JP6573161B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6573161B2 JP6573161B2 JP2015158929A JP2015158929A JP6573161B2 JP 6573161 B2 JP6573161 B2 JP 6573161B2 JP 2015158929 A JP2015158929 A JP 2015158929A JP 2015158929 A JP2015158929 A JP 2015158929A JP 6573161 B2 JP6573161 B2 JP 6573161B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing device
- toner
- developer
- developing
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
また、特許文献2には、出荷時に、シール部材によって現像ローラから隔絶されたスペースを現像装置の内部に形成して、そのスペースに2成分現像剤を収容して、着荷時に、現像装置からシール部材を取り外すことで、そのスペースに収容された現像剤が現像装置の内部の全域にいき渡るようにする技術が開示されている。
しかし、上述した従来の技術は、着荷時にシール部材を取り外す作業に手間がかかってしまったり、シール部材やプリセットケースを設置するスペースやコストが余分にかかったりしていた。
しかし、そのような表面層を現像剤担持体に形成するためのコストが余分にかかってしまっていた。また、現像剤担持体の表面層が特定の材料で形成されることによって、現像剤担持体の表面特性が変化して、良好な現像工程に影響してしまう可能性があった。特に、1成分現像方式の現像装置に対して、この技術を適用しようとすると、現像剤担持体の表面にトナーが担持されにくくなってしまうことになり、現像工程において所望の濃度のトナー像を像担持体上に形成しにくくなって画像濃度不良などの不具合が生じてしまう可能性があった。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラープリンタ、2は画像情報に基づいたレーザ光Lを発する書込み部、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収納された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21の表面を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21の表面に形成される静電潜像を現像する現像装置(現像部)、24は感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する1次転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング装置、を示す。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。その後、帯電された感光体ドラム21の表面は、それぞれのレーザ光Lの照射位置に達する。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光Lは、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21の表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光Lは、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム21の表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光Lは、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21の表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、現像工程後の感光体ドラム21の表面は、それぞれ、中間転写ベルト27との対向位置(1次転写ニップ部)に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように1次転写バイアスローラ24が設置されている。そして、1次転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム21の表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト27の表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された記録媒体Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64(タイミングローラ)に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、2次転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は作像部を示す断面図であり、図3はその現像装置23を示すA−A断面図である。
なお、画像形成装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像装置及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を除して図示する。
現像ローラ23aは、感光体ドラム21に対して微小なギャップをあけて対向して現像領域を形成するように構成されている。現像ローラ23aは、図3に示すように、内部に固設されてローラ外周面上に複数の極(磁極)を形成する磁石体23a1と、磁石体23a1の周囲を回転するスリーブ23a2と、で構成される。
第1搬送スクリュ23b1(第1搬送経路B1)は現像ローラ23aに対向するように配設され、第2搬送スクリュ23b2(第1搬送経路B1)は仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23b1(第1搬送経路B1)に対向するように配設されている。
本実施の形態において、2つの搬送スクリュ23b1、23b2(複数の搬送部材)は、水平方向に並設されている。2つの搬送スクリュ23b1、23b2は、いずれも、軸部にスクリュ部が巻装されたものである。
現像ローラ23aは、図2の矢印方向(時計方向)に回転している。現像装置23内の現像剤Gは、図3に示すように、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b1及び第2搬送スクリュ23b2の矢印方向の回転によって、トナー補給部32から補給口23fを介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3における破線矢印方向の循環である。)。
そして、摩擦帯電してキャリアCに吸着したトナーTは、現像ローラ23a上に形成された剤汲上げ極によって、キャリアCとともに現像ローラ23a上に汲み上げられる。現像ローラ23a上に担持された現像剤は、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード23dとの対向位置に達する。そして、現像ローラ23a上の現像剤は、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム21上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ21a上に残った現像剤はスリーブの回転にともない第1搬送スクリュ23b1の上方に達して、この位置で現像ローラ21aから離脱される。ここで、現像領域における電界は、現像用の電源部(不図示である。)によって現像ローラ23aに印加される所定の電圧(現像バイアス)と、帯電工程と露光工程とによって感光体ドラム21の表面に形成される表面電位(潜像電位)と、によって形成されるものである。
また、補給口23fは、第2搬送スクリュ23b2の長手方向(図3の左右方向である。)の一端であって、第2搬送スクリュ23b2(第2搬送経路B2)の上方に設けられている。
また、入口シール23jは、発泡ポリウレタンなどの可撓性材料で形成された薄いシート状部材であって、現像領域の上流側の位置で感光体ドラム21の表面に長手方向にわたって摺接するように配置されている。また、入口シール23jが貼着されたケーシング部材23iは、現像ローラ23aの外周面における周方向の一部を覆うようにドクターブレード23dを介して現像ケース23hに保持されている。
なお、本実施の形態において、現像装置23は、画像形成装置1に装着された状態で現像用駆動モータ(不図示である。)に接続されて、この現像用駆動モータが制御部による制御によって駆動されることで現像ローラ23aや搬送スクリュ23b1、23b2が回転駆動されることになる。
図2を参照して、クリーニング装置25(潤滑剤供給装置)は、感光体ドラム21に摺接する発泡弾性層(表面層)が外周面に周設されて感光体ドラム21上に潤滑剤を供給する潤滑剤供給回転体としての潤滑剤供給ローラ25b、潤滑剤供給ローラ25b(発泡弾性層)に摺接する固形潤滑剤25c、固形潤滑剤25cを潤滑剤供給ローラ25bに向けて付勢する付勢部材としての圧縮スプリング25d、感光体ドラム21に当接して感光体ドラム21上に供給された潤滑剤を薄層化(均一化)する薄層化ブレード(均しブレード)としても機能するクリーニングブレード25a、等で構成される。
潤滑剤供給ローラ25bは、クリーニングブレード25aに対して感光体ドラム21の回転方向上流側であって、1次転写ニップ部に対して感光体ドラム21の回転方向下流側に配設されている。
また、固形潤滑剤25cの後方部には、潤滑剤供給ローラ25bと固形潤滑剤25cとの接触ムラをなくすために圧縮スプリング25dが配置されていて、固形潤滑剤25cを潤滑剤供給ローラ25bに付勢している。
ステアリン酸亜鉛は、代表的なラメラ結晶紛体である。ラメラ結晶は両親媒性分子が自己組織化した層状構造を有していて、せん断力が加わると層間にそって結晶が割れて滑りやすい。したがって、感光体ドラム21の表面を低摩擦係化することができる。すなわち、せん断力を受けて均一に感光体ドラム21の表面を覆っていくラメラ結晶によって、少量の潤滑剤によって効果的に感光体ドラム21の表面を覆うことができる。そして、感光体ドラム21の表面を比較的均等に覆い帯電工程における電気的ストレスから良好に保護できることになる。
また、窒化ホウ素のような板状構造を有する無機潤滑剤を使用することで、クリーニングブレード25aでのトナーのすり抜けが生じにくくなり、帯電部22(帯電ローラ)を汚れにくくすることができる。
固形潤滑剤25cを潤滑剤供給ローラ25bを介して感光体ドラム21の表面に塗布すると、感光体ドラム21の表面には粉体状の潤滑剤が塗布されるが、この状態のままでは潤滑性は充分に発揮されないため、クリーニングブレード25aが潤滑剤を薄層化・均一化する部材として機能することになる。クリーニングブレード25aにより、感光体ドラム21上での潤滑剤の被膜化がおこなわれて、潤滑剤はその潤滑性を充分に発揮することになる。
本実施の形態における現像装置23は、図4(A)に示すように、出荷時には、トナーTに比べて現像ローラ23a(現像剤担持体)の表面に固着しにくい固着防止剤Kを現像ローラ23aの表面に離脱可能に塗布した状態で、現像装置23の内部に現像剤Gを収容している。すなわち、本実施の形態では、現像装置23の第1、第2搬送経路B1、B2に単に現像剤Gを収容した状態で出荷するのではなくて、現像ローラ23aの表面に固着防止剤Kを付着させた状態で、第1、第2搬送経路B1、B2に現像剤G(トナーT及びキャリアC)を収容した状態で出荷している。
