JP6556531B2 - 添加剤供給系の異常判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気浄化システムに適用され、排気ガスに添加剤を供給する添加剤供給系における異常の有無を判定する添加剤供給系の異常判定装置に関する。
従来から、ディーゼルエンジンの排気浄化システムとして、排気通路に配設されて窒素酸化物(以下、NOxという。)を選択的に還元する触媒と、触媒に流入する排気ガスに対して添加剤を供給する添加剤供給系とを備えたシステムが知られている。
例えば特許文献1には、エンジンの燃料を添加剤として用いてNOxを選択的に還元するHC−SCR触媒(Hydro Carbon−Selective Catalytic Reduction)を用いた排気浄化システムが開示されている。また、この特許文献1には、活性温度域が互いに異なるHC−SCR触媒を直列に配設し、各HC−SCR触媒に流入する排気ガスに対して添加剤を供給する排気浄化システムが開示されている。この排気浄化システムに適用される添加剤供給系は、燃料を圧送するポンプが設けられた供給通路をポンプの下流にて分岐させることにより、排気通路に配設された各添加弁へと燃料を圧送している。
特開2012−97724号公報
ところで、上述した添加剤供給系においては、供給通路において例えば添加剤の詰まりといった異常が発生してしまう場合がある。こうした場合、特定の作業者によるメンテナンスが必要となるがその異常の状態を作業者に通知できればメンテナンスの作業性が著しく向上する。そのため、添加剤供給系における異常の有無を判定することに加えて、添加剤供給系に生じた異常の状態を判別することが望まれている。
本発明は、複数の添加弁に対して共通のポンプで添加剤を圧送する添加剤供給系に生じた異常の状態を判別することを可能にした添加剤供給系の異常判定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する添加剤供給系の異常判定装置は、排気ガスに添加剤を供給する複数の添加弁と前記複数の添加弁に対して前記添加剤を圧送する共通のポンプとを備える添加剤供給系の異常判定装置であって、前記添加剤供給系は、前記ポンプが配設される共通通路と、前記ポンプの下流において前記共通通路から分岐するとともに前記添加弁が配設される複数の分岐通路とを有する供給通路を備え、前記異常判定装置は、前記複数の分岐通路の各々に配設されて前記分岐通路内の圧力を検出する圧力センサーと、前記圧力センサーの検出値である添加剤圧力に基づいて前記添加剤供給系における異常の有無を判定する異常判定部とを備え、前記異常判定部は、前記複数の分岐通路のすべてにおいて前記添加剤圧力が目標圧力未満であるときに前記供給通路全体に異常が生じていると判定し、前記複数の分岐通路の一部において前記添加剤圧力が目標圧力未満であるときに当該添加剤圧力に対応する前記分岐通路に異常が生じていると判定する。
上記構成のように、添加剤圧力のすべてが目標圧力未満である状態は、各添加弁まで添加剤が正常に圧送されていない状態であるため、異常判定部は、供給通路全体に異常が生じていると判定することができる。また、添加剤圧力の一部が目標圧力未満である状態は、当該添加剤圧力に対応する分岐通路において添加剤が正常に圧送されていない状態であるため、異常判定部は、当該添加剤圧力に対応する分岐通路に異常が生じていると判定することができる。
上記添加剤供給系の異常判定装置は、外気温を検出する外気温センサーをさらに備え、前記異常判定部は、前記複数の分岐通路のすべてにおいて前記添加剤圧力が前記目標圧力未満であり、かつ、前記外気温センサーの検出値が前記添加剤の凍結温度よりも高いとき、前記供給通路から添加剤が漏れていると判定してもよい。
外気温が凍結温度よりも高いとき、分岐通路において添加剤が凍結している可能性は低い。そのため、添加剤圧力のすべてが目標圧力未満であり、かつ、外気温が凍結温度よりも高いとき、供給通路から添加剤が漏れている可能性がある。そのため、異常判定部は、供給通路から添加剤が漏れていると判定することができる。
