JP6557859B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は冷蔵庫に関し、特に冷蔵庫の扉構成に関するものである。
一般にこの種の冷蔵庫は、断熱性を有する冷蔵庫本体内に冷蔵室、冷凍室、冷凍室等を設け、これら各冷蔵室、冷凍室、冷凍室等は扉によって開閉可能に構成してある。
上記扉は、冷蔵庫本体の前面となる前板と、冷蔵室、冷凍室、冷凍室等の内面となる内フレームと、これら前板と内フレームとを一体に連結する枠体と、の間にウレタンを充填発泡させて冷蔵庫本体と同様断熱性を有するように構成してある。
このような冷蔵庫にあって、その扉の前板は冷蔵庫全体の見栄え、すなわち意匠に大きな影響を与え、その仕上がりは冷蔵庫全体の品位を大きく左右する。
そこでこの扉の意匠性を向上させるべく扉の前板をガラス板で構成したものが見られる(例えば、特許文献1参照)。
図21は上記特許文献1で提案された扉を示し、その前板101は模様等の着色層102をシルク印刷によって形成した着色ガラス板103で構成してあり、当該着色ガラス板103と内フレーム104と枠体105との間にウレタン106を充填発泡させて構成してある。
特許第3140110号公報
本発明は、冷蔵庫の扉の意匠性を更に高いものすることを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室のそれぞれに対応する複数の扉とを備える冷蔵庫であって、前記複数の扉の前面はそれぞれガラス板で構成され、前記複数の扉のガラス板の周縁は、それぞれ全周に亘ってC面が形成され、前記ガラス板の周縁に形成されているC面の幅寸法は、前記ガラス板の板厚寸法より大きいことを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、少なくとも冷蔵室を備える冷蔵庫であって、前記冷蔵室の扉は、第1の扉と第2の扉で構成される観音開き式の扉であり、前記第1の扉の前面と前記第2の扉の前面はガラス板で構成され、前記第1の扉のガラス板の周縁と前記第2の扉のガラス板の周縁は、全周に亘ってC面が形成され、前記ガラス板の周縁に形成されているC面の幅寸法は、前記ガラス板の板厚寸法より大きいことを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室のそれぞれに対応する複数の扉とを備える冷蔵庫であって、前記複数の扉の前面はそれぞれガラス板で構成され、前記複数の扉のガラス板の周縁は、それぞれ全周に亘って直線状にカットされ、前記ガラス板において直線状にカットされている部分の幅寸法は、前記ガラス板の板厚寸法より大きいことを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、少なくとも冷蔵室を備える冷蔵庫であって、前記冷蔵室の扉は、第1の扉と第2の扉で構成される観音開き式の扉であり、前記第1の扉の前面と前記第2の扉の前面はガラス板で構成され、前記第1の扉のガラス板の周縁と前記第2の扉のガラス板の周縁は、全周に亘って直線状にカットされ、前記ガラス板において直線状にカットされている部分の幅寸法は、前記ガラス板の板厚寸法より大きいことを特徴とする。
本発明によれば、冷蔵庫の扉の意匠性を更に高いものにすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概観斜視図 同実施の形態における冷蔵庫の模式断面図 同実施の形態における冷蔵庫の正面図 同実施の形態における冷蔵庫の冷蔵室右扉の斜視図 同実施の形態における冷蔵庫の冷蔵室右扉の分解斜視図 図4のA−A断面図 図6のB部拡大図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の正面図 同実施の形態における冷蔵庫の冷蔵室右扉の斜視図 図9のC−C断面図 冷蔵室右扉の開放側の要部拡大図 冷蔵室右扉のヒンジ側の要部拡大図 同実施の形態における冷蔵庫の冷蔵室右扉に用いる補強部材の斜視図 図8のJ−J断面図 図14のD部拡大図 図14のE部拡大図 図14のF部拡大図 図14のG部拡大図 図14のH部拡大図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の冷蔵室右扉の要部拡大断面図 従来の冷蔵庫の扉の要部断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概観斜視図、図2は同実施の形態における冷蔵庫の模式断面図、図3は同実施の形態における冷蔵庫の正面図、図4は同実施の形態における冷蔵庫の冷蔵室右扉の斜視図、図5は同実施の形態における冷蔵庫の冷蔵室右扉の分解斜視図、図6は図4のA−A断面図、図7は図6のB部拡大図である。
図1から図3において、冷蔵庫本体1は、前方に開口する金属製(例えば鉄板)の外箱2と、硬質樹脂製(例えばABS)の内箱3と、これら外箱2と内箱3との間に発泡充填した硬質の発泡ウレタン4からなる。上記冷蔵庫本体1はその内部に複数の貯蔵室を仕切形成してある。この貯蔵室は、冷蔵庫本体1の上部から、冷蔵室5、冷蔵室5の下に位置する切替室6及び切替室6に並設した製氷室7、切替室6及び製氷室7の下部に位置する冷凍室8と、冷凍室8の下部に位置する野菜室9となっている。また、前記冷蔵室5の前面は、観音開き式の断熱扉である冷蔵室左扉10a、冷蔵室右扉10b、により開閉自由に閉塞し、切替室6及び製氷室7と冷凍室8と野菜室9の前面部には、それぞれ引き出し式の製氷室扉11、切替室扉12、冷凍室扉13、野菜室扉14によって開閉自由に閉塞してある。
冷蔵庫本体1の背面には冷却室16があり、冷気を生成する冷却器17と、冷気を各室に供給する送風ファン18とが設けてある。また、上記冷蔵庫本体1の本体天面奥部には圧縮機19が設けてあり、コンデンサ(図示せず)と、放熱用の放熱パイプ20と、キャピラリーチューブ21と、前記した冷却器17とを順次環状に接続してなる冷凍サイクルに冷媒を封入し、冷却運転を行うように構成してある。
ここで、上記冷蔵室左扉10a、冷蔵室右扉10b、製氷室扉11、切替室扉12、冷凍室扉13、野菜室扉14は、冷蔵庫本体1と同様硬質のウレタンを発泡充填して断熱性を持たせてあり、更に意匠性を向上させるべくその前面をガラス板等の透明前板で構成してある。
次に、冷蔵室右扉10bを例に、その構成について図4から図7を用いて詳細に説明する。
図4から図7において、冷蔵庫本体1の内側に位置することになる内フレーム23は、例えばABS樹脂で形成してある。前記内フレーム23の周端面に結合固定した縁枠24は、ABS樹脂で形成してある。前記内フレーム23を覆うようにその縁枠24に積層配置したガラス板等の透明前板25(以下、ガラス板25と呼ぶ)は、本実施の形態では光沢のある強化ガラス板、あるいは強化処理ガラス板を用いている。
ガラス板25の裏面(内フレーム23側)には、例えばヘアーラインのような金属調模
様からなる着色層28を備えている。なお、着色層28は、ガラス板25の裏面に塗装で形成した塗装方式でも良いし、絵模様を施した樹脂フィルムを、接着剤を介して貼り付ける樹脂フィルム方式でも良い。
ガラス板25の周縁部は縁枠24のフランジ部30に備えた接着材、例えば両面テープ26で接着保持されている。
そして、ガラス板25の着色層28側の面と内フレーム23と縁枠24との間の空間に充填発泡させた硬質のウレタン29は、発泡によって内フレーム23及び縁枠24とともに前記ガラス板25内面の着色層28に接着し、ウレタン29を介してガラス板25を接着保持している。
すなわち、ガラス板25は両面テープ26とウレタン29の両者でガラス板25を接着保持している。
なお、ガラス板25は必ずしもウレタン29と接着する必要はなく、少なくともガラス板25を内フレーム23に固着する仕様であればよい。
ここで、図7に示すように、縁枠24は従来例で説明したような着色ガラス板挿入部を有しておらず、ガラス板25はその外周部の一部をそのまま露出させた構成としてある。
具体的には、ガラス板25の外周側面25aは、縁枠24のフランジ部30より前方に突出した縁枠前端部24aに対向して配置し、ガラス板25の外周側面25aの一部を露出して配置した構成としている。
したがって、ガラス板25の外周側面25aは、一部を露出して配置されるとともに、縁枠24の縁枠側面24cより内側に位置して配置されることになる。
また、ガラス板25の外周部の少なくとも一部にC面27が形成されている。そして、C面27の幅寸法W1はガラス板25の板厚寸法T1よりも大きく設定されている。本実施の形態では、ガラス板25の板厚T1=3.2mm、C面27の幅W1=14mmとしている。
また、ガラス板25のC面27端部(外周部)の板厚寸法をT2とすると、T2はT1の半分以上の板厚を確保している(T2>T1/2)。本実施の形態ではT2=1.7mmとしている。
また、ガラス板25のC面27の端部から外周側面25aにつながる部分は端面保護のために曲面であるR部25bを形成している。
また、縁枠24の縁枠前端部24aから縁枠24の側面部にかけて縁枠傾斜面24bを形成している。
そして、縁枠傾斜面24bの前方延長面より前方に突出しないように、ガラス板25の外周側面25aの前端部を位置させている。
