JP6582501B2 - 振動素子、振動子、電子機器および移動体 - Google Patents

振動素子、振動子、電子機器および移動体 Download PDF

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Description

本発明は、振動素子、振動子、電子機器および移動体に関するものである。
従来から、特許文献1のような振動素子が知られている。
先行文献1の振動素子では、水晶基板をフォトリソグラフィー技法とエッチング技法を用いてパターニングすることで振動素子の外形形状を得ている。具体的には、水晶基板の上面および下面に外形形状に対応したレジストマスクを形成し、このレジストマスクを介して水晶基板を両面からウエットエッチングすることで、ジャイロ素子の外形形状が得られる。しかしながら、このような方法では、上下のマスクがずれる場合があり、このマスクずれに起因して振動腕の断面形状が設計形状からずれてしまうという問題がある。ちなみに、この問題は、装置の精度上避けることが困難である。
マスクずれが生じた振動素子では、断面形状が歪なものとなり、面内振動に結合して面外にも振動してしまう。このような面外振動が生じると、振動漏れやノイズが生じ、振動特性が悪化する。
特開2010−226639号公報
本発明の目的は、面外振動の結合を低減し、優れた振動特性を有する振動素子、振動子、電子機器および移動体を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例の振動素子は、基部と、
前記基部に接続され、前記基部の面内方向に含まれる第1方向に屈曲振動する振動腕と、を備え、
前記振動腕は、第1主面と、前記第1主面に対して表裏の関係にある第2主面と、前記第1主面に開放する第1溝と、前記第2主面に開放する第2溝と、を有し、
前記第1主面は、前記第2主面に対して前記第1方向の一方側にずれて配置され、
前記第1溝は、前記第2溝に対して前記第1方向の一方側にずれて配置され、
前記第2主面の前記第1方向の中心に対する前記第1主面の前記第1方向の中心の前記第1方向へのずれ量をL1とし、
前記第2溝の開口の前記第1方向の中心に対する前記第1溝の開口の前記第1方向の中心の前記第1方向へのずれ量をL2としたとき、
L2/L1>0なる関係を満足することを特徴とする。
これにより、面外振動の結合を低減し、優れた振動特性を有する振動素子を提供することができる。
[適用例2]
本適用例の振動素子では、前記第1溝は、開口が底面に対して前記第1方向の一方側にずれるように、前記基部の厚さ方向に対して傾斜して配置され、
前記第2溝は、底面が開口に対して前記第1方向の一方側にずれるように、前記基部の厚さ方向に対して傾斜して配置されていることが好ましい。
これにより、面外振動の結合をより効果的に低減することができる。
[適用例3]
本適用例の振動素子は、基部と、
前記基部に接続され、前記基部の面内方向に含まれる第1方向に屈曲振動する振動腕と、を備え、
前記振動腕は、第1主面と、前記第1主面に対して表裏の関係にある第2主面と、前記第1主面に開放する溝と、を有し、
前記第1主面は、前記第2主面に対して前記第1方向の一方側にずれて配置され、
前記溝は、その開口が底面に対して前記第1方向の一方側にずれるように、前記基部の厚さ方向に対して傾斜して配置され、
前記第2主面の前記第1方向の中心に対する前記第1主面の前記第1方向の中心の前記第1方向へのずれ量をL1とし、
前記溝を深さ方向に仮想的に延長して前記第2主面と交差する領域を仮想開口とし、前記仮想開口の前記第1方向の中心に対する前記溝の開口の前記第1方向の中心の前記第1方向へのずれ量をL2としたとき、
L2/L1>0なる関係を満足することを特徴とする。
これにより、面外振動の結合を低減し、優れた振動特性を有する振動素子を提供することができる。
[適用例4]
本適用例の振動素子では、L2/L1>2なる関係を満足することが好ましい。
これにより、面外振動の結合をより効果的に低減することができる。
[適用例5]
本適用例の振動素子では、L2/L1<4なる関係を満足することが好ましい。
これにより、面外振動の結合をより効果的に低減することができる。
[適用例6]
本適用例の振動素子では、角速度を検出する角速度検出素子であることが好ましい。
これにより、振動素子の利便性が高まる。
[適用例7]
本適用例の振動子は、上記適用例の振動素子と、
前記振動素子を収容するパッケージと、を有することを特徴とする。
これにより、信頼性の高い振動子が得られる。
