JP6576117B2 - 投影装置、プログラム及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、影装置、プログラム及び制御方法に関する。
近年、プロジェクタによる投影画面の大画面化のニーズに対応する1つの方法として、マルチプロジェクションシステムの実用化が進んでいる。マルチプロジェクションシステムでは、複数のプロジェクタの投影画面を組み合わせることで1つの画面を構成する。このように複数のプロジェクタで1つの画面を構成する場合、画質の調整等、プロジェクタの出力映像に対する調整は、全てのプロジェクタに対して行う必要がある。何故なら、ある1つのプロジェクタだけに画質の調整を行うと、全てのプロジェクタの投影画面で構成した1つの画面のうち、ある部分のみ画質の調整が変化してしまい、不自然な合成画面となってしまうためである。
複数のプロジェクタで構成するマルチプロジェクションシステムにおいて、全てのプロジェクタに対して同一の操作を行うための技術として、特許文献1により開示される技術がある。この技術では、マルチプロジェクションシステムを構成するプロジェクタのうちの1つをマスタープロジェクタとする。また、全てのプロジェクタ間をネットワークケーブルで接続する。そして、マスタープロジェクタに対する操作内容を、ネットワーク経由で全てのプロジェクタに送信するというものである。
特開2008−107477号公報
上述した手法では、マルチプロジェクションシステムを構成するプロジェクタは、プロジェクタが投影する映像を受信するためのインターフェースの他に、操作内容を送受信するためのネットワークインターフェースを持つ必要がある。また、ネットワークの設置、設定や管理といった煩雑な作業も必要となる。このため、プロジェクタ自体の機能の増加やネットワークの管理工数によるコストの増加に繋がる問題がある。
本発明は、システムを構成する複数の投影装置に対する設定や設定の確認をより少ない構成部品で実現可能とする技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、マルチプロジェクションを実行する投影装置であって、前記マルチプロジェクションを実行する複数の投影装置における前記投影装置の役割に関する設定情報を保持する保持手段と、前記投影装置の設定変更のためのメニュー画面を表示させるための指示を受信する受信手段と、前記受信手段による前記指示の受信に応じて、前記メニュー画面を表示すべきか否かを、前記保持手段により保持された前記設定情報に基づいて決定する決定手段と、前記決定手段による決定の結果に応じて、前記メニュー画面を投影する投影手段と、前記保持手段により保持された前記設定情報に関わらず、前記受信手段による前記指示の受信に応じてマーカー画像を前記投影手段に投影させるマーカー表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、システムを構成する複数の投影装置に対する設定や設定の確認をより少ない構成部品で実現可能とする技術を提供することができる。
プロジェクタのハードウェア構成の一例を示す図である。 プロジェクタのソフトウェア構成の一例を示す図である。 プロジェクタの情報処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態1のマスタープロジェクタの投影画面の一例を示す図である。 操作指示に対応するマーカ形状の一例を示す図である マルチプロジェクションシステムのシステム構成等の一例を示す図である。 実施形態1の投影画面の一例を示す図(その1)である。 実施形態1の投影画面の一例を示す図(その2)である。 実施形態2のマスタープロジェクタの投影画面の一例を示す図である。 実施形態2の投影画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、プロジェクタ1のハードウェア構成の一例を示す図である。
プロジェクタ1は、ハードウェア構成として、CPU10、RAM11、ROM12、システムバス14、入力コントローラ15、出力コントローラ16、情報記憶媒体17、投影部20を含む。
