JP6576406B2 - 情報処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データの補正を行い、画像形成装置へ画像データを送信する情報処理装置及び当該情報処理装置が接続される画像形成装置に関する。
従来、レーザを用いた電子写真方式の画像形成装置において、回転するポリゴンミラーにより偏向されるレーザ光が感光ドラムの外周面を走査することによって、感光ドラムの外周面に潜像が形成される構成が知られている。
特許文献1では、入力される主走査同期信号に基づいて、レーザ光が偏向されるポリゴンミラーの面を画像コントローラが特定(面特定)する構成が述べられている。画像コントローラは、特定した反射面の情報に基づいて画像データの補正(画像の書き出し位置等の補正)を行う。画像形成は、補正された画像データに基づいて行われる。なお、面特定は1ページ目の画像が形成される前に行われる。
特許文献2では、エンジンコントローラとビデオコントローラとが信号線を介してデータの送受信を行う構成が述べられている。更に、特許文献2では、画像の描画開始のタイミングを決める信号をエンジンコントローラからビデオコントローラに送信するための信号線が削減されている。そして、主走査同期信号をエンジンコントローラからビデオコントローラに送信するための信号線を用いて画像の描画開始のタイミングを決定する構成が述べられている。具体的には、記録媒体1面(1ページ)毎に主走査同期信号の出力を停止することによって、次の記録媒体の1面(次のページ)の画像の描画開始のタイミングを決定する構成が述べられている。
特開2013−117699号公報 特開2000−313140号公報
前記特許文献2の構成においては、nページ目(nは正の整数)の像が形成されてからn+1ページ目の像が形成されるまでの期間、主走査同期信号がビデオコントローラに入力されない。
例えば、前記特許文献2の構成に前記特許文献1の構成が適用される場合、主走査同期信号がビデオコントローラに入力されない期間があることに起因して、ビデオコントローラはレーザ光が偏向される反射面を特定できなくなる。反射面に応じた適切な画像データの補正が行われるためには、ビデオコントローラは主走査同期信号の入力が再開される毎に(即ち、1ページ毎に)面特定を行う必要がある。反射面を特定するには所定の時間を要するため、1ページ毎に面特定が行われると、画像形成装置の生産性が低下してしまう。
上記課題に鑑み、本発明は、画像形成装置の生産性が低下してしまうことを抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、
画像データを受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいて光を出力する光源と、
感光体と、
複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
前記回転多面鏡によって偏向された前記光を受光する受光部と、
前記第1の受信手段に入力される前記画像データに基づく前記光が前記光源から出力されている期間は前記複数の反射面のうち第1反射面により偏向される前記光を前記受光部が受光してから前記回転多面鏡の回転方向において前記第1反射面よりも上流側且つ前記第1反射面に隣接する第2反射面により偏向される前記光を前記受光部が受光するまでの時間間隔を示す所定の信号を前記受光部による前記光の受光に応じて出力し、記録媒体1面分の前記画像データが出力された後に前記所定の信号の出力を停止し、前記記録媒体1面分の画像形成に続く次の記録媒体1面分の画像形成が開始されるタイミングに応じて前記所定の信号の出力を再開する第1の出力手段と、
を含む画像形成手段を有する画像形成装置に接続される情報処理装置において、
前記第1の出力手段から出力される前記所定の信号を受信する第2の受信手段と、
前記複数の反射面のそれぞれに対応する前記時間間隔に関する情報を記憶する記憶手段と、
前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力されない期間中、前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づいて、前記感光体を走査する前記光が偏向される反射面を決定する決定手段と、
決定手段によって決定された前記反射面に対応する前記補正データに基づいて前記画像データを補正する補正手段と、
前記補正手段によって補正された前記次の記録媒体1面分の前記画像データの前記画像形成手段への出力を、前記第1の出力手段からの前記所定の信号の受信が開始されることに応じて開始する第2の出力手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の生産性が低下してしまうことを抑制することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置を説明する断面図である。 リーダーによって読み取られた画像データの一例を示す図である。 第1実施形態に係るレーザスキャナユニットの構成を示すブロック図である。 レーザ光がBDセンサ1004の受光面を走査することによって生成されたBD信号と当該レーザ光が偏向される面(面番号)との関係の一例を示す図である。 走査周期と当該走査周期に対応する面番号との関係の一例を示す図である。 第1実施形態に係る各種信号の関係を示すタイミングチャートである。 第1実施形態に係るエンジン制御部が行う制御を説明するフローチャートである。 第1実施形態に係るカウンタのカウント数とBD信号との関係を示すタイムチャートである。 第1実施形態に係る画像制御部が面番号を推定する方法を説明するフローチャートである。 画像データが補正される方法及び補正された画像データがエンジン制御部に出力される方法を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る画像制御部が面を推定する方法を説明するフローチャートである。 第3実施形態に係るカウンタのカウント数とBD信号との関係を示すタイムチャートである。 第3実施形態に係るレーザスキャナユニットの構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係るエンジン制御部が行う制御を説明するフローチャートである。 第4実施形態における画像制御部1007の構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係る、作像用BD信号、擬似BD信号及びカウント数との関係を示すタイムチャートである。
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の形状及びそれらの相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲が以下の実施の形態に限定される趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
[画像形成動作]
図1は、モノクロの電子写真方式の複写機(以下、画像形成装置と称する)100の構成を示す断面図である。なお、画像形成装置は複写機に限定されず、例えば、ファクシミリ装置、印刷機、プリンタ等であっても良い。また、画像形成装置の形式はモノクロ及びカラーのいずれの形式であっても良い。
以下に、図1を用いて、画像形成装置100の構成および機能について説明する。図1に示すように、画像形成装置100は、画像読取装置(以下、リーダーと称する)700及び画像印刷装置701を有する。
リーダー700の読取位置において照明ランプ703によって照射された原稿からの反射光は、反射ミラー704A、704B、704C及びレンズ705からなる光学系によってカラーセンサ706に導かれる。リーダー700は、カラーセンサ706に入射された光を、ブルー(以下、Bと称する)、グリーン(以下、Gと称する)、レッド(以下、Rと称する)の色毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。更に、リーダー700は、B,G,Rの画像信号の強度に基づいて色変換処理を行うことによって画像データを得て、当該画像データを後述する画像制御部1007(図3参照)に出力する。
図2は、記録媒体1面分の画像データの一例を示す図である。図2に示すように、記録媒体1面分の画像データは、記録媒体の幅方向に沿った線で複数の領域に区切られる。なお、記録媒体の幅方向とは、記録媒体の搬送方向と記録媒体の厚さ方向とに直行する方向に対応する。
