JP6548037B2 - 配管の洗浄装置 - Google Patents

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Description

この発明は、配管の内周面に付着したスケール等の付着物を洗浄するための洗浄装置に関し、特に流体の供給を中止することなく配管の洗浄することができる洗浄装置に関する。
配管の洗浄に関して、例えば、ジェットノズルを利用した水圧洗浄が知られる。このような水圧洗浄では、ジェットノズルを洗浄対象の配管に挿入するとともに、ホース等を介してジェットノズルから水や洗浄液を高圧噴射することによって配管内部に付着したスケール等を除去するものである。ジェットノズルを利用することによって、配管を切断することなく洗浄することが可能となる。
特開2006−207266号公報 特開2009−285521号公報
しかしながら、配管の洗浄をおこなう場合、配管内への流体の供給を停止してから洗浄作業をしなければならなかった。例えば、自噴する井戸等に接続された配管を洗浄する場合、流体を止めるためには井戸を埋めなければならず、多大な時間とコストがかかっていた。また、自噴の圧力が高かったり、自噴する流体が高温であったりすると、井戸を埋める作業が非常に危険であるという問題もあった。
この発明は、配管内への流体の供給を停止することなく安全にジェットノズル等の洗浄ノズルを使用した洗浄をおこなうことができる配管の洗浄装置を提供することを目的とする。
この発明は、配管に水密に取付可能な取付部と、洗浄ノズルが挿入されるノズル挿入部と、前記ノズル挿入部を開閉する開閉機構と、を備える配管の洗浄装置であって、前記開閉機構は、前記洗浄ノズルが挿入可能なひとつの開口部を有するとともに前記開口部の開口面積を多段階または無段階に調整可能な開閉弁と、前記開口部に設けられたシール部材とを備え、前記開閉弁により前記開口部を前記洗浄ノズルに密着させることが可能であることを特徴とする。
この発明において、前記シール部材は、可撓性かつ不透液性であってもよい。
この発明において、前記開閉弁の開閉操作をおこなう操作部をさらに設けてもよい。
この発明に係る洗浄装置によれば、ノズル挿入部に開閉面積を調整可能な開閉弁を備えるので、挿入するノズルの径に密着するように開閉弁の開口面積を調整することができる。したがって、配管内の流体が配管外へ流出するのを遮断しつつノズルを挿入することができるから、ノズルを用いた配管洗浄に際して、流体の供給を停止することなく安全に作業することができる。また、配管に供給される流体を止めるための時間とコストを軽減することができる。
洗浄装置の使用状態を示す説明図。 (A)開閉弁の開状態を示す説明図。 (B)開閉弁の閉状態を示す説明図。
この発明の一実施形態における配管の洗浄装置1は、井戸2に取付けられた接続具3を介して配管4に取付けられる。井戸2からは例えば温泉が自噴しており、洗浄時以外の通常の使用時には接続具3を介して配管4に温泉が流れる。
接続具3は、井戸2の噴出口21に接続される上流接続部31と、図示しない浴槽等に連通する配管4の端部41に接続される下流接続部32と、洗浄装置1の取付部11に接続される洗浄装置接続部33とを備える。上流接続部31、下流接続部32および洗浄装置接続部33は、耐圧性を考慮して金属製であることが望ましい。また、噴出口21と上流接続部31、配管4の端部41と下流接続部32、洗浄装置1の取付部11と洗浄装置接続部33は、それぞれ水密に接続することが望ましく、具体的にはボルトおよびナットで互いに接続されるとともに、パッキン等を介在させることもできる。
洗浄装置1は、接続具3を介して配管4に水密に取付可能な取付部11と、洗浄ノズルを挿入するノズル挿入部12と、ノズル挿入部12を開閉する開閉機構13とを備える。ノズル挿入部12は、取付部11と対向して設けられ、ノズル挿入部12と取付部11との間に開閉機構13が設けられる。
図2(A)および(B)を参照すれば、開閉機構13は、ひとつの開口部14を有するとともに開口部14の開口面積を多段階または無段階に調整可能な開閉弁15と、開閉弁15の開閉操作をおこなう操作部16と、開口部14に設けられたシール部材17とを備える。
開閉弁15の開口部14は、そのほぼ中心にひとつ設けられ、この開口部14の開口面積を操作部16を用いて手動で調整することができる。この実施形態において操作部16としてレバーを用い、レバーを回動させることによって開口部14の開口面積を変えることができる。操作部16は、無段階で操作可能であり、無段階で開口部14の開口面積を調整することができる。ただし、操作部16を段階的に操作して、段階的に開口面積を調整することができるものであってもよい。この実施形態では、無段階の調整と、段階的な調整との両方の機能を備えるものである。なお、無段階に調整可能な開閉弁15において、閉状態を維持するために、操作部のロック機構を設けることが好ましい。
開口部14にはシール部材17が設けられる。シール部材17としては、可撓性かつ不透液性の材料を用いることができ、例えば可撓性合成樹脂等が用いられる。このようなシール部材17は、開口部14内側に配設される。
上記のような洗浄装置1において、図2(B)に示したように、配管4の洗浄時以外、すなわち通常の配管使用時において、開閉弁15は閉位置に保持される。この状態において、開口部14はシール部材17によって水密に閉じられており、開口部14は実質的に閉じられている。したがって、開口部14から流体が漏れないように保持することができる。この閉状態から操作部16のレバーを反時計回りに回動させることによって開口部14を開口させることができる。
図2(A)に示したように、操作部16を操作することによって、開口部14が開口する。図示した状態は開口部14が最も大きく開口しているものである。この実施形態において、配管4の洗浄時には図示しない洗浄ノズルを開閉弁15の開口部14に挿入する。なお、洗浄ノズルは、ノズル部にホース等を接続し、このホース等を介して高圧の水または洗浄液が供給される。洗浄ノズルのノズル部からこれら水や洗浄液が噴射されることによって、配管内のスケール等を除去することができる。
配管4の洗浄時において、開口部14は操作部16の操作によって洗浄ノズルの先端が入る程度にわずかに開口させる。すなわち、図2(B)の状態からわずかに開口させた状態にするとともに、洗浄ノズルの先端で開口部14の開口を塞ぐようにする。開口部14にはシール部材17が設けられるので、開口部14と洗浄ノズルとの間がシール部材17によって水密に維持され、これらの間から流体が流出するのを防ぐことができる。
さらに洗浄ノズルを奥に挿入し、配管4内部へノズル部を導く。このとき洗浄ノズルの径に合わせて操作部16を操作し、開口部14が洗浄ノズルに密着するようにする。洗浄ノズルのノズル部は、その径が一定ではなく、部分的に大きくなったり小さくなったりしている。しかし、この実施形態によれば、開口部14の開口面積を調節できるとともに、無段階に変えることがきるので、ノズル部の形状に対応させることができ、開口部14を洗浄ノズルに密着させることができる。また、開口部14の内側にはシール部材17を設けているので、いずれの状態においても開口部14からの流体の漏れを防止することができる。また、さらに洗浄ノズルを配管4の奥に挿入すると、開口部14にはホース等が位置することになるが、この場合にも操作部16を操作し開口部14の開口面積を調節することによって、流体の漏れを防止することができる。
この実施形態によれば、洗浄ノズルを配管4に挿入したときでも、流体が配管外へと漏れることがないので、配管4への流体の供給を停止することなく、配管4内の洗浄が可能である。例えば、地熱発電に用いる配管洗浄の場合、流体の供給を停止することは、発電量の低下を招くことになり望ましくないが、この実施形態のように流体の供給を停止することなく洗浄することが可能となれば、発電量の安定供給にも寄与することができる。また、洗浄作業中に流体が漏れることがないので、作業者が安全に洗浄作業をおこなうことができる。さらに、流体が自噴する井戸等から供給される場合であっても、井戸等を埋める必要がなく、これに要する時間とコストを削減することができる。
この実施形態において、操作部16を手動で操作することとしているが、自動で操作するものであってもよいし、開口部14がノズル部等の形状の変化に追従可能であれば操作部を省くこともできる。
また、安全のため、例えば取付部11と洗浄装置接続部33との間にさらに開閉弁を設けることができる。井戸2の噴出口21と上流接続部31の間、または、配管4の端部41と下流接続部32との間等にも開閉弁を設けることができる。接続具3に三方弁を設けることもできる。
洗浄装置1を構成する各構成部材には、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている、各種の公知の材料を制限なく用いることができる。
1 洗浄装置
3 接続具
4 配管
11 取付部
12 ノズル挿入部
13 開閉機構
14 開口部
15 開閉弁
16 操作部
17 シール部

Claims (3)

  1. 配管に水密に取付可能な取付部と、洗浄ノズルが挿入されるノズル挿入部と、前記ノズル挿入部を開閉する開閉機構と、を備える配管の洗浄装置であって、
    前記開閉機構は、前記洗浄ノズルが挿入可能なひとつの開口部を有するとともに前記開口部の開口面積を多段階または無段階に調整可能な開閉弁と、前記開口部に設けられたシール部材とを備え、前記開閉弁により前記開口部を前記洗浄ノズルに密着させることが可能であることを特徴とする配管の洗浄装置。
  2. 前記シール部材は、可撓性かつ不透液性であることを特徴とする請求項1記載の配管の洗浄装置。
  3. 前記開閉弁の開閉操作をおこなう操作部をさらに設けることを特徴とする請求項1または2記載の配管の洗浄装置。
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