CPU10は、システムバス14に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。ROM12には、CPU10の制御プログラムであるオペレーティングシステム(OS)のプログラム等が記憶されている。更にROMには各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要なデータ等が記憶されている。RAM11は、CPU10の主メモリ、ワークエリア等として機能する。また、CPU10は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM11にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ15は、後述する映像出力機器から出力された映像の入力を制御したり、後述するリモコン等の操作部からのプロジェクタ1の設定に関する所定の操作指示を受け付けたりする。出力コントローラ16は、投影部20における画像の投影を制御する。情報記憶媒体17は、ブートプログラム、フォントデータ、ユーザファイル、設定ファイル等の各種データを記憶する。
CPU10は、例えばRAM11内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、投影部20上での表示を可能としている。実施形態の処理に係るプログラムは、例えば、情報記憶媒体17に記録されており、必要に応じてRAM11にロードされることによりCPU10によって実行される。即ち、CPU10が、情報記憶媒体17等に記憶されたプログラムやROM12に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することにより、以下に示すプロジェクタ1のソフトウェア構成やフローチャートの処理等が実現される。
図2は、プロジェクタ1のソフトウェア構成の一例を示す図である。プロジェクタ1は、操作指示106や入力映像107を入力として、出力映像112を出力する。
プロジェクタ1は、ソフトウェア構成として、操作指示受付部101、メニュー表示要否判定部102、描画部103、操作処理実行部104、重畳部105を含む。
操作指示受付部101は、操作指示106を入力とし、操作指示内容108をメニュー表示要否判定部102及び操作処理実行部104に出力する。ここで、操作指示とは、リモコン等の操作指示機器による、プロジェクタ1の設定(例えば画質調整等)に対する操作指示である。
メニュー表示要否判定部102は、操作指示内容108を入力とし、プロジェクタ1がメニューを表示するマスタープロジェクタかメニューを表示しないスレーブプロジェクタかによりメニュー表示の要否を判定する。例えば、メニュー表示要否判定部102は、情報記憶媒体17等に記憶されている設定ファイルの設定に基づき、自装置がマスタープロジェクタかスレーブプロジェクタかを判定する。CPU10は、操作指示に応じて、設定ファイルの設定を変更することができる。メニュー表示要否判定部102は、メニュー表示の要否に応じた描画指示109を描画部103に対して出力する。
描画部103は、描画指示109を入力として、描画指示内容に応じて、メニューとマーカとの両方又はマーカのみを描画し、描画結果110として重畳部105に対して出力する。また、描画部103は、メニューやマーカの描画位置を重畳部105に対して出力する。例えば、後述する図4や図7の例では、マーカの描画位置は予め設定された各投影画面の右下となっている。但し、このことは本実施の形態を制限するものではなく、マーカの描画位置は、左下や左上、右上等、投影画面の四隅のうち何れの隅であってもよい。マーカは、操作指示に対応するオブジェクトの一例である。
操作処理実行部104は、入力映像107と操作指示内容108とを入力とし、入力映像に対して操作指示内容108に応じた処理を実行し、処理済み映像111を重畳部105に対して出力する。ここで、操作指示内容108に応じた処理とは、映像の色域やコントラストの調整等である。操作処理実行部104による処理は、メニューの表示後に受け付けられた操作指示に応じて、設定を変更する処理の一例である。
重畳部105は、処理済み映像111と描画結果110とを入力とする。描画結果110は上述の通り、メニューとマーカとの両方又はマーカである。重畳部105は、処理済み映像111に対してメニューとマーカとの両方又はマーカを重畳する処理を行う。そして、重畳部105は、重畳済みの映像を出力映像112として設定された投影位置に出力する。処理済み映像111は、実行結果の一例である。
次に、図3は、プロジェクタ1の情報処理の一例を示すフローチャートである。
S201では、操作指示受付部101は、操作指示106の入力があったか否かを判定する。操作指示受付部101は、操作指示106があったと判定した場合、S202に処理を進め、操作指示がなかったと判定した場合、S201の処理を繰り返す。
S202では、操作処理実行部104は、入力映像107に対して操作指示106に対応する処理を実行する。S202の処理は、プロジェクタ1がマスタープロジェクタかスレーブプロジェクタかに関わらず実行される。操作処理実行部104は、操作指示106に対応する処理を実行すると、S203に処理を進める。
S203では、メニュー表示要否判定部102は、プロジェクタ1がメニュー表示プロジェクタか否かを判定する。本実施形態では、メニュー表示を行うプロジェクタをマスタープロジェクタ、メニュー表示を行わないプロジェクタをスレーブプロジェクタとする。即ち、メニュー表示要否判定部102は、プロジェクタ1がマスタープロジェクタであるかスレーブプロジェクタであるかに基づきメニュー表示プロジェクタか否かを判定する。メニュー表示要否判定部102は、マスタープロジェクタであると判定した場合は、S204に処理を進め、スレーブプロジェクタであると判定した場合は、S205に処理を進める。
S204では、描画部103は、操作指示106に対応するメニューの描画処理を行う。S204の処理は、マスタープロジェクタでのみ行われる。操作指示106に対応するメニューとは、例えば画質調整処理を行う際の調整用ユーザーインターフェースである。描画部103は、メニューの描画処理を実行すると、S205に処理を進める。
S205では、描画部103は、操作指示106に対応するマーカの描画処理を行う。S205の処理は、マスタープロジェクタ及びスレーブプロジェクタで行われる。描画部103は、操作指示106に一対一で対応するマーカを描画する。操作指示106とマーカとの対応は、例えば、情報記憶媒体17等に記憶されている設定ファイルに定義されている。即ち、描画部103は、設定ファイルの操作指示106とマーカとの対応の定義に基づき、操作指示106に対応するマーカを描画する。
S206では、重畳部105は、描画したメニューとマーカとの両方、又はマーカのみと操作指示106に対応する処理を施された映像との重畳処理を行う。S206での重畳処理により作成された映像が、本実施形態のプロジェクタ1の出力映像112となる。
次に、図4及び図5に本実施形態におけるメニューとマーカとの形状を示す。ここで示すメニューとマーカとの形状はあくまで一例である。マーカの形状は、本実施形態による効果を得るために必要な、操作指示106に対して一対一に対応する形状であれば任意の形状でよい。
図4は、メニューとマーカとを表示するマスタープロジェクタの投影画面の一例を示す図である。投影画面301の中央に操作指示106に対応するメニュー302が配置され、投影画面の右下に操作指示106と一対一に対応するマーカ303が配置されている。
図5は、図4に示したマーカ303のみを抜き出した、操作指示106に対応するマーカ形状の一例を示す図である。図5(a)のマーカ401は画質調整ボタン押下操作に対応するマーカの形状を示している。同様に、図5(b)のマーカ402はコントラスト調整選択操作に対応するマーカの形状を示している。図5(c)のマーカ403はガンマ調整選択操作に対応するマーカの形状を示している。図5(d)のマーカ404及び図5(e)のマーカ405は調整量変更時に対応するマーカの形状を示している。マーカ404及びマーカ405は、シークバー表示の調整に対応したマーカとなっており、マーカ404及びマーカ405の内部のシークバー406が左右に動くことで、調整量の増加減少操作に対応するマーカが実現されている。図5に示した例では、マーカはその内部形状が幾何学的に異なるもののみを挙げているが、操作指示106に応じて色を変化させて対応させたマーカ等であってもよい。
続いて、図6から図8までを用いて、実施形態1における、マルチプロジェクションシステムのメニュー表示方法の動作例を説明する。マルチプロジェクションシステムは、投影システムの一例である。
図6は、プロジェクタ1を用いたマルチプロジェクションシステムのシステム構成等の一例を示す図である。図6に示されるように、マルチプロジェクションシステムは、プロジェクタ501、プロジェクタ502、プロジェクタ503及びプロジェクタ504と、複数のプロジェクタを含む。プロジェクタ501、プロジェクタ502、プロジェクタ503及びプロジェクタ504は、それぞれ上述のプロジェクタ1と同様のハードウェア構成、ソフトウェア構成等を有する。プロジェクタ501をマスタープロジェクタとする。またプロジェクタ502、プロジェクタ503及びプロジェクタ504をスレーブプロジェクタとする。プロジェクタ501、プロジェクタ502、プロジェクタ503及びプロジェクタ504は、映像出力機器505と映像伝送部506を介して接続されている。ここで、映像出力機器505は、PC等の映像出力が可能な機器であり、プロジェクタ501、プロジェクタ502、プロジェクタ503及びプロジェクタ504に対して、マルチプロジェクションにより構成する画面の一部を送信する。また、映像伝送部506は、VGAケーブルやDVIケーブル等であり、映像出力機器505から各プロジェクタに対して映像のみを送信する機能を有する。リモコン507は、操作指示508をプロジェクタ501、プロジェクタ502、プロジェクタ503及びプロジェクタ504に対して送信する。操作指示508は、例えば一般的なリモコンの送信方法である赤外線により伝送される。投影画面511、投影画面512、投影画面513、投影画面514は、それぞれ、プロジェクタ501、プロジェクタ502、プロジェクタ503、プロジェクタ504の投影画面である。図6におけるマルチプロジェクションシステムは、投影画面511、投影画面512、投影画面513及び投影画面514により一つの全体投影画面を構成する。投影画面511、投影画面512、投影画面513及び投影画面514は、部分投影画面の一例である。
次に、リモコン507からプロジェクタ501、プロジェクタ502、プロジェクタ503及びプロジェクタ504に対して操作指示508を行った場合の投影画面を、図7を用いて説明する。
図7(a)は、リモコンからの操作指示508がない状態の投影画面を示している。このとき、マスタープロジェクタの投影画面511及びスレーブプロジェクタの投影画面512、投影画面513及び投影画面514には、メニュー及びマーカの表示は無い。
図7(b)は、リモコンからの操作指示508として画質調整ボタンが押下されたときの投影画面を示している。マスタープロジェクタからの投影画面511には、メニュー601及び画質調整ボタン押下に対応するマーカ602が表示される。一方、スレーブプロジェクタの投影画面512、投影画面513及び投影画面514には、画質調整ボタン押下に対応するマーカ603、マーカ604及びマーカ605のみがそれぞれ表示される。
図7(c)は、コントラスト調整選択の操作指示508が行われたときの投影画面を示している。マスタープロジェクタの投影画面には、対応するメニュー606とマーカ607とが表示される。一方、スレーブプロジェクタの投影画面には、対応するマーカ608、マーカ609及びマーカ610が表示される。
図7(d)は、調整量増加の操作指示508が行われたときの投影画面を示している。マスタープロジェクタの投影画面には、対応するメニュー611とマーカ612とが表示される。スレーブプロジェクタの投影画面には、対応するマーカ613、マーカ614及びマーカ615が表示される。マーカ612、マーカ613、マーカ614及びマーカ615は、調整量操作に対応するマーカとして、マーカ内部のシークバーが操作に対応して動く。
図7(e)は、操作指示508が終了したときの投影画面を示している。操作指示508が終了すると、操作中に表示されていたマスタープロジェクタの投影画面上のメニュー及びマーカとスレーブプロジェクタの投影画面上のマーカとの表示が消える。
上述したマスタープロジェクタのマーカとスレーブプロジェクタのマーカとが同一であることで、操作指示508を与えたユーザは、全てのプロジェクタに対して同一の操作が反映されたことを確認することができる。
