JP6566532B1 - 提示システム、提示方法及び提示プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
(提示システム1の構成)
初めに、図1を参照して、第1実施形態の提示システム1の構成について説明する。提示システム1は、センサ群2と、制御対象群3と、提示端末4と、提示サーバ5とを備える。提示端末4及び提示サーバ5は、ネットワーク6により通信可能に接続されている。また、センサ群2及び制御対象群3は、提示端末4と無線通信及び/又は有線通信により通信可能に接続されている。なお、提示システム1が具備するセンサ群2、制御対象群3、提示端末4及び提示サーバ5の数は任意である。また、ネットワーク6は、提示端末4及び提示サーバ5が通信できればよくどのような通信網で構成されていてもかまわない。
センサ群2は、ユーザU1からU6の睡眠に関する情報、例えば、脈拍、血圧、体温、脳波、眼電位、筋電位、体動、心拍数、いびき、呼吸、活動量(例えば、歩数計)など人体から取得できるバイタルデータや、ユーザU1からU6の睡眠環境、例えば、室内外の気温、湿度、照明の輝度、騒音、におい、二酸化炭素(CO2)濃度等の環境情報を検出する1以上のセンサで構成される。センサ群2を構成する各センサは、検出した情報に識別子(センサID)を付与して提示端末4へと出力する。なお、本実施形態では、センサ群2で検出される情報は、提示端末4を介して提示サーバ5へと送信される構成となっているが、センサ群2で検出される情報を、提示端末4を介さずに提示サーバ5へ送信する構成としてもよい。
制御対象群3は、ユーザU1からU6の睡眠環境を改善するための制御対象であり、主に家電製品が含まれる。一例として、制御対象群3は、例えば、エアコン(温度)、照明(明るさ)、加湿器(湿度)、オーディオ(音楽)、アロマディフューザー(におい)などである。なお、制御対象群3の上記記載は例示に過ぎず、現存及び将来的に開発・提供される制御可能なものすべてが含まれる。
図2は、提示端末4の構成図であり、図2(a)は、提示端末4のハードウェア構成図、図2(b)は、提示端末4の機能構成図である。提示端末4は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット型PCなどである。図2(a)に示すように、提示端末4は、通信IF400A、記憶装置400B、入力装置400C、表示装置400D、音声出力装置400E、集音装置400F、撮像装置400G及びCPU400Hなどを備える。
図3Aは、提示サーバ5の構成図であり、図3A(a)は、提示サーバ5のハードウェア構成図、図3A(b)は、提示サーバ5の機能構成図である。図3A(a)に示すように、提示サーバ5は、通信IF500A、記憶装置500B及びCPU500Cなどを備える。
図3Bは、記憶装置500Bに格納されている各種DBの一例を示す図である。記憶装置500Bには、例えば、属性DB1、質問DB2、睡眠ログDB3、学習DB4、助言DB5、配点DB6、設定DB7などが格納されている。また、図3C(a)は、属性DB1に格納される情報(データ)の一例、図3C(b)は、助言DB5に格納される情報(データ)の一例、図3C(c)は、配点DB6に格納される情報(データ)の一例、図3C(d)は、設定DB7に格納される情報(データ)の一例、である。なお、本実施形態では、これらDB1〜DB7は、記憶装置500Bに格納されているが、コンピュータ読み取り可能な外部記憶媒体(例えば、USBメモリや外付けHDD)に格納されていてもよいし、ネットワーク6を介して他のコンピュータやサーバ等から読出可能及び/又は書込可能に構成されていてもよい。
(1)質問部506により抽出された質問
(2)推定部507により推定された眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び覚醒時間帯(第2時間帯)
(3)睡眠状態判定部508により判定された睡眠状態及び世帯睡眠状態の結果
(4)助言抽出部509により抽出された睡眠に関する助言
(5)報知部510による報知
図4Aから図4Cは、実施形態に係る提示端末4の表示装置400Dに提示(表示)される表示画面の一例である。なお、図4Aから図4Cは、ユーザU1からU4が属する世帯(第1世帯)の提示端末4の表示装置400Dに提示(表示)される表示画面の一例である。
