JP6589242B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
(1)冷房運転モード
コンプレッサから吐出された冷媒を、室外熱交換器、第2膨張弁、エバポレータの順に順次流してコンプレッサの吸入部に戻し、エバポレータでの除熱を実行する運転モード。
(2)暖房運転モード(非除湿暖房運転モード)
コンプレッサから吐出された冷媒を、コンデンサ、第1膨張弁、室外熱交換器の順に順次流してコンプレッサの吸入部に戻し、コンデンサでの加熱を実行する運転モード。
(3)除湿暖房運転モード
コンプレッサから吐出された冷媒を、コンデンサ、第1膨張弁、エバポレータの順に順次流してコンプレッサの吸入部に戻し、エバポレータでの除熱とコンデンサでの加熱を実行する運転モード。
即ち、上記の車両用空調装置の場合、除湿暖房運転モードのときには、コンデンサの内部に高温・高圧の冷媒が導入されないため、コンデンサ自体が冷却された状態となっている。このため、除湿暖房モードが長時間続いた後に運転モードが非除湿暖房運転モードに切り換えられると、空調空気が冷媒によって充分に加熱される前のコンデンサに当たり、空調空気が冷風となって車室内に吹き出されてしまう。
即ち、本発明に係る車両用空調装置は、冷媒を、気相と液相に変化させつつ循環させて熱エネルギーを移動させるヒートポンプサイクル(例えば、実施形態のヒートポンプサイクル12)と、空気取込口から取り入れた空調空気の温度と湿度の少なくとも一方を調整し、調整した空調空気を車室内に吹き出す空調ユニット(例えば、実施形態の空調ユニット11)と、運転モードに応じて、前記ヒートポンプサイクルと前記空調ユニットを制御する制御装置(例えば、実施形態の制御装置13)と、を備えた車両用空調装置であって、前記ヒートポンプサイクルは、冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサ(例えば、実施形態のコンプレッサ21)と、前記コンプレッサから吐出された冷媒を導入してその冷媒の温熱を空調空気と熱交換するコンデンサ(例えば、実施形態のコンデンサ55)と、前記コンデンサを通過した冷媒を減圧して膨張させる第1膨張弁(例えば、実施形態の第1膨張弁22)と、導入された冷媒の熱を外気と熱交換する室外熱交換器(例えば、実施形態の室外熱交換器24)と、前記室外熱交換器を通過した冷媒を減圧して膨張させる第2膨張弁(例えば、実施形態の第2膨張弁29)と、前記第2膨張弁を通過した冷媒を導入してその冷媒の冷熱を空調空気と熱交換するエバポレータ(例えば、実施形態のエバポレータ53)と、前記コンデンサと前記第1膨張弁を経由して、前記コンプレッサの吐出部と前記室外熱交換器とを接続する加熱空調用主通路(例えば、実施形態の加熱空調用主通路41)と、前記コンデンサと前記第1膨張弁を迂回して、前記コンプレッサの吐出部と前記室外熱交換器とを接続する第1バイパス通路(例えば、実施形態の第1バイパス通路42)と、前記第2膨張弁と前記エバポレータを経由して、前記室外熱交換器と前記コンプレッサの吸入部とを接続する除熱空調用主通路(例えば、実施形態の除熱空調用主通路43)と、前記第2膨張弁と前記エバポレータを迂回して、前記室外熱交換器と前記コンプレッサの吸入部とを接続する第2バイパス通路(例えば、実施形態の第2バイパス通路44)と、を備え、前記空調ユニットは、空調空気が内部を通過するダクト(例えば、実施形態のダクト51)と、前記ダクトに流入した空調空気を除熱する除熱部(例えば、実施形態の除熱部35)と、前記ダクトに流入した空調空気を加熱する加熱部(例えば、実施形態の加熱部36)と、前記ダクト内で前記加熱部を通過する空調空気と前記加熱部を迂回する空調空気の割合を調整するエアミックス装置(例えば、実施形態のエアミックスドア54)と、を備え、前記除熱部に、前記エバポレータが設けられ、前記加熱部に、前記コンデンサと、当該コンデンサと別の加熱装置(例えば、実施形態のPTCヒータ56)とが設けられており、前記運転モードは、少なくとも、前記コンプレッサから吐出された冷媒を、前記室外熱交換器、前記除熱空調用主通路の順に流して前記コンプレッサに戻す冷房運転モードと、前記コンプレッサから吐出された冷媒を、前記加熱空調用主通路、前記室外熱交換器、前記第2バイパス通路の順に流して前記コンプレッサに戻す非除湿暖房運転モードと、前記コンプレッサから吐出された冷媒を、前記第1バイパス通路、前記室外熱交換器、前記除熱空調用主通路の順に流して前記コンプレッサに戻し、かつ、前記加熱装置を作動させる除湿暖房運転モードと、を含み、前記制御装置は、前記除湿暖房運転モードで運転しているときには、前記除湿暖房運転モードから前記非除湿暖房運転モードへのモード遷移を禁止することを特徴とする。
