JP6569280B2 - 路面標示検出装置及び路面標示検出方法 - Google Patents

路面標示検出装置及び路面標示検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、道路の白線等を検出する路面標示検出装置及び路面標示検出方法に関する。
従来技術として、特許文献1に物体検出装置が開示されている。この物体検出装置では、レーザーレンジファインダーで路面にレーザー光を照射し、その反射強度が既定の閾値以上の観測点を白線として、その白線位置を検出して、その白線位置における画像内での彩度及び色相を画像特徴量として算出する。そして、画像全体において上記の画像特徴量と一致する画像特徴量を有する位置を白線位置として検出する。
特開2010−60299号公報
上記の従来技術では、レーザー光の反射強度は、日照変化に対してロバストである(外乱に強い)ため、レーザー光で検出した白線の位置の、画像内での画像特徴量を「正解データ」として、それと一致するものを白線として検出している。なお、一方で、カメラは日照変化に弱いため、環境によっては白線と周囲のアスファルトの区別がつかない場合がある。そのため、従来技術を用いた場合に、レーザー光で検出した位置において、画像内で白線とアスファルトとの区別がつきにくいときは、白線だけでなく周囲のアスファルトまで白線として誤検出してしまうという問題がある。
また、従来技術では、レーザー光で白線を検出した場合に、画像内での白線の位置を検出している。一般的に、レーザーレーダーで白線を検出する場合、遠方の白線を検出することは困難であり、主に車両近傍の白線が検出されることになる。
つまり、従来技術では、近傍の白線についてはレーザー光で検出できるが、遠方の白線についてはレーザー光では検出できず、かつ、画像内で白線とアスファルトとの区別がつきにくいときには、白線の検出が困難になる状況がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、画像内で白線とアスファルトとの区別がつき難い場合や、レーザー光で検出できない遠方の白線である場合でも、白線の検出ができる路面標示検出装置及び路面標示検出方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る路面標示検出装置及び路面標示検出方法では、車両前方の路面領域を画像として撮像し、車両前方の路面に電磁波を照射し、その反射波の反射強度及び反射位置を計測し、反射強度及び反射位置に基づき、路面標示位置を推定し、画像の全領域のうち路面標示位置に対応する画像領域の輝度強度特徴を抽出し、輝度強度特徴を基準として画像の全領域を対象として路面標示を認識する。
本発明の一態様によれば、画像内で白線とアスファルトとの区別がつき難い場合や、レーザー光で検出できない遠方の白線である場合でも、白線の検出ができるようになる。
本発明の第1実施形態に係る路面標示検出装置の概念図である。 本発明の第1実施形態に係る路面標示検出装置のブロック図である。 画像の撮像領域とレーザーレーダーの検出領域を同時に示した図である。 レーザーレーダー単体での白線検出結果を示した図である。 制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。 白線選択処理を示した図である。(a)はレーザーレーダーの検出結果の対応付けを例示した図である。(b)は輝度勾配画像を例示した図である。(c)は選択された白線を例示した図である。 特徴量更新における時系列情報を用いたメモリの更新の例を説明するための図である。 特徴量解析において頻度(分布)と小領域のエッジ強度との関係の例を説明するための図である。 画像での白線検出である。 第2実施形態における白線特徴量の算出方法を示した図である。(a)はレーザーレーダーの検出結果の対応付けを例示した図である。(b)は小領域のマスクを例示した図である。(c)は小領域ごとの特徴量の算出方法について説明するための図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な構成部品については以下の説明を参酌して判断すべきものである。
また、以下に示す第1及び第2実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
<第1実施形態>
以下に、本発明の第1実施形態について説明する。
(システム構成)
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る路面標示検出装置は、狭角カメラ1と、レーザーレーダー2と、車速センサー3と、舵角センサー4と、制御装置5と、運転支援システム6とを備える。
狭角カメラ1は、車両Aの車室内に取り付けられ、自車両前方領域を撮像する。ここでは、狭角カメラ1は、車室内のルームミラー周辺に、高さh1、水平から下向きに角度θ1の位置及び姿勢で取り付けられており、車両前方を撮像する。
レーザーレーダー2は、車両Aの車室外に取り付けられ、自車両前方領域に電磁波を照射し、その反射波を検出する。ここでは、レーザーレーダー2は、車室外のフロント周辺に、高さh2、水平から下向きに角度θ2の位置及び姿勢で取り付けられており、車両前方にレーザー光を照射し、照射したレーザー光に対する反射光を受光し、受光した反射光の反射位置とその反射強度を反射光データとして取得する。このとき、h1>h2、θ1<θ2である。例えば、レーザーレーダー2を取り付ける位置は、ボンネット、バンパー、ナンバープレート、ヘッドライト、サイドミラー周辺でも良い。
車速センサー3は、車両Aの車輪周辺に取り付けられ、車速を検出するための装置である。
舵角センサー4は、車両Aの操舵機構又は転舵機構等に取り付けられ、舵角操舵量を検出するための装置である。
制御装置5は、狭角カメラ1で撮像した画像と、レーザーレーダー2で得られた反射光データ(反射位置、反射強度を含む)を取り込み、車両前方の路面標示(白線、黄色線、区画線を含む)を検出する。ここでは、路面標示として白線を例に説明する。このとき、制御装置5は、画像と反射光データを取得した時刻のタイムスタンプも同時に取得し、このタイムスタンプと車速センサー3及び舵角センサー4から送られる車両挙動の情報とに基づき、反射光データの位置と画像中の位置を対応付ける。制御装置5は、車両前方の白線に対する車両Aの位置や姿勢を推定し、それらの位置や姿勢の推定値を運転支援システム6に転送する。
運転支援システム6は、制御装置5から転送された車両Aの位置や姿勢の推定値に基づき、車両Aに対する警報及び/又は制動等の運転支援を行う。ここでは、運転支援システム6は、公知の運転支援システムである。したがって、運転支援システム6での処理は公知技術であるため、詳細の説明は割愛する。
なお、制御装置5及び運転支援システム6は、独立した装置でも良いし、一体化していても良い。少なくとも通信又は連携可能であれば良い。制御装置5及び運転支援システム6の例として、電子制御装置(ECU)を想定している。但し、実際には、制御装置5及び運転支援システム6は、計算機、スマートフォン、タブレット端末、カーナビゲーションシステム等でも良い。
(制御装置の詳細)
図2を参照して、制御装置5の詳細について説明する。
制御装置5は、輝度強度特徴算出部501と、路面標示位置推定部502と、タイムスタンプ取得部503と、近傍白線選択部504と、白線特徴量算出部505と、白線特徴量保存部506と、白線抽出基準変更部507と、画像白線抽出部508と、白線尤度算出部509と、車線認識部510とを備える。
輝度強度特徴算出部501は、狭角カメラ1で撮像した画像に対して輝度勾配を算出し、算出した輝度勾配の値を用いて輝度勾配強度を算出する。第1実施形態では、輝度強度特徴算出部501は、画像の横方向(x方向)、縦方向(y方向)に対して既知のSobelフィルタを適用し、画像中の全画素(x,y)について、x方向、y方向に対する輝度勾配(dx,dy)を求める。
次に、輝度強度特徴算出部501は、それらの全画素(x,y)及び輝度勾配(dx,dy)を用いて、以下の数式(1)で輝度勾配強度Mを求める。
M=sqrt(dx×dx+dy×dy) ……(1)
なお、第1実施形態では、Sobelフィルタを用いたが、実際にはこれに限定されない。例えば、Laplacianフィルタ等を用いて、画像中の輝度変化が大きい画素(エッジ画素)を強調できれば良い。
路面標示位置推定部502は、レーザーレーダー2で受光した反射光(車両近傍の白線から反射した反射光)の自車両に対する相対的な反射位置とその反射強度から、車両近傍の白線を推定する。ここで、レーザーレーダー2による白線の検出方法は、特許文献1として示した特開2010−60299号公報に記載の物体検出装置や、特開2009−140175号公報に記載の白線検出装置のように、反射強度に対する閾値処理を利用すれば良い。すなわち、公知の処理を利用することができる。
例えば、路面標示位置推定部502は、この処理において、図3に示すように狭角カメラ1で撮像した画像Gの中におけるレーザーレーダー2の検出範囲(図中の破線で示された領域)の内部を対象として、図4に示すようにレーザーレーダー2の検出領域F(図中の丸印)の内部の白線を検出する。
タイムスタンプ取得部503は、狭角カメラ1が画像を撮像した時間(狭角カメラ1の画像撮像時刻)と、レーザーレーダー2が反射光データを取得した時間(レーザーレーダー2の計測時刻)と、をそれぞれ取得して記憶する。
近傍白線選択部504は、下記の二段階の処理を行う。
[一段目の処理]
近傍白線選択部504は、路面標示位置推定部204で検出した車両近傍の白線の位置を、狭角カメラ1で撮像した画像の画像座標系に対応付ける。このとき、タイムスタンプ取得部503で取得した狭角カメラ1の画像撮像時刻とレーザーレーダー2の計測時刻とにズレがあるので、狭角カメラ1の画像撮像時刻とレーザーレーダー2の計測時刻とのズレを、車速センサー3及び舵角センサー4の出力から算出した車両の移動軌跡に基づき、補正し、車両近傍の白線の位置を画像の画像座標系に対応付ける。
[二段目の処理]
近傍白線選択部504は、後述する車両近傍の白線の位置を対応付けられた画像中の輝度勾配強度に基づき、後段の処理で使う白線を選択する。白線の選択処理の詳細については、後述する図5のフローチャートの説明で述べる。
白線特徴量算出部505は、近傍白線選択部504の一段目の処理で白線位置を対応付けられた画像の輝度勾配強度を白線特徴量として算出する。すなわち、白線特徴量は、白線位置を対応付けられた画像の輝度勾配強度である。実際には、白線特徴量は、輝度勾配強度の平均(平均輝度勾配強度)等でも良い。なお、白線の位置を対応付けられた画像中の輝度勾配強度は、白線の縁(エッジ)を示す。白線特徴量の算出処理の詳細については、後述する図5のフローチャートの説明で述べる。
白線特徴量保存部506は、現時刻の処理ステップにおいて白線特徴量算出部505で算出された画像の輝度勾配強度を「正解データ」として制御装置5のメモリに登録する。白線特徴量保存部506は、白線特徴量算出部505と連携又は一体化していても良い。また、現時刻の処理ステップで登録した白線特徴量(現在の白線特徴量)だけでなく、過去数処理ステップで登録された白線特徴量(過去の白線特徴量)もメモリに登録して保持(蓄積)する。更に、現時刻の次の処理ステップのためにメモリに登録された白線特徴量をいくつか削除する機能も持つ。例えば、白線特徴量保存部506は、レーザーレーダー2で受光した反射光の反射強度が既定の閾値以上のもの、かつ、画像内での輝度勾配強度が既定の閾値以上のものを「正解データ」としてメモリに登録する。このとき、白線特徴量保存部506は、現時刻を含めた1処理ステップ以上で選択した白線特徴量を「正解データ」としてメモリに登録する。実装では、数処理ステップを登録しても良い。したがって、従来技術では、破線走行時で「正解データ」が登録されなかった時は画像から白線が検出されないが、第1実施形態では、1処理ステップ以上の「正解データ」を保持するため、破線走行時でも画像の全領域を対象として白線候補の画素を抽出することができるようになる。このメモリ登録処理の詳細については、後述する図5のフローチャートの説明で述べる。
白線抽出基準変更部507は、メモリに登録された白線特徴量の正解データ群の分布を解析することで、後段の画像白線抽出部508で画像の全領域を対象として白線候補の画素を抽出するための閾値を算出する。例えば、白線抽出基準変更部507は、メモリに「正解データ」として登録された画像内の白線特徴量から、上記の閾値を調整することができる。したがって、遠方の白線でレーザーレーダー2では十分に検出できず、かつ、画像内で白線とアスファルトとの区別がつきにくいときにも、白線の検出ができるようになる。
画像白線抽出部508は、白線抽出基準変更部507から出力された閾値に基づき、画像の全領域を対象として白線候補の画素を抽出する。