[適用例8]
本適用例の電子機器は、上記適用例の振動素子を備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高い電子機器が得られる。
[適用例9]
本適用例の移動体は、上記適用例の振動素子を備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高い移動体が得られる。
本発明の第1実施形態に係る振動素子を示す平面図である。 (a)が図1中のA−A線断面図、(b)が図1中のB−B線断面図である。 (a)が駆動振動モードを示す模式図、(b)が検出振動モードを示す模式図である。 駆動腕の断面図である。 ウエットエッチング技術を用いて水晶基板を得る方法を示す図である。 ドライエッチング技術を用いて水晶基板を得る方法を示す図である。 ずれ量とZ軸方向への振動量との関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る振動素子が有する駆動腕の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る振動素子が有する駆動腕の断面図である。 本発明の振動子の好適な実施形態を示す断面図である。 ジャイロセンサーの好適な実施形態を示す断面図である。 本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。 本発明の電子機器を適用した携帯電話機(スマートフォン、PHSも含む)の構成を示す斜視図である。 本発明の電子機器を適用したデジタルスチールカメラの構成を示す斜視図である。 本発明の移動体を適用した自動車の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の角速度検出素子の調整方法に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動素子を示す平面図である。図2は、(a)が図1中のA−A線断面図、(b)が図1中のB−B線断面図である。図3は、(a)が駆動振動モードを示す模式図、(b)が検出振動モードを示す模式図である。図4は、駆動腕の断面図である。図5は、ウエットエッチング技術を用いて水晶基板を得る方法を示す図である。図6は、ドライエッチング技術を用いて水晶基板を得る方法を示す図である。図7は、ずれ量とZ軸方向への振動量との関係を示すグラフである。
なお、以下では、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。また、説明の便宜上、+Z軸側を「上」とも言い、−Z軸側を「下」とも言う。また、図2の断面図は、検出腕、駆動腕を模式的に示す断面図であり、実際の形状とは多少異なっている。
図1に示すジャイロ素子(角速度検出素子)1は、Y軸まわりの角速度ωyを検出することのできる振動素子である。このようなジャイロ素子1は、水晶基板2と、水晶基板2の表面に形成された各種電極31、32、33、34および各種端子51、52、53、54と、を有している。
なお、水晶基板2に替えて、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、タンタル酸リチウム(LiTaO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、四ホウ酸リチウム(Li)、ランガサイト(LaGaSiO14)等の各種圧電体材料からなる基板(圧電基板)を用いてもよい。ただし、水晶基板2を用いることで、他の圧電基板を用いたときと比較して、優れた周波数温度特性を有するジャイロ素子1が得られる。
図1に示すように、水晶基板2は、水晶の結晶軸であるX軸(電気軸)およびY軸(機械軸)で規定されるXY平面に広がりを有し、Z軸(光軸)方向に厚みを有する板状をなしている。すなわち、水晶基板2は、Zカット水晶板で構成されている。なお、本実施形態では、Z軸が水晶基板2の厚さ方向と一致しているが、これに限定されず、常温近傍における周波数温度変化を小さくする観点から、Z軸を水晶基板2の厚さ方向に対して若干(例えば、±15°未満程度)傾けてもよい。なお、水晶基板2の厚さは、特に限定されず、例えば、50μm〜250μm程度とすることができる。
このような水晶基板2は、図1に示すように、略「H」型をなし、基部21と、基部21の−Y軸側の端部から−Y軸側へ延出する一対の駆動腕(振動腕)22、23と、基部21の+Y軸側の端部から+Y軸側へ延出する一対の検出腕(振動腕)24、25と、を有している。
