JP6565888B2 - 昇降ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、鋳型の穴明け装置などに組み込んで使用するに適した昇降ユニットに関するものである。
鋳型造型ラインにおいては、造型された鋳型に穴明けドリルを用いて揚りやガス穴が形成される。この穴明けを自動的に行うために、従来から穴明けドリルを昇降させる昇降ユニットが用いられている。
その一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1の昇降ユニットは、昇降用のエアシリンダによってドリル回転用のエアモータと穴明けドリルとを昇降させる構造である。しかし穴明け加工時に鋳物砂や粉塵が飛散してむき出し状態にあるエアシリンダのピストンロッド等に付着するため、これらの噛み込みによって故障し易いという問題があった。
また、図3に示される昇降ユニットも従来から用いられている。これはケーシング109の内部にリニアガイド104とボールねじ103を垂直に設け、上部に配置した昇降用のサーボモータ102によってボールねじ103を回転させるとボールねじ103と噛み合うナット112を備えた昇降部材110が昇降し、昇降部材110に支持されたロータリーボールスプライン107が昇降する構造である。
ロータリーボールスプライン107はケーシング109の下面に設けられた上下一対のボールスプラインナット108によって回転自在に支持されており、ケーシング109の下部外側に設けられたドリル回転用サーボモータ105によってタイミングベルト106を介して回転される。この構造により、ロータリーボールスプライン107の下端に取り付けられた穴明けドリル111を、回転させながら昇降させることができる。
図3に示した従来の昇降ユニットは、リニアガイド104とボールねじ103とがケーシング109の内部に収納されているので、特許文献1の昇降ユニットよりも故障しにくいものである。しかし昇降するロータリーボールスプライン107は、むき出しであるうえ、その断面が凹凸形状であってその防塵が困難であるため、付着した鋳物砂や粉塵が上昇時にケーシング109の内部に持ち込まれ、ケーシング109の内部のボールスプラインナット108を破損する場合があった。
特公昭59−4223号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、穴明けドリルを垂直に昇降することができ、しかも従来よりも鋳物砂や粉塵による故障が発生しにくい昇降ユニットを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の昇降ユニットは、内部がプラス圧に維持されたケーシングの内部に、モータによって駆動され昇降体を昇降させる昇降伝達機構と、この昇降体の昇降ガイドとを封入するとともに、前記昇降体をガイドピンを介してケーシング外部の穴明けドリルと結合し、ガイドピンのケーシング貫通部をダストシールで防塵したことを特徴とするものである。
なお、前記モータがケーシングの外側に配置された減速モータまたはサーボモータであることが好ましい。また、前記昇降伝達機構が、ラックとピニオン、または、ボールねじであることが好ましい。
本発明の昇降ユニットは、内部がプラス圧に維持されたケーシングの内部に、モータによって駆動され昇降体を昇降させる昇降伝達機構と、この昇降体の昇降ガイドとを封入するとともに、前記昇降体をガイドピンを介してケーシング外部の穴明けドリルと結合し、ガイドピンのケーシング貫通部をダストシールで防塵した構造である。このためケーシングを貫通するガイドピンの断面をシールし易い形状としてダストシールによる防塵効果を高めることができる。また本発明の昇降ユニットは、鋳物砂や粉塵の噛み込みに弱いラック・ピニオンやボールねじからなる昇降伝達機構を内部がプラス圧に維持されたケーシングの内部に封入したので、故障を生じにくいものである。
さらに本発明の昇降ユニットは、昇降体をケーシング内部の昇降ガイドによってガイドした構造であるので剛性を高めることができ、穴明けドリルを精度よく、垂直に昇降させることができる。
昇降伝達機構にラック、ピニオンを用いた第1の実施形態を示す3面図である。 昇降伝達機構にボールねじを用いた第2の実施形態を示す3面図である。 従来の昇降ユニットを示す3面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1には、昇降伝達機構にラック、ピニオンを用いた昇降ユニット1が示されている。
図1において、9は箱型のケーシングであり、二点鎖線で示された適宜の移動手段14に取り付けられ、水平面内でX、Y両軸方向に移動可能となっている。このケーシング9の内部には昇降ガイドとしての左右一対のリニアガイド4、4が垂直に設けられている。またケーシング9の内部には、昇降伝達機構が設けられている。
第1の実施形態の昇降伝達機構は、ラック3a、ピニオン3b、昇降体3cから構成されている。ラック3aは昇降体3cと一体に固定されている。そしてこの昇降体3cはリニアガイド4、4によって昇降自在にガイドされている。
ケーシング9の外側面には昇降用のサーボモータ2が固定されており、その出力軸はケーシング9の壁面を貫通し、ピニオン3bが取り付けられている。このためサーボモータ2によりピニオン3bを回転させると、ラック3aが昇降体3cとともにケーシング9の内部で昇降する。
昇降体3cの下端部には、垂直に延びるガイドピン10が固定されている。このガイドピン10はケーシング9の底面を貫通して下方に延びているが、ガイドピン10のケーシング貫通部は、ダストシール12で防塵されている。またケーシング9の内部には接続口13から圧縮エアが供給されており、ケーシング9の内部は常にプラス圧に維持されている。このため、ガイドピン10が昇降してもケーシング9の内部に鋳物砂や粉塵が侵入することはない。
図示のように、ガイドピン10の下部には、水平アーム15を介してドリル回転用サーボモータ5が垂直に取り付けられており、その出力軸にはカップリング6で穴明けドリル11が結合されている。
このように構成された昇降ユニットは、移動手段14によって所定位置まで水平方向に移動される。そして、ドリル回転用サーボモータ5で穴明けドリル11を回転させながら、サーボモータ2によって昇降体3cに取り付けられたガイドピン10を介して穴明けドリル11を昇降させ、鋳型の穴明け加工などを行う。昇降体3cはケーシング9の内部でリニアガイド4、4によって垂直に支持されているので、ドリル回転用サーボモータ5及び穴明けドリル11を垂直に昇降させることができ、組み付け精度、剛性が高くなり、正確な穴明けが可能である。また昇降抵抗も小さくすることができる。
この穴明け加工の際には従来と同様に鋳物砂や粉塵が飛散するが、ケーシング9を貫通するのは断面形状が一定のガイドピン10のみであり、このガイドピン10のケーシング貫通部はダストシール12で防塵されている。しかもケーシング9の内部はプラス圧に維持されている。このため鋳物砂や粉塵がケーシング9内に入り込むことがなくなり、故障発生を抑制することができる。
次に、第2の実施形態の昇降ユニット21を説明する。図2に示す第2の実施形態は、昇降伝達機構にボールねじ23を使用したものである。この実施形態の昇降伝達機構は、ボールねじ23、ナット21a、昇降体21bから構成されている。
図2に示すように、ボールねじ23はケーシング29の内部に垂直に設けられており、その上端はケーシング29の天井に配置された昇降用のサーボモータ22の出力軸に連結されている。またボールねじ23の下端はケーシング29の底部に設けられた軸受け34に支持されている。
21aはボールねじ23と螺合しているナットであり、昇降体21bと一体に固定されている。そしてこの昇降体21bはケーシング29内に設けられた昇降ガイドとしてのリニアガイド24、24によって昇降自在にガイドされている。
第1の実施形態と同様、昇降体21bの下端部には、垂直に延びるガイドピン30が固定されている。このガイドピン30のケーシング貫通部はダストシール32で防塵されている。またケーシング29の内部には接続口33から圧縮エアが供給されており、内部がプラス圧に維持されている。このため、ガイドピン30が昇降してもケーシング9の内部に鋳物砂や粉塵が侵入することはない。
またガイドピン30の下部には、水平アーム35を介してドリル回転用サーボモータ25が垂直に取り付けられており、その出力軸にはカップリング26を介して穴明けドリル31が結合されている。
この第2の実施形態の昇降ユニットも、穴明けドリル31を垂直に昇降させることができ、しかも鋳物砂や粉塵による故障が発生しにくい利点がある。
以上に説明したように本発明によれば、鋳物砂の飛散、粉塵の発生が多い大径の穴明け装置に利用した場合にも、鋳物砂、粉塵の噛み込みがなくなり、精度のよい穴明け加工が可能となる。
なお、本発明の昇降ユニットは、例えば、鋳物砂(例えば、生型砂)を用いた鋳型造型ラインにおけるガス穴明け装置、又は、揚り穴明け装置等に搭載することができる。
また、本発明の昇降ユニットは、鋳型の上方に配置し、鋳型の上方から下方に向かって穴明け加工を行うことができる。しかし、本発明の昇降ユニットは、これに限定されるものではなく、鋳型の下方に配置し、鋳型の下方から上方に向かって穴明け加工を行うようにしてもよい。
1 昇降ユニット
2 サーボモータ
3a ラック
3b ピニオン
3c 昇降体
4 リニアガイド(昇降ガイド)
5 ドリル回転用サーボモータ
6 カップリング
9 ケーシング
10 ガイドピン
11 穴明けドリル
12 ダストシール
13 接続口
14 移動手段
15 水平アーム
21 昇降ユニット
21a ナット
21b 昇降体
23 ボールねじ
24 リニアガイド(昇降ガイド)
25 ドリル回転用サーボモータ
26 カップリング
29 ケーシング
30 ガイドピン
31 穴明けドリル
32 ダストシール
33 接続口
34 軸受け
35 水平アーム
102 サーボモータ
103 ボールねじ
104 リニアガイド
105 ドリル回転用サーボモータ
106 タイミングベルト
107 ロータリーボールスプライン
108 ボールスプラインナット
109 ケーシング
110 昇降部材
111 穴明けドリル
112 ナット

Claims (3)

  1. 内部がプラス圧に維持されたケーシングの内部に、モータによって駆動されて昇降体を昇降させる昇降伝達機構と、この昇降体の昇降ガイドとを封入するとともに、前記昇降体をガイドピンを介してケーシング外部の穴明けドリルと結合し、ガイドピンのケーシング貫通部をダストシールで防塵したことを特徴とする昇降ユニット。
  2. 前記モータがケーシングの外側に配置された減速モータまたはサーボモータであることを特徴とする請求項1記載の昇降ユニット。
  3. 前記昇降伝達機構が、ラックとピニオン、または、ボールねじであることを特徴とする請求項1または2記載の昇降ユニット。
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