JP6589674B2 - 電気コネクタ - Google Patents
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Description
図1を参照して、電気コネクタの全体構成について説明する。図1に示されるように、電気コネクタ1は、プラグコネクタ10と、リセプタクルコネクタ50とを備える。電気コネクタ1は、ケーブル状信号伝送媒体を基板の電気回路に電気的に接続するコネクタであり、例えばRF(Radio Frequency)コネクタである。ケーブル状信号伝送媒体とは、携帯電話等の種々の電子機器の信号伝送媒体であり、例えば同軸ケーブルSCである。基板とは、例えば印刷配線基板PBである。すなわち、本実施形態の電気コネクタ1は、同軸ケーブルSCを印刷配線基板PBの電気回路に電気的に接続する同軸型電気コネクタである。電気コネクタ1では、印刷配線基板PBに実装されたリセプタクルコネクタ50と、同軸ケーブルSCの端末部分TP(一端側)に取り付けられたプラグコネクタ10とが嵌合することにより、同軸ケーブルSCと印刷配線基板PBの電気回路とを電気的に接続する(詳細は後述)。
次に、図2〜図7を参照して、プラグコネクタ10の詳細について説明する。図2〜図4に示されるように、プラグコネクタ10は、絶縁性の絶縁ハウジング20と、導電性の外部導体シェル30とを有している。プラグコネクタ10は、同軸ケーブルSCの端末部分TPに取り付けられている。プラグコネクタ10は、リセプタクルコネクタ50に差し込まれることにより、印刷配線基板PBに実装されたリセプタクルコネクタ50に嵌合する(図1参照)。なお、プラグコネクタ10は、リセプタクルコネクタ50に嵌合しても、リセプタクルコネクタ50から抜去可能とされている。リセプタクルコネクタ50に対する、プラグコネクタ10の嵌合及び抜去作業は、印刷配線基板PBの厚さ方向(Z方向)に行われる。以下、プラグコネクタ10が取り付けられる同軸ケーブルSC、並びに、プラグコネクタ10を構成する絶縁ハウジング20及び外部導体シェル30について、詳細に説明する。
同軸ケーブルSCは、携帯電話等の小型端末に内蔵される各種の信号処理要素(例えば、アンテナ、アンテナを制御する制御チップ、基板等)間で高周波信号を伝送するために、当該小型端末内において用いられる配線である。同軸ケーブルSCは、図6(a)に示されるように、内部導体SC1と、内部導体SC1の周囲に設けられた絶縁体SC2と、絶縁体SC2の周囲に設けられた外部導体SC3と、外部導体SC3の周囲に設けられた保護被膜SC4とを備える。
絶縁ハウジング20は、同軸ケーブルSCの端末部分TPにおいて内部導体SC1の周囲に設けられた絶縁性の部材である。絶縁ハウジング20は、外部導体シェル30に包まれて保持されている。絶縁ハウジング20は、内部導体SC1及び外部導体シェル30の間に介在することによって、内部導体SC1と外部導体シェル30とを電気的に絶縁する。絶縁ハウジング20は、例えば、液晶ポリマー等の樹脂からなる絶縁体により形成されている。図2〜図4、図5、及び図6(b)に示されるように、絶縁ハウジング20は、延在部21と、本体部22とを有している。
外部導体シェル30は、同軸ケーブルSCの外部導体SC3に電気的に接続される導電性のグランドコンタクト部材である。外部導体シェル30は、絶縁ハウジング20の周囲に設けられる。外部導体シェル30は、リセプタクルコネクタ50のグランドコンタクト部材53(後述)に電気的に接続されて、グランド回路を構成する。外部導体シェル30は、例えば、薄板金属状の部材から形成されている。
次に、図6及び図7を参照して、プラグコネクタ10の組み立て工程について説明する。
次に、図8〜図10を参照して、リセプタクルコネクタ50の詳細について説明する。図8及び図9に示されるように、リセプタクルコネクタ50は、ハウジング51と、信号コンタクト部材52と、グランドコンタクト部材53とを有している。リセプタクルコネクタ50は、印刷配線基板PB(図1参照)に、例えば半田付けにより実装されている。リセプタクルコネクタ50は、同軸ケーブルSCに取り付けられたプラグコネクタ10に嵌合される。
ハウジング51は、印刷配線基板PB上に載置された円錐台形の絶縁性部材である。ハウジング51の円錐台形状の傾斜角度は、上述した収容部22fの円錐台形状の傾斜角度と略一致している。ハウジング51は、信号コンタクト部材52とグランドコンタクト部材53との間に配置されており、信号コンタクト部材52とグランドコンタクト部材53とを電気的に絶縁している。ハウジング51は、中空状であり内部に信号コンタクト部材52を収容している。ハウジング51には、内部に収容された信号コンタクト部材52の一部を外部に露出する開口51aが設けられている。
信号コンタクト部材52は、例えば薄板金属状の部材から形成された信号伝送用の導体(導体部)である。信号コンタクト部材52は、ハウジング51に収容された状態において、少なくとも一部がハウジング51の開口51aから外部に突出している。外部に突出した信号コンタクト部材52の一部は、絶縁ハウジング20の本体部22に収容された内部導体SC1と接触する(詳細は後述)。信号コンタクト部材52は、Z方向に沿って弾性的に変位可能に構成されている。
グランドコンタクト部材53は、例えば薄板金属状の部材から形成された接地用の部材である。グランドコンタクト部材53は、信号コンタクト部材52及びハウジング51の外方側を環状に取り囲むように配置されている。グランドコンタクト部材53は、円筒形状に形成されたグランド本体部53aと、該グランド本体部53aの下端から外方側に向かって延出するグランド接続部53b(図8参照)とを有している。グランド本体部53aの内周面には、その全周に亘って、径方向内側に突出した突出部53xが形成されている。該突出部53xは、プラグコネクタ10とリセプタクルコネクタ50とが連結される際の係合箇所とされる(詳細は後述)。グランド接続部53bは、印刷配線基板PB(図1参照)上に形成されたグランド接続用のグランド導電路(不図示)に対して半田付けされる。
次に、図11及び図12を参照して、プラグコネクタ10及びリセプタクルコネクタ50の連結について説明する。
次に、上述したプラグコネクタ10及び電気コネクタ1の作用効果について説明する。
以上、本開示に係る実施形態について説明したが、本発明の要旨の範囲内で種々の変形を上記の実施形態に加えてもよい。例えば、プラグコネクタ10の組み立て工程のうち、同軸ケーブルSCの内部導体SC1の周囲に絶縁性の絶縁ハウジング20を設ける工程においては、分離した(半割れ状態にした)絶縁ハウジング20について同軸ケーブルSCを挟んで連結させるとして説明したが、これに限定されない。すなわち、内部導体SC1の周囲に絶縁性の絶縁ハウジング20を設ける工程を、モールド成型(インサート成型)により行ってもよい。この場合には、金型に同軸ケーブルSCをセットして樹脂を流し込むことにより、内部導体SC1の周囲を覆う絶縁ハウジング20を作製する。
Claims (4)
- 内部導体及び外部導体が外部に露出した同軸ケーブルの一端側に取付けられたプラグコネクタと、前記同軸ケーブルと電気的に接続される基板に実装され前記プラグコネクタに嵌合されるリセプタクルコネクタと、を備える電気コネクタであって、
前記プラグコネクタは、
前記同軸ケーブルの外部導体に電気的に接続される導電性の外部導体シェルと、
前記外部導体シェルに包まれて保持され、前記同軸ケーブルの内部導体が内部に挿通された状態で該内部導体の一部を外部に露出させる窓部が形成された絶縁性のハウジングと、
を有し、
前記リセプタクルコネクタは、
前記プラグコネクタと嵌合された状態において、前記窓部により外部に露出した前記内部導体の一部と電気的に接続される導電性の導体部を有する、
電気コネクタ。 - 前記窓部の外形は円形である、請求項1記載の電気コネクタ。
- 前記ハウジングは、前記窓部を囲んで配置された壁面により形成される空間であって、嵌合される前記リセプタクルコネクタを収容する収容部を有し、
前記収容部は、前記窓部に向かうに連れて空間が狭くなるテーパ状に形成されている、請求項1記載の電気コネクタ。 - 前記導体部は、前記内部導体と対向する方向に弾性的に変位可能に構成されている、請求項1記載の電気コネクタ。
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Family Applications (1)
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