白線尤度算出部509は、画像白線抽出部508で抽出した白線候補の画素の輝度勾配強度と、白線抽出基準変更部507で解析した白線特徴量の分布の関係から、個々の画素の白線尤度を算出して設定する。ここでは、白線尤度算出部509は、特徴空間上での「正解データ」の分布に応じて、画像白線抽出部508で画像の全領域を対象として抽出した白線候補の信頼度(白線尤度)を算出する。一般的に、走行シーンの環境が安定しているときには特徴空間上での正解データの分布は小さくなり、逆の場合は分布が広がる。例えば、日陰・日向の切り替わりが少ない、カメラに強い直射日光が差し込んでいない、路面が汚れていない等のときには特徴空間上での正解データの分散が小さくなり、逆の場合は分散が大きくなる。そして、多くの白線認識手法は検出した白線候補の点群に対して、種々の最適化手法(最小二乗法等)で白線内での車両の位置を推定する。このとき、個々の点群に対して正解データの分布の中心に近いものほど高い信頼度(=重み)を与えるようにすることで、最適化の精度を向上させることができる。
車線認識部510は、画像白線抽出部508及び白線尤度算出部509での処理で検出された画像中の白線と、レーザーレーダー2で検出した白線とを用いて、自車両の白線に対する位置や姿勢を推定する。この推定には、種々の方法(最小二乗法、カルマンフィルタ等)が提案されており、それらの方法のいずれかを用いれば良いものとする。
例えば、車線認識部510は、レーザーレーダー2で検出できた白線については、そのまま白線として認識する。一方、レーザーレーダー2で検出できない遠方の白線等については、画像白線抽出部508で白線候補の画素として抽出され、且つ、白線尤度算出部509で白線尤度が設定された画素の中から、白線尤度の高い(一定値以上の)画素を白線として認識する。
そして、車線認識部510は、認識した白線に基づいて、自車両の白線に対する位置や姿勢を推定し、推定した自車両の白線に対する位置や姿勢を運転支援システム6に転送する。
なお、車線認識部510は、上記の近傍白線選択部504、白線特徴量保存部506、白線抽出基準変更部507、画像白線抽出部508及び白線尤度算出部509と連携又は一体化していても良い。
(制御装置の処理)
次に、図5のフローチャートを参照して、制御装置の処理の流れについて説明する。
処理の一連の流れは、時系列に画像と反射光データを取得し、取得した画像と反射光データに対して白線認識を繰り返すことにある。反射光データと画像の輝度勾配強度を用いて車両近傍の白線を正解データとして登録し、その正解データの統計量(白線特徴量の分布)の計算、更新を行い、正解データに類似した画像中の白線の画素を検出することである。
ステップS101では、狭角カメラ1は、取得した画像を輝度強度特徴算出部501に出力する。輝度強度特徴算出部501は、狭角カメラ1からの画像の取得を行う。
ステップS102では、輝度強度特徴算出部501は、Sobelフィルタを画像のx方向、y方向に適用し、それらの出力のノルム(norm)から輝度勾配強度を画素ごとに求め、その処理結果を画素ごとの輝度勾配強度として後段の近傍白線選択部504に出力する。
ステップS103では、レーザーレーダー2は、レーザー光を照射して反射光を受光し、その反射光の反射位置と反射強度を取得して路面標示位置推定部502に出力する。
ステップS104では、路面標示位置推定部204は、レーザーレーダー2の反射光の反射強度に対する閾値処理を実行し、反射強度が予め定めた閾値を上回る反射光を白線相当と推定し、その反射位置を車両近傍の白線位置として後段の近傍白線選択部504に出力する。
なお、上記の説明では、狭角カメラ1からレーザーレーダー2の順番(ステップS101→ステップS102→ステップS103→ステップS104)で処理の流れについて述べたが、これはあくまで説明のためであり、実際には、逆の順番(ステップS103→ステップS104→ステップS101→ステップS102)、あるいは同時(並行処理)であっても問題ない。すなわち、「ステップS101→ステップS102」の処理と「ステップS103→ステップS104」の処理を実施できていれば、順番は問わない。要は1処理ステップの中で画像と反射光データを取得できれば良い。
ステップS105では、タイムスタンプ取得部503は、狭角カメラ1が画像を撮像した時間と、レーザーレーダー2で反射光を取得した時間と、をそれぞれ取得して記憶する。
ステップS106では、近傍白線選択部504は、一段目の処理を実行する。ここでは、近傍白線選択部504は、タイムスタンプ取得部503で記憶した時刻と、車速センサー3及び舵角センサー4の出力と、から算出した車両の移動軌跡を算出する。
