JP6585770B1 - 軌跡表示装置およびプログラム - Google Patents

軌跡表示装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6585770B1
JP6585770B1 JP2018097917A JP2018097917A JP6585770B1 JP 6585770 B1 JP6585770 B1 JP 6585770B1 JP 2018097917 A JP2018097917 A JP 2018097917A JP 2018097917 A JP2018097917 A JP 2018097917A JP 6585770 B1 JP6585770 B1 JP 6585770B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trajectory
display device
trajectory display
function
locus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018097917A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019203952A (ja
Inventor
亨 宇佐美
亨 宇佐美
崇史 関
崇史 関
淳 山村
淳 山村
Original Assignee
株式会社アールビーズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アールビーズ filed Critical 株式会社アールビーズ
Priority to JP2018097917A priority Critical patent/JP6585770B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6585770B1 publication Critical patent/JP6585770B1/ja
Publication of JP2019203952A publication Critical patent/JP2019203952A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】隔たった場所にいる二人の走者の軌跡を同時に表示できる軌跡表示装置およびプログラムを提供する。【解決手段】軌跡表示装置10は、第1地図画像61を表示する、第1地図表示機能と、第1地図画像61上に、軌跡表示装置10に係る第1軌跡62のうち少なくとも一部を表示する、第1軌跡表示機能と、第2地図画像71を表示する、第2地図表示機能と、第2地図画像71上に、軌跡表示装置20に係る第2軌跡72のうち少なくとも一部を表示する、第2軌跡表示機能とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は軌跡表示装置およびプログラムに関する。
携帯可能なコンピュータ端末において、軌跡を表示する装置が公知である。たとえば特許文献1には、地図データを拡大縮小しながらGPS軌跡データを表示するリスト端末が記載されている。
特開2015−53998号公報
しかしながら、従来の装置では、隔たった場所にいる二人の走者の軌跡を同時に表示することができないという問題があった。
たとえば、特許文献1の装置では、全走者が同じコースを走ることを想定しており、違うコースを走る走者については軌跡を表示することができない。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、隔たった場所にいる二人の走者の軌跡を同時に表示できる軌跡表示装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る軌跡表示装置は、
第1地図画像を表示する、第1地図表示機能と、
第1地図画像上に、前記軌跡表示装置に係る第1軌跡のうち少なくとも一部を表示する、第1軌跡表示機能と、
第2地図画像を表示する、第2地図表示機能と、
第2地図画像上に、他の装置に係る第2軌跡のうち少なくとも一部を表示する、第2軌跡表示機能と、
を備える。
特定の態様によれば、
前記軌跡表示装置は、
所定のトラッキング開始操作を受け付ける機能と、
前記トラッキング開始操作に応じ、前記他の装置にトラッキング開始信号を送信する機能と、
所定のトラッキング終了操作を受け付ける機能と、
前記トラッキング終了操作に応じ、前記他の装置にトラッキング終了信号を送信する機能と、
をさらに備える。
特定の態様によれば、
