JP6547788B2 - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本開示は、適切な範囲において検知対象を検知する技術を提供する。
設定部は、少なくとも上記位置情報の送信元の移動端末が位置する道路の属性に基づき、複数の移動端末の存在を検知する範囲である検知対象エリアを、上記位置情報の送信元の移動端末に設定するように構成されている。
このような構成によれば、1つの移動端末に設定される検知対象エリアを、その移動端末の位置する道路の属性に応じて設定することができる。よって、検知対象エリアを道路に応じた適切な範囲とすることが可能となり、このような検知対象エリアを用いることで、適切な範囲で、検知対象である移動端末の存在を検知することができる。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す情報処理システム1は、車載装置11と、携帯端末21と、サーバ31と、を備えるシステムである。車載装置11及び携帯端末21は、サーバ31と通信可能に構成されており、サーバ31に対して多数存在し得る。なお、サーバ31が情報処理装置に相当する。また、移動可能な通信端末である車載装置11及び携帯端末21が、移動端末に相当する。以下、車載装置11及び携帯端末21をまとめて移動端末と記載する。
車載装置11及び携帯端末21は、当該システムの機能を発揮するための専用の装置であってもよいし、他の機能も有する装置の一部として組み込まれていてもよい。例えば、車載装置11はナビゲーション機能やオーディオ機能を有する装置に組み込むことが考えられる。また携帯端末21は、例えば、携帯電話、スマートフォン、腕時計、眼鏡などのように、使用者が持ち歩く装置や、身体に着脱可能な装置とすることができる。
通信部12は、サーバ31との通信を実現するための無線通信デバイスである。通信の方式、規格等は何ら限定されない。例えば、セルラー網などの公衆の移動電話通信網を利用した無線通信や、無線LANを介したインターネットによる通信のような、コンピュータネットワークを利用した無線通信によりサーバ31と通信を行うことが考えられる。また、車載装置11がサーバ31と直接通信を行う構成であってもよい。通信部32はいずれか1つの通信方式による通信が可能に構成されていてもよいし、複数の通信方式による通信が可能に構成されていてもよい。
制御部23は、CPUと、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。
報知部25は、ディスプレイ及びスピーカーの少なくともいずれか一方を備えている。これらは携帯端末21の他の機能を発揮するためのものと共通でもよい。またディスプレイ及びスピーカーと共に、又はそれらに変えて、振動を発生させるバイブレータやヒーターのように、人の触覚、痛覚、温度覚などを刺激する装置を備えていてもよい。報知部25は、上述した装置により携帯端末21の所有者に後述する報知制御を行う。
通信部32は、インターネット等のコンピュータネットワーク、セルラー網などを利用して車載装置11及び携帯端末21との通信を実現するための通信デバイスを備える。なお、通信部12及び通信部22と直接通信を行うように構成されていてもよい。
マッピング部35は、複数の移動端末から取得した位置情報に基づいて、各移動端末の位置を地図上にマッピングする。
次に、情報処理システム1が実行する検知処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。図2では、車載装置11aを特定移動端末として検知対象エリアを設定し、周囲の移動端末を検出する場合について説明する。
S2では、検知対象となる車載装置11bの制御部13、及び、検知対象となる携帯端末21の制御部23は、当該車載装置11b及び携帯端末21の位置を示す位置情報をサーバ31に送信する。この位置情報の送信は、100ms間隔で行われる。
具体的な設定方針の例を挙げる。例えば、(i)車両がある道路を走行中に、ビル等の遮蔽物が存在すれば運転者の視認が阻害される他の道路の領域が存在する場合、特定移動端末がその走行中の道路に位置するときには、上記領域が検知対象エリアとなる。
<検知対象エリアの設定例1>
検知対象エリアの設定方法の具体的な一例を、図3を用いて説明する。
検知対象エリアの設定方法の他の例を、図4を用いて説明する。
図4に示される道路201は、直進する道路202に合流する道路である。道路202は例えば高速自動車国道である。また道路201と道路202の合流地点の前には遮蔽物203が存在しており、道路201を走行する車両204の運転手からは道路202が見づらくなっている。道路201を仮想的に延長した直線と道路202との交点を第1地点211とする。
検知対象エリア205は、車両204の運転者の視界が遮蔽物203によって遮られていたとしても、その範囲内で検知対象を検出すれば、運転者が停止動作を行うことにより車両などとの接触する危険を低減することができる範囲である。
S4では、例えば上述した手法で検知対象エリアを設定することができる。なおS4の処理が、設定部36による処理の例である。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)情報処理システム1では、特定移動端末に設定される検知対象エリアを、その特定移動端末の位置する道路の属性に応じて設定することができる。よって、検知対象エリアを道路に応じた適切な範囲とすることが可能となる。そのため、適切な範囲で、検知対象である移動端末の存在を検知することができ、対象範囲が大きくなりすぎることによる処理負荷の増大や、検知の対象とすべき範囲での検知が行われないことによる危険性の増大、検知の対象とすべきでない範囲での検知に基づく搭乗者への通知を繰り返すことによる通知効果の希釈などを抑制することができる。
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図5に示す情報処理システム51では、サーバ31は天気データベース(以下天気DB)42から天気情報を取得する。天気DB42はサーバ31の外部に配置されており、サードパーティAPIの使用により該当する地域の天気情報を取得する。
例として、晴れのときの天気係数を1.0、雨のときを1.1、雪のときを2.0とする。仮に、時速40km/hで走行中における停止距離を、空走距離11m+制動距離11m=22mとすると、晴れの場合は22m、雨の場合は制動距離に1.1を乗じて約23m、雪の場合は制動距離に2.0を乗じて33mとなる。
なお、天気の情報は天気DB42以外から取得してもよい。例えば、カメラ18の撮影画像から天気を判断してもよい。
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)を奏し、さらに、以下の効果が得られる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
また特定移動端末の属性に応じて、検知対象エリアの設定方法を変化させてもよい。つまり、設定部36は、少なくとも、位置情報の送信元の移動端末が位置する道路の属性と、移動端末の属性と、に基づいて検知対象エリアを設定するように構成されていてもよい。移動端末の属性とは、例えば車載装置、携帯端末というような移動端末の種類とすることができる。属性の取得方法は特に限定されないが、例えば移動端末が位置情報と共にサーバ31に送信することができる。また、サーバ31が予め移動端末の属性を記憶していてもよい。
Claims (10)
- 情報処理装置(31)と、該情報処理装置と通信可能に構成された移動可能な複数の移動端末(11、21)と、を備える情報処理システム(1、51)であって、
前記複数の移動端末それぞれは、当該移動端末の位置を示す情報である位置情報を前記情報処理装置に送信するように構成された送信部(13a、23a)を備え、
前記情報処理装置は、少なくとも前記位置情報の送信元の移動端末が位置する道路の属性に基づき、前記複数の移動端末の存在を検知する範囲である検知対象エリア(105、105a、205、301、303、304)を、前記位置情報の送信元の移動端末に設定するように構成された設定部(36)を備え、
前記情報処理装置及び前記複数の移動端末それぞれの少なくともいずれかは、前記検知対象エリアに存在する前記複数の移動端末を検知するように構成された検知部(39)を備える、情報処理システム。 - 請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記移動端末は、携帯端末である、情報処理システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記移動端末は、移動電話通信網、及び、無線によるコンピュータネットワークの少なくともいずれか一方による無線通信を利用して前記情報処理装置と通信を行うように構成されている、情報処理システム。 - 移動可能な複数の移動端末(11、21)と通信可能に構成された情報処理装置(31)であって、
前記複数の移動端末それぞれから、当該移動端末の位置を示す情報である位置情報を取得するように構成された取得部(34)と、
少なくとも前記位置情報の送信元の移動端末が位置する道路の属性に基づき、前記複数の移動端末の存在を検知する範囲である検知対象エリア(105、105a、205、301、303、304)を、前記位置情報の送信元の移動端末に設定するように構成された設定部(36)と、を備える、情報処理装置。 - 請求項4に記載の情報処理装置であって、
さらに、前記設定部により設定された前記検知対象エリアに存在する前記複数の移動端末を検知するように構成された検知部(39)を備える、情報処理装置。 - 請求項5に記載の情報処理装置であって、
さらに、前記検知部により、前記検知対象エリアにおいて、前記複数の移動端末のうちの少なくとも1つが検知されたときに、該検知対象エリアが設定された移動端末に通知を行うように構成された通知部(38)を備える、情報処理装置。 - 請求項4から請求項6までのいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記設定部は、少なくとも、前記位置情報の送信元の移動端末が位置する道路の属性と、該移動端末の属性と、に基づいて前記検知対象エリアを設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項4から請求項7までのいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記設定部は、少なくとも、前記位置情報の送信元の移動端末が位置する道路の属性と、該移動端末の位置における天気と、に基づいて前記検知対象エリアを設定するように構成されている、情報処理装置。 - 請求項4から請求項8までのいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記設定部は、少なくとも、前記位置情報の送信元の移動端末が位置する道路の属性と、当該設定部が前記検知対象エリアの設定を行う時刻と、に基づいて前記検知対象エリアを設定するように構成されている、情報処理装置。 - 移動可能な複数の移動端末(11、21)と通信可能に構成された情報処理装置(31)を、
前記複数の移動端末それぞれから、当該移動端末の位置を示す情報である位置情報を取得するように構成された取得部(34)と、
少なくとも前記位置情報の送信元の移動端末が位置する道路の属性に基づき、前記複数の移動端末の存在を検知する範囲である検知対象エリア(105、105a、205、301、303、304)を、前記位置情報の送信元の移動端末に設定するように構成された設定部(36)と、して機能させるプログラム。
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