JP6561088B2 - クラッチ制御装置及びクラッチ制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、クラッチを制御するクラッチ制御装置及びクラッチ制御方法に関する。
特許文献1では、ロックアップクラッチの摩擦材を効率的に長寿命で使用することができるようにしたロックアップクラッチの保護制御装置を提供することを目的としている([0008]、要約)。
当該目的を達成するため、特許文献1(要約)では、LCの表面温度TLCを所定基準温度(例えば180℃)に等価換算したものを、熱的負荷LLCとして求める。この熱的負荷を累積してLCの熱的負荷累積値ΣLLCを求める。熱的負荷累積値を車両の累積走行距離ΣHで除して負荷傾斜SLCを求める。負荷傾斜を所定の基準負荷傾斜RSと比較し、前記負荷傾斜が前記基準負荷傾斜を上回るときクラッチ保護を指示する。クラッチ保護が指示されたとき、LCの表面温度を上昇させないようにクラッチ作動を制限する(例えば、LCスリップ制御を行うべきときに、これを行わずに、LC OFFとする。)。基準負荷傾斜RSとしては、LCの180℃等価換算時間での生涯保証負荷時間を生涯保証距離で除した商を用いる。これにより、LCを設定した生涯保証距離にわたって効率的に使い切ることができる。
熱的負荷LLCは、下記の式(1)に基づいて算出される(図4AのS2、[0036]、[0022])。
LC=exp{(TLC−180℃)/等価換算係数}×計算単位時間 (1)
式(1)において、TLCは、LCの表面温度であり、等価換算係数は、設計上適宜に定められる係数であり、計算単位時間は、式(1)の演算を行う単位時間である([0022])。
特開2011−231787号公報
上記のように、特許文献1において、熱的負荷LLCは、上記式(1)に基づいて算出される(図4AのS2、[0036]、[0022])。式(1)の右辺において、等価換算係数及び計算単位時間は固定値であり、変数は、LCの表面温度TLCのみである。このため、特許文献1では、LCの表面温度TLCのみを入力変数としてロックアップクラッチのダメージ量(瞬時値)を算出又は推定していると言える。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ロックアップクラッチのダメージ量の推定精度について改善の余地がある。
このような課題は、ロックアップクラッチ以外のクラッチにも該当し得る。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、クラッチのダメージ量の推定精度を向上可能なクラッチ制御装置及びクラッチ制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係るクラッチ制御装置は、クラッチを制御するものであって、
前記クラッチ制御装置は、
前記クラッチの温度であるクラッチ温度を取得し、
前記クラッチの作動状態から前記クラッチの発熱量を算出し、
複数の前記クラッチ温度の各々における前記発熱量の個別累積発生時間を算出するとともに累積し、
累積した前記個別累積発生時間に基づいて前記クラッチのダメージ量を算出し、
前記ダメージ量の累積値がダメージ閾値を超えた場合、前記クラッチの使用を制限する又は所定の警告出力を行う
ことを特徴とする。
本発明によれば、複数のクラッチ温度の各々における発熱量の個別累積発生時間を算出するとともに累積し、累積した前記個別累積発生時間に基づいて算出したダメージ量の累積値がダメージ閾値を超えたら、クラッチの使用を制限する又は所定の警告出力を行う。これにより、クラッチ温度のみに基づく場合と比較して、クラッチのダメージ量の累積値を高精度に推定可能となる。
累積した前記個別累積発生時間を、所定の発熱量における所定個別累積時間に置換し、前記所定個別累積時間に基づいてダメージ量を算出するようにしてもよい。
前記複数のクラッチ温度の各々に対して設定された所定基準寿命時間によって前記複数のクラッチ温度の各々における前記所定個別累積時間をそれぞれ除算することにより、前記複数のクラッチ温度の各々におけるダメージ量である温度毎ダメージ量を算出し、前記温度毎ダメージ量の合計値を前記ダメージ量とするようにしてもよい。
前記クラッチ制御装置は、前記クラッチ温度が温度閾値を超えた場合のみ、前記ダメージ量を増加し、前記クラッチ温度が前記温度閾値を超えない場合、前記ダメージ量を増加しなくてもよい。これにより、クラッチ温度が温度閾値を超えない場合、ダメージ量の演算負荷を低減することが可能となる。
前記クラッチは、例えば、トルクコンバータと共に設けられるロックアップクラッチとすることができる。また、前記クラッチ制御装置は、前記ダメージ量の累積値が前記ダメージ閾値を超えたら、前記クラッチの使用を制限してもよい。これにより、ロックアップクラッチのダメージ量がダメージ閾値を超えた場合、ロックアップクラッチの使用を制限する一方、トルクコンバータによる動力伝達は継続し続けることが可能となる。また、ロックアップクラッチは、動力源が比較的高回転の状態で断接されることが多いところ、ロックアップクラッチのダメージ管理を好適に行うことが可能となる。
前記クラッチ制御装置は、前記クラッチの入力側の回転速度である上流回転速度と、前記クラッチの出力側の回転速度である下流回転速度とを取得してもよい。また、前記クラッチ制御装置は、前記上流回転速度と前記下流回転速度の差に基づいて前記発熱量を算出してもよい。これにより、比較的簡易な方法でクラッチの発熱量を算出又は推定することが可能となる。
本発明に係るクラッチ制御方法は、クラッチを制御するクラッチ制御装置を用いるものであって、
前記クラッチ制御装置は、
前記クラッチの温度であるクラッチ温度を取得し、
前記クラッチの作動状態から前記クラッチの発熱量を算出し、
複数の前記クラッチ温度の各々における前記発熱量の個別累積発生時間を算出するとともに累積し、
累積した前記個別累積発生時間に基づいて前記クラッチのダメージ量を算出し、
前記ダメージ量の累積値がダメージ閾値を超えたら、前記クラッチの使用を制限する又は所定の警告出力を行う
ことを特徴とする。
本発明によれば、クラッチのダメージ量の累積値の推定精度を向上可能となる。
本発明の一実施形態に係る車両の概略構成図である。 前記実施形態におけるロックアップクラッチの発熱量、温度及び平均寿命の関係の一例を示す図である。 前記実施形態のLCダメージ監視制御のフローチャートである。 前記実施形態の前記LCダメージ監視制御を用いる場合の車速並びに前記ロックアップクラッチの発熱量及び温度の例を示すタイムチャートである。 図5A、図5B及び図5Cは、前記実施形態における個別累積発生時間及び温度毎累積発生時間の第1例、第2例及び第3例を示す図である。
A.一実施形態
<A−1.構成>
[A−1−1.概要]
図1は、本発明の一実施形態に係る車両10の概略構成図である。本実施形態の車両10は、動力源としてエンジン30を有するエンジン車両である。後述するように、車両10は、エンジン車両以外の種類の車両であってもよい。車両10は、動力系20と、油圧系22と、制御系24とを有する。
[A−1−2.動力系20]
動力系20は、車両10を走行させるための動力(又は駆動トルク)を生成する。動力系20は、エンジン30に加え、トランスミッションユニット32と、ドライブシャフト34と、車輪36l、36rとを有する。
また、トランスミッションユニット32(以下「TMユニット32」ともいう。)は、トルクコンバータ50と、ロックアップクラッチ52と、無段変速機54と、中間ギア56と、ファイナルギア58とを有する。ロックアップクラッチ52は、入力側部材60と出力側部材62とを有する。無段変速機54(以下「CVT54」ともいう。)は、ドライブプーリ70と、ドリブンプーリ72と、無端ベルト74とを有する。
なお、例えば、ロックアップクラッチ52(以下「LC52」ともいう。)の使用管理の観点からすれば、動力系20は、上記構成に限らず、その他の構成を有してもよい。
[A−1−3.油圧系22]
油圧系22は、TMユニット32(特に、トルクコンバータ50、ロックアップクラッチ52、ドライブプーリ70及びドリブンプーリ72)に対する油圧を供給する。油圧系22は、油圧ポンプ80と、油流路82a、82b、82c、82dと、制御弁84a、84b、84c、84dとを有する。油圧ポンプ80は、エンジン30が生成した動力(又は駆動トルク)により作動する。換言すると、エンジン30をメカニカルポンプの一部として利用する。或いは、油圧ポンプ80は、エンジン30と、図示しない電動モータとを組み合わせて構成してもよい。或いは、油圧ポンプ80は、前記電動モータのみにより構成してもよい。