1つの領域の画像データに対応する静電潜像は、後述するレーザスキャナユニット707から出力されるレーザ光によって感光ドラム708の外周面上が1回走査されることによって当該外周面を覆う感光層に形成される。本実施形態では、画像データとは、レーザ光によって感光ドラム708の外周面上が1回走査されることによって感光層に形成される静電潜像に対応する画像データを意味する。
画像印刷装置701の内部には、シート収納トレイ718が設けられている。シート収納トレイ718に収納された記録媒体は、給紙ローラ719によって給送されて、搬送ローラ722,721,720によって停止状態のレジストレーションローラ(以下、レジローラと称する)723へ送り出される。搬送ローラ720によって搬送方向に搬送される記録媒体の先端は、停止状態のレジローラ723のニップ部に当接する。そして、記録媒体の先端が停止状態のレジローラ723のニップ部に当接している状態で搬送ローラ720が記録媒体を更に搬送することによって記録媒体が撓む。この結果、記録媒体に弾性力が働き、記録媒体の先端がレジローラ723のニップ部に沿って当接する。このようにして記録媒体の斜行補正が行われる。レジローラ723は、記録媒体の斜行補正が行われた後、後述するタイミングで記録媒体の搬送を開始する。なお、記録媒体とは、画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、用紙、樹脂シート、布、OHPシート、ラベル等は記録媒体に含まれる。
リーダー700によって得られた画像データは、画像制御部1007によって補正され、レーザ及びポリゴンミラーを含むレーザスキャナユニット707に入力される。また、感光ドラム708は、帯電器709によって外周面が帯電される。感光ドラム708の外周面が帯電された後、レーザスキャナユニット707に入力された画像データに応じたレーザ光が、レーザスキャナユニット707から感光ドラム708の外周面に照射される。この結果、感光ドラム708の外周面を覆う感光層(感光体)に静電潜像が形成される。なお、レーザスキャナユニット707の具体的な構成は後に説明する。
続いて、静電潜像が現像器710内のトナーによって現像され、感光ドラム708の外周面にトナー像が形成される。感光ドラム708に形成されたトナー像は、感光ドラム708と対向する位置(転写位置)に設けられた転写帯電器711によって記録媒体に転写される。なお、レジローラ723は、記録媒体の所定の位置にトナー像が転写されるようなタイミングに合わせて当該記録媒体を転写位置へ送り込む。
前述の如くして、トナー像が転写された記録媒体は、定着器724へ送り込まれ、定着器724によって加熱加圧されて、トナー像が記録媒体に定着される。トナー像が定着された記録媒体は、機外の排紙トレイ725へ排出される。
このようにして、画像形成装置100によって記録媒体に画像が形成される。以上が画像形成装置100の構成および機能についての説明である。
[レーザスキャナユニット]
図3は、レーザスキャナユニット707の構成を示すブロック図である。以下に、レーザスキャナユニット707の構成について説明する。なお、本実施形態では、図3に示すように、エンジン制御部1009が設けられる基板Aは画像制御部1007が設けられる基板Bとは異なる基板である。また、エンジン制御部1009が設けられる基板Aは画像制御部1007が設けられる基板Bとケーブルで繋がれている(接続されている)。また、画像制御部1007及びエンジン制御部1009は、CPU151によって制御される。
図3に示すように、レーザ光はレーザ光源1000の両端部から出射される。レーザ光源1000の一端部から出射されたレーザ光はフォトダイオード1003に入射する。フォトダイオード(PD)1003は、入射されたレーザ光を電気信号に変換しPD信号としてレーザ制御部1008に出力する。レーザ制御部1008は、入力されたPD信号に基づいて、レーザ光源1000の出力光量が所定の光量となるように、レーザ光源1000の出力光量の制御(Auto Power Control、以下APCと称する)を行う。
一方、レーザ光源1000の他端部から出射されたレーザ光はコリメータレンズ1001を介して回転多面鏡としてのポリゴンミラー1002に照射される。
ポリゴンミラー1002は、不図示のポリゴンモータによって反時計回りに回転駆動される。ポリゴンモータは、エンジン制御部1009から出力される駆動信号(Acc/Dec)によって制御される。なお、本実施形態では、ポリゴンミラー1002は反時計回りに回転するが、ポリゴンミラー1002は時計回りに回転する構成であってもよい。
回転するポリゴンミラー1002に照射されたレーザ光は、ポリゴンミラー1002によって偏向される。ポリゴンミラー1002により変更されたレーザ光による感光ドラム708の外周面の走査は図3に示す右から左方向に向かって行われる。
感光ドラム708の外周面を走査するレーザ光は、感光ドラム708の外周面上を等速で走査するようにF−θレンズ1005によって補正され、折り返しミラー1006を介して感光ドラム708の外周面に照射される。
また、ポリゴンミラー1002によって偏向されたレーザ光は、当該レーザ光を受光する受光面を備える受光部としてのBD(Beam Detect)センサ1004に入射する。なお、本実施形態では、BDセンサ1004は、BDセンサ1004がレーザ光を検知してから再びレーザ光を検知するまでの期間において、BDセンサ1004がレーザ光を検知した後に当該レーザ光が感光ドラム708の外周面に照射される位置に配置される。具体的には、例えば、BDセンサ1004は、図3に示すように、ポリゴンミラー1002によって反射されたレーザ光が通過する領域のうち角度αで表される領域よりも外側の領域且つレーザ光が走査される方向において上流側の領域に配置される。
BDセンサ1004は、検出したレーザ光に基づいてBD信号を生成し、エンジン制御部1009に出力する。エンジン制御部1009は、入力されたBD信号に基づいて、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になるようにポリゴンモータを制御する。エンジン制御部1009は、BD信号の周期が所定周期に対応する周期になると、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になったと判断する。
図3に示すように、エンジン制御部1009には、レジローラ723の下流側に設けられた、記録媒体の搬送方向において記録媒体の先端の到達を検知するシートセンサ726の検知結果が入力される。
エンジン制御部1009は、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知すると、BD信号(作像用BD信号)を、画像制御部1007へ出力する。なお、作像用BD信号は、レーザ光がBDセンサ1004の受光面を走査する走査周期に同期した周期を示す信号であり、主走査同期信号に対応する。エンジン制御部1009は、BDセンサ1004の受光結果に基づいて作像用BD信号を出力する。
画像制御部1007は、入力される作像用BD信号に応じて、補正された画像データをレーザ制御部1008へ出力する。なお、エンジン制御部1009及び画像制御部1007の具体的な制御構成については後述する。
レーザ制御部1008は、入力される画像データに基づいてレーザ光源1000を点滅駆動させることによって、感光ドラム708の外周面に画像を形成するためのレーザ光を発生させる。このように、レーザ制御部1008は、情報処理装置としての画像制御部1007によって制御される。発生したレーザ光は、上述した方法で感光ドラム708の外周面に照射される。
なお、シートセンサ726が記録媒体を検知する位置から転写位置までの距離Lは、レーザ光が照射される感光ドラム708の外周面上の位置から転写位置までの感光ドラム708の回転方向における距離xよりも長い。具体的には、距離Lは、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知してからレーザ光源1000からレーザ光が出射されるまでの期間に記録媒体が搬送される距離と距離xとを足し合わせた距離になる。なお、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知してからレーザ光源1000からレーザ光が出射されるまでの期間においては、画像制御部1007による画像データの補正や画像制御部1007によるレーザ制御部1008の制御等が行われる。
以上が、レーザスキャナユニット707の構成の説明である。
[ポリゴンミラーの面を特定する方法]