ステップS107では、近傍白線選択部504は、ステップS106で算出した車両の移動軌跡を用いて、ステップS101で狭角カメラ1が取得した画像と、ステップS103でレーザーレーダー2が取得した反射光データと、のそれぞれを取得した時間のズレを補正した上で、ステップS104で路面標示位置推定部204から出力された車両近傍の白線位置を、画像中の座標に対応付ける。
この時点で、レーザーレーダー2で検出した白線を、狭角カメラ1で撮像した画像中の座標に対応付ける処理が終了する。
ステップS108では、近傍白線選択部504は、二段目の処理を実行する。ここでは、近傍白線選択部504は、レーザーレーダー2で検出した白線が、狭角カメラ1で撮像した画像中でも白線であるかの判定を行う。この処理により、レーザーレーダー2での白線の誤検出による性能低下を防ぐ。具体的な処理内容については、以下の通りである。
まず、図6(a)に示すように、近傍白線選択部504は、画像の画素に対応付けられた白線位置であるレーザーレーダー2の検出領域F(図中の丸印)に、矩形の小領域B(図中の矩形枠の拡大領域)を設定する。
次に、図6(b)に示すように、近傍白線選択部504は、ステップS102で輝度強度特徴算出部501から出力された画素ごとの輝度勾配強度を参照して、その小領域Bの輝度勾配強度の平均(平均輝度勾配強度)を算出する。
次に、図6(c)に示すように、近傍白線選択部504は、平均輝度勾配強度が予め定めた閾値以上である画素を画像の白線L(図中の太線)として選択する。画像のみから検出する場合に比べ、閾値を低く設定することができ、画像のみで検出する場合、非検出となるような輝度勾配強度であっても、レーザーレーダー2で検出した結果と合わせて判断することで、白線Lと判断できる。
ステップS109では、白線特徴量算出部505は、白線Lとして選択された画素を含む小領域Bの平均輝度勾配強度を白線特徴量として後段の白線特徴量保存部506に出力する。ここでは、白線特徴量算出部505は、ステップS108で近傍白線選択部504が算出した矩形の小領域Bの平均輝度勾配強度をそのまま白線特徴量として出力する。なお、実際には、白線特徴量算出部505が、上記の近傍白線選択部504の二段目の処理(ステップS108の処理)を実行するようにしても良い。
ステップS110では、白線特徴量保存部506は、白線特徴量算出部505から出力された特徴量群をメモリに展開して保持する。
ステップS111では、白線特徴量保存部506は、現時刻の処理ステップで新たに追加された特徴量群(現在の特徴量群)と、前段(直前)の処理ステップまでにメモリに展開されている白線特徴量群(過去の白線特徴量群)と、の中から不要な白線特徴量を処理する。
具体的な処理として、図7に示すように、白線特徴量保存部506は、メモリに保持されている全ての白線特徴量に検出された時刻(抽出時刻)を付加しておき、その抽出時刻が既定の閾値以上前の古い白線特徴量をメモリから消去する。この処理によって、検出された時刻が古い白線特徴量群ほど優先的にメモリから消去され、現時刻に車両が走っている地点と空間的に近い位置で検出された白線特徴量群ほど優先的にメモリに保持されるので、現時刻の車両前方の白線を検出するのに適した白線特徴量を用いて後段の処理を実行できる。
図7では、4時刻前の処理ステップ(t=4)で検出した白線特徴量を削除しているが、この削除する時刻は実験的に定めれば良い。また、このように過去に検出した白線特徴量を保持・更新しながら処理を進めることで、現時刻の処理ステップにおいてレーザーレーダー2が白線を検出できない場合でも、安定して処理を進めることができる。
なお、第1実施形態では、検出した時刻に着目してメモリから消去する方法を採用したが、時刻だけでなく車速を用いて、実空間の距離に変換して距離の閾値でより空間的に近い白線特徴量のみ残すようにしても良い。
ステップS112では、白線抽出基準変更部507は、ステップS111で更新されたメモリ内の白線特徴量群を用いて白線の画像データの白線特徴量を解析する。ここでは、図8に示すように、白線抽出基準変更部507は、「白線特徴量(矩形の小領域Bのエッジ強度)の平均μ」と、「分散σ」との2つのパラメータを算出する。この2つのパラメータは、白線特徴量の分布のパラメータである。
