JP6550703B2 - マージングユニット、トリガ信号出力方法、及びマージングユニットテストシステム - Google Patents

マージングユニット、トリガ信号出力方法、及びマージングユニットテストシステム Download PDF

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Description

本発明は、マージングユニット、トリガ信号出力方法、及びマージングユニットテストシステムに関する。
従来、国際標準規格IEC(International Electrotechnical Commission)60044−8、及びIEC61850−9−2に準ずる電子式変流器の誤差評価装置が知られている(例えば、特許文献1等)。
特開2013−53855号公報
しかしながら、従来の装置では、トリガ条件に基づいて出力されるトリガ(Trigger)信号を利用しないため、マージングユニット(Merging Unit)が電気量をサンプリングするタイミングが不明な場合があった。
マージングユニットが電気量をサンプリングするタイミングが不明なため、マージングユニットの処理時間が不明な場合があった。
本発明の1つの側面は、トリガ条件に基づいて出力されるトリガ信号を利用することによって、マージングユニットが電気量をサンプリングするタイミングを明示することを目的とする。
一態様における、電源系統の電気量を計測するマージングユニットであって、計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする条件であるトリガ条件を設定する設定部と、前記トリガ条件が満たされると、計測される前記電気量をサンプリングするサンプリング部と、前記サンプリング部によってサンプリングされる前記電気量に基づいて生成される出力データを送信するデータ送信部と、前記トリガ条件が満たされると、トリガ信号を外部装置に出力する信号出力部とを有し、前記設定部は、前記トリガ条件として、前記トリガ信号を出力する時刻、及び計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする時刻を含む時間条件を設定することを特徴とする。

マージングユニットが電気量をサンプリングするタイミングを明示できる。
本発明の一実施形態に係るマージングユニットの使用例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るマージングユニットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るマージングユニットテストシステムのシステム構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るマージングユニットの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るマージングユニットテストシステムによる全体処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るマージングユニットテストシステムにおいてオシロスコープが行う処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るマージングユニットテストシステムにおいてマージングユニットが行う処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るSVメッセージの一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るトリガ条件の設定画面の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る電気量のサンプリングの一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るSVメッセージのAPDU構成の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るマージングユニットの処理時間の計算の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る2以上の電気量をサンプリングする場合の一例を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る統計データの一例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るマージングユニットの使用例を示す概略図である。
マージングユニット1は、図示するように、電線等である電源系統に、変流器2、又は変圧器3を介して接続される。マージングユニット1は、LAN(Local Area Network)4等のネットワークを介して保護リレー(relay)5に接続される。保護リレー5は、LAN4等を介して遮断器制御装置6に接続される。遮断器制御装置6は、遮断器61に接続される。IEC61850の電力システム等では、例えば図1に示した構成で、マージングユニット1は使用される。
マージングユニット1は、電源系統の電気量を計測する。電気量は、変流器2を介してマージングユニット1によって計測される電流量I、及び変圧器3を介してマージングユニット1によって計測される電圧量V等である。マージングユニット1は、計測した電気量に基づいて出力データD1を生成し、出力データD1をスイッチングハブ(Switching Hub)41に送信する。スイッチングハブ41は、マージングユニット1から送信される出力データD1を保護リレー5に送信する。
保護リレー5は、マージングユニット1から送信される出力データD1に基づいて、電源系統の事故を検出する。保護リレー5には、定期的に出力データD1が送信される。保護リレー5は、定期的に出力データD1を受信し、出力データD1に基づいて電源系統の電気量の変化を監視する。例えば電源系統の電気量が大きく変化した場合、保護リレー5は、電源系統に事故が発生したと判定する。
保護リレー5は、電源系統の事故を検出すると、トリップ(Trip)信号SIG1を遮断器制御装置6にLAN4を介して送信する。トリップ信号SIG1は、IEC61850等の規格で定められた信号である。遮断器制御装置6は、トリップ信号SIG1を受信すると、ブレーカ等である遮断器61を開く制御を行う。保護リレー5は、遮断器61を開くことによって、事故が発生している電源系統を他の電源系統から遮断し、電源系統を保護する。
電源系統の事故発生から電源系統を保護するまでの処理時間は、規格又は仕様等によって、定められている。電源系統の事故発生から電源系統を保護するまでの処理時間は、例えば50ms(ミリ秒)以内であることが求められる。電源系統の事故発生から電源系統を保護するまでの処理時間を所定の時間内にするため、規格等では、図1で示す各装置は、規格で定められた処理時間が、所定の時間内であることがそれぞれ求められる。IEC61850の関連規格であるIEC61869−9では、マージングユニット1内での処理時間Tは、2ms以内であることが求められる。なお、電源系統の事故発生から電源系統を保護するまでの処理時間は、求められる時間が電源系統等によって異なり、50ms以内とする以外の処理時間が求められる場合もある。
処理時間Tは、マージングユニット1に電流量I、及び電圧量V等の電気量が入力されてから、出力データD1が有する所定のデータの先頭ビットをマージングユニット1が送信するまでの時間である。IEC61850−9−2で規定されたSampled Valueプロトコル(Protocol)をマージングユニット1が使用する場合、処理時間Tは、マージングユニット1に電流量I、及び電圧量V等の電気量が入力されてから、電気量の値を格納するSampled Valueメッセージ(以下、SVメッセージという。)が有する所定のデータの先頭ビット(Bit)がLAN4上にマージングユニット1によって送信されるまでの時間である。
処理時間Tは、マージングユニット1の処理時間に、アナログフィルタ等による遅延時間を加えて計算する。マージングユニット1による処理時間は、マージングユニット1に電流量I、及び電圧量V等の電気量が入力された際、電気量にA/D変換を開始する時間から、出力データD1が有する所定のデータの先頭ビットを送信するまでの時間である。アナログフィルタ等による遅延時間は、A/D変換前に行われるアナログフィルタ処理等でかかる時間である。
アナログフィルタ等による遅延時間は、使用されるアナログフィルタの仕様等によって定まる固定値の時間である。
したがって、処理時間Tは、電気量をマージングユニット1がサンプリングするタイミング、及び出力データD1が有する所定のデータの先頭ビットをマージングユニット1が送信するタイミングから計算することができる。
<マージングユニットのハードウェア構成>
図2は、本発明の一実施形態に係るマージングユニットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
マージングユニット1は、入力端子1H1と、A/D(Analog−Digital)変換器1H2と、FPGA(Field−Programmable Gate Array)1H3と、CPU(Central Processing Unit)1H4と、LANコントローラ1H5と、ネットワーク出力端子1H6と、トリガ信号生成回路1H7と、クロック(Clock)信号生成器1H8と、スイッチ1H9と、不揮発メモリ1H10と、RAM(Random Access Memory)1H11と、トリガ信号出力端子1H12と、アナログフィルタ(analog filter)1H13とを有する。
入力端子1H1は、電気量を計測するセンサの出力端子に接続される。入力端子1H1には、マージングユニット1が計測する電気量が入力される。
A/D変換器1H2は、アナログフィルタ1H13に接続される。A/D変換器1H2は、A/D変換を行う。A/D変換器1H2は、アナログ値である入力端子1H1に入力される電気量をアナログフィルタ1H13から入力し、回路等が処理できるデジタル値に変換する。A/D変換器1H2は、FPGA1H3等に接続され、接続先にA/D変換したデジタル値を出力する。A/D変換器1H2は、ローパスフィルタ(Low−Pass Filter)を有し、A/D変換前に、入力される電気量のデータ信号をフィルタ処理してもよい。A/D変換器1H2は、アンプ等を有し、信号を増幅してもよい。
FPGA1H3、及びCPU1H4は、マージングユニット1が行う各種処理を実現するための演算を行う。FPGA1H3、及びCPU1H4は、マージングユニット1が有する各ハードウェアを制御する。FPGA1H3は、CPU1H4等に接続され、FPGA1H3は、接続先と相互に各種データを送受信する。CPU1H4は、FPGA1H3に接続され、CPU1H4は、接続先と相互に各種データを送受信する。
不揮発メモリ1H10、及びRAM1H11は、CPU1H4に接続される。不揮発メモリ1H10、及びRAM1H11は、各種データ、及びパラメータ等を記憶する。不揮発メモリ1H10、及びRAM1H11は、CPU1H4が処理に使用するデータ、及びプログラム等を記憶する。
LANコントローラ1H5は、CPU1H4等に接続され、LANコントローラ1H5は、CPU1H4からデータを入力する。LANコントローラ1H5は、ネットワーク出力端子1H6を介して、出力データD1等をLAN4に送信する。ネットワーク出力端子1H6には、LANコネクタ等が接続され、ネットワーク出力端子1H6はLAN4と接続される。
トリガ信号生成回路1H7は、サンプリングトリガ信号等の信号を生成する。トリガ信号生成回路1H7は、クロック信号生成器1H8に接続される。
クロック信号生成器1H8は、クロック信号を生成し、トリガ信号生成回路1H7に生成するクロック信号を出力する。トリガ信号生成回路1H7は、クロック信号生成器1H8から入力するクロック信号に基づいて動作する。
トリガ信号生成回路1H7が生成するサンプリングトリガ信号は、トリガ信号SIG2として、トリガ信号出力端子1H12からオシロスコープ(Oscilloscope)等の外部装置に出力される場合がある。
スイッチ1H9は、CPU1H4に接続され、CPU1H4がスイッチ1H9を制御する。CPU1H4による制御によって、スイッチ1H9は、トリガ信号生成回路1H7から入力されるサンプリングトリガ信号を、トリガ信号SIG2として、トリガ信号出力端子1H12を介して外部装置に出力するか否かを切り替える。
トリガ信号出力端子1H12は、オシロスコープ等の外部装置に接続される。トリガ信号出力端子1H12は、スイッチ1H9に接続され、スイッチ1H9からトリガ信号出力端子1H12にサンプリングトリガ信号が出力されると、トリガ信号出力端子1H12は、外部装置にサンプリングトリガ信号をトリガ信号SIG2として出力する。
アナログフィルタ1H13は、入力端子1H1に接続される。アナログフィルタ1H13は、ローパスフィルタ等である。アナログフィルタ1H13は、入力端子1H1に入力される電気量のデータ信号に含まれるノイズ等を減衰させる。
図2で示す構成の場合、マージングユニット1の処理時間は、A/D変換器1H2によってA/D変換が開始されてから、ネットワーク出力端子1H6によって出力データD1が有する所定のデータの先頭ビットが出力されるまでにかかる時間である。図2で示す構成の場合、アナログフィルタ等による遅延時間は、アナログフィルタ1H13による処理時間、及びアナログフィルタ1H13に信号が到達するまでの時間等である。つまり、アナログフィルタ等による遅延時間は、A/D変換器1H2によってA/D変換が行われるまでにかかる時間である。
なお、ハードウェア構成は、図2で示す構成に限られない。マージングユニット1は、各種処理を実現するASIC(Application Specific Integrated Circuit)、及びDSP(Digital Signal Processor)等を有する構成でもよい。
<マージングユニットテストシステム>
図3は、本発明の一実施形態に係るマージングユニットテストシステムのシステム構成の一例を示すブロック図である。
マージングユニットテストシステム100は、マージングユニット1と、オシロスコープ7とを有する。マージングユニットテストシステム100は、信号発生器8、及びスイッチングハブ41に接続される。マージングユニットテストシステム100は、スイッチングハブ41を介してPC(Personal Computer)9に接続される。
図3に示すシステム構成は、マージングユニット1を検査する場合のシステム構成の一例である。マージングユニット1の処理時間Tを求める検査等では、図1で示したマージングユニット1を使用する際のシステム構成とは別のシステム構成である図3に示すマージングユニットテストシステム100によって、マージングユニット1の検査が行われる。なお、マージングユニットテストシステム100のシステム構成は、図3に示す構成に限られない。
マージングユニットテストシステム100は、マージングユニット1の処理時間Tが規格等で定められている時間内であるか否かを検査するのに用いられる。
マージングユニット1には、例えばPC9によって、トリガ信号SIG2を出力するトリガ条件が設定される。
図示するように、マージングユニットテストシステム100には、信号発生器8が接続され、信号発生器8からテスト信号がマージングユニット1に入力される。テスト信号は、図1で示す電気量のデータ信号に代わる信号である。検査では、電気量のデータ信号に代えて、テスト信号が用いられる。信号発生器8がテスト信号をマージングユニット1に入力し、入力されたテスト信号に対するマージングユニット1の出力である出力データ1を、オシロスコープ7が解析、及び表示することによって、マージングユニット1の検査が行われる。
オシロスコープ7は、2以上の入力用チャンネル(Channel)(以下、CHという。)を有する。以下、オシロスコープ7がCH1、及びCH2の2チャンネルを有する場合を例に説明する。
オシロスコープ7は、CH1入力端子71、及びCH2入力端子72を有する。
CH1入力端子71は、マージングユニット1のトリガ信号出力端子1H12に接続され、CH1入力端子71には、トリガ信号SIG2が入力される。
CH2入力端子72は、マージングユニット1のネットワーク出力端子1H6に接続され、CH2入力端子72には、出力データD1のデータ信号が入力される。
オシロスコープ7は、入力端子に入力される信号を解析し、解析結果を表示する。オシロスコープ7は、イーサネット(登録商標)(Ethernet)ケーブルからデータ信号を入力し、入力した信号を解析する。
オシロスコープ7は、一定時間分のデータを記憶する。
オシロスコープ7は、CH1入力端子71、及びCH2入力端子72に入力される信号が設定される条件を満たす場合をトリガする。オシロスコープ7は、各CHでトリガする時間をそれぞれ記憶し、2つの時間の時間間隔を計算する。
テスト信号がマージングユニットテストシステム100に入力される場合、マージングユニットテストシステム100では、マージングユニット1は、トリガ条件が満たされると、トリガ信号SIG2を出力し、マージングユニット1がテスト信号に基づく出力データD1を送信する。
オシロスコープ7には、トリガ信号SIG2、及び出力データD1のデータ信号が入力される。例えばオシロスコープ7は、検査では、トリガ信号SIG2の出力、及び出力データD1が有する所定のデータに含まれる開始ビット信号の送信をそれぞれトリガとし、オシロスコープ7は、2つのトリガの時間間隔を計算する。
<機能構成>
図4は、本発明の一実施形態に係るマージングユニットの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図4は、マージングユニット1の機能構成の一例である。以下、マージングユニット1が図3で示すシステム構成で使用される場合を例にして、マージングユニット1の機能構成を説明する。
マージングユニット1は、サンプリング部1F1と、データ出力部1F2と、トリガ信号出力部1F3と、トリガ条件設定部1F4とを有する。
サンプリング部1F1は、フィルタ部1F11と、A/D変換部1F12と、サンプリング制御部1F13とを有する。
フィルタ部1F11は、マージングユニット1が計測する信号に対して、信号が有するノイズを減衰させる等のために、ローパスフィルタ処理等を行う。フィルタ部1F11は、アナログフィルタ1H13等によって実現される。
A/D変換部1F12は、マージングユニット1が計測する信号をA/D変換する。A/D変換によって、電気量がサンプリングされる。A/D変換部1F12は、A/D変換器1H2等によって実現される。
サンプリング制御部1F13は、A/D変換部1F12がA/D変換を行うタイミングを制御、及びトリガ信号出力部1F3にサンプリングトリガ信号を出力する。サンプリング制御部1F13は、FPGA1H3、CPU1H4、及びトリガ信号生成回路1H7等によって実現される。サンプリング制御部1F13は、サンプリングトリガ信号を生成し、サンプリングトリガ信号に基づくタイミングでA/D変換部1F12がA/D変換を行う。サンプリング制御部1F13が定期的にサンプリングトリガ信号を生成することで、定期的にサンプリングが行われるため、出力データD1が定期的に出力される。サンプリングトリガ信号は、1PPS(Pulse Per Second)信号、及びPTP(Precise Time Protocol)等を用いて、時刻ソースに同期するように生成される信号である。
サンプリング制御部1F13は、生成したサンプリングトリガ信号をトリガ信号出力部1F3に出力する。
データ出力部1F2は、計測値換算部1F21、及びSVメッセージデータ生成部1F22を有する。
計測値換算部1F21は、サンプリングされる電気量を換算し、電気量データを生成する。計測値換算部1F21は、CPU1H4等によって実現される。
SVメッセージデータ生成部1F22は、出力データD1を生成する。SVメッセージデータ生成部1F22は、生成する出力データD1を外部装置であるオシロスコープ7、及びスイッチングハブ41等に送信する。
出力データD1は、例えばSVメッセージデータである。以下、出力データD1がSVメッセージデータである場合を例に説明する。SVメッセージデータ生成部1F22に生成されるSVメッセージデータは、計測値換算部1F21が生成する電気量データを含む。SVメッセージの詳細は、後述する。SVメッセージデータ生成部1F22は、CPU1H4等によって実現される。
トリガ信号出力部1F3は、トリガ信号SIG2をオシロスコープ7に出力する。トリガ信号出力部1F3は、トリガ条件設定部1F4によって設定されるトリガ条件が満たされると、サンプリング制御部1F13が生成したサンプリングトリガ信号を、トリガ信号SIG2として出力する。トリガ信号出力部1F3は、例えばサンプリング制御部1F13が生成したサンプリングトリガ信号を入力し、トリガ条件が満たされた場合のサンプリングトリガ信号を、トリガ信号出力端子1H12に出力することで、トリガ信号SIG2を出力する。トリガ信号SIG2は、サンプリング制御部1F13から入力されるサンプリングトリガ信号のうち、トリガ条件が満たされた場合の信号である。トリガ信号出力部1F3は、CPU1H4、トリガ信号生成回路1H7、及びスイッチ1H9等によって実現される。
トリガ条件設定部1F4は、トリガ条件を設定する。トリガ条件設定部1F4は、トリガ条件の設定をPC9等から入力する。トリガ条件設定部1F4は、CPU1H4等によって実現される。
サンプリング部1F1は、サンプリングトリガ信号に基づいて、電気量をサンプリングする。サンプリング部1F1によってサンプリングされる電気量に基づいて、データ出力部1F2は、出力データD1を生成し、送信する。
トリガ条件設定部1F4によって設定されるトリガ条件が満たされると、トリガ信号出力部1F3は、サンプリングトリガ信号をトリガ信号SIG2として出力する。つまり、マージングユニット1は、オシロスコープ7等の外部装置に、トリガ条件が満たされた場合に電気量がサンプリングされるタイミングを、トリガ信号SIG2によって明示できる。
<全体処理>
図5は、本発明の一実施形態に係るマージングユニットテストシステムによる全体処理の一例を示すフローチャートである。
図5は、図3、及び図4で説明したマージングユニットテストシステム100によって、マージングユニット1の処理時間を計測する処理の一例を説明する図である。
ステップS1では、マージングユニットテストシステム100は、オシロスコープ7のCH設定を行う。図3、及び図4の場合、オシロスコープ7のCH1入力端子71は、マージングユニット1のトリガ信号出力端子1H12に接続される。したがって、オシロスコープ7のCH1入力端子71には、マージングユニット1からトリガ信号SIG2が入力される。ステップS1では、マージングユニットテストシステム100は、オシロスコープ7のCH1について、例えばトリガ信号SIG2の立ち上がりエッジがトリガとなるようにオシロスコープ7を設定する。
図3、及び図4の場合、オシロスコープ7のCH2入力端子72は、マージングユニット1のネットワーク出力端子1H6に接続される。したがって、オシロスコープ7のCH2入力端子72には、出力データD1のデータ信号が入力される。ステップS1では、マージングユニットテストシステム100は、オシロスコープ7のCH2について、出力データD1が有する所定のデータの先頭ビットがトリガとなるようにオシロスコープ7を設定する。
ステップS1では、マージングユニットテストシステム100は、オシロスコープ7のCH1と、CH2とに入力される信号の時間間隔を計算するようにオシロスコープ7を設定する。つまり、マージングユニットテストシステム100は、オシロスコープ7のCH1にマージングユニット1からトリガ信号SIG2が出力されるタイミング、及びオシロスコープ7のCH2にマージングユニット1からSFDデータD12の先頭ビットが出力されるタイミングによる2つのタイミングの差を計算するように、オシロスコープ7を設定する。
ステップS2では、マージングユニットテストシステム100は、マージングユニット1のトリガ条件を設定する。トリガ条件は、トリガ条件の各パラメータを、マージングユニット1に例えばPC9から入力することによって設定される。
マージングユニットテストシステム100において、ステップS2でマージングユニット1にトリガ条件が設定されると、ステップS4に相当する動作を、マージングユニット1が開始する。ステップS4と並行して、オシロスコープ7は、ステップ4で動作しているマージングユニット1の処理時間を計測するステップS3、及びステップS3の計測結果に基づいて、時間データを生成するステップS5の処理を行う。
ステップS3では、オシロスコープ7は、マージングユニット1動作時のマージングユニット1の処理時間を計測する。
図6は、本発明の一実施形態に係るマージングユニットテストシステムにおいてオシロスコープが行う処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、ステップS3の一例の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS301では、オシロスコープ7は、CH1のトリガ信号SIG2入力待ちを行う。ステップS301では、オシロスコープ7は、オシロスコープ7のCH1入力端子71に、トリガ信号SIG2が、マージングユニット1から入力されるのを待つ処理を行う。
ステップS302では、オシロスコープ7は、CH1にトリガ信号SIG2が入力されたか否かの判断を行う。トリガ信号SIG2がCH1入力端子71に入力されたとオシロスコープ7が判断する場合(ステップS302でYES)、オシロスコープ7は、ステップS303に進む。トリガ信号SIG2がCH1入力端子71に入力されていないとオシロスコープ7が判断する場合(ステップS302でNO)、オシロスコープ7は、ステップS301に進む。
ステップS303では、オシロスコープ7は、CH1にトリガ信号SIG2が入力された時刻を記憶する。
ステップS304では、オシロスコープ7は、CH2の出力データD1のデータ信号入力待ちを行う。ステップS304では、オシロスコープ7は、オシロスコープ7のCH2入力端子72に、CH2のトリガ信号として、出力データD1のデータ信号がマージングユニット1から入力されるのを待つ処理を行う。
ステップS305では、オシロスコープ7は、CH2に出力データD1のデータ信号が入力されたか否かの判断を行う。出力データD1のデータ信号がCH2入力端子72に入力されたとオシロスコープ7が判断する場合(ステップS305でYES)、オシロスコープ7は、ステップS306に進む。出力データD1のデータ信号がCH1入力端子71に入力されていないとオシロスコープ7が判断する場合(ステップS305でNO)、オシロスコープ7は、ステップS304に進む。
ステップS306では、オシロスコープ7は、CH2に出力データD1のデータ信号が入力された時刻を記憶する。
ステップS307では、オシロスコープ7は、CH1にトリガ信号SIG2が入力された時刻、及びCH2に出力データD1のデータ信号が入力された時刻からマージングユニット1の処理時間を計算して記憶する。ステップS307では、オシロスコープ7は、例えばCH1にトリガ信号SIG2が入力された時刻、及びCH2に出力データD1のデータ信号が入力された時刻の差分を計算する。差分は、CH1にトリガ信号SIG2が入力された時刻からCH2に出力データD1のデータ信号が入力された時刻までに要した時間であるため、マージングユニット1がA/D変換を開始してから、マージングユニット1が出力データD1のデータ信号を出力するまでにかかる時間に相当する時間である。したがって、差分は、マージングユニット1の処理時間である。
ステップS4では、マージングユニット1は、所定の動作を行う。
図7は、本発明の一実施形態に係るマージングユニットテストシステムにおいてマージングユニットが行う処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、ステップS4の一例の詳細を説明するフローチャートである。
ステップS401では、マージングユニット1は、サンプリング制御部1F13がサンプリングタイミングでサンプリングトリガ信号を出力する。
マージングユニット1は、ステップS401でサンプリングトリガ信号が出力されると、ステップS402乃至S404の処理、及びステップS405乃至S407の処理を並行して開始する。
ステップS402では、マージングユニット1は、A/D変換部1F12が電気量をサンプリングする。
ステップS403では、マージングユニット1は、計測値計算部1F21が電気量をサ換算する。ステップS403では、マージングユニット1は、計測値計算部1F21がステップS402でサンプリングされた電気量を換算する。
ステップS404では、マージングユニット1は、SVメッセージ生成部1F22が電気量を格納して生成し、SVメッセージデータを出力する。ステップS402乃至S404の処理は、ステップS405乃至S407の処理に係わらず、並行して繰り返し行われる。
図8は、本発明の一実施形態に係るSVメッセージの一例を説明する図である。
図8は、IEC61850−9−2より引用している図である。出力データD1であるSVメッセージデータのデータ構造は、例えばIEC61850−9−2で規定された構造である。
出力データD1は、例えば同期を取る処理等に用いるプリアンブル(Preamble)データD11、及びStart Frame Delimiter(以下、SFD)データD12等を有する。出力データD1は、APDU(Application Protocol Data Unit)D13等を有する。
説明では、出力データD1が有する所定のデータがSFDデータD12である場合を例に説明する。
所定のデータがSFDデータD12である場合、ステップS1では、マージングユニットテストシステム100は、オシロスコープ7のCH2について、SFDデータD12の先頭ビットがトリガとなるようにオシロスコープ7が設定される。
ステップS405では、マージングユニット1は、トリガ信号出力部1F3が時刻を取得し、カウント値を更新する。
ステップS406では、マージングユニット1は、トリガ条件が成立したか否かを判断する。ステップS406でマージングユニット1がステップS2で設定されたトリガ条件を満たしていると判断する場合(ステップS406でYES)、マージングユニット1は、ステップS407に進む。ステップS406でマージングユニット1がステップS2で設定されたトリガ条件を満たしていないと判断する場合(ステップS406でNO)、マージングユニット1は、処理を終了する。
ステップS407では、マージングユニット1は、トリガ信号出力部1F3がトリガ信号出力端子1H12からトリガ信号SIG2を出力する。
例えば「トリガ出力開始条件」の時間条件にサンプリングを開始する時間が設定されている場合、ステップS406では、マージングユニット1は、時間条件に設定された時間になった場合に、トリガ条件が満たされていると判断する。カウント値条件であるカウント値SmpCntの設定、又は「トリガ出力回数」も設定されている場合、ステップS406では、マージングユニット1は、設定されているカウント値条件、又は「トリガ出力回数」に係る条件も満たしている場合に、トリガ条件が満たされていると判断する。
図9は、本発明の一実施形態に係るトリガ条件の設定画面の一例を説明する図である。
トリガ条件は、ステップS2で、PC9が設定画面91を表示し、PC9が各パラメータをユーザに入力させる操作を行わせ、PC9が入力されたパラメータをマージングユニット1に入力する等によって設定される。設定画面91は、例えばPC9が有する出力装置等によって表示される操作画面である。
なお、トリガ条件は、設定画面91による設定に限られない。トリガ条件は、例えばマージングユニット1が有する入力装置等によるUI(User Interface)、及び設定ファイル等によって設定されてもよい。
トリガ条件は、例えば設定画面91で図示するように、「トリガ出力設定」、「トリガ出力端子」、「トリガ出力開始条件」、及び「トリガ出力回数」等のパラメータによって設定される。以下、トリガ条件が設定画面91によって設定される場合を例に説明する。
「トリガ出力設定」は、トリガ条件が満たされた場合に、マージングユニット1がトリガ信号SIG2を出力する状態か否かを切り替えるパラメータである。設定画面91で「トリガ出力設定」が「有効」と設定された場合、マージングユニット1は、トリガ条件が満たされた場合に、トリガ信号SIG2を出力する状態となる。
「トリガ出力端子」は、プルダウンメニュー等のGUI(Graphical User Interface)によって、トリガ信号SIG2を出力する出力端子を指定するパラメータである。設定画面91は、1PPS出力端子がトリガ信号出力端子1H12として機能する設定の例である。
「トリガ出力開始条件」は、トリガ信号SIG2の出力開始時間を設定する時間条件のパラメータである。トリガ信号SIG2の出力開始時間は、マージングユニット1がトリガ信号SIG2の出力を開始する時刻を年月日時分秒(以下、絶対時間という。)で指定する方式、及び設定後にマージングユニット1がトリガ信号SIG2の出力を開始するまでの待機時間(以下、相対時間という。)で指定する方式等によって設定されるパラメータである。相対時間による方式の場合、相対時間は、「トリガ出力設定」を「有効」としてから待機時間のカウントが開始される。例えば相対時間「3秒」と設定する場合、マージングユニット1は、トリガ条件が設定されてから3秒間の待機時間の後、トリガ信号SIG2の出力を開始する。
「トリガ出力開始条件」は、マージングユニット1が電気量のサンプリングを開始する時間を設定するパラメータである。「トリガ出力開始条件」は、設定される時間に計測される複数の電気量から、サンプリングを開始する電気量を特定するパラメータである。「トリガ出力開始条件」には、カウント値SmpCntが設定される。カウント値SmpCntは、絶対時間、又は相対時間で指定された時間に計測される電気量のうち、計測された順にカウントした値である。カウント値SmpCntに基づいて、マージングユニット1は、計測される複数の電気量から、サンプリング対象となる電気量を特定する。
「トリガ出力回数」は、「トリガ出力開始条件」に基づいてマージングユニット1がサンプリングを行う回数、及びトリガ信号SIG2を出力する回数を設定するパラメータである。「トリガ出力回数」が2以上である場合、マージングユニット1は、計測される複数の電気量うち、複数の電気量をサンプリングする。
図10は、本発明の一実施形態に係る電気量のサンプリングの一例を説明する図である。
以下、設定画面91で、マージングユニット1に「トリガ出力開始条件」の「相対時間指定」で「3秒後」、「トリガ出力開始条件」の「カウント値」で「5」、及び「トリガ出力回数」で「1回」のトリガ条件を設定する場合を例に説明する。
設定を行う時間TSは、設定画面91の「トリガ出力設定」が「有効」と設定されたパラメータがマージングユニット1に入力されるタイミングである。設定を行う時間TSに、設定画面91によってマージングユニット1にトリガ条件が設定される場合、マージングユニット1は、「トリガ出力開始条件」の「相対時間指定」で指定する待機時間「3秒」後に対応する「2014/7/31 13:15:03」に電気量のサンプリングを開始する。
図10である場合、時間条件に対応する時間は、設定を行う時間TSから相対時間で設定される待機時間3秒後を含む時刻「2014/7/31 13:15:03」の1秒間である。
絶対時間の場合、時間条件に対応する時間は、絶対時間で設定される時刻、例えば「2014/7/31 13:15:03」の1秒間等である。
電源系統が96サンプル/サイクルの電気量を有し、かつ、電源系統が60Hzである場合、電源系統の電気量は、1秒間に0乃至5759のカウント値でカウントされる。電源系統が96サンプル/サイクルの電気量を有し、かつ、電源系統が50Hzである場合、電源系統の電気量は、1秒間に0乃至4799のカウント値でカウントされる。
図10は、電源系統が96サンプル/サイクルの電気量を有し、かつ、電源系統が50Hzである場合、かつ、カウント値SmpCntが絶対時間の区切りごとで「0」にリセットされる場合の例である。
図10である場合、マージングユニット1は、図示するトリガ出力開始時間TG1「2014/7/31 13:15:03」に計測される電気量のうち、トリガ条件に基づいて、カウント値SmpCntが「5」である電気量を「1回」サンプリングする。
ステップS404では、マージングユニット1は、出力データD1をオシロスコープ7のCH2に出力する。マージングユニット1は、ステップS402で電気量をサンプリングし、電気量を換算すると、電気量を格納して出力データD1を生成する。生成される出力データD1は、図8で示すSVメッセージデータである。マージングユニット1は、サンプリングした電気量をサンプリングデータとしてAPDUD13に格納して、SVメッセージデータを生成する。
マージングユニット1は、トリガ条件に設定される「トリガ出力回数」、及びトリガ信号SIG2を出力した回数が等しいか否かを判断する。「トリガ出力回数」、及びトリガ信号SIG2を出力した回数が等しい場合、マージングユニット1は、サンプリング、及びマージングユニット1の処理時間の計測を終了し、時間データを生成する。「トリガ出力回数」とトリガ信号SIG2を出力した回数が等しくない場合、マージングユニット1は、サンプリング、及びマージングユニット1の処理時間の計測を繰り返す。
図10である場合、トリガ条件の「トリガ出力回数」に「1回」と設定されているため、マージングユニット1は、ステップS3を1回行う。
図11は、本発明の一実施形態に係るSVメッセージのAPDU構成の一例を説明する図である。
図11は、IEC61850−9−2より引用している図である。
APDUD13は、例えばカウント値データD131、及びサンプリングデータD132等を有する。
図10に示すトリガ条件である場合、APDUD13は、カウント値データD131に、「トリガ出力開始条件」の「カウント値」に設定された「5」の値を格納する。
図10に示すトリガ条件である場合、APDUD13は、サンプリングデータD132に、図10で示すトリガ条件でサンプリングした電気量を格納する。
APDUD13のカウント値データD131に「カウント値」が格納されるため、サンプリングされる電気量は、「カウント値」によって、特定される。つまり、APDUD13は、カウント値データD131に格納される「カウント値」に対応する電気量をサンプリングデータD132に格納する。
ステップS5では、オシロスコープ7は、時間データを生成する。
ステップS5では、オシロスコープ7は、ステップS3で計測したマージングユニット1の処理時間に基づいて、時間データを生成する。
図12は、本発明の一実施形態に係るマージングユニットの処理時間の計算の一例を説明する図である。
図12は、ステップS301でオシロスコープ7のCH1に入力されるトリガ信号SIG2を、CH1データDCH1として、オシロスコープ7が波形図で示す場合の一例を示す図である。
同様に、図12は、ステップS304でオシロスコープ7のCH2に入力される出力データD1のデータ信号を、CH2データDCH2として、オシロスコープ7が波形図で示す場合の一例を示す図である。
ステップS307で計算されるマージングユニット1の処理時間の一例を、オシロスコープ7が示す波形図で説明する。
オシロスコープ7には、ステップS407でマージングユニット1から出力され、ステップS301でオシロスコープ7のCH1に入力されるトリガ信号SIG2に基づいて、トリガ信号SIG2の入力タイミング(以下、第一タイミングという。)TG1が明示される。第一タイミングは、ステップS303で記憶される時刻に相当する。
オシロスコープ7には、ステップS404でマージングユニット1から出力され、ステップS304でオシロスコープ7のCH2に入力される出力データD1が有するSFDデータD12の先頭ビットに基づいて、出力データD1が有するSFDデータD12の先頭ビットの入力タイミング(以下、第二タイミングという。)TG2が明示される。オシロスコープ7は、マージングユニット1から出力されるSVメッセージのデータ信号を解析し、SFDデータD12の先頭ビットを検出する。オシロスコープ7は、SFDデータD12の先頭ビットを検出したタイミングを第二タイミングTG2とする。第二タイミングは、ステップS306で記憶される時刻に相当する。
オシロスコープ7は、第一タイミングTG1、及び第二タイミングTG2に基づいてマージングユニット1の処理時間をステップS5で計算する。
ステップS5では、オシロスコープ7は、時間データを生成する。時間データは、マージングユニット1の処理時間を示すデータである。なお、時間データは、マージングユニット1の処理時間に代えて、マージングユニット1の処理時間に、アナログフィルタによる遅延時間等を加えた時間である処理時間Tであってもよい。この場合、アナログフィルタによる遅延時間等は、例えばユーザの操作によって、予めオシロスコープ7に入力される。オシロスコープ7は、マージングユニット1の処理時間にアナログフィルタによる遅延時間等を加えた時間を、時間データとしてもよい。以下、時間データがマージングユニット1の処理時間を示すデータである場合を例に説明する。
図12では、オシロスコープ7は、ステップS3で計測されるマージングユニット1の処理時間を示す時間データDT1を表示する。つまり、図12である場合、オシロスコープ7は、時間データDT1の表示によって、第一タイミングTG1、及び第二タイミングの時間間隔であるマージングユニット1の処理時間を明示できる。なお、時間データは、図12のようにオシロスコープ7によって表示されるデータに限られない。時間データは、例えばオシロスコープ7によって計測したマージングユニット1の処理時間の値として、ファイル等に記憶され、時間データは、計測したマージングユニット1の処理時間が記憶されるファイル等によって出力されてもよい。ユーザは、ファイル等によって出力されたマージングユニット1の処理時間に、アナログフィルタによる遅延時間等を加えて、処理時間Tを計算することができる。
IEC61968−9である場合、検査では、時間データDT1に、アナログフィルタによる遅延時間等を加えた時間が2ms以下であるか否かを調べることによって、マージングユニット1の処理時間Tに係る検査を行うことができる。
時間データは、2以上のマージングユニット1の処理時間を統計処理した統計データでもよい。
図13は、本発明の一実施形態に係る2以上の電気量をサンプリングする場合の一例を説明する図である。
図13は、図10と同様に、電源系統が96サンプル/サイクルの電気量を有し、かつ、電源系統が50Hzである場合を例に示す図である。
マージングユニット1が複数の電気量をサンプリングする場合、オシロスコープ7は、マージングユニット1が複数回行う電気量のサンプリングについて、それぞれのサンプリングに対するマージングユニット1の処理時間をそれぞれ計算し、計算される各マージングユニット1の処理時間の平均値等を計算する統計処理を行う。マージングユニット1が複数の電気量をサンプリングする場合、マージングユニット1は、例えば図13で示すトリガ条件が設定される。トリガ条件の設定は、図10の場合と同様に、例えば図9で示す設定画面91によって行われる。以下、図13に示すサンプリングが設定画面91によって設定される場合を例に説明する。なお、統計処理の対象は、マージングユニット1の処理時間に代えて、マージングユニット1の処理時間に、それぞれアナログフィルタによる遅延時間等を加えた時間である処理時間Tであってもよい。
図13は、設定画面91の「トリガ出力開始条件」の「絶対時間指定」によって指定するトリガ出力開始時刻TTGが、絶対時間で「2014/7/31 13:15:03」と設定される場合である。つまり、図13である場合、「2014/7/31 13:15:03」の時刻に、マージングユニット1によって計測される電気量がサンプリング対象となる。
図13は、設定画面91の「トリガ出力開始条件」の「カウント値」を「0」、及び「トリガ出力回数」を「4800回」とするトリガ条件を設定する場合である。電源系統が96サンプル/サイクルの電気量を有し、かつ、電源系統が50Hzである場合、1秒間に計測される電気量は、4800個である。つまり、「カウント値」に「0」、及び「トリガ出力回数」に「4800回」と設定される場合、マージングユニット1は、1秒間に計測される4800個の電気量をサンプリングする。
図13で示す設定である場合、マージングユニット1は、ステップS3の処理をトリガ出力開始時刻TTGから開始する。マージングユニット1は、計測されるカウント値SmpCntが0乃至4799である電気量に対してステップS3の処理をそれぞれ行う。
ステップS406では、4800個の電気量がサンプリングされていない場合、マージングユニット1は、トリガ条件が成立していると判断する(ステップS406でYES)。したがって、電気量をサンプリングした回数が、4800回未満である場合、マージングユニット1は、ステップS407でトリガ信号SIG2が出力される。ゆえに、オシロスコープ7は、ステップS407で出力されるトリガ信号SIG2、及びステップS407に対応するステップS404で出力されるSVメッセージデータのデータ信号をそれぞれ4800回入力する。
ステップS406では、4800個の電気量がサンプリングされている場合、マージングユニット1は、トリガ条件が成立していないと判断する(ステップS406でNO)。
ステップS5では、オシロスコープ7は、ステップS3で計測された複数のマージングユニット1の処理時間を統計処理した時間データを生成する。時間データは、各サンプリングに対するマージングユニット1の処理時間を統計処理した処理結果である統計データT2である。図13である場合、オシロスコープ7は、4800個のマージングユニット1の処理時間を統計処理する。統計データT2は、平均値データDT21、分散値データDT22、最小値データDT23、及び最大値データDT24のうち、少なくともいずれか一つを示すデータである。なお、統計データT2は、標準偏差値、及び標準偏差値の3倍から計算するいわゆる3σ等を含んでもよい。
図14は、本発明の一実施形態に係る統計データの一例を説明する図である。
図示するように、オシロスコープ7は、例えば図12で示した時間データDT1に加えて、統計処理によって計算した統計データDT2を表示する。
オシロスコープ7は、統計データDT2の平均値データDT21から、1秒間におけるマージングユニット1の処理時間の平均値を明示できる。オシロスコープ7は、統計データDT2の最大値データDT24から、1秒間における複数のマージングユニット1の処理時間のうち、処理時間が最も長い、いわゆる最悪値が明示できる。IEC61968−9である場合、処理時間Tの平均値、及び最悪値が2ms以下であるか否かを調べる検査を行うため、検査では、統計処理されたマージングユニット1の処理時間の平均値等に、アナログフィルタによる遅延時間等を加えて、処理時間Tの平均値、及び最悪値が2ms以下であるか否かをユーザは、検査できる。
また、オシロスコープ7は、分散値データDT22、又は最小値データDT23と、最大値データDT24との差等からマージングユニット1の処理時間のばらつきを明示できる。アナログフィルタによる遅延時間等は、固定値であるためばらつきを有しないと仮定できるので、処理時間Tのばらつきは、マージングユニット1の処理時間のばらつきから判断することができる。
マージングユニット1には、トリガ条件が設定される。マージングユニット1は、設定されるトリガ条件に基づいて、トリガ信号SIG2を出力する。
マージングユニット1は、電気量をサンプリングし、出力データD1を出力する。マージングユニット1は、トリガ条件に基づいてトリガ信号SIG2の出力し、かつ、トリガ条件が満たされた場合では、マージングユニット1は、トリガ信号SIG2のタイミングで電気量のサンプリングを行う。したがって、マージングユニット1は、オシロスコープ7等の外部装置に、トリガ信号SIG2によって、トリガ条件が満たされた場合において、電気量をサンプリングするタイミングを明示できる。
マージングユニット1に接続されるオシロスコープ7は、マージングユニット1が出力するトリガ信号SIG2によって、トリガ条件が満たされた場合に、マージングユニット1が電気量をサンプリングするタイミングが明示される。マージングユニット1が出力する出力データD1を解析することによって、マージングユニット1に接続されるオシロスコープ7には、出力データD1が有する所定のデータをマージングユニット1が送信するタイミングが明示される。オシロスコープ7は、2つのタイミングの時間差からマージングユニット1の処理時間を計算することができる。マージングユニット1の処理時間にアナログフィルタによる遅延時間等を加えて処理時間Tが計算される。計算されるマージングユニット1の処理時間が、時間データDT1として表示されるので、アナログフィルタによる遅延時間等を加えると、マージングユニット1がIEC61869−9等の規格に準拠しているか否かを検査することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 マージングユニットテストシステム
1 マージングユニット
1H1 入力端子
1H2 A/D変換器
1H3 FPGA
1H4 CPU
1H5 LANコントローラ
1H6 ネットワーク出力端子
1H7 トリガ信号生成回路
1H8 クロック信号生成器
1H9 スイッチ
1H10 不揮発メモリ
1H11 RAM
1H12 トリガ信号出力端子
1H13 アナログフィルタ
1F1 サンプリング部
1F11 フィルタ部
1F12 A/D変換部
1F13 サンプリング制御部
1F2 データ出力部
1F21 計測値換算部
1F22 SVメッセージデータ生成部
1F3 トリガ信号出力部
1F4 トリガ条件設定部
2 変流器
3 変圧器
4 LAN
41 スイッチングハブ
5 保護リレー
6 遮断器制御装置
61 遮断器
7 オシロスコープ
71 CH1入力端子
72 CH2入力端子
8 信号発生器
9 PC
91 設定画面
D1 出力データ
D11 プリアンブルデータ
D12 SFDデータ
D13 APDU
D131 カウント値データ
D132 サンプリングデータ
DCH1 CH1データ
DCH2 CH2データ
DT1 時間データ
DT2 統計データ
DT21 平均値データ
DT22 分散値データ
DT23 最小値データ
DT24 最大値データ
SIG1 トリップ信号
SIG2 トリガ信号
TG1 トリガ信号SIG2の入力タイミング(第一タイミング)
TG2 出力データD1が有するSFDデータD12の先頭ビットの入力タイミング(第二タイミング)
I 電流量
V 電圧量
T 処理時間
TS 設定を行う時間
TTG トリガ出力開始時刻
TG1 トリガ出力開始時間

Claims (9)

  1. 電源系統の電気量を計測するマージングユニットであって、
    計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする条件であるトリガ条件を設定する設定部と、
    前記トリガ条件が満たされると、計測される前記電気量をサンプリングするサンプリング部と、
    前記サンプリング部によってサンプリングされる前記電気量に基づいて生成される出力データを送信するデータ送信部と、
    前記トリガ条件が満たされると、トリガ信号を外部装置に出力する信号出力部と
    を有し、
    前記設定部は、前記トリガ条件として、前記トリガ信号を出力する時刻、及び計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする時刻を含む時間条件を設定する
    マージングユニット。
  2. 電源系統の電気量を計測するマージングユニットであって、
    計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする条件であるトリガ条件を設定する設定部と、
    前記トリガ条件が満たされると、計測される前記電気量をサンプリングするサンプリング部と、
    前記サンプリング部によってサンプリングされる前記電気量に基づいて生成される出力データを送信するデータ送信部と、
    前記トリガ条件が満たされると、トリガ信号を外部装置に出力する信号出力部と
    を有し、
    前記設定部は、前記トリガ条件として、前記トリガ条件の設定から前記トリガ信号を出力するまでの待機時間、及び計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングするまでの待機時間を含む時間条件を設定する
    マージングユニット。
  3. 前記設定部は、前記トリガ条件として、前記時間条件、及び前記時間条件に対応する時間に計測される複数の前記電源系統の前記電気量から、前記電気量をカウントするカウント値によって、サンプリングする前記電気量を特定するカウント値条件を設定する請求項1又は2に記載のマージングユニット。
  4. 電源系統の電気量を計測するマージングユニット、及び前記マージングユニットに接続されるオシロスコープを有するマージングユニットテストシステムであって、
    計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする条件であるトリガ条件を設定する設定部と、
    前記トリガ条件が満たされると、計測される前記電気量をサンプリングするサンプリング部と、
    前記サンプリング部によってサンプリングされる前記電気量に基づいて生成される出力データを前記オシロスコープに送信するデータ送信部と、
    前記トリガ条件が満たされると、トリガ信号を前記オシロスコープに出力する信号出力部と
    を有する前記マージングユニットと、
    前記出力データが有する所定のデータを前記データ送信部が送信する時間、及び前記トリガ信号を前記信号出力部が出力する時間の時間間隔を計算する時間計算部と、
    前記時間間隔に基づいて時間データを生成する時間データ生成部と
    を有する前記オシロスコープと
    を有し、
    前記設定部は、前記トリガ条件として、前記トリガ信号を出力する時刻、及び計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする時刻を含む時間条件を設定するマージングユニットテストシステム。
  5. 電源系統の電気量を計測するマージングユニット、及び前記マージングユニットに接続されるオシロスコープを有するマージングユニットテストシステムであって、
    計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする条件であるトリガ条件を設定する設定部と、
    前記トリガ条件が満たされると、計測される前記電気量をサンプリングするサンプリング部と、
    前記サンプリング部によってサンプリングされる前記電気量に基づいて生成される出力データを前記オシロスコープに送信するデータ送信部と、
    前記トリガ条件が満たされると、トリガ信号を前記オシロスコープに出力する信号出力部と
    を有する前記マージングユニットと、
    前記出力データが有する所定のデータを前記データ送信部が送信する時間、及び前記トリガ信号を前記信号出力部が出力する時間の時間間隔を計算する時間計算部と、
    前記時間間隔に基づいて時間データを生成する時間データ生成部と
    を有する前記オシロスコープと
    を有し、
    前記設定部は、前記トリガ条件として、前記トリガ条件の設定から前記トリガ信号を出力するまでの待機時間、及び計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングするまでの待機時間を含む時間条件を設定するマージングユニットテストシステム。
  6. 前記時間計算部は、複数の前記時間間隔を計算し、
    前記時間データ生成部は、前記時間計算部が計算する複数の前記時間間隔を統計処理して生成する統計データを前記時間データとして生成する請求項4又は5に記載のマージングユニットテストシステム。
  7. 前記統計データは、複数の前記時間間隔の平均値、複数の前記時間間隔の最大値、複数の前記時間間隔の最小値、及び複数の前記時間間隔の分散値のうち、少なくともいずれか一つを含むデータである請求項に記載のマージングユニットテストシステム。
  8. 電源系統の電気量を計測するマージングユニットが行うトリガ信号出力方法であって、
    前記マージングユニットが、計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする条件であるトリガ条件を設定する設定手順と、
    前記マージングユニットが、前記トリガ条件が満たされると、計測される前記電気量をサンプリングするサンプリング手順と、
    前記マージングユニットが、前記サンプリング手順でサンプリングする前記電気量に基づいて生成される出力データを送信するデータ送信手順と、
    前記マージングユニットが、前記トリガ条件が満たされると、トリガ信号を外部装置に出力する信号出力手順と
    を行い、
    前記設定手順では、前記トリガ条件として、前記トリガ信号を出力する時刻、及び計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする時刻を含む時間条件を設定する
    トリガ信号出力方法。
  9. 電源系統の電気量を計測するマージングユニットが行うトリガ信号出力方法であって、
    前記マージングユニットが、計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングする条件であるトリガ条件を設定する設定手順と、
    前記マージングユニットが、前記トリガ条件が満たされると、計測される前記電気量をサンプリングするサンプリング手順と、
    前記マージングユニットが、前記サンプリング手順でサンプリングする前記電気量に基づいて生成される出力データを送信するデータ送信手順と、
    前記マージングユニットが、前記トリガ条件が満たされると、トリガ信号を外部装置に出力する信号出力手順と
    を行い、
    前記設定手順では、前記トリガ条件として、前記トリガ条件の設定から前記トリガ信号を出力するまでの待機時間、及び計測される前記電源系統の前記電気量をサンプリングするまでの待機時間を含む時間条件を設定する
    トリガ信号出力方法。
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