上記添加剤供給系の異常判定装置において、前記異常判定部は、前記複数の分岐通路の一部において前記添加剤圧力が前記目標圧力未満であり、かつ、前記外気温センサーの検出値が前記添加剤の凍結温度よりも高いとき、当該添加剤圧力に対応する前記分岐通路が詰まっていると判定してもよい。
外気温が凍結温度よりも高いとき、各分岐通路において添加剤が凍結している可能性は低い。そのため、異常判定部は、添加剤圧力の一部が目標圧力未満であり、かつ、外気温が凍結温度よりも高いとき、分岐通路が詰まっていると判定することができる。
上記添加剤供給系の異常判定装置において、前記異常判定部は、前記添加剤圧力が前記目標圧力未満であり、かつ、前記外気温センサーの検出値が前記添加剤の凍結温度以下であるとき、当該添加剤圧力に対応する前記分岐通路に対して前記添加剤が凍結していると仮判定し、前記仮判定の連続判定回数が閾値に到達したときに当該分岐通路において前記添加剤が凍結していると判定することが好ましい。
分岐通路内で添加剤が凍結していたとしてもエンジンからの放射熱等によって融解する場合がある。上記構成によれば、凍結している添加剤が融解する時間を考慮したうえで添加剤が凍結しているか否かを判定することができる。
上記添加剤供給系の異常判定装置において、前記異常判定部は、前記添加剤圧力が前記目標圧力以上である前記分岐通路について、前記添加弁による前記添加剤の供給にともなって前記添加剤圧力が変動したときに当該添加弁が正常にあると判定し、前記添加弁による前記添加剤の供給にともなって前記添加剤圧力が変動しなかったときに当該添加弁が異常にあると判定することが好ましい。
添加弁が正常に作動する場合、分岐通路内の添加剤には添加弁の開閉にともなう圧力変動が生じる。上記構成によれば、添加剤供給系における異常として、供給通路における異常に加えて添加弁の異常についても判別することができる。
一実施形態の添加剤供給系の異常判定装置を搭載したエンジンシステムの概略構成を示す概略構成図である。 異常判定装置の概略構成の一例を示す機能ブロック図である。 個別判定処理の一例を示すフローチャートである。 個別判定処理の結果と添加剤供給系に対する判定結果との関係の一部を示す図である。 変形例における添加剤供給系の概略構成を示す概略構成図である。 変形例において、個別判定処理の結果と添加剤供給系に対する判定結果との関係の一部を示す図である。
図1〜図4を参照して添加剤供給系の異常判定装置の一実施形態について説明する。異常判定装置は、排気ガスに添加剤を供給する添加剤供給系における異常の有無を判定するとともに異常が生じている場合にはその異常の状態を判別する。まず、異常判定装置が搭載されるエンジンシステムについて説明する。
図1に示すように、エンジンシステムは、ディーゼルエンジン10(以下、エンジン10という。)を備える。シリンダーブロック11に形成された複数のシリンダー12には、インジェクター13から燃料が噴射される。シリンダーブロック11には、インテークマニホールド14とエキゾーストマニホールド15とが接続されている。
インテークマニホールド14に接続される吸気通路16には、上流側から順に、図示されないエアクリーナー、ターボチャージャー17を構成するコンプレッサー18、インタークーラー19が設けられている。エキゾーストマニホールド15に接続される排気通路20には、ターボチャージャー17を構成するタービン22が設けられている。
エキゾーストマニホールド15と吸気通路16とを接続するEGR通路25には、EGRクーラー26とEGR弁27とが設けられている。EGR弁27が開状態にあるとき、シリンダー12には、EGRガスと吸入空気との混合気体である作動ガスが供給される。
シリンダー12では、作動ガスとインジェクター13が噴射した燃料との混合気が燃焼する。シリンダー12からの排気ガスは、エキゾーストマニホールド15を通じて排気通路20へと流入し、タービン22を通過した後、排気浄化システム30に流入する。
排気浄化システム30は、第1マフラー部20Aに収容された第1浄化部31と、第2マフラー部20Bに収容された第2浄化部32と、第1浄化部31および第2浄化部32に流入する排気ガスに対して個別に添加剤を供給する添加剤供給系40とを備える。