画像制御部1007は、入力される作像用BD信号の周期に応じて、補正した画像データを、図2に示す記録媒体1面分の画像を表す複数の領域のうち搬送方向における最下流の領域の画像データから順にレーザ制御部1008に出力する。レーザ制御部1008は、入力される画像データに応じてレーザ光源1000を制御することによって、感光ドラム708の外周面上に画像を形成する。なお、本実施形態においては、ポリゴンミラー1002の面の数は4個であるが、ポリゴンミラー1002の面の数は4個に限定されるわけではない。
記録媒体に形成される画像は、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面により偏向されたレーザ光によって形成される。具体的には、例えば、図2に示す記録媒体1面分の画像を表す複数の領域のうち搬送方向における最下流の領域の画像データに対応する画像は、ポリゴンミラー1002の第1面により偏向されたレーザ光によって形成される。また、図2に示す記録媒体1面分の画像を表す複数の領域のうち搬送方向における最下流から2番目の領域の画像データに対応する画像は、ポリゴンミラー1002の第1面とは異なる第2面により偏向されたレーザ光によって形成される。このように、記録媒体に形成される画像は、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のうち異なる反射面により反射されたレーザ光によって形成される画像で構成される。
レーザ光を偏向するポリゴンミラーとして4個の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、ポリゴンミラー1002の隣接する2つの反射面がなす角度は90°でない可能性がある。具体的には、4個の反射面を有するポリゴンミラーを回転軸方向から見た場合に、隣接する2つの辺が成す角度が90°でない(即ち、回転軸方向から見たポリゴンミラーの形状が正方形でない)可能性がある。なお、n個(nは正の整数)の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、回転軸方向から見たポリゴンミラーの形状が正n角形でない可能性がある。
4個の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、ポリゴンミラーの隣接する2つの反射面がなす角度が90°でないと、レーザ光によって形成される画像の位置や大きさが、反射面ごとに異なってしまう。その結果、感光ドラム708の外周面上に形成される画像に歪みが生じ、記録媒体に形成される画像にも歪みが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のそれぞれに対応する補正量(補正データ)による補正(書き出し位置の補正等)が画像データに対して行われる。この場合、レーザ光が偏向される面を特定する構成が必要となる。以下に、レーザ光が偏向される面を特定する方法の一例を説明する。本実施形態では、ポリゴンミラー1002が備える複数の反射面のうちレーザ光を偏向(反射)する面を、画像制御部1007に設けられた面特定部1010が特定する。
図4(A)は、レーザ光がBDセンサ1004の受光面を走査することによって生成されたBD信号と当該レーザ光が偏向される面(面番号)との関係の一例を示す図である。図4(A)に示すように、レーザ光がBDセンサ1004の受光面を走査する周期(走査周期)は、ポリゴンミラー1002の面ごとに異なる。
図5(A)は、工場出荷前に予め測定された走査周期と当該走査周期に対応する面番号との関係の一例を示す図である。図5(A)では、面番号1に対応する周期はT1、面番号2に対応する周期T2、面番号3に対応する周期はT3、面番号4に対応する周期はT4と示されている。なお、図5(A)に示す関係は、面特定部1010に設けられたメモリ1010a(第3の記憶手段)に格納されている。
面特定部1010は、レーザ光が偏向される面(面番号)を以下の方法で特定する。具体的には、面特定部1010は、図4(B)に示すように、画像制御部1007に入力される作像用BD信号の連続する4つの走査周期に対して面番号A乃至Dを設定する。そして、面特定部1010は、面番号A乃至Dのそれぞれについての走査周期を複数回(例えば32回)測定し、測定した周期の平均値を面番号A乃至Dのそれぞれについて算出する。
図5(B)は、面番号A乃至Dと当該面番号A乃至Dそれぞれに対応する周期との関係の一例を示す図である。エンジン制御部1009は、算出した周期と、図5(A)に示す周期と面番号との関係と、に基づいて面番号A乃至Dがそれぞれ面番号1乃至4のどれに対応するかを特定する。本実施形態では、図5(B)に示すように、面特定部1010は、A面=2面、B面=3面、C面=4面、D面=1面、と特定(判定)する。
以上のようにして、面特定部1010は、レーザ光が偏向される面の番号(面番号)を、入力される作像用BD信号に基づいて特定する。このように、面特定部1010は特定手段として機能する。
<エンジン制御部>
次に、本実施形態におけるエンジン制御部1009が行う制御について、図3及び図6を用いて説明する。
図6は、各種信号を示すタイミングチャートである。ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になると(時刻t1)、エンジン制御部1009は、BDセンサ1004から入力されるBD信号に応じて(同期して)、画像制御部1007への作像用BD信号の出力を開始する。
画像制御部1007は、入力される作像用BD信号に基づいて、前述した方法で面番号の特定(面の判定)を行う。面番号の特定が完了すると、画像制御部1007は、面番号の特定が完了したことを示す信号を、画像制御部1007に設けられた通信I/F1012を介してエンジン制御部1009に入力する(時刻t2)。
その後、CPU151は印刷を実行する(記録媒体に画像を形成する)ようにエンジン制御部1009を制御する(タイミングA)。この結果、エンジン制御部1009はレジローラ723の駆動を開始する。その結果、シートセンサ726によって第1の記録媒体の先端が検知される。なお、タイミングAは、画像形成装置100に入力された印刷ジョブの処理時間に応じてCPU151によって決定される。即ち、タイミングAは、図6に示すタイミングに限定されるわけではない。
図3に示すように、エンジン制御部1009は、出力した作像用BD信号のパルスの数をカウントするカウンタ1009aを有する。エンジン制御部1009は、シートセンサ726が第1の記録媒体の先端を検知したことを示す信号が入力されると(タイミングB)、カウンタ1009aを用いて、出力した作像用BD信号のパルスの数のカウントを開始する。なお、本実施形態では、図6に示す検知結果がローレベルになったことが、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知したことに対応する。
エンジン制御部1009は、カウントしたパルスの数が、記録媒体1ページ分(期間Ta)に相当するパルスの数に到達すると、作像用BD信号の出力を停止する。なお、本実施形態では、図6に示すように、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知してから作像用BD信号のパルスがエンジン制御部1009から所定数(例えば、3個)出力されると、画像制御部1007からの画像データの出力が開始される。なお、作像用BD信号のパルスが出力されてから画像データの出力が開始されるまでの期間における作像用BD信号のパルスの数は、面が特定されるために必要なパルスの数よりも少ない。
その後、第1の記録媒体の次に搬送される第2の記録媒体の先端をシートセンサ726が検知すると、エンジン制御部1009は、作像用BD信号の出力を開始する。
このように、エンジン制御部1009は、記録媒体1面分の画像データに基づくレーザ光の出力が終了されてから当該記録媒体1面に続く記録媒体1面分の画像データに基づくレーザ光の出力が開始されるまでの期間における複数の走査周期分の期間は作像用BD信号を出力しない。即ち、エンジン制御部1009は出力手段として機能する。
なお、本実施形態では、エンジン制御部1009は、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知することに応じて作像用BD信号の出力を開始するが、この限りではない。例えば、エンジン制御部1009は、記録媒体が給紙された後の所定のタイミングに作像用BD信号の出力を開始する構成でもよい。なお、所定のタイミングは、当該所定のタイミングにおける記録媒体の先端の位置が転写位置よりも上流側の所定位置になるように設定される。