また、例えば、後述する図7の投影画面511においてはマーカの描画位置は右下、投影画面512のマーカの描画位置は右上、投影画面513のマーカの描画位置は左上、投影画面514のマーカの描画位置は左下等であってもよい。即ち、一の大きな投影画面(例えば、図7の投影画面511〜514を合わせた投影画面)を構成する各投影画面(例えば、図7の投影画面511〜514)の位置に応じて、マーカの描画位置は異なっていてもよい。例えば、投影画面511のマーカの描画位置は右下、投影画面512のマーカの描画位置は右上、投影画面513のマーカの描画位置は左上、投影画面514のマーカの描画位置は左下とすることにより、各マーカは、一の大きな投影画面の真ん中に集まる。このようにすることにより、ユーザは全てのプロジェクタに対して同一の設定が反映されたか否かを一の大きな投影画面の真ん中を見るだけで確認することができる。
また、図8にユーザによる操作指示508が全てのプロジェクタに対して反映されなかったときの投影画面を示す。図8では、図7(c)で示したコントラスト調整選択の操作指示508が行われた際に、スレーブプロジェクタであるプロジェクタ502の投影画面512上のマーカ702が、他のプロジェクタのマーカと異なっている。この場合、操作指示508を与えたユーザは、全てのプロジェクタに対して同一の操作が反映されていないことを確認することができる。全てのプロジェクタに対して同一の操作が反映されない要因としては、リモコンからの赤外線による操作指示508が全てのプロジェクタに正しく送信されなかったことや、プロジェクタ内での操作指示に対応する処理の失敗等がある。何れの要因にしろ、ユーザは全てのプロジェクタに対して同一の処理が反映されていないことを確認することができる。
以上、本実施形態で示した処理によれば、マルチプロジェクションシステムを構成するプロジェクタは、図7に示したようなメニュー表示を行うことができる。このことにより、ユーザは、全てのプロジェクタに対して同一の操作が反映されたことを確認することができる。即ち、本実施形態の機能を有するプロジェクタは、互いに操作内容を送受信するためのネットワークインターフェースを持たなくてもよい。そのため、本実施形態で示した処理によれば、コストを増加させずに、システムを構成する全ての投影装置に対する設定や設定の確認を可能とする技術を提供することができる。
<実施形態2>
本実施形態では、実施形態1の図4及び図5で示したマーカの形状について、他の形状を説明する。
図9は、図4と同様にメニューとマーカとを表示するプロジェクタの投影画面を示す図である。投影画面301の中央に操作指示に対応するメニュー302が配置され、投影画面の枠の内側に操作指示と一対一に対応するマーカ801が枠状に配置されている。このような枠形状でマーカを実現する場合、幾何形状によるマーカの違いを表現することが難しいが、色の違いによりマーカの違いを表現することで、実施形態1と同様の効果を奏することができる。
図10は、実施形態2におけるマルチプロジェクションシステムの投影画面全体を示した図である。実施形態1の図6及び図7で示した通りの投影画面511、投影画面512、投影画面513及び投影画面514に対して、マーカ901、マーカ902、マーカ903及びマーカ904が配置されている。このようなマーカの形状を採用する場合、ユーザは、マルチプロジェクションシステムが出力する画面全体を俯瞰して見ることで、マーカの差異の有無による操作指示の反映状態を確認することができる。マーカ901、マーカ902、マーカ903及びマーカ904は、部分投影画面を構成する枠から設定された距離だけ内側の位置を指示されたオブジェクトの一例である。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、CPU10がプログラムに基づき処理を実行することにより、図2に示したようなソフトウェア構成が実現されるものとして説明を行った。しかし、図2に示した各部の全て又は一部をハードウェア構成としてプロジェクタに実装してもよい。
また、描画部103は、情報記憶媒体17等に記憶されている設定ファイルの設定に基づき、実施形態1のようなマーカを描画するか、実施形態2のようなマーカを描画するかを判定し、判定結果に応じてマーカの描画方法を切り換えるようにしてもよい。CPU10は、操作指示に応じて、設定ファイルの設定を変更することができる。
以上、上述した各実施形態によれば、システムを構成する複数の投影装置に対する設定や設定の確認をより少ない構成部品で実現可能とする技術を提供することができる。
1 プロジェクタ
10 CPU
20 投影部

Claims (10)

  1. マルチプロジェクションを実行する投影装置であって、
    前記マルチプロジェクションを実行する複数の投影装置における前記投影装置の役割に関する設定情報を保持する保持手段と、
    前記投影装置の設定変更のためのメニュー画面を表示させるための指示を受信する受信手段と、
    前記受信手段による前記指示の受信に応じて、前記メニュー画面を表示すべきか否かを、前記保持手段により保持された前記設定情報に基づいて決定する決定手段と、
    前記決定手段による決定の結果に応じて、前記メニュー画面を投影する投影手段と、
    前記保持手段により保持された前記設定情報に関わらず、前記受信手段による前記指示の受信に応じてマーカー画像を前記投影手段に投影させるマーカー表示制御手段と、
    を有することを特徴とする投影装置。
  2. 前記設定情報は、前記複数の投影装置のうち他の投影装置を制御するための制御信号を出力する役割を有するマスタープロジェクタであるか、前記マスタープロジェクタにより出力された前記制御信号を受信する役割を有するスレーブプロジェクタであるかを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記設定変更の対象となるパラメータの種類を、前記受信手段が受信した指示に基づいて判別する判別手段と、
    前記投影手段に投影させるマーカー画像の種類を、前記判別手段により判別された前記パラメータの種類に基づいて決定するマーカー種類決定手段と、
    を更に有する請求項1又は2に記載の投影装置。
  4. 前記マーカー種類決定手段は、前記判別手段により判別された前記パラメータの種類が第1の種類である場合と、前記判別手段により判別された前記パラメータの種類が前記第1の種類とは異なる第2の種類である場合とで、前記投影手段により投影されるマーカー画像の模様が異なるように、前記マーカー画像の種類を前記判別手段により判別された前記パラメータの種類に基づいて決定することを特徴とする請求項に記載の投影装置。
  5. 前記マーカー種類決定手段は、前記判別手段により判別された前記パラメータの種類が第1の種類である場合と、前記判別手段により判別された前記パラメータの種類が前記第1の種類とは異なる第2の種類である場合とで、前記投影手段により投影されるマーカー画像の色が異なるように、前記マーカー画像の種類を前記判別手段により判別された前記パラメータの種類に基づいて決定する請求項に記載の投影装置。
  6. 前記マルチプロジェクションにおける前記投影装置の投影領域に基づいて、前記投影手段に投影させるマーカー画像の位置を決定するマーカー位置決定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の投影装置。
  7. 前記マーカー位置決定手段は、前記投影手段に投影させるマーカー画像と、前記複数の投影装置のうち他の投影装置により投影されるマーカー画像とが隣接するように、前記マルチプロジェクションにおける前記投影装置の投影領域に基づいて、前記投影手段に投影させるマーカー画像の位置を決定することを特徴とする請求項に記載の投影装置。
  8. コンピュータを請求項1乃至の何れか1項に記載の投影装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 複数の投影装置により実現されるマルチプロジェクションを実行する投影装置の制御方法であって、
    前記マルチプロジェクションを実行する複数の投影装置における前記投影装置の役割に関する設定情報をメモリから取得し、
    前記投影装置の設定変更のためのメニュー画面を表示させるための指示を受信し、
    前記指示の受信に応じて、前記メニュー画面を表示すべきか否かを、前記メモリから取得された前記設定情報に基づいて決定し、
    前記メニュー画面を表示させるか否かの前記決定の結果に応じて、前記メニュー画面を投影させ
    前記メモリから取得された前記設定情報に関わらず、前記指示の受信に応じてマーカー画像が投影されることを特徴とする制御方法。
  10. 前記設定情報は、前記複数の投影装置のうち他の投影装置を制御するための制御信号を出力する役割を有するマスタープロジェクタであるか、前記マスタープロジェクタにより出力された前記制御信号を受信する役割を有するスレーブプロジェクタであるかを示す情報であることを特徴とする請求項に記載の制御方法。
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