第1浄化部31は、排気ガス中の燃料を酸化するDOC33(Diesel Oxdation Catalyst)と、DOC33の下流に位置して排気ガス中の粒子状物質を捕捉するとともに表層に触媒層を有する触媒化DPF34(Diesel Particulate Filter)とを備える。この触媒層は、例えば白金系元素を触媒金属として有する第1選択還元型触媒である。第1選択還元型触媒は、活性温度域が比較的低い低温型の触媒であり、排気ガス中の燃料を還元剤に用いてNOxを還元する。
第2浄化部32は、第2選択還元型触媒37と第2選択還元型触媒37の下流に位置する第3選択還元型触媒38とを備える。第2選択還元型触媒37は、例えば白金系元素を触媒金属として有し、排気ガス中の燃料を還元剤に用いてNOxを還元するとともにNOxを還元する反応においてアンモニアを生成する。第3選択還元型触媒38は、第2選択還元型触媒37において生成されたアンモニアを還元剤としてNOxを還元する。第2選択還元型触媒37および第3選択還元型触媒38は、第1選択還元型触媒よりも活性温度域が高い高温型の触媒である。
添加剤供給系40は、添加剤である燃料が流れる供給通路42と、排気通路20における第1浄化部31の上流に位置する第1添加弁51と、排気通路20における第1浄化部31の下流、かつ、第2浄化部32の上流に位置する第2添加弁52とを備える。
供給通路42は、燃料タンク41に接続された共通通路43と、分岐部44にて共通通路43から分岐した第1分岐通路45および第2分岐通路46とで構成されている。なお、燃料タンク41は、インジェクター13が噴射する燃料を貯留する燃料タンクであってもよいし、該燃料タンクとは別個に設けられる燃料タンクであってもよい。
共通通路43には、エンジンを動力源とするポンプ47が配設されている。ポンプ47は、余剰な燃料を還流するリリーフ機構を内蔵し、燃料タンク41内の燃料を分岐部44に向けて所定圧力で圧送する。分岐部44に向けて圧送された燃料は、分岐部44と第1添加弁51とを接続する第1分岐通路45を通じて第1添加弁51に圧送され、分岐部44と第2添加弁52とを接続する第2分岐通路46を通じて第2添加弁52に圧送される。すなわち、共通通路は、複数の添加弁に対して圧送される添加剤が流れる通路である。
また、共通通路43には、ポンプ47の下流であって、かつ、分岐部44の上流に、共通通路43を開閉する電子制御式の遮断弁48が配設されている。遮断弁48が開状態にあるときにポンプ47から分岐部44への燃料の流通が許可され、遮断弁48が閉状態にあるときにポンプ47から分岐部44への燃料の流通が遮断される。
第1添加弁51は、弁機構を内蔵した電子制御式の噴射弁であって、弁機構が開状態にあるときに排気通路20に燃料を噴射する。第1分岐通路45には、第1添加弁51に流入する燃料の圧力、すなわち添加剤圧力である第1圧力P1を検出する第1圧力センサー53が配設されている。第1圧力センサー53は、第1圧力P1を示す信号をECU70(Electronic Control Unit)に出力する。第1分岐通路45および第1添加弁51は第1供給系統54を構成する。
第2添加弁52は、弁機構を内蔵した電子制御式の噴射弁であって、弁機構が開状態にあるときに排気通路20に燃料を噴射する。第2分岐通路46には、第2添加弁52に流入する燃料の圧力、すなわち添加剤圧力である第2圧力P2を検出する第2圧力センサー55が配設されている。第2圧力センサー55は、第2圧力P2を示す信号をECU70に出力する。第2分岐通路46および第2添加弁52は第2供給系統56を構成する。
図2に示すように、異常判定装置を構成するECU70は、CPU、ROM、RAM等を有するマイクロコンピューターを中心に構成される。ROMは、異常を判定する異常判定部を構成するプログラムを含む各種制御プログラムおよび各触媒の活性温度域等の各種データを格納している。RAMは、各種演算における演算結果や各種データを一時的に格納する。ECU70は、各種センサー等からの信号に基づく各種情報とROMに格納された各種制御プログラムや各種データとに基づき、添加剤供給系40による燃料の添加を制御するとともに添加剤供給系40における異常の有無を判定する。
ECU70には、上述した第1圧力センサー53および第2圧力センサー55の他、外気温Taを検出する外気温センサー58から外気温Taを示す信号が入力される。また、ECU70には、各種センサーで構成されるセンサー群59から各添加弁における燃料の供給量に関する情報、例えば各触媒の温度に関する情報や各浄化部31,32に流入するNOx量に関する情報が入力される。
ECU70の異常判定部71は、供給系統ごとに異常の有無を判定する個別判定処理を繰り返し行う。異常判定部71は、第1供給系統54の個別判定処理において、第1圧力センサー53から入力される第1圧力P1に基づいて第1供給系統54における異常の有無を判定する。また、異常判定部71は、第2供給系統56の個別判定処理において、第2圧力センサー55から入力される第2圧力P2に基づいて第2供給系統56における異常の有無を判定する。そして、異常判定部71は、第1および第2供給系統54,56の個別判定処理の結果に基づいて、添加剤供給系40における異常の有無を判定する。
添加剤供給系40に異常がある場合、異常判定部71は、その発生箇所および発生現象である異常の種別を判別してその種別を示すコードをメモリ72に出力する。メモリ72は、異常判定部71が保持するメモリであって、異常判定部71が出力したコードを格納する。また異常判定部71は、エンジン10のチェックランプ80を点灯してエンジンシステムに異常が生じていることをドライバーに通知する。
ECU70のカウンター部73は、第1分岐通路45に対応する第1カウンター74と第2分岐通路46に対応する第2カウンター75で構成されている。各カウンターは、個別判定処理において、分岐通路で燃料が凍結していると仮判定された連続回数をカウントし、そのカウント値を保存する。各カウンターのカウント値は、個別判定処理の開始時にリセットされる。
ECU70のフラグ管理部76は、第1添加弁51に対する作動の許否を示す値が設定される第1フラグF1と、第2添加弁52に対する作動の許否を示す値が設定される第2フラグF2とで構成されている。各フラグは、添加弁の作動の許可を示す値を1で示し、添加弁の作動の禁止を示す値を0で示す。
ECU70の弁制御部79は、センサー群59の各種センサーから入力された信号およびフラグ管理部76の各フラグの値に基づいて、第1および第2添加弁51,52の開閉を制御する。第1および第2添加弁51,52は、弁制御部79から開弁信号が入力されている間だけ開状態に制御される。また、弁制御部79は、第1および第2供給系統54,56の双方に異常がある場合、遮断弁48を閉状態に制御してポンプ47から分岐部44への燃料の流通を遮断する。
図3を参照して異常判定部71が各供給系統に対して実行する個別判定処理について説明する。ここでは、第1および第2供給系統54,56のうち、第1供給系統54に対する個別判定処理を例に説明する。異常判定部71は、ポンプ47が始動すると各供給系統について最初の個別判定処理を開始し、以後、個別判定処理を繰り返し実行する。また、弁制御部79は、ポンプ47が始動すると遮断弁48を閉状態から開状態へと制御する。
図3に示すように、異常判定部71は、第1圧力センサー53からの信号に基づいて第1圧力P1を取得し、その取得した第1圧力P1が目標圧力Pt以上であるか否かを判断する(ステップS11)。目標圧力Ptは、予め設定される値であって、第1添加弁51から正常に燃料を添加するうえで必要な圧力である。
第1圧力P1が目標圧力Pt以上である場合(ステップS11:YES)、異常判定部71は、第1分岐通路45が正常であると判断し、第1フラグF1の値を1に設定する(ステップS12)。第1フラグF1の値が1である場合、弁制御部79は、第1浄化部31に流入するNOx量である第1NOx量を演算し、第1NOx量に応じた量の燃料が第1添加弁51から供給されるように第1添加弁51の開閉を制御する。
続いて異常判定部71は、弁制御部79が第1添加弁51に対して開弁信号を出力した後の第1圧力P1を監視し、第1圧力P1の変動が検知されるか否かを判断する(ステップS13)。第1圧力P1の変動が検知された場合(ステップS13:YES)、異常判定部71は、第1添加弁51が正常に作動したものとして、第1供給系統54が正常状態にあると判定し(ステップS14)、個別判定処理を一旦終了する。
一方、第1圧力P1の変動が検知されなかった場合(ステップS13:NO)、異常判定部71は、第1添加弁51が正常に作動しなかったものとして、第1添加弁51に詰まり等の異常が生じている弁異常状態と判定する(ステップS15)。そして異常判定部71は、第1フラグF1の値を0に設定して(ステップS16)、個別判定処理を一旦終了する。なお、第1フラグF1の値が0である場合、弁制御部79は、第1添加弁51を閉状態に制御し続ける。
また、ステップS11において第1圧力P1が目標圧力Pt未満である場合(ステップS11:NO)、異常判定部71は、外気温センサー58からの信号に基づいて外気温Taを取得し、その取得した外気温Taが燃料の凍結温度Tfrよりも高いか否かを判断する(ステップS17)。
外気温Taが凍結温度Tfrよりも高いとき(ステップS17:YES)、異常判定部71は、第1圧力P1の圧力不足が第1分岐通路45の詰まりに起因するものとして配管異常状態と判定する(ステップS18)。そして異常判定部71は、第1フラグF1の値を0に設定し(ステップS19)、個別判定処理を一旦終了する。
一方、外気温Taが凍結温度Tfr以下であるとき(ステップS17:NO)、異常判定部71は、第1圧力P1の圧力不足が第1分岐通路45での燃料の凍結に起因する仮凍結状態と判定し(ステップS20)、第1フラグF1の値を0に設定する(ステップS21)。次に異常判定部71は、第1カウンター74のカウント値C1をインクリメントし(ステップS22)、カウント値C1が閾値Cthに到達したか否かを判断する(ステップS23)。閾値Cthは、予め行った実験等に基づいて設定される値であって、カウント値C1が閾値Cthに到達するまでの間に、例えばエンジン10からの放射熱によって第1分岐通路45内の燃料が融解する可能性の高い時間を示す値である。
第1カウンター74のカウント値C1が閾値Cth未満である場合(ステップS23:NO)、異常判定部71は、再びステップS11の処理に移行する。一方、第1カウンター74のカウント値C1が閾値Cthに到達した場合(ステップS23:YES)、異常判定部71は、第1分岐通路45が凍結状態にあると判定し(ステップS24)、個別判定処理を一旦終了する。
このように異常判定部71は、第1供給系統54の状態を正常状態、弁異常状態、配管異常状態、および、凍結状態のいずれか1つに特定する。そして異常判定部71は、第1および第2供給系統54,56の個別判定処理の結果に基づいて添加剤供給系40の異常の有無を判定するとともに異常が生じている場合にはその異常の状態を判別する。
図4を参照して個別判定処理の結果と添加剤供給系に対する判定結果との関係について説明する。図4に示すように、第1および第2供給系統54,56の双方についての個別判定処理の結果が「正常状態」である場合(パターン2−1)、異常判定部71は、添加剤供給系40が「正常」であると判定する。
パターン2−2のように、第1および第2供給系統54,56の双方についての個別判定処理の結果がともに「配管異常状態」である状態は、すべての分岐通路が凍結状態でないにも拘らず、すべての添加弁に対して目標圧力Pt以上の圧力の燃料が供給されていない状態である。そのため、異常判定部71は、添加剤である燃料が供給通路42から漏れている可能性があるものとして「添加剤漏れ」と判定する。
パターン2−3のように、第1および第2供給系統54,56の双方についての個別判定処理の結果がともに「凍結状態」である場合、供給通路42全体において燃料が凍結している可能性が高い。そのため、異常判定部71は、添加剤供給系40の供給通路42全体が凍結状態にある「全体凍結」と判定する。
パターン2−4のように、第1および第2供給系統54,56の双方についての個別判定処理の結果がともに「弁異常状態」である場合、異常判定部71は、第1添加弁51および第2添加弁52の双方が異常である「弁詰まり」と判定する。
パターン2−5,6,7のように、第1供給系統54についての個別判定処理の結果が正常状態であり、かつ、第2供給系統56についての個別判定処理の結果が異常状態である場合、異常判定部71は、第2供給系統56に生じている異常を判定結果として得る。例えば、パターン2−5のように、第2供給系統56が「弁異常状態」である場合、異常判定部71は、第2添加弁52のみでの詰まりを示す「第2弁詰まり」と判定する。また、パターン2−6のように、第2供給系統56が「配管異常状態」である場合、異常判定部71は、第2分岐通路46のみでの詰まりを示す「第2配管詰まり」と判定する。また、パターン2−7のように第2供給系統56が「凍結状態」である場合、異常判定部71は、第2分岐通路46のみでの燃料の凍結を示す「第2配管凍結」と判定する。
パターン2−8のように、第1および第2供給系統54,56の双方についての個別判定処理の結果が異常状態であるものの、その異常の種別が異なる場合、異常判定部71は、各供給系統における異常が添加剤供給系40に生じていると判定する。
なお、パターン2−2,3,4,8のように、第1および第2供給系統54,56の双方についての個別判定処理の結果が異常状態である場合、弁制御部79は、遮断弁48を閉状態に制御してポンプ47から分岐部44への燃料の流通を禁止する。こうした構成によれば、パターン2−2の場合は燃料のさらなる漏洩が抑えられる。また、他のパターンの場合は、ポンプ47の駆動に必要な動力が抑えられることでエンジン10の出力を有効に利用することができる。また、パターン2−5,6,7のように、第1供給系統54が正常状態にあり、かつ、第2供給系統56が異常状態である場合、弁制御部79は、第1供給系統54の第1添加弁51を制御して第1浄化部31のみに燃料を供給する。
このようにECU70の異常判定部71は、ポンプ47が始動すると、第1および第2供給系統54,56の各々に対して個別判定処理を繰り返し実行する。異常判定部71は、第1および第2供給系統54,56の個別判定処理の結果が得られるたびに上述した判定結果を得る。そして異常判定部71は、判定結果が異常を含む場合、チェックランプ80を点灯させるとともにその異常の種別を示すコードをメモリ72の所定領域に格納する。こうしたコードは、作業者が異常箇所を特定する際の手掛かりとして利用される。
上記実施形態の添加剤供給系の異常判定装置によれば以下に列挙する効果が得られる。
(1)図3および図4に示すように、異常判定部71は、第1および第2供給系統54,56の各々について個別判定処理を行い、それらの個別判定処理の結果に基づいて添加剤供給系40における異常の有無を判定する。こうした構成によれば、添加剤供給系40に生じた異常の種別を判別することができる。
(2)外気温Taが凍結温度Tfrよりも高いとき、添加剤である燃料は凍結している可能性が低い。そのため、外気温センサー58から外気温Taを取得することにより、異常判定部71は、例えば第1圧力P1が目標圧力Pt未満である原因が第1分岐通路45の「詰まり」であるか「凍結」であるかを判別することができる。
(3)第1および第2供給系統54,56の各々についての個別判定処理の結果がともに配管異常状態である場合としては、第1および第2分岐通路45,46の双方において「詰まり」が生じている状態と供給通路42に「添加剤漏れ」が生じている状態とが想定される。上記実施形態においては「添加剤漏れ」が判定結果に設定されている。こうした構成によれば、メンテナンス時、作業者は、まず供給通路42から燃料が漏れているか否かを確認することにより、添加剤供給系40に生じた異常が第1および第2分岐通路45,46の「詰まり」であるか「添加剤漏れ」であるかを判別することができる。その結果、添加剤供給系40に生じた異常に対し、早期に、かつ、適切に対処することができる。
(4)第1分岐通路45内で燃料が凍結していたとしてもエンジン10からの放射熱等によって融解する場合がある。異常判定部71は、第1圧力P1が目標圧力Pt未満であり、かつ、外気温Taが凍結温度Tfr以下である仮凍結状態のカウント値C1が閾値Cthに到達することを条件として、第1分岐通路45を凍結状態と判定する。すなわち、異常判定部71は、凍結している燃料が融解する時間を考慮したうえで第1分岐通路45を凍結状態と判定することができる。
また、第1圧力P1が目標圧力Pt未満であり、かつ、外気温Taが凍結温度Tfr以下であることのみを以て第1分岐通路45が凍結状態であると判定されるとなれば、添加剤供給系40について過度なメンテナンスをドライバーに強いることとなる。この点、上記構成によれば、添加剤供給系40に対する過度なメンテナンスを抑えることもできる。
