JP6572286B2 - モータおよび主軸保護構造 - Google Patents

モータおよび主軸保護構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6572286B2
JP6572286B2 JP2017207084A JP2017207084A JP6572286B2 JP 6572286 B2 JP6572286 B2 JP 6572286B2 JP 2017207084 A JP2017207084 A JP 2017207084A JP 2017207084 A JP2017207084 A JP 2017207084A JP 6572286 B2 JP6572286 B2 JP 6572286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotary joint
support structure
housing
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017207084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019080456A (ja
Inventor
中澤 康之
康之 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP2017207084A priority Critical patent/JP6572286B2/ja
Priority to US16/166,809 priority patent/US10780542B2/en
Priority to DE102018008368.4A priority patent/DE102018008368B4/de
Priority to CN201821757907.2U priority patent/CN208862681U/zh
Priority to CN201811261854.XA priority patent/CN109713835B/zh
Publication of JP2019080456A publication Critical patent/JP2019080456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6572286B2 publication Critical patent/JP6572286B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1015Arrangements for cooling or lubricating tools or work by supplying a cutting liquid through the spindle
    • B23Q11/103Rotary joints specially adapted for feeding the cutting liquid to the spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/70Stationary or movable members for carrying working-spindles for attachment of tools or work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1015Arrangements for cooling or lubricating tools or work by supplying a cutting liquid through the spindle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/164Sealings between relatively-moving surfaces the sealing action depending on movements; pressure difference, temperature or presence of leaking fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、回転ジョイント支持構造が取り付けられるモータ、および、モータと回転ジョイント支持構造とを有する主軸保護構造に関する。
下記に示す特許文献1のように、従来は、主軸保護構造において、回転ジョイントを支持する回転ジョイント取付ハウジングの外周側面のうち、モータのロータ軸に一体的に取り付けられたフリンジャーと対向する部分に、複数の切り欠きを設けていた。これにより、フリンジャーで弾き飛ばされたクーラントを、回転ジョイント取付ハウジングの外部に排出することができる。
特許第3806312号公報
しかしながら、上記した特許文献1では、回転ジョイント取付ハウジングに複数の切り欠きを設ける必要があり、回転ジョイント取付ハウジングの構造が複雑化していた。そのため、回転ジョイントおよび回転ジョイント取付ハウジングを有する回転ジョイント支持構造の製造コストが高くなっていた。
