JP6552320B2 - Tractor - Google Patents
Tractor Download PDFInfo
- Publication number
- JP6552320B2 JP6552320B2 JP2015152035A JP2015152035A JP6552320B2 JP 6552320 B2 JP6552320 B2 JP 6552320B2 JP 2015152035 A JP2015152035 A JP 2015152035A JP 2015152035 A JP2015152035 A JP 2015152035A JP 6552320 B2 JP6552320 B2 JP 6552320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- engine controller
- disposed
- tractor
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
本発明は、トラクタに関する。詳細には、コモンレールエンジンを備えるトラクタにおけるエンジンコントローラの配置に関する。 The present invention relates to a tractor. In detail, it is related with arrangement | positioning of the engine controller in a tractor provided with a common rail engine.
従来から、トラクタにおいて、コモンレールエンジン用のエンジンコントローラがエンジンの近傍に搭載されたものが知られている。特許文献1は、この種のトラクタを開示する。この特許文献1のトラクタは、ECUがエンジンの後方に配置されている構成となっている。
Conventionally, a tractor in which an engine controller for a common rail engine is mounted in the vicinity of the engine is known.
しかし、上記特許文献1の構成は、エンジンコントローラがエンジンの後方に配置されているため、メンテナンス時のアクセスが容易でないという点で改善の余地があった。
However, the configuration of
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、エンジンコントローラのメンテナンス性を向上させるとともに、振動や衝撃がエンジンコントローラに伝わることを防止し、エンジンに異常を生じさせにくいトラクタを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to improve the maintainability of an engine controller, to prevent vibrations and shocks from being transmitted to the engine controller, and to prevent the engine from becoming abnormal. Is to provide.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。 The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems and the effects thereof will be described.
本発明の観点によれば、以下の構成のトラクタが提供される。即ち、このトラクタは、エンジン本体と、第1支持部材と、第2支持部材と、エンジンコントローラと、を備える。前記第1支持部材は、前記エンジン本体の前方に配置される。前記第2支持部材は、前記第1支持部材に固定される。前記エンジンコントローラは、前記第2支持部材に防振ゴムを介して支持される。前記第2支持部材は前記第1支持部材の上方に配置される。前記エンジンコントローラは前記第2支持部材の上方に配置されている。前記エンジンコントローラは略平板状に形成される。前記防振ゴムは複数備えられる。複数の前記防振ゴムの一部が前記エンジンコントローラの厚み方向に対して垂直な方向に配置される。複数の前記防振ゴムの一部が前記エンジンコントローラの厚み方向に対して平行な方向に配置されている。 According to an aspect of the present invention, a tractor having the following configuration is provided. That is, the tractor includes an engine body, a first support member, a second support member, and an engine controller. The first support member is disposed in front of the engine body. The second support member is fixed to the first support member. The engine controller is supported by the second support member via a vibration isolating rubber. The second support member is disposed above the first support member. The engine controller is disposed above the second support member. The engine controller is formed in a substantially flat shape. The anti-vibration rubber is provided in plurality. Some of the plurality of vibration-proof rubbers are arranged in a direction perpendicular to the thickness direction of the engine controller. Some of the plurality of anti-vibration rubbers are arranged in a direction parallel to the thickness direction of the engine controller.
これにより、エンジンコントローラに作用する振動や衝撃が緩和されるので、エンジンコントローラの動作に異常が生じにくくなる。また、エンジンコントローラがアクセスし易い配置になるので、エンジンコントローラのメンテナンスが容易になる。また、様々な方向の振動や衝撃を、向きの異なる防振ゴムの組合せによって安定して軽減することができる。この結果、エンジンコントローラの動作の異常を防止することができる。 As a result, the vibration and impact acting on the engine controller are alleviated, so that abnormality in the operation of the engine controller is less likely to occur. Further, since the engine controller is easily accessible, maintenance of the engine controller is facilitated. In addition, vibration and impact in various directions can be stably reduced by the combination of anti-vibration rubbers with different directions. As a result, abnormality in the operation of the engine controller can be prevented.
前記のトラクタにおいては、前記エンジンコントローラは前下がり状に傾斜して配置されていることが好ましい。 In the tractor, it is preferable that the engine controller is disposed so as to be inclined downwardly.
これにより、ボンネットの前部の形状が前下がり状に傾斜している場合に、エンジンコントローラをボンネットの内壁に沿わせてコンパクトに配置することができる。従って、ボンネットの内部空間を効率的に活用することができる。 Thereby, when the shape of the front part of a bonnet inclines in front-down shape, an engine controller can be arrange | positioned compactly along the inner wall of a bonnet. Therefore, the internal space of the bonnet can be efficiently utilized.