基部21は、駆動腕22、23および検出腕24、25を支持する。また、基部21は、XY平面に広がりを有し、Z軸方向に厚さを有する平板状をなしている。そして、基部21においてジャイロ素子1が対象物(例えば、後述するパッケージ8のベース81)に固定される。また、基部21の下面には駆動信号端子51、駆動接地端子52、検出信号端子53および検出接地端子54が設けられている。
一対の駆動腕22、23は、X軸方向に並んで設けられ、互いに基部21から−Y軸側へ延出している。また、図2(a)に示すように、駆動腕22は、上面221に開口する溝228と下面222に開口する溝229とを有しており、略「H」型の横断面形状となっている。同様に、駆動腕23は、上面231に開口する溝238と下面232に開口する溝239とを有しており、略「H」型の横断面形状となっている。このように、駆動腕22、23に溝228、229、238、239を設けることで、熱弾性損失が低減され、Q値が高まり、より優れた振動特性を発揮することができる。
また、図2(a)に示すように、駆動腕22、23には、それぞれ、駆動信号電極31および駆動接地電極32が設けられている。駆動信号電極31は、駆動腕22の両主面(上面および下面)および駆動腕23の両側面に配置され、駆動接地電極32は、駆動腕22の両側面および駆動腕23の両主面(上面および下面)に配置されている。また、駆動信号電極31は、図示しない配線を介して駆動信号端子51に接続され、駆動接地電極32は、図示しない配線を介して駆動接地端子52に接続されている。
一対の検出腕24、25は、X軸方向に並んで設けられ、互いに基部21から+Y軸側へ延出している。また、図2(b)に示すように、検出腕24、25の各主面(上面および下面)には、検出信号電極33および検出接地電極34がX軸方向に並んで設けられている。また、検出信号電極33は、図示しない配線を介して検出信号端子53に接続されており、検出接地電極34は、図示しない配線を介して検出接地端子54に接続されている。
このような構成のジャイロ素子1では、次のようにして角速度ωyを検出する。
駆動信号端子51および駆動接地端子52を介して、駆動信号電極31および駆動接地電極32の間に所定周波数の交番電圧を印加することで、駆動振動モードが励振され、図3(a)に示すように、駆動腕22、23がX軸方向(第1方向)に逆相で屈曲振動する。この状態で、ジャイロ素子1にY軸まわりの角速度ωyが加わると、コリオリの力が働いて、図3(b)に示すように、検出振動モードが新たに励振され、駆動腕22、23がZ軸方向(第2の方向)に逆相で屈曲振動し、これに呼応して検出腕24、25もZ軸方向に逆相で屈曲振動する。すると、この検出腕24、25の屈曲振動によって、検出信号電極33および検出接地電極34の間に電荷が発生じる。そして、この電荷を検出信号として検出信号端子53および検出接地端子54の間から取り出して、取り出した検出信号の大きさに基づいて角速度ωyが求められる。
以上、ジャイロ素子1の基本的な構成について簡単に説明した。
次に、駆動腕22、23の構成について詳細に説明する。
図4に示すように、駆動腕22は、上面(第1主面)221と、上面221に対して表裏の関係にある下面(第2主面)222と、上面221に開放する溝(第1溝)228と、下面222に開放する溝(第2溝)229と、を有している。また、駆動腕22は、上面221が下面222に対して+X軸側(一方側)にずれて配置されており、略平行四辺形の横断面形状となっている。
同様に、駆動腕23は、上面(第1主面)231と、上面231に対して表裏の関係にある下面(第2主面)232と、上面231に開放する溝(第1溝)238と、下面232に開放する溝(第2溝)239と、を有している。また、駆動腕23は、上面231が下面232に対して+X軸側(一方側)にずれて配置されており、略平行四辺形の横断面形状となっている。
ここで、上面221、231が下面222、232に対して+X軸方向にずれているのは、主に2通りの理由が考えられる。1つ目の理由は、設計段階から、上面221、231を下面222、232に対して+X軸方向にずらして配置し、この設計通りに駆動腕22、23を形成した場合である。2つ目の理由は、上面221、231と下面222、232とがずれていない略矩形の横断面形状を有する水晶基板2を形成したつもりが、製造上の問題で上面221、231が下面222、232に対してずれてしまった場合である。
また、製造上の問題としては、主に2通りの問題が考えられる。1つ目の問題は、例えば、水晶基板2を水晶ウエハ20からウエットエッチングで製造する場合の上下のマスクずれである。すなわち、本来であれば、図5(a)に示すように、上下のマスクM1、M2が一致して重なるように形成されなければいけないところ、マスクM1、M2の製造精度の限界等から、図5(b)に示すように、X軸方向にずれて形成されてしまうことがある。このようにずれたマスクM1、M2を介して水晶ウエハ20をウエットエッチングすると、図5(c)に示すように、略平行四辺形に歪んだ形状の駆動腕22、23となってしまう。2つ目の問題は、例えば、水晶基板2を水晶ウエハ20からドライエッチングで製造する場合の水晶ウエハ上の位置にある。すなわち、ドライエッチングの装置によっては、図6(a)に示すように、イオンプラズマが放射状に加速されて水晶ウエハ20に衝突する。そのため、水晶ウエハ20の中央部201では、図6(b)に示すように、略矩形の断面形状の駆動腕22、23となるが、外周部202では、図6(c)に示すように、略平行四辺形に歪んだ形状の駆動腕22、23となる。
このような原因によって駆動腕22、23が平行四辺形状に歪んでしまうと、ジャイロ素子1を駆動振動モードで駆動させた際に、駆動腕22、23のX軸方向の振動にZ軸方向の振動が結合してしまう。すると、この駆動腕22、23のZ軸方向の振動に呼応して、検出腕24、25がZ軸方向に振動してしまう。すなわち、角速度ωyが加わっていないにも関わらず検出腕24、25から検出信号(電荷)が生じてしまい、角速度ωyの誤検出や、角速度ωyの検出精度の低下が生じてしまう。
そこで、ジャイロ素子1では、駆動振動モードで駆動する際に、駆動腕22、23がZ軸方向に振動しないように(Z軸方向の振動が低減されるように)、駆動腕22内の溝228、229の位置および駆動腕23内での溝238、239の位置を工夫している。以下、このことについて詳細に説明するが、駆動腕22、23で同様の構成であるため、以下では、駆動腕22について代表して説明し、駆動腕23については、その説明を省略する。
図4に示すように、駆動腕22では、上面221に開放する溝228が下面222に開放する溝229に対して+X軸側(一方側。上面221と同じ側)にずれて配置されている。そして、下面222の幅中心(X軸方向の中心。幅を二等分する点)O12に対する上面221の幅中心O11の+X軸側へのずれ量をL1とし、溝229の幅中心O22に対する溝228の幅中心O21の+X軸側へのずれ量をL2としたとき、L2/L1>0なる関係を満足している。ここで、図7は、ずれ量L1、L2とZ軸方向への振動量(振幅)との関係を示すグラフである。このグラフから分かるように、ずれ量L1が大きくなる程、Z軸方向ヘの振動量が大きくなり、反対に、ずれ量L2が大きくなる程、Z軸方向への振動量が小さくなる。そのため、L2/L1>0なる関係を満足することで、駆動腕22のZ軸方向の振動量を低減することができる。
なお、ずれ量L1、L2の関係は、上述のようにL2/L1>0なる関係を満足していれば、特に限定されないが、さらに、L2/L1>2なる関係を満足することが好ましい。これにより、上述の効果がより顕著となる。この場合、溝228は、その幅中心O21が上面221の幅中心O11よりも+X軸側に位置するように偏って配置され、溝229は、その幅中心O22が下面222の幅中心O12よりも−X軸側に位置するように偏って配置されることになる。また、L2/L1の上限としては、特に限定されないが、例えば、L2/L1<4なる関係を満足することが好ましい。このような範囲が現実的な上限であり、例えば、溝228の+X軸側の壁部223の厚み、および、溝229の−X軸側の壁部224の厚みを十分に確保することができる。そのため、駆動腕22の機械的強度を保ちつつ、上述した効果を発揮することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の振動素子の第2実施形態について説明する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る振動素子が有する駆動腕の断面図である。
以下、第2実施形態の振動素子について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第2実施形態に係る振動素子は、溝の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、本実施形態では、駆動腕22、23が同様の構成であるため、駆動腕22について代表して説明し、駆動腕23については、その説明を省略する。
