JP6578578B2 - 車両用ホイール及びバランスウェイトの車両用ホイールへの取付け方法 - Google Patents

車両用ホイール及びバランスウェイトの車両用ホイールへの取付け方法 Download PDF

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本発明は、車両用ホイール及びバランスウェイトの車両用ホイールへの取付け方法に関する。
自動車の車輪は、車軸(4輪自動車であれば、左右の前輪どうし又は左右の後輪どうしをつなぐ軸)に連結された車両用ホイールの周りにタイヤが装着されて構成される。車両用ホイールのうち、中央のハブ部において例えばボルト及びナットにより車軸に連結及び固定される部分がホイールディスク部であり、ホイールディスク部の外周端部においてホイールディスク部と一体形成又は接合されると共に外周にタイヤが装着される部分がリム部である。
車両用ホイールは一般に、ホイールディスク部とリム部の接合等の形態により、3種類に分類される。第1の種類はホイールディスク部とリム部が鋳造により一体に形成されたもの(通称ワンピース)で、いわゆる純正品に多く見られる。第2の種類はホイールディスク部とリム部を溶接により接合するもの(通称ツーピース)で、オフセット(リム幅の中心線とディスク面の間の距離)の調整やディスク面のデザインの自由度が高く、車両の外観を重視するユーザ層に好まれる。第3の種類はリム部がインナーリムとアウターリムに分かれ、その間にはさんだホイールディスク部に対してボルトを用いて締結され接合されるもの(通称スリーピース)で、各パーツを異なる素材から選んだりして機能性とデザイン性を高められることからマニア的なユーザ層に好まれる。
ところで、車輪を構成するタイヤも車両用ホイールも理想的な真円ではなく、剛性や重量分布も全周、全幅にわたって均一というわけではない。したがって車輪の形状、重量、機械的特性も全周、全幅にわたって均一とはいえず、その状態のままで高速走行すると車輪が異常な首振り振動を起こしたり摩耗の程度が偏ったりして、安全な走行を保てなくなる場合がある。
そのような危険を防止するため、リム部にバランスウェイトと呼ばれるおもり(ある市販品の例では、スチール製で直方体(11×20×3mm)の形状をなし、5g刻みで重さを選ぶことができる。)を取り付けてバランスを調整する対処法が、一般にとられている。ただし、取付け位置によってはバランスウェイトが車両用ホイールの外面に露出して外観品質を損ねたりすることがあるので、そのような問題等の解決を意図した技術が知られている(例えば特許文献1ないし特許文献3参照。)。
特開平10−288245号公報 特開2004−217061号公報 特開2006−175910号公報
上記の特許文献1に開示された車両用ホイールでは、リム部の裏側におけるホイールディスク部とウェル部との間の角部に円弧状の位置決め壁を設け、バランスウェイトを接着テープによってこの位置決め壁に添わせて位置決め固定するようにしている。バランスウェイトがディスク部表面に露出しないため周辺物に接触せず取り扱いが簡易になると共に外観品質も低下させず、バランスウェイトの固定位置を正確に設定することができることが記載されている。しかし、バランスウェイトの形状を位置決め壁の形状に合わせて加工しなければならず、汎用性が低下してコスト増加につながるという問題を生じる可能性がある。
上記の特許文献2に開示された車両用ホイールは、リム部の表面リムフランジ部の車両外側にホイールディスク部の周縁が一体に形成され、リム部裏面の車両外側端部より車両内側にマーク部が全周にわたって設けられ、リム部裏面の車両外側端部とマーク部との間にバランスウェイト取付け領域が設定されたものである。リム部とホイールディスク部が一体に形成された上記のワンピースのタイプだけを前提とする技術であって、ツーピース又はスリーピースのタイプに適用することは想定されていない。
上記の特許文献3に開示されたディスクホイールは、ディスク部がリム部のリム幅方向の一方の側に一体的に設けられ、そのリム部のリム幅方向両端部外周にてタイヤが組み付けられるもので、リム部のリム幅方向端部に、リム幅方向に延びて同リム部の外周に開口する有底穴が周方向にて複数形成されたものである。リム部とホイールディスク部が一体に形成された上記のワンピースのタイプだけを前提とする技術であるほか、同公報の図1に示すように有底穴13c(バランスウェイトの取り付け可能部位に相当する。)の全周にわたる位置は離散的かつ限定的であるから、バランス最適化の精度を高めるうえで問題を生じる可能性がある。
