JP6586821B2 - 画像形成装置、印刷物の生産方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置、印刷物の生産方法及びプログラムに関する。
液体吐出記録方式のインクジェット記録装置が従来から知られている。インクジェット記録装置は、液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)を備える記録ヘッドが用いられた画像形成装置である。このような画像形成装置として、紫外線硬化型インク等の活性エネルギー線硬化型液体を使用して、液体層を順次硬化させながら積層して画像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置により形成される画像は、吐出された紫外線硬化インク(UVインク)に紫外線(UV)を照射し、吐出された紫外線硬化インクを硬化させることにより形成される。活性エネルギー線硬化型液体を使用することにより、立体画像を形成したり、画像濃度を上げたりすることができる。
また、印刷時間を短縮するために、積層されるインクを双方向印刷時に往路と復路とで吐出してから、UVを照射する時間を一定にして双方向の色むらの改善と、速度の向上とを両立する技術が知られている。例えば特許文献1には、UVランプを中央に配置し、各インクのヘッドをUVランプに対して左右対称に配置するインクジョットプリンタの発明が開示されている。
印刷時間を短縮する双方向印刷では、液滴吐出ヘッドとUVランプとの距離が往路と復路とで異なるため、紫外線照射までの所要時間が往路と復路とで異なる。そのため液滴吐出ヘッドから吐出された液滴のドットの高さに違いが生じることにより画像に色むらが発生し、画像の品質が低下するという問題がある。また、双方向印刷に起因する画像の色むらを改善するために、特許文献1のようにヘッドを左右対称に配列すると、画像の色むらが改善されるが画像形成装置のコストが高くなるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、低コスト、かつ、片方向印刷の場合よりも高い生産性で、より高画質な画像を形成することができる画像形成装置、印刷物の生産方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の画像形成装置は、被記録媒体の上を主走査方向に移動する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに搭載され、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第1のノズルと、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第2のノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第1の照射部と、前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第2の照射部と、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定する順序決定部と、前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンを示す最終ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てる割当決定部と、前記複数の第2のノズルが前記部分ドットパターンを吐出するときの前記記録ヘッドの進行方向を示す方向情報の入力を受け付ける操作部と、を備え、前記液滴吐出ヘッドは、前記記録ヘッドが前記方向情報により示される方向に移動する場合に、前記複数の第2のノズルから前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する
本発明によれば、低コスト、かつ、片方向印刷の場合よりも高い生産性で、より高画質な画像を形成することができるという効果を奏する。
図1は実施形態の画像形成装置の断面の例を示す模式図である。 図2は実施形態の画像形成装置の画像形成部の例を示す模式図である。 図3は実施形態の画像形成装置の搬送部の例を示す模式図である。 図4は実施形態の画像形成装置の制御部の構成の例を示す図である。 図5は実施形態の画像形成装置のヘッド駆動制御部の構成の例を示す図である。 図6は紫外線硬化インクのインク滴のドット高さと、インク着弾からUV照射までの時間との関係を示す図である。 図7Aは従来の双方向印刷により、被記録媒体上に形成されたインク滴による画像の断面の例を示す模式図である。 図7Bは実施形態の画像形成方法により、被記録媒体上に形成されたインク滴による画像の断面の例を示す模式図である。 図7Cは実施形態の画像形成方法により、被記録媒体上に形成されたインク滴による画像の断面の例を示す模式図である。 図8Aは従来の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図8Bは従来の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図8Cは従来の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図9Aは実施形態の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図9Bは実施形態の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図9Cは実施形態の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図9Dは実施形態の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図9Eは実施形態の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。 図10Aは従来の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。 図10Bは従来の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。 図10Cは従来の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。 図11Aは実施形態の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。 図11Bは実施形態の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。 図11Cは実施形態の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。 図11Dは実施形態の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。 図11Eは実施形態の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。 図12は実施形態の画像形成方法の例を示すフローチャートである。 図13は実施形態の画像形成方法の効果を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、画像形成装置、印刷物の生産方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
はじめに、図1及び図2を参照して、実施形態の画像形成装置の構成について説明する。図1は実施形態の画像形成装置1の断面の例を示す模式図である。図2は実施形態の画像形成装置1の画像形成部2の例を示す模式図である。図2中「装置後側(背面側)」は図1の紙面奥側に対応し、「装置前側(正面側)」は図1の紙面手前側に対応する。
図1には、画像形成部2、搬送部3及び給紙部4が図示されている。給紙トレイ105の被記録媒体14は、搬送経路310、305、306を搬送され、排紙トレイ104に排紙される。搬送経路305では、搬送ベルト13によって被記録媒体14が搬送されるとともに、キャリッジ23等を備える画像形成部2により画像が形成される。
キャリッジ23は、記録ヘッド24、サブタンク25、及び、照射部(UVランプ51及び52)等を備える。
記録ヘッド24は、主走査方向に配列された複数の液滴吐出ヘッド24k、24w、24c、24m及び24yを備える。液滴吐出ヘッド24kは、ブラック(Bk)インクを吐出する。液滴吐出ヘッド24wは、ホワイト(W)インクを吐出する。液滴吐出ヘッド24cは、シアン(C)インクを吐出する。液滴吐出ヘッド24mは、マゼンタ(M)インクを吐出する。液滴吐出ヘッド24yは、イエロー(Y)インクを吐出する。各色のインクは、キャリッジ23に色毎に搭載されたサブタンク25から、各色のインクが供給される。なお、インクの色及び数は任意でよく、必要に応じて変更が可能である。
サブタンク25の各色のインクは、インクカートリッジ26(26k、26w、26c、26m及び26y)から供給される。インクカートリッジ26(26k、26w、26c、26m及び26y)は、ブラック(Bk)インク、ホワイト(W)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク及びイエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである。インクカートリッジ26(26k、26w、26c、26m及び26y)は、図1に示されるように、例えば装置本体の前面(紙面手前側)のカートリッジ装着部に着脱自在に装着される。なお、図1のインクカートリッジ26は模式的に示されており、サブタンク25との大きさの比は、実際のサブタンク25及びインクカートリッジ26の大きさの比とは異なる。
