JP6566532B1 - 提示システム、提示方法及び提示プログラム - Google Patents

提示システム、提示方法及び提示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の高い提示システム、提示方法及び提示プログラムを提供すること。【解決手段】2以上の利用者の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部と、前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが関連付けて格納された第1データベースを参照し、前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定する睡眠状態判定部と、前記睡眠状態判定部で判定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる提示部と、を備えることを特徴とする提示システム。【選択図】図1

Description

本発明は、提示システム、提示方法及び提示プログラムに関し、特に、睡眠のための提示システム、提示方法及び提示プログラムに関する。
現代人の多くが何らかの睡眠障害を有しているといわれている。睡眠不足は、生活の質(QOL:Quality of Life)や生産性の低下につながり、能力を低下させ、より深刻な場合では、うつ病などの精神疾患につながるだけでなく、命にかかわる病気のリスクを高めることが分かっている。また、日々わずかな睡眠不足でも、その睡眠不足が積み重なること(いわゆる睡眠負債)により、命にかかわる病気のリスクを高め、日々の生活の質が下がる。
このように、睡眠不足が企業活動や生活に与える影響は想像以上に深刻なものであることが解明されてきており、これに対応して、睡眠状態を判定・改善する方法が種々提案されている。例えば、特許文献1では、複数のセンサ類からの睡眠情報を取得する睡眠情報取得部を備え、データベースのアドバイス情報のうち、睡眠情報に基づいて睡眠の状況を改善するに適したものを選択し、この選択の中からユーザにとって難易度が最も低いものを出力対象に設定する情報処理ブロックを備え、この出力対象となるアドバイス情報をモニタに出力する表示制御部を備えた睡眠改善装置が提案されている。
特開2009−233027号公報
しかしながら、従来の発明では、ユーザ(利用者)の個々人の睡眠情報等に基づいて睡眠状況に問題があるか否かを判定し、睡眠状態の状況や改善案の提示を行うものであり、自分(本人)以外の他のユーザの睡眠状態の状況や改善案の提示を行うことができず、利便性に欠けるものであった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、利便性の高い提示システム、提示方法及び提示プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明の提示システムは、2以上の利用者の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部と、前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが関連付けて格納された第1データベースを参照し、前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定する睡眠状態判定部と、前記睡眠状態判定部で判定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる提示部と、を備える。
本発明によれば、利便性の高い提示システム、提示方法及び提示プログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る提示システムの概略構成図の一例である。 第1実施形態に係る提示端末の構成図の一例である。 第1実施形態に係る提示サーバの構成図の一例である。 第1実施形態に係る提示サーバの記憶装置に格納されるデータベースの一例である。 第1実施形態に係る提示サーバのデータベースに格納されるデータの一例である。 第1実施形態に係る提示端末の表示装置に表示(提示)される表示画面の一例である。 第1実施形態に係る提示端末の表示装置に表示(提示)される表示画面の一例である。 第1実施形態に係る提示端末の表示装置に表示(提示)される表示画面の一例である。 第1実施形態に係る提示サーバのメイン処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る提示サーバの分類処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る提示サーバの推定処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る提示サーバの睡眠状態判定処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る提示サーバの助言抽出処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る提示端末の初期設定処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る提示端末の提示処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る提示サーバの構成図の一例である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、本発明の睡眠には、「仮眠」及び「本睡眠」が含まれる。ここで、一般的には、「仮眠」とは睡眠を補う意味での日中の数分から2〜3時間程度の睡眠のことをいい「本睡眠」とは夜間の数時間程度の睡眠のことをいうが、例えば、夜勤等により昼夜の生活が逆転しているようなユーザ(利用者)の場合は、夜間に「仮眠」が行われ、日中に「本睡眠」が行われることもある。
[第1実施形態]
(提示システム1の構成)
初めに、図1を参照して、第1実施形態の提示システム1の構成について説明する。提示システム1は、センサ群2と、制御対象群3と、提示端末4と、提示サーバ5とを備える。提示端末4及び提示サーバ5は、ネットワーク6により通信可能に接続されている。また、センサ群2及び制御対象群3は、提示端末4と無線通信及び/又は有線通信により通信可能に接続されている。なお、提示システム1が具備するセンサ群2、制御対象群3、提示端末4及び提示サーバ5の数は任意である。また、ネットワーク6は、提示端末4及び提示サーバ5が通信できればよくどのような通信網で構成されていてもかまわない。
なお、下記実施形態では、提示システム1のユーザが、ユーザU1からU6の6人であるとして説明する。また、ユーザU1からU4は、同一の家屋で生活する4人家族(第1世帯)であり、ユーザU5からU6は、ユーザU1からU4(第1世帯)と離れて暮らす(生活を異にする)両親(第2世帯)であるとする。
(センサ群2)
センサ群2は、ユーザU1からU6の睡眠に関する情報、例えば、脈拍、血圧、体温、脳波、眼電位、筋電位、体動、心拍数、いびき、呼吸、活動量(例えば、歩数計)など人体から取得できるバイタルデータや、ユーザU1からU6の睡眠環境、例えば、室内外の気温、湿度、照明の輝度、騒音、におい、二酸化炭素(CO)濃度等の環境情報を検出する1以上のセンサで構成される。センサ群2を構成する各センサは、検出した情報に識別子(センサID)を付与して提示端末4へと出力する。なお、本実施形態では、センサ群2で検出される情報は、提示端末4を介して提示サーバ5へと送信される構成となっているが、センサ群2で検出される情報を、提示端末4を介さずに提示サーバ5へ送信する構成としてもよい。
センサ群2の上記記載は例示に過ぎず、現存及び将来的に開発・提供されるセンサのすべてが含まれる。例えば、センサ群2には、バイタルデータを検出するセンサ群2として人体に取り付けた状態で高精度な睡眠情報を計測できるデバイスのみならず、人体に取り付けないで(皮膚に接触しない状態で)脳波、眼電位、筋電位等に並ぶ高精度な睡眠情報を計測できるデバイス等や人体に埋め込んで使用するデバイス等が含まれてもよい。また、本実施形態では、ユーザUは6人であるが、ユーザは2人以上であればよく、6人に限られない。
(制御対象群3)
制御対象群3は、ユーザU1からU6の睡眠環境を改善するための制御対象であり、主に家電製品が含まれる。一例として、制御対象群3は、例えば、エアコン(温度)、照明(明るさ)、加湿器(湿度)、オーディオ(音楽)、アロマディフューザー(におい)などである。なお、制御対象群3の上記記載は例示に過ぎず、現存及び将来的に開発・提供される制御可能なものすべてが含まれる。
(提示端末4)
図2は、提示端末4の構成図であり、図2(a)は、提示端末4のハードウェア構成図、図2(b)は、提示端末4の機能構成図である。提示端末4は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット型PCなどである。図2(a)に示すように、提示端末4は、通信IF400A、記憶装置400B、入力装置400C、表示装置400D、音声出力装置400E、集音装置400F、撮像装置400G及びCPU400Hなどを備える。
通信IF400Aは、センサ群2、制御対象群3及び提示サーバ5と通信するためのインターフェースである。
記憶装置400Bは、例えば、HDDや半導体記憶装置である。なお、記憶装置400Bは、情報(データ)の書き込み、読み出しが可能であれば、他の装置や機器であってもよい。記憶装置400Bには、端末ID(提示端末4の識別情報)や提示プログラムなどが格納されている。端末IDは、提示端末4を識別するための識別子である。提示端末4から送信される情報に端末IDを付与することで、提示サーバ5は、受信した情報がどの提示端末4から送信されたものであるかを認識することができる。なお、端末IDは、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用してもよく、提示サーバ5が提示端末4に対して付与するようにしてもよい。
入力装置400Cは、例えば、タッチパネルなどであり、ユーザU1からU6は、入力装置400Cを操作することで、提示システム1の利用に必要な情報を入力することができる。なお、入力装置400Cは、提示システム1の利用に必要な情報を入力することができれば、他の装置や機器であってもよい。
表示装置400Dは、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどであるが、表示可能であれば他の装置や機器であってもよい。表示装置400Dは、提示システム1の利用に必要な画面(例えば、後述する図4Aから図4Cに示す画面)を表示する。なお、表示装置400Dは、数人のユーザで見ることができる程度の画面(例えば、10インチ以上)を有することが好ましい。
音声出力装置400Eは、例えば、スピーカであり、音声や音楽、効果音などを出力する。なお、音声出力装置400Eは、音声や音楽、効果音などを出力可能であれば他の装置や機器であってもよい。
集音装置400Fは、例えば、マイクであり、ユーザU1からU6の声や騒音(バックグラウンドノイズ)などを集音する。なお、集音装置400Fは、ユーザU1からU6の声や騒音を集音可能であれば他の装置や機器であってもよい。
撮像装置400Gは、例えば、CCD(電荷結合素子)イメージセンサやCMOS(相補型MOS)イメージセンサ等の個体撮像素子、いわゆるカメラである。なお、撮像装置400Gは、撮像可能であれば他の装置や機器であってもよい。
CPU400Hは、提示端末4を制御し、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
図2(b)に示すように、提示端末4は、受信部401、記憶装置制御部402、入力受付部403、表示装置制御部404、音声出力装置制御部405、撮像装置制御部406及び送信部407などの機能を有する。
受信部401は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の睡眠に関する情報及び睡眠環境に関する情報、提示サーバ5から送信される情報(例えば、助言、睡眠状態、質問などの情報)を受信する。
記憶装置制御部402は、記憶装置400Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部402は、記憶装置400Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
入力受付部403は、入力装置400Cでの入力操作を受け付ける。
表示装置制御部404は、表示装置200Dを制御する。具体的には、表示装置制御部404は、本実施形態に係る提示システム1の利用に必要な画面(例えば、後述する図4Aから図4Cに示す画面)を表示させる。
音声出力装置制御部405は、音声出力装置400Eを制御する。具体的には、音声出力装置制御部405は、音声、効果音などを音声出力装置400Eに出力させる。
撮像装置制御部406は、撮像装置400Gによる撮影を制御する。
送信部407は、受信部401で受信された情報や入力装置400Cを利用して入力された情報(例えば、初期設定の情報、質問に対する回答、センサ群2で検出された情報など)に端末IDを付与して提示サーバ5へ送信する。
(提示サーバ5)
図3Aは、提示サーバ5の構成図であり、図3A(a)は、提示サーバ5のハードウェア構成図、図3A(b)は、提示サーバ5の機能構成図である。図3A(a)に示すように、提示サーバ5は、通信IF500A、記憶装置500B及びCPU500Cなどを備える。
通信IF500Aは、提示端末4とネットワーク6を介して通信するためのインターフェースである。
記憶装置500Bは、例えば、HDDや半導体記憶装置である。なお、記憶装置400Bは、情報(データ)の書き込み、読み出しが可能であれば、他の装置や機器であってもよい。記憶装置500Bには、各種データベース(以下、DBともいう)や提示プログラムなどが格納されている。
(データベースの構成)
図3Bは、記憶装置500Bに格納されている各種DBの一例を示す図である。記憶装置500Bには、例えば、属性DB1、質問DB2、睡眠ログDB3、学習DB4、助言DB5、配点DB6、設定DB7などが格納されている。また、図3C(a)は、属性DB1に格納される情報(データ)の一例、図3C(b)は、助言DB5に格納される情報(データ)の一例、図3C(c)は、配点DB6に格納される情報(データ)の一例、図3C(d)は、設定DB7に格納される情報(データ)の一例、である。なお、本実施形態では、これらDB1〜DB7は、記憶装置500Bに格納されているが、コンピュータ読み取り可能な外部記憶媒体(例えば、USBメモリや外付けHDD)に格納されていてもよいし、ネットワーク6を介して他のコンピュータやサーバ等から読出可能及び/又は書込可能に構成されていてもよい。
属性DB1には、各ユーザU1からU6の属性情報、例えば、ユーザID(識別情報)、世帯構成、性別、職業(会社員、小学生、中学生など)、後述する分類部505での分類結果等の情報が、所属する世帯の世帯ID(世帯の識別情報)及び連携する世帯の世帯IDが関連付けて格納されている。本実施形態では、第1世帯と第2世帯が連携されている。連携されると、連携された世帯(第1,第2世帯)に関連付けられたユーザU1からU6の睡眠状態、睡眠環境、助言などがそれぞれの世帯の提示端末4に表示され、連携された世帯間で睡眠状態、睡眠の環境状態、助言などの情報を共有することができる。
図3C(a)は、属性DB1に格納されている情報(データ)の一例である。なお、図3C(a)に示す表は、あくまで一例であり、その他の情報、例えば、習慣(飲酒・喫煙の有無)、年齢などの情報をユーザIDに関連付けて属性DB1に格納してもよい。なお、本実施形態では、各世帯が所持する提示端末4は1台とは限らない為(第1,第2世帯の少なくとも一方が提示端末4を2台以上所持する場合もある)、世帯IDと端末IDとを互いに独立したIDとし、世帯IDに端末IDを関連付けて格納することでどの世帯にどの提示端末4が所属しているかを管理している。
質問DB2には、睡眠に対するユーザU1からU6の主観情報を取得するための質問が複数格納されている。質問DB2に格納された質問には、例えば、「眠気を感じますか?」、「気分はすっきりしていますか?」、「布団は寒いですか?」、「寝室は暑いですか?」等、睡眠の状態や睡眠環境に関する質問が含まれる。
睡眠ログDB3には、後述する睡眠情報取得部502で取得される情報、すなわち、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の睡眠に関する情報(客観情報)、後述する環境情報取得部503で取得される情報、すなわち、センサ群2で検出されるユーザの睡眠環境に関する情報及びユーザU1からU6の睡眠に関する質問への回答(主観情報)等がユーザU1からU6の識別ID(ユーザID)に関連付けて格納されている。
学習DB4には、睡眠状態を判定するための教師データと、後述する学習部512により学習された睡眠状態の学習内容が各ユーザU1からU6の識別IDに関連付けて格納されている。
助言DB5には、より良い睡眠状態を得るために実行が推奨される1以上の推奨情報(例えば、推奨睡眠時間帯、推奨食事時間帯、推奨入浴時間帯、推奨運動時間帯、推奨仮眠時間)及び、より良い睡眠状態を得るために実行が推奨されない1以上の非推奨情報(例えば、非推奨睡眠時間帯、非推奨食事時間帯、非推奨入浴時間帯、非推奨運動時間帯、非推奨仮眠時間帯)が格納されている。また、これら推奨情報及び非推奨情報は、後述する分類部505で分類されるカテゴリ(本実施形態では、朝型、標準型、夜型)ごとに用意され、その根拠及び時間帯が関連付けて格納されている。
図3C(b)は、助言DB5に格納されている情報(データ)の一例である。なお、図3C(b)に示す表は、あくまで一例であり、その他の情報、例えば、推奨情報には、入眠前の過ごし方、睡眠時の環境等の情報が含まれ、非推奨情報には、してはいけない行動などの情報を助言DB5に格納してもよい。
配点DB6には、後述する分類部505で分類されるカテゴリごとに、後述する睡眠状態判定部508が各ユーザU1からU6の睡眠状態を判定するための配点表が格納されている。配点表は、睡眠状態の項目と各項目に与えられる点数とが表になったものであり、項目は、例えば、センサ群2で検出される睡眠時間、睡眠時間帯、眠りの深さ、規則性などの他、ユーザU1からU6へ質問である。
図3C(c)は、配点DB6に格納されている情報(データ)の一例である。なお、項目は、種々のものを配点DB6に格納することができる。なお、本実施形態では、全ての項目の得点を合計すると100点となるように調整されている。
設定DB7には、センサ群2の各センサが、ユーザID、場所(センサの設置場所)、計測対象(計測する物理量)、制御対象などの情報がセンサIDに関連付けて格納されている。図3C(d)は、設定DB7に格納されている情報(データ)の一例である。ここで、制御対象は、センサの計測対象を管理する機器であり、例えば、センサID「S001」に関連付けられた制御対象「エアコン1」をセンサID「S001」で計測される温度に基づいて制御することで寝室の温度を管理することができる。なお、センサIDに対応する制御対象がない場合、制御対象の項目はブランク(空欄)となる。また、図3C(c)に示す表は、あくまで一例であり、その他の情報をセンサIDに関連付けて設定DB7に格納してもよい。
CPU500Cは、提示サーバ5を制御し、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
図3A(b)に示すように、提示サーバ5は、受信部501、睡眠情報取得部502、環境情報取得部503、主観情報取得部504、分類部505、質問部506、推定部507、睡眠状態判定部508、助言抽出部509、報知部510、環境状態判定部511、学習部512、送信部513及び記憶装置制御部514などの機能を有する。
受信部501は、提示端末4から送信される情報、例えば、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の睡眠に関する情報及び睡眠環境に関する情報、入力装置400Cを利用して入力された情報、端末IDなどの情報を受信する。
睡眠情報取得部502は、受信部501で受信された情報のうちセンサ群2で検出されたユーザU1からU6の睡眠に関する情報を取得する。
環境情報取得部503は、受信部501で受信された情報のうちセンサ群2で検出されたユーザU1からU6の睡眠環境に関する情報を取得する。
主観情報取得部504は、受信部501で受信された情報のうち質問に対する回答(主観情報)を取得する。
分類部505は、ユーザU1からU6をその属性により複数のカテゴリ(本実施形態では、朝型、夜型、標準型)に分類し、タグ付けを行う。本実施形態では、分類部505は、年代に応じてユーザU1からU6を分類しているが、種々の分類手法を利用することができる。例えば、ユーザU1からU6の勤務状態(シフト勤務、日勤、夜勤など)に応じて分類するようにしてもよいし、朝型、夜型などをユーザU1からU6に質問することにより分類するようにしてもよい。さらに、ユーザのU1からU6の睡眠状態(例えば、何時に寝て何時に起きているか、どの時間帯に睡眠した場合に睡眠状態がよいか、など)に応じて分類するようにしてもよい。なお、分類部505による分類処理については後述する。
質問部506は、質問DB2に格納されている複数の質問(例えば、「眠気を感じますか?」、「仕事に集中できましたか?」等、眠気や日中の生産性に関する質問)から、必要に応じて質問を抽出する。
推定部507は、眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び集中できる覚醒時間帯(第2時間帯)を各ユーザU1からU6について推定する。推定部507による推定処理については後述する。なお、本実施形態では、「覚醒」を「意識をはっきりさせたり興奮させたりしていること」の意味で使用している。
睡眠状態判定部508は、ユーザU1からU6の睡眠状態を判定する。また、睡眠状態判定部508は、各世帯(第1世帯及び第2世帯)に属するユーザU1からU6全員の睡眠状態(以下、世帯睡眠状態)を判定する。睡眠状態判定部508による睡眠状態判定処理については後述する。
助言抽出部509は、ユーザU1からU6へ睡眠に関する助言を抽出する。助言抽出部509による助言抽出処理については後述する。
報知部510は、助言抽出部509により提示される第1世帯に属するユーザU1からU4の少なくとも一人への助言と、この第1世帯と連携された第2世帯に属するユーザU5及びU6の少なくとも一人への助言とが同じ時間帯である場合、第1,第2世帯に属する各々のユーザU1からU6に対して、その旨を報知する(提示端末4へ提示させる)。
環境状態判定部511は、各ユーザU1からU6の睡眠時の環境状態を判定する。なお、環境状態判定部511による環境状態判定処理については後述する。
学習部512は、睡眠状態判定部508で判定されるユーザU1からU6の睡眠状態の結果が、質問に対するユーザU1からU6の回答、つまりユーザU1からU6の睡眠に対する主観的感覚に近づくようにユーザU1からU6の各人の睡眠状態を学習する。なお、学習部512での睡眠状態の学習は、例えば、ベイズ推定等を用いた機械学習で行ってもよく、入力とそれに対応すべき出力(人間の専門家が訓練例にラベル付けすることで提供されることが多いのでラベルとも呼ばれる)を写像する関数を生成する教師あり学習により睡眠状態を学習しているが、入力のみ(ラベルなしの例)からモデルを構築する教師なし学習、ラベルありの例とラベルなしの例をどちらも扱えるようにした半教師あり学習、周囲の環境を観測することでどう行動すべきかを学習する強化学習、関連する複数の問題について同時に学習させ、主要な問題の予測精度を向上させるマルチタスク学習のほか種々の手法を用いることができる。
送信部513は、少なくとも以下の情報を提示端末4へ送信する。
(1)質問部506により抽出された質問
(2)推定部507により推定された眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び覚醒時間帯(第2時間帯)
(3)睡眠状態判定部508により判定された睡眠状態及び世帯睡眠状態の結果
(4)助言抽出部509により抽出された睡眠に関する助言
(5)報知部510による報知
記憶装置制御部514は、記憶装置500Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部514は、記憶装置500Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
(提示端末4の表示装置に提示される画面)
図4Aから図4Cは、実施形態に係る提示端末4の表示装置400Dに提示(表示)される表示画面の一例である。なお、図4Aから図4Cは、ユーザU1からU4が属する世帯(第1世帯)の提示端末4の表示装置400Dに提示(表示)される表示画面の一例である。
図4Aは、提示端末4の表示装置400Dに表示される睡眠状態を提示する画面の一例である。
画面の最上段には、各ユーザU1からU6のアバターA1からA6が表示される。アバターA1からA6は、睡眠状態に応じて表情が変化するように構成されており、例えば、睡眠状態が3(GOOD)であれば笑顔のアバター、睡眠状態が2(NORMAL)であれば通常の表情のアバター、睡眠状態が1(BAD)であればびっくりした表情のアバターとなる。なお、睡眠状態の判定は3段階に限られず、2段階としてもよいし、4段階以上としてもよい。また、睡眠状態を何段階で判定するかに応じてアバターの表情の種類も準備される。
睡眠B1からB6は、提示サーバ5の睡眠状態判定部508により判定された第1世帯に属するユーザU1からU4の睡眠状態と、世帯IDが連携された第1世帯とは生活を異にする第2世帯に属するユーザU5からU6の睡眠状態である。
環境C1からC6は、提示サーバ5の環境状態判定部511により判定された第1世帯に属する利用者であるユーザU1からU4の睡眠の環境状態及び第1世帯とは生活を異にする第2世帯に属する利用者であるユーザU5からU6の睡眠の環境状態である。環境C1からC6の値(%)は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の睡眠環境、例えば、室内外の気温、湿度、照明の輝度、騒音、におい、二酸化炭素(CO)濃度等の環境情報に基づいて算出される。つまり本実施形態では、各ユーザU1からU6の睡眠状態(睡眠B1からB6)と、睡眠の環境状態とは独立した指標となっている。通常、睡眠の環境状態がよければ、睡眠状態もよいが、睡眠の環境状態がよいにも関わらず、睡眠状態がよくない場合、環境ではなく、ユーザ側に何らかの問題(例えば、ストレス、疲労、病気など)があることが考えられる。各ユーザU1からU6の睡眠状態(睡眠B1からB6)と、睡眠の環境状態とは独立した指標とすることで、このような各ユーザU1からU6の問題に気づくことができる。
時間D1からD6は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の睡眠時間である。
規則性E1からE6は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の睡眠の規則性である。この規則性は、例えば、入眠時間や起床時間など睡眠の規則正しさを表す指標であり、AからCの3段階判定となっている。判定Aが最も規則正しく、判定Cが最も規則正しくない。なお、3段階判定に限られず、他の指標(例えば、数値)で睡眠の規則正しさを提示するようにしてもよい。
部屋F1からF6は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の部屋の温度である。
布団G1からG6は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の布団の温度である。
運動H1からH6は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の活動量である。この活動量は、ユーザU1からU6がどれだけ運動しているかを表す指標であり、年齢、性別を考慮して提示される。例えば、同じ活動量でも、高齢者は若者よりも指標の値がよくなる。なお、運動H1からH6もAからCの3段階判定となっている。判定Aが最もよく(活動量が多い)、判定Cが最もよくない(活動量が少ない)。なお、運動のし過ぎもよくないため、所定の活動量を越えると判定結果である指標の値が悪くなるようにしてもよい。
ストレスK1からK6は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6のストレスである。ストレスK1からK6は、AからCの3段階判定となっている。判定Aが最もストレスが少なく、判定Cが最もストレスが多い。なお、3段階判定に限られず、他の指標(点数)でストレスの多少を提示するようにしてもよい。ストレスK1からK6は、ユーザU1からU6の睡眠状態だけではなく、ユーザU1からU6への質問の回答から判定するようにしてもよい。
世帯睡眠状態M1は、第1世帯に属するユーザU1からU4全員の睡眠状態である。この世帯睡眠状態がよい(点数が高い)ほど、第1世帯に属するユーザU1からU4全体としての睡眠状態の評価が高い。この世帯睡眠状態は、各ユーザU1からU4の個々の事情を考慮して算出できるようにしてもよい。例えば、各ユーザU1からU4のうち誰の睡眠状態を重視するか重み付けができるようにしてもよい。このように構成すれば、子供が受験期である場合、子供の睡眠のプライオリティを上げ(子供の睡眠状態を重視して子供の睡眠に重み付けする)、父親が会社で重要なプロジェクトを任された場合、父親の睡眠のプライオリティを上げる(父親の睡眠状態を重視して父親の睡眠に重み付けする)など柔軟な対応が可能となる。
世帯睡眠状態M2は、第2世帯に属するユーザU5からU6全員の睡眠状態である。なお、この世帯睡眠状態M2は、第1世帯と同様に、各ユーザU5からU6の個々の事情を考慮して算出できるようにしてもよい。
図4Bは、提示端末4の表示装置400Dに表示される睡眠状態を提示する画面の一例である。なお、図4BではユーザU1からU3までの睡眠状態を提示した例を示している。
図4Bに示すように、画面には、各ユーザU1からU6のより詳細な睡眠状態が提示される。睡眠指標は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の指標W1から指標W5をレーダーチャートで表示したものである。指標W1からW5は、例えば、眠りの深さ、睡眠時間、規則性などを点数化したものである。睡眠傾向は、ユーザU1からU6の日々の睡眠状態を折れ線グラフで表したものである。目標達成数は、所定期間(例えば、1週間)内に睡眠状態が所定の状態となった回数(例えば、3(GOOD)となった回数)を棒グラフで表したものである。図4Bに示すデータを表示することで日々の睡眠状態の推移を確認することができ、睡眠状態に問題がある場合などに、一時的なものなのか、継続している問題なのかを知ることができ、しばらく様子を見る、医師に相談するなどの判断の助けとなる。
図4Cは、提示端末4の表示装置400Dに表示される睡眠状態を提示する画面の一例である。
図4Cに示すように、画面の最上段には、各ユーザU1からU6のアバターA1からA6が表示される。なお、アバターA1からA6については図4Aで説明したので重複する説明は省略する。各アバターA1からA6の下側には、各アバターA1からA6に対応するユーザU1からU6に対する助言(例えば、助言抽出部509により抽出された推奨睡眠時間帯N及び推奨食事時間帯Lなど)、推定部507で推定された覚醒時間帯(不図示)や眠気を感じる時間帯O及びセンサ群2で検出されたユーザU1からU6の実際の睡眠時間帯Pなどが表示される(実際の睡眠時間は、提示端末4の記憶装置400Bに格納させた情報を表示させてもよいし、提示サーバ5の記憶装置500B(睡眠ログDB3)に格納させた情報を表示させてもよい)。また、図4Cでは、提示サーバ5の報知部510による報知が表示される。図4Cに示す例では、ユーザU5及びU6(第2世帯)の少なくとも一人への推奨食事時間帯が同じ時間帯である旨が破線Qにより報知されている。
(提示システムの処理)
図5Aから図5Eは、提示システム1の提示サーバ5による処理の一例を示すフローチャートである。以下、図5Aから図5Eを参照して、提示システム1の提示サーバ5の処理について説明する。
図5Aは、提示システム1の提示サーバ5のメイン処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)
提示サーバ5の睡眠情報取得部502は、センサ群2で検出され、提示端末4を介して送信されたユーザU1からU6の睡眠に関する情報を取得する。取得された情報は、記憶装置制御部514により記憶装置500Bの睡眠ログDB3に格納される。
(ステップS102)
提示サーバ5の環境情報取得部503は、センサ群2で検出され、提示端末4を介して送信されたユーザU1からU6の睡眠環境の情報を取得する。取得された情報は、記憶装置制御部514により記憶装置500Bの睡眠ログDB3に格納される。
(ステップS103)
主観情報取得部504は、質問への回答を取得する。取得された情報は、記憶装置制御部514により記憶装置500Bの睡眠ログDB3に格納される。
(ステップS104)
分類部505は、ユーザU1からU6を分類する。分類部505による分類処理については図5Bを参照して説明する。分類部505での分類結果は、記憶装置制御部514により記憶装置500Bの属性DB1に格納される。
(ステップS105)
推定部507は、ユーザU1からU6の眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び集中できる覚醒時間帯(第2時間帯)を推定し、その結果を提示する。なお、推定部507による推定処理については図5Cを参照して説明する。
(ステップS106)
睡眠状態判定部508は、ユーザU1からU6の睡眠状態を判定する。なお、睡眠状態判定部508による睡眠状態判定処理については図5Dを参照して説明する。
(ステップS107)
助言抽出部509は、ユーザU1からU6に対する助言を抽出する。なお、助言抽出部509による助言抽出処理については図5Eを参照して説明する。
(ステップS108)
環境状態判定部511は、環境状態を判定する。具体的には、環境状態判定部511は、ユーザU1からU6の睡眠環境を検出するセンサ群2の各センサの値に基づいて睡眠の環境状態を判定する。例えば、睡眠環境を検出するセンサで検出される値が基準値(予め決めておいてもよいし、蓄積されたユーザの睡眠ログから睡眠がよい(GOOD)の時の値としてもよい)に近いほど各センサで検出される値に多くの点数を付与し、各センサで検出された値に付与された点数の合計に応じて判定するようにしてもよい。なお、環境状態判定部511は、質問への回答(例えば、「暑い」、「寒い」、「快適」)を考慮して環境状態の判定結果を変更してもよい。
(ステップS109)
報知部510は、助言抽出部509により抽出された第1世帯に属するユーザU1からU4の少なくとも一人への助言と、第1世帯と連携された第2世帯に属するユーザU5及びU6の少なくとも一人への助言とが同じ時間帯である場合、第1,第2世帯に属する各々のユーザU1からU6対して、その旨を報知する。具体的には、連携された世帯間(第1,第2世帯)への助言が同じ時間帯である場合、第1,第2世帯の提示端末4へその旨の情報を提示するように指示する。
(ステップS110)
送信部513は、以下の情報を提示端末4へ送信する。
(1)推定部507により推定された眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び覚醒時間帯(第2時間帯)
(2)睡眠状態判定部508により判定された睡眠状態及び世帯睡眠状態の結果
(3)助言抽出部509により抽出された睡眠に関する助言
(4)報知部510による報知
(分類処理)
図5Bは、提示システム1の提示サーバ5の分類処理(図5AのステップS104)の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、ユーザU1の分類処理について説明し、他のユーザU2からU6の分類処理についてはユーザU1の分類処理と同じであるため重複する説明を省略する。
(ステップS201)
分類部505は、属性情報DBからユーザU1の年齢を取得する。
(ステップS202)
分類部505は、取得した年齢が70才以上である場合、ユーザU1を朝方に分類する。
(ステップS203)
分類部505は、取得した年齢が20才以下である場合、ユーザU1を夜方に分類する。
(ステップS204)
分類部505は、取得した年齢が21才以上70才未満である場合、ユーザU1を標準型に分類する。
なお、図5Bに示す分類処理は、一例であり、他の方法によりユーザU1を分類してもよい。例えば、質問で「あなたは朝方ですか?夜型ですか?標準型ですか?」と質問し、この質問に対する回答に基づいてユーザU1を分類するようにしてもよい。また、センサ群2で検出される睡眠時間帯と、質問に対する回答(例えば、「すっきり眠れた」「眠気がある」など)とに基づいてユーザU1を分類するようにしてもよい。この場合、睡眠時間帯が朝方である場合に、質問の回答が「すっきり眠れた」であれば、朝方であることが推定できる。また、睡眠時間帯が朝方である場合に、質問の回答が「眠気がある」であれば、朝方でないことが推定できる。さらに、ユーザのU1からU6の睡眠状態(例えば、何時に寝て何時に起きているか、どの時間帯に睡眠した場合に睡眠状態がよいか、など)に応じて分類するようにしてもよい。なお、上記分類処理を行う場合、複数日のサンプル(睡眠時間帯と質問の回答)を取得して推定の精度を高めることが好ましい。
(推定処理)
図5Cは、提示システム1の提示サーバ5の推定処理(図5AのステップS105)の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、ユーザU1の推定処理について説明し、他のユーザU2からU6の推定処理についてはユーザU1の推定処理と同じであるため重複する説明を省略する。
(ステップS301)
推定部507は、睡眠ログDB3に格納されたユーザU1の起床時間を参照し、眠気を覚える時間帯(第1時間帯)及び覚醒時間帯(第2時間帯)を算出する。第1時間帯及び第2時間帯は、起床から何時間後であるかが予め設定されている。例えば、第1時間帯は起床から10時間後、第2時間帯は起床から3時間後、などと設定されている。なお、起床からどれだけの時間後を第1時間帯及び第2時間帯とするかについては任意である。
(ステップS302)
推定部507は、算出した第1時間帯及び第2時間帯を、睡眠状態判定部508で判定された睡眠状態に基づいて調整する。具体的には、睡眠状態が悪いと第1時間帯を長くし、第2時間帯を短くする。なお、睡眠状態判定部508で判定された睡眠状態に基づいて算出した第1時間帯及び第2時間帯をどのように調整するかは任意である。また、起床から第1時間帯及び第2時間帯まで時間を調整するようにしてもよい。具体的には、睡眠状態が悪いと起床から第1時間帯までの時間を短くし、起床から第2時間帯までの時間を長くする。
なお、推定部507は、分類部505による分類ごとに異なる算出時間を準備し、分類部505による分類結果に応じてステップS301及びステップS302の処理を実行するようにしてもよい。また、推定部507は、睡眠ログDB3に格納されたユーザU1の質問への回答(例えば、眠い、眠くないなど)に基づいて、上記ステップS301及びステップS302の処理により推定された第1時間帯及び第2時間帯を調整するようにしてもよい。この場合、推定部507は、例えば、回答が眠いであれば、第1時間帯を長くし、第2時間帯を短くする。また、推定部507は、例えば、回答が眠くないであれば、第1時間帯を短くし、第2時間帯を長くする。なお、質問の回答に応じて第1時間帯及び第2時間帯をどのように調整するかは任意である。また、起床から第1時間帯及び第2時間帯まで時間を調整するようにしてもよい。具体的には、回答が眠いであれば、起床から第1時間帯までの時間を短くし、起床から第2時間帯までの時間を長くする。また、回答が眠くないであれば、起床から第1時間帯までの時間を長くし、起床から第2時間帯までの時間を短くする。
(ステップS303)
推定部507は、算出した第1時間帯を、睡眠状態判定部508で判定された睡眠状態に基づいて調整した時間帯を推定した第1時間帯とする。
(ステップS304)
推定部507は、算出した第2時間帯を、睡眠状態判定部508で判定された睡眠状態に基づいて調整した時間帯を推定した第2時間帯とする。
(睡眠状態判定処理)
図5Dは、提示システム1の提示サーバ5の睡眠状態判定処理(図5AのステップS106)の一例を示すフローチャートである。
(ステップS401)
睡眠状態判定部508は、分類部505でのユーザU1の分類(朝型、標準型、夜型)を取得する。
(ステップS402)
睡眠状態判定部508は、睡眠ログDB3に格納されているユーザU1の睡眠に関する情報、睡眠環境に関する情報及び質問への回答を参照する。
(ステップS403)
睡眠状態判定部508は、配点DB6に格納されている配点表のうち、分類部505で分類されたカテゴリ(朝型、標準型、夜型)の配点に基づいて、ユーザU1の合計得点を算出する。例えば、ユーザU1が朝型に分類されている場合、睡眠状態判定部508は、配点DB6に格納されている配点表のうち朝型に関連付けられている配点に基づいて、ユーザU1の睡眠に関する情報、睡眠環境に関する情報及び質問への回答が条件を満たしている項目の点数を足し合わせて合計得点を算出する。
(ステップS404)
睡眠状態判定部508は、算出した合計点数に基づいて、ユーザU1の睡眠状態を判定する。例えば、睡眠状態判定部508は、算出した合計点数が80点以上であれば1(GOOD)、80点未満50点以上であれば2(NORMAL)、50点未満であれば1(BAD)と判定する。
(ステップS405)
睡眠状態判定部508は、全ユーザU1からU6の睡眠状態を判定したか否かを判定する。
(ステップS406)
ステップS405において、全ユーザU1からU6の睡眠状態を判定していない場合(NO)、睡眠状態判定部508は、睡眠状態の判定対象であるユーザを未判定のユーザに変更する。ユーザを変更後、睡眠状態判定部508は、ステップS401から判定処理を再開する。
(ステップS407)
ステップS405において、全ユーザU1からU6の睡眠状態を判定している場合(YES)、睡眠状態判定部508は、世帯ごとに、属するユーザ全員の睡眠状態(世帯睡眠状態)を判定する。ここで、単純に世帯に属するユーザ全員の合計点数の平均点を算出し、算出した平均点数に基づいて、世帯睡眠状態を判定するようにしてもよい。例えば、睡眠状態判定部508は、算出した平均点が80点以上であれば1(GOOD)、80点未満50点以上であれば2(NORMAL)、50点未満であれば1(BAD)と判定する。なお、既に述べたように、世帯睡眠状態は、各世帯に属するユーザの個々の事情を考慮して判定してもよい。この場合、各ユーザの合計点数に重み付けを行うことで、各世帯に属するユーザの個々の事情を考慮して世帯睡眠状態を判定できる。
(助言抽出処理)
図5Eは、提示システム1の提示サーバ5の助言抽出処理(図5AのステップS107)の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、ユーザU1の助言抽出処理について説明し、他のユーザU2からU6の助言抽出処理についてはユーザU1の助言抽出処理と同じであるため重複する説明を省略する。
(ステップS501)
助言抽出部509は、分類部505でのユーザU1の分類(朝型、標準型、夜型)を取得する。
(ステップS502)
助言抽出部509は、助言DB5を参照する。
(ステップS503)
助言抽出部509は、助言DB5に格納された助言のうち、分類部505によるユーザU1の分類に対応する助言及び提示時刻を抽出する。
(初期設定処理)
図6Aは、提示システム1の提示端末4を利用した初期設定処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、第1世帯(世帯ID「H01」)のユーザU1(世帯主)が提示システム1の利用に必要な初期設定情報を入力するものとして説明するが、他のユーザU2からU4が初期設定情報を入力してもよい。また、第2世帯についても同様に初期設定情報が入力される。
(ステップS601)
ユーザU1は、ユーザU1からU4の世帯構成、性別、職業などの情報を、入力装置400Cを操作して入力する。入力受付部403は、入力装置400Cの操作入力を受け付ける。記憶装置制御部402は、入力受付部403で受け付けられた情報を記憶装置400Bへ格納する。
(ステップS602)
ユーザU1は、センサ群2のセンサのうち、どのセンサがどのユーザの何を計測しているか、測定対象を制御しているのは何かの設定情報を、入力装置400Cを操作して入力する。具体的には、ユーザU1は、センサ群2のセンサごとに、ユーザID、場所、計測対象、制御対象などの情報を、入力装置400Cを操作して入力する。入力受付部403は、入力装置400Cの操作入力を受け付ける。記憶装置制御部402は、入力受付部403で受け付けられた情報を記憶装置400Bへ格納する。
(ステップS603)
ユーザU1は、連携する世帯の情報(世帯ID「H02」)を、入力装置400Cを操作して入力する。入力受付部403は、入力装置400Cの操作入力を受け付ける。記憶装置制御部402は、入力受付部403で受け付けられた情報を記憶装置400Bへ格納する。
本実施形態では、個人情報の流出を極力避けるため、第1世帯のユーザが連携したい第2世帯のユーザに直接、世帯IDを聞いて入力する構成としている。また、連携したい世帯の情報(例えば、氏名、電話番号など)を入力すると、提示サーバ5により入力された情報にマッチする世帯の検索が行われ、提示端末4に提示されるようにしてもよい。さらに、セキュリティ性を向上させるため、連携先の第2世帯のユーザに連携を許可するか否かを提示端末4に表示することで(例えば、「○○様(第1世帯)から連携の申請がありました。許可しますか?」など)、連携許可の確認を取り、連携が許可されない場合は第1世帯と第2世帯を連携しない構成とすることが好ましい。
(ステップS604)
提示端末4の送信部407は、上記ステップS601からS603で入力され、記憶装置400Bに格納された情報を提示サーバ5へ送信する。提示サーバ5では、提示端末4から送信された上記情報を属性DB1、設定DB7に格納する。
(提示処理)
図6Bは、提示システム1の提示端末4の提示処理の一例を示すフローチャートである
(ステップS701)
提示端末4の受信部401は、提示サーバ5から送信される情報を受信する。受信部401は、以下の情報の1以上を受信する。
(1)推定部507により推定された眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び覚醒時間帯(第2時間帯)
(2)睡眠状態判定部508により判定された睡眠状態及び世帯睡眠状態の結果
(3)助言抽出部509により抽出された睡眠に関する助言
(4)報知部510による報知
(ステップS702)
表示装置制御部404は、受信部401で受信した情報を表示装置400Dに表示(提示)させる。
(ステップS703)
また、表示装置制御部404は、センサ群2で取得されたユーザU1からU6の実際の睡眠時間帯を表示装置400Dに表示(提示)させる。
(ステップS704)
表示装置400Dは、表示装置制御部404からの指示に基づいて、図4Aから図4Cに示す画面を表示する。
以上のように、提示システム1は、2以上のユーザの睡眠情報を取得する睡眠情報取得部502と、睡眠情報の項目と、利用者の睡眠状態を判定するための配点とが関連付けて格納された配点DB6(第1データベース)を参照し、睡眠情報取得部502で取得された睡眠情報に基づいて、ユーザそれぞれの睡眠状態を判定する睡眠状態判定部508と、睡眠状態判定部508で判定されたユーザそれぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる表示装置制御部404とを備える。このため、自分だけでなく他のユーザ、例えば、一緒に生活する家族や離れて暮らす家族の睡眠状態を一覧することができる。自分だけでなく、他のユーザの健康を気遣うことができる。また、ユーザ同士が話すきっかけ(共通の話題)が提示されるため、ユーザ間のコミュニケーションが増える。また、ユーザが個人個人で所有するスマートフォンではなく、タブレット端末等の画面に提示されるため、ユーザ同士が顔を合わせる機会が増え、ユーザ間の距離が近くなる。
提示システム1は、ユーザに対する助言が格納された助言DB5(第2データベース)を参照し、ユーザの睡眠状態に基づいて、ユーザそれぞれに対する助言を抽出する助言抽出部509を備え、表示装置制御部404は、助言抽出部509で抽出されたユーザそれぞれに対する助言を一覧できる状態で提示させる。このため、自分だけでなく他のユーザ、例えば、一緒に生活する家族や離れて暮らす家族の睡眠状態を一覧することができる。
提示システム1は、ユーザを属性に基づいて異なるカテゴリに分類する分類部505を備え、配点DB6(第1データベース)には、カテゴリごとに睡眠情報の項目と、利用者の睡眠状態を判定するための配点とが格納され、睡眠状態判定部508は、分類部505での分類結果に基づいて、ユーザそれぞれの睡眠状態を判定する。ユーザを分類して睡眠状態を判定することで、ユーザの特性(朝型、標準型、夜型など)を考慮した睡眠状態を提示することができる。
提示システム1は、ユーザを属性に基づいて異なるカテゴリに分類する分類部505を備え、助言DB5(第2データベース)には、カテゴリごとに、ユーザに対する助言が格納され、助言抽出部509は、分類部505での分類結果に基づいて、ユーザそれぞれに対する助言を抽出する。ユーザを分類することで、ユーザの特性(朝型、標準型、夜型など)を考慮した助言を提示することができる。
提示システム1の睡眠状態判定部508は、ユーザそれぞれの睡眠状態(合計得点)に基づいて、世帯全体の睡眠状態(世帯睡眠状態)を判定する。世帯全体の睡眠状態を判定することで、個々だけでなく世帯全体の睡眠状態がどのような状態にあるのかを把握することができる。例えば、特定のユーザの睡眠状態はよいが、世帯全体の睡眠状態が悪い場合、特定のユーザの睡眠状態は、他のユーザの犠牲によって成り立っていることが推測される。このような場合、特定のユーザは、他のユーザの睡眠状態がよくなるように配慮することができる。また、特定のユーザの睡眠状態が悪くとも、世帯全体の睡眠状態がよい場合、特定のユーザは、自己の睡眠よりも他のユーザの睡眠を優先するなど他のユーザに配慮することができる。
提示システム1は、睡眠情報取得部502で取得された睡眠情報からユーザの眠気を感じる時間帯及び覚醒時間帯の少なくとも一方を推定する推定部507を備え、表示装置制御部404は、推定部507で推定されたユーザそれぞれの眠気を感じる時間帯及び覚醒時間帯の少なくとも一方を一覧できる状態で提示させる。覚醒時間帯及び眠気を感じる時間帯の少なくとも一方を推定して提示することで、ユーザは、眠気を感じる時間帯に重要なイベント(会議、プレゼン、交渉など)や注意を必要とする作業(運転など)をしないように注意することができる。また、ユーザは、覚醒時間に重要なイベントや注意を必要とする作業をすることで生産性を向上させることができる。
本実施形態では、2以上のユーザには、第1世帯に属するユーザU1からU4と、第1世帯とは生活を異にする(離れて暮らす)第2世帯に属するユーザU5からユーザU6とが含まれ、表示装置制御部404は、第1世帯及び第2世帯に含まれるユーザU1からU6それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示する。このため、第1世帯のユーザは、離れて暮らす第2世帯のユーザの睡眠状態も一覧することができ、離れて暮らす家族などの健康を気遣うことができる。
提示システム1の表示装置制御部404は、第1世帯及び第2世帯に含まれるユーザU1からU6それぞれに対する助言を一覧できる状態で提示する。このため、第1世帯のユーザは、離れて暮らす第2世帯のユーザの睡眠状態も一覧することができ、離れて暮らす家族などの健康を気遣うことができる。
提示システム1は、助言抽出部509により提示される第1世帯に属する少なくとも一人のユーザへの助言と、第2世帯に属する少なくとも一人のユーザへの助言とが同じ時間帯である場合、第1,第2世帯に属するユーザに対して、その旨を報知する報知部510を備える。例えば、推奨される食事時間が同じである場合、両世帯に対して、その旨が報知される。このように推奨される時間帯が同じである場合に、提示端末4の表示装置400D、音声出力装置400E、集音装置400F及び撮像装置400Gを利用して互いにビデオ通話やチャットを行うことで離れて暮らすユーザ間の交流が活発となることが期待される。
[第2実施形態]
図7は、第2実施形態に係る提示サーバ5の構成図の一例である。図7(a)は、第2実施形態の提示サーバ5の記憶装置500Bに格納されるデータベースの一例を示す図である。図7(b)は、第2実施形態の提示サーバ5の機能構成の一例を示す図である。なお、第2実施形態の提示サーバ5のハードウェア構成は、第1実施形態の提示サーバ5と同じであるため重複する説明を省略する。以下、図7を参照して、本実施形態の提示サーバ5について説明するが、第1実施形態に係る提示サーバ5と同一の構成については同の符号を付して重複する説明を省略する。
(データベースの構成)
図7(a)は、記憶装置500Bに格納されている各種DBの一例を示す図である。記憶装置500Bには、例えば、属性DB1、質問DB2、睡眠ログDB3、学習DB4、助言DB5、配点DB6、設定DB7、行動情報DB8などが格納されている。なお、以下では、助言DB5及び行動情報DB8について説明し、その他のDBについては重複する説明を省略する。
行動情報DB8には、行動情報取得部515により取得されたユーザU1からU6の行動情報がユーザごとにユーザIDに関連付けて格納されている。なお、行動情報DB8に格納される行動情報のうち、現時点を過ぎていない予定については行動予定として行動情報DB8に格納されるが、現時点を過ぎたものについては行動履歴として行動情報DB8に格納される。具体的には、RTCから取得した現在時刻より先(未だ過ぎていないもの)の期間のものついては行動予定の情報として取り扱われ、RTCから取得した現在時刻より後(過ぎたもの)の期間のものついては行動履歴の情報として取り扱われる。
行動情報のうち、行動予定は、ユーザの今後の行動情報であり、提示端末4の入力装置400Cを利用して入力された各ユーザU1からU6の1日の予定、週間予定、月間予定、勤務パタン(日勤、夜勤、交代勤務等)、食事(食事時間帯及び食事内容を含む)等のスケジュール情報や勤務管理情報、家族旅行などの情報である。この行動予定には、各曜日の出勤や学業、外出予定、出張予定、クラブ活動(遠征等を含む)、食事等の予定が含まれる。また、外出や出張の場合には、外出先の情報(会社名、連絡先等の情報)、宿泊先の情報、利用交通機関などの情報が含まれる。
また、上記行動予定がこれからのユーザU1からU6の行動の予定であるのに対して、行動情報の行動履歴は、現時点までの過去のユーザU1からU6の行動結果の情報であり、各ユーザU1からU6の過去の1日の予定、週間予定、月間予定等のスケジュール情報や勤務管理情報、食事時間などの情報である。
助言DB5には、より良い睡眠状態を得るために実行が推奨される1以上の推奨情報及び1以上の非推奨情報が分類部505で分類されるカテゴリごとに用意され、その根拠及び時間帯が関連付けて格納されている点で、第1実施形態と同じであるが、本実施形態では、行動情報に含まれるイベント(行動情報に含まれる出来事、例えば、会議、プレゼン、交渉、家族旅行、出張、入浴、運動、食事など)にも関連付けて助言が格納されている。具体的には、助言DB5には、睡眠に関する助言(推奨情報及び非推奨情報)及び助言の実行タイミングが行動情報に含まれるイベントに関連付けて格納されている。ここで、助言DB5には、助言の実行タイミングが、対応するイベントの発生時刻から算出する形で格納されている。換言すると、イベントの何時間前や何分前に、推奨情報を実行するか、非推奨情報を実行しないか、の情報が助言の実行タイミングとして各助言に関連付けて格納されている。