そこで、本発明は、回転ジョイント支持構造の製造コストを抑えることができるモータおよび主軸保護構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、回転ジョイントを支持する回転ジョイント支持構造が取り付けられ、主軸を回転させるためのモータであって、モータハウジングと、前記主軸の軸方向に前記モータハウジングを貫通した中空状の回転軸と、前記回転ジョイント支持構造が取り付けられる側であって、前記モータハウジングの外側で、前記回転軸に一体的に取り付けられたフリンジャーと、前記モータハウジングに設けられ、前記フリンジャーの周囲を囲むように前記回転軸の軸方向に突出した周壁部と、を備え、前記周壁部は、前記周壁部の側面に前記周壁部の内周面と外周面とを連通するように複数の切欠け部が形成されることで、前記回転軸の軸方向に沿って突出した複数の突出部と、複数の前記突出部の先端に設けられた環状の天板部とから構成される。
本発明の第2の態様は、主軸を回転させるモータと、回転ジョイントを支持する回転ジョイント支持構造とを有する主軸保護構造であって、前記モータは、モータハウジングと、前記主軸の軸方向に前記モータハウジングを貫通した中空状の回転軸と、前記回転ジョイント支持構造が取り付けられる側であって、前記モータハウジングの外側で、前記回転軸に一体的に取り付けられたフリンジャーと、前記モータハウジングに設けられ、前記フリンジャーの周囲を囲むように、前記回転軸の軸方向に突出した周壁部と、を備え、前記周壁部は、前記周壁部の側面に前記周壁部の内周面と外周面とを連通するように複数の切欠け部が形成されることで、前記回転軸の軸方向に沿って突出した複数の突出部と、複数の前記突出部の先端に設けられた環状の天板部とから構成され、前記回転ジョイント支持構造は、貫通孔を有し、前記回転軸に取り付けられる回転側部材と、貫通孔を有し、前記回転側部材と対向するように設けられた固定側部材とを含む前記回転ジョイントと、前記回転ジョイントの前記回転側部材を少なくとも収容し、前記固定側部材を少なくとも支持する回転ジョイントハウジングと、を備え、前記回転ジョイントハウジングは、前記天板部に取り付けられる。
本発明によれば、回転ジョイント支持構造の製造コストを抑えることができる。
スピンドルスルークーラントにおける主軸保護構造を示す図である。 モータの外観側面図である。 回転ジョイント支持構造が取り付けられる側からみた場合のモータの外観背面図である。 回転ジョイント支持構造が取り付けられたモータの外観側面図である。 モータに取り付けられた回転ジョイント支持構造の一部断面図である。
本発明に係るモータおよび主軸保護構造について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、スピンドルスルークーラントにおける主軸保護構造10を示す図である。主軸保護構造10は、回転可能の保持された主軸12と、モータ14と、主軸12とモータ14の回転軸16とを接続するカップリング18と、回転ジョイント支持構造20とを有する。主軸12および回転軸16の各々は、貫通孔12a、16aが形成された中空状となっており、貫通孔12a、16aは連通している。回転ジョイント支持構造20は、主軸12がある側とは反対側でモータ14に取り付けられる。回転ジョイント支持構造20からモータ14の回転軸16の貫通孔16aにクーラントが供給される。これにより、回転軸16の貫通孔16aに供給されたクーラントが、主軸12の貫通孔12aを通り、主軸12の先端に取り付けられた工具TOから噴射する。なお、以下の説明においては、図1に示した矢印にしたがって、上下の方向を説明する。
次に、図2、図3を用いて、モータ14の具体的な構成を説明する。図2は、モータ14の外観側面図、図3は、回転ジョイント支持構造20が取り付けられる側(上側)からみたモータ14の外観背面図である。モータ14は、モータハウジング22と、主軸12の軸方向にモータハウジング22を貫通した回転軸16とを有する。
回転軸16には、円板状のフリンジャー24が一体的に取り付けられている。フリンジャー24は、回転ジョイント支持構造20が取り付けられる側であって、モータハウジング22の外側で、回転軸16に取り付けられている。つまり、フリンジャー24は、モータハウジング22の上側で回転軸16に取り付けられている。フリンジャー24は、回転軸16と一緒に回転する。
このフリンジャー24の上側の面には、回転軸16の軸方向に沿って複数の穴24aが形成されている(図5も参照)。複数の穴24aは、フリンジャー24の周方向に沿って配置されている。複数の穴24aは、フリンジャー24と同心円上に且つ等間隔で配置されていることが好ましい。
この複数の穴24aを設けることによって、回転軸16の回転バランスに影響が出ることを防止することができる。つまり、回転軸16および回転軸16と一緒に回転する部材の重心位置と、回転軸16の回転中心位置とがずれると、回転軸16の回転がアンバランスとなる。そのため、複数の穴24aのうち少なくとも1つに錘を詰めることで、回転軸16および回転軸16と一緒に回転する部材の重心位置を回転軸16の回転中心位置に一致させることができる。なお、穴24aは、錘としてのネジが螺合するタップ穴であってもよい。
モータハウジング22には、フリンジャー24の周囲を囲むように主軸12(回転軸16)の軸方向に上方に突出した周壁部26が設けられている。周壁部26は、フリンジャー24の全周を囲む環状形状を有する。したがって、モータ14を上方からみた場合に、フリンジャー24は、周壁部26に遮られることなく露出している。これにより、フリンジャー24の穴24aへの錘の挿入が簡単になる。
周壁部26の側面には、周壁部26の内部(内周面、内側)と外部(外周面、外側)とを連通するように複数の切欠け部26aが形成されている。この複数の切欠け部26aによって、周壁部26は、回転軸16の軸方向に上方に突出した複数の突出部27aと、複数の突出部27aの先端(上端)に設けられた環状の天板部27bとから構成される。なお、図2、および、後述する図4、図5においては、突出部27aと天板部27bとの区別を容易にするため、突出部27aと天板部27bとの境界線を二点鎖線で表している。
図4は、回転ジョイント支持構造20が取り付けられたモータ14の外観側面図、図5は、モータ14に取り付けられた回転ジョイント支持構造20の一部断面図である。図5は、図3のV−V線矢視断面からみた図である。
回転ジョイント支持構造20(回転ジョイント支持構造20の回転ジョイントハウジング30)が、周壁部26の天板部27bに着脱可能に取り付けられている。回転ジョイント支持構造20(回転ジョイントハウジング30)は、ボルトB1によって、天板部27bの上面に取り付けられている。回転ジョイント支持構造20(回転ジョイントハウジング30)をモータ14の周壁部26の天板部27bに取り付けることで、フリンジャー24は、モータハウジング22、周壁部26、および、回転ジョイント支持構造20(回転ジョイントハウジング30)で形成された空間28内に収納される。
回転ジョイント支持構造20の回転ジョイント32は、貫通孔34aを有し、回転軸16に取り付けられた回転側部材34と、回転軸16の軸方向に沿って回転側部材34と対向するように設けられた固定側部材36とを有する。回転側部材34は、回転軸16の貫通孔16aの上端部に刻設されたネジに螺合されて、回転軸16と一体に回転するように回転軸16に固定されている。この回転軸16の貫通孔16aと回転側部材34の貫通孔34aとは連通している。固定側部材36は、回転側部材34と摺接するソケット部37を有する。固定側部材36の側面には、クーラント送給用の配管38が接続されている。配管38から供給されたクーラントは、固定側部材36の貫通孔36aを通ってソケット部37に至り、ソケット部37に摺接する回転側部材34の貫通孔34aを通って、回転軸16の貫通孔16aに流れ込む。
回転ジョイントハウジング30は、回転側部材34を少なくとも収容し、且つ、固定側部材36を少なくとも支持する。回転ジョイントハウジング30は、外観が略円柱状の形状を有し、底壁30aがボルトB1を介して周壁部26の天板部27bに取り付けられている。回転ジョイントハウジング30は、隔壁40によって上下方向に2つの気室42a、42bに分割されている。
周壁部26の天板部27bには、回転ジョイントハウジング30の底壁30aとインロー嵌合する嵌合部44aが形成され、回転ジョイントハウジング30の底壁30aには、嵌合部44aと嵌合する凹部44bが形成されている。これにより、回転ジョイント支持構造20(回転ジョイントハウジング30)のモータ14(周壁部26)への位置決めが容易になり、回転ジョイント支持構造20(回転ジョイントハウジング30)を簡単にモータ14(周壁部26)に取り付けることができる。このように、環状の天板部27bを設け、天板部27bに嵌合部44aを形成したので、嵌合部44aの形成が容易になる。
底壁30aには、周壁部26(天板部27b)の内周面の内側で、フリンジャー24に臨むように下方に突出した円形状の膨出部30a1が形成されている。この膨出部30a1の外周と周壁部26の内周とを略一致させることで、周壁部26と膨出部30a1とによっても、回転ジョイント支持構造20(回転ジョイントハウジング30)のモータ14(周壁部26)への位置決めが容易になる。したがって、回転ジョイント支持構造20(回転ジョイントハウジング30)を簡単にモータ14(周壁部26)に取り付けることができる。
底壁30aは、中央部に回転軸16の貫通を許容する貫通孔31aを有する。回転軸16の先端(上端)は、貫通孔31aを通って回転ジョイントハウジング30内の気室42bまで延びている。隔壁40は、回転側部材34の貫通を許容する貫通孔40aを有する。回転軸16に取り付けられた回転側部材34は、貫通孔40aを通って回転ジョイントハウジング30内の気室42aまで延びている。つまり、回転側部材34は、気室42bから気室42aに亘って設けられている。
回転ジョイントハウジング30の上壁30bは、中央部にソケット部37の貫通を許容する貫通孔31bを有する。固定側部材36は、ソケット部37が貫通孔31bを通って気室42a内に挿入されるように、回転ジョイントハウジング30の上壁30bの上面側に固着されている。これにより、気室42a内には、回転側部材34の先端部分と固定側部材36のソケット部37とが設けられている。
回転側部材34とソケット部37との間からクーラントが漏れる場合があるので、気室42aの側面にドレイン配管46が接続されている。これにより、回転側部材34とソケット部37との間から漏れたクーラントを回転ジョイントハウジング30の外に排出することができる。また、隔壁40の貫通孔40aが設けられた周辺部分を緩やかに上方に突出させることで、漏れたクーラントを気室42aの外周に導いて、ドレイン配管46からの排出を容易にしている。
隔壁40の貫通孔40aには周溝48が形成され、周溝48から径方向外側に向かって延びる貫通孔50が隔壁40に形成されている。この貫通孔50は、気室42aの側面に設けられたエアパージ配管52と接続されている。このエアパージ配管52を介して外部から圧縮空気を貫通孔50および周溝48に送り込むことによって、漏れたクーラントのドレイン配管46からの排出を容易にすることができる。
気室42aでのクーラントの排出が間に合わず、気室42bまでクーラントが侵入したときに対処するため、気室42bの側面には、予備ドレイン配管54が接続されている。
フリンジャー24は、気室42bでの排出が間に合わず、空間28内まで侵入したクーラントが、モータ14の内部に侵入することを防止する。フリンジャー24は、モータ14の回転軸16と一緒に回転することで、遠心力によりクーラントを径方向外側に弾き飛ばす。周壁部26には、複数の切欠け部26aが形成されているので、フリンジャー24によって径方向外側に弾き飛ばされたクーラントは、切欠け部26aを通って外部に排出される。
このように、モータ14の回転軸16にフリンジャー24を取り付けるとともに、モータハウジング22に、複数の切欠け部26aが形成された周壁部26を設けたので、回転ジョイントハウジング30に切欠け部26aを設ける必要がない。したがって、回転ジョイントハウジング30の構造が簡単になり、回転ジョイントハウジング30の製造コストを抑えることができる。その結果、回転ジョイント支持構造20の製造コストが低廉になる。
特に、フリンジャー24が、モータハウジング22、周壁部26、および、回転ジョイントハウジング30で形成された空間28内に収納されるので、回転ジョイントハウジング30は、フリンジャー24より下方に延びることがない。したがって、回転ジョイントハウジング30に切欠け部26aを設けることもできない。
〔実施の形態から得られる技術的思想〕
上記実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
<第1の技術的思想>
モータ(14)は、回転ジョイント(32)を支持する回転ジョイント支持構造(20)が取り付けられ、主軸(12)を回転させる。モータ(14)は、モータハウジング(22)と、主軸(12)の軸方向にモータハウジング(22)を貫通した中空状の回転軸(16)と、回転ジョイント支持構造(20)が取り付けられる側であって、モータハウジング(22)の外側で、回転軸(16)に一体的に取り付けられたフリンジャー(24)と、モータハウジング(22)に設けられ、フリンジャー(24)の周囲を囲むように回転軸(16)の軸方向に突出した周壁部(26)と、を備える。周壁部(26)は、周壁部(26)の側面に周壁部(26)の内周面と外周面とを連通するように複数の切欠け部(26a)が形成されることで、回転軸(16)の軸方向に沿って突出した複数の突出部(27a)と、複数の突出部(27a)の先端に設けられた環状の天板部(27b)とから構成される。
このように、モータハウジング(22)に切欠け部(26a)を有する周壁部(26)を設けたので、回転ジョイント支持構造(20)の回転ジョイントハウジング(30)に切欠け部(26a)を設ける必要がなくなり、回転ジョイントハウジング(30)の構造が簡単になる。したがって、回転ジョイントハウジング(30)の製造コストを抑えることができ、その結果、回転ジョイント支持構造(20)の製造コストが低廉になる。
フリンジャー(24)の回転ジョイント支持構造(20)が取り付けられる側の面には、回転軸(16)の回転バランスを調整するために錘を詰めるための複数の穴(24a)が、回転軸(16)の軸方向に沿って形成されていてもよい。これにより、回転軸(16)の回転バランスを調整することができる。また、周壁部(26)によってフリンジャー24が遮られることもないので、穴(24a)への錘の挿入が簡単になる。
天板部(27b)に、回転ジョイント支持構造(20)が着脱可能に取り付けられてもよい。フリンジャー(24)は、モータハウジング(22)、周壁部(26)、および、回転ジョイント支持構造(20)の回転ジョイントハウジング(30)で形成される空間(28)内に収納されてもよい。これにより、回転ジョイントハウジング(30)の製造コストを抑えることができ、その結果、回転ジョイント支持構造(20)の製造コストが低廉になる。