各色のインクの滴(インク滴)は、活性エネルギー線が照射されることで硬化する。活性エネルギー線としては、例えば紫外線及び電子線等が挙げられるが、その中でも紫外線が好ましい。
ここで活性エネルギー線の照射に係る構成について説明する。図2に示されるように、キャリッジ23の走査方向を主走査方向とし、用紙5(被記録媒体14)の搬送方向を副走査方向とする。主走査方向は副走査方向と直交する。照射部(UVランプ51及び52)は、記録ヘッド24の両側に配置される。UVランプ51は、記録ヘッド24の往路方向の後方に配置される。またUVランプ52は、記録ヘッド24の復路方向の後方に配置される。
UVランプ51及び52は、記録ヘッド24から吐出された活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する。なお、実施形態の説明では、照射部として紫外線ランプユニット(UVランプ)を例に挙げ、活性エネルギー線として紫外線を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。
用紙5(被記録媒体14)上に吐出されたインク滴に紫外線が照射されることにより、インク滴が硬化して用紙5(被記録媒体14)上に定着する。
図1に示されるように、画像形成装置1は、装置本体の内部(筺体内)に、画像形成部2及び搬送部3等を有している。被記録媒体14は、装置本体の右側面部に設けられた給紙部4から1枚ずつ給紙され、搬送経路310を介して搬送部3の搬送経路305に搬送される。搬送部3が、被記録媒体14を搬送する際に、画像形成部2のキャリッジ23が、所要のキャリッジ移動をしながらインクを吐出することにより、被記録媒体14に画像が形成(記録)される。記録物(画像が形成された被記録媒体14)は、搬送経路306を通じて装置本体の左側面部に設けられた排紙トレイ104上に排紙される。
また、画像形成装置1は、被記録媒体14に画像を層数分、積層させる積層印刷を行うこともできる。ここで「層数」とは、1つの画像を形成した後に、その画像の上に、次の層を形成する場合の、画像の積層回数を示す。2層目以降の画像を形成する場合は、まず画像形成装置1は、被記録媒体14を搬送経路306、305、310の順に搬送することにより、被記録媒体14を搬送経路310まで戻す。画像形成装置1は、搬送経路310まで戻された被記録媒体14を、搬送経路310、305、306の順に搬送し、上述の画像形成手順により画像を更に形成する。画像形成装置1は、これを繰り返すことで、所要の層数の画像を被記録媒体14に形成し、所要の画像を示す記録物を排紙トレイ104上に排紙する。
記録ヘッド24を保持するキャリッジ23は、ガイドロッド22及びガイドステーにより主走査方向に移動可能に保持される。主走査モータ27は、駆動プーリ28Aと従動プーリ28B間に架け渡したタイミングベルト29を介してキャリッジ23を主走査方向に移動走査させる。
また、キャリッジ23は、目的とする画像の層数に応じて、すなわちインクの厚みに応じて、記録ヘッド24と被記録媒体14との垂直方向の距離を調整可能としている。
また、らせん状にネジがきられているボールネジロッド53(54)により、UVランプ51(52)がキャリッジ23に係止されている。UVランプ51(52)は、ボールネジロッド53(54)に沿って移動でき、記録ヘッド24と所定の距離を設けて配置されている。
UVランプ51及び52は、記録ヘッド24と一緒に主走査方向に移動走査する。実施形態の画像形成装置1の走査方式は、シャトル型である。すなわち画像形成装置1は、キャリッジ23を主走査方向に移動させ、搬送部3によって被記録媒体14を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら、キャリッジ23に搭載された記録ヘッド24からインク滴を吐出させる。これと同時に、画像形成装置1は、キャリッジ23に搭載されたUVランプ51及び52により、紫外線を照射させながらインク滴を硬化させて画像形成を行う。
記録ヘッド24は、例えばピエゾ型の駆動方式により駆動する。ピエゾ型の駆動方式では、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として、圧電素子が用いられる。記録ヘッド24は、圧電素子により、インク流路の壁面を形成する振動板を変形させ、インク流路内容積を変化させることによりインク滴を吐出させる。
なお、記録ヘッド24の駆動方式はピエゾ方式に限られず、任意の駆動方式でよい。記録ヘッド24の駆動方式は、例えば静電型の駆動方式でもよい。静電型の駆動方式では、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる。
図2に示されるように、キャリッジ23の走査方向の一方側における非印字領域には、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構121が配置されている。この維持回復機構121は、保湿用キャップ122y、122m、122k、122w及び122c、ワイパー部材124及び空吐出受け部材125等を備えている。保湿用キャップ122y、122m、122k、122w及び122cのそれぞれは、液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cのノズル面をキャッピングする。ワイパー部材124は、5個の液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cのノズル面をワイピングする。空吐出受け部材125は、記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を受ける部材である。
また、キャリッジ23の走査方向の他方側における非印字領域には、5個の液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cから記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行うための空吐出受け部材126が配置されている。この空吐出受け部材126には、5個の液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cに対応して、5個の開口127y、127m、127k、127w及び127cが形成されている。
なお、画像形成装置1は、必要に応じて、キャリッジ23の各ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットを備えていてもよい。この場合、メンテナンス後に排出される廃液を回収する廃液タンクを備えていてもよい。
なお図1に含まれるテンションローラ15、排紙ローラ16、排紙コロ17、搬送ローラ19及び副走査モータ131の説明は、実施形態の画像形成装置1の搬送部3の例を示す図3を参照して後述する。
次に、図3を参照して、実施形態の画像形成装置1の搬送部3について説明する。
図3は実施形態の画像形成装置1の搬送部3の例を示す模式図である。搬送部3は、被記録媒体14を吸着して画像形成部2に対向させて搬送する搬送ベルト13を有する。搬送ベルト13は、搬送ローラ19と従動ローラ21との間に掛け回され、テンションローラ15により適切な張力を保つようにテンションが与えられている。
テンションローラ15は、アーム37bより保持されている。アーム37bは回転支点37aを支点として回転移動が可能なように配置されている。そのため、例えば図3に示す矢印の方向にテンションローラ15を移動することにより、搬送ベルト13の張力を調整することができる。副走査モータ131は、搬送ローラ19を回転させることにより、搬送ベルト13を回動させる。
また、従動ローラ21は配置位置を変更することができ、必要に応じて搬送ローラ19と従動ローラ21とにより形成される搬送面を、例えば図3に示す距離aだけ下げることも可能である。
そして、プラテン部材40は、搬送ベルト13を画像形成部2に対向する領域でガイドし、適切な平面性を保つために配置されている。
搬送ベルト13は、例えば表層及び裏層の2層構造とすることが好ましい。表層は、抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材で形成した用紙吸着面となる中抵抗層である。抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材は、例えばETFEピュア材である。裏層は、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行ったアース層である。なお搬送ベルト13を、1層構造又は3層以上の構造にしてもよい。
搬送部3の上流側には、被記録媒体14を搬送ローラ19に対向する位置で搬送ベルト13に押し付ける加圧ローラ38が配置されている。加圧ローラ38は、被記録媒体14を加圧して搬送ベルト13に密着させ、静電気により被記録媒体14を搬送ベルト13に吸着させる。
また、搬送ベルト13の表面を帯電させるために、搬送ベルト13の周回方向で、加圧ローラ38より上流側に、帯電ローラ18が配置されている。帯電ローラ18は、高圧電源(DC、又は、DC及びACの重畳バイアス供給部)から、直流電圧、又は、直流に交流が重畳された高電圧が供給されることにより帯電する。
一方、搬送部の下流側には、排紙ローラ16、排紙コロ17及び排紙トレイ104を有する排紙機構が配置されている。排紙ローラ16は、被記録媒体14を排紙するための搬送を行う。排紙コロ17は被記録媒体14を押さえる。排紙トレイ104は、排紙された被記録媒体14をストックする。
次に、図4を参照して、実施形態の画像形成装置1の制御部の構成の例について説明する。
図4は実施形態の画像形成装置1の制御部200の構成の例を示す図である。実施形態の画像形成装置1の制御部200は、CPU201、ROM202、RAM203、NVRAM204、ASIC205、スキャナ制御部206、外部I/F207、ヘッド駆動制御部208、ヘッドドライバ209、モータ駆動部211〜215、クラッチ類駆動部216、ACバイアス供給部217、I/O221、モータ駆動部317、カール矯正(乾燥)制御部311、吸着搬送制御部312及びランプユニット制御部313を備える。
また制御部200は、操作パネル222、画像読取部11、温湿度センサ300等のセンサ類、記録ヘッド24、主走査モータ27、副走査モータ131、給紙モータ45、排紙モータ271、両面搬送モータ291、クラッチ類241、帯電ローラ18、搬送モータ318、ヒータ425、ファン426、加圧ローラ38及びファン424と接続されている。
CPU201は、画像形成装置1の動作を制御するプログラムを実行する。ROM202は、プログラム、駆動波形データ、及び、その他の固定データを記憶する。RAM203は、画像データ等を一時的に記憶する。NVRAM204は、画像形成装置1の電源が遮断されている間も保持する必要のあるデータを記憶する不揮発性メモリである。ASIC205は、画像データに対する画像処理、及び、画像形成装置1を制御する入出力信号を処理する。画像データに対する画像処理は、例えば各種の信号処理、及び、画像データの並び替え処理等である。
外部I/F207は、外部装置とデータ及び信号の送受信を行う。
ヘッド駆動制御部208及びヘッドドライバ209は、画像形成部2の記録ヘッド24を駆動制御する。モータ駆動部211は主走査モータ27を駆動制御する。モータ駆動部212は副走査モータ131を駆動制御する。モータ駆動部213は給紙モータ45を駆動制御する。モータ制御部214は排紙モータ271を駆動制御する。モータ制御部215は両面搬送モータ291を駆動制御する。
ACバイアス供給部217は、帯電ローラ18にACバイアスを印加することにより、帯電ローラ18を駆動制御する。
I/O221は、環境温度及び環境湿度(いずれか一方でもよい)を検出する温湿度センサ300、搬送ベルト13の移動量及び移動速度に応じた検知信号を出力するエンコーダ、及び、その他のセンサ類から、検知信号を受け付ける。
操作パネル222は、情報の入力及び出力を行う操作部である。
モータ駆動部317は、被記録媒体14を搬送する搬送モータ318を駆動制御する。カール矯正(乾燥)制御部311は、カール矯正(乾燥)処理に使用されるヒータ425及びファン426を制御する。吸着搬送制御部312は、吸着搬送処理に使用される加圧ローラ38及びファン424を制御する。ランプユニット制御部313は、UVランプ51及び52の点灯を制御する。
次に制御部200の動作の流れについて説明する。
まず、外部I/F207が、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナ等の画像読取装置、及び、デジタルカメラ等の撮像装置等のホスト側の装置から、印刷データ等をケーブル及びネットワーク等を介して受信する。なお、画像読取装置は、例えばスキャナ制御部206により制御される画像読取部11でもよい。
次に、CPU201が、外部I/F207に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析する。次に、ASIC205が、印刷データを画像処理することにより、ドットパターンデータを生成する。ASIC205は、クロック信号に同期して、ドットパターンデータをヘッド駆動制御部208に送信する。ドットパターンデータは、液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示す。
図5は実施形態の画像形成装置1のヘッド駆動制御部208の構成の例を示す図である。実施形態のヘッド駆動制御部208は、受付部501、順序決定部502、割当決定部503及び送信部504を備える。
受付部501は、ASIC205からドットパターンデータを受け付ける。
順序決定部502は、ドットパターンデータの形成順序を決定する。具体的には、まず順序決定部502は、ドットパターンデータを、当該ドットパターンデータの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割する。次に順序決定部502は、ドット配置データに基づいて複数の部分ドットパターンの形成順序を決定する。ドット配置データは、ドットパターンデータにより示されるドットパターンの形成順序を決定するデータである。なおドット配置データは任意に定めてよい。
割当決定部503は、部分ドットパターン毎に、当該部分ドットパターンの形成を、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)の複数の第1のノズル、又は、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)の複数の第2のノズルに割り当てる。なお、割当決定部503は、少なくとも最終ドットパターンの形成は液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)の複数の第2のノズルに割り当てる。最終ドットパターンは、画像形成の単位である単位領域で最後に形成される部分ドットパターンである。第1のノズル及び第2のノズルの説明は後述する。
送信部504は、複数の部分ドットパターンデータ、当該複数の部分ドットパターンデータの形成順序、及び、当該複数の部分ドットパターンデータを形成するノズルを示す情報を含むヘッド駆動制御情報を、ヘッドドライバ209に送信する。
図4に戻り、次に、ヘッドドライバ209は、ヘッド駆動制御部208からヘッド駆動制御情報を受け付ける。ヘッドドライバ209は、ヘッド駆動制御情報に基づいて、記録ヘッド24のアクチュエータを動作させる。記録ヘッド24のアクチュエータは、所要の液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)に駆動波形を印加することにより、選択的に所要の液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)のノズルから液滴を吐出させる。
次に、CPU201は、UVランプ51及び52を制御する照射制御データを、ランプユニット制御部313に送信する。次に、ランプユニット制御部313は照射制御データに基づいてUVランプ51及び52を制御する。次に、UVランプ51及び52は、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)から吐出された紫外線硬化インク(活性エネルギー線硬化インク)を照射する。これにより、被記録媒体14に画像が形成(記録)される。
このように構成された画像形成装置1においては、上述したように、給紙部4から被記録媒体14が1枚ずつ給紙される。被記録媒体14は、加圧ローラ38で搬送ベルト13に押し付けられ搬送される。そして、搬送ベルト13に被記録媒体14が静電的に吸着され、搬送ベルト13の周回移動によって被記録媒体14が副走査方向に搬送される。
そして、主走査モータ27が、キャリッジ23を移動させながら、ヘッド駆動制御部208が、画像信号(ドットパターンデータ)に基づいて記録ヘッド24を駆動する。記録ヘッド24は、停止している被記録媒体14にインク滴を吐出して1走査分のドットパターンを被記録媒体14に記録する。1走査分の記録が終了すると、副走査モータ131が、搬送ローラ19を回転させることにより、搬送ベルト13を回動させて被記録媒体14を1走査に相当するライン数分だけ副走査方向に送る。このようにして画像形成装置1は、被記録媒体14を間歇的に搬送して、画像を形成する。
CPU201は、記録終了信号又は被記録媒体14の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。画像が形成された被記録媒体14は搬送先である排紙トレイ104に送り出される。
上述の実施形態の説明では、搬送手段として静電吸着を行う搬送ベルト13を使用する例で説明しているが、吸引ファンによる吸着を行う搬送ベルトを使用することもできる。また、搬送ベルト13を使用せずに、搬送ローラ19と加圧ローラ38とによって用紙を画像形成部2に対向して搬送する構成としてもよい。
次に、実施形態の画像形成装置1による印刷物の生産方法の詳細について説明する。
まず、紫外線硬化インクのインク滴のドット高さと、インク着弾からUV照射までの時間との関係について説明する。
まず、図6及び図7Aを参照して、従来技術の課題である双方向印刷による画像ムラ(以下、「双方向ムラ」という。)について説明する。
図6は紫外線硬化インクのインク滴のドット高さと、インク着弾からUV照射までの時間との関係を示す図である。
図6は記録ヘッド24の1つのノズルから吐出される1滴の吐出量が大滴(14pl)の場合のドット高さと、小滴(5pl)の場合のドット高さと、インク着弾からUV照射までの時間と、の関係を示す。なおドット高さは、被記録媒体14の上(先に吐出された同じインクの上)に、14pl(5pl)のインク滴が吐出された場合のインク滴のドットの高さを示す。紫外線硬化インクは、被記録媒体14が非浸透メディアである場合にも印刷が可能であるが、インク滴が広がり易いという特徴がある。
被記録媒体14上に吐出されたインク滴は、時間経過とともに広がるので、インク滴の被記録媒体14上での広がりは、インク着弾からUV照射までの時間により異なる。これによりインク滴のインク高さは図6のように変化する。
このため、UVランプ51(52)と液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)との距離が、往路と復路とで異なると、インク着弾からUV照射までの時間が異なることにより、往路で吐出されたインク滴のインク高さと、復路で吐出されたインク滴の高さとが異なる。往路で吐出されたインク滴のインク高さと、復路で吐出されたインク滴の高さと、の差は、特に光沢差となる。この光沢差により画像の双方向ムラが発生する。
ここで図2のように液滴吐出ヘッド24y、24m、24k、24w及び24cが配置されている場合に発生する双方向ムラについて説明する。図2の例では、ブラック(Bk)インクを吐出する液滴吐出ヘッド24kは、キャリッジ23の中央に配置されている。これによりブラック(Bk)インクの液滴吐出ヘッド24kとUVランプ51との距離X1、及び、ブラック(Bk)インクの液滴吐出ヘッド24kとUVランプ52の距離X2は同一となる。したがってブラック(Bk)インクの場合、インク着弾からUV照射までの時間は往路と復路とで同じになり双方向ムラが発生しない。
しかしながら、ホワイト(W)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク及びイエロー(Y)インクの場合、インク着弾からUV照射までの時間は往路と復路とで異なるため双方向ムラが発生する。
図7Aは従来の双方向印刷により、被記録媒体14上に形成されたインク滴による画像の断面の例を示す模式図である。図7Aの例は、図2に示す画像形成部2により、往路(A)、復路(B)、往路(C)の順でイエロー(Y)インクを吐出した場合の画像断面の模式図である。図7Aに示すように、往路(A)及び(C)で吐出されたインク滴のドット高さ及び面積と、復路(B)で吐出されたインク滴のドット高さ及び面積と、が異なる。そのため記録ヘッドの往路(A)・(C)と復路(B)とでドット高さ及び面積が異なってしまい、被記録媒体14に形成された画像に双方向ムラが生じる。
この双方向ムラは、画像が形成される単位領域で最後に形成された一番上のインクの凹凸の影響を顕著に受ける。言い換えると、画像が形成される単位領域で最後に形成されない部分ドットパターンの影響は、画像が形成される単位領域で最後に形成される最終ドットパターンの影響に比べて小さい。
実施形態の画像形成方法では、画像が形成される単位領域で最後に形成される最終ドットパターンが、往路又は復路のいずれか片方向で印刷される。
図7Bは実施形態の画像形成方法により、被記録媒体14上に形成されたインク滴による画像の断面の例を示す模式図である。図7Bの例は、画像が形成される単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを、往路方向で吐出する場合を示す。図7Bに示されるように、ドット高さ及びドット高さの差を、図7Aに比べて小さくすることができる。これにより実施形態の画像形成方法によれば、被記録媒体14に形成された画像に生じる双方向ムラを従来よりも抑えることができる。
図7Cは実施形態の画像形成方法により、被記録媒体14上に形成されたインク滴による画像の断面の例を示す模式図である。図7Cの例は、画像が形成される単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを、復路方向で吐出する場合を示す。図7Cに示されるように、ドット高さ及びドット高さの差を、図7Aに比べて小さくすることができる。これにより実施形態の画像形成方法によれば、被記録媒体14に形成された画像に生じる双方向ムラを従来よりも抑えることができる。
次に実施形態の画像形成方法の詳細について説明する。なお実施形態の説明では、画像が形成される単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを、往路で形成する場合について説明する。以下、従来の略等ピッチ送りの画像形成方法と、実施形態の略等ピッチ送りの画像形成方法と、を比較しながら説明する。略等ピッチ送りの画像形成方法では、ノズルの不具合(曲がり及び不吐出等)による影響を分散させることができるので、ノズルの不具合による影響を目立たなくさせることができる。
<1パス、1/2インターレースの場合>
まず画像形成方法が、1パス、1/2インターレースの場合を例にして説明する。1パス、1/2インターレースの場合、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)が、単位領域毎に、主走査方向に1回の走査を行い、副走査方向に2回の走査を行うことにより画像が形成される。
実施形態の画像形成方法と、従来技術の画像形成方法との違いを説明するために、まず従来の画像形成方法について説明する。
図8A乃至図8Cは、従来の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。図8A乃至図8Cの例は、液滴吐出ヘッド24yがイエロー(Y)インクを吐出する場合を示す。なおイエロー(Y)インク以外の他のインクについても同様である。また図8A乃至図8Cの例は、被記録媒体14に印刷される画像のサイズが、主走査方向に8画素、副走査方向に24画素の場合を示す。
1/2インターレースの場合、従来の画像形成方法では、液滴吐出ヘッド24yのノズルを略2等分して、画像が印刷される。したがって図8A乃至図8Cの例では、液滴吐出ヘッド24yのノズルが12なので、第1のノズル601として6ノズルが使用され、第2のノズル602として6ノズルが使用される。これにより画像形成の単位領域は、主走査方向に8画素、副走査方向に12画素になる。また図8A乃至図8Cの例は、液滴吐出ヘッド24yのノズルの密度が画像密度の1/2である場合を示す。
1回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル601が、部分ドットパターン601aを被記録媒体14に形成する(図8A参照)。2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル601が、部分ドットパターン601bを被記録媒体14に形成する(図8B参照)。また2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル602が、部分ドットパターン602aを被記録媒体14に形成する(図8B参照)。3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル602が、部分ドットパターン602bを被記録媒体14に形成する(図8C参照)。
図8A乃至図8Cの例では、部分ドットパターン601a、601b、602a及び602bにより、被記録媒体14に画像が形成される。この場合、部分ドットパターン602a及び部分ドットパターン602bが、単位領域で最後に形成される最終ドットパターン(最も上の層に形成される画像)を示す。上述したように、双方向ムラは、画像の一番上に吐出されたインク滴の広がりの違いにより発生する。部分ドットパターン602aは復路で印刷され、部分ドットパターン602bは往路で印刷されるため、被記録媒体14に印刷される画像に双方向ムラが発生する。
一方、図9A乃至図9Eは、実施形態の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)の例を示す図である。図9A乃至図9Eの例は、液滴吐出ヘッド24yがイエロー(Y)インクを吐出する場合を示す。なおイエロー(Y)インク以外の他のインクについても同様である。また図9A乃至図9Eの例は、被記録媒体14に印刷される画像のサイズが、主走査方向に8画素、副走査方向に24画素の場合を示す。
1/2インターレースの場合、実施形態の画像形成方法では、液滴吐出ヘッド24yのノズルを略3等分し、第1のノズル701と、第2のノズル702との比を1:2に分割する。図9A乃至図9Eの例は、第1のノズル701として4ノズルが使用され、第2のノズル702として8ノズルが使用される場合を示す。実施形態の画像形成方法では、第2のノズル702は、液滴吐出ヘッド24yが往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、被記録媒体14にインク滴を吐出する。図9A乃至図9Eの例では、第2のノズル702は、液滴吐出ヘッド24yが往路を移動する場合に、被記録媒体14にインク滴を吐出する。第1のノズル701と、第2のノズル702との比を1:2に分割する理由は、第2のノズル702が、往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合にインク滴を吐出するためである。これにより図9A乃至図9Eの例では、画像形成の単位領域は、主走査方向に8画素、副走査方向に8画素になる(図9E参照)。また図9A乃至図9Eの例は、液滴吐出ヘッド24yのノズルの密度が画像密度の1/2である場合を示す。
1回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル701が、部分ドットパターン701aを被記録媒体14に形成する(図9A参照)。2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル701が、部分ドットパターン701bを被記録媒体14に形成する(図9B参照)。
3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル702が、部分ドットパターン702aを被記録媒体14に形成する(図9C参照)。これにより主走査方向に8画素、副走査方向に16画素の単位領域の画像が完成する。また3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル701が、部分ドットパターン701cを被記録媒体14に形成する(図9C参照)。
4回目の走査は復路のため、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル702が、被記録媒体14に画像を形成しない(図9D参照)。5回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル702が、被記録媒体14に部分ドットパターン702bを形成する(図9E参照)。
図9A乃至図9Eの例では、部分ドットパターン701a、701b、701c、702a及び702bにより、被記録媒体14に画像が形成される。この場合、部分ドットパターン702a及び部分ドットパターン702bが、単位領域で最後に形成される最終ドットパターン(最も上の層に形成される画像)を示す。上述したように、双方向ムラは、画像の一番上に吐出されたインク滴の広がりの違いにより発生する。実施形態の画像形成方法では、部分ドットパターン702a及び702bは、どちらも往路で印刷されるため、被記録媒体14に印刷される画像に発生する双方向ムラの影響を従来よりも抑えることができる。
<2パスの場合>
次に画像形成方法が、2パスの場合を例にして説明する。2パスの場合、液滴吐出ヘッド24y(24m、24k、24w、24c)が、単位領域毎に、主走査方向に2回の走査を行い、副走査方向に1回の走査を行うことにより画像が形成される。
実施形態の画像形成方法と、従来技術の画像形成方法との違いを説明するために、まず従来の画像形成方法について説明する。
図10A乃至図10Cは、従来の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。図10A乃至図10Cの例は、液滴吐出ヘッド24yがイエロー(Y)インクを吐出する場合を示す。なおイエロー(Y)インク以外の他のインクについても同様である。また図10A乃至図10Cの例は、被記録媒体14に印刷される画像のサイズが、主走査方向に8画素、副走査方向に12画素の場合を示す。
2パスの場合、従来の画像形成方法では、液滴吐出ヘッド24yのノズルを略2等分して、画像が印刷される。したがって図10A乃至図10Cの例では、液滴吐出ヘッド24yのノズルが12なので、第1のノズル601として6ノズルが使用され、第2のノズル602として6ノズルが使用される。これにより画像形成の単位領域は、主走査方向に8画素、副走査方向に6画素になる。また図10A乃至図10Cの例は、液滴吐出ヘッド24yのノズルの密度が画像密度と同じ場合を示す。
1回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル601が、部分ドットパターン601aを被記録媒体14に形成する(図10A参照)。2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル601が、部分ドットパターン601bを被記録媒体14に形成する(図10B参照)。また2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル602が、部分ドットパターン602aを被記録媒体14に形成する(図10B参照)。3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル602が、部分ドットパターン602bを被記録媒体14に形成する(図10C参照)。
図10A乃至図10Cの例では、部分ドットパターン601a、601b、602a及び602bにより、被記録媒体14に画像が形成される。この場合、部分ドットパターン602a及び部分ドットパターン602bが、単位領域で最後に形成される最終ドットパターン(最も上の層に形成される画像)を示す。上述したように、双方向ムラは、画像の一番上に吐出されたインク滴の広がりの違いにより発生する。部分ドットパターン602aは復路で印刷され、部分ドットパターン602bは往路で印刷されるため、被記録媒体14に印刷される画像に双方向ムラが発生する。
一方、図11A乃至図11Eは、実施形態の画像形成方法(2パス)の例を示す図である。図11A乃至図11Eの例は、液滴吐出ヘッド24yがイエロー(Y)インクを吐出する場合を示す。なおイエロー(Y)インク以外の他のインクについても同様である。また図11A乃至図11Eの例は、被記録媒体14に印刷される画像のサイズが、主走査方向に8画素、副走査方向に12画素の場合を示す。
2パスの場合、実施形態の画像形成方法では、液滴吐出ヘッド24yのノズルを略3等分し、第1のノズル701と、第2のノズル702との比を1:2に分割する。図11A乃至図11Eの例は、第1のノズル701として4ノズルが使用され、第2のノズル702として8ノズルが使用される場合を示す。実施形態の画像形成方法では、第2のノズル702は、液滴吐出ヘッド24yが往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、被記録媒体14にインク滴を吐出する。図11A乃至図11Eの例では、第2のノズル702は、液滴吐出ヘッド24yが往路を移動する場合に、被記録媒体14にインク滴を吐出する。第1のノズル701と、第2のノズル702との比を1:2に分割する理由は、第2のノズル702が、往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合にインク滴を吐出するためである。これにより図11A乃至図11Eの例では、画像形成の単位領域は、主走査方向に8画素、副走査方向に8画素になる(図11E参照)。また図11A乃至図11Eの例は、液滴吐出ヘッド24yのノズルの密度が画像密度と同じ場合を示す。
1回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル701が、部分ドットパターン701aを被記録媒体14に形成する(図11A参照)。2回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル701が、部分ドットパターン701bを被記録媒体14に形成する(図11B参照)。
3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル702が、部分ドットパターン702aを被記録媒体14に形成する(図11C参照)。これにより主走査方向に8画素、副走査方向に8画素の単位領域の画像が完成する。また3回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第1のノズル701が、部分ドットパターン701cを被記録媒体14に形成する(図11C参照)。
4回目の走査は復路のため、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル702が、被記録媒体14に画像を形成しない(図11D参照)。5回目の走査で、液滴吐出ヘッド24yの第2のノズル702が、被記録媒体14に部分ドットパターン702bを形成する(図11E参照)。
図11A乃至図11Eの例では、部分ドットパターン701a、701b、701c、702a及び702bにより、被記録媒体14に画像が形成される。この場合、部分ドットパターン702a及び部分ドットパターン702bが、単位領域で最後に形成される最終ドットパターン(最も上の層に形成される画像)を示す。上述したように、双方向ムラは、画像の一番上に吐出されたインク滴の広がりの違いにより発生する。実施形態の画像形成方法では、部分ドットパターン702a及び702bは、どちらも往路で印刷されるため、被記録媒体14に印刷される画像に発生する双方向ムラの影響を従来よりも抑えることができる。
図12は実施形態の画像形成方法の例を示すフローチャートである。図12のフローチャートは、被記録媒体14上の一の単位領域に対する実施形態の画像形成方法の例を示す。はじめに、搬送部3が、被記録媒体14を搬送する(ステップS1)。次に、ヘッドドライバ209が、ヘッド駆動制御部208から受け付けた上述のヘッド駆動制御情報に基づいて、当該主走査方向の走査で当該単位領域に吐出される部分ドットパターンが、最終ドットパターン(当該単位領域で最後に形成される部分ドットパターン)であるか否かを判定する(ステップS2)。
最終ドットパターンでない場合(ステップS2、No)、第1のノズル701が、ヘッドドライバ209の制御に応じて、主走査方向(往路又は復路)を移動しながら、当該単位領域に部分ドットパターンを吐出する(ステップS3)。次に、処理はステップS1に戻る。
最終ドットパターンである場合(ステップS2、Yes)、ヘッドドライバ209が、主走査方向の進行方向が往路であるか否かを判定する(ステップS4)。主走査方向の進行方向が往路でない場合(ステップS4、No)、処理はステップS1に戻る。主走査方向の進行方向が往路である場合(ステップS4、Yes)、第2のノズル702が、ヘッドドライバ209の制御に応じて、主走査方向(往路)に移動しながら、当該単位領域に部分ドットパターンを吐出する(ステップS5)。
最後に実施形態の画像形成方法の効果の一例について説明する。
図13は実施形態の画像形成方法の効果を説明するための図である。図13の横軸は、副走査方向のラインを示す。nライン領域は、副走査方向のn番目のラインの領域を示す。なおnは複数の整数である。図13の縦軸は、光沢度(60度光沢度)を示す。
図13は、実施形態の画像形成方法の効果を顕著に示すため、図2のイエロー(Y)インクを吐出する液滴吐出ヘッド24yの位置で、ブラック(Bk)インクを吐出した場合の光沢度の測定結果を示している。また図13では、双方向ムラの影響が最も現れやすい画像形成方法(1パス、1/2インターレース)にて、従来の画像形成方法(図8A乃至図8C参照)と、実施形態の画像形成方法(図9A乃至図9E参照)と、の測定結果を比較している。また図13では、参考のため、往路の片方向で印刷した片方向印刷の測定結果も示している。
グラフ551は、片方向印刷で印刷された画像の光沢度を示す。片方向印刷の場合、nライン領域、n+1ライン領域及びn+2ライン領域の画像は、全て往路で印刷されるため、副走査方向のライン毎の画像の光沢度は一定となる。しかしながら片方向印刷で画像を印刷すると、双方向印刷で画像を印刷する場合に比べて時間がかかる。
グラフ552は、上述の従来の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)で印刷された画像の光沢度を示す。例えばn=1の場合、1ライン領域及び3ライン領域の画像は、1回目の走査(往路)により形成される。2ライン領域の画像は、2回目の走査(復路)により形成される。往路で印刷された1ライン領域及び3ライン領域の光沢度(約5.5)と、復路で印刷された2ライン領域の光沢度(約9.5)の差は4である。
グラフ553は、上述の実施形態の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)で印刷された画像の光沢度を示す。例えばn=1の場合、1ライン領域及び3ライン領域の画像は、1回目の走査(往路)により形成される。2ライン領域の画像は、3回目の走査(往路)により形成される。往路で印刷された1ライン領域及び3ライン領域の光沢度(約5.5)と、往路で印刷された2ライン領域の光沢度(約6)の差は0.5である。光沢度の差が0.5の画像は、隣接していても光沢度の差が目視ではほとんど分からないレベルである。実施形態の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)によれば、従来の画像形成方法(1パス、1/2インターレース)よりも、画像の双方向ムラを低減できていることがわかる。
以上説明したように、実施形態の画像形成装置1では、画像が形成される単位の単位領域で最後に形成される最終ドットパターンは、第2のノズル702により、主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向で吐出される。
これにより実施形態の画像形成装置1によれば、片方向印刷の場合よりも高い生産性で、より高画質な画像を形成することができる。具体的には、上述の実施形態の例では、従来の双方向印刷が6ノズル単位で画像を形成するのに対して、実施形態の画像形成方法は、4ノズル単位で画像を形成する。したがって実施形態の画像形成方法の生産性は、従来の双方向印刷の2/3である。しかしながら従来の片方向印刷の生産性が、従来の双方向印刷の生産性の1/2であるので、実施形態の画像形成方法の生産性は、従来の片方向印刷の生産性よりも高い。
また実施形態の画像形成装置1によれば、双方向印刷時に生じる画像の双方向ムラを、安価かつ容易に低減することができる。
上述の実施形態の画像形成方法の説明では、1パス、1/2インターレースの場合と、2パスの場合について説明した。しかしながら1パス、1/2インターレースの場合と、2パスの場合とを組み合わせることにより、実施形態の画像形成方法をあらゆる略等ピッチ送りによる画像形成方法に実施することができる。
具体的には、画像が形成される単位の単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを印刷する第2のノズル702の数を、他のノズル領域のノズルの数の2倍にする。そして、第2のノズル702が、復路時に画像を形成しない代わりに、往路時に2倍の長さの画像を形成することにより、任意の略等ピッチ送りによる画像形成方法に、実施形態の画像形成方法を実施することができる。
なお、上述の実施形態の説明では、第2のノズル702が、単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを形成するインク滴を吐出する場合について説明した。しかしながら第2のノズル702は、最終ドットパターン以外の部分ドットパターンを形成するインク滴を吐出してもよい。これにより画像形成装置1は、より高画質な画像を形成することができる。
また、上述の実施形態の説明では、第2のノズル702が、単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを往路で印刷する場合について説明した。しかしながら画像形成装置1は、光沢度の指定に応じて、単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを形成するときの主走査方向(往路又は復路)を切り替えてもよい。
画像の光沢度について、イエロー(Y)インクによる画像の断面(図6参照)の場合を例にして説明する。例えばイエロー(Y)インクが、比較的多く使用されている領域を低光沢にしたい場合、第2のノズル702が、ドット高さを高くすることができる往路で、最後に形成する最終ドットパターンを吐出するようにすると、当該領域を低光沢にすることができる。また例えばイエロー(Y)インクが、比較的多く使用されている領域を高光沢にしたい場合、第2のノズル702が、ドット高さを低くすることができる復路で、最後に形成する最終ドットパターンを吐出するようにすると、当該領域を高光沢にすることができる。
また光沢度を指定するインクを選択する方法は任意でよい。例えば活性エネルギー線硬化インクの色の光沢度を示す光沢度情報(低光沢又は高光沢)を、操作パネル222、及び、外部I/F207に接続されたパーソナルコンピュータ等から受け付けてもよい。具体的には、低光沢は光沢度が閾値以下である場合を示す。高光沢は、光沢度が閾値よりも大きい場合を示す。
また、イエロー(Y)インク以外のインクのドット高さも、ドット高さと、インク着弾からUV照射までの時間との関係(図6参照)により、インク着弾からUV照射までの時間が短ければ高くなる。
具体的には、図2のイエロー(Y)及びマゼンダ(M)を低光沢にしたい場合は、第2のノズル702が、単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを形成する際に、イエロー(Y)インク及びマゼンダ(M)インクを往路で吐出するようにする。ホワイト(W)及びシアン(C)を低光沢にしたい場合は、第2のノズル702が、単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを形成する際に、ホワイト(W)インク及びシアン(C)インクを往路で印字するようにする。なおブラック(Bk)は、記録ヘッド24の中央に配置されている。そのため第2のノズル702が、往路と復路のどちらの方向で、ブラック(Bk)インクを吐出してもブラック(Bk)の光沢度は同じである。
また、画像形成装置1は、単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを形成する際の記録ヘッド24の進行方向(往路又は復路)を示す方向情報を、操作パネル222を介したユーザーからの入力により受け付けてもよい。これにより、例えば画像の光沢度の設定が不明である場合等に、ユーザーは、単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを往路で形成することにより印刷された画像と、単位領域で最後に形成される最終ドットパターンを復路で形成することにより印刷された画像と、を比較できる。
また、紫外線硬化インクを使用した印刷では、画像の上に更に画像を印刷する積層印刷方法が知られている。画像形成装置1は、積層印刷する画像を示す情報を、操作パネル222を介したユーザーからの入力により受け付けてもよい。このとき画像形成装置1は、ユーザーから積層印刷及び光沢制御(低光沢又は高光沢)の設定を示す入力を受け付けると、例えば最上位に印刷される画像に、実施形態の画像形成方法を実施する。これにより画像形成装置1が画像を積層印刷する場合でも、画像の形成に掛かる時間を抑えられるとともに、画像の双方向ムラを低減することができる。
なお、上述の被記録媒体14は、材質を紙に限定するものではなく、任意の材質でよい。また被記録媒体14は、紙等の平面的な物体に限られず、立体的な物体でもよい。また画像形成装置1により形成される画像は任意でよい。画像形成装置1により形成される画像は、例えば文字、図形及びパターン等である。パターンは、単に液滴を被記録媒体14に着弾させることにより形成されたパターンでもよい。またインクは、画像形成を行うことができるすべての液体の総称である。
また、上述の受付部501、順序決定部502、割当決定部503及び送信部504は、ソフトウェアにより実現しても、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。また上述の受付部501、順序決定部502、割当決定部503及び送信部504を、ソフトウェア及びハードウェアを組み合わせることにより実現してもよい。
1 画像形成装置
2 画像形成部
3 搬送部
4 給紙部
5 用紙
11 画像読取部
13 搬送ベルト
14 被記録媒体
15 テンションローラ
16 排紙ローラ
17 排紙コロ
18 帯電ローラ
19 搬送ローラ
21 従動ローラ
22 ガイドロッド
23 キャリッジ
24 記録ヘッド
25 サブタンク
26 インクカートリッジ
27 主走査モータ
28A 駆動プーリ
28B 従動プーリ
29 タイミングベルト
38 加圧ローラ
40 プラテン部材
45 給紙モータ
51,52 UVランプ
53,54 ボールネジロッド
104 排紙トレイ
121 維持回復機構
122 保湿用キャップ
124 ワイパー部材
125,126 空吐出受け部材
127 開口
131 副走査モータ
200 制御部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 NVRAM
205 ASIC
206 スキャナ制御部
207 外部I/F
208 ヘッド駆動制御部
209 ヘッドドライバ
211〜215,317 モータ駆動部
216 クラッチ類駆動部
217 ACバイアス供給部
221 I/O
222 操作パネル
241 クラッチ類
271 排紙モータ
291 両面搬送モータ
300 温湿度センサ
310 搬送経路
311 カール矯正(乾燥)制御部
312 吸着搬送制御部
313 ランプユニット制御部
318 搬送モータ
424 ファン
425 ヒータ
426 ファン
501 受付部
502 順序決定部
503 割当決定部
504 送信部
601 ノズル
特開2005−342970号公報

Claims (12)

  1. 被記録媒体の上を主走査方向に移動する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに搭載され、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第1のノズルと、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第2のノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第1の照射部と、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第2の照射部と、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定する順序決定部と、
    前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンを示す最終ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てる割当決定部と、
    前記複数の第2のノズルが前記部分ドットパターンを吐出するときの前記記録ヘッドの進行方向を示す方向情報の入力を受け付ける操作部と、を備え、
    前記液滴吐出ヘッドは、前記記録ヘッドが前記方向情報により示される方向に移動する場合に、前記複数の第2のノズルから前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する画像形成装置。
  2. 被記録媒体の上を主走査方向に移動する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに搭載され、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第1のノズルと、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第2のノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第1の照射部と、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第2の照射部と、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定する順序決定部と、
    前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンを示す最終ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てる割当決定部と、を備え、
    沢度が閾値以下である色の前記活性エネルギー線硬化インクを吐出する前記複数の第2のノズルは、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出し
    記光沢度が閾値より大きい色の前記活性エネルギー線硬化インクを吐出する前記複数の第2のノズルは、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する画像形成装置。
  3. 被記録媒体の上を主走査方向に移動する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに搭載され、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、所定色の活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第1のノズルと、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記所定色と同色の活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第2のノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第1の照射部と、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第2の照射部と、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定する順序決定部と、
    前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンを示す最終ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てる割当決定部と、を有する画像形成装置。
  4. 前記割当決定部は、前記最終ドットパターン以外の前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズルに割り当て、前記最終ドットパターンの形成を前記複数の第2のノズルに割り当てる、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記液滴吐出ヘッドは、前記被記録媒体上に複数の画像を積層して印刷する積層印刷を行う場合、少なくとも最上位の層の画像の前記最終ドットパターンを形成する前記活性エネルギー線硬化インクは、前記第2のノズルから吐出する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2のノズルの数は、前記第1のノズルの数の2倍である、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 記録ヘッドが、被記録媒体の上を主走査方向に移動するステップと、
    前記記録ヘッドに搭載された液滴吐出ヘッドの複数の第1のノズルが、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    前記記録ヘッドに搭載された液滴吐出ヘッドの複数の第2のノズルが、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    順序決定部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定するステップと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置された第1の照射部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射するステップと、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置された第2の照射部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射するステップと、
    割当決定部が、前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てるステップと、
    操作部が、前記複数の第2のノズルが前記部分ドットパターンを吐出するときの前記記録ヘッドの進行方向を示す方向情報の入力を受け付けるステップと、
    前記液滴吐出ヘッドが、前記記録ヘッドが前記方向情報により示される方向に移動する場合に、前記複数の第2のノズルから前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    を含む印刷物の生産方法。
  8. 記録ヘッドが、被記録媒体の上を主走査方向に移動するステップと、
    前記記録ヘッドに搭載された液滴吐出ヘッドの複数の第1のノズルが、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    前記記録ヘッドに搭載された液滴吐出ヘッドの複数の第2のノズルが、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    順序決定部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定するステップと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置された第1の照射部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射するステップと、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置された第2の照射部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射するステップと、
    割当決定部が、前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てるステップと、を含み、
    前記記録ヘッドに搭載された液滴吐出ヘッドの複数の第2のノズルが、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップは、
    光沢度が閾値以下である色の前記活性エネルギー線硬化インクを吐出する前記複数の第2のノズルが、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    前記光沢度が閾値より大きい色の前記活性エネルギー線硬化インクを吐出する前記複数の第2のノズルは、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    を含む印刷物の生産方法。
  9. 記録ヘッドが、被記録媒体の上を主走査方向に移動するステップと、
    前記記録ヘッドに搭載された液滴吐出ヘッドの複数の第1のノズルが、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、所定色の活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    前記記録ヘッドに搭載された液滴吐出ヘッドの複数の第2のノズルが、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記所定色と同色の活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出するステップと、
    順序決定部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定するステップと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置された第1の照射部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射するステップと、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置された第2の照射部が、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射するステップと、
    割当決定部が、前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てるステップと、
    を含む印刷物の生産方法。
  10. 被記録媒体の上を主走査方向に移動する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに搭載され、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第1のノズルと、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第2のノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第1の照射部と、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第2の照射部と、を備える画像形成装置を、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定する順序決定部と、
    前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てる割当決定部と、
    前記複数の第2のノズルが前記部分ドットパターンを吐出するときの前記記録ヘッドの進行方向を示す方向情報の入力を受け付ける操作部として機能させ、
    前記液滴吐出ヘッドに、前記記録ヘッドが前記方向情報により示される方向に移動する場合に、前記複数の第2のノズルから前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出させるプログラム。
  11. 被記録媒体の上を主走査方向に移動する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに搭載され、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第1のノズルと、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第2のノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第1の照射部と、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第2の照射部と、を備える画像形成装置を、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定する順序決定部と、
    前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てる割当決定部として機能させ、
    光沢度が閾値以下である色の前記活性エネルギー線硬化インクを吐出する前記複数の第2のノズルに、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出させ、
    前記光沢度が閾値より大きい色の前記活性エネルギー線硬化インクを吐出する前記複数の第2のノズルに、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、前記活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出させる、
    プログラム。
  12. 被記録媒体の上を主走査方向に移動する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに搭載され、前記記録ヘッドが主走査方向の往路を移動する場合、及び、前記記録ヘッドが主走査方向の復路を移動する場合に、所定色の活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第1のノズルと、前記記録ヘッドが主走査方向の往路又は復路のいずれか片方向を移動する場合に、前記所定色と同色の活性エネルギー線硬化インクを前記被記録媒体に吐出する複数の第2のノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、
    前記記録ヘッドの往路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第1の照射部と、
    前記記録ヘッドの復路方向の後方に配置され、前記液滴吐出ヘッドから吐出された前記活性エネルギー線硬化インクに活性エネルギー線を照射する第2の照射部と、を備える画像形成装置を、
    前記液滴吐出ヘッドから吐出される液滴により形成されるドットパターンを示すドットパターンデータを、前記ドットパターンの一部である複数の部分ドットパターンを示す部分ドットパターンデータに分割し、前記複数の部分ドットパターンの形成順序を決定する順序決定部と、
    前記部分ドットパターン毎に、前記部分ドットパターンの形成を、前記複数の第1のノズル、又は、前記複数の第2のノズルに割り当て、少なくとも画像形成の単位である単位領域で最後に形成される前記部分ドットパターンの形成は前記複数の第2のノズルに割り当てる割当決定部と、
    として機能させるためのプログラム。
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