JP6554177B2 - ネットワークへのueのアクセスを取り扱うための方法及びノード - Google Patents

ネットワークへのueのアクセスを取り扱うための方法及びノード Download PDF

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Description

ここでの実施形態は、概して、モビリティノード、モビリティノードにおける方法、加入者サーバ、加入者サーバにおける方法、無線アクセスネットワーク(RAN)ノード及びRANノードにおける方法に関する。より具体的には、ここでの実施形態は、ネットワークへのユーザ機器(UE)のアクセスの取り扱いに関する。
各加入者とそのH−PLMN(Home-Public Land Mobile Network)との間には関係性が存在する。加入者のための通信が他のPLMN上で取り扱われる場合、そのPLMNは、V−PLMN(Visited-PLMN)として言及される。PLMNは、自身に割り当てられた地理的エリアを有する。その地理的エリアは、PLMNエリアとして言及され得る。例えば、PLMNは、国の境界により区切られ得る。国ごとに1つよりも多くのPLMNが存在してもよい。換言すると、PLMNエリアは、PLMNがUEのユーザに対し仕様に従って通信サービスを提供する地理的エリアである。UEによりアクセス可能なPLMNエリアの集合は、システムエリアとして説明され得る。システムエリア全体にわたってUEへサービスの継続性を提供するという主たる目的を伴って、PLMNは、ロケーション登録機能を提供するものとされる。
UEは、そのサブスクリプションの資格により認可されたエリア内で、(国内で又は国際的に)ローミングし及びサービスへアクセスし得る。ローミングは、所与のPLMN(例えば、H−PLMN)のUEが他のPLMN(例えば、V−PLMN)からサービスを取得することができるようにするサービスとして説明され得る。他のPLMNは、所与のPLMNと異なる国にあってもよく又は同じ国にあってもよい。
ロケーション更新手続は、UEが1つのロケーションエリアから次のロケーションエリアに、例えば、H−PLMNからV−PLMNに、1つのV−PLMNから他のV−PLMNに移動するたびに、そのUEがセルラーネットワークに通知を行うことを可能にする。このロケーション更新手続は、ロケーションエリア更新(LAU)手続、トラッキングエリア更新(TAU)手続、又はルーティングエリア更新(RAU)手続であり得る。LAUは、第2世代(2G)(例えば、GSM(Global System for Mobile communications))において使用され、TAUは、第3世代(3G)(例えば、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network))において使用され、RAUは、3G(例えば、E−UTRAN(Evolved-UTRAN))において使用される。
サービングGPRSサポートノード/モビリティ管理エンティティ(SGSN/MME)におけるUE登録の一部として、SGSN/MMEは、ロケーション更新要求メッセージをホーム加入者サーバ(HSS)へ送信する。HSSからSGSN/MMEへの応答メッセージ、例えば、ロケーション更新応答メッセージにおいて、HSSは、UEに該当する無線アクセス技術(RAT)制限、即ち、どの追加的なRATによりUEがアクセスを許可されるのか、についての情報を含め得る。追加的なRATは、UEがその時点でサービスを受けようとしているアクセスを補助するものである。SGSN/MMEは、この情報を使用して、UEについて許可されていないRATへのアクセス変更を実行する試みを防止し得る
限界は、RAT制限についての情報が、全てのPLMN ID(Public Land Mobile Network IDentities)/事業者に共通でシグナリングされる点である。結果的な作用として、HSSは、事業者ごとに差別化されたアクセス制限を適用することができず、受信側SGSN/MMEは、潜在的なターゲットアクセスのPLMN IDに関係なく同じ制限を適用する。
H−PLMNとしてのPLMN−XからのUEが、E−UTRAN内でPLMN−1の事業者によりサービスを受けるようになるローミングのシナリオを考察されたい。HSSは、PLMN−1について有効なローミング協定に合致するに過ぎないアクセス制限をE−UTRANへ提供する。UEはそれと同時に、
1)サブスクリプションにより、PLMN−2の事業者により提供されるUTRANアクセスを使用することを許可されるが、
2)PLMN−2の事業者により提供されるE−UTRANアクセスを使用することを許可されない。
良好なE−UTRANエリアカバレッジを確保するために、PLMN−1の事業者がPLMN−2の事業者と協調する場合、この協調は、無線条件にとってそうすることが好ましいならば、PLMN−2においてE−UTRANによりサービスを受けるようUEを仕向けることを、PLMN−1の事業者に試みさせるかもしれない。しかしながら、UEは、PLMN−2においてE−UTRANへアクセスすることを許可されていないため、PLMN−2においてE−UTRANによりサービスを受けるようUEを仕向ける試みは、失敗するであろう。
HSSは、ローミング協定の、PLMN IDごとの適用可能なアクセス制限についての情報を含む。これは、V−PLMN内のSGSN/MMEがUEへサービスすること、及び、UEの事業者のためのローミング協定に合致するアクセス制限を適用することを可能にする。結果として、V−PLMNは、サブスクリプションに則って許可されていないアクセスへUEを仕向けることを試行しないはずである。
UEがV−PLMN内へローミングする際に、HSSは、V−PLMN内のSGSN/MMEへ、ペア(PLMN ID,RAT制限)のリストの形式のアクセス制限情報を含むロケーション更新応答を送信する。受信側SGSN/MMEは、この情報を使用して、制限のリスト内のエントリに合致するロケーション/アクセスへUEを仕向ける試みを防止する。
しかしながら、そのような資格情報を追加することにより、HSSの構成とシグナリングとに問題を生じさせる。その理由は、制限のリストが、基本的に、グローバルスケールにおける全てのRAT及びPLMN IDのリストであるためである。ペア(PLMN ID,RAT制限)のリストを、訪問先の国にのみ適用可能なエントリと、近隣国内の潜在的に隣接するアクセスとに限定することがたとえ可能であっても、この解決策は、なお不便である。この情報は、ローミング協定を暴露することになるため、潜在的には機密性であり得る。大量のデータのシグナリングは、サイズ及び処理の観点から実現可能ではない。それは、HSSがグローバルスケールでV−PLMN間のローミング関係と共に構成されることを要するはずである。
したがって、ここでの実施形態の目標は、上記の不利益の少なくとも1つを軽減し、ネットワークへのUEのアクセスの、改善された取り扱いを提供することである。
第1の態様によると、この目的は、ネットワークへのUEのアクセスを取り扱うための、モビリティノードにより実行される方法により達成される。モビリティノードは、UEによりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク内に位置する。モビリティノードは、UEがカレント訪問先ネットワークへアクセスする際に、訪問先ネットワークを通じて、UEのホームネットワーク内の加入者サーバへ、UEについてのアクセス情報を求める要求を送信する。この要求は、カレント訪問先ネットワーク及びUEがアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む。モビリティノードは、加入者サーバから、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての要求されたアクセス情報を受信する。このアクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UEがアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。モビリティノードは、UEが潜在的な訪問先ネットワークのうちの1つへアクセスしようとする際に、以前に受信したアクセス情報に基づいて、UEが潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定する。
第2の態様によると、この目的は、ネットワークへのUEのアクセスを取り扱うための、加入者サーバにより実行される方法により達成される。加入者サーバは、UEのホームネットワーク内に位置する。加入者サーバは、UEがカレント訪問先ネットワークへアクセスする際に、訪問先ネットワーク内のモビリティノードから、UEについてのアクセス情報を求める要求を受信する。この要求は、カレント訪問先ネットワーク及びUEがアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む。加入者サーバは、要求されたアクセス情報を取得する。このアクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、Uがアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可制限RATを含む。加入者サーバは、要求された制限情報をモビリティノードへ送信する。
第3の態様によると、この目的は、ネットワークへのUEのアクセスを取り扱うための、RANノードにより実行される方法により達成される。RANノードは、UEによりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク内に位置する。RANノードは、モビリティノードから、アクセス情報を受信する。このアクセス情報は、カレント訪問先ネットワーク及び少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークについての、UEがアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。RANノードは、受信したアクセス情報に基づいて、受信したアクセス情報に合致しないネットワークがUEについての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定する。
第4の態様によると、この目的は、ネットワークへのUEのアクセスを取り扱うように構成されるモビリティノードにより達成される。モビリティノードは、UEによりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク内に位置する、ように構成される。モビリティノードは、UEがカレント訪問先ネットワークへアクセスする際に、訪問先ネットワークを通じて、UEのホームネットワーク内の加入者サーバへ、UEについてのアクセス情報を求める要求を送信するようにさらに構成される。この要求は、カレント訪問先ネットワーク及びUEがアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む。モビリティノードは、加入者サーバから、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての要求されたアクセス情報を受信する、ように構成される。このアクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UEがアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。モビリティノードは、UEが潜在的な訪問先ネットワークのうちの1つへアクセスしようとする際に、以前に受信したアクセス情報に基づいて、UEが潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定する、ように構成される。
第5の態様によると、この目的は、ネットワークへのUEのアクセスを取り扱うように構成される加入者サーバにより達成される。加入者サーバは、UEのホームネットワーク内に位置する、ように構成される。加入者サーバは、UEがカレント訪問先ネットワークへアクセスする際に、訪問先ネットワーク内のモビリティノードから、UEについてのアクセス情報を求める要求を受信するようにさらに構成される。この要求は、カレント訪問先ネットワーク及びUEがアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む。加入者サーバは、要求されたアクセス情報を取得する、ように構成される。このアクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UEがアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可制限RATを含む。加入者サーバは、要求された制限情報をモビリティノードへ送信する、ように構成される。
第6の態様によると、この目的は、ネットワークへのUEのアクセスを取り扱うように構成されるRANノードにより達成される。RANノードは、UEによりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク内に位置する、ように構成される。RANノードは、モビリティノードから、アクセス情報を受信するようにさらに構成される。このアクセス情報は、カレント訪問先ネットワーク及び少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークについての、UEがアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。RANノードは、受信したアクセス情報に基づいて、受信したアクセス情報に合致しないネットワークがUEについての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定する、ように構成される。
モビリティノードが、加入者サーバへ送信される要求において、全ての潜在的な訪問先ネットワークを含めるため、加入者サーバは、その情報の全てから適用可能な関係をフィルタリングすることと、関連する潜在的な訪問先ネットワークについての関連付けられた許可ネットワークID及びRATのみを返すことと、が可能になる。これにより、モビリティノードが加入者サーバからの情報に基づいてUEが潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定することが可能になることで、ネットワークへのUEのアクセスの取り扱いが改善される。
ここでの実施形態は、多くの利点をもたらし、そのうちの例の非網羅的なリストは以下の通りである。
RAT制限についての情報と、ネットワークIDとの組み合わせの利点は、次の通りであってよい:
− これは、モビリティノードがエンドユーザへのサービスの中断を防止することを可能にし得る。
− これは、事業者がローミング協定においてより良好な差別化を適用することを可能にし得る。
− これは、ローミング協定における差別化の使用時に、シグナリング/手続の失敗(KPI(Key Performance Indicator)への影響)を少なくさせ得る。
カレントサービングモビリティノードに、関連するネットワークIDのリストを加入者サーバへ提供させることの利点は、以下の通りであり得る。
− 加入者サーバは、訪問先ネットワークにおいてローミング関係と共に構成されなくてもよい。それ自体のローミング協定についての情報で充分である。
− これは、要求メッセージへの応答が関連する制限のみの限られたリストを含むことを可能にし得る。それにより、応答メッセージに対するシグナリング及び処理のインパクトが最小化される。
− これは、モビリティノード及び加入者サーバにおけるシグナリング及び処理の負荷を引き下げ得る。
RANノード又はワイヤレスアクセスノードへ制限情報を提供することの利点は、以下の通りであり得る。
− RANノード又はワイヤレスアクセスノードは、UEモビリティ/アクセス変更を、許可されたターゲットのみに制限し得る。UEは、RANノード又はワイヤレスアクセスノードによる、許可されていないターゲットに当該UEを仕向ける無駄な試みを原因としてサービスを妨害されない
− RANノード又はワイヤレスアクセスノードは、ハンドオーバ向けの準備として、及び、アイドルモードでの移動の“リダイレクションを伴う解放”向けの準備として、UEに許可されたターゲットセルのみのセル測定を実行するように指示することを可能にされ得る。
− (RANノード又はワイヤレスアクセスノードがハンドオーバを試みるものの、ターゲットが許可されない場合にモビリティノードがハンドオーバを中止することに起因する)ハンドオーバ失敗からのKPIへの影響がない。
ここでの実施形態は、上述の特徴及び利点に限定されない。当業者は、以下の詳細な説明を読むと、追加的な特徴及び利点を認識するであろう。
次に、ここでの実施形態について、これらの実施形態を示し、且つ、以下の図を含む添付の図面を参照して、以下の詳細な説明において、より詳細にさらに説明する。
通信システムの実施形態を示す概略ブロック図である。 通信システムの実施形態を示す概略ブロック図である。 方法の実施形態を示すシグナリング図である。 ネットワークエレメント及びリファレンスポイントを示す概略ブロック図である 方法の実施形態を示すシグナリング図である。 モビリティノードにより実行される方法の実施形態を示すフローチャートである。 モビリティノードの実施形態を示す概略ブロック図である。 加入者サーバにより実行される方法の実施形態を示すフローチャートである。 加入者サーバの実施形態を示す概略ブロック図である。 RANノード又はワイヤレスアクセスノードにより実行される方法の実施形態を示すフローチャートである。 RANノード又はワイヤレスアクセスノードの実施形態を示す概略ブロック図である。
これらの図は、必ずしも等尺ではなく、明瞭にするために或る特徴の寸法が誇張されていることがあり得る。代わりに、ここでの実施形態の原理の描写に強調が加えられている。
ここでの実施形態は、訪問先ネットワーク(例えば、V−PLMN)内のモビリティノード(例えば、SGSN/MMEに代表される)に、加入者サーバ(例えば、HSS)へ送信されるロケーション更新要求メッセージにおいて、全ての潜在的なハンドオーバターゲットネットワーク(例えば、複数のPLMN)についての情報を包含させることにより、現行の技術の欠点に対処している。
モビリティノードは、ハンドオーバ及び最適化されるアイドルモードモビリティを可能にするために、既に、重複ネットワーク及び隣接ネットワークについての情報と共に構成されているかもしれず、加入者サーバへ送信されるメッセージ(例えば、ロケーション更新要求メッセージ)において、関連するネットワークIDのリストを含める。
加入者サーバは、このメッセージを受信し、その、グローバルなローミング協定のリストから、適用可能な関係をフィルタリング出力し、制限を有するペアのリスト、即ち、許可ネットワークID及び対応する許可RATのリストを作成する。
加入者サーバは、アクセス情報(許可ネットワークID及び対応する許可RAT)のフィルタリングされたリストを含むメッセージ(例えば、ロケーション更新応答メッセージ)を用いてモビリティノードに応答する。
モビリティノードは、関連するアクセス制限の、受信した新たなアクセス情報を使用して、RANノードによる、制限されたターゲットへのハンドオーバの試みを防止し、よって、UEへのサービスの中断の理由を回避する。
加えて、ここでの実施形態は、モビリティノードがこの新たなアクセス情報をRANノードへ転送することを可能にし得る。これにより、RANノードは、接続モードにある場合には、制限されたターゲットへのハンドオーバを開始しないこと、アイドルモードにある場合には、制限されたターゲットへの“リダイレクションを伴う解放”を実行しないこと、が可能になり得る。
図1は、ここでの実施形態が実装され得る通信システム100を描いている。通信システム100は、いくつかの実施形態において、例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTEアドバンスト、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、GSM、若しくは任意の他の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)無線アクセス技術といった1つ以上の無線アクセス技術に、又は、例えば、W−Fi若しくはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)及びCDMA(Code Division Multiple Access)といった他の無線アクセス技術に、該当し得る。通信システム100は、例えば、ワイヤレス通信ネットワーク、ワイヤレス通信システム、通信ネットワーク、通信システム、ネットワーク、又はシステムとして言及されてもよい。通信システム100は、1つ以上のコアネットワーク(CN)及び無線アクセスネットワーク(RAN)を含み得る。
図1に示される通信システム100は、ホームネットワーク100h及び訪問先ネットワーク100vに分割され得る。図1の水平な点線は、ホームネットワーク100hと訪問先ネットワーク100vとの間の境界を示している。ホームネットワーク100hは、UE101のホームネットワークであり、H−PLMNホームサービスセット(H−SS)、又はホームワイヤレスLAN(H−WLAN)などとして言及されてもよい。訪問先ネットワーク100vは、UE101によって訪問されるネットワークであり、V−PLMN、訪問先SS(V−SS)、又は訪問先WLAN(V−WLAN)などとして言及されてもよい。図1は、UE101が訪問先ネットワーク100vを訪問する際のシナリオを示す。
ホームネットワーク100hは、ネットワークIDを用いて識別され得る。ネットワークIDは、例えば、PLMN ID、サービスセット識別子(SSID)、WLAN ID、又はいずれかの他の適切な、ホームネットワーク100hの一意のIDであり得る。同様に、訪問先ネットワーク100vもまた、ネットワークID、例えば、PLMN ID、SSID、WLAN ID、又は任意の他の適切な、訪問先ネットワーク100vの一意の識別情報を用いて識別され得る。
これら実施形態は、混成ネットワークに適用され、混成ネットワークとは、ネットワークが、3GPPネットワークか、WLANか、又は、CDMAといった他の非3GPPネットワークであってよいこと、即ち、ネットワークがPLMNで必ずしも識別されなくてよく、むしろ、ネットワークを識別するために、以前に説明したような、例えばSSID、WLAN IDなどの他の適用可能な識別子が使用されてよいこと、を意味する。
上述のように、通信システム100は、UE101を含む。UE101が訪問先ネットワーク100v内に位置するときに、UEは、訪問先ネットワーク100v内のRANノード103によりサービスを受ける。RANノード103は、ワイヤレスアクセスノードとして言及されてもよい。以下において、RANノード、ワイヤレスアクセスノード、RANノード/ワイヤレスアクセスノードという用語は、相互に交換可能に使用されてよい。RANノード103は、例えば、発展型ノードB(eNB)、ノードB(NB)、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、TWAG(Trusted Wireless Access Gateway)、又はePDG(evolved Packet Data Gateway)などであり得る。
UE101は、事業者のネットワークにより提供されるサービス、並びに、事業者の無線アクセスネットワーク及びコアネットワークがアクセス、例えばインターネットへのアクセス、を提供する、事業者のネットワーク外のサービスに、加入者がそれを用いてアクセスし得るデバイスであり得る。UE101は、通信ネットワーク内での通信を可能にされた、モバイル型又は据え置き型の任意のデバイス、例えば、限定ではないものの、例えば、ユーザ機器、モバイルフォン、スマートフォン、センサ、メータ、車両、家庭用器具、医療用器具、メディアプレーヤー、カメラ、マシンツーマシン(M2M)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)デバイス、IoT(Internet of Things)デバイスであってもよく、又は、任意のタイプの民生電子機器、例えば、限定ではないものの、テレビ受像機、無線機、照明設備、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、若しくはパーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。UE101は、他のデバイス又はサーバといった他のエンティティと、無線アクセスネットワークを介して音声及び/又はデータを通信することが可能にされた、携帯型、ポケット収容型、手持ち式、コンピュータ内蔵型、又は車両搭載型のデバイスであってもよい。
訪問先ネットワーク100vにおいて、RANノード103は、モビリティノード105へ接続され得る。モビリティノード105もまた、訪問先ネットワーク100v内に位置する。モビリティノード105は、UE101のモビリティ、ローミング認証などを取り扱うように構成されるノードである。モビリティノード105は、例えば、MME、SGSN、組み合わされたMME及びSGSNノード(MME及びSGSNは、これらが組み合わされる場合、1つのノード内に共設される)、TWAG、又はePDGであってもよい。いくつかの実施形態において、モビリティノード105は、1つ以上の機能を実装するノードとして理解されてもよい。その機能が仮想的な機能として記述されてもよい。その機能は、MME機能、SGSN機能、TWAG機能、ePDG機能であり得る。
訪問先ネットワーク100v内のモビリティノード105は、ホームネットワーク100h内の加入者サーバ108へ接続され得る。加入者サーバ108は、例えば加入者プロファイルといった、加入者に関連する情報を管理する、ように構成されるノードである。加入者サーバ108は、例えば、HSS、ホームロケーションレジスタ(HLR)、認証センター(AuC)、又は、AAA(Authentication, Authorization, and Accounting)サーバであり得る。
通信ネットワーク内の通信リンクが、ワイヤードリンク又はワイヤレスリンクのいずれかを含む、任意の適切な種類のものであってよいことに留意されるべきである。このリンクは、当業者に理解されるように、(例えば、OSI(Open Systems Interconnection)モデルにより示されるような)レイヤのタイプ及びレベルに依存して、任意の適切なプロトコルを使用してよい。
次に、図2を参照して、図1の通信システム100aの、より詳細な例示的な実施形態について説明する。図2の例示的な実施形態は、図1において見られる通信システム100の、より詳細なバージョンである。図2は、3GPPアクセスのためのローミングアーキテクチャの例示的な一実施形態を示す。図2において、ホームネットワーク100hは、H−PLMN100hによって表され、訪問先ネットワーク100vは、V−PLMN100vによって表される。図2の点線は、H−PLMN100hとV−PLMN100vとの間の境界を示す。図2ではPLMNが一例として使用されているが、ここでの実施形態は、任意の他のタイプのネットワーク、例えば、3GPPネットワーク、非3GPPネットワーク、WLANなどに等しく適用可能である。
図2は、V−PLMN100v内のE−UTRAN203を示す。E−UTRAN203は、図1内のRANノード103(図2には図示せず)といった要素を含む。先述のように、RANノード103は、例えば、基地局、NodeB、eNodeB、eNB、RNC、BSCなどであり、又は、UE101と通信することが可能な任意の他のエレメントであってよい。UE101とE−UTRAN203(及びRANノード103も)との間のリファレンスポイントは、LTE−Uuとして言及され得る。
V−PLMN100v内に位置するMME205は、リファレンスポイントS1−MMEを介してE−UTRAN203へ接続され得る。MME205は、例えば、NAS(Non-Access Stratum)シグナリング、3GPPアクセスネットワーク間のモビリティのためのCNノード間シグナリング、UE到達可能性、トラッキングエリア(TA)リスト管理、パケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)及びサービングゲートウェイ(SGW)の選択、MME変更を伴うハンドオーバのためのMME選択などといった機能を有するエレメントである。S10は、MMEリロケーション及びMMEからMMEへの情報移送のための、いくつかのMME205間におけるリファレンスポイントである。MME205は、図1に示されるモビリティノード105の一例である。
SGSN208は、その地理的サービスエリア内において、UE101からの、及びUE101へのデータパケットの配信を担うように構成される、V−PLMN内のノードである。SGSN208の機能のうちの1つが、2G/3GアクセスネットワークとE−UTRAN203の3GPPアクセスネットワークとの間のモビリティのためにシグナリングを提供することである。2G/3Gアクセスネットワークは、図2のGERAN(GSM EDGE Radio Access Network)210及びUTRAN213により例示される。EDGEは、GSM進化型高速データレートの短縮形である。SGSN208のいくつかのさらなる機能は、パケットのルーティング及び移送、モビリティ管理(アタッチ/デタッチ及びロケーション管理)、論理リンク管理、並びに、認証及び課金機能などを取り扱うことである。S3は、SGSN208とMME205との間のインタフェースである。いくつかの実施形態において、SGSN208及びMME205は、1つのノード内に共設される。このテキストにおいて、MME/SGSNという用語は、独立型MME205か、独立型SGSN208か、又は、組み合わされたMME205及びSGSN208のノードのうちのいずれか1つを指す。SGSN208は、図1のモビリティ管理ノード105の一例であり得る。
図2のV−PLMN100v内には、1つのゲートウェイ、即ちSGW215が位置している。SGW215は、E−UTRAN203に向けてのインタフェースの終端をなすゲートウェイである。ハンドオーバ中における、ベアラごとのユーザプレーントンネリング及びeNodeB間経路スイッチングのための、SGW215とE−UTRAN203との間のリファレンスポイントは、S1−Uとして言及されてもよい。SGW215は、eNodeB間ハンドオーバ中においてユーザプレーンのためのモビリティアンカーとしても、及び、LTEと他の3GPP技術との間のモビリティのためのアンカーとしても働きつつ、ユーザのデータパケットをルーティングし及び転送する。S11は、SGW215とMME205との間のリファレンスポイントである。S4は、SGW215とSGSN208との間のリファレンスポイントである。S12は、SGW215とUTRAN213との間のリファレンスポイントである。
PGW218は、パケットデータネットワーク(PDN)に向けてのSGiインタフェースの終端をなす、H−PLMN200h内のゲートウェイである。PDNは、図2において、H−PLMN100h内の事業者のIPサービス(例えば、IMS、PSSなど)220により示されている。IPは、インターネットプロトコルの短縮形であり、IMSは、IPマルチメディアサブシステム又はIMマルチメディアコアネットワークサブシステムの短縮形であり、PSSは、パケット交換ストリーミングの短縮形である。UE105が複数個のPDNへアクセスしている場合、そのUE101について、1つよりも多くのPGW218が存在し得る。PGW218の機能は、UE101についてのトラフィックの出口ポイント及び入口ポイントとなり、ポリシー施行、各ユーザについてのパケットフィルタリング、課金サポート、合法的傍受、及びパケットスクリーニングなどを実行することにより、例えば、UE101から外部のPDNへの接続性を提供している。S5は、SGW215とPGW218との間のユーザプレーントンネリング及びトンネル管理を提供するリファレンスポイントである。
HSS225は、H−PLMN100h内に位置し、GSMホームロケーションレジスタ(例えばHLR)及びAuCに類似する加入者サーバノードである。HSS225は、加入者関連情報(加入者プロファイル)を含み、ユーザの認証(authentication)及び認可(authorization)を実行し、加入者のロケーションについての情報及びIP情報を提供し得る。リファレンスポイントS6aは、MME208と225との間における、発展型システムへのユーザのアクセスを認証/認可するためのサブスクリプションデータ及び認証データの移送を可能にする。HSS225が、図2では単に一例として示されており、HSS225の代わりに、例えばHLRなどといった任意のタイプの加入者データベースが使用されてよいことに留意されたい。HSS225は、図1の加入者データベース105の一例である。
ポリシー及び課金ルール機能(PCRF)230は、H−PLMN100h内に位置し、ポリシー及び課金制御のエレメントである。PCRF230は、ポリシー制御決定及びフローベースの課金制御の機能性を包含し、サービスデータフローの検出、ゲーティング、サービス品質(QoS)及びフローベースの課金などに関し、ネットワーク制御を提供する。PCRF230は、独立型ノードであり得る機能エンティティとして、又は、他のノード内で実装される機能として記述されてよい。リファレンスポイントGxは、PCRF230からPGW218内のポリシー及び課金施行機能(PCEF)への、(例えばQoS)ポリシー及び課金ルールの移送を提供する。Rxは、PCRF230と事業者のIPサービス220との間に所在するリファレンスポイントである。Rxリファレンスポイントは、PCRF230とアプリケーション機能(AF)(図示せず)との間でアプリケーションレベルのセッション情報を交換するために使用される。
要約すると、図2に例示され、UE101のホームネットワークであるH−PLMN100hは、HSS225、PGW218、PCRF230、及び事業者のIPサービス220を含む。図2に例示され、UE101により訪問されるV−PLMN200vは、UE101、E−UTRAN203、MME205、SGSN208、及びSGW2125を含む。
図1及び図2に見られる通信システム内の通信リンクが、ワイヤードリンク又はワイヤレスリンクのいずれかを含む、任意の適切な種類のものであってよいことに留意されるべきである。このリンクは、当業者によって理解されるように、(例えば、OSIモデルにより示されるような)レイヤのタイプ及びレベルに依存して、任意の適切なプロトコルを使用してよい。
次に、図3に描かれるシグナリング図を参照して、いくつかの実施形態に係る、ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための方法について説明する。図3の方法は、図1の通信システム100の例示的な実施形態を一例として使用する。図3の方法は、以下のステップの少なくともいくつかを含み、これらのステップは、以下に説明する順序以外の他の適切な順序で実行されてもよい。
<ステップ301>
訪問先ネットワーク100v内のモビリティノード105は、UE101が訪問先ネットワーク100vへアクセスしたことを検出する。換言すると、UE101は、例えば、ホームネットワーク100hから訪問先ネットワーク100vに移動した。このことは、UE101が訪問先ネットワーク100v内に入ったこと、UE101がホームネットワーク100hから訪問先ネットワーク100vへハンドオーバされたこと、UE101がモビリティノード105への登録を行うこと、UE登録をあるネットワーク内のコアノードから他のネットワーク内のコアノードへ移動させることができること、ネットワーク変更が存在すること、などとして記述されてもよい。このことは、接続状態におけるUE101及びアイドル状態におけるUE101の両方にあてはまる。
<ステップ302>
UE101が訪問先ネットワーク100vへアクセスしたことをモビリティノード105が検出すると、モビリティノード105は、UE101のホームネットワーク100h内の加入者サーバ108へ要求メッセージを送信する。要求メッセージは、特定のUE101についてのアクセス情報を求める要求である。要求メッセージは、ネットワーク情報を含む。ネットワーク情報は、UE101が訪問している訪問先ネットワーク100vと、UE101がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークとを示す。潜在的な訪問先ネットワークは、潜在的に訪問されるネットワークとして言及されてもよい。
ネットワーク情報は、ネットワークのID、例えば、PLM ID、SSIDなどを含む。これらのIDは、リストの形式で、又は、情報を編成する任意の他の適切なセットの形式で、編成されてよい。訪問先ネットワーク100v及び潜在的な訪問先ネットワーク100vは、相異なるタイプのネットワーク識別子を使用してもよい。これらのネットワークのうちの一方がPLMN IDを使用してもよく、他方が例えばSSIDを使用してもよい。いくつかの実施形態において、各ネットワークIDに関連付けられるRATのタイプもまた、ネットワーク情報内に含まれる。
潜在的な訪問先ネットワークは、訪問先ネットワーク100vに隣接する隣接ネットワークであってもよく、又は、訪問先ネットワーク100vに地理的に重複する重複ネットワークであってもよい。訪問先ネットワーク100vは、カレント訪問先ネットワークとしても記述されてよく、UE101がその時点で訪問しているネットワークである。潜在的な訪問先ネットワークは、ネットワーク変更時における潜在的なUEターゲットネットワークとして言及されてもよい。
要求メッセージ内で送信される情報は、訪問先ネットワーク100v及び潜在的な訪問先ネットワークの両方がV−PLMNである場合には、テーブル1の通りであってよい:
Figure 0006554177
<ステップ303>
加入者サーバ108は、モビリティノード105から上記要求メッセージを受信し、要求されたアクセス情報を取得する。加入者サーバ108は、ローミング協定のネットワークIDごとのアクセス制限についての情報、即ち、グローバルスケールにおける全てのRAT及びネットワークについての情報を含む。この情報は、ここでの実施形態に係る方法の実行前における、より早期の時点において、加入者サーバ108に記憶されていてよい。この情報は、ホーム事業者がローミング協定を結んでいるネットワークか、又は、ホーム事業者自体のネットワークであるネットワークを示し得る。
以下のテーブル2では、加入者サーバ108における、この記憶された情報の一例が見られ得る。
Figure 0006554177
要求されたアクセス情報を取得するために、加入者サーバ108は、全てのRAT及びネットワークについての情報(即ち、テーブル2内の情報)をフィルタリングして、ステップ302からの要求において示された訪問先ネットワーク100v及び潜在的な訪問先ネットワークに適用可能な情報のみを取得する。その場合、取得される情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UE101がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを示す情報である。
取得されるアクセス情報は、以下の、テーブル3:UE101向けのアクセス情報、に例示される通りであってよい。テーブル3では、左列において、潜在的な訪問先ネットワークについての、UE101がアクセスすることを許可されるネットワークIDが見られ、許可RATが許可IDに関連付けられている。以下のテーブルから、許可ネットワークID及び許可RATがペアに編成されていることが分かる。このことは、許可ネットワークIDが少なくとも1つの許可RATに関連付けられること、許可ネットワークIDが対応する許可RATを有すること、又は、許可RATが対応するネットワークIDを有すること、としても記述されてもよい。
Figure 0006554177
<ステップ304>
加入者サーバ108は、アクセス情報(テーブル3:UE101向けのアクセス情報、内の情報を、モビリティノード108へ送信する。アクセス情報の送信は、ステップ302における要求メッセージへの応答である応答メッセージにおいて送信されてもよい。アクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UE101がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。
送信される情報は、肯定的な結果、即ち、UE101がアクセスを試みるならばアクセスが認められる場合を表現する。送信される情報は、ステップ302における要求において提供された情報に合致する、全てのローミング協定のうちのサブセットに、UEのホーム事業者自体の適用可能なアクセスを加えたものとして記述されてもよい。
いくつかの実施形態では、アクティブまRAT制限を伴うPLMNのみが、加入者サーバ108により送信されるべきである。
情報は、値ペア[ネットワークID(=PLMN ID),RATのタイプ]の形式で送信されてもよい。よって、ここに、ネットワークIDとRATとの間の関係が生じる。
<ステップ305>
モビリティノード108は、アクセス情報をRANノード103へ送信し得る。いくつかの実施形態において、モビリティノード108は、アクセス情報のいかなる処理も行わずに、この情報をRANノード103へ転送する。他の実施形態において、モビリティノード108は、情報を処理し又は再編成した後に、この情報をRANノード103へ送信してもよい。このステップ305は、ステップ304の後に又はステップ306の後に実行されてよい。
<ステップ306>
UE101が特定の潜在的な訪問先ネットワークへアクセスしようとする際に、モビリティノード105は、UE101がこの特定の潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定する。この決定は、ステップ305において受信した情報に基づいて行われる。例えば、UE101がアクセスしようとしている特定の潜在的な訪問先ネットワークがV−PLMN_3であり、RATがGERANである場合、モビリティノード105は、テーブル3:UE101向けのアクセス情報、から、V−PLMN_3及びGERANがUE101について許可されることを知る。
例えば、ターゲットPLMNのIDは、隣接ネットワークのリスト内の、受信したPLMN IDに合致し、ターゲットノードのRATは、そのターゲットPLMN内の当該UE101についてアクティブなRAT制限に合致する。
ここでの実施形態は、値ペア[ネットワークID,RATのタイプ](例えば、[PLMN ID,RATのタイプ])によって“潜在的な訪問先ネットワーク”を示しており、全ての比較時において、或る値ペアを他の値ペアと突き合わせる。比較の成功とは、或るペアが他のペアに合致する場合、即ち、両方の値が個々に合致する場合である。
<ステップ307>
ステップ305において受信した情報に基づいて、RANノード103は、特定のネットワークが潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定する。ステップ307は、ステップ305の直後又はステップ306の後に実行されてよい。このことは、当該情報を使用して、UE101についての潜在的なターゲットとしてそれらを回避することを含み得る。
− アクセス制限を、セル測定から除外する。
− アクセス制限を、ハンドオーバターゲットとして除外する。
− RANノード103が、ネットワークへのそのUE101の無線アクセスを解放する場合において、アクセス制限を、リダイレクションターゲットとして除外する。
