JP6552091B2 - 歯ブラシハンドルおよび歯ブラシ - Google Patents

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Description

本発明は、歯ブラシハンドルおよび歯ブラシに関する。
歯ブラシを用いたブラッシングにおいては、歯ブラシのヘッド部に大きな力が加わると、ネック部が大きく撓み、ヘッド部とハンドル部との相対的な角度が大きく変化する場合がある。この場合、ヘッド部に植設された毛束を歯の目的部位に的確に当てつつブラッシングを行うことが困難である。そのため、目的部位を適切にブラッシングできない虞があった。
この問題に対して、例えば、特許文献1には、歯ブラシのにぎり(ハンドル部)の幾何学軸に対して略一定の角度で毛の作用を維持することを目的として、にぎりと頭部(ヘッド部)とをつなぐ首部(ネック部)が2つの縦ビームによって形成された歯ブラシが記載されている。
特開平8−332116号公報
しかし、上記のような歯ブラシでは、一方向、例えば特許文献1ではヘッド部における毛が突き出る前面と垂直な方向、以外の方向においては、ネック部が変形する際に、ハンドル部に対するヘッド部の角度を一定に保持することができない。そのため、ヘッド部に加わる力の方向によっては、ネック部の変形に伴ってハンドル部に対するヘッド部の角度が大きく変化する。これにより、目的部位を適切にブラッシングできない問題があった。したがって、目的部位の歯垢を効率的に除去できない問題があった。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて成されたものであって、ヘッド部に加わる力の方向に関わらず、ハンドル部に対するヘッド部の角度を一定に保持しやすい歯ブラシハンドル、およびそのような歯ブラシハンドルを備えた歯ブラシを提供することを目的の一つとする。
本発明の歯ブラシハンドルの一つの態様は、複数の毛束が植設される植毛面を有するヘッド部を支持する歯ブラシハンドルであって、第1方向に延びるハンドル部と、前記ハンドル部と前記ヘッド部とを接続するネック部と、を備え、前記ネック部は、前記ハンドル部から前記ヘッド部まで延びる複数の柱状部を有し、前記複数の柱状部は、第1柱状部と、第2柱状部と、第3柱状部と、を少なくとも含み、前記第1柱状部と前記第2柱状部とは、前記第1方向と直交する第2方向に沿って並び、前記第3柱状部は、前記第1方向および前記第2方向と直交する第3方向において、前記第1柱状部および前記第2柱状部と異なる位置にあることを特徴とする。
前記柱状部は、本体部と、前記本体部と前記ハンドル部とを接続するハンドル部側ヒンジ部と、前記本体部と前記ヘッド部とを接続するヘッド部側ヒンジ部と、を有し、前記ハンドル部側ヒンジ部の少なくとも一部および前記ヘッド部側ヒンジ部の少なくとも一部は、前記第2方向の寸法および前記第3方向の寸法が、前記本体部よりも小さい構成としてもよい。
前記ハンドル部側ヒンジ部および前記ヘッド部側ヒンジ部における前記柱状部の延びる方向と直交する断面の形状は、円形状である構成としてもよい。
前記本体部における前記柱状部の延びる方向と直交する断面の形状は、円形状である構成としてもよい。
前記ハンドル部側ヒンジ部および前記ヘッド部側ヒンジ部は、前記第1方向および前記第2方向を含む面と平行な主面を有する板状であり、前記ハンドル部側ヒンジ部および前記ヘッド部側ヒンジ部における前記第2方向の両側の端部には、前記第2方向に窪む凹部が設けられる構成としてもよい。
前記ネック部は、前記柱状部同士を連結し前記柱状部の表面の少なくとも一部を覆う被覆部を有し、前記被覆部の硬度は、前記柱状部の硬度よりも小さい構成としてもよい。
前記被覆部は、前記柱状部の表面の全体を覆う構成としてもよい。
前記被覆部は、前記柱状部の表面の一部を覆い、前記柱状部の表面の一部は、外部に露出する構成としてもよい。
前記複数の柱状部は、前記ネック部の延びる方向に視た際に、所定の仮想円上に位置し、かつ、前記仮想円の周方向に沿って等間隔に設けられる構成としてもよい。
前記第3柱状部は、前記第2方向において、前記第1柱状部および前記第2柱状部と異なる位置にある構成としてもよい。
本発明の歯ブラシの一つの態様は、上記の歯ブラシハンドルと、前記歯ブラシハンドルに支持される前記ヘッド部と、を備え、前記植毛面は、前記第3方向に対して垂直であることを特徴とする。
本発明の一つの態様によれば、ヘッド部に加わる力の方向に関わらず、ハンドル部に対するヘッド部の角度を一定に保持しやすい歯ブラシハンドル、およびそのような歯ブラシハンドルを備えた歯ブラシが提供される。
第1実施形態の歯ブラシを示す平面図である。 第1実施形態の歯ブラシを示す側面図である。 第1実施形態の歯ブラシを示す図であって、図1におけるIII−III断面図である。 第1実施形態の歯ブラシを示す図であって、図2におけるIV−IV断面図である。 第1実施形態の歯ブラシの部分を示す斜視図である。 第1実施形態の効果を説明するための説明図である。 第1実施形態の効果を説明するための説明図である。 第1実施形態の歯ブラシを製造するための金型を示す図である。 第1実施形態の歯ブラシの他の一例を示す断面図である。 第1実施形態の歯ブラシの他の一例を示す断面図である。 第2実施形態の歯ブラシの部分を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る歯ブラシハンドルおよび歯ブラシについて説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数等を、実際の構造における縮尺および数等と異ならせる場合がある。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、X軸方向(第2方向)は、図1に示す歯ブラシ10の短手方向、すなわち図1における上下方向、と平行な方向とする。Y軸方向(第1方向)は、図1に示す歯ブラシ10の長手方向、すなわち図1における左右方向、と平行な方向とする。Z軸方向(第3方向)は、X軸方向とY軸方向との両方と直交する方向とする。
なお、以下の説明においては、X軸方向を単に短手方向と呼ぶ場合があり、Y軸方向を単に長手方向と呼ぶ場合があり、Z軸方向を単に厚み方向と呼ぶ場合がある。
<第1実施形態>
図1から図5は、本実施形態の歯ブラシ10を示す図である。図1は、平面図、すなわち、+Z側から−Z側に向かって視た図である。図2は、側面図、すなわち、X軸方向に向かって視た図である。図3は、図1におけるIII−III断面図である。図4は、図2におけるIV−IV断面図である。図5は、歯ブラシ10の部分を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、歯ブラシ10は、ヘッド部13と、歯ブラシハンドル14と、を備える。ヘッド部13は、歯ブラシハンドル14に支持される。ヘッド部13は、ヘッド本体部15と、複数の毛束20aで構成される毛束群20と、を有する。
ヘッド本体部15は、長手方向(Y軸方向)に沿って延びる。ヘッド本体部15は、複数の毛束20aが植設される植毛面15aを有する。植毛面15aは、厚み方向(Z軸方向,第3方向)に対して垂直である。図2に示すように、複数の毛束20aは、植毛面15aから厚み方向一方側(+Z側)に延びる。
歯ブラシハンドル14は、ヘッド部13の長手方向一方側(−Y側)に接続される。歯ブラシハンドル14は、ヘッド部13を支持する。歯ブラシハンドル14は、ハンドル部11と、ネック部12と、を備える。
ハンドル部11は、歯ブラシ10における把持される部分である。ハンドル部11は、長手方向(Y軸方向,第1方向)に延びる。ネック部12は、ハンドル部11とヘッド部13とを接続する。これにより、ハンドル部11と、ネック部12と、ヘッド部13とは、長手方向に沿ってこの順に設けられる。
図1および図2に示すように、ネック部12は、複数の柱状部と、被覆部30と、を有する。複数の柱状部は、第1柱状部41と、第2柱状部42と、第3柱状部43と、を含む。本実施形態においてハンドル部11と複数の柱状部とヘッド本体部15とは、例えば、単一の部材である。
第1柱状部41、第2柱状部42および第3柱状部43は、ハンドル部11からヘッド部13まで延びる。より詳細には、第1柱状部41、第2柱状部42および第3柱状部43は、ハンドル部11のヘッド部13側(+Y側)の端部から、ヘッド本体部15のハンドル部11側(−Y側)の端部まで延びる。すなわち、図1および図2に示す状態においては、第1柱状部41、第2柱状部42および第3柱状部43は、長手方向(Y軸方向)に沿って延びる。
図1および図3に示すように、第1柱状部41と第2柱状部42とは、長手方向(Y軸方向,第1方向)と直交する短手方向(X軸方向,第2方向)に沿って並ぶ。すなわち、第1柱状部41と第2柱状部42とは、厚み方向(Z軸方向)において同じ位置にある。
図2および図3に示すように、第3柱状部43は、長手方向(Y軸方向)および短手方向(X軸方向)と直交する厚み方向(Z軸方向,第3方向)において、第1柱状部41および第2柱状部42と異なる位置にある。本実施形態において第3柱状部43は、第1柱状部41および第2柱状部42よりも、厚み方向における植毛面15aと逆側(−Z側)に位置する。
図1に示すように、本実施形態において第3柱状部43は、短手方向(X軸方向,第2方向)において、第1柱状部41および第2柱状部42と異なる位置にある。本実施形態において第3柱状部43は、例えば、厚み方向(Z軸方向)に視た際に、第1柱状部41と第2柱状部42との間に位置する。本実施形態において第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とは、厚み方向に視た際に、互いに重ならない。
図3に示すように、本実施形態において複数の柱状部、すなわち、第1柱状部41、第2柱状部42および第3柱状部43は、ネック部12の延びる方向、図3の例ではY軸方向、に視た際に、所定の仮想円C1上に位置する。第1柱状部41、第2柱状部42および第3柱状部43は、仮想円C1の周方向に沿って等間隔に設けられる。本実施形態において第3柱状部43の中心は、短手方向(X軸方向)において、例えば、仮想円C1の中心CPと同じ位置に位置する。
なお、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とは、配置される位置を除いて同様の構成であるため、以下の説明においては代表して第1柱状部41についてのみ説明する場合がある。
図4に示すように、第1柱状部41は、本体部41aと、ハンドル部側ヒンジ部41bと、ヘッド部側ヒンジ部41cと、を有する。図3および図4に示すように、本体部41aは、長手方向(Y軸方向)に延びる円柱状である。すなわち、図4に示すように、本体部41aにおける第1柱状部41の延びる方向(Y軸方向)と直交する断面の形状は、円形状である。
ハンドル部側ヒンジ部41bは、本体部41aとハンドル部11とを接続する。図5に示すように、本実施形態においてハンドル部側ヒンジ部41bは、円柱の中央が括れた形状である。すなわち、図4に示すように、本実施形態において、ハンドル部側ヒンジ部41bにおける第1柱状部41の延びる方向と直交する断面の形状は、円形状である。
ハンドル部側ヒンジ部41bの直径D2は、ハンドル部側ヒンジ部41bの長手方向(Y軸方向)の中央において最も小さく、長手方向の中央から長手方向両側(±Y側)に離れるに従って大きくなる。ハンドル部側ヒンジ部41bの長手方向両側の端部における直径D2は、本体部41aの直径D1と同じである。すなわち、ハンドル部側ヒンジ部41bの直径D2は、長手方向両側の端部を除いて、本体部41aの直径D1よりも小さい。
これにより、ハンドル部側ヒンジ部41bの少なくとも一部は、短手方向(X軸方向,第2方向)の寸法および厚み方向(Z軸方向,第3方向)の寸法が、本体部41aよりも小さい。本実施形態においては、長手方向両側の端部を除くハンドル部側ヒンジ部41bの寸法は、長手方向(Y軸方向)と直交するすべての方向において、本体部41aの寸法よりも小さい。
ヘッド部側ヒンジ部41cは、本体部41aとヘッド部13とを接続する。より詳細には、ヘッド部側ヒンジ部41cは、本体部41aとヘッド本体部15とを接続する。ヘッド部側ヒンジ部41cのその他の構成は、ハンドル部側ヒンジ部41bの構成と同様である。すなわち、ヘッド部側ヒンジ部41cの少なくとも一部は、短手方向(X軸方向)の寸法および厚み方向(Z軸方向)の寸法が、本体部41aよりも小さい。ヘッド部側ヒンジ部41cにおける第1柱状部41の延びる方向と直交する断面の形状は、円形状である。
第2柱状部42は、本体部42aと、ハンドル部側ヒンジ部42bと、ヘッド部側ヒンジ部42cと、を有する。第3柱状部43は、本体部43aと、ハンドル部側ヒンジ部43bと、ヘッド部側ヒンジ部43cと、を有する。本体部42a,43aの構成は、本体部41aの構成と同様である。ハンドル部側ヒンジ部42b,43bの構成は、ハンドル部側ヒンジ部41bの構成と同様である。ヘッド部側ヒンジ部42c,43cの構成は、ヘッド部側ヒンジ部41cの構成と同様である。
第1柱状部41は、例えば、硬質樹脂製である。硬質樹脂は、例えば、ポリプロピレン(PP:Polypropylene)、ポリオキシメチレン(POM:Polyoxymethylene)、ポリブチレンテレフタレート(PBT:Polybutylene Terephthalate)、ポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene Terephthalate)、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート(PCT:Polycyclohexylenedimethylene Terephthalate)、PCTの酸成分の一部をイソプロピルアルコール(IPA:Isopropyl Alcohol)で置換した樹脂(PCTA樹脂)等である。
第1柱状部41を形成する硬質樹脂は、例えば、PBTまたはPOMであることが好ましい。PBTおよびPOMは、疲労強度に優れるためである。第1柱状部41を形成する硬質樹脂の硬度は、例えば、70度以上、90度以下である。
なお、本明細書において樹脂の硬度は、JIS K 6253−3:2012に基づいて、タイプAのデュロメータで測定した場合の値である。
図1および図2に示すように、被覆部30は、ハンドル部11からヘッド部13まで延びる。より詳細には、被覆部30は、ハンドル部11のヘッド部13側(+Y側)の端部から、ヘッド本体部15のハンドル部11側(−Y側)の端部まで延びる。図1から図3に示すように、本実施形態において被覆部30は、長手方向(Y軸方向)に延びる円柱状である。
被覆部30は、柱状部同士、すなわち、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とを連結する。被覆部30は、第1柱状部41の表面の少なくとも一部、第2柱状部42の表面の少なくとも一部、および第3柱状部43の表面の少なくとも一部を覆う。本実施形態において被覆部30は、第1柱状部41の表面の全体、第2柱状部42の表面の全体、および第3柱状部43の表面の全体を覆う。すなわち、本実施形態において第1柱状部41の全体、第2柱状部42の全体、および第3柱状部43の全体は、被覆部30に埋設される。
図3に示すように、本実施形態において被覆部30のネック部12が延びる方向(Y軸方向)と直交する断面の形状は、例えば、円形状である。本実施形態において被覆部30の断面の中心は、仮想円C1の中心CPと一致する。
被覆部30の硬度は、第1柱状部41の硬度よりも小さい。被覆部30は、例えば、軟質樹脂製である。軟質樹脂は、例えば、熱可塑性エラストマー(TPE:Thermoplastic Elastomers)等である。被覆部30を形成する軟質樹脂の硬度は、例えば、25度以上、65度以下である。被覆部30の硬度は、例えば、使用者が好むブラッシング時の反発力に応じて決定できる。
被覆部30の体積が大きいほど、ブラッシング時の反発力は大きくなる。そのため、被覆部30の体積を、使用者が好むブラッシング時の反発力に応じて決定してもよい。
本実施形態によれば、ネック部12は、3つの柱状部、すなわち、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とを有する。第1柱状部41と第2柱状部42とは、短手方向に沿って並び、第3柱状部43は、厚み方向において第1柱状部41および第2柱状部42と異なる位置にある。そのため、長手方向に直交するいずれの方向においても、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とのうちの少なくとも2つは、異なる位置にある。言い換えると、長手方向に直交するいずれの方向においても、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とが同じ位置となることがない。
これにより、歯ブラシ10を長手方向に直交するいずれの方向に視た場合であっても、少なくとも2つの柱状部と、ヘッド本体部15と、ハンドル部11とによって、平行リンク機構と同様の構造が形成される。したがって、ヘッド部13に長手方向と直交するいずれの方向に力が加えられた場合であっても、ネック部12がヘッド本体部15とハンドル部11との相対的な角度を保持しつつ変形しやすい。その結果、ヘッド部13とハンドル部11との相対的な角度が変化することを抑制できる。
以上により、本実施形態によれば、ヘッド部13に加わる力の方向に関わらず、ハンドル部11に対するヘッド部13の角度を一定に保持しやすい歯ブラシハンドル14、およびそのような歯ブラシハンドル14を備えた歯ブラシ10が得られる。
ヘッド本体部15とハンドル部11との相対的な角度変化を抑制できる効果について、図6および図7を用いてより具体的に説明する。図6および図7は、本実施形態の効果を説明するための説明図である。図6は、本実施形態における歯ブラシ10を長手方向(Y軸方向)に動かしてブラッシングする場合を示している。図7は、本実施形態における歯ブラシ10を短手方向(X軸方向)に動かしてブラッシングする場合を示している。
図6に示すように、毛束群20が歯列Tに押し付けられると、ヘッド部13に厚み方向(Z軸方向)の力が加えられる。そして、ヘッド部13に加えられた力によってネック部12が変形する。このとき、第1柱状部41あるいは第2柱状部42と、第3柱状部43と、ヘッド本体部15と、ハンドル部11と、によって平行リンク機構と同様の構造が形成される。そのため、第1柱状部41あるいは第2柱状部42と第3柱状部43とを介して接続されたヘッド本体部15とハンドル部11との相対的な角度が変化することを抑制できる。これにより、ヘッド部13の植毛面15aを、ハンドル部11を動かす方向(Y軸方向)と平行に維持しやすい。したがって、毛束群20を歯列Tに対して適切に接触させ、歯列Tを適切にブラッシングすることができる。
また、図7に示すように、歯ブラシ10を短手方向(X軸方向)に動かす場合においては、例えば、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とのうちのいずれか2つと、ヘッド本体部15と、ハンドル部11と、によって平行リンク機構と同様の構造が形成される。これにより、ヘッド本体部15の長手方向がハンドル部11の長手方向に対して傾くことが抑制される。したがって、ヘッド部13を歯列Tに対して短手方向(X軸方向)に平行に動かすことができ、歯列Tを適切にブラッシングすることができる。
また、本実施形態によれば、第1柱状部41は、ハンドル部側ヒンジ部41bと、ヘッド部側ヒンジ部41cとを有する。そのため、ハンドル部側ヒンジ部41bとヘッド部側ヒンジ部41cとが屈曲することで、第1柱状部41が、より平行リンク機構を構成するリンクと同様に動作しやすい。すなわち、ネック部12の角度が変化した場合であっても、ヘッド部13とハンドル部11との相対的な角度をより保持しやすい。
図6および図7に示すようなブラッシング、すなわち歯ブラシ10を長手方向(Y軸方向)に動かすブラッシングおよび歯ブラシ10を短手方向(X軸方向)に動かすブラッシングは、特に行われやすい。そのため、図6および図7に示すようなブラッシングを行う際に、ヘッド部13とハンドル部11との相対的な角度が変化しないことが、特に求められる。
これに対して、本実施形態によれば、ハンドル部側ヒンジ部41bの少なくとも一部およびヘッド部側ヒンジ部41cの少なくとも一部は、短手方向(X軸方向)の寸法および厚み方向(Z軸方向)の寸法が、本体部41aよりも小さい。そのため、ハンドル部側ヒンジ部41bおよびヘッド部側ヒンジ部41cは、短手方向および厚み方向に屈曲しやすい。ハンドル部側ヒンジ部42b,43bおよびヘッド部側ヒンジ部42c,43cについても同様である。
これにより、歯ブラシ10を長手方向および短手方向に動かすブラッシングにおいて、ヘッド部13とネック部12とハンドル部11とが、より平行リンク機構と同様に動作しやすい。したがって、本実施形態によれば、図6および図7に示すようなブラッシングを行う際に、ヘッド部13とハンドル部11との相対的な角度が変化することをより抑制できる。
また、本実施形態によれば、ハンドル部側ヒンジ部41bおよびヘッド部側ヒンジ部41cにおける第1柱状部41が延びる方向と直交する断面の形状は、円形状である。そのため、ハンドル部側ヒンジ部41bおよびヘッド部側ヒンジ部41cは、第1柱状部41が延びる方向と直交するいずれの方向においても屈曲しやすい。第2柱状部42および第3柱状部43についても同様である。これにより、ヘッド部13に長手方向(Y軸方向)と直交するいずれの方向の力が加えられた場合であっても、ヘッド本体部15とネック部12とハンドル部11とが、より平行リンク機構と同様に動作しやすい。
また、本実施形態によれば、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とは、被覆部30によって連結されるため、ネック部12の強度を確保しやすい。また、被覆部30は、第1柱状部41よりも硬度が小さい。そのため、第1柱状部41のハンドル部側ヒンジ部41bおよびヘッド部側ヒンジ部41cが変形することを阻害しにくい。
また、本実施形態によれば、被覆部30は、第1柱状部41の表面の全体を覆う。そのため、第1柱状部41が破損した場合であっても、第1柱状部41の一部が脱落することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とは、ネック部12の延びる方向に視た際に、仮想円C1上に位置し、かつ、仮想円C1の周方向に沿って等間隔に設けられる。そのため、長手方向(Y軸方向)と直交するいずれの方向においても、各柱状部とヘッド本体部15とハンドル部11とによる平行リンク機構と同様の構造が安定して形成されやすい。また、ネック部12の強度を、長手方向と直交する方向のいずれにおいても均等に向上させやすい。
また、本実施形態によれば、第3柱状部43は、短手方向(X軸方向)において、第1柱状部41および第2柱状部42と異なる位置にある。そのため、図8に示すような金型50を用いて各柱状部を成形できる。図8は、歯ブラシ10を製造するための金型50を示す図である。
図8に示すように、金型50は、第1金型51と、第2金型52と、を有する。第1金型51は、第1成形凹部51aと、第2成形凹部51bと、第3成形凹部51cと、を有する。第1成形凹部51a、第2成形凹部51b、および第3成形凹部51cは、厚み方向一方側(+Z側)に窪む。
第2金型52は、第1成形凹部52aと、第2成形凹部52bと、第3成形凹部52cと、を有する。第1成形凹部52a、第2成形凹部52b、および第3成形凹部52cは、厚み方向他方側(−Z側)に窪む。
第1金型51と第2金型52とが厚み方向(Z軸方向)に組み合わされることで、第1成形空間53と、第2成形空間54と、第3成形空間55と、が形成される。第1成形空間53は、第1成形凹部51aと第1成形凹部52aとによって形成される。第2成形空間54は、第2成形凹部51bと第2成形凹部52bとによって形成される。第3成形空間55は、第3成形凹部51cと第3成形凹部52cとによって形成される。
第1成形空間53に樹脂が流し込まれることによって、第1柱状部41が成形される。第2成形空間54に樹脂が流し込まれることによって、第2柱状部42が成形される。第3成形空間55に樹脂が流し込まれることによって、第3柱状部43が成形される。
以上のように、本実施形態によれば、第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とが、短手方向(X軸方向)において、互いに異なる位置にあるため、2つの部品、すなわち第1金型51および第2金型52からなる金型50を用いて一度に3つの柱状部を成形することができる。したがって、本実施形態によれば、ネック部12を成形する金型の構成を簡単にでき、複数の柱状部を容易に成形できる。その結果、歯ブラシ10の製造に要する手間およびコストを低減できる。
なお、本実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。以下の説明においては、上記説明と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
本実施形態において第1柱状部41の延びる方向と、第2柱状部42の延びる方向と、第3柱状部43の延びる方向とは、厳密に平行でなくてもよい。本実施形態において各柱状部の延びる方向は、例えば、10°以下の範囲内で、互いに傾いてもよい。
また、本実施形態において第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とは、仮想円C1上において、周方向に等間隔に位置しなくてもよい。また、本実施形態において第1柱状部41と第2柱状部42と第3柱状部43とは、仮想円C1上に位置しなくてもよい。
また、上記説明においては、第1柱状部41と第2柱状部42とが並ぶ方向(第2方向)は、歯ブラシ10の短手方向と平行な方向としたが、これに限られない。本実施形態において第1柱状部41と第2柱状部42とが並ぶ方向は、長手方向と直交するいずれの方向であってもよい。これに伴って、第1柱状部41と第2柱状部42とが並ぶ方向および歯ブラシ10の長手方向と直交する方向(第3方向)は、植毛面15aと垂直な方向でなくてもよい。
また、本実施形態においては、図9に示すような構成を採用してもよい。図9は、本実施形態の他の一例である歯ブラシ110を示す断面図である。図9に示すように、歯ブラシ110は、歯ブラシハンドル114を備える。歯ブラシハンドル114は、ネック部112を有する。ネック部112は、第1柱状部41と、第2柱状部42と、第3柱状部43と、被覆部130と、を有する。
被覆部130は、第1柱状部41の表面の一部と、第2柱状部42の表面の一部と、第3柱状部43の表面の一部と、を覆う。被覆部130の直径は、図3等に示す被覆部30の直径よりも小さい。被覆部130のその他の構成は、図3等に示す被覆部30の構成と同様である。第1柱状部41の表面の一部、第2柱状部42の表面の一部、および第3柱状部43の表面の一部は、外部に露出する。
この構成によれば、被覆部130の直径を小さくできるため、ネック部112を細くしやすい。また、被覆部130を形成する材料の量を少なくできるため、歯ブラシ110の製造コストを低減できる。
また、本実施形態において柱状部の数は、柱状部が第1柱状部と第2柱状部と第3柱状部とを少なくとも含む範囲内において、特に限定されず、例えば図10に示す構成のように、4つ以上であってもよい。柱状部の数が大きいほど、長手方向(Y軸方向)と直交するいずれの方向においても、安定して平行リンクと同様の構造が安定して形成されやすい。
図10は、本実施形態の他の一例である歯ブラシ210を示す断面図である。図10に示すように、歯ブラシ210は、歯ブラシハンドル214を備える。歯ブラシハンドル214は、ネック部212を有する。ネック部212は、5つの柱状部241,242,243,244,245と、被覆部30と、を有する。
5つの柱状部241〜245は、Y軸方向に視た際に、所定の仮想円C2上に位置する。柱状部241〜245は、仮想円C2の周方向に沿って等間隔に設けられる。この構成においては、柱状部241〜245のうちのいずれか2つを第1柱状部および第2柱状部としたとき、柱状部241〜245のうちのその他の3つが第3柱状部に相当する。
また、本実施形態においてハンドル部側ヒンジ部41bおよびヘッド部側ヒンジ部41cにおける第1柱状部41の延びる方向と直交する断面の形状は、特に限定されず、多角形状であってもよいし、楕円形状であってもよい。また、本実施形態においてハンドル部側ヒンジ部41bおよびヘッド部側ヒンジ部41cは設けられなくてもよい。
また、本実施形態においてハンドル部側ヒンジ部41bの全体およびヘッド部側ヒンジ部41cの全体は、短手方向の寸法および厚み方向の寸法が、本体部41aよりも小さい構成としてもよい。
また、本実施形態態においてハンドル部側ヒンジ部41bの少なくとも一部およびヘッド部側ヒンジ部41cの少なくとも一部は、短手方向の寸法と厚み方向の寸法とのうちのいずれか一方のみが、本体部41aよりも小さくてもよい。
また、本実施形態においては、ハンドル部側ヒンジ部41bおよびヘッド部側ヒンジ部41cが設けられなくてもよい。
また、本実施形態において被覆部30は、設けられなくてもよい。
また、本実施形態においてヘッド本体部15は、歯ブラシハンドル14と別部材であってもよい。また、本実施形態において複数の柱状部とハンドル部11とは、別部材であってもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態に対して、ヒンジ部の形状が異なる。なお、以下の説明においては、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図11は、本実施形態の歯ブラシ310の部分を示す斜視図である。図11に示すように、歯ブラシ310は、歯ブラシハンドル314を備える。歯ブラシハンドル314は、ハンドル部11と、ネック部312と、を有する。ネック部312は、第1柱状部341を有する。第1柱状部341は、本体部41aと、ハンドル部側ヒンジ部341bと、を有する。
ハンドル部側ヒンジ部341bは、板状である。ハンドル部側ヒンジ部341bは、長手方向(Y軸方向)および短手方向(X軸方向)を含む面(XY平面)と平行な主面341dを有する。
なお、本明細書において、ある対象の主面、とは、ある対象が有する複数の面のうちで、最も面積が大きい面を含む。
ハンドル部側ヒンジ部341bにおける短手方向(X軸方向)の両側の端部には、短手方向に窪む凹部344a,344bが設けられる。凹部344aは、ハンドル部側ヒンジ部341bの短手方向一方側(−X側)から短手方向他方側(+X側)に窪む。凹部344bは、ハンドル部側ヒンジ部341bの短手方向他方側(+X側)から短手方向一方側(−X側)に窪む。
凹部344a,344bが設けられる位置において、ハンドル部側ヒンジ部341bの短手方向(X軸方向)の寸法L1は、本体部41aの直径D1よりも小さい。ハンドル部側ヒンジ部341bの厚み方向(Z軸方向)の寸法L2は、本体部41aの直径D1よりも小さい。すなわち、ハンドル部側ヒンジ部341bの少なくとも一部は、短手方向(X軸方向,第2方向)の寸法および厚み方向(Z軸方向,第3方向)の寸法が、本体部41aよりも小さい。ハンドル部側ヒンジ部341bのその他の構成は、第1実施形態のハンドル部側ヒンジ部41bの構成と同様である。
図示は省略するが、第1柱状部341は、ヘッド部側ヒンジ部を有する。ヘッド部側ヒンジ部は、ハンドル部側ヒンジ部341bと同様に、長手方向(Y軸方向)および短手方向(X軸方向)を含む面と平行な主面を有する板状である。ヘッド部側ヒンジ部における短手方向の両側の端部には、短手方向に窪む凹部が設けられる。第1柱状部341におけるヘッド部側ヒンジ部のその他の構成は、第1実施形態のヘッド部側ヒンジ部41cの構成と同様である。
図示は省略するが、ネック部312は、第2柱状部と、第3柱状部と、を有する。ネック部312における第2柱状部および第3柱状部は、位置が異なる点を除いて、第1柱状部341と同様である。ネック部312における第2柱状部および第3柱状部の位置は、第1実施形態における第2柱状部42および第3柱状部43の位置と同様である。
本実施形態によれば、ハンドル部側ヒンジ部341bは、短手方向(X軸方向)および厚み方向(Z軸方向)において、特に屈曲しやすい。そのため、図6および図7に示すように歯ブラシ310を動かしてブラッシングする際に、ハンドル部11に対するヘッド部13の相対角度がより変化しにくい。したがって、本実施形態によれば、図6および図7に示すように歯ブラシ310を動かしてブラッシングする際に、歯列Tをより適切にブラッシングできる。
なお、本実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。
本実施形態においては、凹部344a,344bは設けられなくてもよい。この場合、ハンドル部側ヒンジ部341bは、主面341dが矩形状の板状である。
また、本実施形態においては、ハンドル部側ヒンジ部341bと本体部41aとは、滑らかに接続されてもよいし、主面341dと本体部41aのハンドル部11側(−Y側)の端面とに対して傾く斜面を介して接続されてもよい。この構成によれば、ハンドル部側ヒンジ部341bと本体部41aとの接続強度を向上できる。ハンドル部側ヒンジ部341bとハンドル部11とについても同様である。
なお、上記説明した第1実施形態および第2実施形態の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,110,210,310…歯ブラシ、11…ハンドル部、12,112,212,312…ネック部、13…ヘッド部、14,114,214,314…歯ブラシハンドル、15a…植毛面、20a…毛束、30,130…被覆部、41,341…第1柱状部(柱状部)、41a,42a,43a…本体部、41b,42b,43b,341b…ハンドル部側ヒンジ部、41c,42c,43c…ヘッド部側ヒンジ部、42…第2柱状部(柱状部)、43…第3柱状部(柱状部)、241,242,243,244,245…柱状部、341d…主面、344a,344b…凹部、C1,C2…仮想円

Claims (10)

  1. 複数の毛束が植設される植毛面を有するヘッド部を支持する歯ブラシハンドルであって、
    第1方向に延びるハンドル部と、
    前記ハンドル部と前記ヘッド部とを接続するネック部と、
    を備え、
    前記ネック部は、前記ハンドル部から前記ヘッド部まで延びる複数の柱状部と、前記柱状部同士を連結し前記柱状部の表面の少なくとも一部を覆う被覆部と、を有し、
    前記複数の柱状部は、第1柱状部と、第2柱状部と、第3柱状部と、を少なくとも含み、
    前記第1柱状部と前記第2柱状部とは、前記第1方向と直交する第2方向に沿って並び、
    前記第3柱状部は、前記第1方向および前記第2方向と直交する第3方向において、前記第1柱状部および前記第2柱状部と異なる位置にあり、
    前記被覆部の硬度は、前記柱状部の硬度よりも小さいことを特徴とする歯ブラシハンドル。
  2. 前記柱状部は、本体部と、前記本体部と前記ハンドル部とを接続するハンドル部側ヒンジ部と、前記本体部と前記ヘッド部とを接続するヘッド部側ヒンジ部と、を有し、
    前記ハンドル部側ヒンジ部の少なくとも一部および前記ヘッド部側ヒンジ部の少なくとも一部は、前記第2方向の寸法および前記第3方向の寸法が、前記本体部よりも小さい、請求項1に記載の歯ブラシハンドル。
  3. 前記ハンドル部側ヒンジ部および前記ヘッド部側ヒンジ部における前記柱状部の延びる方向と直交する断面の形状は、円形状である、請求項2に記載の歯ブラシハンドル。
  4. 前記本体部における前記柱状部の延びる方向と直交する断面の形状は、円形状である、請求項3に記載の歯ブラシハンドル。
  5. 前記ハンドル部側ヒンジ部および前記ヘッド部側ヒンジ部は、前記第1方向および前記第2方向を含む面と平行な主面を有する板状であり、
    前記ハンドル部側ヒンジ部および前記ヘッド部側ヒンジ部における前記第2方向の両側の端部には、前記第2方向に窪む凹部が設けられる、請求項2に記載の歯ブラシハンドル。
  6. 前記被覆部は、前記柱状部の表面の全体を覆う、請求項1から5のいずれか一項に記載の歯ブラシハンドル。
  7. 前記被覆部は、前記柱状部の表面の一部を覆い、
    前記柱状部の表面の一部は、外部に露出する、請求項1から5のいずれか一項に記載の歯ブラシハンドル。
  8. 前記複数の柱状部は、前記ネック部の延びる方向に視た際に、所定の仮想円上に位置し、かつ、前記仮想円の周方向に沿って等間隔に設けられる、請求項1からのいずれか一項に記載の歯ブラシハンドル。
  9. 前記第3柱状部は、前記第2方向において、前記第1柱状部および前記第2柱状部と異なる位置にある、請求項1からのいずれか一項に記載の歯ブラシハンドル。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載の歯ブラシハンドルと、
    前記歯ブラシハンドルに支持される前記ヘッド部と、
    を備え、
    前記植毛面は、前記第3方向に対して垂直であることを特徴とする歯ブラシ。
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