画面の最上段には、各ユーザU1からU6のアバターA1からA6が表示される。アバターA1からA6は、睡眠状態に応じて表情が変化するように構成されており、例えば、睡眠状態が3(GOOD)であれば笑顔のアバター、睡眠状態が2(NORMAL)であれば通常の表情のアバター、睡眠状態が1(BAD)であればびっくりした表情のアバターとなる。なお、睡眠状態の判定は3段階に限られず、2段階としてもよいし、4段階以上としてもよい。また、睡眠状態を何段階で判定するかに応じてアバターの表情の種類も準備される。
図4Bに示すように、画面には、各ユーザU1からU6のより詳細な睡眠状態が提示される。睡眠指標は、センサ群2で検出されるユーザU1からU6の指標W1から指標W5をレーダーチャートで表示したものである。指標W1からW5は、例えば、眠りの深さ、睡眠時間、規則性などを点数化したものである。睡眠傾向は、ユーザU1からU6の日々の睡眠状態を折れ線グラフで表したものである。目標達成数は、所定期間(例えば、1週間)内に睡眠状態が所定の状態となった回数(例えば、3(GOOD)となった回数)を棒グラフで表したものである。図4Bに示すデータを表示することで日々の睡眠状態の推移を確認することができ、睡眠状態に問題がある場合などに、一時的なものなのか、継続している問題なのかを知ることができ、しばらく様子を見る、医師に相談するなどの判断の助けとなる。
図4Cに示すように、画面の最上段には、各ユーザU1からU6のアバターA1からA6が表示される。なお、アバターA1からA6については図4Aで説明したので重複する説明は省略する。各アバターA1からA6の下側には、各アバターA1からA6に対応するユーザU1からU6に対する助言(例えば、助言抽出部509により抽出された推奨睡眠時間帯N及び推奨食事時間帯Lなど)、推定部507で推定された覚醒時間帯(不図示)や眠気を感じる時間帯O及びセンサ群2で検出されたユーザU1からU6の実際の睡眠時間帯Pなどが表示される(実際の睡眠時間は、提示端末4の記憶装置400Bに格納させた情報を表示させてもよいし、提示サーバ5の記憶装置500B(睡眠ログDB3)に格納させた情報を表示させてもよい)。また、図4Cでは、提示サーバ5の報知部510による報知が表示される。図4Cに示す例では、ユーザU5及びU6(第2世帯)の少なくとも一人への推奨食事時間帯が同じ時間帯である旨が破線Qにより報知されている。
図5Aから図5Eは、提示システム1の提示サーバ5による処理の一例を示すフローチャートである。以下、図5Aから図5Eを参照して、提示システム1の提示サーバ5の処理について説明する。
(ステップS101)
提示サーバ5の睡眠情報取得部502は、センサ群2で検出され、提示端末4を介して送信されたユーザU1からU6の睡眠に関する情報を取得する。取得された情報は、記憶装置制御部514により記憶装置500Bの睡眠ログDB3に格納される。
提示サーバ5の環境情報取得部503は、センサ群2で検出され、提示端末4を介して送信されたユーザU1からU6の睡眠環境の情報を取得する。取得された情報は、記憶装置制御部514により記憶装置500Bの睡眠ログDB3に格納される。
主観情報取得部504は、質問への回答を取得する。取得された情報は、記憶装置制御部514により記憶装置500Bの睡眠ログDB3に格納される。
分類部505は、ユーザU1からU6を分類する。分類部505による分類処理については図5Bを参照して説明する。分類部505での分類結果は、記憶装置制御部514により記憶装置500Bの属性DB1に格納される。
推定部507は、ユーザU1からU6の眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び集中できる覚醒時間帯(第2時間帯)を推定し、その結果を提示する。なお、推定部507による推定処理については図5Cを参照して説明する。
睡眠状態判定部508は、ユーザU1からU6の睡眠状態を判定する。なお、睡眠状態判定部508による睡眠状態判定処理については図5Dを参照して説明する。
助言抽出部509は、ユーザU1からU6に対する助言を抽出する。なお、助言抽出部509による助言抽出処理については図5Eを参照して説明する。
環境状態判定部511は、環境状態を判定する。具体的には、環境状態判定部511は、ユーザU1からU6の睡眠環境を検出するセンサ群2の各センサの値に基づいて睡眠の環境状態を判定する。例えば、睡眠環境を検出するセンサで検出される値が基準値(予め決めておいてもよいし、蓄積されたユーザの睡眠ログから睡眠がよい(GOOD)の時の値としてもよい)に近いほど各センサで検出される値に多くの点数を付与し、各センサで検出された値に付与された点数の合計に応じて判定するようにしてもよい。なお、環境状態判定部511は、質問への回答(例えば、「暑い」、「寒い」、「快適」)を考慮して環境状態の判定結果を変更してもよい。
報知部510は、助言抽出部509により抽出された第1世帯に属するユーザU1からU4の少なくとも一人への助言と、第1世帯と連携された第2世帯に属するユーザU5及びU6の少なくとも一人への助言とが同じ時間帯である場合、第1,第2世帯に属する各々のユーザU1からU6対して、その旨を報知する。具体的には、連携された世帯間(第1,第2世帯)への助言が同じ時間帯である場合、第1,第2世帯の提示端末4へその旨の情報を提示するように指示する。
送信部513は、以下の情報を提示端末4へ送信する。
(1)推定部507により推定された眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び覚醒時間帯(第2時間帯)
(2)睡眠状態判定部508により判定された睡眠状態及び世帯睡眠状態の結果
(3)助言抽出部509により抽出された睡眠に関する助言
(4)報知部510による報知
図5Bは、提示システム1の提示サーバ5の分類処理(図5AのステップS104)の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、ユーザU1の分類処理について説明し、他のユーザU2からU6の分類処理についてはユーザU1の分類処理と同じであるため重複する説明を省略する。
分類部505は、属性情報DBからユーザU1の年齢を取得する。
分類部505は、取得した年齢が70才以上である場合、ユーザU1を朝方に分類する。
分類部505は、取得した年齢が20才以下である場合、ユーザU1を夜方に分類する。
分類部505は、取得した年齢が21才以上70才未満である場合、ユーザU1を標準型に分類する。
図5Cは、提示システム1の提示サーバ5の推定処理(図5AのステップS105)の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、ユーザU1の推定処理について説明し、他のユーザU2からU6の推定処理についてはユーザU1の推定処理と同じであるため重複する説明を省略する。
推定部507は、睡眠ログDB3に格納されたユーザU1の起床時間を参照し、眠気を覚える時間帯(第1時間帯)及び覚醒時間帯(第2時間帯)を算出する。第1時間帯及び第2時間帯は、起床から何時間後であるかが予め設定されている。例えば、第1時間帯は起床から10時間後、第2時間帯は起床から3時間後、などと設定されている。なお、起床からどれだけの時間後を第1時間帯及び第2時間帯とするかについては任意である。
推定部507は、算出した第1時間帯及び第2時間帯を、睡眠状態判定部508で判定された睡眠状態に基づいて調整する。具体的には、睡眠状態が悪いと第1時間帯を長くし、第2時間帯を短くする。なお、睡眠状態判定部508で判定された睡眠状態に基づいて算出した第1時間帯及び第2時間帯をどのように調整するかは任意である。また、起床から第1時間帯及び第2時間帯まで時間を調整するようにしてもよい。具体的には、睡眠状態が悪いと起床から第1時間帯までの時間を短くし、起床から第2時間帯までの時間を長くする。
推定部507は、算出した第1時間帯を、睡眠状態判定部508で判定された睡眠状態に基づいて調整した時間帯を推定した第1時間帯とする。
推定部507は、算出した第2時間帯を、睡眠状態判定部508で判定された睡眠状態に基づいて調整した時間帯を推定した第2時間帯とする。
図5Dは、提示システム1の提示サーバ5の睡眠状態判定処理(図5AのステップS106)の一例を示すフローチャートである。
睡眠状態判定部508は、分類部505でのユーザU1の分類(朝型、標準型、夜型)を取得する。
睡眠状態判定部508は、睡眠ログDB3に格納されているユーザU1の睡眠に関する情報、睡眠環境に関する情報及び質問への回答を参照する。
睡眠状態判定部508は、配点DB6に格納されている配点表のうち、分類部505で分類されたカテゴリ(朝型、標準型、夜型)の配点に基づいて、ユーザU1の合計得点を算出する。例えば、ユーザU1が朝型に分類されている場合、睡眠状態判定部508は、配点DB6に格納されている配点表のうち朝型に関連付けられている配点に基づいて、ユーザU1の睡眠に関する情報、睡眠環境に関する情報及び質問への回答が条件を満たしている項目の点数を足し合わせて合計得点を算出する。
睡眠状態判定部508は、算出した合計点数に基づいて、ユーザU1の睡眠状態を判定する。例えば、睡眠状態判定部508は、算出した合計点数が80点以上であれば1(GOOD)、80点未満50点以上であれば2(NORMAL)、50点未満であれば1(BAD)と判定する。
睡眠状態判定部508は、全ユーザU1からU6の睡眠状態を判定したか否かを判定する。
ステップS405において、全ユーザU1からU6の睡眠状態を判定していない場合(NO)、睡眠状態判定部508は、睡眠状態の判定対象であるユーザを未判定のユーザに変更する。ユーザを変更後、睡眠状態判定部508は、ステップS401から判定処理を再開する。
ステップS405において、全ユーザU1からU6の睡眠状態を判定している場合(YES)、睡眠状態判定部508は、世帯ごとに、属するユーザ全員の睡眠状態(世帯睡眠状態)を判定する。ここで、単純に世帯に属するユーザ全員の合計点数の平均点を算出し、算出した平均点数に基づいて、世帯睡眠状態を判定するようにしてもよい。例えば、睡眠状態判定部508は、算出した平均点が80点以上であれば1(GOOD)、80点未満50点以上であれば2(NORMAL)、50点未満であれば1(BAD)と判定する。なお、既に述べたように、世帯睡眠状態は、各世帯に属するユーザの個々の事情を考慮して判定してもよい。この場合、各ユーザの合計点数に重み付けを行うことで、各世帯に属するユーザの個々の事情を考慮して世帯睡眠状態を判定できる。
図5Eは、提示システム1の提示サーバ5の助言抽出処理(図5AのステップS107)の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、ユーザU1の助言抽出処理について説明し、他のユーザU2からU6の助言抽出処理についてはユーザU1の助言抽出処理と同じであるため重複する説明を省略する。
助言抽出部509は、分類部505でのユーザU1の分類(朝型、標準型、夜型)を取得する。
助言抽出部509は、助言DB5を参照する。
助言抽出部509は、助言DB5に格納された助言のうち、分類部505によるユーザU1の分類に対応する助言及び提示時刻を抽出する。
図6Aは、提示システム1の提示端末4を利用した初期設定処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、第1世帯(世帯ID「H01」)のユーザU1(世帯主)が提示システム1の利用に必要な初期設定情報を入力するものとして説明するが、他のユーザU2からU4が初期設定情報を入力してもよい。また、第2世帯についても同様に初期設定情報が入力される。
ユーザU1は、ユーザU1からU4の世帯構成、性別、職業などの情報を、入力装置400Cを操作して入力する。入力受付部403は、入力装置400Cの操作入力を受け付ける。記憶装置制御部402は、入力受付部403で受け付けられた情報を記憶装置400Bへ格納する。
ユーザU1は、センサ群2のセンサのうち、どのセンサがどのユーザの何を計測しているか、測定対象を制御しているのは何かの設定情報を、入力装置400Cを操作して入力する。具体的には、ユーザU1は、センサ群2のセンサごとに、ユーザID、場所、計測対象、制御対象などの情報を、入力装置400Cを操作して入力する。入力受付部403は、入力装置400Cの操作入力を受け付ける。記憶装置制御部402は、入力受付部403で受け付けられた情報を記憶装置400Bへ格納する。
ユーザU1は、連携する世帯の情報(世帯ID「H02」)を、入力装置400Cを操作して入力する。入力受付部403は、入力装置400Cの操作入力を受け付ける。記憶装置制御部402は、入力受付部403で受け付けられた情報を記憶装置400Bへ格納する。
提示端末4の送信部407は、上記ステップS601からS603で入力され、記憶装置400Bに格納された情報を提示サーバ5へ送信する。提示サーバ5では、提示端末4から送信された上記情報を属性DB1、設定DB7に格納する。
図6Bは、提示システム1の提示端末4の提示処理の一例を示すフローチャートである
提示端末4の受信部401は、提示サーバ5から送信される情報を受信する。受信部401は、以下の情報の1以上を受信する。
(1)推定部507により推定された眠気を感じる時間帯(第1時間帯)及び覚醒時間帯(第2時間帯)
(2)睡眠状態判定部508により判定された睡眠状態及び世帯睡眠状態の結果
(3)助言抽出部509により抽出された睡眠に関する助言
(4)報知部510による報知
表示装置制御部404は、受信部401で受信した情報を表示装置400Dに表示(提示)させる。
また、表示装置制御部404は、センサ群2で取得されたユーザU1からU6の実際の睡眠時間帯を表示装置400Dに表示(提示)させる。
表示装置400Dは、表示装置制御部404からの指示に基づいて、図4Aから図4Cに示す画面を表示する。
図7は、第2実施形態に係る提示サーバ5の構成図の一例である。図7(a)は、第2実施形態の提示サーバ5の記憶装置500Bに格納されるデータベースの一例を示す図である。図7(b)は、第2実施形態の提示サーバ5の機能構成の一例を示す図である。なお、第2実施形態の提示サーバ5のハードウェア構成は、第1実施形態の提示サーバ5と同じであるため重複する説明を省略する。以下、図7を参照して、本実施形態の提示サーバ5について説明するが、第1実施形態に係る提示サーバ5と同一の構成については同の符号を付して重複する説明を省略する。
図7(a)は、記憶装置500Bに格納されている各種DBの一例を示す図である。記憶装置500Bには、例えば、属性DB1、質問DB2、睡眠ログDB3、学習DB4、助言DB5、配点DB6、設定DB7、行動情報DB8などが格納されている。なお、以下では、助言DB5及び行動情報DB8について説明し、その他のDBについては重複する説明を省略する。
上記第1,第2実施形態では、ユーザU1からU6の分類による助言の提示のほか、行動情報に基づいて助言を提示しているが、以下(1)から(4)のように助言を提示するようにしてもよい。
例えば、子供の就寝時間帯に親が帰宅すると、子供が覚醒してしまいその後の寝つきが悪くなることがある。このような場合、提示サーバ5の助言抽出部509は、行動情報DB8から同一の世帯IDに関連付けられたユーザU1からユーザU4の行動情報を参照し、親であるユーザU1及びU2の少なくとも一方の帰宅時間が、子供であるユーザU3及びU4の少なくとも一方の就寝時間帯(就寝の前後30分程度)と重なる場合、ユーザU1,U2の帰宅時間と、ユーザU3,U4の就寝時間帯とが重ならないように助言(例えば、「○○さんの帰宅時間と××さんの就寝時間帯とが重なっています。帰宅時間または就寝時間をずらしましょう!」など)を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部40により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。
例えば、子供の睡眠状態がよくない日やそのような状態の日が続く(例えば、3日以上)場合、親と子供が異なる部屋で寝ていると親が子供の不調に気づかない虞がある(子供が、親に不調を隠す可能性もある)。このような場合、提示サーバ5の助言抽出部509は、子供であるユーザU3,U4の睡眠状態が悪い(BAD)状態が続くと(所定時間や所定日数を超えた場合)、ユーザU3,U4と同一の世帯IDに関連付けられた親であるユーザU1,U2に向けての助言(例えば、「お子様の睡眠状態が悪いです(又は「お子様の睡眠状態が悪い日が続いています」)。早めに食事(夕食)、入浴を済ませましょう!」など)を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部404により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。なお、予め登録しておいたユーザU1からU4のSNSやメールアドレスへ助言を送信するようにしてもよい。
例えば、親の一人(ここではユーザU2とする)の睡眠状態が悪い状態(BAD)が続くと(所定時間や所定日数を超えた場合)、世帯IDが同一の他のユーザU1,U3,U4に向けての助言(例えば、「○○さんの睡眠状態がよくありません。ストレスを溜めていたり、疲れている可能性があります。積極的に気遣い、手助けをしてあげましょう。」など)を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部40により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。なお、予め登録しておいたユーザU1からU4のSNSやメールアドレスへ助言を送信するようにしてもよい。上記のように助言を提示することにより、父親や母親の家事・育児での苦労を家族に見える化することができ、自然と家族がお互いに気づかいながら互いをフォローできる関係を築くことができるようになる。また、共働きの両親をもつ子供も、両親の仕事と家庭の両立させる苦労(例えば、睡眠時間が短いなど)が感じられるので、子供の理解、サポートを得やすくなる。
例えば、離れて暮らす祖父母(ここではユーザU5,U6とする)の睡眠状態がよくない状態が続く場合(所定時間や所定日数を超えた場合)、ユーザU5,U6の世帯IDに連携された世帯IDのユーザU1からU4に向けての助言(例えば、「ご両親(○○さんなど名前でもよい)の睡眠状態がよくありません。連絡を取って睡眠環境を改善してあげましょう。」など)を助言DB5から抽出するようにしてもよい。送信部513は、助言抽出部509で抽出された助言を提示端末4へと送信し、提示端末4において表示装置制御部40により表示装置400Dに助言が表示(提示)される。なお、予め登録しておいたユーザU1からU4のSNSやメールアドレスへ助言を送信するようにしてもよい。上記のように助言を提示することにより、離れて暮らす別世帯の祖父母の存在を身近に感じることができ、自然と連絡が取れるようになる。
なお、本発明は、上記各形態の構造、形状のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない限りにおいて適宜に設計変更して具体化できる。例えば、提示システム1において、行動情報及び環境情報の少なくとも一方(例えば、朝型から夜型に変更するなど行動の変更、部屋の温度等を変更するなど環境の変更、など)を入力すると、ユーザU1からU6個人の睡眠状態や世帯全体の世帯睡眠状態及び環境状態の少なくとも一方がどのように変化するかを推定する睡眠状態推定部を提示サーバ5に備えるようにしてもよい。この場合、提示端末4の入力受付部403は、提示端末4の入力装置400Cで入力された行動情報及び環境情報の少なくとも一方を受け付ける。提示端末4の送信部407は、入力受付部403で受け付けた行動情報及び環境情報の少なくとも一方を提示サーバ5へ送信する。提示サーバ5の受信部501は、入力受付部403で受け付けられ提示端末4から送信された行動情報及び環境情報の少なくとも一方を受信する。提示サーバ5の睡眠状態推定部は、受信部501で受信した行動情報及び環境情報の少なくとも一方に基づいて、ユーザU1からU6の睡眠状態及び世帯全員の世帯睡眠状態及び環境状態の少なくとも一方を推定する。提示サーバ5の送信部513は、睡眠状態推定部で推定されたユーザU1からU6の睡眠状態及び世帯全員の世帯睡眠状態を提示端末4に送信する。提示端末4の受信部410は、提示サーバ5から送信されたユーザU1からU6の睡眠状態及び世帯全員の世帯睡眠状態を受信し、表示装置制御部404は、受信部401で受信した睡眠状態及び世帯全員の世帯睡眠状態を一覧できる状態で表示装置400Dに表示する。
2 センサ群
3 制御対象群
4 提示端末
400A 通信IF
400B 記憶装置
400C 入力装置
400D 表示装置
400E 音声出力装置
400F 集音装置
400G 撮像装置
400H CPU
401 受信部
402 記憶装置制御部
403 入力受付部
404 表示装置制御部
405 音声出力装置制御部
406 撮像装置制御部
407 送信部
5 提示サーバ
500A 通信IF
500B 記憶装置
500C CPU
501 受信部
502 睡眠情報取得部
503 環境情報取得部
504 主観情報取得部
505 分類部
506 質問部
507 推定部
508 睡眠状態判定部
509 助言抽出部
510 報知部
511 環境状態判定部
512 学習部
513 送信部
514 記憶装置制御部
515 行動情報取得部
DB1 属性データベース
DB2 質問データベース
DB3 睡眠ログデータベース
DB4 学習データベース
DB5 助言データベース(第2データベース)
DB6 配点データベース(第1データベース)
DB7 設定データベース
DB8 行動情報データベース
Claims (12)
- 2以上の利用者の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部と、
前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが関連付けて格納された第1データベースを参照し、前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定する睡眠状態判定部と、
前記睡眠状態判定部で判定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる提示部と、を備え、
前記睡眠状態判定部は、
前記利用者それぞれの睡眠状態に基づいて、前記利用者全体の睡眠状態を判定することを特徴とする提示システム。 - 前記利用者に対する助言が格納された第2データベースを参照し、前記利用者の睡眠状態に基づいて、前記利用者それぞれに対する助言を抽出する助言抽出部を備え、
前記提示部は、
前記助言抽出部で抽出された前記利用者それぞれに対する助言を一覧できる状態で提示させることを特徴とする請求項1に記載の提示システム。 - 前記利用者を属性に基づいて異なるカテゴリに分類する分類部を備え、
前記第1データベースには、前記カテゴリごとに前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが格納され、
前記睡眠状態判定部は、
前記分類部での分類結果に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の提示システム。 - 前記利用者を属性に基づいて異なるカテゴリに分類する分類部を備え、
前記第2データベースには、前記カテゴリごとに、前記利用者に対する助言が格納され、
前記助言抽出部は、
前記分類部での分類結果に基づいて、前記利用者それぞれに対する助言を抽出することを特徴とする請求項2に記載の提示システム。 - 前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報から前記利用者の眠気を感じる時間帯及び覚醒時間帯の少なくとも一方を推定する推定部を備え、
前記提示部は、
前記推定部で推定された前記利用者それぞれの眠気を感じる時間帯及び覚醒時間帯の少なくとも一方を一覧できる状態で提示させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の提示システム。 - 前記助言抽出部は、
他の利用者の睡眠状態を考慮して、前記利用者に対する助言を抽出することを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の提示システム。 - 前記2以上の利用者の行動情報及び環境情報の少なくとも一方の入力を受け付ける入力受付部と、
前記入力受付部で受け付けられた前記行動情報及び前記環境情報の少なくとも一方に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を推定する睡眠状態推定部を備え、
前記提示部は、
前記睡眠状態推定部で推定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の提示システム。 - 前記2以上の利用者には、第1世帯に属する利用者と、前記第1世帯とは生活を異にする第2世帯に属する利用者とが含まれ、
前記提示部は、
前記第1世帯及び前記第2世帯に含まれる前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示することを特徴とする請求項2、請求項4及び請求項6のいずれかに記載の提示システム。 - 前記提示部は、
前記第1世帯及び前記第2世帯に含まれる前記利用者それぞれに対する助言を一覧できる状態で提示することを特徴とする請求項8に記載の提示システム。 - 前記助言抽出部により抽出される前記第1世帯に属する少なくとも一人の前記利用者への助言と、前記第2世帯に属する少なくとも一人の前記利用者への助言とが同じ時間帯である場合、前記第1,第2世帯に属する前記利用者に対して、その旨を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の提示システム。
- 睡眠情報取得部が、2以上の利用者の睡眠情報を取得する工程と、
睡眠状態判定部が、前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが関連付けて格納された第1データベースを参照し、前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定する工程と、
提示部が、前記睡眠状態判定部で判定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる工程と、
前記睡眠状態判定部が、前記利用者それぞれの睡眠状態に基づいて、前記利用者全体の睡眠状態を判定する工程と、
を備えることを特徴とする提示方法。 - コンピュータを、
2以上の利用者の睡眠情報を取得する睡眠情報取得部、
前記睡眠情報と、前記利用者の睡眠状態とが関連付けて格納された第1データベースを参照し、前記睡眠情報取得部で取得された睡眠情報に基づいて、前記利用者それぞれの睡眠状態を判定する睡眠状態判定部、
前記睡眠状態判定部で判定された前記利用者それぞれの睡眠状態を一覧できる状態で提示させる提示部、として機能させ、
前記睡眠状態判定部を、
前記利用者それぞれの睡眠状態に基づいて、前記利用者全体の睡眠状態を判定するように機能させることを特徴とする提示プログラム。
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