非除湿暖房運転モードの場合、コンプレッサから吐出された冷媒が加熱空調主通路のコンデンサと第1膨張弁を通過して室外熱交換器に導入され、室外熱交換器から第2バイパス通路44を通ってコンプレッサの吸入部に戻される。このとき、コンデンサに導入された高温・高圧の冷媒は空調空気と熱交換されて凝縮し、空調空気は冷媒の熱を受けて加熱される。空調ユニットでは、空調空気がエバポレータによって除熱されることなくコンデンサによって加熱される。空調ユニットからは加熱された空調空気が車室内に吹き出される。
除湿暖房運転モードの場合、コンプレッサから吐出された冷媒が第1バイパス通路を通って室外熱交換器に導入され、室外熱交換機を通過した冷媒が、除熱空調用主通路の第2膨張弁を通過してエバポレータに導入された後にエバポレータからコンプレッサの吸入部に戻される。このとき、エバポレータに導入された低温・低圧の冷媒は空調空気と熱交換されて気化し、空調空気は冷媒によって除熱されて湿気を除去される。一方、空調空気は、空調ユニット内の加熱装置を通過するときに、加熱装置によって加熱される。この結果、空調ユニットからは、除湿された加熱空気が車室内に吹き出される。
ここで、車両用空調装置が除湿暖房運転モードで運転しているときには、ヒートポンプサイクルのコンデンサには高温・高圧の冷媒が導入されない。このため、除湿暖房運転モードでの運転が続くとコンデンサが冷却され、この状態から非除湿暖房運転モードに遷移すると、遷移直後に冷却状態のコンデンサによって空調空気が冷却されてしまう。しかし、本発明に係る車両用空調装置は、制御装置が除湿暖房運転モードから非除湿暖房運転モードへの遷移を禁止するため、コンデンサで冷却された空調空気が車室内に吹き出されるのを抑制することができる。
冷房運転モード時に、室外熱交換器とコンプレッサの吸入部とが除熱空調用主通路を通して接続されているときには、除熱空調用主通路内の第2膨張弁の前後の差圧が大きくなっている。このため、このとき室外熱交換器の内部の冷媒の圧力はコンプレッサの吸入部側の圧力に対して相対的に大きくなっている。これに対し、非除湿暖房運転モード時に、室外熱交換器とコンプレッサの吸入部とが第2バイパス通路を通して接続されているときには、室外熱交換器の内部の圧力がコンプレッサの吸入部とほぼ同圧の低い圧力に維持されている。このため、冷房運転モードから非除湿暖房運転モードに遷移するときに第2バイパス通路が急激に開かれると、室外熱交換器内の高圧の冷媒がコンプレッサの吸入部側に急激に抜けて異音を発生する可能性が考えられる。この車両用空調装置においては、通路切換部が開度調整弁を有し、開度調整弁が第2バイパス通路の開度を段階的に開くことができるため、通路の切換初期に開度調整弁を一旦小開口面積で開口させることができる。これにより、通路の切換時に、室外熱交換器とコンプレッサの吸入部の間の圧力差を段階的に小さくし、室外熱交換器内の高圧の冷媒がコンプレッサの吸入部側に急激に抜けることによる異音の発生を抑制することができる。
冷房運転モードから非除湿暖房運転モードに遷移するときに第2バイパス通路が急激に開かれると、室外熱交換器内の高圧の冷媒がコンプレッサの吸入部側に急激に抜けて異音を発生する可能性が考えられる。この車両用空調装置においては、第2バイパス弁が通常使用時の弁開度よりも弁開度を増大させることができる開度調整機構を有しているため、通路切換部が除熱空調用主通路を閉じ、第2バイパス通路を開くときに、第2バイパス弁が弁開度を増大させることにより、第2膨張弁の上流側の圧力と下流側の圧力を速やかに近づけることができる。このため、通路の切換時に、室外熱交換器内の高圧の冷媒がコンプレッサの吸入部側に急激に抜けることによる異音の発生を抑制することができる。
図1〜図5は、本実施形態に係る車両用空調装置10の構成図であり、各運転モード時における作動状態を示す図である。
本実施形態に係る車両用空調装置10は、例えば、車両の駆動源としてエンジン(内燃機関)を具備していない電気自動車等に搭載される。車両用空調装置10は、冷媒を、気相と液相に変化させつつ循環させて熱エネルギーを移動させるヒートポンプサイクル12と、空調空気の温度と湿度の少なくとも一方を調整して車室内に吹き出す空調ユニット11と、ヒートポンプサイクル12と空調ユニット11を制御する制御装置13と、を備えている。
なお、コンプレッサ21の吐出部からコンデンサ55を経由して第1膨張弁22に至る通路は、加熱空調用主通路41とされている。
なお、本実施形態における除熱空調用主通路43は、室外熱交換器24の下流部から冷房弁26、レシーバタンク25、サブコンデンサ27、冷房用補助熱交換器31、第2膨張弁29、エバポレータ53を経由して気液分離器33に接続される通路である。
また、暖房弁32は、冷房弁26とともに、室外熱交換器24とコンプレッサ21の吸入部側を接続する通路を、除熱空調用主通路43と第2バイパス通路44のいずれかに切り換える通路切換部を構成している。
図1に示すように、コンプレッサ21から吐出された冷媒を、加熱空調用主通路41(コンデンサ55、及び、第1膨張弁22)、室外熱交換器24、除熱空調用主通路43(第2膨張弁29、エバポレータ53)の順に流してコンプレッサ21に戻す運転モード。なお、この運転モードのときには、第1膨張弁22の開口面積が拡大される。
この運転モードで運転が行われると、空調ユニット11のダクト51内を通過する空調空気がエバポレータ53によって除熱され、その空調空気が空気吹き出し口58から車室内に吹き出される。空気吹き出し口58から車室内に吹き出される空調空気の温度は、エアミックスドア54の開度制御によって制御される。
図2に示すように、コンプレッサ21から吐出された冷媒を、加熱空調用主通路41(コンデンサ55、及び、第1膨張弁22)、室外熱交換器24、第2バイパス通路44の順に流してコンプレッサ21に戻す運転モード。
この運転モードで運転が行われると、空調ユニット11のダクト51内を通過する空調空気がコンデンサ55によって加熱され、その空調空気が空気吹き出し口58から車室内に吹き出される。この場合も、空気吹き出し口58から車室内に吹き出される空調空気の温度は、エアミックスドア54の開度制御によって制御される。
図3に示すように、コンプレッサ21から吐出された冷媒を、第1バイパス通路42、室外熱交換器24、除熱空調用主通路43(第2膨張弁29、及び、エバポレータ53)の順に流してコンプレッサ21に戻す運転モード。
この運転モードで運転が行われると、空調ユニット11のダクト51内を通過する空調空気がエバポレータ53によって除熱され、その空調空気が空気吹き出し口58から車室内に吹き出される。この運転モードのときには、コンプレッサ21から吐出された冷媒がコンデンサ55や第1膨張弁22を通過せずに直接室外熱交換器24に導入されるため、エバポレータ53による除熱能力を効率良く高めることができる。
図4に示すように、コンプレッサ21から吐出された冷媒を、第1バイパス通路42、室外熱交換器24、除熱空調用主通路43(第2膨張弁29、及び、エバポレータ53)の順に流してコンプレッサ21に戻し、かつ、PTCヒータ56(加熱装置)を作動させる運転モード。
この運転モードで運転が行われると、空調ユニット11のダクト51内を通過する空調空気がエバポレータ53によって除熱された後に、PTCヒータ56によって加熱され、その空調空気が空気吹き出し口58から車室内に吹き出される。この運転モードのときには、エバポレータ53による除熱能力と、PTCヒータ56による加熱能力を独立して適切に制御することができる。また、空気吹き出し口58から車室内に吹き出される空調空気の温度は、エアミックスドア54の開度制御によって制御される。
加熱空調用主通路41内の第1膨張弁22の開口面積を拡大し、その状態で図5に示すように、コンプレッサ21から吐出された冷媒を、加熱空調用主通路41(コンデンサ55、及び、第1膨張弁22)、室外熱交換器24、第2バイパス通路44の順に流してコンプレッサ21に戻す運転モード。
この運転モードで運転が行われると、コンプレッサ21から吐出された高温・高圧の冷媒が、第1膨張弁22を通過して比較的高温のまま室外熱交換器24に導入される。これにより、室外熱交換器24に導入された冷媒の熱によって室外熱交換器24に付着した霜が取り除かれる。
即ち、除湿暖房運転モードで運転しているときにはコンデンサ55に高温・高圧の冷媒が導入されないため、除湿暖房運転モードでの運転が続くとコンデンサ55が冷却され、この状態から非除湿暖房運転モードに遷移すると、遷移直後に冷却状態のコンデンサ55によって空調空気が冷却されてしまうが、本実施形態に係る車両用空調装置10では、このような運転モードの遷移を制御装置13が禁止しているため、冷却された空調空気が車室内に吹き出されるのを抑制することができる。
したがって、本実施形態に係る車両用空調装置10を採用した場合には、空調運転中における乗員の快適性を高めることができる。
また、上記の実施形態においては、冷房運転モードから非除湿暖房運転モードへのモード遷移時に、開度が段階的に増大するように暖房弁32が制御されるとともに、弁開度が通常使用時の弁開度よりも増大するように第2膨張弁29が制御される構成とされているが、これらの制御はいずれか一方であっても良い。