このように、エンジン制御部1009は、記録媒体が搬送される搬送方向において、転写位置よりも上流側の所定位置に記録媒体の先端が到達することに応じて、作像用BD信号の出力を開始する。そして、エンジン制御部1009は、記録媒体1枚分の画像データを画像制御部1007が出力し終えると、作像用BD信号の出力を停止する。
図7は、本実施形態におけるエンジン制御部1009が行う制御を説明するフローチャートである。なお、図7に示すフローチャートの処理は、エンジン制御部1009によって実行される。
印刷ジョブが開始されると、S101において、エンジン制御部1009は、ポリゴンミラー1002を回転駆動するモータ(ポリゴンモータ)の駆動を開始する。
S102において、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になると、S103において、エンジン制御部1009は、画像制御部1007への作像用BD信号の出力を開始する(時刻t1)。
そして、S104において、画像制御部1007が面特定を完了したことを示す信号が、通信I/F1012を介してエンジン制御部1009に入力されると(時刻t2)、処理はS105に進む。
その後、S105において、印刷を実行する指示がCPU151からエンジン制御部1009に入力されると、S106において、エンジン制御部1009は、レジローラ723の駆動を開始する。この結果、記録媒体の搬送が開始される。
その後、S107において、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知したことを示す信号がエンジン制御部1009に入力されると、S108において、エンジン制御部1009は、出力した作像用BD信号のパルスのカウントを開始する。なお、エンジン制御部1009は、例えば、出力した作像用BD信号のパルスの立ち下がりをカウントする。
S114において、カウントしたパルスの数が記録媒体1枚分(期間Ta)に相当するパルスの数に到達すると、S115において、エンジン制御部1009は、作像用BD信号の出力を停止する。
その後、S116において、エンジン制御部1009は、出力した作像用BD信号のパルスのカウントを終了し、S117において、エンジン制御部1009は当該カウント数をリセットする。
更にS118において、エンジン制御部1009は、レジローラ723の駆動を停止する。
次に、S119において、印刷ジョブが終了しない場合は、エンジン制御部1009は、処理をS109に進める。
S109からS111までの処理は、S105からS107までの処理と同様であるため説明を省略する。
S112において、エンジン制御部1009は、画像制御部1007への作像用BD信号の出力を開始し、S113において、エンジン制御部1009は、出力した作像用BD信号のパルスのカウントを開始し、S114からS118までの処理を行う。
S119において、印刷ジョブが終了する場合は、S120において、エンジン制御部1009は、ポリゴンミラー1002の駆動を停止して、このフローチャートの処理を終了する。
以上が、エンジン制御部1009が行う制御についての説明である。
<画像制御部>
次に、本実施形態における画像制御部1007が行う制御について説明する。本実施形態では、nページ目(nは正の整数)の描画が終了してからn+1ページ目の描画が開始されるまでの期間中、画像制御部1007は、ポリゴンミラーの複数の反射面のうちBDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を特定する。即ち、エンジン制御部1009から画像制御部1007に作像用BD信号が入力されていない期間中、画像制御部1007は、ポリゴンミラーが備える複数の反射面のうちBDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を推定する。以下にその構成を説明する。
図3に示すように、本実施形態における面特定部1010は、複数の反射面のうちBDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を示す面情報を記憶する第1の記憶手段としてのカウンタ1010bを有する。また、面特定部1010は、計測手段としてのタイマA1010c及びタイマB1010dを有する。以下に、カウンタ1010b、タイマA1010c及びタイマB1010dの機能を説明する。
図8は、本実施形態における、カウンタ1010bのカウント数とBD信号との関係を示すタイムチャートである。なお、カウンタ1010bのカウント数は面情報に対応する。
図8に示すように、画像制御部1007は、面特定部1010による面番号の特定(推定)が終了する時刻t2から、カウンタ1010bによるカウントを開始する。具体的には、面番号の特定が終了すると、画像制御部1007は、面番号の特定が終了した後の最初に入力される作像用BD信号が示す面番号をカウンタ1010bのカウント数Mの初期値として設定する。カウント数Mは面番号として画像補正部1011に出力される。なお、Mは1≦M≦4を満たす正の整数である。
補正手段としての画像補正部1011は、図2において説明した1ページ分の画像データを構成する複数の領域のうち最下流の領域の画像データである画像データAから順に画像データを補正する。
例えば、画像補正部1011は、印刷を実行する指示がCPU151から出力されてから(タイミングAから)所定数のパルスが入力されたときの面番号に対応する補正を、画像データAに対して行う。具体的には、例えば、タイミングAにおける面番号(カウント数M)が‘4’であって所定数が5である場合、画像補正部1011は、面番号‘1’に対応する補正を、画像データAに対して行う。より具体的には、画像補正部1011は、タイミングAにおける面番号(カウント数M)が‘4’であって所定数が5である場合、メモリ1011aから面番号‘1’に対応する補正データを読み出す。そして、画像補正部1011は、画像データAを、読み出した補正データに基づいて補正する。その後、画像補正部1011は、画像データAよりも上流側の複数の領域の画像データのうち、最下流の領域の画像データBを、メモリ1011aに記憶されている面番号‘2’に対応する補正データに基づいて補正する。このように、メモリ1011aには、それぞれの面番号に対応する補正データが格納されている。即ち、メモリ1011aは、複数の反射面のそれぞれに対応する複数の補正データを面情報と関連付けて記憶する第2の記憶手段として機能する。
このような構成によって、面番号‘m’(mは1から4までの整数)に対応する補正データによって補正された画像データに応じたレーザ光が面番号‘m’に対応する反射面によって偏向される。
画像補正部1011は、記録媒体1面分の画像データの補正が完了するまで、上述の処理を行う。
画像補正部1011は、上述のようにして領域ごとに補正された画像データを、下流側から(即ち、画像データAから)順番に領域ごとにレーザ制御部1006に出力する。なお、画像補正部1011は、作像用BD信号のパルスが1個入力される度に(即ち、作像用BD信号の周期に応じて)、領域1個分の画像データをレーザ制御部1006に出力する。このように、画像補正部1011は、第2の出力手段として機能する。
画像補正部1011には、出力した画像データの領域の個数をカウントするカウンタ(不図示)が内蔵されており、当該カウンタのカウントが記録媒体1枚分(1ページ分)に到達すると、画像データの出力を停止する。
なお、所定数は、印刷を実行する指示がCPU151から出力されてからページの描画が開始されるまでの期間Tbに画像制御部1007に入力される作像用BD信号のパルス数であって、画像形成装置の動作シーケンスに基づいて予め設定されている。
図9は、エンジン制御部1009に入力されるBD信号がポリゴンミラー1002のどの面を示すかを画像制御部1007が推定する方法を説明するフローチャートである。なお、図9に示すフローチャートの処理は、画像制御部1007によって実行される。なお、以下の説明において、面特定部1010から画像補正部1011へ出力される面番号は、カウント数Mが更新される度に更新される。
図7において説明したように、印刷ジョブが開始されて、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になると、画像制御部1007には作像用BD信号が入力される。
S201において、作像用BD信号の画像制御部1007への入力が開始されると、S202において、画像制御部1007(CPU151)は、面特定を開始するように面特定部1010を制御する。この結果、面特定部1010は面特定を開始する。
次に、S203において、面特定が完了すると、S204において、画像制御部1007は、面特定が完了したことを通信I/F1012を介してエンジン制御部1009に通知する。