前記軌跡表示装置は、単一軌跡表示モードおよび複数軌跡表示モードにおいて動作可能であり、
前記単一軌跡表示モードにおいて、第2地図表示機能および第2軌跡表示機能は停止される。
特定の態様によれば、前記複数軌跡表示モードにおいて、前記軌跡表示装置は、所定の画面選択操作に応じ、第1地図画像を含む第1画面と、第2地図画像を含む第2画面とを選択的に表示する機能を備える。
特定の態様によれば、
前記軌跡表示装置は、
前記他の装置からトラッキング開始信号を受信する機能と、
前記トラッキング開始信号の受信に応じ、前記複数軌跡表示モードにおける動作を開始する機能と、
前記他の装置からトラッキング終了信号を受信する機能と、
前記トラッキング終了信号の受信に応じ、前記単一軌跡表示モードにおける動作を開始する機能と、
を備える。
特定の態様によれば、前記他の装置は、前記軌跡表示装置と同一の機能を備える装置である。
特定の態様によれば、
前記第1軌跡を表す情報を、GPSを介して取得する機能と、
前記第1軌跡を表す情報を、移動体無線通信を介して送信する機能と、
前記第2軌跡を表す情報を、移動体無線通信を介して取得する機能と
をさらに備える。
また、この発明に係るプログラムは、コンピュータを、上述の軌跡表示装置として機能させる。
この発明に係る軌跡表示装置は、異なった2つの地図それぞれについて軌跡を表示するので、隔たった場所にいる二人の走者の軌跡を同時に表示することができる。
本発明の実施の形態1に係る軌跡表示装置を含む構成の例を示す図である。 図1の軌跡表示装置が単一軌跡表示モードにおいて表示する画面の例である。 図1の軌跡表示装置が複数軌跡表示モードにおいて表示する画面の例である。 図1の軌跡表示装置の処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態1に係るペア定義処理の一例を示すシーケンス図である。 図4のステップS1〜S7に対応するシーケンス図である。 図4のステップS8〜S11に対応するシーケンス図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係る軌跡表示装置10を含む構成の例を示す。軌跡表示装置10は、公知のコンピュータとしての構成を有し、演算等の処理を行う演算手段と、情報を格納する記憶手段と、情報を入力する入力手段と、情報を表示する表示手段と、通信を行う通信手段とを備える。演算手段はたとえばCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段はたとえば半導体メモリおよび取り外し可能記憶装置を含み、入力手段および表示手段はたとえばタッチパネル式の液晶ディスプレイを含む。
記憶手段は、本明細書に記載される軌跡表示装置10の動作に必要な情報を格納する。また、記憶手段は軌跡表示プログラムを格納しており、この軌跡表示プログラムが、コンピュータを軌跡表示装置10として機能させる。すなわち、コンピュータは、軌跡表示プログラムを実行することにより、軌跡表示装置10としての機能を実現する。
軌跡表示装置10は持ち運び可能なコンピュータであり、たとえばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話等を用いて構成することができる。軌跡表示プログラムは、たとえばスマートフォンのOSおよびアプリケーションプログラムを組み合わせて構成することができる。軌跡表示装置10の所有者は、たとえばランニングの際に軌跡表示装置10を携帯する。
軌跡表示装置10は、GPS(全地球測位システム)30を介して位置情報を取得する機能を備える。軌跡表示装置10は、たとえばGPS30と通信することにより、軌跡表示装置10自身の位置情報を取得する。
また、軌跡表示装置10は、ユーザー情報サーバー40および位置情報共有サーバー50と通信する機能を備える。通信はたとえば移動体無線通信を介して行われる。
軌跡表示装置10は、他の装置(たとえば軌跡表示装置20)とペアを構成する。本実施形態では、軌跡表示装置20は軌跡表示装置10と同一の機能を備える装置である。軌跡表示装置20の所有者は、たとえば軌跡表示装置10の友人であり、ペア相手として、ランニングの際に軌跡表示装置20を携帯する。
軌跡表示装置10と軌跡表示装置20とのペアを定義するための処理は適宜設計可能であるが、たとえばユーザー情報サーバー40および位置情報共有サーバー50を介して行うことができる。より具体的には、ユーザー情報サーバー40は、軌跡表示装置10と軌跡表示装置20とがペアであることを定義するペア情報を記憶してもよく、位置情報共有サーバー50は、軌跡表示装置10と軌跡表示装置20とが位置情報を共有するためのデータベースを格納してもよい。
以下、軌跡表示に関する軌跡表示装置10の動作について説明する。軌跡表示装置10は、少なくとも、単一軌跡表示モードおよび複数軌跡表示モードにおいて動作可能である(さらに他のモードで動作可能であってもよい)。単一軌跡表示モードは、図2に示すように軌跡表示装置10の軌跡のみを表示するためのモードであり、複数軌跡表示モードは、図3に示すように軌跡表示装置10の軌跡および軌跡表示装置20の軌跡の双方を(同時にまたは選択的に)表示するためのモードである。
図2を用いて、単一軌跡表示モードにおける軌跡表示装置10の動作を説明する。図2は、単一軌跡表示モードにおいて軌跡表示装置10が表示する画面の例である。単一軌跡表示モードにおいて、軌跡表示装置10は、第1地図画像61を表示する(第1地図表示機能)。第1地図画像61の取得および出力に係る処理(表示範囲の決定等を含む)は、軌跡表示装置10の位置に基づき、公知技術を用いて適宜設計可能である。
また、軌跡表示装置10は第1軌跡62を表示する(第1軌跡表示機能)。第1軌跡62は、軌跡表示装置10に係る軌跡であり、たとえば軌跡表示装置10が現在時刻までに移動した経路を表す。第1軌跡62は、たとえば緯度および経度の組の時系列データを含む情報によって表される。この組にはさらに高度が含まれてもよい。
第1軌跡62は、たとえば第1地図画像61上に重畳して表示される。第1軌跡62の算出方法は、軌跡表示装置10の位置に基づき、公知技術を用いて適宜設計可能である。また、第1軌跡62の形式、出力方法、表示態様、等も、公知技術を用いて適宜設計可能である。第1軌跡62を表す情報は、たとえば軌跡表示装置10の記憶手段に格納される。
軌跡表示装置10は、軌跡表示装置10の移動または第1軌跡62の変化に応じ、表示される第1地図画像61を変更(移動、拡大、縮小、等)してもよい。
第1軌跡62を表す情報は、たとえばGPS30を介して随時取得される。各時刻における位置の順序付き集合を第1軌跡62とすることができる。第1軌跡62を表示する際には、たとえば各時刻における位置を時刻の順に連結する線によって表示することができる。なお第1軌跡62は、その少なくとも一部(たとえば現在位置を含む部分)が表示されていればよく、第1軌跡62が第1地図画像61の表示範囲を超える場合等には、第1軌跡62の全体を表示する必要はない。
次に、図3を用いて、複数軌跡表示モードにおける軌跡表示装置10の動作を説明する。図3は、複数軌跡表示モードにおいて軌跡表示装置10が表示する画面の例である。複数軌跡表示モードにおいて、軌跡表示装置10は、単一軌跡表示モードと同様に、第1地図画像61を表示する(第1地図表示機能)とともに、第1軌跡62を表示する(第1軌跡表示機能)。また、軌跡表示装置10は、これらに加え、第2地図画像71を表示する(第2地図表示機能)とともに、第2軌跡72を表示する(第2軌跡表示機能)。また、軌跡表示装置20の移動または第2軌跡72の変化に応じ、表示される第2地図画像71を変更(移動、拡大、縮小、等)してもよい。
第2地図画像71は、第1地図画像61と一部重複する範囲を表すものであってもよいし、第1地図画像61とはまったく重複しない範囲を表すものであってもよい。なお、軌跡表示装置10と軌跡表示装置20とが同一の地点に存在する等の場合には、第1地図画像61と第2地図画像71とが同一の範囲を表してもよい。
第2軌跡72は、軌跡表示装置20に係る軌跡であり、たとえば軌跡表示装置20が現在時刻までに移動した経路を表す。第2軌跡72は、たとえば緯度および経度の組の時系列データを含む情報によって表される。この組にはさらに高度が含まれてもよい。
第2軌跡72は、たとえば第2地図画像71上に重畳して表示される。第2軌跡72の算出方法は、軌跡表示装置20の位置に基づき、公知技術を用いて適宜設計可能である。また、第2軌跡72の形式、出力方法、表示態様、等も、公知技術を用いて適宜設計可能である。第2軌跡72を表す情報は、たとえば軌跡表示装置10の記憶手段に格納される。第2軌跡72の表示および格納に関する処理は、第1軌跡62と同様に設計されてもよい。
第2軌跡72を表す情報は、たとえば移動体無線通信を介して取得される。より具体的には、たとえば軌跡表示装置20が第2軌跡72を取得または算出し、これを位置情報共有サーバー50に送信し、位置情報共有サーバー50はこれを軌跡表示装置10に転送する。第2軌跡72は、たとえば第1軌跡62と同様の形式の情報として構成することができる。
なお第2軌跡72は、その少なくとも一部(たとえば現在位置を含む部分)が表示されていればよく、第2軌跡72が第2地図画像71の表示範囲を超える場合等には、第2軌跡72の全体を表示する必要はない。
また、軌跡表示装置10は、第1軌跡62を表す情報を軌跡表示装置20に送信する。この送信は、たとえば移動体無線通信を介して行われる。より具体的には、たとえば軌跡表示装置10が第1軌跡62を取得または算出し、これを位置情報共有サーバー50に送信し、位置情報共有サーバー50はこれを軌跡表示装置20に転送する。
なお、図2に示すように、単一軌跡表示モードでは、第2地図画像71および第2軌跡72は表示されない。すなわち、第2地図画像71を表示する機能(第2地図表示機能)および第2軌跡72を表示する機能(第2軌跡表示機能)は停止されている。
軌跡表示装置10は、各モードにおいて、軌跡の表示に必要な情報を随時更新する。たとえば、単一軌跡表示モードでは、定期的に軌跡表示装置10自身の位置をGPS30を介して取得し、第1軌跡62を更新する。また、複数軌跡表示モードでは、同様に第1軌跡62を更新するとともに、定期的に軌跡表示装置20の位置を位置情報共有サーバー50を介して取得し、第2軌跡72を更新する。
このように、軌跡表示装置10が複数軌跡表示モードで動作している場合には、第1軌跡62および第2軌跡72の双方を表示するので、軌跡表示装置10の所有者は、自分と友人が同時にランニングしていることを知ることができ、また、お互いの位置情報および走行軌跡をリアルタイムに共有することができる。このため、互いが直接視認できない場所にいる場合でも、感覚を共有してランニングを楽しむことができる。
さらに、第1軌跡62および第2軌跡72は、画面上で異なる領域を占める第1地図画像61および第2地図画像71に表示されるので、隔たった場所にいる二人の走者の軌跡を同時に表示することができる。なお、隔たった場所にいる二人の走者の軌跡を、同一の地図画像を用いて表示するには大縮尺の地図が必要となり、軌跡が判読困難となるが、本実施形態では図4に示すようにそれぞれ独立した地図画像を用いるので、各地図の縮尺を小さく(すなわち表示される地図を大きく)することができ、軌跡が容易に判読できる。
軌跡表示装置10の画面には、他の情報が表示されてもよい。たとえば、図2の例では、軌跡表示装置10の所有者を表すユーザー名(「jun」)、軌跡表示装置10の所有者を表すアイコンまたは写真、第1軌跡62の長さすなわちこれまでの走行距離(「km 0.12」)、第1軌跡62の記録時間すなわちこれまでの走行時間(「time 1:23:45」)、等が表示されている。また、図3の例では、これらに加え、ペア相手(軌跡表示装置20の所有者)を表すユーザー名(「natsuko」)、ペア相手を表すアイコンまたは写真、第2軌跡72の長さすなわちこれまでの走行距離、第2軌跡72の記録時間すなわちこれまでの走行時間、等が表示されている。
また、軌跡表示装置10に対する指示操作を入力するための手段が表示されてもよい。たとえば、図2および図3ではトラッキング終了ボタン63が表示されている。なお、トラッキング終了ボタン63を表す画像は、図示のようにモードに応じて異なるものであってもよい。
図4は、これらのモードの制御等を含む軌跡表示装置10の処理の流れを説明するフローチャートである。図4の処理は、軌跡表示装置10と軌跡表示装置20とがペアとなった状態で、軌跡表示装置10が所定のトラッキング開始操作を受け付けることに応じて開始される(ステップS1)。
トラッキング開始操作の具体的内容は適宜設計可能であるが、たとえば特定のアプリケーションを起動するための操作であってもよく、特定のアプリケーションを起動した後に、表示されるトラッキング開始ボタンをタップする操作であってもよい。トラッキング開始ボタンは、たとえば図2および図3のトラッキング終了ボタンと同じ位置に、トラッキング終了ボタンとは異なる態様で表示されてもよい。軌跡表示装置10の所有者は、たとえばランニングを開始する際に、このトラッキング開始操作を行う。
軌跡表示装置10は、トラッキング開始操作に応じ、トラッキング開始信号を送信する(ステップS2)。トラッキング開始信号は、軌跡表示装置20に対して送信される。より厳密には、トラッキング開始信号は、軌跡表示装置10からユーザー情報サーバー40に送信され、さらにユーザー情報サーバー40から軌跡表示装置20へと送信される。このトラッキング開始信号は、軌跡表示装置10が自身のトラッキングを開始することを通知するための信号である。トラッキング開始信号は、たとえばユーザー情報サーバー40を介して軌跡表示装置20に伝達される。
また、軌跡表示装置10は、トラッキング開始操作に応じ、軌跡表示装置10に係る軌跡(第1軌跡)を初期化する(ステップS3)。たとえば、軌跡表示装置10自身の位置情報をGPS30から取得し、軌跡の起点をその位置として記憶する。
その後、軌跡表示装置10は、単一軌跡表示モードにおける動作を開始する(ステップS4)。この結果、たとえば図2に示すような画面が表示される。
軌跡表示装置10は、単一軌跡表示モードにおいて、軌跡表示装置20からトラッキング開始信号を受信することができる(ステップS5)。このトラッキング開始信号は、軌跡表示装置20が自身のトラッキングを開始することを軌跡表示装置10に通知するための信号であり、たとえばステップS2において軌跡表示装置10から軌跡表示装置20に送信されたものと同形式に構成される。
なお、図4には示さないが、軌跡表示装置20は、たとえば上述のようなトラッキング開始操作に応じてこのトラッキング開始信号を送信する。たとえば、ペア相手が、ランニングを開始する際にトラッキング開始操作を行うと、これに応じてトラッキング開始信号が軌跡表示装置20から軌跡表示装置10に送信されることになる。
軌跡表示装置10は、トラッキング開始信号の受信に応じ、軌跡表示装置20に係る第2軌跡72を初期化する(ステップS6)。たとえば、軌跡表示装置20の軌跡を未定義の状態にする。
また、軌跡表示装置10は、トラッキング開始信号の受信に応じ、複数軌跡表示モードでの動作を開始する(ステップS7)。すなわち、軌跡表示装置10は、動作モードを、単一軌跡表示モードから複数軌跡表示モードへと切り替える。この結果、たとえば図3に示すような画面が表示される。
軌跡表示装置10は、複数軌跡表示モードにおいて、軌跡表示装置20からトラッキング終了信号を受信することができる(ステップS8)。このトラッキング終了信号は、軌跡表示装置20が自身のトラッキングを終了することを軌跡表示装置10に通知するための信号である。
軌跡表示装置10は、トラッキング終了信号の受信に応じ、単一軌跡表示モードにおける動作を開始する(ステップS9)。すなわち、軌跡表示装置10は、動作モードを、複数軌跡表示モードから単一軌跡表示モードへと切り替える。これにより、軌跡表示装置10の表示内容は、図3の形式から図2の形式へと切り替わり、それまで表示されていた第2地図画像71および第2軌跡72が表示されなくなる。軌跡表示装置10は、トラッキング終了信号の受信に応じ、第2軌跡72の更新を終了してもよい。
軌跡表示装置10は、単一軌跡表示モードにおいて、所定のトラッキング終了操作を受け付けることができる(ステップS10)。トラッキング終了操作の具体的内容は適宜設計可能であるが、たとえば特定のアプリケーションの実行を終了するための操作であってもよく、単一軌跡表示モードにおいて表示されるトラッキング終了ボタンをタップする操作であってもよい。軌跡表示装置10の所有者は、たとえばランニングを終了する際に、このトラッキング終了操作を行う。
軌跡表示装置10は、トラッキング終了操作に応じ、第1地図画像61の表示、第1軌跡62の表示、第1軌跡62の更新、等の処理を終了してもよい。
軌跡表示装置10は、トラッキング終了操作に応じ、トラッキング終了信号を送信する(ステップS11)。この例では、トラッキング終了信号は、ユーザー情報サーバー40に送信される。このトラッキング終了信号は、軌跡表示装置10が自身のトラッキングを終了することを通知するための信号である。なお、この例では軌跡表示装置10は単一軌跡表示モードで動作しているが、軌跡表示装置10が複数軌跡表示モードで動作している場合には、トラッキング終了信号はさらに、ユーザー情報サーバー40から軌跡表示装置20へと送信される。
その後、軌跡表示装置10は図4に示す処理を終了する。たとえば、それまで実行していた特定のアプリケーションの実行を終了してもよい。または、処理をステップS1に戻し、トラッキング開始操作を待ち受ける状態になってもよい。
なお、ステップS8において軌跡表示装置20がトラッキング終了信号を送信する場合の具体的処理は、たとえばステップS11における軌跡表示装置10に対するトラッキング終了操作を起点とする処理と同様であってもよい。
図5〜図7は、以上のように動作する軌跡表示装置10、軌跡表示装置20、ユーザー情報サーバー40および位置情報共有サーバー50による処理の流れの例を示すシーケンス図である。とくに、図5は、ペアを定義するための処理の一例を示すシーケンス図であり、図6は、図4のステップS1〜S7の部分の実行例に対応するシーケンス図であり、図7は、図4のステップS8〜S11の部分の実行例に対応するシーケンス図である。図6および図7には、大まかに図4の各ステップとの対応を示す。
以上説明するように、本発明の実施の形態1に係る軌跡表示装置10によれば、図3に示すように、2本の軌跡を2つの地図上に表示するので、隔たった場所にいる二人の走者の軌跡を同時に表示することができる。
また、実施の形態1では、単一軌跡表示モードと複数軌跡表示モードとの切り替えはトラッキング開始信号およびトラッキング終了信号の受信に応じて軌跡表示装置10が自動的に行うので、ユーザーは切り替え操作を行う必要がなく、モードのシームレスな切り替えが可能になる。
実施の形態1において、次のような変形を施すことができる。
複数軌跡表示モードにおいて、2つの地図を同時に表示する必要はない。たとえば、軌跡表示装置10は、複数軌跡表示モードにおいて、第1地図画像61を含む画面(第1画面)と、第2地図画像71を含む画面(第2画面)とを選択的に表示する機能を備えてもよい。第1画面と第2画面とを切り替えるための画面選択操作および画面選択処理は適宜設計可能であるが、たとえば所定の画面切り替えボタンをタップする操作、画面をスライドする操作、画面をフリックする操作、等に応じて画面を切り替えるよう構成されてもよい。また、画面が切り替わる際には、第1画面と第2画面とを左右に並べ、横方向にスライドする態様で表示してもよい。さらに、軌跡表示装置10が単一軌跡表示モードで動作しているか、または複数軌跡表示モードで動作しているかを表す情報を表示してもよい。
また、2つの地図を同時に表示する場合であっても、地図の表示態様は図3に示すものに限られない。図3では第1地図画像61と第2地図画像71とが左右に並列して表示されているが、上下に並列して表示されてもよいし、他の位置関係によって表示されてもよい。
トラッキング開始信号の受信(ステップS5)は、トラッキング開始操作(ステップS1)より前に実行可能であってもよい。先にトラッキング開始信号を受信していた場合には、軌跡表示装置10は、トラッキング開始操作に応じて複数軌跡表示モードにおける動作を開始してもよい(すなわちステップS1からステップS7に処理を進めてもよい)。または、軌跡表示装置10は、第1地図画像61および第1軌跡62を表示せず、第2地図画像71および第2軌跡72を表示する特定のモードで動作してもよい。
トラッキング終了操作(ステップS10)は、複数軌跡表示モードにおいて受け付け可能であってもよい。複数軌跡表示モードにおいてトラッキング終了操作を受け付けた場合には、処理をステップS11に進めてもよい。
実施の形態1では、軌跡表示装置10および軌跡表示装置20は同一の機能を備え、軌跡表示装置20が複数軌跡表示モードで動作する場合には、軌跡表示装置10は軌跡表示装置20からみて「他の装置」に該当する。変形例として、軌跡表示装置20は軌跡表示装置10と同一の機能を備えないものであってもよく、また、追加の機能を備えてもよい。たとえば一方がユーザー情報サーバー40および位置情報共有サーバー50の機能の一部を備え、ホスト機として機能してもよく、その場合には、他方がゲスト機として機能してもよい。なお、たとえば軌跡表示装置20が軌跡に係る画面表示を行わないような場合であっても、原理的には、軌跡表示装置10側のユーザーにとっては実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態1において同時に表示される軌跡は最大2本であるが、軌跡表示装置10は、3つ以上の地図画像を用いて3本以上の軌跡を表示するモードで動作可能であってもよい。その場合には、軌跡表示装置10と、軌跡表示装置20と、さらに他の軌跡表示装置とが、トラッキング開始信号、トラッキング終了信号、軌跡を表す情報、等の送受信を行うためのグループを形成してもよい。
軌跡表示装置10と軌跡表示装置20とがペアを構成するための具体的処理は、適宜設計可能であるが、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を介して行ってもよい。たとえば、軌跡表示装置10の所有者は、特定のアプリケーションプログラムを実行し、SNSインタフェースを指定してペア相手に招待メッセージを送信する。ペア相手が軌跡表示装置20を操作してこのメッセージを受信し、これを承認する操作を行うことにより、ペアが形成される。
10 軌跡表示装置(コンピュータ、他の装置)、20 軌跡表示装置(コンピュータ、他の装置)、61 第1地図画像、62 第1軌跡、71 第2地図画像、72 第2軌跡。

Claims (6)

  1. 軌跡表示装置であって、
    第1地図画像を表示する、第1地図表示機能と、
    前記第1地図画像上に、前記軌跡表示装置に係る第1軌跡のうち少なくとも一部を表示する、第1軌跡表示機能と、
    第2地図画像を表示する、第2地図表示機能と、
    前記第2地図画像上に、他の装置に係る第2軌跡のうち少なくとも一部を表示する、第2軌跡表示機能と、
    を備え
    前記第1地図表示機能、前記第1軌跡表示機能、前記第2地図表示機能、および前記第2軌跡表示機能が実行される複数軌跡表示モードの動作と、前記第1地図表示機能および前記第1軌跡表示機能が実行され、前記第2地図表示機能および前記第2軌跡表示機能が停止される単一軌跡表示モードの動作とが可能であり、
    前記他の装置からのトラッキング開始信号の受信に応じ、前記複数軌跡表示モードにおける動作を開始し、
    前記他の装置からのトラッキング終了信号の受信に応じ、前記単一軌跡表示モードにおける動作を開始する、
    軌跡表示装置。
  2. 前記軌跡表示装置は、
    所定のトラッキング開始操作を受け付ける機能と、
    前記トラッキング開始操作に応じ、前記他の装置に前記トラッキング開始信号を送信する機能と、
    所定のトラッキング終了操作を受け付ける機能と、
    前記トラッキング終了操作に応じ、前記他の装置に前記トラッキング終了信号を送信する機能と、
    をさらに備える、請求項1に記載の軌跡表示装置。
  3. 前記複数軌跡表示モードにおいて、前記軌跡表示装置は、所定の画面選択操作に応じ、前記第1地図画像を含む第1画面と、前記第2地図画像を含む第2画面とを選択的に表示する機能を備える、
    請求項1または請求項2に記載の軌跡表示装置。
  4. 前記他の装置は、前記軌跡表示装置と同一の機能を備える装置である、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の軌跡表示装置。
  5. 前記第1軌跡を表す情報を、GPSを介して取得する機能と、
    前記第1軌跡を表す情報を、移動体無線通信を介して送信する機能と、
    前記第2軌跡を表す情報を、前記移動体無線通信を介して取得する機能と
    をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の軌跡表示装置。
  6. コンピュータを、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の軌跡表示装置として機能させるプログラム。
JP2018097917A 2018-05-22 2018-05-22 軌跡表示装置およびプログラム Active JP6585770B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018097917A JP6585770B1 (ja) 2018-05-22 2018-05-22 軌跡表示装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018097917A JP6585770B1 (ja) 2018-05-22 2018-05-22 軌跡表示装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6585770B1 true JP6585770B1 (ja) 2019-10-02
JP2019203952A JP2019203952A (ja) 2019-11-28

Family

ID=68095375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018097917A Active JP6585770B1 (ja) 2018-05-22 2018-05-22 軌跡表示装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6585770B1 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120088422A (ko) * 2011-01-31 2012-08-08 주식회사 유알코프 스마트폰을 이용한 마라톤용 네비게이션 방법 및 스마트폰을 이용한 마라톤용 프로그램 매체
US9291713B2 (en) * 2011-03-31 2016-03-22 Strava, Inc. Providing real-time segment performance information
JP2014067334A (ja) * 2012-09-27 2014-04-17 Casio Comput Co Ltd ネットワーク・サービス装置、ネットワーク・サービスシステム、ネットワーク・サービスシステムにおける端末、プログラム並びにコース作成方法
CN105190242B (zh) * 2013-03-21 2019-03-05 索尼公司 信息处理装置、信息处理***和信息处理方法
JP6722424B2 (ja) * 2015-04-01 2020-07-15 株式会社Nttドコモ ポイント付与装置、ポイント付与システム、ポイント付与方法及びプログラム
US10549173B2 (en) * 2016-03-28 2020-02-04 Apple Inc. Sharing updatable graphical user interface elements

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019203952A (ja) 2019-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180268460A1 (en) Method and apparatus for information recommendation
US9212913B2 (en) Navigation apparatus and mobile data terminal
US20150192426A1 (en) Input/Output Functions Related To A Portable Device In An Automotive Environment
US20100110105A1 (en) Method, apparatus and computer program product for providing synchronized navigation
US20100115459A1 (en) Method, apparatus and computer program product for providing expedited navigation
US10591305B2 (en) Method, device, and terminal for simultaneously displaying multiple users' locations on a map
EP2120012A1 (en) Navigation device, navigation system, navigation method, and program
JP5952667B2 (ja) メッセージ管理装置、メッセージ管理方法およびプログラム
JP2012230001A (ja) 経路探索システム及び経路探索方法
WO2007026835A1 (ja) 地図表示装置、地図表示方法、および地図表示プログラムを記録した記録媒体
US20210285786A1 (en) Information processing apparatus, non-transitory storage medium, and system
JP2005265572A (ja) 車載情報端末の操作方法、車載情報端末、携帯端末用プログラム、携帯電話
JP6585770B1 (ja) 軌跡表示装置およびプログラム
JP6034810B2 (ja) 行き先候補表示システム、行き先候補表示方法及びプログラム
KR20220167520A (ko) 모바일 디바이스의 제어 방법 및 제어 시스템
JP2013072670A (ja) 目的地表示システム、目的地表示方法、目的地表示装置、及びプログラム
JP2009258026A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム
JP2021036207A (ja) 情報提供装置、情報提供システム及びコンピュータプログラム
JP2015222373A (ja) 地図情報表示装置及び地図情報表示方法
JP6578776B2 (ja) 情報表示システム
JP6923731B1 (ja) 情報提供装置、情報端末、プログラム及び情報提供システム
EP3866089A1 (en) Information processing device, non-transitory storage medium, and system
US20220163345A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory storage medium
JP2018036311A (ja) 地図表示操作システム、表示装置および地図表示操作プログラム
JP2014038111A (ja) 経路情報表示システム、経路情報表示端末、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6585770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250