なお、出荷時に現像ローラ23aに塗布された固着防止剤Kは、現像ローラ23aの表面に比較的弱い保持力で担持されているため、図4(B)に示すように、着荷時における初期調整モードとして現像装置23が駆動されることで、現像ローラ23aから離脱されて第1、第2搬送経路B1、B2内の現像剤Gと混合されることになり、現像ローラ23aの表面には固着防止剤Kと入れ替わるように現像剤Gが担持されることになる。したがって、着荷時に現像ローラ23aに塗布された固着防止剤Kを手動で拭き取るような作業は不要になり、上述した着荷時の作業時間が短縮化される効果が維持されることになる。
そして、本実施の形態では、以上述べたような効果が、シール部材やプリセットケースを設置することなく、比較的簡易な構成で達成されることになる。
現像ローラ23aの表面にトナーTが固着してしまう現象は、現像ローラ23aに担持された現像剤G中のトナーTの一部が、高温高湿環境にさらされて融解又はガラス転移することによるものである。そのため、トナーTに比べて融点又はガラス転移点が大きな物質を固着防止剤Kとして現像ローラ23aの表面に担持させることで、固着防止剤K自体が高温高湿環境にさらされて現像ローラ23aに固着する不具合を抑止することができる。
また、上述したように、固着防止剤Kは、着荷時に初期調整モードをおこなうことで、現像ローラ23aから離脱して現像装置23の内部の現像剤Gに混合されることになるため、その後の現像工程(又は、画像形成プロセス)において画像に影響しないものである必要がある。現像剤Gに含有される物質や、感光体ドラム21の表面に供給される潤滑剤に含有される物質は、そもそも、そのように画像に影響しないように形成されたものであるため、これらの物質を固着防止剤Kとして用いることで、固着防止剤Kを原因とする異常画像の発生を防止することができる。
高融点トナーは、融点が異なる以外は現像剤G中のトナーTとほぼ同じ成分で形成されており、また現像ローラ23aに塗布される固着防止剤Kの量は現像剤G中のトナーTに比べて極めて少ないため、現像剤G中に高融点トナーが含有されても、画像上の大きな問題が生じることはほとんどない。また、高融点トナーは、現像剤G中のトナーTに比べて、文字通り、高温高湿環境において溶解しにくい物質であるため、固着防止剤Kとして好適である。
ステアリン酸亜鉛や窒化ヨウ素は、先に説明したように固形潤滑剤23cの成分として用いられる物質であり、現像ローラ23aの表面に固着しにくい物質であるため、固着防止剤Kとして好適である。
二酸化ケイ素や酸化アルミニウムは、トナーTの流動性や帯電性を高めるために現像剤G中の外添剤として用いられる物質であり、現像ローラ23aの表面に固着しにくい物質であるため、固着防止剤Kとして好適である。
実施例1における現像装置23は、固着防止剤Kとしてステアリン酸亜鉛を0.1gだけ現像ローラ23aに塗布して現像装置23の内部に現像剤Gをプリセットしたものである。実施例2における現像装置23は、固着防止剤Kとして高融点トナーを0.1gだけ現像ローラ23aに塗布して現像装置23の内部に現像剤Gをプリセットしたものである。比較例における現像装置23は、固着防止剤Kを現像ローラ23aに塗布することなく現像装置23の内部に現像剤Gをプリセットしたものである。
そのような実験をおこなった結果、比較例では(1)〜(3)のすべてのタイミングでトナー固着の発生が確認された。これに対して、実施例2では、(1)のタイミングではトナー固着の発生が確認されたものの、(2)、(3)のタイミングではトナー固着の発生が確認されなかった。また、実施例1では、(1)〜(3)のすべてのタイミングでトナー固着の発生が確認されなかった。
これらの実験結果からも、上述した本願発明の効果を確認することができる。
具体的に、着荷時において、現像装置23が画像形成装置1に装着された状態で、画像形成装置1の主電源が初めてオンされると、まず、現像用駆動モータが稼働されて現像装置23(現像ローラ23a、搬送スクリュ23b1、23b2)が駆動される(「初期調整モード」が実行される)。これにより、現像ローラ23a上に担持された固着防止剤Kが現像ローラ23aから第1搬送経路B1に振り落とされて、第1、第2搬送経路B1、B2に収容された現像剤G(トナーT及びキャリアC)とともに循環しながら撹拌・混合されることになる。
具体的には、初期調整モード時に、感光体ドラム21上に所定のパッチパターン(トナー像)が形成されるように帯電工程、露光工程、現像工程をおこなって、現像装置23からトナーTとともに固着防止剤Kが排出されて、感光体ドラム21上に付着するようにしている。そして、感光体ドラム21上に付着したトナーTと固着防止剤Kとは、1次転写バイアスローラ24への1次転写バイアスの印加がオフされた状態の1次転写ニップ部を通過した後に、クリーニング装置25によって回収されることになる。そして、固着防止剤Kが現像装置23からある程排出された後に、この「初期調整モード」が終了される。その後、公知のトナー濃度センサ23g(透磁率センサ)の校正(出力調整)や、公知のプロセスコントロール(帯電バイアス、現像バイアスなどの作像条件の調整制御である。)が、ウォーミングアップ動作としておこなわれた後に、通常の画像形成動作を実行可能な状態になる。
このような制御をおこなうことで、高融点トナーによって形成されたトナー像が、定着装置66において定着画像として記録媒体Pに定着されるときに、定着温度(トナー像を加熱・溶融する温度)が低くて定着不良が生じてしまう不具合を防止することができる。
具体的に、変形例として、図5(A)に示すように、感光体ドラム21に当接する現像ローラ23a(芯金上に導電性弾性層が形成されたものである。)、現像ローラ23aにトナーTを供給する供給ローラ23x、現像ローラ23aに担持されたトナーTを薄層化するドクターブレード23d、現像装置23内のトナーTを撹拌・搬送する撹拌ローラ23yなどが設置された公知の1成分現像方式の現像装置23に対しても、本発明を適用することができる。そして、図5(B)に示すように、そのような現像装置23の出荷時に、現像ローラ23aの表面に固着防止剤Kを塗布した状態で、現像装置23の内部にトナーT(1成分現像剤)を収容(プリセット)した状態で出荷することができる。
そして、このような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
これにより、比較的簡易な構成で、シール部材やプリセットケースを設置することなく、現像装置23の内部に現像剤Gを収容した状態で出荷しても、着荷されるまでの輸送時に現像ローラ23aの表面にトナーTが固着してしまう不具合が生じにくく、着荷後の現像工程において画像濃度不良などの不具合を生じにくくすることができる。
そして、このような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができるとともに、作像部のメンテナンス性が向上することになる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置(帯電部)と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置(クリーニング部)と、のうち少なくとも1つと、像担持体と、が一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたユニットと定義する。
例えば、現像剤担持体として1つの現像ローラが設置されて、複数の搬送部材として2つの搬送スクリュが水平方向に並設されて、ドクターブレードが現像ローラの下方に対向するように設置された公知の現像装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
さらに、複数の搬送部材として2つの搬送スクリュがそれぞれ現像ローラに対向するように上下方向に並設された公知の現像装置や、現像剤担持体として複数の現像ローラが感光体ドラムに対向するように設置された公知の現像装置や、複数の搬送部材として3つ以上の搬送スクリュが設置された公知の現像装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像装置(現像部)、
23a 現像ローラ(現像剤担持体)、
23b1 第1搬送スクリュ(搬送部材)、
23b2 第2搬送スクリュ(搬送部材)、
23d ドクターブレード(現像剤規制部材)、
25 クリーニング装置(潤滑剤供給装置)、
66 定着装置、
G 現像剤(2成分現像剤)、
C キャリア、 T トナー、 K 固着防止剤。
Claims (8)
- 少なくともトナーを有する現像剤が収容されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
前記像担持体に対向又は当接して、現像剤を担持する現像剤担持体を備え、
出荷時には、前記トナーに比べて前記現像剤担持体の表面に固着しにくい固着防止剤を前記現像剤担持体の表面に離脱可能に塗布した状態で、当該現像装置の内部に現像剤を前記固着防止剤が塗布された前記現像剤担持体に接触可能に収容することを特徴とする現像装置。 - 前記固着防止剤は、前記トナーに比べて融点又はガラス転移点が大きな物質であって、当該現像装置に収容される現像剤に含有される物質、又は、潤滑剤供給装置によって前記像担持体の表面に供給される潤滑剤に含有される物質であることを特徴とする請求項1に現像装置。
- 前記固着防止剤は、前記トナーに比べて融点の高いトナー、ステアリン酸亜鉛、窒化ヨウ素、二酸化ケイ素、酸化アルミニウムのうちのいずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
- 着荷時であって通常の現像工程がおこなわれる前に、当該現像装置を画像形成装置本体に装着した状態で駆動して、前記固着防止剤を前記現像剤担持体の表面から離脱させて、当該現像装置の内部に収容された現像剤と撹拌・混合することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の現像装置。
- 着荷時であって通常の現像工程がおこなわれる前に、当該現像装置を画像形成装置本体に装着した状態で駆動して、当該現像装置の内部に収容された現像剤と撹拌・混合された前記固着防止剤が前記トナーとともに前記像担持体に供給されるようにトナー像を形成することを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
- 前記固着防止剤は、前記トナーに比べて融点の高いトナーであって、
通常の現像工程が開始されてから、当該現像装置の累積の駆動時間が所定値に達するまで、定着工程時における定着温度が通常のものよりも高く設定されることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。 - 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを一体的に備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015158929A JP6573161B2 (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015158929A JP6573161B2 (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017037226A JP2017037226A (ja) | 2017-02-16 |
JP6573161B2 true JP6573161B2 (ja) | 2019-09-11 |
Family
ID=58047711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015158929A Active JP6573161B2 (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6573161B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02296268A (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-06 | Canon Inc | 現像装置 |
JP2007033538A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Canon Inc | 現像装置及びプロセスカートリッジ |
JP2007041209A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
US8050579B2 (en) * | 2007-09-13 | 2011-11-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus capable of changing fixing temperature and image forming method therefor |
JP2009276660A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Oki Data Corp | 画像形成ユニット及び画像形成装置 |
JP2010101922A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 現像装置 |
JP2012194447A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP5839263B2 (ja) * | 2011-08-01 | 2016-01-06 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP2013148813A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Ricoh Co Ltd | 現像装置及び画像形成装置 |
JP5968376B2 (ja) * | 2013-09-03 | 2016-08-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2015
- 2015-08-11 JP JP2015158929A patent/JP6573161B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017037226A (ja) | 2017-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5084361B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5162973B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5031343B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4976872B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010244014A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
US9645527B2 (en) | Image forming apparatus having toner content sensor | |
JP5273439B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP4593950B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7003757B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2017191182A (ja) | 粉体補給装置及び画像形成装置 | |
JP5518125B2 (ja) | 電子写真画像形成装置 | |
JP5245336B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP6016120B2 (ja) | 画像形成装置及びトナー収容器 | |
JP6573161B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP5233876B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014112266A (ja) | 電子写真画像形成装置 | |
JP2013145317A (ja) | 現像ユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置および現像剤補給方法 | |
JP2009192707A (ja) | 現像装置、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5233855B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2016133552A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006195281A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2008292890A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6233586B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5534415B2 (ja) | 現像装置、この現像装置を具備したプロセスカートリッジ、及びこの現像装置又はプロセスカートリッジを備えた画像形成装置 | |
JP2014010340A (ja) | バイアス制御装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190509 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190801 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6573161 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |