JP6552740B2 - 乗客コンベヤのステップの製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ステップチェーンが接続されているステップ軸にステップ本体を取り付ける乗客コンベヤのステップの製造方法に関するものである。
従来、ステップ軸に周方向の段部を形成し、段部にスリーブを押し当てることによりステップ軸に対するスリーブの位置を決め、ステップ軸に対して位置決めされたスリーブにステップ本体を嵌めることによりステップの位置を決める乗客コンベヤが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、従来、ステップ軸に周方向の溝を形成するとともに、スリーブの内周面に突起を形成し、スリーブの突起をステップ軸の溝に嵌めることによりステップ軸に対するスリーブの位置を決め、ステップ軸に対して位置決めされたスリーブにステップ本体を嵌めることによりステップの位置を決める乗客コンベヤも知られている(例えば特許文献2参照)。
さらに、従来、ステップ軸にスリーブをスライド可能に取り付け、スリーブの軸線方向両側に配置されたクランプをステップ軸に取り付けることにより、ステップ軸に対するスリーブの位置を決める乗客コンベヤも知られている(例えば特許文献3参照)。
実開昭61−189075号公報 特開2000−344455号公報 特開2006−27751号公報
しかし、特許文献1に示されている従来の乗客コンベヤでは、段部の加工精度が悪いと、ステップ軸に対するステップの位置の精度が悪くなってしまう。また、特許文献2に示されている従来の乗客コンベヤでも、ステップ軸の溝又はスリーブの突起の加工精度が悪いと、ステップ軸に対するステップの位置の精度が悪くなってしまう。さらに、特許文献1及び2に示されている従来の乗客コンベヤでは、ステップ軸に段部又は溝の加工が必要になるので、ステップ軸の加工に手間がかかってしまう。
また、特許文献1〜3に示されている従来の乗客コンベヤでは、ステップ本体の個々の寸法のばらつきによって、複数のステップを無端状に連結するステップチェーンからステップ本体の側面までの位置関係がステップ本体ごとに変わってしまう。これにより、ステップチェーンと、ステップチェーンが巻き掛けられているスプロケットとの噛み合い状態が悪化したり、互いに隣接する2つのステップの一方のライザの溝と他方のクリートとの位置関係が悪化したりしてしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ステップ軸に対するステップ本体の位置決めを容易に行うことができ、ステップ軸に対するステップ本体の位置決め精度を向上させることができる乗客コンベヤのステップの製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベヤのステップの製造方法は、ステップ軸の端部に接続されているステップチェーンのリンクプレートと、ステップ軸に設けられているステップ本体との間に位置決め具を配置し、位置決め具本体をリンクプレートに接触させる位置決め具配置工程、及びステップ本体を位置決め具に接触させるステップ本***置決め工程を備えている。
この発明に係る乗客コンベヤのステップの製造方法によれば、ステップ本体の位置決めのための加工をステップ軸に対して行う必要がなくなるとともに、ステップ本体及びステップ軸の加工精度を高める必要もなくなり、ステップ軸に対するステップ本体の位置決めを容易に行うことができる。また、リンクプレートからステップ本体までの距離を、位置決め具本体の寸法に応じた一定の距離にすることができるので、リンクプレートからステップ本体までの距離がステップごとにばらついてしまうことを防止することができ、ステップ軸に対するステップ本体の位置決め精度を向上させることができる。
この発明の実施の形態1による乗客コンベヤであるエスカレータを示す側面図である。 図1のステップのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図1の位置決め具を示す斜視図である。 図1の上部スプロケットの周方向に沿って見たときの上部スプロケットとステップチェーンとの噛み合い状態を示す要部構成図である。 図1の互いに隣り合う2つのステップの一方のライザと他方の踏板との位置関係を示す要部構成図である。 この発明の実施の形態2によるステップのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。 図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。 図8の位置決め具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3によるステップのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。 図10のXI−XI線に沿った断面図である。 図10の位置決め具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4によるステップのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。 図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図13の位置決め具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5によるエスカレータを示す側面図である。 図16のXVII−XVII線に沿った断面図である。 図17のガイドパッド装置を示す斜視図である。 図17のステップのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。 この発明の実施の形態6によるエスカレータのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。 図20のガイドパッド用ボス部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態7によるエスカレータのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。 この発明の実施の形態8によるエスカレータのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。 この発明の実施の形態9によるエスカレータのステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による乗客コンベヤであるエスカレータを示す側面図である。図において、トラス1には、複数のステップ2が支持されている。複数のステップ2は、ステップ2の幅方向両側に配置された一対の無端状のステップチェーン3により無端状に連結されている。
トラス1の長手方向一端部に位置する上部機械室には一対の上部スプロケット4が設けられ、トラス1の長手方向他端部に位置する下部機械室には一対の下部スプロケット5が設けられている。一対の上部スプロケット4はトラス1の幅方向について互いに離して配置され、一対の下部スプロケット5もトラス1の幅方向について互いに離して配置されている。一対の上部スプロケット4は、トラス1の幅方向に沿った上部スプロケット軸を中心として一体に回転する。一対の下部スプロケット5は、トラス1の幅方向に沿った下部スプロケット軸を中心として一体に回転する。
一対のステップチェーン3のうち、一方のステップチェーン3は一方の上部スプロケット4及び一方の下部スプロケット5に巻き掛けられ、他方のステップチェーン3は他方の上部スプロケット4及び他方の下部スプロケット5に巻き掛けられている。
一対の上部スプロケット4は、上部機械室に設置された図示しない駆動機の駆動力により一体に回転する。トラス1には、各ステップ2を案内する図示しない案内レールが取り付けられている。複数のステップ2は、一対の上部スプロケット4が一体に回転することにより、案内レールに案内されながらトラス1の長手方向一端部と長手方向他端部との間で循環移動する。
トラス1上には、トラス1の幅方向について互いに対向する一対の欄干6が設けられている。各欄干6の周縁部には、無端状の移動手摺7がそれぞれ設けられている。各移動手摺7は、駆動機の駆動力により、各ステップ2と同期して各欄干6の周囲を周回移動する。
図2は、図1のステップ2のステップ本体の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。また、図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。ステップ2は、トラス1の幅方向に沿って配置されているステップ軸8と、ステップ軸8に設けられているスリーブ9と、スリーブ9をステップ軸8に固定するクランプ10と、スリーブ9を介してステップ軸8に設けられているステップ本体11とを有している。
スリーブ9は、ステップ軸8に対してステップ軸8の軸線方向へスライド可能になっている。また、スリーブ9は、円筒状のスリーブ本体91と、スリーブ本体91の端部の外周面から径方向外側へ突出しているフランジ部92とを有している。スリーブ9は、スリーブ本体91にステップ軸8を通した状態でステップ軸8に設けられている。この例では、スリーブ9が樹脂で構成されている。
クランプ10は、ステップ軸8を囲むC字状のクランプ本体101と、クランプ本体101のC字状の両端部を連結するクランプ締結具であるクランプねじ102とを有している。クランプ10は、クランプ本体101がクランプねじ102で締め付けられることによりステップ軸8に固定される。クランプねじ102の操作によってクランプ10のステップ軸8に対する締め付けが緩むと、クランプ10はステップ軸8に対してステップ軸8の軸線方向へスライド可能になる。
ステップ本体11は、踏板111と、踏板111に固定され、踏板111を支持する支持体112とを有している。支持体112は、ステップ本体11の幅方向について互いに離して配置された一対の取付部113を有している。スリーブ9には、取付部113が取り付けられている。
各取付部113には、凹部114がそれぞれ形成されている。凹部114の内面には、スリーブ本体91の外周面が嵌っている。取付部113は、凹部114の内面がスリーブ本体91の外周面に嵌った状態でスリーブ9に取り付けられている。
凹部114の開放部は、スリーブ本体91の外径よりも狭くなっている。これにより、取付部113は、凹部114の開放部を通してスリーブ9から外れないようになっている。また、凹部114の開放部は、ステップ軸8の外径よりも広くなっている。
凹部114の内径は、フランジ部92の外径よりも小さくなっている。フランジ部92は、取付部113の側面に接触している。クランプ10は、スリーブ9のフランジ部92側の端面に接触した状態でステップ軸8に固定されている。これにより、スリーブ9及びステップ本体11のそれぞれの位置がステップ軸8の軸線方向について固定されている。
一対のステップチェーン3は、ステップ軸8の両端部にそれぞれ接続されている。また、ステップチェーン3は、ステップチェーン3の長さ方向へ並ぶ複数のリンクプレート31と、ステップチェーン3の長さ方向で互いに隣り合うリンクプレート31を回転自在に連結する複数のチェーンシャフト32と、各チェーンシャフト32に回転自在に設けられている複数のローラ33とを有している。即ち、この例では、ステップチェーン3がローラチェーンになっている。
チェーンシャフト32は、図3に示すように、ステップ軸8の端面から突出している。また、チェーンシャフト32は、ステップ軸8と同軸に配置されている。さらに、チェーンシャフト32の外径は、ステップ軸8の外径よりも小さくなっている。これにより、ステップ軸8の端面とチェーンシャフト32との境界には、ステップ軸8の周方向に沿った段差部がステップ軸8の全周に形成されている。また、リンクプレート31とステップ軸8の端面との間には、隙間12が存在している。
各ローラ33は、トラス1に取り付けられている案内レール上を転動する。各ローラ33が案内レール上を転動することにより、ステップ2が案内レールに案内される。
次に、ステップ2を組み立てるときの手順について説明する。ステップ2を組み立てるときには、一対のスリーブ9及び一対のクランプ10をステップ軸8に予め取り付けておく。このとき、各スリーブ9及び各クランプ10は、ステップ軸8に対してスライド可能にしておく。また、このとき、ステップ軸8に嵌めた各スリーブ9及び各クランプ10は、ステップ軸8の軸線方向内側へスライドさせておく。
この後、ステップ本体11を持ちながら、スリーブ9の位置とは異なる位置で凹部114の開放部から凹部114内にステップ軸8を挿入し、凹部114内にステップ軸8を挿入した状態でスリーブ9をステップ軸8の軸線方向外側へスライドさせて、スリーブ本体91を凹部114の内面に嵌める。これにより、ステップ本体11がスリーブ9を介してステップ軸8に連結される。
この後、位置決め具21を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
図4は、図1の位置決め具21を示す斜視図である。位置決め具21は、板状の位置決め具本体22と、位置決め具本体22に設けられている保持用ねじ23とを有している。
位置決め具本体22は、ベース部221と、ベース部221から突出して互いに対向する第1の対向部222及び第2の対向部223とを有している。ベース部221、第1の対向部222及び第2の対向部223のそれぞれの幅方向は、位置決め具本体22の幅方向と一致している。
位置決め具本体22には、位置決め具本体22の幅方向について対向する第1の基準面224及び第2の基準面225が形成されている。第1の基準面224及び第2の基準面225は、互いに平行になっている。また、第1の基準面224及び第2の基準面225は、ベース部221、第1の対向部222及び第2の対向部223のそれぞれに形成されている。
第2の対向部223には、第1の基準面224に対して傾斜する傾斜面226が形成されている。傾斜面226は、ベース部221から第2の対向部223が突出する方向に沿った面である。これにより、第2の対向部223は、第1の対向部222と第2の対向部223との間の空間に向かって幅が連続的に狭くなるテーパ部になっている。
第1の対向部222の幅は、第1の対向部222のどの位置でも一定になっている。また、第1の対向部222には、第1の対向部222を貫通するねじ穴が設けられている。保持用ねじ23は、第1の対向部222のねじ穴に嵌った状態で第1の対向部222に設けられている。また、保持用ねじ23は、第1の対向部222と第2の対向部223との間の空間に突出している。第1の対向部222からの保持用ねじ23の突出量は、保持用ねじ23を回す操作により調整可能になっている。保持用ねじ23の先端部と第2の対向部223との間の距離は、保持用ねじ23の突出量の変化に応じて変化する。
ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行うときには、まず、図2に示すように、リンクプレート31とステップ本体11との間に位置決め具本体22を配置し、位置決め具本体22をリンクプレート31に接触させる(位置決め具配置工程)。
このときの位置決め具配置工程では、図3に示すように、第1の基準面224をリンクプレート31に向け、第2の基準面225をステップ本体11に向けた状態で位置決め具本体22を配置する。また、位置決め具配置工程では、第1の対向部222と第2の対向部223との間にステップ軸8を配置し、ステップ軸8の端面とリンクプレート31との間の隙間12にテーパ部である第2の対向部223を差し込む。これにより、第1の基準面224がリンクプレート31に接触するとともに、傾斜面226がステップ軸8の端面の外周部に接触する。さらに、位置決め具配置工程では、保持用ねじ23の先端部をステップ軸8の外周面に押し付けながら保持用ねじ23を締め込む。これにより、第1の基準面224がリンクプレート31に押し付けられる方向へ位置決め具本体22が傾斜面226に案内され、位置決め具21がステップ軸8とリンクプレート31との間に保持される。
位置決め具配置工程の後、スリーブ本体91の外周面に取付部113を嵌めたまま、ステップ本体11をステップ軸8の軸線方向へスライドさせ、ステップ軸8の軸線方向についてステップ本体11の側面を位置決め具本体22の第2の基準面225に接触させる。これにより、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めがステップ軸8の軸線方向について行われる(ステップ本***置決め工程)。
ステップ本***置決め工程の後、ステップ軸8に対してスリーブ9をスライドさせて、ステップ軸8の軸線方向についてスリーブ9のフランジ部92を取付部113の側面に接触させる。これにより、ステップ軸8に対するスリーブ9の位置決めがステップ軸8の軸線方向について行われる(スリーブ位置決め工程)。
スリーブ位置決め工程の後、ステップ軸8に対してクランプ10を移動させることによりスリーブ9のフランジ部92側の端面にクランプ本体101を接触させ、クランプねじ102を締め込むことによりクランプ本体101をステップ軸8に固定する。これにより、ステップ軸8に対するスリーブ9の位置がステップ軸8の軸線方向について固定され、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置もステップ軸8の軸線方向について固定される(スリーブ固定工程)。
スリーブ固定工程の後、位置決め具21の保持用ねじ23を緩めて、リンクプレート31とステップ本体11との間から位置決め具21を外す(位置決め具取り外し工程)。このようにして、ステップ2が組み立てられる。
このようなステップ2の製造方法では、リンクプレート31とステップ本体11との間に位置決め具本体22を配置して位置決め具本体22をリンクプレート31に接触させた後、ステップ本体11を位置決め具本体22に接触させるので、ステップ本体11の位置決めのための加工をステップ軸8に対して行う必要がなくなるとともに、ステップ本体11及びステップ軸8の加工精度を高める必要もなくなり、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを容易に行うことができ、部品コストの削減も図ることができる。さらに、リンクプレート31からステップ本体11の側面までの距離を、位置決め具本体22の寸法に応じた一定の距離にすることができるので、リンクプレート31からステップ本体11の側面までの距離がステップ2ごとにばらついてしまうことを防止することができ、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決め精度を向上させることができる。
ここで、図5は、図1の上部スプロケット4の周方向に沿って見たときの上部スプロケット4とステップチェーン3との噛み合い状態を示す要部構成図である。リンクプレート31からステップ本体11の側面までの距離のばらつきが各ステップ2間でなくなると、図5に示すように、各ステップ2のそれぞれにおけるステップチェーン3の位置をトラス1の幅方向について上部スプロケット4の位置に合わせることができ、ステップチェーン3と上部スプロケット4との噛み合い状態の悪化を防止することができる。また、同様に、ステップチェーン3と下部スプロケット5との噛み合い状態の悪化も防止することができる。
また、図6は、図1の互いに隣り合う2つのステップ2の一方のライザと他方の踏板との位置関係を示す要部構成図である。互いに隣り合う2つのステップ2のうち、一方のステップ本体11の踏板111には複数の溝である踏板クリート11aが設けられ、他方のステップ本体11のライザには複数の溝であるライザクリート11bが設けられている。また、互いに隣り合う2つのステップ2は、一方のステップ本体11の踏板クリート11a間の複数の突起を他方のステップ本体11の各ライザクリート11bに挿入した状態で、配置されている。
リンクプレート31からステップ本体11の側面までの距離のばらつきが各ステップ2間でなくなると、図6に示すように、互いに隣り合う2つのステップ本体11の一方に対する他方の位置をトラス1の幅方向について合わせることができる。これにより、互いに隣り合う2つのステップ本体11の位置関係の悪化を防止することができ、一方のステップ本体11の踏板クリート11a間の突起が他方のステップ本体11のライザクリート11bの内面に干渉することを防止することができる。
また、ステップ本体11を位置決め具本体22に接触させた後、ステップ本体11の取付部113にスリーブ9を接触させ、スリーブ9を取付部113に接触させた状態で、クランプ10によってステップ軸8に対するスリーブ9の位置をステップ軸8の軸線方向について固定するので、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置をずらすことなく、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置をステップ軸8の軸線方向について容易に固定することができる。
また、位置決め具配置工程では、ステップ軸8とリンクプレート31との間の隙間12にテーパ部である第2の対向部223を差し込んだ状態で保持用ねじ23を締め付けることにより、位置決め具本体22をリンクプレート31に押し付けるので、リンクプレート31に位置決め具本体22をより確実に接触させることができ、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをより正確に行うことができる。
なお、上記の例では、第2の対向部223がテーパ部になっているが、第1の基準面224がリンクプレート31に接触した状態で位置決め具本体22を保持することができるのであれば、第2の対向部223はテーパ部でなくてもよい。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2によるステップ2のステップ本体11の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。また、図8は、図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。さらに、図9は、図8の位置決め具41を示す斜視図である。位置決め具41は、位置決め具本体42と、位置決め具本体42に設けられている保持用弾性体であるばね43とを有している。
位置決め具本体42は、第1の本体部材421と、第1の本体部材421に対して回動可能な第2の本体部材422とを有している。第1の本体部材421及び第2の本体部材422のそれぞれの幅方向は、位置決め具本体42の幅方向と一致している。
第1の本体部材421は第1の対向部423を有し、第2の本体部材422は第2の対向部424を有している。第1の本体部材421及び第2の本体部材422は、第1の対向部423と第2の対向部424とを互いに対向させた状態で、位置決め具本体42の幅方向に沿った回動軸425を介して連結されている。第1の本体部材421及び第2の本体部材422は、第1の対向部423と第2の対向部424との間の距離が変化する方向へ回動軸425を中心に回動可能になっている。
位置決め具本体42には、位置決め具本体42の幅方向について対向する第1の基準面426及び第2の基準面427が形成されている。第1の基準面426及び第2の基準面427は、互いに平行になっている。また、第1の基準面426及び第2の基準面427は、第1の本体部材421及び第2の本体部材422のそれぞれに形成されている。
第1の対向部423及び第2の対向部424のそれぞれには、第1の基準面426に対して傾斜する傾斜面428が形成されている。これにより、第1の対向部423及び第2の対向部424のそれぞれは、第1の対向部423と第2の対向部424との間の空間に向かって幅が連続的に狭くなるテーパ部になっている。
ばね43は、第1の本体部材421と第2の本体部材422との間に配置されている。また、ばね43は、第1の対向部423と第2の対向部424とが互いに近づく方向へ第1の本体部材421及び第2の本体部材422を付勢する弾性復元力を発生している。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、ステップ2を組み立てるときの手順について説明する。スリーブ9を介してステップ本体11をステップ軸8に連結するまでの手順は、実施の形態1と同様である。スリーブ9を介してステップ本体11をステップ軸8に連結した後、位置決め具41を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行うときには、まず、図7に示すように、リンクプレート31とステップ本体11との間に位置決め具本体42を配置し、位置決め具本体42をリンクプレート31に接触させる(位置決め具配置工程)。
位置決め具配置工程では、図8に示すように、第1の基準面426をリンクプレート31に向け、第2の基準面427をステップ本体11に向けた状態で位置決め具本体42を配置する。また、位置決め具配置工程では、ばね43の弾性復元力に逆らって位置決め具本体42に力を加えることにより第1の本体部材421及び第2の本体部材422を互いに回動させて第1の対向部423と第2の対向部424との間の空間を広げた後、第1の対向部423と第2の対向部424との間にステップ軸8を配置し、位置決め具本体42に加えている力を弱める。これにより、ばね43の弾性復元力によって第1の対向部423及び第2の対向部424が互いに近づく方向へ第1の本体部材421及び第2の本体部材422が互いに回動し、ステップ軸8の端面とリンクプレート31との間の隙間12に第1の対向部423及び第2の対向部424が差し込まれる。このとき、第1の基準面426がリンクプレート31に接触し、各傾斜面428がステップ軸8の端面の外周部に接触するとともに、ばね43の弾性復元力によって第1の基準面426がリンクプレート31に各傾斜面428に沿った方向へ押し付けられる。これにより、位置決め具41がステップ軸8とリンクプレート31との間に保持される。
位置決め具配置工程の後のステップ本***置決め工程、スリーブ位置決め工程、スリーブ固定工程は、実施の形態1と同様である。
スリーブ固定工程の後、ばね43の弾性復元力に逆らって位置決め具本体42に力を加えることにより第1の対向部423と第2の対向部424との間の空間を広げて、ステップ軸8とリンクプレート31との間から位置決め具41を外す(位置決め具取り外し工程)。このようにして、ステップ2が組み立てられる。
このようなステップ2の製造方法では、位置決め具配置工程において、ステップ軸8とリンクプレート31との間の隙間12に第1の対向部423及び第2の対向部424のそれぞれを差し込んだ状態で、ばね43の弾性復元力により位置決め具本体42をリンクプレート31に押し付けるので、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、第1の対向部423及び第2の対向部424のそれぞれを隙間12に差し込むだけで、リンクプレート31に位置決め具本体42をばね43の弾性復元力によって自動的に押し付けることができる。これにより、リンクプレート31とステップ本体11との間に位置決め具21を配置するときの作業効率を向上させることができる。
なお、上記の例では、第1の対向部423及び第2の対向部424のそれぞれがテーパ部になっているが、第1の対向部423のみがテーパ部になっていてもよいし、第2の対向部424のみがテーパ部になっていてもよい。即ち、第1の対向部423及び第2の対向部424の少なくともいずれかがテーパ部になっていればよい。
実施の形態3.
図10は、この発明の実施の形態3によるステップ2のステップ本体11の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。また、図11は、図10のXI−XI線に沿った断面図である。さらに、図12は、図10の位置決め具51を示す斜視図である。位置決め具51は、板状の位置決め具本体52と、位置決め具本体52に設けられている受け部53と、受け部53に設けられている保持用ねじ54とを有している。
位置決め具本体52には、位置決め具本体52の幅方向について互いに対向する第1の基準面521及び第2の基準面522が形成されている。第1の基準面521及び第2の基準面522は、互いに平行になっている。
受け部53は、位置決め具本体52の第1の基準面521に固定されている。また、受け部53は、第1の基準面521に対向する対向片531と、対向片531の端部と位置決め具本体52とを連結する連結部532とを有している。対向片531と第1の基準面521との間には、隙間55が存在している。対向片531と第1の基準面521との間の距離、即ち隙間55の寸法は、リンクプレート31の厚さよりも大きくなっている。
対向片531には、対向片531を貫通するねじ穴が設けられている。保持用ねじ54は、対向片531のねじ穴に嵌った状態で対向片531に設けられている。また、保持用ねじ54は、対向片531と第1の基準面521との間の隙間55に突出している。対向片531からの保持用ねじ54の突出量は、保持用ねじ54を回す操作により調整可能になっている。保持用ねじ54の先端部と第1の基準面521との間の距離は、保持用ねじ54の突出量の変化に応じて変化する。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、ステップ2を組み立てるときの手順について説明する。スリーブ9を介してステップ本体11をステップ軸8に連結するまでの手順は、実施の形態1と同様である。スリーブ9を介してステップ本体11をステップ軸8に連結した後、位置決め具51を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行うときには、まず、図10に示すように、リンクプレート31とステップ本体11との間に位置決め具本体52を配置し、位置決め具本体52をリンクプレート31に接触させる(位置決め具配置工程)。
位置決め具配置工程では、図11に示すように、第1の基準面521をリンクプレート31に向け、第2の基準面522をステップ本体11に向けた状態で位置決め具本体52を配置する。また、位置決め具配置工程では、対向片531と第1の基準面521との間の隙間55にリンクプレート31を差し込み、隙間55にリンクプレート31を差し込んだ状態で保持用ねじ54を締め込む。これにより、第1の基準面521と保持用ねじ54との間でリンクプレート31が把持され、第1の基準面521がリンクプレート31に押し付けられる。これにより、位置決め具51がリンクプレート31に保持される。
位置決め具配置工程の後のステップ本***置決め工程、スリーブ位置決め工程、スリーブ固定工程は、実施の形態1と同様である。
スリーブ固定工程の後、位置決め具51の保持用ねじ54を緩めて、位置決め具51をリンクプレート31から外す(位置決め具取り外し工程)。このようにして、ステップ2が組み立てられる。
このようなステップ2の製造方法では、位置決め具配置工程において、位置決め具本体52と受け部53の対向片531との間の隙間55にリンクプレート31を差し込んだ状態で、位置決め具本体52と保持用ねじ54との間でリンクプレート31を把持することにより、位置決め具本体52をリンクプレート31に押し付けるので、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、リンクプレート31とステップ軸8との間に実施の形態1及び2のような隙間12が存在しない場合であっても、位置決め具本体52をリンクプレート31に接触させた状態を保持することができ、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行うことができる。これにより、位置決め具51の汎用性を高めることができる。
実施の形態4.
図13は、この発明の実施の形態4によるステップ2のステップ本体11の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。また、図14は、図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。さらに、図15は、図13の位置決め具61を示す斜視図である。位置決め具61は、板状の位置決め具本体62と、位置決め具本体62に設けられている保持用弾性体である板ばね63とを有している。
位置決め具本体62には、位置決め具本体62の幅方向について互いに対向する第1の基準面621及び第2の基準面622が形成されている。第1の基準面621及び第2の基準面622は、互いに平行になっている。
板ばね63の一端部は、位置決め具本体62の第1の基準面621に固定されている。板ばね63の他端部は、位置決め具本体62に押し付けられる方向へ板ばね63の弾性復元力によって付勢されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、ステップ2を組み立てるときの手順について説明する。スリーブ9を介してステップ本体11をステップ軸8に連結するまでの手順は、実施の形態1と同様である。スリーブ9を介してステップ本体11をステップ軸8に連結した後、位置決め具61を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行うときには、まず、図13に示すように、リンクプレート31とステップ本体11との間に位置決め具本体62を配置し、位置決め具本体62をリンクプレート31に接触させる(位置決め具配置工程)。
位置決め具配置工程では、図14に示すように、第1の基準面621をリンクプレート31に向け、第2の基準面622をステップ本体11に向けた状態で位置決め具本体62を配置する。また、位置決め具配置工程では、板ばね63と第1の基準面621との間にリンクプレート31を板ばね63の他端部から差し込む。板ばね63と第1の基準面621との間にリンクプレート31を差し込むと、板ばね63の弾性復元力によって板ばね63と第1の基準面621との間でリンクプレート31が把持され、第1の基準面621がリンクプレート31に押し付けられる。これにより、位置決め具61がリンクプレート31に保持される。
位置決め具配置工程の後のステップ本***置決め工程、スリーブ位置決め工程、スリーブ固定工程は、実施の形態1と同様である。
スリーブ固定工程の後、リンクプレート31に対して位置決め具61を第1の基準面621に沿ってスライドさせながら、第1の基準面621と板ばね63との間からリンクプレート31を抜いて、位置決め具61をリンクプレート31から外す(位置決め具取り外し工程)。このようにして、ステップ2が組み立てられる。
このようなステップ2の製造方法では、位置決め具配置工程において、位置決め具本体62と板ばね63との間にリンクプレート31を差し込んだ状態で、板ばね63の弾性復元力により位置決め具本体62をリンクプレート31に押し付けるので、実施の形態3と同様の効果が得られるとともに、位置決め具本体62と板ばね63との間にリンクプレート31を差し込むだけで、リンクプレート31に位置決め具本体62を自動的に押し付けることができる。これにより、リンクプレート31とステップ本体11との間に位置決め具21を配置するときの作業効率を向上させることができる。
実施の形態5.
図16は、この発明の実施の形態5によるエスカレータを示す側面図である。また、図17は、図16のXVII−XVII線に沿った断面図である。ステップ本体11の幅方向両側には、踏板111の側面111aに隙間を介して対向する複数の板状のスカートガード71がそれぞれ配置されている。複数のスカートガード71は、トラス1の長手方向へ並んでいる。即ち、各ステップ本体11は、ステップ本体11の幅方向両側に並ぶ複数のスカートガード71間に配置されている。
ステップ本体11には、図17に示すように、一対の取付部113から幅方向外側へそれぞれ突出する一対のガイドパッド装置72が取り付けられている。一対のガイドパッド装置72は、踏板111の側面111aの位置よりも外側へ突出している。ガイドパッド装置72は、スカートガード71を受けることにより、ステップ2の幅方向への振動、即ちステップ2の横振れを抑制するとともに、踏板111とスカートガード71との間の隙間を確保する。
図18は、図17のガイドパッド装置72を示す斜視図である。ガイドパッド装置72は、取付部113に取り付けられた筒状のガイドパッド用ボス部721と、ガイドパッド用ボス部721に取り付けられたガイドパッド722とを有している。
ガイドパッド用ボス部721は、取付部113からステップ本体11の幅方向外側へ突出している。ガイドパッド用ボス部721の突出端面は、踏板111の側面111aと平行な平面になっている。
ガイドパッド722は、ガイドパッド用ボス部721を介して取付部113に取り付けられている。また、ガイドパッド722は、図17に示すように、ガイドパッド用ボス部721内に挿入される棒状のパッド軸723と、パッド軸723に固定され、スカートガード71に対向するパッド部724とを有している。ガイドパッド722は、ガイドパッド用ボス部721の軸線に沿ってガイドパッド用ボス部721に対してスライド可能になっている。ガイドパッド装置72は、ガイドパッド722のパッド部724でスカートガード71を受ける。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、ステップ2を組み立てるときの手順について説明する。ステップ2を組み立てるときには、実施の形態1と同様にして、ステップ本体11を、スリーブ9を介してステップ軸8に連結する。この後、実施の形態1と同様の位置決め具21を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
図19は、図17のステップ2のステップ本体11の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行うときには、まず、実施の形態1と同様にして、位置決め具21の位置決め具本体22をリンクプレート31に接触させる。これにより、第1の基準面224がリンクプレート31に接触した状態で位置決め具21がステップ軸8とリンクプレート31との間に保持される(位置決め具配置工程)。
位置決め具配置工程の後、スリーブ本体91の外周面に取付部113を嵌めたまま、ステップ本体11をステップ軸8の軸線方向へスライドさせ、ステップ軸8の軸線方向についてガイドパッド722のパッド部724を位置決め具本体22の第2の基準面225に接触させる。これにより、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めがステップ軸8の軸線方向について行われる(ステップ本***置決め工程)。この後の手順は、実施の形態1と同様である。
このようなステップ2の製造方法では、リンクプレート31とステップ本体11との間に配置した位置決め具本体22をリンクプレート31及びガイドパッド722のそれぞれに接触させるので、実施の形態1と同様に、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを容易にすることができ、部品コストの削減を図ることができる。また、リンクプレート31からガイドパッド722までの距離がステップ2ごとにばらついてしまうことを防止することができ、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決め精度を向上させることができる。これにより、ステップ本体11とスカートガード71との間の隙間をより確実に確保することができる。
実施の形態6.
図20は、この発明の実施の形態6によるエスカレータのステップ本体11の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。また、図21は、図20のガイドパッド用ボス部721を示す斜視図である。ステップ2を組み立てるときには、実施の形態1と同様にして、ステップ本体11を、スリーブ9を介してステップ軸8に連結した後、実施の形態1と同様の位置決め具21を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
本実施の形態では、ガイドパッド装置72のガイドパッド722をガイドパッド用ボス部721から外した状態で、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行う。
即ち、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行うときには、ガイドパッド722をガイドパッド用ボス部721から外してガイドパッド用ボス部721の端面725を露出させておく。この後、実施の形態1と同様にして、位置決め具21の位置決め具本体22をリンクプレート31に接触させる。これにより、第1の基準面224がリンクプレート31に接触した状態で位置決め具21がステップ軸8とリンクプレート31との間に保持される(位置決め具配置工程)。
位置決め具配置工程の後、ガイドパッド用ボス部721の端面725を露出させた状態で、スリーブ本体91の外周面に取付部113を嵌めたまま、ステップ本体11をステップ軸8の軸線方向へスライドさせ、ステップ軸8の軸線方向についてガイドパッド用ボス部721の端面725を位置決め具本体22の第2の基準面225に接触させる。これにより、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めがステップ軸8の軸線方向について行われる(ステップ本***置決め工程)。この後の手順は、実施の形態1と同様である。
このようなステップ2の製造方法では、リンクプレート31とステップ本体11との間に配置した位置決め具本体22をリンクプレート31及びガイドパッド用ボス部721のそれぞれに接触させるので、実施の形態1と同様に、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを容易にすることができ、部品コストの削減を図ることができる。また、リンクプレート31からガイドパッド用ボス部721までの距離がステップ2ごとにばらついてしまうことを防止することができ、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決め精度を向上させることができる。これにより、ステップ本体11とスカートガード71との間の隙間をより確実に確保することができる。
なお、実施の形態5及び6では、実施の形態1と同様の位置決め具21を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行っているが、実施の形態2〜4と同様の位置決め具41,51,61を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行ってもよい。
実施の形態7.
図22は、この発明の実施の形態7によるエスカレータのステップ本体11の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。位置決め具81は、位置決め具本体82と、位置決め具本体82に取り付けられている取付具83とを有している。
位置決め具本体82には、位置決め具本体82の幅方向について対向する第1の基準面224及び第2の基準面225が形成されている。第1の基準面224及び第2の基準面225は、互いに平行になっている。また、位置決め具本体82には、位置決め具本体82の幅方向へ貫通する溝部84が形成されている。溝部84の開放部は、ステップ軸8の外径よりも広くなっている。溝部84には、溝部84の開放部からステップ軸8が挿入可能になっている。
取付具83は、位置決め具本体82の第2の基準面225から突出して互いに対向する第1の対向部831及び第2の対向部832と、第1の対向部831に設けられている取付ねじ833とを有している。
踏板111の幅方向端部は、第1の対向部831と第2の対向部832との間に挿入可能になっている。取付ねじ833は、第1の対向部831のねじ穴に取り付けられている。取付具83では、取付ねじ833を回すことにより第1の対向部831からの取付ねじ833の突出量が変化する。これにより、取付ねじ833と第2の対向部832との間の距離が変化する。踏板111の幅方向端部は、取付ねじ833と第2の対向部832との間で把持可能になっている。位置決め具81は、踏板111の側面111aが第2の基準面225に接触し、かつ踏板111の幅方向端部が取付ねじ833と第2の対向部832との間で把持された状態で、踏板111に取り付けられる。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、ステップ2を組み立てるときの手順について説明する。ステップ2を組み立てるときには、実施の形態1と同様にして、ステップ本体11を、スリーブ9を介してステップ軸8に連結する。この後、実施の形態1と同様の位置決め具21を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行うときには、まず、リンクプレート31とステップ本体11との間に位置決め具81を配置するとともに、溝部84の開放部から溝部84内にステップ軸8を挿入する。また、位置決め具81を取付具83によって踏板111の幅方向端部に取り付ける。このとき、位置決め具本体82の第2の基準面225に踏板111の側面111aを接触させる(位置決め具配置工程)。
位置決め具配置工程の後、ステップ軸8に対して位置決め具81をステップ本体11とともにスライドさせて、リンクプレート31に位置決め具81の第1の基準面224を接触させる。これにより、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めがステップ軸8の軸線方向について行われる(ステップ本***置決め工程)。この後の手順は、実施の形態1と同様である。
このようなステップ2の製造方法では、リンクプレート31とステップ本体11との間に配置した位置決め具本体82をステップ本体11に取り付けるとともに、位置決め具本体82をリンクプレート31に接触させるので、実施の形態1と同様に、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを容易にすることができ、部品コストの削減を図ることができる。また、リンクプレート31からステップ本体11までの距離がステップ2ごとにばらついてしまうことを防止することができ、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決め精度を向上させることができる。
実施の形態8.
図23は、この発明の実施の形態8によるエスカレータのステップ本体11の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。本実施の形態では、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行うときに、位置決め具81がガイドパッド722のパッド部724に取り付けられる。位置決め具81の構成は、実施の形態7と同様である。他の構成は実施の形態5と同様である。
次に、ステップ2を組み立てるときの手順について説明する。ステップ2を組み立てるときには、実施の形態1と同様にして、ステップ本体11を、スリーブ9を介してステップ軸8に連結する。この後、実施の形態1と同様の位置決め具81を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行うときには、まず、リンクプレート31とガイドパッド722との間に位置決め具81を配置するとともに、溝部84の開放部から溝部84内にステップ軸8を挿入する。また、位置決め具81を取付具83によってガイドパッド722のパッド部724に取り付ける。このとき、位置決め具本体82の第2の基準面225にパッド部724を接触させる(位置決め具配置工程)。
位置決め具配置工程の後、ステップ軸8に対して位置決め具81をステップ本体11及びガイドパッド装置72とともにスライドさせて、リンクプレート31に位置決め具81の第1の基準面224を接触させる。これにより、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めがステップ軸8の軸線方向について行われる(ステップ本***置決め工程)。この後の手順は、実施の形態1と同様である。
このようなステップ2の製造方法では、リンクプレート31とステップ本体11との間に配置した位置決め具本体82をガイドパッド722に取り付けるとともに、位置決め具本体82をリンクプレート31に接触させるので、実施の形態1と同様に、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを容易にすることができ、部品コストの削減を図ることができる。また、リンクプレート31からガイドパッド722までの距離がステップ2ごとにばらついてしまうことを防止することができ、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決め精度を向上させることができる。これにより、ステップ本体11とスカートガード71との間の隙間をより確実に確保することができる。
実施の形態9.
図24は、この発明の実施の形態9によるエスカレータのステップ本体11の位置決めを行っているときの状態を示す模式的な一部断面図である。本実施の形態では、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行うときに、位置決め具81がガイドパッド用ボス部721に取り付けられる。位置決め具81の構成は、実施の形態7と同様である。他の構成は実施の形態5と同様である。
次に、ステップ2を組み立てるときの手順について説明する。ステップ2を組み立てるときには、実施の形態1と同様にして、スリーブ9を介してステップ本体11をステップ軸8に連結する。この後、実施の形態1と同様の位置決め具81を用いて、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めをステップ軸8の軸線方向について行う。
ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを行うときには、まず、ガイドパッド722をガイドパッド用ボス部721から外してガイドパッド用ボス部721の端面725を露出させておく。この後、リンクプレート31とガイドパッド用ボス部721との間に位置決め具81を配置するとともに、溝部84の開放部から溝部84内にステップ軸8を挿入する。また、位置決め具81を取付具83によってガイドパッド用ボス部721に取り付ける。このとき、位置決め具本体82の第2の基準面225にガイドパッド用ボス部721の端面725を接触させる(位置決め具配置工程)。
位置決め具配置工程の後、ステップ軸8に対して位置決め具81をステップ本体11及びガイドパッド装置72とともにスライドさせて、リンクプレート31に位置決め具81の第1の基準面224を接触させる。これにより、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めがステップ軸8の軸線方向について行われる(ステップ本***置決め工程)。この後の手順は、実施の形態1と同様である。
このようなステップ2の製造方法では、リンクプレート31とステップ本体11との間に配置した位置決め具本体82をガイドパッド用ボス部721に取り付けるとともに、位置決め具本体82をリンクプレート31に接触させるので、実施の形態1と同様に、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決めを容易にすることができ、部品コストの削減を図ることができる。また、リンクプレート31からガイドパッド用ボス部721までの距離がステップ2ごとにばらついてしまうことを防止することができ、ステップ軸8に対するステップ本体11の位置決め精度を向上させることができる。これにより、ステップ本体11とスカートガード71との間の隙間をより確実に確保することができる。
なお、各上記実施の形態では、この発明がエスカレータのステップ2に適用されているが、乗客コンベヤである動く歩道のステップにこの発明を適用してもよい。
2 ステップ、3 ステップチェーン、8 ステップ軸、9 スリーブ、10 クランプ、11 ステップ本体、21,41,51,61,81 位置決め具、22,42,52,62,82 位置決め具本体、23 保持用ねじ、31 リンクプレート、43 ばね(保持用弾性体)、53 受け部、54 保持用ねじ、63 板ばね(保持用弾性体)、113 取付部、222,423 第1の対向部、223,424 第2の対向部、721 ガイドパッド用ボス部、722 ガイドパッド。

Claims (11)

  1. ステップ軸の端部に接続されているステップチェーンのリンクプレートと、前記ステップ軸に設けられているステップ本体との間に位置決め具を配置し、位置決め具本体を前記リンクプレートに接触させる位置決め具配置工程、及び
    前記ステップ本体を前記位置決め具に接触させるステップ本***置決め工程
    を備えている乗客コンベヤのステップの製造方法。
  2. ステップ軸の端部に接続されているステップチェーンのリンクプレートと、前記ステップ軸に設けられているステップ本体に取り付けられているガイドパッドとの間に位置決め具を配置し、位置決め具本体を前記リンクプレートに接触させる位置決め具配置工程、及び
    前記ガイドパッドを前記位置決め具に接触させるステップ本***置決め工程
    を備えている乗客コンベヤのステップの製造方法。
  3. ステップ軸の端部に接続されているステップチェーンのリンクプレートと、前記ステップ軸に設けられているステップ本体に取り付けられているガイドパッド用ボスとの間に位置決め具を配置し、位置決め具本体を前記リンクプレートに接触させる位置決め具配置工程、及び
    前記ガイドパッド用ボスを前記位置決め具に接触させるステップ本***置決め工程
    を備えている乗客コンベヤのステップの製造方法。
  4. 前記ステップ本***置決め工程の後、前記ステップ軸に対してスライド可能なスリーブを前記ステップ軸の軸線方向について前記ステップ本体の支持体に接触させるスリーブ位置決め工程、及び
    前記スリーブ位置決め工程の後、クランプによって前記ステップ軸に対する前記スリーブの位置を前記ステップ軸の軸線方向について固定するスリーブ固定工程
    を備えている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の乗客コンベヤのステップの製造方法。
  5. 前記位置決め具本体は、互いに対向する第1及び第2の対向部を有し、
    前記第2の対向部は、前記第1の対向部と前記第2の対向部との間の空間に向かって幅が狭くなるテーパ部になっており、
    前記位置決め具は、前記第1の対向部と前記第2の対向部との間の空間に前記第1の対向部から突出している保持用ねじを有し、
    前記位置決め具配置工程では、前記第2の対向部と前記保持用ねじとの間に前記ステップ軸を配置し、前記ステップ軸と前記リンクプレートとの間の隙間に前記テーパ部を差し込んだ状態で、前記保持用ねじを締め付けることにより、前記位置決め具本体を前記リンクプレートに押し付ける請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の乗客コンベヤのステップの製造方法。
  6. 前記位置決め具本体は、第1の対向部を持つ第1の本体部材と、前記第1の対向部に対向する第2の対向部を持ち前記第1の本体部材に対して回動可能な第2の本体部材とを有しており、
    前記第1の対向部及び前記第2の対向部の少なくともいずれかは、前記第1の対向部と前記第2の対向部との間の空間に向かって幅が狭くなるテーパ部になっており、
    前記位置決め具は、前記第1の対向部と前記第2の対向部とが互いに近づく方向へ前記第1及び第2の本体部材を付勢する弾性復元力を発生する保持用弾性体を有し、
    前記位置決め具配置工程では、前記第1の対向部と前記第2の対向部との間に前記ステップ軸を配置し、前記ステップ軸と前記リンクプレートとの間の隙間に前記テーパ部を差し込んだ状態で、前記保持用弾性体の弾性復元力により前記位置決め具本体を前記リンクプレートに押し付ける請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の乗客コンベヤのステップの製造方法。
  7. 前記位置決め具は、前記位置決め具本体との間に隙間が存在している状態で前記位置決め具本体に設けられている受け部と、前記受け部に設けられ、前記位置決め具本体と前記受け部との間の隙間に突出する保持用ねじとを有し、
    前記位置決め具配置工程では、前記位置決め具本体と前記保持用ねじとの間に前記リンクプレートを差し込んだ状態で、前記保持用ねじを締め付けることにより、前記位置決め具本体を前記リンクプレートに押し付ける請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の乗客コンベヤのステップの製造方法。
  8. 前記位置決め具は、前記位置決め具本体に設けられている保持用弾性体を有し、
    前記位置決め具配置工程では、前記位置決め具本体と前記保持用弾性体との間に前記リンクプレートを差し込んだ状態で、前記保持用弾性体の弾性復元力により前記位置決め具本体を前記リンクプレートに押し付ける請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の乗客コンベヤのステップの製造方法。
  9. ステップ軸の端部に接続されているステップチェーンのリンクプレートと、前記ステップ軸に設けられているステップ本体との間に位置決め具を配置し、前記位置決め具を前記ステップ本体に取り付ける位置決め具配置工程、及び
    前記リンクプレートに前記位置決め具を接触させるステップ本***置決め工程
    を備えている乗客コンベヤのステップの製造方法。
  10. ステップ軸の端部に接続されているステップチェーンのリンクプレートと、前記ステップ軸に設けられているステップ本体に取り付けられているガイドパッドとの間に位置決め具を配置し、前記ガイドパッドに前記位置決め具を取り付ける位置決め具配置工程、及び
    前記リンクプレートに前記位置決め具を接触させるステップ本***置決め工程
    を備えている乗客コンベヤのステップの製造方法。
  11. ステップ軸の端部に接続されているステップチェーンのリンクプレートと、前記ステップ軸に設けられているステップ本体に取り付けられているガイドパッド用ボスとの間に位置決め具を配置し、前記ガイドパッド用ボスに前記位置決め具を取り付ける位置決め具配置工程、及び
    前記リンクプレートに前記位置決め具を接触させるステップ本***置決め工程
    を備えている乗客コンベヤのステップの製造方法。
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