JP6552191B2 - ピンネット工法用建材と、それを用いるピンネット工法 - Google Patents
ピンネット工法用建材と、それを用いるピンネット工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6552191B2 JP6552191B2 JP2014252996A JP2014252996A JP6552191B2 JP 6552191 B2 JP6552191 B2 JP 6552191B2 JP 2014252996 A JP2014252996 A JP 2014252996A JP 2014252996 A JP2014252996 A JP 2014252996A JP 6552191 B2 JP6552191 B2 JP 6552191B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- building material
- pin
- building
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000004566 building material Substances 0.000 title claims description 162
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 38
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 17
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 127
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 59
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 59
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 14
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 11
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 11
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 6
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000011499 joint compound Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004299 exfoliation Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000009418 renovation Methods 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
既存仕上げ層の落下事故を防止するために、ピンネット工法が開発されている。ピンネット工法では、(1)既存仕上げ層の表面にプライマーを塗布し、(2)樹脂またはセメントまたはそれら混合物を塗布し(以下では下地層という)、(3)下地層が硬化しないうちに下地層の表面にネットを張り、(4)ネット越しに躯体に穿孔し(例えば、1辺が50cmの正方形格子の各頂点の位置に穿孔する)、(5)その孔にアンカーピンを固定してアンカーピンの頭部でネットを躯体に固定し、(6)ネット上から樹脂またはセメントまたはそれら混合物を再度塗布し(以下では中間層という)、(7)中間層の表面にタイルやモルタル等の仕上げ層(以下では表面層という)を固定する。
(1)ピンネット工法では、下地層が硬化しない間にネットを貼り付ける。補修面が広大であってネット面積と下地層塗布範囲が広い場合には、その条件を満たすことが容易でない。
(2)従来のピンネット工法では、ネットを張った後に中間層を形成する工程を必要とする。
(3)従来のピンネット工法では、中間層の表面に表面層を形成する工程を必要とする。
(4)従来のピンネット工法では、中間層と表面層が別々であり、その間の接着にネットが関与しない。経年変化によって、中間層から表面層が剥離する可能性が残っている。
本明細書では、従来のピンネット工法の上記問題を解決することができる建材を開示する。本明細書で開示する建材は、躯体表面に順に貼り付けていくことでピンネット工法の施工を容易化するように開発された。
ここでいう樹脂層は、樹脂のみの層、樹脂とセメントの混合物の層、あるいはさらに外観改善剤が加えられた混合物の層をいう。その樹脂層は、ネットの表面に付着し、ネットの網目を介して躯体表面に塗布された下地層と一体化する物であればよい。
樹脂層は略矩形(各頂点に形成されている切欠きを徐外すると矩形であることをいう)であり、その矩形の隣接する2辺からネットが延びている。ネットは樹脂層の外側に向けて延びている。上下方向と左右方向において隣接する位置に4枚の建材を貼り付けると、各樹脂層に形成されている切欠きが連続した切欠きが形成される。各建材のネットは、その切欠き(連続した切欠き)に延びている。
この建材は、躯体表面に順に貼っていく。すなわち、躯体表面に貼り付けられた建材(先行建材)に隣接する位置に別の建材(後行建材)を貼り付けていく。先行建材に対して上下方向において隣接する位置に後行建材を貼り付け、先行建材に対して左右方向において隣接する位置に別の後行建材を貼り付けていくと、上下方向と左右方向において4枚の建材が隣接することになり、4個の切欠きが連続した切欠きが形成される。その連続した切欠きの範囲では、4枚の建材の4枚のネットが重複する関係が得られる。上下方向と左右方向において隣接する4枚のネットが重複する関係が得られれば、そこに穿孔してアンカーピンを固定することによって、4枚のネットを同時に躯体に固定することが可能となる。樹脂層の切欠きの範囲にアンカーピンを固定することから、樹脂層を損傷することもない。
本建材によると、
(a)規定サイズの建材ごとに躯体表面に貼っていくことができることから、補修面が広大であっても前記(1)の問題がない。
(b)ネット表面に付着している樹脂層が既存ピンネット工法の中間層となる。施工現場で中間層を形成する必要がなく、前記(2)の問題がない。
(c)樹脂層自体が表面層を兼用する建材を予め製造しておくことができる。そのために前記した(3)(4)の問題を解決することもできる。
壁パネルは、躯体表面に塗布された下地層にネットを密着させると、ネットの網目を介して下地層に接着されるものを用いる。後記するように、壁パネルとネットないし躯体との付着力を高める種々の技術があるので、壁パネルとネットの付着力は完全なものである必要はない。
上記の建材を用いて、躯体表面に貼り付けられた建材に隣接する位置に別の建材を貼り付けると、先に貼り付けられた建材のネットと後で貼り付けられた建材のネットが重複する関係を得ることができ、順に貼り付け、順にアンカーピンを固定することで、ピンネット工法が完成する。
ここでいうアンカーピンは、アンカーピン自体であることもあれば、アンカーピン本体とは別の部材をアンカーピン本体に固定した全体の場合もある。すなわち、前記頭部は、アンカーピン自体の頭部であってもよいし、アンカーピン本体に固定される部材の頭部であってもよい。
アンカーピンの頭部によってネットのみならず表面層までもが躯体から離反することを防止する技術は、ネット表面に壁パネルが付着している建材を用いる場合に特に有効であるが、ネット表面に樹脂層が付着している建材に適用することもでき、樹脂層がネットないし躯体から離反することを一層効果的に防止する。
その単位サイクルは、(1)一部が先行ネットに重複して残部が先行ネットに隣接する位置に伸長する位置に規定サイズの後行ネットを展開し、(2)先行ネットと後行ネットが重複する位置にある躯体に穿孔し、(3)躯体に穿孔された孔に、先行ネットと後行ネットの網目よりも大きな頭部を持つアンカーピンを固定するという3工程で構成される。単位サイクルを繰り返す場合には、上記の先行ネットが先行単位サイクルで展開したネットとなり、後行ネットが当該サイクルで展開するネットとなる。すなわち、各単位サイクルでは、(1)一部が先行サイクルで展開したネットに重複して残部がそのネットに隣接する位置に伸長する位置に規定サイズの新たなネットを展開し、(2)先行サイクルで展開したネットと新たなネットが重複する位置にある躯体に穿孔し、(3)躯体に穿孔された孔に、先行サイクルで展開したネットと新たなネットの網目よりも大きな頭部を持つアンカーピンを固定することになる。
上記方法は、ネット表面に中間層と表面層を兼用する層が付着している建材を利用する場合に特に威力を発揮するが、規定サイズのネットを順に展開していくだけでも、ピンネット工法の施工を容易化する。ネットだけを利用する場合は、(1)規定サイズの躯体表面に下地層を塗布し、(2)その下地層の表面に規定サイズのネットを展開し、(3)規定サイズのネット表面に中間層を形成する単位サイクルを繰り返す。先行ネットに隣接する位置に後行ネットを展開する位置関係で単位サイクルを繰り返すことで、ピンネット工法が完成する。表面層に関しては、規定サイズごとに完成してもよいし、補修面を一括して処理してもよい。あるいは表面層を兼用する中間層を利用してもよい。
このピンネット工法は、既存仕上げ層の剥離防止に特に有効であるが、新築する躯体に適用することもできる。躯体から壁材が剥離するのを防止することができる。
ネットに中間層と表面層が強固に接着する場合、あるいはネットに表面層を兼用する中間層が強固に付着する場合は、下地層を省略することが可能である。規定サイズのネットの各頂点が躯体に固定されることから、中間層と表面層あるいは表面層を兼用する中間層が躯体から落下することがない。規定サイズのネット群によって既存仕上げ層の落下を防止することもできる。ネットを展開するという場合は、下地層上にネットを展開する場合と、下地層が施されていない躯体表面にネットを展開する場合が含まれる。
(特徴1)樹脂層に陶石粒子が混入しており、天然石パネルに類似する外観を提供する。
(特徴2)樹脂層は、アクリルシリコン樹脂を主材料としており、柔軟性を有する。
(特徴3)樹脂層の表面にコーティング剤が塗布されている。
(特徴4)樹脂層自体が、仕上げ面を提供する。
(特徴5)壁パネルの裏面に、ネットないし躯体との付着力を高める凹凸が形成されている。
図1は、実施例の建材2の平面図を示している。建材2は、樹脂層4と、樹脂層4の裏面に付着しているネット6を備えている。ネット6の表面に樹脂層4が付着しているといってもよい。型内の底面に沿ってネット6を敷き、その型内に硬化前の樹脂を流しいれ、型内で樹脂を硬化することで、ネット6の表面に樹脂層4が付着している建材を製造することができる。樹脂層4は、1辺が約50cmの略正方形であり、4隅に切欠き4a,4b,4c,4dが形成されている。各切欠きの1辺は約2.5cmである。ネット6は、樹脂層4の左辺から外側に延びており、延びている部分6eの幅Lは約5cmである。ネット6は、樹脂層4の下辺からも外側に延びており、延びている部分6fの幅Lは約5cmである。切欠き4aの部分にもネット6aが延びている。切欠き4aの位置で延びている部分6aは、1辺が約5cmの正方形である。切欠き4bの部分にもネット6bが延びている。切欠き4bの位置で延びている部分6bは、1辺が約5cmの正方形である。部分6bと部分6eは、部分的に重複している。部分6bの左側では、ネット6が切欠かれている。切欠き6jは、1辺が2.5cmである。切欠き6jが形成されているために、建材2を順に貼っていったときに、樹脂層4の切欠き以外の分では、先に貼られた樹脂層4の表面にネット6が被ってくることがない。切欠き4cの部分にもネット6cが延びている。切欠き4cの位置で延びている部分6cは、1辺が約5cmの正方形である。部分6cと部分6e及び部分6fは部分的に重複している。切欠き4dの部分にもネット6dが延びている。切欠き4dの位置で延びている部分6dは、1辺が約5cmの正方形である。部分6dと部分6fは部分的に重複している。部分6aは、ネット6e,6fが延びている樹脂層4の左辺と下辺に接しない位置にある頂点に形成されている切欠き4aに延びている。
躯体表面を補修する際には、図7に示すように、既存仕上げ層54の表面にプライマーを塗布し、プライマー膜の表面に、樹脂またはセメントまたはそれら混合物(接着剤となる)を塗布する。接着剤となる層を、以下では下地層60という。下地層60は、建材2のサイズごとに塗布してもよいし、複数枚の建材に対応する面積の躯体表面に一度に塗布してもよい。ただし、塗布した下地層60が硬化する前に貼り付けることができる建材の枚数に合わせて一度に塗布する下地層60の面積を決定する。
下地層60を塗布した後に建材2を貼りつけていく。この作業は下地層60が硬化する前に実施する。硬化前の下地層60の表面にネット6を密着させると、ネット6の網目を介して下地層60と樹脂層4が接着して一体化する。下地層60には、樹脂層4と融合して一致化する樹脂材料を用いることが好ましい。この結果、図8に示すように、ネットの網目を介して下地層60と樹脂層4が一体化する。下地層60と樹脂層4がネット6の網目を通して結合することで一体化し、その一体化層の中間にネット6が埋め込まれた状態が得られる。
図10は、アンカーピン64を孔62に挿入した状態を示している。アンカーピン64は、ネット6の網目よりも大きな頭部65を備えており、その頭部65が重複したネット6c,26d,36b,46aを躯体50側に押し付ける。図10以降では、切欠き部における4枚のネット6c,26d,36b,46aが密着して1枚となっている状態を図示している。
図13は、4個の切欠き4c,24d,34b,44aが連続することで出現した正方形状の切欠き5の位置に、装飾板74を貼った状態を示す。装飾板74を貼ると、ネット6とアンカーピン64が被覆されて外観が向上する。また装飾板74がポイントとなって躯体表面の意匠性が向上する。
装飾性と耐久性に高いアンカーピンを用いる場合には、アンカーピンの頭部が樹脂層4の表面に露出していてもよい。その場合には、樹脂層4の四隅に切欠きを設けなくてもよい。ネット6e,6fを使って重ね張りし、隣接するネットが重複する位置で樹脂層4越しにアンカーピンを固定していけば、ピンネット工法が完成する。
樹脂層4に代えて、金属板、陶器板(陶器タイル)、磁器板(磁器タイル)あるいはガラス板といった材質で形成した壁パネルを利用してもよい。壁に用いることができる材質であれば、壁パネルの材質は特に限定されない。
壁パネルを利用する場合は、図14に示すように、ネット6の表面に接着剤80を利用して壁パネル82を付着させる。図19を参照して後記するように、接着剤80はネット6の網目を通して下地層60に一体化するために、ネット6と壁パネル82は強固に付着する。
図16に示すように、壁パネル82の裏面に凹部82bを形成してもよい。凹部82bの横断面が裏面側で狭く、表面側で拡大していることが好ましい。凹部82b内にネット6が入り込んだ状態で接着剤80で固定すると、ネット6と壁パネル82の付着量が増大する。
図19は、図18の断面を示す。アンカーピンの頭部94と、装飾・剥離防止板96以外の点は、図13と同じであり、重複説明を省略する。
