JP6567192B2 - 基地局及びモビリティ管理エンティティ - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる基地局及びモビリティ管理エンティティに関する。
近年、多数のアプリケーションを実行可能なスマートフォン等の無線端末の普及により、無線端末がネットワークに接続する頻度及びネットワークが無線端末のページングを行う頻度が増加している。
このため、移動通信システムにおいて、シグナリングに伴うネットワークの負荷が高まっている。このような状況に鑑み、移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、シグナリングを削減するための技術の検討が進められている。
第1の特徴に係る基地局は、制御部を備える。前記制御部は、特定の無線端末に対するページングを実施するよう要求するページング要求をモビリティ管理エンティティに送信する。前記特定の無線端末は、特定状態にある無線端末である。前記特定状態は、前記無線端末用のS1接続が維持されつつ前記無線端末用のシグナリングが抑制される状態である。
第2の特徴に係るモビリティ管理エンティティは、制御部を備える。前記制御部は、特定の無線端末に対するページングを実施するよう要求するページング要求を基地局から受信する。前記制御部は、前記ページング要求の受信に応じて、前記無線端末宛てのページングメッセージを前記基地局に送信する。前記特定の無線端末は、特定状態にある無線端末である。前記特定状態は、前記無線端末用のS1接続が維持されつつ前記無線端末用のシグナリングが抑制される状態である。
第3の特徴に係る基地局は、制御部を備える。前記制御部は、無線端末を特定状態に遷移させる。前記特定状態は、前記無線端末用のS1接続が維持されつつ前記無線端末用のシグナリングが抑制される状態である。前記制御部は、前記特定状態に遷移させる前記無線端末に関する遷移通知をモビリティ管理エンティティに送信する。
第4の特徴に係るモビリティ管理エンティティは、制御部を備える。前記制御部は、特定状態に遷移させる無線端末に関する遷移通知を基地局又は前記無線端末から受信する。前記特定状態は、前記無線端末用のS1接続が維持されつつ前記無線端末用のシグナリングが抑制される状態である。前記制御部は、前記遷移通知の受信後、前記無線端末宛ての下りリンクデータ又はNASシグナリングを送信する必要が生じたことに応じて、前記無線端末宛てのページングメッセージを前記基地局に送信する。
実施形態に係るLTEシステムの構成を示す図である。 実施形態に係るUE(無線端末)の構成を示す図である。 実施形態に係るeNB(基地局)の構成を示す図である。 実施形態に係るMME(モビリティ管理エンティティ)の構成を示す図である。 実施形態に係る無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。 実施形態に係るLight Connected状態(特定状態)への遷移に係る動作を示す図である。 第1実施形態に係るeNBの動作を示す図である。 第1実施形態に係るMMEの動作を示す図である。 第1実施形態に係るLTEシステムの全体動作例を示す図である。 第2実施形態に係るeNBの動作を示す図である。 第2実施形態に係るMMEの動作を示す図である。 第2実施形態に係るLTEシステムの全体動作例を示す図である。 付記に係るRAN制御のDL送信オプションの動作を示す図である。 付記に係るMME開始のページングのシグナリングオプションを示す図である。 付記に係るページングエリア及び推奨セルを示す図である。
(移動通信システムの構成)
以下において、実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る移動通信システムであるLTE(Long Term Evolution)システムの構成を示す図である。LTEシステムは、3GPP規格に基づく移動通信システムである。
図1に示すように、LTEシステムは、無線端末(UE:User Equipment)100、無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びコアネットワーク(EPC:Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、移動型の通信装置である。UE100は、自身が在圏するセル(サービングセル)を管理するeNB200との無線通信を行う。
E−UTRAN10は、基地局(eNB:evolved Node−B)200を含む。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200は、1又は複数のセルを管理している。eNB200は、eNB200が管理するセルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として用いられる。「セル」は、UE100との無線通信を行う機能又はリソースを示す用語としても用いられる。また、「セル」はある一つの周波数に属していてもよい。
EPC20は、モビリティ管理エンティティ(MME)300C及びサービングゲートウェイ(S−GW)300Uを含む(図6等参照)。MME300Cは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。MME300Cは、UE100と通信することにより、UE100が在圏するエリアの情報を管理する。「エリア」とは、複数のセルからなるトラッキングエリアである。MME300Cは、トラッキングエリアよりも狭いエリア単位で、UE100が在圏するエリアの情報を管理してもよい。S−GW300Uは、データの転送制御を行う。MME300C及びS−GW300Uは、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
図2は、UE100(無線端末)の構成を示す図である。図2に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、少なくとも1つのプロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPU(Central Processing Unit)と、を含む。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。プロセッサは、後述する処理を実行する。
図3は、eNB200(基地局)の構成を示す図である。図3に示すように、eNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、少なくとも1つのプロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPUと、を含む。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。プロセッサは、後述する処理を実行する。
バックホール通信部240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続される。バックホール通信部240は、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。バックホール通信部240は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信等に用いられる。
図4は、MME300Cの構成を示す図である。図4に示すように、MME300Cは、通信部310及び制御部320を備える。
通信部310は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。通信部310は、S11インターフェイスを介してS−GW300Uと接続される。S−GW300Uは、S5インターフェイスを介してPDNゲートウェイ(P−GW)と接続される。通信部310は、S1インターフェイス上で行う通信及びS11インターフェイス上で行う通信等に用いられる。
制御部320は、MME300Cにおける各種の制御を行う。制御部320は、少なくとも1つのプロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUを含んでもよい。プロセッサは、後述する処理を実行する。
図5は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。図5に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されている。第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセスプロシージャ等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。eNB200のMAC層は、スケジューラを含む。スケジューラは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定する。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御情報を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードである。そうでない場合、UE100はRRCアイドルモードである。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
(特定状態)
実施形態に係る特定状態について説明する。特定状態は、UE100用のS1接続が維持されつつUE100用のシグナリングが抑制される状態である。特定状態は、RRCアイドルモードの一状態又はRRCコネクティッドモードの一状態であってもよい。或いは、特定状態は、RRCアイドルモード及びRRCアイドルモードとは異なるRRC状態であってもよい。以下において、特定状態がRRCアイドルモードの一状態又はRRCアイドルモードに類似する状態であるケースを主として想定する。特定状態にあるUE100は、特定のシグナリングをネットワークと送受信することが免除される。特定状態にあるUE100は、特定のシグナリングをネットワークと送受信する頻度が低減されてもよい。
S1接続は、S1インターフェイス上でeNB200とEPC20との間に確立される接続である。S1インターフェイスは、ユーザプレーン用のS1−Uインターフェイスと制御プレーン用のS1−MMEインターフェイスとを含む。S1接続は、S1−Uインターフェイス上でeNB200とS−GW300Uとの間に確立されるS1−U接続と、S1−Cインターフェイス上でeNB200とMME300Cとの間に確立されるS1−MME接続と、を含んでもよい。
「UE100用のシグナリングが抑制される状態」は、UE100の複数の機能のうち少なくとも一部が不活性化された状態と読み替えてもよい。ここで、複数の機能は、データ(ユーザデータ)の送受信機能、スケジューリング要求(SR)の送信機能、チャネル状態情報(CSI)の送信(すなわち、CSIフィードバック)機能、サウンディング参照信号(SRS)の送信機能、キャリアアグリゲーション機能、デュアルコネクティビティ機能、セミパーシステントスケジューリング(SPS)機能、WLANアグリゲーション機能、無線リンク監視(RLM)機能、通知(In−device Coexistence Indication UE Assistance information、MBMS Interest Indicaiton、Sidelink UE Informaiton等)機能、アイドルモード間欠受信(DRX)機能、ブロードキャストシグナリングを用いるWLANインターワーキング機能を含んでもよい。但し、特定状態において、セル再選択機能、コネクティッドモードDRX機能、専用シグナリングを用いるWLANインターワーキング機能のうち少なくとも1つは、不活性化されずに活性化状態を維持してもよい。
以下において、このような特定状態を「Light Connected状態」と称する。Light Connected状態は、Light Connectedモードと称されてもよい。なお、Light Connected状態は、UE100のコンテキスト情報(UEコンテキスト)がネットワークに維持されつつ、RRCコネクティッドモードに比べてシグナリングが削減される状態であってもよい。UEコンテキストは、UE100に対する各種の設定及び能力等に関する情報を含む。各種の設定は、AS(Access Stratum)の設定を含む。ASは、PHY、MAC、RLC、PDCP、及びRRCの各層を含む。UE100は、維持されているS1接続及びUEコンテキストを活用して、少ないシグナリングでLight Connected状態からRRCコネクティッドモードに遷移(すなわち、RRC connection setup)することができる。
図6は、Light Connected状態(特定状態)への遷移に係る動作を示す図である。図6の初期状態において、UE100はRRCコネクティッドモードであり、UE100とeNB200との間にRRC接続(RRC Connection)が確立されている。また、eNB200とMME300Cとの間にS1−MME接続(S1−MME Connection)が確立されている。eNB200とS−GW300Uとの間にS1−U接続(S1−U Connection)が確立されている。
図6に示すように、ステップS1において、eNB200は、Light Connected状態への遷移を指示する遷移指示(Request to Light Conn.)をUE100に送信する。
eNB200は、RRC接続解放(RRC Connection Release)メッセージにより遷移指示をUE100に送信してもよい。RRC接続解放メッセージは、復旧用識別子(Resume ID)を含んでもよい。この場合、UE100は、Light Connected状態からRRCコネクティッドモードに遷移する際に復旧用識別子をeNB200に通知する。eNB200は、復旧用識別子に基づいてUEコンテキストの使用を再開する。Light Connected状態において一のeNBのエリアから他のeNBのエリアへUE100が移動した場合、当該他のeNBは、復旧用識別子に基づいて、当該一のeNBからUEコンテキストを取得してもよい。
或いは、eNB200は、RRC接続再設定(RRC Connection Reconfiguration)メッセージにより遷移指示をUE100に送信してもよい。RRC接続再設定メッセージは、不活性化する機能を指定する情報を含んでもよい。
ステップS2において、UE100は、遷移指示の受信に応じて、肯定応答(Ack)メッセージをeNB200に送信する。ステップS3において、UE100は、RRC接続を解放する。但し、ステップS2及びS3は必須ではなく、ステップS2及びS3を省略してもよい。
ステップS4において、eNB200及びMME300Cは、S1−MME接続を維持する。ステップS5において、eNB200及びS−GW300Uは、S1−U接続を維持する。また、eNB200は、UE100のUEコンテキストを破棄せずに維持する。
ステップS6において、UE100は、Light Connected状態に遷移する。
Light Connected状態は、UE100に設定されたタイマが動作中である期間にのみ有効であってもよい。この場合、UE100は、タイマの満了に応じてLight Connected状態を中止する。或いは、Light Connected状態は、UE100が所定周波数内に存在する期間にのみ有効であってもよい。例えば、あるセルにおいてLight Connected状態の指示を受けたUE100は、当該セルが属する周波数とは異なる周波数のセルに移動したことに応じてLight Connected状態を終了する。
或いは、UE100は、eNB200のセルを含む所定エリアの外に移動したことに応じてLight Connected状態を中止してもよい。所定エリアは、ページングのエリア単位であってもよい。所定エリアは、1つのUE100に対してページング一斉送信を行う複数のセルからなる。所定エリアは、トラッキングエリアよりも狭いエリア単位であってもよい。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。
(1)第1実施形態に係るeNB200の動作
第1実施形態に係るeNB200の動作について説明する。図7は、第1実施形態に係るeNB200の動作を示す図である。なお、eNB200とMME300Cとの間のシグナリングは、S1−MMEインターフェイス上でやり取りされる。
図7に示すように、ステップS11において、eNB200は、UE100をLight Connected状態に遷移させる。UE100は、Light Connected状態に遷移する。ここでは、Light Connected状態に遷移したUE100を「特定のUE100」と称する。UE100がLight Connected状態である場合、UE100用のS1接続が維持されるものの、UE100用のシグナリングが削減される。なお、RRCアイドルモードの場合、S1接続は維持されないことに留意すべきである。また、RRCコネクティッドモードの場合、S1接続が維持され、UE100が在圏するエリアをセル単位でMME300Cが把握可能である。これに対し、Light Connected状態の場合、S1接続が維持されるものの、MME300Cは、UE100が在圏するエリアをセル単位ではなくトラッキングエリア単位(又は所定エリア単位)で把握する。
以下において、UE100が在圏するエリアをMME300Cがトラッキングエリア単位で把握するケースを主として想定する。但し、MME300Cは、UE100が在圏するエリアを所定エリア単位で把握してもよい。
ステップS12において、eNB200は、S1−U接続を介して特定のUE100宛ての下りリンクデータ(DLデータ)をS−GW300Uから受信したか否かを判定する。又は、eNB200は、S1−MME接続を介して特定のUE100宛てのNASシグナリングをMME300Cから受信したか否かを判定する。ここで、NASシグナリングは、例えば、Detach request、Identity request、Activate dedicated EPS bearer context request、Deactivate EPS bearer context request、ESM information request、ESM status、Modify EPS bearer context request等である(3GPP技術仕様書「TS24.301」参照)。
ステップS12において「YES」である場合、ステップS13において、eNB200は、ページング要求をMME300Cに送信する。ページング要求は、特定のUE100に対するページングを実施するよう要求するメッセージである。eNB200は、特定のUE100を識別するための識別子(UE識別子)をページング要求に含める。UE識別子は、MME UE S1AP(application) ID、eNB UE S1AP(application) ID、GTP(GPRS Tunneling Protocol) TE(Tunnel Endpoint) ID、Resume ID等であってもよい。MME UE S1AP IDは、1つのUE固有のS1−MME接続にMME300Cが割り当てた(S1 AP上の)IDである。eNB UE S1AP IDは、1つのUE固有のS1−MME接続にeNB200が割り当てた(S1 AP上の)IDである。なお、GTP TEIDは、GTPプロトコルにおけるトンネル終端IDである。
ステップS14において、eNB200は、特定のUE100宛てのS1ページングメッセージ(第1のページングメッセージ)をMME300Cから受信する。「特定のUE100宛てのページングメッセージ」とは、特定のUE100の識別子を宛先として含むページングメッセージを意味しており、特定のUE100以外のUE100の識別子も宛先としてさらに含んでもよい。
ステップS15において、eNB200は、S1ページングメッセージの受信に応じて、特定のUE100宛てのRRCページングメッセージ(第2のページングメッセージ)を送信する。RRCページングメッセージは、特定のUE100を識別するための識別子を含む。eNB200は、ページング要求に基づくページングであることを示す情報を第2のページングメッセージに含めてもよい。当該情報は、Light Connected状態にあるUE100(特定のUE100)用のページングであることを示す識別子であってもよい。
(2)第1実施形態に係るeMME300Cの動作
第1実施形態に係るMME300Cの動作について説明する。図8は、第1実施形態に係るMME300Cの動作を示す図である。
図8に示すように、ステップS16において、MME300Cは、ページング要求をeNB200から受信する。MME300Cは、ページング要求に含まれるUE識別子に基づいて、特定のUE100が在圏するトラッキングエリア(すなわち、登録トラッキングエリア)を判定する。
ステップS17において、MME300Cは、登録トラッキングエリアに属するeNB200に対して、S1ページングメッセージを送信する。登録トラッキングエリアに属するeNB200は、登録トラッキングエリアに含まれるセルを管理する1又は複数のeNB200である。S1ページングメッセージは、特定のUE100を識別するための識別子(UE識別子)を含む。
(3)第1実施形態に係るLTEシステムの全体動作例
第1実施形態に係るLTEシステムの全体動作例について説明する。図9は、第1実施形態に係るLTEシステムの全体動作例を示す図である。図9に示すeNB200−1乃至200−nは、同一のトラッキングエリアに属するeNB200である。なお、図9では、UE100がLight Connected状態に遷移した後、別のセル(different cell)に移動するケースを想定する。
図9に示すように、ステップS101において、eNB200−1は、UE100をLight Connected状態に遷移させる。例えば、eNB200−1は、RRC接続解放(RRC Connection Release)メッセージをUE100に送信することにより、UE100をLight Connected状態に遷移させる。RRC接続解放メッセージは、RRC接続復旧(RRC Connection Resume)に用いる識別子(Resume ID)を含んでもよい。
ステップS102において、eNB200−1は、S1−U接続を介して特定のUE100宛てのDLデータをS−GW300Uから受信する。
或いは、ステップS103において、eNB200−1は、S1−MME接続を介して特定のUE100宛てのNASシグナリングをMME300Cから受信する。
ステップS104において、eNB200−1は、DLデータ及び/又はNASシグナリングを受信したことに応じて、DLデータの宛先及び/又はNASシグナリングの宛先のUE100がLight Connected状態であるか否かを判定する。このような判定は、例えば、DLデータについては「GTP TEID」を用いて行われ、NASシグナリングについては「MME UE S1AP ID」を用いて行われる。ここでは、宛先のUE100がLight Connected状態であるケースを想定して説明を進める。
ステップS105において、eNB200−1は、MME300Cに対してページング要求(Paging Request)を送信する。ページング要求は、UE識別子を含む。ページング要求は、通信の優先度情報、セルIDリスト(及びeNB IDリスト)、原因(Cause)のうち少なくとも1つを含んでもよい。通信の優先度情報は、MME300CがS1ページングメッセージを送信する際に優先度を決定するために用いられる。セルIDリスト(及びeNB IDリスト)は、MME300CがS1ページングメッセージの通知範囲(すなわち、所定エリア)を特定するために用いられる。Causeは、MME300Cがページング要求の発生原因を把握するために用いられる。MME300Cは、ページング要求を受信した後、ページング要求に対する応答メッセージをeNB200−1に送信してもよい。MME300Cは、ページング要求を受信し、さらにページング応答メッセージ(NASシグナリング)をUE100から受信したことに応じて、応答メッセージをeNB200−1に送信してもよい。このような応答メッセージは、ページングの成功を示すメッセージ(Paging Completed)であってもよい。或いは、応答メッセージは、ページングの失敗を示すメッセージ(Paging Failure)等であってもよい。
ステップS106、S107、S121、及びS122は、オプション(Option 1)の動作である。後述するステップS113及びS114(Option 2)が行われる場合、Option 1は省略されてもよい。ステップS106において、MME300Cは、ページング要求の受信に応じて、S−GW300Uに対して、停止要求(DL traffic suspend request)を送信する。停止要求は、特定のUE100へのDLデータの転送(具体的には、S1接続されているeNB200−1へのデータ転送)を暫定的に停止することを要求するメッセージである。停止要求は、特定のUE100を識別するための識別子(例えば、GTP TEID)を含んでもよい。
ステップS107において、S−GW300Uは、停止要求の受信に応じて、特定のUE100へのDLデータの転送を停止する。具体的には、S−GW300Uは、特定のUE100へのDLデータをPDNゲートウェイ(P−GW)から受信しても、受信したDLデータをeNB200−1に転送せずに保持する。
ステップS108及びS109は、ページングプロシージャである。ステップS108において、MME300Cは、ページング要求の受信に応じて、特定のUE100の登録トラッキングエリアに属するeNB200−1乃至200−nに対して、S1ページング(PAGING)メッセージを送信する。
ステップS109において、eNB200−1乃至200−nのそれぞれは、S1ページングメッセージの受信に応じて、RRCページング(Paging)メッセージを自セル内で送信する。ここでは、特定のUE100がeNB200−1のセルにおいてLight Connected状態に遷移した後、eNB200−1のセルからeNB200−2のセルに移動したケースを想定する。特定のUE100は、eNB200−2のセルにおいてRRCページングメッセージを受信する。
ステップS110乃至S116、S119、S120は、UE100がLight Connected状態からRRCコネクティッドモードに遷移するためのRRC接続復旧(RRC Connection Resume)プロシージャである。ステップS110において、UE100は、RRCページングメッセージの受信に応じて、RRC接続復旧要求(RRC Connection Resume Request)メッセージをeNB200−2に送信する。RRC接続復旧要求メッセージは、Resume IDを含んでもよい。
ステップS111において、eNB200−2は、RRC接続復旧要求メッセージの受信に応じて、UEコンテキスト要求(RETRIEVE UE CONTEXT REQUEST)メッセージをeNB200−1に送信する。
ステップS112において、eNB200−1は、UEコンテキスト要求メッセージの受信に応じて、UEコンテキスト応答(RETRIEVE UE CONTEXT RESPONSE)メッセージをeNB200−1に送信する。UEコンテキスト応答は、特定のUE100のコンテキスト情報(UEコンテキスト)を含む。
ステップS113及びS114は、オプション(Option 2)の動作である。上述したOption 1が行われる場合、Option 2は省略されてもよい。但し、ステップS102が行われた場合には、Option 2の動作が行われる。上述したOption 1が行われない場合、S−GW300Uは、特定のUE100宛てのDLデータをeNB200−1に転送し続ける。eNB200−1は、特定のUE100宛てのDLデータを保持する。ステップS113において、eNB200−1は、シーケンス番号状態転送(SN Status Transfer)メッセージをeNB200−2に送信する。ステップS114において、eNB200−1は、特定のUE100宛てのDLデータをeNB200−2に転送する(Data Forwarding)。
ステップS115において、eNB200−2は、RRC接続復旧(RRC Connection Resume)メッセージを特定のUE100に送信する。その後、UE100は、Light Connected状態からRRCコネクティッドモードに遷移する。RRCコネクティッドモードに遷移したUE100は、ページング応答をNASシグナリングによりMME300Cに送信してもよい。MME300Cは、ページング応答を受信した際に、新たなUEコンテキストを生成しないことが好ましい。具体的には、MME300Cは、既に保有している当該UE100のUEコンテキストの有無を確認する。MME300Cは、当該UEコンテキストを保有していた場合は、当該ページング応答を無視する、又は必要に応じてUEコンテキストへの紐付け処理を行う。
ステップS116において、eNB200−2は、eNB200−1からeNB200−2にデータパス(すなわち、S1−U接続)を切り替えるためのパス切り替え要求(PATH SWITCH REQUEST)メッセージをMME300Cに送信する。
ステップS117において、MME300Cは、パス切り替え要求メッセージの受信に応じて、ベアラの修正を要求するためのベアラ修正要求(Modify Bearer Request)メッセージをS−GW300Uに送信する。
ステップS118において、MME300Cは、ベアラ修正要求メッセージの受信に応じて、ベアラ修正応答(Modify Bearer Response)メッセージをMME300Cに送信する。
ステップS119において、MME300Cは、ベアラ修正応答メッセージの受信に応じて、パス切り替え応答(PATH SWITCH RESPONSE)メッセージをeNB200−2に送信する。
ステップS120において、eNB200−2は、パス切り替え応答メッセージの受信に応じて、UEコンテキストの解放を要求するUEコンテキスト解放(UE CONTEXT RELEASE)メッセージをeNB200−1に送信する。
Option 1の場合、ステップS121において、MME300Cは、DLデータ転送の再開要求(DL traffic resume request)をS−GW300Uに送信してもよい。再開要求は、特定のUE100を識別するための識別子(例えば、GTP TEID)を含んでもよい。ステップS122において、S−GW300Uは、MME300Cからの要求の受信に応じて、DLデータ転送を再開する。このような要求は、ステップS117に示すModify Bearer Requestメッセージにより暗示的に行われてもよい。
(4)ページングプロシージャの変更例
図9に示す動作において、MME300Cがトラッキングエリア単位でページングを行うケースを主として想定していた。しかしながら、MME300Cは、所定エリア単位でページング(特殊なページング)を行ってもよい。この場合、MME300Cは、ステップS108において、特殊なS1ページングメッセージを送信する。MME300Cは、MME UE S1AP IDを特殊なS1ページングメッセージに含めてもよい。具体的には、特殊なページングとは、RAN(eNB)が決定した所定エリアに存在するUE100に対して、RAN(eNB)が開始するページングを意味する。このような所定エリアは、RANページングエリアと称されてもよい。よって、特殊なS1ページングメッセージは、この特殊なページングを行う(もしくは行って良い)ことをRANに通知する機能を果たす。
特殊なS1ページングメッセージを受信したeNB200は、このIDを用いて特定のUE100を一意に特定できる。eNB200は、当該特殊なS1ページングメッセージの受信に応じて、特殊なRRCページングメッセージを特定のUE100に送信する。特殊なRRCページングメッセージは、一般的なRRCページングメッセージとは異なるページングであることを示す識別子を含んでもよい。当該識別子は、特殊なページングであることを示すフラグであってもよいし、C−RNTI(Cell Radio Network Temporary Identifier)又はResume ID等であってもよい。
特殊なRRCページングメッセージを受信したUE100は、RRC接続確立要求(RRC Connection Request)メッセージ又はRRC接続再確立要求(Reestablishment)メッセージ等をeNB200に送信する。当該メッセージは、特殊なページングに対する応答であることを示す識別子を含んでもよい。当該識別子は、特殊なページングであることを示すフラグであってもよいし、C−RNTI又はResume ID等であってもよい。当該メッセージを受信したeNB200は、UE100をRRCコネクティッドモードに遷移させる。
(第1実施形態の変更例)
第1実施形態の変更例について説明する。第1実施形態の変更例は、ページング要求(ページング要求)をMME300Cに送信した後のeNB200の動作に関する。
第1実施形態の変更例において、eNB200は、ページング要求の送信に応じてタイマを開始させる。タイマの設定値は、MME300Cから指定されてもよく、OAMから設定されてもよい。eNB200は、ページング要求に対する肯定応答メッセージをMME300Cから受信したことに応じてタイマを開始させてもよい。
タイマは、MME300C又は特定のUE100からの所定の応答の待ち時間を規定する。eNB200は、所定の応答の受信に応じてタイマを停止させる。MME300Cからの所定の応答は、例えばページングの成功を示すメッセージ(Paging Completed)である。特定のUE100からの所定の応答は、RRC接続復旧メッセージ、RRC接続確立要求メッセージ、又はRRC接続再確立要求メッセージである。或いは、これらの既存のメッセージとは異なるメッセージ(例えばRAN Paging Response、又はActivation Request等)であってもよい。当該メッセージは、原因(cause)として、MT Dataを示す情報を含んでもよい。MT Dataとは、Mobile Terminated Dataの略であり、着信データがあった(すなわち、ページングを受信した)ことを意味する。
eNB200は、所定の応答を受信することなくタイマが満了したことに応じて、MME300Cに対するページング要求の再送又はコンテキスト解放要求の送信を行う。MME300Cは、当該ページング要求の受信に応じて、特定のUE100宛てのS1ページングメッセージを再送する。MME300Cは、当該コンテキスト解放要求の受信に応じて、特定のUE100のUEコンテキストを解放する。
再送されるページング要求は、原因(cause)として、ページング応答がない旨(Paging not responded)を示す情報を含んでもよい。再送されるページング要求は、セルIDリスト(及びeNB IDリスト)を含んでもよい。当該セルIDリスト(及びeNB IDリスト)は、初送のページング要求に含まれるセルIDリスト(及びeNB IDリスト)よりも範囲が拡大されたものであってもよい。或いは、再送されるページング要求は、セルIDリスト(及びeNB IDリスト)を含まなくてもよい。この場合、MME300Cは、所定エリア単位ではなくトラッキングエリア単位でページングを行う。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。但し、第1実施形態との相違点を主として説明し、重複する説明を省略する。
(1)第2実施形態に係るeNB200の動作
第2実施形態に係るeNB200の動作について説明する。図10は、第2実施形態に係るeNB200の動作を示す図である。
図10に示すように、ステップS21において、eNB200は、UE100をLight Connected状態に遷移させる。UE100は、Light Connected状態に遷移する。
ステップS22において、eNB200は、Light Connected状態に遷移させるUE100に関する遷移通知をMME300Cに送信する。eNB200は、UE100をLight Connected状態に遷移させる前に遷移通知をMME300Cに送信してもよい。遷移通知は、Light Connected状態に遷移させるUE100を識別するための識別子を含む。なお、eNB200は、遷移通知を送信した後、UE100をLight Connected状態とは異なる状態(例えば、RRCコネクティッドモード、RRCアイドルモード、又はサスペンド状態)に遷移させる場合、Light Connected状態からの遷移を示す通知をMME300Cに送信してもよい。当該通知は、UE100がもはやLight Connected状態ではないことを示す通知であってもよいし、遷移先の状態/モードを示す情報であってもよい。
ステップS23において、eNB200は、特定のUE100宛てのS1ページングメッセージ(第1のページングメッセージ)をMME300Cから受信する。
ステップS24において、eNB200は、S1ページングメッセージの受信に応じて、特定のUE100宛てのRRCページングメッセージ(第2のページングメッセージ)を送信する。
(2)第2実施形態に係るeMME300Cの動作
第2実施形態に係るMME300Cの動作について説明する。図11は、第2実施形態に係るMME300Cの動作を示す図である。
図11に示すように、ステップS25において、MME300Cは、Light Connected状態に遷移させるUE100に関する遷移通知をeNB200から受信する。MME300Cは、当該通知(Light Connection遷移)の許可権限を有していてもよい。この場合、MME300Cは、Light Connected状態を許可するか否かを示すメッセージをeNB200に送信してもよい。或いは、MME300Cは、RRCコネクティッドモード、RRCアイドルモード、又はサスペンド状態に遷移させる旨の指示をeNB200に送信してもよい。
ステップS26において、MME300Cは、Light Connected状態に遷移したUE100(特定のUE100)宛てのDLデータ又はNASシグナリングを送信する必要が生じたか否かを判定する。MME300Cは、S−GW300Uからの通知に基づいて、特定のUE100宛てのDLデータを送信する必要が生じたか否かを判定してもよい。この場合、MME300Cは、遷移通知の受信に応じて、監視要求をS−GW300Uに送信してもよい。監視要求は、特定のUE100宛てのDLデータがあるか否かを監視するよう要求するメッセージである。
ステップS27において「YES」である場合、MME300Cは、遷移通知に含まれるUE識別子に基づいて、特定のUE100の登録トラッキングエリアを判定する。ステップS27において、MME300Cは、登録トラッキングエリアに属するeNB200に対して、S1ページングメッセージを送信する。S1ページングメッセージは、特定のUE100を識別するための識別子(UE識別子)を含む。
(3)第2実施形態に係るLTEシステムの全体動作例
次に、第2実施形態に係るLTEシステムの全体動作例について説明する。図12は、第2実施形態に係るLTEシステムの全体動作例を示す図である。図12に示すeNB200−1乃至200−nは、同一のトラッキングエリアに属するeNB200である。
図12に示すように、ステップS201において、eNB200−1は、UE100をLight Connected状態に遷移させる。
ステップS202において、eNB200−1は、Light Connected状態に遷移させるUE100に関する遷移通知(Light Connection Indication)をMME300Cに送信する。遷移通知は、Light Connected状態に遷移させるUE100(特定のUE100)を識別するための識別子(例えば、MME UE S1AP ID)を含む。
ステップS203において、MME300Cは、遷移通知の受信に応じて、監視要求(Notify DL data Request)をS−GW300Uに送信する。監視要求は、特定のUE100宛てのDLデータがあるか否かを監視するよう要求するメッセージである。当該メッセージは、特定のUE100を識別するための識別子(例えば、GTP TEID)を含む。S−GW300Uは、監視要求の受信に応じて、特定のUE100宛てのDLデータの監視を開始する。S−GW300Uは、監視を開始する場合に、MME300Cに対して、監視要求に対する肯定応答(ACK)を送信してもよい。
ステップS204において、S−GW300Uは、特定のUE100宛てのDLデータをP−GWから受信する。S−GW300Uは、S1−U接続を用いて、特定のUE100宛てのDLデータをeNB200−1に転送してもよい(ステップS205)。或いは、S−GW300Uは、特定のUE100宛てのDLデータの転送を暫定的に停止してもよい(第1実施形態に係るOption 1参照)。MME300Cは、監視要求と同じメッセージ又は監視要求とは異なるメッセージを用いて、このような停止を要求する監視要求をS−GW300Uに送信してもよい。
特定のUE100宛てのDLデータを受信した場合(ステップS206:YES)、ステップS207において、S−GW300Uは、特定のUE100宛てのDLデータが存在することを示す通知(Notify DL data)をMME300Cに送信する。
ステップS208において、MME300Cは、特定のUE100宛てのDLデータ又はNASシグナリングを送信する必要が生じたか否かを判定する。MME300Cは、S−GW300Uからの通知に基づいて、特定のUE100宛てのDLデータを送信する必要が生じたか否かを判定する。
ステップS208において「YES」である場合、MME300Cは、遷移通知に含まれるUE識別子に基づいて、特定のUE100の登録トラッキングエリアを判定し、登録トラッキングエリアに属するeNB200に対して、S1ページングメッセージを送信する。
その後のページング(Paging)プロシージ及びRRC接続復旧(RRC Connection Resume)プロシージャについては、第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の変更例)
上述した第2実施形態において、Light Connected状態の遷移通知(Light Connection Indication)をeNB200からMME300Cに送信する一例を説明した。しかしながら、遷移通知をUE100からMME300CにNASシグナリングにより送信してもよい。UE100は、Light Connection状態への遷移指示の受信又はLight Connection状態への遷移に応じて、MME300Cに対してLight Connection通知を行う。或いは、遷移通知をUE100又はeNB200からS−GW300U又はP−GWに送信してもよい。
(その他の実施形態)
上述した実施形態を別個独立に実施する場合に限らず、2以上の実施形態を組み合わせて実施してもよい。例えば、一の実施形態に係る一部の構成を他の実施形態に追加してもよい。或いは、一の実施形態に係る一部の構成を他の実施形態の一部の構成と置換してもよい。
上述した実施形態において、移動通信システムとしてLTEシステムを例示した。しかしながら、本発明はLTEシステムに限定されない。LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
(付記)
(1.はじめに)
本付記では、Light ConnectedのUEのためのページング拡張の選択肢の詳細について検討する。
(2.検討)
(2.1.ページング拡張の原則)
(2.1.1.既存ページングソリューションにおける問題)
「RAN開始のページングが可能かつ有益である」とRAN2は既に認識しているが、これまでに特定したソリューションが変更を正当化するのに十分な利点を持っているか、合理的な設計原理に基づいて他の選択肢も検討する必要があるかについて更に検討することが有用である。
(2.1.1.1.静止または低モビリティUEのためのページング最適化)
Rel−13以前には、ページングメッセージを送信しているセルにターゲットUEが実際に位置しているかどうかにかかわらず、ページングメッセージがトラッキングエリア内のすべてのセルで送信された。Rel−13では、例えば、S1ページング内のIE「Recommended Cells for Paging」のように、UuおよびS1のシグナリング削減のために、RAN3およびSA2によってページング最適化が導入された。これらのRel−13メカニズムは、特にMTC UEのようなモビリティの低いUEに対しては効率的であるが、スマートフォンなどの通常のモビリティを有するUEを考慮した更なる最適化の余地がある。 例えば、MMEが、ECM IDLEへの遷移時の「Information On Recommended Cells And ENBs」に関する知識に基づいて、S1ページング内の推奨eNB/セルのeNBを決定したとしても、このMT呼出時のUEが、推奨されるeNB/セルの外に既に移動している可能性がある。これによりページが欠落し、そのページに使用されたリソースが無駄になる。
考察1:Rel−13に導入されたページング最適化、例えばS1ページング内のIE「Recommended Cells for Paging」は、静止または低モビリティUEに対してのみ効果的に働くことができる。
提案1:ページング拡張は、静止または低移動性UEに限定されず、すべてのタイプのモビリティ条件でUEをサポートすべきである。
(2.1.1.2.より小さいトラッキングエリア配置)
RAN開始のページングのメカニズムについてのさまざまなソリューションがRAN2によって提案されている。これらのソリューションの主な利点の1つは、ページングエリアを制限することである。RAN開始のページングのエリアがトラッキングエリアのサブセットに設定されている場合、実際には、ネットワーク全体のページングメッセージ数を減らすのに貢献する。現在のNW実装、例えば、より小さな領域で構成されるトラッキングエリアは、同様の利得を達成することができる。しかし、このようなNW実装は、UEからの過度のトラッキングエリア更新を引き起こし、それによって全体のシグナリングが増加する可能性があることが指摘されている。
考察2:ページング領域が小さく設定されていると、ページングメッセージの数を減らすことはできるが、過剰なトラッキングエリアの更新を防ぐことはできない。
提案2:ページング拡張は、UEのモビリティに起因するULシグナリングの数を最小限に抑えるべきである。
(2.1.2.合意からのビルディングブロック)
RAN2は、「UEがLight Connectedである場合、RAN2の観点から、シグナリングの削減とレイテンシの削減の観点から、RAN開始のページングは実現可能で有益である」と同意した。RAN開始のページングは、Uuのシグナリングとレイテンシの両方の削減に役立つ。「Light ConnectedのUEのS1接続が維持されて、かつ、アクティブ」である場合、S1ページングのシグナリングはもはや必要なくなり、S1−U接続確立によるレイテンシを排除することができる。しかし、RAN2の観点からは、RAN開始のページングがUuシグナリング/レイテンシの削減にどのように役立つかは依然として不明である。
考察3:RAN開始のページングがUuリンクのシグナリングとレイテンシの削減にどのように役立つのかは不明である。
より良い解決策を構成し、議論を進めるために、RAN開始のページングなどのページング拡張は、このセクションで説明する原則を用いて設計されるべきである。したがって、RAN2はまずページング拡張の設計原則に同意する必要がある。
(2.2.ページングの拡張機能の詳細)
次のセクションにおいて、ページング拡張のソリューションの設計選択肢/オプションを検討する。
(2.2.1.選択1:RAN制御のDL送信)
(2.2.1.1.直接データ伝送又はページングメッセージ)
RAN開始のページングでは、eNBは、S1ページングに頼ることなく、UEのためのDLデータが到着する時にページングを行う必要性を認識し得る。ワーキング仮定は、「Light ConnectedのUEは、eNBまたはMMEによって開始されたページングのトリガのみによって呼び出される」を言及しており、ページングメッセージがUEに送信されることを示唆しているが、詳細はまだ議論されていない。Uプレーンの観点から見ると、レガシーページング(MME開始)と新しいページング(eNB開始)との間の相違は、DLデータがまだS−GWにあるか、または既にeNBに到着しているかに基づいており、すなわち、S1接続が維持されており、かつ、アクティブである間に、CN内のルーティングは既に行われている。したがって、この場合、ページングメッセージが本当に必要かどうかを検討する価値があり、eNBがLight ConnectedのUEのDLデータを受信するときは、次のオプションを検討できる。
オプション1:eNBは、(RANレベル)ページングメッセージをUEに送信する。
このオプションは、DLデータ到着時に、eNBがUEにページングメッセージを送信するという仮定に基づいている。Uuの観点から、ページングメッセージが、既存のページングに類似するかまたは既存のページングを再利用し得る。しかし、RANレベルのページングがUuにおいて「シグナリングの削減とレイテンシの短縮の面で有益」であることが明白ではない。
オプション2:eNBは、ページングメッセージなしで、DLデータをUEに直接送信する。
オプション2では、Uuリンク上でのページングメッセージが必要ない。例えば、eNBが、ページを送信することなくUEに直ちにDLデータを送信する。これは、DLデータが最初に複数のセルに送信される必要があることを意味してもよいが、複数のセルに送信する超過DLデータの差がページングメッセージに必要なデータ量に匹敵するようにDLデータのボリュームを効率的に管理することができる。シグナリングメッセージの量は、既存のDRXと同様に、UEの電力消費を最小限に抑えるために、意図されたページング機会を介してDLデータを送信することによって低減することができる。このオプションの主な利点は、ページング手順のRTT(例えば、ページングおよびRRC接続要求)によるDLデータの送信の待ち時間の短縮である。詳細は、さらに説明され、モビリティの側面(UEベースまたはNWベース)を含め、Connected Lightの定義方法に関連する可能性がある。
提案3:eNBへのDLデータ到着時に、RAN2は、UEが最初にページングされるべきか(オプション1)、または直接的なDLデータ送信(オプション2)が好ましいかを議論すべきである。
(2.2.1.2.ページングエリア)
RAN制御のDL伝送のオプション1が選択された場合、ページが既存のトラッキングエリアのように特定のエリア内で実行されるかどうかについてさらに議論すべきである。特定のエリアは、仮定のように、セルのグループ、すなわち、既に提案されているページングエリアの概念であるトラッキングエリアのサブセットに過ぎない。ページングの失敗を最小限に抑えるためにこのような概念を導入するのは簡単である。ページングエリアは、UEコンテキストフェッチのためのX2接続の可用性、UEのモビリティ状態、スペクトル効率などに依存することができるが、これは主にNW実装までである。
提案4:RAN2は、UEをページするための送信を行うセルのグループからなるページングエリアを導入すべきである。
UEがページングエリア内にある限り、UEのモビリティはeNBによって把握されると仮定することができる。一方、UEがページングエリアの外に移動するときUEがどのように挙動するかについて議論すべきである。信頼できるページング手順を有するためには、既存のトラッキングエリア更新メカニズムと同様に、UEがサービングセルに退出条件を通知するためのメカニズムが必要である。情報が外部セルの再選択前に提供されるのか、それが起こった後に提供されるのかは、更なる検討が必要である。
提案5:RAN2は、UEがページングエリアの外に移動するときに、UEがサービングセルに通知すべきかどうかについて議論すべきである。
(2.2.2.選択肢2:MME制御のページング)
RAN開始のページングが採用される可能性があるというRAN2の見解をRAN3が受け入れるかどうかは不明であるので、MMEは一般にモビリティ管理(MM)の責任を負うため、Light ConnectedのUEへのページングがMMEによって開始される必要がまだあり得る。MMEがまだ最終決定を下す必要があると仮定すると、以下のオプションが考えられる。
オプションA:eNBは、UEがLight Connectedに移行したときにMMEに通知する。
eNBとMMEは、UEがLight Connectedであるかどうかの知識を同期させることができる。さらに、セクション2.1.1で説明したように、UEのモビリティを考慮してトラッキングエリアレベルのページングを回避すべき場合、推奨eNB/セルの同期のための更新手順を含めることは有益である。
オプションB:Light ConnectedのUEへのDLデータが到着したとき、eNBはMMEに「ページング要求」を送信する。
このオプションでは、eNBはページングが必要なときにのみMMEに指示を送信する。言い換えれば、オプションAにおける頻繁なインディケーション、すなわちIDLEsaLight ConnectedsaConnectedのメッセージングを避けることができる。また、MMEとS−GWとの間の潜在的なCNの影響を防止することもできる。オプションAの場合と同様に、ページング要求は、S1ページングの範囲を制限する際にMMEを支援するために、Rel−13におけるページング最適化と同様に、推奨eNB/セルを含むことができる。しかし、それが実際にS1の観点からシグナリングとレイテンシを減らすことができるかどうかは疑問である。
この2のオプションにかかわらず、ページング最適化は、MME開始のページングが選択されるときに再利用されるべきである。上記のいくつかの拡張により、MMEは、ページングを開始するときに推奨eNB/セルの最新情報を使用し得る。これはUE CONTEXT RELEASE COMPLETEでのみ提供されている。MMEがPAGINGの範囲、すなわち、ターゲットeNBの数を絞り込むことを容易にすることができるので、S1の観点から、シグナリングの低減には依然として有益である。
考察4:MME開始のページングが選択されている場合は、Rel−13で導入されたページング最適化の上にページング拡張機能を追加することが可能である。
RAN2の観点からは、eNBがUEの位置および/またはモビリティ状態を、例えばセル再選択時のUEからの通知によって知っている場合、セクション2.1.1で検討した問題を回避することができ、これにより、推奨eNB/セルは、セクション2.2.1.2で検討したRANベースのページングエリアに関連付けられることができる。したがって、不必要なページを防止するために、eNBがIDLEでもUEの位置をどのように知っているかを議論する価値がある。これは、ページングエリア、すなわち提案4と、情報、すなわち提案5との組み合わせによって解決することができる。
提案6:MME開始のページングが選択されたとしても、RAN2は、Rel−13ページング最適化が実行されるときに、NWがIDLEまたはLight ConnectedのUEの位置及び/又はモビリティ状態を知ることが有用であるかどうかについて議論するべきである。
米国仮出願第62/372900号(2016年8月10日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
本発明は移動通信分野において有用である。

Claims (5)

  1. 基地局であって、
    無線端末を特定状態に遷移させ、前記特定状態は、前記無線端末用の接続が前記基地局とコアネットワークとの間に維持されつつ、RRCコネクティッド状態に比べて前記無線端末用のシグナリングが抑制される状態である、制御部と、
    前記特定状態に遷移させる前記無線端末を識別する識別子と共に、前記RRCコネクティッド状態から前記特定状態への遷移を示す第1のRRC遷移通知を前記コアネットワークのエンティティに送信する送信部と、を備え、
    前記制御部は、前記無線端末を前記特定状態から前記RRCコネクティッド状態に遷移させ、
    前記送信部は、前記無線端末が前記特定状態から既に離れており、かつ前記RRCコネクティッド状態に既に入っていることを示す第2の遷移通知を前記エンティティに送信する
    基地局。
  2. 前記制御部は、RRC解放メッセージを前記無線端末に送信することにより、前記無線端末を前記特定状態に遷移させ、
    前記RRC解放メッセージは、前記無線端末のRRC接続の復旧に用いる所定の識別子を含む
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記所定の識別子を含むRRC復旧要求メッセージを前記無線端末から受信する受信部をさらに備える
    請求項2に記載の基地局。
  4. コアネットワークのエンティティであって、
    無線端末を識別する識別子とともに、前記無線端末がRRCコネクティッド状態から特定状態に遷移することを示す第1のRRC遷移通知を基地局から受信する受信部を備え、
    前記特定状態は、前記無線端末用の接続が前記基地局と前記コアネットワークとの間に維持されつつ、前記RRCコネクティッド状態に比べて前記無線端末用のシグナリングが抑制される状態であり、
    前記受信部は、前記無線端末が前記特定状態から既に離れており、かつ前記RRCコネクティッド状態に既に入っていることを示す第2の遷移通知を前記基地局から受信する
    モビリティ管理エンティティ。
  5. 方法であって、
    基地局が、無線端末を特定状態に遷移させるステップであって、前記特定状態は、前記無線端末用の接続が前記基地局とコアネットワークとの間に維持されつつ、RRCコネクティッド状態に比べて前記無線端末用のシグナリングが抑制される状態である、ステップと、
    前記基地局が、前記特定状態に遷移させる前記無線端末を識別する識別子と共に、前記RRCコネクティッド状態から前記特定状態への遷移を示す第1のRRC遷移通知を前記コアネットワークのエンティティに送信するステップと
    前記基地局が、前記無線端末を前記特定状態から前記RRCコネクティッド状態に遷移させるステップと、
    前記基地局が、前記無線端末が前記特定状態から既に離れており、かつ前記RRCコネクティッド状態に既に入っていることを示す第2の遷移通知を前記エンティティに送信するステップと、を備える
    方法。
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