JP6563345B2 - 無線中継装置および無線中継方法 - Google Patents

無線中継装置および無線中継方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6563345B2
JP6563345B2 JP2016011747A JP2016011747A JP6563345B2 JP 6563345 B2 JP6563345 B2 JP 6563345B2 JP 2016011747 A JP2016011747 A JP 2016011747A JP 2016011747 A JP2016011747 A JP 2016011747A JP 6563345 B2 JP6563345 B2 JP 6563345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
directivity
antenna
radio
threshold value
radio relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016011747A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017135469A (ja
Inventor
正光 錦戸
正光 錦戸
洋介 梶村
洋介 梶村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2016011747A priority Critical patent/JP6563345B2/ja
Priority to US15/414,006 priority patent/US9924377B2/en
Publication of JP2017135469A publication Critical patent/JP2017135469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6563345B2 publication Critical patent/JP6563345B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/28Cell structures using beam steering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15507Relay station based processing for cell extension or control of coverage area
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15528Control of operation parameters of a relay station to exploit the physical medium
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15528Control of operation parameters of a relay station to exploit the physical medium
    • H04B7/1555Selecting relay station antenna mode, e.g. selecting omnidirectional -, directional beams, selecting polarizations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線信号を中継する無線中継装置および無線中継方法に関する。
無線通信システムとしては、携帯電話などの無線端末、無線端末との無線通信を行う基地局およびバックホール装置を含むものが知られている(例えば特許文献1)。バックホール装置は、基地局と上位の通信網(コアネットワークとも称される)とを結ぶバックホールシステムを構築し、例えば基地局と管理サーバとを中継する。特に、都市部から離れた山間部や離島などに於いては、光回線を敷設するためのコストが膨大になるということから、無線バックホール装置、およびそれを含む無線バックホールシステムが用いられることが多い。
無線バックホール装置を初期設置時に配置した後、設置後に地震や降雪等の影響によりその位置がずれることが起こりうる。すると、無線バックホール装置の伝搬特性が低下してしまうため、そのような場合には保守員を現地に派遣し、無線バックホール装置の位置を速やかに修正する必要がある。しかし、上記のように都市部から離れた山間部や離島に配置された無線バックホール装置は、保守員による点検が困難な場合がある。また保守員が到着するまでに時間がかかるため、復旧までに時間を要することになる。このような場合に適用できるよう、無線装置の送信部および受信部のアンテナにおいて、受信される信号に基づいて無線装置のアンテナの方向を調整するアンテナ調整方法が知られている(例えば特許文献2)。
上述した無線バックホールおよび、それを含む無線バックホールシステムでは、基地局が収容しているユーザの大量のデータを伝送する必要が有るため、非常に速い伝送速度が求められる。そのため、周波数帯域を広く確保できるミリ波帯(30GHz帯や80GHz帯等)のように非常に高い周波数が用いられている。ミリ波帯のような高い周波数を使用すると、電波の直進性が強く、伝搬強度がアンテナの指向性に大きく左右される。
再公表WO2011/096315号公報 特開2007−251862号公報
上述したように無線バックホールシステムは、直進性の強い高周波帯の無線信号を用いて、指向性の鋭い高利得アンテナを用いて通信を行うため、一対の無線バックホール装置は、互いにアンテナを迅速に正確に向ける必要がある。
本発明は、このような課題に鑑み、初期設置時以降に無線バックホール装置の位置がずれてしまった場合であっても、迅速に正確にアンテナの指向性を調整することができ、良好な無線サービスを維持することが可能な無線バックホール装置および無線バックホールシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる無線中継装置の代表的な構成は、対向の無線中継装置との間で無線信号の送受信を行うアンテナと、前記アンテナの指向性を調整する指向性制御部と、を備え、前記指向性制御部は、運用中に前記対向の無線中継装置から無線信号を受信したときの伝搬特性と閾値となる絶対値または相対値との関係により、前記アンテナの指向性の調整を実施するか否かを判断することを特徴とする。
前記閾値は、前記無線信号のビームの半値幅の範囲に対応して設けられているとよい。
前記指向性制御部は、前記半値幅が大きいほど閾値を低く、半値幅が小さいほど閾値を高く設定するとよい。
前記指向性制御部は、前記伝搬特性が前記閾値を下回った場合に、前記アンテナの指向性の調整を実施するための調整開始信号を通信相手の無線中継装置に送信するとよい。
前記伝搬特性が前記閾値を下回った場合は、前記絶対値または前記相対値の何れかを下回った場合であるとよい。
前記指向性制御部は、前記伝搬特性が前記閾値よりも低い第2閾値を下回った場合に、前記対向の無線中継装置との通信を停止した後に、前記アンテナの指向性の調整を実施するとよい。
上記課題を解決するために、本発明にかかる無線中継方法の代表的な構成は、基地局を通信網に接続する一対の無線バックホール装置を含む無線バックホールシステムにおいて、無線バックホール装置は、信号の送受信を行うアンテナと、アンテナの指向性を調整する指向性制御部と、伝搬特性の閾値を記憶する記憶部と、を備え、指向性制御部は、伝搬特性が閾値を下回った場合に、アンテナの指向性の調整を実施するとよい。
本発明によれば、初期設置時以降に無線バックホール装置の位置がずれてしまった場合であっても、迅速に正確にアンテナの指向性を調整することができ、良好な無線サービスを維持することが可能な無線バックホール装置および無線バックホールシステムを提供することができる。
本実施形態にかかる無線バックホールシステムの概略構成を例示する図である。 本実施形態にかかる無線バックホール装置の概略構成を例示する機能ブロック図である。 本実施形態の無線バックホールシステムの動作の第1実施例を説明するフローチャートである。 本実施形態の無線バックホールシステムの動作の第2実施例を説明するフローチャートである。 伝搬特性の閾値について説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる無線バックホールシステム100の概略構成を例示する図である。図1に示すように、本実施形態にかかる無線バックホールシステム100は、基地局120を通信網104に接続する一対の無線バックホール装置110a・110b(無線中継装置と対向の無線中継装置)を含んで構成される。
一対の無線バックホール装置110a・110bのうち、一方の無線バックホール装置110aは基地局120に接続され、他方の無線バックホール装置110bは通信網104を介してサーバ106に接続されている。これにより、基地局120と通信している端末130は、一対の無線バックホール110a・110bを介して通信網104に接続される。
図2は、本実施形態にかかる無線バックホール装置110aの概略構成を例示する機能ブロック図である。なお、本実施形態では、一対の無線バックホール装置110a・110bは同一の構成を有するため、図2では無線バックホール装置110aを例示している。
図2に示すように、本実施形態の無線バックホール装置110aは、制御部112、記憶部114、有線通信部116、無線通信部118およびアンテナ118aを含んで構成される。制御部112は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路(不図示)により構成され、無線バックホール装置110a全体を管理および制御する。また本実施形態では、制御部112は、アンテナ118aの指向性を調整する指向性制御部112aとしても機能する。
指向性制御部112aは、指向性の調整を実施するための調整開始信号(アライメントパケット)を通知した装置側と通知された装置側とで連動し、可変指向性アンテナを制御し、無線バックホール装置内の受信電力算出部で算出する受信電力が最大(極大)となるように、アンテナの指向性制御を行う。
記憶部114は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、制御部112で処理されるプログラム等を記憶する。また本実施形態では、記憶部114は、後述する伝搬特性の閾値のデータである閾値データ114aを記憶する。
有線通信部116は、基地局120に有線接続されていて、かかる基地局120とのパケットの送受信を行う。無線通信部118は、直進性の強い高周波帯の無線信号の送受信を行うアンテナ118aに接続されていて、かかるアンテナ118aを介して一対となっている無線バックホール装置110bとの通信を行う。なお、他方の無線バックホール装置110bでは、有線通信部116は、基地局120ではなく通信網104に有線接続されている。
(第1実施例)
図3は、本実施形態の無線バックホールシステム100の動作の第1実施例を説明するフローチャートであり、主に無線バックホール装置110aの動作を例示している。図3に示すように、本実施形態の無線バックホールシステム100では、無線バックホール装置110aの制御部112は、一対に設置された無線バックホール装置110bとの無線通信を行っている(ステップS202)。この間、無線バックホール装置110aの制御部は、かかる無線通信における伝搬特性を取得する(ステップS204)。伝搬特性としては、例えば無線バックホール装置110bからの信号を受信した際の受信電力値(RSSI)としてもよい。
本実施形態の無線バックホールシステム100では、上述した伝搬特性に対して閾値(以下、第1閾値と称する)が設定されていて、かかる第1閾値は記憶部114の閾値データ114aに記憶されている。なお、このような閾値は、無線バックホール装置110は、アンテナ調整を行うか否かを決定するための閾値である。
図5は、伝搬特性の閾値について説明するための図である。図5に示した数値は例示である。図5(a)は、伝搬特性の第1閾値について説明する図である。
図5では、無線信号のビームの半値幅(角度)が5[degree]未満とは、アンテナの指向性が鋭い状態であることを示していて、半値幅が5[degree]以上とは、アンテナの指向性が鈍い状態であることを示している。第1閾値には、絶対値と相対値が規定されている。図5(b)の第2閾値については後述する。
第1閾値の絶対値を使うときには、アンテナ指向性の半値幅に応じて今回取得された伝搬特性と第1閾値の絶対値とが比較される。指向性が鋭い場合には第1閾値の絶対値を高めに、鈍い場合には第1閾値の絶対値を低めに設定することができる。アンテナの指向性が鋭い場合には、アンテナのずれが大きくなると急激に利得が低下するからである。
第1閾値の相対値を使うときにも、アンテナ指向性の半値幅に応じて今回取得された伝搬特性に基づいた値と第1閾値の相対値とが比較される。この場合にもやはり、指向性が鋭い場合には第1閾値の相対値を高めに、鈍い場合には第1閾値の相対値を低めに設定することができる。
例えば、第1閾値の相対値と比較する際、所定期間(例えば運用中の直近の1ヶ月)の平均伝搬特性から今回取得された伝搬特性の相対が第1閾値の相対値以下なのか否かが比較される。第1閾値の相対値は、許容相対値であり、例えば、アンテナ設置時に基準としたものである。
ここで、制御部112は指向性制御部112aとして機能し、記憶部114に記憶されている閾値データ114aを参照し、ステップS204において取得した伝搬特性が、設定されている第1閾値以上であるか否かを判断する(ステップS206)。
伝搬特性が第1閾値未満であったら(ステップS206のNO)、すなわち伝搬特性が第1閾値を下回っていたら(第1閾値の絶対値または第1閾値の相対値の何れかを下回った場合)、指向性制御部112aは、通信相手の無線バックホール装置110bに対して、指向性の調整を実施するための調整開始信号(アライメントパケット)を送信する(ステップS208)。このとき、ユーザ間で行われるデータ通信には、影響しないように、調整開始信号が送信される。そして、指向性制御部112aは、無線バックホール装置110aのアンテナ118aの指向性の調整を実施する(ステップS210)。
伝搬特性が第1閾値以上であった場合(ステップS206のYES)、制御部112は、無線バックホール装置110bとの通信を継続しながら、伝搬特性を取得し、ステップS202〜ステップS206を繰り返す。
なお、本実施形態の無線バックホールシステム100では、このとき、無線バックホール装置110aからの調整開始信号を受信した無線バックホール装置110bにおいてもアンテナの指向性の調整を実施する。
第1閾値の使い方としては、S206で、第1閾値の相対値との比較だけまたは第1閾値の絶対値との比較だけを行うようにしてもよい。また、S206で、第1閾値の相対値との比較の後、第1閾値の絶対値との比較を行うかまたは、第1閾値の絶対値との比較の後、第1閾値の相対値との比較を行うようにしてもよい。
アンテナ118aの指向性の調整手段としては、機械的な調整および電気的な調整を例示することができる。機械的な調整としては、ラックとピニオン、ウォームギア、ステッピングモータなどを用いて、指向性制御部112aは、アンテナ118aの角度を機械的に調整する。一方、電気的な制御としては、無線バックホール装置110aのアンテナ118aが複数のアンテナ素子からなる場合、指向性制御部112aは、複数のアンテナ素子におけるウエイト(振幅と位相)を制御してビームの角度を調整する。
アンテナ118aの指向性の調整を実施したら、制御部112は、再度無線バックホール装置110bとの通信を行い、伝搬特性を取得する。指向性を調整する方向は、上下左右のいずれにも試行される。例えば右に振って伝搬特性が向上すればさらに右に振り、低下すれば逆方向の左に振る。上下も同様である。このようにして、伝搬特性が向上する方向を探索する。そして、指向性制御部112aは、伝搬特性が第1閾値以上である否かを判断し(ステップS206)、伝搬特性が第1閾値以上となるまでステップS208〜ステップS210の処理を繰り返す。
上記説明したように、本実施形態の無線バックホールシステム100によれば、地震や積雪等の要因によって初期設置時以降に無線バックホール装置110a・110bの位置がずれてしまった場合であっても、一対の無線バックホール装置110a・110bが自律的にアンテナ118aの指向性を調整することができる。したがって、保守員を派遣することなく、良好な無線サービスを維持することが可能となる。
(第2実施例)
第2実施例の特徴としては、アンテナの指向性が大きくずれてしまって、伝搬特性に著しい劣化が生じた場合を想定している。
図4は、本実施形態の無線バックホールシステム100の動作の第2実施例を説明するフローチャートであり、図3と同様に主に無線バックホール装置110aの動作を例示している。なお、第2実施例の説明では、第1実施例と共通する処理については説明を省略する。
記憶部114の閾値データ114aには、第1実施例で用いた閾値(第1閾値)よりも低い第2閾値が設定されている。すなわち、アンテナの指向性が大きくずれてしまって、伝搬特性に著しい劣化が生じた場合を想定している。かかる第2閾値も、第1閾値と同様に予め設定された絶対値、または運用中の所定期間に対する相対値を用いることができる。
図4に示すように、第2実施例では、無線バックホール装置110aの指向性制御部112aは、取得した伝搬特性が第2閾値以上であるか否かを判断する(ステップS220)。
図5(b)は、伝搬特性の第2閾値について説明する図である。絶対値で規定する場合には、第2閾値は、第1実施例で用いた閾値(第1閾値)よりも低く設定される。第1実施例で用いた閾値(第1閾値)よりも低い第2閾値が設定されている。すなわち、アンテナの指向性が大きくずれてしまって、伝搬特性に著しい劣化が生じた場合を想定している。かかる第2閾値も、第1閾値と同様に予め設定された絶対値、または運用中の所定期間に対する相対値を用いることができる。
伝搬特性が第2閾値以上であった場合(ステップS220のYES)、すなわちさほど大きなずれを生じていない場合は、指向性制御部112aは、伝搬特性が第1閾値以上であるか否かを判断し(ステップS206)、第1実施例と同様の処理を行う。
一方、伝搬特性が第2閾値未満であったら(ステップS220のNO)、すなわち大きなずれを生じている場合は、指向性制御部112aは、迅速に復旧させるため、通信相手である無線バックホール装置110bとのデータ通信を停止する(ステップS222)。この場合、ユーザ間で行われるデータ通信などが停止されるが、無線バックホール装置110a・110bで行われる指向性の調整に関わる信号の送受信は停止されず、調整開始信号(アライメントパケット)が送信される。そして、データ通信を停止した後に、指向性制御部112aは、アンテナ118aの指向性の調整を実施する(ステップS210)。この場合、粗調整するようにアンテナ設置時の初期状態に戻すようアンテナの指向性が調整されることもある。
以上、第2実施例の構成によれば、第1閾値は、無線バックホール装置110a・110bの通信の伝搬特性にある程度の低下が生じたかを判断するための値であり、第2閾値は、それらの通信の伝搬特性に著しい劣化が生じたかを判断するための値である。伝搬特性が第2閾値を下回った場合に通信をいったん停止することにより、通信状況が劣化している状態での通信の遅延を防ぎつつ、アンテナ118aの指向性の調整をより迅速に行うことが可能となる。
その他の実施例として、図5の第1閾値では、半値幅が狭いアンテナほど、アンテナ118aの向きをより正確に制御する必要があるため、第1閾値を可変にして半値幅が小さいほど第1閾値を高く設定し、第1閾値を可変にして半値幅が大きいほど第1閾値を低く設定することもできる。そうすれば、無線バックホール装置110a・110bは、伝搬特性が急激に低くなる前の段階でアンテナ118aの指向性の調整を実施することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、基地局を通信網に接続する無線バックホール装置、および一対の無線バックホール装置を含む無線バックホールシステムに利用することができる。
100…無線バックホールシステム、104…通信網、110a…無線バックホール装置、110b…無線バックホール装置、112…制御部、112a…指向性制御部、114…記憶部、114a…閾値データ、116…有線通信部、118…無線通信部、118a…アンテナ、120…基地局、130…端末

Claims (8)

  1. 対向の無線中継装置との間で無線信号の送受信を行うアンテナと、
    前記アンテナの指向性を調整する指向性制御部と、
    を備え、
    前記指向性制御部は、運用中に前記対向の無線中継装置から無線信号を受信したときの伝搬特性と閾値となる絶対値または相対値との関係により、前記アンテナの指向性の調整を実施するか否かを判断し、
    前記閾値は、前記無線信号のビームの半値幅の範囲に対応して設けられている無線中継装置。
  2. 前記指向性制御部は、前記半値幅が大きいほど閾値を低く、半値幅が小さいほど閾値を高く設定する請求項に記載の無線中継装置。
  3. 対向の無線中継装置との間で無線信号の送受信を行うアンテナと、
    前記アンテナの指向性を調整する指向性制御部と、
    を備え、
    前記指向性制御部は、運用中に前記対向の無線中継装置から無線信号を受信したときの伝搬特性と閾値となる絶対値または相対値との関係により、前記アンテナの指向性の調整を実施するか否かを判断し、
    前記指向性制御部は、前記伝搬特性が前記閾値を下回った場合に、前記アンテナの指向性の調整を実施するための調整開始信号を通信相手の無線中継装置に送信する無線中継装置。
  4. 前記伝搬特性が前記閾値を下回った場合は、前記絶対値または前記相対値の何れかを下回った場合である請求項に記載の無線中継装置。
  5. 対向の無線中継装置との間で無線信号の送受信を行うアンテナと、
    前記アンテナの指向性を調整する指向性制御部と、
    を備え、
    前記指向性制御部は、運用中に前記対向の無線中継装置から無線信号を受信したときの伝搬特性と閾値となる絶対値または相対値との関係により、前記アンテナの指向性の調整を実施するか否かを判断し、
    前記指向性制御部は、前記伝搬特性が前記閾値よりも低い第2閾値を下回った場合に、前記対向の無線中継装置との通信を停止した後に、前記アンテナの指向性の調整を実施する無線中継装置。
  6. 対向の無線中継装置との間で無線信号の送受信を行うアンテナを備え、前記アンテナの指向性を調整する無線中継装置の無線中継方法であって、
    運用中に前記対向の無線中継装置から無線信号を受信したときの伝搬特性と閾値となる絶対値または相対値の関係により、前記アンテナの指向性の調整を実施するか否かを判断し、
    前記閾値は、前記無線信号のビームの半値幅の範囲に対応して設けられている無線中継方法。
  7. 対向の無線中継装置との間で無線信号の送受信を行うアンテナを備え、前記アンテナの指向性を調整する無線中継装置の無線中継方法であって、
    運用中に前記対向の無線中継装置から無線信号を受信したときの伝搬特性と閾値となる絶対値または相対値の関係により、前記アンテナの指向性の調整を実施するか否かを判断し、
    前記伝搬特性が前記閾値を下回った場合に、前記アンテナの指向性の調整を実施するための調整開始信号を通信相手の無線中継装置に送信する無線中継方法。
  8. 対向の無線中継装置との間で無線信号の送受信を行うアンテナを備え、前記アンテナの指向性を調整する無線中継装置の無線中継方法であって、
    運用中に前記対向の無線中継装置から無線信号を受信したときの伝搬特性と閾値となる絶対値または相対値の関係により、前記アンテナの指向性の調整を実施するか否かを判断し、
    前記伝搬特性が前記閾値よりも低い第2閾値を下回った場合に、前記対向の無線中継装置との通信を停止した後に、前記アンテナの指向性の調整を実施する無線中継方法。
JP2016011747A 2016-01-25 2016-01-25 無線中継装置および無線中継方法 Active JP6563345B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011747A JP6563345B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 無線中継装置および無線中継方法
US15/414,006 US9924377B2 (en) 2016-01-25 2017-01-24 Radio relay apparatus and radio relay method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016011747A JP6563345B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 無線中継装置および無線中継方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017135469A JP2017135469A (ja) 2017-08-03
JP6563345B2 true JP6563345B2 (ja) 2019-08-21

Family

ID=59359701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016011747A Active JP6563345B2 (ja) 2016-01-25 2016-01-25 無線中継装置および無線中継方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9924377B2 (ja)
JP (1) JP6563345B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7364056B2 (ja) * 2020-04-21 2023-10-18 日本電信電話株式会社 衛星通信地球局及び通信制御方法
US20230163837A1 (en) * 2020-04-21 2023-05-25 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Satellite communication earth station and communication control method
US20230155667A1 (en) * 2020-04-21 2023-05-18 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Satellite communication earth station and communication control method

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000299659A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Mitsubishi Electric Corp 無線送信出力制御装置および無線通信システム
TW513873B (en) * 2000-07-27 2002-12-11 Sanyo Electric Co Radio equipment capable of real time change of antenna directivity and Doppler frequency estimating circuit used for the radio equipment
JP4260038B2 (ja) * 2004-02-17 2009-04-30 財団法人電波技術協会 開口面アンテナ
WO2005115022A2 (en) * 2004-05-13 2005-12-01 Widefi, Inc. Non-frequency translating repeater with detection and media access control
JP4234667B2 (ja) * 2004-11-30 2009-03-04 株式会社東芝 移動体用ofdm受信装置
JP2007251862A (ja) 2006-03-20 2007-09-27 Hitachi Kokusai Electric Inc デジタル伝送の方向調整方法
JP2010135929A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Fujitsu Ltd 無線中継装置
JP2010200300A (ja) * 2009-01-28 2010-09-09 Meidensha Corp Tcp通信方式
JP2010226457A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Fujitsu Ltd 無線信号送信装置及び指向性アンテナの制御方法
EP2533468B1 (en) * 2010-02-05 2019-04-10 Electronics And Telecommunications Research Institute Communication method among a source device, a destination device and a relay device
KR101473543B1 (ko) 2010-02-08 2014-12-16 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 무선 기지국, 제어 프로세서, 프로그램 및 무선 리소스 할당 제어 방법
US20130286960A1 (en) * 2012-04-30 2013-10-31 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus and method for control channel beam management in a wireless system with a large number of antennas
US9318799B2 (en) * 2013-03-29 2016-04-19 Broadcom Corporation Wireless communication apparatus and method for controlling antenna radiation patterns based on fading conditions
KR102321994B1 (ko) * 2015-04-01 2021-11-04 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 무선 링크를 관리하기 위한 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017135469A (ja) 2017-08-03
US20170215088A1 (en) 2017-07-27
US9924377B2 (en) 2018-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9391688B2 (en) System and method of relay communication with electronic beam adjustment
US20120015684A1 (en) Antenna controller device, radio communication system, and antenna controlling method
US8244173B2 (en) RF repeater
US9642100B2 (en) Wireless communication device and transmission-power control device
JP6563345B2 (ja) 無線中継装置および無線中継方法
KR102362888B1 (ko) 셀간 간섭 제어를 위한 빔 전송 전력 조정 시스템 및 방법
JP5423499B2 (ja) 基地局装置、通信システムおよび通信システムの制御方法
KR20130132339A (ko) 빔포밍을 이용하는 이동통신 시스템에서 참조 신호를 송수신하는 방법 및 장치
JP6514131B2 (ja) 基地局制御装置、基地局制御方法及び基地局制御システム
CN107852210B (zh) 确定至少一个波束成形参数的接入节点、用户节点以及方法
KR20170009324A (ko) 빔포밍 기반 무선 백홀 형성 방법, 이를 위한 장치
JP2012054735A (ja) 移動体通信システムにおける中継局および中継局の基地局側アンテナの制御方法
JP2016010123A (ja) 中継装置および中継装置の調整方法
JP6546072B2 (ja) 通信システム、基地局、および中継局
WO2019161894A1 (en) Client device and network access node for controlling a radio link failure timer
JP2013089983A (ja) 無線リレー局のアンテナ制御方法、無線リレー局
KR102096607B1 (ko) 무선 통신 장치와 그 빔포밍 경로 설정 방법
US20040033784A1 (en) Radio communication terminal, radio communication method, and program
US9847573B2 (en) Method for antenna alignment in a non line-of-sight scenario
KR101359245B1 (ko) 채널 상태 정보에 따라 기지국의 셀 커버리지가 조절되는 통신 방법 및 이를 수행하는 장치
KR20060029001A (ko) 이동중계 시스템에서 다수의 지향성 안테나를 이용한무선링크 구성 방법
JP2017092824A (ja) 中継局およびその制御方法
KR101547562B1 (ko) 무선통신시스템에서 서비스 영역 제어 장치 및 방법
JP2020028015A (ja) 通信装置、プログラム及び通信システム
US8588817B2 (en) Wireless communication device and method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190527

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6563345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150