ステップS113では、白線抽出基準変更部507は、ステップS112で算出した2つのパラメータから、画像から白線を検出するための白線特徴量の閾値を算出する。例えば、平均μと標準偏差σを用いて、以下の数式(2)で閾値thresholdを算出する。
threshold=μ−ασ ……(2)
数式(2)の定数αは、調整パラメータであり、実験的に求めるものとする。
このように、1処理ステップごとに白線特徴量解析と閾値調整を行うことで、車両が走行する環境に適応的に閾値を調整することができるので、画像から安定して白線を検出することができる。
ステップS114では、画像白線抽出部508は、ステップS113で白線抽出基準変更部507が算出した閾値thresholdを用いて、画像の全領域を対象として白線に相当する画素を検出する。白線尤度算出部509は、画像白線抽出部508が検出した画素ごとに白線尤度を割り当てる。
具体的には、図9に示すように、画像白線抽出部508は、画像全体を走査し、画素ごとに小領域Bを設定し、その平均輝度勾配強度を算出する。そして、その値が予め実験的に定めた閾値以上であれば、白線Lに相当する画素として判定する。
白線尤度算出部509は、画像白線抽出部508により白線と判定された画素に対して、ステップS112で求めた白線特徴量の平均μと分散σとの2つのパラメータを用いて、以下の数式(3)で白線尤度wlikelihoodを算出して付与する。
wlikelihood=exp{−1/σ×(x−μ)} ……(3)
数式(3)の変数xは、白線と判定された画素の白線特徴量である。
このように、検出した白線の画素ごとに白線尤度を算出して付与することで、後段の車線認識部510での種々の最適化の処理において性能が向上する。
なお、検出した画素の座標を用いて車線を認識する処理(図2の車線認識部510の処理)以降の処理は、上述の通りであるため、説明は割愛する。
ここで、上記の狭角カメラ1は、車両に搭載され、車両前方の路面領域を画像として撮像する撮像部である。
また、上記のレーザーレーダー2は、車両に搭載され、車両前方の路面に電磁波を照射し、その反射波の反射強度及び反射位置を計測する路面状態計測部である。
また、上記の輝度強度特徴算出部501、タイムスタンプ取得部503、近傍白線選択部504(一段目の処理)及び白線特徴量算出部505は、撮像部で撮像した画像の全領域のうち路面標示位置推定部で推定した路面標示位置に対応する画像領域の輝度勾配強度を抽出する輝度強度特徴抽出部を形成する。
また、上記の近傍白線選択部504(二段目の処理)、白線特徴量保存部506、白線抽出基準変更部507、画像白線抽出部508、白線尤度算出部509、車線認識部510は、輝度勾配強度を基準として画像の全領域を対象として路面標示を認識する路面標示認識部を形成する。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)第1実施形態に係る路面標示検出装置は、車両前方の路面領域を画像として撮像し、車両前方の路面に電磁波を照射し、その反射波の反射強度及び反射位置を計測し、反射強度及び反射位置に基づき、路面標示位置を推定し、画像の全領域のうち路面標示位置に対応する画像領域の輝度勾配強度を抽出し、輝度勾配強度を基準として画像の全領域を対象として路面標示を認識する。
すなわち、画像全体の中において、この輝度勾配強度を有する画像領域を全て路面標示として認識する。
これにより、レーザーレーダーの反射強度が既定の閾値以上のもの、かつ、画像内での輝度勾配強度が既定の閾値以上のものを「正解データ」として登録し、それらの画像内の輝度勾配強度に基づいて、画像の全領域を対象として白線候補の画素を抽出する閾値を算出・調整することができる。したがって、遠方の白線でレーザー光では検出できず、かつ、画像内で白線とアスファルトとの区別がつきにくいときにも、白線の検出ができるようになる。
(2)第1実施形態に係る路面標示検出装置は、路面標示位置に対応する画像領域の輝度勾配強度の分布に基づき、撮像した画像の全領域を対象として路面標示の候補となる画素を抽出する。
更に、撮像した画像の全領域を対象として路面標示の候補となる画素毎に、輝度勾配強度の分布と比較して尤度を設定し、その尤度に基づいて路面標示を認識する。
これにより、特徴空間上での「正解データ」の分布に応じて画像の全領域を対象として白線候補の画素を抽出することが可能になる。更に、抽出した白線候補の信頼度を算出することが可能になる。一般的に走行シーンの環境が安定(日陰、日向の切り替わりが少ない、カメラに強い直射日光が差し込んでいない、路面が汚れていない等)しているときには特徴空間上での正解データの分布は小さくなり(分散が小さい)、逆の場合は分布が広がる(分散が大きい)。そして、多くの白線認識手法は検出した白線候補の点群に対して、種々の最適化手法(最小二乗法等)で白線内での車両の位置を推定する。このとき、個々の点群に対して正解データの分布の中心に近いものほど高い信頼度(=重み)を与えるようにすることで、最適化の精度を向上させることができる。
(3)第1実施形態に係る路面標示検出装置は、画像の撮像時刻と反射強度及び反射位置の計測時刻との差と、車両の移動量とに基づき、路面標示位置に対応する画像領域を設定する。
これにより、カメラでの画像撮像時刻とレーザーレーダーでの反射波の計測時刻とのズレを、車速センサー及び舵角センサーの出力から算出された車両の移動量に基づき、補正して、画像内での反射位置(白線の位置)を参照できる。
(4)第1実施形態に係る路面標示検出装置は、抽出した現在及び過去の輝度勾配強度を基準として前記画像の全領域を対象として路面標示を認識する。
このように、現時刻を含めた1処理ステップ以上で選択した輝度勾配強度を「正解データ」として登録する。なお、実装では、数処理ステップを登録することも可能である。
これにより、従来技術では、破線走行時で「正解データ」が登録されなかった時は画像から白線が検出されないが、第1実施形態に係る路面標示検出装置では、1処理ステップ以上の「正解データ」を保持することで、破線走行時にレーザーレーダーで非検出時も画像の全領域を対象として白線候補の画素を抽出することができる。
<第2実施形態>
以下に、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、白線特徴量は、レーザーレーダー2で検出した白線の画像内の点の周辺の小領域内の平均輝度勾配強度(エッジ強度)としていた。一方、第2実施形態では、車両近傍の白線であれば、レーザーレーダー2の反射強度でロバストに(外乱の影響を受けることなく)検出できることを利用して、白線のペイント部分とアスファルト部分との輝度強度の分布を用いる。具体的には、白線のペイント部分の白線特徴量とアスファルト部分の白線特徴量とを別々に解析する。
このため、第2実施形態では、第1実施形態と比べて、白線特徴量算出部505の処理が変更されている。ここでは、第2実施形態での白線特徴量算出部505の処理について説明する。その他の部分は第1実施形態と共通であるので、説明は割愛する。
白線特徴量算出部505は、前段の近傍白線選択部504で図10(a)に示すように画像中の座標に対応付けられたレーザーレーダー2の白線検出結果を用いて、白線相当の画素に小領域B(図中の矩形枠の拡大領域)を設定する際に白線のペイント相当の画素とその周辺のアスファルト相当の画素を別々に分ける。処理としては、図10(b)に示すようにレーザーレーダー2で白線のペイントと判定された画素にマスクを設定して別々に分けるようにすれば良い。
そして、白線特徴量算出部505は、図10(c)に示すように白線のペイントの画素群と、アスファルトの画素群を別々に輝度の分布を解析して、白線の平均輝度μと、同じくアスファルトの平均輝度μを求め、白線とアスファルトとの平均輝度の比として、以下の数式(4)で白線特徴量νを求める。
ν=μ/μ ……(4)
白線特徴量算出部505は、上記の処理を、全てのレーザーレーダー2で検出した白線に対して実行して、後段の白線特徴量保存部506に出力する。
なお、第2実施形態では、白線のペイント部分の白線特徴量とアスファルト部分の白線特徴量とを別々に解析したが、実際には、レーザーレーダー2の白線検出結果を用いて白線相当の画素に設定した小領域Bでまとめて輝度強度の分布を解析しても良い。また、白線のペイント部分とアスファルト部分との黒白黒のパターンの分離度合いを解析することができる。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)第1実施形態に係る路面標示検出装置は、車両前方の路面の画像領域のうち、路面標示位置に対応する画像領域と、それ(路面標示位置に対応する画像領域)以外の画像領域と、のそれぞれの輝度強度の分布を抽出する。
これにより、白線とアスファルトとのそれぞれの輝度強度の分布を抽出することができる。したがって、破線走行時や遠方の白線でレーザーレーダーでは十分に検出できず、かつ、画像内で白線とアスファルトとの区別がつきにくいときにも、白線の検出ができるようになる。
その他の効果については、第1実施形態と同様である。
<その他実施形態>
上記のように、本発明は第1及び第2実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替の実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上記の各実施形態は、第1及び第2実施形態で説明したそれぞれの技術的思想を互いに組み合わせることも可能である。また、端末の動作モードや機能の切り替え等により、実施形態を変更できるようにしても良い。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の各実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明の技術的範囲に含まれる。
A 車両
1 狭角カメラ
2 レーザーレーダー
3 車速センサー
4 舵角センサー
5 制御装置
501 輝度強度特徴算出部
502 路面標示位置推定部
503 タイムスタンプ取得部
504 近傍白線選択部
505 白線特徴量算出部
506 白線特徴量保存部
507 白線抽出基準変更部
508 画像白線抽出部
509 白線尤度算出部
510 車線認識部
6 運転支援システム

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、車両前方の路面領域を画像として撮像する撮像部と、
    車両に搭載され、車両前方の路面に電磁波を照射し、その反射波の反射強度及び反射位置を計測する路面状態計測部と、
    前記反射強度及び前記反射位置に基づき、路面標示位置を推定する路面標示位置推定部と、
    前記撮像部で撮像した前記画像の全領域のうち前記路面標示位置推定部で推定した前記路面標示位置に対応する画像領域の輝度強度特徴を抽出する輝度強度特徴抽出部と、
    前記輝度強度特徴抽出部で抽出した前記輝度強度特徴を基準として前記撮像部で撮像した前記画像の全領域を対象として路面標示を認識する路面標示認識部と、
    を備えることを特徴とする路面標示検出装置。
  2. 前記路面標示認識部は、前記輝度強度特徴抽出部で抽出した前記路面標示位置に対応する画像領域の前記輝度強度特徴の分布に基づき、前記撮像部で撮像した前記画像の全領域を対象として前記路面標示の候補となる画素を抽出する請求項1に記載の路面標示検出装置。
  3. 前記路面標示認識部は、前記路面標示の候補となる画素毎に、前記輝度強度特徴抽出部で抽出した前記輝度強度特徴の分布と比較して尤度を設定し、前記尤度に基づいて前記路面標示を認識する請求項2に記載の路面標示検出装置。
  4. 前記輝度強度特徴抽出部は、前記画像の撮像時刻と前記反射強度及び前記反射位置の計測時刻との差と、車両の移動量とに基づき、前記路面標示位置推定部で推定した前記路面標示位置に対応する画像領域を設定する請求項1から3のいずれか一項に記載の路面標示検出装置。
  5. 前記路面標示認識部は、前記輝度強度特徴抽出部で抽出した現在及び過去の前記輝度強度特徴を基準として前記撮像部で撮像した前記画像の全領域を対象として前記路面標示を認識する請求項1から4のいずれか一項に記載の路面標示検出装置。
  6. 前記輝度強度特徴抽出部は、車両前方の路面の画像領域のうち、前記路面標示位置推定部で推定した前記路面標示位置に対応する画像領域と、前記路面標示位置に対応する画像領域以外の画像領域と、のそれぞれの前記輝度強度特徴を抽出する請求項1から5のいずれか一項に記載の路面標示検出装置。
  7. 車両前方の路面領域を画像として撮像し、
    車両前方の路面に電磁波を照射し、その反射波の反射強度及び反射位置を計測し、
    前記反射強度及び前記反射位置に基づき、路面標示位置を推定し、
    前記画像の全領域のうち前記路面標示位置に対応する画像領域の輝度強度特徴を抽出し、
    前記輝度強度特徴を基準として前記画像の全領域を対象として路面標示を認識することを特徴とする路面標示検出方法。
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