突頻度レベルが書き込まれる。
生成されたPHYヘッダは、変調部107においてアクセス制御部から入力される送信データに付加され、所定の変調を受ける。そして、本発明の「送信部」に相当する送信RF回路108で中間周波数又はベースバンド周波数から高周波信号に変換され、RFスイッチSを経由し、アンテナAから送信信号として送信される。
以上、本実施形態の(1)の構成によれば、通常の無線通信装置で用いられるPHYヘッダを用いるので、追加のトラフックを発生させることがない。また、PHYヘッダに自装置で収集したチャネルの利用状況を示す情報が格納されて送信されるので、周辺装置に対し自装置で測定した情報を通知することができる。
(2)主に受信装置側の構成及び機能
本構成は、上記(1)の特徴を有する周辺装置から、周辺装置で測定したチャネルの混雑度及びパケットの衝突頻度がPHYヘッダに書き込まれた信号を受信信号として所定のチャネルで受信することを前提としている。そして自装置チャネル利用状態計測部105での処理までは、(1)と同様である。以下、本実施形態のうち、受信装置側の構成及び機能について説明する。
受信RF回路102から出力された受信信号は、パケット衝突検出部104を経由して、復調部110に入力される。復調部110は、受信信号に含まれるPHYヘッダに記載された情報を用いて受信信号を復調する。そして、復調された信号は、MAC受信処理部111で処理された後、受信データとして上位レイヤで利用される。また、復調部110で復調されたPHYヘッダは、PHYヘッダ解析部112に出力される。
PHYヘッダ解析部112は、図5のPHYヘッダのChannel部を検出すると、当該Channel部に格納された情報を周辺装置チャネル利用状態収集部113に出力する。
周辺装置チャネル利用状態収集部113は、PHYヘッダ解析部112からChannel部に格納された情報が入力されると、そこからスロット番号、周辺装置におけるチャネル混雑度レベル(本発明の「第1の混雑度」に対応)、及び周辺装置におけるパケット衝突頻度レベル(本発明の「第1の衝突頻度」に対応)を収集する。
なお、本発明で「収集する」とは、PHYヘッダから直接取り出すことはもちろん、何らかの変換又は演算を施して結果を得る場合も含む。
図6は、周辺装置チャネル利用状態収集部113で作成される周辺装置チャネル利用状態テーブルである。周辺装置チャネル利用状態収集部113は、スロット毎に各スロットにおけるチャネル混雑度レベル及びパケット衝突頻度レベルを周辺装置チャネル利用状態テーブルに記録する。そして、周辺装置チャネル利用状態テーブルの情報を、チャネル利用状態解析部109に出力する。
なお、本実施形態のPHYヘッダ解析部112、周辺装置チャネル利用状態収集部113は、本発明の「周辺装置情報収集部」に相当する。
チャネル利用状態解析部109には、周辺装置チャネル利用状態収集部113から、図6の周辺装置チャネル利用状態テーブルに記録されたチャネル混雑度レベル(本発明の「第1の混雑度」に対応)及びパケット衝突頻度レベル(「第1の衝突頻度」に対応)、自装置チャネル利用状態計測部105から、図3の自装置チャネル利用状態テーブルに記録された自装置におけるチャネル混雑度レベル(本発明の「第2の混雑度」に対応)及び自装置におけるパケット衝突頻度レベル(本発明の「第2の衝突頻度」に対応)が入力される。自装置チャネル利用状態計測部105までの処理は、(1)で説明した通りである。
チャネル利用状態解析部109は、これら4つの情報の少なくとも1つを用いて、自装置における送信信号の送信タイミングを調整する。以下、アルゴリズムについて、図7、図8を用いて説明する。
図7は、チャネル利用状態解析部109で用いる自装置チャネル利用状態テーブル及び周辺装置チャネル利用状態テーブルであり、図3及び図6と基本的に同じである。また、図8は、自装置における送信信号の送信タイミングを調整するためのアルゴリズムのフローチャートである。
まず、自装置における前回の送信タイミングに該当するスロットにおける周辺装置チャネル利用状態テーブルから、パケット衝突頻度レベル(本発明の「第1の衝突頻度」に対応)を参照する(S11)。そして、当該パケット衝突頻度レベルが所定の閾値以上であるかどうかを判断する(S12)。閾値以上であれば、次のステップ(S21)に進む。閾値以上でなければ、送信タイミングの調整は行わず終了となる。
このS11及びS12のアルゴリズムは、送信相手である周辺装置においてどのスロットでパケット同士の衝突が起きているかを知るという意義がある。
なお、本発明の「閾値」とは、定数である場合の他、所定の演算により定まる場合も含む。また、本発明及び本実施形態の後述の各ステップの閾値は、基本的にそれぞれ異なる値であるが、同じであっても差支えない。