また、縁枠24のフランジ部30の内側端部は、ガラス板25のC面27のC面内側端部27bより内側(中央部側)に位置している。すなわち、C面27の幅W1よりフランジ部30の幅W2を大きく設定している。
また、縁枠24の強度を高めるために、縁枠24の内面に連続して設けた第2フランジ部31と第3フランジ部32との間に断面コの字状の補強部材33を配置している。
そして、観音開き式の冷蔵室左扉10aでは上側と左側の周縁部にC面27を形成している。観音開き式の冷蔵室右扉10bでは上側と右側の周縁部にC面27を形成している。製氷室扉11では左側の周縁部にC面27を形成している。切替室扉12では右側の周縁部にC面27を形成している。冷凍室扉13と野菜室扉14では左側と右側の周縁部にC面27を形成している。
すなわち、図3の冷蔵庫全体の正面図において、上下左右に複数の扉を備えた冷蔵庫の左側と右側と上側の周縁部で複数の扉に跨ってC面27を形成している。
なお、各扉のガラス板25のC面27を形成していない外周側面と縁枠24との配置についても、C面27の有無の差だけで、ガラス板25の外周側面は、一部を露出して配置されるとともに、縁枠24の縁枠側面24cより内側に位置して配置されている。
また、冷凍室扉13、野菜室扉14の各引出式扉の上部には扉を前方に引き出すための手掛け部として、縁枠24の上辺には下方に向けて凹部が形成されている。そして、縁枠24の前記凹部の左右端部の立ち上がり部の幅は、ガラス板25の左右周縁部に形成したC面27の幅W1と略同一寸法としている。
また、製氷室扉11、切替室扉12の各引出式扉の下部には扉を前方に引き出すための手掛け部として、縁枠24の下辺には上方に向けて凹部が形成されている。
上記構成により、冷蔵室右扉10bのガラス板25は縁枠24のフランジ部30に備えた両面テープ26と、充填発泡されたウレタン29の両者で強固に接着保持される。
また、縁枠24は従来例で説明したような着色ガラス板挿入部を有しておらず、ガラス板25の外周側面25aは、縁枠24のフランジ部30より前方に突出した縁枠前端部24aに対向して配置し、ガラス板25の外周側面25aの一部を露出して配置した構成とすることで、ガラス板25の外周側面25aは、一部を露出して配置されるとともに、縁枠24の縁枠側面24cより内側に位置して配置されるので、従来のようなガラス板挿入部があるもののように意匠性を損なうことがなく、全面フラット感のあるすっきりとした外観にすることができる。また、ガラス板挿入部とガラス板との間の境界部にほこりや塵埃等が付着堆積してこれが線状に目立ってくることもなく、長期間に亘って初期の高い意匠性をそのまま維持することができる。
また、ガラス板25の外周部の少なくとも一部にC面27が形成されているので、ガラス板25がクリスタルカットガラスのような高級感を奏して、意匠性の高い扉を備えた冷蔵庫を提供することができる。
また、C面27の幅寸法W1はガラス板25の板厚寸法T1よりも大きく設定されているので、品質、コストのバランスを保った上で、C面27の存在感を十分確保でき、ガラス板25がクリスタルカットガラスのような高級感を奏した意匠性の高い扉を提供することができる。
ここで、C面27の幅W1には適切な寸法がある。その理由は、フラットなガラス板25の端部を機械的に切削することでC面27は形成されるので、所定寸法以上のC面27を形成しようとすると、切削部の角度が緩く、製造上のバラツキで、ガラス板25のフラット部とC面27との境界部が波打ったりして直線性を確保できない。一方、所定寸法以
下のC面27を形成した場合、C面27の存在感を表現できず、意匠的な訴求が損なわれる。品質、コストのバランス面から本実施の形態ではW1を14mmとしたが、W1はガラス板25の板厚T1以上板厚T1の8倍以下が望ましい。また、C面27の角度はフラット面に対して、5度以上が望ましい。
また、ガラス板25の板厚T1に対して、ガラス板25のC面27端部(外周部)の板厚T2はT1の半分以上の板厚を確保しているので、C面27端部(外周部)の強度、割れ等の不具合を防止することができる。
また、ガラス板25のC面27の端部から外周側面25aにつながる部分は端面保護のために曲面であるR部25bを形成しているので、C面27端部(外周部)の強度、割れ等の不具合を防止することができる。
また、縁枠24の縁枠前端部24aから縁枠24の側面部にかけて縁枠傾斜面24bを形成しているので、C面27を形成しているC面傾斜面27aとの一体感が高まり、さらに扉面の意匠性を高めることができる。また、冷蔵室右扉10bはヒンジ式の回転扉で、回転軸側に縁枠傾斜面24bを形成しているので、扉開閉したときの冷蔵庫本体と縁枠24との間隔を広く保つことができる。したがって、使用者の安全性を高めることができる。