本実施形態の駆動腕22では、図8に示すように、溝228、229がそれぞれ駆動腕22の傾きに倣うようにして傾斜している。すなわち、溝228は、その開口228aが底面228bに対して+X軸側にずれるようにZ軸に対して傾斜して配置されており、溝229は、その底面229bが開口229aに対して+X軸側にずれるようにZ軸に対して傾斜して配置されている。このように、溝228、229を傾斜して設けることで、より効果的に、駆動腕22のZ軸方向の振動量を低減することができる。
なお、開口228a(229a)の幅中心と、底面228b(229b)の幅中心とを通る線分Lは、上面221の幅中心O11と下面222の幅中心O12とを通る線分L’とほぼ平行となっていることが好ましい。これにより、上述した効果がより顕著なものとなる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の振動素子の第3実施形態について説明する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る振動素子が有する駆動腕の断面図である。
以下、第3実施形態の振動素子について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第3実施形態に係る振動素子は、溝の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。また、本実施形態では、駆動腕22、23が同様の構成であるため、駆動腕22について代表して説明し、駆動腕23については、その説明を省略する。
本実施形態のジャイロ素子1では、図9に示すように、駆動腕22から溝229が省略された構成となっている。また、駆動腕22は、上面221が下面222に対して+X軸側にずれるようにZ軸方向に対して傾斜している。同様に、溝228は、その開口228aが底面228bに対して+X軸側にずれるようにZ軸方向に対して傾斜している。ここで、溝228をその深さ方向(開口228aの幅中心と、底面228bの幅中心とを通る線分Lの延在方向)に仮想的に延長し、下面222と交差する領域を仮想開口228cとする。
このとき、下面222の幅中心O12に対する上面221の幅中心O11の+X軸側へのずれ量をL1とし、仮想開口228cの幅中心O23に対する開口228aの幅中心O21の+X軸側へのずれ量をL2としたとき、L1、L2は、L2/L1>0なる関係を満足している。このような関係を満足することで、前述した第1実施形態と同様の理由によって、駆動腕22のZ軸方向の振動量を低減することができる。
なお、ずれ量L1、L2の関係は、上述のようにL2/L1>0なる関係を満足していれば、特に限定されないが、さらに、L2/L1>2なる関係を満足することが好ましい。これにより、上述の効果がより顕著となる。また、L2/L1の上限としては、特に限定されないが、例えば、L2/L1<4なる関係を満足することが好ましい。このような範囲が現実的な上限であり、例えば、溝228の+X軸側の壁部223の厚みを十分に確保することができる。そのため、駆動腕22の機械的強度を保ちつつ、上述した効果を発揮することができる。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
[振動子]
次に、上述したジャイロ素子1を備える振動子10について説明する。
図10は、本発明の振動子の好適な実施形態を示す断面図である。
図10に示す振動子10は、前述したジャイロ素子1と、ジャイロ素子1を収容するパッケージ8とを有している。
パッケージ8は、凹部811を有する箱状のベース81と、凹部811の開口を塞いでベース81に接合された板状のリッド82とを有している。そして、凹部811がリッド82によって塞がれることにより形成された収容空間にジャイロ素子1が収納されている。収容空間は、減圧(真空)状態となっている。また、凹部811の底面には接続端子831、832、833、834が形成されている。これら接続端子831〜834は、それぞれ、ベース81に形成された図示しない内部配線によって、ベース81の下面に引き出されている。
そして、ジャイロ素子1は、基部21において、導電性接着材861、862、863、864を介して凹部811の底面に固定されている。また、導電性接着材861、862、863、864を介して駆動信号端子51と接続端子831、駆動接地端子52と接続端子832、検出信号端子53と接続端子833、検出接地端子54と接続端子834、が電気的に接続されている。導電性接着材861〜864としては、導電性および接着性を有していれば特に限定されず、例えば、シリコーン系、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系、ビスマレイミド系等の接着材に銀粒子等の導電性フィラーを分散させたものを用いることができる。