図7(b)に示すように、提示サーバ5は、受信部501、睡眠情報取得部502、環境情報取得部503、主観情報取得部504、分類部505、質問部506、推定部507、睡眠状態判定部508、助言抽出部509、報知部510、環境状態判定部511、学習部512、送信部513、記憶装置制御部514及び行動情報取得部515などの機能を有する。なお、以下の説明では、助言抽出部509及び行動情報取得部515について説明し、他の機能構成については重複する説明を省略する。
助言抽出部509は、第1実施形態と同様に助言DB5を参照し、助言DB5に格納された助言のうち、分類部505によるユーザU1の分類に対応する助言及び提示時刻を抽出する他、行動情報に含まれるイベント、分類部505での分類結果に基づいて、ユーザへ睡眠状態を改善するための助言を提示する。具体的には、助言抽出部509は、分類部505によるユーザU1の分類に対応する助言から、ユーザU1からU6の行動情報に含まれるイベントに対応する助言及び実行タイミングを抽出する。助言抽出部509で抽出された助言、根拠及び実行タイミングは、送信部513から提示端末4へと送信される。提示端末4の受信部401は、提示サーバ5から送信された助言、根拠及び実行タイミングを受信し、提示端末4の表示装置制御部404は、受信部401で受信された助言、根拠及び実行タイミングを表示装置400Dに表示する。
行動情報取得部515は、ユーザU1からU6の行動情報を取得する。行動情報取得部515により取得された行動情報は、記憶装置制御部514によりユーザU1からU6ごとにユーザIDに関連付けて行動情報DB8へ格納される。なお、行動情報は、種々の方法で取得することができる。例えば、行動情報取得部515は、提示端末4の入力装置400Cを利用して入力された行動情報の他、グループウェアのスケジュール機能を利用して入力された各ユーザの行動予定、旅行会社、鉄道事業者、運送事業者等の交通事業者、宿泊業者等のサーバから上記ユーザU1からU6の行動情報を取得できるように構成してもよい。
以上のように、提示システム1は、ユーザU1からU6の行動情報を取得し、取得した行動情報に含まれるイベントに基づいて、ユーザU1からU6へ睡眠に関する助言を提示するため、各ユーザU1からU6の行動情報に基づいてより適切な助言を行うことができる。
[第1,第2実施形態の変形例]
上記第1,第2実施形態では、ユーザU1からU6の分類による助言の提示のほか、行動情報に基づいて助言を提示しているが、以下(1)から(4)のように助言を提示するようにしてもよい。
(1)子供(ユーザU3,U4)の就寝時間と親(ユーザU1,U2)の帰宅時間の関係から助言を提示
例えば、子供の就寝時間帯に親が帰宅すると、子供が覚醒してしまいその後の寝つきが悪くなることがある。このような場合、提示サーバ5の助言抽出部509は、行動情報DB8から同一の世帯IDに関連付けられたユーザU1からユーザU4の行動情報を参照し、親であるユーザU1及びU2の少なくとも一方の帰宅時間が、子供であるユーザU3及びU4の少なくとも一方の就寝時間帯(就寝の前後30分程度)と重なる場合、ユーザU1,U2の帰宅時間と、ユーザU3,U4の就寝時間帯とが重ならないように助言(例えば、「○○さんの帰宅時間と××さんの就寝時間帯とが重なっています。帰宅時間または就寝時間をずらしましょう!」など)を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部40により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。
上記のように子供の就寝時間帯と親の帰宅時間とが重なる際に事前に助言を提示することで、供の就寝時間帯に親が帰宅すると、子供が覚醒してしまいその後の寝つきが悪くなること防止することができる。なお、予め登録しておいたユーザU1からU4のSNS(Social Networking Service)やメールアドレスへ助言を送信するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザU1,U2が外出中で提示端末4を確認することができない場合でも、上記助言を確認して、帰宅時間をずらすなど、子供の就寝時間帯と親の帰宅時間とが重ならないよう行動することができる。
また、センサ群2でユーザU3,U4が就寝したことが検知されると、提示サーバ5の助言抽出部509は、行動情報DB8からユーザU3,U4と同一の世帯IDに関連付けられたユーザU1,U2の行動情報を参照し、親であるユーザU1及びU2の少なくとも一方の帰宅時間が、センサ群2で検知したユーザU3,U4の就寝時間から所定時間(例えば、30分)を過ぎていなければ、上記助言を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部40により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。
(2)子供(ユーザU3,U4)の睡眠状況がよくない日又は睡眠状況がよくない日が続く場合に助言を提示
例えば、子供の睡眠状態がよくない日やそのような状態の日が続く(例えば、3日以上)場合、親と子供が異なる部屋で寝ていると親が子供の不調に気づかない虞がある(子供が、親に不調を隠す可能性もある)。このような場合、提示サーバ5の助言抽出部509は、子供であるユーザU3,U4の睡眠状態が悪い(BAD)状態が続くと(所定時間や所定日数を超えた場合)、ユーザU3,U4と同一の世帯IDに関連付けられた親であるユーザU1,U2に向けての助言(例えば、「お子様の睡眠状態が悪いです(又は「お子様の睡眠状態が悪い日が続いています」)。早めに食事(夕食)、入浴を済ませましょう!」など)を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部404により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。なお、予め登録しておいたユーザU1からU4のSNSやメールアドレスへ助言を送信するようにしてもよい。
(3)親の一人(ユーザU1又はU2)の睡眠状況がよくない日又は睡眠状況がよくない日が続く場合に助言を提示
例えば、親の一人(ここではユーザU2とする)の睡眠状態が悪い状態(BAD)が続くと(所定時間や所定日数を超えた場合)、世帯IDが同一の他のユーザU1,U3,U4に向けての助言(例えば、「○○さんの睡眠状態がよくありません。ストレスを溜めていたり、疲れている可能性があります。積極的に気遣い、手助けをしてあげましょう。」など)を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部40により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。なお、予め登録しておいたユーザU1からU4のSNSやメールアドレスへ助言を送信するようにしてもよい。上記のように助言を提示することにより、父親や母親の家事・育児での苦労を家族に見える化することができ、自然と家族がお互いに気づかいながら互いをフォローできる関係を築くことができるようになる。また、共働きの両親をもつ子供も、両親の仕事と家庭の両立させる苦労(例えば、睡眠時間が短いなど)が感じられるので、子供の理解、サポートを得やすくなる。
(4)離れて暮らす祖父母(ユーザU5,U6)が2人揃って中途覚醒が多い、睡眠時間が短い、といった場合に助言を提示
例えば、離れて暮らす祖父母(ここではユーザU5,U6とする)の睡眠状態がよくない状態が続く場合(所定時間や所定日数を超えた場合)、ユーザU5,U6の世帯IDに連携された世帯IDのユーザU1からU4に向けての助言(例えば、「ご両親(○○さんなど名前でもよい)の睡眠状態がよくありません。連絡を取って睡眠環境を改善してあげましょう。」など)を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部40により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。なお、予め登録しておいたユーザU1からU4のSNSやメールアドレスへ助言を送信するようにしてもよい。上記のように助言を提示することにより、離れて暮らす別世帯の祖父母の存在を身近に感じることができ、自然と連絡が取れるようになる。
[他の実施形態]
なお、本発明は、上記各形態の構造、形状のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない限りにおいて適宜に設計変更して具体化できる。例えば、提示システム1において、行動情報及び環境情報の少なくとも一方(例えば、朝型から夜型に変更するなど行動の変更、部屋の温度等を変更するなど環境の変更、など)を入力すると、ユーザU1からU6個人の睡眠状態や世帯全体の世帯睡眠状態及び環境状態の少なくとも一方がどのように変化するかを推定する睡眠状態推定部を提示サーバ5に備えるようにしてもよい。この場合、提示端末4の入力受付部403は、提示端末4の入力装置400Cで入力された行動情報及び環境情報の少なくとも一方を受け付ける。提示端末4の送信部407は、入力受付部403で受け付けた行動情報及び環境情報の少なくとも一方を提示サーバ5へ送信する。提示サーバ5の受信部501は、入力受付部403で受け付けられ提示端末4から送信された行動情報及び環境情報の少なくとも一方を受信する。提示サーバ5の睡眠状態推定部は、受信部501で受信した行動情報及び環境情報の少なくとも一方に基づいて、ユーザU1からU6の睡眠状態及び世帯全員の世帯睡眠状態及び環境状態の少なくとも一方を推定する。提示サーバ5の送信部513は、睡眠状態推定部で推定されたユーザU1からU6の睡眠状態及び世帯全員の世帯睡眠状態を提示端末4に送信する。提示端末4の受信部410は、提示サーバ5から送信されたユーザU1からU6の睡眠状態及び世帯全員の世帯睡眠状態を受信し、表示装置制御部404は、受信部401で受信した睡眠状態及び世帯全員の世帯睡眠状態を一覧できる状態で表示装置400Dに表示する。
また、提示サーバ5の助言抽出部509で抽出される助言のうち環境に関する助言に基づいて、制御対象群3を制御する制御信号を生成する環境制御部を提示サーバ5の備えるようにしてもよい。例えば、「リビングの室内温度を3℃下げましょう。」という助言が助言抽出部509で抽出されると、環境制御部は、設定DB7を参照し、場所が「リビング」、計測対象が「温度」のセンサID「S004」に関連付けられているエアコン4の設定温度を3℃下げる制御信号を生成する。環境制御部で生成された制御信号は、送信部513から提示端末4へ送信される。提示端末4では、提示サーバ5から送信された制御信号を受信すると、制御対象群のうち対応する制御対象(この場合は、リビングのエアコン)へと受信した制御信号を送信する。また、環境制御部で制御信号が生成され、制御対象群3の制御が実行されると、提示端末4の表示装置400Dにその旨(例えば、「リビングの室内温度が3℃低く設定されました。」)が表示されるようにしてもよい。
また、上記第1,第2実施形態においては、提示サーバ5が図5Aから図5Eの処理を行っているが、提示端末4が図3A及び図3B又は図7に示す構成を有し、提示端末4が図5Aから図5Eの処理を行うようにしてもよい。また、睡眠状態推定部を提示端末4に備えるようにしてもよい。また、環境制御部を提示端末4に備えるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、利便性の高い提示システム、提示方法及び提示プログラムを提供することができる。
1 システム
2 センサ群
3 制御対象群
4 提示端末
400A 通信IF
400B 記憶装置
400C 入力装置
400D 表示装置
400E 音声出力装置
400F 集音装置
400G 撮像装置
400H CPU
401 受信部
402 記憶装置制御部
403 入力受付部
404 表示装置制御部
405 音声出力装置制御部
406 撮像装置制御部
407 送信部
5 提示サーバ
500A 通信IF
500B 記憶装置
500C CPU
501 受信部
502 睡眠情報取得部
503 環境情報取得部
504 主観情報取得部
505 分類部
506 質問部
507 推定部
508 睡眠状態判定部
509 助言抽出部
510 報知部
511 環境状態判定部
512 学習部
513 送信部
514 記憶装置制御部
515 行動情報取得部
DB1 属性データベース
DB2 質問データベース
DB3 睡眠ログデータベース
DB4 学習データベース
DB5 助言データベース(第2データベース)
DB6 配点データベース(第1データベース)
DB7 設定データベース
DB8 行動情報データベース

Claims (12)

  1. 2以上の利用者の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部と、
    前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが関連付けて格納された第1データベースを参照し、前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定する睡眠状態判定部と、
    前記睡眠状態判定部で判定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる提示部と、を備え
    前記睡眠状態判定部は、
    前記利用者それぞれの睡眠状態に基づいて、前記利用者全体の睡眠状態を判定することを特徴とする提示システム。
  2. 前記利用者に対する助言が格納された第2データベースを参照し、前記利用者の睡眠状態に基づいて、前記利用者それぞれに対する助言を抽出する助言抽出部を備え、
    前記提示部は、
    前記助言抽出部で抽出された前記利用者それぞれに対する助言を一覧できる状態で提示させることを特徴とする請求項1に記載の提示システム。
  3. 前記利用者を属性に基づいて異なるカテゴリに分類する分類部を備え、
    前記第1データベースには、前記カテゴリごとに前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが格納され、
    前記睡眠状態判定部は、
    前記分類部での分類結果に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の提示システム。
  4. 前記利用者を属性に基づいて異なるカテゴリに分類する分類部を備え、
    前記第2データベースには、前記カテゴリごとに、前記利用者に対する助言が格納され、
    前記助言抽出部は、
    前記分類部での分類結果に基づいて、前記利用者それぞれに対する助言を抽出することを特徴とする請求項2に記載の提示システム。
  5. 前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報から前記利用者の眠気を感じる時間帯及び覚醒時間帯の少なくとも一方を推定する推定部を備え、
    前記提示部は、
    前記推定部で推定された前記利用者それぞれの眠気を感じる時間帯及び覚醒時間帯の少なくとも一方を一覧できる状態で提示させることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の提示システム。
  6. 前記助言抽出部は、
    他の利用者の睡眠状態を考慮して、前記利用者に対する助言を抽出することを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の提示システム。
  7. 前記2以上の利用者の行動情報及び環境情報の少なくとも一方の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記入力受付部で受け付けられた前記行動情報及び前記環境情報の少なくとも一方に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を推定する睡眠状態推定部を備え、
    前記提示部は、
    前記睡眠状態推定部で推定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の提示システム。
  8. 前記2以上の利用者には、第1世帯に属する利用者と、前記第1世帯とは生活を異にする第2世帯に属する利用者とが含まれ、
    前記提示部は、
    前記第1世帯及び前記第2世帯に含まれる前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示することを特徴とする請求項2、請求項4及び請求項6のいずれかに記載の提示システム。
  9. 前記提示部は、
    前記第1世帯及び前記第2世帯に含まれる前記利用者それぞれに対する助言を一覧できる状態で提示することを特徴とする請求項に記載の提示システム。
  10. 前記助言抽出部により抽出される前記第1世帯に属する少なくとも一人の前記利用者への助言と、前記第2世帯に属する少なくとも一人の前記利用者への助言とが同じ時間帯である場合、前記第1,第2世帯に属する前記利用者に対して、その旨を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載の提示システム。
  11. 睡眠情報取得部が、2以上の利用者の睡眠情報を取得する工程と、
    睡眠状態判定部が、前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが関連付けて格納された第1データベースを参照し、前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定する工程と、
    提示部が、前記睡眠状態判定部で判定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる工程と、
    前記睡眠状態判定部が、前記利用者それぞれの睡眠状態に基づいて、前記利用者全体の睡眠状態を判定する工程と、
    を備えることを特徴とする提示方法。
  12. コンピュータを、
    2以上の利用者の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部、
    前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが関連付けて格納された第1データベースを参照し、前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定する睡眠状態判定部、
    前記睡眠状態判定部で判定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる提示部、として機能させ、
    前記睡眠状態判定部を、
    前記利用者それぞれの睡眠状態に基づいて、前記利用者全体の睡眠状態を判定するように機能させることを特徴とする提示プログラム。
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