次に、自装置の前回送信タイミングに該当するスロットにおける自装置チャネル利用状態テーブルのチャネル混雑度レベル(本発明の「第2の混雑度」に対応)と、周辺装置チャネル利用状態テーブルのチャネル混雑度レベル(本発明の「第1の混雑度」に対応)を参照する(S21)。そして、これらの和が所定の閾値以上であるかどうかを判断する(S22)。閾値以上であれば、次のステップ(S31)に進む。閾値以上でなければ、送信タイミングの調整は行わず終了となる。
本発明の「和」とは、和の演算が含まれていれば足り、例えば、単純に合計する場合の他、少なくとも一方に重みをつけて合計する場合や、合計に対して所定の演算を行う場合、後二者を組み合わせる場合も含む。
このS21及びS22のアルゴリズムは、周辺装置及び自装置の両方で混雑度が高い程、将来において周辺装置側でパケット同士の衝突が起こる可能性が高いと判断できるという意義がある。
さらに、自装置チャネル利用状態テーブルと周辺装置チャネル利用状態テーブルの各スロットにおけるチャネル混雑度レベル(本発明の「第2の混雑度」及び「第1の混雑度」に対応)を参照する(S31)。そして、スロット毎の差につき、基本送信周期に含まれるスロット分全てを合計し、所定の閾値以上であるかどうかを判断する(S32)。閾値以上であれば、次のステップ(S41)に進む。閾値以上でなければ、0から1までの間の乱数を一つ生成し(S33)、かかる乱数が閾値以上であるかどうかを判断する(S34)。乱数の値が閾値以上の場合は次のステップ(S41)に進み、閾値以上でなければ送信タイミングの調整は行わず終了となる。
本発明の「差」とは、差の演算が含まれていれば足り、例えば、単純に差分をとる場合の他、少なくとも一方に重みをつけて差分をとる場合や、差分に対して所定の演算を行う場合、後二者を組み合わせる場合も含む。
このS31及びS32のアルゴリズムは、周辺装置と自装置との混雑度の違いを見ることにより、自装置が周辺装置と異なり特別な状況に置かれており、自装置が知らないところで自装置から送信したパケットが周辺装置において衝突する可能性が高いと判断できるという意義がある。
また、S33及びS34のアルゴリズムは、差の合計が閾値以上でない場合にも確率的に送信タイミングの調整を行うことにより、周辺装置においてパケット同士の衝突を防止できるという意義がある。
そして、自装置チャネル利用状態テーブルと周辺装置チャネル利用状態テーブルの各スロットにおけるチャネル混雑度レベル(本発明の「第2の混雑度」及び「第1の混雑度」に対応)が閾値以上となるスロットを選定する(S41)。そして、選定したスロットに対し送信禁止区間を設定するよう送信禁止区間設定部114に制御情報を出力する(S42)。
以上のアルゴリズムに基づき生成された制御情報に基づいて、送信禁止区間設定部114は、制御情報で指定されているスロットを送信禁止区間に設定し、アクセス制御部115に指示を行う。そして、アクセス制御部115は、送信データの送信に際し、送信禁止区間に設定されたスロットを除いて送信データを送信するよう、送信データを変調部107に出力する。
本発明の「送信タイミングを調整する」とは、送信信号の送信時刻を直接的に変更する場合の他、間接的に変更する場合も含み、例えば、本実施形態のように送信を禁止する区間(例えばスロット)を設定することにより、送信信号が送信されるタイミングを変更することも含む。
以上、本実施形態の(2)の構成によれば、受信したPHYヘッダの情報及び自装置で収集した情報を使用して次回の送信信号の送信タイミングを決定することにより、周辺装置でパケット同士が衝突するのを効果的に回避することができる。
なお、図8のS11、S12は、周辺装置チャネル利用状態テーブルのパケット衝突頻度レベルを参照しているが、これに加えて自装置チャネル利用状態テーブルのパケット衝突頻度レベル(本発明の「第2の衝突頻度」に対応)も参照し、何れか一方、あるいは両方が閾値以上か否かを判断してもよい。
また、図8のS21、22は、自装置チャネル利用状態テーブルのチャネル混雑度レベルと、周辺装置チャネル利用状態テーブルのチャネル混雑度レベルを参照し、これらの和で判断しているが、周辺装置チャネル利用状態テーブルのチャネル混雑度レベル(本発明の「第1の混雑度」に対応)のみを参照し、これが閾値を超えるか否かで判断してもよい。
さらに、図8のS41、S42では、自装置チャネル利用状態テーブルと周辺装置チャネル利用状態テーブルのチャネル混雑度レベルのいずれかが閾値以上となれば送信禁止区間に設定されるが、両方が閾値以上となるスロットを選定してもよい。