図4は、ここでの実施形態に適用可能なネットワークエレメント及びリファレンスポイントを示す概略ブロック図である。図4は、一例として図2の通信システム100の例示的な実施形態を使用する。図4では、その左側に、UE101が訪問するV−PLMN_1を見ることができる。V−PLMN1は、SGSN208を含む。図2のV−PLMN_2は、MME205を含み、UE101がアクセス可能な潜在的な訪問先ネットワーク100vである。UE101のホームネットワークH−PLMN100hは、図4の右手に見ることができ、HSS225を含む。カレント訪問先ネットワーク100v内のSGSN208ととの間のリファレンスポイントは、S6d又はGrとして言及される。潜在的な訪問先ネットワーク内のMME205とHSS225との間のリファレンスポイントは、S6aとして言及される。UE101のPLMN間変更は、図4の点線矢印で示され、カレント訪問先ネットワークV−PLMN_1と潜在的な訪問先ネットワークV−PLMN_2との間で行われ得る。いくつかの例示的な実施形態において、PLMN間変更は、UE101のPLMN間ハンドオーバ又はUE101のPLMN間移動として言及され得る。
次に、図5に描かれるシグナリング図を参照して、いくつかの実施形態に係る、ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための方法について説明する。図5の方法は、図2及び図4の通信システム100の例示的な実施形態を一例として使用する。図5の方法は、以下のステップのうちの少なくともいくつかを含み、これらのステップは、以下に説明する順序以外の他の適切な順序で実行されてもよい。
<ステップ501>
このステップは、図3のステップ302に対応する。カレント訪問先ネットワークV−PLMN_1内のSGSN208は、UE101のホームネットワークH−PLMN内のHSS225へ、ロケーション更新要求メッセージを送信する。このメッセージは、隣接PLMNを示す情報を含む。隣接PLMNは、カレント訪問先ネットワークに隣接するPLMNである。図5の例示的な実施形態では、PLMN_2が隣接ネットワークである。隣接PLMNを示す情報は、図3のステップ302において送信されるネットワーク情報に対応する。
隣接PLMNを示す情報は、情報エレメントの形式であってもよく、“隣接PLMN(Adjacent PLMNs)”と称されてもよい。隣接PLMN情報エレメントは、Optional(O)というカテゴリであってよい。この情報エレメントは、存在するならば、MME/SGSN205,208によりサービスを受けるUE101が、当該MME/SGSN205,208が位置するPLMNからハンドオーバを行う可能性のあるPLMNのリストを含むものとする。このリストは、そのエリア内の様々なPLMNの地理的配置、ローミング協定などに従って、MME/SGSN205,208内の事業者により静的に構成される。
<ステップ502>
このステップは、図3のステップ303に対応する。HSS225は、ステップ501のロケーション更新要求メッセージにおいて示されたカレント訪問先PLMN(例えば、V−PLMN_1 100v)及び隣接PLMN(例えばV−PLMN_2)についてのアクセス制限データ(ARD)を取得する。ARDは、図3のステップ303において取得されるアクセス情報に対応する。
HSS225がMME/SGSN205,208から隣接するPLMNのリストを隣接PLMN(Adjacent-PLMNs)の属性値ペア(AVP:Attribute Value Pair)の形で受信する場合、HSS225は、VPLMNアクセス制限データ(VPLMN-Access-Restriction-Data)AVPの形で、それらPLMNの各々についての関連付けられるアクセス制限データを送信してもよく、それにより、MME/SGSN205,208は、その情報を使用して、HSS225により示されたPLMNのうちのいずれかへ向けてのRAT間PLMN間ハンドオーバを許可し又は防止することができる。
上述の略語AVPは、属性値ペアの短縮形であり、表現データのセットである。
<ステップ503>
このステップは、図3のステップ304に対応する。HSS225は、カレント訪問先ネットワークV−PLMN_1 100v内のSGSN208へ、ロケーション更新応答メッセージを送信する。ロケーション更新応答メッセージは、サブスクリプションデータにおいて、PLMN_1及びPLMN_2の両方についてのARDを含む。PLMN_1及びPLMN_2についてのARDは、図3のステップ304においてモビリティノード105へ送信されるアクセス情報に対応する。
SGSN208がサブスクリプション−データAVP内においてアクセス制限データAVP又はVPLMNアクセス制限データAVPを受信する場合、MME205又はSGSN208は、対応する記憶された情報(存在するならば)に、受信した新たな情報を追加するよりもむしろ、当該記憶された情報を、当該受信した情報と置換するものとする。
AVPは、隣接PLMN(Adjacent-PLMNs)及びVPLMNアクセス制限データ(VPLMN-Acces-Restriction-Data)として言及されてもよい。
隣接PLMN AVPは、Grouped(G)というタイプであってよい。このAVPは、モビリティノード105(例えば、MME205又はSGSN208)によりサービスを受けるUE101が、当該モビリティノード105(例えば、MME205又はSGSN208)が位置するPLMNからハンドオーバを行う可能性があるPLMN IDのリストを含み得る。隣接PLMN AVPのフォーマットは、次の通りであってよい:
Adjacent-PLMNs::=<AVP header:aaaa 10415>
{Visited-PLMN-Id}
[AVP]
VPLMNアクセス制限データAVPは、Groupedというタイプであってよい。このAVPは、そのPLMNについてのPLMN IDと、関連付けられるアクセス制限データとのペアを含み得る。VPLMNアクセス制限データのAVPフォーマットは、次の通りであってよい:
VPLMN-Access-Restriction-Data::<AVP header:bbbb 10415>
{Visited-PLMN-Id}
{Access-Restriction-Data}
[AVP]
<ステップ504>
このステップは、図3のステップ306に対応する。カレント訪問先ネットワークV−PLMN_1内のSGSN208は、UE101のPLMN間変更が隣接PLMN_2に対して実行されるべきかを判定する。この決定は、ステップ503のロケーション更新応答メッセージ内の情報に基づいて、SGSN208により行われる。試みられる変更は次の通りであってよい:
− PLMNのみの変更、
− PLMN及びRATの変更、
− RATのみの変更。
<ステップ505>
このステップは、図3のステップ306に対応する。カレント訪問先ネットワーク内のSGSN208
図5を要約すると、ロケーション更新要求メッセージは、(隣接PLMN AVPの一部として)PLMN−IDのリストを含む。その後、応答において、HSS/HLR225は、実質的にペア[PLMN−ID,アクセス制限]のリストを返信する。ここで、各アクセス制限は、そのUE101及びそのPLMN−IDについて許可される/禁止されるRATを示す。
ロケーション更新要求メッセージ内には値ペアを有することを要しない。SGSN/MME205,208が制限値ペア{PLMN,RAT}を執行するためには、SGSN/MME205,208は、その特定のシナリオが目下存在するかを認識していなければならない。
したがって、値ペアがSGSN/MME205,208にとっていずれにせよ既知であるという理由により、SGSN/MME205,208が、ロケーション更新要求メッセージ内に値ペアを提供することが可能であってもよい。
SGSN/MME205,208は、この値ペアをRANノード103へ送信してもよく、RANノード103は、この情報を執行する。このような実施形態では、ターゲットの値ペアが許可されるか否かを評価するのはRANノード103である。
V−PLMN_1 100vは、潜在的な訪問先ネットワークV−PLMN_2 100v内のMME205に関連付けられたRAT(例えば、E−UTRAN)が許可されるかをチェックする。このチェックは、V−PLMN_2のARDに基づいて実行される。
<ステップ506>
このステップは、図3のステップ306に対応する。ステップ504及び505において実行されたチェックに基づいて、UE101のハンドオーバは、許可されるか、又は拒否される。
図5に示される例示的な実施形態において、UE101はまず、カレント訪問先ネットワークV−PLMN_1 100v内のSGSN208によりサービスを受ける。SGSN208は、HSS225から情報を受信する。その結果、ターゲットがHSS225からの情報の一部ではない場合、SGSN208は、カレント訪問先ネットワーク100vにおけるRANノード103(例えば、BSC又はRNC)がUE101のハンドオーバを開始することを防止できるようになる。RANへの影響として、RANノード103は、ハンドオーバを試行しないようになり、許可されないターゲットについての案内情報をUE101へ提供しないようになり、即ち、“リダイレクションを伴う解放”とこのようなターゲットのセル測定とを防止する。
次に、モビリティノード105の見地から見て、上記の方法について説明する。図6は、ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための、モビリティノード105におけるこの方法を説明するフローチャートである。モビリティノード105は、UE101によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク100v内に位置する。モビリティノード105は、MMEか、SGSNか、組み合わされたMME及びSGSNか、TWAGか、又はePDGであってよい。図6の方法は、モビリティノード105により実行される以下のステップのうちの少なくともいくつかを含む。
<ステップ601>
このステップは、図3のステップ302及び図4のステップ401に対応する。モビリティノード105は、UE101がカレント訪問先ネットワーク100vへアクセスする際に、訪問先ネットワークを通じて、UE101のホームネットワーク100h内の加入者サーバ108へ、UE101についてのアクセス情報を求める要求を送信する。この要求は、カレント訪問先ネットワーク100v及びUE101がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む。
アクセス情報を求める要求は、当該アクセス情報を求める要求のための専用メッセージであってもよく、又は、アクセス情報を求める要求は、ロケーション更新要求メッセージにおいて送信されてもよい。
カレント訪問先ネットワークは、カレント訪問先PLMNであってもよく、潜在的な訪問先ネットワークは、潜在的な訪問先PLMNである。カレント訪問先ネットワーク100vは、1つ以上のRATを含み、潜在的な訪問先ネットワークは、1つ以上のRATを含む。このことは、カレント訪問先ネットワーク100が1つ以上のRATをサポートし又は実装し、及び、潜在的な訪問先ネットワークが1つ以上のRATをサポートし又は実装する、として記述されてもよい。RATは、3GPP RANであってもよく、又は非3GPP RANであってもよい。
<ステップ602>
このステップは、図3のステップ304及び図4のステップ403に対応する。モビリティノード105は、加入者サーバ108から、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての要求されたアクセス情報を受信する。このアクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UE101がアクセスを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。
いくつかの実施形態において、各許可ネットワークIDは、少なくとも1つの対応する許可RATを有する。いくつかの実施形態において、各許可ネットワークID及びその対応する許可RATは、ペアに編成される。
アクセス情報は、このアクセス情報のための専用メッセージにおいて受信されてもよく、又は、アクセス情報は、ロケーション更新応答メッセージにおいて受信されてもよい。
潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDは、PLMN ID又はSSIDであってもよく、許可ネットワークIDは、許可PLMN ID又は許可SSIDであってもよい。
<ステップ603>
このステップは、図4のステップ405に対応する。モビリティノード105は、UE101が潜在的な訪問先ネットワークのうちの1つへアクセスしようとする際に、以前に受信したアクセス情報に基づいて、UE101が潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定する。
いくつかの実施形態において、潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDが、受信したアクセス情報内の許可ネットワークIDに合致する場合、かつ、潜在的な訪問先ネットワークのRATが、受信したアクセス情報内の許可RATに合致する場合に、UE101は、潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可される。許可ネットワークID及び許可RATは、互いに関連付けられ得る。
いくつかの実施形態において、
− 潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDが許可ネットワークIDに合致しない場合、及び、
− 潜在的な訪問先ネットワークのRATが許可RATに合致しない場合、
のうちの少なくとも一方の場合に、UE101は、潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されない。
<ステップ603a>
このステップは、図4のステップ405に対応する。このステップは、ステップ603のサブステップとみなされる。いくつかの実施形態において、モビリティノード105は、以前に受信したアクセス情報に基づいて、UE101が潜在的な訪問先ネットワークのRATへアクセスすることを許可されるかを判定する。
<ステップ603b>
このステップは、図3のステップ306及び図4のステップ405に対応する。このステップは、ステップ603のサブステップである。いくつかの実施形態において、モビリティノードは、潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDを、受信したアクセス情報内の許可ネットワークIDと比較する。
<ステップ603c>
このステップは、図3のステップ306及び図4のステップ405に対応する。このステップは、ステップ603のサブステップである。ステップ603cの前にステップ603bが実行されてもよく、又は、ステップ603bの前にステップ603cが実行されてもよい。或る実施形態では、ステップ603b及び603cのうちの一方のみが実行される。また或る実施形態では、ステップ603b及び603cの両方が実行される。いくつかの実施形態において、モビリティノードは、潜在的な訪問先ネットワークのRATを、受信したアクセス情報内の許可RATと比較する。
<ステップ604>
このステップは、図3のステップ305に対応する。いくつかの実施形態において、モビリティノードは、受信したアクセス情報をRANノード103又はワイヤレスアクセスノード103へ送信する。
ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための、図6に示される方法ステップを実行するために、モビリティノード105は、図7に示されるような構成を含み得る。モビリティノード105は、UE101によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク100v内に位置する、ように構成される。
モビリティノード105は、UE101がカレント訪問先ネットワーク100vへアクセスする際に、例えば、第1の送信モジュール701という手段により、訪問先ネットワークを通じて、UE101のホームネットワーク100h内の加入者サーバ108へ、UE101についてのアクセス情報を求める要求を送信するようにさらに構成される。この要求は、カレント訪問先ネットワーク100v及びUE101がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む。第1の送信モジュール701は、第1の送信ユニット、第1の送信手段、第1の送信回路、送信のための第1の手段、第1の出力ユニット、として言及されてもよい。第1の送信モジュール701は、送信機、送受信機などであってよい。第1の送信モジュール701は、ワイヤレス通信システム又は固定通信システムのモビリティノード105のワイヤレス送信機であってもよい。
モビリティノード105は、例えば、第1の受信モジュール703という手段により、加入者サーバ108から、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての要求されたアクセス情報を受信するように構成され、ここで、このアクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UE101がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。第1の受信モジュール703は、第1の受信ユニット、第1の受信手段、第1の受信回路、受信するための第1の手段、第1の入力ユニット、として言及されてもよい。第1の受信モジュール703は、受信機、送受信機などであってよい。第1の受信モジュール703は、ワイヤレス通信システム又は固定通信システムのモビリティノード105のワイヤレス受信であってもよい。
モビリティノード105は、UE101が潜在的な訪問先ネットワークのうちの1つへアクセスしようとする際に、例えば、第1の判定モジュール705という手段により、以前に受信したアクセス情報に基づいて、UE101が潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定する、ように構成される。第1の判定モジュール705は、第1の判定ユニット、第1の判定手段、第1の判定回路、判定するための第1の手段、などとして言及されてもよい。第1の判定モジュール705は、モビリティノード105に含まれる第1のプロセッサ706であってもよい。
モビリティノード105は、例えば、判定モジュール705という手段により、以前に受信したアクセス情報に基づいて、UE101が潜在的な訪問先ネットワークのRATへアクセスすることを許可されるかを判定するように構成され得る。
モビリティノード105は、例えば、第1の比較モジュール708という手段により、潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDを、受信したアクセス情報内の許可ネットワークIDと比較し、潜在的な訪問先ネットワークのRATを、受信したアクセス情報内の許可RATと比較する、ようにさらに構成され得る。第1の比較モジュール708は、第1の比較ユニット、第1の比較手段、第1の比較回路、比較するための第1の手段、などとして言及されてもよい。第1の比較モジュール708は、モビリティノード105に含まれるプロセッサ706であってもよい。
各許可ネットワークIDは、少なくとも1つの対応する許可RATを有してもよく、各許可ネットワークID及びその対応する許可RATは、ペアに編成されてもよい。
潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDが受信したアクセス情報内の許可ネットワークIDに合致する場合であって、潜在的な訪問先ネットワークのRATが受信したアクセス情報内の許可RATに合致するときに、UE101は、潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるように構成され得る。許可ネットワークID及び許可RATは、互いに関連付けられる。
− 潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDが許可ネットワークIDに合致しない場合、及び、
− 潜在的な訪問先ネットワークのRATが許可RATに合致しない場合、
のうちの少なくとも一方の場合に、UE101は、潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されないように構成され得る。
モビリティノード105は、例えば、送信モジュール701という手段により、受信したアクセス情報をRANノード103又はワイヤレスアクセスノード103へ送信するようにさらに構成され得る。
アクセス情報を求める要求は、このアクセス情報を求める要求のための専用メッセージであってもよく、又は、アクセス情報を求める要求は、ロケーション更新要求メッセージにおいて送信されてもよい。アクセス情報は、このアクセス情報のための専用メッセージにおいて受信されるように構成されてもよく、又は、アクセス情報は、ロケーション更新応答メッセージにおいて受信されるように構成されてもよい。
カレント訪問先ネットワークは、カレント訪問先PLMNであってもよく、潜在的な訪問先ネットワークは、潜在的な訪問先PLMNである。
カレント訪問先ネットワーク100vは、1つ以上のRATを含んでもよく、潜在的な訪問先ネットワークは、1つ以上のRATを含む。
RATは、3GPP RAN又は非3GPP RANであってよい。
潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDは、PLMN ID又はSSIDであってもよく、許可ネットワークIDは、許可PLMN ID又は許可SSIDであってもよい。
モビリティノード105は、MMEか、SGSNか、組み合わされたMME及びSGSNか、TWAGか、又はePDGであってもよい。
モビリティノード105は、1つ以上のメモリユニットを含む第1のメモリ710をさらに含み得る。第1のメモリ710は、データ、受信したデータストリーム、電力レベル測定値、アクセス情報、RAT情報、PLMN情報、ネットワーク情報、要求メッセージ、応答メッセージ、ネットワークID、閾値、時間ピリオド、構成、スケジューリング、及びアプリケーションを記憶して、モビリティノード105において実行される場合にここでの方法を実行する、ように使用される、ように構成される。
当業者は、上記の第1の送信モジュール701、第1の受信モジュール703、第1の判定モジュール705、及び第1の比較モジュール708が、アナログ回路及びデジタル回路の組み合わせ、並びに/又は、1つ以上のプロセッサを指してよく、当該1つ以上のプロセッサが、例えば、メモリに記憶され、且つ、第1のプロセッサ706といった当該1つ以上のプロセッサにより実行されると上記のように稼動する、ソフトウェア及び/又はファームウェアで構成されることも認識するであろう。これらのプロセッサのうちの1つ以上及び他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)内に含まれてもよく、又は、いくつかのプロセッサ及び様々なデジタルハードウェアは、システムオンチップ(SoC)へと個々にパッケージ化されるか若しくは組み立てられるかに関わらずいくつかの別個のコンポーネント間で分散されてもよい。
いくつかの実施形態において、第1のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプロセッサ(例えば、第1のプロセッサ706)上で実行されると、当該少なくとも1つのプロセッサに方法ステップ601〜604を遂行させる命令、を含み得る。第1のキャリア(例えば、第1のメモリ710)は、第1のコンピュータプログラムを含んでよく、第1のキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体のうちの1つである。
次に、加入者サーバ108の見地から見られる、上記の方法について説明する。図8は、ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための、加入者サーバ108におけるこの方法を説明するフローチャートである。加入者サーバ108は、UE101のホームネットワーク100h内に位置する。加入者サーバ108は、HSSか、HLRか、又はAAAサーバであり得る。図8の方法は、加入者サーバ108により実行される以下のステップのうちの少なくともいくつかを含む。
<ステップ801>
このステップは、図3のステップ302及び図4のステップ401に対応する。加入者サーバ108は、UE101がカレント訪問先ネットワーク100vへアクセスする際に、訪問先ネットワーク100v内のモビリティノード105から、UE101についてのアクセス情報を求める要求を受信する。この要求は、カレント訪問先ネットワーク100v及びUE101がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む。
UE101がアクセスする潜在的な訪問先ネットワークは、カレント訪問先ネットワーク100vに隣接する隣接ネットワーク、及び、カレント訪問先ネットワーク100vに重複する重複ネットワークのうちの少なくとも1つであり得る。
要求されるアクセス情報は、サブスクリプションデータの一部としてモビリティノード105へ送信されてもよい。
<ステップ802>
このステップは、図3のステップ303及び図4のステップ402に対応する。加入者サーバ108は、要求されたアクセス情報を取得する。このアクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UE101がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可制限RATを含む。
許可ネットワークID及び対応する許可制限RATは、加入者サーバ108において(例えばリストにおいて)ペアに編成され得る。
<ステップ802a>
このステップは、図3のステップ303及び図4のステップ402に対応する。このステップは、ステップ802のサブステップである。いくつかの実施形態において、加入者サーバは、加入者サーバ108内に含まれる全てのアクセス情報から、要求において示された要求されたアクセス情報をフィルタリングする。
<ステップ803>
このステップは、図3のステップ340に対応する。加入者サーバ108は、要求された制限情報をモビリティノード105へ送信する。
送信されるアクセス情報の量は、加入者サーバ108内に含まれる全てのアクセス情報の量よりも少なくてよい。
ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための、図8に示される方法ステップを実行するために、加入者サーバ108は、図9に示されるような構成を含み得る。加入者サーバ108は、HSSか、HLRか、又はAAAサーバであり得る。加入者サーバ108は、UE101のホームネットワーク100h内に位置する、ように構成される。
加入者サーバ108は、UE101がカレント訪問先ネットワーク100vへアクセスする際に、例えば、第2の受信モジュール901という手段により、訪問先ネットワーク100v内のモビリティノード105から、UE101についてのアクセス情報を求める要求を受信するようにさらに構成される。この要求は、カレント訪問先ネットワーク100v及びUE101がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む。要求されたアクセス情報は、サブスクリプションデータの一部としてモビリティノード105へ送信されるように構成され得る。第2の受信モジュール901は、第2の受信ユニット、第2の受信手段、第2の受信回路、受信するための第2の手段、第2の入力ユニット、として言及されてもよい。第2の受信モジュール01は、受信機、送受信機などであり得る。第2の受信モジュール901は、ワイヤレス通信システム又は固定通信システムの加入者サーバ108のワイヤレス受信機であり得る。
加入者サーバ108は、例えば第2の取得モジュール903という手段により、要求されたアクセス情報を取得する、ように構成される。アクセス情報は、要求において示されたネットワークのうちの少なくともいくつかについての、UE101がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可制限RATを含む。第2の取得モジュール903は、第2の取得ユニット、第2の取得手段、第2の取得回路、取得するための第2の手段、として言及されてもよい。第2の取得モジュール903は、加入者サーバ108の第2のプロセッサ904であり得る。
加入者サーバ108は、例えば、第2の送信モジュール905という手段により、要求された制限情報をモビリティノード105へ送信する、ように構成される。送信されるアクセス情報の量は、加入者サーバ108内に含まれる全てのアクセス情報の量よりも少なくてよい。第2の送信モジュール905は、第2の送信ユニット、第2の送信手段、第2の送信回路、送信のための第2の手段、第2の出力ユニット、として言及されてもよい。第2の送信モジュール05は、送信機、送受信機などであり得る。第2の送信モジュール905は、ワイヤレス通信システム又は固定通信システムの加入者サーバ108のワイヤレス送信機であり得る。
許可ネットワークID及び対応する許可制限RATは、加入者サーバ108においてペアに編成されるように構成され得る。