図19に示すように、この実施例で用いるアンカーピンの頭部94の外周にはねじが切られている。装飾・剥離防止板96の裏面には、頭部94のねじに噛み合うねじが切られており、両者を噛み合わせることで、装飾・剥離防止板96はアンカーピン64に固定される。アンカーピン64に固定された装飾・剥離防止板96が4枚の壁パネル82,84,86,88の頂点近傍を躯体に向けて押し付けるので、壁パネル82,84,86,88が躯体から剥離することがない。装飾・剥離防止板96はアンカーピン64に固定されるものであり、全体をアンカーピンということができる。アンカーピン本体64と装飾・剥離防止板96でアンカーピンを構成している。
4:樹脂層
4a,4b,4c,4d:切欠き
5:4つの切欠きが連続することで形成される正方形の切欠き
6:ネット
6a:切欠き4aに延びるネット
6b:切欠き4bに延びるネット
6c:切欠き4cに延びるネット
6d:切欠き4dに延びるネット
6e:樹脂層4の左辺からに延びるネット
6f:樹脂層4の下辺からに延びるネット
6j:6bと6e間に形成されている切欠き
22:2枚目の建材
32:3枚目の建材
42:4枚目の建材
50:躯体
52:モルタル層
54:タイル
56:目地セメント
60:プライマリー層
62:孔
64:アンカーピン
65:頭部
68:アンカーピン先端に形成されている傾斜した内壁
70:芯棒
72:アンカーピン先端近傍で拡大した外壁
74:装飾板
80:接着剤層
82,84,84,86:壁パネル
92:切欠き
94:頭部
96:装飾・剥離防止板
Claims (3)
- 躯体表面に上下方向と左右方向に連続して順に貼り付けることでピンネット工法の施工を容易化する建材であり、
ネットと、前記ネットの表面側に付着している表面材、を備えており、
前記表面材は、規定サイズの略矩形であり、4隅に切欠きが形成されており、
前記ネットは、前記表面材の隣接する2辺から前記表面材の外側に向けて延びているとともに、上下方向と左右方向において隣接する4枚の前記建材が接する部分に形成される切欠きの範囲に延びており、
前記表面材は、躯体表面に塗布された下地層に前記ネットを密着させると、前記ネットの網目を介して前記下地層に接着され、
躯体表面に貼り付けられた前記建材に上下方向と左右方向において隣接する位置に別の前記建材を貼り付けると、先に貼り付けられた前記建材の前記表面材から外側に向けて延びている前記ネットと、後で貼り付けられた前記2枚の建材のネットが重複し、上下方向と左右方向において隣接する4枚の前記建材が接する部分に形成される切欠きの範囲では4枚のネットが重複することを特徴とする建材。 - 請求項1に記載の建材を用いるピンネット工法であり、
躯体表面に先に貼り付けられた先行建材に上下方向において隣接する位置の躯体表面に後行建材を貼り付ける工程と、
前記先行建材に左右方向において隣接する位置の躯体表面に別の後行建材を貼り付ける工程と、
上下方向と左右方向において隣接する4枚の前記建材が接する部分に形成される前記切欠きの範囲内において躯体に穿孔する工程と、
躯体に穿孔された孔に、前記ネットの網目よりも大きい頭部を持つアンカーピンを固定するアンカーピン固定工程を備えており、
上下方向と左右方向において隣接する4枚の前記建材が接する部分に形成される前記切欠きでは、先行建材の前記ネットが後行建材の前記表面材で被覆されず、
後行建材の前記ネットが先行建材の前記表面材を被覆しないことを特徴とするピンネット工法。 - 前記アンカーピンの頭部が、前記表面材の一部を覆うことを特徴する請求項2に記載のピンネット工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014252996A JP6552191B2 (ja) | 2014-12-15 | 2014-12-15 | ピンネット工法用建材と、それを用いるピンネット工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014252996A JP6552191B2 (ja) | 2014-12-15 | 2014-12-15 | ピンネット工法用建材と、それを用いるピンネット工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016113810A JP2016113810A (ja) | 2016-06-23 |
JP6552191B2 true JP6552191B2 (ja) | 2019-07-31 |
Family
ID=56141201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014252996A Active JP6552191B2 (ja) | 2014-12-15 | 2014-12-15 | ピンネット工法用建材と、それを用いるピンネット工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6552191B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7031130B2 (ja) * | 2017-03-21 | 2022-03-08 | 株式会社大林組 | 既存外壁の改修構造、及び、既存外壁の改修方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5455119U (ja) * | 1977-09-27 | 1979-04-17 | ||
JPS63917Y2 (ja) * | 1980-04-09 | 1988-01-11 | ||
JPH0632565U (ja) * | 1992-10-06 | 1994-04-28 | 株式会社ツヅキ | カバーパネル |
JPH08105185A (ja) * | 1994-10-03 | 1996-04-23 | Takeshige Shimonohara | 化粧板 |
JPH08144540A (ja) * | 1994-11-17 | 1996-06-04 | Kenzai Sogo Kaihatsu Kk | 構造物表面用剥落防止工法、構造物表面用剥落防止仕上工法及びそれらに用いる剥落防止積層体 |
JP2000027445A (ja) * | 1998-07-10 | 2000-01-25 | Daiken Kagaku:Kk | 既設壁面の改修工法 |
JP2006283555A (ja) * | 2003-08-11 | 2006-10-19 | Fujimori Sangyo Kk | コンクリート構造物の補強方法 |
JP4352817B2 (ja) * | 2003-08-28 | 2009-10-28 | 株式会社大林組 | タイルの剥落防止工法 |
ITRE20050099A1 (it) * | 2005-09-07 | 2007-03-08 | Enrico Maria Pederini | Sistema per rivestimento di strutture edilizie |
JP2007308893A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Faibekkusu Kk | コンクリートの補修構造 |
-
2014
- 2014-12-15 JP JP2014252996A patent/JP6552191B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016113810A (ja) | 2016-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8201373B2 (en) | Liner for concrete forms | |
JP5373121B2 (ja) | 壁体の装飾用壁面タイル金型、及び該金型を使用して現場で壁体の装飾用壁面タイルを製造する方法 | |
JP5640392B2 (ja) | 目地状模様を有したセメント組成体の製造方法 | |
JP6552191B2 (ja) | ピンネット工法用建材と、それを用いるピンネット工法 | |
JP5792266B2 (ja) | ピンネット工法用建材と、それを用いるピンネット工法 | |
US7749346B1 (en) | Decorative inlay repair method | |
JP2017048591A (ja) | ピンネット工法用建材とピンネット工法 | |
JP6496440B1 (ja) | トンネル内壁面のタイル貼り付け工法 | |
JP6699156B2 (ja) | 既存外壁の改修構造、及び、既存外壁の改修方法 | |
JPH02308061A (ja) | タイル付き有孔板とその製造方法 | |
JP6801180B2 (ja) | 既存外壁の改修構造、及び、既存外壁の改修方法 | |
KR101499110B1 (ko) | 콘크리트 구조물의 외면에 간단하게 문양을 형성하는 방법 | |
CN211229013U (zh) | 一种防止竖向裂缝的水泥复合轻质墙板连接结构 | |
JP5679330B2 (ja) | タイル押え、これを用いたpc板およびpc板の製造方法、並びにタイルの型枠先付け工法 | |
JP2000008589A (ja) | 外装形成方法 | |
JPH10140779A (ja) | 仕上げ面の施工方法及び仕上げ面構造 | |
JP6373628B2 (ja) | 床タイルの施工方法 | |
JP2017110343A (ja) | 既存外壁の改修構造、及び、既存外壁の改修方法 | |
JPH0791028A (ja) | 模様床の製造方法 | |
JPH07171928A (ja) | エマルジョン樹脂系及びセメント系コテ塗化粧シート | |
JP2016075088A (ja) | 内装下地の目地処理材及び目地処理工法 | |
JP2572682B2 (ja) | タイルパネルの製造方法 | |
JPH07111087B2 (ja) | タイル貼外装工法 | |
JP3134190B2 (ja) | 外装タイルの施工方法 | |
JP6697837B2 (ja) | セメント組成体の仕上げ方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180724 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6552191 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |