JP6560450B2 - データ送信方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイス - Google Patents

データ送信方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイス Download PDF

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Description

本願発明の実施形態は、通信技術に関し、特に、データ送信方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイスに関する。
デバイスツーデバイス(Device to Device、略してD2D)通信技術とは、ユーザ機器が互いに直接通信できる技術である。D2D通信技術は、セルラ通信技術と異なり、ユーザ機器がD2D通信技術を用いて互いに通信する場合、ユーザ機器間のデータは、基地局により伝送される必要がないが、ユーザ機器間のエアインタフェースを用いて直接伝送され、これにより、ネットワーク転送遅延を低減し、ネットワークカバレッジの制限を突破する。
D2D通信技術を用いて通信を実行するユーザ機器(User Equipment、略してUE)は、D2D UEと称される。D2D UEは、セルラネットワークにおいて基地局と通信できるのみならず、D2D通信を実行することもできる。D2D UEによりD2D通信を実行するために用いられる時間−周波数リソースは、セルラネットワークにおける基地局によりスケジューリングされ得る。
従来技術において、基地局がD2D UEの時間−周波数リソースをスケジューリングする場合、基地局は、各リソーススケジューリング期間において、D2D UEに対して1つの時間−周波数リソースのみをスケジューリングする。1つの時間−周波数リソースはデータを1つの宛先アドレスのみに送信するためにしか用いられ得ないので、D2D UEは、各リソーススケジューリング期間において、データを1つの宛先アドレスのみにしか送信できない。D2D UEがD2Dデータを新たな宛先アドレスへ送信する必要がある場合、D2D UEは、次のリソーススケジューリング期間までD2Dデータを送信できない。
従って、従来技術において、D2D UEが複数のD2Dデータを送信する場合、遅延が比較的大きく、D2D UEのデータ送信効率が比較的低い。
本願発明の実施形態は、データ送信方法、ユーザ機器、およびネットワークデバイスを提供し、D2D UEが複数のD2Dデータを送信する場合のD2D UEの比較的大きい遅延および比較的低いデータ送信効率という従来技術の技術的課題を解決する。
第1の態様によれば、本願発明の実施形態は、データ送信方法を提供し、該方法は、ネットワークデバイスが、ユーザ機器UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信する段階であって、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、段階と、ネットワークデバイスが、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階とを備える。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報であり、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第1の態様の第2の可能な実装方式において、ネットワークデバイスが、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階は具体的に、ネットワークデバイスが、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得する段階と、ネットワークデバイスが、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階とを含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実装方式において、第1の指示情報は、リソース情報であり、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は1より大きい。
第1の態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。
第1の態様から第1の態様の第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第1の態様の第5の可能な実装方式において、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、またはUEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である。
第1の態様から第1の態様の第5の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第1の態様の第6の可能な実装方式において、ネットワークデバイスが、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階は具体的に、ネットワークデバイスが、第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階を含む。
第1の態様から第1の態様の第6の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第1の態様の第7の可能な実装方式において、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
第1の態様に関連して、第1の態様の第8の可能な実装方式において、ネットワークデバイスが、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階は具体的に、ネットワークデバイスが、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、第2の指示情報をUEへ送信し、かつ、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階を含み、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第2の態様によれば、本願発明の実施形態は、データ送信方法を提供し、該方法は、ユーザ機器UEが、第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する段階であって、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために、かつ、ネットワークデバイスに、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう命令するために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、段階と、UEが、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信し、かつ、時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階とを備える。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報であり、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
第2の態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実装方式において、第1の指示情報は、リソース情報であり、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。
第2の態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、ここで、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。
第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第2の態様の第4の可能な実装方式において、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、またはUEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である。
第2の態様から第2の態様の第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第2の態様の第5の可能な実装方式において、それぞれの第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応する。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第2の態様の第6の可能な実装方式において、時間−周波数リソースの数量が、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、UEがネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信し、かつ、時間−周波数リソースと複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階は具体的に、UEが、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信し、かつ、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと、第2の最大数量とに従って、時間−周波数リソースから第1の時間−周波数リソースを選択する段階と、UEが、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスに従って、第1の時間−周波数リソース上で少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階とを含む。
第2の態様から第2の態様の第6の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第2の態様の第7の可能な実装方式において、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
第2の態様に関連して、第2の態様の第8の可能な実装方式において、UEが、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信し、かつ、時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階は具体的に、UEが、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースと第2の指示情報とを受信し、かつ、時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、第2の指示情報とに従って、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階を含み、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第3の態様によれば、本願発明の実施形態は、データ送信方法を提供し、該方法は、ネットワークデバイスが、ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信する段階であって、リソース要求メッセージは、UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる、段階と、ネットワークデバイスが、予め設定された条件に従って、第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定する段階と、ネットワークデバイスが、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信する段階であって、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる、段階とを備える。
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実装方式において、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含む。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第3の態様の第2の可能な実装方式において、ネットワークデバイスが、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報を送信する段階の前に、方法はさらに、ネットワークデバイスが、第2の指示情報をUEへ送信する段階を備え、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第4の態様によれば、本願発明の実施形態は、データ送信方法を提供し、該方法は、ユーザ機器UEが、リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する段階であって、リソース要求メッセージは、UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる、段階と、UEが、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信し、かつ、スケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータを送信する段階であって、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる、段階とを備える。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実装方式において、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含む。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第4の態様の第2の可能な実装方式において、UEがネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信する段階の前に、方法はさらに、UEが、ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信する段階を備え、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第5の態様によれば、本願発明の実施形態は、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、ユーザ機器UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信するよう構成される受信モジュールであって、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、受信モジュールと、受信モジュールにより受信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される処理モジュールとを備える。
第5の態様に関連して、第5の態様の第1の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報であり、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第5の態様の第2の可能な実装方式において、処理モジュールは具体的に、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得し、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
第5の態様に関連して、第5の態様の第3の可能な実装方式において、第1の指示情報は、リソース情報であり、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。
第5の態様に関連して、第5の態様の第4の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、ここで、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。
第5の態様から第5の態様の第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第5の態様の第5の可能な実装方式において、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、またはUEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である。
第5の態様から第5の態様の第5の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第5の態様の第6の可能な実装方式において、処理モジュールは具体的に、第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
第5の態様から第5の態様の第6の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第5の態様の第7の可能な実装方式において、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
第5の態様に関連して、第5の態様の第8の可能な実装方式において、ネットワークデバイスはさらに、送信モジュールを備え、処理モジュールは具体的に、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、送信モジュールに、第2の指示情報をUEへ送信するよう命令し、かつ、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成され、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第6の態様によれば、本願発明の実施形態は、ユーザ機器を提供し、該ユーザ機器は、リソース要求メッセージおよび第1の指示情報をネットワークデバイスへ送信するよう構成される送信モジュールであって、第1の指示情報は、ユーザ機器UEが、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために、かつ、ネットワークデバイスに、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう命令するために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、送信モジュールと、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信するよう構成される受信モジュールと、受信モジュールにより受信された時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、送信モジュールに、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される処理モジュールとを備える。
第6の態様に関連して、第6の態様の第1の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報であり、能力指示情報は、UEが、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
第6の態様に関連して、第6の態様の第2の可能な実装方式において、第1の指示情報は、リソース情報であり、リソース情報は、リソーススケジューリング期間においてUEに実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。
第6の態様に関連して、第6の態様の第3の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、ここで、能力指示情報は、UEが、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。
第6の態様から第6の態様の第3の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第6の態様の第4の可能な実装方式において、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、またはUEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である。
第6の態様から第6の態様の第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第6の態様の第5の可能な実装方式において、それぞれの第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応する。
第6の態様または第6の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第6の態様の第6の可能な実装方式において、時間−周波数リソースの数量が、リソーススケジューリング期間においてUEに実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、処理モジュールは具体的に、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと、第2の最大数量とに従って、時間−周波数リソースから第1の時間−周波数リソースを選択し、かつ、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスに従って、送信モジュールに、第1の時間−周波数リソース上で少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される。
第6の態様から第6の態様の第6の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第6の態様の第7の可能な実装方式において、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
第6の態様に関連して、第6の態様の第8の可能な実装方式において、受信モジュールはさらに、第2の指示情報を受信するよう構成され、処理モジュールは具体的に、時間−周波数リソースと、第2の指示情報と、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、送信モジュールに、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第7の態様によれば、本願発明の実施形態は、ネットワークデバイスを提供し、ここで、ネットワークデバイスは、ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するよう構成される受信モジュールであって、リソース要求メッセージは、UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる、受信モジュールと、予め設定された条件に従って、受信モジュールにより受信された第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定し、かつ、送信モジュールに、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信するよう命令するよう構成される処理モジュールであって、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる、処理モジュールと、第1の宛先アドレスに対応し、かつ、処理モジュールにより判定されたスケジューリング時間および/または周波数リソースに従って、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信するよう構成される送信モジュールとを備える。
第7の態様に関連して、第7の態様の第1の可能な実装方式において、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含む。
第7の態様または第7の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第7の態様の第2の可能な実装方式において、送信モジュールはさらに、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報を送信する前に、第2の指示情報をUEへ送信するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第8の態様によれば、本願発明の実施形態は、ユーザ機器を提供し、該ユーザ機器は、リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成される送信モジュールであって、リソース要求メッセージは、ユーザ機器UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる、送信モジュールと、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信するよう構成される受信モジュールであって、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる、受信モジュールとを備え、ここで、送信モジュールはさらに、受信モジュールにより受信されたスケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において第1の宛先アドレスに対応送信されるべきデータを送信するよう構成される。
第8の態様に関連して、第8の態様の第1の可能な実装方式において、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含む。
第8の態様または第8の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第8の態様の第2の可能な実装方式において、受信モジュールはさらに、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信する前に、ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第9の態様によれば、本願発明の実施形態は、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、ユーザ機器UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信するよう構成される受信機であって、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、受信機と、受信機により受信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成されるプロセッサとを備える。
第9の態様に関連して、第9の態様の第1の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報であり、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
第9の態様または第9の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第9の態様の第2の可能な実装方式において、プロセッサは具体的に、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得し、かつ、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
第9の態様に関連して、第9の態様の第3の可能な実装方式において、第1の指示情報は、リソース情報であり、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。
