JP6548439B2 - プラスチック製の包装用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、刻んだ葱等の食品を包装するプラスチック製の包装用容器であって、食品の一部を振り出すことができる包装用容器の構造に関する。
従来、プラスチック製の包装用容器として、特許文献1に開示された包装用容器は、容器本体に被さる蓋体とは別に、蓋体に設けられた窓部を塞ぐ蓋部を備えている。特許文献1の包装用容器では、蓋体の窓部を開けて米や乾物等の食品を取り出すことができる。
食品の取り出し方として、振り出す用に構成された包装用容器が特許文献2に開示されている。特許文献2の包装用容器は、刻んだ乾燥葱を収容する容器であり、ボトル状に形成された包装用容器の上面に口が設けられている。
登録実用新案第3006863号公報 実開昭63−105614号公報
特許文献2の包装用容器に葱を収容する場合、上面の中央に形成された小さな口から入れなければならず、作業が煩雑になってしまう。特に、新鮮な葱である場合、乾燥した葱に比べて包装用容器へ入れる作業は容易ではない。そこで、振出用の包装用容器を特許文献1の包装用容器のように大きな口から葱を入れるように構成すると、取出用の窓部を塞ぐ蓋部と大きな口を覆う蓋体とを別々に製造することになる。これでは、蓋部を蓋体に取り付ける作業が煩雑となり、また製造費用も嵩んでしまう。そこで、窓部を設けた蓋体と、窓部を塞ぐ蓋部とが一体に構成されることが望ましい。
本発明は、刻んだ新鮮な葱等の食品を振り出すことができる包装用容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、底部の上方に口を開けた容器本体と、上記容器本体の口を覆う蓋体と、を備える包装用容器であって、上記蓋体は、第一蓋部と、上記第一蓋部に対して起伏自在に上記第一蓋部と一体に形成された第二蓋部と、を備え、上記容器本体に蓋をした状態で上記第二蓋部を起こすと上記容器本体の口の一部が開くことを特徴としている。上記容器本体が、収容部と、上記収容部と並べて設けられ上記収容部よりも容積を小さく形成して上記容器本体の口の一部を構成する小分け部と、を備え、収容物を入れる空間が上記収容部の内側から上記小分け部の内側までとぎれることなく構成されていて、上記第一蓋部が上記収容部を覆い、上記第二蓋部が上記小分け部を覆う。上記容器本体は上記小分け部の外側に配置された突起部を備え、上記第一蓋部は上記口(上記口の一部を除く。)に嵌る嵌入部を備え、上記第二蓋部は上記突起部が嵌入する受け部を備えて、上記嵌入部が上記口(上記口の一部を除く。)に嵌って上記第一蓋部が上記収容部を塞ぎ、上記突起部が上記受け部に嵌って上記第二蓋部が上記小分け部に被さる。
さらに、本発明の包装用容器は、上記容器本体が、上記収容部と上記小分け部との間に形成され、底部側から口側へ突出する規制部を備えることが望ましい。
本発明によれば、第二蓋部が容器本体の大きな口を覆う蓋体に一体に形成されているので、蓋部を蓋体に取り付ける煩雑さを解消し、また製造費用を低減することが期待できる。さらに、特許文献2の包装用容器で振り出す量を調整することは容易ではないが、容器本体が、収容物を入れる収容部とは別に、収容物の一部を収容部から移して入れることができる小分け部を備えており、適量で振り出すことができる。また、規制部を設けると、収容部の収容物と小分け部に移した一部の収容物とが混ざることを低減できる。これにより振出前に、量の調整が一層容易となる。
本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す平面図である。 本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す正面図である。 本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す背面図である。 本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す左側面図である。 本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す右側面図である。 本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す平面図である。 本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す底面図である。 図7のA−A線に沿った包装用容器の参考端面図である。 本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す斜視図である。 図1のB−B線に沿った収容部の端面図である。 図1のC−C線に沿った収容部の断面図である。 図1のD−D線に沿った小分け部の断面図である。 本発明の第一実施形態の変形例のプラスチック製の包装用容器の端面図である。 本発明の第二実施形態のプラスチック製の包装用容器の平面図である。 (A)及び(B)は本発明の第二実施形態のプラスチック製の包装用容器を示す斜視図である。 (A)及び(B)は本発明の第二実施形態の変形例のプラスチック製の包装用容器を示す斜視図、(C)は(B)のF−F線に沿った端面図である。
図1は本発明の第一実施形態のプラスチック製の包装用容器1を示す平面図であり、収容物として細かく切った葱を包装用容器1に入れる場合を例示して以下説明する。
包装用容器1は、容器本体10と、容器本体10との間にヒンジ部を設けて容器本体10の口を覆う蓋体20と、を備えている。図1では、蓋体20がヒンジ部によって回転して容器本体10の横に配置されて、容器本体10の口が開いた状態を示している。以下、ヒンジ部を、後述する第二蓋部220用のヒンジ部と区別するために、第一ヒンジ部30と呼ぶ。
包装用容器1は、蓋体20を第一ヒンジ部30によって回転させて容器本体10に被せて使用することができ、図2は包装用容器1の斜視図で蓋体20が容器本体10に被さった使用状態を示している。図3は包装用容器1の正面図、図4は包装用容器1の背面図、図5は包装用容器1の左側面図、図6は包装用容器1の右側面図、図7は包装用容器1の平面図、図8は包装用容器1の底面図である。
図9は図7のA−A線に沿った包装用容器1の端面図である。包装用容器1は、内部の収容空間Sが高さよりも図9に一点鎖線で示す水平面Hに沿った縦(図1では矢印L)と横(図1では矢印W)の方向へ広く形成されて、底面側と上面側から把持できるように構成されている。
図10は包装用容器1の蓋体20の一部を成す後述の第二蓋部220を開けた使用状態を示す斜視図であり、包装用容器1は、振り出し用の口(以下、振出口40と呼ぶ。)を周縁に寄せて設けている。包装用容器1は振出口40の近くで葱を小分けできるように構成されている。
容器本体10は、図1に示すように、収容部110と、収容部110と並んで設けられた小分け部120と、を備えている。蓋体20は、収容部110を覆う第一蓋部210と、小分け部120を覆う第二蓋部220と、を備えている。
容器本体10は図1に示すように、平面視で外形を矩形状に構成されていて、収容部110が外形の三つの角を含むように大きく形成され、小分け部120が残りの角に寄せて小さく形成されている。
図11は図1のB−B線に沿った収容部110の端面図である。収容部110は、底部(以下、第一底部111と呼ぶ。)と、第一底部111の周縁部から立ち上がった側部(以下、第一側部112と呼ぶ。)と、を備えている。
第一底部111は、図1に示すように、収容部110の内側で近接して並んだ二本の線で示す周縁部111Aを備えており、周縁部111Aは五角形型に形成されている。周縁部は、縦方向(図1の矢印Lの方向)に延びた長い縁(以下、第一長縁111Bと呼ぶ。)とこれより短い縁(第一短縁111C)、横方向(図1の矢印Wの方向)に延びた長い縁(以下、第二長縁111Dと呼ぶ。)とこれより短い縁(以下、第二短縁111Eと呼ぶ。)と、第一長縁111Bより短く第一短縁111Cより長く斜めに延びた縁(以下、第三長縁111Fと呼ぶ。)とが、連なって形成されている。本例では、第一長縁111Bと第二長縁111Dとが長さを等しく、第一短縁111Cと第二短縁111Eとが長さを等しく形成されている。
第一側部112は、図11に示すように第一底部111の周縁部111Aから上方に延長した側面下部112Aと、側面下部112Aから斜め上へ延長した側面上部112Bと、を備えている。側面下部112Aと側面上部112Bとのつながる部位を、以下、折曲部112Cと呼ぶ。隣り合う第一側部112が第一底部111の隅周辺でつながって収容部110の角部を構成する。
収容部110は、第一底部111と第一側部112の一部を内側へ数mm突出させた凸部(以下、第一凸部130と呼ぶ。)を複数備えている。第一凸部130は、第一底部111から第一側部112の上部に亘って筋状に延びている。複数の第一凸部130は図3や図6に示すように第一側部112でそれぞれ上下に延びて並んでいる。複数の第一凸部130は、図1や図8に示すように第一底部111で交差状に配置されて、葱を載せる面を凹凸状に形成する。
図12は図1のC−C線に沿った収容部110の断面図である。第三長縁111Fと平行に設けられた第一側部112の一部は、第一底部111から折曲部112Cまで延びて、それより上方の部分を成す側面上部112Bが切欠かれた様に、低く構成されている。以下、第一側部112で切欠き状に開いた部分を第一切欠状部140と呼ぶ。第一切欠状部140は、第一底部111に寄せて低い位置に設けられた下縁141と、下縁141の両端から上方へ延びた一対の横縁142とで上方を除いて囲まれている。
第一側部112の側面上部112Bは容器本体10の口を構成する。側面上部112Bは、図11に示すように段部160を備えている。段部160は、傾斜した側面の端から外側へ延長した横壁部161と、横壁部161の端から上方へ延びた縦壁部162と、を備えている。後述する第一蓋部210の嵌入部211が段部160に嵌って、第一蓋部210が収容部110を塞ぐ。
小分け部120は、収容部110の第一切欠状部140の外側に設けられている。小分け部120は、図1に示すように、底部(以下、第二底部121と呼ぶ。)と、第二底部121の周縁部121Aから立ち上がった側部(以下、第二側部122と呼ぶ。)と、を備えている。
第二側部122の高さは収容部110の第一側部112より低く設定されている。第二側部122の上端部が第一側部112の上端部と高さを揃えて、図4に示すように小分け部120の第二底部121は収容部110の第一底部111よりも高い位置に配置される。さらに、小分け部120の第二底部121が収容部110の第一底部111よりも小さく形成されて、小分け部120の容量は収容部110に比べて少量に設定されている。
小分け部120は、外側から内側へ数mm突出させた凸部(以下、第二凸部170と呼ぶ。)を備えている。第二凸部170は、第二底部121から第二側部122に亘って筋状に延びている。複数の第二凸部170が第二底部121で交差状に配置されて、第二底部121は凹凸状の載置面として形成される。
図13は図1のD−D線に沿った小分け部120の断面図である。第二側部122は一部を低く形成されている。本例では、第二側部122の一部が第二底部121から数mm立ち上がる高さに設定されている。小分け部120には、第二側部122の上端部から第二底部121側へ切欠き状に開いた部分(以下、第二切欠状部180と呼ぶ。)が側面に形成されている。
第二切欠状部180は、第二底部121に寄せて設けられた下縁181と、下縁181の両端から上方へ延びた一対の横縁182と、で上方を除いて囲まれている。小分け部120は、第二切欠状部180を収容部110の第一切欠状部140と対向させて、収容部110と並んで設けられている。
収容部110と小分け部120とは、第一切欠状部140と第二切欠状部180との横縁の上端がそれぞれつながっている。さらに、延設部190が収容部110と小分け部120との間で第一切欠状部140から第二切欠状部180まで延びて収容部110と小分け部120とをつないでいる。
延設部190は、図1に示すように、収容部110側の下縁141(図12)から小分け部120側の下縁181(図13)まで延びた延設下部191と、収容部110から小分け部120へ向かう方向に沿って延設下部191の端から上方へ延長し更に収容部110側の横縁142(図12)から小分け部120側の横縁182(図13)まで延びた延設上部192と、を備えている。
延設部190は、収容部110から小分け部120へ通じる、上方に口を開いた断面コ字型の通路として形成されている。容器本体10では、収容部110の内側から小分け部120の内側まで空間Sがとぎれることなく構成されて、葱を収容部110から小分け部120へ移すことができる。
さらに、延設下部191は、図9に示すように、収容部110の第一底部111と小分け部120の第二底部121と平行に形成された二つの平坦部(以下、第一平坦部191Aと第二平坦部191Bと呼ぶ。)を備えている。
収容部110側の第一平坦部191Aと小分け部120側の第二平坦部191Bとは高さを異なるように設定され、さらに上下に位置が重ならないよう横にずらして配置されている。第二平坦部191Bが第一平坦部191Aより高い位置に設けられて、収容部110の第一底部111から小分け部120の第二底部121に亘る領域が階段状に高くなり、底部側から口側へ突出した規制部193を構成する。規制部193は、収容部110から小分け部120へ葱が入ることを規制する。
容器本体10は、収容部110と小分け部120との間の延設部190を含めて、収容部110から小分け部120に亘って広がる一つの大きな口を備えている。容器本体10の口の内、収容部110の第一底部111の上方で開いた部分を収容部110の口部分と呼び、小分け部120の第二底部121の上方で開いた部分を小分け部120の口部分と呼ぶ。
容器本体10は、図1に示すように口の周りに外側へ延長したフランジ部11を備えている。フランジ部11は、収容部110の側面上部112Bから外側へ延長し、さらに小分け部120の第二側部122の上端からも外側へ延長している。さらに、フランジ部11の外形は、縦と横にそれぞれ延びた一対の縁がつながって矩形に形成されている。右側の縦の縁部分が、本実施形態では、第一底部111の第一長縁111Bと平行に配置され、さらに第一ヒンジ部30が設けられる。
容器本体10は、図1に示すようにフランジ部11の一部を上方へ突出させて形成した突起部15を備えている。突起部15は小分け部120の口部分に隣接して設けられていて、突起部15は容器本体10の中央側を臨む側面部15Aを備えている。
第一ヒンジ部30は、断面を円弧状に形成されていて、半円筒状の内面31を上方へ向けて配置されている。第一ヒンジ部30の他方の端が蓋体20につながっていて、第一ヒンジ部30を撓ませて蓋体20を回転させることができる。
蓋体20の第一蓋部210は、収容部110の第一底部111と同様に、五角形状に形成されている。第一ヒンジ部30が、図1に示すように、第一蓋部210の縁の内、第一底部111の第一長縁111Bに対応した部分につながっている。
第一蓋部210は、図9に示すように、収容部110の口部分に嵌る嵌入部211を備えている。嵌入部211は、第一蓋部210を部分的に収容部側へ凹ませて、第一蓋部210の周縁の全体に亘って形成されている。第一蓋部210は嵌入部211のまわりに外側に延長したフランジ部21を備えている。
第一蓋部210は、嵌入部211より内側の中央領域を凹ませて、他の包装用容器1の第一底部111を載せるスッタク用凹部212を備えている。
第二蓋部220は、小分け部120の口部分とその周囲のフランジ部11を覆う。第二蓋部220はヒンジ部(以下、第二ヒンジ部230と呼ぶ。)を介して第一蓋部210と回転自在に連結している。
第二ヒンジ部230は、図1に示すように、第一蓋部210と第二蓋部220との間の平らな面を直線状に貫通した切れ込み(以下、切断部231と呼ぶ。)と、第一蓋部210と第二蓋部220とをつないでいる部分(以下、つなぎ部232と呼ぶ。)と、で構成されている。複数の切断部231とつなぎ部232とが、交互に一列に並んでいる。つなぎ部232の長さは2〜4mmであり、切断部231の長さはつなぎ部232の長さの4〜6倍である。
第二蓋部220は突起部15を受けるように窪んだ受け部240を備えている。第二ヒンジ部230によって、第二蓋部220は第一蓋部210に対して起伏自在に構成されていて、第二蓋部220は容器本体側に倒伏した状態で振出口40を成す小分け部120の口部分に被さる。第二蓋部220が倒伏した状態は突起部15が受け部240に嵌入して維持される。
容器本体10と蓋体20とは、第一ヒンジ部30を含めて、一体に形成されている。材料は限定されものではないが、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂を利用することができる。本実施形態の包装用容器1は、PET等の樹脂製のシート材を成型で熱変形させて製造され、さらに全体を透明に構成されている。成型後の包装用容器1の各部の厚みは、特に限定されるものではないが0.05mm〜1.0mmであり、好ましくは0.1mm〜0.5mmであり、さらに望ましくは0.2mm〜0.4mmである。なお、透明に限らず、透光性を有したり、不透明に構成してもよい。
次に、本実施形態の包装用容器1の使用方法を説明する。葱を包装用容器1に入れるときには、蓋体20を外して包装用容器1の口全体を開ける。収容部110に葱を入れた後、再び蓋をする。第一蓋部210の嵌入部211を収容部110に嵌入させ、容器本体10の突起部15を第二蓋部220の受け部240に嵌入させることで、第一蓋部210が収容部110の口部分を塞ぎ、第二蓋部220が小分け部120の口部分を覆った状態が維持される。
包装用容器1から葱を出すときには、先ず収容部110から小分け部120へ一部の葱を移す。この時、使用者は包装用容器1を掴み、軽く包装用容器1を振り、小分け部120に入った葱の量を確認する。
次に、収容部110の口部分に蓋をした状態で、第二蓋部220を第一蓋部210に対して起こす。これにより、振出口40としての小分け部120の口部分が図10に示すように包装用容器1の端に寄った位置で開く。包装用容器1を掴んで適度に振ると、葱が小分け部120から振り出される。
葱を出した後、第二蓋部220を再び倒し、さらに容器本体10の突起部15を第二蓋部220の受け部240に入れる。これにより、次に葱を出すまで、振出口40は第二蓋部220で覆われる。
本実施形態の包装用容器1は、振出口40を覆う第二蓋部220が容器本体10の大きな口を覆う蓋体20と一体に形成されているので、特許文献1の包装用容器のように蓋部を蓋体に取り付ける煩雑さを解消することができ、製造費用も低減することが期待できる。
本実施形態の包装用容器1は、葱の一部を出す際に、容器本体10に被さる蓋体20の一部を起こして、小さな振出口40から振り出すことができる。葱を取り出すときに蓋全体を容器本体10から外す手間が省け、さらに清潔に使用できる。例えば、容器本体10から葱を箸で取り出す際に箸の付着物が容器本体内の葱に移って葱の新鮮さを損なうことや、直接手で摘まんで手を汚すことを防止できる。
特許文献2の包装用容器は、ボトル状の容器本体が上面の中央に振出用の口を設けているので、使用者が量を調整することは容易ではなかった。本実施形態の包装用容器1は、蓋体20を含めて全体が透明で構成されているので、使用者は収容部110から小分け部120へ移した葱の量を確認できる。葱を振り出す前に、小分け部120で量を調整できるので、便利である。
さらに、振出口40が容器本体10の端に寄せて設けられ、容器本体10は高さに比べて縦と横に広がった掴み易い形に構成されている。よって、使用者が反対側を掴んで軽い動作で容易に葱を振り出すことができる。
特許文献2の包装用容器では、振出用の口を覆う蓋体が容器本体と一体に構成されていて、使用の際に容器本体の傾きの加減で開き度合いが変わるので、蓋体が葱を出す際に妨げになる虞がある。本実施形態の包装用容器1では、つなぎ部232と切断部231とが上記の特定の長さで構成されることで、第二ヒンジ部230が起立維持部として第二蓋部220を起こした状態を維持できる。よって、葱の振出の量に応じて小分け部120の口部分と第二蓋部220との間の開き度合いを調整して振出を行える。
第二ヒンジ部230を、切断部231とつなぎ部232とを交互に一列に並べて構成することで、第二蓋部220を回転させる機能を簡素な構造で実現できる。第一ヒンジ部30のような断面が半円筒状の構造を蓋体20に適用する場合に比べて、ヒンジ部を構成する材料を省くなどの費用の低減も期待できる。
さらに、規制部193が設けられているので、収容部110の葱と小分け部120に移した一部の葱とが混ざることを低減できる。これにより振出前に、量の調整が一層容易となる。
第一蓋部210と第二蓋部220とは容器本体10での固定方法が異なっている。第一蓋部210の嵌入部211は収容部110の口部分の内側に嵌って取り付けられている。水密的に第一蓋部210が収容部110の口を塞いで、外へ水が出ることが防止される。なお、収容部内では、第一底部111が凹凸状に形成されて、葱を浮かせて水を葱の下に溜めることができる。
小分け部側では、第二蓋部220が、小分け部120の外側に配置された突起部15を含めて被さって容器本体10に固定されているので、収容部110に蓋をした状態で、第二蓋部220だけを容易に開けることができる。
本実施形態の包装用容器1は、第二蓋部220を第二ヒンジ部230で回転させて小分け部120の口部分を繰り返し開閉することができ、さらに小分け部120の口部分に蓋をした状態を維持する再封性を備えているので、葱の流出を防止できる。また、特許文献2の包装用容器は、シール材を利用して蓋体を口に当てた状態を維持するが、本実施形態の包装用容器1は、容器本体10の突起部15を第二蓋部220の受け部240に嵌入させて振出口40を覆うことができ、別部材が不要で特許文献2に比べて取扱いが簡単である。
図14は本発明の第一実施形態の変形例の包装用容器1Aの端面図である。図14は蓋体20Aを一点鎖線で表している。容器本体10Aは、小分け部120Aの底部125を収容部110Aの底部115より低い位置に設けて構成されている。包装用容器1Aでは、収容部110Aから小分け部120Aへ葱等の収容物を移し易く構成されている。
図15は本発明の第二実施形態の包装用容器2の平面図である。包装用容器2は、容器本体10Bと、容器本体10Bとの間に第一ヒンジ部30を設けて容器本体10Bの口を覆う蓋体20Bと、を備えている。図15では、容器本体10Bの口が開いた状態を示し、蓋体20Bは第一ヒンジ部30によって回転して容器本体10Bの横に配置されている。
包装用容器2は、蓋体20Bを第一ヒンジ部30によって回転させて容器本体10Bに被せて使用することができる。図16(A)は包装用容器2の斜視図であり、蓋体20Bが容器本体10Bに被さった使用状態を示している。
図16(B)は包装用容器2の蓋体20Bの一部である後述の第二蓋部220Bを起こして振出口40Bを開けた使用状態を示す図である。包装用容器2は振出口40Bを容器本体10Bの周縁に寄せて設けている。
容器本体10Bは、図15に示すように、底部116と、底部116の周縁部から立ち上がった側部117と、を備えている。底部116は矩形型に周縁部を構成して、四つの隅部を備えている。容器本体10Bに蓋をした状態で、振出口40Bは一つの隅部に寄せて配置される。容器本体10Bは、振出口周辺(図15で一点鎖線Eで囲われた領域)では、底部116と側部117の一部が、振出口40Bへ近づくように湾曲して形成されている。
蓋体20Bは容器本体10Bと第一ヒンジ部30を介して一体に形成されている。蓋体20Bは、容器本体10Bの口を覆う第一蓋部210Bと、第一蓋部210Bに起伏自在に形成された第二蓋部220Bを備えている。第二蓋部220Bは、蓋体20Bの一部で構成され蓋体20Bにつなぎ部分を残して、切れ込みを入れて形成されている。
図16(A)に示すように、第一蓋部210Bは、高い部分(以下、高部211Bと呼ぶ。)と、それより低い位置に設けられた部分(以下、低部212Bと呼ぶ。)と、を備えている。
第二蓋部220Bは低部212Bに設けられている。第二蓋部220Bは、脚部221と、脚部221の先端部に設けられ、振出口40Bを塞ぐ閉塞部222とから構成されている。脚部221は、切断部とつなぎ部とで構成された第二ヒンジ部230を介して低部212Bにつながっている。閉塞部222は、脚部221の幅より大きく形成され、略三角形状に外形を形成されている。閉塞部222は内側を高く形成した摘み部224を備えている。
第一蓋部210Bは、図16(B)に示すように第二蓋部220Bを起こした状態を維持する起立維持部を高部211Bに備えている。起立維持部は、高部211Bを部分的に窪ませて形成した一対の溝部260を備えている。溝部260は、第二蓋部220Bを立たせた際に、脚部221の横に位置するように設けられて、閉塞部222が部分的に入って、第二蓋部220Bが起きた姿勢が維持される。
包装用容器2によれば、振出口40Bを開けた状態で、包装用容器2を掴んで適度に振ると、葱等の収容物を出すことができる。この際、振出口周辺では、底部116と側部117とが振出口40Bへ葱を案内するように湾曲しているので、振出を容易に行える。また、第二蓋部220Bが起立維持部で動きを規制されるので、振出を妨げることも防止できる。
図17は第二実施形態の変形例の包装用容器2Aを示す図で、(A)は蓋をした状態の包装用容器2Aを示す斜視図、(B)は振出口40Cが開いた状態の包装用容器2Aを示す斜視図、(C)は(B)のF−F線に沿った包装用容器2Aの端面図である。
包装用容器2Aは第二実施形態と同様に容器本体10Cが小分け部120,120Aを設けずに構成されているが、蓋体20Cが第二実施形態と異なり容器本体10Cから分離して構成されている。
容器本体10Cは、矩形状の底部118と、底部118の周縁から延長した側部(以下、容器側部119と呼ぶ。)とで、構成されている。容器側部119は、四つの側面を形成し、側面の左右の端部が隣りの側面の端部とつながって角部119Aを構成し、各側面が高さを揃えて容器本体10Cの口を形成する。さらに、容器側部119は、口の周りに上端部から延長して形成されていて、蓋体20Cの内側に嵌入する当接部119Bを備えている。
蓋体20Cは、容器本体10Cの口を覆う外形を矩形状に形成された平板部25と、平板部25の周縁部から延長した側部(以下、蓋側部26と呼ぶ。)と、から構成されている。蓋体20Cは、容器本体10Cの外側の部分を成す当接部119Bが蓋側部26の内側に嵌入する外嵌合式に構成されて、容器本体10Cの口と、その周りの容器側部119の上端部の外側とを覆う。
蓋体20Cの平板部25は、上記の第二ヒンジ部230を備えている。蓋体20Cが容器本体10Cに被さった状態で、第二ヒンジ部230が容器本体10Cの一つの角部119Aに寄せて設けられている。ここで、第二ヒンジ部230を境に、容器本体10Cの口の大半を覆う広い側を第一蓋部210Cと呼び、その反対の角部119A側を第二蓋部220Cと呼ぶ。容器本体10Cに蓋をした状態で、第二蓋部220Cを、第一蓋部210Cに対して起こすと、図17(B)に示すように、容器本体10Cの角部119A周辺に、容器本体10Cの口に比べて小さい振出口40Cが開く。
また、第二実施形態と異なり、第二ヒンジ部230が、蓋体20Cの平板部25を成す平らな面を貫通した切断部231とつなぎ部232とが交互に一列に並んで構成され、前述と同様の寸法で切断部231がつなぎ部232より長く構成されている。第二ヒンジ部230によって、第二蓋部220Cの開きの角度を維持することができる。
包装用容器2Aによれば、蓋体20Cを容器本体10Cに被せると、底部118と平板部25との間に高さに比べて縦横へ広がる空間が形成されて葱を入れることができ、第一蓋部210Cを取り付けた状態で第二蓋部220Cを起こして、容器本体10Cの角部119Aに寄せた振出口40Cから振り出すことができる。
使用後、第二蓋部220Cを倒し容器側部119の当接部119Bを蓋側部26の内側に入れると、第二蓋部220Cが再び固定されて、次に使用されるまで容器本体10Cに蓋をした状態が維持される。
本発明の実施形態の包装用容器の収容物は、葱に限定されるものではなく、分けて食する、或いは料理に使用する食材を含み、例えばシラス、粒状、豆類、粉類等などを収容することができる。また、包装用容器は、生鮮食品に限らず、加工した食品、それらを冷凍したもの、また乾燥した食品等を対象として用いてもよい。
第一ヒンジ部30は、第二ヒンジ部230のように、切断部231とつなぎ部232とを上記の所定の間隔で交互に配置した構成に代えてもよい。第一ヒンジ部30が半円筒状に構成されている場合には図1に示すように蓋体20が回転して容器本体10の横の位置に維持されるが、第一ヒンジ部30は切断部231とつなぎ部232とで起立維持部として機能すると、蓋体を任意の角度まで回転させることができ、更にその位置に蓋体を維持することができて、包装用容器の取り扱い性が向上する。
本発明の実施形態の包装用容器では、大きさや寸法の比率等は図示例の構成に限定されるものではない。
1,1A,2,2A 包装用容器
10,10A,10B,10C 容器本体
11,21 フランジ部
15 突起部
110,110A 収容部
111 第一底部
111A 周縁部
112 第一側部
115,116,118,125 底部
117 側部
120,120A 小分け部
121 第二底部
122 第二側部
130 第一凸部
140 第一切欠状部
160 段部
170 第二凸部
180 第二切欠状部
190 延設部
191A 第一平坦部
191B 第二平坦部
193 規制部
20,20A,20B,20C 蓋体
210,210B,210C 第一蓋部
211 嵌入部
220,220B,220C第二蓋部
230 第二ヒンジ部
231 切断部
232 つなぎ部
240 受け部
30 第一ヒンジ部
40,40B,40C 振出口

Claims (7)

  1. 底部の上方に口を開けた容器本体と、上記容器本体の口を覆う蓋体と、を備え、
    上記容器本体は、収容部と、上記収容部と並べて設けられ上記収容部よりも容積を小さく形成して上記容器本体の口の一部を構成する小分け部と、を備えて、収容物を入れる空間が上記収容部の内側から上記小分け部の内側までとぎれることなく構成されており、
    上記蓋体は、上記収容部を覆う第一蓋部と、上記第一蓋部に対して起伏自在に上記第一蓋部と一体に形成されていて上記小分け部を覆う第二蓋部と、を備えて、上記容器本体に蓋をした状態で上記第二蓋部を起こすと上記容器本体の口の一部が開く包装用容器であって、
    上記容器本体は上記小分け部の外側に配置された突起部を備え、
    上記第一蓋部は上記口(上記口の一部を除く。)に嵌る嵌入部を備え、
    上記第二蓋部は上記突起部が嵌入する受け部を備えて、
    上記嵌入部が上記口(上記口の一部を除く。)に嵌って上記第一蓋部が上記収容部を塞ぎ、上記突起部が上記受け部に嵌って上記第二蓋部が上記小分け部に被さることを特徴とする、包装用容器。
  2. 上記容器本体は、上記収容部と上記小分け部との間に形成され、底部側から口側へ突出する規制部を備えることを特徴とする、請求項に記載の包装用容器。
  3. 上記小分け部は上記収容部より浅く形成されることを特徴とする、請求項又は請求項に記載の包装用容器。
  4. 上記第一蓋部と上記第二蓋部との間に第二蓋部用ヒンジ部を備え、
    上記第二蓋部用ヒンジ部は、上記蓋体を貫通する切断部と上記第一蓋部と上記第二蓋部とをつなぐつなぎ部とを交互に配置して構成されることを特徴とする、請求項1から請求項の何れかに記載の包装用容器。
  5. 上記つなぎ部の長さが2〜4mmであり、上記切断部の長さが上記つなぎ部の長さの4〜6倍であり、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂から構成されていることを特徴とする、請求項に記載の包装用容器。
  6. 上記容器本体と上記第一蓋部との間にヒンジ部をさらに設けていることを特徴とする、請求項1から請求項5の何れかに記載の包装用容器。
  7. 上記底部は、上記空間側へ突き出る複数の凸部で形成された凹凸状の面を備えていることを特徴とする、請求項1から請求項6の何れかに記載の包装用容器。
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