従来の技術には、もう一つ別の問題がある。従来の車両用ホイールの主な素材は、スチール又はアルミニウムである。バランスウェイトの車両用ホイールへの取付け方法には打込み法と貼付け法があり、アルミニウム製車両用ホイールでは表面に傷がつくのを避けるため一般に両面テープ等を用いた貼付け法が用いられる。両面テープ等の粘着力は車体や車輪の洗浄に用いられることがある高水圧(高圧洗浄)に耐えきれないことがあるので、高圧洗浄によってバランスウェイトが脱落する可能性がある。特許文献1又は特許文献2に開示された従来の技術は、このような課題に応えるものではない。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたもので、バランスウェイトの形状や車両用ホイールのタイプに限定されることなく、車両用ホイールに取り付けられたバランスウェイトの高圧洗浄による脱落を防止できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の車両用ホイールは、車両の車軸に連結可能に構成されたホイールディスク部と、前記ホイールディスク部の外周端部において前記ホイールディスク部と一体形成又は接合可能に構成され、周囲にタイヤを装着することができる外周面及び前記外周面と表裏をなす内周面を有するリム部であって、前記車軸に連結された前記ホイールディスク部と一体形成又は接合されたとしたとき、前記内周面の一部が前記車軸の軸心を含む断面において前記軸心に向かうと共に前記車両の内側に向かって突起してなる突起部が前記軸心を周回する向きに形成され、かつ、前記突起部は稜線部及び前記稜線部よりも前記車両の内側寄りにあってバランスウェイトを貼り付けることができるように形成された内側面を有してなるリム部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のバランスウェイトの車両用ホイールへの取付け方法は、車両の車軸に連結可能に構成されたホイールディスク部と、前記ホイールディスク部の外周端部において前記ホイールディスク部と一体形成又は接合可能に構成され、周囲にタイヤを装着することができる外周面及び前記外周面と表裏をなす内周面を有するリム部であって、前記車軸に連結された前記ホイールディスク部と一体形成又は接合されたとしたとき、前記内周面の一部が前記車軸の軸心を含む断面において前記軸心に向かうと共に前記車両の内側に向かって突起してなる突起部が前記軸心を周回する向きに形成され、かつ、前記突起部は稜線部及び前記稜線部よりも前記車両の内側寄りにあってバランスウェイトを貼り付けることができるように形成された内側面を有してなるリム部とを備えた車両用ホイールに対して、前記内側面のいずれかの位置にバランスウェイトを貼り付けることを特徴とする。
本発明によれば、バランスウェイトの形状や車両用ホイールのタイプに限定されることなく、車両用ホイールに取付けられたバランスウェイトの高圧洗浄による脱落を防止することができる。
本発明の実施例1に係る車両用ホイールの構成を表す断面図。 本発明の実施例1に係るリム部の一部を周回方向に直交する面で切断した状態を示す説明図。 本発明の実施例1に係るリム部の突起部内側面にバランスウェイトを貼り付けた状態を示す説明図。 本発明の実施例2に係る車両用ホイールの構成を表す断面図。 本発明の実施例2に係るリム部の突起部内側面及び溝部にバランスウェイトを貼り付けた状態を示す説明図。 本発明の実施例3に係る車両用ホイールの構成を表す断面図。 本発明の実施例3に係る突起部の形状を表す断面図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る車両用ホイール100の構成を表す図である。図中に符号101を付して表した一点鎖線は、車両用ホイール100が図示しない車両に取り付けられた場合の車軸の軸心に相当する。図1は、上記の軸心を含む断面において車両用ホイール100の構成を表す断面図である。図1においては、右側が車両の外側、左側が車両の内側に対応する。
車両用ホイール100は、ホイールディスク部102とリム部103(図1では、後述する外周面及び内周面の図示との区別のため、リム部103を破線の閉じた図形で囲んで示す。)を備える。図1は、車両用ホイール100の断面図が軸心101の両側で線対称であるように上記の断面の向きを選んだと仮定して表したものであるから、ホイールディスク部102とリム部103を含む各構成が軸心101の両側にそれぞれ表されている。ホイールディスク部102は、図1に端部を破線で表したハブ部104において、上記の図示しない車軸に連結されることができる。
リム部103は、ホイールディスク部102の外周端部105(図中に点線で示す。)において、ホイールディスク部102に接合されている。の方法は、上述したように一体形成、溶接又はボルト締結(ボルトは不図示。)のいずれかである。ホイールディスク部102は、ハブ部104から外周端部105に伸びる複数のスポーク部を有してなり、上述した図1の断面はハブ部104の両側のスポーク部を通ると仮定している。
リム部103は、周囲にタイヤを装着することができる外周面106を有する。リム部103は、外周面106と表裏をなす内周面107を有する。図1に示すように、内周面107の一部に突起部108が設けられている。突起部108は、当該内周面107の一部が軸心101に向かうと共に、図1においては左向き(車両の内側向き)に突起し、かつ、軸心101を周回する向きに形成されたものである。