第9の態様に関連して、第9の態様の第4の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。
第9の態様から第9の態様の第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第9の態様の第5の可能な実装方式において、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、またはUEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である。
第9の態様から第9の態様の第5の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第9の態様の第6の可能な実装方式において、プロセッサは具体的に、第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
第9の態様から第9の態様の第6の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第9の態様の第7の可能な実装方式において、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
第9の態様に関連して、第9の態様の第8の可能な実装方式において、ネットワークデバイスはさらに、トランスミッタを備え、プロセッサは具体的に、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、トランスミッタに、第2の指示情報をUEへ送信するよう命令し、かつ、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成され、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第10の態様によれば、本願発明の実施形態は、ユーザ機器を提供し、該ユーザ機器は、第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成されるトランスミッタであって、第1の指示情報は、ユーザ機器UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために、かつ、ネットワークデバイスに、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう命令するために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、トランスミッタと、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信するよう構成される受信機と、受信機により受信された時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、トランスミッタに、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成されるプロセッサとを備える。
第10の態様に関連して、第10の態様の第1の可能な実装方式において、第1の指示情報は能力指示情報であり、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
第10の態様に関連して、第10の態様の第2の可能な実装方式において、第1の指示情報は、リソース情報であり、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。
第10の態様に関連して、第10の態様の第3の可能な実装方式において、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、ここで、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。
第10の態様から第10の態様の第3の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第10の態様の第4の可能な実装方式において、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、またはUEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である。
第10の態様から第10の態様の第4の可能な実装方式のうちのいずれか1つに関連して、第10の態様の第5の可能な実装方式において、それぞれの第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応する。
第10の態様または第10の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第10の態様の第6の可能な実装方式において、時間−周波数リソースの数量が、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、プロセッサは具体的に、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと第2の最大数量とに従って、時間−周波数リソースから第1の時間−周波数リソースを選択し、かつ、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスに従って、トランスミッタに、第1の時間−周波数リソース上で少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される。
第10の態様から第10の態様の第6の可能な実装方式のいずれか1つに関連して、第10の態様の第7の可能な実装方式において、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
第10の態様に関連して、第10の態様の第8の可能な実装方式において、受信機はさらに、第2の指示情報を受信するよう構成され、プロセッサは具体的に、時間−周波数リソースと、第2の指示情報と、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、トランスミッタに、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第11の態様によれば、本願発明の実施形態は、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスは、ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するよう構成される受信機であって、リソース要求メッセージは、UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる、受信機と、予め設定された条件に従って、受信機により受信された第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定し、かつ、トランスミッタに、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信するよう命令するよう構成されるプロセッサであって、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる、プロセッサと、第1の宛先アドレスに対応し、かつ、プロセッサにより判定されたスケジューリング時間および/または周波数リソースに従って、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信するよう構成されるトランスミッタとを備える。
第11の態様に関連して、第11の態様の第1の可能な実装方式において、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含む。
第11の態様または第11の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第11の態様の第2の可能な実装方式において、トランスミッタはさらに、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報を送信する前に、第2の指示情報をUEへ送信するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
第12の態様によれば、本願発明の実施形態はユーザ機器を提供し、該ユーザ機器は、リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成されるトランスミッタであって、リソース要求メッセージは、ユーザ機器UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる、トランスミッタと、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信するよう構成される受信機であって、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる、受信機とを備え、ここで、トランスミッタはさらに、受信機により受信されたスケジューリング情報と、予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータを送信するよう構成される。
第12の態様に関連して、第12の態様の第1の可能な実装方式において、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含む。
第12の態様または第12の態様の第1の可能な実装方式に関連して、第12の態様の第2の可能な実装方式において、受信機はさらに、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信する前に、ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明の実施形態において提供されているデータ送信方法、ユーザ機器、ネットワークデバイスによれば、UEにより送信された第1の指示情報を受信することによって、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知り得る。従って、UEが、リソース要求メッセージを用いることによって、UEが複数の送信されるべきデータを有することをネットワークデバイスに通知する場合、ネットワークデバイスは、1つのリソーススケジューリング期間において用いられる複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信することができ、それにより、UEのデータ送信遅延が低減され、UEのデータ送信効率が向上する。
本願発明の実施形態または従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下では、実施形態または従来技術を説明するために必要とされる添付図面を簡潔に説明する。明らかに、以下の説明の添付図面は、いくつかの本願発明の実施形態を示しており、当業者は、創造的努力なく、これらの添付図面から、さらに他の図面を導き出し得る。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態1の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態3の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態4の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態5の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態8の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態9の概略フローチャートである。
本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態10の概略フローチャートである。
本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態1の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態2の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態1の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態3の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態2の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態4の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態5の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態3の概略構造図である。
本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態6の概略構造図である。
本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態4の概略構造図である。
本願発明の実施形態の目的、技術的解決手段、および利点をより明確にするために、以下では、本願発明の実施形態の添付図面を参照して、本願発明の実施形態における技術的解決手段を明確に、かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本願発明の実施形態の一部であり、全てではない。当業者により、創造的努力なく、本願発明の実施形態に基づき、取得された他の全ての実施形態は、本願発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本願発明の実施形態におけるユーザ機器、すなわち、端末は、無線端末であってよく、または、有線端末であってよい。無線端末は、ユーザに音声および/またはデータ接続を提供するデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、または無線モデムに接続される別の処理デバイスを指してよい。無線端末は、無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Networkなど)を用いることによって、1つ又は複数のコアネットワークと通信してよい。無線端末は、(「セルラ」電話とも称される)移動電話などの移動端末、および移動端末を有するコンピュータであってよい。例えば、無線端末は、ポータブル型、ポケットサイズ、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車載型の移動装置であってよく、無線アクセスネットワークと音声および/またはデータを交換する。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(PC)電話、コードレス電話セット、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WL)局、またはパーソナルデジタルアシスタント(PD)などのデバイスであってよい。代わりに、無線端末は、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、移動端末(Mobile Terminal)、リモート局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)、またはユーザ機器(User Equipment)と称されてよい。
本願発明の実施形態におけるネットワークデバイスは、例えば、基地局(例えば、アクセスポイント)などの、セルラ通信ネットワークにおける任意のデバイスであってよい。基地局は、アクセスネットワークにおける、1つ又は複数のセクタを用いることによってエアインタフェース上で無線端末と通信するデバイスであってよい。基地局は、受信された無線のフレームと、IPパケットとの間の変換を実行し、無線端末とアクセスネットワークの残りの部分との間のルータとして機能するよう構成されてよい。アクセスネットワークの残りの部分は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含んでよい。基地局はさらに、エアインタフェースの属性管理を調整してよい。例えば、基地局は、GSM(登録商標)またはCDMAにおける基地トランシーバ局(BT)であってよく、WCDMA(登録商標)におけるノードB(NodeB)であってよく、またはLTEにおける進化型ノードB(Evoloved NodeB、eNB、またはe‐NodeB、evolutional NodeB)であってよい。このことは本願発明の実施形態において限定されない。
本願発明の実施形態における方法は、デバイスツーデバイスD2D通信(略してD2D通信システム)用の通信システムに適用されてよく、UEが複数のD2Dデータを送信する場合のUEの比較的大きい遅延および比較的低いデータ送信効率という従来技術の技術的課題を解決する。当然ながら、本願発明の実施形態における方法は、マシンツーマシンM2M通信用の通信システム、車々通信のための通信システム、および同様のものにも適用されてよい。
以下では、具体的な実施形態を用いて、本願発明の技術的解決手段を詳述する。以下のいくつかの具体的な実施形態は、互いに組み合わせされてよく、同じまたは同様の概念またはプロセスは、いくつかの実施形態において繰り返して説明されない場合がある。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態1の概略フローチャートである。実施形態1は、ネットワークデバイスが、UEにより送信された第1の指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信できるという具体的なプロセスに関する。図1に示されているように、方法は、以下の段階を備える。
S101:ネットワークデバイスが、UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信する段階である。ここで、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む。
具体的には、ネットワークデバイスは、D2D通信システムにおける、UEによりD2D通信を実行するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる任意のネットワークデバイスであってよく、UEは、D2D通信機能を有し、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できる任意のUEであってよい。すなわち、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間において複数の送信されるべきデータを1つの宛先アドレスへ送信できるか、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間において送信されるべきデータを複数の宛先アドレスへ送信できるか、または、該2つの方式は組み合わせされてよい。このことは本願発明のこの実施形態において限定されない。この実施形態において、UEは、複数の第1の送信されるべきデータを送信する必要がある状態にあり、ここで、それぞれの第1の送信されるべきデータは、宛先アドレスに対応しており、各送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む(本明細書において言及される第2の送信されるべきデータは、UEにより時間−周波数リソースを用いることによって送信され得るデータである)。第1の送信されるべきデータに具体的に含まれる第2の送信されるべきデータの数量は、UEが第1の送信されるべきデータを送信する場合に用いられる時間−周波数リソースの数量と、各時間−周波数リソースのサイズとに依存する。
UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信する前に、または、UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するとき、ネットワークデバイスは、UEにより送信された第1の指示情報を受信してよい。第1の指示情報は、UEにより能動的にネットワークデバイスへ送信されてよく、または、UEがネットワークデバイスにより送信された送信能力クエリメッセージを受信した後に、UEによりネットワークデバイスへ送信されてよい。ネットワークデバイスがUEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するとき、UEにより送信された第1の指示情報を受信する場合、任意で、UEは、ネットワークデバイスへ第1の指示情報とリソース要求メッセージとを個別に送信してよく、第1の指示情報を保持するリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信してよく、または、リソース要求メッセージを保持する第1の指示メッセージをネットワークデバイスへ送信してよい。
ネットワークデバイスがUEにより送信された第1の指示情報を受信した後に、ネットワークデバイスは、第1の指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知ることができる。本明細書において言及される時間−周波数リソースは、ネットワークデバイスによりUEへ送信されるリソースグラント(すなわち、グラントであり、該グラントは具体的にはD2D通信システムにおけるサイドリンクグラントであり得る)に含まれる時間−周波数リソースとして理解され得る。本明細書において言及されるリソース要求メッセージは、従来技術における時間−周波数リソースを要求するためにUEによりネットワークデバイスへ送信されるバッファ状態報告(Buffer Status Report、略してBSR)であってよい。その詳細は、この実施形態において詳述しない。
この実施形態において、リソーススケジューリング期間は、従来技術におけるリソーススケジューリングSA期間であってよく、または、従来技術における、SA情報を保持するサイドリンク制御SC期間であってよいことに留意すべきである。
S102:ネットワークデバイスが、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階である。
具体的には、ネットワークデバイスが、第1の指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知った後に、ネットワークデバイスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、リソース要求メッセージにおいて保持されているそれぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、すなわち、1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る少なくとも2つのグラントをUEへ送信してよく、これにより、UEは、少なくとも2つの時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。
任意で、ネットワークデバイスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量に従って、1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得て、かつ数量が複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量以下である複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよい。任意で、ネットワークデバイスは、代わりに、ネットワークデバイスの現在利用可能な時間−周波数リソースに応じて、1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る複数の時間−周波数リソースをUEにランダムに割り当ててよい。
従来技術において、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できるか知らないので、ネットワークデバイスは、UEが、1つの時間−周波数リソースのみを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間において第2の送信されるべきデータ(すなわち、1つの第1の送信されるべきデータの一部または全部)を送信できるとデフォルトでみなす。この場合、ネットワークデバイスが毎回、時間−周波数リソースをUEに割り当てるたびに、ネットワークデバイスは、各リソーススケジューリング期間において、1つの時間−周波数リソースのみをUEに割り当てる。1つの時間−周波数リソースは、1つの第1の送信されるべきデータのみの一部または全部を送信するためにしか用いられることができないので、UEは、各リソーススケジューリング期間において、1つの第1の送信されるべきデータのみの一部または全部しか送信できない。UEが複数の第1の送信されるべきデータを送信する必要がある場合、UEは各リソーススケジューリング期間において1つの第1の送信されるべきデータのみの一部または全部しか送信できないので、UEは、次のリソーススケジューリング期間まで、別の第1の送信されるべきデータの一部または全部を送信できない。結果として、UEのデータ送信遅延は比較的大きく、送信効率は比較的低い。しかしながら、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信できることを知ることができるので、UEが複数の第1の送信されるべきデータを送信する必要があるとき、ネットワークデバイスは、1つのリソーススケジューリング期間において用いられる複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間において複数の第2の送信されるべきデータ(すなわち、複数の第1の送信されるべきデータの一部または全部)を送信することができ、それにより、UEのデータ送信遅延が低減され、UEのデータ送信効率が向上する。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEにより送信された第1の指示情報を受信することによって、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知ることができる。従って、UEが、リソース要求メッセージを用いることによってUEが複数の送信されるべきデータを有することをネットワークデバイスに通知する場合、ネットワークデバイスは、1つのリソーススケジューリング期間において用いられる複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信することができ、それにより、UEのデータ送信遅延が低減され、UEのデータ送信効率が向上する。
さらに、実施形態1に基づき、実施形態2は、ネットワークデバイスがどのように、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるかという具体的なプロセスに関する。S102は具体的に、ネットワークデバイスが、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、第2の指示情報をUEへ送信し、かつ、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階を含み、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
具体的には、第2の指示情報は、ネットワークデバイスが毎回時間−周波数リソースをUEに割り当てる前に、ネットワークデバイスによりUEへ送信されてよく、または、UEがネットワークデバイスに登録されている場合、ネットワークデバイスによりUEへ送信されてよい。第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。第1の宛先アドレスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスのうちの任意の1つである。
ネットワークデバイスが毎回時間−周波数リソースをUEに割り当てる前に、第2の指示情報がネットワークデバイスによりUEへ送信される場合、マッピング関係は具体的に、各時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係であってよく、各時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよく、ネットワークデバイスが各時間−周波数リソースをUEへ送信する時点と第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係であってよく、リソーススケジューリング期間における各時間−周波数リソースの位置と第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係であってよく、または、各時間−周波数リソースが属する周波数帯域と第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係であってよい。
UEがネットワークデバイスに登録されている場合、第2の指示情報がネットワークデバイスによりUEへ送信されるとき、マッピング関係は、各時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよく、ネットワークデバイスが各時間−周波数リソースをUEへ送信する時点と、第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよく、リソーススケジューリング期間における各時間−周波数リソースの位置と第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよく、または、各時間−周波数リソースが属する周波数帯域と、第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよい。
ネットワークデバイスが、第1の指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知った後に、ネットワークデバイスは、ネットワークデバイスの現在利用可能な時間−周波数リソースの数量に従って、リソース要求メッセージに保持されている複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの少なくとも2つの宛先アドレスにそれぞれ対応する第1の送信されるべきデータのデータ量を判定し(判定された少なくとも2つの宛先アドレスは第1の宛先アドレスである)、少なくとも2つの宛先アドレスにそれぞれ対応する第1の送信されるべきデータのデータ量に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において「少なくとも2つの第1の送信されるべきデータの一部または全部(すなわち、第2の送信されるべきデータ)」を送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当て、かつ、第2の指示情報を用いることによって、割り当てられた時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEへ送信してよく、これにより、UEは、ネットワークデバイスの第2の指示情報において示されている第1の宛先アドレスと、それぞれの第1の宛先アドレスに対応する時間−周波数リソースのサイズとに従って、第1の宛先アドレスに対応する第1の送信されるべきデータの一部または全部を第2の送信されるべきデータとして使用し、1つのSCリソーススケジューリング期間においてこれらの第2の送信されるべきデータを送信することができる。
任意で、この実施形態の別の実装方式において、第2の指示情報は代わりに、ネットワークデバイスおよびUEにおいて予め設定されてよく、ネットワークデバイスは、これにより、予め設定された第2の指示情報に従って、時間−周波数リソースをUEに割り当てることができ、UEは、予め設定された第2の指示情報に従って、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを使用することができる。
この実施形態において提供されている方法は、ネットワークデバイスが1つの時間−周波数リソースをUEに割り当てる場合にも適用されることを、当業者は理解し得ることに留意すべきである。この場合において達成される技術的効果は、この実施形態の技術的効果と同じであり、詳細は、ここでは再び説明しない。
従来技術において、UEによりネットワークデバイスへ送信されたリソース要求メッセージが複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスを含むとき、UEは、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるために従うデータ量に対応する第1の送信されるべきデータを知らないので、UEがネットワークデバイスにより割り当てられた各時間−周波数リソースを使用する場合、UEは、UEの複数の第1の送信されるべきデータから1つの第1の送信されるべきデータの一部または全部をランダムに選択して送信する。この場合、UEにより時間−周波数リソースを用いることによって送信されるデータのデータ量が比較的小さい一方、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースが比較的大きい数量のリソースブロックを含むことは可能であり、結果的に、時間−周波数リソースにおける一部のリソースブロックの無駄となる。しかしながら、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、ネットワークデバイスは、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間の対応関係をUEへ送信してよく、これにより、時間−周波数リソースを受信した後に、UEは、第2の指示情報に従って、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを用いることによって、部分的にまたは全体的に送信されるべき第1の送信されるべきデータを知ることができ、UEは、時間−周波数リソースを正確に用いることによってデータを送信することができる。このことは、UEが時間−周波数リソースを用いることによって他のデータを送信することに起因する時間−周波数リソースの無駄となるという問題を回避する。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、ネットワークデバイスは、UEに割り当てられた時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEへ送信してよく、これにより、UEは、時間−周波数リソースを適切に用いることによって指示情報に従ってデータを送信することができる。このことは、時間−周波数リソースの無駄を回避する。
図2は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態3の概略フローチャートである。この実施形態において、第1の指示情報は、能力指示情報であり、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。第1の指示情報は、UEによりネットワークデバイスへ送信されるリソース要求メッセージにおいて保持されてよい。実施形態1に基づき、実施形態3は、ネットワークデバイスがどのように、UEにより送信された能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるかという具体的なプロセスに関する。図2に示されているように、方法は、以下の段階を備える。
S201:ネットワークデバイスが、UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信する段階であり、ここで、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持し、第1の指示情報は、能力指示情報である。
具体的には、実施形態1において説明されているように、ネットワークデバイスは、UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信する前に、UEにより送信された第1の指示情報を受信してよく、または、UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するとき、UEにより送信された第1の指示情報を受信してよい。この実施形態において、ネットワークデバイスは、UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するとき、UEにより送信された第1の指示情報を受信するという例が用いられ、ここで、第1の指示情報は、UEによりネットワークデバイスへ送信されるリソース要求メッセージにおいて保持される。
第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを示すために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量(すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得るグラントの予め設定された最大数量)を取得するよう命令するために用いられる能力指示情報であり、ここで、能力指示情報は、1または複数のビットを含んでよい。具体的な実行の間に、UEにより送信されるリソース要求メッセージのオーバーヘッドを低減するために、1ビットが第1の指示情報として機能するべく、リソース要求メッセージにおいて設定されてよく、ビットの値は、0または1であってよい。第1の指示情報の対応関係は、以下であり得る。0は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを示し、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令する。1は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さない(すなわち、UEは1つの時間−周波数リソースのみを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信できる)ことを示す。あるいは、第1の指示情報の対応関係は、以下であり得る。1は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを示し、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令する。0は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを示す。
S202:ネットワークデバイスが、第1の指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを判定する段階であり、有する場合、S203が実行され、有さない場合、S205が実行される。
具体的には、能力指示情報の対応関係は、ネットワークデバイスにおいて予め設定されてよい。UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信した後に、ネットワークデバイスは、リソース要求メッセージにおいて保持されている第1の指示情報(すなわち、能力指示情報)と、ネットワークデバイスにおいて予め設定された能力指示情報の対応関係とに従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを判定してよい。
例えば、能力指示情報の対応関係がネットワークデバイスにおいて予め設定されたことを仮定すると、0は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを示し、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令する。1は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを示す。UEにより送信されてネットワークデバイスにより受信された第1の指示情報が0である場合、ネットワークデバイスは、第1の指示情報と、能力指示情報の予め設定された対応関係とに従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを判定する。UEにより送信されてネットワークデバイスにより受信された第1の指示情報が1である場合、ネットワークデバイスは、第1の指示情報と、能力指示情報の予め設定された対応関係とに従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを判定する。
S203:ネットワークデバイスが、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得する段階である。
具体的には、ネットワークデバイスが、第1の指示情報を用いることによって、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、判定する場合、ネットワークデバイスはさらに、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量(すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得るグラントの予め設定された最大数量)を取得してよく、ここで、予め設定された第1の最大数量は、ネットワークデバイスにおいて記憶されてよい。本願発明のこの実施形態において、第1の最大数量は、1より大きい整数である。具体的な実行の間に、第1の最大数量は、リソース使用頻度と、ネットワークデバイスが位置するネットワークにおけるリソース占有率とに従って、判定されてよい。
S204:ネットワークデバイスが、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階である。
具体的には、第1の最大数量は、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された最大数量(すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得るグラントの予め設定された最大数量)である。
複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量が第1の最大数量より大きいとき、すなわち、第1の最大数量が最小値であるとき、1つの時間−周波数リソースはデータを1つの宛先アドレスへ送信するために用いられるので、ネットワークデバイスは、UEが、1つのリソーススケジューリング期間において全ての宛先アドレスにそれぞれ対応する「第1の送信されるべきデータの一部または全部」を送信することができないことを判定する。この場合、ネットワークデバイスは、第1の最大数量と、リソース要求メッセージにおいて保持されている複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスのシーケンスとに従って、複数の第1の送信されるべきデータにおけるいくつかの第1の送信されるべきデータを判定してよく(「判定された、いくつかの第1の送信されるべきデータの一部または全部」は第2の送信されるべきデータであり)、ここで、いくつかの第1の送信されるべきデータの数量は、第1の最大数量と同じであってよい。次に、ネットワークデバイスは、いくつかの第1の送信されるべきデータのデータ量に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。ネットワークデバイスによりUEに割り当てられ、かつ、1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る複数の時間−周波数リソースの数量は、第1の最大数量と同じであってよい。しかしながら、従来技術において、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる1つの時間−周波数リソースのみをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータのみしか送信できない。従って、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEのデータ送信効率が向上する。
複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量が第1の最大数量以下であるとき、すなわち、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量が最小値であるとき、1つの時間−周波数リソースがデータを1つの宛先アドレスへ送信するために用いられるので、ネットワークデバイスは、UEが1つのリソーススケジューリング期間において全ての宛先アドレスにそれぞれ対応する「第1の送信されるべきデータの一部または全部」(「複数の第1の送信されるべきデータの一部または全部」は、第2の送信されるべきデータである)を送信できることを判定する。この場合、ネットワークデバイスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応するデータ量に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において「それぞれの第1の送信されるべきデータの一部または全部」を送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに直接割り当ててよく、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。少なくとも2つの第2の送信されるべきデータの数量は、複数の第1の送信されるべきデータの数量以下である。しかしながら、従来技術において、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる1つの時間−周波数リソースのみをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータのみしか送信できない。従って、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEのデータ送信効率が向上する。
S204完了後、プロセスは終了する。
S205:ネットワークデバイスが、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階である。
具体的には、ネットワークデバイスが、第1の指示情報を用いることによって、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを判定する場合、ネットワークデバイスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスにおける1つの第1の送信されるべきデータを判定し(判定された第1の送信されるべきデータの一部または全部は第2の送信されるべきデータであり)、かつ、判定された第1の送信されるべきデータのデータ量に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。
S205完了後、プロセスは終了する。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEにより送信された第1の指示情報を受信することによって、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを知ることができる。従って、UEがリソース要求メッセージを用いることによって、UEが複数の送信されるべきデータを有することをネットワークデバイスに通知する場合、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値に従って、1つのリソーススケジューリング期間において用いられる複数の時間−周波数リソースをUEに適切に割り当ててよく、これにより、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信することができ、それにより、UEのデータ送信遅延が低減され、UEのデータ送信効率が向上する。
図3は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態4の概略フローチャートである。この実施形態において、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量(すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得るグラントの最大数量)をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい整数である。第1の指示情報は、UEによりネットワークデバイスへ送信されたリソース要求メッセージにおいて保持されてよい。実施形態4は、ネットワークデバイスがどのように、UEにより送信された第1の指示情報において保持されている能力指示情報およびリソース情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるかという具体的なプロセスに関する。この実施形態における方法によれば、UEのデータ送信効率は、大幅に向上する。図3において示されているように、方法は、以下の段階を含む。
S301:ネットワークデバイスが、UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信する段階であり、ここで、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持し、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含む。
具体的には、この実施形態において、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、ここで、能力指示情報は、1または複数のビットを含んでよく、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを示すために用いられる。リソース情報は、1または複数のビットを含んでよく、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。任意で、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの数量についての情報であってよい。任意で、リソース情報は代わりに、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセス(Process)の数量についての情報、すなわち、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの個数であってよい。
リソース要求メッセージについての説明は、実施形態1のS101を参照されたい。詳細は、ここでは再び説明しない。
S302:ネットワークデバイスが、第1の指示情報において保持されている能力指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを判定する段階であり、有する場合、S303が実行され、有さない場合、S304が実行される。
具体的には、能力指示情報の対応関係は、ネットワークデバイスにおいて予め設定されてよい。UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信した後に、ネットワークデバイスは、リソース要求メッセージにおいて保持されている第1の指示情報に含まれる能力指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを判定してよい。
例えば、能力指示情報の対応関係がネットワークデバイスにおいて予め設定されたことを仮定すると、0は、UEが1つのリソーススケジューリング期間において複数の時間−周波数リソースを用いることによってデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを示す。1は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを示す。UEにより送信され、ネットワークデバイスにより受信された第1の指示情報が0であるとき、ネットワークデバイスは、第1の指示情報と能力指示情報の予め設定された対応関係とに従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを判定する。UEにより送信され、ネットワークデバイスにより受信された第1の指示情報が1であるとき、ネットワークデバイスは、第1の指示情報と能力指示情報の予め設定された対応関係とに従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを判定する。
S303:ネットワークデバイスが、第1の指示情報において保持されている第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階である。
具体的には、第2の最大数量は、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの最大数量(すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得るグラントの最大数量)である。
複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量が第2の最大数量より大きい場合、すなわち、第2の最大数量が最小値である場合、1つの時間−周波数リソースはデータを1つの宛先アドレスへ送信するために用いられるので、ネットワークデバイスは、UEが1つのリソーススケジューリング期間において全ての宛先アドレスにそれぞれ対応する「第1の送信されるべきデータの一部または全部」を送信できないことを判定する。この場合、ネットワークデバイスは、第2の最大数量と、リソース要求メッセージにおいて保持されている複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスのシーケンスとに従って、複数の第1の送信されるべきデータにおけるいくつかの第1の送信されるべきデータを判定してよく(「判定された、いくつかの第1の送信されるべきデータの一部または全部は、第2の送信されるべきデータであり)、ここで、いくつかの第1の送信されるべきデータの数量は、第2の最大数量と同じであってよい。次に、ネットワークデバイスは、いくつかの第1の送信されるべきデータのデータ量に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。ネットワークデバイスによりUEに割り当てられ、1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る複数の時間−周波数リソースの数量は、第2の最大数量と同じであってよい。しかしながら、従来技術において、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる1つの時間−周波数リソースのみをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータのみしか送信できない。従って、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEのデータ送信効率が向上する。
複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量が第2の最大数量以下であるとき、すなわち、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量が最小値であるとき、1つの時間−周波数リソースは、データを1つの宛先アドレスへ送信するために用いられるので、ネットワークデバイスは、UEが1つのリソーススケジューリング期間において、各宛先アドレスに対応する「第1の送信されるべきデータの一部または全部」、すなわち、それぞれの第1の送信されるべきデータの一部または全部(「それぞれの第1の送信されるべきデータの一部または全部」は第2の送信されるべきデータである)を送信できることを判定する。この場合、ネットワークデバイスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応するデータ量に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において「それぞれの第1の送信されるべきデータの一部または全部」を送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに直接割り当ててよく、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において、「それぞれの第1の送信されるべきデータの一部または全部」を直接送信することができる。しかしながら、従来技術において、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる1つの時間−周波数リソースのみをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータのみしか送信できない。従って、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEのデータ送信効率が向上する。
S303完了後、プロセスは終了する。
S304:ネットワークデバイスが、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる段階である。
具体的には、ネットワークデバイスが、第1の指示情報を用いることによって、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを判定する場合、ネットワークデバイスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスにおいて1つの第1の送信されるべきデータを判定してよく(判定された第1の送信されるべきデータの一部または全部は第2の送信されるべきデータであり)、判定された第1の送信されるべきデータのデータ量に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。
S304完了後、プロセスは終了する。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、第1の指示情報に含まれる能力指示情報を用いることによって、ネットワークデバイスは、UEが、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを知ることができる。さらに、第1の指示情報に含まれるリソース情報を用いることによって、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を知ることができる。従って、UEが、リソース要求メッセージを用いることによって、UEが複数の送信されるべきデータを有することをネットワークデバイスに示す場合、ネットワークデバイスは、第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値に従って、1つのリソーススケジューリング期間において用いられる複数の時間−周波数リソースをUEに正確に割り当ててよく、これにより、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信することができ、それにより、UEのデータ送信遅延が低減され、UEのデータ送信効率が向上する。
任意で、第1の指示情報のオーバーヘッドを低減するために、実施形態4において、第1の指示情報は代わりに、リソース情報のみであってよく、ここで、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。実施形態4における第1の指示情報がリソース情報である場合、S302は、以下の段階に置換えられてよい。ネットワークデバイスが、リソース情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを判定する段階であり、有する場合、S303が実行され、有さない場合、S304が実行される。
具体的には、ネットワークデバイスは、リソース情報において保持されている第2の最大数量に従って、第2の最大数量が1より大きいかを判定してよい。1より大きい場合、UEが少なくとも2つの時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信できることを示し、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを暗黙的に判定する。そうでない場合、UEが1つの時間−周波数リソースのみを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信できることを示し、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを暗黙的に判定する。
図4は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態5の概略フローチャートである。実施形態5は、UEがどのように、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースに応じて、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するかという具体的なプロセスに関する。この実施形態は、UEにより実行される。図4において示されているように、方法は、以下の段階を含む。
S401:UEが、第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する段階であり、ここで、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために、かつ、ネットワークデバイスに、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう命令するために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む。
具体的には、UEは、D2D通信機能を有し、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信することができる任意のUEであってよく、ネットワークデバイスは、UEによりD2D通信を実行するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる、D2D通信システムにおける任意のネットワークデバイスであってよい。すなわち、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間において複数の送信されるべきデータを1つの宛先アドレスへ送信することができるか、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間において送信されるべきデータを複数の宛先アドレスへ送信することができるか、または、該2つの方式が組み合わせられてよい。このことは、本願発明のこの実施形態において限定されない。この実施形態において、UEは、複数の第1の送信されるべきデータを送信する必要がある状態にあり、ここで、それぞれの第1の送信されるべきデータは、宛先アドレスに対応し、各送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む(ここで言及されている第2の送信されるべきデータは、UEにより時間−周波数リソースを用いることによって送信されることができるデータである)。具体的に第1の送信されるべきデータに含まれる第2の送信されるべきデータの数量は、UEが第1の送信されるべきデータを送信する場合に用いられる時間−周波数リソースの数量と、各時間−周波数リソースのサイズとに依存する。
リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する前に、または、リソース要求メッセージを送信するとき、UEは、第1の指示情報をネットワークデバイスへ送信してよく、これにより、ネットワークデバイスは、第1の指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知ることができる。第1の指示情報は、UEによりネットワークデバイスへ能動的に送信されてよく、または、UEがネットワークデバイスにより送信された送信能力クエリメッセージを受信した後に、UEによりネットワークデバイスへ送信されてよい。ネットワークデバイスが、UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するとき、UEにより送信された第1の指示情報を受信する場合、任意で、UEは、第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ個別に送信してよく、第1の指示情報を保持しているリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信してよく、または、リソース要求メッセージを保持している第1の指示メッセージをネットワークデバイスへ送信してよい。先述の時間−周波数リソースは、ネットワークデバイスによりUEへ送信されるリソースグラント(すなわち、すなわち、グラントであり、該グラントは具体的にはD2D通信システムにおけるサイドリンクグラントであり得る)に含まれる時間−周波数リソースとして理解されてよい。先述のリソース要求メッセージは、従来技術における、時間−周波数リソースを要求すべくUEによりネットワークデバイスへ送信されるバッファ状態報告(Buffer Status Report、略してBSR)であってよい。その詳細はこの実施形態において詳述しない。
ネットワークデバイスが、第1の指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知った後に、ネットワークデバイスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとリソース要求メッセージにおいて保持されているそれぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、すなわち、1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る少なくとも2つのグラントをUEへ送信し、これにより、UEは、少なくとも2つの時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。ここで言及されている第2の送信されるべきデータは、UEにより時間−周波数リソースを用いることによって送信され得るデータである。
任意で、ネットワークデバイスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量に従って、1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得て、かつ数量が複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量以下である複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよい。任意で、ネットワークデバイスは代わりに、ネットワークデバイスの現在利用可能な時間−周波数リソースに従って、1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る複数の時間−周波数リソースをUEにランダムに割り当ててよい。
この実施形態において、リソーススケジューリング期間は、従来技術におけるリソーススケジューリング(Source Alignment、略してSA)期間であってよく、または、従来技術における、SA情報を保持するサイドリンク制御(sidelink Control、略してSC)期間であってよいことに留意すべきである。
S402:UEが、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信し、時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階である。
具体的には、UEがネットワークデバイスにより割り当てられた複数の時間−周波数リソースを受信した後に、UEは、ネットワークデバイスにより割り当てられた複数の時間−周波数リソースに応じて、UEの複数の第1の送信されるべきデータから少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを判定し、判定された少なくとも2つの第2の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスに従って、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信してよく、ここで、UEにより選択された少なくとも2つの第2の送信されるべきデータの数量は、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースの数量以下であってよい。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEは、第1の指示情報をネットワークデバイスへ送信し、これにより、ネットワークデバイスは、UEが、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知ることができる。従って、UEが、リソース要求メッセージを用いることによって、UEが複数の送信されるべきデータを有することを、ネットワークデバイスに通知する場合、ネットワークデバイスは、1つのリソーススケジューリング期間において用いられる複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信することができ、それにより、UEのデータ送信遅延が低減され、UEのデータ送信効率が向上する。
さらに、実施形態5に基づき、実施形態6は、UEがネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信した後に、どのように、時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するかという具体的なプロセスに関する。S402は具体的に、UEが、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースと、第2の指示情報とを受信し、時間−周波数リソースに従って、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、第2の指示情報とを送信する段階を含み、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
具体的には、第2の指示情報は、ネットワークデバイスが毎回、時間−周波数リソースをUEに割り当てる前に、ネットワークデバイスによりUEへ送信されてよく、または、UEがネットワークデバイスに登録されている場合、ネットワークデバイスによりUEへ送信されてよい。第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。第1の宛先アドレスは、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスのうちの任意の1つである。
ネットワークデバイスが毎回、時間−周波数リソースをUEに割り当てる前に、第2の指示情報がネットワークデバイスによりUEへ送信される場合、マッピング関係は具体的に、各時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係であってよく、各時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよく、ネットワークデバイスが各時間−周波数リソースをUEへ送信する時点と第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係であってよく、リソーススケジューリング期間における各時間−周波数リソースの位置と第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係であってよく、または、各時間−周波数リソースが属する周波数帯域と第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係であってよい。
UEがネットワークデバイスに登録されている場合、第2の指示情報がネットワークデバイスによりUEへ送信されるとき、マッピング関係は、各時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよく、ネットワークデバイスが各時間−周波数リソースをUEへ送信する時点と第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよく、リソーススケジューリング期間における各時間−周波数リソースの位置と第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよく、または、各時間−周波数リソースが属する周波数帯域と第1の宛先アドレスのインデックスとの間のマッピング関係であってよい。
ネットワークデバイスが、第1の指示情報に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知った後に、ネットワークデバイスは、ネットワークデバイスの現在利用可能な時間−周波数リソースの数量に従って、リソース要求メッセージにおいて保持されている複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスにおける少なくとも2つの宛先アドレスにそれぞれ対応する第1の送信されるべきデータのデータ量を判定し(判定された少なくとも2つの宛先アドレスは、第1の宛先アドレスであり)、少なくとも2つの宛先アドレスにそれぞれ対応する第1の送信されるべきデータのデータ量に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において「少なくとも2つの第1の送信されるべきデータの一部または全部(すなわち、第2の送信されるべきデータ)」を送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当て、かつ、第2の指示情報を用いることによって割り当てられた時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEへ送信してよく、これにより、UEは、ネットワークデバイスの第2の指示情報において示されている第1の宛先アドレスと、それぞれの第1の宛先アドレスに対応する時間−周波数リソースのサイズとに従って、第1の宛先アドレスに対応する第1の送信されるべきデータの一部または全部を第2の送信されるべきデータとして使用し、1つのSCリソーススケジューリング期間においてこれらの第2の送信されるべきデータを送信することができる。
任意で、この実施形態の別の実装方式において、第2の指示情報は代わりに、ネットワークデバイスおよびUEにおいて予め設定されてよく、これにより、ネットワークデバイスは、予め設定された第2の指示情報に従って、時間−周波数リソースをUEに割り当てることができ、UEは、予め設定された第2の指示情報に従って、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを使用することができる。
当業者は、この実施形態において提供されている方法は、ネットワークデバイスが1つの時間−周波数リソースをUEに割り当てる場合にも適用されることを理解し得ることに留意すべきである。この場合において達成される技術的効果は、この実施形態の技術的効果と同じであり、詳細は、ここでは再び説明しない。
本願発明のこの実施形態において提供されるデータ送信方法によれば、UEは、ネットワークデバイスにより送信された、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係を受信し、これにより、UEは、時間−周波数リソースを適切に用いることによってマッピング情報に従ってデータを送信することができる。このことは、時間−周波数リソースの無駄を回避する。
さらに、実施形態5に基づき、実施形態7において、第1の指示情報は、リソース要求メッセージにおいて保持されてよく、実施形態7は、UEがどのように、第1の指示情報を用いることによって、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることをネットワークデバイスに示すかという具体的なプロセスに関する。具体的には3つの実装方式が存在し得て、その詳細は別々に以下の通りである。
第1の実装方式:第1の指示情報は、能力指示情報であり、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
具体的には、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを示すために、かつ、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる能力指示情報であり、能力指示情報は、1または複数のビットを含んでよい。具体的な実行の間に、UEにより送信されたリソース要求メッセージのオーバーヘッドを低減するために、1ビットは、第1の指示情報として機能すべく、リソース要求メッセージにおいて設定されてよく、ビットの値は0または1であってよい。第1の指示情報の対応関係は、以下であり得る。0は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを示し、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令する。1は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さない(すなわち、UEが1つの時間−周波数リソースのみを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信できる)ことを示す。あるいは、第1の指示情報の対応関係は、以下であり得る。1は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを示し、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられUEにより時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令する。0は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを示す。
それに応じて、能力指示情報の対応関係は、ネットワークデバイスにおいて予め設定されてよい。UEが第1の指示情報(すなわち、能力指示情報)をネットワークデバイスへ送信した後に、ネットワークデバイスは、第1の指示情報(すなわち、能力指示情報)と能力指示情報の予め設定された対応関係とに従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを判定してよい。ネットワークデバイスが、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを判定した後に、ネットワークデバイスはさらに、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量(すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得るグラントの予め設定された最大数量)を取得してよく、これにより、ネットワークデバイスは、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てることができる。従って、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。しかしながら、従来技術において、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる1つの時間−周波数リソースのみをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータのみしか送信できない。従って、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEのデータ送信効率が向上する。
予め設定された第1の最大数量は、ネットワークデバイスにおいて記憶されてよいことに留意すべきである。本願発明のこの実施形態において、第1の最大数量は、1より大きい整数である。具体的な実行の間に、第1の最大数量は、リソース使用頻度とネットワークデバイスが位置するネットワークにおけるリソース占有率とに従って、判定されてよい。
第2の実装方式:第1の指示情報は、リソース情報であり、ここで、リソース情報は、UEに1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。
具体的には、第1の指示情報は、リソース情報であってよく、ここで、リソース情報は、1または複数のビットを含んでよく、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量(すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得るグラントの最大数量)をネットワークデバイスに示すために用いられる。任意で、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの数量についての情報であってよい。任意で、リソース情報は代わりに、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量、すなわち、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報であってよい。
UEが第1の指示情報(すなわち、リソース情報)をネットワークデバイスへ送信した後に、ネットワークデバイスは、第1の指示情報(すなわち、リソース情報)に従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを暗黙的に判定してよい。具体的には、第2の最大数量が1より大きい場合、UEが少なくとも2つの時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信できることを示し、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを判定する。第2の最大数量が1に等しい場合、UEが1つの時間−周波数リソースのみを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信できることを示し、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有さないことを判定する。
UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスが判定した後に、ネットワークデバイスは、第1の指示情報において保持されている第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。しかしながら、従来技術において、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる1つの時間−周波数リソースのみをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータのみしか送信できない。従って、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEのデータ送信効率が向上する。
第3の実装方式:第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、ここで、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。
具体的には、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含んでよく、ここで、能力指示情報は、1または複数のビットを含んでよく、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを示すために用いられ、リソース情報は、1または複数のビットを含んでよく、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量(すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得るグラントの最大数量)をネットワークデバイスに示すために用いられる。任意で、リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量、すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの最大数量についての情報であってよい。任意で、リソース情報は代わりに、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量、すなわち、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報であってよい。
それに応じて、能力指示情報の対応関係は、ネットワークデバイスにおいて予め設定されてよい。UEが第1の指示情報をネットワークデバイスへ送信した後に、ネットワークデバイスは、第1の指示情報において保持されている能力指示情報と、能力指示情報の予め設定された対応関係とに従って、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有するかを判定してよい。ネットワークデバイスが、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを判定した後に、ネットワークデバイスはさらに、第1の指示情報において保持されているリソース情報、すなわち、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を取得してよく、これにより、ネットワークデバイスは、第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てることができる。従って、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信することができる。しかしながら、従来技術において、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる1つの時間−周波数リソースのみをUEに割り当て、これにより、UEは、1つのリソーススケジューリング期間において1つの第2の送信されるべきデータのみしか送信できない。従って、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEのデータ送信効率が向上する。
図5は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態8の概略フローチャートである。実施形態7の第1の実装方式において説明されているように、UEによりネットワークデバイスへ送信された第1の指示情報が能力指示情報である場合、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる。この場合、ネットワークデバイスは、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を取得することができないので、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において用いられる、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースの数量は、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合がある。従って、実施形態8は、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースの数量が、UEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、UEがどのように、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースに応じて、1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するかという具体的なプロセスに関する。図5に示されているように、方法は、以下の段階を備える。
S501:UEが、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信し、ネットワークデバイスにより割り当てられた受信された時間−周波数リソースの数量が第2の最大数量より大きいかを判定する段階であり、第2の最大数量より大きい場合、S502が実行され、第2の最大数量より大きくない場合、プロセスが終了する。
具体的には、UEがネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信する場合、UEは、ネットワークデバイスにより割り当てられた、受信された時間−周波数リソースの数量(すなわち、1つのリソーススケジューリング期間において、ネットワークデバイスによりUEへ送信された、受信されたグラントの数量)を記録し、ネットワークデバイスにより割り当てられた受信された時間−周波数リソースの記録された数量をUEに記憶されている第2の最大数量と比較してよい。ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースの数量が第2の最大数量より大きい場合、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースの数量がUEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの最大数量より大きいことを示し、すなわち、UEは、1つのリソーススケジューリング期間においてネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースのうちの一部のみを用いることによってデータを送信することができ、S502が実行される。ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースの数量が第2の最大数量以下である場合、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースの数量がUEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの最大数量以下であることを示し、すなわち、UEは、1つのリソーススケジューリング期間においてネットワークデバイスにより割り当てられた全ての時間−周波数リソースを用いることによってデータを送信することができ、プロセスは終了する。
S502:UEが、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと、第2の最大数量とに従って、時間−周波数リソースから、第1の時間−周波数リソースを選択する段階である。
具体的には、UEが、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースの数量がUEにより1つのリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの最大数量より大きいと判定したとき、すなわち、UEは、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースのうちの一部のみを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信することができるとき、UEは、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと、第2の最大数量とに従って、時間−周波数リソースから、第1の時間−周波数リソースを選択してよい。選択された第1の時間−周波数リソースの数量は、第2の最大数量以下であってよい。
例えば、ネットワークデバイスにより割り当てられ、UEにより受信された時間−周波数リソースの数量が6であり、UEに1つのリソーススケジューリング期間においてより実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量が4であることを仮定し、ここで、ネットワークデバイスがUEにより受信された時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスは、表1に列挙されている。
UEは、ネットワークデバイスが表1の時間−周波数リソースを割り当てシーケンス、すなわち、ネットワークデバイスがUEにより受信された時間−周波数リソースを割り当てシーケンスと、第2の最大数量(この例において、第2の最大数量は4である)とに従って、表1の複数の時間−周波数リソースから、第1の時間−周波数リソースを選択してよい。
任意で、UEは、表1の1から4に対応する時間−周波数リソースを第1の時間−周波数リソースとして使用してよく、すなわち、時間−周波数リソース1、時間−周波数リソース2、時間−周波数リソース3、および時間−周波数リソース4を、第1の時間−周波数リソースとして使用してよい。
任意で、UEは、表1の3から6に対応する時間−周波数リソースを第1の時間−周波数リソースとして使用してよく、すなわち、時間−周波数リソース3、時間−周波数リソース4、時間−周波数リソース5、および時間−周波数リソース6を第1の時間−周波数リソースとして使用してよい。
任意で、UEは、表1の1から3および6に対応する時間−周波数リソースを第1の時間−周波数リソースとして使用してよく、すなわち、時間−周波数リソース1、時間−周波数リソース2、時間−周波数リソース3、および時間−周波数リソース6を第1の時間−周波数リソースとして使用してよい。
S503:UEが、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスに従って、第1の時間−周波数リソース上で少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階である。
具体的には、UEが複数の時間−周波数リソースにおいて第1の時間−周波数リソースを判定した後に、UEは、第1の時間−周波数リソースの数量に従って複数の第1の送信されるべきデータから第2の送信されるべきデータを判定してよく、ここで、UEにより選択された第2の送信されるべきデータの数量は、UEにより判定された第1の時間−周波数リソースの数量と同じであってよい。次に、UEは、1つの第1の時間−周波数リソースをそれぞれの第2の送信されるべきデータに割り当て、それぞれの第2の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスに従って、第1の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間において全ての第2の送信されるべきデータを送信してよい。
任意で、UEにより送信されたそれぞれの第2の送信されるべきデータを宛先アドレスが属する受信側が受信できることを保証するために、UEが1つのリソーススケジューリング期間においてそれぞれの第2の送信されるべきデータを送信するとき、UEは、複数回でそれぞれの第2の送信されるべきデータを再伝送する。UEは、UEにより送信された第2の送信されるべきデータが、最初の伝送中に受信側により正確に復号されることができるか、または、複数回の再伝送後に受信側により正確に復号されることができるかを判定できない。従って、UEにより同じ宛先アドレスへ送信されたデータが乱れる状況を回避するために、UEが複数の第1の送信されるべきデータから第2の送信されるべきデータを判定する場合、各判定された第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応する。すなわち、過度に大きいデータ量に起因して、1つの時間−周波数リソースを用いて第1の送信されるべきデータを送信することができない場合、UEは、第1の送信されるべきデータを複数の第2の送信されるべきデータに分割して、異なるリソーススケジューリング期間においてその複数の第2の送信されるべきデータを送信し、これにより、UEにより同じ宛先アドレスへ送信されたデータは、同じ宛先アドレスにおいて受信側により順次に受信され得る。任意で、過度に大きいデータ量に起因して1つの時間−周波数リソースを用いて第1の送信されるべきデータを送信できない場合、UEが第1の送信されるべきデータを複数の第2の送信されるべきデータに分割するとき、複数の第2の送信されるべきデータは、同じ宛先アドレスに対応して、異なる論理チャネルに属する。この場合、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって、同じリソーススケジューリング期間において同じ宛先アドレスに対応するこれらの第2の送信されるべきデータを送信することができ、これにより、UEにより同じリソーススケジューリング期間において同じ宛先アドレスへ送信されたデータは、同じ宛先アドレスにおいて受信側により順次に受信され得る。
S503完了後、プロセスは終了する。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法に従って、UEは、第1の指示情報をネットワークデバイスへ送信し、これにより、ネットワークデバイスは、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを知ることができる。従って、UEが、リソース要求メッセージを用いることによって、UEが複数の送信されるべきデータを有することをネットワークデバイスに通知する場合、ネットワークデバイスは、1つのリソーススケジューリング期間において用いられる複数の時間−周波数リソースをUEに割り当ててよく、これにより、UEは、複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間においてデータを送信することができ、それにより、UEのデータ送信遅延が低減され、UEのデータ送信効率が向上する。
図6は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態9の概略フローチャートである。実施形態9は、ネットワークデバイスがどのように、予め設定された条件に従って、時間−周波数リソースをUEに割り当て、これにより、UEは、時間−周波数リソースを適切に用いることによってデータを送信するかという具体的なプロセスに関する。図6に示されているように、方法は、以下の段階を含む。
S601:ネットワークデバイスが、ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信する段階であり、ここで、リソース要求メッセージは、ネットワークデバイスと、UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とを示すために用いられる。
具体的には、ネットワークデバイスは、D2D通信システムにおける、UEによりD2D通信を実行するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる任意のネットワークデバイスであってよく、UEは、D2D通信機能を有する任意のUEであってよい。この実施形態において、UEは、複数の送信されるべきデータを送信する必要がある状態にあり、ここで、それぞれの送信されるべきデータは、第1の宛先アドレスに対応する。先述のリソース要求メッセージは、従来技術における、時間−周波数リソースを要求するべくUEによりネットワークデバイスへ送信されるバッファ状態報告(Buffer Status Report、略してBSR)であってよい。詳細はこの実施形態において詳述しない。
本明細書において言及される時間−周波数リソースは、ネットワークデバイスによりUEへ送信されるリソースグラント(すなわち、グラントであり、該グラントは具体的にはD2D通信システムにおけるサイドリンクグラントであり得る)に含まれる時間−周波数リソースとして理解され得ることに留意すべきである。
S602:ネットワークデバイスが、予め設定された条件に従って、第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定する段階である。
予め設定された条件は、ネットワークデバイスにおいて予め設定されてよい。任意で、予め設定された条件は、UEにより送信されるリソース要求メッセージにおける第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間(スケジューリング時間は、ネットワークデバイスがリソースグラントをUEへ送信する時点である)との間のマッピング関係であってよく、UEにより送信されるリソース要求メッセージにおける第1の宛先アドレスと、周波数リソース(周波数リソースは、ネットワークデバイスによりリソースグラントをUEへ送信するために用いられる周波数である)との間のマッピング関係であってよく、UEにより送信されるリソース要求メッセージにおける第1の宛先アドレスのインデックスと、スケジューリング時間との間のマッピング関係であってよく、または、UEにより送信されるリソース要求メッセージにおける第1の宛先アドレスのインデックスと、周波数リソースとの間のマッピング関係であってよい。
ネットワークデバイスがUEにより送信されたリソース要求メッセージを受信した後に、ネットワークデバイスは、ネットワークデバイスの現在利用可能な時間−周波数リソースの数量と、予め設定された条件と、リソース要求メッセージにおいて保持されている複数の送信されるべきデータにそれぞれ対応する第1の宛先アドレスとに従って、それぞれの第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定し、各宛先アドレスに対応するデータ量に従って、各宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースを割り当ててよい。
S603:ネットワークデバイスが、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信する段階であり、ここで、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる。
具体的には、リソーススケジューリング情報は、従来技術における、ネットワークデバイスによりUEへ送信されるリソースグラント(すなわち、グラントであり、該グラントは具体的にはD2D通信システムにおけるサイドリンクグラントであり得る)において保持されてよく、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる。
ネットワークデバイスが、それぞれの第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定した後に、ネットワークデバイスは、それぞれの第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信してよい。1つ又は複数のスケジューリング情報が存在してよく、それぞれのスケジューリング情報は、ネットワークデバイスにより1つの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのために割り当てられた時間−周波数リソースを含む。任意で、同一の改めて設定された条件は、ネットワークデバイスのスケジューリング情報を受信するUEにおいても設定されてよく、これにより、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信した後に、UEは、スケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、スケジューリング情報を用いることによって対応する送信されるべきデータが送信された第1の宛先アドレスを判定することができる。従って、UEは、スケジューリング情報における時間−周波数リソースのサイズと、判定された第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とに従って、時間−周波数リソースを用いることによって第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの一部または全部を送信してよい。
任意で、S603の前に、方法はさらに、ネットワークデバイスが、第2の指示情報をUEへ送信する段階であって、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる、段階を備えてよい。
具体的には、第2の指示情報は、ネットワークデバイスが毎回時間−周波数リソースをUEに割り当てる前に、UEへ送信されてよい。任意で、第2の指示情報は、無線リソース制御(Radio Resource Control、略してRRC)メッセージにおいて保持されてよく、またはリソースグラント(すなわち、グラントであり、該グラントは具体的にはD2D通信システムにおけるサイドリンクグラントであり得る)メッセージにおいて保持されてよい。
ネットワークデバイスにおける改めて設定された条件と同一の改めて設定された条件がUEにおいて設定されていない場合、ネットワークデバイスは、第2の指示情報を用いることによって、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEへ送信してよく、これにより、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信した後に、UEは、スケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、対応する送信されるべきデータがスケジューリング情報を用いることによって送信される第1の宛先アドレスを判定することができる。従って、UEは、スケジューリング情報における時間−周波数リソースのサイズと、判定された第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とに従って、時間−周波数リソースを用いることによって、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの一部または全部を送信してよい。
従来技術において、UEによりネットワークデバイスへ送信されるリソース要求メッセージが複数の送信されるべきデータにそれぞれ対応する第1の宛先アドレスを含むとき、UEは、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるために従うデータ量に対応する送信されるべきデータを知らないので、UEがネットワークデバイスにより割り当てられた各時間−周波数リソースを使用するとき、UEは、UEの複数の送信されるべきデータから1つの送信されるべきデータの一部または全部をランダムに選択して送信する。この場合、UEにより時間−周波数リソースを用いることによって送信されたデータのデータ量が比較的小さい一方、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースが比較的大きい数量のリソースブロックを含むことが可能であり、結果的に、時間−周波数リソースにおけるいくつかのリソースブロックの無駄となる。しかしながら、本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係がネットワークデバイスおよびUEにおいて予め設定されたので、ネットワークデバイスは、予め設定されたマッピング関係に従って、時間−周波数リソースをUEに割り当ててよい。従って、時間−周波数リソースを受信した後に、UEは、予め設定されたマッピング関係に従って、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを用いることによって部分的にまたは全体に送信されるべき送信されるべきデータを知ることができ、UEは、時間−周波数リソースを正確に用いることによってデータを送信することができる。このことは、UEが時間−周波数リソースを用いることによって他のデータを送信することに起因する時間−周波数リソースの無駄となるという問題を回避する。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係は、ネットワークデバイスおよびUEにおいて予め設定され、ネットワークデバイスは、予め設定されたマッピング関係に従って、時間−周波数リソースをUEに割り当てることができ、これにより、UEは、時間−周波数リソースを適切に用いることよって、予め設定されたマッピング関係に従ってデータを送信することができる。このことは、時間−周波数リソースの無駄を回避する。
図7は、本発明の実施形態に係るデータ送信方法の実施形態10の概略フローチャートである。実施形態10は、UEがどのように、予め設定された条件に従って、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースを使用し、これにより、UEが時間−周波数リソースを適切に用いることによってデータを送信するかという具体的なプロセスに関する。図7に示されているように、方法は、以下の段階を備える。
S701:ユーザ機器UEが、リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する段階であり、ここで、リソース要求メッセージは、UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる。
具体的には、UEは、D2D通信機能を有する任意のUEであってよく、ネットワークデバイスは、UEによりD2D通信を実行するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てる、D2D通信システムにおける任意のネットワークデバイスであってよい。この実施形態において、UEは、それぞれの送信されるべきデータが第1の宛先アドレスに対応する複数の送信されるべきデータを送信する必要がある状態にある。先述のリソース要求メッセージは、従来技術における時間−周波数リソースを要求するべくUEによりネットワークデバイスへ送信されるバッファ状態報告(Buffer Status Report、略してBSR)であってよい。詳細はこの実施形態において詳述しない。
本明細書において言及されている時間−周波数リソースは、ネットワークデバイスによりUEへ送信されるリソースグラント(すなわち、グラントであり、該グラントは具体的にはD2D通信システムにおけるサイドリンクグラントであり得る)に含まれる時間−周波数リソースとして理解されてよいことに留意すべきである。
予め設定された条件は、ネットワークデバイスにおいて予め設定されてよい。任意で、予め設定された条件は、UEにより送信されるリソース要求メッセージにおける第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間(スケジューリング時間は、ネットワークデバイスがリソースグラントをUEへ送信する時点である)との間のマッピング関係であってよく、UEにより送信されるリソース要求メッセージにおける第1の宛先アドレスと周波数リソース(周波数リソースは、ネットワークデバイスによりリソースグラントをUEへ送信するために用いられる周波数である)との間のマッピング関係であってよく、UEにより送信されるリソース要求メッセージにおける第1の宛先アドレスのインデックスと、スケジューリング時間との間のマッピング関係であってよく、または、UEにより送信されるリソース要求メッセージにおける第1の宛先アドレスのインデックスと、周波数リソースとの間のマッピング関係であってよい。
UEがリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信した後に、ネットワークデバイスは、ネットワークデバイスの現在利用可能な時間−周波数リソースの数量と、予め設定された条件と、リソース要求メッセージにおいて保持されている複数の送信されるべきデータにそれぞれ対応する第1の宛先アドレスとに従って、それぞれの第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定し、各宛先アドレスに対応するデータ量に従って、各宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのための時間−周波数リソースを割り当て、それぞれの第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報を送信してよい。1つ又は複数のスケジューリング情報が存在してよく、それぞれのスケジューリング情報は、ネットワークデバイスにより1つの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのために割り当てられた時間−周波数リソースを含む。リソーススケジューリング情報は、従来技術におけるネットワークデバイスによりUEへ送信されるリソースグラント(すなわち、グラントであり、該グラントは具体的にはD2D通信システムにおけるサイドリンクグラントであり得る)において保持されてよく、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる。
S702:UEが、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信し、スケジューリング情報と、予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータを送信する段階であり、ここで、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる。
この実施形態において、予め設定された条件は、UEにおいて予め設定され、予め設定された条件がネットワークデバイスにおいて予め設定された予め設定された条件と同じである場合、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信した後に、UEは、スケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、対応する送信されるべきデータがスケジューリング情報を用いることによって送信される第1の宛先アドレスを判定してよい。従って、UEは、スケジューリング情報における時間−周波数リソースのサイズと、判定された第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とに従って、時間−周波数リソースを用いることによって第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの一部または全部を送信してよい。
本願発明の別の実装方式において、予め設定された条件は、UEにおいて設定されない場合がある。任意で、S702の前に、方法はさらに、UEが、ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信する段階であって、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる、段階を備えてよい。
具体的には、第2の指示情報は、ネットワークデバイスが毎回、時間−周波数リソースをUEに割り当てる前に、UEへ送信されてよい。任意で、第2の指示情報は、無線リソース制御(Radio Resource Control、略してRRC)メッセージにおいて保持されてよく、または、リソースグラント(すなわち、グラントであり、該グラントは具体的にはD2D通信システムにおけるサイドリンクグラントであり得る)メッセージにおいて保持されてよい。
ネットワークデバイスにおける改めて設定された条件と同一の改めて設定された条件がUEにおいて設定されていない場合、ネットワークデバイスは、第2の指示情報を用いることによって、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEへ送信してよく、これにより、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信した後に、UEは、スケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、対応する送信されるべきデータがスケジューリング情報を用いることによって送信される第1の宛先アドレスを判定することができる。従って、UEは、スケジューリング情報における時間−周波数リソースのサイズと、判定された第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とに従って、時間−周波数リソースを用いることによって第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの一部または全部を送信してよい。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、UEは、ネットワークデバイスにより送信された、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係を受信し、これにより、UEは、時間−周波数リソースを適切に用いることによってマッピング情報に従ってデータを送信することができる。このことは時間−周波数リソースの無駄を回避する。
本願発明のこの実施形態において提供されているデータ送信方法によれば、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係は、UEおよびネットワークデバイスにおいて予め設定され、ネットワークデバイスは、予め設定されたマッピング関係に従って、時間−周波数リソースをUEに割り当てることができ、これにより、UEは、時間−周波数リソースを適切に用いることによって予め設定されたマッピング関係に従って、データを送信することができる。このことは、時間−周波数リソースの無駄を回避する。
方法の実施形態の段階の全てまたはいくつかは、関連ハードウェアに命令するプログラムにより実装され得ることを当業者は理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体において記憶され得る。プログラムが動作するとき、方法の実施形態の段階が実行される。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
図8は、本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態1の概略構造図である。図8において示されているように、ネットワークデバイスは、受信モジュール11および処理モジュール12を備える。
受信モジュール11は、ユーザ機器UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信するよう構成され、ここで、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、ネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを、ネットワークデバイスに示すために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む。
処理モジュール12は、受信モジュール11により受信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行してよく、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
任意で、第1の指示情報は、能力指示情報であってよく、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
処理モジュール12は具体的に、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得し、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されるネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
任意で、第1の指示情報はリソース情報であってよく、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。任意で、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含んでよく、ここで、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報であってよく、または、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報であってよい。
第1の指示情報が、リソース情報であるか、または、能力情報およびリソース情報を含む場合、処理モジュール12は具体的に、第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図9は、本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態2の概略構造図である。図8において示されている実施形態に基づき、図9において示されているように、ネットワークデバイスはさらに、送信モジュール13を含んでよい。処理モジュール13は具体的に、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、送信モジュール13に、第2の指示情報をUEへ送信するよう命令し、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成され、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図10は、本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態1の概略構造図である。図10において示されているように、ユーザ機器は、送信モジュール21と、受信モジュール22と、処理モジュール23とを備える。
送信モジュール21は、第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成され、ここで、第1の指示情報は、ユーザ機器UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために、かつ、ネットワークデバイスに、第1の指示情報と、リソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう命令するために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む。
受信モジュール22は、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信するよう構成される。
処理モジュール23は、受信モジュール22により受信された時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、送信モジュール21に、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
任意で、第1の指示情報は、能力指示情報であってよく、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
任意で、第1の指示情報は、リソース情報であってよく、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報であってよく、またはUEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報であってよい。
任意で、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含んでよく、ここで、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報であってよく、または、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報であってよい。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、第1の指示情報が能力情報であるとき、すなわち、ネットワークデバイスが、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得し、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるとき、ネットワークデバイスにより割り当てられ、受信モジュール22により受信された時間−周波数リソースの数量がUEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、処理モジュール23は具体的に、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと、第2の最大数量とに従って、時間−周波数リソースから第1の時間−周波数リソースを選択し、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスに応じて、送信モジュール21に、第1の時間−周波数リソース上で少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される。
さらに、先述の実施形態に基づき、送信モジュールが1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するとき、少なくとも2つの送信された第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応してよい。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、受信モジュール22はさらに、第2の指示情報を受信するよう構成される。処理モジュール23は具体的に、時間−周波数リソースと、第2の指示情報と、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、送信モジュール21に、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図11は、本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態3の概略構造図である。図11において示されているように、ネットワークデバイスは、受信モジュール31と、処理モジュール32と、送信モジュール33とを備える。
受信モジュール31は、ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するよう構成され、ここで、リソース要求メッセージは、UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる。
処理モジュール32は、予め設定された条件に従って、受信モジュール31により受信された第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定し、送信モジュール33に、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信するよう命令するよう構成され、ここで、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる。
送信モジュール33は、第1の宛先アドレスに対応し、かつ、処理モジュール32により判定されたスケジューリング時間および/または周波数リソースに従って、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上でスケジューリング情報をUEへ送信するよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含んでよい。
任意で、送信モジュール33はさらに、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報を送信する前に、第2の指示情報をUEへ送信するよう構成され、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図12は、本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態2の概略構造図である。図12において示されているように、ユーザ機器は、送信モジュール41および受信モジュール42を備える。
送信モジュール41は、リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成され、ここで、リソース要求メッセージは、ユーザ機器UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる。
受信モジュール42は、ネットワークデバイスにより送信されるスケジューリング情報を受信するよう構成され、ここで、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる。
送信モジュール41はさらに、受信モジュール42により受信されたスケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータを送信するよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含んでよい。
任意で、受信モジュール42はさらに、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信する前に、ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図13は、本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態4の概略構造図である。図13において示されているように、ネットワークデバイスは、受信機51およびプロセッサ52を備える。
受信機51は、ユーザ機器UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信するよう構成され、ここで、第1の指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む。
プロセッサ52は、受信機51により受信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
任意で、第1の指示情報は、能力指示情報であってよく、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。プロセッサ52は具体的に、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得し、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
任意で、第1の指示情報は、リソース情報であってよく、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。任意で、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含んでよく、ここで、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報であってよく、または、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報であってよい。
第1の指示情報が、リソース情報であるか、または能力情報およびリソース情報を含む場合、プロセッサ52は具体的に、第2の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図14は、本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態5の概略構造図である。図13において示されている実施形態に基づき、図14において示されているように、ネットワークデバイスはさらに、トランスミッタ53を含んでよい。プロセッサ52は具体的に、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、トランスミッタ53に、第2の指示情報をUEへ送信するよう命令し、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう構成され、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図15は、本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態3の概略構造図である。図15において示されているように、ユーザ機器は、トランスミッタ61と、受信機62と、プロセッサ63とを備える。
トランスミッタ61は、第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成され、ここで、第1の指示情報は、ユーザ機器UEが、複数の時間−周波数リソースを用いることによって、1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース要求メッセージは、UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために、かつ、ネットワークデバイスに、第1の指示情報とリソース要求メッセージとに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるよう命令するために用いられ、第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む。
受信機62は、ネットワークデバイスにより割り当てられた時間−周波数リソースを受信するよう構成される。
プロセッサ63は、受信機62により受信された時間−周波数リソースと、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、トランスミッタ61に、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、リソース要求メッセージは、第1の指示情報を保持する。
任意で、第1の指示情報は、能力指示情報であってよく、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために、ネットワークデバイスに、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる。
任意で、第1の指示情報は、リソース情報であってよく、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられ、第2の最大数量は、1より大きい。リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報であってよく、または、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報であってよい。
任意で、第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含んでよく、ここで、能力指示情報は、UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することをネットワークデバイスに通知するために用いられ、リソース情報は、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量をネットワークデバイスに示すために用いられる。リソース情報は、複数の時間−周波数リソースの数量についての情報であってよく、または、UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報であってよい。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、第1の指示情報が能力情報である場合、すなわち、ネットワークデバイスが、能力指示情報に従って、UEによりリソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得し、第1の最大数量、および複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とに従って、UEによりリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースをUEに割り当てるとき、ネットワークデバイスにより割り当てられ、受信機62により受信された時間−周波数リソースの数量が、UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、プロセッサ63は具体的に、ネットワークデバイスが時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと第2の最大数量とに従って、時間−周波数リソースから第1の時間−周波数リソースを選択し、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスに従って、トランスミッタ61に、第1の時間−周波数リソース上で少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される。
さらに、先述の実施形態に基づき、トランスミッタ61が1つのリソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するとき、少なくとも2つの送信された第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応してよい。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、受信機62はさらに、第2の指示情報を受信するよう構成される。プロセッサ63は具体的に、時間−周波数リソースと、第2の指示情報と、複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスとに従って、トランスミッタ61に、リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、ネットワークデバイスによりUEに割り当てられた時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明のこの実施形態において提供されるユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図16は、本願発明の実施形態に係るネットワークデバイスの実施形態6の概略構造図である。図16において示されているように、ネットワークデバイスは、受信機71と、プロセッサ72と、トランスミッタ73とを備える。
受信機71は、ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するよう構成され、ここで、リソース要求メッセージは、UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量をネットワークデバイスに示すために用いられる。
プロセッサ72は、予め設定された条件に従って、受信機71により受信された第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定し、トランスミッタに、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信するよう命令するよう構成され、ここで、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる。
トランスミッタ73は、第1の宛先アドレスに対応し、プロセッサ72により判定されたスケジューリング時間および/または周波数リソースに応じて、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報をUEへ送信するよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含んでよい。
任意で、トランスミッタ73はさらに、第1の宛先アドレスに対応する判定されたスケジューリング時間においておよび/または第1の宛先アドレスに対応する判定された周波数リソース上で、スケジューリング情報を送信する前に、第2の指示情報をUEへ送信するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明のこの実施形態において提供されているネットワークデバイスは、先述の方法の実施形態を実行し得て、ネットワークデバイスの実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
図17は、本発明の実施形態に係るユーザ機器の実施形態4の概略構造図である。図17において示されているように、ユーザ機器は、トランスミッタ81および受信機82を備える。
トランスミッタ81は、リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成され、ここで、リソース要求メッセージは、ユーザ機器UEの第1の宛先アドレスと、第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とをネットワークデバイスに示すために用いられる。
受信機82は、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信するよう構成され、スケジューリング情報は、UEの第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータの時間−周波数リソースをUEに示すために用いられる。
トランスミッタ81はさらに、受信機82により受信されたスケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータを送信するよう構成される。
本願発明のこの実施形態において提供されているユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
さらに、先述の実施形態に基づき、予め設定された条件は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係を含んでよい。
任意で、受信機82はさらに、ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信する前に、ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信するよう構成され、ここで、第2の指示情報は、第1の宛先アドレスと、スケジューリング時間および/または周波数リソースとの間のマッピング関係をUEに示すために用いられる。
本願発明のこの実施形態において提供されるユーザ機器は、先述の方法の実施形態を実行し得て、ユーザ機器の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態の実装原理および技術的効果と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
最後に、先述の実施形態は単に、本願発明の技術的解決手段を説明することを意図しており、本願発明を限定することを意図していないことに留意すべきである。本願発明は先述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者は、先述の実施形態において説明されている技術的解決手段に対してさらに変更を行い、または、それらの技術的特徴の一部または全部に対して同等の置換を行い得ることを理解すべきである。従って、本願発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
[項目1]
データ送信方法であって、
ネットワークデバイスが、ユーザ機器UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信する段階であって、上記第1の指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース要求メッセージは、上記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、段階と、
上記ネットワークデバイスが、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てる段階と
を備える方法。
[項目2]
上記第1の指示情報は、能力指示情報であり、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを上記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、項目1に記載の方法。
[項目3]
上記ネットワークデバイスが、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てる上記段階は具体的に、
上記ネットワークデバイスが、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る上記時間−周波数リソースの上記予め設定された第1の最大数量を取得する段階と、
上記ネットワークデバイスが、上記第1の最大数量、および上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータの上記データ量とに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを、上記UEに割り当てる段階とを含む、項目1または2に記載の方法。
[項目4]
上記第1の指示情報は、リソース情報であり、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第2の最大数量は、1より大きい、項目1に記載の方法。
[項目5]
上記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、項目1に記載の方法。
[項目6]
上記リソース情報は、上記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または上記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
[項目7]
上記ネットワークデバイスが、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てる上記段階は具体的に、
上記ネットワークデバイスが、上記第2の最大数量、および上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータの上記データ量とに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを上記UEに割り当てる段階を含む、項目1から6のいずれか一項に記載の方法。
[項目8]
上記リソース要求メッセージは、上記第1の指示情報を保持する、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
[項目9]
上記ネットワークデバイスが、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てる上記段階は具体的に、
上記ネットワークデバイスが、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、第2の指示情報を上記UEへ送信し、かつ、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを上記UEに割り当てる段階であって、上記第2の指示情報は、上記ネットワークデバイスにより上記UEに割り当てられた上記時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係を上記UEに示すために用いられる、段階を含む、項目1に記載の方法。
[項目10]
データ送信方法であって、
ユーザ機器UEにより、第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する段階であって、上記第1の指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース要求メッセージは、上記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう命令するために用いられ、上記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、段階と、
上記UEが、上記ネットワークデバイスにより割り当てられた上記時間−周波数リソースを受信し、かつ、上記時間−周波数リソースと、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスとに従って、上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階と
を備える方法。
[項目11]
上記第1の指示情報は、能力指示情報であり、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを上記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、項目10に記載の方法。
[項目12]
上記第1の指示情報は、リソース情報であり、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第2の最大数量は1より大きい、項目10に記載の方法。
[項目13]
上記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、項目10に記載の方法。
[項目14]
上記リソース情報は、上記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または上記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、項目10から13のいずれか一項に記載の方法。
[項目15]
それぞれの第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応する、項目10から14のいずれか一項に記載の方法。
[項目16]
上記時間−周波数リソースの数量が上記UEによりリソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、上記UEが、上記ネットワークデバイスにより割り当てられた上記時間−周波数リソースを受信し、かつ、上記時間−周波数リソースと、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスとに従って、上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する上記段階は具体的に、
上記UEが、上記ネットワークデバイスにより割り当てられた上記時間−周波数リソースを受信し、かつ、上記ネットワークデバイスが上記時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと、上記第2の最大数量とに従って、上記時間−周波数リソースから第1の時間−周波数リソースを選択する段階と、
上記UEが、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスに従って、上記第1の時間−周波数リソース上で上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階とを含む、項目10または11に記載の方法。
[項目17]
上記リソース要求メッセージは、上記第1の指示情報を保持する、項目10から16のいずれか一項に記載の方法。
[項目18]
上記UEが、上記ネットワークデバイスにより割り当てられた上記時間−周波数リソースを受信し、かつ、上記時間−周波数リソースと、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスとに従って、上記リソーススケジューリング期間において、上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する上記段階は具体的に、
上記UEが、上記ネットワークデバイスにより割り当てられた上記時間−周波数リソースと第2の指示情報とを受信し、かつ、上記時間−周波数リソースと、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスと、上記第2の指示情報とに従って、上記リソーススケジューリング期間において、上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階であって、上記第2の指示情報は、上記ネットワークデバイスにより上記UEに割り当てられた上記時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係を上記UEに示すために用いられる、段階を含む、項目10に記載の方法。
[項目19]
データ送信方法であって、
ネットワークデバイスが、ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信する段階であって、上記リソース要求メッセージは、上記UEの第1の宛先アドレスと、上記第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、段階と、
上記ネットワークデバイスが、予め設定された条件に従って、上記第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定する段階と、
上記ネットワークデバイスが、上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記スケジューリング時間においておよび/または上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記周波数リソース上で、スケジューリング情報を上記UEへ送信する段階であって、上記スケジューリング情報は、上記UEの上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータの時間−周波数リソースを上記UEに示すために用いられる、段階と
を備える方法。
[項目20]
上記予め設定された条件は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間のマッピング関係を含む、項目19に記載の方法。
[項目21]
上記ネットワークデバイスが、上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記スケジューリング時間においておよび/または上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記周波数リソース上で、スケジューリング情報を送信する上記段階の前に、上記方法はさらに、
上記ネットワークデバイスが、第2の指示情報を上記UEへ送信する段階であって、上記第2の指示情報は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間の上記マッピング関係を上記UEに示すために用いられる、段階を備える、項目19または20に記載の方法。
[項目22]
データ送信方法であって、
ユーザ機器UEが、リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する段階であって、上記リソース要求メッセージは、上記UEの第1の宛先アドレスと、上記第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、段階と、
上記UEが、上記ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信し、かつ、上記スケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータを送信する段階であって、上記スケジューリング情報は、上記UEの上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータの時間−周波数リソースを上記UEに示すために用いられる、段階と
を備える方法。
[項目23]
上記予め設定された条件は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間のマッピング関係を含む、項目22に記載の方法。
[項目24]
上記UEが、上記ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信する上記段階の前に、上記方法はさらに、
上記UEが、上記ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信する段階であって、上記第2の指示情報は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間の上記マッピング関係を上記UEに示すために用いられる、段階を備える、項目22または23に記載の方法。
[項目25]
ネットワークデバイスであって、
ユーザ機器UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信するよう構成される受信モジュールであって、上記第1の指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース要求メッセージは、上記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、受信モジュールと、
上記受信モジュールにより受信された上記第1の指示情報および上記リソース要求メッセージに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう構成される処理モジュールと
を備えるネットワークデバイス。
[項目26]
上記第1の指示情報は、能力指示情報であり、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを上記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、項目25に記載のネットワークデバイス。
[項目27]
上記処理モジュールは具体的に、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る上記時間−周波数リソースの上記予め設定された第1の最大数量を取得し、かつ、上記第1の最大数量、および上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータの上記データ量とに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう構成される、項目25または26に記載のネットワークデバイス。
[項目28]
上記第1の指示情報は、リソース情報であり、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第2の最大数量は、1より大きい、項目25に記載のネットワークデバイス。
[項目29]
上記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、項目25に記載のネットワークデバイス。
[項目30]
上記リソース情報は、上記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または上記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、項目25から29のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
[項目31]
上記処理モジュールは具体的に、上記第2の最大数量、および上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータの上記データ量とに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう構成される、項目25から30のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
[項目32]
上記リソース要求メッセージは、上記第1の指示情報を保持する、項目25から31のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
[項目33]
上記ネットワークデバイスはさらに、送信モジュールを含み、
上記処理モジュールは具体的に、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記送信モジュールに、第2の指示情報を上記UEへ送信するよう命令し、かつ、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう構成され、上記第2の指示情報は、上記ネットワークデバイスにより上記UEに割り当てられた上記時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係を上記UEに示すために用いられる、項目25に記載のネットワークデバイス。
[項目34]
ユーザ機器であって、
第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成される送信モジュールであって、上記第1の指示情報は、上記ユーザ機器UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース要求メッセージは、上記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう命令するために用いられ、上記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、送信モジュールと、
上記ネットワークデバイスにより割り当てられた上記時間−周波数リソースを受信するよう構成される受信モジュールと、
上記受信モジュールにより受信された上記時間−周波数リソースと、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスとに従って、上記送信モジュールに、上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される処理モジュールと
を備えるユーザ機器。
[項目35]
上記第1の指示情報は、能力指示情報であり、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、上記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、項目34に記載のユーザ機器。
[項目36]
上記第1の指示情報は、リソース情報であり、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第2の最大数量は、1より大きい、項目34に記載のユーザ機器。
[項目37]
上記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、項目34に記載のユーザ機器。
[項目38]
上記リソース情報は、上記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または上記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、項目34から37のいずれか一項に記載のユーザ機器。
[項目39]
それぞれの第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応する、項目34から38のいずれか一項に記載のユーザ機器。
[項目40]
上記時間−周波数リソースの数量が、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る上記時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、上記処理モジュールは具体的に、
上記ネットワークデバイスが上記時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと、上記第2の最大数量とに従って、上記時間−周波数リソースから第1の時間−周波数リソースを選択し、かつ、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスに従って、上記送信モジュールに、上記第1の時間−周波数リソース上で上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される、項目34または35に記載のユーザ機器。
[項目41]
上記リソース要求メッセージは、上記第1の指示情報を保持する、項目34から40のいずれか一項に記載のユーザ機器。
[項目42]
上記受信モジュールはさらに、第2の指示情報を受信するよう構成され、
上記処理モジュールは具体的に、上記時間−周波数リソースと、上記第2の指示情報と、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスとに従って、上記送信モジュールに、上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成され、上記第2の指示情報は、上記ネットワークデバイスにより上記UEに割り当てられた上記時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係を上記UEに示すために用いられる、項目34に記載のユーザ機器。
[項目43]
ネットワークデバイスであって、
ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するよう構成される受信モジュールであって、上記リソース要求メッセージは、上記UEの第1の宛先アドレスと、上記第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、受信モジュールと、
予め設定された条件に従って、上記受信モジュールにより受信された上記第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定し、かつ、送信モジュールに、上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記スケジューリング時間においておよび/または上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記周波数リソース上で、スケジューリング情報を上記UEへ送信するよう命令するよう構成される処理モジュールであって、上記スケジューリング情報は、上記UEの上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータの時間−周波数リソースを上記UEに示すために用いられる、処理モジュールと、
上記第1の宛先アドレスに対応し、かつ、上記処理モジュールにより判定された上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースに従って、上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記スケジューリング時間においておよび/または上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記周波数リソース上で、上記スケジューリング情報を上記UEへ送信するよう構成される上記送信モジュールと
を備えるネットワークデバイス。
[項目44]
上記予め設定された条件は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間のマッピング関係を含む、項目43に記載のネットワークデバイス。
[項目45]
上記送信モジュールはさらに、上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記スケジューリング時間においておよび/または上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記周波数リソース上で、上記スケジューリング情報を送信する前に、第2の指示情報を上記UEへ送信するよう構成され、上記第2の指示情報は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間の上記マッピング関係を上記UEに示すために用いられる、項目43または44に記載のネットワークデバイス。
[項目46]
ユーザ機器であって、
リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成される送信モジュールであって、上記リソース要求メッセージは、上記ユーザ機器UEの第1の宛先アドレスと、上記第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、送信モジュールと、
上記ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信するよう構成される受信モジュールであって、上記スケジューリング情報は、上記UEの上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータの時間−周波数リソースを上記UEに示すために用いられる、受信モジュールとを備え、
上記送信モジュールはさらに、上記受信モジュールにより受信された上記スケジューリング情報と予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータを送信するよう構成される、
ユーザ機器。
[項目47]
上記予め設定された条件は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間のマッピング関係を含む、項目46に記載のユーザ機器。
[項目48]
上記受信モジュールはさらに、上記ネットワークデバイスにより送信された上記スケジューリング情報を受信する前に、上記ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信するよう構成され、上記第2の指示情報は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間の上記マッピング関係を上記UEに示すために用いられる、項目46または47に記載のユーザ機器。
[項目49]
ネットワークデバイスであって、
ユーザ機器UEにより送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信するよう構成される受信機であって、上記第1の指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース要求メッセージは、上記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、受信機と、
上記受信機により受信された上記第1の指示情報および上記リソース要求メッセージに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう構成されるプロセッサと
を備えるネットワークデバイス。
[項目50]
上記第1の指示情報は、能力指示情報であり、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、上記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、項目49に記載のネットワークデバイス。
[項目51]
上記プロセッサは具体的に、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る上記時間−周波数リソースの上記予め設定された第1の最大数量を取得し、かつ、上記第1の最大数量、および上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータの上記データ量とに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう構成される、項目49または50に記載のネットワークデバイス。
[項目52]
上記第1の指示情報は、リソース情報であり、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第2の最大数量は、1より大きい、項目49に記載のネットワークデバイス。
[項目53]
上記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、項目49に記載のネットワークデバイス。
[項目54]
上記リソース情報は、上記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または上記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、項目49から53のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
[項目55]
上記プロセッサは具体的に、上記第2の最大数量、および上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスの数量のうちの最小値と、それぞれの第1の送信されるべきデータの上記データ量とに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう構成される、項目49から54のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
[項目56]
上記リソース要求メッセージは、上記第1の指示情報を保持する、項目49から55のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
[項目57]
上記ネットワークデバイスはさらに、トランスミッタを含み、
上記プロセッサは具体的に、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記トランスミッタに、第2の指示情報を上記UEへ送信するよう命令し、かつ、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる上記時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう構成され、上記第2の指示情報は、上記ネットワークデバイスにより上記UEに割り当てられた上記時間−周波数リソースと第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係を上記UEに示すために用いられる、項目49に記載のネットワークデバイス。
[項目58]
ユーザ機器であって、
第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成されるトランスミッタであって、上記第1の指示情報は、上記ユーザ機器UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース要求メッセージは、上記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記第1の指示情報と上記リソース要求メッセージとに従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを上記UEに割り当てるよう命令するために用いられ、上記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含む、トランスミッタと、
上記ネットワークデバイスにより割り当てられた上記時間−周波数リソースを受信するよう構成される受信機と、
上記受信機により受信された上記時間−周波数リソースと、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスとに従って、上記トランスミッタに、上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成されるプロセッサと
を備えるユーザ機器。
[項目59]
上記第1の指示情報は、能力指示情報であり、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、上記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、上記ネットワークデバイスに、上記能力指示情報に従って、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、項目58に記載のユーザ機器。
[項目60]
上記第1の指示情報は、リソース情報であり、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられ、上記第2の最大数量は、1より大きい、項目58に記載のユーザ機器。
[項目61]
上記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、上記能力指示情報は、上記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを上記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、上記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、上記リソース情報は、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、項目58に記載のユーザ機器。
[項目62]
上記リソース情報は、上記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または上記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、項目58から61のいずれか一項に記載のユーザ機器。
[項目63]
それぞれの第2の送信されるべきデータは、異なる宛先アドレスに対応する、項目58から62のいずれか一項に記載のユーザ機器。
[項目64]
上記時間−周波数リソースの数量が、上記UEにより上記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量より大きい場合、上記プロセッサは具体的に、上記ネットワークデバイスが上記時間−周波数リソースを割り当てるシーケンスと、上記第2の最大数量とに従って、上記時間−周波数リソースから第1の時間−周波数リソースを選択し、かつ、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスに従って、上記トランスミッタに、上記第1の時間−周波数リソース上で上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成される、項目58または59に記載のユーザ機器。
[項目65]
上記リソース要求メッセージは、上記第1の指示情報を保持する、項目58から64のいずれか一項に記載のユーザ機器。
[項目66]
上記受信機はさらに、第2の指示情報を受信するよう構成され、
上記プロセッサは具体的に、上記時間−周波数リソースと、上記第2の指示情報と、上記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する上記宛先アドレスとに従って、上記トランスミッタに、上記リソーススケジューリング期間において上記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令するよう構成され、上記第2の指示情報は、上記ネットワークデバイスにより上記UEに割り当てられた上記時間−周波数リソースと、第1の宛先アドレスとの間のマッピング関係を上記UEに示すために用いられる、項目58に記載のユーザ機器。
[項目67]
ネットワークデバイスであって、
ユーザ機器UEにより送信されたリソース要求メッセージを受信するよう構成される受信機であって、上記リソース要求メッセージは、上記UEの第1の宛先アドレスと、上記第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量とを上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、受信機と、
予め設定された条件に従って、上記受信機により受信された上記第1の宛先アドレスに対応するスケジューリング時間および/または周波数リソースを判定し、かつ、トランスミッタに、上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記スケジューリング時間においておよび/または上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記周波数リソース上で、スケジューリング情報を上記UEへ送信するよう命令するよう構成されるプロセッサであって、上記スケジューリング情報は、上記UEの上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータの時間−周波数リソースを上記UEに示すために用いられる、プロセッサと、
上記第1の宛先アドレスに対応し、かつ、上記プロセッサにより判定された上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースに従って、上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記スケジューリング時間においておよび/または上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記周波数リソース上で、上記スケジューリング情報を上記UEへ送信するよう構成される上記トランスミッタと
を備えるネットワークデバイス。
[項目68]
上記予め設定された条件は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間のマッピング関係を含む、項目67に記載のネットワークデバイス。
[項目69]
上記トランスミッタがさらに、上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記スケジューリング時間においておよび/または上記第1の宛先アドレスに対応する判定された上記周波数リソース上で、上記スケジューリング情報を送信する前に、第2の指示情報を上記UEへ送信するよう構成され、上記第2の指示情報は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間の上記マッピング関係を上記UEに示すために用いられる、項目67または68に記載のネットワークデバイス。
[項目70]
ユーザ機器であって、
リソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信するよう構成されるトランスミッタであって、上記リソース要求メッセージは、上記ユーザ機器UEの第1の宛先アドレスと、上記第1の宛先アドレスに対応する送信されるべきデータのデータ量を上記ネットワークデバイスに示すために用いられる、トランスミッタと、
上記ネットワークデバイスにより送信されたスケジューリング情報を受信するよう構成される受信機であって、上記スケジューリング情報は、上記UEの上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータの時間−周波数リソースを上記UEに示すために用いられる、受信機とを備え、
上記トランスミッタはさらに、上記受信機により受信された上記スケジューリング情報と、予め設定された条件とに従って、リソーススケジューリング期間において上記第1の宛先アドレスに対応する上記送信されるべきデータを送信するよう構成される、
ユーザ機器。
[項目71]
上記予め設定された条件は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間のマッピング関係を含む、項目70に記載のユーザ機器。
[項目72]
上記受信機はさらに、上記ネットワークデバイスにより送信された上記スケジューリング情報を受信する前に、上記ネットワークデバイスにより送信された第2の指示情報を受信するよう構成され、上記第2の指示情報は、上記第1の宛先アドレスと、上記スケジューリング時間および/または上記周波数リソースとの間の上記マッピング関係を上記UEに示すために用いられる、項目70または71に記載のユーザ機器。

Claims (16)

  1. データ送信方法であって、
    ネットワークデバイスが、ユーザ機器(UE)により送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信する段階であって、前記第1の指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、前記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、前記リソース要求メッセージは、前記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する第1の宛先アドレス及び第2の宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを前記ネットワークデバイスに示すために用いられ、前記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含み、前記第1の宛先アドレスは前記第2の宛先アドレスと異なる、段階と、
    前記ネットワークデバイスが、前記第1の指示情報と前記リソース要求メッセージとに従って、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを前記UEに割り当てる段階であって、前記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータは、前記第1の宛先アドレス及び前記第2の宛先アドレスにそれぞれ対応する、段階
    を備える方法。
  2. 前記第1の指示情報は、能力指示情報であり、前記能力指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを前記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを前記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、前記ネットワークデバイスに、前記能力指示情報に従って、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、前記能力指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを前記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、前記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、前記リソース情報は、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を前記ネットワークデバイスに示すために用いられる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記リソース情報は、前記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または前記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、請求項3に記載の方法。
  5. データ送信方法であって、
    ユーザ機器(UE)により、第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する段階であって、前記第1の指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、前記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、前記リソース要求メッセージは、前記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する第1の宛先アドレス及び第2の宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを前記ネットワークデバイスに示すために、かつ、前記ネットワークデバイスに、前記第1の指示情報と前記リソース要求メッセージとに従って、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを前記UEに割り当てるよう命令するために用いられ、前記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含み、前記第1の宛先アドレスは前記第2の宛先アドレスと異なる、段階と、
    前記UEが、前記ネットワークデバイスにより割り当てられた前記時間−周波数リソースを受信し、かつ、前記時間−周波数リソースと、前記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する前記第1の宛先アドレス及び前記第2の宛先アドレスとに従って、前記リソーススケジューリング期間において前記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信する段階であって、前記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータは、前記第1の宛先アドレス及び前記第2の宛先アドレスにそれぞれ対応する、段階
    を備える方法。
  6. 前記第1の指示情報は、能力指示情報であり、前記能力指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを前記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを前記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、前記ネットワークデバイスに、前記能力指示情報に従って、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、前記能力指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを前記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、前記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、前記リソース情報は、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を前記ネットワークデバイスに示すために用いられる、請求項5に記載の方法。
  8. 前記リソース情報は、前記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または前記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、請求項7に記載の方法。
  9. ネットワークデバイスであって、
    ユーザ機器(UE)により送信された第1の指示情報およびリソース要求メッセージを受信する受信モジュールであって、前記第1の指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを前記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、前記リソース要求メッセージは、前記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する第1の宛先アドレス及び第2の宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを前記ネットワークデバイスに示すために用いられ、前記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含み、前記第1の宛先アドレスは前記第2の宛先アドレスと異なる、受信モジュールと、
    前記受信モジュールにより受信された前記第1の指示情報および前記リソース要求メッセージに従って、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを前記UEに割り当てる処理モジュールであって、前記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータは、前記第1の宛先アドレス及び前記第2の宛先アドレスにそれぞれ対応する、処理モジュール
    を備えるネットワークデバイス。
  10. 前記第1の指示情報は、能力指示情報であり、前記能力指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを前記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを前記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、前記ネットワークデバイスに、前記能力指示情報に従って、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、請求項9に記載のネットワークデバイス。
  11. 前記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、前記能力指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを前記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを前記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、前記リソース情報は、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を前記ネットワークデバイスに示すために用いられる、請求項9に記載のネットワークデバイス。
  12. 前記リソース情報は、前記複数の時間−周波数リソースの数量についての情報、または前記UEがD2Dデータ送信を実行するプロセスの数量についての情報である、請求項11に記載のネットワークデバイス。
  13. ユーザ機器であって、
    第1の指示情報およびリソース要求メッセージをネットワークデバイスへ送信する送信モジュールであって、前記第1の指示情報は、前記ユーザ機器(UE)が複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを少なくとも1つの宛先アドレスへ送信できることを、前記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、前記リソース要求メッセージは、前記UEの複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する第1の宛先アドレス及び第2の宛先アドレスと、それぞれの第1の送信されるべきデータのデータ量とを前記ネットワークデバイスに示すために、かつ、前記ネットワークデバイスに、前記第1の指示情報と前記リソース要求メッセージとに従って、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するために用いられる時間−周波数リソースを前記UEに割り当てるよう命令するために用いられ、前記第1の送信されるべきデータは、少なくとも1つの第2の送信されるべきデータを含み、前記第1の宛先アドレスは前記第2の宛先アドレスと異なる、送信モジュールと、
    前記ネットワークデバイスにより割り当てられた前記時間−周波数リソースを受信する受信モジュールと、
    前記受信モジュールにより受信された前記時間−周波数リソースと、前記複数の第1の送信されるべきデータにそれぞれ対応する前記第1の宛先アドレス及び前記第2の宛先アドレスとに従って、前記送信モジュールに、前記リソーススケジューリング期間において前記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータを送信するよう命令する処理モジュールであって、前記少なくとも2つの第2の送信されるべきデータは、前記第1の宛先アドレス及び前記第2の宛先アドレスにそれぞれ対応する、処理モジュール
    を備えるユーザ機器。
  14. 前記第1の指示情報は、能力指示情報であり、前記能力指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを前記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを、前記ネットワークデバイスに通知するために、かつ、前記ネットワークデバイスに、前記能力指示情報に従って、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において用いられ得る時間−周波数リソースの予め設定された第1の最大数量を取得するよう命令するために用いられる、請求項13に記載のユーザ機器。
  15. 前記第1の指示情報は、能力指示情報およびリソース情報を含み、前記能力指示情報は、前記UEが複数の時間−周波数リソースを用いることによって1つのリソーススケジューリング期間においてデータを前記少なくとも1つの宛先アドレスへ送信する能力を有することを前記ネットワークデバイスに通知するために用いられ、前記リソース情報は、前記UEにより前記リソーススケジューリング期間において実際に用いられ得る時間−周波数リソースの第2の最大数量を前記ネットワークデバイスに示すために用いられる、請求項13に記載のユーザ機器。
  16. 請求項1から8のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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