その後、S205において、画像制御部1007は、面番号の特定が終了した後の最初に入力される作像用BD信号が示す面番号をカウンタ1010bのカウント数Mの初期値として設定する。
そして、S206において、画像制御部1007は、タイマA1010cのタイマをスタートさせる。
次に、S207において、作像用BD信号が画像制御部1007に入力された場合は、S208において、面特定部1010は、カウンタ1010bのカウント数Mを更新する。即ち、面特定部1010は更新手段として機能する。
その後、S209において、画像制御部1007はタイマA1010cのタイマをリセットし、処理をS207に戻す。
また、S207において、作像用BD信号が画像制御部1007に入力されていない場合は、処理はS210に進む。
S210において、タイマA1010cのタイマがカウント数Mに対応する面の周期よりも小さい場合は、画像制御部1007は処理をS207に戻す。なお、前述したように、カウント数M(面番号)に対応する面の周期は、メモリ1010aに格納されている。
また、S210において、タイマA1010cのタイマがカウント数Mに対応する面の周期以上である場合は、S211において、画像制御部1007はカウンタ1010bのカウント数Mを更新する。
その後、S212において、画像制御部1007はタイマA1010cのタイマをリセットし、S213において、画像制御部1007はタイマB1010dのタイマをスタートさせる。
次に、S214において、作像用BD信号が画像制御部1007に入力された場合は、S215において、画像制御部1007はタイマA1010cのタイマをリセットし、S216において、画像制御部1007はタイマB1010dのタイマを停止させる。その後、処理はS207に戻る。
また、S214において、作像用BD信号が画像制御部1007に入力されていない場合は、処理はS217に進む。
S217において、タイマB1010dのタイマがスタートしてから所定時間Tcが経過していない場合は、画像制御部1007は処理をS214に戻す。
また、S217において、タイマB1010dのタイマがスタートしてから所定時間Tcが経過した場合は、S218において、画像制御部1007はタイマB1010dのタイマを停止する。
なお、所定時間Tcは、カウント数Mに対応する面の周期よりも短い時間に設定される。本実施形態では、所定時間Tcは、例えば、カウント数Mに対応する面の周期の半分の時間に設定されるが、これに限定されるわけではない。
その後、S219において、印刷ジョブが終了しない場合は、処理は再びS207に戻る。
また、S219において、印刷ジョブが終了する場合は、画像制御部1007はタイマA1010cのタイマを停止して、このフローチャートの処理を終了する。
図10は、画像データが補正される方法及び補正された画像データがエンジン制御部1009に出力される方法を説明するフローチャートである。なお、図10に示すフローチャートの処理は、画像制御部1007によって実行される。また、図10に示すフローチャートが実行されている期間中、画像制御部1007(画像補正部1011)は、出力した画像データの領域の個数をカウントしている。
S301において、印刷を実行する指示がCPU151から出力されると、S302において、画像制御部1007(画像補正部1011)は、前述した方法で画像データを補正する。
その後、S303において、作像用BD信号が画像制御部1007に入力されると、処理はS304に進む。
S304において、画像制御部1007(画像補正部1011)は、補正された画像データを、領域ごとに、入力される作像用BD信号の周期に応じてレーザ制御部1008に出力する。このように、画像補正部1011は、作像用BD信号の画像制御部1007への入力が開始されることに応じて、n+1ページ目の(即ち、記録媒体1面に続く記録媒体1面分の)画像データの出力を開始する。
S305において、レーザ制御部1008に出力された画像データの領域の個数が1ページ分の数に到達しない場合は、処理は再びS303に戻る。
また、S305において、レーザ制御部1008に出力された画像データの領域の個数が1ページ分の数に到達した場合は、処理はS306に進む。
以降、画像制御部1007(画像補正部1011)は、印刷ジョブが終了するまで上述の処理を繰り返し行う。
以上のように、本実施形態では、エンジン制御部1009は、1ページ分の作像用BD信号を出力すると、当該作像用BD信号の出力を停止する。そして、シートセンサ726が記録媒体を検知すると、再び作像用BD信号の出力を開始する。即ち、nページ目の描画が終了されてからn+1ページ目の描画が開始されるまでの期間、エンジン制御部1009は作像用BD信号を画像制御部1007に出力しない。この結果、入力される作像用BD信号に応じて描画が開始されるため、描画開始のタイミングを決める信号をエンジン制御部1009から画像制御部1007に送信するための信号線を削減することができる。
また、本実施形態では、印刷ジョブが開始されてから記録媒体の1面目に形成される画像に対応する画像データの出力を画像制御部1007が開始するまでの第1期間に、画像制御部1007は、図4及び図5において説明した方法で面特定を行う。更に、エンジン制御部1009から画像制御部1007に作像用BD信号が入力されていない期間中、画像制御部1007は、BDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を、推定(特定)する。具体的には、面特定部1010は、画像制御部1007に作像用BD信号が入力されていない期間中、タイマA1010cに基づいてカウント数Mを更新することによって、エンジン制御部1009に入力されるBD信号が示す面を特定する。この結果、画像制御部1007は、画像制御部1007への作像用BD信号の出力が再開された際に、図4及び図5において説明した面特定を行うことなく、画像データの補正及び出力を行うことができる。その結果、画像形成装置の生産性が低下してしまうことを抑制することができる。
なお、本実施形態では、作像用BD信号が入力されていない期間中、タイマA1010cの計測結果がカウント数Mに対応する走査周期を示す時間を超えると、面特定部1010はカウント数Mを更新したが、この限りではない。例えば、面特定部1010は、作像用BD信号が入力されていない期間における走査周期の数に基づいてカウント数Mを更新してもよい。具体的には、面特定部1010は、作像用BD信号が入力されていない時間が走査周期何個分に相当するかを演算し、演算結果に基づいてカウント数Mを更新してもよい。より具体的には、例えば、作像用BD信号が入力されていない時間が走査周期3個分である場合は、面特定部1010は、カウント数Mを3回分更新する。
また、本実施形態では、エンジン制御部1009は、記録媒体1枚分のパルスが出力されたタイミングC(図6参照)において作像用BD信号の出力を停止したが、この限りではない。例えば、エンジン制御部1009は、タイミングC以降のタイミング且つ次のページの印刷を実行する指示が出力されるタイミングA´よりも前のタイミングで作像用BD信号の出力を停止してもよい。即ち、エンジン制御部1009は、タイミングCよりも後のタイミングからタイミングA´よりも前のタイミングまでの期間の所定のタイミングで作像用BD信号の出力を停止してもよい。
また、本実施形態では、エンジン制御部1009は、カウントしたパルスの数が、記録媒体1枚分(期間Ta)に相当するパルスの数に到達すると、作像用BD信号の出力を停止したが、この限りではない。例えば、エンジン制御部1009は、画像制御部1007から画像データが出力されなくなると、作像用BD信号の出力を停止する構成でもよい。
〔第2実施形態〕
画像形成装置の構成が第1実施形態と同様である部分については、説明を省略する。
第1実施形態においては、画像制御部1007は、作像用BD信号が入力される期間は、入力される作像用BD信号に基づいてカウント数Mを更新し(即ち、面特定を行い)、作像用BD信号が入力されない期間は、タイマに基づいてカウント数Mを更新した。本実施形態では、画像制御部1007は、図4及び図5において説明した方法で面の特定を行った後はタイマに基づいてカウント数Mを更新する。即ち、画像制御部1007は、作像用BD信号が入力される期間及び作像用BD信号が入力されない期間のいずれの期間もタイマに基づいてカウント数Mを更新する。
図11は、本実施形態における画像制御部1007が面を推定する方法を説明するフローチャートである。なお、図11に示すフローチャートの処理は、画像制御部1007によって実行される。なお、以下の説明において、面特定部1010から画像補正部1011へ出力される面番号は、カウント数Mが更新される度に更新される。
S401からS406までの処理は、図9におけるS201からS206までの処理と同様であるため説明を省略する。
S407において、タイマA1010cのタイマがカウント数Mに対応する面の周期よりも大きくなると、S408において、画像制御部1007はカウンタ1010bのカウント数Mを更新する。
その後、S409において、画像制御部1007はタイマA1010cのタイマをリセットし、処理をS410に進める。
S410において、印刷ジョブが終了しない場合は、処理は再びS407に戻る。
また、S410において、印刷ジョブが終了する場合は、画像制御部1007はタイマA1010cのタイマを停止して、このフローチャートの処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、画像制御部1007は、図4及び図5において説明した方法で面の特定を行った後はタイマに基づいてカウント数Mを更新する。即ち、画像制御部1007は、作像用BD信号が入力される期間及び作像用BD信号が入力されない期間のいずれの期間もタイマに基づいてカウント数Mを更新する。この結果、画像制御部1007は、作像用BD信号が入力される期間及び作像用BD信号が入力されない期間のいずれの期間であっても、エンジン制御部1009に入力されるBD信号が示す面を決定することができる。また、画像制御部1007は、画像制御部1007への作像用BD信号の出力が再開された際に、図4及び図5において説明した面特定を行うことなく、画像データの補正及び出力を行うことができる。その結果、画像形成装置の生産性が低下してしまうことを抑制することができる。
〔第3実施形態〕
画像形成装置の構成が第1実施形態と同様である部分については、説明を省略する。
図12は、本実施形態における、カウンタ1010bのカウント数とBD信号との関係を示すタイムチャートである。
エンジン制御部1009に入力されるBD信号が示す面がタイマA1010cに基づいて決定される場合、以下のことが生じる可能性がある。具体的には、図12に示すように、タイマA1010cに基づいて面番号が更新されるタイミングが、BD信号がエンジン制御部1009に入力されるタイミングよりも遅くなってしまう可能性がある。タイマA1010cに基づいて面番号が更新されるタイミングとBD信号がエンジン制御部1009に入力されるタイミングとの時間差は、面番号が更新される度に大きくなってしまう。
また、画像形成装置100に入力される印刷ジョブが有する印刷オブジェクトが多いほど、nページ目の印刷が終わってからn+1ページ目の印刷が開始されるまでの期間が長くなってしまう可能性がある。即ち、画像形成装置100に入力される印刷ジョブが有する印刷オブジェクトが多いほど、エンジン制御部1009から画像制御部1007に作像用BD信号が入力されない期間が長くなってしまう可能性がある。したがって、画像形成装置100に入力される印刷ジョブが有する印刷オブジェクトが多いほど、タイマA1010cに基づいて面番号が更新される回数が多くなる。この結果、タイマA1010cに基づいて面番号が更新されるタイミングとBD信号がエンジン制御部1009に入力されるタイミングとの時間差がより大きくなってしまう。その結果、画像補正部1011が画像データの補正を行う際に用いられる面番号が、当該補正が行われた画像データに応じたレーザ光が反射されるポリゴンミラーの面番号とは異なってしまう可能性がある。その結果、記録媒体に形成される画像が歪んでしまう可能性がある。なお、図12に示すカウント数とBD信号との関係は本実施形態における一例である。例えば、タイマA1010cに基づいて面番号が更新されるタイミングとBD信号がエンジン制御部1009に入力されるタイミングとのずれの増加量は、図12に示す量に限定されるわけではない。
そこで、本実施形態では、以下の構成が用いられることによって、画像補正部1011が画像データの補正を行う際に用いられる面番号が、当該補正が行われた画像データに応じたレーザ光を反射するポリゴンミラーの面番号とは異なってしまうことを抑制する。
図13は、本実施形態におけるレーザスキャナ707の構成を示すブロック図である。図13に示すように、エンジン制御部1009は、第2の計測手段としてのタイマC1009bを有する。図12に示すように、エンジン制御部1009は、1ページ分の作像用BD信号の出力が終了すると(時刻t3)、タイマC1009bをスタートさせる。そして、タイマC1009bがスタートしてから所定時間Tdが経過しても印刷を実行する指示がCPU151から出力されない場合は、エンジン制御部1009は、作像用BD信号を1パルス出力する。なお、所定時間Tdは、以下のような時間に設定される。具体的には、所定時間Tdは、タイマA1010cに基づく面番号の決定が開始されてから、補正された画像データに応じたレーザ光を偏向する面の番号が決定された面番号とは異なってしまうまでにかかる時間Txよりも短い時間に予め設定される。なお、時間Txは、例えば、予め実験によって決定されている。
このように作像用BD信号が1回出力されることによって、図12に示すように、時刻t4において、カウント数Mが修正される。即ち、時刻t4において、タイマA1010cに基づいて面番号が更新されるタイミングとBD信号がエンジン制御部1009に入力されるタイミングとの時間差が低減される。
エンジン制御部1009は、時刻t4において作像用BD信号を1回出力すると、タイマC1009bをリセットする。そして、時刻t4の後にタイマC1009bが所定時間Tdに到達しても印刷を実行する指示がCPU151から出力されない場合は、エンジン制御部1009は、再び作像用BD信号を1パルス出力する。
図14は、本実施形態におけるエンジン制御部1009が行う制御を説明するフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、エンジン制御部1009によって実行される。
S501からS508までの処理は、図7におけるS101からS108までの処理と同様であるため、説明を省略する。
また、S517からS521までの処理は、図7におけるS114からS118までの処理と同様であるため、説明を省略する。
S522において、印刷ジョブが終了しない場合は、S523において、エンジン制御部1009はタイマC1009bをスタートさせ、処理をS509に進める。
S509において、印刷を実行する指示がCPU151からエンジン制御部1009に入力された場合、処理はS510に進む。
S510からS513までの処理は、図7におけるS110からS113までの処理と同様であるため、説明を省略する。
また、S509において、印刷を実行する指示がCPU151からエンジン制御部1009に入力されない場合は、処理はS514に進む。
S514において、タイマC1009bが所定時間Tdに到達していない場合は、処理は再びS509に戻る。
また、S514において、タイマC1009bが所定時間Tdに到達した場合は、S515において、エンジン制御部1009は作像用BD信号を1パルス出力し、S516において、エンジン制御部1009はタイマC1009bをリセットする。その後、処理は再びS514に戻る。
S522において、印刷ジョブが終了する場合は、S524において、エンジン制御部1009はポリゴンミラー1002の駆動を停止する。
その後、S525において、エンジン制御部1009はタイマC1009bを停止して、このフローチャートの処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、作像用BD信号の出力が停止されてから所定時間Tdが経過しても印刷を実行する指示がCPU151から出力されない場合は、エンジン制御部1009は作像用BD信号を1パルス出力する。この結果、タイマA1010cに基づいて面番号が更新されるタイミングとBD信号がエンジン制御部1009に入力されるタイミングとの時間差が低減される。その結果、画像補正部1011が画像データの補正を行う際に用いられる面番号が、当該補正が行われた画像データに応じたレーザ光を反射するポリゴンミラーの面番号とは異なってしまうことを抑制することができる。
なお、エンジン制御部1009が作像用BD信号を出力するパルス数は1個に限定されるわけではなく、例えば、2個以上(所定の個数)でもよい。即ち、エンジン制御部1009は、作像用BD信号のパルスが少なくとも1個画像制御部1007に出力されるように、所定時間作像用BD信号を出力する構成でもよい。