そして、本実施形態では、S11、S21、S31、S41の系統の4つのアルゴリズムを有しているが、これに限られるものではなく、何れか1つ、あるいは何れか2つ以上の組み合わせでもよい。例えば、S11、S12のアルゴリズムのみを有するものでもよい。
なお、周辺装置チャネル利用状態収集部113で収集し、周辺装置チャネル利用状態テーブルに記録するチャネル混雑度レベル及びパケット衝突頻度レベルは、PHYヘッダごとに記録することに代え、一定の周期ごとに収集されるチャネル混雑度レベルの合計を平均したもの、及び一定の周期ごとに収集されるパケット衝突頻度レベルの合計を平均したものを記録してもよい。また、周辺装置が複数ある場合、複数の周辺装置から送信されたPHYヘッダを各スロット単位で平均したものを記録してもよい。
なお、本実施形態の通信装置100には、RFスイッチS及びアンテナAは含まないが、通信装置100にRFスイッチS及びアンテナAを接続して通信端末装置としてもよい。あるいは、RFスイッチSに代えて、送信用、受信用にそれぞれ別のアンテナを接続してもよい。この他、通信端末装置には、アンプや各種フィルタが備えられていてもよい。
通信装置100の例として、半導体、電子回路、モジュール、あるいはECU(エレクトロニックコントロールユニット)が挙げられる。また、通信端末装置の例として、自動車にECUが搭載されアンテナ等と接続された状態の他、カーナビゲーションシステム、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末が挙げられる。
なお、実施形態1の変形例として、PHYヘッダに格納して送る情報として、チャネル混雑度レベルとパケット衝突頻度レベルの他に、自装置ID情報を格納してもよい。さらに、パケット衝突を検出した時点の受信信号のPHYヘッダに含まれていた周辺装置ID情報も併せて格納してもよい。この構成によれば、自装置の送信がパケット衝突に関与したかが明確になるため、その情報に基づいて次期送信タイミングを調整することで、より衝突の発生を回避させることが可能となる。
また、別の変形例として、PHYヘッダに格納して送る情報として、自装置の送信時の位置に関する情報を格納してもよい。例えば、GPS位置情報や移動経路情報などが挙げられる。この構成によれば、自装置に対する相対位置や距離が算出できるため、参照が不要な位置や距離の周辺装置からのチャネル混雑度レベルやパケット衝突頻度レベルを使用しないようにすることができ、より必要な場合でのみ次期送信タイミングの調整を行うことが可能となる。
(実施形態2)
図9は、実施形態2の通信装置200の構成を示したものである。通信装置200は、実施形態1における通信装置100の、主に送信側の構成を有する送信装置であり、実施形態1の(1)で説明した部分と同じである。実施形態1と同じ部分は、図1と同じ番号を付している。
(実施形態3)
図10は、実施形態3の通信装置300の構成を示したものである。通信装置300は、実施形態1における通信装置100の、主に受信側の構成を有する受信装置であり、実施形態1の(2)で説明した部分と同じである。実施形態1と同じ部分は、図1と同じ番号を付している。
(参考例)
図11は、参考例の通信装置400の構成を示したものである。通信装置400は、実施形態3における通信装置300のうち、PHYヘッダ解析部112及び周辺装置チャネル利用状態収集部113を除いたものである。実施形態3と同じ部分は、図10及び図1と同じ番号を付しており、これらの詳細な説明は実施形態3を介して実施形態1の説明を引用する。
チャネル利用状態解析部401は、自装置チャネル利用状態計測部105により自装置チャネル利用状態テーブルに記載された自装置におけるチャネル混雑度レベル及び自装置におけるパケットパケット衝突頻度レベルを用いて、自装置における送信信号の送信タイミングを調整する。以下、アルゴリズムについて説明する。
図12は、自装置における送信信号の送信タイミングを調整するためのアルゴリズムのフローチャートである。
まず、自装置における前回の送信タイミングに該当するスロットにおける自装置チャネル利用状態テーブルから、パケット衝突頻度レベルを参照する(S51)。そして、当該パケット衝突頻度レベルが所定の閾値以上であるかどうかを判断する(S52)。例えば、閾値がMiddle以上であれば、自装置における送信信号の送信タイミングを調整するためのステップ(S81)に進む。閾値以上でなければ、次のステップ(S61)に進む。
このS51及びS52のアルゴリズムは、自装置においてパケット同士の衝突が一定以上起きているのであれば、送信相手である周辺装置においてもパケット同士の衝突が起きている可能性が高いと判断できるという意義がある。
次に、自装置の前回送信タイミングに該当するスロットにおける自装置チャネル利用状態テーブルのチャネル混雑度レベルを参照する(S61)。そして、当該チャネル混雑度レベルが閾値以上であるかどうかを判断する(S62)。閾値以上であれば、送信タイミングを調整するためのステップ(S81)に進む。閾値以上でなければ、次のステップ(S71)に進む。
このS61及びS62のアルゴリズムは、自装置で混雑度が高い程将来において周辺装置側でパケット同士の衝突が起こる可能性が高いと判断できる意義がある。
次のステップでは、0から1前の間の乱数を一つ生成し(S71)、かかる乱数の値が閾値以上の場合は、送信タイミングを調整するためのステップ(S81)に進む。閾値以上でなければ送信タイミングの調整は行わず終了となる(S72)。
このS71及びS72のアルゴリズムは、チャネル混雑度レベルが低い場合においても
確率的に送信タイミングの調整を行うことにより、パケット同士の衝突を防止できるという意義がある。
そして、自装置チャネル利用状態テーブルの各スロットにおけるチャネル混雑度レベルが閾値以上となるスロットを選定する(S81)。そして、選定したスロットに対し送信禁止区間を設定するよう送信禁止区間設定部114に制御情報を出力する(S82)。
なお、本実施形態では、S51、S61の系統の2つのアルゴリズムを有しているが、これに限られるものではなく、何れか1つでもよい。また、S61とS71の系統のアルゴリズムを組み合わせてもよい。
以上、本実施形態の構成によれば、パケット衝突頻度レベルとチャネル混雑度レベルという2つのパラメータを使用して次回の送信タイミングを決定することにより、パケット同士が衝突するのを効果的に回避することができる。
参考例に記載の発明は、
周辺装置から送信された、パケットから構成される受信信号を所定のチャネルで受信する受信部と、
前記受信信号に基づき、前記受信信号の基本周期を分割した複数のスロット毎に、前記所定のチャネルの混雑度及び前記パケットの衝突頻度を求める自装置情報計測部と、
前記混雑度及び前記衝突頻度の少なくとも一つに基づき、自装置から送信する送信信号の送信タイミングを調整するチャネル利用状態解析部と、を有する通信装置、
である。
(総括)
以上、本発明の実施形態における通信装置及び通信端末装置の特徴について説明した。
本発明にかかる通信装置及び通信端末装置は、主として自動車間の通信(車車間通信)に用いられるものであるが、自動車と歩行者等(車人間通信)や道路設備と自動車(路車間通信)に用いてもよい。さらには、これらに限られるものではなく、通常の無線LANに用いてもよい。
100 通信装置、102 受信RF回路、103 チャネル使用検出部、104 パケット衝突検出部、105 自装置チャネル利用状態計測部、106 PHYヘッダ生成部、107 変調部、108 送信RF回路、109 チャネル利用状態解析部、110 復調部、111 MAC受信処理部、112 PHYヘッダ解析部、113 周辺装置チャネル利用状態収集部、114 送信禁止区間設定部、115 アクセス制御部、116 キャリアセンス部

Claims (5)

  1. 周辺装置におけるチャネルの混雑度である第1の混雑度及び前記周辺装置におけるパケットの衝突頻度である第1の衝突頻度が前記周辺装置によってPHYヘッダに書き込まれたパケットから構成される受信信号を所定のチャネルで受信する受信部(102)と、
    前記受信信号に含まれる前記PHYヘッダから、前記第1の混雑度および前記第1の衝突頻度を収集する周辺装置情報収集部(112,113)と、
    前記受信信号に基づき、自装置における前記所定のチャネルの混雑度である第2の混雑度及び前記自装置における前記パケットの衝突頻度である第2の衝突頻度を求める自装置情報計測部(103,104,105)と、
    前記第1の混雑度、前記第1の衝突頻度、前記第2の混雑度、及び前記第2の衝突頻度の少なくとも一つに基づき、自装置から送信する送信信号の送信タイミングを調整するチャネル利用状態解析部(109)と、
    を有する通信装置であって、
    前記第1の混雑度、前記第1の衝突頻度、前記第2の混雑度、及び前記第2の衝突頻度は、前記受信信号の基本送信周期を分割した複数のスロット毎に求められ、
    前記チャネル利用状態解析部は、前記複数のスロットの各スロットの前記第1の混雑度と前記第2の混雑度との差の合計が閾値以上の場合、前記送信信号の送信タイミングを調整し、前記合計が閾値未満の場合、確率的に前記送信信号の前記送信タイミングを調整する、
    通信装置。
  2. 前記チャネル利用状態解析部は、前記複数のスロットのうち所定のスロットの前記第1の衝突頻度が閾値以上の場合、前記所定のスロットにおける前記送信信号の送信タイミングを調整する、請求項1記載の通信装置。
  3. 前記チャネル利用状態解析部は、前記複数のスロットのうち所定のスロットの前記第1の混雑度が閾値以上の場合、又は前記複数のスロットのうち所定のスロットの前記第1の混雑度と前記第2の混雑度との和が閾値以上の場合、前記所定のスロットにおける前記送信信号の送信タイミングを調整する、請求項1記載の通信装置。
  4. 前記チャネル利用状態解析部は、前記第1の混雑度及び/又は前記第2の混雑度が閾値以上となるスロットを送信禁止区間に設定する、請求項1記載の通信装置。
  5. 周辺装置におけるチャネルの混雑度である第1の混雑度及び前記周辺装置におけるパケットの衝突頻度である第1の衝突頻度が前記周辺装置によってPHYヘッダに書き込まれたパケットから構成される受信信号を所定のチャネルで受信する受信部(102)と、
    前記受信信号に含まれる前記PHYヘッダから、前記第1の混雑度および前記第1の衝突頻度を収集する周辺装置情報収集部(112,113)と、
    前記受信信号に基づき、自装置における前記所定のチャネルの混雑度である第2の混雑度及び前記自装置における前記パケットの衝突頻度である第2の衝突頻度を求める自装置情報計測部(103,104,105)と、
    前記第1の混雑度、前記第1の衝突頻度、前記第2の混雑度、及び前記第2の衝突頻度の少なくとも一つに基づき、自装置から送信する送信信号の送信タイミングを調整するチャネル利用状態解析部(109)と、
    前記受信部に接続されるアンテナ(A)と、
    を有する通信端末装置であって、
    前記第1の混雑度、前記第1の衝突頻度、前記第2の混雑度、及び前記第2の衝突頻度は、前記受信信号の基本送信周期を分割した複数のスロット毎に求められ、
    前記チャネル利用状態解析部は、前記複数のスロットの各スロットの前記第1の混雑度と前記第2の混雑度との差の合計が閾値以上の場合、前記送信信号の送信タイミングを調整し、前記合計が閾値未満の場合、確率的に前記送信信号の前記送信タイミングを調整する、
    通信端末装置。
JP2016206802A 2016-10-21 2016-10-21 通信装置及び通信端末装置 Active JP6589814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206802A JP6589814B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 通信装置及び通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206802A JP6589814B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 通信装置及び通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018067870A JP2018067870A (ja) 2018-04-26
JP6589814B2 true JP6589814B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=62087324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016206802A Active JP6589814B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 通信装置及び通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6589814B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4297096B2 (ja) * 2005-07-21 2009-07-15 株式会社豊田中央研究所 通信端末装置
JP4805756B2 (ja) * 2006-08-31 2011-11-02 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 通信制御装置及び通信制御方法
JP2009130542A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Toyota Central R&D Labs Inc 通信端末装置