図2は、リム部103の一部を周回方向に直交する面で切断した状態を示す説明図である(リム部103の断面を斜線のハッチングで表す。なお、ホイールディスク部102は図示されていない。)。図2において符号103及び106ないし108を付して表した構成は、それぞれ同じ符号を付して図1に表したものと同じであるから、それらについての説明を省略する。図の左側に示したブロック矢印は、図1に示した軸心101を周回する向き(周回方向)を表す。突起部108は一点鎖線の楕円で囲んで表したように、上記の周回方向に形成されている。突起部108は、内周面107の全周にわたって形成されていてもよい。
突起部108は、断面における突起の先端部が周回方向に連続して形成する稜線部110と、内周面107の相対的に平坦な部分と稜線部110の間の内側面111(図2において網掛けを施して表した部分)を有する。内側面111は、バランスウェイトを例えば両面テープによって貼り付けることができるように形成されている。
すなわち、内側面111の周回方向に直交する向きのサイズ(図2に両向きの矢印及び符号hで示す。)は、市販されているバランスウェイトの通常のサイズにおける横幅又は縦幅のうち小さい方の値(前述した市販品の例では、11mm)よりも大きいので、内側面111に貼り付けられたバランスウェイトは突起部108に隠されて車両の外側からは見えない。内側面111は、バランスウェイトを貼り付けることができる程度に平坦に形成されている。
図3は、内側面111にバランスウェイトを貼り付けた状態を、図2と同じようにして表す図である。図3において符号103及び106ないし108を付して表した構成は、それぞれ同じ符号を付して図1に表したものと同じであるから、それらについての説明を省略する。内側面111に、バランスウェイト112が貼り付けられている(図3ではバランスウェイト112の個数を2としたが、これに限るものではない。)。
車体や車輪の洗浄時には、図3の右方のブロック矢印の向きに放水が当てられる。放水は、ホイールディスク部102の複数のスポーク部どうしのすき間からリム部103に当てられる。しかし、上述したように突起部108が軸心101を向くと共に車両の内側を向いているため、バランスウェイト112が放水に直接さらされるのを防ぐことができる。したがって、高圧洗浄が行われても、水圧によるバランスウェイト112の脱落を防止することができる。
本発明の実施例1によれば、リム部の内周面の一部において軸心を周回する向きに軸心及び車両の内側に向けて突起した突起部を形成し、突起部の内側面にバランスウェイトを貼り付けることにより、高圧洗浄の条件下でもバランスウェイトを脱落させないようにすることができる。
図4は、本発明の実施例2に係る車両用ホイール200の構成を表す図である。図中に符号201を付して表した一点鎖線は、車両用ホイール200が図示しない車両に取り付けられた場合の車軸の軸心に相当する。図4は、上記の軸心を含む断面において車両用ホイール200の構成を表す断面図である。図4においては、右側が車両の外側、左側が車両の内側に対応する。
車両用ホイール200は、ホイールディスク部202とリム部203(図1と同様に、リム部203を破線の閉じた図形で囲んで示す。)を備える。図4においては、図1と同じように、ホイールディスク部202とリム部203を含む各構成が軸心201の両側にそれぞれ表されている。ホイールディスク部202は、図4に端部を破線で表したハブ部204において、上記の図示しない車軸に連結されることができる。
リム部203は、ホイールディスク部202の外周端部205(図中に点線で示す。)において、ホイールディスク部202に接合されている。の方法は、実施例1と同じである。図4の断面は、図1と同様に、ホイールディスク部202のハブ部204の両側のスポーク部を通ると仮定している。
リム部203は、実施例1のリム部103と同様に、外周面206及び内周面207を有する。内周面207の一部に突起部208が設けられ、突起部208は内周面207の一部が軸心201に向かうと共に図4においては左向き(車両の内側向き)に突起し、かつ、軸心201を周回する向きに形成されたものである。以上に述べた車両用ホイール200の構成と各部の形状及び位置関係は、実施例1の車両用ホイール100と同じである。
図4に示すように、内周面207のうち突起部208よりも車両の内側寄りの一部に、溝部220が設けられている。溝部220は、当該内周面207の一部が軸心201から遠ざかる向きに窪み、かつ、軸心201を周回する向きに形成されたものである。溝部220は、内周面207の全周にわたって形成されていてもよい。
図5は、図3と同様にリム部203の一部を周回方向に直交する面で切断した状態で、バランスウェイト112(実施例1で説明したものと同じとする。)を貼り付けた場合を例示する説明図である。リム部203の断面を斜線のハッチングで表し、突起部208の内側面211に網掛けを施して表す。