また、本実施形態では、タイマC1009bがスタートしてから所定時間Tdが経過しても印刷を実行する指示がCPU151から出力されない場合は、エンジン制御部1009は、作像用BD信号を1回出力したが、この限りではない。例えば、画像制御部1007によってカウント数Mが更新されるタイミングがエンジン制御部1009に通知され、エンジン制御部1009は、通知されたタイミングとBD信号がBDセンサ1004から出力されるタイミングとの時間差を決定する。そして、その時間差が所定値より大きくなると、作像BD信号を1回出力する構成でもよい。なお、所定値は、補正された画像データに応じたレーザ光を反射するポリゴンミラーの面番号が決定された面番号とは異なってしまう時間差よりも小さい値に予め設定される。
〔第4実施形態〕
画像形成装置の構成が第1実施形態と同様である部分については、説明を省略する。
第1実施形態乃至第3実施形態においては、画像制御部1007は、面番号を推定する際、タイマに基づいて面番号を推定した。本実施形態では、画像制御部1007は、作像用BD信号に同期した信号(以下、擬似BD信号と称する)に基づいて面番号を推定する。
図15は、本実施形態における画像制御部1007の構成を示すブロック図である。図15に示すように、本実施形態における画像制御部1007は、擬似BD信号を生成する生成手段としての擬似BD信号生成器1013を有する。更に、画像制御部1007は、作像用BD信号が面特定部1010に入力されるか擬似BD信号が面特定部1010に入力されるかを切り替えるスイッチ1014を有する。
図16は作像用BD信号、擬似BD信号及びカウント数Mとの関係を示すタイムチャートである。図16に示すように、擬似BD信号生成器1013は、エンジン制御部1009から出力される作像用BD信号に基づいて、当該作像用BD信号に同期した信号である擬似BD信号を生成して出力する。即ち、生成された擬似BD信号の位相及び周期は作像用BD信号の位相及び周期に同期している。なお、擬似BD信号は第2の主走査同期信号に対応する。
CPU151は、作像用BD信号が画像制御部1007に入力されている状態において記録媒体1枚分の画像データが画像制御部1007から出力されると(タイミングD)、スイッチ1014の状態を切り替える。この結果、擬似BD信号生成器1013から出力される擬似BD信号が面特定部1010に入力される。
また、CPU151は、擬似BD信号が面特定部1010に入力されている状態において作像用BD信号が画像制御部1007に入力されるようになると(タイミングE)、スイッチ1014の状態を切り替える。この結果、エンジン制御部1009から出力される作像用BD信号が面特定部1010に入力される。
面特定部1010は、入力される作像用BD信号又は擬似BD信号が、第1レベル(例えばハイレベル)から第2レベル(例えばローレベル)に変化する(切り替わる)タイミングでカウント数Mを更新する。なお、ハイレベルとローレベルのうち一方が第1レベルに対応し、他方が第2レベルに対応する。
以上のように、本実施形態では、画像制御部1007は、擬似BD信号を生成し、当該擬似BD信号に基づいて面番号を推定(カウント数Mを更新)する。この結果、画像制御部1007は、作像用BD信号が入力されない期間であっても、エンジン制御部1009に入力されるBD信号が示す面を決定することができる。また、画像制御部1007は、画像制御部1007への作像用BD信号の出力が再開された際に、図4及び図5において説明した面特定を行うことなく、画像データの補正及び出力を行うことができる。その結果、画像形成装置の生産性が低下してしまうことを抑制することができる。
なお、第3実施形態における構成、即ち、面番号が更新されるタイミングとBD信号がエンジン制御部1009に入力されるタイミングとの時間差を低減する構成が本実施形態に適用されてもよい。
また、画像制御部1007は、作像用BD信号が入力される期間も擬似BD信号に基づいて面を決定する構成であってもよい。
第1実施形態乃至第4実施形態におけるレーザ光源1000、ポリゴンミラー1002、感光ドラム708、BDセンサ1004及びエンジン制御部1009は、画像形成手段に含まれる。
第1実施形態乃至第4実施形態では、画像制御部1007は、補正後の画像データをレーザ制御部1008に出力したが、この限りではない。例えば、画像制御部1007は補正後の画像データをエンジン制御部1009に出力し、エンジン制御部1009がレーザ制御部1008に当該画像データを出力する構成であってもよい。即ち、画像制御部1007は、補正後の画像データを画像形成手段に出力する構成であればよい。
また、第1実施形態乃至第4実施形態における面特定部1010は、受信手段に対応する。
また、第1実施形態乃至第4実施形態では、シートセンサ726は転写位置より上流側且つレジローラ723より下流側に設けられたが、この限りではない。例えば、シートセンサ726がレジローラ723よりも上流側に設けられ、エンジン制御部1009は当該シートセンサ723の検知結果に基づいて、本実施形態において説明した方法で作像用BD信号を出力してもよい。
また、第1実施形態乃至第4実施形態では、図4及び図5において説明したように、BD信号の周期に基づいて面番号が特定されたが、面番号が特定される方法はこれに限定されるわけではない。例えば、ポリゴンミラーを回転駆動するモータの回転周期を示す信号(例えば、エンコーダの信号やFG信号等)に基づいて面番号が特定されてもよい。
100 画像形成装置
151 CPU
707 レーザスキャナユニット
708 感光ドラム
1000 レーザ光源
1002 ポリゴンミラー
1004 BDセンサ
1007 画像制御部
1008 レーザ制御部
1009 エンジン制御部
1010 面特定部
1010b カウンタ
1011 画像補正部
1011a メモリ

Claims (19)

  1. 画像データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいて光を出力する光源と、
    感光体と、
    複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記光を受光する受光部と、
    前記第1の受信手段に入力される前記画像データに基づく前記光が前記光源から出力されている期間は前記複数の反射面のうち第1反射面により偏向される前記光を前記受光部が受光してから前記回転多面鏡の回転方向において前記第1反射面よりも上流側且つ前記第1反射面に隣接する第2反射面により偏向される前記光を前記受光部が受光するまでの時間間隔を示す所定の信号を前記受光部による前記光の受光に応じて出力し、記録媒体1面分の前記画像データが出力された後に前記所定の信号の出力を停止し、前記記録媒体1面分の画像形成に続く次の記録媒体1面分の画像形成が開始されるタイミングに応じて前記所定の信号の出力を再開する第1の出力手段と、
    を含む画像形成手段を有する画像形成装置に接続される情報処理装置において、
    前記第1の出力手段から出力される前記所定の信号を受信する第2の受信手段と、
    前記複数の反射面のそれぞれに対応する前記時間間隔に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力されない期間中、前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づいて、前記感光体を走査する前記光が偏向される反射面を決定する決定手段と、
    決定手段によって決定された前記反射面に対応する補正データに基づいて前記画像データを補正する補正手段と、
    前記補正手段によって補正された前記次の記録媒体1面分の前記画像データの前記画像形成手段への出力を、前記第1の出力手段からの前記所定の信号の受信が開始されることに応じて開始する第2の出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力されない期間中、前記反射面が決定されてから前記記憶手段が記憶している前記時間間隔のうち前記決定された反射面に対応する時間間隔が経過すると、前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記第1の出力手段から出力される前記所定の信号の位相及び周期と同期する第2の所定の信号を生成する生成手段を有し、
    前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力されない期間中、前記生成手段によって生成された前記第2の所定の信号が第1レベルから第2レベルに変化すると、前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力される期間中、前記反射面が決定されてから前記記憶手段が記憶している前記時間間隔のうち前記決定された反射面に対応する時間間隔が経過すると、前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、前記第1の出力手段から出力される前記所定の信号の位相及び周期と同期する第2の所定の信号を生成する生成手段を有し、
    前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力される期間中、前記生成手段によって生成された前記第2の所定の信号が第1レベルから第2レベルに変化すると、前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力される期間中、前記第2の受信手段に入力される前記所定の信号が第1レベルから第2レベルに変化すると前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記決定手段は、印刷ジョブが開始されてから当該印刷ジョブにおける1面目の前記画像データの出力を前記第2の出力手段が開始するまでの期間中に、前記第2の受信手段に入力された前記所定の信号が示す前記時間間隔と前記記憶手段に記憶されている前記時間間隔に関する情報とに基づいて前記反射面を決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置が設けられる基板は前記第1の出力手段が設けられる基板とは異なる基板であり、
    前記情報処理装置が設けられる基板は前記第1の出力手段が設けられる基板とケーブルにより接続されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記補正手段が第1の補正データを用いて補正した前記画像データに基づいて前記光源から出力される前記光は前記第1の補正データに対応する反射面によって偏向され、前記補正手段が前記第1の補正データとは異なる第2の補正データを用いて補正した前記画像データに基づいて前記光源から出力される前記光は前記第2の補正データに対応する反射面によって偏向されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 画像データを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、を備える画像形成装置において、
    前記画像形成手段は、
    前記画像データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいて光を出力する光源と、
    感光体と、
    複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記光を受光する受光部と、
    前記第1の受信手段に入力される前記画像データに基づく前記光が前記光源から出力されている期間は前記複数の反射面のうち第1反射面により偏向される前記光を前記受光部が受光してから前記回転多面鏡の回転方向において前記第1反射面よりも上流側且つ前記第1反射面に隣接する第2反射面により偏向される前記光を前記受光部が受光するまでの時間間隔を示す所定の信号を前記受光部による前記光の受光に応じて出力し、記録媒体1面分の前記画像データが出力された後に前記所定の信号の出力を停止し、前記記録媒体1面分の画像形成に続く次の記録媒体1面分の画像形成が開始されるタイミングに応じて前記所定の信号の出力を再開する第1の出力手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、
    前記第1の出力手段から出力される前記所定の信号を受信する第2の受信手段と、
    前記複数の反射面のそれぞれに対応する前記時間間隔に関する情報を記憶する記憶手段と、
    前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力されない期間中、前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づいて、前記感光体を走査する前記光が偏向される反射面を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された前記反射面に対応する補正データに基づいて前記画像データを補正する補正手段と、
    前記補正手段によって補正された前記次の記録媒体1面分の前記画像データの前記画像形成手段への出力を、前記第1の出力手段からの前記所定の信号の受信が開始されることに応じて開始する第2の出力手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力されない期間中、前記反射面が決定されてから前記記憶手段が記憶している前記時間間隔のうち前記決定された反射面に対応する時間間隔が経過すると、前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、前記第1の出力手段から出力される前記所定の信号の位相及び周期と同期する第2の所定の信号を生成する第2の生成手段を有し、
    前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力されない期間中、前記第2の生成手段によって生成された前記第2の所定の信号が第1レベルから第2レベルに変化すると、前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力される期間中、前記反射面が決定されてから前記記憶手段が記憶している前記時間間隔のうち前記決定された反射面に対応する時間間隔が経過すると、前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記画像形成装置は、前記第1の出力手段から出力される前記所定の信号の位相及び周期と同期する第2の所定の信号を生成する第2の生成手段を有し、
    前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力される期間中、前記第2の生成手段によって生成された前記第2の所定の信号が第1レベルから第2レベルに変化すると、前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  15. 前記決定手段は、前記所定の信号が前記第2の受信手段に入力される期間中、前記第2の受信手段に入力される前記所定の信号が第1レベルから第2レベルに変化すると前記反射面を示す面情報を更新することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  16. 前記決定手段は、印刷ジョブが開始されてから当該印刷ジョブにおける1面目の前記画像データの出力を前記第2の出力手段が開始するまでの期間中に、前記第2の受信手段に入力された前記所定の信号が示す前記時間間隔と前記記憶手段に記憶されている前記時間間隔に関する情報とに基づいて前記反射面を決定することを特徴とする請求項10乃至15のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  17. 前記第1の出力手段は、前記所定の信号のパルスを前記記録媒体1面分の前記画像データに対応する数出力すると、前記所定の信号の出力を停止することを特徴とする請求項10乃至16のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  18. 前記第1の出力手段は、前記所定の信号を出力しない期間において、前記受光部が前記光を受光するタイミングと前記決定手段が前記反射面に関する面情報を更新するタイミングとの時間差が所定値よりも大きくなると前記所定の信号を前記第2の受信手段に所定時間出力し、
    前記決定手段は、前記第1の出力手段から前記所定時間出力される前記所定の信号に基づいて前記反射面に関する面情報を更新することを特徴とする請求項10乃至17のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  19. 前記補正手段が第1の補正データを用いて補正した前記画像データに基づいて前記光源から出力される前記光は、前記第1の補正データに対応する反射面によって偏向され、前記補正手段が前記第1の補正データとは異なる第2の補正データを用いて補正した前記画像データに基づいて前記光源から出力される前記光は、前記第2の補正データに対応する反射面によって偏向されることを特徴とする請求項10乃至18のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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