JP2009159273A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Toshiba Corp 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム
JP5773423B2 (ja) * 2011-06-14 2015-09-02 日本電気通信システム株式会社 無線通信機、ネットワーク、無線通信方法およびプログラム
JP6047792B2 (ja) * 2012-12-14 2016-12-21 東日本電信電話株式会社 無線中継装置、制御方法及びコンピュータプログラム
US20180054803A1 (en) * 2015-03-02 2018-02-22 Sharp Kabushiki Kaisha Base station apparatus and terminal apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018067870A (ja) 2018-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7433773B2 (en) Vehicle on-board unit
Rezaei et al. Tracking the position of neighboring vehicles using wireless communications
US20180025630A1 (en) Roadside communication device, data relay method, central apparatus, computer program, and data processing method
US7561846B2 (en) Vehicle-to-vehicle communication
WO2012043067A1 (ja) 車載装置および輻輳制御方法
JP5804178B2 (ja) 車載装置および輻輳制御方法
US20100198459A1 (en) In-vehicle communications apparatus
CN106772238B (zh) 车辆定位方法及装置
US20100161205A1 (en) System for providing real-time traffic information using wireless network and a method thereof
JP5624847B2 (ja) 信号検出装置及び信号検出方法
CN104066143B (zh) 车载网络的传输方法及传输***
US9980290B2 (en) System and method for adaptive back-off time determination
JP5617500B2 (ja) 無線通信機及び無線通信システム
JP2012112818A (ja) 通信測距複合システム、通信測距装置、親機および子機
CN102413088B (zh) 用于共存检测的方法和设备
US20170193819A1 (en) Methods and network nodes for notifying vehicle drivers about their driving
JP6589814B2 (ja) 通信装置及び通信端末装置
JP5386974B2 (ja) 車載無線通信装置およびキャリアセンス方法
WO2013075484A1 (zh) 一种检测干扰的方法及装置
Khomami et al. Node density estimation in VANETs using received signal power
CN110572796B (zh) 一种失效节点检测方法、装置和相关设备
US9503923B2 (en) Cooperative modulation of classification in cognitive radio networks
JP2006295476A (ja) 車両間通信システム
CN102869114B (zh) 基于ieee 802.11的公共跳多信道协议吞吐性能分析***及方法
KR20180052432A (ko) 긴급 메시지 릴레이 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190902

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6589814

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250