JP6548012B2 - 受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、受信機に関する。
従来、火災報知設備において、受信機から引き出された専用の回線に、固有の識別子が付与された複数の火災感知器が接続されている。火災感知器は、火災を検出した場合に識別子を含む火災検出信号を受信機に送信する。受信機は、火災感知器から供給される火災検出信号に基づいて音響装置を鳴動させることで火災警報を実施する。
また、火災報知設備の施工時や保守点検時に、作業者は受信機や火災感知器等の動作確認を実施する必要がある。例えば、火災感知器の動作確認を実施する場合、作業者は受信機から火災感知器を擬似的に動作させ、火災検出信号の有無を受信機で確認する(特許文献1参照)。
特開2001−118164号公報
しかしながら、従来の受信機には、火災感知器や音響装置の動作試験の種々操作を行う複数の試験スイッチが設けられている。したがって、作業者は、複数の試験スイッチの中から所望の動作試験の項目に対応した上記試験スイッチを操作することにより、所望の動作試験を実施する。このため、動作試験の項目が増加するにつれて試験スイッチの数が増加するため、受信機の操作部の面積が増大し、且つ高コスト化してしまう。また、試験スイッチの増加を抑制するために、複数の試験スイッチの組み合わせで動作試験の項目を選択する方法が考えられる。しかし、この方法では、取扱説明書を参照しながら動作試験の項目に対応した試験スイッチを選択する必要があり操作が煩雑になる場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、試験スイッチの数を削減し、操作の煩雑さを軽減することが可能な受信機を提供することである。
本発明の一態様は、火災等の異常を検出する検出器を監視する防災監視設備の受信機であって、前記受信機に設けられ、前記検出器又は前記受信機の保守点検のための試験の試験項目を選択する操作部と、前記操作部で選択された前記試験項目を示す情報を表示する表示部と、音声案内スイッチと、スピーカと、前記音声案内スイッチの操作に応答して、前記表示部に表示された前記試験項目の内容を案内するための音声データに基づく音声ガイドを前記スピーカから発生させる制御部と、を備え、前記試験項目に関連付けられたタスクコードと音声データとが対応付けられた音声データテーブルを備える記憶部をさらに有し、前記制御部は、前記音声案内スイッチが操作された際に、前記表示部に表示された前記試験項目の前記タスクコードに対応する前記音声データを前記音声データテーブルから抽出することを特徴とする受信器。
以上説明したように、本発明によれば、スイッチの数を削減し、操作の煩雑さを軽減することが可能な受信機を提供することができる。
本実施形態の受信機30の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態の操作パネル33の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態における制御部34の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるタスクコードと機能試験の項目との関係を概念的に示す図である。 本実施形態における表示情報テーブルの一例を示す図である。 本実施形態における音声データテーブルの一例を示す図である。
図1は、本実施形態の受信機30の概略構成の一例を示す図である。
本実施形態の受信機30は、火災等の異常を検出する検出器5を検出回線L1〜Lnに接続して監視する防災監視設備の受信機である。受信機30は、操作部331、表示部330、スピーカ332及び制御部34を備える。操作部331は、受信機30の操作パネル33に設けられ、検出器5や受信機30等の防災監視設備の保守点検のための試験(以下、「機能試験」という。)の試験項目を選択する。表示部330は、操作部331により選択された試験項目を示す情報を表示する。制御部34は、操作部331の音声案内スイッチ50の押下に応答して、表示部330に表示された試験項目の内容を説明するための音声データを音声としてスピーカ332から発生させる。
以下に、本実施形態の受信機について、具体的に説明する。なお、受信機は大きく分類して、P(Proprietary Type)型受信機と、R(Record Type)型受信機に分けられるが、以下では、本実施形態の受信機がP型受信機である場合を例として説明する。
図1に示すように、本実施形態の受信機30は、n(nは整数)階の建物に設置され、火災やガス漏れ等の災害の発生を検知する。そして、受信機30は、検知した災害の発生を建物内の人々に報知する。また、受信機30は、自動火災報知設備の自動点検機能として各種の試験機能を備える。例えば、試験機能としては、検出器5又は受信機30の保守点検のための試験であり、蓄積機能試験、検出器回線障害表示、警報回線障害表示及び検出器5の作動表示灯点灯試験が含まれる。また、試験機能として、規格化された電源等試験(詳細は後述する)、伝路試験、火災表示試験及び予備電池試験を含んでもよい。
蓄積機能試験は、受信機30が検出器5からの災害検出信号を検出してから災害検出信号の検出を一定時間以内継続した場合に、火災警報を出力する動作タイマーをチェックする試験である。検出器回線障害表示は、検出回線Lに障害が発生しているか否か全検出回線Lを一括でチェックする機能である。障害とは、例えば断線である。検出回線Lに障害が発生している場合には、受信機30に備える第1障害表示灯(不図示)が点灯する。警報回線障害表示は、警報回線Mに障害が発生しているか否か全警報回線Mを一括でチェックする機能である。警報回線Mに障害が発生している場合には、受信機30に備える第2障害表示灯(不図示)が点灯する。検出器5の作動表示灯点灯試験は、任意の検出器5に対して作動表示灯が点灯するか否かを確認する試験である。作動表示灯は、各検出器5にそれぞれ備えられている。電源等試験は、受信機30内の各部の電圧計測,外部常用電源(不図示)の電圧計測並びに過負荷保護装置(不図示)の動作状態チェックや記憶装置の状態チェックなどを行なうものである。伝路試験は、回線等の異常検出を行なうものである。火災表示試験は、火災感知器に火災試験コマンドを送出して、火災表示の試験を行なうものである。予備電池試験とは、予備電池(不図示)の電圧をチェックして予備電池が正常であるか異常であるかの検出処理を行なうものである。
検出器5は、建物の各階の天井や壁に配置されている。具体的には、検出器5は、1台又は複数台の検出器5がそれぞれ法定の設置間隔で各階に配置されている。検出器5は、検出回線L(検出回線L1〜Ln)を介して受信機30に接続されている。各々の検知回線L1〜Lnには、任意数の検出器5が並列接続されている。
検出器5は、火災やガス漏れ等の災害を検知する。検出器5は、火災やガス漏れ等の災害を検知すると、災害検出信号を出力する。本実施形態では、検出器5は火災を検知する火災感知器である場合について説明するが、これに限定されない。例えば、検出器5は、中継器でもよいし、発信機でもよい。検出器5は、所定の区画の煙濃度又は温度を検出し、検出した煙濃度又は温度が所定の閾値を超えた場合に火災が発生したと判断する。検出器5は、火災の発生を検知した場合に、火災の発生を示す火災検出信号(災害検出信号)を検出回線Lを介して受信機30に出力する。
地区音響装置6は、建物の各階の壁に配置されている。具体的には、検出器5は、各階の所定の警報区域に配置されている。地区音響装置6は、警報回線M(警報回線M1〜Mn)を介して受信機30に接続されている。地区音響装置6は、警報回線Mを介して受信機30から地区音響信号が供給されることにより警報音を出力する。例えば、警報音はベル音や音声警報である。
受信機30は、受信部31、出力部32、操作パネル33、制御部34及び記憶部35を備える。
受信部31は、各検出回線L1〜Lnを介して検出器5に接続されている。受信部31には、火災を検出した検出器5から火災検出信号が供給される。
出力部32は、制御部34から供給される制御信号に基づいて、地区音響装置6に地区音響信号を出力する。
操作パネル33は、表示部330、操作部331及びスピーカ332を備える。本実施形態の操作パネル(防災監視盤)33について図面を参照して説明する。
図2は、本実施形態の操作パネル33の概略構成の一例を示す図である。
図2に示すように、表示部330は、火災代表灯40、地区表示部41及び表示器42を備える。
火災代表灯40は、検出回線L1〜Lnを介して各地区の検出器5のいずれかから供給される災害検出信号を受信した場合に点滅する。例えば、火災代表灯40は、1色LEDで構成される。
地区表示部41(41(1)〜41(20))は、各検出回線L1〜Lnに対応して設けられている。制御部34は、検出器5から災害検出信号を取得した場合、当該検出器5に接続された検出回線L1〜Lnに対応する地区表示部41を点滅させる。
地区表示部41(41(1)〜41(20))は、検出回線の選択状態を表示する機能を備えている。例えば、地区表示部41(41(1)〜41(20))は、受信機30が災害検出信号を取得した場合、災害検出信号を発報した検出器5の検知区域に対応した地区表示部41(1)〜41(20)を赤色の点滅により表示する。例えば、地区表示部41(41(1)〜41(20))の各々には、赤色のLED(Light Emitting Diode)が備えられている。
表示器42は、機能試験の試験項目を選択する保守操作モードである場合、操作部331により選定された機能試験の試験項目を表示する。例えば、表示器42は、複数の7セグメント表示器を使用した表示器である。
操作部331は、音声案内スイッチ50及び保守操作部51を備える。
音声案内スイッチ50は、表示器42に表示された機能試験の試験項目の内容を音声によりガイダンスする場合に作業者により操作されるスイッチである。作業者により音声案内スイッチ50が押下されると、音声案内スイッチ50は、自身が押下されたことを示す音声案内信号を制御部34に出力する。これにより、表示器42に表示された機能試験の試験項目の内容がスピーカ332から音声で出力される。
保守操作部51は、試験表示スイッチ52、選択スイッチ53及び決定スイッチ54を備える。
試験表示スイッチ52は、受信機30を保守操作モードに移行させる場合に作業者により操作されるスイッチである。試験表示スイッチ52が押下されると、試験表示スイッチ52は、自身が押下されたことを示す機能試験移行信号を制御部34に出力する。
選択スイッチ53は、機能試験の試験項目を選択する場合に作業者により操作されるスイッチである。具体的には、選択スイッチ53が押下されると、選択スイッチ53は、自身が押下されたことを示す選択信号を制御部34に出力する。ここで、選択スイッチ53が押下される毎に表示器42に表示される機能試験の試験項目が変更される。したがって、作業者は、選択スイッチ53を操作しながら表示器42に表示される機能試験の試験項目を確認し、所望の試験項目を選択する。例えば、選択スイッチ53は、番号をインクリメントするアップキー又は番号をデクリメントするダウンキーを備えてもよい。
決定スイッチ54は、操作部331による選択された機能試験を実行する場合に作業者により操作されるスイッチである。選択された機能試験とは、表示器42に表示された機能試験の試験項目である。決定スイッチ54が操作されると、決定スイッチ54は、自身が操作されたことを示す決定信号を制御部34に出力する。これにより、操作部331により選択された機能試験が実行される。
制御部34は、音声案内機能及び表示機能を備える。音声案内機能は、保守操作部51により選択された試験項目の内容をスピーカ332から音声として出力する機能である。表示機能は、操作部331により選定された機能試験の試験項目の情報を表示器42に表示させる機能である。以下、本実施形態における制御部34の音声機能及び表示機能の構成を説明する。図3は、本実施形態における制御部34の概略構成の一例を示す図である。
制御部34は、コード管理部341、表示制御部342、音声制御部343及び試験実施部344を備える。
コード管理部341は、複数の機能試験の中から特定の機能試験を選択する。特定の機能試験とは、作業者により保守操作部51で選択された機能試験である。具体的には、コード管理部341は、機能試験の項目毎に対応付けられたタスクコード中から作業者により保守操作部51で選択された機能試験のタスクコードを選択する。図4は、本実施形態におけるタスクコードと機能試験の項目との関係を概念的に示す図である。例えば、タスクコード「1」は、蓄積機能試験を示し、タスクコード「2」は、検出器回線障害表示を示し、タスクコード「3」は、作動表示灯点灯試験を示す。このように、タスクコードは、機能試験の項目毎に割り当てられた機能試験の項目を示す固有のコードである。例えば、コード管理部341は、試験表示スイッチ52から機能試験移行信号が供給されると、保守操作モードに移行する。そして、コード管理部341は、選択スイッチ53から選択信号を供給される毎にタスクコードの番号を上げ下げ(増減)する。すなわち、コード管理部341は、選択信号を取得する毎に所定の順番でタスクコードの番号を変更する。例えば、選択スイッチ53がアップキー又はダウンキーを備えている場合、コード管理部341は、アップキーが押下されることで選択スイッチ53から選択信号が供給されると、現在選択しているタスクコードに対してインクリメントした番号のタスクコードを新たに選択する。一方、コード管理部341は、ダウンキーが押下されることで選択スイッチ53から選択信号が供給されると、現在選択しているタスクコードに対してデクリメントした番号のタスクコードを新たに選択する。
表示制御部342は、コード管理部341が選択しているタスクコードに対応した表示情報を表示器42に表示させる。例えば、表示制御部342は、コード管理部341が選択しているタスクコードに対応した表示情報を記憶部35に記憶されている表示情報テーブルから取得する。図5は、本実施形態における表示情報テーブルの一例を示す図である。図5に示すように、表示情報テーブルは、タスクコード毎に表示情報を対応づけた構造を備える。表示情報とは、表示器42に表示させる情報である。したがって、作業者は、選択スイッチ53を操作しながら表示器42に表示される表示情報を確認することで、選択スイッチ53で選択した機能試験の試験項目を把握することができる。
音声制御部343は、音声案内スイッチ50から供給される音声案内信号を取得すると、コード管理部341が選択しているタスクコードに対応した音声データをスピーカ332から出力させる(音声ガイド)。例えば、音声制御部343は、音声案内スイッチ50から供給される音声案内信号を取得するとコード管理部341が選択しているタスクコードに対応した音声データを記憶部35に記憶されている音声データテーブルから取得する。そして、音声制御部343は、音声データテーブルから取得した音声データをスピーカ332に出力する。音声データは、自身が対応付けられたタスクコードが示す試験項目を説明する音声データである。図6は、本実施形態における音声データテーブルの一例を示す図である。図6に示すように、音声データテーブルは、タスクコード毎に音声データを対応づけた構造を備える。例えば、音声制御部343は、音声案内スイッチ50から供給される音声案内信号を取得した際に、コード管理部341が選択しているタスクコードが「1」である場合、「一般感知器の蓄積機能を試験します。」という音声をスピーカ332から出力させる。例えば、音声制御部343は、音声案内スイッチ50から供給される音声案内信号を取得した際に、コード管理部341が選択しているタスクコードが「2」である場合、「検出器回線の障害を表示します。」という音声をスピーカ332から出力させる。例えば、音声制御部343は、音声案内スイッチ50から供給される音声案内信号を取得した際に、コード管理部341が選択しているタスクコードが「3」である場合、「検出器の作動表示灯を点灯試験します。」という音声をスピーカ332から出力させる。したがって、作業者は、音声案内スイッチ50を操作することで、表示器42に表示される表示情報が示す機能試験を説明する音声をスピーカ332に出力させることができる。これにより、作業者は、表示器42に表示される表示情報が示す機能試験が判らない場合に、表示器42に表示される表示情報が示す機能試験を説明する音声を聞くことで、選択スイッチ53で選択した機能試験の試験項目を把握することができる。
試験実施部344は、決定スイッチ54から供給される決定信号を取得するとコード管理部341が選択しているタスクコードが示す機能試験を実行する。なお、受信機30は、試験実施部344がコード管理部341により選択されたタスクコードが示す機能試験を終了した後も保守操作モードを継続してもよい。すなわち、コード管理部341が選択しているタスクコードが示す機能試験を終了した後、作業者は、再度選択スイッチ53を操作しながら表示器42に表示される機能試験の試験項目を確認し、所望の試験項目を選択することができる。保守操作モードを終了させる場合には、作業者は決定スイッチ54の下にある取消ボタンを操作することで、保守操作モードを終了させることができる。すなわち、受信機30は、作業者により取消ボタンが操作されることでタスクコードを選択できない状態に移行する。
上述の実施形態において、受信機30は、音声案内スイッチ50の押下に応答して、表示部330に表示された試験項目の内容を説明するための音声データを音声としてスピーカ332から発生させる。具体的には、受信機30の制御部34は、音声案内スイッチ50が押下された際に、表示器42に表示された試験項目のタスクコードに対応する音声データを記憶部35に記憶された音声データテーブルから抽出する。制御部34は、抽出した音声データを音声としてスピーカ332から発生させる。これにより、受信機30は、従来の受信機と比較して試験項目毎にスイッチ(試験スイッチ)を配置する必要がないため、操作パネル33の面積の増大を防止し、且つ低コスト化を実現できる。また、受信機30は、表示部330に表示された試験項目の内容を説明するための音声データをスピーカ332から発生させることができるため、取扱説明書を参照しながら試験項目を選択する必要がない。これにより、試験スイッチの数を削減し、操作の煩雑さを軽減することが可能となる。
なお、上述の実施形態において、受信機30は、データ登録モードを備えてもよい。P型の受信機30におけるデータ登録モードでは、回線の種別設定又は空き回線設定を実施することができる。例えば、回線の種別設定は、火報回線種別設定、防排煙回線種別設定及び警報回線種別設定を備える。火報回線種別設定は、複数の回線の中から火報回線を設定するモードである。防排煙回線種別設定は、複数の回線の中から防排煙回線を設定するモードである。警報回線種別設定は、複数の回線の中から警報回線を設定するモードである。空き回線設定は、複数の回線の中から未使用の回線(空き回線)を設定するモードである。したがって、受信機30は、データ登録モードにおいて、現在の設定項目が火報回線種別設定、防排煙回線種別設定、警報回線種別設定及び空き回線設定の中のどの設定項目であるかを示す情報を表示器42に表示させてもよい。また、その際、作業者により音声案内スイッチ50が押下された場合、受信機30は、表示器42に表示された設定項目の内容をスピーカ332から音声で出力する。これにより、受信機30は、表示器42に表示された設定項目の内容をスピーカ332から音声で出力することができるため、取扱説明書を参照しながらデータ登録モードにおける設定項目を選択する必要がない。すなわち、作業者は、表示器42に表示された設定項目が、火報回線種別設定、防排煙回線種別設定、警報回線種別設定及び空き回線設定の中のどの設定項目であるかを取扱説明書を参照しなくても把握することができる。以下に、本実施形態における表示器42に表示させる設定項目の情報の一例を説明する。
例えば、表示器42は、第1表示部と第2表示部とを備える。第1表示部は、複数の7セグLED表示器を備えている。第2表示部は、複数の7セグLED表示器を備えている。例えば、表示器42は、基本設定の情報を表示する場合には第1表示部に「1−」を表示し、詳細設定の情報を表示する場合には第1表示部に「2−」を表示する。例えば基本設定は、回線の種別設定や空き回線設定等である。例えば、詳細設定は、障害音響の有り・無しの設定や警報入力時における音響の有り・無しの設定である。表示器42は、第1表示部に表示した設定の各項目に対応した情報を第2表示部に表示する。例えば、表示器42に火報回線種別設定の情報を表示する場合、第1表示部に「1−」を表示し、第2表示部に「01」を表示する。また、表示器42に防排煙回線種別設定の情報を表示する場合、第1表示部に「1−」を表示し、第2表示部に「02」を表示する。なお、第2表示部に表示する情報は、上記設定項目を識別する識別番号であれば特に限定されない。
R型の受信機30におけるデータ登録モードでは、各回線にどのような感知器又は中継器が接続されているかを設定することができる。すなわち、データ登録モードは、各回線の設置場所を示すアドレスと感知器の識別子との対応関係を設定するモードである。例えば、データ登録モードは、火災感知器を設定するモードMode1、煙感知器を設定するモードMode2、中継器を設定するモードMode3及び地区音響装置を設定するモードMode4の4つの設定モードを備える。したがって、受信機30は、データ登録モードにおいて、表示器42に現在の設定モードが上記4つの設定モードMode1〜4のどの設定モードであるかを示す情報を表示させてもよい。また、その際、作業者により音声案内スイッチが押下された場合、受信機30は、表示器42に表示された設定モードMode1〜4のいずれかの設定モードの内容をスピーカ332から音声で出力する。これにより、受信機30は、表示器42に表示された設定モードMode1〜4のいずれかの設定モードの内容をスピーカ332から音声で出力することができるため、取扱説明書を参照しながら上記設定モードを選択する必要がない。
上述した実施形態における受信機30をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
5 検出器
6 地区音響装置
30 受信機
31 受信部
32 出力部
33 操作パネル
34 制御部
35 記憶部
330 表示部
331 操作部
332 スピーカ
341 コード管理部
342 表示制御部
343 音声制御部
344 試験実施部

Claims (1)

  1. 火災等の異常を検出する検出器を監視する防災監視設備の受信機であって、
    前記受信機に設けられ、前記検出器又は前記受信機の保守点検のための試験の試験項目を選択する操作部と、
    前記操作部で選択された前記試験項目を示す情報を表示する表示部と、
    声案内スイッチと、
    スピーカと、
    前記音声案内スイッチの操作に応答して、前記表示部に表示された前記試験項目の内容を案内するための音声データに基づく音声ガイドを前記スピーカから発生させる制御部と、
    を備え
    前記試験項目に関連付けられたタスクコードと音声データとが対応付けられた音声データテーブルを備える記憶部をさらに有し、
    前記制御部は、前記音声案内スイッチが操作された際に、前記表示部に表示された前記試験項目の前記タスクコードに対応する前記音声データを前記音声データテーブルから抽出することを特徴とする受信機。
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