前記のトラクタにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、このトラクタは、前記エンジン本体の前方に配置されたラジエータを備える。前記エンジンコントローラは前記ラジエータよりも前記エンジン本体から離れて配置されている。 The above-described tractor preferably has the following configuration. That is, the tractor includes a radiator disposed in front of the engine body. The engine controller is arranged farther from the engine body than the radiator.
これにより、エンジン本体からエンジンコントローラに熱が伝わりにくいレイアウトが実現されるので、エンジンコントローラの動作に異常が生じにくくなる。 As a result, a layout in which heat is not easily transmitted from the engine main body to the engine controller is realized, so that the operation of the engine controller is less likely to be abnormal.
前記のトラクタにおいては、前記エンジンコントローラと前記エンジン本体の間に仕切り板が配置されていることが好ましい。 In the tractor, it is preferable that a partition plate is disposed between the engine controller and the engine body.
これにより、エンジン本体からエンジンコントローラへの熱の伝達を仕切り板によって効果的に防止できるので、エンジンコントローラの安定した動作を実現することができる。 As a result, heat transfer from the engine body to the engine controller can be effectively prevented by the partition plate, so that stable operation of the engine controller can be realized.
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るトラクタ6の全体的な構成を示した右側面図である。なお、以下の説明において「左」、「右」等というときは、トラクタ6が前進する方向に向かって左及び右を意味する。
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a right side view showing an overall configuration of a
図1に示す農作業の作業車両(作業機)としてのトラクタ6は、プラウ、ハロー、ローダ等の各種装置を必要に応じて装着し、様々な種類の作業を行うことが可能に構成されている。トラクタ6の前部には前車輪8が配置され、後部には後車輪9が配置されている。
A
トラクタ6の前部にはボンネット7が配置され、このボンネット7は内部を露出できるように開閉可能に構成されている。ボンネット7は流線形状に構成されており、その前部は、前方に近づくに従って上下方向でも左右方向でも細くなるように形成されている。この形状により、走行時の空気抵抗の低減と意匠性の向上が実現されている。
A
このボンネット7内にはエンジン本体1が収容されている。このエンジン本体1は、トラクタ6が備えるエンジンフレーム11に、直接、又は防振部材等を介して支持されている。
The
エンジン本体1は、複数のシリンダを有するコモンレール式のディーゼルエンジンとして構成されている。具体的に説明すると、エンジン本体1は、燃料を高圧で蓄える図略のコモンレールを備える。コモンレールから供給された燃料は、シリンダ毎に配置された図示しないインジェクタにより、燃焼室に燃料を噴射する。
The
ボンネット7の後方にはオペレータが搭乗するためのキャビン10が配置されており、このキャビン10の内部には各種の操作を行うための操作部71及び座席部72が備えられている。トラクタ6のオペレータは、前記操作部71を介して、トラクタ6の走行操作等を行うことができる。
A
トラクタ6が備える機体の骨格は、エンジンフレーム11と、エンジンフレーム11の後部に固定されるミッションケース62と、を備えて構成されている。エンジンフレーム11の下側には、前車軸ケース63が取り付けられている。前車軸ケース63には、前車軸8aを介して前車輪8が取り付けられている。ミッションケース62には、後車軸9aを介して後車輪9が取り付けられている。左右の後車輪9の上方は、左右のリアフェンダー65によって覆われている。
The skeleton of the fuselage included in the
このミッションケース62は、エンジン本体1からの動力を減速して前車軸ケース63や後車軸9aに伝達する。オペレータが図示しない変速操作装置のシフトレバーを操作することにより、当該ミッションケース62における変速比を変更し、トラクタ6の走行速度を調整することができる。
The
また、エンジン本体1の駆動力は、ミッションケース62の後端から突出したPTO軸(図略)に伝達される。トラクタ6は、その後端に上述の装置を装着可能に構成されている。PTO軸は、作業装置を、図示しないユニバーサルジョイント等を介して駆動することができる。
Further, the driving force of the
このように構成されたトラクタ6は、田圃で走行しながら、耕耘、播種、収穫等様々な作業を行うことができる。
The
次に図2から図7までを参照して、ボンネット7内の各部品の配置を説明する。図2は、本実施形態のトラクタ6のボンネット7内部の様子を示した右側面図である。図3は、ボンネット7内部の斜視図である。図4は、ボンネット7内部の左側面図である。図5は、ボンネット7内部の斜視図である。図6は、ボンネット7内部の平面図である。図7は、ボンネット7とボンネット7の内部構造との位置関係を示した斜視図である。
Next, with reference to FIG. 2 to FIG. 7, the arrangement of the components in the
エンジン本体1は、エンジンフレーム11の上側に配置されている。このエンジン本体1の上部左側にはDPF19が配置されている。また、エンジン本体1の上部には、このDPF19に隣接するように給油タンク3が配置されている。エンジン本体1のすぐ前方には、ファンシュラウド(仕切り板)12が設けられている。このファンシュラウド12は、ボンネット7内の後部に配置されたエンジン本体1と、ボンネット7内の前部に配置された装置や部品と、を仕切るように配置されている。ファンシュラウド12の更に前方(ボンネット7の内部空間の前部に相当)には、ラジエータ13と、コンデンサ18と、エンジンコントローラ2と、バッテリー14と、エアクリーナ15と、サブタンク20と、が配置されている。ボンネット7内の中央部から前部に配置された装置や部材は、エンジンフレーム11に固定された板状の取付プレート16の上面側に配置されている。
The
ファンシュラウド12には図略の冷却ファンが配置され、この冷却ファンは、エンジン本体1からの動力の供給を受けて駆動される。冷却ファンの回転により、ボンネット7の前面にある図略のフロントグリルから比較的低温の外気が取り込まれ、その外気がラジエータ13及び前記冷却ファンを通過してエンジン本体1側へ送られ、エンジン本体1の冷却が行われる。
A not-shown cooling fan is disposed in the
また、ファンシュラウド12は、ボンネット7の内部空間を前後に区画するように構成されている。従って、ファンシュラウド12の前方に配置された装置や部材(ラジエータ13及びコンデンサ18等)に対して、エンジン本体1及びDPF19からの熱を遮蔽することができる。
The
このファンシュラウド12は、合成樹脂で形成されるとともに、切欠き部分23を有する形状に成型され、当該切欠き部分23を吸気パイプ17及びエンジンハーネス26が通過している。ファンシュラウド12の切欠き部分23の開放部を塞ぐように、ファンシュラウド12の前面の上端部に容易に着脱可能な閉鎖シート25が取り付けられている。これにより、トラクタ6に振動や衝撃が加わった場合でも、切欠き部分23を通過している吸気パイプ17等が、切欠き部分23から抜け出さないように一定の範囲に留められる。この構成によって、エンジン本体1を冷却するための外気を効率的に取り込む前記冷却ファンの導風効果やエンジン本体1側の熱を前方の装置に伝わりにくくする遮蔽効果を高く保ちながら、吸気パイプ17等の部材のメンテナンスを容易にしている。
The
エンジンハーネス26は、エンジン本体1の各部とエンジンコントローラ2との間を電気的に接続している。このエンジンハーネス26は、吸気パイプ17の長手方向に沿って形成されたリブによって支持されている。これにより、エンジンハーネス26を支持するための別途のステー等を設ける構成と比較して部品点数を減らすことができるとともに、エンジンハーネス26を吸気パイプ17に沿って配置することができ、小さなスペースにエンジンハーネス26を配置することができる。
The
DPF19は排気管に装着されており、エンジン本体1から排出される粒子状物質(PM)をフィルタで捕集して除去するように構成されている。ただし、DPF19により捕集されたPMはエンジンの稼動とともに増加するため、DPF19に捕集されたPMが一定程度堆積するとエンジン本体1の排気温度を上昇させるように制御し、DPF19においてPMを高温下で燃焼させることで、フィルタの詰まりを防止している(DPF再生)。
The
DPF19は、例えば上記のDPF再生を行う場合に大きな熱を発生することがあり、その周囲に配置された機器類に熱損傷を与えるおそれがある。そこで、図7に示すように、ボンネット7を閉じた状態でDPF19の近傍に位置するように排気孔30が形成されている。これにより、エンジンルーム内からボンネット外への排熱効率を向上させ、エンジンルーム内の装置や部品に高温による不具合が生じないようにすることができる。
For example, the
ファンシュラウド12には、DPF19のフィルタの上流側及び下流側の圧力差を検出する差圧センサ81が支持されている。この差圧センサ81には、DPF19におけるフィルタの上流側及び下流側の空間が、適宜の配管を介して接続されている。これにより、差圧センサ81を支持する専用の部材を別途に設ける必要がなくなるため、トラクタ6の構成を簡素化することができ、コストの低減を図ることができる。
The
ラジエータ13は熱交換器として構成されており、このラジエータ13と、エンジン本体1に形成された図略のウォータージャケットと、の間には、冷却水を循環させる図略の循環経路が形成されている。エンジン本体1の発熱によって高温になった前記ウォータージャケット内の冷却水は、ラジエータ13へ送られる。冷却水は、ラジエータ13を通過する際に前記フロントグリルから取り込まれた外気によって冷却された後、再び前記ウォータージャケットへ戻り、エンジン本体1を冷却する。
The
コンデンサ18は熱交換器として構成されており、キャビン10内の空調を行うエアコンディショナに用いられる。このコンデンサ18は、コンデンサフレーム(第1支持部材)31により支持され、ラジエータ13の前方に取り付けられている。
The
エンジンコントローラ2は、小型のコンピュータとして構成されており、エンジン本体1とエンジンコントローラ2によってエンジンが構成されている。エンジンコントローラ2は、エンジン本体1等に取り付けられている様々なセンサからの情報に基づいて、燃料噴射量、燃料噴射時期等を制御する制御指令を各種のアクチュエータ(エンジン本体1が備える前記インジェクタを含む)に出力することにより、エンジンを制御する。
The
エンジンコントローラ2は、複数の防振ゴム33からなる防振支持構造35を介して支持されている。具体的には、コンデンサ18を支持する門型のコンデンサフレーム31の上部に支持プレート32が取り付けられており、防振支持構造35は当該支持プレート32に配置されている。複数の防振ゴム33の一部は、エンジンコントローラ2の厚み方向に対して垂直に配置され、残りはエンジンコントローラ2の厚み方向に対して平行に配置されている。これらの防振ゴム33を介して、エンジンコントローラ2が支持プレート32に固定されている。
The
エンジンコントローラ2は、ボンネット7内においてコンデンサ18よりも高い位置に配置されているので、ボンネット7を開放した場合に、エンジンコントローラ2がアクセスし易い配置となっている。この構成によって、エンジンコントローラ2に伝わる振動や衝撃の防止と、エンジンコントローラ2のメンテナンス性の向上とが図られている。
Since the
バッテリー14は、トラクタ6が備える各種の電気部品(例えば、エンジン本体1が備えるセルモータ、トラクタ6の前照灯、エンジンコントローラ2等)に対して電力を供給する。
The
エアクリーナ15は、空気中の異物を除去するためのエアクリーナエレメントを内部に収容した構成となっている。このエアクリーナ15は吸気パイプ17によってエンジン本体1に接続されており、エンジン本体1の吸気構造の一部を構成している。エンジン本体1から延びる吸気パイプ17は、ファンシュラウド12に形成されている切欠き部分23を前後方向に通過するとともに、ラジエータ13の上方を通過した後、下方へ曲がってエアクリーナ15に接続するように配置される。
The
サブタンク20は、ラジエータ13と配管で接続された上下方向に細長い容器として構成されており、ラジエータ13内の冷却水のオーバーフロー分を貯留するように構成されている。ラジエータ13内の冷却水が熱膨張により増加すると、ラジエータ13内の冷却水がサブタンク20内に流入する一方、ラジエータ13内の冷却水が減少すると、サブタンク20内の冷却水がラジエータ13に戻される。これにより、ラジエータ13内の冷却水が所定量に維持される。
The
エアクリーナ15及びサブタンク20は、平板状で厚み方向を水平に向けた支持ブラケット21の左右両側にそれぞれ固定されている。これにより、エアクリーナ15及びサブタンク20それぞれを固定するための特別な固定部材が不要となり、部品点数を削減してコストが抑えられている。
The
給油タンク3は、エンジン本体1の上部に配置されている。給油タンク3は、上部に給油口(キャップ)3aを有しており、ここから給油が行われる。給油タンク3の給油口3aは、ボンネット7の上部に設けられた孔から突出するように配置されており、オペレータはボンネット7の開閉状態に依存せず給油作業を行うことが可能となっている。
The
ここで、図8を参照しながら、ボンネット7内で形成される主な空気の流れを説明する。図8は、ボンネット7の内部における空気の流れの概略を示す斜視図である。
Here, the main air flow formed in the
ボンネット7の前面にある図略のフロントグリルから入った比較的低温の空気は、その一部がエアクリーナ15に取り込まれ、吸気パイプ17を経由してエンジン本体1へと流れる。エアクリーナ15に取り込まれない空気のうち一部は、コンデンサ18の上方の空間から前下方に張り出すように配置されたエンジンコントローラ2の上面及び下面に沿って流れ、エンジンコントローラ2を効率的に冷却する。なお、エンジンコントローラ2は後上がり状に配置されるとともに、ボンネット7が当該エンジンコントローラ2の上方を覆う部分の内壁も後上がり状に配置されるので、エンジンコントローラ2の周辺の空気の流れはスムーズである。
A part of the relatively low temperature air entering from a front grill (not shown) in front of the
フロントグリルから入った空気のうちエアクリーナ15に吸入されなかった部分(上記のようにエンジンコントローラ2の周辺を流れた空気を含む)は、前述したファンシュラウド12の導風効果により、その大部分が、ファンシュラウド12の中央部に形成された空気取込口の前面を覆うように配置されたコンデンサ18及びラジエータ13を通過する。これにより、エアコンディショナの冷媒やエンジン冷却水を熱交換により冷却することができる。
The portion of the air entering from the front grille (that includes the air that has flowed around the
ラジエータ13を通過した後の空気は、ファンシュラウド12に設けられた図略の冷却ファンにより、後方に送風される。その後、空気はエンジン本体1の前面に当たって放射状に広がり、エンジン本体1の上方及び左右側方の空間を後方へ流れる。これにより、エンジン本体1を効率良く冷却することができる。また、エンジン本体1の左側面に沿って流れる空気は、DPF19の長手方向に沿ってスムーズに流れ、この結果、高温になることが多いDPF19を効率良く冷却することができる。ファンシュラウド12の後方に流れた空気は、エンジン本体1及びDPF19から熱を奪うことで比較的高温の空気となって、その大部分が、ボンネット7においてDPF19と左右方向でほぼ対向する位置に形成された排気孔30からボンネット7外へ排出される。これにより、DPF19の近傍を通過したために高温となった空気が直ちに排気孔30から排出され易くなるので、高温の空気がボンネット7の内部に長時間留まって冷却効果を低下させるのを防止することができる。
The air after passing through the
なお、トラクタ6の作業中に、雑草、藁屑、塵埃等の異物が、ラジエータ13に取り込まれる空気の流れに乗って、ラジエータ13に混入することがある。これらの異物の混入によってラジエータ13のフィンに詰まりが発生すると、ラジエータ13の冷却効果を低下させる。
During the operation of the
この詰まりの発生を予防するために、本実施形態のトラクタ6では、ラジエータ13における空気の取込み側の面(前面)に防塵スクリーン(防塵部材)50を設け、異物を防塵スクリーン50によって捕捉することでラジエータ13への流入を防止している。
In order to prevent the occurrence of the clogging, in the
異物が防塵スクリーン50に堆積して目詰まりすると空気の流動が悪くなるので、当該防塵スクリーン50を適宜のタイミングで掃除する必要がある。そこで、本実施形態では当該防塵スクリーン50の掃除を容易に行うために、防塵スクリーン50をラジエータ13から取外し可能に配置している。
If foreign matter accumulates on the dust-
次に、図2から図9までを参照しながら、本発明の特徴であるエンジンコントローラ2の配置について説明する。図9は、エンジンコントローラ2の近傍の様子を模式的に示した右側面図である。
Next, the arrangement of the
ファンシュラウド12、ラジエータ13、及びコンデンサ18(コンデンサフレーム31)等は、エンジンフレーム11に水平に固定された板状の取付プレート16の上面に設置されている。また、ファンシュラウド12、ラジエータ13及びコンデンサ18は、何れも概ね平板状に形成されており、その厚み方向を前後方向に向けて配置されている。
The
図2及び図4に示すように、側面視で、バッテリー14の後方にコンデンサ18が配置され、コンデンサ18の後方にラジエータ13が配置されている。また、側面視でバッテリー14の上方にはエアクリーナ15が配置されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
側面視でエアクリーナ15の上方にはエンジンコントローラ2が配置されている。なお、吸気パイプ17とエンジンコントローラ2との干渉を避けるため、吸気パイプ17は左右一側(本実施形態では、右側)に若干偏って配置されている。
The
コンデンサ18の上部には、支持プレート(第2支持部材)32が配置されている。具体的には、支持プレート32は、コンデンサ18を支持する門型のコンデンサフレーム31の上部に取り付けられている。支持プレート32の上部には、複数の防振ゴム33からなる防振支持構造35を介してエンジンコントローラ2が支持されている。
A support plate (second support member) 32 is disposed on the top of the
図2及び図4に示すように、エンジンコントローラ2は、ボンネット7内においてコンデンサ18、エアクリーナ15、及びラジエータ13よりも高い位置に配置されている。その結果、ボンネット7を開放した場合に、エンジンコントローラ2がアクセスし易い配置となっている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
エンジンコントローラ2はある程度の厚みを有する略平板状に形成されており、前下がり状に傾斜して配置されている。また、前述のとおり、エンジンコントローラ2はボンネット7の内部空間において前部上方に配置されている。その結果、前述したようにボンネット7の前部の形状が前下がり状に傾斜している場合に、図9に示すようにエンジンコントローラ2がボンネット7の内部空間の端部に沿ったコンパクトな配置となり、ボンネット7内において他の装置や部品を配置するスペースを大きく確保することができる。
The
次に、エンジンコントローラ2を支持する防振支持構造35について、図9及び図10を参照して詳細に説明する。図10は、エンジンコントローラ2の防振支持構造35を示す分解斜視図である。
Next, the
図9に示すように、支持プレート32は、金属板を側面視で3箇所で折曲げ加工することにより形成されている。図9及び図10に示すように、支持プレート32の前後中央に位置する中央部32aはほぼ水平に向けられている。この中央部32aが、図10に示すように、コンデンサフレーム31の上端にボルト41により取り付けられている。
As shown in FIG. 9, the
支持プレート32において、中央部32aの前側には、第1支持部32bが一体的に接続されている。中央部32aと第1支持部32bとの境界部分は屈曲しており、この結果、第1支持部32bはやや前下がり状に傾斜している。第1支持部32bの前端部の上面には、2つの防振ゴム33が左右に並べて配置されている。
In the
支持プレート32において、中央部32aの後側には、立上げ部32cが一体的に接続されている。中央部32aと立上げ部32cとの境界部分は屈曲しており、この結果、立上げ部32cは前下がり状に傾斜している。ただし、図9に示すように、立上げ部32cの傾斜は、第1支持部32bの傾斜よりもやや大きくなっている。立上げ部32cは、図10に示すように、上側(後側)に近づくに従って幅を狭めるように形成されている。
