JP6550607B1 - 音響再生装置 - Google Patents

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Abstract

ディスプレイ端末を別途用いることなく、ワイヤレスイヤホンのGUIとして機能するクレードルを備えた音響再生装置を提供する。ワイヤレスイヤホン1と、前記ワイヤレスイヤホンを収納するクレードル50とを備えた音響再生装置において、前記クレードル50が、前記ワイヤレスイヤホン1を充電する充電池と、前記ワイヤレスイヤホン1の入出力インタフェースとして機能するタッチパネル51とを備えている。

Description

本発明は、プレーヤーに接続して使用されるイヤホン等の音響再生装置であって、特に、プレーヤーとの間でケーブル接続を要しないワイヤレス型の音響再生装置に関する。
従来、オーディオプレーヤーやスマートフォン等の、音楽等の再生機能を有する装置(以降、「プレーヤー」と総称する。)に接続されて使用されるイヤホンとして、プレーヤーとの接続にケーブルを要しないワイヤレスイヤホンが知られている。ワイヤレスイヤホンは、Bluetooth(登録商標)等の無線通信でプレーヤーとペアリングすることによって、音楽用の信号を無線で受信し再生することができる。その結果、プレーヤーにケーブルで連結された有線型イヤホンに比べ、歩行時や運動時のケーブルの引っ掛けが無くなり、快適性や利便性がより向上する。
最近、市販されている完全ワイヤレスイヤホンの場合は、左右のイヤホンのそれぞれにバッテリーが内蔵されているため、左右のイヤホンを無線により互いに連結することが可能となり、より小型軽量化が実現されている。
しかし、完全ワイヤレスイヤホンの場合は、バッテリーが左右のイヤホンに内蔵されるので、バッテリーの外形サイズや厚みが限定される。このため、バッテリー容量を大きくすることができず、再生可能時間が数時間程度に限定される。そのため、視聴しないときには、バッテリーが内蔵されたケース(「クレードル」と呼ばれる。)にワイヤレスイヤホンを収納することによって、クレードルのバッテリーを利用してワイヤレスイヤホンを充電することができる(例えば下記の特許文献1参照)。
特開2017−99259号公報
イヤホンは小型であるため、イヤホン自体にはディスプレイを備えていない。近年、ワイヤレスイヤホンが高機能化を遂げ、ワイヤレスイヤホン内のセンサーで様々なデータを取得できるようになっているが、そのようなデータを目視で確認するためには、イヤホン以外にディスプレイ端末を使用することが必要である。また、ワイヤレスイヤホンの設定を変更する際にも、そのようなディスプレイ端末が必要となることがある。
本発明は、上記の課題を鑑み、ディスプレイ端末を別途用いることなく、ワイヤレスイヤホンのGUIとして機能するクレードルを備えた音響再生装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明の音響情報端末装置は、ワイヤレスイヤホンと、前記ワイヤレスイヤホンを収納するクレードルとを備えた音響再生装置であって、前記クレードルが、前記ワイヤレスイヤホンを充電する充電池と、前記ワイヤレスイヤホンの入出力インタフェースとして機能するタッチパネルとを備えている。
本発明の構成によれば、スマートフォンを持たなくても、ワイヤレスイヤホンだけでユーザに有益な情報を管理、提供することが可能な音響再生情報端末装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態の音響再生装置を構成するワイヤレスイヤホンとクレードルの外観図 図2は、第1実施形態のワイヤレスイヤホンとクレードルの断面図 図3は、第1実施形態の音響再生装置の機能的な構成を示すブロック図 図4は、第2実施形態のクレードルとタッチパネル表示例1 図5は、第2実施形態のクレードルとタッチパネル表示例2 図6は、第2実施形態のワイヤレスイヤホンとクレードルのブロック図 図7は、第3実施形態のクレードルとタッチパネル表示例 図8は、第3実施形態のワイヤレスイヤホンとクレードルのブロック図 図9は、第4実施形態のクレードルとタッチパネル表示例 図10は、第4実施形態のワイヤレスイヤホンとクレードルのブロック図 図11は、第5実施形態のワイヤレスイヤホンとヘッドマウントディスプレイの概念図 図12は、第5実施形態のワイヤレスイヤホンとヘッドマウントディスプレイのブロック図
以下、本発明の実施形態について説明する。
なお、本願における「イヤホン」とは、ユーザが耳に装着して音を聞くために使用できるあらゆる構成の音響再生装置を意味する。「イヤホン」には、ユーザの外耳道に耳栓のように挿入されるタイプ(カナル型と呼ばれることがある。)と、外耳道には挿入されずに耳穴に浅く装着されるタイプ(インイヤー型またはインナーイヤー型等と呼ばれることがある。)があるが、ここでの「イヤホン」は両者を含む。
本発明の第1の構成に係る音響再生装置は、
ワイヤレスイヤホンと、前記ワイヤレスイヤホンを収納するクレードルとを備えた音響再生装置であって、
前記クレードルが、
前記ワイヤレスイヤホンを充電する充電池と、
前記ワイヤレスイヤホンの入出力インタフェースとして機能するタッチパネルとを備えている。
この構成によれば、スマートフォンを持たなくても、ワイヤレスイヤホンだけでユーザに有益な情報を管理、提供することが可能となる。
第2の構成に係る音響再生装置は、第1の構成において、
前記ワイヤレスイヤホンが、左耳用イヤホンと右耳用イヤホンとを含み、
前記左耳用イヤホンと前記右耳用イヤホンとが独立して構成されている。
この構成によれば、片方のイヤホンだけでも使用することが可能であり、左右の聴覚の違いに応じた周波数特性や好みに応じたイコライザー特性を設定することが可能な響情報端末装置を提供することができる。
第3の構成に係る音響再生装置は、第1または第2の構成において、
前記クレードルが、当該クレードルに収納されたワイヤレスイヤホンと接続するデータ
転送ポートを備えている。
この構成によれば、クレードルへの収納時に、ワイヤレスイヤホンの充電だけではなく、クレードル本体とデータ転送が可能となる。これにより、クレードルとワイヤレスイヤホンとの間で、短時間でデータ交換を行うことが可能となる。例えば、ワイヤレスイヤホンのファームウエアをアップデートすることも可能である。
第4の構成に係る音響再生装置は、第1〜第3のいずれかの構成において、
前記ワイヤレスイヤホンが、マイクを備えている。
この構成によれば、イヤホンに内蔵されたマイクを用いることで、クレードルの操作やスマートフォン等の外部機器の操作をハンズフリーで使用することが可能となる。
第5の構成に係る音響再生装置は、第1〜第4のいずれかの構成においてさらに、
前記ワイヤレスイヤホンが、ユーザの運動情報および生体情報の少なくとも一方を含むセンサー情報を取得するセンサー部を備え、
前記クレードルに、前記センサー情報を前記センサー部から受け取り、当該センサー情報に基づく表示を前記タッチパネル上で行うデータ処理部が設けられている。
この構成によれば、ユーザの運動の履歴や心拍数等を取得し、クレードルのタッチパネルにグラフ等で表示させることが可能となる。
第6の構成に係る音響再生装置は、第1〜第5のいずれかの構成においてさらに、
前記ワイヤレスイヤホンが、現在位置の座標情報を取得する位置取得部をさらに備えている。
この構成によれば、イヤホンがGPS等を利用した位置取得部を持つことで、例えばユーザがランニングをしている際に、走行中の位置情報や履歴を記録し、クレードルのディスプレイで確認することもできる。
第7の構成に係る音響再生装置は、第1〜第6のいずれかの構成においてさらに、
前記ワイヤレスイヤホンが、他の端末との間で音声通話を行う音声通話部をさらに備えている。
この構成によれば、イヤホンが音声通話機能を持つことによって、スマートフォンが無い状態でも通信会話することが可能となる。
第8の構成に係る音響再生装置は、第1〜第7のいずれかの構成においてさらに、
前記ワイヤレスイヤホンが、前記ワイヤレスイヤホンの音響周波数特性を調整するイコライザー処理部をさらに備え、
前記イコライザー処理部は、前記タッチパネルを介して前記音響周波数特性の設定を受け付ける。
この構成によれば、クレードルのタッチパネルで音質イコライジングを設定しディスプレイで確認することによって、ユーザの左右別々の聴覚や好みに合わせた音響特性を容易に設定することができる。
第9の構成に係る音響再生装置は、第8の構成において、前記ワイヤレスイヤホンがマイクを備え、前記マイクから取り込んだ外部音を再生する補聴器として機能する。
この構成によれば、ワイヤレスイヤホンを補聴器として利用することができる。また、クレードルのタッチパネルを使用することにより、利用者自身が、聞こえにくい周波数帯域の音圧を上げるといった調整を容易に行うことが可能となる。
第10の構成に係る音響再生装置は、第4の構成においてさらに、
前記ワイヤレスイヤホンが、前記ワイヤレスイヤホンの再生レベルと前記マイクから得た外部環境のモニタリングレベルとの音圧比率を調整するモニター信号調整部をさらに備え、
前記モニター信号調整部は、前記タッチパネルを介して前記音圧比率の設定を受け付ける。
この構成によれば、クレードルのタッチパネルでオーディオプレーヤーなどの音楽の入力信号とマイクから収音された外部環境のモニタリングレベルの比率を設定することによって、屋外で音楽を視聴する場合でも外部音をモニタリングすることができるので、交通事故の防止等安全性が確保される。音楽を聴かない場合は、補聴器機能としても活用することができる。
第11の構成に係る音響再生装置は、第8ないし第10のいずれかの構成において、
前記タッチパネルが、左耳用と右耳用の設定を別個に受け付ける。
この構成によれば、クレードルのタッチパネルでオーディオプレーヤーなどの音楽の入力信号とマイクから収音された外部環境のモニタリングレベルの比率を左右イヤホン毎に設定することによって、例えば、左耳は音楽用、右耳は補聴器機能と区別して使用することもできる。
第12の構成に係る音響再生装置は、第4の構成において、
前記マイクから音声指示を受け付ける。
この構成によれば、例えば、オーディオプレーヤーなどの音楽の入力信号とマイクから収音された外部環境のモニタリングレベルの比率の設定等を、音声で指示することができる。
第13の構成に係る音響再生装置は、第5の構成において、
前記データ処理部が、前記センサー情報に基づく表示を前記タッチパネルにおいてリアルタイムで更新する。
この構成によれば、Bluetoothで接続されたクレードルのディスプレイに心拍数や消費カロリー等をリアルタイムで表示することが可能である。
第14の構成に係る音響再生装置は、第5の構成において、
前記センサー部が、ユーザの左右の耳から前記センサー情報を取得し、
前記データ処理部が、前記左右の耳から取得された前記センサー情報を、前記タッチパネルにおいて左右を比較可能な態様で表示する。
この構成によれば、右耳と左耳のセンサー情報を比較することで、ユーザ自身の体調や運動機能の変化、集中状態をより正確に管理することができる。
第15の構成に係る音響再生装置は、第1〜第14の構成において、
映像コンテンツを再生可能な再生回路と、前記再生回路で再生した映像データをヘッドマウントディスプレイに転送可能なポートとをさらに備えている。
この構成によれば、ヘッドマウントディスプレイとワイヤレスイヤホンとを連動させて、ARやVR等のコンテンツを視聴することが可能となる。また、ヘッドマウントディスプレイとワイヤレスイヤホンとを有線接続とすれば、無線接続する場合に比べて、データの遅延が発生しにくいため、解像度の高い映像データや音声データを遅延なく再生することができる。
第16の構成に係る音響再生装置は、第15の構成において、
前記ワイヤレスイヤホンが、前記映像コンテンツを格納可能な記録媒体を装着するスロットをさらに備えている。
この構成によれば、ワイヤレスイヤホン本体にメモリーカード等の記録媒体を装着することにより、仮想現実コンテンツまたは拡張現実コンテンツの解像度の高い映像コンテンツや音声データをワイヤレスイヤホンに保存することができる。これにより、ストリーミング等を要せずに映像コンテンツを視聴することが可能となる。
第17の構成に係る音響再生装置は、第15または第16の構成において、
前記ワイヤレスイヤホンが、前記映像コンテンツを受信するための通信制御媒体を装着するスロットをさらに備えている。
この構成によれば、ワイヤレスイヤホン本体にSIMカード等の通信制御媒体を内蔵することにより、仮想現実コンテンツまたは拡張現実コンテンツ等のストリーミング映像を楽しむことができる。
第18の構成に係る音響再生装置は、第3の構成において、
前記ワイヤレスイヤホンが、書き込み可能なメモリー部をさらに備え、
前記クレードルに前記ワイヤレスイヤホンが収納された状態で、前記データ転送ポートを介して前記メモリー部への書き込みが可能である。
この構成によれば、例えば、ワイヤレスイヤホンのファームウエアをバージョンアップする場合のように、比較的容量の大きいデータ転送が必要な場合に、クレードルのデータ転送ポートを介して、ワイヤレスイヤホンのメモリー部を短時間で更新することが可能となる。
以下、本発明のより具体的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1実施形態の音響再生装置を構成するワイヤレスイヤホンとクレードルの外観図である。図2は、第1実施形態のワイヤレスイヤホンとクレードルの断面図である。図3は、第1実施形態の音響再生装置の機能的な構成を示すブロック図である。
本実施形態の音響再生装置は、図1に示すように、ワイヤレスイヤホン1とクレードル50とを備えている。ワイヤレスイヤホン1は、プレーヤー(図3の例ではスマートフォン80)と無線通信で接続され、音楽等を再生する。クレードル50は、ワイヤレスイヤホン1を持ち運ぶ際に収納するケースであると共に、ワイヤレスイヤホン1を充電することができる。
本実施形態の音響再生装置は、クレードル50がタッチパネル(タッチパネル式ディスプレイ)51を備えている点が一つの特徴である。本実施形態の音響再生装置では、ワイヤレスイヤホン1をクレードル50に格納すると、ワイヤレスイヤホン1に蓄積されているデータをクレードル50のタッチパネル51に表示させたり、タッチパネル51をGUIとして利用して、ワイヤレスイヤホン1の各種設定を行ったりすることが可能である。これにより、ユーザは、スマートフォン80を使用しなくても、クレードル50を利用してワイヤレスイヤホン1から有益なデータを得たり、ワイヤレスイヤホン1の設定操作をしたりすることができる。
図1は、本実施形態のワイヤレスイヤホン1とクレードル50の外観図の例を示す。左図は、ワイヤレスイヤホン1の格納前、右図は格納後の形態を示す。左耳用ワイヤレスイヤホン1aと右耳用ワイヤレスイヤホン1bは各々バッテリーが内蔵されているが、バッテリーの残量が少なくなった場合、充電する必要がある。クレードル50は、内部に左耳用ワイヤレスイヤホン用スペース58aと右耳用ワイヤレスイヤホン用スペース58bが設けられており、充電時は、左耳用ワイヤレスイヤホン1aを左耳用ワイヤレスイヤホン用スペース58aに、右耳用ワイヤレスイヤホン1bを右耳用ワイヤレスイヤホン用スペース58bに、それぞれ格納することができる。クレードル50の上部には、開閉式のトップカバー52が設けられており、埃や水分が侵入することを防いでいる。クレードル50の正面にはタッチパネル51が設けられている。
従来は、ワイヤレスイヤホンの各種設定操作を行う場合には、スマートフォンやスマートウォッチ等をワイヤレスイヤホンに接続し、これらの機器を介して設定操作指示を入力していた。本実施形態の構成によれば、ユーザは、タッチパネル51を使用して様々なメニューを呼び出して画面上でタッチ操作を行うことによって、スマートフォンやスマートウォッチが無くても、ワイヤレスイヤホン1の設定操作を行うことができる。例えば、ワイヤレスイヤホン1の音響特性の設定や、ワイヤレスイヤホン1の外部モニター機能の設定等を行うことができる。なお、設定操作の詳細については、後の実施形態で説明する。
図2は、ワイヤレスイヤホン1aとクレードル50の内部構造の例を示す。左図は、左耳用ワイヤレスイヤホン1aの格納前、右図は格納後の形態を示す。なお、図2には、左耳用ワイヤレスイヤホン1aを例示し、以下の説明も左耳用ワイヤレスイヤホン1aについてのみ行うが、右耳用ワイヤレスイヤホン1bも同様の構造を有する。
左耳用ワイヤレスイヤホン1aには円形の音響スピーカー2が内蔵され、コイン型バッテリー5が同芯上に配置されている。PCB4にはプロセッサー回路やメモリー回路等が搭載される。マイクロホン6は音声入力用や外部モニター用として使用される。センサーユニット7は、加速度センサー、ジャイロセンサー、心拍センサー等で構成されている。ワイヤレスイヤホン1のマルチファンクションボタン8を押すことによって、ワイヤレスイヤホン1のON/OFFやスマートフォン80との接続、ボリューム調整等を行うことができる。
プリント基板(PCB)4の下部には、USBのType−C(登録商標)コネクタ3が設けられている。ワイヤレスイヤホン1をクレードル1内に押し込むと、Type−Cコネクタ3がクレードル50のType−Cコネクタ53に接続される。クレードル50の内部には、プリント基板54およびバッテリー55が設けられている。バッテリー55は、USB端子(図示せず)を通して外部のAC電源等から充電される。ワイヤレスイヤホン1a,1bはクレードル50とBluetoothで通信することによって、ワイヤレスイヤホン1のセンサーで取得したデータを、ディスプレイ51にリアルタイムで表示することも可能である。
Type−Cコネクタ53を使用することにより、ワイヤスイヤホン1やクレードル50に異物混入によってショートが発生した場合でも、USB Type-Cの充電規格に定義された専用ICによる充電側と充電される側の認証技術によって異常検出が可能であるため、安全性を向上させることができる。またUSBは世界統一規格であり、幅広く使用されているこ
とから、多種多様なバッテリー機器と接続することが可能であることから、ユーザの選択範囲が広い。最近モバイル機器の充電に関する安全認証団体MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)が立ち上げられ、MCPCによる安全を確保する回路が施されているかを見極める認証制度も実施されている。認証合格製品には認証マークが付与され、粗悪品との区別を容易に識別することが可能である。USBは統一規格品のため、コネクタそのものの信頼性が高く、認証試験においても安全回路が実証出来れば、製品の安全性は高く評価され、認知されることになる。
図3は、本実施形態に係る音響情報端末装置の機能的な構成要素を示すブロック図である。ワイヤレスイヤホン1は、スピーカー2、マイクロホン6、センサーユニット7、USB Type−Cのコネクタ3、コインバッテリー5、マルチファンクションボタン8、GPS9、LED10、プロセッサー回路11を備えている。プロセッサー回路11の内部には、コーデック用エンコーダー部21、メモリー部22、Bluetoothモジュール23、センサー信号処理部24、イコライザー処理部25、モニター信号調整部26を備えている。クレードル50は、タッチパネル51、バッテリー55、USB端子57、ログデータ処理部56を備えている。スマートフォン80とワイヤレスイヤホン1は、コネクタ3でデータを送受信することができる。
以上のとおり、本実施形態にかかる音響再生装置は、クレードル50がタッチパネル51を備えたことが一つの特徴である。タッチパネル51は、ワイヤレスイヤホン1のGUIとして用いることができるので、スマートフォン80を使用しなくても、ワイヤレスイヤホン1を操作することが可能である。クレードル50は、ワイヤレスイヤホン1の収納ケースでもあるので、ワイヤレスイヤホン1と共にユーザが常時携帯するものである。クレードル50にワイヤレスイヤホン1のGUIとしてのタッチパネル51を設ければ、ユーザに、ワイヤレスイヤホン1をクレードル50に収納することを習慣付けさせることもできる。これにより、ワイヤレスイヤホン1の紛失を防止できるという効果も得られる。
プロセッサー回路11のメモリー部22をフラッシュメモリー等の書き換え可能な記録装置で構成することで、ワイヤレスイヤホン1のファームウエアのバージョンアップが可能となる。ワイヤレスイヤホンのファームウエアを無線通信によって書き換えることは、単なるバグ修正のようにデータ量が少ない場合は可能であるが、新たな機能を追加する場合等のように書き換えるファームウエアのデータ量が大きい場合は、無線通信ではデータ転送速度や容量が限られる。このため、無線通信でのみファームウエアのバージョンアップが可能な構成の場合は、機能追加も限定的になるという欠点がある。これに対して、本実施形態のように、クレードル50とワイヤレスイヤホン1との間をUSP Type−Cのコネクタ3で接続可能な構成とすれば、あらかじめクレードル50のメモリー(図示せず)にファームウエアをダウンロードしておくことにより、ワイヤレスイヤホン1をクレードル50に収納することにより、クレードル50からワイヤレスイヤホン1のメモリー部22へファームウエアを読み込んで、ファームウエアのバージョンアップをすることができる。なお、クレードル50のメモリーへのファームウエアの読み込みは、USB端子57をPC等に接続することによって行うことができる。
なお、クレードル50を介してファームウエアをバージョンアップする以外に、ワイヤレスイヤホン1のUSB Type−Cコネクタ3を使用して、PC等にワイヤレスイヤホン1を直接接続してPCからファームウエアをダウンロードすることも可能である。
以上のように、ワイヤレスイヤホン1は、USB Type−Cコネクタ3を有することにより、データ容量の大きいファームウエアを短時間で読み込んでバージョンアップすることが可能である。例えば最近は、AI(Artificial Intelligence)と呼ばれる、より高度な音声認識システムや自動翻訳機能等の学習機能をイヤホンのプロセッサー回路11で処理することが期待されている。本実施形態の構成は、将来のAI新機能や生体信号の処理機能等を追加する際にも有効である。
例えば、ワイヤレスイヤホン1にAI機能を持たせた場合、クレードル50にスピーカー(図示省略)を設ければ、クレードル50をAIスピーカーとして利用することも可能である。AIスピーカーとは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントを利用可能なスピーカーであり、最近は、インターネットを介した音楽鑑賞、検索サービスの利用、買い物等の様々な用途に広く用いられている。この構成によれば、ワイヤレスイヤホン1のAI機能からの出力(例えば、AIからの情報提供、アドバイス、音楽等)を、ワイヤレスイヤホン1の装着者だけでなく、周囲の友人や家族も聞くことができる。また、クレードル50は持ち運びが可能であるため、据え付け式のAIスピーカーとは異なり、屋外や車内等の様々な場所で、ワイヤレスイヤホン1のAI機能を利用することができるという利点もある。
また、この場合、クレードル50にスピーカーだけでなく、マイクロホン(図示省略)を設ければ、ワイヤレスイヤホン1の利用者以外が、クレードル50のマイクロホンを介して、AI機能へ音声で指示を出すことも可能となる。
また、ワイヤレスイヤホン1はディスプレイを備えていないので、ワイヤレスイヤホン1に蓄積されたデータを目視で確認したり、設定内容を見ながら変更したりする場合には、従来は、スマートウォッチやスマートフォン等のディスプレイ端末が必要とされることがあった。これに対して、本実施形態にかかる音響再生装置によれば、そのようなディスプレイ端末は不要であるため、デバイス間の連携を簡素化することができ、ユーザの経済的な負担も軽減できる。
なお、タッチパネル51をGUIとして用いたワイヤレスイヤホン1の操作は、ワイヤレスイヤホン1をクレードル50に収容せずに、耳に装着した状態においても可能である。この場合は、ワイヤレスイヤホン1とクレードル50とは、Bluetooth経由で通信を行う。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態について以下に説明する。なお、第1の実施形態において説明した構成と同じ機能を有する構成については、同じ参照符号を付記し、その詳細な説明は省略する。後述する各実施形態においても同様とする。
図4および図5は、第2実施形態のクレードル50のタッチパネル51の表示の一例である。左図は、フィットネスログデータのメニュー画面60、右図はメニューで選択されたログデータをグラフ化して表示するグラフ表示画面61である。
本実施形態において、センサーユニット7は、加速度センサー、ジャイロセンサー、心拍センサー等を有している。センサーユニット7で取得されたデータは、プロセッサー11のセンサー信号処理部24に取り込まれて処理され、メモリー部22に蓄積される。これにより、ユーザがワイヤレスイヤホン1を装着して運動すると、運動に関するデータ(例えば、歩いたまたは走った距離、歩数、速度、消費カロリー、心拍数等)をメモリー部22に蓄積することができる。
本実施形態では、ワイヤレスイヤホン1がクレードル50に格納されると、メモリー部22に蓄積されたデータがコネクタ3経由でクレードル50へ転送され、ログデータ処理部56がこれを受け取る。ログデータ処理部56は、ワイヤレスイヤホン1のメモリー部22から転送されたデータを処理してグラフ等を生成し、タッチパネル51へ表示する。
なお、センサーユニット7およびメモリー部22は、左耳用ワイヤレスイヤホン1aおよび右耳用ワイヤレスイヤホン1bのいずれか一方のみに設けても良いし、両方に設けても良い。
センサーユニット7およびメモリー部22を、左耳用ワイヤレスイヤホン1aおよび右耳用ワイヤレスイヤホン1bの両方に設けた場合、左耳と右耳のそれぞれからセンサーデータが取得され、メモリー部22に蓄積される。また、この場合は、クレードル50にワイヤレスイヤホン1が格納されると、左耳用ワイヤレスイヤホン1aのメモリー部22と右耳用ワイヤレスイヤホン1bのメモリー部22のそれぞれから、クレードル50のログデータ処理部56へデータが送られる。これにより、ログデータ処理部56が、左右の耳のログデータの処理結果を別々に表示させることもでき、身体の機能やバランスの変化をモニターすることができる。勿論、両方のワイヤレスイヤホンを常時装着するのは抵抗がある場合は、左右どちらか片方のワイヤレスイヤホンの装着であっても同様の効果が期待できる。
図4の例では、タッチパネル51において、左図に示すように、ユーザが距離(distance)をタッチ操作によって選択すると、右図に示すように、タッチパネル51の表示が、ログデータ処理部56の処理結果として、走行距離のグラフを表示するように切り替わる。グラフの横には、今日の走行距離、所定期間内の最長走行距離、平均走行距離が数値(テキスト)で表示されている。
また、図5に示す例では、左図に示すように、ユーザが心拍数(Heart Rate)を選択すると、右図に示すように、タッチパネル51の表示が、心拍波形を表示するように切り替わる。心拍波形の横には、現在の心拍数、所定期間内の最大心拍数、平均心拍数が、テキストとして表示されている。ユーザがワイヤレスイヤホン1を装着中であっても、ワイヤレスイヤホン1とクレードル50との間はBluetoothで接続できるので、センサー信号処理部24の出力をリアルタイムで表示することができる。例えばワイヤレスイヤホン1で音楽を聴きつつヨガで運動しながらでも、タッチパネル51に表示された画面で自分の体の現状を把握することができる。図5では、左耳または右耳から検出した生体データを表示しているが、左耳と右耳の両方の検出データを比較して表示することも可能である。左右の検出データを比較することによって、身体の機能やバランスの変化をモニターすることができる。
なお、心拍数を検出する方法としては、心拍センサー以外に、血管の脈動に伴う皮膚または鼓膜部分の振動によって生じる空気の振動を検出できるマイクロホンを用いて、マイクロホンと振動源とを閉じた状態にして脈動性信号を検出する測定器を利用することも可能である。
図6は、第2実施形態のワイヤレスイヤホンとクレードルのブロック図である。図6で示したブロック図の機能の一例について説明する。ユーザが「今日の健康状態は?」と音声で質問すると、マイクロホン6が音声を検出し、プロセッサー11が音声認識後、メモリー部22及びクレードル50のログデータ処理部56に蓄積された過去データと、センサーユニット7から検出されたリアルタイムデータとを比較した計算結果をユーザに対してスピーカーでメッセージを伝達する。例えば「もう少しリラックスしましょう」と音声で適切なアドバイスをすることができる。またユーザが長距離をランニング中の場合は、GPS9による位置情報と走行距離を算出した結果、目的地までの距離やラップタイム、体調などを音声で伝達することもできる。
以上のとおり、本実施形態の音響再生装置によれば、ワイヤレスイヤホン1のセンサーによって取得された運動情報や生体情報の分析結果を、充電時またはリアルタイムで、クレードル50のタッチパネル51に表示させることができる。
従来、ウエアラブル端末としてのスマートウォッチであって、ユーザの手首から心拍センサーで心拍数を検出し、GPS機能を使って走行距離や消費カロリーを検出し、それらの検出結果を文字盤ディスプレイにリアルタイムを表示するものはあった。ただし、このようなスマートウォッチの場合、過去のトレーニング履歴を確認する場合は、スマートウォッチをスマートフォンに転送する必要があった。これに対して、本実施形態にかかる音響再生装置は、スマートフォンを必要とせずに、過去のデータやその分析結果を確認することができる。
また、本実施形態において、ログデータ処理部56の処理結果に応じたアドバイスをクレードル50のタッチパネル51に表示出力する際に、有名なアスリート等の画像が表示されるようにしても良い。また、アドバイスをクレードル50のスピーカーから出力する際に、有名なアスリート等の声で再生するようにしても良い。これにより、運動を継続するためのモチベーションを向上させることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態の音響再生装置について、以下に説明する。本実施形態にかかる音響再生装置は、ユーザがワイヤレスイヤホン1を装着した状態でクレードル50のタッチパネル51を操作することにより、ワイヤレスイヤホン1の周波数特性を設定することができる。
図7は、クレードル50のタッチパネル51の表示例である。この例では、オーディオのイコライザー特性を調整するためのメニュー70が、タッチパネル51にGUI表示されている。各周波数のレベルを、メニュー70内に表示されるスライドバーに指でタッチして上下にスライドさせて動かすことによって、イヤホン1の周波数特性を好みに応じて設定することができる。なお、この例では、RチャンネルとLチャンネルの両方を同時に設定する場合を図示しているが、各チャンネルを別々に設定することも可能である。
図8は、図3に示した機能的ブロックの内、上記の周波数特性を設定する処理に関与するブロックを抜き出して示したものである。言い換えれば、本実施形態の機能を実現するだけであれば、図3に示した機能ブロックの内、図8に示されていない機能ブロックを省略することができる。
ユーザがクレードル50のタッチパネル51を操作すると、操作に応じた指示が、クレードル50とワイヤレスイヤホン1との間のBluetooth接続を介して、プロセッサー回路11のイコライザー処理部25へ送られる。なお、タッチパネル51とイコライザー処理部25との間の通信には、エンコーダー21、メモリー部22、およびBluetoothモジュール23等も関与しているが、図8においてはその図示は省略されている。イコライザー処理部25は、指示にしたがって各周波数帯域のレベルを変更し、変更後の周波数特性にしたがった再生音をスピーカー2に出力する。なお、このときの再生音の音源は、プレーヤー80から供給されたものであっても良いし、メモリー部22に格納されていたものであっても良い。
以上のとおり、本実施形態においては、ワイヤレスイヤホン1を耳に装着した状態でクレードル50のタッチパネル51を操作することにより、ワイヤレスイヤホン1のスピーカー2からの再生音を聞きながら、ワイヤレスイヤホン1のイコライザー特性を調整することができる。
なお、上記の説明においては、ユーザがワイヤレスイヤホン1を耳に装着して再生音を聞きながらイコライザー特性を調整する例を説明したが、クレードル50内にワイヤレスイヤホン1を格納した状態で、イコライザー特性を調整することも可能である。
なお、本実施形態にかかる構成は、ワイヤレスイヤホン1を補聴器として使用する形態に応用することができる。すなわち、上記の説明においては、ワイヤレスイヤホン1でオーディオを再生する際の周波数特性の設定を例示したが、ワイヤレスイヤホン1がマイクロホン6(図2、図3参照)を備え、マイクロホン6から外部音を取り込んで再生する構成とすれば、ワイヤレスイヤホン1を補聴器として使用することができる。
なお、聞こえにくい周波数帯域の分布は人によって異なるので、従来の補聴器は、使用者が補聴器の専門店(取扱店)に行き、専門家に調整をしてもらう必要があった。本実施形態の構成によれば、ワイヤレスイヤホン1を装着した利用者が、マクロホン6から取り込んだ外部音の再生を聞きながら、クレードル50のタッチパネル51を操作して再生音の周波数特性を調整することができる。すなわち、図7に示したタッチパネル51の表示画面において、利用者が、それぞれの周波数帯域毎に、外部音の再生音が聞き取れる音圧になるように、調整を行う。これにより、補聴器の専門店等へ行かなくても、利用者が自分で補聴器の調整を容易に行うことが可能となる。
また、音声テストツール(ソフトウェア)を準備し、クレードル50を介してこの音声テストツールをワイヤレスイヤホン1のメモリー部22へダウンロードし、ワイヤレスイヤホン1のプロセッサー回路11で実行するようにすれば、例えば、定期的なテストや微調整等を利用者自らが手軽に行うことも可能となる。
[第4の実施形態]
図9は、第4実施形態のクレードルとタッチパネルの表示例であり、音楽再生レベルと外部モニターの音圧比のレベル調整メニュー71を表示している。ユーザはタッチパネル51で、音楽再生レベルおよび外部モニタリングレベルを指で左右にスライドさせて動かすことによって、好みに応じた音圧比で視聴することができる。例えば、屋外を歩行する場合は、安全性のために音楽60%、モニタリング40%に設定し、室内では音楽90%、モニタリングを10%に設定する等、ユーザの行動や環境に応じて音圧比を設定することができる。音楽を再生しない場合は、音楽レベルをOFF、外部モニタリングレベルのみONにすれば、ワイヤレスイヤホン1を補聴器として使用することができる。勿論、左耳と右耳で異なった聴力、特性を補うために左耳と右耳を別々に設定することができる。
図10は、図3に示した機能的ブロックの内、上記の音圧比を設定する処理に関与するブロックを抜き出して示したものである。言い換えれば、本実施形態の機能を実現するだけであれば、図3に示した機能ブロックの内、図10に示されていない機能ブロックを省略することができる。
ユーザがクレードル50のタッチパネル51を操作すると、操作に応じた指示が、クレードル50とワイヤレスイヤホン1との間のBluetooth接続を介して、プロセッサー回路11のモニター信号調整部26へ送られる。なお、タッチパネル51とイコライザー処理部25との間の通信には、エンコーダー21、メモリー部22、およびBluetoothモジュール23等も関与しているが、図10においてはその図示は省略されている。モニター信号調整部26は、指示にしたがって音楽再生レベルと外部モニタリングレベルとの比率を変更し、変更後の音圧比にしたがった再生音をスピーカー2に出力する。なお、このときの再生音の音源は、プレーヤー80から供給されたものであっても良いし、メモリー部22に格納されていたものであっても良い。
以上のとおり、本実施形態においては、ワイヤレスイヤホン1を耳に装着した状態でクレードル50のタッチパネル51を操作することにより、ワイヤレスイヤホン1のスピーカー2からの再生音を聞きながら、ワイヤレスイヤホン1のイコライザー特性を調整することができる。
なお、上記の説明においては、ユーザがワイヤレスイヤホン1を耳に装着して再生音を聞きながら、音楽再生レベルと外部モニタリングレベルとの比率を調整する例を説明したが、クレードル50内にワイヤレスイヤホン1を格納した状態で調整を行うことも可能である。
[第5の実施形態]
図11は、第5実施形態のワイヤレスイヤホンとヘッドマウントディスプレイの概念図である。本実施形態は、ヘッドマウントディスプレイ100にさらに備えた映像音響再生装置に関するものである。
右耳用ワイヤレスイヤホン1bのUSB端子とヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」と略称する。)100のUSB端子をUSBケーブル101で接続することで、ワイヤレスイヤホン1bに蓄積された映像情報をHMD100で視聴することができる。HMDの映像処理回路はワイヤレスイヤホン1bの筐体内に構成されている。映像データはメモリーカード102に保存することもできる。すなわち、ワイヤレスイヤホン1は、メモリーカード102を装着するスロットを有している。
また、ワイヤレスイヤホン1は、SIMカード103を内蔵するスロットも有している。SIMカード103を装着することにより、電話通信も可能となるだけでなく、映像と音声のストリーミング再生も可能になる。図11では、VR(Virtual Reality)用のHMD100を例示しているが、AR(Augmented Reality)用のHMD100を用いることも可能である。左右のワイヤレスイヤホン1a・1bはBluetoothで接続されているので、左右のイヤホンのどちらかにUSBケーブル101を接続すれば、ステレオ音声で視聴できる。ユーザは、片側のワイヤレスイヤホン1個でHMD100の映像に対応する音響を聞くことができるので、外出時等に外部の音も同時に聞きたい場合は、片側のワイヤレスイヤホン1個のみを装着するようにすれば良い。このような状態で、AR用HMDでARコンテンツを安全に楽しむことができる。もちろん両方のイヤホンをHMDに接続してもよいし、メモリーカード102およびSIMカード103を左右いずれか一方のワイヤレスイヤホン1に内蔵してもよい。
図12は、第5実施形態のワイヤレスイヤホン1とヘッドマウントディスプレイ100のブロック図である。ワイヤレスイヤホン1は、通信部103(例えばSIMカード)と、メモリー部102(例えばメモリーカード)とをさらに備えている。なお、図12においては図示を省略しているが、本実施形態のワイヤレスイヤホン1においても、図3等で示した機能ブロックは存在する。
HMD100は、ディスプレイ部105、ディスプレイ駆動部106、HMD姿勢検出用センサー107で構成される。ワイヤレスイヤホン1とHMD100は、USBケーブル101で接続される。ストリーミングの映像データと音声データが通信部103より入力され、メモリー部102に蓄積される。プロセッサー回路11は映像及び音声データをデコードする。映像データは、USBケーブルを介してHMD100へ転送され、ディスプレイ駆動部106が映像データに応じてディスプレイ部105の表示を制御する。音声はスピーカー2に出力される。HMD姿勢検出用センサー部107はユーザの姿勢を検出し、その検出情報はUSBケーブル101を経由してプロセッサー回路11に送られる。プロセッサー回路11ではユーザの視聴している映像情報と音声情報をレンダリング処理することによって、臨場感の高い映像と音声を再生することができる。バッテリー5はワイヤレスイヤホン部1に内蔵されているが、さらに長時間再生を実現するために、HMD100内に追加のバッテリーが設けられていてもよい。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本明細書で開示する技術について詳細に説明した。しかしながら、本明細書で開示する技術の要旨を逸脱しない範囲で当事者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
1 ワイヤレスイヤホン
2 音響スピーカー
3 TypeCコネクタ
5 コイン型バッテリー
50 クレードル
51 タッチパネル
52 開閉式トップカバー
58 ワイヤレスイヤホン用スペース

Claims (16)

  1. ワイヤレスイヤホンと、前記ワイヤレスイヤホンを収納するクレードルとを備えた音響再生装置であって、
    前記クレードルが、
    前記ワイヤレスイヤホンを充電する充電池と、
    前記ワイヤレスイヤホンの入出力インタフェースとして機能するタッチパネルとを備え
    前記ワイヤレスイヤホンが、ユーザの運動情報および生体情報の少なくとも一方を含むセンサー情報を取得するセンサー部を備え、
    前記クレードルに、前記センサー情報を前記センサー部から受け取り、当該センサー情報に基づく表示を前記タッチパネル上で行うデータ処理部が設けられた、音響再生装置。
  2. 前記ワイヤレスイヤホンが、左耳用イヤホンと右耳用イヤホンとを含み、
    前記左耳用イヤホンと前記右耳用イヤホンとが独立して構成された、請求項1に記載の音響再生装置。
  3. 前記クレードルが、当該クレードルに収納されたワイヤレスイヤホンと接続するデータ転送ポートを備えた、請求項1または2に記載の音響再生装置。
  4. 前記ワイヤレスイヤホンが、マイクを備えた、請求項1〜3のいずれか一項に記載の音響再生装置。
  5. 前記ワイヤレスイヤホンが、現在位置の座標情報を取得する位置取得部をさらに備えた、請求項1〜のいずれか一項に記載の音響再生装置。
  6. 前記ワイヤレスイヤホンが、他の端末との間で音声通話を行う音声通話部をさらに備えた、請求項1〜のいずれか一項に記載の音響再生装置。
  7. 前記ワイヤレスイヤホンが、前記ワイヤレスイヤホンの音響周波数特性を調整するイコライザー処理部をさらに備え、
    前記イコライザー処理部は、前記タッチパネルを介して前記音響周波数特性の設定を受け付ける、請求項1〜のいずれか一項に記載の音響再生装置。
  8. 前記ワイヤレスイヤホンが、前記マイクから取り込んだ外部音を再生する補聴器として機能する、請求項に記載の音響再生装置。
  9. 前記タッチパネルが、左耳用と右耳用の設定を別個に受け付ける、請求項7または8に記載の音響再生装置。
  10. 前記マイクから音声指示を受け付ける、請求項4に記載の音響再生装置。
  11. 前記データ処理部が、前記センサー情報に基づく表示を前記タッチパネルにおいてリアルタイムで更新する、請求項に記載の音響再生装置。
  12. 前記センサー部が、ユーザの左右の耳から前記センサー情報を取得し、
    前記データ処理部が、前記左右の耳から取得された前記センサー情報を、前記タッチパネルにおいて左右を比較可能な態様で表示する、請求項に記載の音響再生装置。
  13. 映像コンテンツを再生可能な再生回路と、前記再生回路で再生した映像データをヘッドマウントディスプレイに転送可能なポートとをさらに備えた、請求項1〜12のいずれか一項に記載の音響再生装置。
  14. 前記映像コンテンツを格納可能な記録媒体を装着するスロットをさらに備えた、請求項13に記載の音響再生装置。
  15. 前記映像コンテンツを受信するための通信制御媒体を装着するスロットをさらに備えた、請求項13または14に記載の音響再生装置。
  16. 前記ワイヤレスイヤホンが、書き込み可能なメモリー部をさらに備え、
    前記クレードルに前記ワイヤレスイヤホンが収納された状態で、前記データ転送ポートを介して前記メモリー部への書き込みが可能である、請求項3に記載の音響再生装置。
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