JP6566792B2 - 補給シュート及び遊技媒体供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機島において補給ラインから遊技媒体使用機に向けて分配された遊技媒体を中継する補給シュート及び遊技媒体使用機に遊技媒体を補給する遊技媒体補給装置に関する。
遊技ホールは、所定のエリアにスロットマシンやコインゲーム機などメダルを投入して遊技する遊技機を横並びに配列した遊技機島を備えている。通常、スロットマシンには、メダル貸出機が隣接して配設され、投入された貨幣の額に応じたメダルが払い出される。メダル貸出機から払い出されたメダルをスロットマシンに投入すると遊技が開始され、遊技の結果、複数列のリールの図柄が予め入賞設定された組み合わせとなったときに、相応する枚数のメダルが配当として支払われる仕組みとなっている。したがって、遊技を継続するためには、スロットマシンには入賞用のメダルを、メダル貸出機には貸出し用のメダルを順次補給する必要がある。
このようなスロットマシンやメダル貸出機のメダルの要求に対応してメダルを補給する手段として遊技機島の内部でメダルを補給、回収する遊技媒体循環システムがある。遊技媒体循環システムの一例としては、ベルトコンベアで構成されるライン上を搬送されてきたメダルをライン上の分配位置に備えられたメダル分配装置により補給シュートに落下させ、補給シュートに接続された配管を介してスロットマシンやメダル貸出機にメダルを補給するものがある。
この補給シュートは、遊技機島のライン上の分配位置に備えられたメダル分配装置とスロットマシン及びメダル貸出機に接続された配管との間に接続してメダルの補給を中継するもので、略長方体状であって一の側面に、分配されたメダルがこぼれ落ちないように取込口を広く設ける本体上部と、本体上部の下部に一体に形成され、下部に開口させた流下口に向かって側壁を略漏斗状に形成した本体下部を備え、流下口を左側の偏向位置に配置して配管と接続するものが知られている(特許文献1)。
特開2008−188191号公報
ところで、例えば遊技媒体循環システムを遊技機島に設置する際、補給シュートの取込口をライン上の分配位置に接続すると共に、補給シュートの流下口にスロットマシンやメダル貸出機に一端が連結された配管の他端に接続する作業をする。この作業の際、ライン上の分配位置はある程度決まっているため補給シュートは位置決めされており、補給シュートの位置に応じて配管側を適宜移動して補給シュートに取り付ける必要がある。
しかし、特許文献1に記載のものでは、配管が遊技機島内の各種機材に囲まれ奥まった狭い空間を経由するような場合、配管に過剰な屈曲をさせなければ補給シュートと取り付けられないことがあり、この屈曲によりメダルの落下による通過が妨げられ配管内にメダル詰まりが発生する虞があった。また、補給シュートと接続するために適した位置に配管を配置することができず、配管の交換や補給シュート自体の種類の変更をしなければ取り付けることができない虞があった。更に、スロットマシン及びメダル貸出機に連結された配管はメーカーや種類によって長さが異なることがあり、配管の交換や補給シュート自体の種類の変更をしなければ補給シュートに取り付けられない虞があった。
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は接続される配管との取付性を高めることができる補給シュート及びこの補給シュートを備える遊技媒体供給装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る補給シュートは、遊技媒体を内部に取り込む取込口と、内部に取り込まれた遊技媒体が落下して排出される排出口を備える補給シュートであって、 上記取込口を側面に備えると共に下面に第1の開口面が形成された上部シュートと、 上記排出口を下部かつ左右のいずれかの偏った位置に配置して備えると共に上面に第2の開口面が形成された下部シュートと、を備え、 上記下部シュートは、上記第2の開口面を上記第1の開口面に下側から重ね合わせて連結されていると共に、上記下部シュートの左右の向きを逆にしても上記第2の開口面を上記第1の開口面に重ね合わせて連結可能に形成され、 上記上部シュートは、左右に長い略長方体であって上記取込口を備える長辺側の側面と直交する左右の側面に第1の凸部と上記第1の凸部の上部に第2の凸部が形成され、上記下部シュートは、一方の左右の側面に形成された上記第1の凸部を嵌合して係止可能な第1の係止部と、他方の左右の側面に形成された上記第1の凸部と上記第2の凸部とを嵌合して係止可能な第2の係止部と、が上面から突設される、ことを特徴とする(請求項1)。
このように構成することによって、下部シュートは、排出口を下部かつ左右のいずれかの偏った位置に配置すると共に上部シュートに対し下部シュートの左右の向きを逆にしても第2の開口面を第1の開口面に重ね合わせて連結可能に形成されているため、排出口と接続される配管の配置に応じて、下部シュートの左右の向きを変更して排出口の位置を移動することができる。また、上部シュートは、左右に長い略長方体であって取込口を備える長辺側の側面と直交する左右の側面に第1の凸部と第1の凸部の上部に第2の凸部が形成され、下部シュートは、一方の左右の側面に形成された第1の凸部を嵌合して係止可能な第1の係止部と、他方の左右の側面に形成された第1の凸部と第2の凸部とを嵌合して係止可能な第2の係止部と、が上面から突設されることにより、上部シュートと下部シュートの接続信頼性を高めることができる。
この場合、上記第2の係止部は、外方向に傾斜する傾斜片を上端に備え、弾性変形可能に形成される方がよい(請求項)。
このように構成することによって、上部シュートと下部シュートを容易に着脱可能にすることができる。
また、本発明に係る補給シュートは、遊技媒体を内部に取り込む取込口と、内部に取り込まれた遊技媒体が落下して排出される排出口を備える補給シュートであって、 上記取込口を側面に備えると共に下面に第1の開口面が形成された上部シュートと、 上記排出口を下部かつ左右のいずれかの偏った位置に配置して備えると共に上面に第2の開口面が形成された下部シュートと、を備え、 上記下部シュートは、上記第2の開口面を上記第1の開口面に下側から重ね合わせて連結されていると共に、上記下部シュートの左右の向きを逆にしても上記第2の開口面を上記第1の開口面に重ね合わせて連結可能に形成され、 上記下部シュートは、下端に上記排出口を備えると共に山部と谷部とが交互に設けられた蛇腹管が上記排出口から挿入してなる筒状部が下面から突設され、上記筒状部は、上記筒状部の周壁を貫通して形成される少なくとも2つの開口部と、上記開口部の下側の開口端部から上記筒状部の外周側に突設される第3の凸部と、上記第3の凸部の上側の側面に形成される水平面上に配置されると共に、上記開口部を貫通して上記筒状部の内周側に端部を突出し、突出した端部が上記蛇腹管の谷部に少なくとも接触して上記蛇腹管を支持する平板状の弾性部材と、を備え、上記弾性部材は、上記開口部が与える空間により上側に弾性変形を許容されており、上記蛇腹管を挿入する際に上側に弾性変形して上記蛇腹管の上記山部を通過可能に形成される方がよい(請求項)。
このように構成することによって、弾性部材は、開口部が与える空間により上側に弾性変形を許容される。したがって、蛇腹管を筒状部内に挿入して押し込むと、弾性部材の下側にある蛇腹管の山部から弾性部材を上側に押し上げる方向の力が加わり、弾性部材を上側に弾性変形して弾性部材の上側に山部を通過させることができる。このため、施工前に弾性部材を筒状部に取り付けておけば、設置作業において筒状部に蛇腹管を挿入して押し込むだけで接続することができるため、補給シュートと蛇腹管を容易に接続することができる。
また、弾性部材は、開口部が与える空間により上側に弾性変形を許容されているが、下側に空間が与えられていないため下側に弾性変形することができない、若しくは、大きく弾性変形することができない。したがって、蛇腹管を筒状部内から抜こうとすると、弾性部材の上側にある蛇腹管の山部から弾性部材を下側に押し下げる方向の力が加わるが、弾性部材は下側に弾性変形しない、若しくは、蛇腹管の山部を通過させる程度に大きく弾性変形することができないので、弾性部材の下側に山部が通過することができない。このため、補給シュートからの蛇腹管の抜けを防止するができるので、接続信頼性が高めることができる。
本発明に係る遊技媒体補給装置は、列設された複数の遊技媒体使用機に遊技媒体を補給する遊技媒体補給装置であって、請求項1ないしのいずれかに記載の補給シュートを介して、上記遊技媒体を上記遊技媒体使用機に補給する、ことを特徴とする(請求項)。
本発明の補給シュートによれば、上記のように構成されており、排出口と接続される配管の配置に応じて、下部シュートの左右方向の向きを変更して排出口の位置を移動することができるため、接続される配管との取付性を高めることができる。
この発明に係る補給シュートを備える遊技機島の一部を示す正面図である。 上記遊技機島を構成する遊技媒体補給装置の概略全体構成図である。 上記遊技媒体補給装置を構成する補給ライン付近を示す斜視図である。 この発明に係る補給シュートを備える遊技媒体補給装置の一部を示す分解斜視図である。 上記遊技媒体補給装置を構成する補給ラインの分解斜視図である。 この発明に係る補給シュートの分解斜視図である。 この発明に係る補給シュートの正面図(a),この発明に係る補給シュートの背面図(b)である。 この発明に係る補給シュートの右側面図(a),この発明に係る補給シュートの左側面図(b)である。 この発明に係る補給シュートの底面図(a),図9(a)におけるC部概略拡大図である。 図7(a)のA−A線に沿う断面図(a),図10(a)におけるD部概略拡大図である。 この発明に係る補給シュート20Aの組立手順を説明する図である。 この発明に係る補給シュート20Bの組立手順を説明する図である。 この発明における筒状部に蛇腹管の挿入を開始した際における図8(a)のB−B線に沿う断面図である。 図13におけるE部概略拡大図である。 この発明における筒状部に蛇腹管を挿入する際の弾性部材の継時変化を示す図(a),(b),(c)である。 この発明における筒状部に蛇腹管の挿入が完了した際における図8(a)のB−B線に沿う断面図である。 図16におけるF部概略拡大図である。 この発明に係る補給シュートの蛇腹管及び補給ラインへの接続状態を示す図である。
以下、本発明に係る補給シュートについて、図面を参照して説明する。ここでは、この発明に係る補給シュートを遊技ホールにおける遊技機島1に適用した場合について説明する。
図1に示すように、遊技機島1は、遊技媒体使用機であるスロットマシン2と、スロットマシン2に併設され遊技媒体例えばメダルの払い出しを行なうメダル貸出機3(遊技媒体使用機)とが交互に並べられ、それらを背中合わせにした両面形式で構成されている。そして、遊技機島1のスロットマシン2に挟まれた内部の中央付近には、遊技機島1の長手方向に沿って遊技媒体補給装置4が組み込まれている。
遊技媒体補給装置4は、スロットマシン2に入賞用のメダルを、メダル貸出機3に貸出し用のメダルを補充するための装置であり、図2に示すように、遊技機島1の上部に配置され、蛇腹管40A,40Bを介してスロットマシン2,メダル貸出機3に連結された補給シュート20A,20Bにメダルをベルトコンベアで搬送する補給ライン10と、遊技機島1の下部に配置され、スロットマシン2やメダル貸出機3から排出されるメダル及び連絡路5を介して落下したメダルを受け入れてベルトコンベアで搬送する回収ライン6と、回収ライン6により回収されたメダルを貯留する貯留タンク(図示せず)や貯留タンクに貯留されたメダルを補給ライン10上に揚送するリフタ装置(図示せず)、その他メダル洗浄機・脱水機などを収納して遊技機島1の端に備えられた収納ボックス7と、により主に構成される。
補給ライン10は、図3〜5で示すように、メダルを搬送するための搬送ベルト11と、搬送ベルト11の内面側から支持する中空状のフレーム12と、フレーム12の中空部に挿入して2つのフレーム12を連結するジョイント13と、フレーム12の一端に連結されると共に搬送ベルト11を一定方向に駆動させるドライブプーリ(図示せず)と連絡路5が接続可能な接続口(図示せず)を備える第1のプーリーユニット14と、フレーム12の他端に連結されリターンプーリ(図示せず)を備える第2のプーリーユニット15と、ローラ(図示せず)の位置を調整することにより搬送ベルト11に対して所定の張力を与えるテンショナー16と、を備える。
また、図3〜5で示すように、補給ライン10はフラッパユニット17を備える。フラッパユニット17は、先端が傾斜した形状で形成される2枚の遮蔽板17aと、遮蔽板17aを上下方向に移動させる駆動源となるソレノイド(図示せず)を備える。フラッパユニット17は、図示しない制御部からの指令によりソレノイドを下側へ動かして遮蔽板17aを降下させ、その先端が搬送ベルト11に着地して斜めに塞き止め、搬送中のメダルが遮蔽板17aに当たって、搬送ベルト11上から搬送方向と直交する方向に押し出されるように構成されている。また、フラッパユニット17は、降下する遮蔽板17aを変更することによりメダルが押し出されていた方向と対向する方向にもメダルを押し出すことができ、搬送方向と直交する左右の両方向にメダルを押し出すように構成されている。このように構成されるフラッパユニット17は補給ライン10上に6個取り付けられ、搬送ベルト11の右側に6、左側に6の計12の位置にメダルを押し出して分配することができる(図3参照)。
また、図3〜5で示すように、補給ライン10はカバーユニット18を備える。カバーユニット18は、搬送ベルト11及びフラッパユニット17の遮蔽板17aを内包して覆うカバー材であり、フラッパユニット17が搬送ベルト11上から押し出すメダルを吐出する吐出口18aと、吐出口18aの上部に遥動自在に軸支された開閉扉18bを備える。上述したように、フラッパユニット17は6個取り付けられ、搬送ベルト11の右側に6、左側に6の計12の分配位置があり、その位置のそれぞれに吐出口18aが設けられている。
フラッパユニット17により分配されカバーユニット18の吐出口18aから吐出されたメダルは、補給シュート20A,20Bに落下して受け入れられた後、補給シュート20A,20B内を落下して通過し、次いで蛇腹管40A,40Bを通過しスロットマシン2,メダル貸出機3に搬送される。次に、この発明に係る補給シュート20A,20Bについて説明する。
この発明に係る補給シュート20Aは、図4,6に示すように、吐出口18aから吐出されたメダルを内部に取り込む取込口21Aを側面に備える上部シュート21と、内部に取り込まれたメダルが落下して排出される排出口25Aを下部かつ左右のいずれかの偏った位置に配置して備える下部シュート25と、発光部から送信される光線を受光部が受信したか否かによって、その間に光線を遮断するメダルの有無を検知するメダル検知センサ29と、で主に構成されている。
上部シュート21は、図6〜8に示すように、左右方向に長い略長方体であって背面側の側面にメダルを内部に取り込む長方形状の取込口21Aを備え、下面に長方形状に開口する第1の開口面24を備えている。また、背面側の側面と直交する左右の側面には、正面から背面方向に長辺を配置する略長方体状に形成される第1の凸部22が突設され、第1の凸部22の上部には、正面から背面方向に長辺を配置する略長方体状に形成される第2の凸部23が突設されている。この場合、左右の側面に形成されるそれぞれの第1の凸部22と第2の凸部23は、下面からの上下方向の配置がそれぞれ同じ位置に配置されている。
また、取込口21Aを備える背面側の側面の上部には、補給ライン10の開閉扉18bの上側に設けられた金具(図示せず)と係合して補給ライン10の側面に補給シュート20Aを固定するための取付金具21bが設けられている。また、図10に示すように、上部シュート21の第1の開口面24の長辺側の開口端部には、正面から背面方向に長辺側を二等分する中心線を軸として左右対称に上部凹部24aが形成されている。
下部シュート25は、図6〜8に示すように、4面の側面のうちの左側の側面のみを内方に傾斜して設けることにより、下部かつ右に偏った位置に向かって次第に内部が狭まるように側面に勾配を設けることができる。そして、側面の下端には筒状部30を介して排出口25Aを備える。排出口25Aからは、補給シュート内部に取り込まれたメダルが落下して排出される。このように構成することにより、排出口25Aを下部かつ右に偏った位置に配置することができる。
また、下部シュート25は、図6に示すように、上部シュート21の下面に形成された第1の開口面24の長方形状の開口と同じ大きさの開口にて形成される第2の開口面26を上面に備える。この場合、第1の開口面24と第2の開口面26は、正面から背面方向に長辺側を二等分する中心線を軸として左右対称に形成されており、下部シュート25の左右の向きをどちらの向きにしても第2の開口面26を第1の開口面24に重ね合わせて連結可能に形成されている。
また、図6,8(a),8(b)に示すように、第2の開口面26の右側の短辺側からは、略長方体状に形成された第1の凸部22を嵌合することができる略長方体状の孔部27aが形成された片状の第1の係止部27が上側に突設されている。また、第2の開口面26の左側の短辺側からは、略長方形状に形成された第1の凸部22及び第2の凸部23を一の孔で嵌合することができる略正方形状の孔部28aが形成された片状の第2の係止部28が突設されている。この場合、第2の係止部の上端部からは、外方向に傾斜する傾斜片28bが延設されており、傾斜片28bは、作業者が傾斜片28bに対して外方(この場合左方向)に向かって力を加えると第2の係止部28が左方向に弾性変形する弾性力を備える。
この場合、上述したように上部シュート21の左右の側面にはそれぞれ第1の凸部22と第2の凸部23が形成されており、上部シュート21に対し下部シュート25を左右の向きをどちらの向きにしても、第1の凸部22を第1の係止部27に嵌合して係止し、第1の凸部22と第2の凸部23を第2の係止部28に嵌合して係止することができる。
また、図6,10に示すように、下部シュート25の第2の開口面26の長辺側の開口端部には正面から背面方向に長辺側を二等分する中心線を軸として左右対称に下部凸部26aが形成されている。下部凸部26aは、上述した上部シュート21の上部凹部24aに嵌合可能に形成されている。この場合、上述したように、下部凸部26aは及び上部凹部24aは、両方とも正面から背面方向に長辺側を二等分する中心線を軸として左右対称に形成されており、上部シュート21に対し下部シュート25を左右の向きをどちらの向きにしても、下部凸部26aを上部凹部24aに嵌合することができる。
また、図6〜9に示すように、下部シュート25は、下部かつ右に偏った位置に向かって次第に内部が狭まるように勾配を設けた側面の下端から筒状部30が突設されており、筒状部30の下端に排出口25Aが設けられている。この場合、筒状部30は、山部40cと谷部40dとが交互に設けられた蛇腹管40Aが挿入されて接続可能な断面略円形の筒状体である。図9(a),9(b),10(a),13に示すように、筒状部30の上端付近には、内周側にフランジ部35が形成されている。フランジ部35は挿入された蛇腹管40Aの上端部に接触して蛇腹管40Aの過剰な挿入を規制することができる。
図6,8(a),8(b),10(a),13に示すように、筒状部30のフランジ部35の下側には、筒状部30の周壁を貫通して形成される矩形状の開口部31,32が形成されている。開口部31,32は、筒状部30の軸を中心として180度離れた位置に2つ配置されている。また、開口部31と開口部32が上下方向にずれた位置に配置されている。この場合、右方向に形成される開口部32のほうが上側にずれた位置に形成されている。
そして、図6〜8に示すように、開口部31,32の下側の開口端部から筒状部30の外周側に略長方体状の第3の凸部33,34が突設されている。第3の凸部33,34の上側の側面には第3の凸部33,34の外周側上端部から筒状部30の内周側にかけて水平面33a,34aが形成され、水平面33a,34aの外周側端部から水平面33a,34aと直交する方向に垂直面33b,34bが形成されている。
弾性部材50は、図6に示すように、ステンレス製の平板を屈曲して形成されており、第3の凸部33,34の水平面33a,34aに配置される平板片50aと、平板片50aの端部から直交状に屈曲される固定片50bを備える。本実施形態では、弾性部材50の素材としてステンレス材を使用したが弾性を備えれば他の金属であってもよい。また、弾性を備えれば金属である必要はなく例えば樹脂材であってもよい。この点、図14に示すように、平板片50aの突出した端部に下側から押し上げる方向の力が加われば上側に屈曲する弾性変形が可能な素材であって、かつ、上側から押し下げる方向の力が加わった際に蛇腹管40Aの山部40cを通過させる程の大きな弾性変形や割れ等の破損が生じない素材であればよい。
弾性部材50の平板片50aは、図14に示すように、開口部31を貫通して筒状部30の内周側に端部を突出している。本発明においては、平板片50aの筒状部30の内周側への端部の突出の程度については、突出した端部が蛇腹管40Aの谷部40dに少なくとも接触して蛇腹管40Aを支持し、かつ、蛇腹管40Aを挿入する際に平板片50aが上側に弾性変形して蛇腹管40Aの山部40cが通過可能な程度の突出であればよい。この点、「少なくとも接触して」とは、突出した端部が蛇腹管40Aの谷部40dに対して単に接触するだけでもよいし、突出した端部が蛇腹管40Aの谷部40dに係合する、嵌合する、挿入して蛇腹管40Aの内周側へ入り込む等であってもよい意味である。
この点、本実施形態においては、後述するように蛇腹管40Aとして金属線を螺旋状に巻いて形成されたものであって、隣り合う金属線同士が接着されていない。このため、平板状の平板片50aの端部は金属線の間に挿入して蛇腹管40Aの内周側へ入り込むことができる(図17参照)。そこで、本実施形態における平板片50aの筒状部30の内周側への端部の突出の程度については、突出した端部が蛇腹管40Aの谷部40dに挿入されて蛇腹管40Aの内周側へ入り込んで蛇腹管40Aを支持するように突出する。具体的には、図9(b)に示すように、蛇腹管40Aの谷部40dの外周線(図9(b)においてZで示す)を若干超える程度に突出させている。
また、平板片50aは、筒状部30の内周側に突出する端部が蛇腹管40Aの谷部40dの外周面に沿う円弧形に形成されている。このように構成することによって、平板片50aが蛇腹管40Aの谷部40dに挿入されて蛇腹管40Aの内周側へ入り込み、メダルの通過を妨げるのを防止することができる。
蛇腹管40A,40Bは、図3,4,13に示すように、断面略円形の金属線を螺旋状に巻いて形成された金属チューブである。図14に示すように、蛇腹管40A,40Bの周壁には、金属線の半円状の外周が山部40cを形成し、上下に連続して重ねられた金属線の山部40c間に谷部40dが形成され、山部40cと山谷部40dが交互に設けられる蛇腹面を備える。蛇腹管40Aの一端はスロットマシン2に連結されており、他端は補給ライン10近傍に開口端部を上に向けて起立している。また、蛇腹管40Bの一端はメダル貸出機3に連結されており、他端は補給ライン10近傍に開口端部を上に向けて起立している。なお、本発明において、蛇腹管40A,40Bは山部40cと谷部40dとが交互に設けられた筒状管であればよく、例えば塩化ビニール、エラストマ等の各樹脂製や発泡させた各種樹脂のものであってもよい。
なお、上述の説明では、補給シュート20Aについて図示して説明したが、補給シュート20Bは、上述した上部シュート21に上述した下部シュート25の左右の向きを逆にして連結したものである(図11,12参照)。よって、補給シュート20Bについては説明を省略する。
次に、この発明に係る補給シュート20A,20Bの組立手順及び接続手順について説明する。この場合、図5に示した補給ライン10を遊技機島外で組み立て、スロットマシン2及びメダル貸出機3に背中合わせで挟まれた遊技機島内部の中央付近に上側から載置し、スロットマシン2,メダル貸出機3に一端が連結された蛇腹管40A,40Bの他端と補給シュート20A,20Bを接続すると共に、補給シュート20A,20Bと補給ライン10を接続して遊技媒体補給装置4を設置する場合について説明する。
まず、作業者は、遊技機島外で下部シュート25の筒状部30に弾性部材50を固定する。この場合、弾性部材50の平板片50aを筒状部30の第3の凸部34の水平面34aに載置すると共に、第3の凸部34の垂直面34bに弾性部材50の固定片50bを接合させて、固定片50bの外側からねじ55にてねじ結合して固定する(図6参照)。これにより、弾性部材50が筒状部30の第3の凸部33の垂直面34bに固定片50bをねじ結合して固定されるため、弾性部材50の平板片50aが所望の弾性力を発生し易い構造にすることができる。なお、図6に示すように、本実施形態ではもう一つの弾性部材50を第3の凸部33に上記と同様にして取り付けている。
次いで、上部シュート21と下部シュート25を連結して補給シュート20A,20Bを組み立てる。作業者は、補給ライン10上のメダルの分配位置であるカバーユニット18の吐出口18aに対して蛇腹管40A,40Bの他端が配置される位置を確認する。
この結果、作業者は、図18で示すように、スロットマシン2と接続される蛇腹管40Aは、吐出口18aの右下付近に配置されることを確認した。この場合、補給シュート20Aの組み立ては、図11に示すように、取込口21Aを備える側面が背面側に来るように配置された上部シュート21に対し、排出口25Aが右側に来るように下部シュート25を配置して、下部シュート25の上面に形成される第2の開口面26を、上部シュート21の下面に形成される第1の開口面24に下側から重ね合わせて連結する。
また、作業者は、図18で示すように、メダル貸出機3と接続される蛇腹管40Bは、吐出口18aの左下付近に配置されることを確認した。この場合、補給シュート20Bの組み立ては、図12に示すように、取込口21Aを備える側面が背面側に来るように配置された上部シュート21に対し、排出口25Aが左側に来るように下部シュート25を配置して、下部シュート25の上面に形成される第2の開口面26を、上部シュート21の下面に形成される第1の開口面24に下側から重ね合わせて連結する。
この場合、上部シュート21と下部シュート25の具体的な連結方法を補給シュート20Aを例として説明すると、下部シュート25に突設された右側の第1の係止部27の孔部27aに、上部シュートを斜めにして左側を浮かせた状態で、上部シュート21の右の側面に形成された第1の凸部22を斜めに挿入して係合する。次いで、下部シュート25に突設された第2の係止部28の上端から延設された傾斜片28bに左方に力を加え、第2の係止部28を左方向に弾性変形すると共に、上部シュート21の浮かせた左側を降下させる。上部シュート21と下部シュート25が接合すると、下部シュート25の第2の開口面26と上部シュート21の第1の開口面24が重ね合うと共に、第1の開口面24の開口端部に形成される上部凹部24aと第2の開口面26の開口端部に形成される下部凸部26aが嵌合する。
次いで、傾斜片28bに加えられた力を解除して、第2の係止部28の弾性変形を解除すると、上部シュート21の左の側面に形成された第1の凸部22及び第2の凸部23に、下部シュート25に突設された第2の係止部28の孔部28aが嵌合して係止されると共に、係合していた第1の係止部27と第1の凸部22が嵌合して係止される。なお、補給シュート20Bの上部シュート21と下部シュート25の連結方法についても、上述した補給シュート20Aと同様に連結することができる。
このように、下部シュート25は、排出口25Aを下部かつ左右のいずれかの偏った位置に配置されると共に上部シュート21に対して下部シュート25の左右の向きを逆にしても第2の開口面26を第1の開口面25に重ね合わせて連結可能に形成されているため、排出口25Aと接続される配管(蛇腹管40A,40B)の配置に応じて、下部シュート25の左右の向きを変更して排出口25Aの位置を移動することができる。
また、上部シュート21の第1の開口面24の開口端部には上部凹部24aが形成されており、下部シュート25の第2の開口面26の開口端部には上部凹部24aが嵌合可能な下部凸部26aが形成されていることにより、上部シュート21と下部シュート25の接続信頼性を高めることができる。
また、第1の係止部27と第1の凸部22を嵌合して係止すると共に、第2の係止部28と第1の凸部22と第2の凸部23とを嵌合して係止することにより、上部シュート21と下部シュート25の接続信頼性を高めることができる。また、第2の係止部28は、弾性変形可能に形成されると共に外方向に傾斜する傾斜片28bを上端に備えることによって、上部シュート21と下部シュート25を容易に着脱可能にすることができる。
次いで、作業者は、上記のようにして組み立てた補給シュート20A,20Bに蛇腹管40A,40Bを接続する。この場合、補給シュート20Aを蛇腹管40Aに接続する場合について説明する。作業者は、補給シュート20Aの筒状部30の排出口25Aに、補給ライン10近傍で開口端部を上側に向けて起立している蛇腹管40Aを挿入する(図4参照)。作業者が、筒状部30内に蛇腹管40Aを挿入すると、図13,14に示すように、蛇腹管40Aの最も上側にある最初の山部40cが平板片50aの端部と接触するまで、蛇腹管40Aを抵抗なく押し込むことができるが、山部40cが平板片50aの端部と接触すると抵抗があって押し込めなくなる。この場合、弾性部材50の平板片50aは、図14にて想像線で示すように、開口部31が与える空間により上側に端部を屈曲する弾性変形を許容される。このため、蛇腹管40Aを筒状部30内に更に押し込むと、平板片50aの下側にある蛇腹管40Aの山部40cから平板片50aを上側に押し上げる方向の力が加わり、平板片50aを上側に弾性変形して平板片50aの上側に山部40cを通過させることができる。
詳細には、図15(a)に示すように、作業者は、筒状部30内に蛇腹管40Aを挿入して蛇腹管40Aの最も上側にある最初の山部40cを弾性部材50の平板片50aの端部と接触する。次いで、図15(b)に示すように、作業者は、筒状部30を上側から押し下げる力(弾性部材50を上側に押し上げる方向の力)を加え、平板片50aの端部を上側に屈曲して弾性変形させる。次いで、図15(c)に示すように、作業者は、筒状部30を上側から押し下げる力(弾性部材50を上側に押し上げる方向の力)を更に加え、弾性部材50の平板片50aの上側に山部40cを通過させることができる。次いで、作業者は、図15(a)〜15(c)と同様にして、複数の蛇腹管40Aの山部40cを弾性部材50の平板片50aの上側に通過させる。
図16に示すように、作業者が、蛇腹管40Aの複数の山部40cを弾性部材50の平板片50aの上側に通過させると、筒状部30の開口部31の上側の内周側に形成されたフランジ部35が蛇腹管40Aの上端部に接触して蛇腹管40Aの過剰な挿入を規制する。このように、フランジ部35が蛇腹管40Aの端部に接触して蛇腹管40Aの挿入を規制するため、作業者は作業現場において挿入する蛇腹管40Aの長さを検討する必要がなく、更に容易に筒状部30に蛇腹管40Aを接続することができる。
図16,17に示すように、作業者が筒状部30への蛇腹管40Aの接続が完了した状態では、弾性部材50の平板片50aの突出した端部が蛇腹管40Aの谷部40dに挿入されて蛇腹管40Aの内周側へ入り込んで蛇腹管40Aを支持している。この場合、弾性部材50の平板片50aは、開口部31,32が与える空間により上側に弾性変形を許容されているが、下側に空間が与えられていないため下側に弾性変形することができない、若しくは、大きく弾性変形することができない。したがって、蛇腹管40Aを筒状部30内から抜こうとすると、平板片50aの上側にある蛇腹管40Aの山部40cから平板片50aを下側に押し下げる方向の力が加わるが、平板片50aは下側には弾性変形しない、若しくは、蛇腹管40Aの山部40cを通過させる程度に大きく弾性変形することができないので、平板片50aの下側に山部40cは通過することができない。このため、筒状部30からの蛇腹管40Aの抜けを防止するができ、接続信頼性が高めることができる。
また、図16,17に示すように、本実施形態では弾性部材50は、筒状部30の軸を中心として180度離れた位置に2つ配置され、一の弾性部材50と他の弾性部材50は上下方向にずれた位置に配置されており、それぞれの端部は蛇腹管40Aの異なった谷部40dに挿入されて蛇腹管40Aの内周側へ入り込んで蛇腹管40Aを支持している。これにより、一の弾性部材50と他の弾性部材50が蛇腹管40Aの異なった谷部40dに接触させることができ、一の谷部40dに2つの弾性部材50が接触して一の谷部40dに力が集中して山部40cと谷部40dが広がるのを防止することができる。このため、山部40cと谷部40dの広がりによる蛇腹管40Aの抜けを防止することができ、接続信頼性を高めることができる。
また、作業者が筒状部30への蛇腹管40Aの接続が完了した状態では、平板片50aの端部が蛇腹管40Aの谷部40dに挿入されて蛇腹管40Aの内周側へ入り込んで蛇腹管40Aを支持しているが、平板片50aの端部が蛇腹管40Aの谷部40dに沿う円弧形に形成されているため、メダルの通過を妨げるのを防止することができる。
以上で補給シュート20Aへの蛇腹管40Aの接続作業は終了である。次いで、作業者は、図18に示すように、補給シュート20の取込口21Aを備える側面を補給ライン10のカバーユニット18の吐出口18a付近に接続する。なお、上述した手順で、蛇腹管40Aの隣に配置された蛇腹管40Bに補給シュート20Bを同様にして接続することができる。
このように本発明の補給シュート20A,20Bによれば、排出口25Aと接続される蛇腹管40A,40Bの配置に応じて、下部シュート25の左右方向の向きを変更することにより排出口25Aの位置を移動することができるため、接続される蛇腹管40A,40Bとの取付性を高めることができる。
なお、上述した実施形態では、上部シュート21の第1の開口面24の開口端部には上部凹部24aが形成されており、下部シュート25の第2の開口面26の開口端部には上部凹部24aが嵌合可能な下部凸部26aが形成されていたが、上部シュート21の第1の開口面24の開口端部に上部凸部を形成し、下部シュート25の第2の開口面26の開口端部には上部凸部が嵌合可能な下部凹部が形成されてもよい。このように構成しても上記実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述した実施形態では、弾性部材50の平板片50aの筒状部30の内周側に突出した端部が、蛇腹管40A,40Bの谷部40dに挿入されて蛇腹管40A,40Bの内周側へ入り込んで蛇腹管40を支持したが、本発明においては、突出した端部が蛇腹管40A,40Bの谷部40dに少なくとも接触して蛇腹管40A,40Bを支持していればよい。例えば、突出した端部が蛇腹管40A,40Bの谷部40dに単に接触して蛇腹管40A,40Bを支持してもよい。このように構成しても上記実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述した実施形態では、筒状部30に弾性部材50を2つ配置したが、複数例えば3つであってもよい。この場合、筒状部30の軸を中心として120度離れた位置に3つ配置し、3つの弾性部材50はそれぞれ上下方向にずれた位置に配置すればよい。このように構成すれば、上記実施形態より接続信頼性が高めることができる効果が得られる。
本発明は上記の実施形態及び実施例の例示に限定されるものでなく、特許請求の範囲の技術的範囲には、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々、設計変更した形態が含まれる。
2 スロットマシン(遊技媒体使用機)
3 メダル貸出機(遊技媒体使用機)
4 遊技媒体補給装置
20A,20B 補給シュート
21 上部シュート
21A 取込口
22 第1の凸部
23 第2の凸部
24 第1の開口面
24a 上部凹部
25 下部シュート
25A 排出口
26 第2の開口面
26b 下部凸部
27 第1の係止部
28 第2の係止部
28b 傾斜片
30 筒状部
31,32 開口部
33,34 第3の凸部
33a,34a 水平面
33b,34b 垂直面
35 フランジ部
40A,40B 蛇腹管
40c 山部
40d 谷部
50 弾性部材
50a 平板片
50b 固定片

Claims (4)

  1. 遊技媒体を内部に取り込む取込口と、内部に取り込まれた遊技媒体が落下して排出される排出口を備える補給シュートであって、
    上記取込口を側面に備えると共に下面に第1の開口面が形成された上部シュートと、
    上記排出口を下部かつ左右のいずれかの偏った位置に配置して備えると共に上面に第2の開口面が形成された下部シュートと、を備え、
    上記下部シュートは、上記第2の開口面を上記第1の開口面に下側から重ね合わせて連結されていると共に、上記下部シュートの左右の向きを逆にしても上記第2の開口面を上記第1の開口面に重ね合わせて連結可能に形成され、
    上記上部シュートは、左右に長い略長方体であって上記取込口を備える長辺側の側面と直交する左右の側面に第1の凸部と上記第1の凸部の上部に第2の凸部が形成され、上記下部シュートは、一方の左右の側面に形成された上記第1の凸部を嵌合して係止可能な第1の係止部と、他方の左右の側面に形成された上記第1の凸部と上記第2の凸部とを嵌合して係止可能な第2の係止部と、が上面から突設される、ことを特徴とする補給シュート。
  2. 請求項記載の補給シュートにおいて、
    上記第2の係止部は、外方向に傾斜する傾斜片を上端に備え、弾性変形可能に形成される、ことを特徴とする補給シュート。
  3. 遊技媒体を内部に取り込む取込口と、内部に取り込まれた遊技媒体が落下して排出される排出口を備える補給シュートであって、
    上記取込口を側面に備えると共に下面に第1の開口面が形成された上部シュートと、
    上記排出口を下部かつ左右のいずれかの偏った位置に配置して備えると共に上面に第2の開口面が形成された下部シュートと、を備え、
    上記下部シュートは、上記第2の開口面を上記第1の開口面に下側から重ね合わせて連結されていると共に、上記下部シュートの左右の向きを逆にしても上記第2の開口面を上記第1の開口面に重ね合わせて連結可能に形成され、
    上記下部シュートは、下端に上記排出口を備えると共に山部と谷部とが交互に設けられた蛇腹管が上記排出口から挿入してなる筒状部が下面から突設され、上記筒状部は、上記筒状部の周壁を貫通して形成される少なくとも2つの開口部と、上記開口部の下側の開口端部から上記筒状部の外周側に突設される第3の凸部と、上記第3の凸部の上側の側面に形成される水平面上に配置されると共に、上記開口部を貫通して上記筒状部の内周側に端部を突出し、突出した端部が上記蛇腹管の谷部に少なくとも接触して上記蛇腹管を支持する平板状の弾性部材と、を備え、上記弾性部材は、上記開口部が与える空間により上側に弾性変形を許容されており、上記蛇腹管を挿入する際に上側に弾性変形して上記蛇腹管の上記山部を通過可能に形成される、ことを特徴とする補給シュート。
  4. 列設された複数の遊技媒体使用機に遊技媒体を補給する遊技媒体補給装置であって、
    請求項1ないしのいずれかに記載の補給シュートを介して、上記遊技媒体を上記遊技媒体使用機に補給する、ことを特徴とする遊技媒体補給装置。
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