In the
支持プレート32において、立上げ部32cの上側(後側)には、第2支持部32dが一体的に接続されている。立上げ部32cと第2支持部32dとの境界部分は屈曲しており、この結果、第2支持部32dは前上がり状に傾斜している(なお、第2支持部32dの向きは、第1支持部32bに対してほぼ垂直となっている)。第2支持部32dにおいて下側(前側)を向く面には、1つの防振ゴム33が配置されている。
In the
なお、コンデンサフレーム31(コンデンサ18)の後方に配置されるラジエータ13の上端部には、連結ブラケット45が固定されている。この連結ブラケット45は、ラジエータ13と固定される部分から、支持プレート32の第2支持部32dに近づくように前上方に延びて、その先端が当該第2支持部32dに対して固定されている。これにより、コンデンサフレーム31にのみ固定する構成と比較して、支持プレート32を安定して取り付けることができる。
A connecting
支持プレート32の上側には、エンジンコントローラ2を取り付けるためのマウントプレート36が配置される。このマウントプレート36は、支持プレート32の前部に位置する第1支持部32bとほぼ平行に向けられた平板状の部材として構成されている。マウントプレート36は、第1支持部32bに配置された2つの防振ゴム33と、第2支持部32dに配置された1つの防振ゴム33と、を介して、支持プレート32に対して取り付けられる。
On the upper side of the
図10に示すように、マウントプレート36の上面には、平坦なマウント面が形成されている。このマウント面に対し、エンジンコントローラ2が、固定具であるボルト42を介して取り付けられている。
As shown in FIG. 10, a flat mount surface is formed on the upper surface of the
支持プレート32の前部に配置された2つの防振ゴム33は、エンジンコントローラ2の厚み方向(マウントプレート36の厚み方向)に対して平行な方向に配置されている。また、支持プレート32の後部に配置された防振ゴム33は、エンジンコントローラ2の厚み方向(マウントプレート36の厚み方向)に対して垂直な方向に配置されている。このように、向きが異なる防振ゴム33を組み合わせることによって、エンジンコントローラ2に伝わる様々な向きの振動及び衝撃を安定して緩和することができる。また、複数の防振ゴム33の一部をエンジンコントローラ2の厚み方向に平行とし、残りを垂直とするように配置することで、防振支持構造35の全体的にコンパクトな配置が実現される。
The two
次に、エンジン本体1とエンジンコントローラ2の配置及びエンジン本体1からエンジンコントローラ2への熱の影響について、図9を参照して詳細に説明する。
Next, the arrangement of the
ボンネット7内においては、側面視で前から後に向かって、コンデンサ18(コンデンサフレーム31)、ラジエータ13、ファンシュラウド12、エンジン本体1、という順でそれぞれの構成が配置されている。また、エンジンコントローラ2より低い位置に支持プレート32が配置され、支持プレート32より低い位置にコンデンサフレーム31が配置されている。これにより、エンジンコントローラ2とエンジン本体1とを互いに十分離れた位置に配置でき、また、その間にファンシュラウド12、ラジエータ13及びコンデンサ18等の部材が位置するレイアウトとなっている。その結果、エンジン本体1からエンジンコントローラ2へ伝わる熱の影響が緩和されている。
In the
また、エンジンコントローラ2とエンジン本体1との間にある部材の1つであるファンシュラウド12は、図3及び図5等に示すようにエンジン本体1の前面を広範囲にわたって覆うように配置されており、ボンネット7の内部空間を前後に区画するように構成されている。これにより、エンジン本体1からエンジンコントローラ2へ熱が伝わりにくくすることができ、エンジンコントローラ2の誤動作等を防止することができる。
In addition, a
以上に説明したように、本実施形態のトラクタ6は、エンジン本体1と、コンデンサフレーム31と、支持プレート32と、エンジンコントローラ2と、を備える。コンデンサフレーム31は、エンジン本体1の前方に配置される。支持プレート32は、コンデンサフレーム31に固定される。エンジンコントローラ2は、支持プレート32に防振ゴム33を介して支持される。支持プレート32はコンデンサフレーム31の上方に配置される。エンジンコントローラ2は支持プレート32の上方に配置されている。
As described above, the
これにより、エンジンコントローラ2に作用する振動や衝撃が緩和されるので、エンジンコントローラ2の動作に異常が生じにくくなる。また、ボンネット7の開放時にエンジンコントローラ2へのアクセスが容易になるので、エンジンコントローラ2のメンテナンスが容易になる。
As a result, vibrations and impacts acting on the
また、本実施形態のトラクタ6において、エンジンコントローラ2は前下がり状に傾斜して配置されている。
Further, in the
これにより、本実施形態のようにボンネット7の前部の形状を前下がり状に傾斜させた場合に、エンジンコントローラ2をボンネット7の内壁に沿わせてコンパクトに配置することができる。従って、ボンネット7の内部空間を効率的に活用することができる。
Thereby, when the shape of the front part of the
また、本実施形態のトラクタ6においてエンジンコントローラ2は略平板状に形成される。防振ゴム33は複数備えられる。複数の防振ゴム33のうち一部は、エンジンコントローラ2の厚み方向に対して垂直な方向に配置され、残りは、エンジンコントローラ2の厚み方向に対して平行な方向に配置されている。
Further, in the
これにより、様々な方向の振動や衝撃を、向きの異なる防振ゴム33の組合せによって安定して軽減することができる。この結果、エンジンコントローラ2の動作の異常を防止することができる。
As a result, vibrations and shocks in various directions can be stably reduced by the combination of the
また、本実施形態のトラクタ6は、エンジン本体1の前方に配置されたラジエータ13を備える。エンジンコントローラ2は、ラジエータ13よりもエンジン本体1から離れて配置されている。
Further, the
これにより、エンジン本体1からエンジンコントローラ2に熱が伝わりにくいレイアウトが実現されるので、エンジンコントローラ2の動作に異常が生じにくくなる。
As a result, a layout in which heat is not easily transmitted from the
また、本実施形態のトラクタ6において、エンジンコントローラ2とエンジン本体1の間にファンシュラウド12が配置されている。
Further, in the
これにより、エンジン本体1からエンジンコントローラ2への熱の伝達をファンシュラウド12によって効果的に防止できるので、エンジンコントローラ2の安定した動作を実現することができる。
As a result, heat transfer from the
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。 The preferred embodiment of the present invention has been described above, but the above configuration can be modified as follows, for example.
本実施形態において、支持プレート32は、その前後中央部がコンデンサフレーム31に固定され、更に、その後部がラジエータ13に(連結ブラケット45により)固定されている。しかしながら、例えば、ラジエータ13に対する支持プレート32の固定を省略することもできる。
In the present embodiment, the
一方、支持プレート32を、ラジエータ13にのみ固定する構成に変更することもできる。この場合、ラジエータ13が、本発明の第1支持部材に相当する。また、支持プレート32を他の部材(例えば、ファンシュラウド12等)に固定する構成に変更しても良い。
On the other hand, the
マウントプレート36を省略して、エンジンコントローラ2を支持プレート32に直接防振支持する構成に変更しても良い。
The
防振ゴム33の数は3つに限らず、1つ、2つ、又は4つ以上となるように変更することもできる。また、防振ゴム33の配置を適宜変更することもできる。
The number of
上記の実施形態で、防振ゴム33の向きは、3つのうち2つが同じ向きで、残りの1つが異なる向きとなるように配置されている。しかしながらこれに代えて、全ての防振ゴム33が同じ向きとなるように構成しても良いし、それぞれの防振ゴム33の向きが互いに異なるように構成しても良い。
In the above embodiment, the
1 エンジン本体
2 エンジンコントローラ
6 トラクタ(農業用トラクタ)
7 ボンネット
12 ファンシュラウド(仕切り板)
13 ラジエータ
31 コンデンサフレーム(第1支持部材)
32 支持プレート(第2支持部材)
33 防振ゴム
1
7
13
32 Support plate (second support member)
33 Anti-vibration rubber
Claims (4)
前記エンジン本体の前方に配置される第1支持部材と、
前記第1支持部材に固定される第2支持部材と、
前記第2支持部材に防振ゴムを介して支持されるエンジンコントローラと、
を備え、
前記第2支持部材は前記第1支持部材の上方に配置され、
前記エンジンコントローラは前記第2支持部材の上方に配置され、
前記エンジンコントローラは略平板状に形成され、
前記防振ゴムは複数備えられ、
複数の前記防振ゴムの一部が前記エンジンコントローラの厚み方向に対して垂直な方向に配置され、
複数の前記防振ゴムの一部が前記エンジンコントローラの厚み方向に対して平行な方向に配置されていることを特徴とするトラクタ。 With the engine body,
A first support member disposed in front of the engine body;
A second support member fixed to the first support member;
An engine controller supported by the second support member via vibration-proof rubber;
Equipped with
The second support member is disposed above the first support member;
The engine controller is disposed above the second support member,
The engine controller is formed in a substantially flat plate shape.
A plurality of the anti-vibration rubbers are provided,
A part of the plurality of anti-vibration rubbers is arranged in a direction perpendicular to the thickness direction of the engine controller,
A part of a plurality of said anti-vibration rubbers is arranged in a direction parallel to a thickness direction of said engine controller .
前記エンジンコントローラは前下がり状に傾斜して配置されていることを特徴とするトラクタ。 The tractor according to claim 1, wherein
The tractor according to claim 1, wherein the engine controller is disposed so as to be inclined downward.
前記エンジン本体の前方に配置されたラジエータを備え、
前記エンジンコントローラは前記ラジエータよりも前記エンジン本体から離れて配置されていることを特徴とするトラクタ。 The tractor according to claim 1 or 2 ,
A radiator disposed in front of the engine body;
The tractor according to claim 1, wherein the engine controller is arranged farther from the engine body than the radiator.
前記エンジンコントローラと前記エンジン本体の間に仕切り板が配置されていることを特徴とするトラクタ。 A tractor according to any one of claims 1 to 3 ,
A tractor, wherein a partition plate is disposed between the engine controller and the engine body.
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015152035A JP6552320B2 (en) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | Tractor |
EP16832499.4A EP3330514B1 (en) | 2015-07-31 | 2016-07-28 | Tractor |
PCT/JP2016/003490 WO2017022216A1 (en) | 2015-07-31 | 2016-07-28 | Tractor |
US15/749,066 US10507773B2 (en) | 2015-07-31 | 2016-07-28 | Tractor |
US16/658,719 US11198404B2 (en) | 2015-07-31 | 2019-10-21 | Tractor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015152035A JP6552320B2 (en) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | Tractor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017030519A JP2017030519A (en) | 2017-02-09 |
JP6552320B2 true JP6552320B2 (en) | 2019-07-31 |
Family
ID=57985403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015152035A Active JP6552320B2 (en) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | Tractor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6552320B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6979450B2 (en) * | 2017-03-31 | 2021-12-15 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | combine |
JP6858685B2 (en) * | 2017-10-10 | 2021-04-14 | 株式会社クボタ | Tractor |
JP6881394B2 (en) * | 2018-06-08 | 2021-06-02 | 井関農機株式会社 | Work vehicle |
JP2021180689A (en) * | 2019-12-17 | 2021-11-25 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | Combine-harvester |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009209699A (en) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Yanmar Co Ltd | Engine |
JP2010174855A (en) * | 2009-02-02 | 2010-08-12 | Yanmar Co Ltd | Working machine |
KR20110104300A (en) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | 대동공업주식회사 | Arrangement structure of ecu of tractor |
KR20140082592A (en) * | 2011-02-22 | 2014-07-02 | 대동공업주식회사 | Agricultural work vehicle |
JP5677157B2 (en) * | 2011-03-24 | 2015-02-25 | 株式会社クボタ | Tractor |
JP5850413B2 (en) * | 2012-11-30 | 2016-02-03 | 株式会社デンソー | Electronic control unit fixing structure |
JP5884791B2 (en) * | 2013-08-27 | 2016-03-15 | 井関農機株式会社 | Airframe structure of work vehicle |
-
2015
- 2015-07-31 JP JP2015152035A patent/JP6552320B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017030519A (en) | 2017-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6448507B2 (en) | Work vehicle | |
US8875823B2 (en) | Multi-functional cooling system | |
JP6552320B2 (en) | Tractor | |
EP1557312A1 (en) | Disposition structure of engine functional components for a vehicle and to a vehicle provided therewith | |
EP2733342B1 (en) | Air filter arrangement for a work vehicle | |
US11198404B2 (en) | Tractor | |
JP6733117B2 (en) | Work vehicle | |
WO2017022217A1 (en) | Work vehicle | |
JP6297518B2 (en) | Tractor | |
JP6283621B2 (en) | Work vehicle | |
JP6530999B2 (en) | Tractor | |
JP6504140B2 (en) | Vehicle cooling system | |
US20040063396A1 (en) | Cooling equipment for a motor vehicle, in particular for an excavator | |
JP6530998B2 (en) | Radiator and working vehicle provided with the same | |
JP2017030520A (en) | Tractor | |
JP6416052B2 (en) | Work vehicle | |
JP6552319B2 (en) | Engine and work vehicle provided with the same | |
JP6123692B2 (en) | Automotive front structure | |
JP7058592B2 (en) | Work vehicle | |
JPH0466328A (en) | Structure for engine room of working vehicle | |
KR20170110936A (en) | Exhaust device of Agricultural vehicle | |
JP2013023053A (en) | Working vehicle | |
KR20120096203A (en) | Engine control unit equipping structure of agricultural vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6552320 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |