JP6560416B2 - タイヤ着脱方法 - Google Patents
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Description
上記チャック(ハ)にはホイールが固定され、ホイールに装着されているタイヤに上記ツール(ト)を構成している皿形ディスク(チ)を側面から押圧してタイヤを回転しながら該ホイールから取外すことが出来る。また、ツール(ト)には皿形ディスク(チ)と対を成してタイヤツメ(ヌ)を有している。
これに対して、チューブレスタイヤではホイールにサイドリングを備えた構造ではない為に、上記移動体(ロ)と移動台(ヘ)は連動して動く方が作業効率を高めることが出来て便利である。
そこで、タイヤ着脱装置は、ホイールを固定するチャックを移動体に取付けたアーム先端部に装着し、そしてツールアーム先端にツールを取付けた移動台を備えている。ベースにはガイドレールを有して上記移動体はガイドレールに載って移動することが出来、同じく移動台もベースに設けたガイドレールに載って移動することが出来るようにしている。 したがって、基本的な構造は従来のタイヤ着脱装置と共通している。また、ホイールを固定する為のチャックの形態及び構造は限定しない。
したがって、タイヤ及びホイールの型式によって、チャック及びツールの移動方式を自由に変更することが出来、その為に、タイヤ着脱作業を効率良く行うことが可能となる。例えば、チューブレスタイヤの場合には、チャック及びツールを連動して動かすことで、短時間でタイヤの着脱を行うことが出来る。
図1の(b)は(a)の状態から上記シリンダー5のピストンロッド6が縮んで移動台4が右方向へ移動した場合で、同時に該移動台4に取付けているツール1も移動する。
図1の(c)はシリンダー9のピストンロッド10が伸び、それに伴って移動体8は左方向へ移動し、同時にチャック2も移動することが出来る。
同図の(a)、(b)とではタイヤサイズ及びホイールの形態も違っている。このように、タイヤ11を着脱するに際して色々なケースがあり、如何なるサイズのタイヤ11a,11bであっても作業者の近くでタイヤ11a,11bの交換作業を行う方が便利である。
本発明では、ツール1及びタイヤ11を装着しているホイール12を固定するチャック2の位置を作業し易い所(作業者の近く)に移動可能である。
図3(a)は前記図2(a)の場合と同じであり、タイヤサイズ及びホイール形態も共通し、作業者からのタイヤ11までの距離及びツール1までの距離も同じようにしている。
ところで、(a)ではタイヤ11に対してツール1は右側に位置しているが、該ツール1をタイヤ11に対して左側へ移動する場合、ツール1のみを移動するだけでは不可能である。
このように、タイヤ11を着脱する作業において、上記ツール1はタイヤ11に対して右側に配置したり、又は左側に配置することが必要であり、ツール1とタイヤ11をそれぞれ独立して別々に移動する構造では時間がかかり、作業効率は低下する。
すなわち、両スプロケット15a,15bに巻き掛けしたローラチェーン14の一方側スパン16aに移動台4を連結し、他方側スパン16bに移動体8を連結している。
そこで、シリンダー9のピストンロッド10が伸びて移動体8が左方向へ距離Lだけ移動するならば、ツール1は右方向へ同じ距離Lだけ移動することが出来る。
図5(a)では、ツール1を取付けている移動台4にはシリンダー5のピストンロッド6が伸びて連結しており、チャック2を取付けている移動体8にはシリンダー9のピストンロッド10が縮んだ状態で連結している。
これは、図6(a)に示すローラチェーン14を用いて移動台4と移動体8を連結した構造とした場合であっても、油圧シリンダー5,9を用い、電磁弁17を介して切替するように構成した場合であっても同じように機能し、連動することで動作速度は2倍と成り作業効率が向上する。
タイヤ11の着脱作業を行うに当たって、ツール1とチャック2が独立して移動することが好都合である場合、またツール1とチャック2が連動して移動する方が好都合である場合を選択して使い分けることが出来る。
そこで、図8に示す油圧回路において、ツール1とチャック2が独立して別々に移動する場合は、SOL1がON、SOL2がOFF、SOL3がOFFとなる。
そして、ツール1とチャック2が連動して移動する場合は、SOL1がOFF、SOL2がON、SOL3がON、SOL5がOFFとなる。
したがって、各シリンダー5,9はポンプから送り出される作動油にて作動すると共に、作動油はタンクへ戻され、両シリンダー5,9を連動させる場合には、間に介在する電磁弁を開くことになる。
2 チャック
3 アーム
4 移動台
5 シリンダー
6 ピストンロッド
7 チッキングアーム
8 移動体
9 シリンダー
10 ピストンロッド
11 タイヤ
12 ホイール
13 スペース
14 ローラチェーン
15 スプロケット
16 スパン
17 電磁弁
Claims (1)
- 揺動するアームをガイドレールに沿って移動する移動体に取付け、該アームの先端部にはホイールを装着して回転する為のチャック等の取付け部を設け、そして回転するタイヤに直接係合するツールをガイドレールに沿って移動する移動台から延びるツールアームの先端に取付け、上記ホイールを取付けるチャックなどの取付け部の移動及び上記ツールの移動が、それぞれ独立して別々に動くことが出来、また互いに連動して反対方向に同じ距離だけ動くことが出来るように制御したタイヤ着脱装置を用いてタイヤの着脱を行う方法において、チューブレスタイヤの場合には、チャック及びツールを連動して動かすことによって短時間でタイヤの着脱を行い、また、サイドリングを備えたホイールの場合であれば、ホイールからサイドリングを取外したり、ホイールにサイドリングを取付けたりする作業の必要性から操作盤の近くで作業が出来るように、チャック及びツールを独立して別々に移動してタイヤの着脱を行うことが出来るようにしたことを特徴とするタイヤ着脱方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018143041A JP6560416B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | タイヤ着脱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018143041A JP6560416B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | タイヤ着脱方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015106225A Division JP6484109B2 (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | タイヤ着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018162066A JP2018162066A (ja) | 2018-10-18 |
JP6560416B2 true JP6560416B2 (ja) | 2019-08-14 |
Family
ID=63860872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018143041A Active JP6560416B2 (ja) | 2018-07-31 | 2018-07-31 | タイヤ着脱方法 |
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JP (1) | JP6560416B2 (ja) |
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2018
- 2018-07-31 JP JP2018143041A patent/JP6560416B2/ja active Active
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JP2018162066A (ja) | 2018-10-18 |
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