[ジャイロセンサー]
次に、ジャイロ素子1を備えるジャイロセンサーについて説明する。
図11は、ジャイロセンサーの好適な実施形態を示す断面図である。
図11に示すジャイロセンサー100は、振動子10と、ICチップ9とを有している。ICチップ9は、凹部811の底面にろう材等によって固定されており、ジャイロ素子1と電気的に接続されている。また、ICチップ9は、ジャイロ素子1を駆動振動させるための駆動回路や、角速度が加わったときにジャイロ素子1に生じる検出振動を検出する検出回路等を有している。
なお、本実施形態では、ICチップ9がパッケージ8の内部に設けられているが、ICチップ9は、パッケージ8の外部に設けられていてもよい。
[電子機器]
次いで、ジャイロ素子1を備える電子機器について説明する。
図12は、本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。
この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1108を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、角速度検知手段(ジャイロセンサー)として機能するジャイロ素子1が内蔵されている。
図13は、本発明の電子機器を適用した携帯電話機(スマートフォン、PHSも含む)の構成を示す斜視図である。
この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1208が配置されている。このような携帯電話機1200には、角速度検知手段(ジャイロセンサー)として機能するジャイロ素子1が内蔵されている。
図14は、本発明の電子機器を適用したデジタルスチールカメラの構成を示す斜視図である。
デジタルスチールカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部1310が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部1310は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。撮影者が表示部1310に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。このようなデジタルスチールカメラ1300には、角速度検知手段(ジャイロセンサー)として機能するジャイロ素子1が内蔵されている。
以上のような電子機器は、ジャイロ素子1を備えているため、高い信頼性を発揮することができる。
なお、本発明の電子機器は、図12のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図13の携帯電話機、図14のデジタルスチールカメラの他にも、例えば、スマートフォン、タブレット端末、時計、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレーター等に適用することができる。
[移動体]
次いで、図1に示すジャイロ素子1を備える移動体について説明する。
図15は、本発明の移動体を適用した自動車の構成を示す斜視図である。
自動車1500には、角速度検知手段(ジャイロセンサー)として機能するジャイロ素子1が内蔵されており、ジャイロ素子1によって車体1501の姿勢を検出することができる。ジャイロ素子1の検出信号は、車体姿勢制御装置1502に供給され、車体姿勢制御装置1502は、その信号に基づいて車体1501の姿勢を検出し、検出結果に応じてサスペンションの硬軟を制御したり、個々の車輪1503のブレーキを制御したりすることができる。その他、このような姿勢制御は、二足歩行ロボットやラジコンヘリコプターで利用することができる。以上のように、各種移動体の姿勢制御の実現にあたって、ジャイロ素子1が組み込まれる。
以上、本発明の振動素子、振動子、電子機器および移動体を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1……ジャイロ素子
2……水晶基板
8……パッケージ
9……ICチップ
10……振動子
20……水晶ウエハ
21……基部
22、23……駆動腕
24、25……検出腕
31……駆動信号電極
32……駆動接地電極
33……検出信号電極
34……検出接地電極
51……駆動信号端子
52……駆動接地端子
53……検出信号端子
54……検出接地端子
81……ベース
82……リッド
100……ジャイロセンサー
201……中央部
202……外周部
221……上面
222……下面
223、224……壁部
228……溝
228a……開口
228b……底面
228c……仮想開口
229……溝
229a……開口
229b……底面
231……上面
232……下面
238……溝
239……溝
811……凹部
831、832、833、834……接続端子
861、862、863、864……導電性接着材
1100……パーソナルコンピューター
1102……キーボード
1104……本体部
1106……表示ユニット
1108……表示部
1200……携帯電話機
1202……操作ボタン
1204……受話口
1206……送話口
1208……表示部
1300……デジタルスチールカメラ
1302……ケース
1304……受光ユニット
1306……シャッターボタン
1308……メモリー
1310……表示部
1500……自動車
1501……車体
1502……車体姿勢制御装置
1503……車輪
L1、L2……ずれ量
L、L’……線分
M1、M2……マスク
11、O12、O21、O22、O23……幅中心
ωy……角速度

Claims (8)

  1. 基部と、
    前記基部に接続され、前記基部の面内方向に含まれる第1方向に屈曲振動する振動腕と、を備え、
    前記振動腕は、第1主面と、前記第1主面に対して表裏の関係にある第2主面と、前記第1主面に開放する第1溝と、前記第2主面に開放する第2溝と、を有し、
    前記第1主面は、前記第2主面に対して前記第1方向の一方側にずれて配置され、
    前記第1溝は、前記第2溝に対して前記第1方向の一方側にずれて配置され、
    前記第2主面の前記第1方向の中心に対する前記第1主面の前記第1方向の中心の前記第1方向へのずれ量をL1とし、
    前記第2溝の開口の前記第1方向の中心に対する前記第1溝の開口の前記第1方向の中心の前記第1方向へのずれ量をL2としたとき、
    L2/L1>なる関係を満足することを特徴とする振動素子。
  2. 前記第1溝は、開口が底面に対して前記第1方向の一方側にずれるように、前記基部の厚さ方向に対して傾斜して配置され、
    前記第2溝は、底面が開口に対して前記第1方向の一方側にずれるように、前記基部の厚さ方向に対して傾斜して配置されている請求項1に記載の振動素子。
  3. 基部と、
    前記基部に接続され、前記基部の面内方向に含まれる第1方向に屈曲振動する振動腕と、を備え、
    前記振動腕は、第1主面と、前記第1主面に対して表裏の関係にある第2主面と、前記第1主面に開放する溝と、を有し、
    前記第1主面は、前記第2主面に対して前記第1方向の一方側にずれて配置され、
    前記溝は、その開口が底面に対して前記第1方向の一方側にずれるように、前記基部の厚さ方向に対して傾斜して配置され、
    前記第2主面の前記第1方向の中心に対する前記第1主面の前記第1方向の中心の前記第1方向へのずれ量をL1とし、
    前記溝を深さ方向に仮想的に延長して前記第2主面と交差する領域を仮想開口とし、前記仮想開口の前記第1方向の中心に対する前記溝の開口の前記第1方向の中心の前記第1方向へのずれ量をL2としたとき、
    L2/L1>なる関係を満足することを特徴とする振動素子。
  4. L2/L1<4なる関係を満足する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の振動素子。
  5. 角速度を検出する角速度検出素子である請求項1ないしのいずれか1項に記載の振動素子。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の振動素子と、
    前記振動素子を収容するパッケージと、を有することを特徴とする振動子。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の振動素子を備えることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の振動素子を備えることを特徴とする移動体。
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