また、縁枠傾斜面24bの前方延長面より前方に突出しないように、ガラス板25の外周側面25aの前端部を位置させているので、外方から物が縁枠に接触したとしても、ガラス板25の外周側面25aの前端部に物が接触する機会を低減することができ、C面27端部(外周部)の強度、割れ等の不具合を防止することができる。
また、縁枠24のフランジ部30の内側端部は、ガラス板25のC面27のC面内側端部27bより内側(中央部側)に位置している、すなわち、C面27の幅W1よりフランジ部30の幅W2を大きく設定しているので、ウレタン29を充填発泡するときのウレタン冶具のガラス板25側の受け面(ガラス板25のフラットな面)とフランジ部30との間には隙間(空間)がなく、充填発泡時の圧力によるフランジ部30の変形も発生しにくい。したがって、フランジ部30の変形による不具合、たとえば、ガラス板25の残留応力ひずみの発生や、ウレタン充填発泡後のウレタン収縮によるガラス板25とウレタン29との接着強度の低下(はがれ易さ)、あるいは、ガラス板25と両面テープ26との接着強度の低下(はがれ易さ)を低減することができる。
また、縁枠24の強度を高めるために、縁枠24の内面に連続して設けた第2フランジ部31と第3フランジ部32との間に断面コの字状の補強部材33を配置しているので、縁枠24の変形を防止でき、扉体のウレタン充填発泡後の品質を高めることができる。
また、上下左右に複数の扉を備えた冷蔵庫本体1の左側と右側と上側の周縁部で複数の扉に跨ってC面27を形成しているので、冷蔵庫全体の外周部のトータル的な意匠性を向上することができる。
すなわち、観音開き式の断熱扉である冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの対向面にはC面27を設けていないので、観音開き式扉の一体感が向上する。同様に、製氷室扉11と切替室扉12の隣接面にもC面27を設けていないので、左右に隣接する扉同士の一体感が向上する。
また、各扉のガラス板25のC面27を形成していない外周側面と縁枠24との配置についても、C面27の有無の差だけで、ガラス板25の外周側面は、一部を露出して配置
されるとともに、縁枠24の縁枠側面24cより内側に位置して配置されているので、すべての扉において、全面フラット感のあるすっきりとした外観にすることができるとともに、ガラス板挿入部とガラス板との間の境界部にほこりや塵埃等が付着堆積してこれが線状に目立ってくることもなく、長期間に亘って初期の高い意匠性をそのまま維持することができる。
また、冷凍室扉13と野菜室扉14では左側と右側の周縁部にC面27を形成しているので、冷凍室扉13、野菜室扉14の各引出式扉の上部に形成した手掛け部に隣接するガラス板25の周縁部にはC面がない。したがって、C面形成による相対的なガラス板25の強度低下も防止できることになり、使用者の相対的な安全性を向上することができる。
また、冷凍室扉13と野菜室扉14では左側と右側の周縁部にC面27を形成しているので、冷凍室扉13、野菜室扉14の各引出式扉のガラス板25の下部周縁部にはC面がない。したがって、ガラス板25の荷重を受ける下部周縁部のC面形成による相対的なガラス板25の強度低下も防止できることになり、冷凍室扉13、野菜室扉14の信頼性を相対的に高めることができる。
なお、本実施の形態では、上下左右に複数の扉を備えた冷蔵庫本体1の左側と右側と上側の周縁部で複数の扉に跨ってC面27を形成したもので説明したが、各扉の全周に亘ってC面27を形成しても良い。この場合、すべての扉に対して、ガラス板25がクリスタルカットガラスのような高級感を奏して、意匠性の高い扉を提供することができる。
また、上下左右に複数の扉を備えた冷蔵庫本体1の左側と右側の周縁部のみ複数の扉に跨ってC面27を形成しても良い。この場合、一体化した冷蔵庫の両側面のクリスタルカットガラス感を強調することができ、意匠性の高い冷蔵庫を提供することができる。
(実施の形態2)
図8は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の正面図、図9は同実施の形態における冷蔵庫の冷蔵室右扉の斜視図、図10は図9のC−C断面図、図11は冷蔵室右扉の開放側の要部拡大図、図12は冷蔵室右扉のヒンジ側の要部拡大図、図13は同実施の形態における冷蔵庫の冷蔵室右扉に用いる補強部材の斜視図、図14は図8のJ−J断面図、図15は図14のD部拡大図、図16は図14のE部拡大図、図17は図14のF部拡大図、図18は図14のG部拡大図、図19は図14のH部拡大図である。なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図8において、上下左右に複数の扉を備えた冷蔵庫本体1の左側と右側と上側と下側の周縁部で複数の扉に跨って、ガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を形成しているので、冷蔵庫全体の外周部のトータル的な意匠性を向上することができる。
すなわち、観音開き式の断熱扉である冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの対向面には、ガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を設けていないので、観音開き式扉の一体感が向上する。同様に、製氷室扉11と切替室扉12の隣接面にもガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を設けていないので、左右に隣接する扉同士の一体感が向上する。
また、冷凍室扉13と野菜室扉14では左側と右側の周縁部にガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を形成し、冷凍室扉13、野菜室扉14の各引出式扉の上部に形成した手掛け部に隣接するガラス板25の周縁部にはガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面がない。したがって、ガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面形成に
よる相対的なガラス板25の強度低下も防止できることになり、使用者の相対的な安全性を向上することができる。
また、図9から図12に示すように、冷蔵室左扉10aの水平方向において、ヒンジ部50を有する側のガラス板25の端部にガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を設けている。そして、C面27に繋がる外周側面25aは縁枠突出部24dに覆われているとともに、外周側面25aの前端部は縁枠突出前端部24eより後方に位置している。
これにより、使用者がガラス板25のC面27の端部近傍に食品等が接触した場合でも、の前端部は縁枠突出前端部24eより後方に位置しているので、C面27に繋がる外周側面25aに食品等が直接接触する機会を低減することができ、外周側面25aの前端部の破損等の不具合を低減することができる。
また、縁枠24の縁枠突出前端部24eはガラス板25のC面27のない前面Kより後方に位置している。これにより、縁枠突出前端部24eの存在感を押さえ、C面27によりガラス板25がクリスタルカットガラスのような高級感を奏した意匠性の高い扉を提供することができる。
また、冷蔵室左扉10aの水平方向において、ヒンジ部50とは逆の開放側のガラス板25の端部はガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cを設けている。
これにより、観音開き式の断熱扉である冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの対向面の端部には、ガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cのみを備えているので、左右方向で隣接、対向する冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの反ヒンジ側同士の一体感が向上する。
また、ガラス板25の外周側面25cの一部は縁枠24の縁枠突出部24fに覆われるとともに、外周側面25cの一部は露出させており、縁枠突出前端部24gはガラス板25のC面27cより後方、あるいはC面27cの後部と略同一に位置している。
これにより、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの反ヒンジ側の対向する端部の意匠性と清掃性を高めることができる。
また、ガラス板25の前面と縁枠突出前端部24gとの寸法をT3とし、T3はガラス板25の板厚の1/2より小さく設定している。
これにより、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの反ヒンジ側の対向する端部の保護と意匠性を両立させることができる。
また、図14から図19において、図15(D部)に示すように、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bのガラス板25の上端部は、ガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を形成している。
また、図16(E部)に示すように、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bのガラス板25の下端部は、ガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cのみを備え、ガラス板25の外周側面の一部は露出させている。また、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bのガラス板25の下端部と対向する製氷室扉11あるいは切替室扉12のガラス板25の上端部は、ガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cのみを備え、ガラス板25の外周側面の一部は露出させている。
これにより、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bのガラス板25の下端部と対向する製氷室扉11あるいは切替室扉12のガラス板25の上端部の一体的な意匠性向上と清掃性を高めることができる。
また、図17(F部)に示すように、製氷室扉11あるいは切替室扉12のガラス板25の下端部は、ガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cのみを備え、ガラス板25の外周側面の一部は露出させている。また、製氷室扉11あるいは切替室扉12のガラス板25の下端部と対向する冷凍室扉13のガラス板25の上端部は、ガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cのみを備え、ガラス板25の外周側面の一部は露出させている。
これにより、製氷室扉11あるいは切替室扉12のガラス板25の下端部と対向する冷凍室扉13のガラス板25の上端部の一体的な意匠性向上と清掃性を高めることができる。
なお、製氷室扉11あるいは切替室扉12の下部には使用者が製氷室扉11あるいは切替室扉12を前方に引き出すための手掛け部40を備えている。同様に、冷凍室扉13の上部には使用者が冷凍室扉13を前方に引き出すための手掛け部40を備えている。
また、図18(G部)に示すように、冷凍室扉13のガラス板25の下端部は、ガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cのみを備え、ガラス板25の外周側面の一部は露出させている。また、冷凍室扉13のガラス板25の下端部と対向する野菜室扉14のガラス板25の上端部は、ガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cのみを備え、ガラス板25の外周側面の一部は露出させている。
これにより、冷凍室扉13のガラス板25の下端部と対向する野菜室扉14のガラス板25の上端部の一体的な意匠性向上と清掃性を高めることができる。
なお、野菜室扉14の上部には使用者が野菜室扉14を前方に引き出すための手掛け部40を備えている。
また、図19(H部)に示すように、野菜室扉14のガラス板25の下端部は、ガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を形成している。
なお、野菜室扉14の下方の冷蔵庫本体下部には使用者が冷蔵庫の設置を安定させるアジャスタ41を備えている。
以上、説明したように、本実施の形態では、上下左右に複数の扉を備えた冷蔵庫本体1の左側と右側と上側と下側の周縁部で複数の扉に跨って、ガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を形成しているので、冷蔵庫全体の外周部のトータル的な意匠性を向上することができる。そして、上下左右に配置された複数の扉のそれぞれ対向する部分のガラス板端部にはガラス板25の板厚よりも小さい寸法幅のC面27cのみを備えているので、冷蔵庫前面周縁のC面27によりガラス板25がクリスタルカットガラスのような高級感を奏した意匠性の高い扉を提供することができる。
さらに、C面27に繋がる外周側面25aは縁枠突出部24dに覆われているとともに、外周側面25aの前端部は縁枠突出前端部24eより後方に位置していることにより、使用者がガラス板25のC面27の端部近傍に食品等が接触した場合でも、の前端部は縁枠突出前端部24eより後方に位置しているので、C面27に繋がる外周側面25aに食
品等が直接接触する機会を低減することができ、外周側面25aの前端部の破損等の不具合を低減することができる。
なお、本実施の形態では、上方より、冷蔵室5、冷蔵室5の下に位置する切替室6及び切替室6に並設した製氷室7、切替室6及び製氷室7の下部に位置する冷凍室8と、冷凍室8の下部に位置する野菜室9を備えた冷蔵庫で説明したが、このレイアウトに限定されるものではなく、複数の貯蔵室、および各貯蔵室の前面に備えた扉を有するものであれば、上記技術思想は同様に実施可能であり、同様な作用効果を奏することはもちろんである。
次に、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの縁枠24に隣接して扉内の左右側部に配置され扉の強度を高める補強部材33について説明する。
図10に示すように、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの縁枠24に隣接して扉内の左右側部に配置され扉の強度を高める断面コの字状の補強部材33は、同一仕様のものを兼用化している。そして、補強部材33の断面コの字状の両側フランジ33a,33bは異なる長さであり、ヒンジ部50側の補強部材33の長い方のフランジ33aはヒンジ部50近傍に位置し、フランジ33bは庫内側の縁枠24に接して配置される。そして、ヒンジ部50の反対側(開放側)の補強部材33の長い方のフランジ33aは縁枠24のガラス板25側のフランジ部30に接して配置され、内部に発泡断熱材が充填される。
これにより、補強部材33は、同一仕様のものを兼用化しているので、低コスト化を図ることができるとともに、ヒンジ部50側の補強部材33の長い方のフランジ33aはヒンジ部50近傍に位置しているので、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの開放時の回転モーメントによるヒンジ部50近傍の強度を効率的に高めることができ、ヒンジ式扉の信頼性を高めることができる。
なお、冷蔵室左扉10aと冷蔵室右扉10bの強度をさらに高めるために、内部に鉄板等を入れて内部に発泡断熱材を充填してもよい。
(実施の形態3)
図20は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の冷蔵室右扉の要部拡大断面図である。なお、実施の形態1、2と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図において、ガラス板25の端部にはガラス板25の板厚よりも大きい寸法幅のC面27を形成している。そして、C面27のC面傾斜面27aの先端部は、縁枠24のフランジ部30と縁枠前端部42とで形成された挿入部43に挿入され固定される。
縁枠前端部42の前端面Mはガラス板25の前面Lより後方に位置し、C面傾斜面27aの先端面Nより前方に位置している。
縁枠前端部42はガラス板25に向かって徐々に肉厚を小さくしている。そして、縁枠24のフランジ部30と縁枠前端部42とで形成された挿入部43は溝幅を略並行に形成し、C面傾斜面27aの先端部を挿入部43に、縁枠前端部42の先端を押し広げながら挿入され固定される。
これにより、縁枠前端部42とC面27のC面傾斜面27aとは、ほぼ隙間なく配置され、埃等が隙間に入り込むことを低減することができる。
さらに、C面27のC面傾斜面27aの端部を縁枠前端部42で覆うことができ、食品
等の接触による不具合も低減することができる。
なお、縁枠24のフランジ部30と縁枠前端部42とで形成された挿入部43の寸法(奥行)はガラス板25の板厚以下にすることが望ましい。これにより、C面27により奏するガラス板25のクリスタルカットガラスのような高級感を損なうことなく意匠性と信頼性を高めることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、透明前板の外周部の少なくとも一部にC面を形成したことにより、高い意匠性の扉を提供することができるので、透明前板を有する断熱扉を備えたあらゆる冷熱機器の用途にも適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 外箱
3 内箱
4 発泡ウレタン
5 冷蔵室
6 切替室
7 製氷室
8 冷凍室
9 野菜室
10a 冷蔵室左扉
10b 冷蔵室右扉
11 製氷室扉
12 切替室扉
13 冷凍室扉
14 野菜室扉
16 冷却室
17 冷却器
18 送風ファン
19 圧縮機
20 放熱パイプ
21 キャピラリーチューブ
23 内フレーム
24 縁枠
24a 縁枠前端部