11…空調ユニット
12…ヒートポンプサイクル
13…制御装置
21…コンプレッサ
22…第1膨張弁
24…室外熱交換器
26…冷房弁(通路切換部)
29…第2膨張弁
32…暖房弁(通路切換部,開度調整弁)
35…除熱部
36…加熱部
41…加熱空調用主通路
42…第1バイパス通路
43…除熱空調用主通路
44…第2バイパス通路
51…ダクト
53…エバポレータ
54…エアミックスドア(エアミックス装置)
55…コンデンサ
56…PTCヒータ(加熱装置)
Claims (3)
- 冷媒を、気相と液相に変化させつつ循環させて熱エネルギーを移動させるヒートポンプサイクルと、
空気取込口から取り入れた空調空気の温度と湿度の少なくとも一方を調整し、調整した空調空気を車室内に吹き出す空調ユニットと、
運転モードに応じて、前記ヒートポンプサイクルと前記空調ユニットを制御する制御装置と、
を備えた車両用空調装置であって、
前記ヒートポンプサイクルは、
冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサと、
前記コンプレッサから吐出された冷媒を導入してその冷媒の温熱を空調空気と熱交換するコンデンサと、
前記コンデンサを通過した冷媒を減圧して膨張させる第1膨張弁と、
導入された冷媒の熱を外気と熱交換する室外熱交換器と、
前記室外熱交換器を通過した冷媒を減圧して膨張させる第2膨張弁と、
前記第2膨張弁を通過した冷媒を導入してその冷媒の冷熱を空調空気と熱交換するエバポレータと、
前記コンデンサと前記第1膨張弁を経由して、前記コンプレッサの吐出部と前記室外熱交換器とを接続する加熱空調用主通路と、
前記コンデンサと前記第1膨張弁を迂回して、前記コンプレッサの吐出部と前記室外熱交換器とを接続する第1バイパス通路と、
前記第2膨張弁と前記エバポレータを経由して、前記室外熱交換器と前記コンプレッサの吸入部とを接続する除熱空調用主通路と、
前記第2膨張弁と前記エバポレータを迂回して、前記室外熱交換器と前記コンプレッサの吸入部とを接続する第2バイパス通路と、を備え、
前記空調ユニットは、
空調空気が内部を通過するダクトと、
前記ダクトに流入した空調空気を除熱する除熱部と、
前記ダクトに流入した空調空気を加熱する加熱部と、
前記ダクト内で前記加熱部を通過する空調空気と前記加熱部を迂回する空調空気の割合を調整するエアミックス装置と、を備え、
前記除熱部に、前記エバポレータが設けられ、前記加熱部に、前記コンデンサと、当該コンデンサと別の加熱装置とが設けられており、
前記運転モードは、少なくとも、
前記コンプレッサから吐出された冷媒を、前記室外熱交換器、前記除熱空調用主通路の順に流して前記コンプレッサに戻す冷房運転モードと、
前記コンプレッサから吐出された冷媒を、前記加熱空調用主通路、前記室外熱交換器、前記第2バイパス通路の順に流して前記コンプレッサに戻す非除湿暖房運転モードと、
前記コンプレッサから吐出された冷媒を、前記第1バイパス通路、前記室外熱交換器、前記除熱空調用主通路の順に流して前記コンプレッサに戻し、かつ、前記加熱装置を作動させる除湿暖房運転モードと、を含み、
前記制御装置は、前記除湿暖房運転モードで運転しているときには、前記除湿暖房運転モードから前記非除湿暖房運転モードへのモード遷移を禁止することを特徴とする車両用空調装置。 - 前記ヒートポンプサイクルは、前記室外熱交換器と前記コンプレッサの吸入部側を接続する通路を、前記除熱空調用主通路と前記第2バイパス通路のいずれかに切り換える通路切換部を有しており、
前記通路切換部は、前記冷房運転モードから前記非除湿暖房運転モードへのモード遷移時に、前記除熱空調用主通路を閉じ前記第2バイパス通路を開くときに、前記第2バイパス通路の開度を段階的に増大させることが可能な開度調整弁を有していることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記ヒートポンプサイクルは、前記室外熱交換器と前記コンプレッサの吸入部側を接続する通路を、前記除熱空調用主通路と前記第2バイパス通路のいずれかに切り換える通路切換部を有しており、
前記第2膨張弁は、前記冷房運転モードから前記非除湿暖房運転モードへのモード遷移時に、前記通路切換部が、前記除熱空調用主通路を閉じ前記第2バイパス通路を開くときに、通常使用時の弁開度よりも弁開度を増大させることが可能な開度調整機構を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
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