天板部(27b)には、回転ジョイント支持構造(20)の回転ジョイントハウジング(30)と嵌合する嵌合部(44a)が形成されていてもよい。これにより、回転ジョイント支持構造(20)のモータ(14)への位置決めが容易になり、回転ジョイント支持構造(20)を簡単にモータ(14)に取り付けることができる。また、天板部(27b)に、嵌合部(44a)を形成するので、嵌合部(44a)の形成が容易になる。
<第2の技術的思想>
主軸保護構造(10)は、主軸(12)を回転させるモータ(14)と、回転ジョイント(32)を支持する回転ジョイント支持構造(20)とを有する。モータ(14)は、モータハウジング(22)と、主軸(12)の軸方向にモータハウジング(22)を貫通した中空状の回転軸(16)と、回転ジョイント支持構造(20)が取り付けられる側であって、モータハウジング(22)の外側で、回転軸(16)に一体的に取り付けられたフリンジャー(24)と、モータハウジング(22)に設けられ、フリンジャー(24)の周囲を囲むように、回転軸(16)の軸方向に突出した周壁部(26)と、を備える。周壁部(26)は、周壁部(26)の側面に周壁部(26)の内周面と外周面とを連通するように複数の切欠け部(26a)が形成されることで、回転軸(16)の軸方向に沿って突出した複数の突出部(27a)と、複数の突出部(27a)の先端に設けられた環状の天板部(27b)とから構成される。回転ジョイント支持構造(20)は、貫通孔(34a)を有し、回転軸(16)に取り付けられる回転側部材(34)と、貫通孔(36a)を有し、回転側部材(34)と対向するように設けられた固定側部材(36)とを含む回転ジョイント(32)と、回転ジョイント(32)の回転側部材(34)を少なくとも収容し、固定側部材(36)を少なくとも支持する回転ジョイントハウジング(30)と、を備える。回転ジョイントハウジング(30)は、天板部(27b)に取り付けられる。
このように、モータハウジング(22)に切欠け部(26a)を有する周壁部(26)を設けたので、回転ジョイント支持構造(20)の回転ジョイントハウジング(30)に切欠け部(26a)を設ける必要がなくなり、回転ジョイントハウジング(30)の構造が簡単になる。したがって、回転ジョイントハウジング(30)の製造コストを抑えることができ、その結果、回転ジョイント支持構造(20)の製造コストが低廉になる。
フリンジャー(24)の回転ジョイント支持構造(20)が取り付けられる側の面には、回転軸(16)の回転バランスを調整するために錘を詰めるための複数の穴(24a)が、回転軸(16)の軸方向に沿って形成されていてもよい。これにより、回転軸(16)の回転バランスを調整することができる。また、周壁部(26)によってフリンジャー24が遮られることもないので、穴(24a)への錘の挿入が簡単になる。
天板部(27b)には、回転ジョイントハウジング(30)と嵌合する嵌合部(44a)が形成されていてもよい。これにより、回転ジョイント支持構造(20)のモータ(14)への位置決めが容易になり、回転ジョイント支持構造(20)を簡単にモータ(14)に取り付けることができる。また、天板部(27b)に、嵌合部(44a)を形成するので、嵌合部(44a)の形成が容易になる。
フリンジャー(24)は、モータハウジング(22)、周壁部(26)、および、回転ジョイントハウジング(30)で形成される空間(28)内に収納されてもよい。これにより、回転ジョイントハウジング(30)の製造コストを抑えることができ、その結果、回転ジョイント支持構造(20)の製造コストが低廉になる。
10…主軸保護構造 12…主軸
12a、16a、31a、31b、34a、36a、40a、50…貫通孔
14…モータ 16…回転軸
18…カップリング 20…回転ジョイント支持構造
22…モータハウジング 24…フリンジャー
24a…穴 26…周壁部
26a…切欠け部 27a…突出部
27b…天板部 28…空間
30…回転ジョイントハウジング 30a…底壁
30a1…膨出部 30b…上壁
32…回転ジョイント 34…回転側部材
36…固定側部材 37…ソケット部
38…配管 40…隔壁
42a、42b…気室 44a…嵌合部
44b…凹部 46…ドレイン配管
48…周溝 52…エアパージ配管
54…予備ドレイン配管

Claims (8)

  1. 回転ジョイントを支持する回転ジョイント支持構造が取り付けられ、主軸を回転させるためのモータであって、
    モータハウジングと、
    前記主軸の軸方向に前記モータハウジングを貫通した中空状の回転軸と、
    前記回転ジョイント支持構造が取り付けられる側であって、前記モータハウジングの外側で、前記回転軸に一体的に取り付けられたフリンジャーと、
    前記モータハウジングに設けられ、前記フリンジャーの周囲を囲むように前記回転軸の軸方向に突出した周壁部と、
    を備え、
    前記周壁部は、前記周壁部の側面に前記周壁部の内周面と外周面とを連通するように複数の切欠け部が形成されることで、前記回転軸の軸方向に沿って突出した複数の突出部と、複数の前記突出部の先端に設けられた環状の天板部とから構成される、モータ。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    前記フリンジャーの前記回転ジョイント支持構造が取り付けられる側の面には、前記回転軸の回転バランスを調整するために錘を詰めるための複数の穴が、前記回転軸の軸方向に沿って形成されている、モータ。
  3. 請求項1または2に記載のモータであって、
    前記天板部に、前記回転ジョイント支持構造が着脱可能に取り付けられ、
    前記フリンジャーは、前記モータハウジング、前記周壁部、および、前記回転ジョイント支持構造の回転ジョイントハウジングで形成される空間内に収納される、モータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータであって、
    前記天板部には、前記回転ジョイント支持構造の回転ジョイントハウジングと嵌合する嵌合部が形成されている、モータ。
  5. 主軸を回転させるモータと、回転ジョイントを支持する回転ジョイント支持構造とを有する主軸保護構造であって、
    前記モータは、
    モータハウジングと、
    前記主軸の軸方向に前記モータハウジングを貫通した中空状の回転軸と、
    前記回転ジョイント支持構造が取り付けられる側であって、前記モータハウジングの外側で、前記回転軸に一体的に取り付けられたフリンジャーと、
    前記モータハウジングに設けられ、前記フリンジャーの周囲を囲むように、前記回転軸の軸方向に突出した周壁部と、
    を備え、
    前記周壁部は、前記周壁部の側面に前記周壁部の内周面と外周面とを連通するように複数の切欠け部が形成されることで、前記回転軸の軸方向に沿って突出した複数の突出部と、複数の前記突出部の先端に設けられた環状の天板部とから構成され、
    前記回転ジョイント支持構造は、
    貫通孔を有し、前記回転軸に取り付けられる回転側部材と、貫通孔を有し、前記回転側部材と対向するように設けられた固定側部材とを含む前記回転ジョイントと、
    前記回転ジョイントの前記回転側部材を少なくとも収容し、前記固定側部材を少なくとも支持する回転ジョイントハウジングと、
    を備え、
    前記回転ジョイントハウジングは、前記天板部に取り付けられる、主軸保護構造。
  6. 請求項5に記載の主軸保護構造であって、
    前記フリンジャーの前記回転ジョイント支持構造が取り付けられる側の面には、前記回転軸の回転バランスを調整するために錘を詰めるための複数の穴が、前記回転軸の軸方向に沿って形成されている、主軸保護構造。
  7. 請求項5または6に記載の主軸保護構造であって、
    前記天板部には、前記回転ジョイントハウジングと嵌合する嵌合部が形成されている、主軸保護構造。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の主軸保護構造であって、
    前記フリンジャーは、前記モータハウジング、前記周壁部、および、前記回転ジョイントハウジングで形成される空間内に収納される、主軸保護構造。
JP2017207084A 2017-10-26 2017-10-26 モータおよび主軸保護構造 Active JP6572286B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017207084A JP6572286B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 モータおよび主軸保護構造
US16/166,809 US10780542B2 (en) 2017-10-26 2018-10-22 Motor and spindle protection structure
DE102018008368.4A DE102018008368B4 (de) 2017-10-26 2018-10-23 Motor und Spindelschutzstruktur
CN201821757907.2U CN208862681U (zh) 2017-10-26 2018-10-26 电动机以及主轴保护结构
CN201811261854.XA CN109713835B (zh) 2017-10-26 2018-10-26 电动机以及主轴保护结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017207084A JP6572286B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 モータおよび主軸保護構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019080456A JP2019080456A (ja) 2019-05-23
JP6572286B2 true JP6572286B2 (ja) 2019-09-04

Family

ID=66138299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017207084A Active JP6572286B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 モータおよび主軸保護構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10780542B2 (ja)
JP (1) JP6572286B2 (ja)
CN (2) CN109713835B (ja)
DE (1) DE102018008368B4 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6572286B2 (ja) * 2017-10-26 2019-09-04 ファナック株式会社 モータおよび主軸保護構造

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5580520U (ja) 1978-11-29 1980-06-03
JP2716237B2 (ja) 1990-02-27 1998-02-18 ファナック株式会社 モータのバランス構造
JPH11179631A (ja) * 1997-12-18 1999-07-06 Fanuc Ltd スピンドルスルークーラントにおける主軸保護構造
JP3806312B2 (ja) 2001-04-25 2006-08-09 ファナック株式会社 スピンドルスルークーラントにおける主軸保護構造
JP2002369445A (ja) 2001-06-04 2002-12-20 Shin Meiwa Ind Co Ltd エアスピンドル
DE102007049596A1 (de) * 2007-10-15 2009-04-16 Isel Automation Gmbh & Co. Kg Rotor oder Stator für eine elektrodynamische Maschine
JP6073746B2 (ja) 2013-05-28 2017-02-01 株式会社荏原製作所 潤滑油流出抑制装置、回転機械、潤滑油の流出抑制方法
JP5918744B2 (ja) 2013-12-16 2016-05-18 株式会社荏原製作所 潤滑油流出抑制装置、回転機械、潤滑油の流出抑制方法
JP5980891B2 (ja) 2014-12-16 2016-08-31 ファナック株式会社 回転ジョイント支持構造部、工作機械の主軸および電動機
JP6572286B2 (ja) * 2017-10-26 2019-09-04 ファナック株式会社 モータおよび主軸保護構造

Also Published As

Publication number Publication date
US10780542B2 (en) 2020-09-22
DE102018008368A1 (de) 2019-05-02
DE102018008368B4 (de) 2021-11-25
CN208862681U (zh) 2019-05-14
JP2019080456A (ja) 2019-05-23
CN109713835A (zh) 2019-05-03
CN109713835B (zh) 2021-09-07
US20190126420A1 (en) 2019-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4895728B2 (ja) ドラム洗濯機及びそのベアリングハウジング構造
JP2013036387A (ja) 回転機械の治具及び回転機械の輸送方法
JP6572286B2 (ja) モータおよび主軸保護構造
JP6652538B2 (ja) モータおよび主軸保護構造
JP2010014047A (ja) 遠心ポンプ用羽根車
CN208241450U (zh) 塑封电机及空调器
JP2004353492A5 (ja)
JP2010014048A (ja) 遠心ポンプ用羽根車
KR101765143B1 (ko) 수중펌프
JP6063668B2 (ja) ポンプ
TWI819568B (zh) 馬達及其外殼套件
CN107437877B (zh) 具有平衡构造的电动机及具备该电动机的车床
JP4889522B2 (ja) 遠心ポンプ
WO2018216103A1 (ja) 軸受装置、及びグリスの交換方法
KR20140022505A (ko) 모터 하우징
CN108429378A (zh) 塑封电机及空调器
JP2021197805A (ja) 主軸保護構造
JP2020061849A (ja) 支持構造および主軸保護構造
KR100341779B1 (ko) 고속회전체의오토밸런서
JP2019035388A (ja) オイルフリースクリュ圧縮機
JP5941321B2 (ja) 電動モータ
JP2007167485A (ja) ノズル及びこれを搭載した電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190118

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190422

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6572286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150