(5)異常判定部71は、第1分岐通路45が正常であるとき、第1添加弁51に対する開弁信号の出力後における第1圧力P1の変動に基づいて第1添加弁51の異常の有無を判定する。すなわち、異常判定部71は、分岐通路が正常である供給系統について添加弁の異常の有無を判定することができる。
(6)第1および第2供給系統54,56の双方が異常状態であると判定された場合、弁制御部79は、遮断弁48を閉状態に制御する。これにより、「添加剤漏れ」が生じている場合にはさらなる燃料の漏れが抑えられる。また、ポンプ47の駆動に必要な動力が抑えられることでエンジン10の出力を有効に利用することができる。
(7)第1および第2供給系統54,56の一方が正常状態であると判定された場合、弁制御部79は、正常状態にある供給系統から排気ガスに燃料を添加する。これにより、異常状態にある供給系統の使用を控えつつ、排気ガスを浄化することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することもできる。
・異常判定部71は、各供給系統の個別判定処理において、分岐通路の異常の有無のみを判定してもよい。こうした構成であっても、供給通路42の異常の種別を判別できる。
・異常判定部71は、各供給系統の個別判定処理において、添加剤圧力が目標圧力Pt未満であり、かつ、外気温Taが凍結温度Tfr以下であることのみを以て、分岐通路が凍結状態にあると判定してもよい。
・閾値Cthは供給系統ごとに異なる値に設定されてもよい。こうした構成によれば、例えばエンジン10等の熱源からの距離が遠い供給系統ほど高い閾値Cthを設定することにより、各供給系統の設置環境に応じて分岐通路の凍結状態を判定することができる。
・異常判定部71は、外気温Taを考慮せずに、添加剤圧力のみで分岐通路の異常の有無を判定してもよい。こうした構成によれば、分岐通路における異常の有無を判定する構成を簡素化することができる。
・弁制御部79は、添加剤圧力の一部のみが目標圧力Pt未満である場合に遮断弁48を制御して共通通路43を遮断してもよい。
・添加剤供給系40は、2つの供給系統、第1および第2供給系統54,56を有している。これに限らず、添加剤供給系40は、3以上の供給系統を有していてもよい。
例えば図5に示すように、添加剤供給系40は、第1および第2供給系統54,56に加えて第3供給系統81を有していてもよい。こうした場合、分岐部44は第1分岐部として機能し、共通通路43は、燃料タンク41から分岐部44を通って第2分岐通路46と第3分岐通路82とが分岐する第2分岐部83までの範囲である。第3分岐通路82には、第3添加弁84に流入する燃料の圧力を検出する第3圧力センサー85が配設される。そして、個別判定処理の結果と判定結果との関係は図6のように示される。
・図1に示した第1分岐通路45のように、分岐通路の少なくとも1つは、外気温Taが凍結温度Tfr以下であってもエンジン10の放射熱を受けて分岐通路内の添加剤が確実に融解する位置に配設されていることが好ましい。こうした構成によれば、分岐通路の少なくとも1つについては、たとえ外気温Taが凍結温度Tfr以下であっても添加剤が凍結することを抑えることができる。
・ドライバーに対する添加剤供給系40の異常の告知は、チェックランプ80に限らず、音声等で行ってもよい。
・添加剤供給系40が供給する添加剤は、排気通路20に配設された触媒に応じ変更可能であり、燃料に限らず、例えば尿素水等であってもよい。また、添加剤供給系40が適用されるエンジン10もディーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジンや天然ガスエンジンであってもよい。