内側面211にバランスウェイト112を貼り付けられることは、実施例1(図3)と同じである。図5ではさらに、溝部220の内側にもバランスウェイト112を貼り付けることができる。このように突起部208の内側面211よりも車両の内側寄りの位置にバランスウェイトを貼り付けることができれば、車輪の周回方向だけでなく幅方向におけるバランスを適正化することが可能となる。
バランスウェイト112は溝部の内側に貼り付けられるから、高圧洗浄の放水を当てられたとしても容易に脱落することはない。実施例2によれば、車輪の幅方向のバランスを適正化することが可能になるという、付加的な効果が得られる。
図6は、本発明の実施例3に係る車両用ホイール300の構成を表す図である。図中に符号301を付して表した一点鎖線は、車両用ホイール300が図示しない車両に取り付けられた場合の車軸の軸心に相当する。図6は、上記の軸心を含む断面において車両用ホイール300の構成を表す断面図である。図6においては、右側が車両の外側、左側が車両の内側に対応する。
車両用ホイール300は、ホイールディスク部302とリム部303(図1と同様に、リム部303を破線の閉じた図形で囲んで示す。)を備える。図6においては、図1と同じように、ホイールディスク部302とリム部303を含む各構成が軸心301の両側にそれぞれ表されている。ホイールディスク部302は、図6に端部を破線で表したハブ部304において、上記の図示しない車軸に連結されることができる。
リム部303は、ホイールディスク部302の外周端部305(図中に点線で示す。)において、ホイールディスク部302に接合されている。の方法は、実施例1と同じである。図6の断面は、図1と同様に、ホイールディスク部302のハブ部304の両側のスポーク部を通ると仮定している。
リム部303は、実施例1のリム部103と同様に、外周面306及び内周面307を有する。内周面307の一部に突起部308が設けられ、突起部308は内周面307の一部が軸心301の向き及び図6においては左向き(車両の内側向き)に突起すると共に突端を車両のさらに内側に向けて屈曲し、かつ、軸心301を周回する向きに形成されたものである。以上に述べた車両用ホイール300の構成と各部の形状及び位置関係は、上記の突起部308の屈曲を除き、実施例1の車両用ホイール100と同じである。
図7は、突起部308の形状を図6と同じ断面で表す図である。突起部308は、断面における突起の先端部が周回方向に連続して形成する稜線部310と、内周面307の相対的に平坦な部分と稜線部310の間の内側面311と、屈曲部313を有する。内側面311のうち、稜線部310から屈曲部313までを除く部分(貼付け部と呼ぶ。)の断面における幅を、符号dで表す。dの値を、市販されているバランスウェイトの通常のサイズにおける横幅又は縦幅のうち小さい方の値よりも大きくとるものとする。また、内側面311はバランスウェイトを貼り付けることができる程度に平坦に形成されているものとする。
突起部308を上記のように構成すれば、内側面311のうち稜線部310から屈曲部313までを除く貼付け部にバランスウェイトを貼り付けることができる。突起部308が軸心301を向くと共に車両の内側を向き、さらに車両の内側に向けて屈曲しているから、貼り付けられたバランスウェイトは放水に直接さらされることをより確実に防止することができる。
実施例3によれば、リム部の内周面に設けられた突起部の内側面に貼り付けられたバランスウェイトが、洗浄時の放水に直接さらされることをより確実に防止することができるという、付加的な効果が得られる。なお、実施例3の構成に、実施例2で説明したのと同様の溝部を付加してもよい。
以上の実施の形態は例示であり、本発明の要旨の範囲内で適宜変形することができる。例えば、リム部やディスクホイール部の形状は、図示したものとまったく同一である必要はない。リム部における車輪の幅方向での突起部108、208又は308の位置は、適宜設定することができる。溝部220と同様に形成された溝部を、さらに車両の内側寄りに追加してもよい。
100、200、300 車両用ホイール
101、201、301 軸心
102、202、302 ディスクホイール部
103、203、303 リム部
104、204、304 ハブ部
105、205、305 外周端
106、206、306 外周面
107、207、307 内周面
108、208、308 突起部
110、310 稜線部
111、211、311 内側面
112 バランスウェイト
220 溝部
313 屈曲部

Claims (11)

  1. 車両の車軸に連結可能に構成されたホイールディスク部と、
    前記ホイールディスク部の外周端部において前記ホイールディスク部と一体形成又は接合可能に構成され、周囲にタイヤを装着することができる外周面及び前記外周面と表裏をなす内周面を有するリム部であって、前記車軸に連結された前記ホイールディスク部と一体形成又は接合されたとしたとき、前記内周面の一部が前記車軸の軸心を含む断面において前記軸心に向かうと共に前記車両の内側に向かって突起してなる突起部が前記軸心を周回する向きに形成され、かつ、前記突起部は稜線部及び前記稜線部よりも前記車両の内側寄りにあってバランスウェイトを貼り付けることができるように形成された内側面を有してなるリム部と
    を備えたことを特徴とする車両用ホイール。
  2. 前記断面における前記内側面の幅は、前記バランスウェイトを前記内側面に貼り付けて前記車両の外側から見たとき前記バランスウェイトが隠れるサイズであることを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
  3. 前記突起部は前記断面において前記車両のさらに内側に向かって屈曲してなり、かつ、前記内側面のうち前記稜線部から前記屈曲の箇所までを除く部分である貼付け部の前記断面における幅が、前記バランスウェイトを前記貼付け部に貼り付けて前記車両の外側から見たとき前記バランスウェイトが隠れるサイズであることを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
  4. 前記リム部は、前記車軸に連結された前記ホイールディスク部と一体形成又は接合されたとしたとき、前記内周面のうち前記突起部よりも前記車両の内側寄りの一部が前記軸心から遠ざかる向きに窪んで前記軸心を周回する向きに形成された溝部を有し、かつ、前記溝部にバランスウェイトを貼り付けることができるように、さらに形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
  5. 前記突起部は、前記内周面の全周にわたって形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  6. 前記溝部は、前記内周面の全周にわたって形成されたことを特徴とする請求項4に記載の車両用ホイール。
  7. 前記ホイールディスク部と前記リム部が一体に鋳造されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  8. 前記ホイールディスク部と前記リム部が溶接により接合されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  9. 前記ホイールディスク部と前記リム部がボルトを用いて互いに固定されることにより接合されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用ホイール。
  10. 車両の車軸に連結可能に構成されたホイールディスク部と、前記ホイールディスク部の外周端部において前記ホイールディスク部と一体形成又は接合可能に構成され、周囲にタイヤを装着することができる外周面及び前記外周面と表裏をなす内周面を有するリム部であって、前記車軸に連結された前記ホイールディスク部と一体形成又は接合されたとしたとき、前記内周面の一部が前記車軸の軸心を含む断面において前記軸心に向かうと共に前記車両の内側に向かって突起してなる突起部が前記軸心を周回する向きに形成され、かつ、前記突起部は稜線部及び前記稜線部よりも前記車両の内側寄りにあってバランスウェイトを貼り付けることができるように形成された内側面を有してなるリム部とを備えた車両用ホイールに対して、
    前記内側面のいずれかの位置にバランスウェイトを貼り付けることを特徴とするバランスウェイトの車両用ホイールへの取付け方法。
  11. 車両の車軸に連結可能に構成されたホイールディスク部と、前記ホイールディスク部の外周端部において前記ホイールディスク部と一体形成又は接合可能に構成され、周囲にタイヤを装着することができる外周面及び前記外周面と表裏をなす内周面を有するリム部であって、前記車軸に連結された前記ホイールディスク部と一体形成又は接合されたとしたとき、前記内周面の一部が前記車軸の軸心を含む断面において前記軸心に向かうと共に前記車両の内側に向かって突起してなる突起部が前記軸心を周回する向きに形成され、かつ、前記突起部は稜線部及び前記稜線部よりも前記車両の内側寄りにあってバランスウェイトを貼り付けることができるように形成された内側面を有してなるリム部とを備えた車両用ホイールに対して、
    前記リム部が、前記車軸に連結された前記ホイールディスク部と一体形成又は接合されたとしたとき、前記内周面のうち前記内側面よりも前記車両の内側寄りの一部が前記軸心から遠ざかる向きに窪んで前記軸心を周回する向きに形成された溝部を有し、かつ、前記溝部にバランスウェイトを貼り付けることができるように、さらに形成されているならば、
    前記内側面及び前記溝部のいずれかの位置にバランスウェイトを貼り付けることを特徴とするバランスウェイトの車両用ホイールへの取付け方法。
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