[A−1−4.制御系24]
(A−1−4−1.制御系24の概要)
制御系24は、動力系20及び油圧系22を制御する。制御系24は、センサ群100と、電子制御装置102(以下「ECU102」という。)とを有する。
(A−1−4−2.センサ群100)
センサ群100には、アクセルペダルセンサ110と、車速センサ112と、エンジン回転速度センサ114と、上流回転速度センサ116と、下流回転速度センサ118と、ドレイン温度センサ120とを有する。
アクセルペダルセンサ110(以下「APセンサ110」ともいう。)は、図示しないアクセルペダルの操作量θap(以下「AP操作量θap」ともいう。)[%]を検出する。車速センサ112は、車両10の車速V[km/h]を検出する。エンジン回転速度センサ114は、エンジン30の回転速度Ne(以下「エンジン回転速度Ne」)[rpm]を検出する。
上流回転速度センサ116は、LC52の上流側の回転速度Nup(以下「上流回転速度Nup」ともいう。)[rpm]を検出する。エンジン回転速度Neと上流回転速度Nupが等しい場合、エンジン回転速度Neを上流回転速度Nupとして用いてもよい。下流回転速度センサ118は、LC52の下流側の回転速度Ndw(以下「下流回転速度Ndw」ともいう。)[rpm]を検出する。ドレイン温度センサ120は、LC52のドレイン(図示せず)における油温Tdrn(以下「ドレイン油温Tdrn」ともいう。)を検出する。
(A−1−4−3.ECU102)
図1に示すように、ECU102は、ハードウェアの構成として、入出力部130と、演算部132と、記憶部134とを有する。ECU102は、各センサからの出力値に基づき、動力系20及び油圧系22を制御する。
入出力部130は、ECU102と外部機器(例えば、APセンサ110、車速センサ112)との入出力を行う。
演算部132は、中央演算装置(CPU)を含み、記憶部134に記憶されているプログラム及びデータを用いて動力系20及び油圧系22を制御する。演算部132は、ロックアップクラッチ52のダメージ量を監視するLCダメージ監視制御を実行する(詳細は、図2〜図5を参照して後述する。)。演算部132は、エンジン制御部150と、TMユニット制御部152とを有する。
エンジン制御部150(以下「ENG制御部150」ともいう。)は、センサ群100(特に、APセンサ110、車速センサ112、エンジン回転速度センサ114)からの出力値に基づき、エンジン30を制御する。
TMユニット制御部152は、センサ群100からの出力値に基づき、TMユニット32を制御する。TMユニット制御部152は、トルクコンバータ制御部160と、無段変速機制御部162と、ロックアップクラッチ制御部164とを有する。
トルクコンバータ制御部160は、制御弁84cとトルクコンバータ50との間に設けられたトルクコンバータ油圧センサ(図示せず)等からの出力値に基づき、トルクコンバータ50を制御する。無段変速機制御部162(以下「CVT制御部162」ともいう。)は、制御弁84a、84bとドライブプーリ70及びドリブンプーリ72との間に設けられたプーリ油圧センサ(図示せず)等からの出力値に基づき、制御弁84a、84bを介してドライブプーリ70及びドリブンプーリ72を制御する。これにより、CVT54のレシオR(ギア比)を制御する。
ロックアップクラッチ制御部164(以下「LC制御部164」ともいう。)は、制御弁84dとLC52との間に設けられたLC油圧センサ(図示せず)等からの出力値に基づき、LC52を制御する。LC制御部164は、発熱量算出部170と、温度算出部172とを有する。
発熱量算出部170(以下「H算出部170」ともいう。)は、LC52の発熱量H[cal/cm2/sec]を算出する。温度算出部172(以下「Tlc算出部172」ともいう。)は、LC52の温度Tlc[℃]を算出する。
記憶部134は、演算部132が用いるプログラム及びデータを記憶するものであり、ランダム・アクセス・メモリ(以下「RAM」という。)を備える。RAMとしては、レジスタ等の揮発性メモリと、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリとを用いることができる。また、記憶部134は、RAMに加え、リード・オンリー・メモリ(以下「ROM」という。)を有してもよい。
<A−2.本実施形態のLCダメージ監視制御>
[A−2−1.基本的な考え方]
本発明者は、LC52の平均寿命Tlが、LC52の温度Tlc及び発熱量Hそれぞれと強い相関関係があることを発見した。ここに言う平均寿命Tlとは、LC52の利用開始から、LC52の入力側部材60(特に摩擦材)と出力側部材62(特に摩擦材)との間の摩擦係数μ[−]が摩擦閾値THμを下回るまでの期間を指す。摩擦係数μは、LC52の締結率Rcが所定の締結率であり、上流回転速度Nupが所定速度である等の条件下における動摩擦係数である。締結率Rcは、下流回転速度Ndwを上流回転速度Nupで割った商又はその百分率として定義される。
図2は、本実施形態におけるロックアップクラッチ52の発熱量H、温度Tlc及び平均寿命Tlの関係の一例を示す図である。図2において、第1軸は、ロックアップクラッチ52の発熱量H(以下「LC発熱量H」ともいう。)である。第2軸は、ロックアップクラッチ52の温度Tlc(以下「LC温度Tlc」ともいう。)である。第3軸は、ロックアップクラッチ52の平均寿命Tl(以下「LC平均寿命Tl」という。)である。
図2の例では、発熱量H及び温度Tlcを固定した状態で、摩擦係数μが摩擦閾値THμまで低下するまでの平均寿命Tlを測定した実験値である。摩擦閾値THμは、ロックアップクラッチ52が鏡面化したか否かを判定する閾値である。
図2では、座標P1(H1、Tlc1、Tl1)、P2(H1、Tlc2、Tl2)、P3(H1、Tlc3、Tl3)、P4(H2、Tlc1、Tl4)、P5(H2、Tlc2、Tl5)が示されている。図2からわかるように、発熱量Hが同じであっても、温度Tlcが高くなると、平均寿命Tlが短くなる。また、温度Tlcが同じであっても、発熱量Hが大きくなると、平均寿命Tlが短くなる。
上記を踏まえ、本実施形態では、発熱量H及び温度Tlcに応じて瞬時的なダメージ量としての個別累積発生時間Tdr[sec]を算出する。そして、個別累積発生時間Tdrの累積値に対応する合計ダメージ量Dtotalがダメージ閾値THdを超えたら、LC52の使用を制限する。
[A−2−2.LCダメージ監視制御の全体的な流れ]
図3は、本実施形態のLCダメージ監視制御のフローチャートである。図4は、本実施形態のLCダメージ監視制御を用いる場合の車速V、LC発熱量H及びLC温度Tlcの例を示すタイムチャートである。以下では、LCダメージ監視制御の全体的な流れを簡潔に説明した後、図3のステップS12〜S14については、詳細な説明を行う。
図3のステップS11において、ECU102は、LC52がオンであるか否かを判定する。ここに言う「オン」の状態とは、LC52の締結率Rcがゼロより大きい状態を示す。LC52がオンである場合(S11:TRUE)、ステップS12に進む。LC52がオフである場合(S11:FALSE)、ステップS11を繰り返す。
ステップS12において、ECU102は、LC発熱量Hを算出する。例えば、図4の時点t11であれば、ECU102は、LC発熱量H1を算出する。ステップS13において、ECU102は、LC温度Tlcを算出する。例えば、図4の時点t11であれば、ECU102は、LC温度TlcとしてTlc1を算出する。ステップS14において、ECU102は、発熱量H及び温度Tlcの組合せに対応する個別累積発生時間Tdr(図5A〜図5C参照)を更新する。但し、更新は、温度Tlcが温度閾値THtlc以上の場合に限る。
ステップS15において、ECU102は、個別累積発生時間TdrそれぞれをLC温度Tlc毎に特定の発熱量H(以下「基準発熱量Href」という。)における値に換算して足し合わせた温度毎累積発生時間Tdtを算出する。温度毎累積発生時間Tdtを算出するため、各発熱量Hの個別累積発生時間Tdrを、基準発熱量Hrefの個別累積発生時間Tdrに換算するための係数を予め記憶部134に記憶しておく。そして、換算後の値を、温度毎累積発生時間Tdtに加算する。
ステップS16において、ECU102は、温度毎累積発生時間Tdtを温度毎基準寿命Tlreftで割った温度毎ダメージ量Dtを算出する。温度毎ダメージ量Dtは、温度毎基準寿命Tlreftに対する温度毎累積発生時間Tdtの割合を示す。温度毎基準寿命Tlreftは、基準発熱量HrefにおけるLC温度Tlc毎の寿命の基準値であり、実測値又はシミュレーション値として設定される。図5AのTlreft1は、LC温度Tlc11に対応する温度毎基準寿命Tlreftである。同様に、図5BのTlreft2は、LC温度Tlc12に対応する温度毎基準寿命Tlreftであり、図5CのTlreft3は、LC温度Tlc13に対応する温度毎基準寿命Tlreftである。