24b 縁枠傾斜面
24c 縁枠側面
24d 縁枠突出部
24e 縁枠突出前端部
24f 縁枠突出部
24g 縁枠突出前端部
25 ガラス板
25a 外周側面
25b R部
25c 外周側面
26 両面テープ
27 C面
27a C面傾斜面
27b C面内側端部
27c C面
28 着色層
29 ウレタン
30 フランジ部
31 第2フランジ部
32 第3フランジ部
33 補強部材
40 手掛け部
41 アジャスタ
42 縁枠前端部
43 挿入部
50 ヒンジ部

Claims (11)

  1. 複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室のそれぞれに対応する複数の扉とを備える冷蔵庫であって、
    前記複数の扉の前面はそれぞれガラス板で構成され、
    前記複数の扉のガラス板の周縁は、それぞれ全周に亘ってC面が形成され
    前記ガラス板の周縁に形成されているC面の幅寸法は、前記ガラス板の板厚寸法より大きいことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記複数の扉の少なくとも一つは、第1の扉と第2の扉で構成される観音開き式の扉であり、
    前記第1の扉のガラス板の周縁と前記第2の扉のガラス板の周縁は、全周に亘ってC面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記複数の貯蔵室には、冷蔵室、冷凍室、野菜室、製氷室が少なくとも含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 少なくとも冷蔵室を備える冷蔵庫であって、
    前記冷蔵室の扉は、第1の扉と第2の扉で構成される観音開き式の扉であり、
    前記第1の扉の前面と前記第2の扉の前面はガラス板で構成され、
    前記第1の扉のガラス板の周縁と前記第2の扉のガラス板の周縁は、全周に亘ってC面が形成され
    前記ガラス板の周縁に形成されているC面の幅寸法は、前記ガラス板の板厚寸法より大きいことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 前記扉を構成する縁枠の前端は、前記ガラス板の周縁に形成されているC面よりも前記冷蔵庫の庫内側、かつ、前記ガラス板の裏面よりも前記冷蔵庫の庫外側に位置することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 複数の貯蔵室と、前記複数の貯蔵室のそれぞれに対応する複数の扉とを備える冷蔵庫であって、
    前記複数の扉の前面はそれぞれガラス板で構成され、前記複数の扉のガラス板の周縁は、それぞれ全周に亘って直線状にカットされ
    前記ガラス板において直線状にカットされている部分の幅寸法は、前記ガラス板の板厚寸法より大きいことを特徴とする冷蔵庫。
  7. 前記複数の扉の少なくとも一つは、第1の扉と第2の扉で構成される観音開き式の扉であり、
    前記第1の扉のガラス板の周縁と前記第2の扉のガラス板の周縁は、全周に亘って直線状にカットされていることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記複数の貯蔵室には、冷蔵室、冷凍室、野菜室、製氷室が少なくとも含まれることを特徴とする請求項又はに記載の冷蔵庫。
  9. 少なくとも冷蔵室を備える冷蔵庫であって、
    前記冷蔵室の扉は、第1の扉と第2の扉で構成される観音開き式の扉であり、
    前記第1の扉の前面と前記第2の扉の前面はガラス板で構成され、
    前記第1の扉のガラス板の周縁と前記第2の扉のガラス板の周縁は、全周に亘って直線状にカットされて
    前記ガラス板において直線状にカットされている部分の幅寸法は、前記ガラス板の板厚寸法より大きいことを特徴とする冷蔵庫。
  10. 前記扉を構成する縁枠の前端は、前記ガラス板において直線状にカットされている部分よりも前記冷蔵庫の庫内側、かつ、前記ガラス板の裏面よりも前記冷蔵庫の庫外側に位置することを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記扉を構成する縁枠の前端は、前記ガラス板の表面よりも前記冷蔵庫の庫内側、かつ、前記ガラス板の裏面よりも前記冷蔵庫の庫外側に位置することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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