いくつかの実施形態において、加入者サーバ108は、例えば、第2のフィルタリングモジュール908という手段により、加入者サーバ108内に含まれる全てのアクセス情報から、要求において示された要求されたアクセス情報をフィルタリングするようにさらに構成される。第2のフィルタリングモジュール908は、第2のフィルタリングユニット、第2のフィルタリング手段、第2のフィルタリング回路、フィルタリングするための第2の手段、として言及されてもよい。第2のフィルタリングモジュール908は、加入者サーバ108の第2のプロセッサ904であり得る。
UE101がアクセスする潜在的な訪問先ネットワークは、カレント訪問先ネットワーク100vに隣接する隣接ネットワーク、及び、カレント訪問先ネットワーク100vに重複する重複ネットワークのうちの少なくとも1つであり得る。
加入者サーバ108は、1つ以上のメモリユニットを含む第2のメモリ910をさらに含み得る。第2のメモリ910は、データ、受信したデータストリーム、電力レベル測定値、アクセス情報、RAT情報、PLMN情報、ネットワーク情報、要求メッセージ、応答メッセージ、ネットワークID、閾値、時間ピリオド、構成、スケジューリング、及びアプリケーションを記憶して、加入者サーバ108において実行される場合にここでの方法を実行する、ように使用される、ように構成される。
当業者は、上記の第2の受信モジュール901、第2の取得モジュール903、第2の送信モジュール905、及び第2のフィルタリングモジュール908が、アナログ回路及びデジタル回路の組み合わせ、並びに/又は、1つ以上のプロセッサを指してよく、当該1つ以上のプロセッサが、例えば、メモリ内に記憶され、且つ、第2のプロセッサ904といった当該1つ以上のプロセッサにより実行されると上記のように稼動する、ソフトウェア及び/又はファームウェアで構成されることも認識するであろう。これらのプロセッサのうちの1つ以上及び他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)内に含まれてもよく、又は、いくつかのプロセッサ及び様々なデジタルハードウェアは、システムオンチップ(SoC)へと個々にパッケージ化されるか若しくは組み立てられるかに関わらずいくつかの別個のコンポーネント間で分散されてもよい。
いくつかの実施形態において、第2のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプロセッサ(例えば、第2のプロセッサ904)上で実行されると、当該少なくとも1つのプロセッサに方法ステップ801〜803を遂行させる命令、を含み得る。第2のキャリア(例えば、第2のメモリ910)は、第2のコンピュータプログラムを含んでよく、このキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体のうちの1つである。
次に、RANノード103の見地から見て、上記の方法について説明する。図10は、ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための、RANノード103におけるこの方法を説明するフローチャートである。RANノード103は、UE101によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク100v内に位置する。RANノード103は、eNBか、BSCか、RNCか、NBか、TWAGか、又はePDGであり得る。図10の方法は、RANノード103により実行される以下のステップのうちの少なくともいくつかを含む。
<ステップ1001>
このステップは、図3のステップ305に対応する。RANノード103は、モビリティノード105から、アクセス情報を受信する。このアクセス情報は、カレント訪問先ネットワーク100v及び少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークについての、UE101がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。
<ステップ1002>
このステップは、図3のステップ307に対応する。RANノード103は、受信したアクセス情報に基づいて、この受信したアクセス情報に合致しないネットワークがUE101についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定する。
UE101についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないネットワークは、セル測定から除外されるか、ハンドオーバターゲットとして除外されるか、及び、リダイレクションターゲットで除外されるかの少なくともいずれかであり得る。
ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための、図10に示される方法ステップを実行するために、RANノード103は、図11に示されるような構成を含み得る。RANノード103は、UE101によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク100v内に位置する、ように構成される。
RANノード103は、例えば、第3の受信モジュール1101という手段により、モビリティノード105から、アクセス情報を受信するようにさらに構成される。アクセス情報は、カレント訪問先ネットワーク100v及び少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークについての、UE101がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む。第3の受信モジュール1101は、第3の受信ユニット、第3の受信手段、第3の受信回路、受信するための第3の手段、第3の入力ユニット、として言及されてもよい。第3の受信モジュール1101は、受信機、送受信機などであり得る。第3の受信モジュール1101は、ワイヤレス通信システム又は固定通信システムのRANノード103のワイヤレス受信機であり得る。
RANノード103は、例えば、第3の判定モジュール1103という手段により、受信したアクセス情報に基づいて、当該受信したアクセス情報に合致しないネットワークがUE101についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定する、ように構成される。第3の判定モジュール1103は、第3の判定ユニット、第3の判定手段、第3の判定回路、判定するための第3の手段、として言及されてもよい。第3の判定モジュール1103は、RANノード103の第3のプロセッサ1104であり得る。
UE101についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないネットワークは、セル測定から除外されるか、ハンドオーバターゲットとして除外されるか、及び、リダイレクションターゲットで除外されるかの少なくともいずれかであり得る。
RANノード103は、ワイヤレスアクセスノードか、eNBか、BSCか、RNCか、NBか、TWAGか、又はePDGであってもよい。
RANノード103は、通信システム100内の他のノードへ情報を送信する、ように構成される第3の送信モジュール1105をさらに含み得る。第3の送信モジュール1105は、第3の送信ユニット、第3の送信手段、第3の送信回路、送信のための第3の手段、第3の出力ユニット、として言及されてもよい。第3の送信モジュール1105は、送信機、送受信機などであり得る。第3の送信モジュール1105は、ワイヤレス通信システム又は固定通信システムのRANノード103のワイヤレス送信機であり得る。
RANノード103は、1つ以上のメモリユニットを含むメモリ1108をさらに含み得る。メモリ1108は、データ、受信したデータストリーム、電力レベル測定値、アクセス情報、RAT情報、PLMN情報、ネットワーク情報、要求メッセージ、応答メッセージ、ネットワークID、閾値、時間ピリオド、構成、スケジューリング、及びアプリケーションを記憶して、RANノード103において実行される場合にここでの方法を実行する、ように使用される、ように構成される。
当業者は、上記の第3の受信モジュール1101、第3の判定モジュール1103、及び第3の送信モジュール1105が、アナログ回路及びデジタル回路の組み合わせ、並びに/又は、1つ以上のプロセッサを指してよく、当該1つ以上のプロセッサが、例えば、メモリ内に記憶され、且つ、第3のプロセッサ1104といった当該1つ以上のプロセッサにより実行されると上記のように稼動する、ソフトウェア及び/又はファームウェアで構成されることも認識するであろう。これらのプロセッサのうちの1つ以上及び他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)内に含まれてもよく、又は、いくつかのプロセッサ及び様々なデジタルハードウェアは、システムオンチップ(SoC)へと個々にパッケージ化されるか若しくは組み立てられるかに関わらずいくつかの別個のコンポーネント間で分散されてもよい。
いくつかの実施形態において、第3のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプロセッサ(例えば、第3のプロセッサ1104)上で実行されると、当該少なくとも1つのプロセッサに方法ステップ1001〜1003を遂行させる命令、を含み得る。第3のキャリア(例えば、第3のメモリ1108)は、第3のコンピュータプログラムを含んでよく、第3のキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体のうちの1つである。
ネットワークへのUE101のアクセスを取り扱うための本メカニズムは、図7に描かれたモビリティノード構成内のプロセッサxx、図9に描かれた加入者サーバ構成内のプロセッサxxx、及び、図10に描かれたRANノード構成内のプロセッサxxといった1つ以上のプロセッサを通じて、ここでの実施形態の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に実装され得る。プロセッサは、例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)プロセッサ、又はマイクロプロセッサであり得る。上述のプログラムコードは、例えば、モビリティノード105、加入者サーバ108、及びRANノード103のうちの少なくとも1つにロードされた場合にここでの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコード、を搬送するデータキャリアの形式で、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。1つのこのようなキャリアは、CD ROMディスクの形式であり得る。しかしながら、1つのこのようなキャリアは、メモリスティックといった他のデータキャリアにより実現可能である。コンピュータプログラムコードは、サーバ上において純粋なプログラムコードとして提供されて、モビリティノード105、加入者サーバ108、及びRANノード103のうちの少なくとも1つにダウンロードされることが、さらに可能である。
“加入者によるアクセスの制限”の機能性が、UEが滞在しているPLMNに依存して、E−UTRAN RATへアクセスすることの制限を可能にするように、ここまで拡張されている。この向上の基礎であったユースケースは、ユーザが自身のホームネットワークにおいてE−UTRANへのアクセスを有するかもしれないが、予期されない潜在的に高額なローミング料を回避するために、ローミング中にはそのRATへのアクセスを有しないことがあり得ることである。
さらに、HSSがMME/SGSNからロケーション更新要求コマンドを受信する際のHSSの挙動が、ここまでに変更されている。このケースにおいて、HSSは、ロケーション更新要求を承認し又は拒否する目的で、UEにより使用されるRATに加え、MME/SGSNのPLMNを考慮しなければならない。
HSSが、各ユーザについてPLMNごとに異なるアクセス制限を定義することが可能でなければならないかどうか、又は、その一方で、HPLMNに適用可能なアクセス制限と、ローミングのケースに適用可能な他の制限セットと、を定義すれば充分であるか、について、ここまで特定されていない。HSSに記憶されたサブスクリプションデータは、UEが滞在したPLMNに基づいて、HSSがRAT制限に関連する様々なサブスクリプションデータを送信することを可能にすべきである。
留意すべきこととして、単にホーム/ローミングアクセス制限を定義することとは対照的に、PLMNごとの粒度で所与のユーザについてアクセス制限を定義することが、以下の利点を有する。即ち、例えばユーザのHPLMNのパートナーであり得るVPLMN1内においてはE−UTRANアクセスを許可する一方で、HPLMNと特定の関係性を何ら有さないことがあり得るVPLMN2内においてはE−UTRANアクセスを許可しない、という利点である。
上記のシナリオでは、サービングノード(例えば、MME/SGSN)が、このMME/SGSNが位置しているカレントPLMN内の所与のユーザについてのRATアクセス制限に関する情報しか有していないことが明らかである。このサービングノードは、他のPLMNにおいて適用可能なアクセス制限の知識を有していない。このことは、PLMN間ハンドオーバ手続に対して以下のような限界に帰着する。
・RAT間ハンドオーバ時に、PLMN1内のSGSN1によりその時点でサービスを受けているUEは、E−UTRANがPLMN1内で許可されていない状態で、E−UTRANがそのUEについて許可され得るPLMN2内のMME2に向けて、アクセス変更を試み得る。このアクセス変更は、許可されるべきであるが、SGSN1が、そのUEについてE−UTRANが許可されていないという知識しか有していないと仮定すると、アクセス変更が正しく作用しない恐れがある。一例として、MME/SGSN/MSCが、これらのPLMN IDを含むNAS等価PLMNリストをUEに提供していない限り、このUEは、異なるPLMN IDを有するセルへのセル変更の実行を試みない。
・RAT内ハンドオーバ時に、PLMN1内のMME1によりその時点でサービスを受けているUEは、E−UTRANがPLMN1において許可されている状態で、そのUEについてE−UTRANが許可されていないことがあり得るPLMN2内のMME2に向けて、ハンドオーバを試みるかもしれない。このハンドオーバは、防止されるべきであるが、MME1が、UEについてE−UTRANが許可されているという知識しか有していないと仮定すると、この手続は、MME2がHSSによりロケーション更新要求を拒否されるときまで準最適に続行する恐れがある。これは、より早期に、有意なシグナリングの節約を伴ってMME1において停止され得たはずである。
これらの限界を克服するために、HSSは、サービングノードのカレントPLMN以外の他のPLMNにおけるUEのアクセス制限を、サービングノードへ通信する必要がある。
1つの代替的な実施形態は、HSSが、ロケーション更新応答において返されるサブスクリプションデータの一部として、全ての可能なPLMNについてのアクセス制限をサービングノードへ送信するということであり得る。この実施形態の実装は、別段明示的に示されていない限り、全てのPLMNに汎用なアクセス制限を単一の情報エレメントにおいて送信し、次いで、{PLMN−ID,アクセス制限}のペアをそれら制限が汎用のものと異なる場合に送信する、ことによって最適化され得る。
他の代替的な実施形態は、HSSが、サービングノードに対し、当該サービングノード自体により示され、且つ、アクセス変更が生じる可能性があると考えることが現実的である、カレントPLMNに対する隣接PLMN又は重複PLMNのみに対応する、少量のPLMNにおけるアクセス制限について、通知することであり得る。したがって、サービングノードは、ロケーション更新要求コマンドにおいて、当該サービングノードがHSSにそれについてのアクセス制限データを要求する、複数の隣接PLMN−IDを含めてよく、HSSは、サブスクリプションデータの一部として、要求されたデータのみを送信する。これにより、極めて小さなデータセットが生じ、メッセージのサイズの増大は、ほとんど無視できる程度である。
要約すると、モビリティノードは、所与のUE101についてアクセス制限が異なるかもしれない近隣PLMNに向けたRAT間PLMN間ハンドオーバを許可/防止する目的で、それら自体のPLMN以外の他のPLMNにおけるRATアクセス制限について認識している必要がある。
ここでの実施形態は、モビリティノード105により送信されるロケーション更新要求メッセージに対し、モビリティノード105が位置するPLMNに対する隣接PLMNのリストを含むパラメータを追加する。さらに、ここでの実施形態は、ロケーション更新応答メッセージ又はIDRにおいて加入者サーバ108により送信されるサブスクリプションパラメータであって、モビリティノード105により隣接PLMNとして以前に示されたPLMNについてのRATアクセス制限のリストを示す当該サブスクリプションパラメータを追加する。
ここでの実施形態を用いなければ、RAT間PLMN間ハンドオーバのシナリオにおいて、モビリティノード105は、ターゲットPLMN内におけるUEに適用されるアクセス制限について認識していない場合にハンドオーバ手続を許可し又は防止しなければならない際に、正しく挙動しない恐れがある。
ここでの実施形態は、上記の実施形態に限定されない。様々な代替例、変形例、及び均等物が使用されてよい。したがって、上記の実施形態は、それら実施形態のスコープを限定するものとみなされるべきではなく、そのスコープは添付の特許請求の範囲により定義される。
“含む(comprises/comprising)”という用語は、この明細書で使用される場合、述べられた特徴、整数、ステップ、又はコンポーネントの存在を特定するものとされるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、コンポーネント、若しくはそれらの集合の存在又は追加を排除しないことが強調されるべきである。また、エレメントに先行する“a”又は“an”という語が、複数のそうしたエレメントの存在を除外しないことにも留意されるべきである。
ここで使用される、“…ように構成される(configured to)”という用語は、“…ように構成される(arranged to)”、“…ように適合される(adapted to)”、“…可能である(capable of)”、又は“…するように動作可能である(operative to)”として言及されてもよい。
特許請求の範囲において定義される方法のステップが、ここでの実施形態から逸脱することなく、当該方法のステップが請求項において出現する順序以外の他の順序で実行されてよいこともまた、強調されるべきである。

Claims (30)

  1. ネットワークへのUE(101)のアクセスを取り扱うための、モビリティノード(105)により実行される方法であって、前記モビリティノード(105)は、前記UE(101)によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク(100v)内に位置し、
    前記方法は、
    前記UE(101)がカレント訪問先ネットワーク(100v)へアクセスする際に、前記カレント訪問先ネットワークを通じて、前記UE(101)のホームネットワーク(100h)内の加入者サーバ(108)へ、前記UE(101)についてのアクセス情報を求める要求であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び前記UE(101)がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む当該要求を送信すること(302,01)であって、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワークは、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであることと、
    前記加入者サーバ(108)から、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての要求された前記アクセス情報であって、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む当該アクセス情報を受信すること(304,03)と、
    前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークのうちの1つへアクセスしようとする際に、以前に受信した前記アクセス情報に基づいて、前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定すること(05)と、
    を含む方法。
  2. 以前に受信した前記アクセス情報に基づいて、前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定すること(05)は、
    以前に受信した前記アクセス情報に基づいて、前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークのRATへアクセスすることを許可されるかを判定すること(05)、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 以前に受信した前記アクセス情報に基づいて、前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定すること(05)は、
    前記潜在的な訪問先ネットワークのネットワークIDを、受信した前記アクセス情報内の前記許可ネットワークIDと比較すること(306,05)、及び、
    前記潜在的な訪問先ネットワークの前記RATを、受信した前記アクセス情報内の前記許可RATと比較すること(306,05)、
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1〜2のいずれか1項に記載の方法。
  4. 各許可ネットワークIDは、少なくとも1つの対応する許可RATを有し、
    各許可ネットワークID及びその対応する許可RATは、ペアに編成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記潜在的な訪問先ネットワークの前記ネットワークIDが受信したアクセス情報内の許可ネットワークIDに合致する場合かつ前記潜在的な訪問先ネットワークの前記RATが受信した前記アクセス情報内の許可RATに合致する場合に、前記UE(101)は、前記潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可され、前記許可ネットワークID及び前記許可RATは、互いに関連付けられる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記UE(101)は、
    − 前記潜在的な訪問先ネットワークの前記ネットワークIDが前記許可ネットワークIDに合致しない場合、及び、
    − 前記潜在的な訪問先ネットワークの前記RATが前記許可RATに合致しない場合、
    のうちの少なくとも一方である場合に、前記潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されない、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 受信した記アクセス情報をRANノード(103)又はワイヤレスアクセスノード(
    103)へ送信すること(305)、
    をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. アクセス情報を求める前記要求は、アクセス情報を求める前記要求のための専用メッセージであり、又は、アクセス情報を求める前記要求は、ロケーション更新要求メッセージにおいて送信され
    前記アクセス情報は、前記アクセス情報のための専用メッセージにおいて受信され、又は、前記アクセス情報は、ロケーション更新応答メッセージにおいて受信される、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記カレント訪問先ネットワークは、カレント訪問先PLMNであり、前記潜在的な訪問先ネットワークは、潜在的な訪問先PLMNである、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記カレント訪問先ネットワーク(100v)は、1つ以上のRATを含み、前記潜在的な訪問先ネットワークは、1つ以上のRATを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記RATは、3GPP RAN又は非3GPP RANであ
    前記潜在的な訪問先ネットワークの前記ネットワークIDは、PLMN ID又はSSIDであり、前記許可ネットワークIDは、許可PLMN ID又は許可SSIDであ
    前記モビリティノード(105)は、MMEか、SGSNか、組み合わされたMME及びSGSNか、TWAGか、又はePDGである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. ネットワークへのUE(101)のアクセスを取り扱うための、加入者サーバ(108)により実行される方法であって、
    前記加入者サーバ(108)は、UE(101)のホームネットワーク(100h)内に位置し、
    前記方法は、
    前記UE(101)がカレント訪問先ネットワーク(100v)へアクセスする際に、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)内のモビリティノード(105)から、前記UE(101)についてのアクセス情報を求める要求であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び前記UE(101)がアクセス可能な少なくとも1つのる潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む当該要求を受信すること(302,501)であって、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワークは、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであることと、
    要求された前記アクセス情報であって、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可制限RATを含む当該アクセス情報を取得すること(303,502)と、
    要求された前記アクセス情報を前記モビリティノード(105)へ送信すること(304)と、
    を含む方法。
  13. 前記許可ネットワークID及び対応する許可制限RATは、前記加入者サーバ(108)においてペアに編成される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記アクセス情報を前記取得すること(303,02)は、
    前記加入者サーバ(108)内に含まれる全てのアクセス情報をフィルタリングして、前記要求において示された要求された前記アクセス情報を取得すること(303,02)、
    をさらに含む、請求項1213のいずれか1項に記載の方法。
  15. 要求された前記アクセス情報は、サブスクリプションデータの一部として前記モビリティノード(105)へ送信される、請求項1214のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記加入者サーバ(108)は、HSSか、HLRか、又はAAAサーバである、請求項1215のいずれか1項に記載の方法。
  17. ネットワークへのUE(101)のアクセスを取り扱うための、RANノード(103)により実行される方法であって、前記RANノード(103)は、UE(101)によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク(100v)内に位置し、
    前記方法は、
    モビリティノード(105)から、アクセス情報であって、カレント訪問先ネットワーク(100v)及び少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む当該アクセス情報を受信すること(305)であって、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワークは、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであることと、
    受信した前記アクセス情報に基づいて、受信した前記アクセス情報に合致しないネットワークが前記UE(101)についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定すること(307)と、
    を含む方法。
  18. 前記UE(101)についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではない前記ネットワークは、セル測定から除外されるか、ハンドオーバターゲットとして除外されるか、及び、リダイレクションターゲットで除外されるかの少なくともいずれかであるべきである、請求項17に記載の方法。
  19. 前記RANノード(103)は、eNBか、BSCか、RNCか、NBか、TWAGか、又はePDGである、請求項1718のいずれか1項に記載の方法。
  20. ネットワークへのUE(101)のアクセスを取り扱うように構成されるモビリティノード(105)であって、前記モビリティノード(105)は、前記UE(101)によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク(100v)内に位置するように構成され、
    前記モビリティノード(105)は、
    前記UE(101)がカレント訪問先ネットワーク(100v)へアクセスする際に、前記カレント訪問先ネットワークを通じて、前記UE(101)のホームネットワーク(100h)内の加入者サーバ(108)へ、前記UE(101)についてのアクセス情報を求める要求であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び前記UE(101)がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む当該要求を送信し、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワークは、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであり、
    前記加入者サーバ(108)から、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての要求された前記アクセス情報であって、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む当該アクセス情報を受信し、
    前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークのうちの1つへアクセスしようとする際に、以前に受信した前記アクセス情報に基づいて、前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定する、
    ようにさらに構成されるモビリティノード(105)。
  21. 前記モビリティノード(105)は、請求項2乃至11のいずれか1項に記載の方法をさらに実行するように構成される請求項20に記載のモビリティノード(105)。
  22. ネットワークへのUE(101)のアクセスを取り扱うように構成される加入者サーバ(108)であって、前記加入者サーバ(108)は、UE(101)のホームネットワーク(100h)内に位置するように構成され、
    前記加入者サーバ(108)は、
    前記UE(101)がカレント訪問先ネットワーク(100v)へアクセスする際に、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)内のモビリティノード(105)から、前記UE(101)についてのアクセス情報を求める要求であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び前記UE(101)がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む当該要求を受信し、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワークは、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであり、
    要求された前記アクセス情報であって、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可制限RATを含む当該アクセス情報を取得し、
    要求された前記アクセス情報を前記モビリティノード(105)へ送信する、
    ようにさらに構成される、加入者サーバ(108)。
  23. 前記加入者サーバは、請求項13乃至16のいずれか1項に記載の方法をさらに実行するように構成される請求項22に記載の加入者サーバ(108)。
  24. ネットワークへのUE(101)のアクセスを取り扱うように構成されるRANノード(103)であって、前記RANノード(103)は、UE(101)によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク(100v)内に位置するように構成され、
    前記RANノード(103)は、
    モビリティノード(105)から、アクセス情報であって、カレント訪問先ネットワーク(100v)及び少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む当該アクセス情報を受信し、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワーク(100v)は、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであり、
    受信した前記アクセス情報に基づいて、受信した前記アクセス情報に合致しないネットワークが前記UE(101)についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定する、
    ようにさらに構成される、RANノード(103)。
  25. 前記RANノード(103)は、請求項18または19に記載の方法をさらに実行するよう構成される請求項24に記載のRANノード(103)。
  26. 通信システム(10)においてネットワークへのUE(101)のアクセスを取り扱うための方法であって、モビリティノード(105)が、前記UE(101)によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク(100v)内に位置するように構成され、
    前記通信システム(100)は、前記UE(101)、前記モビリティノード(105)、加入者サーバ(108)、及びRANノード(103)を含み、
    前記方法は、
    前記UE(101)がカレント訪問先ネットワーク(100v)へアクセスする際に、前記モビリティノード(105)から、前記カレント訪問先ネットワークを通じて、前記UE(101)のホームネットワーク(100h)内の加入者サーバ(108)へ、前記UE(101)についてのアクセス情報を求める要求であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び前記UE(101)がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む当該要求を送信すること(302,501)であって前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワーク(100v)は、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであることと、
    前記モビリティノード(105)において、前記加入者サーバ(108)から、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての要求された前記アクセス情報であって、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む当該アクセス情報を受信すること(304,503)と、
    前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークのうちの1つへアクセスしようとする際に、前記モビリティノード(105)において、以前に受信した前記アクセス情報に基づいて、前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定すること(505)と、
    前記UE(101)がカレント訪問先ネットワーク(100v)へアクセスする際に、前記加入者サーバ(108)において、前記訪問先ネットワーク(100v)内のモビリティノード(105)から、前記UE(101)についてのアクセス情報を求める要求であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び前記UE(101)がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む当該要求を受信すること(302,501)と、
    前記加入者サーバ(108)において、要求された前記アクセス情報であって、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可制限RATを含む当該アクセス情報を取得すること(303,502)と、
    前記加入者サーバ(108)から、要求された前記アクセス情報を前記モビリティノード(105)へ送信すること(304)と、
    前記RANノード(103)において、モビリティノード(105)から、アクセス情報であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む当該アクセス情報を受信すること(305)と、
    前記RANノード(103)において、受信した前記アクセス情報に基づいて、受信した前記アクセス情報に合致しないネットワークが前記UE(101)についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定すること(307)と、
    を含む方法。
  27. ネットワークへのUE(101)のアクセスを取り扱うように構成される通信システム(100)であって、モビリティノード(105)が、前記UE(101)によりその時点でアクセスされている訪問先ネットワーク(100v)内に位置するように構成され、
    信システム(100)は、前記UE(101)、前記モビリティノード(105)、加入者サーバ(108)、及びRANノード(103)を含み、
    前記モビリティノード(105)は、
    前記UE(101)がカレント訪問先ネットワーク(100v)へアクセスする際に、前記カレント訪問先ネットワークを通じて、前記UE(101)のホームネットワーク(100h)内の加入者サーバ(108)へ、前記UE(101)についてのアクセス情報を求める要求であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び前記UE(101)がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む当該要求を送信し、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワーク(100v)は、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであり、
    前記加入者サーバ(108)から、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての要求された前記アクセス情報であって、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む当該アクセス情報を受信し、
    前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークのうちの1つへアクセスしようとする際に、以前に受信した前記アクセス情報に基づいて、前記UE(101)が前記潜在的な訪問先ネットワークへアクセスすることを許可されるかを判定する、
    ように構成され、
    前記加入者サーバ(108)は、
    前記UE(101)がカレント訪問先ネットワーク(100v)へアクセスする際に、前記訪問先ネットワーク(100v)内のモビリティノード(105)から、前記UE(101)についてのアクセス情報を求める要求であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び前記UE(101)がアクセス可能な少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークを示すネットワーク情報を含む当該要求を受信し、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワーク(100v)は、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであり、
    要求された前記アクセス情報であって、前記要求において示された前記ネットワークのうちの少なくともいくつかについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可制限RATを含む当該アクセス情報を取得し、
    要求された前記アクセス情報を前記モビリティノード(105)へ送信する、
    ように構成され、
    前記RANノード(103)は、
    モビリティノード(105)から、アクセス情報であって、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)及び少なくとも1つの潜在的な訪問先ネットワークについての、前記UE(101)がアクセスすることを許可される許可ネットワークID及び対応する許可RATを含む当該アクセス情報を受信し、前記UE(101)がアクセス可能な前記潜在的な訪問先ネットワーク(100v)は、前記カレント訪問先ネットワーク(100v)に隣接する隣接ネットワークであり、
    受信した前記アクセス情報に基づいて、受信した前記アクセス情報に合致しないネットワークが前記UE(101)についての潜在的な訪問先ネットワークとして使用されるべきではないと判定する、
    ように構成される通信システム(100)。
  28. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法を遂行させる命令、を含むコンピュータプログラム。
  29. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1216のいずれか1項に記載の方法を遂行させる命令、を含むコンピュータプログラム。
  30. 少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1719のいずれか1項に記載の方法を遂行させる命令、を含むコンピュータプログラム。
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