図3のステップS17において、ECU102は、温度毎ダメージ量Dtの合計値である合計ダメージ量Dtotalを算出する。ステップS18において、ECU102は、合計ダメージ量Dtotalが、ダメージ閾値THd(以下「閾値THd」ともいう。)に到達したか否かを判定する。具体的には、ECU102は、合計ダメージ量Dtotalが閾値THd以上であるか否かを判定する。閾値THdは、ロックアップクラッチ52が想定寿命に到達したか否かを判定するための閾値である。合計ダメージ量Dtotalが閾値THdに到達した場合(S18:TRUE)、ステップS19に進む。
ステップS19において、ECU102は、LC52の使用を制限する。本実施形態では、LC52の使用制限として、LC52の使用を禁止する。或いは、その他の制限としてもよい。その他の制限としては、例えば、所定時間毎にLC52を利用可能な時間の制限を用いることができる。或いは、LC温度Tlcが利用許可閾値THa以下である場合のみLC52の利用を認め、温度Tlcが利用許可閾値THaを上回る場合、LC52の利用を禁止する制限を用いてもよい。
ステップS18において合計ダメージ量Dtotalが閾値THdに到達していない場合(S18:FALSE)、ロックアップクラッチ52は、想定寿命に到達しておらず、正常状態であると言える。そこで、ECU102は、今回の処理を終了して、所定時間経過後にステップS11に戻る。
[A−2−3.LC発熱量Hの算出(図3のS12)]
ECU102は、LC52の作動状態に基づいてLC発熱量Hを算出する。具体的には、ECU102は、以下の式(2)に基づいてLC発熱量Hを算出する。
H=(ΔN・Q/A)K (2)
式(2)において、ΔNは、上流回転速度センサ116からの上流回転速度Nupと、下流回転速度センサ118からの下流回転速度Ndwの差[rpm]である(ΔN=Nup−Ndw)。Qは、LC52のトルク伝達容量[Nm]である。トルク伝達容量Q(以下「伝達容量Q」ともいう。)は、入力側部材60から出力側部材62に伝達可能なトルクの最大値である。Aは、LC52の受圧面積[cm2]である。受圧面積Aは、入力側部材60と出力側部材62の接触面積を意味する。Kは、発熱量Hを算出するためのパラメータである。
伝達容量Q、受圧面積A及びパラメータKを固定値とした場合、式(2)の右辺における変数は、差ΔNのみである。また、厳密には、伝達容量Qは、入力側部材60と出力側部材62の間の摩擦係数μ、入力側部材60と出力側部材62の間に働く押圧力Fp[N]等により影響を受ける。差ΔNに加え、伝達容量Qを変数としてもよい。その場合、摩擦係数μは合計ダメージ量Dtotalに対応することから、合計ダメージ量Dtotalが増えるほど、伝達容量Qを小さくしてもよい。また、押圧力Fpが押圧力閾値THfp以下である範囲では、押圧力Fpが大きいほど、伝達容量Qを大きくしてもよい。
[A−2−4.LC温度Tlcの算出(図3のS13)]
ECU102は、以下の式(3)に基づいてLC温度Tlcを算出する。
Tlcn+1=Tlcn+ΔH+ΔC (3)
式(3)において、Tlcnは、LC温度Tlcの前回値であり、Tlcn+1は、LC温度Tlcの今回値である。ΔHは、LC52の発熱による温度上昇量を示し、下記の式(4)で算出される。
ΔH=H×Ki (4)
式(4)において、Hは、LC発熱量であり、Kiは、温度上昇に関する係数(温度上昇係数)である。
ΔCは、冷却によるLC52の温度下降量を示し、下記の式(5)で算出される。
ΔCn+1=(Tlcn−Tdrn)×Kd (5)
式(5)において、Tlcは、LC温度であり、Tdrnは、ドレイン温度であり、Kdは、温度下降に関する係数(温度下降係数)である。
なお、LC温度Tlcの算出精度がある程度確保されるのであれば、式(3)〜式(5)は適宜変形可能である。例えば、式(3)を以下の式(3)’のように(すなわち、LC温度Tlcの前回値ではなく前々回値を使うように)変形することも可能である。
Tlcn+1=Tlcn-1+ΔH+ΔC (3)’
また、特開2001−065685号公報に記載の方法でLC温度Tlcを算出又は推定してもよい。
[A−2−5.個別累積発生時間Tdrの更新(図3のS14)]
図5A、図5B及び図5Cは、本実施形態における個別累積発生時間Tdr及び温度毎累積発生時間Tdtの第1例、第2例及び第3例を示す図である。図5A〜図5Cの横軸は個別累積発生時間Tdrであり、縦軸はLC発熱量Hである。
図5Aでは、LC温度TlcがTlc11である場合における発熱量H毎の個別累積発生時間Tdrと、基準発熱量Hrefにおける温度毎累積発生時間Tdt(Tdt1)が示されている。図5Aにおける一点鎖線200は、発熱量H毎の個別基準寿命Tlrefrの集合体を示す。個別基準寿命Tlrefrのうち基準発熱量Hrefに対応するものを、温度毎基準寿命Tlreftという。図5Aの例では、LC温度Tlc11に対応する温度毎基準寿命Tlreftである温度毎基準寿命Tlreft1が示されている。
図5B及び図5Cも同様である。すなわち、図5Bは、LC温度TlcがTlc12である場合における発熱量H毎の個別累積発生時間Tdrと、基準発熱量Hrefにおける温度毎累積発生時間Tdt(Tdt2)が示されている。図5Cは、LC温度TlcがTlc13である場合における発熱量H毎の個別累積発生時間Tdrと、基準発熱量Hrefにおける温度毎累積発生時間Tdt(Tdt3)が示されている。図5B及び図5Cにおける一点鎖線202、204は、発熱量H毎の個別基準寿命Tlrefrの集合体を示す。図5B及び図5Cの例では、LC温度Tlc12、Tlc13に対応する温度毎基準寿命Tlreftである温度毎基準寿命Tlreft2、Tlreft3が示されている。
LC52の発熱量H及び温度Tlcが算出されると(図3のS12、S13)、温度Tlcが温度閾値THtlc以上であれば、これらに対応する個別累積発生時間Tdrに所定値Δt(以下「ダメージ量Δt」ともいう。)[sec]が加算される(S14)。ダメージ量Δtは、LC52の発熱量H及び温度Tlcの状態が生じている単位時間を示す。個別累積発生時間Tdrに加算される段階ではダメージ量Δtは単なる時間である。その後、基準発熱量Hrefにおける値への換算(S15)及び温度毎基準寿命Tlreftに対する割合算出(S16)を介することとなる。ステップS14の時点で、ステップS14、S15の内容を反映した値としてダメージ量Δtを算出することも可能である。
なお、個別累積発生時間Tdrは、発熱量H及び温度Tlcの組合せ毎に記憶部134に記憶され、図示しない外部診断機が車両10のデータリンクコネクタに接続された際、読み出すことができるようにECU102を構成してもよい。
<A−3.本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、LC温度Tlc(クラッチ温度)と発熱量Hに基づいて算出した合計ダメージ量Dtotal(ダメージ量の累積値)がダメージ閾値THdを超えたら(図3のS18:TRUE)、クラッチ52の使用を制限する(S19)。これにより、LC温度Tlcのみに基づく場合と比較して、LC52の合計ダメージ量Dtotalを高精度に推定可能となる。
また、ロックアップクラッチ52の使用を制限した場合でも、トルクコンバータ50による動力伝達は継続し続けることが可能となる。さらに、LC52は、エンジン30(動力源)が比較的高回転の状態で断接されることが多いところ、LC52のダメージ管理を好適に行うことが可能となる。
本実施形態において、ECU102(クラッチ制御装置)は、LC温度Tlc(クラッチ温度)が温度閾値THtlcを超えた場合のみ、個別累積発生時間Tdr又はダメージ量Δtを増加し、LC温度Tlcが温度閾値THtlcを超えない場合、個別累積発生時間Tdrを増加しない(図3のS14)。これにより、LC温度Tlcが温度閾値THtlcを超えない場合、個別累積発生時間Tdrの演算負荷を低減することが可能となる。
本実施形態において、ECU102(クラッチ制御装置)は、クラッチ52の入力側の回転速度である上流回転速度Nupと、クラッチ52の出力側の回転速度である下流回転速度Ndwとを取得し、上流回転速度Nupと下流回転速度Ndwの差ΔNに基づいて発熱量Hを算出する(図3のS12)。これにより、比較的簡易な方法でLC発熱量Hを算出又は推定することが可能となる。
B.変形例
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
<B−1.適用対象>
上記実施形態の車両10は動力源としてエンジン30のみを有するエンジン車両であった(図1)。しかしながら、例えば、LC52の温度Tlcと発熱量Hに基づいて算出した合計ダメージ量Dtotal(ダメージ量の累積値)に基づいてクラッチ52の使用制限等を判定する観点からすれば、これに限らない。例えば、車両10は、動力源としてエンジン30及び走行モータを有するハイブリッド車両であってもよい。
上記実施形態では、車両10にECU102(クラッチ制御装置)を適用した。しかしながら、例えば、LC52の温度Tlcと発熱量Hに基づいて算出した合計ダメージ量Dtotal(ダメージ量の累積値)に基づいてクラッチ52の使用制限等を判定する観点からすれば、これに限らない。例えば、ECU102(及びクラッチ52)は、船舶等の乗り物(vehicle)に適用してもよい。或いは、乗り物以外の装置に本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、ロックアップクラッチ52に本発明を適用した(図1等)。しかしながら、LC52の温度Tlcと発熱量Hに基づいて算出した合計ダメージ量Dtotal(ダメージ量の累積値)に基づいてクラッチ52の使用制限等を判定する観点からすれば、これに限らない。例えば、トルクコンバータ50なしの構成で用いられるクラッチにも本発明を適用可能である。
<B−2.ECU102>
上記実施形態では、ECU102を車両10に搭載することを念頭に説明した(図1)。しかしながら、例えば、ECU102の一部を携帯端末に設け、当該携帯端末を車両10のネットワークに接続することでECU102を構成してもよい。
上記実施形態では、1つのECU102が、動力系20及び油圧系22の両方を制御した(図1)。しかしながら、動力系20及び油圧系22に分けて別々のECU102を設けることも可能である。さらには、動力系20のうちエンジン30、トルクコンバータ50及びCVT54に分けて別々のECU102を設けることも可能である。
<B−3.LCダメージ監視制御>
上記実施形態では、上流回転速度Nupと下流回転速度Ndwの差ΔNを用いてLC発熱量Hを算出した(図3のS12)。しかしながら、例えば、LC発熱量Hを算出する観点からすれば、これに限らない。例えば、ロックアップクラッチ52の締結率Rcを用いてLC発熱量Hを算出することも可能である。或いは、車両の走行モード(例えば加速モード(発進モードを含む。)、急加速モード(キックダウンモードを含む。)、巡航モード)毎に発熱量Hの固定値を割り当ててこれらを用いてもよい。
上記実施形態では、個別累積発生時間Tdrの更新(図3のS14)、温度毎累積発生時間Tdtの算出(S15)、温度毎ダメージ量Dtの算出(S16)を介して合計ダメージ量Dtotalを算出した(S17)。しかしながら、例えば、クラッチ52の使用制限の必要性等を判断する観点からすれば、これに限らない。
例えば、温度Tlc及び発熱量Hの組合せ毎に割り当てた得点の累積値を用いて、クラッチ52の使用制限の必要性等を判断してもよい。ここでの得点は、温度Tlc及び発熱量Hの組合せ毎の個別基準寿命Trefrに基づく値とすることができる。
上記実施形態では、合計ダメージ量Dtotalがダメージ閾値THd以上である場合(図3のS18:TRUE)、LC52の使用を制限した。しかしながら、LC52の劣化に応じた処理を行う観点からすれば、これに限らない。例えば、LC52の使用制限に加えて又はこれに代えて、ECU102は、所定の警告出力を行ってもよい。前記警告出力としては、例えば、LC52の寿命に到達した旨又はまもなく寿命に到達する旨の通知を、図示しない表示装置に表示することができる。或いは、図示しないスピーカを介して、当該通知を音声出力することも可能である。
<B−4.その他>
上記実施形態では、図3に示すフローでLCダメージ監視制御を行った。しかしながら、例えば、本発明の効果を得られる場合、フローの内容(各ステップの順番)は、これに限らない。例えば、ステップS12とS13の順番を入れ替えることが可能である。
上記実施形態では、数値の比較において等号を含む場合と含まない場合とが存在した(図3のS18等)。しかしながら、例えば、等号を含む又は等号を外す特別な意味がなければ(換言すると、本発明の効果を得られる場合)、数値の比較において等号を含ませるか或いは含ませないかは任意に設定可能である。
その意味において、例えば、図3のステップS18における合計ダメージ量Dtotalがダメージ閾値THd以上であるか否かの判定(Dtotal≧THd)を、合計ダメージ量Dtotalがダメージ閾値THdを上回るか否かの判定(Dtotal>THd)に置き換えることができる。
50…トルクコンバータ 52…ロックアップクラッチ(クラッチ)
102…ECU(クラッチ制御装置)
Dtotal…合計ダメージ量(ダメージ量の累積値)
H…発熱量 Ndw…下流回転速度
Nup…上流回転速度 Tdr…個別累積発生時間
THd…ダメージ閾値 THtlc…温度閾値
Tlc…LC温度(クラッチ温度) ΔN…上流回転速度と下流回転速度の差
Δt…ダメージ量

Claims (7)

  1. クラッチを制御するクラッチ制御装置であって、
    前記クラッチ制御装置は、
    前記クラッチの温度であるクラッチ温度を取得し、
    前記クラッチの作動状態から前記クラッチの発熱量を算出し、
    複数の前記クラッチ温度の各々における前記発熱量の個別累積発生時間を算出するとともに累積し、
    累積した前記個別累積発生時間に基づいて前記クラッチのダメージ量を算出し、
    前記ダメージ量の累積値がダメージ閾値を超えた場合、前記クラッチの使用を制限する又は所定の警告出力を行う
    ことを特徴とするクラッチ制御装置。
  2. 請求項1に記載のクラッチ制御装置において、
    累積した前記個別累積発生時間を、所定の発熱量における所定個別累積時間に置換し、
    前記所定個別累積時間に基づいてダメージ量を算出する
    ことを特徴とするクラッチ制御装置。
  3. 請求項2に記載のクラッチ制御装置において、
    前記複数のクラッチ温度の各々に対して設定された所定基準寿命時間によって前記複数のクラッチ温度の各々における前記所定個別累積時間をそれぞれ除算することにより、前記複数のクラッチ温度の各々におけるダメージ量である温度毎ダメージ量を算出し、
    前記温度毎ダメージ量の合計値を前記ダメージ量とする
    ことを特徴とするクラッチ制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクラッチ制御装置において、
    前記クラッチ制御装置は、前記クラッチ温度が温度閾値を超えた場合のみ、前記ダメージ量を増加し、前記クラッチ温度が前記温度閾値を超えない場合、前記ダメージ量を増加しない
    ことを特徴とするクラッチ制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のクラッチ制御装置において、
    前記クラッチは、トルクコンバータと共に設けられるロックアップクラッチであり、
    前記クラッチ制御装置は、前記ダメージ量の累積値が前記ダメージ閾値を超えたら、前記クラッチの使用を制限する
    ことを特徴とするクラッチ制御装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のクラッチ制御装置において、
    前記クラッチ制御装置は、
    前記クラッチの入力側の回転速度である上流回転速度と、前記クラッチの出力側の回転速度である下流回転速度とを取得し、
    前記上流回転速度と前記下流回転速度の差に基づいて前記発熱量を算出する
    ことを特徴とするクラッチ制御装置。
  7. クラッチを制御するクラッチ制御装置を用いるクラッチ制御方法であって、
    前記クラッチ制御装置は、
    前記クラッチの温度であるクラッチ温度を取得し、
    前記クラッチの作動状態から前記クラッチの発熱量を算出し、
    複数の前記クラッチ温度の各々における前記発熱量の個別累積発生時間を算出するとともに累積し、
    累積した前記個別累積発生時間に基づいて前記クラッチのダメージ量を算出し、
    前記ダメージ量の累積値がダメージ閾値を超えたら、前記クラッチの使用を制限する又は所定の警告出力を行う
    ことを特徴とするクラッチ制御方法。
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