F1…第1フラグ、F2…第2フラグ、10…ディーゼルエンジン、11…シリンダーブロック、12…シリンダー、13…インジェクター、14…インテークマニホールド、15…エキゾーストマニホールド、16…吸気通路、17…ターボチャージャー、18…コンプレッサー、19…インタークーラー、20…排気通路、20A…第1マフラー部、20B…第2マフラー部、22…タービン、25…EGR通路、26…EGRクーラー、27…EGR弁、30…排気浄化システム、31…第1浄化部、32…第2浄化部、33…DOC、34…触媒化DPF、37…第2選択還元型触媒、38…第3選択還元型触媒、40…添加剤供給系、41…燃料タンク、42…供給通路、43…共通通路、44…分岐部、45…第1分岐通路、46…第2分岐通路、47…ポンプ、48…遮断弁、51…第1添加弁、52…第2添加弁、53…第1圧力センサー、54…第1供給系統、55…第2圧力センサー、56…第2供給系統、58…外気温センサー、59…センサー群、70…ECU、71…異常判定部、72…メモリ、73…カウンター部、74…第1カウンター、75…第2カウンター、76…フラグ管理部、79…弁制御部、80…チェックランプ、81…第3供給系統、82…第3分岐通路、83…第2分岐部、84…第3添加弁、85…第3圧力センサー。

Claims (5)

  1. 排気ガスに添加剤を供給する複数の添加弁と前記複数の添加弁に対して前記添加剤を圧送する共通のポンプとを備える添加剤供給系の異常判定装置であって、
    前記添加剤供給系は、前記ポンプが配設される共通通路と、前記ポンプの下流において前記共通通路から分岐するとともに前記添加弁が配設される複数の分岐通路とを有する供給通路を備え、
    前記異常判定装置は、前記複数の分岐通路の各々に配設されて前記分岐通路内の圧力を検出する圧力センサーと、外気温を検出する外気温センサーと、前記圧力センサーの検出値である添加剤圧力および前記外気温センサーの検出値に基づいて前記添加剤供給系における異常の有無を判定する異常判定部とを備え、
    前記異常判定部は、前記複数の分岐通路のすべてにおいて前記添加剤圧力が目標圧力未満であり、かつ、前記外気温センサーの検出値が前記添加剤の凍結温度よりも高いとき、前記供給通路から添加剤が漏れていると判定し、前記複数の分岐通路の一部において前記添加剤圧力が目標圧力未満であるときに当該添加剤圧力に対応する前記分岐通路に異常が生じていると判定する
    添加剤供給系の異常判定装置。
  2. 前記異常判定部は、前記複数の分岐通路の一部において前記添加剤圧力が前記目標圧力未満であり、かつ、前記外気温センサーの検出値が前記添加剤の凍結温度よりも高いとき、当該添加剤圧力に対応する前記分岐通路が詰まっていると判定する
    請求項に記載の添加剤供給系の異常判定装置。
  3. 前記異常判定部は、前記添加剤圧力が前記目標圧力未満であり、かつ、前記外気温センサーの検出値が前記添加剤の凍結温度以下であるとき、当該添加剤圧力に対応する前記分岐通路に対して前記添加剤が凍結していると仮判定し、前記仮判定の連続判定回数が閾値に到達したときに当該分岐通路において前記添加剤が凍結していると判定する
    請求項またはに記載の添加剤供給系の異常判定装置。
  4. 前記異常判定部は、前記添加剤圧力が前記目標圧力以上である前記分岐通路について、
    前記添加弁による前記添加剤の供給にともなって前記添加剤圧力が変動したときに当該
    添加弁が正常にあると判定し、前記添加弁による前記添加剤の供給にともなって前記添加剤圧力が変動しなかったときに当該添加弁が異常にあると判定する
    請求項1〜のいずれか一項に記載の添加剤供給系の異常判定装置。
  5. 排気ガスに添加剤を供給する複数の添加弁と前記複数の添加弁に対して前記添加剤を圧送する共通のポンプとを備える添加剤供給系の異常判定装置であって、
    前記添加剤供給系は、前記ポンプが配設される共通通路と、前記ポンプの下流において前記共通通路から分岐するとともに前記添加弁が配設される複数の分岐通路とを有する供給通路を備え、
    前記異常判定装置は、前記複数の分岐通路の各々に配設されて前記分岐通路内の圧力を検出する圧力センサーと、前記圧力センサーの検出値である添加剤圧力に基づいて前記添加剤供給系における異常の有無を判定する異常判定部とを備え、
    前記異常判定部は、前記添加剤圧力が前記目標圧力以上である前記分岐通路について、前記添加弁による前記添加剤の供給にともなって前記添加剤圧力が変動したときに当該添加弁が正常にあると判定し、前記添加弁による前記添加剤の供給にともなって前記添加剤圧力が変動しなかったときに当該添加弁が異常にあると判定する
    添加剤供給系の異常判定装置。
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